本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ナフコ

NAFCO CO., Ltd2790 · Standard · 小売業

九州・中国地方を中心にホームセンターを展開する企業。郊外型大型店で資材から生活用品まで幅広く扱う。

概要

ナフコは福岡県北九州市に本社を置くホームセンター・住宅関連小売の大手である。九州地方を中心に34府県に359店舗を展開し、DIY用品や生活資材、家具・ホームファッション用品を販売する。2026年3月期の売上高は1753億円だが、営業利益16億円、純利益2億円と収益は低迷しており、中期的な目標として売上高経常利益率5%以上を掲げる。

九州・中国地方を中心に34府県に広がる店舗網

ナフコは福岡県に73店舗、熊本県に29店舗、山口県に26店舗など、九州・中国地方に強い地盤を持つ。2026年3月末時点の総店舗数は359店舗で、うち約半数が福岡・熊本・山口の3県に集中する。一方で関東地方や東北地方にも進出しており、埼玉県、千葉県、宮城県などに計11店舗を構える。商圏に応じて4つの業態(併合店、ホームセンター単独店、300坪型小型ホームセンター単独店、ツーワン・スタイル単独店)を使い分け、ドミナント戦略でシェア拡大を図る。

「資材・DIY」「生活用品」「家具」の3本柱

ナフコの売上は3つの主力セグメントに区分される。2025年4月から2026年3月の実績では、「資材・DIY・園芸用品」が805億円で全体の46.2%を占める。「生活用品」は461億円(26.4%)、「家具・ホームファッション用品」は312億円(17.9%)と続く。その他には自転車やカー用品、灯油、ペット用品が含まれ、165億円(9.5%)を計上した。いずれのセグメントも前年比で減少しており、特に家具・ホームファッション用品は8.2%減と落ち込みが大きい。

売上高経常利益率5%を目標に改革推進

ナフコの2026年3月期は営業利益16億円、当期純利益2億円と低水準にとどまった。売上高経常利益率は0.85%(14.88億/1753億)で、中長期目標の5%を大きく下回る。同社は対処すべき課題として、PB商品の値入率改善や輸入品拡大、在庫コントロールの向上、POSデータ活用を挙げる。また、既存店の増床・改装による活性化や、関東地区への商勢圏拡大にも取り組む。

業界の中での役割はホームセンター小売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,753億円
営業利益
16億円
営業利益率
0.9%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01一般消費者向け小売主力

九州・中国地方を中心に、郊外に広い駐車場を備えた大型店舗で、一般消費者からプロの業者まで幅広い顧客に向けて、DIY・園芸用品、生活用品、家具などの商品を販売している。

主な製品・サービス4
資材・DIY用品
木材、建築資材、工具などDIYやリフォームに必要な商品を扱う。
園芸用品
植物、種、肥料、園芸工具などガーデニング関連商品を扱う。
生活用品
日用品、キッチン用品、収納用品など暮らしに必要な商品を扱う。
家具・ホームファッション用品
家具、インテリア雑貨、寝具など住まいの演出に役立つ商品を扱う。

製品と技術

DIY・園芸用品を中核としたプロ向けから家庭用まで

ナフコの最大セグメント「資材・DIY・園芸用品」は売上高の約46%を占める。木材や建築資材、工具、園芸用品など、一般消費者からプロの業者まで幅広い顧客を対象とする。2025年度は米不足の影響で玄米保冷庫や米収穫用品が伸長し、猛暑で夏物衣料や散水用品も好調だった。一方、前年度の地震・台風需要の反動で防災用品は減少した。

生活雑貨から家具まで住まいをトータルにカバー

生活用品セグメントは洗剤や紙製品、食品、衣料などを扱い、売上高は461億円。2025年度は政府備蓄米の随意契約販売により米が大きく伸びたが、暖冬で電気暖房用品が振るわず、異業種との競争が激しい洗濯洗剤・紙製品も低調だった。家具・ホームファッション用品は312億円で、ホームファッションは好調だったがベッドや食卓セットなどの家具が低迷した。両セグメントとも前年比減となっている。

プライベートブランドと輸入品で独自性を追求

ナフコは競合との差別化に向け、PB商品の値入率改善と品質向上に取り組む。また、利益率の高い輸入品の品目数と取引量を拡大する計画だ。PB商品は「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」の各分野で展開され、他社にはない独自の商品開発を進めている。店舗ではPOSデータを活用した在庫コントロールと情報システムのさらなる活用も継続課題としている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ホームセンター中堅で収益率低く、縮小傾向

