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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

SRSホールディングス

SRS HOLDINGS CO.,LTD.8163 · Prime · 小売業

和食中心の外食チェーンを全国展開。持ち帰り寿司や定食など、多様なブランドを運営。

概要

SRSホールディングスは、大阪市に本社を置く外食チェーン企業である。和食ファミリーレストラン「和食さと」、グルメ寿司「にぎり長次郎」「うまい鮨勘」など多業態を展開し、2026年3月期の連結売上高は764億円、グループ総店舗数は780店(うち直営556店)に達する。中食ブランド「鶏笑」や海外店舗も有し、和食を核とした外食グループとして規模を拡大している。

和食ファミレスからグルメ寿司まで多様な業態展開

グループの事業は単一セグメントである外食事業に集約される。主力業態は和食ファミリーレストランの「和食さと」で、2026年3月期末時点で201店舗(全店直営)を運営する。次いでグルメ寿司業態が強く、「にぎり長次郎」73店舗、「うまい鮨勘」を含むアミノ寿司業態33店舗、さらに2025年に子会社化した「回転すし北海道」6店舗を加える。そば・うどんの「家族亭」59店舗、「得得」「とくとく」59店舗、丼・定食の「かつや」52店舗、「天丼・天ぷら本舗 さん天」35店舗など、和食をベースにした幅広い価格帯・業態をカバーしている。

中食と海外にも広がる店舗網

グループは飲食店舗だけでなく、中食(テイクアウト)分野にも注力する。2026年3月期末で中食店舗は143店舗(うち直営12店)あり、その大半はからあげ専門店「鶏笑」が131店舗を占める。また、宅配寿司業態を9店舗、中食型の「ビフテキ牛ノ福」を3店舗運営する。海外展開としては、台湾などに23店舗(全店FC・のれん分け・合弁事業)を有し、現地のニーズに合わせた和食を提供している。グループ全体の店舗数は781店(FC等含む)で、直営店は556店である。

収益の安定的な成長と設備投資

売上高は2013年3月期の258億円から2026年3月期には764億円へと3倍近く拡大した。直近3期は増収基調が続き、2026年3月期の営業利益は31億円、純利益は17億円である。ただし、2021年3月期には新型コロナウイルスの影響で純損失41億円を計上するなど、収益は外食需要に左右されやすい。総資産は471億円で、設備投資として建物・構築物の取得を積極的に行い、固定資産を増やしている。自己資本比率は不明だが、長期借入金を含む負債が288億円ある。

子会社10社によるグループ経営

グループは当社と10社の関係会社で構成され、外食事業を遂行する。主要な子会社として、サトフードサービス株式会社、株式会社フーズネット、株式会社家族亭、株式会社アミノ、M&Sフードサービス株式会社、株式会社すし弁慶、株式会社NIS、サト・アークランドフードサービス株式会社が飲食店を経営する。また、株式会社鮨勘フーズは水産物の加工・販売を手掛け、グループ内の食材供給を支える。かつて存在した台湾上都餐飲股份有限公司は2026年4月に清算結了しており、海外事業の再編も進んでいる。

業界の中での役割は外食チェーン運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
764億円
営業利益
31億円
営業利益率
4.1%
純利益
17億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食主力

和食を中心とする飲食店を全国で展開する。サトフードサービス、株式会社家族亭など複数の子会社が、それぞれ異なるブランド(定食、寿司、弁当など)を運営。持ち帰り弁当や寿司のデリバリーも行う。

主な製品・サービス2
和食レストラン
定食、丼物、麺類など、和食のメニューを提供するレストラン。
寿司・弁当
持ち帰り寿司や幕の内弁当など、テイクアウト商品を提供。

02その他(水産物加工・販売)その他

グループ会社の株式会社鮨勘フーズが、水産物の加工・販売を行う。外食事業への原材料供給や、一般向けの販売も手がける。

主な製品・サービス1
加工水産物
鮮魚の加工品(切身、寿司ネタなど)を製造・販売。

製品と技術

和食さとの定食メニュー

「和食さと」はグループ最大の業態で、和食ファミリーレストランとして全国に201店舗を展開する。メニューは定食、丼物、麺類、鍋料理などバラエティ豊かで、特に「さとの定食」はご飯・味噌汁・お新香が付いたセットが人気である。旬の食材を使った期間限定メニューも頻繁に投入し、ファミリー層から高齢者まで幅広い客層を獲得している。価格帯は600円から1,500円程度と手頃で、チェーン全体で統一した品質管理を行っている。

にぎり長次郎の本格寿司

「にぎり長次郎」はグループのグルメ寿司業態を代表するブランドで、2026年3月期末に73店舗を運営する。回転寿司形式ではなく、注文を受けてから職人が握る本格的なにぎり寿司を提供する。ネタは産地直送の新鮮な魚介類を使用し、特に中トロ、サーモン、えびなどが定番である。価格は一貫100円台からとリーズナブルで、ランチタイムにはセットメニューも用意する。店舗は主に郊外のロードサイド型が多く、家族連れやグループ客に支持されている。

うまい鮨勘の多様な寿司体験

「うまい鮨勘」はアミノ寿司業態の中核をなし、2026年3月期には2店舗の新規出店を行うなど拡大中である。回転寿司と注文寿司を併用したスタイルで、一皿100円からの低価格帯から高級ネタまで幅広く取り揃える。タッチパネル注文システムを導入し、スピーディーなサービスを実現している。また、「うまい鮨勘ゆとろぎ」や「うまい鮨勘別館 鮨正」など、上質な空間を提供する派生業態も展開し、異なるニーズに対応している。

家族亭のそば・うどんと中食ブランド鶏笑

「家族亭」はそば・うどんを主力とする業態で、59店舗を運営(うち7店舗がFC・のれん分け)。温かいかけそばから冷たいざるそば、天ぷらそばなど定番メニューに加え、季節限定のメニューも提供する。「得得」「とくとく」も同様の麺類業態で、59店舗を展開する。中食分野では「鶏笑」が130店舗超と最大規模で、唐揚げのテイクアウト専門店として根強い人気がある。衣のサクサク感とジューシーな肉質が特徴で、弁当・惣菜としても販売される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

