本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ワイズテーブルコーポレーション

Y's table corporation2798 · Standard · 小売業

高級レストラン「XEX」とカジュアル「PIZZA SALVATORE CUOMO」を展開する外食企業。

概要

ワイズテーブルコーポレーションは、高級レストランブランド「XEX」とカジュアルイタリアンチェーン「PIZZA SALVATORE CUOMO」を中核とする外食企業である。1999年に有限会社として設立され、2004年に東京証券取引所マザーズに上場、2022年にはスタンダード市場に移行した。2026年2月期の連結売上高は130億円、従業員数は514名。本社は東京都港区赤坂に置く。

XEXとCUOMOの二軸構成

同社のレストラン事業は、高級セグメントのXEXグループとカジュアルセグメントのカジュアルレストラングループに二分される。XEXグループは「XEX The Kitchen Salvatore Cuomo」など複合型高級店を直営で10店舗展開し、客単価が高い。カジュアルレストラングループは「PIZZA SALVATORE CUOMO」を中心に直営38店舗、フランチャイズ31店舗を運営し、イートインとデリバリーの両方で収益を上げる。2026年2月期のセグメント売上高はXEXが5,364百万円、カジュアルが7,681百万円で、全体の売上を構成する。

売上高の回復と収益構造の変化

同社の売上高は2013年2月期の135億円から緩やかに増減し、2020年2月期には137億円だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で2021年2月期には83億円に急減した。その後回復傾向にあり、2026年2月期には130億円まで戻した。営業利益は2025年2月期に1億円、2026年2月期に2億円と小幅ながら黒字を確保している。一方、純利益は2021年2月期に15億円の赤字を計上したが、2026年2月期には2億円の黒字となっている。同社は売上高と営業利益を重要な経営指標と位置づけ、収益性の改善を進めている。

グループ会社の役割と休眠状態

連結子会社には、人材派遣・有料職業紹介を目的に2017年に設立された株式会社パートナーワイズがあるが、現在は休眠状態となっている。また、持分法適用会社として株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANがあり、渋谷区の「CĒ LA VI TOKYO」を運営する。2020年には不動産賃貸の株式会社Y's propertiesと農畜水産品生産の株式会社シェフズ・ファームズを吸収合併し、グループ体制を簡素化した。2026年3月には株式会社山の上ホテルの全株式を取得し、和食事業強化のための新たな子会社として加えた。

立地戦略:百貨店内から単独店まで

出店立地は、百貨店内や駅ビル、商業施設、空港など多様である。創業初期には伊勢丹本店やジェイアール京都伊勢丹といった百貨店テナントとして出店した。その後、梅田の「XEX WEST」、大丸東京の「XEX TOKYO」、福岡空港の「SALVATORE CUOMO Cafe」など、主要都市の商業集積地を押さえている。一方、単独路面店として「PIZZA SALVATORE CUOMO 白金」や「SALVATORE CUOMO & BAR 人形町」なども展開し、集客力とブランド訴求を両立させている。

インバウンド需要と高付加価値化への注力

同社は経営方針として、高付加価値化を最優先課題に掲げる。インバウンド需要の拡大を追い風に、XEXグループでは客単価の高い外国人観光客の取り込みを強化している。2026年2月期の有価証券報告書では、前年に新規出店した店舗の通期貢献や改装費用の剥落により利益が改善したと記されている。一方、人材不足や原材料価格の上昇といったコスト増には、適正価格設定と生産性向上で対応する方針である。

業界の中での役割は高級からカジュアルまでのレストランをエンドユーザーに直接提供する小売・サービス事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
130億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.5%
純利益
2億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食(高級)主力

複合店舗「XEX」をはじめとする高級レストランを運営。都心の商業施設などに出店し、接待や記念日など高付加価値な dining 体験を提供。

主な製品・サービス1
XEX
寿司、イタリアン、鉄板焼きなどを融合した複合高級レストラン。

02外食(カジュアル)主力

「PIZZA SALVATORE CUOMO」をはじめとするカジュアルレストランを展開。フランチャイズ事業も行い、ピザやパスタを中心に幅広い客層に提供。

主な製品・サービス3
PIZZA SALVATORE CUOMO
ナポリピザを中心としたカジュアルイタリアンレストラン。
SALVATORE CUOMO & BAR
バーを併設したイタリアンレストラン。
Paul Bassett
コーヒー専門店。

製品と技術

XEX:高級複合レストランのブランド

「XEX」は、エンターテインメント性の高い高級複合レストランブランドである。店舗ごとにイタリアン、寿司、天ぷら、鉄板焼きなどの複数の料理ジャンルを一つの空間で提供するスタイルが特徴で、代表店舗に「XEX TOKYO」(大丸東京)、「XEX 日本橋」、「XEX WEST」(大阪梅田)がある。2026年2月期時点で直営10店舗を運営し、セグメント売上高は5,364百万円。同社はこのブランドを通じてインバウンド需要の取り込みと高付加価値化を推進している。

PIZZA SALVATORE CUOMO:カジュアルイタリアンの主力チェーン

「PIZZA SALVATORE CUOMO」は、同社のカジュアルレストラングループの中核を成すイタリアンチェーンである。看板商品のピザを中心に、パスタやグリル料理を提供する。業態は「PIZZA SALVATORE CUOMO」「SALVATORE CUOMO & BAR」「SALVATORE CUOMO PASTA & PIZZA」など複数あり、直営店38店舗、フランチャイズ店31店舗を展開する(2026年2月期)。福岡空港や札幌などにも出店し、デリバリーサービスも強化している。セグメント売上高は7,681百万円。

