概要
日水コンは1959年設立の水インフラ専門の建設コンサルタントである。上下水道を中心に、河川・砂防などの防災分野も含めた調査・計画・設計・工事監理を主業務とし、官公庁からの受注が売上高の93.5%を占める。2024年10月に東京証券取引所スタンダード市場に上場。連結従業員数737名、2025年12月期の連結売上高は244億円。
水道・下水道・河川の3分野で構成する事業ポートフォリオ
当社グループは建設コンサルティング事業の単一セグメントであるが、業務を水道、下水道、河川その他の3分野に区分している。2025年12月期の分野別売上高は、水道が86億81百万円(前期比5.5%増)、下水道が121億94百万円(同5.2%増)、河川その他が35億37百万円(同4.6%減)であった。下水道分野が全体の約半分を占め、成長のけん引役となっている。河川その他の減少は治水・利水業務の受注減によるが、小水力発電などの新規事業も実施している。
官公庁との強固な関係に支えられた収益基盤
当社グループの売上高の93.5%は官公庁案件から生じており、国や地方公共団体との長期的な信頼関係が事業の安定性を支えている。国の政策策定支援業務にも携わり、制度を熟知していることが強みである。地方公共団体の職員数減少や技術継承の問題が深刻化する中、発注者側のニーズは高まっており、国土強靱化や老朽化対策関連の公共事業費は安定的に推移している。2025年には「第1次国土強靱化実施中期計画」が閣議決定され、事業環境は堅調である。
国内14拠点と海外6拠点に広がる事業網
国内では北海道支所、東北支所、名古屋支所、大阪支所、広島支所、九州支所など主要都市に14の拠点を構え、全国の地方公共団体に対応している。海外では1969年のパキスタン支所開設以来、台北、ジャカルタ、シンガポール、フィリピンなどに拠点を設置。JICAや円借款を通じた東南アジア、インド、アフリカ向けの案件も手がける。子会社にはインドネシアのPT.DACREA Design And Engineering Consultantsや中国の関連会社があり、国際的なプレゼンスを拡大している。
5社の子会社と2社の関連会社から成るグループ体制
当社グループは当社のほか、連結子会社4社(株式会社NSCテック、株式会社イオ、砂防エンジニアリング株式会社、株式会社Rifレックス)と持分法適用関連会社2社(瀾寧管道(上海)有限公司、株式会社ONE・AQITA)で構成される。子会社は業務委託や地理的成長可能性を担い、例えば株式会社イオは水質検査業務、砂防エンジニアリングは砂防分野、RifレックスはウォーターPPPの特別目的会社である。2022年には子会社の水工サービス株式会社を解散している。
業界の中での役割は水インフラ整備における技術コンサルティングの専門企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01官公庁(上下水道・河川等の社会インフラ)主力
国内の中央官庁や地方公共団体から、上下水道や河川・砂防などの社会インフラ整備に関する調査・計画・設計・工事監理等の技術コンサルティング業務を受注している。設立以来の水分野での実績と国の政策策定支援業務への関与により、官公庁との信頼関係を強みとし、売上高の約9割が官公庁案件である。
主要顧客中央官庁、地方公共団体
- 水道部門における調査・計画・設計・工事監理
- 上水道・工業用水道等の施設整備に関する技術コンサルティング業務。
- 下水道部門における調査・計画・設計・工事監理
- 下水道施設の整備・改築に関する技術コンサルティング業務。
- 流域水管理部門(河川・砂防・湖沼等)
- 治水・防災、水利用、水環境に関する調査・計画・設計等。
- 建築部門(上下水道施設)
- 上下水道事業に係る建物の設計・工事監理。
- 機電部門(上下水道施設)
- 上下水道施設の機械・電気設備の設計・工事監理。
- DX部門
- 上下水道事業全般に関わるデジタル技術を活用した業務効率化・高度化支援。
02海外政府機関(東南アジア・インド・アフリカ等)準主力
JICAや円借款を通じて、東南アジア、インド、アフリカ等の各国政府機関から上下水道等のインフラ整備に関するコンサルティング業務を受注している。国内で培った水技術を海外の水インフラ整備に提供している。
主要顧客JICA、各国政府機関
- 海外水インフラの調査・設計・工事監理
- 海外の上下水道整備プロジェクトにおける技術コンサルティング。
03民間事業者(PPP/PFI事業)副次
近年の官から民への流れを受け、PPP/PFI等の官民連携事業に参画している。宮城県上工下水一体官民連携運営事業への参画や、ウォーターPPPに対応する特別目的会社の設立など、民間事業者として水インフラの運営・維持管理にも関与している。
- 水インフラのコンセッション事業
- 上下水道施設の管理・運営を長期にわたり民間が行う事業。
- 包括的民間委託・指定管理者制度
- 上下水道施設の運営を包括的に民間に委託する方式。
製品と技術
上下水道管路台帳のクラウド管理「Blitz GIS」
2011年9月に運用を開始した「Blitz GIS」は、クラウド型の上下水道管路台帳サービスである。地方公共団体が保有する膨大な管路情報をWeb上で一元管理し、現場調査や更新工事の効率化を支援する。GIS(地理情報システム)をベースに、管種・口径・布設年などの属性データを地図上で可視化。災害時の被害想定や応急復旧計画にも活用できる。官公庁向けの販売が中心で、維持管理業務のデジタル化ニーズの高まりを受けて導入実績を拡大している。
水質試験室から始まった検査・分析技術
1986年に東京都日野市のアクア21ビル内に開設した水質試験室が、水質検査業務の起点である。2000年には水道水質検査指定機関に指定され、水道法に基づく水質検査を実施。2013年に子会社株式会社イオへ指定を移管した後も、グループ全体で水質分析・評価の技術を継承している。現在は、水道水の水質基準51項目に加え、クリプトスポリジウムやジェミシスチスなどの病原生物検査、放射性物質検査などにも対応。浄水場の運転管理支援や水質事故時の原因究明にも役立っている。
