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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ヒマラヤ

HIMARAYA Co.,Ltd.7514 · Standard · 小売業

概要

ヒマラヤは1976年に岐阜県岐阜市でスキー用品販売を目的に創業したスポーツ用品小売企業である。売上高の約65%を一般スポーツ用品が占め、ゴルフ・アウトドア・スキーなどの季節商品も扱う。2025年8月期の連結売上高は604億円、店舗数は全国101店舗、従業員数は721人。子会社にECのフルフィルメント業務を担うコアブレイン株式会社を持ち、非連結子会社に米国のHIMARAYA USA, INC.がある。

一般スポーツが売上の約65%を占める品揃え

ヒマラヤの販売する商品は一般スポーツ用品、ゴルフ用品、アウトドア用品、スキー・スノーボード用品の4区分に大別される。2025年8月期の仕入高構成比(連結ベース)は一般スポーツが65.7%と最も高く、以下ゴルフ16.8%、アウトドア10.9%、スキー・スノーボード4.7%と続く。一般スポーツには部活動向けのアパレル・シューズ・用具に加え、ランニングシューズやタウンシューズなど日常用途の商品も含む。ゴルフ用品はシューズやキャディバッグ、計測機器などの小物が好調だが、アパレルは天候の影響を受けやすい。アウトドアはトレッキング用品が堅調な一方、キャンプ用品の需要回復が遅れている。

100店舗超のリアル店舗とECの二軸展開

2025年8月末時点の店舗数は101店舗、売場面積は219,506㎡で前期比6,679㎡増加している。出退店は同年度に3店舗出店、1店舗退店とネット増加。全店舗が国内に所在し、本社を岐阜県岐阜市に置く。EC事業は子会社コアブレインが受注・梱包・発送などのフルフィルメント業務を担い、EC専売品やリユース商品の拡充を進めている。リアル店舗とECの連携(OmoB)を強化し、SNS経由の購買など多様化するタッチポイントに対応する方針である。

三菱商事との提携解消後も独自路線を模索

ヒマラヤは2011年10月に三菱商事と資本業務提携を結び、商品調達や店舗開発で協力関係にあった。しかし2021年3月に同提携を解消し、以降は自主路線での成長を志向している。解消後も売上高は600億円前後で推移しており、大きな構造変化は起きていない。一方で2023年10月には東証プライム市場からスタンダード市場へ上場区分を変更しており、資本効率の改善やコーポレート・ガバナンス強化への意識の高まりがうかがえる。

連結子会社のコアブレインがEC物流を支える

連結子会社コアブレイン株式会社(2017年2月設立)は、ヒマラヤのインターネット販売におけるフルフィルメント業務を受託している。具体的には受注、梱包、発送、代金回収、顧客管理、問い合わせ対応などの一連の業務を担う。これによりヒマラヤは物流機能を分離し、EC事業の効率化を図っている。非連結子会社には米国のHIMARAYA USA, INC.(1991年設立の有限会社ヒマラヤから派生か?)があるが、連結業績への影響は僅少と開示されている。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
604億円
営業利益
3億円
営業利益率
0.5%
純利益
0億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

一般スポーツ用品の幅広いカバーと部活動需要

一般スポーツ分野では、アパレル、シューズ、用具類を広く扱う。2025年8月期の仕入高は262.7億円で全体の65.7%を占める。特に部活動関連の需要が堅調で、ランニングシューズやタウンシューズの好調が全体を押し上げた。一方でアパレルは秋の残暑や春先の寒暖差の影響で季節感のある商品の需要が抑制される時期があった。同社は価格競争力強化のため商品構成の見直しを進めており、在庫コンディションの改善が売上総利益率の回復に寄与している。

ゴルフ・アウトドア・スキーの季節商材

ゴルフ用品の仕入高は67.1億円(構成比16.8%)で、シューズやキャディバッグ、計測機器などの小物類が好調だが、アパレルが天候に左右されやすい。アウトドアは43.7億円(10.9%)で、トレッキングアパレルは堅調だがキャンプ用品の回復が遅れている。スキー・スノーボードは18.6億円(4.7%)と規模は小さいが、冬季の気温低下による需要の高まりがあった。これらの季節商品は天候リスクが高く、収益の変動要因となっている。

自社オリジナルブランドとECチャネル拡充

ヒマラヤは「お客様起点のオリジナルブランド開発」を経営戦略の一つに掲げ、独自商品の企画・開発力を強化している。EC事業では子会社コアブレインがフルフィルメントを担い、EC専売品やリユース商品も取り扱う。2025年8月期にはEC専用物流センターの効率化を進め、収益性の向上を図った。リアル店舗とECの融合を進め、SNSを活用した購買接点の拡大にも取り組む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ゴルフ用品専門で中位、低迷続く

ヒマラヤはゴルフ用品の専門小売チェーンを展開する中堅企業。業績を見ると、2023年8月期から2025年8月期にかけて売上高は602億円→604億円とほぼ横ばいだが、営業利益率は0.51%から0.5%と低水準で推移しており、収益力が弱い。業界内では、光フードサービスやトライアルホールディングスといった他業態の小売チェーンが存在するが、ゴルフ専門という特性から差別化は可能。しかし、ゴルフ人口の減少や他チャネル(ネット通販)との競合が課題。同業のまんだらけとは顧客層が異なり、直接の競合は少ないが、小売業全体としての競争は激しい。

強み

  • ゴルフ用品に特化し、品揃えと知識で顧客ニーズに応える。
  • 全国に店舗を持ち、実物確認・試打が可能な強みがある。
  • ゴルフ愛好家の固定客が多く、一定程度の需要を確保。
  • ゴルフ専門店としてのブランドが確立され、信頼を得ている。

