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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブックオフグループホールディングス

9278 · Prime · 小売業

中古書籍の買取・販売で知られるリユース小売の大手。店舗網とフランチャイズで全国展開し、総合リユースへ領域を広げる。

概要

ブックオフグループホールディングスは、1991年に神奈川県相模原市で創業したリユース小売企業である。中古書籍・ソフトメディアを主力とする「BOOKOFF」店舗を全国にフランチャイズ・直営で展開し、2025年5月期の連結売上高は1192億円、従業員数は1838名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

4つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業、その他の4セグメントで構成される。国内ブックオフ事業は中核であり、2025年5月期の売上高1043億円、セグメント利益53億円を計上。プレミアムサービス事業は百貨店内の買取窓口「hugall」やジュエリー専門店「aidect」などを運営し、売上高71億円。海外事業は米国・マレーシア・カザフスタンで店舗展開し、売上高61億円。その他には新刊書店やトレーディングカード専門店、整理サービス等を含む。

収益の柱は国内ブックオフ事業の安定成長

2025年5月期の連結売上高1192億円のうち、国内ブックオフ事業が87.5%を占める。同事業の直営既存店売上はトレーディングカード・ホビー、アパレル、書籍等が牽引し、前年比5.3%増。一方、プレミアムサービス事業は新規出店に伴うコスト増でセグメント利益が89.3%減の4400万円と低迷。海外事業は新店寄与で売上高32.3%増も、マレーシアの客数減少やカザフスタンの収益化遅れで利益は4.1%減。グループ全体では営業利益34億円、経常利益39億円。

直営・FC・子会社から成る店舗ネットワーク

国内のBOOKOFF店舗は直営とフランチャイズ(FC)で運営される。子会社として㈱ブックオフウィズ、㈱ブックレット、㈱ブックオフ沖縄、㈱マナス、㈱ブックオフ南九州などがFC店を直営化あるいは独自店舗を運営。2025年5月期にはBOOKOFF SUPER BAZAAR2店、BOOKOFF5店を新規出店。グループ全体で約1000店舗を超える規模と推測されるが、正確な店舗数は開示されていない。海外では米国にBOOKOFF3店、マレーシアとカザフスタンにJalan Jalan Japan各4店を出店。

エコシステムを支える買取とECの連携

買取サービスは店頭買取に加え、宅配買取や百貨店窓口「hugall」など多チャネルで展開。買取った商品は店舗販売のほか、「BOOKOFF公式オンラインストア」で販売される。EC物流センターを保有し、自社サイトに加えヤフオクや楽天等にも出品。公式スマホアプリの会員数は2025年5月に932万人に達し、CRM施策の基盤となっている。アプリを通じて店舗とECのシームレスな体験を提供し、リユースの利便性向上を図っている。

業界の中での役割は消費者から不要品を買い取り、再利用可能な形で販売するリユース小売チェーン。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,301億円
営業利益
44億円
営業利益率
3.4%
純利益
28億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01消費者向け小売(国内)主力

国内外で「BOOKOFF」を展開。書籍、ソフトメディア、トレーディングカード、ホビーに加え、家電・アパレル・ブランド品などを取り扱う大型店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」なども運営する。

主な製品・サービス3
BOOKOFF
中古書籍、ソフトメディア、トレーディングカード、ホビーなどの買取・販売を行うリユースショップ。
BOOKOFF SUPER BAZAAR
書籍やホビーに加え、家電、アパレル、ブランド品など幅広いリユース商品を扱う大型複合店。
BOOKOFF PLUS
「BOOKOFF」にアパレル商材を加えた複合店。

02消費者向け小売(海外)準主力

米国で「BOOKOFF」を展開し、マレーシアではアパレル中心のリユース店「Jalan Jalan Japan」を運営。ニューヨークではアニメグッズ専門店を展開する。

主な製品・サービス2
BOOKOFF(米国)
米国における中古書籍・メディアの買取販売店。
Jalan Jalan Japan
マレーシアで展開するアパレル等のリユース店。

03プレミアムサービス副次

百貨店内の買取窓口「hugall」、ジュエリー修理・販売の「aidect」、ブランド品の買取・販売を行う「Rehello」を運営。高級品市場に特化したリユースサービスを提供する。

主な製品・サービス3
hugall
大手百貨店内に設置された買取窓口。ブランド品や貴金属などを買い取る。
aidect
ジュエリーの修理・リフォーム・サステナブルジュエリー販売の専門店。
Rehello
ブランドバッグやアパレル等の買取・販売を行うブランド品リユース事業。

04その他その他

新刊書店「青山ブックセンター」、家庭の整理・処分サービス「ブックオフおかたづけサービス」、トレーディングカード専門店「Japan TCG Center」、レビューサイト「ブクログ」などを運営。リユース事業を多角的に支える。

主な製品・サービス3
青山ブックセンター
新刊書店。カルチャー系の書籍に強み。
Japan TCG Center
トレーディングカード専門店。
ブクログ
本のレビュー・管理サイト。

製品と技術

BOOKOFF SUPER BAZAAR – 総合リユースの旗艦店舗

「BOOKOFF SUPER BAZAAR」は、約1000坪の広大な店舗に書籍・ソフトメディアから家電、アパレル、トレーディングカード、ホビー、スポーツ用品、ブランド品、楽器、生活雑貨まであらゆるリユース商材を揃える大型複合店。郊外ロードサイドや大型ターミナル駅前に出店し、国内ブックオフ事業の収益の中核を担う。2025年5月期には草加セーモンプラザ店など新規出店を継続。同フォーマットは客単価向上とリユース体験の提供に寄与している。

hugall・aidect – 百貨店チャネルとジュエリー専門サービス

「hugall」は大手百貨店内に設置された買取窓口で、ブランド品・貴金属等を買取。2025年5月期には大宮髙島屋店、横浜髙島屋店を新設。一方「aidect」はジュエリーの修理・リフォーム・サステナブルジュエリー販売を行う専門店。これらのプレミアムサービス事業は高単価商材を扱い、ブックオフとは異なる顧客層にアプローチ。2025年5月期の売上高は71億円だが、新店の立ち上げコストにより利益は4400万円と微少。

Jalan Jalan Japan – 海外におけるアパレルリユース店

「Jalan Jalan Japan」はマレーシアとカザフスタンで展開するアパレル中心のリユース店舗。マレーシアでは2016年11月に1号店を開業以来、2025年5月期には4店舗を新規出店。カザフスタンでも同ブランドで展開。商品は日本から輸出した中古衣料等で、現地の需要に応える。米国では「BOOKOFF」ブランドで中古書籍・ソフトメディアを販売。海外事業全体では売上高61億円だが、地域ごとの収益化の遅れが課題。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

リユース店舗で国内最大級

当社はブックオフブランドでリユース業界を牽引する小売業者。売上高1,192億円(2025/5期)、営業利益率2.85%と堅調に推移。リユース需要の高まりを背景に、出店拡大と既存店成長で増収基調。同業のまんだらけ(2652)がマニア向け特化型なのに対し、当社は総合リユースで幅広い客層を持つ。店舗網を活かした仕入れ力が強みだが、営業利益率は低めで収益改善が課題。

強み

  • 全国に約800店舗を展開し、集客力と仕入れネットワークで優位。
  • ブックオフブランドはリユースの代名詞で、顧客からの信頼厚い。
  • 2024/5期から2026/5期まで売上高が順調に伸びている。
  • 本、ゲーム、衣料品、家電など幅広いカテゴリーで需要に対応。

課題

  • 2.85%と低く、人件費・家賃上昇が収益を圧迫。
  • まんだらけなど専門店やネットリユースとの競合が激化。
  • リユース品の買取価格が上昇、利益率をさらに低下させるリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がブックオフグループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

中古本専門店としての創業とフランチャイズ展開(1991-1992)

1991年8月、神奈川県相模原市に資本金1000万円で株式会社ザ・アールを設立。同年10月より「BOOKOFF」の全国フランチャイズチェーン展開を開始。1992年6月に商号をブックオフコーポレーション株式会社に変更。創業から短期間でFC網を広げ、中古書籍リユースのパイオニアとしての基盤を築いた。1994年10月には中古CD・ビデオの取り扱いを開始し、品目拡大の第一歩となった。

品目拡大と大型複合店、米国進出(1997-2000)

1997年7月、ブックオフコーポレーション(旧)と合併し、現在の法人格に。1999年4月に中古子供用品、2000年1月に中古スポーツ用品、同年4月には中古衣料・アクセサリーの取り扱いを開始し、取扱品目を急速に拡大。1999年10月には米国子会社BOOKOFF U.S.A. INC.を設立し、海外展開に踏み出す。2000年12月には大型複合店「BOOKOFF中古劇場 多摩永山」(現BOOKOFF SUPER BAZAAR)をオープンし、大型店フォーマットの原型を確立した。

東証上場と新規事業への進出(2004-2008)

