概要
タメニーは、婚活、カジュアルウェディング、地方創生/QOLの3事業を展開するサービス企業である。2026年3月期の売上高は60億円、従業員数279名。結婚相談所では成婚率18.7%を達成し、フォトウェディングや結婚式二次会のプロデュースも手掛ける。本社は東京都品川区に置き、2026年7月に港区へ移転予定。
婚活事業を中核とした3つの収益源
婚活事業は、結婚相談所、婚活パーティー、婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームの3本柱で構成される。結婚相談所では専任コンシェルジュがPDCAサイクルに基づき活動支援を行い、2026年3月期の成婚率は18.7%と高い水準にある。婚活パーティーは全国の自社会場を中心に参加料を抑えて展開し、真剣度の高い層を集める。相互会員紹介プラットフォームは利用事業者12社、有効会員数2.0万名に達し、出会いの機会を最大化する。2026年3月期の婚活事業売上高は19億3550万円(前期比7.3%減)で、グループ内送客によりカジュアルウェディングやライフサービスへの紹介も行う。
カジュアルウェディング事業が売上の6割を占める
カジュアルウェディング事業は、フォトウェディング、カジュアルな挙式披露宴、結婚式二次会のプロデュースを手掛ける。フォトウェディングでは映画のワンシーンをイメージしたスタジオセットと独自レタッチ技術が強みで、高品質な写真婚礼を提供する。挙式披露宴は日柄や直前の空き会場(提携企業)を活用し、顧客の予算に応じた価格帯を実現する。結婚式二次会は幹事代行サービスのパイオニアとして、会場紹介から当日運営までトータルプロデュースする。2026年3月期の同事業売上高は36億2171万円(前期比5.8%増)で、全社売上の約60%を占める主力事業である。
地方創生/QOL事業で自治体と個人の生活を支援
地方創生/QOL事業は2つの分野に分かれる。地方創生分野では、自治体向けに婚活支援システムの提供(14都府県及び市)、婚活支援センターの運営受託(8都道府県及び市)、イベント・セミナー開催(年間29件)を行う。システムは自社の結婚相談所と同等の機能を備える。QOL分野では、婚活やカジュアルウェディングの顧客に対して保険販売(生命保険、損害保険、結婚式保険)や不動産仲介を提供するほか、提携先の金融商品仲介業者や住宅メーカーを紹介する。2026年3月期の売上高は5億254万円(前期比18.9%増)と成長中である。
業界の中での役割は婚活・結婚支援サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2023/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| カジュアルウェディング事業 | 27億円 | 47.4% | -2億円 | -7.4% |
| 婚活事業 | 23億円 | 40.4% | 6億円 | 26.1% |
| 法人・自治体向け事業 | 4億円 | 7.0% | 1億円 | 25.0% |
| テック事業 | 2億円 | 3.5% | 1億円 | 50.0% |
| ライフスタイル事業 | 1億円 | 1.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01婚活主力
結婚相談所を中核に、専任コンシェルジュによる活動支援で高い成婚率を実現。婚活パーティーや事業者間の相互会員紹介プラットフォームも運営し、グループ内での送客も行っています。
- 結婚相談所
- 1年以内の結婚を目指す会員を専任コンシェルジュがPDCAサイクルで支援し、成婚率18.7%を実現。
- 婚活パーティー
- 全国の自社会場で開催される真剣度の高い婚活パーティー。参加料を抑え、参加者に結婚相談所も紹介。
- 相互会員紹介プラットフォーム
- 婚活事業者間で会員を相互紹介するプラットフォーム。2026年3月時点で12社が利用。
02カジュアルウェディング主力
近年需要が高まるカジュアルな結婚式(少人数挙式、会費制パーティー等)のプロデュース、フォトウェディング、二次会の幹事代行を提供。提携会場の空きを活用し、低価格で高品質なサービスを実現しています。
幹事代行サービスのパイオニア
- カジュアル挙式披露宴プロデュース
- 日柄や直前で空きのある会場を活用し、顧客の希望に沿った価格で結婚式を提供。
- フォトウェディング
- 映画のワンシーンを切り取ったようなスタジオセットと独自レタッチ技術で高品質な写真を提供。
- 結婚式二次会プロデュース
- 幹事代行サービスのパイオニア。会場紹介から当日運営までトータルで代行。
03地方創生/QOL準主力
地方自治体向けに婚活支援システムの提供、婚活支援センターの運営受託、イベント・セミナー開催を行うほか、自社顧客向けに保険販売や不動産仲介などのライフサービスを展開しています。
- 婚活支援システム
- 当社結婚相談所で使用するシステムを自治体向けに提供。14都府県・市で導入。
- 婚活支援センター運営受託
- 自治体の婚活支援センターの運営を8都道府県・市で受託。
- ライフサービス
- 保険販売(生命・損害・結婚式保険)、不動産仲介、提携先の紹介などを提供。
製品と技術
結婚相談所と専任コンシェルジュによる成婚支援
当社の結婚相談所は、1年以内の結婚を目指す会員に対し、専任コンシェルジュが個別の活動計画を立案し、PDCAサイクルで進捗管理を行うサービスである。コンシェルジュは高いスキルを持ち、会員の希望に合わせたお見合い調整やデート後のフォローまで担当する。2026年3月期の成婚率は18.7%と業界平均を上回る水準にある。入会から退会までの期間を短縮する仕組みが特徴で、グループ内の婚活パーティーやカジュアルウェディングへの送客も行い、生涯顧客化を図る。
相互会員紹介プラットフォーム「マリッシェ」
婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームは、複数の結婚相談所や婚活サービス事業者が会員を相互に紹介することで、出会いの機会を最大化する仕組みである。2026年3月末時点で利用事業者12社、有効会員数2.0万名を抱える。プラットフォーム上では、各事業者の会員情報を統合的に管理し、AIマッチングとコンシェルジュのアナログ支援を組み合わせる。これにより、単一の事業者では提供できない会員数と多様な出会いが可能となる。
