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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ゼビオホールディングス

XEBIO HOLDINGS CO.,LTD.8281 · Prime · 小売業

スポーツ用品小売の大手。大型専門店「スーパースポーツゼビオ」などを全国展開し、ゴルフ専門店も運営。

概要

ゼビオホールディングスは福島県郡山市に本社を置き、スポーツ用品・衣料の小売を主業とする。「スーパースポーツゼビオ」「ヴィクトリア」「ゴルフパートナー」などの店舗ブランドを全国に展開し、2026年3月期の連結売上高は2523億円に達した。しかし、経営構造改革に伴う特別損失の計上により同年度は親会社株主に帰属する当期純損失21億64百万円の赤字となった。連結従業員数は2446名である。

一般小売事業が収益の9割以上を生み出す

一般小売事業は当社グループの収益の9割以上を生み出す中核セグメントである。運営はゼビオ、ヴィクトリア、ゴルフパートナーの三子会社が行い、それぞれが複数の店舗ブランドを持つ。ゼビオは「スーパースポーツゼビオドーム」「スーパースポーツゼビオ」「ゼビオスポーツ」「タケダスポーツ」「ネクサス」など、ヴィクトリアは「ヴィクトリア」「スーパースポーツヴィクトリア」「エルブレス」など、ゴルフパートナーは「ゴルフパートナー」「PGA TOUR SUPERSTORE」などを展開する。取扱商品は球技やフィットネス、ゴルフの用具・器具、スポーツウェア、シューズ、カジュアル衣料、アウトドア用品と広範である。2026年3月期の一般小売事業の売上高は約2270億円(全体の約90%)と推計され、2013年3月期の1926億円から拡大を続けている。店舗数は972店舗、売場面積208,821坪に達し、国内スポーツ小売で最大級のネットワークを持つ。また、その他小売として「X'tyle」「Xiasis」「パステル」などの専門店も運営する。

多様な業態で全国972店舗を展開

当社グループは、競技や価格帯、顧客層に応じて多様な店舗ブランドを展開している。大型複合店「スーパースポーツゼビオドーム」は約2,400坪の売場面積を持ち、体験型スポーツモールとして運営する。一方、コンパクトな「スポーツエクスプレスゼビオ」や「ゼビオスポーツエクスプレス」は利便性を重視する。ゴルフ領域では、中古品から高級品まで扱う「ゴルフパートナー」のほか、大型専門店「PGA TOUR SUPERSTORE」がある。アウトドア専門店「エルブレス」、スポーツファッション「X'tyle」など、ニッチな分野にも進出している。2026年3月末の総店舗数は972店舗に上り、出店と閉店を繰り返しながらネットワークを拡充している。前連結会計年度には130店舗を出店し45店舗を閉鎖した。売場面積は前年比2,408坪増の208,821坪となった。地域的には東北地方発祥だが、現在は関東、中部、近畿、九州など全国に広がる。

収益は増加傾向だが利益率は低い

当社グループの連結売上高は2013年3月期の1926億円から2026年3月期の2523億円へと着実に増加している。しかし、営業利益は2013年以降、2025年3月期の70億円が最高であり、売上高営業利益率は数%にとどまる。2026年3月期の営業利益は23億円と前年から66%減少し、経常利益は46億円(前年比39%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は21億64百万円に転落した。主因は経営構造改革に伴う特別損失の計上である。減損損失36億10百万円、投資有価証券評価損7億51百万円、延滞債権売却損2億96百万円、固定資産処分損23億66百万円など、合計73億72百万円の特別損失を計上した。同社は収益性改善に向け、不採算店舗の閉鎖や商品評価基準の見直しを進めている。ECシステムへの投資も減価償却費の増加要因となっている。

グループ全体と海外事業への展開

当社グループは当社(純粋持株会社)と連結子会社35社で構成される。中核子会社はゼビオ、ヴィクトリア、ゴルフパートナーの三社であるが、その他にクロススポーツマーケティング(スポーツマーケティング事業)、ゼビオコミュニケーションネットワークス(EC事業)、ゼビオカード(クレジットカード事業)などがある。また、ゼビオビジネスサービスやゼビオコーポレートなど、グループ内サービス会社も存在する。海外事業としては、2012年に設立した韓国法人ゼビオコリアがあるほか、東南アジアでもゴルフ事業を展開している。海外ゴルフ事業は国内市場との連動性が高く、2026年3月期には商品評価基準の見直しに伴う評価損を計上した。グループ全体の売上高は国内小売が9割以上を占め、海外比率は低いが、成長領域として位置づけられている。また、同社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準は連結ベースで判断される。

業界の中での役割はスポーツ用品の小売事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,523億円
営業利益
24億円
営業利益率
1.0%
純利益
-22億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01一般小売(スポーツ用品・衣料)主力

スーパースポーツゼビオ、ヴィクトリア、ゴルフパートナーなどの店舗ブランドで、スポーツ用品・用具・衣料を一般消費者に販売。カジュアル衣料やアウトドア用品も扱う。

主な製品・サービス2
スポーツ用品・用具
各種スポーツの用具・器具(球技、フィットネス、ゴルフ等)。
スポーツ衣料・カジュアル衣料
スポーツウェア、シューズ、カジュアルファッション衣料。

02その他(スポーツマーケティング・EC等)準主力

クロススポーツマーケティングによるスポーツマーケティング事業、ゼビオコミュニケーションネットワークスによるEC事業等を展開。

製品と技術

球技からフィットネスまで幅広い用具

当社グループの主力商品はスポーツ用具・器具である。球技部門ではサッカー、野球、バスケットボール、テニス、バドミントンなどの競技に必要なボール、ラケット、バット、グローブ等を扱う。フィットネス関連ではランニングシューズやトレーニングマシン、ダンベル、ヨガマットなどを品揃えする。ゴルフ部門ではクラブセット、ボール、バッグ、ウェア、シューズなどを取り扱う。ウィンタースポーツ部門ではスキー板、スノーボード、ブーツ、ウェア等があるが、暖冬の影響で販売が伸び悩んでいる。一般競技スポーツ・シューズ部門は2026年3月期に前年比4.6%増と堅調で、ランニング関連やウェルネス商品が牽引した。店内では実物を試せる体験型販売が強みであり、大型店では実際の競技スペースを設ける店舗もある。

スポーツ衣料とカジュアル衣料の販売

スポーツ衣料部門はトレーニングウェア、ランニングウェア、チームウェアなどを中心に展開する。主要ブランドとしてナイキ、アディダス、プーマなどのグローバルブランドに加え、プライベートブランドも販売する。カジュアル衣料では、スポーツテイストのアパレルを扱い、若年層からシニアまで幅広い顧客層を対象とする。アウトドア部門では「エルブレス」がキャンプ用品やトレッキングウェアを専門に販売する。2026年3月期、スポーツアパレル部門は暖冬や気温変動の影響で前年比3.9%減と不振だった。一方、スポーツファッション専門店「X'tyle」はスポーツカジュアルに特化し、新業態として拡大中である。2025年度には既存店舗内での展開を81店舗行い、出店を加速させている。

ゴルフ専門店と二次流通サービス

ゴルフ事業は株式会社ゴルフパートナーが中核となり、全国にゴルフ専門店チェーンを展開する。主力ブランド「ゴルフパートナー」では新品・中古のクラブ、ボール、ウェア、アクセサリーを販売するほか、買取サービスにも注力している。大型専門店「PGA TOUR SUPERSTORE」では高級ブランドを中心に品揃えし、上級ゴルファーに対応する。「フェスティバルゴルフ ダブルイーグル」は中古品を中心とした店舗である。2026年3月期のゴルフ部門売上高は前年比0.7%減と微減だったが、高単価商材の販売が伸び悩んだ。同社はゴルフ事業の海外展開も進めており、東南アジアでの成長を期待しているが、為替変動や現地市場の影響を受けやすい。また、ゼビオカードによるクレジットカード事業もゴルフ会員向けに展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