課題

  • 営業利益率が0.5%と極めて低く、コスト構造の改善が必要。
  • ゴルフ人口の減少により、市場全体が縮小傾向にある。
  • ECサイトとの価格競争が激しく、店舗販売の優位性が低下。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がヒマラヤ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19823マミーマートホールディングス110億円9.4倍
27134アップガレージグループ109億円13.9倍
39950ハチバン106億円169.5倍
43353メディカル一光グループ106億円8.3倍
53538ウイルプラスホールディングス106億円8.4倍
67514ヒマラヤ105億円
73083スターシーズ104億円136.3倍
83080ジェーソン104億円
93560ほぼ日102億円11.0倍
102798ワイズテーブルコーポレーション99億円48.2倍
117610テイツー97億円10.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

1976年創業から合併を経て株式会社化まで

1976年4月、岐阜県岐阜市にスキー用品および一般スポーツ用品の販売を目的とする有限会社岐阜ヒマラヤが設立される。1982年5月には形式上の存続会社となる株式会社クリーンコンサルタントを設立し、1991年8月に有限会社ヒマラヤへ商号変更、同時に株式会社へ組織変更した。1989年3月にゴルフ用品専門の株式会社ゴルフパークヒマラヤを設立し2店舗を出店。1993年4月、額面変更のためクリーンコンサルタント(同日株式会社ヒマラヤに商号変更)がゴルフパークヒマラヤと実質上の存続会社(旧有限会社ヒマラヤ)を吸収合併し、現在の株式会社ヒマラヤが成立した。

1996年店頭登録から東証名証二部上場へ

1996年9月、当社株式を日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。1999年12月には東京証券取引所および名古屋証券取引所の第二部に上場を果たす。その後2012年5月に東証・名証とも第一部へ指定替えとなり、株式市場での評価が高まった。2022年4月の市場区分見直しではプライム市場および名古屋プレミア市場に移行したが、2023年10月に東証プライムからスタンダード市場へ変更を選択し、現在に至る。

子会社を通じたEC事業とゴルフ事業の再編

2000年9月、子会社株式会社イー・エス・プログレスを設立(のちに株式会社eSPORTS、さらに株式会社モトスに名称変更)。同社はEC関連事業を担ったが、2008年8月に主な事業をグローバル・ブレイン株式会社が新設した別会社に譲渡し、2009年3月に清算した。2011年7月には株式会社ビーアンドディーの全株式を取得して子会社化したが、2017年12月にRIZAP株式会社へ全株式を譲渡。これら一連の子会社売買は、事業ポートフォリオの見直しを反映している。

三菱商事との提携と終結(2011年~2021年)

2011年10月、三菱商事株式会社と資本業務提携を締結。提携の目的は商品調達力の強化や店舗開発の加速にあったと考えられるが、具体的な成果は開示されていない。2021年3月に同提携を解消。解消後もヒマラヤは独立した事業運営を続けている。三菱商事との関係は約9年半続き、その間売上高は2012年8月期616億円から2021年8月期621億円とほぼ横ばいで推移した。

2020年代の市場区分変更と収益改善への課題

2022年4月の東証市場再編によりプライム市場に移行したが、2023年10月にスタンダード市場へ変更。この背景には、プライム市場に求められる高い流動性やガバナンス基準への適合負担があったと推測される。2025年8月期の売上高は604億円と前期比3.3%増だが、営業利益は3億円(前期比7.3%減)と低水準。同社は中期経営計画で収益基盤の再構築を掲げ、主力店の大規模リニューアルやEC専売品の拡充に取り組んでいる。

年表22件を開く

1970年代

  • 1976年4月創業岐阜県岐阜市にスキー用品および一般スポーツ用品の販売を目的とする「有限会社岐阜ヒマラヤ」(1991年8月に「有限会社ヒマラヤ」に商号変更)を設立。

1980年代

  • 1982年5月創業形式上の存続会社「株式会社クリーンコンサルタント」(1993年1月「株式会社ヒマラヤ」に商号変更)を設立。
  • 1989年3月創業ゴルフ用品の販売を目的として、「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」を設立し、以降2年間に2店舗を出店(1993年4月「株式会社ヒマラヤ」(形式上の存続会社、本店所在地 岐阜県各務原市)に吸収合併される)。

1990年代

  • 1991年8月「有限会社ヒマラヤ」を「株式会社ヒマラヤ」に組織変更。
  • 1993年4月M&A額面変更のため、「株式会社ヒマラヤ」(旧社名 株式会社クリーンコンサルタント、形式上の存続会社)が「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」と「株式会社ヒマラヤ」(実質上の存続会社)を吸収合併。
  • 1993年7月岐阜県岐阜市江添一丁目1番1号に「本社」を移転。
  • 1996年9月当社株式を日本証券業協会へ店頭登録銘柄として登録。
  • 1999年12月上場当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第二部へ上場。

2000年代

  • 2000年9月子会社「株式会社イー・エス・プログレス」を設立(2003年4月「株式会社eSPORTS」に名称変更)。
  • 2001年6月商号変更決算期を3月31日から8月31日に変更。
  • 2008年8月子会社「株式会社eSPORTS」(2008年9月「株式会社モトス」に名称変更)の主な事業を、2008年8月31日にグローバル・ブレイン株式会社が同年7月に新たに設立した株式会社 eSPORTSに譲渡。
  • 2009年3月子会社「株式会社モトス」の清算結了。