フォトウェディングと独自レタッチ技術
フォトウェディング事業では、映画のワンシーンをイメージしたスタジオセットと独自のレタッチ技術を強みとする。セットは複数のテーマから選べ、照明や小道具にこだわる。撮影後は肌の補正や背景の調整を施し、高品質な写真を提供する。料金は従来の結婚式より抑えられており、少人数やフォトのみのニーズに対応する。さらに、フォトウェディング利用者にはカジュアルな挙式披露宴やライフサービスを紹介し、グループ内送客の入口としても機能する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- カジュアルウェディング幹事代行サービスのパイオニア
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
少子化対策サービスで独自路線、収益性改善途上
同社は少子化対策を軸とした支援サービスを手掛け、国内市場で独自のポジションを築く。売上高は緩やかに増加し、2026年3月期には営業黒字化を計画する。一方、ライバルのジンジブは就労支援、イシンはDX支援と、各社が異なるニッチ分野で事業を展開しており、同社との直接競合は限定的である。業界内では規模は中位にあり、海外展開や高付加価値サービスの強化が課題となる。収益性改善と成長領域への投資が今後の競争力向上の鍵を握る。
強み
- 少子化対策特化で他社と差別化、専門性で一定の需要を確保
- 2024年3月期から2026年3月期まで売上高が連続で増加見込み
- 2026年3月期に営業利益率1.67%の黒字化を計画し、収益改善を図る
- 提供データからは明確でないが、検討余地がある
課題
- 2025年3月期は営業赤字であり、利益率改善が急務
- 売上高約60億円で業界内では小規模、スケールメリット不足
- 各社が異なる分野で強み、新規参入に対抗する差別化が必要
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がタメニー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 324Aブッキングリゾート | 42億円 | 11.3倍 |
| 2 | 291Aリスキル | 41億円 | 6.8倍 |
| 3 | 7502プラザホールディングス | 41億円 | 19.0倍 |
| 4 | 9165クオルテック | 41億円 | 10.6倍 |
| 5 | 3521テルマー湯ホールディングス | 41億円 | 25.6倍 |
| 6 | 6181タメニー | 40億円 | — |
| 7 | 5867エスネットワークス | 40億円 | 11.1倍 |
| 8 | 331Aメディックス | 40億円 | 8.6倍 |
| 9 | 7061日本ホスピスホールディングス | 40億円 | 12.2倍 |
| 10 | 9229サンウェルズ | 40億円 | — |
| 11 | 9647協和コンサルタンツ | 40億円 | 6.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年からの成長:婚活事業で売上を積み上げ
当社の事業規模は2013年3月期に売上高17億円から始まり、婚活パーティーや結婚相談所の会員拡大により毎年10%前後の増収を続けた。2015年3月期には売上高27億円、純利益1億円を計上し、婚活領域でのプレゼンスを高めた。この時期に全国の自社会場を増やし、婚活パーティーの参加者数を伸ばしたとみられる。2016年3月期には売上高36億円、純利益3億円と過去最高益を達成し、婚活事業の収益基盤を確立した。
2017~2019年:カジュアルウェディング事業への本格参入
2017年3月期以降、当社はカジュアルウェディング事業の拡大に注力した。フォトウェディングや結婚式二次会のプロデュースを強化し、売上高は2018年3月期に41億円、2019年3月期に42億円と緩やかに増加した。この間、提携会場の開拓やスタジオ設備への投資を進め、結婚式のカジュアル化需要を取り込んだ。しかし、利益率は低く、純利益は1億円前後で推移した。2020年3月期には売上高が82億円に急増したが、これは主に買収によるものと推測される(のれんが計上されている)。
2020~2024年:買収後の収益悪化と構造改革
2020年3月期に売上高82億円とピークを迎えたが、2021年3月期には純損失23億円を計上した。のれん減損損失や固定費の重さが響いたとみられる。以降、売上高は56億円程度で安定したが、2022年3月期、2023年3月期ともに純損失を計上し、収益構造の見直しが進められた。2024年3月期には純損失2億円と赤字幅は縮小したが、営業利益はマイナスが続いた。この期間、婚活事業の成婚率向上やカジュアルウェディングの原価管理に注力した。
2025年からの持続的成長に向けた基盤構築
2025年3月期からの3か年を持続的成長の基盤構築期間と位置づけ、競争力強化と生産性向上に取り組んでいる。2026年3月期の売上高は60億円(前期比2.2%増)と微増したが、営業損失1億円、特別損失に減損損失291百万円を計上し、当期純損失8億円となった。同年7月には本店を港区六本木に移転予定。中期的な目標として、2027年3月期に売上高62億円、営業利益4億円、営業利益率6.5%以上を掲げる。婚活事業ではパートナー連携による会員数拡大、カジュアルウェディングでは婚姻組数の約2%へのサービス提供を目指す。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年3月期まで6,200百万円
- 営業利益2027年3月期まで400百万円
- 営業利益率2027年3月期まで6.5%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
競争力・生産性の強化
ブランド認知向上、エリア拡大、IT/DXによる業務革新を推進。婚活事業ではパートナー企業と連携し、新規入会者数・在籍会員数を業界屈指にする。カジュアルウェディング事業では、婚姻組数の約2%へのサービス提供を目指す。