スポーツ用品小売大手、低収益で課題山積

ゼビオホールディングスはスポーツ用品・アパレルの小売チェーンを展開する。売上高は約2,500億円と業界で一定の規模を持つが、営業利益率は2025/3期の2.79%から2026/3期には0.95%へ急低下する見込み。同業のトライアルHD(ディスカウントストア)や光フードサービス(飲食)とは業態が異なり、収益性の低さが際立つ。競争激化とコスト上昇が収益を圧迫しており、構造改革が急務。

強み

  • 全国に多数の店舗を展開し、ブランド認知度が高い。
  • 売上高2,500億円超と業界大手の一角。
  • スポーツ用品からアパレルまで幅広く扱う。
  • 主要メーカーと強固な取引関係を構築。

課題

  • 営業利益率1%未満と極めて低い。
  • オンラインや他業態との競合で価格競争に直面。
  • 人件費・物流費の上昇が収益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がゼビオホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19619イチネンホールディングス641億円8.3倍
25889Japan Eyewear Holdings628億円16.8倍
38005スクロール600億円21.5倍
43612ワールド590億円9.3倍
57990グローブライド556億円10.2倍
68281ゼビオホールディングス546億円
79416ビジョン534億円20.0倍
8262Aインターメスティック529億円12.1倍
98008ヨンドシーホールディングス518億円25.5倍
109946ミニストップ513億円
113660アイスタイル479億円17.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

紳士服店からスポーツ専門店への転換

1973年7月、当社は株式会社サンキョウ(いわき市)の6店舗の営業権を譲り受け、株式会社サンスーツとして設立された。当初は紳士服店「サンキョウ」を運営していたが、1979年に福島市に初の大型店を開設し、ファッション&スポーツをテーマに掲げた。1983年には郊外型スポーツ店「トップスポーツ並木店」を開設し、スポーツ用品販売に本格参入。1985年には婦人服販売や飲食業にも進出した。1987年11月、商号をゼビオ株式会社に変更し、店名も「サンキョウ」から「ゼビオ」に統一。同時に「トップスポーツ」は「ゼビオスポーツ」へと変更され、スポーツ専門小売企業としての方向性が明確になった。この時期、店舗網は福島県内を中心に拡大し、後の全国展開の基盤が作られた。

上場と大型店戦略の推進

1988年4月、日本証券業協会に店頭登録。1990年5月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。1992年12月、仙台市に郊外型大型複合店「スーパースポーツゼビオ仙台泉中央店」を開設。売場面積約1,000坪の大型店であり、これ以降、同社は大規模店舗を軸とした出店戦略をとる。1993年末までに「スーパースポーツゼビオ」は17店舗に拡大。1995年には鳥取県、山口県、静岡県へ初進出し、中国・東海地方に足場を築いた。同年4月には本宮流通センターを増床し、物流体制を強化。9月には東京証券取引所市場第一部に指定替えとなり、企業格付けが向上した。1999年には国内最大級の約2,400坪の「スーパースポーツゼビオドーム札幌月寒店」を開設し、大型店戦略の象徴となった。

M&Aで事業領域を拡大

2000年代に入り、同社はM&Aを通じて事業領域を拡大した。2005年4月、株式会社ヴィクトリアの株式を100%取得し連結子会社化。ヴィクトリアは東京を中心にスポーツ用品店を展開しており、首都圏での店舗網獲得とブランド多様化に貢献した。同年9月にはメンズ事業とメディア事業を営業譲渡し、スポーツ小売への集中を図った。2008年10月、株式会社ゴルフパートナーの株式を公開買付けにより取得、2009年4月には完全子会社化した。ゴルフパートナーは全国にゴルフ専門店チェーンを持ち、ゴルフ事業の柱となった。また、2004年にはゼビオビジネスサービス(現ゼビオコーポレート)を設立し、グループ内業務の効率化を進めた。これらの買収により、売上高は2000億円を超え、業界トップクラスの規模に成長した。

海外進出と新業態の展開

2010年、日本最大級の体験型スポーツモール「スーパースポーツゼビオドームつくば学園東大通り店」を開設。2011年にはクロススポーツマーケティングを設立し、スポーツマーケティング事業に進出。2012年4月、大韓民国ソウル市に株式会社ゼビオコリアを設立し、海外小売事業を開始した。同年7月には国土観光株式会社(現クロスアライアンス)を買収。2013年11月には株式会社ネクサスを設立し、翌月には株式会社タケダスポーツより23店舗の事業を譲受。タケダスポーツは東北地方に地盤を持つ老舗スポーツ店であり、そのブランドを維持したままグループ化した。また、新業態としてスポーツファッション専門店「X'tyle」、スポーツメガネ専門店「X'tyle Vision」、スポーツドラッグ「Xiasis」などを立ち上げ、小売事業の多角化を進めた。

経営構造改革と赤字転落

2020年代に入ると、収益性の低下が顕在化した。新型コロナウイルス感染症の影響で2021年3月期の売上高は2024億円に落ち込んだが、その後回復し2025年3月期には2506億円に達した。しかし、利益率は低水準にとどまり、2024年5月には「資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応」を公表し、経営構造改革を開始した。2026年3月期、同社は収益性が低下した資産の減損損失36億10百万円、投資有価証券評価損7億51百万円、延滞債権売却損2億96百万円に加え、ゼビオアリーナ仙台の改修・寄附に伴う固定資産処分損23億66百万円など、合計73億72百万円の特別損失を計上。その結果、親会社株主に帰属する当期純損失は21億64百万円となり、上場以来初の赤字に転落した。グループは不採算店舗の閉鎖や業態の見直しを継続している。

年表35件を開く

1970年代

  • 1973年7月創業株式会社サンキョウ(福島県いわき市、1986年8月当社へ合併)の経営する6店舗の全ての営業権、権利義務一切、主たる資産及び負債を譲り受け株式会社サンスーツとして当社設立。
  • 1974年12月福島県郡山市中町に“サンキョウ郡山店”を設置すると同時に営業本部を同地に移転。
  • 1979年8月商号変更本店を福島県郡山市中町11番1号へ移転すると同時に、商号を株式会社サンキョウに変更。
  • 1979年11月福島市の旧長崎屋ビル(地下1階、地上7階、床面積5,098㎡)にファッション&スポーツをテーマとした当社初の大型店を開店。

1980年代

  • 1983年11月郊外型スポーツ店の“トップスポーツ並木店”を郡山市に設置。
  • 1985年11月株式会社ファイブスタジオ(現有限会社サンビック)より、同社の経営する3店舗の営業権、主たる資産及び負債を譲り受け、婦人服の販売及び飲食業を開始。
  • 1987年11月商号変更ゼビオ株式会社へ商号変更。同時に店名を従来のサンキョウ(メンズ店)はゼビオ(複合大型店)とゼビオメンズ、トップスポーツはゼビオスポーツ、エブリディはゼビーへ、それぞれ変更。定款の事業目的及び公告の方法を変更。
  • 1988年4月社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録。
  • 1988年7月福島県郡山市朝日三丁目7番35号に新本社屋を竣工し、同所に本店を移転。

