概要
テルマー湯ホールディングスは、東京都内で温浴施設「テルマー湯」を運営する持株会社である。1926年に刺繍レースメーカーとして創業したが、2014年に温浴事業に本格参入し、現在は温浴、不動産、食品の3事業を持つ。2025年3月期の売上高は20億円、営業利益率15%と高収益だが、従業員数は32名と小規模である。
温浴事業を柱とする三つの事業セグメント
当社グループは、温浴事業、不動産事業、食品事業の三つのセグメントで構成される。中核は温浴事業で、連結子会社の㈱テルマー湯が「テルマー湯 新宿店」と「テルマー湯 西麻布店」を運営し、㈱エレナが温浴と宿泊を一体化した施設を運営する。不動産事業は当社が東京都港区西麻布に所有する「エコナック西麻布ビル」の賃貸を中心とする。食品事業は青柳食品販売㈱が大手コンビニ向けおにぎり具材やペットフードなどを手掛ける。
都心立地の温浴施設と利用実績
「テルマー湯 新宿店」は東京都新宿区歌舞伎町に位置し、2026年3月期の入館者数は32万2千100人(前期比0.3%減)。開業10周年を迎え、リラックス&コワーキングラウンジの新設やドライヤー・シャワーヘッドのアップグレードを実施した。最大24時間利用可能な料金改定も行い、朝風呂需要を取り込んだ。「テルマー湯 西麻布店」は同区西麻布にあり、入館者数は8万7千200人(同2.7%減)。アウフグースイベントに注力し、新たなリラクゼーションサロンも開設した。
小規模組織で実現する高収益体質
2026年3月期の連結従業員数は28名(単独32名)と極めて小規模だが、温浴事業の営業利益率は24.7%に達する。不動産事業も安定収益を上げる一方、食品事業はのれん償却18百万円を計上し営業損失となった。グループ全体の売上高は27億円、営業利益3億円と高収益を維持している。2025年7月に青柳食品販売を子会社化し、食品事業を拡大。M&Aも視野に新たな収益源の開拓を進める方針である。
業界の中での役割は温浴施設運営事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 温浴 | 20億円 | 76.9% | 5億円 | 25.0% |
| 食品 | 6億円 | 23.1% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01温浴・宿泊主力
子会社が温浴施設や宿泊施設を運営し、温浴サービス、飲食、マッサージ、宿泊サービスを提供している。
- 温浴サービス
- スーパー銭湯等の温浴施設で提供される入浴サービス。
- 宿泊サービス
- 温浴施設と一体となった宿泊施設での宿泊サービス。
02不動産準主力
当社が不動産の売買・賃貸を行っている。
03食品準主力
子会社が食品・食材・健康食品の企画開発、OEM製品の受託、卸売等を行っている。
製品と技術
「テルマー湯」の温浴サービスとサウナ体験
テルマー湯の温浴施設は、温浴、サウナ、岩盤浴などを提供する。特にサウナでは「アウフグース」と呼ばれるタオルで熱波を送るサービスに注力し、有名アウフギーサーを招いたイベントを定期的に開催している。新宿店と西麻布店ともに、利用者は最大24時間滞在可能で、館内には飲食コーナーやマッサージサービスも備える。西麻布店には2025年9月、ヘッドスパ専門のリラクゼーションサロン「RESET LABORATORY」が開設された。
客層に合わせた施設刷新と料金体系
新宿店では、2025年7月に地下1階のレストランの一部を「リラックス&コワーキングラウンジ」に改装し、寝転がれるリラックススペース24床とコンセント付きデスク11席を設けた。同年10月からは従来の12時間制を廃し、同料金で最大24時間利用可能に変更。さらに12月には館内の全ドライヤーとシャワーヘッドを高級製品に交換した。これらの施策は、朝風呂需要やワーケーション需要を取り込む狙いがある。
食品事業の製品展開とペットフードへの進出
青柳食品販売が手掛ける食品事業は、大手コンビニ・スーパー向けのおにぎり具材、調理麺用具材、惣菜・弁当用の混ぜご飯の素などを主力とする。2025年12月からはペットフード市場に進出し、人とペットが共有できる安全・安心なおやつやアイス、防災食を「Chillわんシリーズ」としてEC販売を開始した。食品事業立ち上げ初年度はのれん償却が影響し営業損失となったが、ペットフードの需要拡大に対応している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
温浴施設運営で急成長、高収益だが競合ひしめく
売上高は19億→27億と拡大中で、営業利益率は15%(2025年)と高収益。同業のジンジブやイシンなどサービス業とは業態が異なり、テルマー湯は温浴施設「テルマー湯」を運営。業界内ではユニークなポジションだが、競合となる温浴施設運営企業は多く、差別化が課題。高収益率は需要増と価格設定によるが、競争激化で維持できるかが焦点。
強み
- 営業利益率15%と業界平均を大きく上回る高い収益力.