外食・中食・小売の複合型、高成長持続

SRSホールディングスは、焼き鳥チェーン「とり鉄」や中華料理「オー・マイ・プレート」など複数の外食ブランドを展開し、中食・小売も手掛ける複合型企業。売上高は2025年3月期675億円と前期比12%増、2026年3月期も764億円と伸長見込み。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比べ、SRSは店舗数拡大と既存店売上の両立により高い成長率を達成。営業利益率も4%前後と安定的で、事業ポートフォリオの分散が強み。

強み

  • 外食・中食・小売と複数セグメントを持ち、特定市場の変動リスクを低減。
  • 売上高が過去2年で2割近く増加し、チェーン展開による規模拡大が継続。
  • 営業利益率4%と外食業界平均並みを維持し、収益基盤が安定。
  • 焼き鳥、中華、和食など多ブランド展開で顧客層を広げ、新規出店余地が豊富。

課題

  • 外食業界全体の人材不足に直面し、特に調理スタッフの確保が成長制約に。
  • 食材やエネルギー価格の上昇が利益を圧迫する可能性があり、価格転嫁が課題。
  • 同業他社との店舗開発競争が激しく、差別化と出店エリアの重複が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がSRSホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12695くら寿司716億円39.4倍
28160木曽路706億円40.4倍
38179ロイヤルホールディングス678億円22.8倍
42791大黒天物産665億円17.3倍
57593VTホールディングス658億円12.9倍
68163SRSホールディングス641億円42.0倍
78167リテールパートナーズ639億円11.5倍
82790ナフコ630億円234.6倍
96993大黒屋ホールディングス629億円
105889Japan Eyewear Holdings628億円16.8倍
117508G‐7ホールディングス626億円13.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2013年3月期以降の増収基盤の形成

2013年3月期の売上高は258億円、純利益3億円と小規模ながら安定的な収益を上げていた。この時期、グループは主に関西圏を中心に和食ファミリーレストラン「和食さと」の店舗網を拡大し、その後の多業態展開の基盤を築いた。2014年3月期には売上高328億円、純利益5億円と成長を続け、2016年3月期には売上高401億円に達した。この間、新業態の開発や既存店の収益改善に取り組み、外食市場におけるプレゼンスを高めていった。

2017年から2020年の停滞と損失計上

2017年3月期は売上高434億円ながら純損失2億円を計上し、成長の鈍化が見られた。2018年3月期には売上高442億円で純利益1億円と辛うじて黒字を確保したが、2019年3月期は売上高445億円、純利益3億円と低調だった。2020年3月期には売上高446億円と横ばいの中、純損失25億円と大幅な赤字に転落した。これは原材料費の上昇や人手不足、競争激化など外食業界全体の課題が影響した。店舗の閉鎖やコスト削減を進めたが、収益力の回復には至らなかった。

コロナ禍の2021年とその後の回復

2021年3月期は新型コロナウイルスの影響が直撃し、売上高437億円、純損失41億円と過去最大の赤字を記録した。外出自粛や時短営業で客数が激減し、テイクアウトやデリバリーへのシフトを余儀なくされた。しかし2022年3月期には売上高429億円とやや減少したものの、純利益16億円と黒字転換を果たした。コスト構造の見直しや店舗運営の効率化が奏功した。2023年3月期は売上高545億円に拡大したが、再び純損失15億円を計上し、原材料高や人件費上昇の影響を受けた。

2024年以降の増収加速と新中期経営計画の策定

2024年3月期は売上高602億円、純利益18億円と増収増益に転じ、2025年3月期には売上高675億円、純利益9億円とさらに拡大した。2026年3月期は売上高764億円、営業利益27億円、純利益17億円と過去最高の売上高を達成した。この成長を背景に、2025年5月に5カ年の中期経営計画「SRS VISION 2030」を策定し、既存事業の飛躍と新たな収益基盤の確立を掲げた。また、同年には鳥取・島根で「回転すし北海道」を展開する株式会社すし弁慶を子会社化し、グルメ寿司事業の店舗網を拡大した。

多ブランド化とM&Aによる店舗網の拡充

グループは2026年3月期に国内レストランを36店舗、中食を31店舗の出店計画を掲げ、積極的な店舗展開を推進した。特にグルメ寿司分野では「うまい鮨勘」2店舗と「にぎり長次郎」1店舗を新規出店し、競争の激しい寿司市場での存在感を高めた。また、M&Aによる子会社化も成長戦略の一環であり、すし弁慶の取得により中国地方での地盤を強化した。FC・のれん分け事業も活用し、リスクを抑えながらブランド浸透を図っている。2026年3月期末のグループ店舗数は780店に達した。

収益構造の転換点となった2020年代半ば

2022年3月期の黒字転換以降、グループは収益構造の改善を進め、2024年3月期からは継続的な増収を実現している。2025年3月期の営業利益は27億円、2026年3月期は31億円と拡大傾向にある。これは原材料価格の高騰や人件費上昇の中で、値上げやメニュー改定、店舗オペレーションの効率化を進めた結果である。また、中食や宅配などの新たな需要を取り込み、売上ミックスを多様化した。2026年3月期には過去最高の売上高764億円を記録し、グループの収益基盤は安定化しつつある。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高目標数値は「4 経営者による財政状態~」に記載
  • 経常利益目標数値は「4 経営者による財政状態~」に記載
  • 店舗数目標数値は「4 経営者による財政状態~」に記載
  • ROE目標数値は「4 経営者による財政状態~」に記載
  • ROIC目標数値は「4 経営者による財政状態~」に記載