- 02
人的資本・財務資本の強化
優秀な人材の計画的な採用、教育研修制度・人事評価制度・労働環境の整備による人材育成・確保。財務面では中長期的な業績目標達成に向けた資本強化を図る。
- 03
社会との共生推進
ESG課題への対応として、環境・社会・ガバナンスの各側面でステークホルダーの要請に応え、事業活動を通じた社会課題解決を図る。プライバシーマークやISMS認証を維持し、情報セキュリティ体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で279人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は439万円で、9期前と比べて+14.8%。平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は7.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 356 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 356 | — |
| 2019年3月 | 383 | 43.1 | 4.4 | 317 | — |
| 2020年3月 | 401 | 43.2 | 4.7 | 474 | — |
| 2021年3月 | 435 | 38.8 | 4.7 | 535 | — |
| 2022年3月 | 432 | 40.0 | 5.5 | 423 | — |
| 2023年3月 | 422 | 40.3 | 5.8 | 340 | — |
| 2024年3月 | 429 | 41.4 | 7.3 | 290 | — |
| 2025年3月 | 421 | 41.0 | 7.3 | 298 | −34 |
| 2026年3月 | 439 | 42.4 | 7.8 | 279 | 36 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内タメニーエージェンシー 株式会社(注2,3)東京都 品川区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は60億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収で、売上が+1.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 62億円 | 60億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 1億円 |
| 純利益 | 3億円 | -2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 14 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 13 | −1 | −7.7 | −1 |
| 2024年2Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 15 | 1 | 6.7 | 1 |
| 2024年4Q | 15 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 27 | −1 | −3.7 | −1 |
| 2025年4Q | 32 | 0 | 0.0 | −7 |
| 2026年2Q | 28 | −1 | −3.6 | −1 |
| 2026年4Q | 32 | 2 | 6.3 | −1 |
| 2027年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は17億円から60億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は1.7%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 17 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年3月 | 22 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年3月 | 27 | — | 1 | — | 1 |
| 2016年3月 | 36 | — | 4 | — | 3 |
| 2017年3月 | 38 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年3月 | 41 | — | 3 | — | 1 |
| 2019年3月 | 42 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年3月 | 82 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年3月 | 44 | — | −21 | — | −23 |
| 2022年3月 | 56 | — | −2 | — | −3 |
| 2023年3月 | 56 | — | −2 | — | −2 |
| 2024年3月 | 56 | — | 0 | — | 0 |
| 2025年3月 | 59 | −1 | −1 | −1.7 | −8 |
| 2026年3月 | 60 | 1 | 0 | 1.7 | −2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高60億円のうち、営業利益として残るのは1億円で1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.7%19億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%40億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.7%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は31億円で、売上の6.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | 0 | −1 | 1 | −1 | 2 |
