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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

大戸屋ホールディングス

OOTOYA Holdings Co., Ltd.2705 · Standard · 小売業

「大戸屋ごはん処」を国内外に461店舗展開する定食チェーン。店内調理の出来立て定食を主力に、直営とフランチャイズで成長する。

概要

大戸屋ホールディングスは、和食中心の定食チェーン「大戸屋ごはん処」を運営する外食企業である。神奈川県横浜市に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は370億円、営業利益21億円。国内では直営156店舗とフランチャイズ164店舗の計320店舗を展開し、海外でも9カ国・地域に141店舗を持つ。主力の「大戸屋ごはん処」は約31品目のグランドメニューを店内調理で提供し、健康志向の定食で知られる。

国内直営が売上の6割を占めるセグメント構成

大戸屋グループは、国内直営事業、国内フランチャイズ事業、海外直営事業、海外フランチャイズ事業、その他の5セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、国内直営が229億円(全体の62%)、国内フランチャイズが101億円(27%)、海外直営が30億円(8%)、海外フランチャイズが3億円、その他が6億円である。国内直営事業は「大戸屋ごはん処」152店舗とその他4店舗(なぎさ橋珈琲等)を運営し、セグメント利益は9.9億円。国内フランチャイズ事業は164店舗で17.2億円の利益を計上し、利益率ではフランチャイズ事業の方が高い。海外直営事業は香港・米国・タイで計9店舗を直営するが、セグメント損失0.7億円と赤字が続く。海外フランチャイズは132店舗で1.2億円の利益を挙げている。その他事業はタイにおけるプライベートブランド商品の輸入・販売で1.2億円の利益である。

首都圏に依存しつつ拡大する店舗ネットワーク

2026年3月末時点の国内店舗数は合計320店舗で、うち首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)が184店舗と全体の57.5%を占める。東京都内だけでも89店舗(直営61、FC28)と最も多く、次いで神奈川県51店舗、埼玉県26店舗、千葉県18店舗である。首都圏以外では、東海地方24店舗、近畿地方23店舗、九州・沖縄23店舗、甲信越17店舗などが続く。北海道は7店舗、東北は14店舗と少ない。海外は9カ国・地域に141店舗を展開し、内訳は直営9店舗(香港4、米国4、タイ1)、FC132店舗(タイ60、台湾53、インドネシア16、マレーシア1、カンボジア1、フィリピン1)である。海外FC店舗数は国内FCの164店舗に迫る規模だが、売上高は国内FCの約3%に過ぎず、FCロイヤリティ収入が主体である。

コロナ後の急回復で過去最高売上を更新した財務

大戸屋の連結売上高は2013年3月期の204億円から緩やかに成長し、2020年3月期には246億円まで達したが、新型コロナウイルス感染症の影響で2021年3月期は161億円に急落、当期純損失47億円を計上した。その後、2022年3月期には188億円まで回復し、19億円の純利益に転じた。2023年3月期238億円、2024年3月期279億円と順調に拡大し、2025年3月期には314億円、営業利益17億円(営業利益率5.4%)を達成。2026年3月期は売上高370億円、営業利益21億円と過去最高を更新した。2026年3月期の経常利益は22億円、親会社株主に帰属する当期純利益は12億円である。中期経営計画では2027年3月期に売上高380億円、営業利益22.5億円を目標に掲げ、既存事業の改善と出店拡大を進めている。

業界の中での役割は外食産業における定食チェーン運営者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
370億円
営業利益
21億円
営業利益率
5.7%
純利益
12億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内飲食主力

日本国内で「大戸屋ごはん処」を直営156店舗、FC164店舗展開。店内調理の定食を中心に、テイクアウト弁当も提供。首都圏以外にも店舗を広げ、地域密着型の運営を行う。

主な製品・サービス2
定食メニュー
約31品目のグランドメニューからなる定食。すべて店内調理で、出来立てを提供する。
テイクアウト弁当
約26品目のお弁当など、持ち帰り用商品。店内調理の定食を家庭でも楽しめる。

02海外飲食準主力

香港、シンガポール、アメリカ、タイなどで直営店を展開。また、タイ、台湾、インドネシアなどではFC店を展開し、国内と同様のメニューを提供する。海外直営店は9店舗、FC店は132店舗。

主な製品・サービス1
定食メニュー
海外の「大戸屋ごはん処」でも、国内とほぼ同様の定食メニューを提供。現地の嗜好に合わせた調整も行う。

製品と技術

店内調理のグランドメニュー約31品目とテイクアウト26品目

「大戸屋ごはん処」の商品は、イートイン向けのグランドメニュー約31品目と、テイクアウト向けのお弁当等約26品目で構成される。全てのメニューは店舗内で調理され、「出来立て」を提供する点を特徴とする。定食はご飯・みそ汁・おかずの組み合わせが基本で、魚料理(さばの塩焼きなど)、肉料理(チキン南蛮・豚生姜焼きなど)、豆腐ハンバーグなどのヘルシー志向の品揃えが中心である。サイドメニューにはサラダや小鉢、テイクアウト用の総菜、デザート類、アルコールを含むドリンク類も用意する。海外の「大戸屋ごはん処」でもほぼ同様のメニュー構成を提供しており、現地の食材を一部取り入れながらもブランドの統一感を維持している。

「世界のおかず」やコラボメニューによる季節限定施策

大戸屋は定番メニューに加えて、年間を通じて期間限定メニューや数量限定メニューを投入する。2025年度には「世界のおかず」をテーマに、南国風の夏野菜メニュー「南国キッチン」フェアや、韓国風の「韓国食堂」フェアを展開した。また、1月8日の「大戸屋・定食の日」には「福アゲ三昧定食」を販売。プロフィギュアスケーターや人気スポーツアニメとのコラボレーションメニューも数量限定で販売した。集客策として、有名声優を起用したテレビCMとトレインビジョン広告を全国で放映し、公式アプリには来店促進プログラム「大戸屋POINT+」を導入した。これら施策により、グランドメニューのリニューアルと合わせて既存店の客数と客単価の向上を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

定食大手、業績回復基調

大戸屋ホールディングスは定食チェーンを展開し、売上高279億円(2024/3期)から314億円、370億円と成長。営業利益率も5%台を回復しつつある。同業には光フードサービスやトライアルホールディングスがあるが、大戸屋は和食定食に特化したブランドが強み。外食需要回復と出店拡大が成長を支える。