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    和食さとのナショナルブランド化

    主力業態「和食さと」を全国ブランドへ成長させる。出店拡大やブランディング強化により、認知度と支持を高め、全国規模での競争優位を確立する。

  2. 02

    グルメ寿司チェーンで業界首位を目指す

    「にぎり長次郎」「うまい鮨勘」の両ブランドで、品質・価格・サービスの差別化を進め、グルメ寿司分野での圧倒的No.1ポジションを獲得する。

  3. 03

    第3・第4の収益柱となる事業の確立

    既存事業に依存しない新たな収益源を創出する。新業態の開発やM&A、周辺事業への展開などにより、グループ全体の収益基盤を多角化する。

  4. 04

    グループ機能強化とサステナブル経営

    売上高1,000億円超を支える人材育成・DX・物流・店舗開発などの基盤機能を強化し、同時に環境・社会・ガバナンス(ESG)を考慮した持続可能な経営を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,927人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は730万円で、9期前と比べて+6.1%平均年齢は49.0歳、平均勤続年数は15.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,194
2018年3月1,186
2019年3月68946.814.01,171
2020年3月68046.914.71,448
2021年3月66547.716.71,438
2022年3月67447.916.41,402
2023年3月67748.915.51,370
2024年3月66749.214.51,384
2025年3月70248.814.61,742155
2026年3月73049.015.21,927161

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.9%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)51.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 8 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
和食さと城陽店 他225店舗3,942百万円
にぎり長次郎 寝屋川店 他80店舗2,099百万円
和食さと城陽店 他235店舗1,733百万円
ゆとろぎ 長町郡山店 他32店舗1,272百万円
家族亭 梅田阪急三番街店 他77店舗975百万円
かつや堺鳳中町店 他45店舗902百万円
宮本むなし 東三国駅前店 他65店舗658百万円
回転すし北海道 学園通り店 他5店舗232百万円
本社等128百万円
本社等97百万円
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱フーズネット(注)2,4
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱家族亭(注)2,4
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アミノ
    宮城県 仙台市
    議決権100.0%
  • 国内
    M&Sフードサービス㈱
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱すし弁慶
    鳥取県 米子市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱NIS
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱鮨勘フーズ(注)3
    宮城県 仙台市
    議決権100.0%
  • 国内
    サト・アークランドフードサービス㈱
    大阪市 中央区
    議決権51.0%
  • 海外
    台湾上都餐飲股份有限公司
    台湾 台北市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は764億円営業利益31億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.2%、利益が+14.8%。

売上高
+13.2%
764億円
営業利益
+14.8%
31億円
純利益
+88.9%
17億円
営業利益率
4.1%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高830億円764億円
営業利益32億円31億円
純利益18億円17億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は190億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+36.7%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q142−6
2024年1Q13910.72
2024年2Q15395.95
2024年3Q15363.94
2024年4Q1577
2025年2Q315165.19
2025年4Q360113.10
2026年2Q372164.39
2026年4Q392153.88
2027年1Q19031.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は258億円から764億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月25863
2014年3月32885
2015年3月380138
2016年3月40140
2017年3月4344−2
2018年3月44261
2019年3月445103
2020年3月4462−25
2021年3月437−21−41
2022年3月4292716
2023年3月545−7−15
2024年3月6022218
2025年3月67527254.09
2026年3月76431304.117

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高764億円のうち、営業利益として残るのは31億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.4%263億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.6%471億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%31億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
65.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.3pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.3pt
9.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが49億円、投資CFが−28億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は133億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月15−60955
2014年3月12−2816−1655
2015年3月27−12−161555
2016年3月13−1632−386
2017年3月16−4327−2785
2018年3月2010−1030107
2019年3月21−18−16393
2020年3月12−4528−3389
2021年3月−35932−2694
2022年3月47−19628128
2023年3月21−280−7122
2024年3月37−23−1214124
2025年3月37−10570−68126
2026年3月49−28−1421133

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は471億円。このうち返さなくてよい自己資本が184億円で、自己資本比率は37.8%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1949110346.3
2014年3月2389614239.6
2015年3月24310513842.5
2016年3月27814513351.9
2017年3月31414317145.1
2018年3月30814216645.8
2019年3月29314315048.3
2020年3月33112820338.2
2021年3月31010021031.5
2022年3月35514421139.8
2023年3月34414120339.9
2024年3月35716219544.0
2025年3月45917028935.9
2026年3月47118428737.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
133億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
27億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
287億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中61位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中287位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.2%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,546で、1年前と比べて+22.0%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥1,546-3.5%1ヶ月+1.4%1年+22.0%時価総額641億円
過去52週の値幅
安値¥1,117高値¥1,608

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)42.0倍
PBR3.62倍
配当利回り0.65%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1440円。本日+6.8%と急騰し、52週高値1448円に迫る。25日線(1277円)を+12.8%上回り、75日線・200日線も大きく超過。出来高416,800株と直近平均の約3倍。週足では上昇トレンド加速中であり、高値更新の勢い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 35.09倍は業界平均41.19倍を下回り割安感がある。PBR 3.00倍は業界平均2.92倍とほぼ同水準。ROE 9.87%は業界平均と比較して良好な収益性を示す。配当利回り0.78%は業界平均1.44%を下回るが、配当性向62.55%で無理のない水準。売上高は増収傾向にあるが、2025/3期純利益が減少しており、成長性にやや疑問。割安だが、利益の安定性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)42.0倍39.6倍
PBR3.62倍2.44倍
ROE9.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中古車市場の拡大を背景に店舗網拡大で増収基調だが、2025年3月期は純利益が前期比半減の9億円と減益。営業利益率は4%程度と低く、拡大投資の効果が収益化するかが焦点。強気派は店舗増と市場成長で中長期的な収益拡大を見込むが、弱気派は低収益率と競争激化による利益率低下を懸念。