CĒ LA VI TOKYO:持分法適用会社の運営する高級ラウンジ

「CĒ LA VI TOKYO」は、持分法適用関連会社である株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANが運営する高級ラウンジ・レストランである。2019年12月に東京都渋谷区に開店し、カクテルと料理を提供するエンターテインメント型の店舗として位置づけられている。同社はこの店舗への出資を通じて、海外の事業パートナーとの連携を図るとともに、新たな収益源としている。

和食事業の強化:山の上ホテルの天ぷら

同社は2026年3月に子会社化した株式会社山の上ホテルを通じて、和食事業、特に高価格帯の天ぷら事業を強化する方針である。山の上ホテルは天ぷらを主軸とするブランドを有し、同社はそのブランド価値を継承しつつ、グループの経営リソースを投入して収益力の改善を図る。これにより、従来のイタリアン中心のポートフォリオに和食の柱を加え、事業の多角化を進める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

和食居酒屋チェーン、低収益体質

ワイズテーブルコーポレーションは、和食居酒屋「やるき茶屋」などを運営。同業の光フードサービスやINGと比較し、売上規模は中程度。営業利益率0.83%(2025年2月期)と極めて低く、収益性改善が急務。コロナ禍からの回復途上で、コスト削減や客単価向上が課題。

強み

  • 「やるき茶屋」など居酒屋チェーンとして一定の知名度を持つ。
  • 2024年2月期113億円→2026年2月期130億円と緩やかな増収見込み。
  • 郊外中心の出店戦略で家賃負担が比較的軽く、固定費抑制。
  • 焼肉など他業態への展開を進め、収益源を分散。

課題

  • 営業利益率0.83%と極めて低く、コスト構造の抜本改革が必要。
  • 飲食業界全体の人材不足がサービス品質や営業時間に影響。
  • 光フードサービスなど大手との競合が激しく、差別化が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がワイズテーブルコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13538ウイルプラスホールディングス106億円8.4倍
27514ヒマラヤ105億円
33083スターシーズ104億円136.3倍
43080ジェーソン104億円
53560ほぼ日102億円11.0倍
62798ワイズテーブルコーポレーション99億円48.2倍
77610テイツー97億円10.3倍
89980MRKホールディングス96億円10.0倍
95891SAKIGAKEホールディングス95億円
107133HYUGA PRIMARY CARE94億円18.5倍
112735ワッツ92億円10.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

ゼックス設立と伊勢丹への第一号店出店

現在のワイズテーブルコーポレーションの源流は、1987年8月に設立された株式会社ゼックスと、同年11月設立の有限会社アザブイーストにある。1990年9月、ゼックスは東京都新宿区の伊勢丹本店に「伊太利亜市場 B・A・R 本店」を開店し、本格的な外食事業を開始した。その後1997年9月には京都のジェイアール京都伊勢丹に「こけこっこ 京都」を出店し、百貨店内での店舗展開を広げた。

ワイズテーブルの設立と合併による事業承継

1999年3月、有限会社ワイズテーブルコーポレーションが設立される。2000年11月に株式会社へ組織変更した後、2001年9月に運営受託先であった株式会社ゼックスおよび有限会社アザブイーストを吸収合併した。これにより、ゼックスが開拓したレストランブランドと店舗網をワイズテーブルが継承し、現在の事業基盤が形成された。

マザーズ上場とSALVATORE CUOMOの分社化

2004年3月、東京証券取引所マザーズに上場。翌4月には東京都港区白金に「PIZZA SALVATORE CUOMO 白金」を開店し、後のカジュアルイタリアンチェーンの核となる業態を立ち上げた。2005年6月、カジュアルレストランの機動的出店を目的として、会社分割により株式会社SALVATORE CUOMO JAPANを設立した(後に2012年に吸収合併)。上場後まもなく、大阪梅田に「XEX WEST」を開店し、XEXブランドの多店舗化を進めた。

XEXブランドの拡充と子会社の取得

2007年11月、大丸東京店に「XEX TOKYO」を開店し、高級複合レストランのラインナップを強化。同年12月には不動産賃貸事業を行う株式会社エー・アイ・プロパティーズの全株式を取得し、株式会社Y's propertiesに社名変更して完全子会社化した。これにより、店舗不動産の管理・活用をグループ内で行う体制を整えた。また2009年には人形町、2010年には日本橋に出店し、都心部でのプレゼンスを高めた。

市場第二部への変更と新たな子会社設立

2015年7月、同社は東京証券取引所マザーズから市場第二部へ市場変更した。同年には福岡博多に「SALVATORE CUOMO 市場 博多」を出店し、九州地域への進出を果たした。2017年9月には、飲食業界の海外進出支援を目的に連結子会社株式会社パートナーワイズを設立したが、同社は現在休眠状態にある。2018年10月にはICONIC LOCATIONS HK HOLDING LIMITEDと共同で持分法適用会社株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANを設立し、2019年12月に同社が運営する「CĒ LA VI TOKYO」を渋谷区に開店した。

子会社統合とスタンダード市場への移行

2020年12月、株式会社Y's propertiesおよび株式会社シェフズ・ファームズを吸収合併し、グループ運営の効率化を図った。シェフズ・ファームズは農畜水産品の生産から提供までの一体化を目的に2014年に設立されたが、統合により事業を集約した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場に移行した。