2010年代

  • 2011年7月M&A株式会社ビーアンドディーの全株式を取得し子会社化。
  • 2011年10月三菱商事株式会社と資本業務提携を締結。
  • 2012年5月上場当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第一部へ上場。
  • 2017年2月子会社「コアブレイン株式会社」を設立。
  • 2017年9月東京都世田谷区に東京オフィスを開設。
  • 2017年12月子会社「株式会社ビーアンドディー」の全株式を、2017年12月28日にRIZAP株式会社に 譲渡。

2020年代

  • 2021年3月三菱商事株式会社と資本業務提携を解消。
  • 2021年6月東京都新宿区に東京オフィスを移転。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行。
  • 2023年10月上場東京証券取引所での上場市場の変更を選択申請し、プライム市場からスタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • EC売上高300億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益基盤の再構築と店舗販売力強化

    中期経営計画の最終年度を足場固めの期と位置付け、主力店の大規模リニューアルを軸に、既存店収益力向上とEC事業拡大を加速する。店舗とデジタルを融合し高付加価値な購買体験を提供するとともに、店舗運営の効率化により収益性向上を図る。

  2. 02

    商品力の強化とプライベートブランド拡大

    専門性向上と仕入先との連携強化で市場変化に即応し、お客様起点の最適な商品構成を実現。PBは専任部署設置と生産管理体制強化により、購入しやすい価格設定とブランド価値向上で規模拡大を目指す。粗利率改善のための在庫管理も強化する。

  3. 03

    EC販売力の強化と新規チャネル開拓

    店舗とECのシームレス化、自社アプリ連携による体験サービス向上に取り組む。新EC専用物流センター稼働で効率改善、EC専売品拡充やリユースビジネスなど新カテゴリー開拓によりEC売上300億円体制を構築する。

  4. 04

    人材の強化と組織風土の醸成

    人事戦略『HIMARAYA3.0』に基づき、公正な評価と教育研修充実で全従業員の成長を促進。多様な高度専門人材の確保・育成、キャリアパス多様化、多様性を尊重する社風醸成に取り組む。

  5. 05

    新規事業の開発と気候変動対策

    スポーツ領域に加え、ライフスタイル領域・健康領域へ積極投資し新たな成長シナリオを構築。また、2050年までに自社グループの温室効果ガス排出量をネットゼロにするカーボンニュートラル宣言に基づき削減活動を実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で721人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は500万円で、9期前と比べて0.4%平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は13.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月1,086
2017年8月1,044
2018年8月769
2019年8月50237.411.9685
2020年8月49437.611.9699
2021年8月47938.012.3695
2022年8月51737.611.9744
2023年8月50138.012.3749
2024年8月48838.813.173041
2025年8月50039.613.772142

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率68.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
既存店舗 101店舗 — 岐阜県岐阜市他8,914百万円
本部関係 — 岐阜県岐阜市他1,171百万円
賃貸店舗 — 長野県松本市18百万円
主な関係会社
  • 国内
    コアブレイン株式会社
    神奈川県 相模原市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は604億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.2%、利益が+0.0%。

売上高
+3.2%
604億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
0.5%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高620億円604億円
営業利益4億円3億円
純利益3億円0億円
1株あたり配当¥26¥26

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は162億円、営業利益は3億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+8.0%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q15831.92
2023年4Q150−4
2024年1Q135−1−0.71
2024年2Q14610.70
2024年3Q15021.31
2024年4Q15410.60
2025年2Q28810.30
2025年4Q31620.60
2026年2Q290−2−0.7−2
2026年3Q16231.92

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は616億円から604億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は0.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第一部へ上場。
2012年8月616219
2013年8月6602712
2014年8月691229
2015年8月7242512
2016年8月72111−5
子会社「コアブレイン株式会社」を設立。
2017年8月729134
2018年8月680137
2019年8月666106
2020年8月577−3−8
2021年8月6212214
2022年8月5892414
東京証券取引所での上場市場の変更を選択申請し、プライム市場からスタンダード市場に移行。
2023年8月602116
2024年8月585340.52
2025年8月604340.50

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高604億円のうち、営業利益として残るのは3億円0.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.9%392億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.6%209億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.5%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
35.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.2pt
0.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.5pt
0.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが4億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は37億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月1−1812−1746
2013年8月19−21−2−242
2014年8月3−140−1131
2015年8月19−12−8730
2016年8月0−1416−1431
2017年8月47−11−223646
2018年8月29−13−151647
2019年8月−7−4−10−1126
2020年8月0−276−299
2021年8月69−1−2968138
2022年8月8−12−37−497
2023年8月0−22−30−2244
2024年8月10−5−7541
2025年8月4−2−6237

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は347億円。このうち返さなくてよい自己資本が163億円で、自己資本比率は47.1%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月34611822834.1
2013年8月36512823735.2
2014年8月36713523236.7
2015年8月38314723638.4
2016年8月38613625035.4
2017年8月37613923736.9
2018年8月35114520641.3
2019年8月33714818943.9
2020年8月38113924236.5
2021年8月40015124937.8
2022年8月38316222142.3
2023年8月35516618946.7
2024年8月34716518347.4
2025年8月34716318347.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
37億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
94億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
183億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
52
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率1 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中65位あたり、逆に低いのはROE322社中289位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
47.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥853で、1年前と比べて+1.9%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥853-0.2%1ヶ月-1.1%1年+1.9%時価総額105億円
過去52週の値幅
安値¥835高値¥898

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)32.8倍
PBR0.66倍
配当利回り3.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に878円と、7月6日866円から約1.4%上昇。52週高値900円に接近し、年初来+2.5%と小幅ながら堅調。25日線874円を0.5%上回り、75日線860円も上回る。直近では8月17日に883円と高値を更新、出来高は6千株前後と小動き。RSI58.1と中立圏で、週足では右肩上がり。ただし、出来高が薄く、買い材料は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