プラスに働く材料7
  • 店舗網拡大の効果

    直近3期連続増収。店舗増が販売台数増に寄与。

  • 中古車市場の拡大

    新車価格高騰で中古車需要は堅調。市場成長の追い風。

  • アフター事業の安定性

    車検・保険等のストック収益が収益基盤を下支え。

  • 増収基調の継続2026年3月期影響

    売上高602→675→764億円と成長、営業利益も27→31億円

  • 純利益の倍増見込み2026年3月期影響

    純利益9億円(2025/3期)→17億円(2026/3期)と大幅増益

  • 新規出店による市場シェア拡大通年影響

    店舗網拡大で売上増加、既存店も堅調なら更なる上振れ

  • 営業利益率の小幅改善2026年3月期影響

    営業利益率4.0%→4.06%と上昇、コスト管理の成果

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率4%程度と薄利。販管費増で改善鈍い。

  • 競争激化

    同業やディーラー系買取との競合で買取価格上昇圧力。

  • 業績変動リスク

    純利益が前期比半減。拡大投資負担で利益圧迫。

  • PER35倍の割高感継続影響

    PER35.1倍と小売平均15倍を大きく上回り、調整リスク

  • 営業利益率の低さ通年影響

    営業利益率4%と低位、原材料高や人件費上昇で圧迫

  • 減益リスク(予想未達)2026年3月期影響

    純利益17億円予想だが、市場想定を下回れば失望売り

  • 個人消費減速リスク不定影響

    インフレで消費マインド低下、客単価下落の恐れ

次の決算で確かめる点
中古車販売台数
店舗拡大の効果を測る核心指標。
買取台数
販売の源泉。買取競争の影響を確認。
既存店売上高前年比
既存店の成長性を見極める。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは0.65%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.65%
いまの株価に対して
配当性向
62.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5
2018年3月50.0828.7
2019年3月620.0106.9
2022年3月1066.735.9
2024年3月8−25.038.1
2025年3月80.0127.7
2026年3月1033.362.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ29,491人。区分でいちばん多いのは個人・その他76.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.0%を占め、残る79.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他74.075.873.374.276.276.3
金融機関12.912.814.013.212.011.3
事業法人11.110.19.89.89.89.7
外国法人1.20.71.91.40.91.8
証券会社0.80.51.11.41.20.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)7.00
02エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社6.17
03重里 欣孝3.38
04株式会社三菱UFJ銀行2.89
05重里 百合子1.85
06麒麟麦酒株式会社1.45
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.93
08アサヒビール株式会社0.72
09SRSホールディングス従業員持株会0.53
10BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.34

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-28
    株式会社三菱UFJ銀行
    変更報告
    2.89%
  • 2026-04-20
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    2.89%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+230%、1株純資産は14期で+35%。直近期のROEは9.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月123184.146.616.3
2014年3月183355.642.417.8
2015年3月303668.535.623.3
2016年3月04340.13674.01445.3
2017年3月−7427
2018年3月34240.8292.5828.7
2019年3月94262.0116.4106.9
2020年3月−74365
2021年3月−116271
2022年3月4235513.219.435.9
2023年3月−35332
2024年3月4338112.226.638.1
2025年3月223995.752.7127.7
2026年3月414319.929.762.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額129百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
重里政彦代表取締役 執行役員 社長1,001
重里欣孝取締役 会長14,000
片山幹雄取締役
田中正裕取締役 監査等委員262
宮本圭子取締役 監査等委員
川井一男取締役 監査等委員
佐藤ゆかり取締役 監査等委員
夏井克典取締役 執行役員 経営戦略本部長41