2004年3月に東京証券取引所市場第二部に上場、翌2005年3月には市場第一部に指定替え。2007年4月には中古ホビー商材(プラモデル・フィギュア等)の取り扱いを開始。同年8月、子会社ブックオフオンラインがECサイト「BOOKOFF Online」を開設し、ネット販売に参入。2008年11月には洋販ブックサービスより「青山ブックセンター」「流水書房」の新刊事業を譲り受け、新刊書店事業にも進出した。

SUPER BAZAARの確立と買収による子会社化(2009-2013)

2009年11月、「BOOKOFF SUPER BAZAAR」の屋号で初の大型複合店を鎌倉大船にオープン。以降、郊外ロードサイドを中心に大型店を拡大。2011年12月には中古携帯電話の取り扱いを開始。2013年1月、FC加盟店であった㈱ブックオフウィズを子会社化し、直営化を推進。同年4月には店舗型に限定しないリユース業を手掛ける㈱ハグオールを設立(後のhugall)。買取チャネルの多様化を図った。

ヤフーとの資本業務提携とマレーシア進出(2014-2016)

2014年4月、ヤフー㈱(現Zホールディングス)との資本業務提携を締結。これにより、ECやデジタル分野での協業を強化。2015年5月にはFC加盟店㈱ブックレットを子会社化するとともに、㈱ブックオフ沖縄を設立。2016年1月にはレビューサイト「ブクログ」を運営する㈱ブクログを子会社化。同年7月、マレーシアでのリユース店舗運営を目的にBOK MARKETING SDN.BHD.へ出資し、Jalan Jalan Japanの展開を開始した。

直営化の継続と中期経営方針の策定(2017年以降)

2017年4月、FC加盟店㈱マナスを子会社化。グループ経営の一体化を進める一方、2028年5月期を最終年度とする中期経営方針を策定。「深化領域」として国内ブックオフ事業の安定収益を確保しつつ、「探索領域」としてプレミアムサービス・海外事業への投資を加速。2025年5月期の売上高は1192億円に達し、過去最高を更新。しかし営業利益率は約2.9%と低水準であり、成長投資と収益性のバランスが課題となっている。

年表28件を開く

1990年代

  • 1991年8月中古本の仕入、販売を目的として神奈川県相模原市に㈱ザ・アール(資本金10百万円)を設立
  • 1991年10月「BOOKOFF」の全国フランチャイズチェーン展開を開始
  • 1992年6月商号変更商号をブックオフコーポレーション㈱に変更
  • 1994年10月中古CD(コンパクトディスク)・中古ビデオの仕入、販売を開始
  • 1997年7月ブックオフコーポレーション㈱(1997年7月から2018年9月までの「当社」)
  • 1997年7月M&A形式上の存続会社であるブックオフコーポレーション㈱(旧㈱橘屋)と合併
  • 1999年4月中古子供用品の取扱いを開始
  • 1999年10月創業アメリカ合衆国での「BOOKOFF」店舗の運営を行うBOOKOFF U.S.A. INC.を設立

2000年代

  • 2000年1月中古スポーツ用品の取扱いを開始
  • 2000年4月中古衣料、中古アクセサリー等の取扱いを開始
  • 2000年12月大型複合店「BOOKOFF中古劇場 多摩永山」(現「BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山」)オープン
  • 2002年2月M&A商品、備品の供給及び保管管理を行うブックオフ物流㈱(2014年4月当社に吸収合併)を設立
  • 2004年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2005年3月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2007年4月プラモデル・フィギュア等の中古ホビー商材の取扱いを開始
  • 2007年8月子会社ブックオフオンライン㈱が、インターネット上のリユースショップ「BOOKOFF Online」運営開始
  • 2008年11月洋販ブックサービス㈱より「青山ブックセンター」を運営する新刊事業を譲受け
  • 2009年11月「BOOKOFF SUPER BAZAAR」の屋号として初の大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR 鎌倉大船」オープン

2010年代

  • 2010年10月グループの障がい者雇用の促進を目的としてビーアシスト㈱を設立(2010年12月厚生労働省より「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社として認定)
  • 2011年12月中古携帯電話の取扱いを開始
  • 2013年1月M&A当社フランチャイズ加盟店である㈱ブックオフウィズの株式を一部譲り受けし、同社を子会社化
  • 2013年4月M&A店舗型のビジネスに限定しないリユース業を運営する㈱ハグオールを設立(2018年3月ブックオフオンライン㈱に吸収合併)
  • 2014年4月ヤフー㈱との資本業務提携契約締結
  • 2015年5月M&A当社フランチャイズ加盟店㈱ブックレットの全株式を譲り受けし、同社を子会社化 国内での「BOOKOFF」店舗の運営を目的として㈱ブックオフ沖縄を設立
  • 2016年1月M&A国内でのブックレビューコミュニティサイトの運営等を目的として㈱ブクログの全株式を譲り受けし、同社を子会社化
  • 2016年7月M&Aマレーシアでのリユース店舗の運営を目的として、㈱コイケとKOIKE MALAYSIA SDN.BHD.との3社で締結された株主間契約に基づき、KOIKE MALAYSIA SDN.BHD.が設立したBOK MARKETING SDN.BHD.に出資し、同社を子会社化
  • 2016年11月マレーシアで子会社BOK MARKETING SDN.BHD.がリユース店舗Jalan Jalan Japan OneCity店を運営開始
  • 2017年4月M&A当社フランチャイズ加盟店㈱マナスの全株式を譲り受けし、同社を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/5期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • プレミアムサービス事業の仕入高100億円
  • アメリカ直営店舗数2028年5月期まで30店舗
  • アメリカ直営店舗数2033年5月期まで100店舗
  • Jalan Jalan Japan店舗数2028年5月期まで30店舗
  • Jalan Jalan Japan店舗数2033年5月期まで100店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の深化と新規領域の探索

    国内ブックオフ事業を収益基盤としつつ、プレミアムサービス事業や海外事業などの成長領域に投資し、事業ポートフォリオを強化する。2028年5月期を最終年度とする中期経営方針に基づき、持続的な成長を目指す。

  2. 02

    伊藤忠商事との資本業務提携

    2026年2月に締結した資本業務提携により、リユース運営ノウハウと国内外の事業基盤を融合させ、既存事業の強化と新たな事業機会の創出を図る。

  3. 03

    アプリ基盤の顧客体験向上

    公式スマホアプリの会員基盤(1,046万人)を活用し、CRM施策を強化。店舗とECのシームレスな購買体験や買取サービスの利用促進により、統合的な顧客体験を提供する。

  4. 04

    大型店舗パッケージの成長

    BOOKOFF SUPER BAZAARを成長の柱と位置づけ、立地や規模に応じた売場づくりと運営改善を進め、売上・利益の持続的成長を図る。

  5. 05

    海外事業の積極展開

    米国とマレーシアを中心に店舗網を拡大し、2028年5月期までに合計30店舗、2033年5月期までに100店舗体制を目指す。現地採用社員の育成も推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,964人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は753万円で、7期前と比べて+137.6%平均年齢は49.3歳、平均勤続年数は17.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月31743.711.91,248
2020年3月67543.710.91,403
2021年5月71045.012.71,460
2022年5月70946.214.41,488
2023年5月71246.815.71,572
2024年5月73047.116.41,689184
2025年5月71447.916.11,838185
2026年5月75349.317.41,964224

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.2%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)57.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 11 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
BOOKOFF U.S.A. INC. BOOKOFF ニューヨーク西45丁目店など20店舗 — アメリカ合衆国 カリフォルニア州他3,053百万円
海外事業
本部など — 相模原市 南区他1,932百万円
国内ブック オフ事業
BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山店など58店舗 — 東京都 多摩市他1,828百万円
BOK MARKETING SDN.BHD. Jalan Jalan Japan OneCity店など17店舗 — マレーシア国 セランゴール州他1,507百万円
BOOKOFF SUPER BAZAAR 17号前橋リリカ店など7店舗 — 群馬県 前橋市他884百万円
BOOKOFF SUPER BAZAAR 409号川崎港町店など41店舗 — 川崎市 川崎区他659百万円
BOOKOFF SUPER BAZAAR ららぽーとTOKYO-BAYNorthGate店など20店舗 — 千葉県 船橋市他538百万円
BOOKOFF SUPER BAZAAR 大宮ステラタウン店など17店舗 — さいたま市 北区他396百万円
BOOKOFF SUPER BAZAAR 248号西友岡崎店など27店舗 — 愛知県 岡崎市他333百万円
BOOKOFF SUPER BAZAAR 荒川沖店など12店舗 — 茨城県 稲敷郡 阿見町他315百万円
ほか22件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ブックオフ沖縄(注)1
    沖縄県 宜野湾市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブックレット(注)1
    大阪市 城東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マナス
    相模原市 南区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブックオフウィズ(注)1
    香川県 高松市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブックオフ南九州(注)1
    宮崎県 宮崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブックオフ北海道(注)1
    相模原市 南区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブックオフインターナショナル
    相模原市 南区
    議決権100.0%
  • 国内
    ビーアシスト㈱
    相模原市 南区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブクログ(注)1
    東京都 渋谷区
    議決権100.0%
  • 海外
    BOK MARKETING SDN. BHD. (注)1
    マレーシア国セラン ゴール州
    議決権70.0%
  • 国内
    ㈱BOチャンス
    相模原市 南区
    議決権98.0%
  • 国内
    BOOKOFF NEW YORK LLC (注)1
    アメリカ合衆国ニューヨーク州
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は1,301億円営業利益44億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.1%、利益が+29.4%。

