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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

コメ兵ホールディングス

Komehyo Holdings Co.,Ltd.2780 · Standard · 小売業

中古ブランド品の買取・販売を国内・海外で展開し、タイヤ・ホイール専門店も運営する。

概要

コメ兵ホールディングスは、1979年に名古屋で創業した中古ブランド品の買取・販売を主力とする企業である。「コメ兵」「KOMEHYO」ブランドで全国に店舗網を展開し、ECチャネルも強化している。2026年3月期の連結売上高は2217億円、従業員数は2095名。ブランド・ファッション事業に加え、タイヤ・ホイール事業や不動産賃貸事業も手掛ける。

ブランド・ファッション事業が連結売上の97%を占める

2026年3月期、ブランド・ファッション事業の売上高は2151億46百万円と連結全体の約97%を占める。同事業は中古品を中心に宝石・貴金属、時計、バッグ、衣料、カメラ、楽器などを買取・販売する。子会社の株式会社コメ兵が旗艦店を運営し、K-ブランドオフやアールケイエンタープライズ、イヴコーポレーション、シェルマン、セルビーなどがグループ内で役割を分担する。営業利益は87億31百万円と前年比52.7%増となり、同事業の収益性がグループ全体を牽引する。

海外18拠点で広がるグローバルリユースチェーン

海外事業は香港、中国(上海)、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、米国の7か国・地域に子会社を置く。2013年に設立した香港法人KOMEHYO HONG KONG LIMITEDを皮切りに、タイのSAHA KOMEHYO、シンガポール、マレーシア、米国へと展開を加速。2025年12月には米国のiShopShops, Inc.をグループ化し、ライブコマースプラットフォームを獲得した。各地の拠点で買取・販売を行い、越境ECと連動するグローバルリユースチェーンの構築を進める。

個人買取から法人オークションまで一貫したリユースモデル

仕入の生命線は一般顧客からの個人買取である。買取センターへの持ち込み、イベント買取、出張買取、宅配買取の4チャネルを運営し、その場でバイヤーが査定・価格提示する。補完として法人からの仕入も行う。販売は実店舗と自社ECに加え、外部モールやライブコマースを活用。グループ会社が運営する法人向けオークションでは在庫の効率的な流通を図り、百貨店・金融機関との提携も進める。買取と販売が循環するエコシステムを強化している。

タイヤ・ホイール事業と不動産賃貸がグループを支える

タイヤ・ホイール事業は子会社の株式会社クラフトが乗用車用タイヤ・アルミホイールの販売を、オートパーツジャパンが中古タイヤ専門店「U-ICHIBAN」を、フォーバイフォーエンジニアリングサービスが自社企画ホイールの開発・製造を担う。同事業は海外販売強化により2026年3月期も過去最高の売上を記録した。不動産賃貸事業はグループ会社に主要店舗を賃貸し、安定した収益基盤を提供する。両事業はブランド・ファッション事業の補完的役割を果たす。

業界の中での役割はリユース品の買取・販売業者、およびタイヤ・ホイール専門販売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,217億円
営業利益
93億円
営業利益率
4.2%
純利益
55億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ブランド・ファッション事業2,151億円97.1%87億円4.0%
タイヤ・ホイール 事業65億円2.9%3億円4.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01リユース(国内)主力

国内では、株式会社コメ兵、K-ブランドオフなどが、中古の宝石・貴金属、時計、バッグ、ファッション商材等を買取・販売。一般顧客からの買取(店舗、イベント、出張、宅配)を中心に、法人からの仕入れや新品の仕入れも行い、幅広い品揃えを実現。店舗とECで販売するほか、仲介やオークション運営も手がける。

主な製品・サービス3
買取サービス
宝石・貴金属、時計、バッグなどの中古品を、店舗買取、イベント買取、出張買取、宅配買取で査定・買取するサービス。
リユース販売(店舗・EC)
買取した中古品を、全国の店舗やECサイトで販売。人気ブランド品から定番商品まで幅広く取り扱う。
オークション運営
中古品のオークションを運営し、業者間取引や一般向け販売を支援する。

02リユース(海外)準主力

アジアや米国に展開する子会社を通じ、中古の宝石・貴金属、時計、バッグ等を海外で販売。ライブコマース・プラットフォーム運営も行い、海外顧客への販売チャネルを拡大している。

主な製品・サービス1
海外リユース販売
海外拠点での店舗販売、EC販売を通じて、中古ブランド品を現地顧客に提供する。

03タイヤ・ホイール小売準主力

株式会社クラフトが国内外の一流メーカーの乗用車用タイヤ・ホイール、オリジナルホイールを販売。中古タイヤ・ホイール専門店「U-ICHIBAN」も展開する。フォーバイフォーエンジニアリングサービスではオリジナルホイールの企画・開発・製造・販売を行い、豊富な品揃えと専門性を強みとする。

主な製品・サービス3
タイヤ・ホイール販売
国内外の一流メーカーの乗用車用タイヤ・ホイールに加え、オリジナルホイールを豊富な品揃えで販売する。
U-ICHIBAN
中古タイヤ・ホイールに特化した専門店。買取と販売を行い、良品をリーズナブルに提供する。
オリジナルホイール
自社で企画・開発・製造するオリジナルホイール。独自デザインと品質で差別化を図る。

04不動産賃貸副次

グループ会社の主要な店舗の賃貸管理や、店舗不動産の賃貸を行う。グループの事業活動を支える収益源として機能している。

製品と技術

宅配・出張・イベント買取を組み合わせた仕入チャネル

個人買取は4つのチャネルで運営される。買取センターへの持ち込みが基本だが、遠方顧客には宅配送付による査定(宅配買取)を提供。出張買取ではバイヤーが自宅やオフィスに訪問し、イベント買取は商業施設などで臨時開催する。いずれもその場で査定額を提示する即時買取方式を取る。これにより2026年3月期には過去最高の個人買取額を達成し、エコシステムの中核を担っている。

自社企画ホイールから中古タイヤ専門店までタイヤ・ホイール事業

タイヤ・ホイール事業は3つの子会社で構成される。株式会社クラフトは国内・海外の一流メーカーのタイヤ・ホイールを販売し、株式会社オートパーツジャパンは「U-ICHIBAN」ブランドで中古タイヤ・ホイールの買取販売を専門に行う。株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスはオリジナルホイールの企画・研究開発・製造を担う。夏用タイヤや自社企画ホイールの海外販売を強化し、同事業の売上は過去最高を記録した。

AI真贋判定とデータ基盤で支えるリユーステック

グループ全体の競争力を高めるため、AIを活用した真贋判定システムや業務基幹システムの精度向上に取り組む。さらに、グループ内に分散するデータを統合・一元管理するデータベース構築に着手。これによりデータガバナンスを強化し、高度な分析を通じて商品の適正価格設定や需要予測、新規ビジネス創出につなげる。2025年12月に米国iShopShopsを買収したことにより、ライブコマースプラットフォームのノウハウも獲得し、デジタル販売チャネルの強化を図る。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ブランド品買取で国内首位級、リユース市場成長

ブランド品・宝飾品の買取販売を主力とし、リユース市場の拡大を背景に急成長。2024/3期売上1195億円→26/3期2217億円と年率30%超の成長を見込む。同業のまんだらけはサブカルチャー専門だが、コメ兵HDはブランド品中心で時計・バッグなど高額品を扱う。営業利益率は3.9%→4.19%と緩やかだが、薄利多売の買取業界では高水準。出店拡大とオンライン強化で更なる規模拡大を狙う。

強み

  • 高級時計・バッグなどブランド品の買取販売で国内トップクラス、専門性が強み。
  • 2024/3期1195億円→26/3期2217億円と高成長、リユース需要を捉える。
  • 営業利益率約4%と買取業界平均以上、コスト管理と価格設定に優れる。
  • 全国展開の店舗網とECサイトで多チャネル展開、顧客接点を最大化。

