概要
ファンデリーは2000年に設立された健康食宅配企業である。管理栄養士による食事相談を伴う冷凍弁当「ミールタイム」を主力とし、医療機関を通じた紹介ネットワークで顧客を獲得する。2026年3月期の連結売上高は26億円、従業員数41名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
三つの事業セグメントが相互に連携する構造
当社はMFD(健康食宅配)、CID(国産冷凍食宅配)、マーケティングの三つの事業を展開する。MFD事業で培った医療機関との紹介ネットワークをマーケティング事業の広告枠販売やサンプリング業務に活用し、収益源を多様化している。CID事業では自社工場で製造した冷凍食品を、MFDとは異なる若年層や多忙な顧客層に販売する。各セグメントは独立しながらも、ネットワークや製造能力を共有することで相乗効果を生み出している。
医療機関18,482箇所を網羅する紹介ネットワーク
MFD事業の中核は、全国の病院・診療所・調剤薬局・介護施設など18,482箇所(2026年3月末時点)に無料配布する健康食通販カタログ『ミールタイム』である。医師や管理栄養士が生活習慣病患者に直接カタログを手渡し、自宅から注文を受ける仕組みで新規顧客を獲得する。このネットワークは競合他社にはない参入障壁となっており、カタログ年間発行部数は320万部(『ミールタイム』80万部×4回、『ミールタイム ファーマ』25万部×2回)にのぼる。
収益構造と黒字転換の業績推移
2026年3月期の売上高は26億2,409万円(前期比6.5%増)、営業利益は1億3,109万円と前期の営業損失1億3,361万円から黒字転換した。セグメント別では、MFD事業が売上高20億2,421万円(営業利益3億793万円)、マーケティング事業が売上高4億8,086万円(営業利益3億6,350万円)と高収益である一方、CID事業は売上高2億3,426万円ながら営業損失2億4,666万円と依然赤字である。純資産は2億9,489万円と前期比で増加した。
業界の中での役割は健康食宅配サービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01生活習慣病患者・高齢者主力
生活習慣病や腎臓病、嚥下困難などのある方に向けて、栄養士がカウンセリングを行い、個々の病状や制限数値に合わせた冷凍弁当を宅配する。医療機関や調剤薬局でのカタログ配布を通じて患者にリーチしている。
- ミールタイム
- 糖尿病・高血圧・腎臓病などに配慮した健康食の冷凍弁当シリーズ。塩分やエネルギー、たんぱく質などを調整。
- ミールタイム ファーマ
- 調剤薬局で配布される健康食通販カタログ。病態に合わせた冷凍弁当を提供。
- 栄養士おまかせ定期便
- 担当の栄養士が顧客の病状や嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス。
02若年層・多忙な消費者準主力
旬の国産食材を使った冷凍食をECや小売店で販売。電子レンジで手軽に食べられる点を訴求し、仕事や家事で忙しい層をターゲットにしている。
- 旬をすぐに
- 旬の国産食材を自社工場で調理し冷凍した宅配食。おかず、丼、スイーツなどをラインナップ。
- 旬すぐBOX
- 40種類以上の旬の国産食材を詰め合わせたプレート。複数のおかずを一度に楽しめる。
- 旬すぐご飯
- 特Aランクの国産米のみを使用した冷凍ご飯。
03食品メーカー等準主力
自社の健康食カタログや医療機関ネットワークを活用し、健康志向の食品メーカー等向けに広告枠販売やサンプリング代行、販促ツール作成などのマーケティング支援を提供。
主要顧客食品メーカー
製品と技術
健康状態に応じた五つのカテゴリー「ミールタイム」
MFD事業の主力商品「ミールタイム」は、冷凍弁当の形態で提供される健康食である。全て塩分2.0g未満に調整した「ヘルシー食」、内容量を増やした「ヘルシー食多め」、たんぱく質10.0g未満の「低たんぱく食」、たんぱく質22.7g以上の「パワーアップ食」、咀嚼・嚥下が困難な方向けの「やわらか食」の五つに分類される。200種類以上のメニューを用意し、顧客の疾病や制限数値に合わせて選択できる。年4回のカタログ発行ごとに旬の食材を取り入れる。
国産食材にこだわった冷凍食品「旬をすぐに」
CID事業の「旬をすぐに」は、国産食材100%を使用した冷凍食品である。一品料理の「旬すぐ」(税込447円〜)、複数のおかずを詰め合わせた「旬すぐBOX」(税込999円〜)、特Aランク米のみの「旬すぐご飯」(税込248円)をラインアップする。埼玉工場で製造し、細胞膜を壊さない冷凍技術と特定食品添加物の不使用を特徴とする。2021年からはAIが顧客の嗜好を学習して最適なメニューを提案する定期購入サービス「AI旬すぐ」を提供している。
管理栄養士によるカウンセリングと定期便の仕組み
MFD事業では、注文時に顧客の血液検査数値や制限数値をヒアリングし、担当の管理栄養士・栄養士が個別にメニューを選定する「栄養士おまかせ定期便」を提供する。定期的な電話カウンセリングで継続的な食事療法を支援し、血液検査数値の改善を目指す。また、医療機関の管理栄養士が考案したレシピを商品化するなど、専門家の知見を活用している。2026年3月期の受注件数は282千件に達した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