1990年代

  • 1990年5月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1990年7月当社初の郊外型ゴルフ専門店を茨城県勝田市(現ひたちなか市)に設置。
  • 1991年4月商号変更株式会社磐梯リゾートホテル(清稜山株式会社へ商号変更)の株式を100%取得。
  • 1992年10月本宮流通センター竣工。本格的稼働開始。
  • 1992年12月仙台市に郊外型大型複合店“スーパースポーツゼビオ仙台泉中央店(1フロア1,000坪)”を設置。併せて大型店6店舗を新規開設。
  • 1993年12月新設店7店舗の開設および複合型大型店“仙台泉中央店”など大型店10店舗を業態変更し、「スーパースポーツゼビオ」を17店舗に拡大。
  • 1995年3月中国地方(鳥取県、山口県)、東海地方(静岡県)に初進出するとともに、「スーパースポーツゼビオ」を24店舗に拡充。
  • 1995年4月本宮流通センターを増床。九州地方(福岡県)、近畿地方(京都府)に初進出。
  • 1995年9月東京証券取引所市場第一部に指定替。
  • 1996年6月英国の製造小売チェーン「ネクスト社」と業務提携契約を締結。
  • 1999年11月国内最大級の売場面積(約2,400坪)で自然をテーマにした“スーパースポーツゼビオドーム札幌月寒店”を開設。

2000年代

  • 2002年3月ゼビー業態を廃止。
  • 2002年11月本宮流通センター内にて、一括物流システム稼働開始。
  • 2004年7月ゼビオビジネスサービス株式会社(連結子会社、現ゼビオコーポレート株式会社)を設立。
  • 2005年4月株式会社ヴィクトリアの株式を100%取得し、連結子会社とする。
  • 2005年8月創業ゼビオインシュアランスサービス株式会社(現ゼビオカード株式会社)を設立。
  • 2005年9月メンズ事業及びメディア事業を営業譲渡。
  • 2006年6月ゼビオカード株式会社(連結子会社)を設立。
  • 2008年7月ゼビオナビゲーターズネットワーク株式会社(連結子会社)を設立。
  • 2008年10月株式会社ゴルフパートナーの株式を公開買付けにより取得し、連結子会社とする。
  • 2009年4月M&A株式会社ゴルフパートナーを簡易株式交換により完全子会社化。

2010年代

  • 2010年6月日本最大級の体験型スポーツモール“スーパースポーツゼビオドームつくば学園東大通り店”を開設。
  • 2011年5月クロススポーツマーケティング株式会社(連結子会社)を設立。
  • 2012年4月創業大韓民国ソウル市に株式会社ゼビオコリアを設立。
  • 2012年7月国土観光株式会社(現クロスアライアンス株式会社)の株式を100%取得(連結子会社)。
  • 2013年11月創業株式会社ネクサスを設立(2013年12月株式会社タケダスポーツよりスポーツ小売店「タケダスポーツ」23店舗を事業譲受)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    コア事業の生産性向上と成長投資

    新規出店や既存店活性化、事業インフラ整備への投資を軸に、坪売上高や商品回転率を改善し、収益性と生産性を高める。

  2. 02

    事業ポートフォリオマネジメントの推進

    各事業の定量・定性評価を高度化し、低効率事業の縮小・撤退を進め、グループ全体の収益構造を最適化する。

  3. 03

    投下資本の圧縮と資産効率向上

    在庫回転率の改善や保有資産の流動化により投下資本を圧縮し、ROE向上を目指す。

  4. 04

    株主還元の強化と機動的な自社株取得

    長期安定配当の継続と機動的な自己株式取得を組み合わせ、株主還元を強化する。

  5. 05

    サステナビリティ経営と人的資本投資

    環境・社会課題への対応と人材育成・働きやすい環境整備を進め、持続的な成長基盤を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,446人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は868万円で、9期前と比べて+34.1%平均年齢は57.2歳、平均勤続年数は7.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,510
2018年3月2,460
2019年3月64852.58.62,718
2020年3月83152.810.42,689
2021年3月90152.87.42,647
2022年3月64955.08.72,576
2023年3月73755.76.42,501
2024年3月1,06257.06.32,560
2025年3月85256.46.32,485282
2026年3月86857.27.32,44698

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 9 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
賃貸店舗・倉庫・事務所等 — 福島県会津若松市 他177億円
スーパースポーツ ゼビオ仙台泉 中央店 他 — 宮城県仙台市泉区 他170億円
ヴィクトリア本店 他 — 東京都千代田区 他9,683百万円
本社 — 福島県郡山市7,459百万円
宝町昭和通り店 他 — 東京都中央区 他5,228百万円
FLAT HACHINOHE — 青森県八戸市627百万円
主な関係会社
  • 国内
    ゼビオ㈱(注)1、2
    福島県郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヴィクトリア
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゴルフパートナー(注)3
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クロススポーツマーケティング㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ゼビオコミュニケーションネットワークス㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ゼビオコーポレート㈱
    福島県郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ゼビオナビゲーターズネットワーク㈱
    福島県郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ゼビオカード㈱
    福島県郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クロスアライアンス㈱(注)4
    福島県郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Leonian Singapore Pte.Ltd. (注)1
    シンガポール 共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,523億円営業利益24億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.7%、利益が-65.7%。

売上高
+0.7%
2,523億円
営業利益
-65.7%
24億円
純利益
-320.0%
-22億円
営業利益率
1.0%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,646億円2,523億円
営業利益70億円24億円
純利益75億円-22億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は682億円、営業利益は39億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.5%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q5892
2024年1Q623264.220
2024年2Q57840.70
2024年3Q620172.712
2024年4Q603−6
2025年2Q1,252413.320
2025年4Q1,254292.3−10
2026年2Q1,243201.62
2026年4Q1,28040.3−24
2027年1Q682395.728

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,926億円から2,523億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は1.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ネクサスを設立(2013年12月株式会社タケダスポーツよりスポーツ小売店「タケダスポーツ」23店舗を事業譲受)。
2013年3月1,92612563
2014年3月2,04813066
2015年3月2,1076421
2016年3月2,2146421
2017年3月2,2347530
2018年3月2,34611442
2019年3月2,3166719
2020年3月2,253584
2021年3月2,024434
2022年3月2,2337938
2023年3月2,3939254
2024年3月2,4245426
2025年3月2,50670762.810
2026年3月2,52324471.0−22

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,523億円のうち、営業利益として残るのは24億円1.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-22億円、売上の-0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.3%1,572億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.7%927億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.0%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.7pt
1.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.4pt
-0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.4pt
-1.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-1.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが97億円、投資CFが−113億円で、差し引きのフリーCFは−16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は158億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月31−97−21−66243
2014年3月124−96−1828256
2015年3月74−84−23−10229
2016年3月51−39−2612215
2017年3月104−41−2963252
2018年3月−39−24−24−63166
2019年3月76−30−2746183
2020年3月−13−43−4−56125
2021年3月254−2085234443
2022年3月22−52−21−30399
2023年3月70−55−7915329
2024年3月43−80−41−37249
2025年3月121−96−7525199
2026年3月97−113−33−16158

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,060億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,183億円で、自己資本比率は57.2%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,6781,09858065.2
2014年3月1,8141,14666863.0
2015年3月1,8171,15865963.6
2016年3月1,8091,15765263.8
2017年3月1,8871,16871961.6
2018年3月1,8811,19768463.3
2019年3月1,8411,18565664.1
2020年3月1,8291,17365663.8
2021年3月2,0751,16491155.9
2022年3月2,0831,18789656.8
2023年3月2,1131,22688757.7
2024年3月2,0951,24884759.2
2025年3月2,0401,22181859.5
2026年3月2,0601,18387757.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
158億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
938億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
877億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中62位あたり、逆に低いのはROE322社中294位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,140で、1年前と比べて+4.4%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥1,140-2.3%1ヶ月+6.1%1年+4.4%時価総額546億円
過去52週の値幅
安値¥951高値¥1,251

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)6.5倍
PBR0.39倍
配当利回り3.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に1218円と前日比6.28%上昇し、1か月で11.23%上昇しました。25日移動平均線を約9.8%上回り、上昇トレンドにあります。52週高値1251円に接近しており、52週安値951円からは約28.1%高い水準です。出来高は8月14日に647,900株と急増しており、買いの勢いが強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 32/100)