売上高
+9.1%
1,301億円
営業利益
+29.4%
44億円
純利益
+33.3%
28億円
営業利益率
3.4%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高1,390億円1,301億円
営業利益47億円44億円
純利益28億円28億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は690億円、営業利益は31億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+10.6%、営業利益は+63.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q268145.210
2023年4Q2649
2024年1Q26241.53
2024年2Q26772.64
2024年3Q295175.812
2024年4Q29331.0−2
2025年2Q568152.69
2025年4Q624193.012
2026年2Q611132.17
2026年4Q690314.521

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年3月期からの8期で、売上は808億円から1,301億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年3月8082122
2020年3月844192
2021年5月936252
2022年5月9152314
2023年5月1,0183028
2024年5月1,11731342.817
2025年5月1,19234392.921
2026年5月1,30144473.428

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高1,301億円のうち、営業利益として残るのは44億円3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.3%563億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.3%694億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%44億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.3pt
3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.3pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.3pt
13.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年5月期は営業CFが49億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は65億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月28−6−992261
2020年3月35−27−8861
2021年5月22−13−12958
2022年5月28−1914982
2023年5月2−355−3355
2024年5月41−24−11772
2025年5月31−25−11666
2026年5月49−30−211965

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年5月期の総資産は609億円。このうち返さなくてよい自己資本が214億円で、自己資本比率は34.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年3月40613027631.6
2020年3月41512828730.7
2021年5月40312927431.9
2022年5月45116528636.3
2023年5月50219131137.6
2024年5月54520534037.1
2025年5月57418938532.5
2026年5月60921439534.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
65億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
175億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
395億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中75位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中238位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,939で、1年前と比べて+97.4%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥2,939-4.9%1ヶ月+3.5%1年+97.4%時価総額604億円
過去52週の値幅
安値¥1,304高値¥3,160

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.6倍
PER (会社予想)18.4倍
PBR2.44倍
配当利回り1.36%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+31.1%急騰し、52週高値2645円に接近。25日線(2127円)を+17.9%上回り、出来高も24万株と活況。週足では75日線(2035円)を大きく上抜け、強い上昇トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER15.9倍は同業界平均41.1倍を大きく下回り割安。PBR2.08倍も平均2.92倍より低い。ROE10.8%と収益性は良好で、配当利回り1.42%は平均と同等だが、配当性向28.8%と抑制的で増配余地は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.6倍39.6倍
PER (予想)18.4倍
PBR2.44倍2.44倍
ROE13.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

リユース市場の成長が続く中、同社は店舗拡大と利益率改善に取り組む。強気派は堅調な業績と割安PER16倍を評価するが、弱気派は営業利益率の低さと競合との価格競争を懸念する。株価は前年比+81%と大幅上昇済み。

プラスに働く材料7
  • リユース市場の追い風

    環境意識の高まりや節約志向で市場拡大が続く。

  • 堅調な売上成長

    2026年5月期売上高1301億円、営業利益28億円へ増加見込み。

  • 割安感

    PER16倍、PBR2.1倍。成長率を考慮すれば妥当。

  • 営業利益30%増の成長続く通年影響

    FY2026予想営業利益44億円(前年比+29%)。堅調なリユース需要を背景に増収増益基調。PER15.7倍は割高ではない。

  • リユース市場拡大の追い風継続影響

    国内リユース市場は年率7%成長。同社は中古書店から多品種へ拡大、競争優位。FY2026売上1301億円目標。

  • 店舗網拡大によるスケールメリット2026年影響

    新規出店と既存店改装で売上増。店舗数は約800店、成長余地あり。ROE10.8%と資本効率良好。

  • 株主還元強化の余地2026年株主総会影響

    配当性向約35%(FY2025配当35円)。利益成長に伴い増配期待。自己株式取得も可能性。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は約3%と薄利多売モデル。改善余地は限定的。

  • 株価急騰後の反動リスク

    1年で80%超上昇。バリュエーションが割高になる可能性。

  • 競争激化

    他リユースチェーンやネット買取との競合で粗利率が低下するリスク。

  • 競合激化でマージン低下継続影響

    メルカリやセカンドストリートなど競合多く、買取価格競争で粗利率低下リスク。営業利益率2.85%と薄利。

  • 中古品取扱いの品質リスク不定影響

    偽造品や問題商品の混入でブランド毀損。過去にノートパソコン問題等。対策コスト増。

  • 消費低迷で買取量減少景気次第影響

    景気悪化で消費者が中古品を売らなくなる可能性。売上は買取量依存、FY2025売上1192億円も伸び鈍化リスク。

  • 店舗固定費の負担継続影響

    店舗リースや人件費の増加。売上高販管費率は約97%と高く、利益率改善には固定費削減が必要。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗単位の収益力を測る。
粗利率
仕入/販売価格のバランスと競争力を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは1.36%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
1.36%
いまの株価に対して
配当性向
30.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月610.8
2021年5月60.0
2022年5月20233.332.4
2023年5月2525.0287.7
2024年5月250.059.8
2025年5月250.028.8
2026年5月3020.030.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ42,384人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.4%を占め、残る66.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他55.650.150.552.265.260.3
事業法人36.237.537.337.025.226.4
自己株式15.13.83.83.814.614.6
金融機関6.29.08.57.57.97.0
外国法人1.52.63.22.01.44.0
証券会社0.40.80.51.20.22.2
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ハードオフコーポレーション6.98
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.70
03ブックオフグループホールディングス従業員持株会4.40
04伊藤忠商事株式会社4.28
05丸善雄松堂株式会社2.98
06株式会社講談社2.63
07株式会社集英社2.63
08株式会社小学館2.63
09株式会社図書館流通センター1.83
10ブックオフコーポレーション加盟店持株会1.71

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+40%、1株純資産は8期で+64%。直近期のROEは13.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年3月11273616.77.467.6
2020年3月147321.958.310.8
2021年5月97371.2103.5
2022年5月828289.912.032.4
2023年5月14095415.78.8287.7
2024年5月861,0248.717.959.8
2025年5月1091,06210.813.328.8
2026年5月1571,20513.912.730.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/5期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
堀内康隆取締役社長(代表取締役)50
渡邉憲博取締役53
川口佳子取締役64
鷹野正明取締役67
長谷川秀樹取締役55
田村英明取締役(常勤監査等委員)66
宮原さつき取締役(監査等委員)60
辻井康裕取締役(監査等委員)59
小土井慎吾36
水野靖彦取締役51
村上佳代取締役58