強み

  • 2024→2026年度で279→370億円と33%増の見込み。
  • 5%台の利益率で、収益性が順調に回復。
  • 「大戸屋」ブランドは定食業態で高い認知度。
  • 国内に加え海外展開も含め、増収余地が大きい。

課題

  • 米や野菜の価格上昇が原価率を押し上げる。
  • 外食業界全体で労働力不足が続き、人件費増のリスク。
  • 同業チェーンとの競合や価格競争が激しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が大戸屋ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13399丸千代山岡家791億円21.0倍
28244近鉄百貨店791億円20.9倍
3417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍
47412アトム749億円
58273イズミ744億円13.1倍
62705大戸屋ホールディングス731億円59.3倍
77606ユナイテッドアローズ718億円10.7倍
82695くら寿司716億円39.4倍
98160木曽路706億円40.4倍
108179ロイヤルホールディングス678億円22.8倍
112791大黒天物産665億円17.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

三森久実が創業した1983年とFC一号店の2001年

1983年5月、三森久実が東京都豊島区東池袋に資本金300万円で株式会社大戸屋を設立した。当初は「和洋食の大戸屋」の店舗展開を目的としていた。1993年に本部を東京都田無市(現西東京市)に移転。2001年4月には株式の額面金額変更のため、形式上の存続会社であるジュオ・ハタノと合併し、額面を5万円から50円に変更した。同年8月に日本証券業協会に株式を店頭登録(後のJASDAQ)。同年11月には元社員に「大戸屋ごはん処」田無店の営業権を譲渡し、第1号のフランチャイズ店舗として営業を開始した。これにより直営とFCの併営体制が始まった。2002年4月には本部を新宿区岩戸町に移転している。

タイ・台湾・香港へ海外進出した2004~2008年

2004年3月、タイ王国で飲食事業を展開するため、46%出資のOOTOYA (THAILAND) CO., LTD.を設立。翌2005年1月、海外第1号店となる「OOTOYA GOHANDOKORO」トンロー店をバンコクに開店した。同年8月にはタイで40%出資のBETAGRO OOTOYA CO., LTD.(後のM OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.)を設立し、現地資本との合弁を強化した。2006年3月には台湾で100%子会社の台灣大戸屋股份有限公司を設立し、同年5月に台北に台湾1号店を出店。2007年8月には香港大戸屋有限公司を設立、2008年7月に香港1号店(太古店)を開業した。さらに2007年10月にはシンガポールとインドネシア向けにOOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.に30%出資し、2008年6月にはインドネシア1号店をジャカルタに出店。この5年間でアジア主要都市への出店を一気に進めた。

持株会社体制への移行と海外事業再編の2011~2013年

2011年7月、持株会社体制への移行に伴い商号を「株式会社大戸屋ホールディングス」に変更し、事業子会社として株式会社大戸屋を設立した。同年8月にはタイの合弁会社BETAGRO OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.の全株式をCENTRAL RESTAURANTS GROUP CO., LTD.に売却し、エリア・フランチャイズ契約を締結。これによりタイ事業はFC主体へ転換した。2012年6月には中国1号店(上海協秦中心店)を出店するため、大戸屋(上海)餐飲管理有限公司に49%出資。同年9月には台湾子会社の全株式を全家便利商店股份有限公司に売却し、台湾でもFC契約に切り替えた。2013年7月、大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。同年12月には上海子会社を完全子会社化し、中国直営体制を強化した。

米国進出と中国FC展開の2010年代半ば

2011年3月、アメリカ合衆国にAMERICA OOTOYA INC.を設立し、2012年4月にニューヨーク州チェルシーに米国1号店「大戸屋JAPANESE RESTAURANT」を出店した。2019年7月にはニュージャージー州にOOTOYA NJ L.L.C.を設立し、米国での店舗網を拡大した。一方、中国では2014年3月に全家便利商店股份有限公司と中国全土におけるエリア・フランチャイズ契約を締結し、FC展開に軸足を移した。2015年7月にはベトナムにOOTOYA MESAとして1号店を出店。国内では2014年10月に関西地区の店舗開発強化のため大阪事務所を設置した。2019年2月、日本健康会議より「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」の認定を受け、健康経営への取り組みを開始した。

コロナ禍で売上半減した2020年~回復基調の2023年

2020年3月期の売上高246億円から、新型コロナウイルス感染症の影響で2021年3月期は161億円(前年比34.5%減)に落ち込み、当期純損失47億円を計上した。緊急事態宣言による休業や時短営業が直撃した。2022年3月期には188億円まで回復し、19億円の純利益に転換。2023年3月期は238億円、純利益3億円と徐々に持ち直した。2024年3月期には279億円、純利益14億円とコロナ前の水準を超えた。この間、国内直営店は2021年3月期の141店舗から2023年3月期には147店舗へと微増に留まったが、FC店舗は同期間で162店舗から161店舗と横ばいで推移した。海外店舗は2021年3月期の113店舗から2023年3月期には125店舗に増加し、特にタイと台湾のFCが牽引した。

年表33件を開く

1980年代

  • 1983年5月創業三森久実が「和洋食の大戸屋」の店舗展開を目的として、東京都豊島区東池袋に資本金3百万円で株式会社大戸屋(現・株式会社大戸屋ホールディングス)を設立