PERは赤字のため算出不能。PBR0.38倍は同業平均2.92倍を大きく下回るが、ROE-1.8%のため正当化されない。配当利回り3.16%は平均1.52%を上回るが、配当性向174.1%で持続不可能。業績は営業利益減少と最終赤字転落が予想され、本質的価値は低く、PBRの低さだけで割安とは言えない。

指標この会社業種平均
PER (予想)6.5倍
PBR0.39倍2.44倍
ROE-1.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

スポーツ用品小売大手。強気派は、2026年3月期の赤字予想は一時的で、収益改善の余地があると見る。弱気派は、収益不安定が続き、2026年3月期の赤字計画が示す構造問題を懸念。両論は、赤字転落の原因が一時的要因か構造的要因かで対立。

プラスに働く材料7
  • 業界トップクラスの規模

    売上高2506億円と業界トップクラスの店舗網。

  • ブランド力

    ゼビオ・ヴィクトリアブランドの認知度は高い。

  • 低PBR

    PBR0.38倍と資産価値対比割安。

  • 売上高の緩やかな増加FY2026/3影響

    売上高2523億円(前期比+0.7%)、トップラインは安定

  • 不採算店舗の整理効果不定影響

    店舗効率化により将来の収益改善期待

  • PBR0.38倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.38倍は資産価値比で大幅割安、買収防衛策期待

  • 外国人株主の安定保有継続影響

    外国人保有13.3%と相対的に高く、需給安定

マイナスに働く材料7
  • 赤字予想

    2026年3月期は純損失22億円の見込み。

  • 収益不安定

    過去3期の純利益は54→26→10億円と減少。

  • 競争激化

    オンラインや他社との競合で収益性低下。

  • 営業利益の大幅減少(前期比▲66%)FY2026/3影響

    営業利益24億円(前期比▲46億円)、利益率0.95%に急低下

  • 最終赤字転落FY2026/3影響

    純利益▲22億円と赤字、配当維持も困難に

  • 減配ショックの可能性FY2026/3影響

    業績悪化で配当維持が困難、減配観測

  • ROEマイナスの収益構造継続影響

    自己資本利益率▲1.8%、資本効率の悪化が続く

次の決算で確かめる点
既存店売上高
需要動向の重要な指標。
営業利益率
収益改善の進捗を測る。
在庫回転率
在庫管理の効率性を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+7.7%いまの株価に対する利回りは3.07%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
3.07%
いまの株価に対して
配当性向
174.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3585.0
2018年3月350.085.1
2019年3月350.068.4
2020年3月33−7.140.5
2021年3月30−7.753.1
2022年3月300.038.4
2023年3月300.034.9
2024年3月300.041.9
2025年3月338.3
2026年3月357.7174.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ51,337人。区分でいちばん多いのは事業法人38.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.0%を占め、残る53.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人36.636.836.939.138.638.8
個人・その他29.931.132.332.634.738.4
自己株式7.77.77.77.713.213.6
外国法人17.616.314.313.613.613.3
金融機関13.514.315.013.312.38.3
証券会社2.51.41.41.30.91.3
外国人個人0.00.10.10.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社サンビック17.22
02公益財団法人諸橋近代美術館9.39
03有限会社ティー・ティー・シー8.60
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.50
05諸橋輝子2.91
06諸橋友良2.45
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任理事 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.30
08RHB合同会社1.88
09四家千佳史1.04
10ゼビオグループ従業員持株会0.94