小売業に属し、ホームセンターを運営する。直近3期の売上高は1930億円→1819億円→1753億円と減少傾向にあり、営業利益率も0.71%→0.91%と低水準にある。同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと比べ、規模は大きいが収益率が著しく劣る。競争激化や既存店の苦戦が収益を圧迫している。ライバルのINGSやまんだらけと差別化が図れず、低価格戦略の限界が課題。事業構造の改革と高付加価値化が急務である。

強み

  • 全国に多数の店舗を展開し、顧客接点が多い。
  • 売上高は約1800億円と中堅規模で、仕入れ交渉力がある程度ある。
  • ホームセンターは日用品需要が安定しており、景気依存度が低い。

課題

  • 営業利益率1%未満で、同業他社と比べ収益力が著しく低い。
  • 売上高が3期連続で減少。既存店の不振や競争の激化が影響。
  • 同業大手との価格競争で埋没し、独自性を打ち出せていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がナフコ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

家具店のチェーン化を目的に北九州で創業

ナフコは1970年8月、家具店のチェーン化を目的に北九州市小倉区で設立された。同年10月に大牟田市に第1号店を開業。1972年8月に本社を小倉区鍛冶町へ移転し、同年9月には共同出資により協同組合ナフコ商品センターを設立。1976年6月には宗像市でホームセンターと家具の新業態店を開設し、DIY分野に進出した。

子会社化と四国進出で広げた1980〜90年代の事業基盤

1981年12月、ナフコは株式会社産興(のちの直方ナフコ)の株式を50%取得して経営参加。1991年11月にはマツサキホームセンターの株式も50%取得した。1995年5月には香川県に共同出資で四国ナフコを設立し、四国進出を果たす。この四国ナフコは1997年10月に完全子会社化され、2002年1月に清算されるまでの間、四国地域の拠点として機能した。

2001年の吸収合併でグループ体制を統合

2001年4月、ナフコは深町家具店、西日本ナフコ、宮崎ナフコ、三矢興産の4社を吸収合併。これにより協同組合ナフコ商品センターへの出資が100%となった。同年9月には四国ナフコから営業を譲り受け、2002年4月に荒尾ナフコも吸収合併した。一連の再編でグループの経営資源を本社に集中させ、効率化を進めた。

株式公開を機に関東へ進出した2000年代

2003年2月に本社を現在の北九州市小倉北区魚町へ移転したナフコは、同年12月に日本証券業協会に店頭登録。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。2007年2月に北九州物流センターを開設して物流基盤を強化。2008年11月には埼玉県に「埼玉菖蒲店」を開設し、関東地区に初出店した。

市場統合を経て東北・千葉へ商圏を拡大

2010年4月に直方ナフコを吸収合併したナフコは、同年10月の大阪証券取引所の市場統合に伴い、JASDAQ(スタンダード)に上場。2012年6月には宮城県仙台市に「TWO-ONE STYLE 仙台泉店」を開設し、東北地方に初進出。2013年1月には千葉県四街道市に「ナフコ四街道店」を開設し、関東での店舗網を広げた。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により、東証JASDAQ(スタンダード)に上場した。

年表26件を開く

1970年代

  • 1970年8月創業北九州市小倉区中島町に家具店のチェーン化を目的として株式会社ナフコを設立
  • 1970年10月福岡県大牟田市浜町に第1号店を開設
  • 1972年8月北九州市小倉区鍛冶町に本社移転
  • 1972年9月創業北九州市に共同出資により協同組合ナフコ商品センターを設立
  • 1976年6月福岡県宗像市にホームセンター商品と家具商品を取り扱う新業態の店舗を開設

1980年代

  • 1981年12月株式会社産興(株式会社直方ナフコ)の株式を50%取得し経営参加

1990年代

  • 1991年11月株式会社マツサキホームセンター(現非連結子会社)の株式を50%取得し経営参加
  • 1995年5月創業四国進出のため香川県三豊郡に共同出資により株式会社四国ナフコを設立
  • 1997年10月M&A株式会社四国ナフコの株式を100%取得し完全子会社とする