1990年代

  • 1993年9月本部を東京都田無市(現西東京市)に移転

2000年代

  • 2001年4月M&A株式の額面金額の変更を目的に形式上の存続会社である株式会社ジュオ・ハタノと合併し、1株の額面金額を50,000円から50円に変更
  • 2001年8月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2001年11月元社員に対して「大戸屋ごはん処」田無店に係る営業権を譲渡し、当社第1号のフランチャイズ店舗として営業を開始
  • 2002年4月本部を東京都新宿区岩戸町に移転
  • 2004年3月創業タイ王国で飲食事業の展開を図る目的で、当社46%出資のOOTOYA (THAILAND) CO., LTD.を設立
  • 2005年1月OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.が海外第1号店となる「OOTOYA GOHANDOKORO」トンロー店(タイ王国バンコク都内)を出店
  • 2005年8月タイ王国で飲食事業の展開を図る目的で、当社40%出資のBETAGRO OOTOYA CO., LTD.(現M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD. 現・連結子会社)を設立
  • 2006年3月創業台湾で飲食事業の展開を図る目的で、当社100%出資の台灣大戸屋股份有限公司を設立
  • 2006年5月台灣大戸屋股份有限公司が台湾第1号店となる「大戸屋ごはん処」衣蝶店(台湾台北市内)を出店
  • 2007年1月商号変更OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.がBETAGRO OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.に商号変更
  • 2007年8月香港で飲食事業の展開を図る目的で、当社100%出資の香港大戸屋有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2007年10月シンガポール共和国及びインドネシア共和国で飲食事業のフランチャイズ展開を図る目的で、OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.(現・連結子会社)に30%出資
  • 2008年6月OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.の子会社であるPT. OOTOYA INDONESIAがインドネシア共和国におけるフランチャイズ第1号店となる「大戸屋ごはん処」スナヤンシティ店(インドネシア共和国ジャカルタ)を出店
  • 2008年7月香港大戸屋有限公司が香港第1号店となる「大戸屋ごはん処」太古店(香港クオリーベイ)を出店
  • 2009年6月OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.がシンガポール共和国におけるフランチャイズ第1号店となる「大戸屋ごはん処」オーチャードセントラル店(シンガポール共和国オーチャードセントラル)を出店

2010年代

  • 2010年3月公募による60万株の新株式発行及びオーバーアロットメントによる当社株式の売出しに関する第三者割当による10万株の新株式発行により、総額513百万円の資金調達を実施
  • 2010年3月本部を東京都武蔵野市中町に移転
  • 2011年3月アメリカ合衆国で飲食事業の展開を図る目的で、AMERICA OOTOYA INC.(現・連結子会社)を設立・出資
  • 2011年7月商号変更持株会社体制への移行に伴い、当社商号を「株式会社大戸屋」から「株式会社大戸屋ホールディングス」に変更
  • 2011年8月BETAGRO OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.の全株式をCENTRAL RESTAURANTS GROUP CO., LTD.に売却し、同社とエリア・フランチャイズ契約を締結
  • 2011年12月上海で飲食事業のフランチャイズ展開を図る目的で大戸屋(上海)餐飲管理有限公司に49%出資
  • 2012年4月AMERICA OOTOYA INC.がアメリカ合衆国第1号店となる「大戸屋JAPANESE RESTAURANT」チェルシー店(米国ニューヨーク州)を出店
  • 2012年6月大戸屋(上海)餐飲管理有限公司が中国第1号店となる「大戸屋ごはん処」協秦中心店(上海長寧区)を出店
  • 2012年9月台灣大戸屋股份有限公司の全株式を全家便利商店股份有限公司に売却し、同社とエリア・フランチャイズ契約を締結
  • 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年12月M&A大戸屋(上海)餐飲管理有限公司を完全子会社化
  • 2014年3月全家便利商店股份有限公司と中国全土におけるエリア・フランチャイズ契約を締結
  • 2014年10月関西地区の店舗開発を強化する目的で大阪事務所を設置
  • 2015年7月OOTOYA MESAがベトナム第1号店となるOOTAYA MESAプラザ店を出店
  • 2019年2月日本健康会議より「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」の認定を受ける
  • 2019年7月アメリカ合衆国ニュージャージー州にOOTOYA NJ L.L.C.(現・連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで38,000百万円
  • 営業利益2027年3月期まで2,245百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の改善と新業態創出

    既存店舗のメニュー刷新や期間限定メニュー・数量限定メニューの販売により来店頻度を高めるほか、新業態の開発や中食事業を強化する。

  2. 02

    出店地域・立地の明確化と拡大

    重点立地への出店を継続的に推進し、フランチャイズ店舗の出店支援にも取り組むことで、店舗網を拡大する。

  3. 03

    海外事業の改善と拡大

    海外事業の収益改善を図り、持続可能な成長に向けた事業拡大を目指す。

  4. 04

    人材基盤の強化と健康経営

    多様な働き方を可能とする人事制度の見直しや従業員の健康保持・増進施策(健康経営)を推進し、人材基盤を強化する。

  5. 05

    サステナビリティ経営への注力

    フードロス削減などの環境施策や子ども向け食育活動などの社会貢献に取り組み、中長期的な企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で738人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は691万円で、9期前と比べて+22.4%平均年齢は47.3歳、平均勤続年数は11.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月582
2018年3月611
2019年3月56547.29.1660
2020年3月57348.610.1686
2021年3月56949.311.5654
2022年3月57448.912.6557
2023年3月59547.411.2540
2024年3月62847.010.2629
2025年3月65147.18.8713238
2026年3月69147.311.9738285

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率125.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 4 / 海外 4、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本厚木店他30店舗 — 神奈川県厚木市他970百万円
国内直営事業 及び国内フラン チャイズ事業
池袋東口店他62店舗 — 東京都豊島区他438百万円
国内直営事業 及び国内フラン チャイズ事業
ララガーデン川口店他18店舗 — 埼玉県川口市他170百万円
国内直営事業
柏駅南口店他12店舗 — 千葉県柏市他107百万円
国内直営事業
カリーノ江坂店他5店舗 — 大阪府吹田市他95百万円
国内直営事業
本部及び山梨事務所 — 神奈川県横浜市西区及び 山梨県山梨市56百万円
全社(共通)
仙台ロフト店他1店舗 — 宮城県仙台市青葉区49百万円
国内直営事業
福田屋宇都宮店他2店舗 — 栃木県宇都宮市他45百万円
国内直営事業
須磨パティオ店他2店舗 — 兵庫県神戸市須磨区他22百万円
国内直営事業
チェルシー店他3店舗 — アメリカ合衆国ニューヨーク州22百万円
海外 直営事業
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社コロワイド(注)4
    神奈川県横浜市西区 · その他の関係会社
    議決権46.7%
  • 国内
    株式会社大戸屋(注)3,6
    神奈川県横浜市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    香港大戸屋有限公司(注)3
    香港特別区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.(注)3
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    AMERICA OOTOYA INC.(注)3
    アメリカ合衆国 ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    OOTOYA NJ L.L.C.
    アメリカ合衆国 ニュージャージー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    M OOTOYA(THAILAND)CO., LTD.
    タイ王国バンコク都 · 連結子会社
    議決権72.0%
  • 海外
    THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.(注)5
    タイ王国バンコク都 · 連結子会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は370億円営業利益21億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.8%、利益が+23.5%。