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−137%、1株純資産は14期で+17%。直近期のROEは-1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1412,4305.814.525.7
2014年3月1472,5345.812.225.5
2015年3月462,5611.845.191.6
2016年3月472,5561.838.345.7
2017年3月672,6042.625.885.0
2018年3月952,6663.622.285.1
2019年3月422,6671.628.768.4
2020年3月92,6400.396.640.5
2021年3月92,6210.4100.453.1
2022年3月872,6743.310.938.4
2023年3月1222,7604.58.634.9
2024年3月592,8062.116.941.9
2025年3月232,9170.857.2
2026年3月−522,846−1.8174.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額140百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
諸橋友良代表取締役621,174,000
北澤猛取締役75
藤澤剛取締役63
岩本保取締役751,000
住田智子取締役52
篠原倫太郎取締役49
干川勇一監査役 常勤652,000
小谷野幹雄監査役 非常勤65
向谷地正一監査役 非常勤68
小平健善64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)368212411338
社外取締役621214
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容890字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社35社で構成されており、スポーツ用品・用具及び衣料を中心とした一般小売事業を主たる事業としております。また、スポーツマーケティング事業、クレジットカード事業及びWEBサイト運営事業等を展開しております。 事業部門別の主な内容は、以下のとおりでありますが、当社グループは一般小売事業の単一セグメントとみなしております。 (1)一般小売事業 ① スポーツ事業部門 スポーツ大型専門店及びゴルフ専門店事業を展開。また、カジュアル衣料も展開。 ゼビオ株式会社(連結子会社)   店名   スーパースポーツゼビオドーム スーパースポーツゼビオ ゼビオスポーツ ゼビオスポーツエクスプレス スポーツエクスプレスゼビオ タケダスポーツ ネクサス スーパースポーツネクサス スポーツエクスプレスネクサス 株式会社ヴィクトリア(連結子会社)   店名   ヴィクトリア スーパースポーツヴィクトリア ヴィクトリアゴルフ エルブレス(アウトドア専門店) スポーツエクスプレスヴィクトリア 株式会社ゴルフパートナー(連結子会社)   店名   ゴルフパートナー フェスティバルゴルフ ダブルイーグル PGA TOUR SUPERSTORE(ゴルフ専門店) ② その他 ゼビオ株式会社(連結子会社)    店名  X'tyle(エクスタイル)  スポーツファッション専門店 X'tyle Vision(エクスタイル ビジョン)  スポーツメガネ・サングラス専門店 Xiasis(ジアシス)  スポーツドラッグ専門店 パステル  ファンシー文具・雑貨専門店 (2)その他事業 クロススポーツマーケティング株式会社(連結子会社) マーケティング事業等 ゼビオコミュニケーションネットワークス株式会社(連結子会社) EC事業等 各社の位置付け及び事業系統図は次のとおりです。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。
経営方針・対処すべき課題4,671字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、公正な競争原理のもと、良質な人材、資金と組織を作ることで、「お客様第一主義」に基づいた事業活動によりお客様、株主様、お取引先様、従業員とともに成長し社会に貢献することを経営理念としております。 スポーツ、ファッション商品を通して、お客様の求める最高の商品価値を創造、提供できる商品開発とショッピングそのものの楽しさやサービスを提供できる店舗づくりを継続的に実現し、「オンリーワン」企業になることを経営の基本方針として、日々努力を重ねてまいります。 (2) 経営戦略等 当社グループは、スポーツ用品の小売事業を中核として、中長期的に予測される経営環境の変化と、短期的なマーケット動向に対応しながら、お客様との様々な接点を通じて「スポーツの新しい価値」の提案と創造に努めています。また、スポーツの持つ力を活用し、スポーツの活性化に寄与する周辺事業に事業領域を拡大することで新しいスポーツビジネスの創造に取り組んでいます。それらを通じて、中長期的に企業価値を高めるとともに、社会貢献を果たしていくという企業理念の実現に取り組んでいます。 そのために、グループ内での経営理念の共有と浸透を進め、グループ各社ごとの企業カルチャーを尊重しつつ、専門スキルとビジネス感覚を備えた人材を育成することで、それぞれの事業が競争優位性を確保し、相互補完と連携によりシナジーを創造するグループ運営を目指し、グループ内での機能集約を進めることでコスト競争力を高めていきます。成長領域への事業拡大に向けては、国内外の有力企業との協業や提携、相乗効果が期待できる事業や企業の買収などのM&A戦略に積極的に取組み、新たな人材やノウハウといったグループアセットの増強を努めております。 また、主要な国内小売り事業においては、市場環境と立地特性により「スーパースポーツ」、「スポーツエクスプレス」、「ヴィクトリア」、「ヴィクトリアゴルフ」、「エルブレス」、「ゴルフパートナー」、「ネクサス」、「タケダスポーツ」、などのそれぞれの業態が持つ「強み」と「特色」を活かした新規出店や店舗の再配置、及びEC機能の併設を進めることと並行して、オムニチャネル戦略を進化させることにより収益性と生産性を備えた店舗網の整備を進めています。商品面では、お客様との接点である店頭での販売情報や社会情勢の変化、及びファッショントレンドをベースとして、店舗ごとの商品構成の精度向上と、お取引先様との協業拡大による商品での差別化を継続的に実施しています。また、小売事業の成長を促進するために物流と情報システム整備に関しては継続的に投資を行っています。 そして、中長期的な国内での社会構造の変化に合わせた当社の持続的な発展のために、既存事業の改革と新たな成長戦略の立案と実行、及びグローバルな価値観の変貌やガバナンス強化に向けた経営インフラと体制の整備を同時に進めています。 さらには、中期的なコスト上昇対策や生産性向上の促進を進めていくために、業務改善と人材育成の強化により店舗オペレーションの標準化を推進し、収益性と販売効率の向上に取り組んでいます。 海外事業では、成長が期待される東南アジアにおけるゴルフ事業が日本国内市場との連動性が高いことから、国内事業との連携拡大による業容の拡大と、経営基盤とガバナンスの強化による経営改革を進めています。 (3) 経営環境 当社グループは、国内外におけるスポーツ、レジャー用品の小売、及び卸売を主たる事業としておりますが、連結売上高の9割以上が国内におけるスポーツ用品・用具の販売となっています。具体的な事業内容につきましては、商品部門別販売実績、及び地域別売上高に示しています。 ① 市場環境 国内のスポーツ、レジャー市場は、少子高齢化の進行による若年層の減少、及び地球温暖化の影響による降雪の減少といった社会情勢の変化を受けた長期的なトレンドのなかで、内容は変化しながらも、安定的に成長を続けております。そのような中、シューズや一般競技スポーツ商品の需要が増加いたしました。今後のスポーツ用品販売業界につきましては、超高齢化社会の根底にある健康志向の高まり、更には、ファミリーレジャーの需要拡大の動きと相まって、成長市場として拡大していくことが予想されます。 ② 顧客動向 お客様や部活生の動向は、国内での各種競技スポーツの盛り上がりや、グローバルなスポーツ大会での競技種目の変更や追加、日本人プレーヤーの活躍などに影響され、競技種目ごとの販売状況は緩やかに変化していきます。ランニングシューズの拡大に見られる様にファッション性と機能性を備えたスポーツ用品の利用シーンが拡大する傾向にあります。また、お客様が商品や店舗を選択する際の基準が、店舗ロケーションや商品の機能、提供されるサービス内容だけでなく、企業や商品の環境問題への取組み姿勢などの影響を受けるなど、購買行動と価値観が変化しています。一方で、エネルギーを含む各種の物価上昇は続き、雇用・所得環境の改善はみられるものの、実質所得水準の引上げまでには至らないなか、お客様の生活防衛意識は高まっており、商品調達や販売手法の修正や変更をする必要があります。 ③ 販売チャネル オンライン取引も急拡大から安定成長に変化し、お客様側でもリアル店舗の利用を重視する揺り戻しが起きております。しかし、中長期的にはオンライン販売の比率は上昇していくことが予想されているため、リアル店舗ではお客様が最適な商品を選択できることと、実体験ができるための役割を備える必要があり、それを支えるためのITやデジタル関連の投資の重要性が高まっています。また、大手メーカー各社の流通ルートの選別が拡大した影響で、競合する専門店では商品調達が困難になり、業界内での商流や取引関係に新たな動きが起きつつあり、専門店からの要請を受けて、同業者への卸売りを開始しています。従来の中古ゴルフクラブ販売事業でのフランチャイジーへの卸売りのノウハウを活用しながら、今後も他の事業者への卸売りによる実質的なシェアアップを想定しています。 ④ 競合環境 多くの取扱商品が共通する大手メーカー各社の商品であることにより、同業他社における業態や出店戦略の同質化が加速しています。また、カジュアル衣料専門店やホームセンター、及び日用雑貨店などにおけるスポーツ衣料やレジャー関連商品の取扱拡大のような周辺領域からの進出が継続しています。さらには、メーカー各社が自社ウェブサイトでのオンラインでの直販を強化する流れは変わらず、競合環境は日を追うごとに厳しくなっています。 ⑤ 事業運営環境 店舗で働く人材の確保や人材流動化の加速、及びスポーツ種目のトレンド変化に対応してそれぞれの専門人材を確保し、教育・育成すること、及び多様化する価値観に対応しながら働きやすい環境を整備することの重要性が高まっています。また、近年の地政学リスクなどに起因する急速な物価上昇を除いても、オンライン販売増加を支える物流関連でのコストアップや、情報処理と発信におけるITやデジタルに関連する設備投資の拡大、及び人件費単価の上昇など、事業におけるコスト上昇圧力は増大しています。また、各種の営業施策を変化させるなかでのコンプライアンスやガバナンス強化のための管理コストは増加する傾向にあります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループとしては、先行きが不透明な環境変化への対応に加え、中長期的な社会構造の変化に即した戦略的取り組みを並行して進めていくことが必要になっています。