課題

  • 営業利益率4%台で推移、急成長に伴い販管費増加で改善ペースが鈍化。
  • 景気変動や偽造品リスク、ブランド価値の変化が在庫評価に影響。
  • リユース市場拡大に伴い、同業やC2Cプラットフォームとの競合が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がコメ兵ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

名古屋で創業、1980年代に宅配買取を始める

1979年5月、名古屋市中区大須に株式会社米兵(資本金1400万円)を設立。1987年9月に株式会社コメ兵へ社名変更。1988年9月には個人買取仕入の拡大を目的に宅配による買取をスタートさせた。これにより遠方の顧客からも中古品を集められる仕組みを整え、後の全国展開の基盤を築いた。同年の買取方法の多様化は、同社の成長戦略の原型となった。

1990年代に東海から関東へ店舗網を拡大

1995年11月、東海地区の販売力強化のため「コメ兵パート1」を名古屋市中区に新築オープン。翌1996年3月には関東地区初の買取拠点として東京・渋谷に「買取センター道玄坂」を開設した。2004年3月には関東での本格的な販売店舗として「コメ兵有楽町店」を東京都千代田区に出店し、首都圏での存在感を高めた。この時期に店舗網のドミナント戦略が確立された。

2004年の株式上場で資本基盤を確立

2003年9月に日本証券業協会へ株式を店頭登録した後、2004年12月にジャスダック証券取引所、東京証券取引所市場第二部、名古屋証券取引所市場第二部に上場。これにより資金調達力が向上し、後のM&Aや事業拡大の原資を得た。上場から約20年後の2026年3月期には売上高2217億円まで成長した。

2012年に事業多角化とオークション事業へ参入

2012年1月、株式会社クラフトをグループ化しタイヤ・ホイール事業に新規参入。同年2月には商品センター(名古屋市守山区)を開設し、商品の一元管理と供給体制を強化。同年6月には中古品流通マーケット拡大のため株式会社KOMEHYOオークションを設立。これにより法人向けオークション事業が本格化し、リユースプラットフォームとしての機能が拡充された。

2013年の海外法人設立とM&Aによる事業拡大

2013年5月、香港にKOMEHYO HONG KONG LIMITEDを設立し、同時に米濱上海商貿有限公司をそのグループ会社として中国進出。タイではSaha Pathana Inter-Holdingとの合弁でSAHA KOMEHYOを設立。同月、ブランド・ファッション事業強化のため株式会社イヴコーポレーションと株式会社シェルマンの全株式を取得。2012年から2013年にかけての一連のM&Aと海外進出により、事業領域と地理的範囲が大きく拡大した。

2020年代のEC強化と中期経営計画で再成長

2020年3月期は575億円の売上に対し純損失2億円、翌2021年3月期も純損失6億円と低迷したが、EC強化とコスト管理により2022年3月期に黒字転換。2026年3月期には売上高2217億円、営業利益92億円と過去最高を更新。2028年3月期を最終年とする中期経営計画では、M&A推進、グローバル展開加速、リユーステック強化を掲げ、持続的成長を目指す。

年表13件を開く

1970年代

  • 1979年5月創業名古屋市中区大須三丁目25番31号に「株式会社米兵(現株式会社コメ兵ホールディングス)(資本金14,000千円)」を設立。

1980年代

  • 1987年9月社名を「株式会社コメ兵」へ変更。
  • 1988年9月個人買取仕入の拡大を目的として宅配による買取りをスタート。

1990年代

  • 1995年11月東海地区の販売力の強化を目的として「コメ兵パート1」(名古屋市中区)を新築オープン。
  • 1996年3月関東地区の個人買取仕入拠点として「買取センター道玄坂」(東京都渋谷区)をオープン。

2000年代

  • 2003年9月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2004年3月関東地区への本格的な販売店舗出店として「コメ兵有楽町店」(東京都千代田区)をオープン。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への株式の店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2004年12月上場東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。

2010年代

  • 2012年1月事業領域の拡大と経営体質の更なる安定化を目的として、株式会社クラフトをグループ会社化し、タイヤ・ホイール事業へ新規参入。
  • 2012年2月商品の一元管理機能と供給体制の強化を目的として、「商品センター」(名古屋市守山区)を開設。
  • 2012年6月創業中古品流通マーケットの拡大を目的として、株式会社KOMEHYOオークションを新たに設立。
  • 2013年5月自動車関連オリジナル部品及び用品の企画販売の強化を目的として、株式会社オートパーツKOMEHYO(現 株式会社オートパーツジャパン)を新たに設立。海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、香港現地法人の「KOMEHYO HONG KONG LIMITED」を新たに設立。海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDのグループ会社となる米濱上海商貿有限公司を設立。ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社イヴコーポレーションの全株式を取得しグループ会社化。ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社シェルマンの全株式を取得しグループ会社化。海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDの出資によりSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limited(タイ)との合弁会社であるSAHA KOMEHYO COMPANY LIMITEDを設立。株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスの全株

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    個人買取強化と接点拡大

    店舗網の拡大、出張買取体制の構築、アライアンスによる新規顧客獲得、CRM高度化によるLTV最大化を通じ、買取と販売が循環するエコシステムを強化する。

  2. 02

    販売チャネル多角化とOMO推進

    多様な店舗形態、外部モール出店、ライブコマース等の新デジタルチャネル開拓を進め、自社ECと店舗在庫を連動させたOMOを深化し、顧客一人ひとりに最適な購買体験を提供する。

  3. 03

    リユース体験刷新と新規層開拓

    「賢く、豊かで、サステナブルな選択肢」としてのブランドイメージを確立し、店舗デザインや接客の質を高め、未経験層や若年層が利用しやすい「心地よいリユース体験」を創造する。

  4. 04

    グローバル展開とグローバルリユースチェーン構築

    各地の買取・販売拠点をネットワークで結び、需給に応じた最適流通を実現。越境ECや海外ライブコマースとの相乗効果で単一国に依存しない収益モデルを構築し、現地スタッフ主体で展開する。

  5. 05

    リユーステック強化とデータ統合

    グループデータベース構築によりデータを一元管理し、AI活用の真贋判定や基幹システム精度向上を進める。データ分析を通じたビジネス活用と新規ビジネス創出を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,095人が働いている。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月614
2018年3月634
2019年3月53634.08.6689
2020年3月54534.68.9944
2021年3月940
2022年3月978
2023年3月1,087
2024年3月1,405
2025年3月1,895327
2026年3月2,095444

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 12 / 海外 8、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社(名古屋市中区)他207店舗4,566百万円
ブランド・ファッション事業
本社及び賃貸不動産他 — 名古屋市中区他2,783百万円
全社及び不動産賃貸事業
本社・物流センター(石川県金沢市)他11店舗646百万円
ブランド・ファッション事業
本社・商品センター(名古屋市中川区)他13店舗580百万円
タイヤ・ホイール事業
本社(横浜市中区)他9店舗518百万円
ブランド・ファッション事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社コメ兵(注)3.8.10
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社K-ブランドオフ(注)9.11
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KOMEHYO BRAND OFF ASIA LIMITED (注)3.4.9
    香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    名流國際名品股份有限公司(注)9
    台北市大安区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    米濱上海商貿有限公司(注)3.4
    上海市長寧区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アールケイエンタープライズ
    横浜市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シェルマン
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社イヴ コーポレーション(注)7
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セルビー
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITED(注)3.9
    Bangkok Thailand · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 海外
    KOMEHYO SINGAPORE PTE.LTD.(注)3.4
    BukitPasohRoad Singapore · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KOMEHYO MALAYSIA SDN.BHD. (注)3.4
    Kuala Lumpur Malaysia · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • KOMEHYO USA Inc. (注)3.4NewYork USA100%
  • RODEO DRIVE JAPAN Co.LIMITED (注)4香港特別行政区100%
  • iShopShops,Inc. (注)3.6NewYork USA100%
  • KOMEHYO PHILIPPINES,INC. (注)5Manila PHILIPPINES100%
  • 株式会社クラフト名古屋市中川区100%
  • 株式会社オートパーツ ジャパン名古屋市中川区100%
  • 株式会社フォーバイフォー エンジニアリングサービス名古屋市中川区100%
  • 株式会社コメヒョウ ルークス(注)4名古屋市中区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,217億円営業利益93億円前期と比べると増収増益で、売上が+39.4%、利益が+50.0%。