健康食品EC特化、赤字からの回復途上
小売業(健康食品EC)において、ファンデリーは売上高25~26億円と小規模。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比較しても規模は小さく、2025/3期は営業赤字。しかし2026/3期は黒字転換予想。EC特化で販管費負担が重く、収益改善が課題。業界内ではニッチプレイヤー。
強み
- 健康食品の通信販売に特化し、店舗コストが不要で顧客データを活用。
- 機能性表示食品など差別化された商品を揃え、リピーター獲得を狙う。
- 2026/3期は営業利益率3.85%と黒字化計画で、改善傾向にある。
- 健康意識の高い消費者向けに特化し、競合が少ない分野で事業展開。
課題
- 売上高が小さく、営業赤字からの回復途上で利益率が低い。
- EC市場の競争激化で広告費や送料負担が重く、利益を圧迫。
- 売上高が横ばいで、新規顧客獲得が伸び悩む可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がファンデリー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3550スタジオアタオ | 30億円 | 19.7倍 |
| 2 | 2722IKホールディングス | 30億円 | 12.7倍 |
| 3 | 3071ストリーム | 30億円 | 19.3倍 |
| 4 | 2789カルラ | 29億円 | 11.5倍 |
| 5 | 3011バナーズ | 29億円 | 10.7倍 |
| 6 | 3137ファンデリー | 27億円 | 35.8倍 |
| 7 | 2666オートウェーブ | 27億円 | 6.0倍 |
| 8 | 2683魚喜 | 26億円 | 82.0倍 |
| 9 | 8166タカキュー | 26億円 | 6.4倍 |
| 10 | 3185夢展望 | 26億円 | — |
| 11 | 3375ZOA | 26億円 | 6.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
東京都北区で創業した2000年
2000年9月、東京都北区赤羽西に株式会社ファンデリーを設立。「一人でも多くのお客様に健康で楽しい食生活を提案し、豊かな未来社会に貢献すること」を目的とした。創業から間もない2001年4月には栄養士による宅配サービス『カウンセリングデリバリー』を、同年7月には食材宅配サービス「こだわり便」を開始し、健康食宅配の基盤を築いた。
カタログ『ミールタイム』創刊と定期コース導入
2004年4月、健康食通販カタログ『ミールタイム』を創刊し、プライベートブランド商品の販売を開始した。2005年には通販サイトを開設、2007年4月には自動発送サービス「ミールタイム定期コース」を導入した。これにより顧客の継続利用を促進し、食事療法のサポート体制を強化した。2009年には薬局向け『ミールタイム ファーマ』と介護食向け『ミールタイム ケア』を創刊し、配布チャネルを拡大した。
子会社設立と吸収合併を経た上場準備
2011年4月、カウンセリングデリバリー事業の展開を目的に埼玉県川口市で100%子会社の株式会社カウンセリングデリバリーを設立。2013年に同社を本社所在地に移転後、2014年1月に吸収合併した。この間、大阪支社(2009年)や神奈川支社(2012年)を開設し、全国的な営業体制を整えた。2015年6月、東京証券取引所マザーズ市場に上場し、資金調達力と認知度を高めた。
新ブランド投入と自社工場竣工による製造内製化
2016年9月、疾病予防に着目した新ブランド「medical+mealtime」の販売を開始。2019年3月には『ミールタイム』の発行部数を80万部に増刷し、リーチを拡大した。2020年1月、埼玉県本庄市に埼玉工場を竣工し、CID事業向けの冷凍食品を自社製造できる体制を整えた。これにより、企画・製造・販売の一貫体制を強化し、品質管理とコスト削減を進めた。
AI定期購入の開始と不採算事業の整理
2021年12月、AIが顧客の嗜好を学習し最適なメニューを提案する定期購入サービス「AI旬すぐ」を開始した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いグロース市場に移行。しかし、2023年10月には情報配信サービス『ポイント家電』事業を終了し、経営資源の集中を図った。2026年4月にはスタンダード市場に変更し、より安定的な市場での運営を目指している。
年表37件を開く
2000年代
- 2000年9月創業東京都北区赤羽西に「一人でも多くのお客様に健康で楽しい食生活を提案し、豊かな未来社会に貢献 すること」を目的として、株式会社ファンデリーを設立
- 2001年4月栄養士による宅配サービス『カウンセリングデリバリー』を開始
- 2001年7月食材の宅配サービス「こだわり便」を開始
- 2004年3月東京都北区赤羽一丁目に本社を移転
- 2004年4月健康食通販カタログ『ミールタイム』を創刊
- 2004年4月プライベートブランド商品の販売を開始