短期的には、資本コストや株価を意識した経営の実現を目指し、グループ内業態再編および業務標準化の推進、共同仕入れ会社による調達機能の集約並びに在庫回転率の改善を通じて、国内主要会社の収益性向上に取り組んでまいります。加えて、拡大が継続する見込みのあるスポーツ・シューズカテゴリーの対応強化に加え、ゴルフやキャンプ用品では新たな需要を喚起し、お客様の利用目的に応じてリアル店舗とオンラインでシームレスに獲得できる体制を整え顧客接点の最適化を推進いたします。また、少子高齢化や都市部への人口集中が進む中での中長期的な社会構造の変化や市場の変化に対しては、人口減少が進む地域の同業者や規模の拡大が難しい専門店は、スポーツのすそ野を維持、拡大するためのその存続にむけたネットワーク化での協業や各種の業態開発の推進にも取り組むことで、シェアアップとトップライン水準の引き上げによる総資産回転率と各種の利益率を確保してまいります。 ① 資本コストと資本収益性についての現状分析 当社グループの2025年度の業績におけるROEはマイナスとなり、2025年度末の当社グループの株主資本コスト3.6%に対して低位となっています。その現状を踏まえて、スポーツ用品小売市場の持続的成長を前提にした適切なキャピタルアロケーションのもと、市場変化に対応するための成長投資と事業基盤の整備、及び株主還元の強化により、株主資本コストに見合うROEの維持向上を目指します。 ② 資本コストや株価を意識した経営実現に向けた取り組み 適切なキャピタルアロケーションのもと、ROE向上に向けて、資本コストや株価を意識した経営実現に向けた取り組みを推進してまいります。 具体的には、新規出店や既存店活性化、事業インフラ整備などへの成長投資を軸とした「コア事業の生産性向上」、事業ごとの定量・定性評価の高度化と低効率事業の縮小・撤退を推進する「事業ポートフォリオマネジメント」、坪売上高及び商品回転の向上や保有資産の流動化等による「投下資本の圧縮」、機動的な自己株式取得と長期安定配当の継続による「株主還元の強化」、更には、それらを着実に推進するための「サステナビリティ経営の実現」と「人的資本投資と人材育成」に取り組んでまいります。 ③ 財務課題への取組み これらの短期、中期的な課題を認識しながら、グループシナジーの創出とガバナンス強化による企業価値向上のために、以下の経営指標に注目しながら、財務の改善を推進してまいります。なお、EBITDA、平均運転資本及び坪当たり売上高は中核事業の収益性と生産性の観点で注目しております。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 EBITDA(百万円)   8,881   12,469   8,887 平均運転資本(百万円)   53,346   55,364   53,748 坪当たり売上高(千円/坪)   1,207   1,225   1,215 ROE(%)   2.1   0.8   △1.8 各指標の計算方式は、連結貸借対照表と連結損益計算書における以下の数値で算出しています。 ・EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費 ・平均運転資本=売上債権+商品-仕入債務の前期末と当期末の残高の平均 ・坪当たり売上高=売上高÷売り場面積の期首時点と期末時点の平均坪数 ・ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本の前期末と当期末の残高の平均
事業等のリスク3,799字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 経営環境の変化が著しいなか、当社は事業活動に関わるリスクを的確且つタイムリーに把握するために、各事業会社における毎月の取締役会とコンプライアンス委員会による定期的なモニタリングによる短期的なリスクの把握のほか、当社代表取締役と社外取締役及び社外監査役によるガバナンス委員会と各種委員会による中長期的な事業価値向上とリスク把握を行っています。 事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月25日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業リスク ①国内の経済環境、社会情勢に伴うリスク 当社グループは主に日本国内において事業展開を行っており、国内景気や個人消費の動向など経済環境により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。スポーツやレジャーは、既にお客様のライフスタイルのなかで重要なポジションを占めていますが、いわゆる生活必需品という位置づけにならないため、景気動向や雇用環境が悪化した場合には、当社グループ内での小売事業における販売の不振や、クレジットカード事業における消費者向け売上債権の回収における貸倒れリスク増加という形で、グループの業績に影響を与える可能性があります。 少子化に伴う人口減少の進行は、就学時の部活動の規模が縮小されるだけでなく、将来にわたって、スポーツ市場が縮小することが懸念されることから、中長期的に当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②天候不順や異常気象に関するリスク 近年の異常な気温上昇や降雪の減少、ゲリラ豪雨や冷夏などの想定外の異常気象といった天候要因は、アスレチックスポーツや、ゴルフ、キャンプ、スキーやスノーボードなどのレジャー用品の使用機会減少や、衣料品の消費動向に反映されるため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③人材の確保に関するリスク 当社グループの事業と成長には、販売現場に勤務する従業員(当社グループでは「スポーツナビゲーター(Sports Navigator)」と呼びます)の安定的な確保が重要な要素となっています。スポーツに携わることに喜びを感じながら接客販売や用品の加工業務に携わる人材の確保が想定どおり進まない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④取扱商品の瑕疵に関するリスク 当社グループは、お取引先様を含めた一貫した商品管理の徹底、チェック体制の確立など、お客様に安全な商品と正確な情報をお伝えするよう努めております。しかしながら、異物混入や健康被害を与える可能性のある商品、表示不良品の流通など、予想を超える重大な品質問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤情報システムに関するリスク 当社グループは店舗POSシステムをはじめとして、商品の発注、営業の管理等の業務において、内部及び外部の情報並びに技術的システム、ネットワークを活用しております。当社グループが使用しております技術的システム及びネットワークに、自然災害、人為的過誤、停電、コンピューターウイルス、ハッカー等により障害等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥フランチャイズ展開についてのリスク 当社グループは、「ゴルフパートナー」業態をフランチャイズ方式で展開しています。当社グループでは加盟店に対する商材や販売ノウハウのほか、下取り価格の査定システムなどを提供することで、加盟店との信頼関係の上で相互メリットを享受しています。従って、加盟店企業の業績や出退店動向によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦海外での事業展開に関するリスク 当社グループは、海外において小売と卸売事業を展開しております。海外市場における文化的・宗教的な違い、政情不安や経済動向の不確実性、現地のお取引先様との関係構築や売掛金回収などの商慣習の違い、特有の法制度や投資規制、税制変更、労使問題、テロ、戦争、伝染病の発生、その他の政治情勢を要因とする社会的混乱といった障害に直面する可能性があり、こうした様々な海外におけるリスクは、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業継続に関するリスク ①自然災害リスク 当社グループは、日本全国での商品販売を主たる事業として展開していますが、それを支える本社機能はゼビオ株式会社の本社がある福島県郡山市と、株式会社ヴィクトリアと株式会社ゴルフパートナーの本社がある東京都内に集中しています。大規模な地震や台風などの自然災害、或いは火災や停電、通信ネットワーク障害、原子力発電事故等が発生し、本社の施設等に損害が生じて本社機能が停止した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②サプライチェーンリスク 当社グループで販売する商品は、多数のお取引先様からのナショナルブランド商品と自社が工場に生産を発注する開発商品で構成されていますが、多くの商品はアジアを中心とした海外の工場で生産され、各社の物流ルートを経由して、店舗や倉庫に納品されています。従いまして、生産国での政治情勢やテロ、及び大規模な自然災害の発生などにより商品調達やサプライチェーンの寸断が発生する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③感染症等によるパンデミックリスク 当社グループは、主に日本国内において店舗、物流施設等を使用して事業展開を行っておりますが、感染症等によるパンデミックや異常事態が発生し、政府や自治体による外出自粛や営業制限、休業要請等が実施される場合には、部活動やスポーツ観戦への影響に伴うスポーツ用品需要の変化や減少、或いは店舗の休業や営業時間短縮に起因した客数の減少などが発生することが考えられます。この場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)財務リスク ①敷金・保証金の貸倒れリスク 当社グループは出店に際して、店舗賃借先に対して相当額の敷金並びに保証金を預託する形式が主体となっています。契約に際しては、相手先の信用状態を十分判断した上で出店の意思決定をいたしますが、その後の経済環境の変化や契約先の信用状態の悪化により差し入れた敷金・保証金の貸倒れリスクがあります。 ②為替リスク 当社グループは、スポーツ用品・用具や衣料の一部を海外から直接輸入しており、間接的な輸入を含め、輸入商品が多く含まれるため、一般的には円高になれば仕入価格は逓減傾向になり、円安になれば仕入価格は逓増傾向にあります。これにより、売上総利益率は変動を受けるリスクがあり、為替相場等の変動による一般的な市場リスクを当社グループは有しております。 ③店舗をはじめとする営業施設等の減損リスク 実質的価値が下落した当社グループの保有資産(投資有価証券を含む)や、収益性の低い店舗等について減損処理が必要となった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)コンプライアンスリスク ①個人情報の取扱いに関するリスク 当社グループでは、「ゼビオカード」でのクレジットカード事業のほか、小売各社におけるポイントカード会員、デジタルポイント会員関連での個人情報を保有しております。