売上高
+39.4%
2,217億円
営業利益
+50.0%
93億円
純利益
+14.6%
55億円
営業利益率
4.2%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,520億円2,217億円
営業利益108億円93億円
純利益59億円55億円
1株あたり配当¥108¥108

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は658億円、営業利益は35億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+162.2%、営業利益は+105.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q23410
2024年1Q251176.812
2024年2Q277155.49
2024年3Q313196.116
2024年4Q35413
2025年2Q694314.520
2025年4Q896313.528
2026年2Q956181.97
2026年4Q1,261755.948
2027年1Q658355.321

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は344億円から2,217億円へ6.4倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
自動車関連オリジナル部品及び用品の企画販売の強化を目的として、株式会社オートパーツKOMEHYO(現 株式会社オートパーツジャパン)を新たに設立。海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、香港現地法人の「KOMEHYO HONG KONG LIMITED」を新たに設立。海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDのグループ会社となる米濱上海商貿有限公司を設立。ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社イヴコーポレーションの全株式を取得しグループ会社化。ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社シェルマンの全株式を取得しグループ会社化。海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDの出資によりSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limited(タイ)との合弁会社であるSAHA KOMEHYO COMPANY LIMITEDを設立。株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスの全株
2013年3月3442113
2014年3月4023018
2015年3月4323220
2016年3月4592717
2017年3月40184
2018年3月4551611
2019年3月5101810
2020年3月5750−2
2021年3月5074−6
2022年3月7113823
2023年3月8615437
2024年3月1,1957550
2025年3月1,59062603.948
2026年3月2,21793854.255

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,217億円のうち、営業利益として残るのは93億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は55億円、売上の2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.7%1,745億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.1%379億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%93億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.5pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
2.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.1pt
15.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−10億円、投資CFが−45億円で、差し引きのフリーCFは−55億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は226億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月12−13−1−121
2014年3月12−84428
2015年3月15−6−5933
2016年3月29−8−112143
2017年3月5−145−939
2018年3月17−7−11048
2019年3月14−2221−861
2020年3月−13717−673
2021年3月44−121432119
2022年3月11−5−196107
2023年3月15−2018−5123
2024年3月−5−3294−37181
2025年3月−52−67119−119182
2026年3月−10−4599−55226

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,092億円。このうち返さなくてよい自己資本が378億円で、自己資本比率は34.2%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2021356766.7
2014年3月2331518264.6
2015年3月2461687868.2
2016年3月2471826573.6
2017年3月2541827271.6
2018年3月2711898269.7
2019年3月30519810764.1
2020年3月35619216453.3
2021年3月37418419048.8
2022年3月39720719051.5
2023年3月46824222651.2
2024年3月64028835244.4
2025年3月88633255437.0
2026年3月1,09237871434.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
198億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
321億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
714億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
31
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中9位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中245位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
39.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,960で、1年前と比べて+70.5%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥4,960-6.1%1ヶ月+0.2%1年+70.5%時価総額558億円
過去52週の値幅
安値¥2,650高値¥6,040

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.9倍
PER (会社予想)9.3倍
PBR1.40倍
配当利回り2.18%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は5500円で、8月14日に5170円まで下落した後、8月17日には5320円、8月18日には5500円と急反発しています。移動平均線は25日線が5227.6円、75日線が5220.13円で、株価はこれらの線を上回っており、上昇トレンドが継続しています。200日線は4264.82円と株価はこれを大きく上回っており、長期トレンドも強気です。52週高値6040円に接近しており、52週安値2650円からは約107.5%上昇しています。RSIは60.75と強気圏にありますが、8月14日の出来高は669100株と異常に増加しており、売買が活発です。直近の上昇は需給の変化によるものと考えられます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは10.64倍で業界平均39.79倍を大きく下回り、予想PERも10倍と低い。PBRは1.5倍とやや高めだが、ROEは15.7%と高水準で資本効率が良い。配当利回りは2.03%だが、業界平均は12.79%と突出して高く、相対的に見劣りする。配当性向87.3%と高く、割安だが配当は伸び悩み、今後の収益拡大がカギ。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.9倍39.6倍
PER (予想)9.3倍
PBR1.40倍2.44倍
ROE15.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中古ブランド品市場の拡大とインバウンド需要の回復を背景に、売上高が大幅に伸びている。強気派は、リユース需要の構造的な成長とEC強化による販路拡大で、高い成長が続くとみる。一方、弱気派は、市場参入が相次ぎ競争が激化しており、買取価格の上昇と販売価格の下落でマージンが圧縮されるリスクを指摘する。また、景気後退時に中古品の需要が落ち込む可能性も論点となる。

プラスに働く材料7
  • リユース市場の成長

    サステナブル消費の拡大で中古ブランド品の需要が増加し、市場が拡大している。

  • インバウンド需要の回復

    訪日外国人観光客の回復で免税販売が伸び、高級品の売上が増加している。

  • ECチャネルの拡大

    オンライン販売の比率が上昇し、店舗網のない地域の顧客を獲得できるようになった。

  • 営業利益62億円→93億円と50%増益2026年3月期影響

    営業利益は31億円増加し、増益率は50%に達する見込み

  • 売上高1590億円→2217億円と39%増収2026年3月期影響

    売上高は627億円増加し、増収率は39.4%と高成長

  • ROE15.7%とPBR1.5倍の資本効率が評価継続影響

    ROE15.7%は高く、PBR1.5倍と合わせ自己資本の効率が良い

  • 予想PER10倍と株価上昇後も割安な水準決算発表後影響

    株価は1年で85%上昇したが、予想PER10倍は依然として低い

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    リユース事業者やフリマアプリの台頭で買取競争が激化し、仕入コストが上昇する。

  • マージン圧縮

    販売価格の下落と買取価格の上昇で、商品回転率が悪化し利益率が低下する恐れ。

  • 景気感応度

    景気後退時には消費者の節約志向で中古品需要が減退し、売上が落ち込む可能性。

  • 株価が1年で85%上昇し過熱感継続影響

    1年間で株価は85.45%上昇しており、短期的な調整リスクが高い

  • 純利益の伸びが48億→55億円と小幅2026年3月期影響

    純利益は48億→55億円の+14.6%で、営業利益の伸びに比べ鈍い

  • 営業利益率4.19%と低収益体質通年影響

    売上高2217億円に対し営業利益93億円、利益率は4.2%にとどまる

  • 外国人保有16.87%と高く海外勢の売りリスク継続影響

    外国人保有率16.9%は高水準で、海外のリスク回避時に売りが出やすい

次の決算で確かめる点
粗利益率
買取と販売の価格差を確認し、競争環境の変化を見るため。
商品回転率
在庫の滞留状況を把握し、売れ筋の動向を確認するため。
EC売上比率
オンライン販売の成長が全体の利益率に与える影響を測るため。
海外売上比率
インバウンド需要や海外展開の進捗を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり108で、前期から+1.9%いまの株価に対する利回りは2.18%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥108
1株あたり
配当利回り
2.18%
いまの株価に対して
配当性向
87.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月30223.0
2018年3月300.036.7
2019年3月326.736.0
2020年3月24−25.0103.1
2021年3月16−33.3
2022年3月32100.0
2023年3月6087.5329.9
2024年3月8846.7
2025年3月10418.282.4
2026年3月1061.987.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥108

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,408人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.4%を占め、残る58.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他44.440.142.644.844.536.4
事業法人31.831.531.531.132.934.2
外国法人8.512.014.110.45.816.9
金融機関12.112.18.48.910.37.2
証券会社3.24.33.34.76.55.3
自己株式2.72.72.72.72.62.4
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社I-BELIEVE14.51
02株式会社YSS6.46
03株式会社SI3.35
04株式会社TMS3.23
05コメ兵ホールディングス社員持株会3.11
06株式会社KI3.11
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.07
08石原卓児2.93
09島澤忠史2.90
10株式会社りそな銀行1.94