統合マネジメントシステムによる品質・環境・情報・資産管理
2022年10月、当社グループはISO9001(品質)、ISO14001(環境)、ISO27001(情報セキュリティ)、ISO55001(アセットマネジメント)の4規格を統合したマネジメントシステムの全社認証を取得した。これにより、業務プロセスの標準化とリスク管理の強化を実現。特にISO55001は2015年に一部部門で先行取得しており、上下水道施設のアセットマネジメントに関する知見を組織全体に展開している。認証範囲は全社的なもので、官公庁案件の受注競争力を高める基盤となっている。
ウォーターPPP対応を担う特別目的会社の設立
2024年11月、全国初のウォーターPPP[レベル3.5](管理・更新一体マネジメント方式)に対応するため、当社を代表企業とする特別目的会社「株式会社Rifレックス」を設立した。同社は宮城県利府町の上下水道事業包括的民間委託を担い、施設の運営・維持管理と長期的な更新計画の策定・実施を一体的に行う。ウォーターPPPはコンセッション(レベル4)への段階的移行を目的としており、当社グループは設計・監理のノウハウを事業運営に直接活用するモデルを構築している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
社会インフラ分野で着実成長
上下水道・河川・道路などの社会インフラ分野に特化した建設コンサルタント。同業のジンジブやイシンと比較して、売上高は219億円(2024/12期)と業界内で一定の規模を有する。営業利益率は9.36%と高水準で、公共投資を背景に安定した収益を確保している。老朽化したインフラの更新需要や防災対策の強化を追い風に、受注環境は良好。一方、成長率は緩やかであり、新規分野への展開が課題。
強み
- 官公庁案件が多く、景気変動の影響を受けにくいストック型ビジネス。
- 直近実績で9.84%(2025/12期予想)と収益性が高く、安定した利益を計上。
- 全国の水道管・橋梁など老朽化インフラの更新需要が中期的に堅調。
- 長年の実績に基づく高度な技術力と専門人材を有する。
課題
- 売上高の伸びが鈍化しており、新たな成長ドライバーが必要。
- 公共依存が強く、民間分野の開拓が遅れている。
- 建設コンサル業界全体でDXが進まず、業務効率化が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字が日水コン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6570共和コーポレーション | 245億円 | 21.4倍 |
| 2 | 2158FRONTEO | 242億円 | 44.4倍 |
| 3 | 9788ナック | 241億円 | 13.3倍 |
| 4 | 4310ドリームインキュベータ | 240億円 | 13.9倍 |
| 5 | 9216ビーウィズ | 239億円 | 41.2倍 |
| 6 | 261A日水コン | 238億円 | 17.9倍 |
| 7 | 9251AB&Company | 237億円 | 19.4倍 |
| 8 | 6184鎌倉新書 | 236億円 | 27.9倍 |
| 9 | 2198アイ・ケイ・ケイホールディングス | 235億円 | 10.1倍 |
| 10 | 6072地盤ネットホールディングス | 234億円 | 115.1倍 |
| 11 | 9332NISSOホールディングス | 232億円 | 12.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
水道専門コンサルタントとして創業した1959年
1959年5月、株式会社日本水道コンサルタントとして設立。同年7月に東京都港区芝田村町に本社事務所を開設し営業を開始した。当初から上下水道に特化した建設コンサルティングを事業の中核とし、1960年には大阪支所と九州出張所、1961年には北海道出張所を開設するなど、早期から全国展開を進めた。1963年には社団法人建設コンサルタンツ協会が発足し、コンサルタントに対する社会的認識が高まる中、本社を新宿区西大久保に移転している。
高度経済成長期に水質問題へ対応した1970年代
高度経済成長による水質汚濁問題が顕在化する中、1972年7月に中央研究所を発足させ、水環境保全のための調査研究体制を強化した。1976年には仙台出張所(現東北支所)を開設。海外活動も活発化し、1969年にパキスタン支所、台北駐在事務所、1971年にジャカルタ駐在事務所を開設した。1983年12月には通称であった「株式会社日水コン」に正式に社名変更し、業務分野の拡大を図った。1986年には日野市にアクア21ビルを竣工し、水質試験室を開設している。
新本社移転と水質検査指定機関取得の1990年代
1994年12月、人員拡大に伴い本社を東京都新宿区西新宿の新宿スクエアタワーに移転。2000年3月には水道水質検査指定機関に指定され、水質関連業務の信用を高めた(2013年に子会社イオへ指定を移管し解除)。この時期、1999年のPFI推進法制定や地方分権一括法制定など法整備が進み、PPP/PFI方式の活用が始まった。2003年には災害対策・復旧分野を強化するため建設コンサルタント登録に都市計画及び地方計画部門を追加している。
PPP/PFI時代への本格参入とグループ拡充の2000年代~2010年代
2005年に株式会社アクアサービスあいちに出資し、官民連携事業への関与を開始。2011年には子会社NSCテックを設立するとともに、クラウド型管路台帳サービス「Blitz GIS」の運用を開始した。2012年に子会社イオ、2013年にインドネシアのPT.DACREA Design And Engineering Consultantsと砂防エンジニアリング株式会社を子会社化。2015年にはアセットマネジメントシステムISO55001の認証を取得。2018年にはシンガポール支店とフィリピン支店を開設し、東南アジアでのプレゼンスを高めた。