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)46415808722
社外取締役41818185
取締役(社内)115151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,872字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、「事業活動を通じての社会への貢献」「全従業員の物心両面の幸福の追求」を経営理念とし、中古書籍等の小売店舗「BOOKOFF」を中心に、「リユース」を切り口とした小売店舗の運営及びフランチャイズ事業を行っております。 当社は、持株会社として当社グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務を行っております。なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容は次のとおりです。 (国内ブックオフ事業) 1.子会社ブックオフコーポレーション㈱は、書籍・ソフトメディア、トレーディングカード、ホビー等のリユースショップ「BOOKOFF」のチェーン本部としてフランチャイズシステムの運営及び直営店舗の運営を行っております。また、総合リユースショップの展開を目指し、「BOOKOFF」を中心に様々なリユース商材を集めた大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」と「BOOKOFF」にアパレル商材を複合させた「BOOKOFF PLUS」の運営を行っており、書籍・ソフトメディア、トレーディングカード、ホビー等の他、家電商品(オーディオ・ビジュアル商品、コンピューター等)、アパレル、スポーツ・アウトドア用品、ベビー用品、腕時計・ブランドバッグ・貴金属、食器・雑貨等の買取及び販売を行っております。 またインターネット上で書籍・ソフトメディア等のリユースショップ「BOOKOFF公式オンラインストア」の運営等を行っております。 2.子会社㈱ブックオフウィズは、国内で「BOOKOFF」店舗の運営及びアパレル等のリユース店舗の運営を行っております。 3.子会社㈱ブックレットは、国内で「BOOKOFF」店舗の運営及びアパレル等のリユース店舗の運営を行っております。 4.子会社㈱ブックオフ沖縄は、国内で「BOOKOFF」店舗の運営及びアパレル等のリユース店舗の運営を行っております。 5.子会社㈱マナスは、国内で「BOOKOFF」店舗の運営等を行っております。 6.子会社㈱ブックオフ南九州は、国内で「BOOKOFF」店舗の運営等を行っております。 7.子会社㈱ブックオフ北海道は、国内で「BOOKOFF」店舗の運営等を行っております。 (プレミアムサービス事業) 子会社ブックオフコーポレーション㈱は、大手百貨店に設置した買取窓口「hugall」、ジュエリーの修理・リフォーム・サステナブルジュエリー販売等の専門店「aidect」、ブランド品販売及び買取等を行う「Rehello」の店舗運営等を行っております。 また、インターネット上でブランドバッグやアパレル等の販売サイト「Rehello」の運営等を行っております。 (海外事業) 1.子会社BOOKOFF U.S.A.INC.は、アメリカ合衆国で「BOOKOFF」店舗の運営等を行っております。 2.子会社BOK MARKETING SDN.BHD.は、マレーシア国でアパレル等のリユース店舗「Jalan Jalan Japan」の運営を行っております。 3.子会社BOOKOFF NEW YORK LLCは、アメリカ合衆国でアニメグッズの販売専門店の運営を行っております。 4.子会社ブックオフインターナショナルは、海外事業の経営管理・事業支援を行っております。 (その他) 1.子会社ブックオフコーポレーション㈱は、新刊書店「青山ブックセンター」店舗の運営及び家庭内の物品の整理・処分に関する個人向けサービス「ブックオフおかたづけサービス」の提供を行っております。 2.子会社㈱BOチャンスは、国内でトレーディングカード専門店「Japan TCG Center」店舗の運営を行っております。 3.子会社㈱ブックオフ沖縄は、国内でトレーディングカード専門店「Japan TCG Center」店舗の運営を行っております。 4.子会社ビーアシスト㈱は、店舗で販売する商品の加工業務等を通じて、当社グループの障がい者雇用を促進しております。 5.子会社㈱ブクログはインターネットレビューサイト「ブクログ」の運営を行っております。 事業の系統図は概ね次のとおりであります。 (注)連結子会社・連結孫会社には〇印、関連会社(持分法適用会社)には□印を付しております。
経営方針・対処すべき課題7,587字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは創業時より「事業活動を通じての社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」の2つを経営理念としております。また、経営理念に基づく当社グループの事業活動を示すミッションとして「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」を掲げております。 このミッションに基づき、拡大するリユース市場の中で私たちの強さを活かし、リユースのリーディングカンパニーとして循環型社会の形成に貢献するとともに、全従業員が自信と情熱を持ち、安心して働き、成長できる会社になることを目指します。 こうした考えのもと、当社グループは2028年5月期を最終年度とする中期経営方針において、グループの強みである人財育成やサステナビリティへの取組などの普遍的な価値を土台とし、「深化領域」と位置付ける国内ブックオフ事業で、認知度の高さを活用して安定した収益を獲得するとともに、「探索領域」と位置付けるプレミアムサービス事業、海外事業や新たな事業に対して投資原資・ノウハウを投入し、経験豊富な人財の輩出によりグループの事業規模拡大と利益成長を進めていくことを定めました。 さらに、当連結会計年度においては、2026年2月に伊藤忠商事株式会社との資本業務提携契約を締結いたしました。本提携により、当社グループのリユース運営ノウハウや商品・サービス力と、同社グループの国内外の事業基盤や顧客接点等との連携を進め、既存事業の強化及び将来の事業機会の拡大に向けた取り組みを推進してまいります。 (2)事業別の基本方針 ① 国内ブックオフ事業 当社グループの中核事業であり、売上・利益の占有率が高く安定した収益獲得を続けることによって成長に向けた投資原資を生み出す役割を担います。 <現状> (a)主な店舗パッケージ ○BOOKOFF SUPER BAZAAR 主に郊外ロードサイドや大型ターミナル駅前繁華街に出店する、当事業収益の中核を担うリユース店舗パッケージであります。1,000坪内外の広大な店内で、お客様に書籍・ソフトメディアはもちろんのこと、アパレル、トレーディングカード、ホビー商材、スポーツ用品、ベビー用品、ブランド品、楽器、生活雑貨まであらゆる商品を取り揃えてリユースを体験していただく場として、多くのお客様にご利用いただいており、引き続き成長する柱と位置づけております。成長するリユース市場の中で競合他社の出店も進んでおり、店舗の立地や規模に応じた売場づくりと運営改善により売上・利益の成長を持続させることが課題となっております。 ○BOOKOFF PLUS、BOOKOFF 主にロードサイドから駅前繁華街まで幅広く出店するリユース店舗パッケージであり、顧客接点として重要な役割を担っております。書籍・ソフトメディアに加え、アパレル、トレーディングカード、ホビー商材等、地域特性に合わせた商材ラインナップの拡充や売場づくりを通じて、エンタメ性及び店舗での体験価値の向上を図っております。主力商材である書籍・ソフトメディアの一次市場流通量減少により今後、仕入・売上の確保が厳しい状況となることも予想されているため、新たな商材の追加やネット販売の活用等、世の中の変化に対応することも求められております。 ○あそビバ 大型ショッピングモールに出店するトレーディングカードやゲームソフト等、遊べるアイテムを豊富に取り扱う専門店で、トレーディングカード、ホビー商材、アニメグッズ中心の顧客層に、新品・中古を問わず遊べる場所を提供しております。既存のBOOKOFF商圏にも出店し、共存することが可能となっております。 (b)ネット販売店舗並びにEC物流センター(主なECサイト:BOOKOFF公式オンラインストア) 2007年よりECサービスを展開し国内最大級の中古書籍在庫量を誇る「BOOKOFF公式オンラインストア」を運営しております。「BOOKOFF公式オンラインストア」は書籍・ソフトメディアを中心に売上を継続的に伸ばしてきましたが、配送単価や人件費単価の上昇の影響により収益性の維持に課題があります。また宅配買取によって集められたEC物流センターの商品在庫を適切な回転率で販売につなげるために、自社サイト「BOOKOFF公式オンラインストア」に加えてヤフオク、楽天等、他のECモールサイトに同時出品をすることによって売上を安定して増加させております。継続的な業務改善、業務システムの刷新による生産性の向上、首都圏を中心とした配送効率改善等により、コスト低減を進めております。 (c)公式スマホアプリ 国内ブックオフ事業の公式スマホアプリ会員は、2026年5月に1,046万人を突破し、今後もさらなる増加を目指しております。公式スマホアプリを基盤に、ロイヤルティプログラムの強化をはじめとする多様なCRM施策を展開し、顧客との直接的なコミュニケーションを通じて信頼関係を深めています。これにより、安定した収益基盤の構築を実現しております。目指す世界は、公式スマホアプリを中心に、顧客が時間や場所にとらわれることなく、さまざまなサービスを簡便に利用できる環境を提供することです。具体的には、書籍をはじめとして、多くの商材を利用いただけるようにし、店舗とECの両方でシームレスな購買体験を提供してまいります。さらに、購入だけでなく、買取サービスも積極的に利用していただけるような施策を強化し、アプリを軸にした統合的な顧客体験の向上を図ります。 <方針> ・グループの中核事業として、現状の利益水準を確保しつつ資本効率を改善し、成長事業への人財・ノウハウの輩出を継続的に行うことで、お客様へ最高のリユース体験を提供する ・書籍により獲得する粗利額の維持、買取の利便性向上、商品在庫の可視化と検索性の向上等、書籍を中核商材に位置付けて、地域に合わせた商材拡張を行う ・利便性向上、継続的な出店、リプレイスやリニューアル、新店舗パッケージの開発等の実施によりブックオフを「超便利に・超面白く」を実現する ・方針実現のために次の戦略を実行する 顧客戦略:来店頻度の向上、来店機会の創出 買取戦略:体験価値の向上、お客様コストの削減、改善の継続性 デジタル戦略:ユーザビリティの改善、商材拡張、アプリ機能の拡充 マーケティング戦略:SNS強化、オウンドメディアの拡充 人財戦略:社員積極採用、評価基準・キャリアパスプランの多様化 ② プレミアムサービス事業 <現状> 所得水準が高く、従来BOOKOFFに馴染みが薄いアッパーマス層以上のお客様をメインターゲットに、百貨店内買取窓口を展開する「hugall」、世帯年収が比較的高い地域で路面展開する「Rehello」、百貨店やショッピングセンター等商業施設内にてジュエリーのリペア・リメイクサービスを提供する「aidect」は、BOOKOFF店舗ではリーチできないお客様層との重要な接点です。 「hugall」は買取から販売における業務効率が改善され百貨店内買取窓口や、様々なジャンルに精通した専門家による訪問買取を中心に良質な商材を用いて収益を生み出す体質となっており、今後の利益成長においては百貨店を中心に拠点の拡大並びに利用客数の継続的な拡大が課題となっております。 「Rehello」は、ブランド品のリユースだけでなく書籍・ソフトメディアのリユースを取り扱うことで他社との差別化を図っております。 