予想PERは33.7倍と業界平均40.12倍を下回るが、PBRは0.68倍と低く、ROEは0.1%と極めて低い。配当利回りは2.96%で平均12.73%を大きく下回る。直近の純利益はほぼゼロで収益力の弱さが目立つ。割安感はあるが、業績が低迷しており投資妙味は限定的。配当性向は163.3%と高く、無理な還元の可能性も懸念される。

指標この会社業種平均
PER (予想)32.8倍
PBR0.66倍2.44倍
ROE0.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

スポーツ用品専門店は、競争激化とECシフトで苦戦が続く。強気派は、健康志向の高まりによる需要拡大と、店舗体験を活かした差別化に期待する。弱気派は、競合との価格競争や、オンライン販売への対応遅れで収益性が悪化していると指摘する。直近の減益傾向が続くかどうかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 健康志向の追い風

    国内でスポーツ・フィットネス需要は長期的に拡大と予想。

  • 実店舗の強み

    試着や体験が重要で、店舗での顧客接点を活かせる。

  • 低PBRで割安感

    PBRは0.68倍と解散価値割れの水準にある。

  • PBR0.68倍の資本効率改善による修正不定影響

    PBR0.68倍と低く、資産価値に比べ株価が割安

  • 営業利益率1%回復で利益倍増の感応度通年影響

    売上高604億円・営業利益3億円。利益率1%になれば6億円

  • 予想PER33.7倍は利益回復を見込む決算発表後影響

    実績PERが算出困難な中、予想PER33.7倍は来期増益前提

  • 配当利回り2.96%の下支え継続影響

    株価878円で配当利回り2.96%とインカム需要

マイナスに働く材料7
  • 収益が低迷

    営業利益率は0.5%とほぼ採算ライン。

  • 競争が激化

    大型量販店やネット通販の台頭で価格競争が厳しい。

  • 株主還元が手薄

    配当性向は高いが、業績悪化で減配リスクもある。

  • 純利益6→2→0億円と3期連続減益通年影響

    純利益は2023/8期6億円から2025/8期0億円へ減少

  • 営業利益率0.5%と極低収益継続影響

    営業利益3億円・売上高604億円で利益率0.5%

  • 純利益ゼロで配当原資の懸念次回株主総会影響

    配当利回り2.96%維持も純利益0億円では還元余力低下

  • 外国人保有1.09%の低流動性不定影響

    外国人保有1.09%と低く、需給悪化時に売り圧力

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の集客力と客単価の動向を測る。
粗利益率
値引き競争の影響が利益率に表れるため。
在庫回転率
季節商品の在庫管理が収益性に直結する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.05%。

年間配当
¥26
1株あたり
配当利回り
3.05%
いまの株価に対して
配当性向
163.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月20
2017年8月200.052.8
2018年8月200.030.6
2019年8月200.043.0
2020年8月15−25.0
2021年8月2566.721.8
2022年8月250.021.5
2023年8月264.056.1
2024年8月260.0163.3
2025年8月260.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ16,658人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.3%を占め、残る49.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他36.934.141.042.046.048.4
事業法人41.840.839.239.339.339.2
金融機関19.320.117.315.613.211.0
外国法人1.83.61.71.31.11.0
自己株式0.00.00.50.30.00.3
証券会社0.31.40.71.80.40.2
外国人個人0.00.00.10.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01株式会社コモリホールディングス33.33
02株式会社大垣共立銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.10
03株式会社十六銀行3.93
04小森裕作2.96
05株式会社電算システム2.44
06ヒマラヤ従業員持株会2.12
07小森温子1.92
08小森一輝1.40
09株式会社トーカイ1.22
10小田加奈代1.16
11木島あすか1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−99%、1株純資産は14期で+39%。直近期のROEは0.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月749578.07.924.6
2013年8月991,0439.913.215.8
2014年8月761,0937.113.821.4
2015年8月1011,1938.810.717.5
2016年8月−411,107−3.5
2017年8月351,1283.127.152.8
2018年8月591,1765.116.630.6
2019年8月481,1994.016.643.0
2020年8月−641,129−5.5
2021年8月1151,2279.710.921.8
2022年8月1171,3209.28.321.5
2023年8月481,3503.619.656.1
2024年8月171,3381.253.5163.3
2025年8月11,3290.1963.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/8期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小田学代表取締役社長 兼CEO556,000
三井宣明取締役管理本部長 兼CFO5613,000
小森一輝取締役42172,000
今井美香取締役63
川村祥之取締役(常勤監査等委員)702,000
都筑直隆取締役(監査等委員)67
鈴木友美取締役(監査等委員)45
佐藤大悟40
松野尚志取締役701,000

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)58499419
監査等委員3993
社外取締役1333
社外取締役2332