- 2005年3月東京都北区赤羽二丁目に本社を移転
- 2005年4月商号変更『ミールタイム』の発行を年2回に変更
- 2005年9月健康食通販サイト『ミールタイム』開設
- 2007年4月自動発送サービス「ミールタイム定期コース」を開始
- 2008年10月管理栄養士・栄養士コミュニティサイト『Foodish(フーディッシュ)』開設
- 2009年8月大阪府大阪市東淀川区に大阪支社を開設
- 2009年10月薬局向け健康食通販カタログ『ミールタイム ファーマ』を創刊
- 2009年10月介護食系健康食通販カタログ『ミールタイム ケア』を創刊
- 2009年11月栄養士の交流会「輝く栄養士の会」をスタート
- 2009年12月栄養相談サポート付おせち『私のおせち』の販売を開始
2010年代
- 2011年4月カウンセリングデリバリー事業の展開を目的に、当社の100%子会社として埼玉県川口市に株式会社 カウンセリングデリバリーを設立
- 2011年10月M&A『ミールタイム ケア』を『ミールタイム』に統合し、発行を年4回に変更
- 2011年10月「ミールタイム定期コース」を「栄養士おまかせ定期便」に名称変更
- 2012年7月神奈川県川崎市川崎区に神奈川支社を開設
- 2013年3月東京都北区赤羽二丁目に株式会社カウンセリングデリバリーを移転
- 2014年1月M&A株式会社カウンセリングデリバリーを吸収合併
- 2014年6月神奈川支社を閉鎖
- 2015年3月大阪府大阪市淀川区に大阪支社を移転
- 2015年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場
- 2015年11月管理栄養士考案のレシピサイト『はちまるレシピ』開設
- 2016年9月身近な疾病に着目、予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」の販売を開始
- 2016年10月食や健康に関する情報配信サービスAIoTメディア『ポイント家電』開始
- 2017年11月WEB版家庭の医学書「メディカルネットブック」開設
- 2019年3月健康食通販カタログ『ミールタイム』各号の発行部数を75万部から80万部へ増刷
2020年代
- 2020年1月埼玉県本庄市児玉町に埼玉工場を竣工
- 2020年7月国産食材を100%使用し、旬の美味しさを提供する食事サービス『旬をすぐに』の販売を開始
- 2021年12月AIが食事の嗜好を学習し、最適なメニューを提案する定期購入サービス「AI旬すぐ」を開始
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年5月神奈川県小田原市に神奈川支社を開設
- 2023年10月『ポイント家電』事業を終了
- 2026年4月上場当社株式の上場市場区分を東京証券取引所スタンダード市場に変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
定期購入顧客数の拡大
健康食品宅配の定期購入サービスを強化し、継続利用による顧客の健康改善と売上増加を目指す。栄養士による個別カウンセリングやAIを活用した商品提案で競合差別化を図る。
- 02
紹介ネットワークの拡大・深耕
医療機関等の紹介ネットワークを通じた健康食カタログ配布を強化し、新規顧客獲得を推進する。ネットワークへの働きかけを強化して配布数を増やす。
- 03
収益性の改善
原材料・物流費上昇に対し、コスト削減(委託先交渉、内製化等)と適正な価格転嫁を実施し、収益性を改善する。
- 04
人材の確保・育成
採用競争の中で必要な人材を確保し、技術・知識の継承と中間層強化による組織力向上に取り組む。人材投資を積極化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で41人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は474万円で、9期前と比べて−11.2%。平均年齢は30.7歳、平均勤続年数は6.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 41 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 49 | — |
| 2019年3月 | 534 | 28.7 | 4.0 | 55 | — |
| 2020年3月 | 503 | 28.8 | 3.8 | 68 | — |
| 2021年3月 | 464 | 28.5 | 3.9 | 65 | — |
| 2022年3月 | 419 | 29.8 | 4.7 | 51 | — |
| 2023年3月 | 440 | 29.6 | 4.6 | 52 | — |
| 2024年3月 | 424 | 29.7 | 5.2 | 47 | — |
| 2025年3月 | 438 | 30.6 | 6.3 | 40 | −250 |