「aidect」は職人の手仕事によるジュエリーオーダー&リフォーム スペシャリティストアであり、リペア・リメイクを通じた新たなサービスを提案しております。ターゲット顧客層との接点拡大のため、グループ内店舗との連携など、収益化に向けテコ入れを実施しております。 従来、ブックオフがリーチしきれていない顧客層の居住エリアやサービスを求められている場所への出店を加速する一方で、ブランド品や貴金属等の買取市場は競合他社の出店も活発であり、現在も差別化が求められている状況であり、今後その必要性は一層高まる見込みです。 <方針> ・全国主要百貨店や東京都心部及び国内主要都市を中心に店舗網を拡大し、所得の高いお客様層との接点を強化するとともに、アライアンスの推進等を通じて付加価値の高いサービスの提供機会を拡大し、収益基盤の強化を図る。 ・将来的に100店舗体制の構築に向け、継続的な出店を推進する ・今後の事業成長の質を高めるため、戦略の重点を「仕入高の最大化」にシフトし、買取サービスの強化による安定的な仕入基盤の構築を図る ・CDPの構築による顧客データの統合・活用を進め、CRM施策の最適化を通じて顧客接点の拡大及び買取利用の促進を図り、仕入高100億円の達成を目指す ③ 海外事業 <現状> アメリカ合衆国において、「BOOKOFF」を展開するほか、2016年からは日本国内で販売に至らなかった商品の出口戦略として、マレーシア国において「Jalan Jalan Japan」を展開しております。海外事業における各業態は、店舗パッケージの独自性により収益性が高いことに加えて店舗拡大により売上規模が増加していることで、グループへの利益貢献度も近年上昇傾向となっております。 アメリカ合衆国で展開する「BOOKOFF」については、書籍やソフトメディア商材の安定した成長を基盤に、日本のIPコンテンツを活用した「フィギュア」や「アニメグッズ」の取扱い強化により、新たな顧客層の獲得につなげております。さらに、価格戦略やSNSを活用した認知向上施策により、経常利益3億円を超える安定した収益体制を確立しております。2026年5月期においては、新たに3店舗を出店し、アメリカ合衆国における直営店舗数は20店舗となりました。 「Jalan Jalan Japan」については、マレーシア国において、日本国内で販売機会に恵まれなかった商材を現地へ出荷して販売することで、独特なエンターテインメント性を生み出す存在となっており、出店拡大とともに事業規模を拡大しております。2026年5月期には、経常利益4億円を超える収益を計上いたしました。また、店舗展開については、マレーシア国において直営店17店舗及び加盟店2店舗、カザフスタン共和国において加盟店7店舗を展開しており、合計26店舗体制となっております。 <方針> ・各国において今後出店を継続的に実施するために現地採用社員の増強、育成を進める ・「BOOKOFF」はアメリカ合衆国において、新たな州への進出を含む継続的な出店による事業拡大を推進し、2028年5月期までに合計30店舗、2033年5月期までに100店舗体制を目指す ・「Jalan Jalan Japan」は、マレーシア国内において直営店の新規出店を推進する。今後は、これらに加えて新たな国への進出も視野に入れ、多店舗展開を一層加速させることで2028年5月期までに合計30店舗、2033年5月期までに100店舗体制を目指す (3)経営環境 近年の人口減少の中、リユース市場は拡大を続ける一方で、同業他社も多数の出店を重ねており、参入障壁が低いことから、中小規模の事業者やFC形式での多店舗展開も容易に広がっております。市場の拡大に伴い、貴金属の訪問買取やフリマアプリ等でリユースに関するトラブルは増加傾向にあり、リユース業界におけるサービス品質の低下も懸念されます。今後、リユースに対する印象の悪化から、利用者拡大の停滞、市場の成長鈍化、参入企業の淘汰等のリスクも想定されます。 当社グループは、着実な事業成長を土台に、他社にない価値(優位性)を提供し、業界内での確固たるポジションを築くことを目指しています。また当社グループの様々な活動を通じて、リユースそのものや、リユース業界全体をポジティブな方向へ導く存在でありたいと考えております。 こうした事業成長とリユースの社会的価値の向上に向けた活動を通じて、事業の持続可能性を高め、企業価値のさらなる向上を実現すること、それが私たちの目指す「リユースのリーディングカンパニー」の姿です。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの対処すべき課題は以下のとおりと考えております。 ① 事業ミッション「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」の実現 当社グループは「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」を事業ミッションとして掲げ、リユースのリーディングカンパニーとして顧客層を拡大し、多くの人に最も安心してご利用いただけるリユースチェーンを目指して、大型複合店舗の出店やネットによる販売、各種イベント等を通じた最高のリユース体験と、あらゆる客層に安心してリユースを利用できる場を提供してまいります。 そのために、店舗においてはお客様に楽しんでいただけるような売場作りやサービス水準の確立、各種マニュアルの徹底や実践的な研修を通じたオペレーション水準の向上及び事業ミッションをイメージしたブランディング戦略に基づく活動に取り組んでまいります。 ② グループの事業方針に基づく持続可能な事業成長に向けた取組の実現 当社グループは、国内ブックオフ事業を中心にBOOKOFF等店舗と取扱う商品、サービスをより一層深化させるとともに、プレミアムサービス事業と海外事業を中心に新たなお客様層や市場への更なる探索を実行して、事業環境の変化に強いポートフォリオを構築し、持続可能な事業成長を実現してまいります。 ③ グループの持続可能な成長の中核となる人財の確保・育成 当社グループが将来にわたり継続して企業価値を拡大していくため、未来の経営を支える人財の確保・育成が急務であります。 わが国の小売業界において人手不足並びに人件費の上昇など厳しい雇用環境が続くなかで、各種業務プロセスの省力化による業務効率化や待遇の改善、多様性に富んだ人財受け入れを可能とする人事制度の構築などにより、積極的な採用を進める動きとともに、長く安心して働き続けられる環境を整備し、「働きがい」と「働きやすさ」の両面で人財確保並びに人財育成に取り組んでまいります。 ④ サステナビリティ基本方針に基づく取組の推進 当社グループは、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションの下、中核であるリユースビジネスの事業活動の広がりにより、循環型社会の形成が進み、持続可能な社会(サステナビリティ)に貢献できると考えております。同時に、当社グループが事業運営においてもサステナビリティを意識した活動が求められていると考えており、当社の考え方を「サステナビリティ基本方針」として策定し、その方針の下で取組を推進しております。 当社は、「人財(人的資本)」の充実と成長を第一におき、従業員個人の持続的な成長と自己実現を後押しする機会の創出に努めるとともに、多様性を尊重した雇用機会を提供します。その結果として、国内外にリユース・リサイクルの事業を拡大していくことによって、社会全体の持続可能性を高めてまいります。 また、気候変動への対応を重大な経営課題の一つとして認識しており、ガバナンスの強化と気候変動による移行リスク、物理的リスク及び機会について、事業への影響を把握し、戦略の策定に取り組み、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に沿った当社グループホームページ等での開示について、質と量の向上を推進してまいります。 ⑤ 企業倫理の徹底・浸透の拡充 当社グループは、コンプライアンスの徹底を企業の社会的責任の根本と位置づけ、各種ステークホルダーとの信頼関係を構築するために当社グループの役員及び従業員が遵守すべき指針として、「コンプライアンス・ガイドライン」を制定しております。当ガイドラインの理念浸透と徹底に向けて、全グループの役員及び従業員に対し、各種研修や会議、社内報やイントラネットの活用等を通じて啓蒙活動を行ってまいります。 また、アカウンタビリティー(説明責任)を確保するために、内部統制の整備と運用による責任分担の透明化を推し進めるとともに、経営の適時適切な情報開示や決算情報の早期開示の実現をはかってまいります。 ⑥ 不正事案に対する再発防止策への取組 当社グループは、2024年に当社子会社が運営する複数店舗において発生した不正行為に対する対応として、2024年11月12日に再発防止策を策定いたしました。再発防止策は、「店舗運営における業務ルールの見直しとシステム強化」、「業務統制に関するチェック強化」、「人員配置・評価基準の見直し」、「コンプライアンス・企業倫理向上」から構成されております。 それらの取組を通じて、予防的統制の強化にとどまらず、発見的統制(チェック)の実効性を高め、会社全体で不正を許さない姿勢を徹底することにより、不正行為の抑止力を高める組織風土を構築してまいります。 なお、2026年5月末時点においては、「システム改修による不正防止対策」、「防犯カメラの増設」、「従業員アンケート」等については対応を完了しております。 「店舗運営人員増強に関連する対策」については、既に立案・実行を進めており、当該取組は継続的に実施していく予定であります。引き続き全体としての実効性を適切に評価・モニタリングしながら、これらの再発防止策を継続してまいります。 ⑦ ネットワーク環境の安定運用と業務継続性の確保 当社グループにおいては、店舗運営及び各種業務におけるデジタル化の進展に伴い、ネットワークへの依存度が高まっております。また、近年はサイバー攻撃の高度化等に伴い、情報セキュリティの重要性が一層高まっております。このため、情報資産の適切な保護及び業務継続性の確保の観点から、ネットワーク環境の整備及び情報セキュリティ対策の強化が重要な課題であると認識しております。 これに対し、安定的なネットワーク環境の構築及び情報セキュリティ対策の強化を進めるとともに、障害発生時においても事業への影響を最小限に抑え、早期復旧が可能となる体制の整備に取り組み、業務継続性の確保に努めてまいります。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、事業活動に関わるあらゆるリスクを的確に把握し、リスクの発生頻度や経営への影響を低減していくため、リスクマネジメントを担当する役員を選任しております。担当役員を委員長、構成員を主に管理部門の部長職以上のメンバーとする「リスク管理委員会」を設置し、リスクマネジメント体制を整備しております。当社グループの経営成績及び財務状況等(株価等を含む)に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断によるものです。 (特に重要なリスク) ① 新規投資とM&Aについて 当社グループは、事業拡大を進めるため、新規投資を推進しております。新規投資には、従来の「BOOKOFF」、大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」、アパレル等のリユース商材を複合させた「BOOKOFF PLUS」等既存フォーマットの店舗出店による投資、既存店舗のリニューアルや大規模修繕による投資、新規事業への投資等があります。 また当社グループはM&Aについて適宜検討を行っております。M&Aには、従来「BOOKOFF」に加盟していたFC加盟店の譲受や従来当社グループには含まれていない別業種企業の譲受等があります。 新規投資やM&Aの展開状況において、十分な将来キャッシュ・フローを生み出さない資産が判明した場合、減損損失を計上することになります。