売上高
+17.8%
370億円
営業利益
+23.5%
21億円
純利益
+0.0%
12億円
営業利益率
5.7%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高380億円370億円
営業利益22億円21億円
純利益14億円12億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は103億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+56.1%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q632
2024年1Q6634.52
2024年2Q6945.84
2024年3Q7145.63
2024年4Q735
2025年2Q15196.08
2025年4Q16384.94
2026年2Q178116.27
2026年4Q192105.25
2027年1Q10365.83

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は204億円から370億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月20443
2014年3月23282
2015年3月24663
2016年3月26063
2017年3月25674
2018年3月26372
アメリカ合衆国ニュージャージー州にOOTOYA NJ L.L.C.(現・連結子会社)を設立
2019年3月25751
2020年3月246−6−11
2021年3月161−34−47
2022年3月188−519
2023年3月23843
2024年3月2791714
2025年3月31417175.412
2026年3月37021225.712

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高370億円のうち、営業利益として残るのは21億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.3%164億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金50.0%185億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.0pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+20.1pt
28.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
17.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが31億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は35億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月11−613534
2014年3月12−11−14121
2015年3月12−102225
2016年3月24−711743
2017年3月6−6−19025
2018年3月11−5−11620
2019年3月12−80424
2020年3月2−81−619
2021年3月−27−550−3237
2022年3月24−2−162243
2023年3月7−5−8239
2024年3月22−8−91445
2025年3月21−15−11642
2026年3月31−16−221535

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は119億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は34.5%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月107426538.6
2014年3月103426140.6
2015年3月113456839.4
2016年3月121467537.7
2017年3月103475645.6
2018年3月95474849.3
2019年3月98465246.7
2020年3月88335537.2
2021年3月91157615.4
2022年3月98346434.0
2023年3月96375937.4
2024年3月108495944.1
2025年3月119477237.7
2026年3月119447534.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
35億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
75億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中14位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中321位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
28.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
17.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.2%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥10,060で、1年前と比べて+84.1%過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。

¥10,060-0.3%1ヶ月+19.8%1年+84.1%時価総額731億円
過去52週の値幅
安値¥5,460高値¥10,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)59.3倍
PER (会社予想)52.1倍
PBR17.04倍
配当利回り0.20%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/29に+7.3%上昇し8800円。25日線7920円を+11%上抜け、75日線も上回る。1ヶ月で+16.7%、52週高値8800円に到達。出来高35500株と直近平均の2.5倍に急増、買い手強い。週足は上昇トレンド加速。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER47.39倍は業界平均41.19倍を上回り、PBR14.22倍は同業平均2.92倍を大きく上回り割高水準。配当利回り0.25%と低く、業界平均1.40%を下回る。ROE28.7%は高いが、バリュエーションは業績の成長期待を強く織り込んでおり、割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)59.3倍39.6倍
PER (予想)52.1倍
PBR17.04倍2.44倍
ROE28.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

コロナ後の回復で業績は改善傾向にあるが、PERは47倍とバリュエーションが割高。強気派は国内出店と海外展開による成長ポテンシャルを評価。弱気派は、競争激化と原材料高による利益率の伸び悩みを指摘。

プラスに働く材料7
  • コロナ後の回復継続

    客足回復で売上高は3期連続増加、FY25は314億円。

  • 海外展開の拡大余地

    アジアを中心に海外出店を加速、収益源多様化。

  • 高付加価値メニューの浸透

    ヘルシー志向の定食が支持され客単価上昇余地。

  • 既存店売上高の成長継続通年影響

    既存店売上高前年比3%増で売上約10億円増

  • 出店加速による収益拡大FY2027/3影響

    年間20店舗増で売上約40億円増、営業利益約2億円増

  • 業績上方修正の期待決算発表後影響

    FY2026/3営業利益21億円を上回る可能性

  • FC事業の拡大不定影響

    フランチャイズ店舗増でロイヤリティ収入増加

マイナスに働く材料7
  • バリュエーションの割高感

    PER47倍は同業比で高く、成長鈍化時に割高リスク。

  • 原材料・人件費上昇

    営業利益率5.4%と低く、コスト増で収益圧迫懸念。

  • 競合との差別化困難

    外食チェーン多数で独自性維持は容易でない。

  • 人件費上昇による収益圧迫継続影響

    最低賃金上昇で年間約2億円のコスト増

  • 外食需要の減退不定影響

    景気低迷で客単価下落、売上前年比5%減

  • 高PERによるバリュエーション調整継続影響

    PER47倍と業界平均比割高、修正リスク

  • 新規出店の失敗リスク継続影響

    新店立ち上がり遅れで投資回収長期化

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
回復趨勢の持続性を測る重要指標。
海外店舗数
成長の鍵となる海外展開の進捗確認。
客単価
値上げ効果やメニュー構成の変化を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは0.20%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
0.20%
いまの株価に対して
配当性向
53.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3092.1
2018年3月25−16.767.5
2019年3月250.044.9
2020年3月250.0
2023年3月5−80.028.8
2024年3月50.017.8
2025年3月10100.042.1
2026年3月20100.053.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ19,772人。区分でいちばん多いのは事業法人49.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.1%を占め、残る50.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人50.249.849.749.849.849.0
個人・その他43.047.246.947.248.348.7
外国法人0.60.81.41.51.11.7
証券会社0.60.60.40.60.30.4
外国人個人0.10.10.10.10.10.1
自己株式0.10.20.10.10.10.1
金融機関5.41.61.40.80.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社コロワイド46.65
02株式会社日本アクセス0.69
03ブルドックソース株式会社0.51
04日本ハム株式会社0.37
05大戸屋従業員持株会0.34
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY505004(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.22
07蔵人 賢樹0.21
08モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.19
09JPMSLLC CL JPY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.19
10SCBSG S/A SCB (HK)-EQTYDER A/C SCB HK PROP-JP000299900002 (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.18