- 直近3期で売上高が19→20→27億と拡大傾向.
- 温浴施設特化で、他のサービス業とは一線を画す.
- 「テルマー湯」ブランドで一定の知名度を確保.
課題
- 温浴施設市場は競合が多く、差別化維持が難しい.
- 2026年には利益率11%と低下見込み、収益性維持が課題.
- 店舗展開が限定的で、地域経済の影響を受けやすい.
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がテルマー湯ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2342トランスジェニックグループ | 42億円 | — |
| 2 | 324Aブッキングリゾート | 42億円 | 11.3倍 |
| 3 | 3521テルマー湯ホールディングス | 41億円 | 25.6倍 |
| 4 | 291Aリスキル | 41億円 | 6.8倍 |
| 5 | 7502プラザホールディングス | 41億円 | 19.0倍 |
| 6 | 9165クオルテック | 41億円 | 10.6倍 |
| 7 | 6181タメニー | 40億円 | — |
| 8 | 5867エスネットワークス | 40億円 | 11.1倍 |
| 9 | 331Aメディックス | 40億円 | 8.6倍 |
| 10 | 7061日本ホスピスホールディングス | 40億円 | 12.2倍 |
| 11 | 9229サンウェルズ | 40億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
刺繍レースメーカーとして創業した1926年
1926年12月、岩井盛次が京都市中京区に日本レース㈱を設立し、刺繍レースの生産を開始した。当時は繊維産業が盛んな京都に拠点を置き、1949年には京都証券取引所と東京証券取引所に上場、1950年には大阪証券取引所にも上場した。1957年には新日本レース、1966年には堅田レース(後の㈱エレナ)、1973年には湖北日本レースを設立し、生産能力を拡大した。
事業多角化と化粧品への進出
1976年、㈱絵麗奈(後の㈱モンプレーヌ、㈱ラフィネ)を設立し、当初は繊維製品販売、後に化粧品の生産を開始した。1980年から化粧品の販売を本格化した。1978年には京都デベロッパーと新日本レースを吸収合併し、組織を集約した。2001年には社名をエコナック㈱に変更し、本店を東京都中央区に移転。2006年には不動産事業を開始した。
ゴルフ場子会社化と再編の2010年代
2010年、エコナックホールディングスに社名変更し、同年に伊豆スカイラインカントリー㈱の株式を取得、ゴルフ場事業に参入した。しかし、2014年12月に同社株式を譲渡しゴルフ場事業から撤退。同時に、繊維事業と化粧品事業からも撤退し、保有していた日本レースの株式を譲渡した。これらの事業整理は、次なる温浴事業への集中を準備するものであった。
温浴事業への本格参入と社名変更
2014年12月、休眠状態だった子会社ネスティー㈱を㈱テルマー湯に社名変更し、温浴事業を開始した。これが現在の中核事業となる。同時に、㈱エレナも温浴事業を開始。2015年以降、都内に「テルマー湯」を展開し、2026年3月期の温浴事業売上高は20億円に達した。2025年には社名をエコナックホールディングスからテルマー湯ホールディングスに変更し、温浴企業としてのアイデンティティを明確にした。
食品事業追加と市場区分の移行
2025年7月、青柳食品販売㈱の株式を取得し連結子会社化、食品事業を開始した。同社は大手コンビニ向けおにぎり具材やペットフードを手掛ける。一方、東京証券取引所の市場区分見直しにより、プライム市場からスタンダード市場へ移行した。2026年3月期の連結売上高は27億円、営業利益3億円。従業員28名という小規模組織ながら、温浴事業の高収益を活かし、累積損失を解消した。
年表23件を開く
1920年代
- 1926年12月岩井盛次が京都市中京区西ノ京春日町16番地において、日本レース㈱を設立 刺繍レースの生産を開始
1940年代
- 1949年6月上場京都証券取引所に上場
- 1949年7月上場東京証券取引所に上場
1950年代
- 1950年12月上場大阪証券取引所に上場
- 1957年3月新日本レース㈱を設立 刺繍レースの生産を開始
1960年代
- 1966年9月商号変更堅田レース㈱を設立(近江レース㈱に社名変更後、現在、㈱エレナ(現・連結子会社))刺繍レースの生産を開始
- 1967年2月商号変更京都レース㈱(京都デベロッパー㈱に社名変更)の営業部門を吸収
1970年代
- 1973年4月湖北日本レース㈱を設立 刺繍レースの生産を開始
- 1976年10月商号変更㈱絵麗奈を設立(㈱モンプレーヌに社名変更)当初、繊維製品の販売を開始、その後、化粧品の生産を開始
- 1978年4月M&A京都デベロッパー㈱並びに新日本レース㈱を吸収合併
1980年代
- 1980年12月商号変更㈱モンプレーヌ(㈱ラフィネに社名変更)で生産した化粧品の販売を開始
2000年代
- 2001年10月エコナック㈱に社名を変更 本店登記を東京都中央区日本橋堀留町一丁目7番7号に移転
- 2003年1月ネスティー㈱を設立 当初、きのこ類の菌床の輸入販売を開始、その後、休眠
- 2006年7月不動産事業部を設置し、不動産事業を開始
- 2006年8月㈱エレナで化粧品・雑貨の販売を開始
- 2008年1月湖北日本レース㈱が日本レース㈱に社名を変更
- 2009年8月当社の本店登記を東京都中央区日本橋小伝馬町16番8号に移転
2010年代