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+338%、1株純資産は14期で+177%。直近期のROEは15.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1141,2289.712.219.1
2014年3月1671,37412.98.617.4
2015年3月1861,53312.816.116.8
2016年3月1551,6579.710.022.2
2017年3月321,6602.033.1223.0
2018年3月981,7275.817.936.7
2019年3月921,7865.214.036.0
2020年3月−211,731−1.2103.1
2021年3月−541,666−3.2
2022年3月2061,86511.79.1
2023年3月3382,18416.77.4329.9
2024年3月4592,59319.28.7
2025年3月4362,99115.66.582.4
2026年3月5003,39915.78.587.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額174百万円。

氏名役職年齢保有株数
石原卓児代表取締役社長 執行役員53329,741
沢田登志雄常務取締役 執行役員6869,609
山内祐也常務取締役 執行役員485,522
平内優取締役681,686
中原義子取締役601,386
高岡淳二取締役452,986
鳥田一利取締役(常勤監査等委員)6460,462
皆見幸取締役(監査等委員)541,110
村瀬桃子取締役(監査等委員)601,010

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)369113112441
社外取締役5271296
取締役(社内)117122121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,442字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 「ブランド・ファッション事業」の国内事業は、子会社である株式会社コメ兵、株式会社K-ブランドオフ及び株式会社アールケイエンタープライズにおきまして、中古品をメインとした宝石・貴金属、時計、バッグ、ファッション商材等の買取・仕入・販売(店舗・EC)・仲介及びオークション運営を、株式会社イヴコーポレーションにおきまして、アパレル、スニーカー商材の販売を、株式会社シェルマンにおきまして、アンティーク時計、アンティークジュエリー、オリジナル時計等の委託・販売を行っております。株式会社セルビーにおきましては、中古品をメインとした宝石・貴金属の買取・仕入・販売(店舗・EC)及びシステム開発等を行っております。中古品は、主に一般顧客からの買取り及び下取りによる仕入(個人買取仕入)や中古品取扱法人からの仕入を行っております。個人買取仕入は、主に「買取センター」、「イベント買取」、「出張買取」におきまして、一般顧客から持ち込まれた中古品を、その場でバイヤーが査定し、買取りの可否及び買取価格を提示して行っております。また、遠方等の理由により買取センターへの中古品の持ち込みが困難な顧客については、宅配送付により中古品を受付け、査定後電話等にて買取りの可否及び買取価格を連絡する方法により仕入(宅配買取仕入)を行っております。さらに、個人買取仕入の補完及び品揃えの充実を目的とした他の中古品取扱法人等からの仕入に加え、売場の華やかさ、商品の豊富さ及び割安感の演出を目的とした新品の仕入も行っており、顧客に対して人気商品の中古品から定番的商品の新品まで幅広い範囲での商品提供に努めております。海外事業は、主に子会社であるKOMEHYO BRAND OFF ASIA LIMITED、米濱上海商貿有限公司、名流國際名品股份有限公司、SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITED、KOMEHYO SINGAPORE PTE.LTD.、KOMEHYO MALAYSIA SDN.BHD.、KOMEHYO USA Inc.及びRODEO DRIVE JAPAN Co.LIMITEDにおきまして、中古品をメインとした宝石・貴金属、時計、バッグ等の海外販売を行っております。そのほか、iShopShops, Inc.(米国)におきましては、ライブコマース・プラットフォームの運営を通じた中古品等の販売を行っております。 「タイヤ・ホイール事業」は、子会社である株式会社クラフトにおきまして、自動車用品及び部品など国内、海外における一流メーカーの乗用車用タイヤ・ホイールの他、オリジナルホイール等の販売を行っております。株式会社オートパーツジャパンにおきましては、中古タイヤ・ホイールの販売・買取専門店「U-ICHIBAN」を展開しております。株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスにおきましては、オリジナルホイールの企画、研究開発、製造、販売を行っております。従来型のカー用品店舗ではなく、タイヤ・ホイールの専門店としての「豊富な品揃え」「高い専門性及び趣向性」を特徴としており、商品の販売及びアフターサービスを通じ、顧客に対して最高のサービスを提供できるように努めております。 「不動産賃貸事業」は、店舗の賃貸管理のほか、グループ会社の主要な店舗をグループ会社に賃貸しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,603字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、グループのVISION(目指す姿)である「リレーユースを『思想』から『文化』にする。」を実現するため、グループ会社が一丸となって各事業に取組んでおり、「ブランド・ファッション事業」、「タイヤ・ホイール事業」及び「不動産賃貸事業」を展開しております。 「ブランド・ファッション事業」は国内向け事業では、中古品をメインとした宝石・貴金属、時計、バッグ、衣料、きもの、カメラ、楽器等の買取・仕入・販売(店舗・EC)・仲介及びオークション運営を、海外向け事業では、主に、宝石・貴金属、時計等の販売を行っております。 「タイヤ・ホイール事業」は、乗用車用タイヤ、アルミホイール、自動車用品及び部品の企画、研究開発、製造及び販売を行っております。 「不動産賃貸事業」は、店舗の賃貸管理のほか、グループ会社の主要店舗をグループ会社に賃貸しております。 (1)当社グループの経営環境等に関する現状の認識について リユース業界におきましては、サステナブルな社会の実現に向けた意識の高まりを背景に、市場全体が拡大を続けております。一方で、昨今の地政学リスクの高まりや不安定な為替・経済情勢など、外部環境の不透明感は一段と増しており、予測困難な状況が続いております。こうした中、参入障壁の低下による競合の増加や大手企業によるM&Aの活発化、CtoCプラットフォームの普及も重なり、買取・販売の両面でシェア争いは激化の一途をたどっております。 このような環境の下、当社グループは創業80周年(2028年3月期)を一つの節目とし、その先の90周年、100周年に向けた継続的な成長を実現するため、中期経営計画を策定しております。当社グループは不確実な外部環境に柔軟に適応しつつ、これまでの基盤構築を土台としてさらなる事業拡大と進化を加速させ、国内外での圧倒的なプレゼンス確立と企業価値向上に努めてまいります。 (2)当社グループの中長期的な成長に向けた経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 中期経営計画の実現に向けた対処すべき課題及び取り組みは以下のとおりです。 <ブランド・ファッション事業> ① 個人買取の強化とタッチポイント(企業や商品・サービスと顧客との接点)の多様化 当社グループの生命線である個人買取を強化するため、店舗網(直営・FC)の拡大に加え、出張買取の体制構築とサービス品質の向上に注力します。 また、アライアンスを通じて買取未経験層へアプローチする仕組みを構築するとともに、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメントの略で、顧客との関係性を構築するマーケティング活動)の高度化によってLTV(ライフ・タイム・バリューの略で、1人の顧客が特定の企業やブランドとの取引を開始してから終了するまでの間にもたらす利益)を最大化し、買取と小売が循環するエコシステムを強化します。 ② 販売チャネルの多角化とOMOの推進 実店舗での多様な形態による出店に加え、外部モールへの出店加速やライブコマース等の新たなデジタルチャネルの開拓を積極的に行い、オンラインでの顧客接点を大幅に増やします。 また、自社ECと店舗在庫を連動させたOMO(オンライン・マージ・オフラインの略で、オンライン(EC)とオフライン(店舗)を融合させること)を深化させ、1to1マーケティングを通じて、お客様一人ひとりに最適な購買体験を提供します。これにより、利便性と安心感を両立させ、ブランドスイッチ(顧客が他社へ乗り換えること)を防止します。 ③ リユース体験の刷新と利用層の開拓 「リユース=中古品」という従来のイメージを超え、「賢く、豊かで、サステナブルな選択肢」としてのブランドイメージを確立します。店舗デザインや接客サービスの質を高め、リユース未経験層や若年層が心理的ハードルなく利用できる「心地よいリユース体験」を創造することで、市場全体を広げるとともに、既存顧客のブランドスイッチを防ぎ、新規顧客の獲得を強力に推進します。 ④ 法人取引・オークションのプラットフォーム拡大 国内外の新規会員獲得とFC展開により出品量を増大させ、法人向けオークションの規模を拡大します。また、従来の在庫コントロールとしての機能に加え、百貨店及び金融機関等の提携先を通じた新たな仕入・販売チャネルを積極的に活用し、ブランドリユース市場におけるシェアと優位性を確保します。 ⑤ グローバル展開の加速と「グローバルリユースチェーン」の構築 国内市場で培った圧倒的なプレゼンス、事業規模、運営ノウハウ、信頼を背景に、グローバル全域での事業拡大を加速させます。各進出国における買取・販売ビジネスを成長の基盤としつつ、それら各地の拠点をネットワークで結ぶ「グローバルリユースチェーン」を最大限に活用します。世界各地の需給バランスに応じた最適な商品流通を実現し、越境ECや海外ライブコマースとの相乗効果を図ることで、単一国に依存しない強固な収益モデルを構築します。 また、現地スタッフ主体の運営によりエリアに根ざしたドミナント展開を推進し、日本発のグローバル企業としての地位を確立します。 ⑥ リユーステックの強化とデータ基盤の統合 テクノロジーの活用による事業効率化と、持続的な競争優位の構築を推進します。その中核施策として、グループ内に分散しているデータの統合・一元管理を企図したグループデータベースの構築に着手します。これにより、データガバナンスを強化し、情報の安全性と透明性を高めるだけでなく、高度な分析を通じたビジネスへの利活用を促進します。引き続きAIを活用した真贋判定や業務の基幹システムの精度向上、新規ビジネス創出に繋げることで、リユース市場を拡大するソリューションを生み出し最大限活用してまいります。 <タイヤ・ホイール事業> ① 新品タイヤ・ホイール強化と中古タイヤ・ホイールとの融合 株式会社クラフトでは、データに基づいた店舗イベントの設計、店舗在庫の編集に加え、SNSを使った顧客へのイベント案内や関係性構築などを通じて、新品タイヤ・ホイールの強化を継続するとともに、新規店舗の出店に注力いたします。 また、株式会社オートパーツジャパンから移譲された中古チャネルへの再投資により新品タイヤ・ホイールと中古商品との融合を目指します。新品販売と連携し、引き続き「良質な中古品」の獲得に注力いたします。融合を実現することで、天候に左右される冬商戦に依存することのない、安定的な収益確保を目指します。 ② 新品WEB事業の再構築 株式会社オートパーツジャパンでは、好調なオンライン販売をさらに強化するため、WEBチャネルへの再投資により新品タイヤ・ホイールの販売を強化します。個品ごとの利益率を勘案し、収益性の高い商品の出品を拡大することで全体の利益率の向上に努めていきます。 ③ メーカー事業の認知拡大と商品開発 ホイール等の自動車部品のメーカー機能を持つ株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスでは、SNSやイベント参加により、日本市場だけでなく海外市場での認知拡大活動を強化します。また、新製品の開発やメインブランドのサイズ展開を進めることで、国内・海外からの受注増加を目指します。 <グループ全体の取り組み> ① 人材開発・組織開発と人事制度の改善 事業成長を支える「人」の基盤を強化するため、現状の課題に即した人事制度の改善に取り組みます。個々の専門性や成果をより適切に評価し、挑戦を促す仕組みへアップデートすることで、モチベーションの向上と優秀な人材の定着を図ります。また、「働きがいのある環境」「キャリア形成」「多様性」を重視した組織づくりを進め、経営価値観の浸透を通じて、グループ全体のパフォーマンス最大化を実現します。 ② グループガバナンス強化 グローバル展開や事業拡大に伴うリスクを再定義し、コンプライアンス、リスクマネジメント、情報セキュリティの各体制を強化します。サステナビリティ経営を根幹に据え、永続的な発展に向けた未来志向のガバナンス体制を構築します。 ③ 資本コストを意識した経営の推進 財務健全性を確保しつつ、成長投資と安定的な株主還元のバランスを最適化し、高いROEを維持することで企業価値の向上を目指します。マージン向上と資本効率の改善を徹底し、市場との建設的な対話を通じて資本コストの抑制にも努めてまいります。
事業等のリスク6,353字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、当社グループの事業又は本株式の投資に関するリスクを全て網羅するものではありません。 ① 中古品の仕入について イ.中古品の安定確保について 中古品は、新品と異なり仕入量の調節が難しいという性格を有しております。このため、当社グループでは買取センター、宅配買取、イベント買取、出張買取、販売時の下取り、中古品取扱事業者等と仕入チャネルを多様化することにより、安定的な仕入を可能とする中古品仕入体制を構築してまいりました。しかしながら、今後における景気動向の変化、競合の買取業者の増加、顧客マインドの変化、宝石・貴金属等一部の商品については貴金属・地金相場の変動等によって、質量ともに安定的な中古品の確保が困難となる可能性があります。中古品の確保が計画どおり進まない場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 ロ.鑑定士について 中古品の仕入金額については、金やプラチナ等の相場がある場合を除き、あらかじめ流通価格が決まっているものはありません。また、ブランド人気の定着や近年における中古品流通量の増大により、当社グループの中古品仕入においては、商品の真贋チェックを行い、適正な買取価格を提示できる鑑定士の存在が欠かせません。従って、高度な専門知識と豊富な経験を持ち合わせた優秀な鑑定士の人員確保は、当社グループの重要な経営課題であると認識しております。 以上より、優秀な鑑定士の人員確保が計画どおり進まない場合、当社グループの中古品仕入活動及び店舗の出店計画は制約を受けます。また、経験豊富な鑑定士の退職は、当社グループの重要な経営資源である買取ノウハウの流出を意味し、短期間に多数の鑑定士が退職した場合、当社グループ業績は大きな影響を受ける可能性があります。 ハ.コピー商品の買取リスクについて 中古品の流通量の増加に伴い「コピー商品」に関するトラブルは社会的に重要な問題となってきており、これらトラブルを事前に回避し、顧客の利益保護をいかに実現していくかが中古品小売業界全般の共通課題であると認識しております。 当社グループにおいては、日頃から各鑑定士の真贋チェック能力を養い、高度な専門知識と豊富な経験を持った鑑定士を育成すること及び、一部商品の鑑定には、真贋・型番を判定できるAIを導入することにより、不良品及びコピー商品の買取防止に努めております。また、お客様に安心感を持って商品をお買い求めいただくために、中古品を商品化する流れの中で再度入念な真贋チェックを行っており、誤って仕入れたコピー商品については、すべて廃棄処理を行い、コピー商品の店頭への陳列防止に努めております。なお、真贋チェックが難しい商品については、日本流通自主管理協会(注)等、社外に真贋チェックを依頼するケースもあります。 今後も、お客様からの信頼を維持していくため、当社グループはコピー商品の排除を徹底してまいります。しかしながら、中古のブランド商品を取り扱う当社グループの事業は、常にコピー商品に関するトラブル発生のリスクを含んでおり、これらコピー商品に関する大きなトラブルが発生した場合、当社グループの取扱商品に対する信頼性が低下することにより、当社グループ業績は影響を受ける可能性があります。 (注)『著名ブランド商品市場』(並行輸入商品市場)からの“偽造品”、“不正商品”の流通防止及び排除を目指して、1998年に発足した団体であります。量販店、専門店、質店、リサイクル店等多くのカテゴリーの販売店が小売会員企業として、また、専門知識を有した数多くのインポーターや卸業者が卸売会員企業として加盟しております。 ニ. 盗品の買取リスクについて 買取行為については、古物営業法及び民法で規制されています。当社グループにおいては、古物営業法及び民法遵守の観点から買取点数の多い商材の古物台帳(古物の買い受け記録を記載した台帳)とPOSデータとを連動させることにより、盗品買取が発覚した場合は、古物営業法及び民法の基準により、被害者へ適切に対応できる体制を整えております。 これらに対応するため、中古品の安定供給や、コピー品、盗品の買取リスクに対しては、買取専門店の新規出店や、宅配買取の強化を行い、真贋判定の教育を受けた鑑定士により、リスクを低減させる対応を取っております。 ② 出店政策について イ.今後の店舗出店について 当社グループは、これまで中部、関東、関西エリア中心にブランドリユースストア「KOMEHYO」をはじめ「KOMEHYO買取センター」、「BRAND OFF」、「BRAND OFF買取専門店」、「Rodeo Drive」、「SNEAKER MARKET」、「WORM」、「Shellman」、「SELBY」、「クラフト」、「U-ICHIBAN」を展開することにより事業を拡大してまいりました。 しかしながら、今後の買取店舗の出店計画に対し、当社グループの希望に適う物件の選定及び出店のための人員計画等が予定どおり進まなかった場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 ロ.当社グループの営業エリアについて 当社グループは、経営資源を集中することによる経営の効率化等のメリットを活かし、愛知県を中心とした東海地区に店舗を集約して事業展開を行ってきた経緯があるため、地域経済の減衰が発生した場合における売上高の伸び悩みや、東海大地震をはじめとした大規模災害による販売活動への影響等、販売店舗の地域集中に伴うリスクが存在しております。 ハ.出店に関する規制について 当社の店舗「KOMEHYO名古屋本店本館」(名古屋市中区)は店舗面積が1,000㎡を超えるため、「大規模小売店舗立地法」による規制を受けております。