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+287%、1株純資産は13期で−2%。直近期のROEは28.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月445787.824.3123.8
2014年3月285834.844.4
2015年3月386196.350.182.9
2016年3月426376.848.6712.3
2017年3月506497.741.292.1
2018年3月286494.478.267.5
2019年3月86331.2293.744.9
2020年3月−158453−29.2
2021年3月−659−199.4
2022年3月2491880.611.2
2023年3月24538.0162.728.8
2024年3月17921733.529.017.8
2025年3月16240326.431.442.1
2026年3月17056628.740.153.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額160百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
蔵人賢樹代表取締役 社長4715,000
橋澤順取締役 経営管理本部長474,000
日下好広取締役511,000
三森智仁取締役37
小濵直人取締役61
山田奈央子取締役47
下村治取締役(監査等委員)67
田村吉央取締役(監査等委員)44
大場睦子取締役(監査等委員)40
新井健治取締役461,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)483153013033
社外取締役522224
取締役(社内)1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,427字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社7社 国内子会社:株式会社大戸屋、海外子会社:香港大戸屋有限公司、OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.、AMERICA OOTOYA INC.、OOTOYA NJ L.L.C.、M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.で構成されており、国内及び海外において、主に一般消費者に対し定食、弁当の販売を行う直営事業及びフランチャイズ事業を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 連結子会社 会社名   報告セグメント   主な事業内容 株式会社大戸屋   国内直営事業及び 国内フランチャイズ事業   日本国内における飲食事業の直営及びフランチャイズ展開 香港大戸屋有限公司   海外直営事業   香港における飲食事業の直営展開 OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.   海外直営事業   シンガポール共和国における飲食事業の直営展開 AMERICA OOTOYA INC.   海外直営事業   アメリカ合衆国における飲食事業の直営展開 OOTOYA NJ L.L.C.   海外直営事業   アメリカ合衆国における飲食事業の直営展開 M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.   海外直営事業   タイ王国における飲食事業の直営展開 THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.   その他   タイ王国におけるプライベートブランド商品の輸入・販売業務 事業の系統図は、次のとおりであります。 〇印は、連結子会社 (1)商品について イートイン(注1)型定食店「大戸屋ごはん処」における商品は、2026年3月末現在、主にグランドメニュー(通常メニュー)約31品目、テイクアウト(注2)のお弁当等約26品目で構成されております。これらは全て店内調理のうえ、お客様には「出来立て」を召し上がっていただいております。その他には、サイドメニュー(サラダや小鉢、テイクアウトのお惣菜等)、デザート類及びアルコールを含むドリンク類がございます。 なお、海外連結子会社2社 香港大戸屋有限公司、AMERICA OOTOYA INC.が運営する「大戸屋ごはん処」並びにタイ王国においてCRG International Food Co., Ltd.が運営する「大戸屋ごはん処」、台湾において台灣大戸屋股份有限公司が運営する「大戸屋ごはん処」、インドネシア共和国においてPT. OOTOYA INDONESIAが運営する「大戸屋ごはん処」、カンボジア王国においてA DASH (CAMBODIA) CO., LTD.が運営する「大戸屋ごはん処」、及びフィリピン共和国においてFEDERAL BRENT RETAIL, INC.,が運営する「大戸屋ごはん処」における商品については、おおむね国内の「大戸屋ごはん処」におけるメニュー構成と同様の商品を提供しております。 (注)1 「イートイン」とは、お客様にご来店いただき、店舗内にて商品を召し上がっていただく販売形態を指しております。 2 「テイクアウト」とは、お客様に商品をお持ち帰りいただいたうえで召し上がっていただく販売形態を指しております。 (2)店舗について 2026年3月31日現在の直営及びFC店舗の地域別分布状況は、次のとおりであります。 地域名   第42期 (2025年3月31日現在)   第43期 (2026年3月31日現在) 直営店   FC店   合計   直営店   FC店   合計 東京都   59   27   86   61   28   89 神奈川県   26   22   48   29   22   51 埼玉県   18   6   24   20   6   26 千葉県   15   5   20   13   5   18 その他関東   7   6   13   7   6   13 北海道   5   2   7   5   2   7 東北   1   13   14   2   12   14 甲信越   5   11   16   5   12   17 北陸   -   3   3   -   3   3 東海   1   22   23   1   23   24 近畿   11   10   21   13   10   23 中国・四国   -   12   12   -   12   12 九州・沖縄   1   22   23   -   23   23 国内計   149   161   310   156   164   320 海外   9   115   124   9   132   141 合計   158   276   434   165   296   461 (注)1 「その他関東」には、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県は含まれておりません。 2 店舗数につきましては、3月末時点となります。 第43期におきましては、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)以外の地域における店舗数が277店舗(第42期は256店舗)となり、当社グループ全店舗に占める首都圏の割合は39.9%(同41.0%)となりました。
経営方針・対処すべき課題1,763字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直し及び雇用情勢の改善等により景気は緩やかに回復しているものの、金融資本市場の変動の影響や中東情勢の影響による燃料油・石油製品の供給不安等により、先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、客単価の上昇等により需要は堅調を維持している一方で、食材価格や人件費の高騰によるコストの増加が継続しており、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況下、お客様により一層の“満足感”と“特別感”をお届けするため、全国の「大戸屋ごはん処」でグランドメニューをリニューアルしたほか、「世界のおかず」をテーマに季節の食材を使用した期間限定メニュー及び数量限定メニューの販売を行いました。また、集客施策として、有名声優を歌唱とナレーターに起用した新CMを全国の地上波TV放送及びトレインビジョンにて放映したほか、公式アプリによるアプリランクプログラムである「大戸屋POINT+」を導入し、来店促進の強化を行いました。 (2)経営戦略、経営方針等 当社グループは、「中期経営計画(2025年3月期-2027年3月期)」に基づき、「健康」をキーワードに、食を通じてお客様へ健康を提供しながら、食の総合カンパニーを目指して参ります。 