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容423字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団等の概況 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社および連結子会社1社ならびに非連結子会社1社により構成されております。 当社はスポーツ用品の販売等を、コアブレイン株式会社はフルフィルメント事業を主な内容として事業活動を展開しております。 連結子会社のコアブレイン株式会社は、当社のインターネット販売業務におけるフルフィルメント業務の一部を請け負っております。 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありません。 事業系統図は以下のとおりであります。 コアブレイン株式会社の主要事業である「フルフィルメント事業」とは、インターネット販売において、受注、梱包、発送、受け渡し、代金回収、顧客管理、問合せ対応等、一連の業務を行うものであります。 (注)非連結子会社であるHIMARAYA USA,INC.については、連結業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題3,554字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、お客様第一主義の経営理念のもと、『「独自の企業活動を通じて、あらゆるボーダーを超えたスポーツ文化の定着と発展を図ること」「多様化するライフスタイルにおけるスポーツの役割を考え続けること」「お客様に最適な商品・サービスを提供すること」「スポーツと商品に対する知識と技術を高め続けること」』をミッションとして、競技場面だけでなく日常生活のあらゆる場面で、スポーツを通じて人々の人生をより豊かにする存在であることを目指しております。 潜在的なニーズも含め、お客様から本当に求められる商品およびサービスの追求と、当社を支える従業員のウェルビーイングの向上への取り組みを通じて、環境変化に対応しながら、スポーツを通じて独自の価値を提供し続けることにより、持続的な株主価値の向上に努めてまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、『スポーツとウェルビーイングをデザインする』ことをパーパスとして、日常生活におけるスポーツの位置づけや定義が多様化していく中で、顧客ニーズの変化に対応しながら、事業領域の拡大を通じた持続的な成長を目指しております。 次の3つの視点を持ちながら、スポーツ専門店としての強みを活かし、高い専門性と顧客との信頼関係を持つ自社スタッフからボトムアップされる様々なアイデアを、質の高い商品、サービスとして提供していくことで、他社との差別化を図ってまいります。 ・ヒマラヤはスポーツを「生活の一部」として扱い、サービスを提供する ・ヒマラヤは商品やサービスを「単に売る」のではなく、「独自の価値」を付加していく ・ヒマラヤは生活に密着したお客様起点の「オリジナルブランド」を開発していく スポーツ用品小売市場は、メーカーと消費者の直接取引や他業種の参入等の影響から、今後厳しさが増すことは明白であり、このような環境の中で当社がさらに同市場におけるプレゼンスを高めていくためには、新規出店、商品開発、M&A、海外戦略等、様々な角度から取り組む必要があります。 これらの戦略を着実に実現していくために、当社グループの経営ビジョン『スポーツと健康を通じて世界中の人々の豊かなライフスタイルに貢献する』に基づき、当社の事業領域を「スポーツ領域」「ライフスタイル領域」「健康領域」の3領域に分類し、スポーツ用品販売事業の中で培ったリアル店舗・EC事業の運営ノウハウ、オリジナル商品の企画・開発力を軸として、これら、それぞれの領域での新しい成長シナリオの構築に取り組んでまいります。 国内:EC専売や新業態(小型店など)の開発、飲食や健康美をテーマとした商品・サービスの開発および提供など 海外:自社ブランド商品の輸出や越境EC等を通じた海外への販路拡大など 経営基盤の拡充のための取り組みとしては、持続的成長可能な組織体制の構築に向けて、人事戦略『HIMARAYA3.0』を通じて、従業員の主体性と成果の向上を実現する組織風土を醸成し、次世代経営者育成を含めた全ての従業員の成長と活躍を促すとともに、従業員の業績貢献に対する還元強化に努めてまいります。また、サステナビリティへの取り組みやコーポレート・ガバナンスの強化に努めることにより、企業価値の向上を目指してまいります。 (3)経営環境 当社グループは、スポーツ、レジャー用品の販売を主たる事業とする株式会社ヒマラヤと、インターネット販売におけるフルフィルメント事業を行う子会社コアブレイン株式会社で構成されております。 当社グループが属するスポーツ用品小売市場は、従来からの国内市場の少子高齢化問題やお客様の購買行動の変化への対応等の課題に加え、今般の物価高騰の中での損益構造の改善も急務となっております。 競合環境については、従来の同業他社に加え、メーカーによる自社ECサイトでの直販、衣料を中心とした商品群についての異業種からの市場参入などの動きも顕著となってきております。 販売チャネルについては、SNSなどを介した購買意思決定プロセスの多様化が進んでおります。リアル店舗、EC店舗それぞれの強みを活かし、効果的なタッチポイントを増やすことが重要となります。 (4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 わが国の今後の経済状況は、景気の回復が緩やかに進むと思われます。一方、世界経済では、米国の関税政策や欧州経済、中国経済の減速等の不確実性の高まりによる金融資本市場の変動リスク、国内の物価上昇の継続や実質賃金の下落による消費行動への影響など、小売業を取り巻く環境は不透明な状況が続くと予想されます。 この様な環境下において、当社グループは、中期経営計画策定時において想定していた前提条件と大きく異なる状況となったことから、事業環境等を総合的に勘案し、最終年度(2026年8月期)の数値計画を修正いたしました。 中期経営計画の最終年度である2026年8月期は、スポーツ小売業としての基本に立ち返り、収益基盤の再構築を目指す足場固めの期と位置付け、主力店(7店舗)の大規模リニューアルを主軸とした店舗主体の販売力の強化に努めながらも、長期的な成長に向けて、以下を重点事項として取り組んでまいります。 ①本質的な競争力の強化 中期経営計画の重点戦略目標として、既存店の収益力向上とEC事業拡大の加速を通じて、目標利益の達成を目指すとともに、持続的な成長に向けて出店力の強化を図ってまいります。また、中長期的な成長余地の拡大に向けて、お客様のニーズに沿った独自商品の開発力強化と新事業領域の開拓を推し進めてまいります。 ②店舗販売力の強化 リアル店舗の強化に向けた店舗運営戦略においては、当社の強みであるヒマラヤの人材と、お客様を起点としたデジタルとの融合により、高付加価値なお買い物体験の提供と店舗収益の強化を図ってまいります。店舗およびオンラインを通じて、お客様一人ひとりにあった価値ある購入体験を提供することを目指すとともに、店舗のスリム化および効率化を通じた店舗運営における生産性の改善により収益性の向上を図ってまいります。 ③商品力の強化 担当者の専門性を高め、仕入先企業との密なコミュニケーションを通して、市場のトレンド変化に即応し、お客様起点の最適な商品構成を目指します。 PB(プライベートブランド)については、専任部署の設置と生産管理体制の強化を行い、お客様が購入しやすいプライスラインの実現とブランド価値を高めることにより、規模の拡大を図ってまいります。加えて、粗利率の改善に向けた在庫管理の強化に努めてまいります。 ④EC販売力の強化 EC事業の規模拡大と収益性の向上の両立に向けて、店舗・ECのシームレス化の促進と自社アプリと連動した体験サービスの向上に取り組むとともに、EC売上300億円の体制構築に向けた、新EC専用物流センターの稼働開始による効率の向上、EC専売品の拡充およびリユースビジネス等を活用した新規カテゴリーの開拓を目指しております。 ⑤人材の強化 当社グループでは、全従業員の活躍の実現と多様性の尊重を目指した人事戦略に基づき、人材の育成、多様な人材の確保、組織を支える施策の3つの視点を中心に取り組みを行っております。 全ての従業員をスキルとマインドの両面から公正に評価し、各人の能力発揮の機会の提供と、教育・研修制度の充実によって人の育成を図ることを基本方針として、多様な高度専門人材の確保と育成に努めております。 さらに、これらを支える制度・インフラの整備、およびキャリアパスの多様化への対応に努めるとともに、様々な視点での多様性の実現に向けた各人の個性を尊重した社風の醸成に取り組んでまいります。 ⑥新規事業の開発および収益化 当社グループでは、現状の主力事業であるスポーツ用品事業を含むスポーツ領域に加えて、ライフスタイル領域、健康領域にも積極的な投資を行い、新たな成長シナリオの構築に努めてまいります。 ⑦気候変動問題に対する取り組み(カーボンニュートラル宣言) 当社グループは、全世界で加速する温室効果ガス削減等の社会課題解決に向け、カーボンニュートラルを目指した取組みを実施して、自社グループの温室効果ガス排出量を、2050年までにネットゼロにすることを宣言し、事業活動を通じて温室効果ガスの削減活動に取組んでまいります。