| 2015年3月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 2 |
| 2016年3月 | 4 | −2 | 1 | 2 | 5 |
| 2017年3月 | 0 | −3 | 3 | −3 | 5 |
| 2018年3月 | 2 | −5 | 4 | −3 | 5 |
| 2019年3月 | 4 | −2 | 5 | 2 | 12 |
| 2020年3月 | 2 | −19 | 15 | −17 | 10 |
| 2021年3月 | −15 | −4 | 15 | −19 | 6 |
| 2022年3月 | 0 | −1 | 8 | −1 | 12 |
| 2023年3月 | 1 | 1 | −1 | 2 | 13 |
| 2024年3月 | 6 | 0 | −2 | 6 | 17 |
| 2025年3月 | 3 | −1 | −5 | 2 | 14 |
| 2026年3月 | 1 | −3 | 19 | −2 | 31 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は22.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | 0 | 10 | 1.8 |
| 2014年3月 | 11 | 0 | 11 | 3.3 |
| 2015年3月 | 14 | 1 | 13 | 8.4 |
| 2016年3月 | 20 | 8 | 12 | 40.4 |
| 2017年3月 | 23 | 7 | 16 | 29.1 |
| 2018年3月 | 28 | 9 | 19 | 30.3 |
| 2019年3月 | 34 | 10 | 24 | 28.9 |
| 2020年3月 | 55 | 10 | 45 | 18.7 |
| 2021年3月 | 51 | −4 | 55 | — |
| 2022年3月 | 53 | 2 | 51 | 4.5 |
| 2023年3月 | 50 | 2 | 48 | 3.0 |
| 2024年3月 | 49 | 1 | 48 | 3.1 |
| 2025年3月 | 36 | −7 | 43 | — |
| 2026年3月 | 51 | 11 | 40 | 22.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中400位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中496位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥88で、1年前と比べて-31.3%。過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 12.3倍 |
| PBR | 15.41倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月末の74円から7月上旬にかけて84円まで上昇しましたが、その後は80円前後で推移しています。直近は79円と25日移動平均線(79円)とほぼ同水準で、RSIは57.1とやや強含みです。52週高値145円からは約46%下落、52週安値68円からは約16%上昇しています。出来高は6月末に20万株を超えましたが、7月中旬以降は5万株未満に減少しており、売買はやや低調です。200日移動平均線(100円)を大きく下回っており、中期的なトレンドは弱いと言えます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PBRは13.83倍と業界平均3.23倍を大幅に上回る。PERは赤字のため算出不能で、ROEは-100.7%と深刻な収益悪化。配当も無配で、バリュエーションは極端に割高。直近の純損益も赤字が続き、業績回復の兆しが見えない。割高と判断せざるを得ず、投資リスクが高い銘柄。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 12.3倍 | — |
| PBR | 15.41倍 | 3.51倍 |
| ROE | -100.7% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
少子化対策や婚活支援への社会的関心の高まりは追い風だが、競争激化により集客コストが増加している。強気派は、会員数の増加とサービス多様化による収益拡大を期待する。弱気派は、収益性の悪化(2025年3月期の営業損失)と市場競争の激化を懸念する。注目は、会員数動向と単価改善のペース。
- 市場拡大
結婚相談所の市場規模は拡大傾向にあり、潜在需要がある。
- 法人需要
企業の福利厚生として婚活支援を導入する動きが増えている。
- オンライン化
オンラインサービスが低コストで会員拡大を可能にする。
- 営業利益が前期比2億円改善し黒字転換決算発表後影響中
FY2026/3の営業利益は1億円と前期の▲1億円から2億円改善。時価総額36億円対比で約5.6%の利益インパクト。
- 最終赤字幅が6億円縮小し資本流出に歯止め通年影響強
純損失はFY2026/3に▲2億円と前期▲8億円から6億円改善。時価総額36億円の17%に相当する。
- 売上高が3期連続で増加し60億円に到達継続影響弱
売上高はFY2024/3の56億円からFY2026/3に60億円へ3期連続で増加した。
- 売上高60億円に対し時価総額36億円とPSR0.6倍不定影響弱
時価総額36億円÷売上高60億円=0.6倍。成長銘柄としては評価が低く、見直し余地がある。
- 収益性悪化
2025年3月期は営業損失となり、利益率が低い。
- 競争激化
同業他社との差別化が難しく、価格競争に陥りやすい。
- 市場縮小の可能性
人口減少と未婚率の上昇により市場自体が縮む可能性。
- 最終赤字継続のため無配当が続く通年影響中
FY2026/3も純損失▲2億円。配当利回りは非開示で、事実上無配の状態が続く。
- 売上高伸び率が5.4%から1.7%に減速通年影響弱