大型コンセッション参画と上場を果たした2020年代
2021年、日本初の大型水インフラコンセッション事業である宮城県上工下水一体官民連携運営事業に参画。同年、中国に瀾寧管道(上海)有限公司を関連会社化。2022年には子会社水工サービスを解散する一方、統合マネジメントシステム(ISO9001・14001・27001・55001)の全社認証を取得。2023年には秋田県と県内市町村が共同出資するONE・AQITAを設立。2024年1月にサステナビリティ委員会を設置し、同年10月に東証スタンダード市場へ上場。11月には全国初のウォーターPPP[レベル3.5]に対応する特別目的会社Rifレックスを設立した。
年表37件を開く
1950年代
- 1959年5月創業水道専門のコンサルタントとして株式会社日本水道コンサルタント設立
- 1959年7月東京都港区芝田村町(第3森ビル)に本社事務所を開設、営業開始
1960年代
- 1960年2月大阪市北区に大阪支所、福岡市に九州出張所(現九州支所)開設
- 1961年4月札幌市に北海道出張所(現北海道支所)開設
- 1963年3月創業人員の拡大に伴い、東京都新宿区西大久保に本社移転(同年には社団法人建設コンサルタンツ協会が発足し、コンサルタントに対する社会的認識が高まる)
- 1965年8月100%子会社として水工サービス株式会社設立
- 1966年7月名古屋市中村区に名古屋事務所(現名古屋支所)開設
- 1969年8月海外活動も活発化しパキスタン支所開設
- 1969年10月台北駐在事務所開設
1970年代
- 1970年4月中国・四国地方の営業拠点として広島市に広島出張所(現広島支所)開設
- 1971年7月ジャカルタ駐在事務所開設
- 1972年7月創業高度経済成長における水質汚濁問題等への取組を目的として中央研究所を発足
- 1976年2月仙台市に仙台出張所(現東北支所)開設
1980年代
- 1983年12月商号変更業務分野を拡大すべく、通称であった株式会社日水コンに社名変更
- 1986年12月東京都日野市にアクア21ビル竣工、水環境保全に関し顧客の新しい要求に対応すべく水質試験室開設
1990年代
- 1994年12月更なる人員の拡大に伴い東京都新宿区西新宿(新宿スクエアタワー)に本社移転
2000年代
- 2000年3月水道水質検査指定機関に指定(2013年子会社株式会社イオの指定に伴い解除)
- 2003年12月災害対策・復旧分野を強化するため建設コンサルタント登録追加(都市計画及び地方計画部門)
- 2005年12月株式会社アクアサービスあいちに出資(1999年以降、PFI推進法制定、地方分権一括法制定、水道法改正等法整備がなされ、PPP/PFI(官民連携)方式の活用へ)
- 2006年4月東京支所開設
2010年代
- 2011年9月100%子会社として株式会社NSCテック設立
- 2011年9月クラウド型上下水道管路台帳サービス「Blitz GIS」運用開始
- 2012年9月子会社として株式会社イオ(現連結子会社)設立
- 2013年1月M&APT.DACREA Design And Engineering Consultants(在インドネシア国)を子会社化(現連結子会社)
- 2013年7月M&A砂防エンジニアリング株式会社を子会社化(現連結子会社)
- 2015年2月アセットマネジメントシステム[ISO55001]認証取得(一部の部門・部所を除く)
- 2018年7月シンガポール支店開設
- 2018年11月フィリピン支店開設
2020年代
- 2021年1月瀾寧管道(上海)有限公司(在中国)を関連会社化(現持分法適用関連会社)
- 2021年5月宮城県上工下水一体官民連携運営事業の運営権者である株式会社みずむすびみやぎマネジメントと維持管理業者である株式会社みずむすびサービスみやぎへそれぞれ出資
- 2022年3月子会社水工サービス株式会社解散
- 2022年10月M&A統合マネジメントシステム(ISO9001・14001・27001・55001)の全社認証取得
- 2023年11月創業持分法適用関連会社として株式会社ONE・AQITA設立(秋田県及び県内市町村における生活排水処理事業等の事務を補完する官民出資会社)
- 2024年1月サステナビリティ委員会を設置
- 2024年10月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場
- 2024年11月子会社として株式会社Rifレックス(現連結子会社)を設立(ウォーターPPP[レベル3.5]である利府町上下水道事業包括的民間委託を担う特別目的会社)
- 2024年12月M&A当社グループ初となる「統合報告書2024」を発行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2030年まで300億円
- 連結営業利益2030年まで30億円
- 営業利益率2030年まで10%
- ROE2030年まで10%
- 従業員数(連結)2030年まで900名
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存事業の磨き込みと成長領域への拡大
上下水道・流域水インフラ領域で着実な成長を追求しつつ、PPP/PFI及びアグリ領域に注力。海外事業は選択と集中により案件を整理。社内外のデジタル化推進、研究開発・新規事業開発の体制強化を加速。
- 02
グループ体制強化と人材戦略
2030年にかけて新たな地域会社・SPC設立や戦略的M&Aを推進。人材の量的確保には採用強化と流出抑止、質的確保には能力開発と組織的な能力発揮を図る。
- 03
設計品質の底上げと技術伝承