- 2010年4月M&A日本レース㈱と㈱ラフィネが、日本レース㈱を存続会社とし合併
- 2010年7月上場大阪証券取引所市場第一部上場廃止
- 2010年8月エコナックホールディングス㈱に社名を変更
- 2010年10月M&A伊豆スカイラインカントリー㈱の株式を取得し、連結子会社化
- 2013年7月当社の本店登記を東京都港区南青山7丁目8番4号に移転
- 2014年12月M&Aネスティー㈱が㈱テルマー湯に社名を変更(現・連結子会社)伊豆スカイラインカントリー㈱の株式を譲渡し、ゴルフ場事業から撤退 ㈱テルマー湯が温浴事業を開始 日本レース㈱の繊維事業をエコナックホールディングス㈱に譲渡 日本レース㈱の株式を譲渡し、化粧品事業から撤退 繊維事業を廃止 ㈱ハッピーリゾートを設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 ㈱ハッピーリゾートの全株式を譲渡 ㈱エレナが温浴事業を開始 東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 青柳食品販売㈱の株式を取得し連結子会社化 エコナックホールディングス㈱をテルマー湯ホールディングス㈱に社名変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
温浴事業を核とした3事業の拡大
温浴事業を柱に、不動産事業、食品事業と併せて売上・利益の拡大を目指す。さらに事業多角化やM&Aによる新たな収益源の開拓を進める。
- 02
株主還元のための収益拡大
株主への利益還元を重要課題と位置づけ、各事業の収益拡大により配当可能利益の確保に努める。
- 03
財務体質の健全性維持とSDGs目標達成
累積損失解消後の健全な財務体質を継続的に維持し、グループ全体の利益増大を図るとともに、持続可能な企業としてSDGs目標達成に取り組む。
- 04
人的資本経営の実現
多様性の確保を含む人的資本への投資を重要課題とし、持続的な成長を支える人材基盤を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で32人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は517万円で、9期前と比べて+17.1%。平均年齢は46.8歳、平均勤続年数は14.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 28 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 15 | — |
| 2019年3月 | 442 | 54.5 | 17.0 | 16 | — |
| 2020年3月 | 476 | 48.0 | 17.5 | 18 | — |
| 2021年3月 | 450 | 46.2 | 17.6 | 13 | — |
| 2022年3月 | 467 | 47.2 | 18.6 | 16 | — |
| 2023年3月 | 493 | 46.2 | 19.0 | 24 | — |
| 2024年3月 | 526 | 47.2 | 16.7 | 30 | — |
| 2025年3月 | 498 | 47.6 | 13.5 | 31 | 968 |
| 2026年3月 | 517 | 46.8 | 14.4 | 32 | 938 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内㈱テルマー湯(注)2、4東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エレナ(注)2、3、5東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内青柳食品販売株式会社(注)2、6東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は27億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+35.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 31億円 | 27億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥5 | ¥5 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+60.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 4 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 5 | 1 | 20.0 | 0 |
| 2024年4Q | 5 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2025年4Q | 10 | 2 | 20.0 | 1 |
| 2026年2Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2026年4Q | 15 | 2 | 13.3 | 1 |
| 2027年1Q | 8 | 1 | 12.5 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は9億円から27億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 9 | — | 1 | — | 1 |