2000年代

  • 2000年11月島根県出雲市に100号店を開設
  • 2001年4月M&A株式会社深町家具店、株式会社西日本ナフコ、株式会社宮崎ナフコ、株式会社三矢興産を吸収合併 合併により協同組合ナフコ商品センターの出資が100%になる
  • 2001年9月株式会社四国ナフコから営業譲受
  • 2001年11月福岡県宗像市にホームファッションの新業態店舗「TWO-ONE STYLE 宗像店」を開設
  • 2002年1月株式会社四国ナフコを清算
  • 2002年4月M&A株式会社荒尾ナフコを吸収合併
  • 2003年2月北九州市小倉北区魚町に本社移転
  • 2003年12月日本証券業協会に店頭登録
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年2月北九州市に「北九州物流センター」を開設
  • 2008年11月関東初出店として埼玉県南埼玉郡菖蒲町(現久喜市)に「埼玉菖蒲店」を開設
  • 2009年4月協同組合ナフコ商品センターから株式会社ナフコ商品センター(現非連結子会社)へ組織変更を行う

2010年代

  • 2010年4月M&A株式会社直方ナフコを吸収合併
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2012年6月東北初出店として宮城県仙台市泉区に「TWO-ONE STYLE 仙台泉店」を開設
  • 2013年1月千葉県初出店として千葉県四街道市に「ナフコ四街道店」を開設
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率中期(具体的期限の記載なし)まで5.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ドミナント出店と既存店活性化

    商圏人口に応じた4つの業態(併合店、ホームセンター単独店、小型単独店、ツーワン・スタイル単独店)を駆使してドミナント化を進め、シェアアップを図る。同時に既存店の増床・改装を実施する。

  2. 02

    PB商品と輸入品の強化

    オリジナルPB商品の値入率改善と品質向上に取り組み、利益率の高い輸入品の品目数・取引量を拡大する。「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」の3本柱で品揃え・価格・品質の地域一番を目指す。

  3. 03

    お客様満足度100%追求

    お客様の声を商品開発、作業システム改善、顧客サービス向上に反映し、全社一丸で顧客満足度の向上に努める。

  4. 04

    情報システム活用と在庫コントロール

    POSデータなどの情報システムを活用し、在庫コントロールを向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,227人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は613万円で、9期前と比べて+5.7%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は19.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,604
2018年3月1,542
2019年3月58038.015.91,472
2020年3月57938.616.51,418
2021年3月58439.217.01,385
2022年3月57739.417.31,388
2023年3月59239.717.61,366
2024年3月60340.218.11,324
2025年3月61240.518.41,287101
2026年3月61341.719.11,227130

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率15.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
九州地区 大牟田店(福岡県大牟田市)他193店舗701億円
中国地区 防府店(山口県防府市)他75店舗201億円
関西地区 西神戸店(兵庫県神戸市)他45店舗106億円
中部地区 犬山店(愛知県犬山市)他24店舗6,805百万円
関東地区 21埼玉菖蒲店(埼玉県久喜市)他12店舗3,709百万円
本社・むなかたセンター 及び物流センター2,551百万円
その他1,994百万円
その他の地区 豊中店(香川県豊中市)他4店舗513百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,753億円営業利益16億円前期と比べると減収増益で、売上が-3.6%、利益が+23.1%。

売上高
-3.6%
1,753億円
営業利益
+23.1%
16億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
0.9%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,808億円1,753億円
営業利益29億円16億円
純利益13億円2億円
1株あたり配当¥58¥58

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は475億円、営業利益は17億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−8.1%、営業利益は−34.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q506234.514
2023年3Q547295.318
2023年4Q439−4
2024年1Q517265.016
2024年2Q493142.89
2024年3Q511183.510
2024年4Q409−4
2025年4Q1,81940.2−1
2026年4Q1,753−2−0.1−6
2027年1Q475173.69

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,241億円から1,753億円へ78%に減った。直近期の営業利益率は0.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年3月2,24111668
2014年3月2,32712360
2015年3月2,2237740
2016年3月2,2999352
2017年3月2,3109244
2018年3月2,2558144
2019年3月2,2327545
2020年3月2,1789049
2021年3月2,351189117
2022年3月2,07412680
2023年3月2,0329756
2024年3月1,9305631
2025年3月1,81913130.72
2026年3月1,75316150.92

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,753億円のうち、営業利益として残るのは16億円0.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.1%1,159億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.4%585億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.9%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.8pt
0.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
0.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.5pt
0.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが31億円、投資CFが−58億円で、差し引きのフリーCFは−27億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は89億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月79−57−4722203
2014年3月137−95−242243
2015年3月50−96−24−46173
2016年3月154−106−1548205
2017年3月152−128−1324217
2018年3月127−76−2551242
2019年3月71−36−7535202
2020年3月119−54−5465213
2021年3月248−35−45213381
2022年3月12−35−46−23312
2023年3月97−34−4263332
2024年3月92−49−7443301
2025年3月−7−59−78−66156
2026年3月31−58−39−2789