減損損失が多額の場合、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 〔対応策〕 ・新規投資における投資回収計画の経営層による精査 ・投資回収実績の定期的なモニタリング ・出店検討時の収支シミュレーションの精緻化による収益化確度の向上 ・地域特性、商材分析等多角的視点による出店対策 ・店舗開発部門による継続的な物件情報収集 ・消費・顧客動向を踏まえた店舗パッケージの開発 ② 「人財」の確保・育成について 当社グループは将来にわたり継続して企業価値を高めていくため、人財の確保と、人財育成方針による人事、オペレーション、計数管理に至る全てに対しバランスの取れた人財育成を目指してまいりましたが、一つの店舗に複数の商材を取り扱う大型複合店が増えている中で、一商材の知識・スキルに長けた人財の重要性も高まっており、幅広い厚みのある人財の採用と育成が必要とされてきています。日本では少子高齢化による労働力人口減少への対応が社会課題となっております。小売業界においては人手不足や人件費の上昇、育成の難易度など厳しい雇用環境が続き、相応しい人財の確保が困難となる場合や、人財の社外流出が生じた場合、人財不足による長時間労働等、労働環境の悪化に伴う従業員の健康悪化が生じた場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・従業員教育に重点を置いた研修制度の拡充 ・キャリアパスプランを用いた担当職務に応じた適切な報酬体系の整備と運用 ・社会環境や労働市場の変化に応じた待遇改善や給与水準の見直しの実施 ・パート・アルバイトスタッフからの積極的な社員登用 ・地域外の転勤を伴わない地域限定社員など社員の働き方に則した勤務制度の導入 ③ IT投資について 当社グループは、各事業ごとにサービス提供をするうえで以下のシステムを運用のほか、外部サイトの活用を行っております。 事業名   主なシステムの概要 国内ブックオフ事業   POS・販売管理システム 買取業務システム EC販売管理システム 会員情報システム 倉庫管理システム プレミアムサービス事業   販売管理システム 出品・倉庫管理システム 海外事業   POS・販売管理システム 当社グループのサービスの競争優位性を維持向上していくとともに更なる事業拡大のためには、各事業においてIT投資を継続的に行う必要があり、これらの投資が適切に行われない場合には、サービスの競争優位性やブランドイメージの低下につながる可能性や、サービス改善への費用の増加に伴い、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、事業計画に係る大型開発案件において開発の遅延・中断が発生した場合や、ネットワーク、情報システム、又は事業運営においてサービスの継続が長期にわたり困難となる等取引機会の喪失や信用の毀損が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 〔対応策〕 ・IT投資について継続的に収益効果を検証し、経営陣への報告実施 ・システム開発について社内人員による開発(内製)と、外部業者に発注する開発(外注)とのバランスに注視して、突発的な案件、一過性案件に対しても人員不足による業務への影響回避 (重要なリスク) ① 中古品の仕入について 当社グループにおける仕入は、顧客からの買取がその大半を占めております。一次流通市場の動向、既存の競合他社の動向、新規の競合他社の参入、フリマアプリに代表されるCtoCサービス等が商品の仕入に影響を及ぼす可能性があり、今後も中古品を質量ともに安定的に確保できるというわけではありません。中古品の仕入状況によっては商品不足による販売機会の喪失などが生じ、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループの取り扱うリユース商品は、「古物営業法」に定められた「古物」に該当するため、同法による規制を受けております。顧客から買い取った商品が盗品又は遺失物であると判明した場合は、民法の規定により、2年以内であればこれを無償で被害者等に回復することとされております。当社グループでは、古物買取時の相手方確認や、帳簿等への記載及びその保管など、古物営業法に基づく取引記録の確認・保管措置を適切に実施しており適法に対応できる体制を敷いておりますが、当社グループが買い取った商品が盗品、遺失物であった場合は、被害者への無償返還や買取額相当の損失が発生するだけでなく、取扱商品全体に対する信頼が低下し、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 〔対応策〕 ・仕入増加に向けた継続的なプロモーション強化及びTVCM、ウェブCMの実施 ・地域別、商材別の買取金額アップキャンペーンの実施及びアプリ会員向け通知や買取金額アップクーポンの配布 ・店舗網の維持・拡大による買取顧客との接点の最大化 ・富裕層向け買取サービスの展開による対象顧客層の拡大 ② パート・アルバイトスタッフの人件費について 現在、当社グループでは、少数の社員と学生や主婦を中心としたパート・アルバイトスタッフで店舗を運営しており、多くの短時間労働者を雇用しております。今後、最低時給上昇によるパート・アルバイト人件費の増加や、厚生年金適用基準の拡大により、当社グループが負担する保険料及び労務管理費用が増加することで、当社グループの店舗運営や経営成績が影響を受ける可能性があります。 〔対応策〕 ・労働生産性向上による人件費の効率化 ・継続的なパート・アルバイト教育実施による能力向上 ・IT機器などを活用したオートメーション化による省人化 ③ 情報セキュリティについて 当社グループは、店舗運営等の事業を展開する上で、個人情報や営業秘密等の機密情報を取扱っています。これらの情報の流出による企業経営や信用への影響を十分に認識し、当社グループの保有するこれら機密情報等の管理を徹底するために、適切な管理体制の構築や強化を行っておりますが、万が一機密情報の流出や消失が発生した場合は、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い、法的罰則等により、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・コンピューターウイルスや不正侵入防御策の運用 ・バックアップシステムの運用 ・専門業者によるECサイト、アプリの定期的なセキュリティ検査 ・社員へのセキュリティ教育の実施 ④ コンプライアンスについて 当社グループは、国内外の法令遵守と社会規範の尊重を目的に、内部監査体制の整備を進め、コンプライアンス管理委員会を常設機関として設置するなど、グループ全体の意識向上を通じたコンプライアンスの徹底をはかっております。しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には回避できない可能性があり、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの営業活動停止、社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・コンプライアンス管理委員会における法令順守等の定期的な確認と情報発信 ・内部監査報告会における監査結果のレビューと改善策の指示、実行 ・新規事業や新たな商材の取扱いにおける関連法令の確認と遵守の徹底 ・定期的な従業員教育の実施(コンプライアンスチェック、不正事例と対応策の共有等) ⑤ 災害について 当社グループは、日本全国、米国、マレーシアに店舗を展開しているほか、「BOOKOFF公式オンラインストア」の倉庫拠点を神奈川県に構えております。大規模な自然災害等により店舗、倉庫及び商品に被害を受けた場合、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。また感染症の拡大が発生した場合、店舗の休業や営業時間短縮による来店客数の減少が発生することで当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 加えて、当社グループは全国に直営店及びフランチャイズ加盟店を展開しており、店舗設備の安全性や維持管理の状況が事業運営に影響を及ぼす可能性があります。直営店においては定期的な点検や修繕等の対応を実施しておりますが、フランチャイズ加盟店については各加盟店の責任において設備管理が行われております。 このため、加盟店における設備の老朽化や維持管理の状況によっては、事故の発生や営業停止、ブランドイメージの低下等につながる可能性があります。なお、当社グループとしても加盟店における設備管理の重要性を踏まえ、対応の在り方について検討及び取組を進めておりますが、その効果が十分に発揮されない場合には、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・災害発生時の対策本部設置による事業継続体制の確立 ・社員の安否確認システムの導入 ・災害対策マニュアルの整備、必要物資の備蓄 ・災害対策訓練の実施 ・直営店における定期的な設備点検・修繕の実施及び加盟店への情報提供等を通じた設備管理意識の向上 ⑥ 取引先に関するリスクについて 当社グループでは、すべて事業の運営にあたり地代家賃、水道光熱費、支払手数料、荷造運送費、備品消耗品など多くの取引先と取引を行っております。 今後、国際情勢の変化や為替変動、エネルギー価格の上昇等に伴い、電気代や輸送費が増加するほか、備品消耗品の原材料価格の高騰等により、当社グループが負担する経費が増加することで、当社グループの店舗運営や経営成績が影響を受ける可能性があります。 また、搾取的な労働力による製品使用等フェアトレードに反する取引により、当社グループに対する信頼が低下し、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 さらに、当社グループは、販売やサービス提供の一部において、特定の外部プラットフォームや取引先に依存している場合があります。これらの取引条件の変更(手数料率の引上げ、規約変更等)や取引関係の見直し、終了等が生じた場合には、当社グループの販売機会の減少や収益性の低下につながる可能性があります。 〔対応策〕 ・店舗照明のLED導入など電気代を節減する店舗運営の実施 ・取引先及び販売チャネルの分散により特定先への依存を低減し、値上げ等に柔軟に対応 ・フェアトレードに反する取引先に対して取引停止の実施 ⑦ フランチャイズ(FC)展開について 当社グループは、「BOOKOFF」を中心としたリユース店舗をフランチャイズ方式で展開しております。当社グループはFC本部として、FC加盟店とのコミュニケーションを重視する方針であり、FC加盟店との相互繁栄を目指しております。ただし、FC加盟店が何らかの理由により退店する場合、ロイヤリティー収入が減少し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・FC加盟店をサポートするため全国に支社を配置 ・各支社にFC加盟店への支援を行う支社長とスーパーバイザーを配置 ・FC加盟店の店長、社員及びパート・アルバイトスタッフに対する研修の実施 ・商品データベース等のシステム支援の実施 ⑧ 海外での店舗展開について 当社グループは、当社が設立した海外現地法人を通じて、米国にて「BOOKOFF」、マレーシアにて「Jalan Jalan Japan」を展開しております(加盟店店舗を除く)。 