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)324629331
社外取締役318186
取締役(社内)1121212
社外取締役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容503字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び関係会社10社で構成されており、飲食店の経営を主たる事業としております。 なお、当社グループは外食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 当社グループの事業内容及び当社との位置付け、事業の系統図は次のとおりであります。 (1) 当社グループの事業内容及び当社との位置付け [飲食店の経営]サトフードサービス株式会社、株式会社フーズネット、株式会社家族亭、株式会社アミノ、M&Sフードサービス株式会社、株式会社すし弁慶、株式会社NIS及びサト・アークランドフードサービス株式会社は、和食を中心とする飲食店を経営しております。 [そ  の  他]株式会社鮨勘フーズは、水産物の加工・販売を主たる事業としております。 ※台湾上都餐飲股份有限公司は令和8年4月10日に清算結了しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (2) 事業の系統図
経営方針・対処すべき課題1,453字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「私たちは、食を通じて社会に貢献します。」をフィロソフィー(企業哲学)としており、人々が生きていく上で最も大切な「食」を事業の柱とし、潤いのある、楽しい食事の機会を提供することにより、豊かな暮らしを実現することをめざし、地域になくてはならない企業として、「最も顧客に信頼されるレストランの実現」を基本方針としております。 (2) 中期的な会社の経営戦略 令和7年5月に令和8年3月期から令和12年3月期までの5年間を対象とする中期経営計画「SRS VISION 2030」を策定し、「心を満たす和食を、もっと身近に、日本中の人々へ。そして世界へ。」~“Entertain with heartwarming Japanese cuisine, from Japan to the world.”~を掲げ、下記基本方針と4つの重点戦略の基、さまざまな経営課題に取り組み、持続的な企業価値向上を目指してまいります。 <基本方針> 既存事業の飛躍的な発展と新たな収益基盤の確立による和食チェーングループ圧倒的№1の実現 <重点戦略> Ⅰ.“和食さと”のナショナルブランド化 Ⅱ.“にぎり長次郎”“うまい鮨勘”でグルメ寿司チェーン圧倒的№1の実現 Ⅲ.第3、第4の収益の柱となる事業の確立 Ⅳ.売上高1,000億円超を支えるグループ機能の強化とサステナブル経営の推進 (3) 目標とする経営指標 わが国の社会情勢としましては、円安などの影響により原材料価格の上昇や、人手不足による物流費・建築費・人件費の増加、不安定な国際情勢の影響や地政学的リスクの高まり、長引く物価上昇に伴う消費者マインドの下振れリスクの高まりなど、依然として厳しい状況が継続しております。外食需要としては、大阪・関西万博の開催効果も含むインバウンド需要の拡大といった要因により堅調に推移しているものの、実質賃金の伸びが弱い傾向や景気の先行きへの不安などから消費者の節約志向が高まっています。 このような状況に対応するため当社グループは、「既存事業の飛躍的な発展と新たな収益基盤の確立による和食チェーングループ圧倒的No.1の実現」を基本方針とした中期経営計画「SRS VISION 2030」にて、売上高、経常利益、店舗数、ROE、ROICの目標を設定しております。具体的な目標数値につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に記載しております。 (4) グループ全体の今後の取組み 今後の見通しにつきましては、上記「(3)目標とする経営指標」に記載の通り、先行きが不透明な経営環境が続くと予想される中、当社グループは、フィロソフィー(企業哲学)である「私たちは、食を通じて社会に貢献します。」を実現すべく、従業員、お客様の安全を確保しながら、中期経営計画で掲げた4つの重点戦略に合わせた各種施策を継続的に実施し、更なる収益性の向上と規模拡大により、持続的な企業価値向上を目指してまいります。
事業等のリスク4,686字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 売上高の変動について 当社グループは飲食店の経営を事業としており、消費者の外食動機の大幅な減少を生じさせる事象、すなわち大規模な自然災害、戦争やテロによる社会的混乱、新たな伝染性の疾病、繁忙期における異常気象等の悪影響の発生等により売上高が大きく低下した場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (2) 仕入の価格変動と安定確保について 異常気象や大規模な自然災害、国際的な紛争、残留農薬や食品添加物等の安全性問題、家畜類に係る伝染病、急激な為替変動、エネルギーコストの更なる高騰、物流ドライバーの不足等による供給体制に問題が生じた場合、原材料価格、物流費の高騰や供給量の不足が見込まれます。産地の分散、配送効率の見直し等対策を講じておりますが、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (3) のれんの減損について 当社グループは、企業買収に伴い発生した相当額ののれん(令和8年3月31日現在 ㈱アミノ4,538百万円、㈱フーズネット217百万円、㈱すし弁慶601百万円)を連結貸借対照表に計上しております。当該のれんについては将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、事業環境の変化等により期待する成果が得られない場合、当該のれんについて減損損失を計上し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 自然災害、パンデミックについて 地震や台風等の自然災害によって、店舗、工場等の施設や情報システムに損害が生じ、営業活動や仕入、物流に支障が生じた場合、お客様、従業員に人的被害があった場合、新型インフルエンザ等感染症によるパンデミックが発生した場合等には、関係会社との連携、BCP(事業継続計画)の策定等対策を講じて備えておりますが、影響を完全に防止又は軽減出来るとは限りません。売上高の減少、事業規模の縮小により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (5) 減損損失及び閉店損失について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、当社グループの店舗において、外部環境の著しい変化等により収益性が著しく低下した場合、減損損失を計上する可能性があり、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、閉店基準に基づき不採算店舗等の閉店を実施しております。閉店に際し、固定資産除却損及び賃借物件の違約金・転貸費用等が発生する場合、また当該閉店に際し見込まれる損失に対して引当を行う場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人材の確保と育成について 当社グループの事業において円滑な運営を継続するためには、女性、外国人労働者を含めた多様な人材の確保が重要な課題であり、新卒社員の継続的な採用に加え、通年採用の実施、短時間正社員登用制度の活用など、人材の確保に注力しております。また、当社グループが持続的に成長するためには確保した人材を教育し技能の向上を図る必要があります。国内における労働人口の減少が先々見込まれる状況下、計画に沿った人材の確保が困難な場合、確保した人材の育成が遅延または不足した状況、人材の流出が激化した状況等が継続した場合、当初の計画が達成できなくなる可能性があります。また採用環境に起因し人件費が想定以上に高騰した場合は当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 労務関連諸制度の改正等に伴う人件費の高騰について 当社グループでは、正社員、嘱託社員、パートタイマー等働き方の異なる多くの従業員が従事しており、消費者物価の高騰を受けた社会的な賃上げ機運の高まりや、労働・労務関連法規の改正や社会保険制度の変更等、現行制度の改変による人件費高騰の発生可能性があります。