| ネスティー㈱が㈱テルマー湯に社名を変更(現・連結子会社)伊豆スカイラインカントリー㈱の株式を譲渡し、ゴルフ場事業から撤退 ㈱テルマー湯が温浴事業を開始 日本レース㈱の繊維事業をエコナックホールディングス㈱に譲渡 日本レース㈱の株式を譲渡し、化粧品事業から撤退 繊維事業を廃止 ㈱ハッピーリゾートを設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 ㈱ハッピーリゾートの全株式を譲渡 ㈱エレナが温浴事業を開始 東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 青柳食品販売㈱の株式を取得し連結子会社化 エコナックホールディングス㈱をテルマー湯ホールディングス㈱に社名変更 | |||||
| 2014年3月 | 9 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年3月 | 8 | — | 0 | — | −1 |
| 2016年3月 | 12 | — | −5 | — | −5 |
| 2017年3月 | 18 | — | 1 | — | 0 |
| 2018年3月 | 19 | — | 1 | — | 2 |
| 2019年3月 | 17 | — | 2 | — | 2 |
| 2020年3月 | 17 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年3月 | 6 | — | −2 | — | −2 |
| 2022年3月 | 8 | — | −1 | — | 0 |
| 2023年3月 | 14 | — | 0 | — | 1 |
| 2024年3月 | 19 | — | 2 | — | 1 |
| 2025年3月 | 20 | 3 | 3 | 15.0 | 2 |
| 2026年3月 | 27 | 3 | 3 | 11.1 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高27億円のうち、営業利益として残るのは3億円で11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の7.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.8%21億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.1%3億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は13億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1 | 2 | 3 | 3 | 12 |
| 2014年3月 | 0 | −9 | 7 | −9 | 11 |
| 2015年3月 | 0 | −12 | 6 | −12 | 6 |
| 2016年3月 | −2 | −8 | 7 | −10 | 2 |
| 2017年3月 | 5 | 0 | −3 | 5 | 4 |
| 2018年3月 | 4 | 1 | −6 | 5 | 4 |
| 2019年3月 | 6 | 0 | −3 | 6 | 6 |
| 2020年3月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 9 |
| 2021年3月 | −1 | −1 | 4 | −2 | 12 |
| 2022年3月 | 1 | −2 | 8 | −1 | 19 |
| 2023年3月 | 0 | −8 | −1 | −8 | 10 |
| 2024年3月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 12 |
| 2025年3月 | 6 | −1 | −2 | 5 | 15 |
| 2026年3月 | 4 | −3 | −4 | 1 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は60億円。このうち返さなくてよい自己資本が50億円で、自己資本比率は82.5%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 48 | 39 | 9 | 75.3 |
| 2014年3月 | 55 | 38 | 17 | 65.0 |
| 2015年3月 | 61 | 40 | 21 | 62.2 |
| 2016年3月 | 59 | 33 | 26 | 56.4 |
| 2017年3月 | 57 | 34 | 23 | 59.0 |
| 2018年3月 | 52 | 35 | 17 | 67.5 |
| 2019年3月 | 51 | 37 | 14 | 72.9 |
| 2020年3月 | 52 | 39 | 13 | 74.7 |
| 2021年3月 | 54 | 37 | 17 | 68.7 |
| 2022年3月 | 61 | 46 | 15 | 75.1 |
| 2023年3月 | 61 | 46 | 15 | 75.8 |
| 2024年3月 | 60 | 47 | 13 | 78.7 |
| 2025年3月 | 61 | 49 | 12 | 80.8 |