山の上ホテルの子会社化と和食事業強化

2026年3月、同社は株式会社山の上ホテルの全株式を取得し、連結子会社化した。山の上ホテルは高価格帯の天ぷら事業を主軸とする企業であり、同社はこれを和食事業の重点領域と位置づけ、ブランド継承と収益力改善を進める方針を示している。この買収により、グループの事業ポートフォリオに和食セグメントが加わることとなった。

年表27件を開く

1980年代

  • 1987年8月創業株式会社ゼックスを設立
  • 1987年11月創業有限会社アザブイーストを設立

1990年代

  • 1990年9月株式会社ゼックスが東京都新宿区 伊勢丹本店において「伊太利亜市場 B・A・R 本店」を開店
  • 1997年9月株式会社ゼックスが京都府京都市 ジェイアール京都伊勢丹において「こけこっこ 京都」を開店
  • 1999年3月創業有限会社ワイズテーブルコーポレーションを設立

2000年代

  • 2000年11月株式会社ワイズテーブルコーポレーションに組織変更
  • 2001年9月M&A株式会社ワイズテーブルコーポレーションが運営受託先の株式会社ゼックス、及び有限会社アザブイーストと合併
  • 2004年3月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2004年4月東京都港区 白金に「PIZZA SALVATORE CUOMO 白金」を開店
  • 2004年7月本社を東京都港区六本木に移転
  • 2004年11月大阪府大阪市 梅田に「XEX WEST」を開店
  • 2005年6月創業カジュアルレストランのイタリアン部門において機動的な出店体制を図る目的で、会社分割により株式会社SALVATORE CUOMO JAPANを設立
  • 2007年11月東京都千代田区 大丸東京店に「XEX TOKYO」を開店
  • 2007年12月M&A不動産賃貸事業を行う株式会社エー・アイ・プロパティーズの発行済株式100%を取得し、完全子会社化(社名変更により、株式会社Y's properties)
  • 2009年8月東京都中央区 人形町に「SALVATORE CUOMO & BAR 人形町」を開店

2010年代

  • 2010年10月東京都中央区 日本橋に「XEX 日本橋」を開店
  • 2012年6月M&A株式会社SALVATORE CUOMO JAPANを吸収合併
  • 2014年9月農畜水産品の生産から提供までの一体化に取り組むことを目的として、東京都港区に連結子会社株式会社シェフズ・ファームズを設立
  • 2015年2月福岡県福岡市に「SALVATORE CUOMO 市場 博多」を開店
  • 2015年7月東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第二部へ市場変更
  • 2017年9月飲食業界の海外進出に於ける事業支援(人材斡旋・派遣)を目的に、連結子会社 株式会社パート ナーワイズを設立
  • 2018年10月創業当社とICONIC LOCATIONS HK HOLDING LIMITEDとの間で、持分法適用会社 株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANを設立
  • 2019年1月本社を東京都港区赤坂に移転
  • 2019年12月東京都渋谷区に持分法適用関連会社 株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANが運営する「CĒ LA VI TOKYO」を開店

2020年代

  • 2020年12月M&A株式会社Y's properties及び株式会社シェフズ・ファームズを吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2026年3月M&A株式会社山の上ホテルの全株式を取得し、連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    高付加価値化による収益力強化

    優秀な人材の確保・育成、店舗設備への投資を通じて顧客提供価値を高め、適正な価格設定により安定的な収益基盤を構築する。

  2. 02

    和食事業の強化

    高需要の和食事業を重点領域とし、子会社化した高価格帯天ぷら事業の収益力改善、職人の採用・育成、観光地を中心とした新規出店を進める。

  3. 03

    カジュアルイタリアン事業の展開

    収益性を重視した新規出店、付加価値向上による単価引き上げ、デリバリー等の強化により既存店の収益性改善を図る。

  4. 04

    業務効率化とコスト見直しによる収益構造改善

    全社での業務見直しによる生産性向上とコスト見直しにより収益構造を改善し、利益確保体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で514人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は483万円で、9期前と比べて+16.3%平均年齢は36.2歳、平均勤続年数は7.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月682
2018年2月669
2019年2月665
2020年2月41532.95.0630
2021年2月39433.55.1591
2022年2月39034.46.0575
2023年2月40835.36.0531
2024年2月44436.67.0510
2025年2月47436.56.949420
2026年2月48336.27.051439

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
SALVATORE CUOMO & BAR 浅草 他 — 東京都23区内176百万円
カジュアルレストラン グループ
atelier 森本 XEX — 東京都港区116百万円
XEX グループ
XEX ATAGO GREEN HILLS — 東京都港区105百万円
XEX グループ
本社 — 東京都港区68百万円
その他
Tavernetta Salvatore 浦安 — 千葉県浦安市66百万円
カジュアルレストラン グループ
SALVATORE CUOMO & BAR 金山 他 — 愛知県名古屋市63百万円
カジュアルレストラン グループ
Salvatore Cuomo 市場 博多 他 — 福岡県福岡市63百万円
カジュアルレストラン グループ
PIZZA SALVATORE CUOMO & GRILL 京都 他 — 京都府京都市62百万円
カジュアルレストラン グループ
XEX 日本橋 — 東京都中央区52百万円
XEX グループ
毛利 Salvatore Cuomo — 東京都港区49百万円
XEX グループ
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱シェフズ・ファームズ
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱パートナーワイズ(注)2(注)3
    東京都港区
    議決権40.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は130億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.4%、利益が+100.0%。