ビジョン達成に向けて設計品質を重視。人材の計画的な確保に加え、ベテランから中堅・若手への体系的な技術伝承と部門横断的な設計照査活動を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で737人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は877万円で、1期前と比べて+6.1%。平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は13.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 827 | 41.7 | 13.6 | 715 | 308 |
| 2025年12月 | 877 | 41.7 | 13.5 | 737 | 326 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 5 / 海外 1、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内砂防エンジニアリング株式会社埼玉県川越市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社イオ東京都日野市 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内株式会社Rifレックス宮城県宮城郡利府町 · 連結子会社議決権55.0%
- 海外PT.DACREA Design And Engineering Consultantsインドネシア共和国 ジャカルタ首都特別州 · 連結子会社議決権55.0%
- 国内瀾寧管道(上海)有限公司中華人民共和国 上海市 · 持分法適用会社議決権40.0%
- 国内株式会社ONE・AQITA秋田県秋田市 · 持分法適用会社議決権34.0%
- 調達9,197万円【国土技術政策総合研究所】雨水浸透実験装置製造等国土交通省 · 2025-07-10
- 調達6,470万円平成28年度インドネシアの水産加工業におけるコベネフィット型排水対策調査委託業務環境省 · 2016-09-08
- 調達3,800万円平成30年度インドネシアの水産加工業等におけるコベネフィット型排水対策調査委託業務環境省 · 2018-04-16
- 調達2,250万円平成31年度インドネシアの農水産分野におけるコベネフィット型排水対策委託業務環境省 · 2019-03-13
- 調達2,200万円令和元年度生活環境項目環境基準専門委員会基礎資料作成及び調査等業務【再度公告】 [総合評価落札方式]環境省 · 2019-08-08
- 調達1,840万円令和2年度インドネシアの農水産分野におけるコベネフィット型排水対策委託業務環境省 · 2020-03-18
- 調達1,770万円令和3年度生活環境項目環境基準の見直し等に係る調査検討業務[総合評価落札方式]環境省 · 2021-03-11
- 調達1,530万円水道における危機管理対策マニュアル策定指針等の改訂業務国土交通省 · 2025-08-21
- 調達1,530万円令和5年度環境水中等でのPFASに関する汚染対策技術等調査業務[総合評価落札方式]環境省 · 2024-03-18
- 調達1,530万円平成29年度暫定排水基準設定項目に係る排水規制検討調査業務[総合評価落札方式]環境省 · 2017-05-30
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は244億円、営業利益は24億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+9.1%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 249億円 | 244億円 |
| 営業利益 | 24億円 | 24億円 |
| 純利益 | 17億円 | 17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥74 | ¥74 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
3期分
直近は2026年上期で、売上は127億円、営業利益は15億円。前年の2025年上期と比べると、売上は−5.2%、営業利益は−21.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 134 | 19 | 14.2 | 13 |
| 2025年下期 | 110 | 5 | 4.5 | 4 |
| 2026年上期 | 127 | 15 | 11.8 | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年12月期からの6期で、売上は201億円から244億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は9.8%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 201 | — | 21 | — | 13 |
| 2021年12月 | 211 | — | 17 | — | 9 |
| 統合マネジメントシステム(ISO9001・14001・27001・55001)の全社認証取得 | |||||
| 2022年12月 | 208 | — | 19 | — | 11 |
| 持分法適用関連会社として株式会社ONE・AQITA設立(秋田県及び県内市町村における生活排水処理事業等の事務を補完する官民出資会社) | |||||
| 2023年12月 | 219 | — | 16 | — | 11 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 | |||||
| 2024年12月 | 235 | 22 | 22 | 9.4 | 15 |