事業等のリスク1,646字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)気象状況による売上変動リスク 当社グループが取り扱うスポーツ用品の販売は、気象状況による影響を受けます。特にスキー・スノーボードなどのウインター用品の販売は、降雪量の多寡等によって変動いたします。当社グループでは、ウインター用品以外の売上構成比を上昇させ、これらの影響の軽減に取り組んでおりますが、気象状況の変動が、当社グループの財政状態および経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)出店に関するリスク 当社グループは、多店舗展開を行っておりますが、売場面積が1,000平方メートルを超える新規出店および増床については、大規模小売店舗立地法の規制を受けます。このため、これらの調整過程の中で、計画どおりの出店あるいは増床ができない場合があり、事業計画の達成にマイナス要因となるリスクがあります。 (3)敷金、保証金の未返還リスク 当社グループは、店舗賃借による出店時には、店舗の賃借先に相当額の敷金および保証金を支出します。契約時には賃借先の信用状態を十分勘案したうえで出店の意思決定をしますが、出店後の賃借先の信用状態の悪化又は中途解約による退店により、敷金および保証金の未返還リスクがあります。 (4)金利の変動リスク 当社グループの金融機関からの借入れには変動金利によるものが含まれており、これに係る支払利息は金利変動により影響を受けます。 (5)輸入取引に係る為替リスク 当社グループは、商品仕入の一部を直接貿易による輸入仕入により行っております。その輸入仕入の一部について為替リスクをヘッジする目的として為替予約取引を行っておりますが、為替相場の急激な変動により想定以上に仕入原価が増大して売上総利益が減少することも考えられ、為替リスクを完全に回避できる保証はありません。 (6)個人情報の取り扱いに関するリスク 当社グループにおいて、インターネット販売、ポイントカード等で個人情報を保有しております。これらの個人情報については、当社グループで管理するほか、一部は社外の管理会社に管理を委託しております。 これらの個人情報の管理につきましては、個人情報保護管理体制を整え、各部門の個人情報保護管理者が自部署の従業員教育を徹底し、これを定期的に内部監査室が監査し、その結果を踏まえて継続的改善に努め、漏洩の防止に取り組んでおります。しかし、万一、個人情報が流出した場合には、当社グループの財政状態および経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)営業施設等の減損リスク 収益性の低い店舗等や実質的価値が著しく下落した当社グループの保有資産について、減損処理が必要となった場合、当社グループの財政状態および経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)製造物賠償責任に係るリスク 当社グループは生産拠点において厳格な品質管理を行い、各種製品を製造していることに加えて、万一の場合に備えて製造物賠償責任に係る保険に加入しております。 ただし、大規模なリコール等につながる製品の欠陥が生じた場合には、多額なコストの発生、および信用力の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)労務費増大のリスク 当社グループは多くの短時間労働者をアルバイト従業員として雇用しております。均等均衡待遇の確保の明確化など、アルバイト雇用に関する法規制への対応は人件費の増加を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお業績に影響を与える要因は、これらに限定されるものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)8,445字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 イ.経営成績 当連結会計年度(2024年9月1日~2025年8月31日)における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加などにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の関税政策や中国経済の減速等の不確実性の高まりによる金融資本市場の変動リスク、国内の物価上昇の懸念等により、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。 当社グループが属しておりますスポーツ用品販売業界におきましては、競技スポーツ関連の堅調な需要が継続しました。一方で、天候については、期初は、秋場の残暑が長引いたものの、その後の気温低下による冬物衣料の需要の高まりが見られました。一方で、春先の大きな寒暖差や、夏場の記録的な猛暑の影響により、季節商品の需要を抑制する動きとなりました。 このような状況のもと、当社グループでは、既存店の強化を最優先課題として、価格面を中心に商品構成の大幅な見直しを行うことにより、お客様のニーズに沿った売り場づくりに取り組みました。また、EC事業領域においては、リユース商品等のEC専売品の拡充、EC専用物流センターの効率化など、収益性向上に向けた取り組みを継続しております。 商品別の売上動向としては、ゴルフは前期を下回りました。これは、主として、シューズやキャディバッグ、計測機器などの小物類は好調に推移したものの、ゴルフアパレルが天候の影響を受けたこと、ゴルフクラブについては、新商品の販売環境が前期と異なったことの反動減によるものです。アウトドアについても、トレッキング用品は、アウトドアアパレルを中心に堅調を維持したものの、キャンプ用品の需要回復が遅れ低調な状況が継続したことにより、前期を下回る結果となりました。 一般スポーツ用品の売上動向について、アパレルは、秋場の長い残暑や春先の大きな寒暖の変化が需要を抑制する動きとなりましたが、冬場は気温低下による冬物需要の高まりが見られたことにより、結果として、前期をやや上回る水準で推移しました。また、シューズや用具類についても、部活動関連の需要が堅調に継続していることに加え、ランニングシューズやタウンシューズが好調に推移したことにより、前期を上回る結果となりました。 結果、当連結会計年度の売上高は、前期を上回る水準で推移し、売上総利益率についても、在庫コンディションが改善傾向にあること等により、前期をやや上回る水準となりました。 販売費及び一般管理費については、業務の効率化等を通じた経費の削減に努めたものの、売上の増加に伴う販売費の増加、物流費や人件費などのコスト上昇の影響により、前期を上回る結果となりました。 また、投資有価証券の売却により特別利益136百万円を計上するとともに、固定資産の減損損失等の特別損失417百万円を計上しました。 出退店の状況については3店舗を出店し1店舗を退店いたしました。2025年8月末時点で当社グループの店舗数は全国で101店舗、売場面積は219,506㎡、前期比で店舗数は2店舗増、売場面積は6,679㎡増となりました。 以上の結果、当連結会計年度における連結業績は売上高60,447百万円(前期比3.3%増)、営業利益285百万円(前期比7.3%減)、経常利益382百万円(前期比11.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益11百万円(前期比94.6%減)となりました。 ロ.