| 2026年3月 | 60 | 50 | 10 | 82.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中32位あたり、逆に低いのはROEで534社中465位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥155で、1年前と比べて+0.4%。過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 25.6倍 |
| PER (会社予想) | 22.8倍 |
| PBR | 0.84倍 |
| 配当利回り | 3.23% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月下旬の145円から緩やかな上昇基調にあり、8月4日は154円と前日比0.7%高。25日移動平均線は151.48円で、株価がこれを2%近く上回っており、短期的な上昇トレンドが確認できる。52週高値188円からは18%下落する一方、52週安値141円からは9.2%高い。RSIは55.56と中立圏で、過熱感はない。出来高は1万株前後で推移し、需給は安定。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PER25.41倍は同業界平均22.49倍を上回り、PBR0.82倍は平均3.18倍を大きく下回る。ROE3.3%は低く、収益性に対して株価が割高な印象。配当利回り3.25%は平均2.74%を上回るが、配当性向90.4%と高く、今後の増配余地は限定的。直近の売上高は伸びているが、営業利益率は低下傾向で、収益の質に懸念。総合的に見て、PERの高さとROEの低さから「やや割高」と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 25.6倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 22.8倍 | — |
| PBR | 0.84倍 | 3.51倍 |
| ROE | 3.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、都市部のレジャー需要の回復で来館者数が増加し、客単価の高いサービスが収益を押し上げるとみる。また、PBR0.82倍と割安感があり、株主還元の高さが下支えになるとの見方。一方、弱気派は、既存店の競争激化や人件費・光熱費の上昇が利益を圧迫すると指摘。売上高成長率は伸びているが、営業利益率が2025年3月期の15%から11%へ低下しており、収益性改善の見通しがはっきりしないこと、1店舗当たりの収益力次第で業績が変動しやすいことを警戒する。
- 割安指標
PBR0.82倍、配当利回り3.25%と下支え
- 需要回復
都市部のレジャー・温浴需要が回復傾向
- 増収基調
売上高は14億→27億と堅調に拡大
- 2026年3月期売上高27億円、前期比35%増2026年3月期影響中
売上高は20億円から27億円へ35%増、増収が続く
- PBR0.82倍と1倍割れ、割安感継続影響中
PBR0.82倍で純資産価値を下回り、下値リスクが限定的
- 配当利回り3.25%とインカム需要通年影響中
配当利回り3.25%、株価154円で安定的な株主還元が見込まれる
- 外国人保有比率1.0%と低位、拡大余地不定影響弱
外国人保有比率1.01%とほぼゼロで、買い増しによる需給改善余地
- 利益率低下
営業利益率が15%から11%へ低下傾向
- 競争激化
同業施設が増え、差別化が難しい
- コスト増
光熱費・人件費上昇が利益を圧迫
- 売上高が増えるも営業利益は3億円で横ばい2026年3月期影響中
売上高20→27億円に対し営業利益は3億円のまま、利益率は15.0%→11.1%に低下
- ROE3.3%と低く、資本効率が悪い継続影響中
ROE3.3%、PBR0.82倍と資本収益性の低さが評価を抑える
- 株価1年で2.1%下落、上値が重い継続影響弱
株価変化率は-2.09%、PER25.41倍と小型株の割高感も
- 時価総額41億円と小型、流動性リスク継続影響弱
時価総額41億円、売買代金が細く機関投資家の参入障壁が高い
- 客単価
- サービス強化の効果を測る
- 来館者数
- 需要動向の確認
- 営業利益率
- コスト管理・収益性の推移
- 既存店売上高
- 店舗競争力の維持を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり5円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.23%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 5 | — | 84.0 |
| 2026年3月 | 5 | 0.0 | 90.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥5
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ13,080人。区分でいちばん多いのは事業法人で56.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.9%を占め、残る43.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 43.1 | 54.6 | 56.3 | 56.3 | 56.6 | 56.5 |
| 個人・その他 | 42.3 | 33.7 | 36.2 | 37.3 | 37.7 | 41.4 |
| 証券会社 | 2.1 | 0.8 | 0.7 | 1.6 | 1.7 | 0.6 |