| 2026年3月 | 474 | 30.7 | 6.5 | 41 | 244 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は26億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収で、売上が+4.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 30億円 | 26億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 6 | — | — | −3 |
| 2024年1Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 6 | 1 | 16.7 | 0 |
| 2024年4Q | 6 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 12 | −1 | −8.3 | −2 |
| 2025年4Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2027年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は21億円から26億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 21 | — | 4 | — | 2 |
| 株式会社カウンセリングデリバリーを吸収合併 | |||||
| 2014年3月 | 25 | — | 4 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場 | |||||
| 2015年3月 | 27 | — | 4 | — | 3 |
| 2016年3月 | 30 | — | 5 | — | 3 |
| WEB版家庭の医学書「メディカルネットブック」開設 | |||||
| 2017年3月 | 32 | — | 6 | — | 4 |
| 2018年3月 | 33 | — | 7 | — | 4 |
| 2019年3月 | 34 | — | 7 | — | 4 |
| 埼玉県本庄市児玉町に埼玉工場を竣工 | |||||
| 2020年3月 | 33 | — | 5 | — | 3 |
| 2021年3月 | 31 | — | −6 | — | −4 |
| 神奈川県小田原市に神奈川支社を開設 | |||||
| 2022年3月 | 31 | — | −2 | — | −19 |
| 2023年3月 | 28 | — | −3 | — | −3 |
| 2024年3月 | 26 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年3月 | 25 | −1 | −2 | −4.0 | −2 |
| 当社株式の上場市場区分を東京証券取引所スタンダード市場に変更 | |||||
| 2026年3月 | 26 | 1 | 1 | 3.8 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高26億円のうち、営業利益として残るのは1億円で3.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.0%13億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金46.2%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.8%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は5億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 |
| 2014年3月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 5 |
| 2015年3月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 9 |
| 2016年3月 | 2 | 0 | 2 | 2 | 13 |
| 2017年3月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 17 |
| 2018年3月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 21 |
| 2019年3月 | 3 | −16 | 11 | −13 | 20 |
| 2020年3月 | 2 | −41 | 39 | −39 | 19 |
| 2021年3月 | −3 | −7 | −3 | −10 | 7 |
| 2022年3月 | 7 | −1 | −3 | 6 | 11 |
| 2023年3月 | 2 | 0 | −3 | 2 | 10 |
| 2024年3月 | 1 | 0 | −3 | 1 | 8 |
| 2025年3月 | 2 | 0 | −3 | 2 | 8 |
| 2026年3月 | 2 | −1 | −3 | 1 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2026年3月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が3億円で、自己資本比率は7.4%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | 3 | 5 | 41.1 |