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は22,955百万円となり、前連結会計年度末に比べ443百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が430百万円減少したものの、商品が751百万円増加、売掛金が213百万円増加したことによるものであります。固定資産は11,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ519百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が582百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は34,667百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は14,232百万円となり、前連結会計年度末に比べ579百万円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が964百万円減少したことによるものであります。固定負債は4,103百万円となり、前連結会計年度末に比べ650百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が656百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は18,336百万円となり、前連結会計年度末に比べ71百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は16,331百万円となり、前連結会計年度末に比べ146百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が308百万円減少したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は47.1%(前連結会計年度末は47.4%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」とする)の残高は、前連結会計年度末に比べ430百万円減少し、3,691百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は416百万円(前期は982百万円の増加)となりました。これは主に棚卸資産の増加746百万円により資金が減少した一方で、減価償却費の計上819百万円により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は216百万円(前期は546百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得788百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は630百万円(前期は709百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の借入による収入2,500百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出2,808百万円により資金が減少したことによるものであります。 ③生産、受注および販売の実績 イ.仕入実績 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、商品区分別に示すと次のとおりであります。 商品区分   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 仕入高(百万円)   構成比(%)   仕入高(百万円)   構成比(%) スキー・スノーボード   2,312   6.1   1,862   4.7 ゴルフ   6,512   17.3   6,714   16.8 アウトドア   4,688   12.4   4,372   10.9 一般スポーツ   23,490   62.3   26,272   65.7 その他   721   1.9   775   1.9 合計   37,726   100.0   39,997   100.0 (注)仕入数量については、取扱商品が多品種にわたり、表示が困難であるため記載を省略しております。 ロ.販売実績 (商品区分別売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、商品区分別に示すと次のとおりであります。 商品区分   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 売上高(百万円)   構成比(%)   売上高(百万円)   構成比(%) スキー・スノーボード   2,995   5.1   3,112   5.2 ゴルフ   10,242   17.5   10,055   16.6 アウトドア   8,487   14.5   8,177   13.5 一般スポーツ   36,224   61.9   38,064   63.0 その他   561   1.0   1,037   1.7 合計   58,512   100.0   60,447   100.0 (注)販売数量については、取扱商品が多品種にわたり、表示が困難であるため記載を省略しております。 (店舗形態別売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、店舗形態別に示すと次のとおりであります。 店舗形態   前連結会計年度 (自 2023年9月1日  至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日  至 2025年8月31日) 店舗数 (店舗)   売上高(百万円)   構成比 (%)   店舗数 (店舗)   売上高(百万円)   構成比 (%) 総合レジャースポーツ用品店   90   39,929   68.2   91   39,971   66.1 専門スポーツ用品店   10   3,372   5.8   10   3,300   5.5 その他   1   15,210   26.0   1   17,176   28.4 合計   101   58,512   100.0   102   60,447   100.0 (注)上記の店舗数および売上高には、退店店舗を含んでおります。 (単位当たりの売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、単位当たりの項目別に示すと次のとおりであります。 項目   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 売上高(百万円)   43,302   43,271 1㎡当たり売上高   売場面積(平均)(㎡)   215,294   217,788 期間売上高(千円)   201   198 1人当たり売上高   従業員数(平均)(人)   2,099   2,042 期間売上高(千円)   20,629   21,190 (注)1.上記の売上高は、インターネット販売および手数料収入を除く売上高であります。 2.売場面積(平均)は、店舗の稼働日数を基礎として算出しております。 3.従業員数(平均)は、パートタイマー(1日8時間勤務換算)を含めております。 (地域別売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、都道府県別に示すと次のとおりであります。 