個人情報保護については、経済産業省のガイドラインに沿い、方針・規程の整備、従業員の教育、個人情報の漏洩防止対策等の安全対策をとっておりますが、外部からの不正アクセスや人為的なミスや委託先の管理不備などにより、万一、個人情報が流出した場合には、その対応に当社グループの信用が低下し、損害賠償の請求を受けるなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②取適法に関するリスク 当社グループでは、一部の商品調達において当社グループ会社が発注者(委託事業者)となりオリジナルの商品の生産を委託しており、これが取適法適用対象の取引となる場合があります。発注システムでは取適法区分を設けた商品登録をして対象となる商品発注のチェックを行い、従業員に対しても取適法教育を行っていますが、万一取引の過程で取適法違反が発生したときは、違反の重大性如何では公正取引委員会から勧告を受けることがあり、この場合、企業名の開示等により社会的信用を失墜し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③労務管理リスク 当社グループは法令に基づく適正な労務管理などにより、労務関連のリスクの低減に取り組んでいますが、労務関連の各種コンプライアンス違反(雇用問題、ハラスメント、人権侵害等)が発生した場合、当社グループの企業イメージ低下や争訟の発生等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④係争・訴訟に関するリスク 当連結会計年度において、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす係争・訴訟は提起されておりません。しかしながら、業績に影響を及ぼす訴訟や社会的影響の大きな訴訟等が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,935字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 (単位 百万円) 連結   売上高   経常利益   親会社株主に帰属する 当期純利益又は 親会社株主に帰属する 当期純損失(△) 2026年3月期   252,331   4,660   △2,164 2025年3月期   250,603   7,618   971 前期比   0.7%   △38.8%   △322.7% 個別   営業収益   経常利益   当期純利益 2026年3月期   11,261   3,245   832 2025年3月期   10,255   2,403   38 前期比   9.8%   35.0%   2081.9% 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費に持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の継続、金融資本市場の変動、地政学的リスク、米国の通商政策をめぐる動向等により、国内外の景気の先行きについては引き続き注意を要する状況となりました。 スポーツ用品販売業界におきましては、健康志向の高まりやスポーツイベントの回復を背景に、ランニング、シューズ、ウェルネス関連商品を中心に一定の需要がみられました。一方で、消費者の選別消費の強まり、ECシフトの進行、人口動態の変化、競争環境の激化等への対応が引き続き求められる事業環境となりました。 このような市場環境のもと、当社グループは、「こころを動かすスポーツ。」「スポーツの国をつくろう。」のステートメントの実現に向け、前期より推進している経営構造改革を継続し、収益性改善および資本効率向上に向けた重点施策の実行に取り組んでまいりました。 販売面では、国内小売事業においてシューズ、ウェルネス等が堅調に推移し、EC売上も伸長いたしました。一方で、暖冬の影響等により冬物商品の販売が低調となったことに加え、アウトドア、トレーニングウェア等の季節商材・アパレル部門が伸び悩みました。 利益面につきましては、国内スポーツ小売事業において、特定の経年品の短期圧縮方針に基づく売価訴求の実施や低価法評価損の増加等により売上総利益率が低下いたしました。また、ECシステムリリースに伴う減価償却費の増加と、人件費や店舗費の単価上昇、海外ゴルフ事業における商品評価基準の見直しに伴う商品評価損の増加、小売以外の事業における売上原価の増加等もあり、営業利益は当初想定を下回る結果となりました。 また、2026年5月1日付で公表いたしましたとおり、2026年3月期第4四半期連結会計期間において、収益性が低下した国内外の事業用資産等について減損損失36億10百万円、投資有価証券評価損7億51百万円および延滞債権売却損2億96百万円を計上いたしました。さらに、ゼビオアリーナ仙台の改修および建物寄附に伴う固定資産処分損23億66百万円を含め、2026年3月期における特別損失は合計73億72百万円となりました。なお、これらの特別損失は、2024年5月に公表した「資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応について」に基づく経営構造改革の一環として、国内外の不採算事業・低効率資産の見直し、投資案件の評価厳格化および資産整理等を進めたことに伴うものです。 新規出店および閉店につきましては、当連結会計年度において130店舗を出店し45店舗を閉店しました。このうち出店130店舗には、2025年度にX’tyleの業態拡大を本格化したことに伴う既存店舗内での展開81店舗を含んでおります。これにより、グループ総店舗数は972店舗、売場面積は前連結会計年度末比で2,408坪増加し、208,821坪となりました。 以上の結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高2,523億31百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益23億70百万円(前年同期比66.2%減)、経常利益46億60百万円(前年同期比38.8%減)、親会社株主に帰属する当期純損失21億64百万円(前年同期比322.7%減)となりました。 〔主な商品部門別の営業概況〕 <ウィンタースポーツ部門> ウィンタースポーツ部門では、暖冬の影響により冬物商品の販売が低調に推移したことに加え、需要期の後ろ倒しや気温推移の不安定さの影響を受け、前年を下回りました。以上の結果、ウィンタースポーツ部門の売上高は、前年同期比15.2%の減少となりました。 <ゴルフ部門> ゴルフ部門では、第4四半期において一部改善傾向がみられたものの、通期では高単価商材を中心に販売が伸び悩み、市場環境の影響も受けたことから、前年を下回りました。以上の結果、ゴルフ部門の売上高は、前年同期比0.7%の減少となりました。 <一般競技スポーツ・シューズ部門> 一般競技スポーツ・シューズ部門では、スポーツイベントの回復や健康志向の高まりを背景に、ランニング関連およびシューズが堅調に推移しました。また、ウェルネス関連商品およびEC販売の伸長も寄与し、前年を上回りました。以上の結果、一般競技スポーツ・シューズ部門の売上高は、前年同期比4.6%の増加となりました。 <スポーツアパレル部門> スポーツアパレル部門では、トレーニングウェア等において、暖冬および気温推移の不安定さにより季節商材の販売が伸び悩みました。以上の結果、スポーツアパレル部門の売上高は、前年同期比3.9%の減少となりました。 <アウトドア・その他部門> アウトドア・その他部門では、キャンプ市場の成熟化やトレッキング需要の一巡などの外的要因はありましたが、堅調に推移しました。以上の結果、アウトドア・その他部門の売上高は、前年同期比0.0%となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 (単位 百万円) 項目   前連結会計年度   当連結会計年度 営業活動によるキャッシュ・フロー   12,057   9,681 投資活動によるキャッシュ・フロー   △9,578   △11,263 財務活動によるキャッシュ・フロー   △7,531   △3,323 現金及び現金同等物に係る換算差額   △33   858 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)   △5,085   △4,047 現金及び現金同等物の期首残高   24,941   19,855 現金及び現金同等物の期末残高   19,855   15,808 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、158億8百万円となり、前連結会計年度末に比べて40億47百万円減少しました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、96億81百万円となりました。主な要因は、税金等調整前当期純損失を23億16百万円、減価償却費69億46百万円を計上したこと、棚卸資産の増加による資金の減少額が52億6百万円、売上債 権の減少による資金の増加額が39億89百万円、仕入れ債務の増加による資金の増加額が59億74百万円であります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、△112億63百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が73億57百万円、無形固定資産の取得による支出が24億35百万円であります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、△33億23百万円となりました。主な要因は、自己株式取得による支出が2億62百万円、配当金の支払額が14億52百万円、長期借入金の返済による支出が9億64百万円であります。 (3)生産、受注及び販売の実績 ①生産、受注実績 該当事項はありません。 ②商品部門別仕入実績 当社グループは、一般小売事業の単一セグメントとみなしておりますが、商品部門別に示すと次のとおりであります。 部門   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) ウィンタースポーツ   4,801   3.2   4,561   2.8 ゴルフ   54,154   35.7   55,389   33.6 一般競技スポーツ・シューズ   49,922   32.9   59,732   36.2 スポーツアパレル   17,528   11.6   17,747   10.8 アウトドア・その他   18,082   11.9   19,476   11.8 スポーツ用品・用具計   144,491   95.3   156,906   95.2 その他   7,121   4.7   7,995   4.8 合計   151,612   100.0   164,901   100.0 (注)「その他」は、食品等の仕入を含んでおります。 ③商品部門別販売実績 当社グループは、一般小売事業の単一セグメントとみなしておりますが、商品部門別に示すと次のとおりであります。 