売上高
+7.4%
130億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
1.5%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高154億円130億円
営業利益4億円2億円
純利益6億円2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は35億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+12.9%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2813.61
2024年2Q2700.00
2024年3Q2800.0−1
2024年4Q301
2025年1Q3113.21
2025年2Q2800.00
2025年4Q6200.02
2026年2Q6411.61
2026年4Q6611.51
2027年1Q3525.74

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は135億円から130億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.5%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月13535
農畜水産品の生産から提供までの一体化に取り組むことを目的として、東京都港区に連結子会社株式会社シェフズ・ファームズを設立
2014年2月13642
2015年2月14330
2016年2月15021
飲食業界の海外進出に於ける事業支援(人材斡旋・派遣)を目的に、連結子会社 株式会社パート ナーワイズを設立
2017年2月14942
当社とICONIC LOCATIONS HK HOLDING LIMITEDとの間で、持分法適用会社 株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANを設立
2018年2月1400−5
2019年2月1380−7
株式会社Y's properties及び株式会社シェフズ・ファームズを吸収合併
2020年2月13720
2021年2月83−14−15
2022年2月8133
2023年2月981−1
2024年2月11331
2025年2月121120.83
株式会社山の上ホテルの全株式を取得し、連結子会社化
2026年2月130231.52

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高130億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.5%102億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.0%26億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.1pt
1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+17.7pt
26.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが5億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月4−84−46
2014年2月6−32311
2015年2月7−6−319
2016年2月5−6−1−17
2017年2月11−31816
2018年2月0−32−315
2019年2月2−5−3−310
2020年2月9−7−2211
2021年2月−1−12−211
2022年2月−11−119−1218
2023年2月5−2−1320
2024年2月4−1−5318
2025年2月3−3−2015
2026年2月5−4−1115

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が9億円で、自己資本比率は17.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月4693719.3
2014年2月52114120.5
2015年2月51114020.8
2016年2月51123923.6
2017年2月57154225.0
2018年2月51114020.3
2019年2月465419.7
2020年2月4854310.2
2021年2月44−1054
2022年2月49−150
2023年2月503476.0
2024年2月474438.9
2025年2月4874114.1
2026年2月5194217.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
42億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
45
/ 100
安定性自己資本比率12 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中19位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中300位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
17.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,995で、1年前と比べて+3.6%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥2,995+0.2%1ヶ月-1.2%1年+3.6%時価総額99億円
過去52週の値幅
安値¥2,880高値¥3,090

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)48.2倍
PER (会社予想)15.7倍
PBR7.76倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.2%と緩やかな上昇。終値3025円は25日線(3006円)・75日線(2991円)・200日線(2962円)すべてを上回っており、堅調な推移。52週高値(3040円)に接近しており、7/16には3035円まで上昇。出来高は7/16に4800株とやや増加したが、全体的に低水準で出来高を伴わない上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは48.7倍と同業界平均の41.6倍をやや上回り、PBRは7.84倍と平均の2.96倍を大幅に超過、無配で株主還元が不十分です。一方、ROE26.3%は高く成長期待が織り込まれているものの、バリュエーションは割高水準です。

指標この会社業種平均
PER (実績)48.2倍39.6倍
PER (予想)15.7倍
PBR7.76倍2.44倍
ROE26.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、売上高の二桁成長(前年比15%増)や、PBR7.8倍・PER49倍を将来の高成長を見込んで許容できると主張する。弱気派は、営業利益率0.8%と極めて低く、利益成長が伴わない成長には価値がないと見る。また、ROE26%は高いが、これは低資本(時価100億円に対し純資産13億円程度)によるものであり、リスクが大きい。

プラスに働く材料7
  • 高成長

    売上高が前年比15%増と拡大中。

  • ROE高

    ROE26%で資本効率が良好に見える。

  • 業容拡大

    出店攻勢により将来の利益拡大が期待される。

  • 売上高拡大と収益率改善で利益急増2027/2期以降影響

    売上高113→130億と増収、営業利益率2%超なら営業益2.6億超(前期1億)

  • 予想PER15.8倍への低下余地決算発表後影響

    実績PER48.7倍に対し予想15.8倍、大幅増益ならPERギャップ縮小

  • 新業態・FC展開による成長加速2026年下期影響

    外食業態拡大で売上高150億超の可能性、利益率改善含む

  • 自己株式の消却・配当開始次回株主総会影響

    無配だがROE高く、株主還元策発表でポジティブサプライズ

マイナスに働く材料7
  • 利益率低

    営業利益率0.8%で、売上増が利益に直結しない。

  • バリュエーション

    PER49倍は成長を織り込みすぎ。

  • リスク

    低収益・高バリュエーションで株価変動リスク大。

  • 業績予想達成不能で高PER修正2026/2期決算影響

    予想PER15.8倍は営業利益大幅増が前提、達成できずPER50倍維持なら下落

  • 外食業界の人件費高騰継続影響

    最低賃金上昇で販管費増加、営業利益率1%-2%台が定着

  • 出店減速と既存店売上不振2027年〜2028年影響

    出店ペース鈍化で売上成長率鈍化、収益性悪化なら赤字リスク

  • 流動性不足によるボラティリティ継続影響

    時価100億・外国人0.19%と低流動性、わずかな売りで急落

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の有無を確認。
既存店売上高
出店効果ではない成長の有無。
出店ペース
成長の持続性を測る。