《中期経営計画の主な施策》 既存事業の改善と更なる発展 出店地域・立地の明確化 新業態の創出 中食事業の強化 海外事業の改善と拡大 人材基盤の強化 また、企業として持続的な成長を続けるために、中期経営計画で掲げている「売上高増による利益体質の強化」等を実施するとともに、サステナビリティ経営にも注力し、中長期的な企業価値の向上を図る取組みを推進して参ります。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を企図し、2027年3月期の目標値は売上高38,000百万円、営業利益2,245百万円を目指して参ります。当該指標の各数値については当連結会計年度末現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 日本経済は個人消費の持ち直し及び雇用情勢の改善等を背景に、緩やかな回復基調が継続しています。一方で、金融資本市場の変動の影響や中東情勢の影響による燃料油・石油製品の供給不安等により、引き続き先行き不透明な状況が続くと予想されます。 このような経営を取り巻く環境が厳しい中、2027年3月期当社グループは「からだにうまい。」という「大戸屋ごはん処」の新ブランドメッセージのもと、“おいしさ”を起点にお客様の心と体の両方を満たせるよう取組んで参ります。SNSや動画、広告等により、お客様に継続的に認知・想起をいただくことで来店を促進するとともに、期間限定メニュー及び数量限定メニューの販売にて、来店頻度の向上を図って参ります。また、従業員がより多様な働き方ができるよう、人事制度の見直しに取組んで参ります。加えて、出店拡大に継続して注力し、重点立地への出店を図るとともに、フランチャイズ店舗の出店を支援するための取組等を行って参ります。 また、当社グループでは長期にわたる持続的な成長を目指し、サステナビリティへの取組に注力しております。「環境」への取組として、フードロス削減の推進等に取組むとともに「社会」への取組として、お子さまが楽しみながら「食」について学べる施策等で地域交流促進に努めて参ります。また、従業員とその家族の心と体の健康の保持・増進につながる施策を戦略的に実践する「健康経営」の推進等により、人材基盤の強化を図って参ります。さらに、取締役会の機能強化を図るため、独立社外取締役を1/3以上維持するなど、業務執行の管理・監督が適切に行われる体制の維持・高度化に取組んで参ります。 以上のような取組みにより、持続的成長を推進できる企業体質に進化することを当社グループの重要課題に位置付けております。
事業等のリスク3,196字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)株式会社日本アクセスに対する配送依存度の高さについて 当社グループは、各店舗で日々使用する多品種・少量の食材の配送について、全面的に株式会社日本アクセスに委託しております。 効率・コスト面から、同社による配送集中のメリットが大きいと考えておりますが、同社の配送センターにおける事故等、不測の事態が生じた場合には、同社の配送機能が一時的に停止し、当社グループの商品に必要な食材が欠品に陥り、当社グループ店舗の営業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)店舗展開と出店政策について 当社グループは、駅周辺立地、繁華街立地、ショッピングセンター内等の集客力がある施設等への出店を中心として、店舗展開を行っております。 当社グループが新規出店する際の出店先の選定については、店舗の採算性を最も重視しており、差入保証金や家賃等の出店条件、周辺人口や店前通行量等の事前立地調査に基づく投資回収期間及び予想利益等の一定条件を満たすものを出店対象物件としております。このため、当社グループの出店条件に合致する物件が出店計画数に満たない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)人材の確保及び育成について 当社グループは、店内調理による高品質な商品をお客様に提供することにより、他社との差別化を図っております。そのため、「調理技術」と店舗運営のための「管理能力」を備えた店主の育成が重要であります。従って、人材育成が順調に進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)競合及び価格競争の激化について 当社グループが属する外食産業市場は成熟段階に入っており、同業者との競合のみならず、コンビニエンス・ストア等の他業態との競合も激しさを増しています。これら競合先の動向や、外食産業の市場規模の縮小等により、当社グループの商品価格や出店計画等が変更された場合や、来客数が減少した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)店舗の衛生管理について 当社グループは、衛生管理について重視しており、食品衛生研究所を設け、店舗における衛生状態に関する調査・指導を徹底するとともに、外部専門業者による調査も実施しております。また、食材の仕入先の工場についても定期的に調査を実施しております。しかしながら、当社グループにおいて、万一、食中毒などの重大な衛生上の問題が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)仕入食材について 当社グループは、安全・安心な食材の調達に向けた調達ルートの多様化に加え、トレーサビリティの追求により、産地、物流を確認しつつ、安全性の確保を図っておりますが、BSEや鳥インフルエンザのような食材に関する問題が発生した場合、また、天候不順で農作物が不作という状況になった場合には、仕入価格への影響が考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)海外展開について 当社グループは、海外出店に際して事前に入念な調査を行っておりますが、当該国における法規制、宗教、慣習等の違いや、政策変更、経済情勢や為替相場の変動、テロ、戦争の発生等によるカントリーリスクが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外での店舗展開が計画通りの成果を挙げられない場合にも、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)経済事情の急変について 世界的な経済金融危機等、今後経済事情に大きな影響を与える事象が発生した場合には、お客様の購買意欲の低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)自然災害等のリスクについて 当社グループは、国内外に店舗展開しておりますが、大規模な地震や台風等の自然災害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)敷金及び差入保証金について 当社グループでは、出店に際して賃貸人に対し敷金及び差入保証金を支払っております。当社グループでは賃貸借契約の時点で賃貸人の資産状況等を審査しておりますが、賃貸人の破綻等により、敷金及び差入保証金の一部または全部が回収不能になる場合や、中途解約となった場合に返還されなくなり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)フランチャイズ加盟店との関係について 当社グループは、加盟者とフランチャイズ契約を締結し、加盟者に「大戸屋ごはん処」の店舗を出店する権利を付与しております。当社グループは加盟者に対し、食材卸売りなどの売掛債権を有しており、加盟店の経営悪化による貸倒が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)固定資産の減損会計について 当社グループは、今後、当社グループが保有する固定資産を使用する店舗の営業損益に悪化がみられ、回復が見込まれない場合や、固定資産の市場価格が著しく下落した場合等には、当該固定資産について減損損失を計上することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度末における、国内直営事業及び海外直営事業の有形固定資産残高は、それぞれ3,009百万円(連結総資産に占める割合25.3%)及び74百万円(同0.6%)であります。 (13)法的規制について ① 法的規制全般について 当社グループでは、会社法、金融商品取引法、労働基準法の法令に加え、食品衛生関係、環境関係などの様々な法的規制を受けております。これらの法的規制が変更された場合には、これに対応するための新たな費用が発生するなどにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 食品衛生法について 当社グループの直営及びフランチャイズ加盟店舗は、食品衛生法の規制を受けておりますが、食中毒事故等が発生した場合には、当社グループのブランドイメージや社会的信用の毀損につながり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)主要業態への依存について 当社グループは、現状では「大戸屋ごはん処」が売上高の大半を占めております。