海外店舗では、日本国内とは制度・文化・慣習が異なるうえ、現地での知名度は十分ではなく店舗数も少ないことから、現地法人の維持費用(管理部門コストなど)を完全に吸収し、投資回収を進める水準にまで収益が向上するには、相応の時間を要することが見込まれ、その投資回収状況によっては当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 〔対応策〕 ・現地ニーズに即した商品・サービスの提供による差別化の推進 ・ネイティブ従業員の登用及び育成等によるローカライゼーションの推進 ・機動的な事業運営及び新規市場への進出を目的とした、現地に精通したパートナーとの提携・協働体制の構築 ⑨ 資金調達に関するリスク 当社グループでは、新規出店等の設備投資資金及び運転資金の一部を主として金融機関からの借入により調達しております。 当社グループとしては、今後も、事業拡大並びにサービス拡充のための投資を行っていく方針であるため、当面、一定程度の資金調達に関するリスクを内包して推移していくことが予想されます。 このような状況の中、今後、金融情勢の変化に伴う市場金利の上昇等により、資金調達コストが増大した場合や、当社グループの信用力低下等により資金調達に制約を受けた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・国内外子会社の借入金及びリース取引に対する当社による一元管理 ・営業活動によるキャッシュ・フローの水準に見合った適正有利子負債水準の設定 ⑩ 気候変動に関するリスク 当社グループは、気候変動を起因とした気温上昇が発生した場合、光熱費等のコスト増加や、外出減少に伴うお客様の来店減少等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また大幅な気候変動が生じた場合、例えば暖冬による冬物アパレル、ウィンター用品の販売不振、冷夏によるスポーツ・アウトドア用品の販売不振等、特定の商材の販売に影響を与える可能性があります。 〔対応策〕 ・代表取締役社長を長とする「サステナビリティ戦略委員会」の設置 ・TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に沿ったガバナンスの強化と戦略の策定 ・気候変動の影響を考慮した商材構成の見直し ⑪ 取扱商材の相場変動に関するリスク 当社グループでは、貴金属・腕時計・ブランドバッグ、トレーディングカード商材等、市場価格が大きく変動する可能性のある商材の買取・販売を行っております。 今後、取扱商材の市場価格の相場が変動した場合、販売価格増加による売上客数減少、買取価格減少による仕入客数の減少、在庫評価損の計上等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・本部部門が、取扱商材の在庫金額に対して価格下落が経営成績に与える影響を定期的に把握・認識する体制を整備 ・本部部門より、取扱商材の市場価格の現状を反映した価格等の情報を随時発信することで、販売、買取等に柔軟に対応できる仕組みを構築 ⑫ SNS等による風評被害に関するリスク 昨今、SNSをはじめとしたインターネット上の情報拡散スピードが加速する中、実際の事実関係とは異なる情報や一部を切り取った情報が拡散され、当社グループに対する誤解や不信感が生じる可能性があります。また、従業員や関係者のSNS上での発信や外部投稿への関与が、当社グループのブランドイメージや信用に悪影響を及ぼす事態につながるリスクも存在します。 このような風評被害が発生した場合、顧客離れや買取・販売の減少、採用活動への影響等、当社グループの経営成績や企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 〔対応策〕 ・SNSやインターネット上の当社グループに関する投稿内容について、社内にて定期的なパトロールを実施し、リスクの早期把握と初動対応に努める ・重大な事案については、迅速かつ適切な事実関係の調査・発信により誤解の拡大を防止 ・従業員に対して、店舗公式アカウントの運用だけではなく、個人によるSNS利用においても、適切な情報発信を徹底するための教育を継続的に実施し、リスクの低減を図る ・リスク管理委員会にて、定期的に風評リスクの兆候や再発防止策を共有
経営成績の分析 (MD&A)8,142字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概況 ① 財政状態及び経営成績等の状況 当社グループは創業時より「事業活動を通じての社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」の2つを経営理念としております。また、経営理念に基づく当社グループの事業活動を示すミッションとして「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」を掲げております。 このミッションに基づき、拡大するリユース市場の中で私たちの強みを活かし、リユースのリーディングカンパニーとして循環型社会の実現に向けた取組を推進するとともに、全従業員が自信と情熱を持ち、安心して働き、成長できる会社になることを目指します。 こうした考えのもと、当社グループは2028年5月期を最終年度とする中期経営方針において、グループの強みである人財育成やサステナビリティへの取組などの普遍的な価値を土台とし、「深化領域」と位置付ける国内ブックオフ事業で、認知度の高さを活用して安定した収益を獲得するとともに、「探索領域」と位置付けるプレミアムサービス事業、海外事業や新たな事業に対して経営資源・ノウハウを投入し、経験豊富な人財の輩出によりグループの事業規模拡大と利益成長を進めることで、事業ポートフォリオの変革を行うことを定めました。 さらに、当連結会計年度においては、2026年2月に伊藤忠商事株式会社との資本業務提携契約を締結いたしました。本提携により、当社グループのリユース運営ノウハウや商品・サービス力と、同社グループの国内外の事業基盤や顧客接点等との連携を進め、既存事業の強化及び将来の事業機会の拡大に向けた取組を推進してまいります。 当連結会計年度においては、各事業において出店を継続し、事業拡大を進めました。国内ブックオフ事業において、不正事案に関する再発防止の取組を進めながらも、持続可能な体制構築のための事業投資を継続し、全ての事業において、売上高は前連結会計年度を上回り、売上高130,123百万円(前連結会計年度比9.2%増)となりました。国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業において増益となったことにより、経常利益4,720百万円(前連結会計年度比20.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,763百万円(前連結会計年度比31.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (国内ブックオフ事業) 当連結会計年度において、BOOKOFF PLUS1店舗(登別店)、BOOKOFF8店舗(苫小牧見山店、恵庭バイパス店、旭川永山店、旭川旭神店、旭川旭町店、千歳サーモン橋店、札幌山鼻店、苫小牧柳町店)をFC加盟店より受管しました。またBOOKOFF SUPER BAZAAR3店舗(トライアル伊勢崎中央店、ゆめまち習志野台モール店、野田店)、BOOKOFF1店舗(シーナシーナ琴似店)、BOOKOFF FASHION1店舗(立川栄店)、あそビバ1店舗(横浜ビブレ店)を出店しました。 直営既存店においてトレーディングカード・ホビー、貴金属・腕時計・ブランドバッグ、アパレル、書籍等の売上高が前連結会計年度を上回ったことで、売上高112,665百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。人件費等の増加に対して、既存店売上高の伸長に伴い売上総利益が増加した結果、セグメント利益6,369百万円(前連結会計年度比19.1%増)となりました。 (プレミアムサービス事業) 当連結会計年度において、hugall6店舗(井筒屋中間ショップ店、柏髙島屋ステーションモール店、芦屋モンテメール店、天神地下街店、KITTE大阪店、井筒屋直方ショップ店)、aidect1店舗(日本橋髙島屋S.C.店)を出店しました。 貴金属相場が引き続き高水準で推移したことなどを背景に、既存店及び催事等による仕入金額の増加に伴い、売上高は前連結会計年度を上回り、売上高8,527百万円(前連結会計年度比18.8%増)となりました。人件費等の増加を売上総利益の増加が上回った結果、セグメント利益160百万円(前連結会計年度比258.0%増)となりました。 (海外事業) 当連結会計年度において、アメリカ合衆国にBOOKOFF3店舗(NOHO店、HOUSTON店、NOVI店)、マレーシア国にJalan Jalan Japan4店舗(Mesa Mall Nilai店、Galleria Kotaraya店、Wangsa Maju店、Summit USJ店)を出店しました。 アメリカ合衆国内の「BOOKOFF」、マレーシア国内の「Jalan Jalan Japan」それぞれにおいて新規出店及び過年度出店が寄与し、売上高は前連結会計年度を上回り、売上高7,153百万円(前連結会計年度比15.8%増)となりました。アメリカ合衆国においては、既存店売上高は好調に推移したものの、倉庫増設など出店に向けた先行投資や出店時期の遅れによる費用の増加、マレーシア国においては既存店売上高が前連結会計年度を下回ったこと等により、セグメント利益691百万円(前連結会計年度比0.5%減)となりました。 (その他) 当連結会計年度において、Japan TCG Center4店舗(八王子駅前店、千葉駅前店、本厚木駅前店、錦糸町マルイ店)を出店しました。 当連結会計年度の資産、負債及び純資産の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産残高は35,870百万円(前連結会計年度末は33,517百万円)となり、2,353百万円増加しました。商品が1,352百万円、売掛金が652百万円、その他流動資産が540百万円増加したことが主な要因です。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産残高は25,066百万円(前連結会計年度末は23,863百万円)となり、1,203百万円増加しました。無形固定資産が254百万円減少した一方で、有形固定資産が1,105百万円、投資その他の資産が352百万円増加したことが主な要因です。 (負債) 当連結会計年度末における負債残高は39,505百万円(前連結会計年度末は38,513百万円)となり、992百万円増加しました。返済により社債、銀行からの借入金が減少した一方で、未払法人税等、賞与引当金が増加したことが主な要因です。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産残高は21,431百万円(前連結会計年度末は18,867百万円)となり、2,564百万円増加しました。剰余金の配当を実施した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことが主な要因です。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ168百万円減少し、6,459百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの変動要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は4,894百万円(前連結会計年度は3,062百万円増加)となりました。これは、法人税等の支払額1,245百万円、棚卸資産の増加額1,200百万円、売上債権の増加額642百万円等により資金が減少した一方、税金等調整前当期純利益4,396百万円、減価償却費2,395百万円等により資金が増加したことが主な要因です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は3,042百万円(前連結会計年度は2,510百万円減少)となりました。