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,160億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,528億円で、自己資本比率は70.8%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,0291,19083958.6
2014年3月2,1611,23992257.3
2015年3月2,1251,26985659.7
2016年3月2,2661,30995757.8
2017年3月2,2431,34290159.8
2018年3月2,2451,37587061.2
2019年3月2,2251,38584062.3
2020年3月2,2101,42378764.4
2021年3月2,3621,52883464.7
2022年3月2,3311,57875367.7
2023年3月2,3841,61876667.9
2024年3月2,3221,59472868.6
2025年3月2,2521,54071268.4
2026年3月2,1601,52863170.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
115億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,552億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
631億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中44位あたり、逆に低いのはROE322社中289位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,116で、1年前と比べて+10.4%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥2,116-1.5%1ヶ月-2.7%1年+10.4%時価総額630億円
過去52週の値幅
安値¥1,920高値¥2,375

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)234.6倍
PER (会社予想)41.0倍
PBR0.34倍
配当利回り2.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2147円で、25日線2210円を下回り、1ヶ月で-4.75%と下落。RSIは31.8と安値圏。52週高値2375円から-9.6%の水準。8月上旬から下落基調が続き、75日線2164円も割り込んでいる。出来高は8/17に5,800株とやや増加したが、その後は縮小。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは234.9倍と業界平均40.19倍を大きく上回り、予想PER41.6倍でも依然高水準。PBRは0.34倍と極めて低いが、ROE0.1%と収益性が著しく低く、資産効率が悪い。配当利回り2.7%は平均12.61%を大幅に下回り、配当性向638.1%と利益を超える配当は持続可能性に懸念。売上高と利益が減少傾向にあり、財務体質の改善が見込めない限り、現在のPERは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)234.6倍39.6倍
PER (予想)41.0倍
PBR0.34倍2.44倍
ROE0.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

既存店売上高の低迷と収益性の改善が投資論点。強気派は、PB商品の拡充や店舗リニューアルによる客数増加と、競合との差別化による収益改善を期待する。一方、弱気派は、ホームセンター市場の成熟化や、他の小売業態との競争激化により、売上高の回復は難しいと見る。直近の業績は減収減益で、純利益は数億円規模に落ち込んでいる。

プラスに働く材料7
  • PB商品強化で利益改善

    自主企画商品の拡充で粗利率向上が期待

  • 店舗リニューアルの効果

    改装による既存店活性化で客単価向上

  • 配当成績の維持

    減益でも配当利回りは2.7%を確保

  • PBR0.34倍と含み資産が豊富通年影響

    PBR0.34倍、時価総額639億円に対し純資産約1,850億円

  • 営業利益が増益に転換決算発表後影響

    営業利益は13億円から16億円に増加、利益率も0.71%→0.91%へ

  • 資産売却で利益回復の思惑不定影響

    資産売却で純利益2億円から予想15億円超へ回復する可能性

  • 配当利回り2.7%で下支え継続影響

    配当利回り2.7%、減配しなければ利回りで下支え

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟化

    ホームセンター需要が頭打ちで成長余地が乏しい

  • 業績の悪化傾向

    売上は3期連続減収、2025/3期は純利益2億円

  • 競争の激化

    同業やネット通販との競合で価格競争が続く

  • 売上高が3期連続減収通年影響

    売上高は1930→1819→1753億円と3期連続減収

  • 純利益が31億円から2億円に激減決算発表後影響

    純利益は31億円から2億円に激減、EPSは大きく悪化

  • 予想PER41.6倍と高バリュエーション通年影響

    予想PER41.6倍と高く、利益回復が遅れれば更に割高

  • ROE0.1%と資本効率が著しく低い継続影響

    ROE0.1%は資本コストを大幅に下回り、PBR低水準が続く

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の集客力と客単価の動向を示す
PB商品売上比率
差別化戦略の進捗を測る
営業利益率
収益改善の度合いを確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり58で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.74%。

年間配当
¥58
1株あたり
配当利回り
2.74%
いまの株価に対して
配当性向
638.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3826.0
2018年3月380.025.8
2019年3月380.024.1
2020年3月392.622.5
2021年3月4310.312.2
2022年3月5630.220.1
2023年3月560.028.4
2024年3月583.652.6
2025年3月580.0834.5
2026年3月580.0638.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥58