他方、惣菜事業やテイクアウト事業及び冷凍食品の通販・EC販売による外販事業を強化しておりますが、「大戸屋ごはん処」の売上高が予期せぬ事情により著しく減少した場合には、他の事業で補うことが困難であり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)個人情報の保護について 当社グループは、お客様、株主様及び従業員等の個人情報を取扱っております。個人情報の取扱いにつきましては、適正管理に努めておりますが、万一、個人情報の漏洩や不正使用などの事態が発生した場合には、社会的信用の毀損による企業イメージの低下、損害賠償の支払い等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16)コンプライアンスについて 当社グループは「コンプライアンス規程」及び「リスク管理規程」を定め、「コンプライアンス・リスク管理委員会」を開催するなど、役職員のコンプライアンス意識の醸成と定着に取組んでおりますが、役職員個人による法令違反などコンプライアンス上の問題が発生した場合には、社会的信用の毀損による企業イメージの低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,116字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直し及び雇用情勢の改善等により景気は緩やかに回復しているものの、金融資本市場の変動の影響や中東情勢の影響による燃料油・石油製品の供給不安等により、先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、客単価の上昇等により需要は堅調を維持している一方で、食材価格や人件費の高騰によるコストの増加が継続しており、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況下、当社グループは持続的な成長を目的とした中期経営計画の達成に向け、「既存事業の改善と更なる発展」「出店地域・立地の明確化」「海外事業の改善と拡大」等への取組を行っております。 「既存事業の改善と更なる発展」におけるメニュー施策に関しましては、お客様により一層の“満足感”と“特別感”をお届けするため、全国の「大戸屋ごはん処」でグランドメニューをリニューアルしたほか、「世界のおかず」をテーマに季節の食材を使用した期間限定メニュー及び数量限定メニューの販売を行いました。集客施策に関しましては、有名声優を歌唱とナレーターに起用した新CMを全国の地上波TV放送及びトレインビジョンにて放映したほか、公式アプリにアプリランクプログラムである「大戸屋POINT+」を導入し、来店促進の強化を行いました。 「出店地域・立地の明確化」に関しましては、「関東+関西」の駅前商業立地・ロードサイドを「大戸屋ごはん処」直営店舗の重点立地として出店しております。当連結会計年度末までに出店した直営13店舗のうち10店舗を重点立地に出店いたしました。 「海外事業の改善と拡大」に関しましては、未出店国であったカンボジア王国とフィリピン共和国にフランチャイズ店舗を出店いたしました。 サステナビリティの重点課題の一つである「地球環境への貢献」に関する取組といたしまして、世界中で同じ日・同じ時刻に消灯することで、気候変動と生物多様性保全への意思を示す「EARTH HOUR2026」に参加したほか、廃棄野菜を使用してクレヨンを作成する「やさいクレヨンワークショップ」を産学連携で実施いたしました。また、「働く仲間の成長と多様性の尊重」に関する取組といたしまして、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組を戦略的に実践する「健康経営」への取組が評価され、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」及び「横浜健康経営認証」の認定を取得いたしました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高は370億16百万円(前年同期比17.9%増)、営業利益21億40百万円(前年同期比28.8%増)、経常利益22億6百万円(前年同期比28.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億33百万円(前年同期比0.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ① 国内直営事業 国内直営事業においては、夏野菜を使用しつつ南国の雰囲気を感じられる「南国キッチン」フェアや、「大戸屋流の韓国ごはん」をテーマにした「韓国食堂」フェア、1月8日の"大戸屋・定食の日"を記念した「福アゲ三昧定食」を販売いたしました。また、プロフィジーカーや人気スポーツアニメとコラボレーションをした数量限定メニュー等の販売を行った結果、売上高・セグメント利益ともに前連結会計年度より改善いたしました。 店舗展開については、「大戸屋ごはん処」13店舗、その他「なぎさ橋珈琲」1店舗の計14店舗を新規出店し、「大戸屋ごはん処」4店舗を閉店いたしました。また、国内直営事業であった3店舗を国内フランチャイズ事業といたしました。 これにより、当連結会計年度末における国内直営事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」152店舗、その他4店舗となりました。 以上の結果、国内直営事業の当連結会計年度の売上高は229億16百万円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益は9億87百万円(前年同期比62.0%増)となりました。 ② 国内フランチャイズ事業 国内フランチャイズ事業においても、国内直営事業同様に期間限定メニュー及び数量限定メニューの販売を行った結果、売上高・セグメント利益ともに前連結会計年度より改善いたしました。 店舗展開については、「大戸屋ごはん処」3店舗を新規出店し、「大戸屋ごはん処」3店舗を閉店いたしました。また、国内直営事業であった3店舗を国内フランチャイズ事業といたしました。 これにより、当連結会計年度末における国内フランチャイズ事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」164店舗となりました。 以上の結果、国内フランチャイズ事業の当連結会計年度の売上高は101億28百万円(前年同期比21.2%増)、セグメント利益は17億18百万円(前年同期比14.6%増)となりました。 ③ 海外直営事業 海外直営事業においては、米国の「まつ井」にて10年連続でミシュランの星を獲得したほか、香港とタイ王国では季節限定メニューの販売等を行いました。 当連結会計年度末における海外直営事業に係る稼働店舗数として9店舗(香港大戸屋有限公司が香港において4店舗、AMERICA OOTOYA INC.が米国ニューヨーク州において4店舗、M OOTOYA (THAILAND) CO.,LTD.がタイ王国において1店舗)を展開しております。 以上の結果、海外直営事業の当連結会計年度の売上高は30億9百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント損失は69百万円(前年同期は8百万円の損失)となりました。 ④ 海外フランチャイズ事業 海外フランチャイズ事業においては、各国にて新商品や期間限定メニューの導入等を行った結果、売上高・セグメント利益ともに前連結会計年度より改善いたしました。 当連結会計年度末における海外フランチャイズ事業に係る稼働店舗数として132店舗(タイ王国において60店舗、台湾において53店舗、インドネシア共和国において16店舗、マレーシアにおいて1店舗、カンボジア王国において1店舗、フィリピン共和国において1店舗)を展開しております。 以上の結果、海外フランチャイズ事業の当連結会計年度の売上高は3億44百万円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益は1億15百万円(前年同期比13.1%増)となりました。 ⑤ その他 その他は、タイ王国におけるプライベートブランド商品の輸入・販売事業であり、当連結会計年度末現在、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.がプライベートブランド商品の輸入・販売をタイ王国で行っております。 その他の当連結会計年度の売上高は6億17百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は1億19百万円(前年同期比8.0%増)となりました。 b.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は119億7百万円(前連結会計年度末比0.3%増)となりました。 