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ12,175人。区分でいちばん多いのは個人・その他92.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.2%を占め、残る92.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他93.891.388.488.990.092.5
事業法人2.95.58.88.78.26.0
金融機関1.41.21.11.11.11.1
証券会社0.70.60.40.40.40.2
外国人個人0.10.10.10.10.00.1
外国法人1.11.31.10.80.20.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01金山精三郎41.92
02アサヒビール株式会社1.84
03船曵睦雄1.84
04森ビル株式会社1.82
05特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行1.14
06ファンズソリューション株式会社0.61
07渡邊雅之0.61
08株式会社プラットフォームホールディングス0.60
09三本珈琲株式会社0.52
10岸健治0.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−68%、1株純資産は12期で−19%。直近期のROEは26.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年2月19333281.55.2
2014年2月9240125.217.5
2015年2月164004.0140.4
2016年2月4345510.057.1
2017年2月7553615.136.5
2018年2月−172393
2019年2月−250167
2020年2月1818510.3107.8
2021年2月−565
2022年2月10617.2
2023年2月−2492
2024年2月3512731.678.5
2025年2月7920647.636.0
2026年2月6226826.346.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額211百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金山精三郎代表取締役 会長 執行役員811,382,600
船曵睦雄代表取締役 社長 執行役員 全体統括5060,700
贄田賢英取締役副社長 執行役員 サルヴァトーレ事業57200
稲塚晃裕取締役副社長 執行役員 XEX関東地区53
高村泰弘常務取締役 執行役員 店舗企画、FC事業51
上沼靖取締役 執行役員 関西東海地区53
武本尚子取締役 執行役員 管理部門48
林哲治郎取締役81500
庄司靖取締役59
大川惠之輔監査役(常勤)79
髙江満監査役75
河﨑拓也監査役581,000