また、今後出店を計画する店舗等についても、売場面積によっては、同法による規制を受ける可能性があります。 ニ.賃貸借契約による店舗退店、賃料上昇について 大半の店舗は賃借店舗であることから、何らかの理由により契約が更新できない場合、また、契約更新時などに賃料が上昇した場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループは小売と法人販売のバランスを考え、また、オンライン販売の強化をしております。出店の候補地については、「KOMEHYO」と「BRAND OFF」のエリアバランスの検討を行っており、店舗数を増加させることにより、1店舗当たりの影響度を小さくするようにしております。 ③ 外部経済環境の変化に伴う売上変動について 当社グループは商品の取り扱いを古着やきものから始め、宝石・貴金属、時計、ブランドバッグ、衣料、カメラ、楽器、タイヤ・ホイール等と、その時代の流行や市場のニーズに合わせながら変化・多様化させることにより、特定の商品に依存しない安定した営業体制を構築してまいりました。しかしながら、商品によっては流行の変化に伴う経済的陳腐化により、また、為替相場及び貴金属・地金相場の変動等により短期間の内に価値下落がもたらされるものや、牽引役となる人気商品・ヒット商品の有無により販売動向を大きく左右されるものが存在しております。また、為替・株式市況等の乱高下、景況感の急激な変化等により、高額品を中心に大きく売上高が変動するリスクが存在しております。そのため、当社グループでは、商品在庫の滞留や陳腐化を防ぐため、POSシステム等での在庫管理を徹底しております。また、為替の変動を注意してチェックし、為替変動の兆しが見えた場合に機動的に転換するなど、当社グループの業績及び財政状況への影響が最小限になるよう為替変動リスクを抑えることとしております。 ④ 気候変動・自然災害や季節的変動と天候による影響について 当社グループは各店舗における店舗販売が中心であり、大規模な気候変動・自然災害、事故、感染症の拡大(パンデミック)等が発生した場合には、当社グループの営業活動に著しい支障が生じ、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 地震、洪水、台風等の大規模な自然災害により当社グループの店舗が被災した場合、営業活動の継続が困難になる可能性があります。買取り拠点において大規模な自然災害や紛争等が発生した場合は、商品の供給が遅れる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、こうした災害等に対して「リスク管理規程」に基づき、緊急時には危機対策本部を立ち上げ迅速に対応できるようにしております。また、「リスクマネジメント委員会」を設置し、企業価値の損失を最小限に抑制する体制を整備しており、これまで以上にリスク管理を徹底し、事業継続力を強化してまいります。 タイヤ・ホイールの売上高は、冬場の降雪時等に使用するスタッドレスタイヤの交換期にあたる下期(10月~3月)に集中する傾向があります。降雪時期の遅れや降雪量の減少といった予期できない天候不順が発生した場合、売上高の減少や過剰在庫を招く可能性があり、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について予測することは困難でありますが、当社グループでは、事業活動を継続し、社会インフラとしての役割を果たすため、BCPの基本方針や災害対策マニュアル等を整備し、災害による不測の事態に備えるため、避難・防災についての教育訓練を定期的に実施しております。 感染症の拡大(パンデミック等)が発生した場合、店舗営業の短縮・臨時休業や業者間取引の縮小等により売上高や個人買取に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの各本社、商品センター、店舗等において、一定期間商品の供給や店舗の営業等の事業活動に支障をきたす可能性があります。当社グループは、お客様と従業員の安全を第一に考え、安全衛生の徹底、在宅勤務、WEB会議の活用などの感染防止策を講じながら、お客様と従業員の安全の確保を前提とした営業を行います。 ⑤ 個人情報の管理について 当社グループでは、店舗業務や販売促進等において、顧客の住所、氏名、職業、年齢、クレジットカード情報等を取り扱っており、これら個人情報も帳簿等に記載又は電磁的方法により記録し、管理しております。 このため、当社グループにおいては社内規程等ルールの整備、社内管理体制の強化、社員教育の徹底、情報システムのセキュリティ強化等により、個人情報保護マネジメント機能の向上を図り、「個人情報の保護に関する法律」の遵守、個人情報の漏洩防止に努めております。しかしながら、これら個人情報が漏洩した場合、社会的信用の失墜、事後対応による多額の経費発生等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 ⑥ 海外の事業展開について 当社グループでは、事業拡大を図るとともに、グループ事業の海外展開を進めていく方針であります。そのなかで、各国の景気変動、政治的・社会的混乱などの地政学リスク、法規制等の変更、大幅な為替変動などにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、各国情勢を注視し、現地法令等へ適正に対応するとともに、各現地グループ会社でコンプライアンス体制を適切に構築し、法令遵守に努めております。 ⑦ 古物営業法に関する規制について 当社グループの取り扱う中古品は「古物営業法」に定められた「古物」に該当するため、同法による規制を受けております。「古物」は、古物営業法施行規則により次の13品目に分類されております。 美術品類、衣類、時計・宝飾品類、自動車、自動二輪車及び原動機付自転車、自転車類、写真機類、 事務機器類、機械工具類、道具類、皮革・ゴム製品類、書籍、金券類 同法の目的ならびに同法及び関連法令による規制の要旨は次のとおりであります。 A.目 的 この法律は、盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため、古物営業に係る業務について必要な規制等を行い、もって窃盗その他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資することを目的とする(第1条)。 B.規制の要旨 (a) 古物の売買もしくは交換を行う営業を営もうとする者は、都道府県公安委員会の許可を受けなければならない(第3条)。 (b) 古物の買い受けもしくは交換を行う場合、又は売却もしくは交換の委託を受けようとする場合には、その相手方の住所、氏名、職業、年齢が記載された文書(その者の署名のあるものに限る。)の交付を受けなければならない(第15条)。 (c) 売買もしくは交換のため、又は売買もしくは交換の委託により、古物を受け取り、又は引き渡したときは、その都度、取引の年月日、古物の品目及び数量、古物の特徴、相手方の住所、氏名、職業、年齢を帳簿等に記載、又は電磁的方法により記録し、3年間営業所に備えつけておかなければならない(第16条、第18条)。 (d) 買い受け、又は交換した古物のうち盗品又は遺失物があった場合においては、被害者又は遺失主は、古物商に対し、盗難又は遺失から1年以内であればこれを無償で回復することを求めることができる(第20条)。なお、当社グループでは民法(第193条)の基準に従って、2年以内であれば無償回復に対応しております。 ⑧ その他の法的規制について 当社グループにおいてはインターネットを活用した通信販売及びお客様のご要望に応じた出張買取や一部では質屋業を行っており「特定商取引に関する法律」及び「質屋営業法」による規制を受けております。 なお、今後税制改正により消費税率がさらに引き上げられた場合、短期的な消費マインドの冷え込みから、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 そのため、当社グループでは、各業務主管部及び関係会社にて、それぞれが主管する業務に関係する法的規制の改廃や新たな法的規制が設けられていないかについて確認、対応することとしており、そのリスク情報については各部門責任者へ報告することとしております。今後も、関係当局の動向を注視し、法的規制の変更に伴う業績変化を回避すべく、適時適切に対応してまいります。 ⑨ 有利子負債依存度について 中古品の買取りは即日又は数日中の現金決済により行われていることから、回転差資金がマイナスとなる傾向にあるため、仕入高増加に比例して運転資金が必要となります。これに加え、業容拡大に伴う出店や改装及びM&A等に係る費用を、主として金融機関からの借入金により調達していることから、今後の出店及び商品調達、また、M&A等の状況により、当社グループの有利子負債依存度が比較的高水準で推移する可能性があります。 また、今後は業績拡大、収益性の向上により、財務体質の強化に努める方針でありますが、金利動向等の金融情勢や取引金融機関の融資姿勢等の変化により、当社グループの業績は少なからぬ影響を受ける可能性があります。 このような状況にあって、常に金融機関との関係強化を図り、安定した資金供給を受けてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)8,689字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げの定着による所得環境の改善を背景に個人消費が堅調に推移したほか、円安基調に伴うインバウンド需要も免税売上を中心に底堅い動きを見せました。