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,369人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.2%を占め、残る64.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他43.344.746.345.650.950.3
事業法人29.630.230.630.532.033.7
自己株式4.14.14.110.117.517.5
外国法人20.118.417.920.513.914.0
金融機関6.46.24.53.12.51.5
証券会社0.60.50.70.20.60.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社深勝興産26.05
02THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.(常任代理人立花証券株式会社)6.23
03髙野 將光3.00
04髙野 裕子3.00
05深町 宏子3.00
06石田 佳子3.00
07永野 共世3.00
08深町 圭司2.77
09深町 正2.53
10TYFホールディングス株式会社1.91

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-13
    株式会社深勝興産
    変更報告
    26.05%
  • 2026-05-12
    株式会社深勝興産
    新規の大量保有報告
    26.05%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−96%、1株純資産は14期で+56%。直近期のROEは0.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2293,9965.97.415.7
2014年3月2014,1604.97.617.9
2015年3月1354,2603.212.128.2
2016年3月1754,3974.09.421.8
2017年3月1464,5063.312.326.0
2018年3月1474,6173.212.425.8
2019年3月1584,8503.310.124.1
2020年3月1734,9833.55.722.5
2021年3月4095,3507.95.212.2
2022年3月2795,5235.16.120.1
2023年3月1975,6653.58.928.4
2024年3月1105,9521.924.152.6
2025年3月76,2630.1258.0834.5
2026年3月96,2170.1232.8638.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額371百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石田卓巳代表取締役 社長 HI営業本部長兼 経理部担当兼 総務部担当72235,000
石田佳子代表取締役 副社長 家具営業本部長兼 家具商品部長兼 販売促進部担当63893,000
髙野將光取締役 副社長 HI営業副本部長62893,000
深町圭司常務取締役 HI営業本部長補佐56825,000
末松保幸取締役 家具事業推進部長59
山田泰弘取締役 HI商品部長554,000
山田勲取締役 家具商品部副部長622,000
今井朋晴取締役 人事部長兼 経営企画部担当57
北川大二郎取締役 HI商品部 次長兼副部長 兼業務部担当561,000
宮本健太郎取締役 HI事業推進部長58
田辺一信取締役 店舗開発部長54
永野共世取締役 家具商品部副部長55893,000
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢保有株数
石山寛則取締役 家具商品部副部長45
廣瀬隆明取締役75
福田義徳取締役73
小林浩一常勤監査役644,000
藤井晋監査役49
小島智也監査役50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)161397812834622
監査役111001313
社外取締役4111123