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)718918927
社外取締役415154
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容783字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社1社及び持分法適用会社1社で構成されております。当社グループはレストラン事業を主な事業としております。レストラン事業においては、複合店舗である「XEX」(ゼックス)をはじめとする高級レストラン及び「PIZZA SALVATORE CUOMO」をはじめとするカジュアルなレストランを展開しております。 当社グループに属する各社の事業における位置付け及びセグメントとの関連は次の通りです。なお、以下の3グループは、セグメントと同一の区分です。 区 分   主要な事業内容   会社名   主な店舗名称 XEXグループ   高級レストラン等の運営   当社 株式会社ICONIC LOCATIONS JAPAN(注1)   XEX The Kitchen Salvatore Cuomo CÉ LA VI TOKYO(注2) カジュアル レストラン グループ   カジュアルレストラン等の運営 フランチャイズ事業   当社     PIZZA SALVATORE CUOMO SALVATORE CUOMO & BAR PIZZA SALVATORE CUOMO & GRILL SALVATORE CUOMO PASTA & PIZZA Salvatore Cuomo Paul Bassett その他の事業   人材派遣事業及び有料職業紹介事業   当社(注3) 株式会社パートナーワイズ(注4)   - (注)1 株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANは持分法適用会社です。 2 CÉ LA VI TOKYOは、株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANが運営しております。 3 現在、当社はその他の事業を休止しております。 4 株式会社パートナーワイズは、現在休眠状態となっております。
経営方針・対処すべき課題1,828字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、レストラン事業を主な事業としており、「XEX」をはじめとする高級レストラン及び「PIZZA SALVATORE CUOMO」をはじめとするカジュアルなレストランを展開しております。安心・安全を第一に考えた食材にこだわり、味がよく体にもよいクオリティの高い料理を上質な空間で提供できる店舗作りを行い、お客様に高付加価値を継続的に提供することを基本方針としております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループでは、「売上高」、「営業利益」を重要な経営指標として位置付けております。持続的な成長のため、既存店の売上高を維持するとともに、経営の効率化により利益率の向上に努めてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 引き続き、お客様に、食事をするだけでなく、愉しく心地よい時間を過ごしていただくということを大切にするとともに、そのような価値を継続的にお客様にご提供できるよう、企業としての収益構造と財務基盤の強化を進めてまいります。 XEXグループにおいては、引き続きブランド強化に取り組むとともに、市場環境の変化を踏まえ、お客様に提供する付加価値の更なる向上を図ります。カジュアルレストラングループにおいては、既存店舗の収益力向上を図ると同時に、事業のポテンシャルを活かし、新しい店舗モデルの開発と市場の開拓にも取り組んでまいります。これらに加え、全社での業務の見直しによる生産性の向上や、コストの見直しにより、収益構造を改善し、利益を確保できる体制を構築してまいります。 (4)連結会社の経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 外食業界におきましては、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に、高い付加価値を提供する店舗に対する需要は堅調に推移すると見込まれます。一方で、不安定な国際情勢が消費マインド及びインバウンド需要に及ぼす影響が懸念されます。また、人材不足の深刻化や原材料価格・エネルギーコストの上昇等により、店舗運営コストは増加傾向にあり、引き続き厳しい経営環境が継続するものと認識しております。 こうした認識のもと、当社グループは収益性の向上と持続的な成長の実現のため、以下の施策に取り組んでまいります。 (ア)事業上の課題 (ⅰ)高付加価値化 お客様に提供する付加価値を高めることを最優先課題とし、収益力の強化を図ります。具体的には、処遇改善を通じた優秀な人材の確保・育成に注力するとともに、店舗設備への投資も継続的に行い、店舗としてお客様に提供する価値全体の引き上げを図ります。提供する付加価値に対応した適正な価格設定を維持し、外部環境が変化する中でも安定的に収益を確保できる事業基盤を構築してまいります。 (ⅱ)和食事業の強化 国内外において需要の高い和食事業を重点領域に位置付け、強化を図ります。2026年3月に、高価格帯の天ぷら事業を主軸とする株式会社山の上ホテルを子会社化し、和食事業のポートフォリオを拡充いたしました。同社につきましては、そのブランドを継承しつつ、当社グループの経営リソースを投入することで収益力の改善を進めてまいります。 また、和食事業全体として、職人の採用・育成および外部との提携を通じて付加価値の向上に取り組むとともに、観光需要の高い立地を中心に新規出店を推進し、事業の成長を図ってまいります。 (ⅲ)カジュアルイタリアン事業の展開 カジュアルイタリアン事業におきましては、収益性を重視した新規出店を継続いたします。出店にあたっては、集客の見込みや、事業展開戦略上の位置付けを勘案して立地を選定し、着実な成長を目指します。また、付加価値向上による単価引き上げと、デリバリー等の強化による既存店の収益性改善に取り組み、事業全体の収益力向上を図ってまいります。 (イ)財務上の課題 (ⅰ)財務体質の強化 今後の事業展開や不測の事態に備えるために、財務体質を強化することが必要であると考えております。事業上の課題に取り組み、収益性の改善によって財務体質を強化してまいります。
事業等のリスク2,650字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性の事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 項目   影響度   発生 可能性   リスク   顕在化した場合の 影響   対策 1       ブランド関連 ①   商標権管理   高   中   ・当社店舗ブランドのうち商標登録を行っていないものが模倣される可能性 ・第三者の商標権等知的財産権に関する当社の調査が不十分で第三者の知的財産権を侵害する可能性   ・店舗のブランド力低下、売上高減少 ・損害賠償請求   ・外部の弁理士を活用した継続的な情報収集と、必要な対応を実施 ②   ブランドに係るライセンス契約の終了   中   中   ・当社の直営店「atelier 森本XEX」、及び持分法適用会社㈱ICONIC LOCATIONS JAPANが運営する「CÉ LA VI TOKYO」は第三者からライセンス供与を受けて運営しており、契約終了により店舗名が使用できなくなる可能性がある   ・店舗のブランド力・認知度の低下、売上高減少   ・ライセンサーとの関係を維持・強化 ・店舗としての提供価値を高め、店舗名への依存度を引き下げ 2       出店・退店関連 ①   直営店の撤退とそれに伴う費用の発生   中   中   ・直営店の賃貸借契約が終了する可能性がある ・中途解約に対する違約金が定められている賃貸借契約がある   ・退店に伴う損失発生、退店店舗の売上高・利益の剥落 ・賃貸借契約の解約に伴う損失の発生   ・店舗の収益性を維持・向上し賃貸借契約の継続を図る ・退店がやむを得ない場合は居抜き譲渡等により損失を抑制 ②   減損損失の発生   高   高   ・直営店の収益性の著しい低下や退店の意思決定が発生する可能性がある   ・減損損失の発生   ・店舗の収益性を維持・向上 ・本社費等の削減により全社の収益性を向上 ③   直営店の事業計画の未達   中   中   ・出店決定時の事業計画が達成できず想定どおりの収益をあげられない可能性がある   ・減損損失の発生 ・出店に伴う初期費用の回収不能   ・事業計画の精度向上 ・早期に対策を講じることによる損失発生の抑制 3       XEXグループ関連 ①   XEXグループ店舗の売上高減少   高   中   ・XEXグループの店舗は店舗規模が大きく固定費が大きい   ・売上高減少時の多額の営業損失発生   ・高付加価値化と顧客満足度向上の取り組みを継続し売上高を維持 ・コスト削減等により生産性を改善 ②   会員事業における会員数の減少   低   低   ・会員制度「XEX MEMBERS CLUB」の会員によるレストランの利用は当社の収益基盤のひとつであるが、会員数が減少する可能性がある   ・売上高の減少   ・会員の満足度向上につながる施策を実施し、退会を抑制 4       店舗運営関連 ①   食材調達の不安定化   高   中   ・天候、国際情勢その他の要因により、主要な食材を安定的に調達できなくなる可能性がある   ・売上高の減少   ・主要な食材の需給状況について、継続的に情報を収集 ・代替品の可能性も視野に調達活動を実施 ②   食材価格の高騰   高   高   ・天候、国際情勢、為替その他の要因により、主要な食材の価格が高騰する可能性がある   ・利益の減少   ・提供メニューや使用する食材を継続的に見直し、影響の回避を図る ・サプライヤーとの関係を一層強化し、連携して価格抑制を図る ③   人手不足   高   高   ・人手不足が進行し、店舗営業に必要な人材を確保できない可能性がある ・人材確保のために給与水準を引き上げる必要が生じる可能性がある   ・売上高の減少 ・利益の減少   ・従業員の待遇改善により、採用強化と定着率の向上を図る ・店舗の生産性改善及びコスト削減により利益の確保を図る ④   店舗運営コストの高騰   中   高   ・水道光熱費や事務消耗品費など店舗運営にかかる各種費用が増加傾向にある   ・利益の減少   ・設備の更新により省エネルギー化を図る ・使用するアイテムを継続的に見直す ・店舗の生産性改善により利益の確保を図る 5       店舗管理関連 ①   衛生管理   高   中   ・食中毒など店舗の衛生にかかる事故が発生する可能性がある   ・営業停止による売上高減少 ・被害者からの損害賠償請求   ・衛生に関連するマニュアル遵守を徹底 ・店舗の衛生状態に関し、外部業者による定期的な検査を実施 ②   個人情報漏洩   中   中   ・個人情報(会員に関する情報、クレジットカード情報、デリバリー情報等)が漏洩する可能性がある   ・レピュテーションリスク ・事故対応費用の発生 ・被害者からの損害賠償請求   ・個人情報を管理するシステムへのアクセス権限を厳格に管理 ・個人情報が記載された媒体の適切な処理を徹底 ・個人情報漏洩保険に加入 6       資金繰り関連 ①   有利子負債への依存度が高い   中   低   ・有利子負債への依存度が高い(2026年2月末現在の有利子負債残高1,656百万円、負債・純資産合計に占める割合は33%) ・有利子負債には変動金利のものが存在 ・金利は上昇傾向にある   ・市場金利が上昇した場合に支払利息が増加   ・キャッシュ・フローを改善し有利子負債の削減を図る 7       関係会社関連 ①   新規に連結子会社化した関係会社の業績管理   中   中   ・新規に連結子会社化した関係会社の業績管理が想定通り進捗せず、業績が事業計画を下回る可能性がある   ・売上高の減少 ・利益の減少   ・早期に管理を強化し、事業計画の達成を図る ②   新規に連結子会社化した関係会社の資金繰り   中   中   ・新規に連結子会社化した関係会社の資金繰りが悪化し、当社からの資金支援が必要となる可能性がある   ・当社の現預金水準の低下   ・キャッシュ・フローの改善を図る ・資金管理の精緻化・効率化
経営成績の分析 (MD&A)5,626字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況は次の通りであります。 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げの動きや訪日外国人旅行者数の増加など前向きな動きがみられましたが、不安定な国際情勢や米国の通商政策等の影響により、景気の先行きは引き続き不透明です。 外食業界におきましては、雇用・所得の改善に伴う消費者の外食需要の増加や、インバウンド需要の拡大による回復傾向が続いております。しかしながら、人材不足や物価上昇等が継続していることに加え、日中関係や中東情勢の不安定化がインバウンド需要に与える影響も懸念されるなど、事業環境は引き続き厳しい状況です。 このような状況の下、当社グループは、高付加価値化、インバウンド需要の取り込み、和食事業の強化、カジュアルイタリアン事業の展開、そして人材不足・コスト高騰への対応といった課題に取り組んでまいりました。 当連結会計年度におきまして、売上高は堅調に推移いたしました。既存店の売上高は、夏場の伸び悩みはあったものの、インバウンド需要の増加等により全般に好調であり、また、前年に新規に出店した店舗が通期で貢献した結果、当連結会計年度の売上高は、前年同期を上回りました。利益面におきましては、人材の確保及び育成にかかる費用や販促費用の増加はありましたが、前年同期に計上した、大型店の全面改装に伴う費用が剥落したこと、増収の効果等により、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は前年同期を上回りました。しかしながら、今後の回収可能性に鑑み繰延税金資産を取り崩したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期を下回りました。 これらの結果、売上高は13,046百万円(前年同期比7.6%増加)、営業利益は249百万円(前年同期比109.5%増加)となりました。また、営業外収益として持分法による投資利益56百万円を計上したこと等により、経常利益は345百万円(前年同期比39.1%増加)となりました。特別損失として減損損失80百万円を計上したこと、法人税等調整額55百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は205百万円(前年同期比21.3%減少)となりました。 当連結会計年度におけるセグメントの状況は次の通りです。 a.XEXグループ 「XEX」をはじめとする高級レストラン事業であるXEXグループにつきましては、引き続き、高付加価値化の方針のもとでブランド力向上のための企画や、インバウンド需要の取り込みに取り組んでまいりました。夏場は来店客数の伸び悩みもありましたが、前年に新規に出店した店舗が貢献したほか、前年、改装のために一部の期間休業した店舗が当連結会計年度は通常営業を行ったことにより、売上高は前年同期を上回って推移いたしました。増収効果に加え、前年の新規出店及び改装にかかる費用が剥落したことにより、営業利益も前年同期を上回りました。 この結果、当連結会計年度の同グループの売上高は5,364百万円(前年同期比9.6%増加)、営業利益は534百万円(前年同期比28.0%増加)となりました。当連結会計年度の新規出店、閉店はなく、店舗数は直営店10店舗となりました。 b.カジュアルレストラングループ カジュアルレストラングループにつきましても、付加価値の向上と客単価の引き上げに努めてまいりました。イートインの営業につきましては、客単価引き上げと、前年に新規に出店した店舗の寄与により、売上高は前年同期を上回って推移いたしました。デリバリーの営業につきましても、外部サービスの活用によって件数が増加したことにより、売上高は前年同期を上回って推移いたしました。 この結果、当連結会計年度の同グループの売上高は7,681百万円(前年同期比6.3%増加)、営業利益は860百万円(前年同期比19.2%増加)となりました。 店舗の状況につきまして、2025年3月にFC店「SALVATORE CUOMO Cafe mozoワンダーシティ」、同5月に直営店「SALVATORE CUOMO Cafe 福岡空港」、同11月に「OSTERIA SALVATORE 札幌」を、それぞれ新規に出店いたしました。