| 2025年12月 | 244 | 24 | 25 | 9.8 | 17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高244億円のうち、営業利益として残るのは24億円で9.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.9%173億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.3%47億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.8%24億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年12月期は営業CFが26億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは14億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は94億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 16 | 29 | −50 | 45 | 90 |
| 2023年12月 | −9 | 6 | 3 | −3 | 90 |
| 2024年12月 | 15 | −2 | −6 | 13 | 98 |
| 2025年12月 | 26 | −12 | −18 | 14 | 94 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年12月期の総資産は248億円。このうち返さなくてよい自己資本が150億円で、自己資本比率は59.8%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 259 | 136 | 123 | 52.6 |
| 2021年12月 | 251 | 147 | 104 | 58.6 |
| 2022年12月 | 212 | 120 | 92 | 56.6 |
| 2023年12月 | 215 | 132 | 83 | 61.3 |
| 2024年12月 | 229 | 143 | 86 | 62.0 |
| 2025年12月 | 248 | 150 | 98 | 59.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中194位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中351位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,006で、1年前と比べて-36.2%。過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.9倍 |
| PER (会社予想) | 14.2倍 |
| PBR | 1.56倍 |
| 配当利回り | 3.69% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に-5.68%と下落し、1928円で終了。1ヶ月では-5.12%と軟調で、25日線(2011円)を4.1%下回り、RSIは38.2と弱気圏です。52週高値3595円からは-46.4%と大幅な下落で、52週安値1918円にほぼ到達しています。出来高は8月14日に149,300株と急増しており、売りが加速している可能性があります。週足では75日線と200日線を下回っており、下落トレンドが続いています。下値では1918円がサポートとして意識されます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERが13.7倍と業界平均の22.2倍を下回り割安感がある。PBRは1.54倍で同平均の2.35倍を下回っており、ROE11.92%を考慮すると株価は純資産対比でも割安。配当利回りは3.70%と業界平均の1.66%を大きく上回り、高い利回りが魅力だが、配当性向53.2%とやや高めで増配余地は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 14.2倍 | — |
| PBR | 1.56倍 | 3.51倍 |
| ROE | 11.9% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
公共インフラ需要の安定性と、老朽化更新需要の増加が追い風。強気派は堅調な受注と利益成長を評価する。弱気派は公共事業依存のリスクや、人口減少に伴う水需要減少を懸念。PER13.7倍と割安感がある一方、成長鈍化が株価の重し。
- 安定した公共需要
上下水道の老朽化更新需要は今後も継続し、安定収益基盤。
- 利益率の向上
営業利益率9.36%と高水準、今期予想も9.84%と堅調。
- 株価の割安感
PER13.7倍、PBR1.54倍と同業比で割安。配当利回り3.7%も魅力。
- 安定した増収増益基調通年影響中
FY2025/12売上高244億円(前年比+3.8%)、営業利益24億円(+9.1%)
- 配当利回り3.7%の魅力通年影響弱
配当利回り3.7%と高水準、株主還元姿勢が下支え
- PER13.7倍の割安感不定影響中
PER13.7倍は業種平均対比割安、収益成長でバリュエーション拡大余地
- ROE上昇トレンド継続影響弱
ROE11.9%と上昇傾向、収益性改善でPBR向上期待
- 公共事業依存リスク
売上の大半が公共投資に依存し、政策変更の影響を受けやすい。
- 人口減少による需要減
長期的に水需要が減少し、自治体の投資規模縮小リスク。
- 成長鈍化懸念
売上高成長率は横ばい傾向で、大幅拡大が見込みにくい。
- 売上成長率の鈍化懸念2025年下期影響中
売上高成長率3.8%と前期比鈍化、市場拡大ペース低下の可能性
- 公共投資依存リスク継続影響中
業績が公共事業予算に影響を受けやすく、財政悪化時には受注減リスク
- 外国人保有比率低く需給影響不定影響弱
外国人保有5.95%と低く、大型売り発生時の需給脆弱性
- 株価下落トレンド継続継続影響弱