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容572字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1) 当社の企業集団は、当社及び子会社2社で構成されております。当社は、「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」の販売を主たる事業としております。なお九州・中国地区を中心に、関西・中部・関東地区に店舗網を拡大し、2026年3月31日現在は、福岡県に73店舗、熊本県に29店舗、山口県に26店舗、長崎県に24店舗、広島県に23店舗、鹿児島県に21店舗、兵庫県に19店舗、宮崎県に17店舗、大分県に16店舗、岡山県、佐賀県に各14店舗、静岡県に10店舗、島根県に9店舗、滋賀県に8店舗、大阪府に6店舗、鳥取県、三重県、長野県、千葉県、茨城県に各4店舗、その他14府県に30店舗の合計359店舗を展開しております。 また、当事業年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (2) 店舗形態は、郊外に広い駐車スペースを確保した大型店が中心で、一般消費者の方からプロの業者の方まで幅広いお客様に満足いただける豊富な品揃えと価格で商品を提供しております。 [事業系統図] 事業の内容を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注) 当該2社は、非連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,491字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社といたしましては、「店はお客様のためにある」の原則を踏まえ、「人・商品・店舗」における他社との差別化を図りながら、業績の向上に努めていく所存であります。 また、経営基盤のさらなる強化のために積極的な出店政策として、商圏人口に応じた「併合店」「ホームセンター単独店」「300坪型小型ホームセンター単独店」「ツーワン・スタイル単独店」の4つの業態を駆使してドミナント化を図り、シェアアップに努めていくとともに既存店の増床、改装を行っていく方針であります。 (2)目標とする経営指標 当社は、売上高に対する収益性をみる売上高経常利益率を経営指標にしており、中期的に5.0%以上を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社を取り巻く事業環境は非常に厳しい状況が続いております。家具・ホームセンター業界におきましては、大手企業によるナショナルチェーン化(全国展開)と店舗の大型化による地域間競争の激化、さらには異業種(ドラッグストア、ディスカウントストア、大型量販店、家電専門店等)との品揃えや価格における企業間競争が激しさを増しております。 当社といたしましては、これらの状況を踏まえ、競争力強化、商品構成の充実と付加価値の高い商品の開発、顧客ニーズに合わせた商品の提供等、競合店とのさらなる差別化が不可欠になるとの認識のもと、商品政策におきましては、当社オリジナル商品であるPB商品のさらなる値入率の改善や品質の向上に取り組んでまいります。また、利益率の高い輸入品についても品目数や取引量をさらに拡大していく計画であります。「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」を3本柱と考え一般消費者の方からプロの業者の方まで幅広い顧客層のニーズに対応できる商品を、地域一番の品揃え・価格・品質で提供できるよう取り組んでまいります。 (4)会社の対処すべき課題 今後の経営環境におきましては、雇用が改善し名目賃金の増加等により緩やかな景気の回復が見られる一方で、世界的な政情不安や戦乱、中国経済の減速、物価上昇、エネルギー価格の高止まりなど、先行き不透明な状態が継続しております。 このような環境の中、当社は各セグメントの強化に注力しつつ、プライベート・ブランド商品の拡充に努め、消費者の皆様の生活をよりよくする商品、サービスの提供に取り組んでまいります。 「お客様満足度100%」を目指した経営方針は、お客様の声を背景とした商品開発に、作業システムの改善に、顧客サービスの向上にと反映させ、全社一丸となった経営努力を続けてまいります。 具体的な今後の商品戦略といたしましては、「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」の3本柱をさらに強化するとともに、お客様のニーズを把握し、他社にない独自の商品開発と調達力の強化に努めてまいります。また、在庫コントロールの向上、POSデータをはじめとした情報システムのさらなる活用も継続して取り組んでまいります。 店舗戦略といたしましては、増床、改装による既存店の活性化を図りながら、300坪から3,000坪型までの小商圏、中商圏、大商圏と地域に適した店舗展開を行ってまいります。地域戦略といたしましては、九州・中国・関西・中部地区はさらにドミナント化を図りながら、関東地区等の他地域へも商勢圏を拡げてまいります。
事業等のリスク1,797字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 出店に対する法的規制について 2000年6月1日付にて、規制緩和の一環として「大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律」にかわり、「大規模小売店舗立地法」(以下「大店立地法」)が施行されました。 大店立地法は、売場面積1,000㎡超の新規出店や既存店舗の増床等について、騒音、交通渋滞、ごみ処理問題等、出店地近隣住民の生活を守る立場から、都道府県又は政令指定都市が一定の審査を行い規制するものであります。 当社は、1,000㎡超の大型店舗を新規出店する場合には、出店計画段階から地域環境を考慮した店舗構造、運営方法を採用し、地域住民・自治体との調整を図りながら出店していく方針でありますが、上述の法的規制等により計画どおりの出店ができない場合には、今後の当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、大型店舗の郊外出店を規制する「まちづくり三法」の改正により、大型店の郊外出店に対する計画へ影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合について 当社は、「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」を取り扱い、これらを複合あるいは専門店とした店舗展開と品揃えの強化を行い、競合他社との差別化に取り組んでおります。 2026年3月末現在、九州・中国地区を中心に359店舗を展開しておりますが、当社が出店している地域の一部においては、当社と同様の商品を扱う他社の店舗が多数存在しており、現在、当社店舗の近隣に他社の競合店舗が存在しない場合でも、今後の新規参入によっては、競争が激化する可能性もあります。 