| 2015年3月 | 13 | 9 | 4 | 70.1 |
| 2016年3月 | 19 | 15 | 4 | 78.5 |
| 2017年3月 | 22 | 19 | 3 | 83.0 |
| 2018年3月 | 27 | 23 | 4 | 85.2 |
| 2019年3月 | 43 | 27 | 16 | 63.7 |
| 2020年3月 | 87 | 31 | 56 | 35.3 |
| 2021年3月 | 77 | 26 | 51 | 33.6 |
| 2022年3月 | 55 | 6 | 49 | 11.6 |
| 2023年3月 | 49 | 3 | 46 | 6.8 |
| 2024年3月 | 46 | 4 | 42 | 8.8 |
| 2025年3月 | 42 | 2 | 40 | 5.3 |
| 2026年3月 | 40 | 3 | 37 | 7.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中15位あたり、逆に低いのは自己資本比率で322社中314位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥206で、1年前と比べて-20.3%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 35.8倍 |
| PER (会社予想) | 20.8倍 |
| PBR | 2.88倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は206円で、25日線(211.52円)を約2.6%下回り、75日線(209.05円)も下回る。200日線(218.97円)からは約6%下で、中期・長期トレンドは弱い。直近1ヶ月では1.9%下落し、52週高値337円からは約39%下落。RSIは36.36と売られ過ぎ圏だが、反発の兆しは限定的。出来高は8月3・4日に70,000株前後と増加したが、その後は低水準。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは35.83倍で業界平均の39.85倍を下回り、予想PERは20.8倍と改善が見込まれます。PBRは2.88倍と業界平均の2.97倍に近く、ROEは28.2%と非常に高く収益性は優れています。ただし無配当で、配当利回りは0%と低く、成長と割高感が混在します。総合的にはほぼ妥当な水準です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 35.8倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 20.8倍 | — |
| PBR | 2.88倍 | 2.44倍 |
| ROE | 28.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高齢化社会の進展で需要は拡大が期待されるが、競争激化や原材料費高騰が収益を圧迫。強気派は、高齢者人口の増加と宅食ニーズの高まりを追い風に、新規需要の取り込みや値上げによる利益拡大をみる。弱気派は、減収や営業赤字の頻発、他社との差別化困難さを指摘。今後は、収益性の改善と顧客単価の向上が焦点。
- 高齢化追い風
日本では高齢者人口が増加しており、配食サービス需要の拡大が続く。
- 利益の回復
2026/3期の予想営業利益率3.85%と黒字転換を見込む。
- 売上安定
売上高が25〜28億円程度で推移し、一定の需要を確保。
- 営業利益1億円と黒字転換決算発表後影響強
前期営業損失1億円から1億円の黒字、売上高26億円で利益率3.85%
- 予想PER20.8倍と実績35.8倍から改善通年影響中
予想PER20.8倍、実績PER35.8倍に比べバリュエーションが約42%低下
- ROE28.2%と高収益体質継続影響中
ROE28.2%、時価総額27億円に対し自己資本は少なく効率的
- 売上高26億円と安定、黒字定着2026年Q2影響弱
売上高は前期比4%増の26億円、需要は横ばい底堅い
- 業績不安定
2023/3期は赤字、2025/3期も赤字と収益が大きく変動。
- 競争激化
配食サービスは企業や地方自治体の参入が増え競争が激しい。
- PER割高
PER35.83倍と高く、収益力に見合わない可能性。
- 無配当継続で株主還元がゼロ次回株主総会影響中
配当利回り0%、利益1億円では早期の増配は難しい
- 前期の営業赤字、業績の不安定さ2026年Q2影響強
2025/3期は営業損失1億円、黒字持続の確認が必要
- 時価総額27億円と超小型株継続影響弱
時価総額27億円で売買が薄く、機関投資家は参入しにくい
- 売上高成長率が4%と低調通年影響中
売上高25→26億円とほぼ横ばい、成長ドライバーが見当たらない
- 一食あたり単価
- 値上げ浸透度と顧客の支払い意欲を示すため。
- 配達件数
- 顧客規模の拡大と需要動向を測るため。
- 顧客継続率