部門   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) ウィンタースポーツ   8,539   3.4   7,245   2.9 ゴルフ   80,766   32.2   80,185   31.8 一般競技スポーツ・シューズ   85,510   34.1   89,448   35.4 スポーツアパレル   29,389   11.7   28,245   11.2 アウトドア・その他   31,296   12.5   31,288   12.4 スポーツ用品・用具計   235,501   94.0   236,413   93.7 その他   15,101   6.0   15,918   6.3 合計   250,603   100.0   252,331   100.0 (注)「その他」は、食品等の販売、宿泊事業等を含んでおります。 ④地域別売上高 地域別   売上金額(百万円)   構成比(%)   期末事業所数 北海道   12,647   5.0   21 青森県   5,219   2.1   15 岩手県   4,747   1.9   19 宮城県   5,830   2.3   9 秋田県   2,739   1.1   10 山形県   3,186   1.3   9 福島県   17,870   7.1   30 茨城県   13,531   5.4   20 栃木県   4,233   1.7   6 群馬県   2,582   1.0   10 埼玉県   10,314   4.1   26 千葉県   10,680   4.2   41 東京都   61,654   24.4   95 神奈川県   10,611   4.2   34 新潟県   4,504   1.8   12 富山県   1,180   0.5   2 石川県   2,064   0.8   6 福井県   598   0.2   1 山梨県   62   0.0   1 長野県   4,603   1.8   8 岐阜県   170   0.1   2 静岡県   3,470   1.4   5 愛知県   7,286   2.9   21 三重県   2,249   0.9   8 滋賀県   1,360   0.5   3 京都府   1,843   0.7   2 大阪府   9,440   3.7   28 兵庫県   2,977   1.2   8 奈良県   2,636   1.0   6 和歌山県   871   0.3   2 島根県   1,299   0.5   2 岡山県   1,172   0.5   3 広島県   3,542   1.4   9 山口県   1,134   0.4   6 徳島県   773   0.3   2 香川県   841   0.3   3 愛媛県   1,818   0.7   3 高知県   646   0.3   1 福岡県   9,314   3.7   20 佐賀県   1,236   0.5   2 長崎県   1,073   0.4   3 熊本県   3,317   1.3   7 大分県   1,897   0.8   3 宮崎県   1,549   0.6   4 鹿児島県   1,404   0.6   3 沖縄県   3,062   1.2   8 小計   245,253   97.2   539 海外   7,078   2.8   47 合計   252,331   100.0   586 (4)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額については、仮定の適切性、情報の適切性及び金額の妥当性に留意した上で会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の財政状態の分析 当連結会計年度末の資産状況は、新規出店による店舗投資やシステム投資、長期借入金の返済により現金及び預金が減少しました。また、固定資産については、仙台アリーナの寄付および店舗不動産の減損により減少となりました。一方で、新規出店及び春物商材の仕入による商品は増加しました。以上の結果、総資産は前連結会計年度末に比べ20億36百万円増加し2,059億96百万円となりました。 負債は、春物商品の仕入による仕入債務が増加しました。一方で長期借入金の返済を実施しました。以上の結果、前連結会計年度末に比べ58億54百万円増加し876億82百万円となりました。 また、純資産は、利益剰余金の減少および自己株式の取得により株主資本が減少しました。以上の結果、前連結会計年度末に比べ38億17百万円減少し1,183億13百万円となりました。 ③当連結会計年度の経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、以下のとおりであります。 ⅰ 売上高の状況 当連結会計年度の連結売上高は、スポーツ用品販売業界におきましては、健康志向の高まりやスポーツイベントの回復を背景に、ランニング、シューズ、ウェルネス関連商品の需要が拡大する一方、為替影響によるコスト増や消費者行動の変化への対応が求められました。また、2026年2月に、イタリアで冬季オリンピック・パラリンピックの開催、2026年3月にワールド・ベースボール・クラシックの開催等により、世界的にもスポーツ全般における大きな関心が高まりました。その結果、一般競技スポーツを中心に、需要回復の動きが見られました。一方で、暖冬の影響を受け冬物商品の販売が低調に推移いたしました。 このような市場環境のもと、当社グループは、「こころを動かすスポーツ。」「スポーツの国をつくろう。」のステートメントの実現に向け、専門店の活性化に向けた取り組み、新たな会員・ポイントサービス「スポーツポイント」や、次世代型足型測定サービス「FeetAxis(フィートアクシス)」を活用した3Dシューズ提案など、お客様の利便性と体験価値向上に注力してまいりました。 これらにより、前連結会計年度比17億28百万円(0.7%)増加の2,523億31百万円となりました。 翌連結会計年度以降に関しては、当社グループは、経営構造改革締めくくりの1年と位置づけ以下の施策を重点的に取り組んでまいります。 <重点施策> 1.国内スポーツ小売事業における販売力強化、業態進化、及びビジネスモデルの転換 2.業務の標準化とインフラ統合による投資効率と収益性の向上 3.海外事業の経営基盤強化と事業領域の拡大 4.関連事業や新規事業における収益性向上と投資判断の厳格化 5.バックオフィス業務の統合集約とデジタル技術活用による経営効率改善 6.グループ経営管理体制の再構築と資本効率の向上 ⅱ 販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、EC拡大に伴う配送コストや出店手数料をはじめとした販売費及び管理費が増加しました。また、賃金上昇や採用活動強化により人件費も増加しました。一方で、広告費用については、チラシ広告の削減に加え、ECにおけるWEB広告費についても費用対効果を踏まえた効率化を進めていき、減少となりました。 以上により、販売費及び一般管理費は前連結会計年度比20億57百万円(2.3%)増加の927億23百万円となりました。 翌連結会計年度以降に関しても、重点施策の一つ、バックオフィス業務の統合集約とデジタル技術活用による経営効率改善で販管費率の改善に取り組んでまいります。 ⅲ 営業利益 当連結会計年度は、上記の通り、売上高は増加致しましたが、売上総利益率の低下及び販売費及び一般管理費が増加したため、営業利益は前連結会計年度比46億35百万円減少し、23億70百万円となりました。 ⅳ 営業外損益、特別損益 営業外収益は、不動産賃貸料5億49百万円、為替差益12億4百万円、業務受託料10億81百万円計上などにより34億44百万円となりました。 また、営業外費用は、不動産賃貸費用3億14百万円、業務受託費用6億26百万円などにより11億55百万円となりました。 これらにより、経常利益は46億60百万円(前連結会計年度比29億58百万円減少)となりました。 特別利益は、受取和解金1億67百万円、負ののれん51百万円、受取保険金31百万円計上などにより3億95百万円となりました。 特別損失は減損損失36億10百万円、固定資産処分損23億66百万円、投資有価証券評価損7億51百万円、固定資産除却損2億51百万円計上などにより、73億72百万円となりました。 ⅴ 親会社株主に帰属する当期純利益 上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は21億64百万円(前連結会計年度比31億36百万円減少)となりました。 ④当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、下記のとおりであります。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   59.2   59.5   57.2 時価ベースの自己資本比率(%)   20.9   26.4   19.9 (注)1.自己資本比率:自己資本/総資産 2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額(自己株式は除く)/総資産 3.キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは有利子負債、利払いが僅少又はないため表示を省略しております。 ⑤資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループの運転資金需要は、主に商品の仕入と販売に関する立替資金と、販売費一般管理費等の費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規出店や既存店舗の改装、及びソフトウェア投資といったスポーツ小売事業に関するものに加えて、周辺領域に関する固定資産投資やM&A等によるものであります。 (財政政策) 当社グループは、キャッシュ・フロー経営による手元資金での小売事業運営を基本方針としつつ、事業活動の維持拡大に一時的に必要となる資金を、国内外で安定的に確保するために、資金の性格に応じて金融機関からの借入等で資金調達を行っております。 経常的な運転資金は、主なお取引金融機関各行で設定している当座貸越枠内での調達を中心としていますが、長期資金需要がある場合には、対象事業の事業計画に基づく資金需要や、金利動向、返済見込み等を考慮しつつ、長期借入金での調達を適宜判断して実施しております。また、グループ内での資金調達に関しては、原則として、当社からのグループファイナンスで対応しております。 投資判断における財務方針としては、企業価値の向上に資するために、投資のリスク分類に応じて資本コストのリスクプレミアムを加算したリターンを確保するキャッシュ・フロー創出が必要であるという考え方を採用しております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、73億円となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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