当連結会計年度末の流動資産は、現金及び預金35億25百万円を主なものとして58億27百万円(前連結会計年度末比7.6%減)、固定資産は、店舗等の有形固定資産35億78百万円と敷金及び保証金17億63百万円を主なものとして60億79百万円(同9.2%増)となりました。これは主に、現金及び預金が7億13百万円減少した一方、有形固定資産が8億70百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は74億85百万円(前連結会計年度末比4.6%増)となりました。 当連結会計年度末の流動負債は、買掛金17億23百万円、1年内返済予定の長期借入金4億円及び未払金16億80百万円を主なものとして54億83百万円(前連結会計年度末比15.2%増)、固定負債は、長期借入金6億円、資産除去債務8億97百万円を主なものとして20億1百万円(同16.4%減)となりました。これは主に、買掛金3億34百万円、未払金が70百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末の純資産は、44億21百万円(前連結会計年度末比6.3%減)となり、自己資本比率は34.5%となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益12億33百万円の計上により利益剰余金が増加した一方、第1回優先株式の取得及び自己株式の消却等により資本剰余金14億96百万円が減少したことによるものです。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により31億42百万円を獲得し、投資活動により16億34百万円を使用し、財務活動により22億37百万円を使用した結果、35億18百万円(前連結会計年度末比16.9%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は31億42百万円(前年同期は21億25百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益21億46百万円を計上し、減価償却費の計上6億30百万円、仕入債務の増減額3億30百万円、未払金の増減額64百万円があったためであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は16億34百万円(前年同期は14億92百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出15億47百万円があったためであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動の結果、使用した資金は22億37百万円(前年同期は10億54百万円の支出)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出15億13百万円、長期借入金の返済による支出6億円、配当金の支払額1億24百万円があったためであります。 (3)生産、受注及び販売の実績 a.生産実績及び受注実績 当社グループは、生産活動を行っていないため該当事項はありません。 b.食材等仕入実績 当連結会計年度における食材等仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 国内直営事業   7,462   129.8 国内フランチャイズ事業   7,867   124.5 海外直営事業   694   99.6 海外フランチャイズ事業   -   - その他   403   115.1 合計   16,428   125.2 c.販売実績 ① 販売方法 当社グループは、主に大戸屋ごはん処等の直営店舗を展開し、また、フランチャイズ店舗からロイヤルティ等の収入を得ております。 ② 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (セグメント別販売実績) セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 国内直営事業   22,916   120.2 国内フランチャイズ事業   10,128   121.2 海外直営事業   3,009   97.4 海外フランチャイズ事業   344   111.7 その他   617   111.6 合計   37,016   117.9 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績等を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績について 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善や所得・雇用環境の改善などを背景に、緩やかな回復基調が継続しています。一方で、米国政策や為替相場の動向、エネルギー資源や原材料価格の高騰など、引き続き先行き不透明な状況が続くと予想されます。 このような状況下、当社グループは「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりの経営成績となりました。 当連結会計年度につきましては、国内直営事業での229億16百万円(前年同期比20.2%増)、国内フランチャイズ事業で101億28百万円(同21.2%増)、海外直営事業で30億9百万円(同2.6%減)、海外フランチャイズ事業で3億44百万円(同11.7%増)及びその他事業で6億17百万円を計上し、売上高は370億16百万円(同17.9%増)となりました。 一方、仕入価格の高騰等により商品原価は増加し、売上原価は164億10百万円(同25.1%増)となりましたが、売上高の増加及び商品構成の最適化等により、売上総利益で206億6百万円(同12.8%増)となりました。 給与及び手当82億71百万円(同12.2%増)、地代家賃23億43百万円(同8.6%増)を主とする販売費及び一般管理費は総額184億65百万円(同11.2%増)となり、営業利益21億40百万円(同28.8%増)となりました。 営業外収益及び営業外費用はそれぞれ99百万円(同21.2%増)及び33百万円(同65.2%増)となり、経常利益22億6百万円(同28.1%増)となりました。 特別利益は78百万円(同184,000.2%増)、特別損失1億38百万円(同14.0%減)となり、法人税等の負担額8億61百万円(同198.3%増)及び非支配株主に帰属する当期純利益51百万円(同4.7%増)となった結果、親会社株主に帰属する当期純利益12億33百万円(同0.7%増)となりました。 b.財政状態について 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ32百万円増加し、119億7百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ4億80百万円減少し、58億27百万円となりました。これは現金及び預金が7億13百万円減少した一方、売掛金2億54百万円増加したことが主な要因です。また、固定資産は前連結会計年度末に比べ5億12百万円増加し、60億79百万円となりました。これは有形固定資産が前連結会計年度末に比べ8億70百万円増加したことが主な要因です。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ3億29百万円増加し、74億85百万円となりました。 流動負債は前連結会計年度末に比べ7億23百万円増加し、54億83百万円となりました。これは主に未払金が70百万円、買掛金が3億34百万円増加したことが主な要因です。また、固定負債は前連結会計年度末に比べ3億93百万円減少し、20億1百万円となりました。これは長期借入金が4億円減少したことが主な要因です。 当連結会計年度末の純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益12億33百万円を計上したものの第1回優先株式の取得及び自己株式の消却等により、前連結会計年度末に比べ2億97百万円減少し、44億21百万円となりました。 c.資本の財源及び資金の流動性について 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、新規出店及び既存店改装等に係る投資であり、投資活動によるキャッシュ・フローに示した有形固定資産の取得、無形固定資産の取得、長期前払費用の取得及び敷金及び保証金の差入による支出総計16億26百万円であります。 これら資金の源泉は、財務活動により獲得した資金であります。 d.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 e.経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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