これらのリスクに対して当社グループでは「SRS DX 推進宣言2030」を掲げ、本部を含めた全従業員の生産性向上と業務効率最大化に取り組んでおりますが、関連法令や労働環境に関わる変化への対応に遅延または不足が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (8) 情報システムへの依存について 当社グループは、店舗運営、食材の仕入れ、配送等の業務を、情報システムに依存しております。様々な障害に対して迅速に対応するための体制を構築し、リスク低減を図っておりますが、通信障害、プログラムの不具合等やコンピューターウィルス、外部からのサイバー攻撃等により、当社グループの情報システムに様々な障害が生じた場合には、店舗の効率的な運営やお客様へのサービス提供が阻害され、重要なデータの喪失や対応費用が発生する等、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (9) 食品の安全性について 当社グループは、食品衛生法に基づく「飲食業」としての飲食店の経営を行っております。事業の最重要課題として、「SRSグループ監査室安全衛生担当」を設置する等の社内体制を従前から整備するとともに、国の定める基準に準拠し、食材の品質管理状況や店舗の衛生管理状態を定期的に確認しておりますが、食品の安全性が問われる重大な問題が社内外において万が一発生した場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (10) 競合の動向について 当社グループの事業領域である外食業界においては競合他社に加え、コンビニエンスストアや惣菜店などの中食産業との競争は今後更に激化することが予想されます。当社グループが消費者のニーズにあった付加価値の高い商品を提供できない場合には、市場におけるシェアや商品ブランド力の低下につながり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 出退店について 当社グループは、適切な出店用地が計画どおり確保できない場合や、新商圏での出店が計画どおりに進まない場合、出店地周辺の道路や開発状況の想定外の変化や、競合店の出店等で立地環境が大幅に変化し、退店を余儀なくされる場合、また建築資材の高騰、建築業者の人員不足により当初の計画が達成できなくなる場合は、経営成績に影響を与える可能性があります。 (12) 主力業態への依存について 当社グループでは、連結売上高の38.1%(令和8年3月期)を「和食さと」業態に依存しております。単一業態に対する依存から脱却すべく「天丼・天ぷら本舗 さん天」・「にぎり長次郎」・「家族亭」・「得得」・「うまい鮨勘」・「定食屋宮本むなし」・「回転すし北海道」・「かつや」といった他業態の育成に注力しておりますが、「和食さと」業態の業績如何により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (13) 情報管理について 当社グループは、営業を目的とした大量の顧客情報や、特定個人情報、また事業運営に関わる機密情報を取り扱っております。収集した個人情報(特定個人情報を含みます。)はその取扱いに関するルールを定め、厳重な管理取扱いをグループ内に周知しており、いわゆるマイナンバーにつきましては外部専門業者に委託するなど個人情報の管理に関しては万全を期しておりますが、何らかの理由で個人情報や機密情報が漏洩した場合には、損害賠償の発生や社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (14) 風評について 当社グループは、コンプライアンス意識の徹底と定着に継続的に取り組んでおりますが、当社グループに対する悪質な風評が、マスコミ報道やインターネット上の書き込みなどにより発生・流布した場合は、それが正確な事実に基づくものであるか否かにかかわらず、当社グループの社会的信用が毀損し、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 またインターネット上において、当社グループ及びその関係者に関連し不適切な書き込みや画像等の公開によって風評被害が発生した場合、その内容の真偽にかかわらず、当社グループの事業、業績、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 有利子負債について 当社グループは、有利子負債残高の圧縮等を含め保守的な財務方針で経営に当たっておりますが、令和8年3月31日現在で有利子負債依存度は26.0%の水準にあるため、今後金利が上昇した場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (16) 店舗の賃借物件への依存について 当社グループは、事務所や大部分の土地建物を貸借しております。賃貸借期間は賃貸人との合意により更新可能でありますが、賃貸人側の事情により賃貸借契約を解約される場合や、賃貸借契約の期限前解約により、計画外の退店を行う可能性があります。 また賃貸人に対して契約に基づき保証金を令和8年3月31日現在で4,369百万円差入れております。保証金を確実に回収するため賃貸人の状況には十分留意しておりますが、賃貸人の倒産等の事由により、回収が困難となった場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (17) フランチャイジーとの取引について 当社グループでは、フランチャイズあるいはサブ・フランチャイズ(ライセンス)契約及び商品売買契約を締結しておりますが、これらに基づき各社に対し取引上の与信リスクが生じております。日常的な取引を通じて与信管理には十分留意しておりますが、当該会社に何らかの事由が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (18) 海外事業について 海外での事業を展開する上で、当社グループが事業を行っている国の法令、制度、政治・経済・社会情勢、文化、商慣習、為替等をはじめとした様々な潜在的リスクが存在し、それらのリスクに対処できないことなどにより事業の展開等が計画どおりに進まない場合、出資の減損処理(投資有価証券の減損処理等)を行う必要が生じる等、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (19) サステナビリティの推進について 当社は、フィロソフィー・経営理念を具現化するべく、根幹規定として企業倫理憲章を据え、コーポレート・ガバナンス体制および内部統制システムを整備・構築し、これらを土台として基本的・義務的責任を完遂します。また、サステナビリティの推進が当社の持続的な成長の大前提であるという考え方のもと、サステナビリティに関するグループ横断的な統制と重要事項の審議及び決定を目的に、サステナビリティ委員会を取締役会による監督体制下に設置しています。また気候変動や自然災害等、様々なリスクについては、コンプライアンス委員会にて管理し、特に重要なリスクが発生した場合については個別に委員会を設置し、取締役会の管理の下、グループ横断的な管理体制を構築します。当社は、ESG経営、CSR活動に努めていきますが、その活動内容や告知が十分でない場合、株価下落等や、エシカル消費の取り込み遅れによる売上の低迷により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,266字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 (経営成績) (単位:百万円) 令和7年3月期   令和8年3月期 実績   対前年同期増減額   対前年同期増減率   実績   対前年同期増減額   対前年同期増減率 売上高   67,478   7,249   12.0%   76,421   8,943   13.3% 営業利益   2,678   521   24.2%   3,051   372   13.9% 経常利益   2,539   376   17.4%   2,994   454   17.9% 親会社株主に帰属する当期純利益   925   △872   △48.5%   1,694   768   83.1% 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安などの影響により原材料価格の上昇や、人手不足による物流費・建築費・人件費の増加、不安定な国際情勢の影響や地政学的リスクの高まり、長引く物価上昇に伴う消費者マインドの下振れリスクの高まりなど、依然として厳しい状況が継続しております。外食需要としては、大阪・関西万博の開催効果も含むインバウンド需要の拡大といった要因により堅調に推移しているものの、実質賃金の伸びが弱い傾向や景気の先行きへの不安などから消費者の節約志向が高まっています。 