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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

タメニー

Tameny Inc.6181 · Growth · サービス業

結婚相談所の成婚率18.7%を軸に、婚活からウェディングまで一気通貫で手がけるライフサービス企業。

概要

タメニーは、婚活、カジュアルウェディング、地方創生/QOLの3事業を展開するサービス企業である。2026年3月期の売上高は60億円、従業員数279名。結婚相談所では成婚率18.7%を達成し、フォトウェディングや結婚式二次会のプロデュースも手掛ける。本社は東京都品川区に置き、2026年7月に港区へ移転予定。

婚活事業を中核とした3つの収益源

婚活事業は、結婚相談所、婚活パーティー、婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームの3本柱で構成される。結婚相談所では専任コンシェルジュがPDCAサイクルに基づき活動支援を行い、2026年3月期の成婚率は18.7%と高い水準にある。婚活パーティーは全国の自社会場を中心に参加料を抑えて展開し、真剣度の高い層を集める。相互会員紹介プラットフォームは利用事業者12社、有効会員数2.0万名に達し、出会いの機会を最大化する。2026年3月期の婚活事業売上高は19億3550万円(前期比7.3%減)で、グループ内送客によりカジュアルウェディングやライフサービスへの紹介も行う。

カジュアルウェディング事業が売上の6割を占める

カジュアルウェディング事業は、フォトウェディング、カジュアルな挙式披露宴、結婚式二次会のプロデュースを手掛ける。フォトウェディングでは映画のワンシーンをイメージしたスタジオセットと独自レタッチ技術が強みで、高品質な写真婚礼を提供する。挙式披露宴は日柄や直前の空き会場(提携企業)を活用し、顧客の予算に応じた価格帯を実現する。結婚式二次会は幹事代行サービスのパイオニアとして、会場紹介から当日運営までトータルプロデュースする。2026年3月期の同事業売上高は36億2171万円(前期比5.8%増)で、全社売上の約60%を占める主力事業である。

地方創生/QOL事業で自治体と個人の生活を支援

地方創生/QOL事業は2つの分野に分かれる。地方創生分野では、自治体向けに婚活支援システムの提供(14都府県及び市)、婚活支援センターの運営受託(8都道府県及び市)、イベント・セミナー開催(年間29件)を行う。システムは自社の結婚相談所と同等の機能を備える。QOL分野では、婚活やカジュアルウェディングの顧客に対して保険販売(生命保険、損害保険、結婚式保険)や不動産仲介を提供するほか、提携先の金融商品仲介業者や住宅メーカーを紹介する。2026年3月期の売上高は5億254万円(前期比18.9%増)と成長中である。

業界の中での役割は婚活・結婚支援サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
60億円
営業利益
1億円
営業利益率
1.7%
純利益
-2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
カジュアルウェディング事業27億円47.4%-2億円-7.4%
婚活事業23億円40.4%6億円26.1%
法人・自治体向け事業4億円7.0%1億円25.0%
テック事業2億円3.5%1億円50.0%
ライフスタイル事業1億円1.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01婚活主力

結婚相談所を中核に、専任コンシェルジュによる活動支援で高い成婚率を実現。婚活パーティーや事業者間の相互会員紹介プラットフォームも運営し、グループ内での送客も行っています。

主な製品・サービス3
結婚相談所
1年以内の結婚を目指す会員を専任コンシェルジュがPDCAサイクルで支援し、成婚率18.7%を実現。
婚活パーティー
全国の自社会場で開催される真剣度の高い婚活パーティー。参加料を抑え、参加者に結婚相談所も紹介。
相互会員紹介プラットフォーム
婚活事業者間で会員を相互紹介するプラットフォーム。2026年3月時点で12社が利用。

02カジュアルウェディング主力

近年需要が高まるカジュアルな結婚式(少人数挙式、会費制パーティー等)のプロデュース、フォトウェディング、二次会の幹事代行を提供。提携会場の空きを活用し、低価格で高品質なサービスを実現しています。

幹事代行サービスのパイオニア

主な製品・サービス3
カジュアル挙式披露宴プロデュース
日柄や直前で空きのある会場を活用し、顧客の希望に沿った価格で結婚式を提供。
フォトウェディング
映画のワンシーンを切り取ったようなスタジオセットと独自レタッチ技術で高品質な写真を提供。
結婚式二次会プロデュース
幹事代行サービスのパイオニア。会場紹介から当日運営までトータルで代行。