その一方で、米国の通商政策や中国経済の停滞に加え、中東情勢の緊迫化を背景としたエネルギー価格の変動など、地政学リスクの顕在化により先行き不透明な状況が続きました。また、金融資本市場や為替相場の激しい変動が国内景気に及ぼす影響を含め、予断を許さない展開となりました。 リユース業界におきましては、持続可能な社会の実現に向けた動きとそれに伴うリユースへの意識の高まりを背景に、引き続き市場全体が拡大しております。また、サービスやチャネルの増加に加え、業界再編によるM&Aの活性化、新規参入の企業も多いことから、買取・販売競争は激化の一途をたどっております。当社グループの主戦場となるブランドリユース市場は、上期は軟調な相場環境にありましたが、下期は相場の安定とともに非常に強い需要が見られました。特に、歴史的な高騰を記録した金相場の影響に加え、資産価値への注目や為替変動に伴う国内価格の上昇を背景に、買取・販売ともに需要は極めて順調に推移いたしました。 当社グループは、「つくる人に敬意をもち、つなぐ人に感謝し、手にする人に感動を提供することで、循環型社会の共感を創っていきます」をMISSION(存在意義)に掲げております。このMISSIONのもと、国内外で健全なリユース市場の形成に寄与するとともに、多くの方に“リユースは身近で便利なもの”と感じていただける取り組みを推進し、VISION(目指す姿)である「リレーユースを『思想』から『文化』にする」の実現を目指します。 こうした考えのもと、グループ全体でVISIONの達成に向け取り組んだ結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は221,707百万円(前期比39.4%増)で増収となりました。ブランド・ファッション事業では、店舗網の拡大による顧客の獲得や既存店の伸長、自社オークションを通じた法人販売が好調に推移いたしました。また、タイヤ・ホイール事業におきましても、夏用タイヤや自社企画ホイールの海外販売強化、さらには中古仕入の強化が奏功した結果、売上高は過去最高を記録いたしました。 営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、一部商品の相場変動の影響を受け、売上総利益率が前年同期を下回る局面もありましたが、増収による利益を積み上げた結果、営業利益は9,288百万円(同50.4%増)、経常利益は8,514百万円(同40.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,488百万円(同14.9%増)と、いずれも増益となりました。 2028年3月期を最終年度とする中期経営計画におきまして、成長戦略の柱の一つとして掲げる「M&Aによる事業拡大」を加速させております。当連結会計年度におきましては、グローバル展開のさらなる拡大とデジタル領域の強化を目的として、2025年12月18日にiShopShops,Inc.(米国・ニューヨーク)の株式を取得いたしました。同社の有するライブコマース・プラットフォームと北米における顧客基盤をグループの経営資源と融合させることで、国内外における循環型ビジネスのグローバル・プラットフォーム構築を推進しております。 今後も、中長期的な企業価値向上に資することを前提に、既存事業との相乗効果が見込めるM&A及びアライアンスを積極的に検討し、持続的な成長を実現してまいります。 連結業績 (単位:百万円)   前期 (2025年3月期)   当期 (2026年3月期)   前期比 増減率   前期比 増減額 売上高   158,994   221,707   39.4%   62,712 営業利益   6,176   9,288   50.4%   3,111 経常利益   6,046   8,514   40.8%   2,468 親会社株主に帰属する当期純利益   4,777   5,488   14.9%   711 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 <ブランド・ファッション事業> ブランド・ファッション事業の国内グループ会社におきましては、株式会社コメ兵が旗艦店「KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI」及び「KOMEHYO YOKOHAMA」の2店舗に加え、ヴィンテージ専門店2店舗目となる「KOMEHYO VINTAGE TOKYO atelier」、販売併設店舗1店舗ならびに買取専門店を18店舗出店いたしました。株式会社K-ブランドオフでは、販売併設店舗2店舗のほか、同社初となる販売店舗1店舗、FC買取専門店4店舗を、株式会社アールケイエンタープライズでは、買取専門店1店舗をそれぞれ出店いたしました。また、海外グループ会社におきましては、SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITED(タイ)で3店舗、KOMEHYO MALAYSIA SDN.BHD.(マレーシア)で2店舗、KOMEHYO SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)で2店舗、KOMEHYO BRAND OFF ASIA LIMITED(香港)で3店舗、米濱上海商貿有限公司(中国)で2店舗、名流國際名品股份有限公司(台湾)で1店舗をそれぞれ出店いたしました。 仕入面につきましては、イベント買取や買取専門店の新規出店を継続するとともに、プロモーションやキャンペーンを展開し、既存店での買取強化を図りました。その結果、過去最高の個人買取額を達成いたしました。また、小売店舗の品ぞろえを充実させるために、グループ会社が運営する法人向けオークションでの法人仕入も機動的に実施いたしました。 販売面につきましては、需要の高まりに合わせて在庫確保と最適な供給体制を確立し、接客を通じた顧客との関係深化を図ることで小売販売を推進いたしました。一方で、相場高騰により個人買取で増加した金地金等の資産性の高い商品につきましては、法人販売を効率的に活用し、早期のキャッシュ化とリスク回避を両立いたしました。 利益面につきましては、商品相場を注視しながら小売販売を強化し、利益額の積み上げに注力いたしました。商品構成の変化や法人販売比率の高まり等により、前期と比較して売上総利益率は低下した一方で、着実な売上総利益の積み上げが販管費の増加分を上回り、営業利益率は改善に転じました。 以上の結果、当連結会計年度の当セグメント売上高は215,146百万円(前期比40.5%増)、営業利益は8,731百万円(同52.7%増)となりました。 <タイヤ・ホイール事業> タイヤ、ホイール及びカスタム用パーツの販売につきましては、夏用タイヤや自社企画ホイールの海外販売強化により、売上高は過去最高となりました。暖冬の影響による冬用タイヤの需要減少や将来に向けた積極的な投資を継続したものの、中古仕入の強化による収益性の確保や増収効果等によりこれらを補い、通期では4期連続の増収増益を達成いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の当セグメント売上高は6,523百万円(前期比11.1%増)、営業利益は323百万円(同7.6%増)となりました。 <不動産賃貸事業> 不動産賃貸事業では、店舗の賃貸管理の他、グループ会社の主要な店舗をグループ会社に賃貸しております。 当連結会計年度の当セグメント売上高は365百万円(前期比1.8%増)、営業利益は122百万円(同12.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの概況は次のとおりであります。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、4,377百万円増加し、22,582百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、使用した資金は1,045百万円となりました(前期は5,180百万円の使用)。 これは主に、売上債権の増加額1,749百万円、棚卸資産の増加額9,892百万円、未収入金の増加額549百万円及び法人税等の支払額1,402百万円が、税金等調整前当期純利益8,420百万円、減価償却費3,308百万円、減損損失310百万円及び賞与引当金の増加額423百万円を超過したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は4,548百万円となりました(前期は6,712百万円の使用)。 これは主に、店舗出店等に伴う有形及び無形固定資産の取得による支出3,958百万円及び差入保証金の差入による支出643百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、獲得した資金は9,870百万円となりました(前期は11,907百万円の獲得)。 これは主に、短期借入金の純増額13,140百万円及び長期借入れによる収入300百万円が、長期借入金の返済による支出1,373百万円、リース債務の返済による支出933百万円、社債の償還による支出108百万円及び配当金の支払額1,151百万円を超過したことによるものであります。 ③ 財務戦略の基本方針 a. 財務基盤の安定性 持続的な成長を支え、景気変動の影響に耐えうるには、財務基盤の安定維持が前提となります。成長に必要な資金は、獲得した利益及び自己資本比率35%を目安とする借入を想定しております。 b. 資本効率を重視した成長 資本を効率的に活用できていることを図る指標として、ROEをKPIとして管理します。2029年3月期までの中期経営計画においては、ROE15%以上を計画しております。資本効率の向上を図りながら、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を進めます。 