| 外国法人 | 2.0 | 1.3 | 1.1 | 1.3 | 2.3 | 0.6 |
| 金融機関 | 10.0 | 9.2 | 5.4 | 3.1 | 1.3 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.4 | 0.3 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ウェブ | 9.64 |
| 02 | 株式会社船橋カントリー倶楽部 | 6.88 |
| 03 | ロイヤル観光有限会社 | 6.71 |
| 04 | 株式会社NFKホールディングス | 5.78 |
| 05 | 株式会社トーテム | 4.86 |
| 06 | 株式会社広共コーポレーション | 4.47 |
| 07 | 伊豆シャボテンリゾート株式会社 | 3.85 |
| 08 | 有限会社MBL | 2.46 |
| 09 | 株式会社広共 | 2.04 |
| 10 | 東拓観光有限会社 | 1.42 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+385%、1株純資産は14期で+305%。直近期のROEは3.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1 | 46 | 2.6 | 37.6 | — |
| 2014年3月 | −1 | 91 | — | — | — |
| 2015年3月 | −1 | 89 | — | — | — |
| 2016年3月 | −11 | 78 | — | — | — |
| 2017年3月 | 1 | 79 | 0.7 | 222.9 | — |
| 2018年3月 | 4 | 83 | 4.8 | 32.5 | — |
| 2019年3月 | 4 | 87 | 4.9 | 29.7 | — |
| 2020年3月 | 8 | 181 | 4.6 | 20.8 | — |
| 2021年3月 | −7 | 174 | — | — | — |
| 2022年3月 | −1 | 173 | — | — | — |
| 2023年3月 | 2 | 175 | 1.1 | 97.9 | — |
| 2024年3月 | 4 | 179 | 2.1 | 38.7 | — |
| 2025年3月 | 7 | 186 | 4.0 | 20.9 | 84.0 |
| 2026年3月 | 6 | 187 | 3.3 | 25.7 | 90.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鈴木隆太 | 取締役社長(代表取締役) | 48 | — |
| 加藤祐蔵 | 取締役 | 62 | — |
| 布村洋一 | 取締役 | 64 | — |
| 宮﨑由美 | 取締役 | 68 | — |
| 岩﨑周也 | 常勤監査役 | 68 | 1,000 |
| 小田島章 | 監査役 | 75 | — |
| 小林明隆 | 監査役 | 75 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 16 | 20 | 36 | 12 |
| 社外取締役 | 6 | 12 | 5 | 17 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容559字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題676字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,535字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,672字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第146期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-29
- 半期報告書半期報告書-第146期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第145期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第145期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第144期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第144期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第144期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第144期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第143期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第143期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第143期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第143期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業