また、当社の取り扱う各種家具商品は、最近の住宅構造の変化、少子化・晩婚化・非婚化等により市場が停滞傾向になっている状況です。 当社の業績は、こうした競合、新規参入、市場の変化によって影響を受ける可能性があります。 (3) 個人情報の保護について 当社は、営業活動を通じてお客様の個人情報を保有しておりますが、万が一、個人情報が漏洩した場合には、当社の信用が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社では、対策として「個人情報取扱規程」や「プライバシーポリシー」を策定し、また正確かつ厳重なる管理、従業員への周知徹底を行っております。 (4) 天候要因について 当社は、家具商品やホームセンターにおける季節商品を多く取り扱っており、季節的な商品動向に基づいて仕入販売計画を立てておりますが、冷夏や暖冬等の天候不順が長く続くなど予想以上の変化があった場合、来店客数や商品の需要動向が著しく変動するなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、地震・台風・集中豪雨などの自然災害が発生した場合に備え「防災計画書」や「防災マニュアル」を策定し、人命の保護を最優先に情報の伝達、資産の保護、業務の復旧・推進を行ってまいりますが、想定を超える大規模災害が発生した場合には、来店客数や商品の需要動向が著しく変動するなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)  感染症拡大のリスク 当社は、感染症の拡大に備えて、お客様や従業員の安心、安全を最優先とした上で、地域のお客様へ生活必需品を提供する社会的インフラとしての責任を果たす為、営業継続への対策を講じてまいりますが、今後の感染拡大の状況によって、営業時間の短縮、休業等の措置を取る可能性があります。この場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)  情報セキュリティーについて 近年、外部からのサイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウイルス感染等の事例が増加しています。当社では、規程の整備および運用により防止に努めております。また有事の際のデータ消失、システム障害への対策としてデータのバックアップ体制やシステムの冗長化の仕組みを構築しております。しかし、不測の事態によりシステムに不具合が生じた場合、事業継続が困難となり、当社の経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,102字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度(2025年4月1日から2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用が改善し名目賃金の増加等により緩やかな景気の回復が見られる一方で、米国の関税政策、中東情勢の悪化、中国経済の減速、エネルギー価格の高止まりなど、先行き不透明な状態が継続しております。 小売業界におきましては、賃上げを背景とした雇用・所得環境の改善が見られるものの、原材料費、人件費、物流費などの上昇の影響により、家計へのインフレ懸念は残存し個人消費は足踏みの状況が続いており、引き続き厳しい経営環境となっております。 営業の概況としましては、異業種を含む競合各社との競争激化や、前事業年度の日向灘地震や台風10号の影響で需要が高まった防災用品の反動減もあり、売上高は前事業年度より減少いたしました。一方で、販売費及び一般管理費につきましては、物流センターや店舗配送の運用の見直しを行い、物流費、配送費の削減ができたこともあり、前事業年度より減少いたしました。 また、新規出店につきましては、2店舗の新設を行い、退店につきましては3店舗の閉設を行い、当事業年度末における店舗数は34府県にわたり359店舗となりました。 これらの結果、営業収益は1,752億72百万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は16億36百万円(前年同期比29.2%増)、経常利益は14億88百万円(前年同期比11.9%増)、当期純利益は2億23百万円(前年同期比21.6%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当事業年度より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。 「資材・DIY・園芸用品」 米不足の影響もあり、玄米保冷庫や米収穫用品などが大きく伸長しました。その他、猛暑の影響で夏物衣料や散水用品などが好調に推移しましたが、前事業年度の日向灘地震や台風10号の影響で需要が高まった防災用品の反動減がありました。その結果、売上高は805億69百万円(前年同期比1.8%減)となりました。 「生活用品」 随意契約の政府備蓄米の販売を行ったこともあり、米は大きく伸長しました。その他、果実酒瓶や漬物樽などの漬物用品、カジュアル衣料が好調に推移しましたが、暖冬の影響を受けた電気暖房用品、その他、異業種含めて競争が激化している洗濯洗剤・紙製品などが低調でした。その結果、売上高は461億6百万円(前年同期比3.2%減)となりました。 「家具・ホームファッション用品」 ホームファッション用品は好調に推移しましたが、ベッドや食卓セットなどが低調でした。その結果、売上高は312億17百万円(前年同期比8.2%減)となりました。 「その他」 自転車やカー用品は好調に推移しましたが、前事業年度の寒波の影響で大きく伸長した灯油の反動減が大きく、ペット用品も低調でした。その結果、売上高は165億84百万円(前年同期比5.2%減)となりました。 当事業年度末の総資産は、2,159億57百万円(前事業年度末比92億38百万円減)となりました。減少の主な要因は、現金及び預金の減少(前事業年度末比69億77百万円減)、商品の増加(前事業年度末比22億53百万円増)、有形固定資産の減少(前事業年度末比35億1百万円減)によるものです。 負債は、631億15百万円(前事業年度末比81億23百万円減)となりました。減少の主な要因は、支払手形の減少(前事業年度末比111億41百万円減)、電子記録債務の増加(前事業年度末比60億59百万円増)、設備関係支払手形の減少(前事業年度末比28億28百万円減)によるものです。 純資産は、1,528億42百万円(前事業年度末比11億14百万円減)となりました。減少の主な要因は、利益剰余金の減少(12億2百万円減)によるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末と比較して67億0百万円減少し、89億7百万円となりました。各キャッシュフローの状況とその要因は、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により獲得した資金は、30億64百万円(前年同期比で37億74百万円の増加)となりました。