また、FC店「SALVATORE CUOMO & BAR 浦安」は直営化して改装し、2025年8月に「Tavernetta Salvatore 浦安」としてリニューアルオープンいたしました。直営店「SALVATORE CUOMO & BAR 柏」はFC企業に売却いたしました。直営店「PIZZA SALVATORE CUOMO サブナード」は商業施設のテナント変更に伴い閉店いたしました。これらの結果、店舗数は直営店38店舗、FC店31店舗となりました。 c.その他の事業 その他の事業は、人材派遣事業(ただし同事業は休眠中)により構成されております。当連結会計年度の同グループの売上高は-百万円(前年同期は売上高-百万円)、営業損失は2百万円(前年同期は営業損失2百万円)となりました。 財政状態につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて257百万円増加し、5,082百万円となりました。 流動資産合計は2,682百万円となり、前連結会計年度末に比べ62百万円増加しました。これは主として、売上高の増加による売掛金の増加87百万円等によるものです。 固定資産合計は2,400百万円となり、前連結会計年度末に比べ195百万円増加しました。これは主として、新規出店及び店舗設備の改装・維持更新工事を行ったこと等による建物及び構築物の増加135百万円並びに2026年3月出店予定店舗の固定資産取得に伴う建設仮勘定の増加91百万円、持分法による投資利益計上による投資有価証券の増加56百万円等によるものです。 流動負債合計は1,763百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円増加しました。これは主として、借入の実施による短期借入金の増加49百万円、返済による1年内返済予定の長期借入金の減少93百万円、店舗の改装・維持更新工事実施や営業活動の活発化等による未払金の増加23百万円等によるものです。 固定負債合計は2,435百万円となり、前連結会計年度末に比べ27百万円増加しました。これは主として、資産除去債務の増加34百万円等によるものです。 純資産合計は883百万円となり、前連結会計年度末に比べ205百万円増加しました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上205百万円等によるものです。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は1,535百万円となり、前連結会計年度の期末残高と比較して2百万円増加いたしました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、505百万円の収入超過(前連結会計年度は290百万円の収入超過)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益264百万円に減価償却費201百万円、減損損失80百万円を加味した上で、売上高の増加による売上債権の増加87百万円、未払消費税等の増加18百万円、営業活動の活発化に伴う未払金の増加25百万円、仕入債務の増加10百万円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは428百万円の支出超過(前連結会計年度は316百万円の支出超過)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出457百万円、貸付金の回収による収入80百万円、敷金及び保証金の差入による支出43百万円等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、75百万円の支出超過(前連結会計年度は232百万円の支出超過)となりました。これは、長期借入金の返済による支出369百万円、長期借入れによる収入250百万円等があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 a.生産実績及び受注実績 当社グループは、店舗に来店した顧客の注文に基づき飲食物を提供する飲食事業を営んでいるため生産実績及び受注実績は記載しておりません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) XEXグループ(千円)   1,463,721   108.0 カジュアルレストラングループ(千円)   1,866,653   102.9 その他の事業(千円)   -   - 合計(千円)   3,330,374   105.1 (注)1 金額は、仕入価格によって表示しております。 2 セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) XEXグループ(千円)   5,364,613   109.6 カジュアルレストラングループ(千円)   7,681,652   106.3 その他の事業(千円)   -   - 合計(千円)   13,046,266   107.6 (注)1 金額は、販売価格によって表示しております。 2 セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、連結会計年度末における資産、負債の金額、及び連結会計年度における収益、費用の金額に影響を与える重要な会計方針及び各種引当金等の見積り方法につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りであります。また、当社グループは重要な会計上の見積りとして固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性等を識別しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.当連結会計年度の経営成績等の分析 当社グループは、前連結会計年度に引き続き、提供する付加価値を高めて客単価を引き上げる取り組みを進め、生産性の改善を図ってまいりました。 当連結会計年度において、売上高は、全体として堅調に推移いたしました。既存店の売上高は、夏場の伸び悩みはあったものの、インバウンド需要の増加等により全般に好調であり、また、前年に新規に出店した店舗が通期で貢献した結果、当連結会計年度の売上高は、前年同期を上回りました。 売上高の動向を時間帯別に見ますと、XEXグループ、カジュアルレストラングループともに、ランチの売上高が成長を牽引する傾向が継続しております。ランチブッフェなど高付加価値の商品導入による客単価の引き上げが奏功しております。また、当連結会計年度においては、カジュアルレストラングループで行っているデリバリー営業の売上が大きく伸長いたしました。外部配送サービスの活用を進めたことにより、件数が増加いたしました。一方、XEXグループのバー業態につきましては、コロナ下で減少した客数が戻らず、売上も回復しない状況が続いております。この傾向については今後も大きく変わらないものと見込んでおり、引き続きランチ売上の確保に取り組むとともに、ディナーについて、客単価引き上げや、インバウンドの集客強化に注力し、売上増を図ってまいります。 上記の通り、既存店については客単価の引き上げ、デリバリー売上の増加、新規店舗の貢献等により、前年同期比での増収を確保することができました。売上を獲得するためのコスト(予約媒体手数料、デリバリー媒体手数料等)の増加や、人材不足を補うための外部サービス関連費用(派遣人件費、配送委託手数料等)の増加はありましたが、前連結会計年度に計上した、大型店の全面改装に伴う費用が剥落したこと、増収の効果等により、営業利益は前年同期を上回りました。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費、人件費及び店舗支払家賃等の営業費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、新規出店及び既存店の改装等であります。したがいまして、運転資金と設備投資資金については営業キャッシュ・フローで充当するとともに、必要に応じて金融機関等からの借入れやリース会社に対するセール・アンド・リースバック取引による資金調達を実施し充当しております。また、安定的な経営を続けるために必要な流動性の確保と金融情勢とを勘案し、資金調達を行っていく方針です。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。