年初来23.7%下落、下方トレンドで投資家心理悪化
- 受注高
- 将来の売上高を占う先行指標。公共工事の受注動向を確認。
- 営業利益率
- 公共案件の採算性変化を把握するために重要。
- 自治体予算動向
- 主要顧客の投資意欲を測る外部指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり74円。いまの株価に対する利回りは3.69%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥74
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,831人。区分でいちばん多いのは事業法人で57.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.5%を占め、残る37.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|
| 事業法人 | 57.4 | 57.9 |
| 個人・その他 | 34.6 | 29.5 |
| 外国法人 | 4.8 | 5.9 |
| 金融機関 | 2.1 | 4.6 |
| 証券会社 | 1.1 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社クボタ | 19.97 |
| 02 | 公益財団法人水・地域イノベーション財団 | 15.34 |
| 03 | 伊藤忠商事株式会社 | 8.43 |
| 04 | 株式会社栗本鐵工所 | 6.48 |
| 05 | 石垣メンテナンス株式会社 | 2.95 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.89 |
| 07 | NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社 代表取締役社長 奥田 健太郎) | 2.86 |
| 08 | 四戸 泉 | 2.53 |
| 09 | THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LIMITED HONG KONG PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8028-394841 (常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ 部長 角田 武士) | 1.85 |
| 10 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.35 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−100%、1株純資産は6期で−100%。直近期のROEは11.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 131,151 | 1,364,410 | 10.0 | — | 1.1 |
| 2021年12月 | 85,614 | 1,470,148 | 6.0 | — | 1.8 |
| 2022年12月 | 54 | 1,012 | 7.8 | — | 1.4 |
| 2023年12月 | 93 | 1,111 | 8.8 | — | 53.3 |
| 2024年12月 | 126 | 1,198 | 10.9 | 11.1 | 54.6 |
| 2025年12月 | 147 | 1,267 | 11.9 | 16.7 | 53.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額164百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 野村喜一 | 代表取締役会長 | 77 | 2,000 |
| 中西新二 | 代表取締役社長 | 66 | 2,000 |
| 小石川信昭 | 取締役 専務執行役員 | 74 | 21,625 |
| 種市尚仁 | 取締役 常務執行役員 | 65 | 18,620 |
| 小川健一 | 社外取締役 | 73 | — |
| 春公一郎 | 取締役(監査等委員) | 66 | 4,000 |
| 髙田裕久 | 社外取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 柗田由貴 | 社外取締役(監査等委員) | 49 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 87 | 34 | 15 | 136 | 27 |
| 取締役(社内) | 1 | 15 | — | — | 15 | 15 |
| 社外取締役 | 3 | 13 | — | — | 13 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,129字を開く
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経営方針・対処すべき課題3,507字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,899字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,235字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
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開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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