FY2025/3の売上高は前期比5.4%増、FY2026/3は1.7%増と成長が鈍化した。
- 株価が1年で39.7%下落し下げトレンド継続影響弱
株価変動率は1年で▲39.7%。外国人保有1%と売買も細く、下げ局面で売り圧力が強まりやすい。
- PBR13.83倍と水準が高くROEは▲100.7%不定影響中
PBRは13.83倍と高い一方、ROE▲100.7%と資本が急速に毀損している。
- 会員数
- 収益の源泉であり、成長の指標となる。
- 解約率
- 会員の継続性が収益安定性に直結する。
- 法人契約数
- 法人経由の会員獲得がコスト低減に寄与する。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,599人。区分でいちばん多いのは事業法人で61.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.1%を占め、残る38.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 1.3 | 14.1 | 20.7 | 20.2 | 38.1 | 61.0 |
| 個人・その他 | 77.2 | 77.9 | 67.7 | 66.8 | 51.1 | 30.9 |
| 証券会社 | 16.7 | 6.7 | 5.7 | 11.1 | 8.9 | 7.0 |
| 外国法人 | 1.7 | 0.6 | 5.2 | 0.7 | 1.2 | 0.7 |
| 外国人個人 | 1.0 | 0.7 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 0.3 |
| 金融機関 | 2.1 | 0.0 | 0.2 | 0.5 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | AIフュージョンキャピタルグループ株式会社 | 40.00 |
| 02 | 株式会社IBJ | 10.28 |
| 03 | 佐藤 茂 | 7.21 |
| 04 | 株式会社TMSホールディングス | 4.01 |
| 05 | 株式会社フォーシスアンドカンパニー | 3.55 |
| 06 | 株式会社トーテム | 2.89 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 2.69 |
| 08 | 松島 隆太郎 | 1.41 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 1.20 |
| 10 | 松井証券株式会社 | 1.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-02佐藤 茂新規の大量保有報告5.10%-1.05pt
- 2026-05-25佐藤 茂新規の大量保有報告6.15%-1.06pt
- 2026-04-07佐藤 茂新規の大量保有報告7.21%-2.88pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+100%、1株純資産は10期で−24%。直近期のROEは-100.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −36,905 | — | −60.3 | — |
| 2014年3月 | 6 | — | 65.5 | — |
| 2015年3月 | 27 | 33 | 104.1 | — |
| 2016年3月 | 31 | 80 | 63.2 | 17.2 |
| 2017年3月 | 11 | 70 | 14.8 | 44.6 |
| 2018年3月 | 12 | 86 | 15.5 | 32.9 |
| 2019年3月 | 9 | 96 | 9.8 | 40.2 |
| 2020年3月 | 0 | 98 | 0.3 | 632.0 |
| 2021年3月 | −203 | — | — | — |
| 2022年3月 | −15 | 10 | — | — |
| 2023年3月 | −9 | 6 | −122.4 | — |
| 2024年3月 | 0 | 6 | 2.4 | 815.4 |
| 2025年3月 | −32 | — | — | — |
| 2026年3月 | −7 | 25 | −100.7 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額58百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 伊東大輔 | 代表取締役社長 | 46 | 6,300 |
| 佐藤壮悟 | 取締役 | 31 | — |
| 澤田大輔 | 取締役 | 50 | — |
| 松本高一 | 取締役 | 46 | — |
| 横川泰之 | 取締役 | 45 | — |
| 常見哲明 | 取締役 | 48 | — |
| 中畑裕子 | 取締役 | 52 | — |
| 加藤秀俊 | 常勤監査役 | 72 | — |
| 池田勉 | 監査役 | 54 | 119,700 |
| 吉野弦太 | 監査役 | 50 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 45 | 45 | 9 |
| 社外取締役 | 6 | 13 | 13 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,525字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,916字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,037字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,239字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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