都道府県別   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 店舗数 (店舗)   売上高(百万円)   構成比 (%)   店舗数 (店舗)   売上高(百万円)   構成比 (%) 群馬県   2   1,715   2.9   2   1,770   2.9 埼玉県   4   1,791   3.1   3   1,522   2.5 千葉県   2   689   1.2   3   878   1.5 東京都   2   1,245   2.1   2   1,239   2.1 神奈川県   2   1,195   2.0   2   1,144   1.9 新潟県   2   713   1.2   2   700   1.2 富山県   1   327   0.6   1   318   0.5 福井県   2   703   1.2   2   718   1.2 岐阜県   10   5,584   9.5   10   5,613   9.3 静岡県   1   243   0.4   1   253   0.4 愛知県   10   3,753   6.4   10   3,853   6.4 三重県   2   628   1.1   2   620   1.0 滋賀県   3   1,146   2.0   3   1,182   2.0 京都府   3   1,492   2.5   3   1,535   2.5 大阪府   5   2,216   3.8   5   2,239   3.7 兵庫県   2   734   1.3   3   967   1.5 和歌山県   1   455   0.8   1   455   0.8 鳥取県   1   311   0.5   1   310   0.5 島根県   1   261   0.4   1   254   0.4 岡山県   3   2,115   3.6   3   2,096   3.5 広島県   5   1,620   2.8   5   1,618   2.7 山口県   9   3,558   6.1   9   3,411   5.6 香川県   1   265   0.5   2   411   0.7 愛媛県   4   1,487   2.5   3   1,302   2.2 高知県       1   192   0.3   1   192   0.3 福岡県   8   3,950   6.8   8   4,008   6.6 長崎県   4   1,836   3.1   4   1,782   2.9 大分県   3   1,258   2.1   3   1,268   2.1 宮崎県   2   1,204   2.1   2   1,148   1.9 都道府県別   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 店舗数 (店舗)   売上高(百万円)   構成比 (%)   店舗数 (店舗)   売上高(百万円)   構成比 (%) 鹿児島県   4   2,430   4.2   4   2,411   4.0 沖縄県   1   460   0.8   1   493   0.8 小計   101   45,588   77.9   102   45,728   75.6 本部   -   12,923   22.1   -   14,719   24.4 合計   101   58,512   100.0   102   60,447   100.0 (注)上記の店舗数および売上高には、退店店舗を含んでおります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 イ.当連結会計年度の経営成績の分析 (売上高) 一般スポーツ用品は、アパレルは、秋場の長い残暑や春先の大きな寒暖の変化が需要を抑制する動きとなりましたが、冬場は気温低下による冬物需要の高まりが見られたことにより、結果として、前期をやや上回る水準で推移しました。また、シューズや用具類についても、部活動関連の需要が堅調に継続していることに加え、ランニングシューズやタウンシューズが好調に推移したことにより、前期を上回る結果となりました。一方で、ゴルフは前期を下回りました。これは、主として、シューズやキャディバッグ、計測機器などの小物類は好調に推移したものの、ゴルフアパレルが天候の影響を受けたこと、ゴルフクラブについては、新商品の販売環境が前期と異なったことの反動減によるものです。アウトドアについても、トレッキング用品は、アウトドアアパレルを中心に堅調を維持したものの、キャンプ用品の需要回復が遅れ低調な状況が継続したことにより、前期を下回る結果となりました。これらの結果により当連結会計年度の売上高は60,447百万円となりました。 (売上総利益) 在庫コンディションが改善傾向にあること等により、前期をやや上回り、当連結会計年度の売上総利益は21,202百万円となりました。 (販売費及び一般管理費) 業務の効率化等を通じた経費の削減に努めたものの、売上の増加に伴う販売費の増加、物流費や人件費などのコスト上昇の影響により、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は20,916百万円となりました。 (営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益) 販売費及び一般管理費の増加が主要因となり、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ7.3%減少し285百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ11.6%減少し382百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、投資有価証券の売却により特別利益136百万円、固定資産の減損損失等の特別損失417百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べ94.6%減少し11百万円となりました。 ロ.当連結会計年度の財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は22,955百万円となり、前連結会計年度末に比べ443百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が430百万円減少したものの、商品が751百万円、売掛金が213百万円増加したことによるものであります。固定資産は11,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ519百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が582百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は34,667百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は14,232百万円となり、前連結会計年度末に比べ579百万円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が964百万円減少したことによるものであります。固定負債は4,103百万円となり、前連結会計年度末に比べ650百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が656百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は18,336百万円となり、前連結会計年度末に比べ71百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は16,331百万円となり、前連結会計年度末に比べ146百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が308百万円減少したことによるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フロー) 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (資金需要) 当社グループの運転資金需要は、商品の仕入、販売費及び一般管理費の費用となります。投資資金としての資金需要は、新規出店、既存店舗の改装やEC強化、デジタル化への投資が主たる内容になります。 (財務政策) 当社グループは、経常利益率の向上および棚卸資産の回転率を高めることに注力し、内部資金を生み出すことにより資金効率の一層の改善を図っていく方針であります。 内部資金で賄えない必要な資金需要が発生する場合、資金用途の内容に応じて調達方法を検討しております。短期的な性格を有する用途の場合、各行で設定している当座貸越枠内での調達を中心としております。長期資金需要の場合、事業資金計画に基づき、金額や金利動向、返済計画などを考慮したうえで、長期借入金での調達を適宜判断して実施しております。 ③重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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