- サービスの定着度を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 2 | — | 5.6 |
| 2021年3月 | 2 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ9,045人。区分でいちばん多いのは個人・その他で98.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.3%を占め、残る99.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 95.0 | 95.5 | 97.1 | 94.5 | 94.5 | 98.4 |
| 自己株式 | 1.6 | 1.6 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 |
| 外国法人 | 2.1 | 1.9 | 1.6 | 1.6 | 2.7 | 0.7 |
| 証券会社 | 0.6 | 1.0 | 0.7 | 3.5 | 2.1 | 0.5 |
| 事業法人 | 0.7 | 0.5 | 0.5 | 0.2 | 0.1 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 1.6 | 1.1 | 0.0 | 0.2 | 0.6 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 阿部 公祐 | 58.73 |
| 02 | 阿部 ふよう | 1.93 |
| 03 | 利川 美緒 | 1.21 |
| 04 | 相田 泰道 | 0.77 |
| 05 | 阿部 美子 | 0.65 |
| 06 | 宮入 知喜 | 0.54 |
| 07 | 宇田 幹夫 | 0.36 |
| 08 | 森田 健司 | 0.36 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 0.32 |
| 10 | 入澤 宏 | 0.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-26阿部 公祐新規の大量保有報告56.03%-2.70pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−88%、1株純資産は13期で−64%。直近期のROEは28.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 48 | 65 | 104.1 | — |
| 2014年3月 | 47 | — | — | — |
| 2015年3月 | 43 | 155 | 32.2 | — |
| 2016年3月 | 50 | 231 | 26.1 | 17.9 |
| 2017年3月 | 62 | 292 | 23.8 | 25.5 |
| 2018年3月 | 66 | 358 | 20.3 | 31.6 |
| 2019年3月 | 69 | 427 | 17.6 | 17.5 |
| 2020年3月 | 54 | 477 | 11.9 | 13.3 |
| 2021年3月 | −59 | 409 | −13.2 | — |
| 2022年3月 | −153 | 50 | −120.7 | — |
| 2023年3月 | −22 | 27 | −58.7 | — |
| 2024年3月 | 5 | 32 | 17.9 | 39.6 |
| 2025年3月 | −14 | 18 | −58.5 | — |
| 2026年3月 | 6 | 23 | 28.2 | 50.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 阿部公祐 | 代表取締役 MFD事業部長 | 53 | 7,600,000 |
| 利川美緒 | 取締役 マーケティング事業部長 | 45 | 156,600 |
| 茅野智憲 | 取締役 経営管理本部長 | 42 | 16,800 |
| 松澤秀人 | 取締役(常勤監査等委員) | 65 | — |
| 成願隆史 | 取締役(監査等委員) | 53 | 9,000 |
| 浅井耕作 | 取締役(監査等委員) | 43 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 64 | 64 | 21 |
| 社外取締役 | 4 | 23 | 23 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,932字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,568字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,621字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,198字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-07-31
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