c. 安定的な利益還元 獲得した利益は、在庫や海外等の成長投資に充てる想定です。2029年3月期までの中期経営計画においては、連結配当性向20%程度を目安に、安定的・継続的に株主還元を行う予定です。 ④ 仕入及び販売の実績 a. 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%) ブランド・ファッション事業(千円)   189,371,146   140.4 タイヤ・ホイール事業(千円)   6,740,361   115.4 不動産賃貸事業(千円)   -   - 合計(千円)   196,111,507   139.4 b. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%) ブランド・ファッション事業(千円)   215,146,205   140.5 タイヤ・ホイール事業(千円)   6,523,107   111.1 不動産賃貸事業(千円)   365,593   101.8 合計(千円)   222,034,907   139.4 (注)セグメント間の取引については、相殺消去前の数値によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中における将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析 当連結会計年度において、当社グループでは、中期経営計画に基づいた出店と、今後の事業拡大に備えるべく業務の効率化、商品供給体制の確立を見据え、ブランド・ファッション事業においては、株式会社コメ兵において旗艦店「KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI」及び「KOMEHYO YOKOHAMA」の2店舗に加え、ヴィンテージ専門店2店舗目となる「KOMEHYO VINTAGE TOKYO atelier」、販売併設店舗1店舗ならびに買取専門店を18店舗出店いたしました。株式会社K-ブランドオフにおいて販売併設店舗2店舗のほか、同社初となる販売店舗1店舗、FC買取専門店4店舗を、株式会社アールケイエンタープライズでは、買取専門店1店舗をそれぞれ出店いたしました。また、海外グループ会社におきましては、SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITED(タイ)で3店舗、KOMEHYO MALAYSIA SDN.BHD.(マレーシア)で2店舗、KOMEHYO SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)で2店舗、KOMEHYO BRAND OFF ASIA LIMITED(香港)で3店舗、米濱上海商貿有限公司(中国)で2店舗、名流國際名品股份有限公司(台湾)で1店舗をそれぞれ出店いたしました。 a.経営成績等 1)経営成績 ①売上高 当連結会計年度の売上高は、個人買取で集めた潤沢な在庫を、実店舗及びオンラインストアの利用促進やオンラインオークションによる法人販売の強化に注力したことから、221,707百万円(前期比39.4%増)となりました。 ②売上総利益、売上総利益率 適正な買取及び販売価格の設定に注力するとともに、売上総利益が確保しやすい中古品の売上高構成比向上に引き続き注力し、在庫コントロールの強化を行いました。商品相場の変動はあったものの、個人買取の強化により、小売に必要な商品量は確保し、他の商品を法人販売に向け回転率を高めたことで、当連結会計年度の売上総利益は47,150百万円(前期比33.8%増)、売上総利益率は21.3%(同0.9ポイント減)となりました。 ③営業利益、売上高営業利益率 広告宣伝費及び人件費等の販管費増加により、販売費及び一般管理費は37,862百万円(同30.2%増)となりました。この結果、当連結会計年度の営業利益は9,288百万円(同50.4%増)、売上高営業利益率は4.2%(同0.3ポイント増)となりました。 ④経常利益、売上高経常利益率 当連結会計年度の経常利益は8,514百万円(同40.8%増)、売上高経常利益率は3.8%(同増減なし)となりました。 ⑤親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益の収用補償金263百万円に対して、特別損失の減損損失310百万円を計上したこと等により、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は5,488百万円(同14.9%増)となりました。 2)財政状態 ①資産合計 当連結会計年度末における資産合計は、109,181百万円(前期比23.2%増)となり、前連結会計年度末に比べ20,555百万円増加しました。これは主に、現金及び預金4,254百万円、売掛金1,782百万円、商品10,042百万円、預け金122百万円、流動資産その他(未収入金他)1,027百万円、建物及び構築物(純額)909百万円、建設仮勘定133百万円、有形固定資産その他(工具器具及び備品他)310百万円、のれん410百万円、無形固定資産のリース資産346百万円、無形固定資産その他(ソフトウエア他)404百万円、繰延税金資産168百万円、退職給付に係る資産139百万円並びに差入保証金609百万円の増加によるものであります。 ②負債合計 負債合計は71,353百万円(同28.7%増)となり、前連結会計年度末に比べ15,927百万円増加しました。これは主に、長期借入金995百万円及び流動負債その他(未払費用他)415百万円の減少を、買掛金376百万円、短期借入金13,176百万円、流動負債のリース債務226百万円、未払金809百万円、未払法人税等1,693百万円、賞与引当金424百万円、固定負債のリース債務274百万円、固定負債のポイント引当金102百万円及び資産除去債務190百万円の増加が上回ったことによるものであります。 ③純資産 純資産は37,827百万円(同13.9%増)となり、前連結会計年度末に比べ4,628百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益5,488百万円の計上及び為替換算調整勘定124百万円の増加が、剰余金の配当1,152百万円を上回ったことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における自己資本比率は34.2%(前連結会計年度末は37.0%)となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 c.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品買取・仕入費用のほか、外注修理費、荷造運賃、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規出店、ソフトウエア開発等によるものであります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達については、主に金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は59,930百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は22,582百万円となっております。 ② キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の状況 当社グループは、中期経営計画を作成し事業に取り組んでおります。中期経営計画は、消費者動向や他の小売動向などの社会情勢、業績や各部門別課題の整備状況などの会社情勢を踏まえ、今後の基本的経営目標として策定しております。また、この中期経営計画は、毎年見直しを行うローリング方式をとっております。 なお、詳細につきましては、WEBサイトに掲載いたしました「2026年3月期決算説明資料」をご覧ください。 2026年3月期の達成・進捗状況は以下のとおりであります。 売上高は期初の計画比21,707百万円増(10.9%増)となりました。これは、需要の高まりに合わせた在庫確保と最適な供給体制を確立し、接客を通じた顧客との関係深化を図ったことや、当社グループ会社主催の法人向けオンラインオークションによる法人販売の強化に注力するなどの取り組みが奏功したことによるものであります。営業利益は広告宣伝費及び人件費等の販管費増加に比較して、売上高の増加による増益が寄与したこと等により、計画比1,288百万円増(16.1%増)となりました。経常利益は支払利息の増加等がありましたが1,114百万円増(15.1%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益はこれらの増益要因等により計画比888百万円増(19.3%増)となりました。 (単位:百万円) 連結指標   2026年3月期(計画)   2026年3月期(実績)   2026年3月期(計画比) 売上高   200,000   221,707   21,707増(10.9%増) 営業利益   8,000   9,288   1,288増(16.1%増) 経常利益   7,400   8,514   1,114増(15.1%増) 親会社株主に帰属する 当期純利益   4,600   5,488   888増(19.3%増) (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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