これは、新規出店、既存店リニューアルや譲受等に伴う有形固定資産の取得による支出2,150百万円、店舗譲受による支出339百万円、無形固定資産の取得による支出312百万円等により資金が減少したことが主な要因です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は2,100百万円(前連結会計年度は1,118百万円減少)となりました。これは、社債の償還による支出660百万円、リース債務の返済による支出486百万円、配当金の支払額438百万円、借入金の純減額406百万円等により資金が減少したことが主な要因です。 ③ 仕入及び販売の実績 (a)仕入実績 当社グループは、主として、一般顧客からの買取により商品仕入を行っております。 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   構成比(%)   前年同期比(%) 国内ブックオフ事業   48,597   85.6   108.7 プレミアムサービス事業   5,342   9.4   123.5 海外事業   1,421   2.5   132.4 その他   1,428   2.5   125.4 総合計   56,790   100.0   110.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (b)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 ① 売上実績 (単位:百万円) セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   構成比(%)   前年同期比(%) 国内ブックオフ事業   112,665   86.6   108.0 プレミアムサービス事業   8,527   6.6   118.8 海外事業   7,153   5.5   115.8 その他   1,776   1.3   115.2 総合計   130,123   100.0   109.2 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 ② 地域別売上状況 (単位:百万円) 名称   国内ブックオフ 事業   プレミアム サービス事業   海外事業   その他   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 北海道   3,786   -   -   -   3,786 東北   4,289   -   -   -   4,289 茨城県   2,988   -   -   -   2,988 群馬県   3,233   -   -   -   3,233 埼玉県   7,693   240   -   -   7,933 千葉県   7,567   271   -   -   7,839 東京都   19,393   1,887   -   1,006   22,287 神奈川県   26,637   6,017   11   338   33,004 山梨県   1,537   -   -   -   1,537 関東甲信越   69,051   8,416   11   1,344   78,824 中部・北陸   10,639   0   -   -   10,639 近畿   13,918   99   -   -   14,018 中国・四国   4,967   -   -   43   5,011 九州・沖縄   6,012   11   -   387   6,411 海外   -   -   7,141   -   7,141 合計   112,665   8,527   7,153   1,776   130,123 ③ 店舗数の状況 (単位:店) 名称   当連結会計年度 (2026年5月31日現在) 直営店店舗数   前年同期比       FC加盟店店舗数   前年同期比 北海道   18       7       19   △9 東北   22       -       26   - 茨城県   12       -       4   - 栃木県   -       -       18   - 群馬県   7       △1       2   1 埼玉県   30       △2       8   △1 千葉県   20       △1       21   - 東京都   60       △4       16   - 神奈川県   41       △3       22   △1 山梨県   6       -       -   - 長野県   -       -       20   - 新潟県   -       -       25   - 関東甲信越   176       △11       136   △1 中部・北陸   37       △2       67   △1 近畿   60       △3       23   - 中国・四国   19       △1       42   - 九州・沖縄   34       -       44   - 国内ブックオフ事業   366       △10       357   △11 プレミアムサービス事業   54       1       -   - 海外事業   37       2       12   4 その他   9       3       -   - 合計   466       △4       369   △7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (ア) 経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績は、売上高130,123百万円(前連結会計年度比9.2%増)となりました。国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業において増益となったことにより、経常利益4,720百万円(前連結会計年度比20.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,763百万円(前連結会計年度比31.5%増)となりました。 (売上高) 売上高は、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業、その他事業いずれも前年より増加したことで、130,123百万円(前連結会計年度比9.2%増)となりました。 (売上原価) 売上原価は、商品仕入高等が前年より増加したことで、56,295百万円(前連結会計年度比9.4%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、給与及び手当、パート・アルバイト給与、支払手数料、地代家賃等が前年より増加したことで、69,422百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。 (営業外損益) 営業外収益は古紙等リサイクル収入、自動販売機等設置料収入等、合計760百万円(前連結会計年度比7.9%減)となりました。営業外費用は支払利息等、合計445百万円(前連結会計年度比20.2%増)となりました。 (特別損益) 特別利益は移転補償金等、合計161百万円(前連結会計年度は0百万円)となりました。特別損失は減損損失等、合計485百万円(前連結会計年度比17.3%増)となりました。 (イ) 財政状態の分析 財政状態の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ①財政状態及び経営成績等の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (ア) キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (イ) 資金調達の流動性 当社グループの資金の源泉は、現金及び現金同等物と営業活動によるキャッシュ・フローであります。当社グループの主な運転資金需要は、お客様からの商品買取(仕入)、店舗運営に係る人件費及び地代家賃等販売費及び一般管理費であり、主な設備投資需要は、新規出店及び改装、販売管理に係るシステム改修等であります。運転資金と設備投資資金は、営業活動によるキャッシュ・フローで充当することを基本として、グループ内での資金効率化を進めつつ、金融機関からの借入金により調達をいたしました。 これらの結果、社債残高は4,340百万円(前連結会計年度末比660百万円減)、金融機関からの当連結会計年度末借入金残高は16,958百万円(前連結会計年度末比404百万円減)となりました。また現金及び現金同等物の残高は6,459百万円(前連結会計年度末比168百万円減)となりました。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④ 経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当連結会計年度の経営成績と2025年7月10日に公表した2026年5月期連結業績予想(以下、期初予想とします)との増減額と増減率は次の一覧表のとおりであります。 当連結会計年度(自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) (単位:百万円) 期初予想 (A)   経営成績 (B)   増減額(B-A)   増減率 売上高   127,000   130,123   3,123   2.5% 営業利益   3,800   4,405   605   15.9% 経常利益   4,000   4,720   720   18.0% 親会社株主に帰属する当期純利益   2,200   2,763   563   25.6% 売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも期初予想のとおりとなりました。 <自己資本比率、時価ベースの自己資本比率、債務償還年数、インタレスト・カバレッジ・レシオ、総資産経常利益率(ROA)、経常利益> 2025年5月期   2026年5月期 自己資本比率(%)   32.5   34.7 時価ベースの自己資本比率(%)   44.1   57.6 債務償還年数(年)   7.3   4.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   12.6   14.6 総資産経常利益率(ROA)(%)   7.0   8.0 経常利益(百万円)   3,903   4,720 (注) 自己資本比率(%) :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率(%) :株式時価総額/総資産 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 債務償還年数(年) :有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー 有利子負債は、短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、社債、長期借入金、長期未払金の合計としております。 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍):営業活動によるキャッシュ・フロー/利払い 総資産経常利益率(ROA)(%)      :経常利益/期首・期末平均総資産

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年5月期決算説明資料2026-07-13

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。