このような状況のもと、当社グループは持続的な企業価値向上を目指して令和8年3月期を初年度とした5カ年の新中期経営計画「SRS VISION 2030」を令和7年5月9日に発表しました。この中期経営計画では「既存事業の飛躍的な発展と新たな収益基盤の確立による和食チェーングループ圧倒的No.1の実現」を基本方針とし、「“和食さと”のナショナルブランド化」、「“にぎり長次郎”“うまい鮨勘”を中心としたグルメ寿司チェーン圧倒的No.1の実現」、「第3、第4の収益の柱となる事業の確立」、「売上高1,000億円超を支えるグループ機能の強化とサステナブル経営の推進」の4つを重点戦略としています。これらの戦略の一環として、鳥取県と島根県でグルメ寿司業態「回転すし北海道」等を6店舗展開する「株式会社すし弁慶」を子会社化したことに加え、「うまい鮨勘」2店舗および「にぎり長次郎」1店舗を新規出店し、グルメ寿司事業の店舗網拡大を着実に推進しております。 〔当社グループ 業態別店舗数〕 前連結会計 年度末   M&Aによる 増減   出店実績   閉店実績   当連結会計 年度末   当連結 会計年度 出店計画 レストラン店舗数(国内)   594(71)   6(-)   22(1)   8(2)   614(70)   36 和食ファミレス   和食さと   198(-)   -(-)   4(-)   1(-)   201(-)   5 グルメ寿司   にぎり長次郎・CHOJIRO   72(-)   -(-)   1(-)   -(-)   73(-)   4 アミノ寿司業態(※1)   32(-)   -(-)   2(-)   1(-)   33(-)   2 回転すし北海道・すし弁慶   -(-)   6(-)   -(-)   -(-)   6(-)   - そば・うどん   家族亭(※2)   59(7)   -(-)   -(-)   -(-)   59(7)   1 得得・とくとく   57(45)   -(-)   4(-)   2(2)   59(43)   4 丼・定食・ その他   かつや   51(17)   -(-)   1(1)   -(-)   52(18)   5 天丼・天ぷら本舗 さん天   34(1)   -(-)   1(-)   -(-)   35(1)   1 定食屋 宮本むなし   24(-)   -(-)   -(-)   -(-)   24(-)   - からやま   11(-)   -(-)   1(-)   -(-)   12(-)   2 玉子焼・お出汁ひまわり   8(-)   -(-)   1(-)   1(-)   8(-)   2 ビフテキ牛ノ福(レストラン)   4(-)   -(-)   1(-)   -(-)   5(-)   3 M&S FC事業(※3)   32(1)   -(-)   5(-)   2(-)   35(1)   6 その他   12(-)   -(-)   1(-)   1(-)   12(-)   1 レストラン店舗数(海外)   24(23)   -(-)   10(10)   11(10)   23(23)   8 海外   海外店舗   24(23)   -(-)   10(10)   11(10)   23(23)   8 中食店舗数   162(151)   -(-)   13(12)   32(32)   143(131)   31 中食   鶏笑   148(148)   -(-)   13(12)   30(30)   131(130)   31 宅配寿司業態   11(3)   -(-)   -(-)   2(2)   9(1)   - ビフテキ牛ノ福(中食)   3(-)   -(-)   -(-)   -(-)   3(-)   - グループ 店舗数   グループ計   780(245)   6(-)   45(23)   51(44)   780(224)   75 グループ計(直営のみ)   535(-)   6(-)   22(-)   7(-)   556(-)   34 ( )内はFC・のれん分け及び合弁事業店舗数 ※1「アミノ寿司業態」には、「うまい鮨勘」「うまい鮨勘ゆとろぎ」「うまい鮨勘別館 鮨正」「銀座鮨正」「回転すし まるくに」「北海三陸炭火焼 まるかん」業態を含んでおります。 ※2「家族亭」業態には「花旬庵」「三宝庵」「家族庵」「蕎旬」「蕎菜」業態を含んでおります。 ※3「M&S FC事業」は、M&Sフードサービス株式会社が運営する「ポポラマーマ」「ミスタードーナツ」「ドトールコーヒー」「大釜屋」「しんぱち食堂」業態の合計店舗数です。 (財政状態) 当連結会計年度末における総資産は、47,145百万円(前連結会計年度末比1,201百万円の増加)となりました。 流動資産は、19,319百万円(前連結会計年度末比1,228百万円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金の増加719百万円、売掛金の増加275百万円、原材料及び貯蔵品の増加118百万円などであります。 固定資産は、27,742百万円(前連結会計年度末比1百万円の減少)となりました。これは主に、繰延税金資産の減少838百万円、建物及び構築物(純額)の増加814百万円などであります。 流動負債は、12,060百万円(前連結会計年度末比875百万円の増加)となりました。これは主に、未払法人税等の増加250百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加246百万円、買掛金の増加205百万円などであります。 固定負債は、16,643百万円(前連結会計年度末比1,094百万円の減少)となりました。これは主に、社債の減少827百万円、繰延税金負債の減少576百万円、固定負債のその他の増加83百万円などであります。 純資産は、18,441百万円(前連結会計年度末比1,419百万円の増加)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ719百万円増加し、13,287百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、4,871百万円(前連結会計年度は同3,677百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,921百万円、減価償却費2,244百万円、法人税等の支払額672百万円などであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、2,759百万円(前連結会計年度は同10,460百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,940百万円、投資有価証券の売却による収入631百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出313百万円などであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、1,397百万円(前連結会計年度は6,978百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,000百万円、長期借入金の返済による支出1,785百万円、社債の償還による支出1,087百万円などであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績はなく、記載を省略しております。 b.仕入実績 原材料の仕入高、使用高 仕入高(千円)   前年同期比(%)   使用高(千円)   前年同期比(%) 店舗飲食原材料   25,301,908   14.8   24,322,162   15.7 合計   25,301,908   14.8   24,322,162   15.7 (注)1.当社グループは、外食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 2.上記仕入高の内訳は次のとおりであります。 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 魚貝類及び加工品   8,604,257   17.8 肉類及び加工品   4,078,175   3.4 米及び調味料   3,810,268   43.3 野菜・果物   1,997,767   5.3 酒及び飲料水   1,322,787   6.0 玉子及び加工品   1,441,749   9.7 乾物類   491,670   10.0 その他   3,555,230   10.1 合計   25,301,908   14.8 c.受注実績 当社グループは、最終消費者へ直接販売する飲食業を行っておりますので、受注実績は記載しておりません。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。 