この主な要因は、減価償却費58億84百万円、棚卸資産の増加額22億50百万円、仕入債務の減少額48億34百万円、未払消費税等の増加額19億47百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、58億37百万円(前年同期比で1億8百万円の減少)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出55億9百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、39億26百万円(前年同期比で39億13百万円の減少)となりました。この主な要因は、リース債務の返済による支出18億41百万円、配当金の支払額14億25百万円によるものです。 ③ 仕入及び販売の実績 a. 仕入実績 当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 資材・DIY・園芸用品   52,671   96.9 生活用品   34,221   96.1 家具・ホームファッション用品   18,541   90.1 その他   11,921   92.0 合計   117,355   95.1 (注)当事業年度期首より商品管理体制を見直し、商品区分セグメントの一部商品について「資材・DIY・園芸用品」から「生活用品」へ区分変更を行っており、前事業年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。 b. 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 資材・DIY・園芸用品   80,569   98.2 生活用品   46,106   96.8 家具・ホームファッション用品   31,217   91.8 その他   16,584   94.8 合計   174,477   96.3 (注)当事業年度期首より商品管理体制を見直し、商品区分セグメントの一部商品について「資材・DIY・園芸用品」から「生活用品」へ区分変更を行っており、前事業年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。 c. セグメントごとの構成内容 セグメントごとの構成内容は次のとおりであります。 資材・DIY・園芸用品   大工道具、建築金物、ペイント、左官用品、園芸用品、水道用品、エクステリア、木材・シェルフ、ルームアクセサリー、作業用品、グリーン、電材、農業資材 生活用品   家庭用品、季節用品、収納用品、文具、日用品、調理家電、カジュアル衣料、食品、ヘルス&ビューティー、アウトドア用品、バラエティ 家具・ホームファッション用品   家具、フロアカバリング、カーテン、インテリア小物、照明、寝具、リフォーム、床材 その他   カー用品、乗り物、ペット用品、灯油他 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針につきましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しております。この財務諸表の作成にあたり、必要とされる固定資産の減損会計等の見積りは、合理的かつ保守的な一定の仮定に基づいて作成しております。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (営業収益、売上総利益) 物価上昇により節約志向が高まり、耐久消費財の買い控え、天候不順による季節商品の販売不振、前事業年度の防災用品の反動減などにより、営業収益は、1,752億72百万円(前年同期比3.6%減)となりました。 プライベート・ブランド商品の構成比率の拡大、物流の効率化による値入率改善に取り組みましたが、円安、原材料価格の高騰などの影響により、売上総利益は593億75百万円(前年同期比3.3%減)となり、売上総利益率は、前年同期比0.1ポイント増加の34.0%となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 円安、原材料価格の高騰などにより、商品の仕入価格が増加し、売上原価は、1,151億1百万円(前年同期比3.9%減)となり、売上原価率は、前年同期比0.1ポイント減少の66.0%となりました。また、物流センターや店舗配送の運用の見直しを行い、物流費、配送費の削減ができたこともあり、販売費及び一般管理費は、585億34百万円(前年同期比3.8%減)となり、売上高販売費及び一般管理費率は、前年同期比0.1ポイント減少の33.5%となりました。 (営業利益) 営業利益は、16億36百万円(前年同期比29.2%増)となり、営業利益率は、前年同期比0.2ポイント増加の0.9%となりました。 (営業外収益、営業外費用) 営業外収益は、受取手数料、受取保険金などにより、3億81百万円、営業外費用は、支払利息、災害による損失などにより、5億29百万円となりました。 (経常利益) 経常利益は、14億88百万円(前年同期比11.9%増)となり、経常利益率は、前年同期比0.2ポイント増加の0.9%となりました。 (特別利益、特別損失) 特別利益は、受取保険金により、1億94百万円、特別損失は、減損損失などにより、9億74百万円となりました。 (当期純利益) 当期純利益は、2億23百万円(前年同期比21.6%増)となり、当期純利益率は、前期と変わらず0.1%となりました。また、1株当たり当期純利益は、9円9銭となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております各事項によって、さまざまな影響を受けることが考えられます。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社の運転資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費の営業費用によるものであり、また、設備資金需要の主なものは、新規出店、既存店の増床及び改装に係る設備投資等によるものであります。 これらの資金需要につきましては、基本的には自己資金により賄う予定でありますが、必要に応じて銀行借入により資金調達を行うこととしております。 ⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、売上高に対する収益性をみる売上高経常利益率を経営指標にしており、中期的に5.0%以上を目標としております。当事業年度における達成状況といたしましては、節約志向の高まりによる買い控え、天候不順による季節商品の販売不振、円安、原材料価格の高騰などの影響による売上高及び売上総利益の減少、販売費及び一般管理費の削減などにより、前年同期比0.2ポイント増加の0.9%となりました。 今後も引き続き、目標の達成及び継続に向けて、売上高及び売上総利益の改善や販売費及び一般管理費の削減など、収益性の向上に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。