地域   金額 (千円)   構成比 (%)   前年 同期比 (%)   客席数 (千席)   構成比 (%)   前年 同期比 (%)   来客数 (千人)   構成比 (%)   前年 同期比 (%)   期末 店舗数 (店) 関西地区   50,931,200   66.6   107.1   9,992   67.0   101.7   30,851   71.8   98.2   394 関東地区   9,713,536   12.7   118.7   2,074   13.9   105.3   5,130   11.9   108.0   67 中部地区   7,789,434   10.2   105.5   2,077   13.9   101.5   4,445   10.3   97.8   61 中国地区   1,216,407   1.6   -   106   0.7   -   616   1.4   -   9 東北地区   4,809,110   6.3   188.3   615   4.1   184.6   1,632   3.8   156.4   22 国内その他   345,640   0.5   103.8   56   0.4   100.0   313   0.7   98.7   3 その他売上   1,616,625   2.1   123.9   -   -   -   -   -   -   - 合計   76,421,955   100.0   113.3   14,922   100.0   104.1   42,990   100.0   101.9   556 (注)1.客席数は各店舗の客席数を営業日数で換算しております。 2.当社グループは、外食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 3.期末店舗数は直営店舗のみ記載しております。 4.前連結会計年度において、「国内その他地区」に含めておりました「東北地区」の販売実績は、重要性が増したため、当連結会計年度より区分して表示しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ア 経営成績の状況に関する分析 (和食さと) 和食さと業態では、「“和食さと”のナショナルブランド化」を推進し、令和7年6月から12月にかけて岡山県に3店舗、令和8年1月に愛知県に1店舗を出店いたしました。既存店においても8店舗の改装を実施し、「岸田堂店(大阪府東大阪市)」では半個室タイプの席を増設するなど、「食事を通じた団らん」の充実を推進しました。商品施策としては、「さとしゃぶ」や「さと式焼肉」の食べ放題コースにおいて、「かに食べ放題」、「ごちそう牛タン食べ放題」、「牡蠣食べ放題」などの高付加価値商品を販売し売上高拡大につなげました。以上の結果、売上高は29,138百万円(前年同期比104.4%)となりました。 (にぎり長次郎) にぎり長次郎業態では、商品施策として旬のネタを使った「長次郎と巡る・冬のひとさら」、「長次郎と巡る・春のひとさら」フェアを実施し、節分の「丸かぶり寿司」、ひなまつりの「ちらし寿司」などの季節商品を販売しました。年末年始はテイクアウト商品の販売に注力し、令和8年1月のモバイルオーダーの受注金額は過去最高となりました。また、既存店比約2倍の「大型いけす」や、にぎり長次郎で初の「特急レーン」を備えた新型店舗「和歌山平井店(和歌山県和歌山市)」を令和8年3月にオープンしました。また、当連結会計年度に1店舗の改装を実施しました。以上の結果、売上高は14,841百万円(前年同期比105.8%)となりました。 (家族亭) 家族亭業態では、年末年始に「本ずわいがに」を使用した天ぷらメニューを販売したほか、2月には「九州&沖縄紀行」フェア、3月には「桜海老とはまぐり」フェアを開催し、高付加価値商品の販売を通じて客単価向上につなげました。また、「家族亭 福袋」の販売や、家族亭公式アプリ導入3周年を記念した「春の大感謝祭」キャンペーンの実施など、アプリ、LINE、SNS等を活用した販売促進にも取り組みました。また、当連結会計年度に5店舗の改装を実施しました。以上の結果、売上高は5,575百万円(前年同期比110.2%)となりました。 (アミノ寿司業態) うまい鮨勘業態では、商品施策として「晩春の候」、「早春の候」、「春を先取り」フェアを開催し、旬のネタを期間限定で提供したほか、節分の「恵方巻」、ひなまつり限定の「ひなにぎり」、「ひなちらし」などの季節商品を販売しました。また、令和8年1月に「大崎古川店(宮城県大崎市)」、令和8年3月に群馬県初進出となる「前橋天川店(群馬県前橋市)」をオープンし、「まぐろ解体ショー」の実施などを通じて、来店動機の創出に取り組みました。また、当連結会計年度に2店舗の改装を実施しました。以上の結果、売上高は6,793百万円となりました。 イ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、米価格をはじめとした原材料費、人件費の更なる高騰が挙げられます。当社グループといたしましては、海外も含めた原材料の調達先の多様化、幅広く和食チェーンを展開している当社グループの強みを活かした安価な原材料の利用、メニュー作成段階で調整、物流コストの抑制などを行い、原材料費の抑制に努めております。また、人件費の高騰については、労働集約型からの脱却による効率的な店舗運営の実現と全従業員の生産性向上を推進するために、令和7年5月に「SRS DX推進宣言2030」を策定いたしました。具体的には、全社を横断したシステムの導入による業務効率の最大化や、AIやロボットによる業務改革、店舗における新システム・機器導入による売上の最大化を進めることで、顧客体験の向上と生産性改善の両立を目指し、順次取組みを進めてまいります。 ウ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入の他、人件費、水道光熱費及び地代家賃を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新店や改装といった店舗設備に係るものであります。 短期運転資金は自己資金によって賄う事を基本としており、また、設備資金の調達につきましては、自己資金ないし金融機関からの調達により賄っております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は12,261百万円となっており、現金及び現金同等物の残高は13,287百万円となっております。また、コミットメントライン契約の締結により5,000百万円の融資枠を設定しており、流動性を十分に確保するよう対処しております。 エ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について 当社グループは令和7年5月に「既存事業の飛躍的な発展と新たな収益基盤の確立による和食チェーングループ圧倒的№1の実現」を基本方針とした、令和8年3月期から令和12年3月期までの5年間を対象とする新中期経営計画「SRS VISION 2030」を策定いたしました。 この中期経営計画の中で、下記のとおり各年度の売上高、経常利益、店舗数、ROE、ROICの数値目標を設定し、令和12年3月期には売上115,000百万円、経常利益6,000百万円を目指すこととしております。 令和12年3月期までの各年度の数値目標は下記のとおりであります。 (中期経営計画) 令和8年3月期   令和9年3月期   令和10年3月期   令和11年3月期   令和12年3月期 売上高(百万円)   76,000   83,000   92,000   103,000   115,000 経常利益(百万円)   2,800   3,000   3,600   4,700   6,000 店舗数   819店舗   880店舗   970店舗   1,080店舗   1,180店舗 ROE   8%超   8%超   8%超   10%超   12%超 ROIC   5%超   5%超   5%超   5%超   5%超 (実績値・業績予想値) 令和8年3月期 (実績)   令和9年3月期 (業績予想) 売上高(百万円)   76,421   83,000 経常利益(百万円)   2,994   3,000 店舗数   780店舗   822店舗 ROE   9.9%   9.7% ROIC   7.1%   7.0% 当社グループは、外食産業の単一セグメントであるため、セグメントの業績に関する記載を省略しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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