03地方創生/QOL準主力

地方自治体向けに婚活支援システムの提供、婚活支援センターの運営受託、イベント・セミナー開催を行うほか、自社顧客向けに保険販売や不動産仲介などのライフサービスを展開しています。

主な製品・サービス3
婚活支援システム
当社結婚相談所で使用するシステムを自治体向けに提供。14都府県・市で導入。
婚活支援センター運営受託
自治体の婚活支援センターの運営を8都道府県・市で受託。
ライフサービス
保険販売(生命・損害・結婚式保険)、不動産仲介、提携先の紹介などを提供。

製品と技術

結婚相談所と専任コンシェルジュによる成婚支援

当社の結婚相談所は、1年以内の結婚を目指す会員に対し、専任コンシェルジュが個別の活動計画を立案し、PDCAサイクルで進捗管理を行うサービスである。コンシェルジュは高いスキルを持ち、会員の希望に合わせたお見合い調整やデート後のフォローまで担当する。2026年3月期の成婚率は18.7%と業界平均を上回る水準にある。入会から退会までの期間を短縮する仕組みが特徴で、グループ内の婚活パーティーやカジュアルウェディングへの送客も行い、生涯顧客化を図る。

相互会員紹介プラットフォーム「マリッシェ」

婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームは、複数の結婚相談所や婚活サービス事業者が会員を相互に紹介することで、出会いの機会を最大化する仕組みである。2026年3月末時点で利用事業者12社、有効会員数2.0万名を抱える。プラットフォーム上では、各事業者の会員情報を統合的に管理し、AIマッチングとコンシェルジュのアナログ支援を組み合わせる。これにより、単一の事業者では提供できない会員数と多様な出会いが可能となる。

フォトウェディングと独自レタッチ技術

フォトウェディング事業では、映画のワンシーンをイメージしたスタジオセットと独自のレタッチ技術を強みとする。セットは複数のテーマから選べ、照明や小道具にこだわる。撮影後は肌の補正や背景の調整を施し、高品質な写真を提供する。料金は従来の結婚式より抑えられており、少人数やフォトのみのニーズに対応する。さらに、フォトウェディング利用者にはカジュアルな挙式披露宴やライフサービスを紹介し、グループ内送客の入口としても機能する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • カジュアルウェディング幹事代行サービスのパイオニア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

少子化対策サービスで独自路線、収益性改善途上

同社は少子化対策を軸とした支援サービスを手掛け、国内市場で独自のポジションを築く。売上高は緩やかに増加し、2026年3月期には営業黒字化を計画する。一方、ライバルのジンジブは就労支援、イシンはDX支援と、各社が異なるニッチ分野で事業を展開しており、同社との直接競合は限定的である。業界内では規模は中位にあり、海外展開や高付加価値サービスの強化が課題となる。収益性改善と成長領域への投資が今後の競争力向上の鍵を握る。

強み

  • 少子化対策特化で他社と差別化、専門性で一定の需要を確保
  • 2024年3月期から2026年3月期まで売上高が連続で増加見込み
  • 2026年3月期に営業利益率1.67%の黒字化を計画し、収益改善を図る
  • 提供データからは明確でないが、検討余地がある

課題

  • 2025年3月期は営業赤字であり、利益率改善が急務
  • 売上高約60億円で業界内では小規模、スケールメリット不足
  • 各社が異なる分野で強み、新規参入に対抗する差別化が必要

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がタメニー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1324Aブッキングリゾート42億円11.3倍
2291Aリスキル41億円6.8倍
37502プラザホールディングス41億円19.0倍
49165クオルテック41億円10.6倍
53521テルマー湯ホールディングス41億円25.6倍
66181タメニー40億円
75867エスネットワークス40億円11.1倍
8331Aメディックス40億円8.6倍
97061日本ホスピスホールディングス40億円12.2倍
109229サンウェルズ40億円
119647協和コンサルタンツ40億円6.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2013年からの成長:婚活事業で売上を積み上げ

当社の事業規模は2013年3月期に売上高17億円から始まり、婚活パーティーや結婚相談所の会員拡大により毎年10%前後の増収を続けた。2015年3月期には売上高27億円、純利益1億円を計上し、婚活領域でのプレゼンスを高めた。この時期に全国の自社会場を増やし、婚活パーティーの参加者数を伸ばしたとみられる。2016年3月期には売上高36億円、純利益3億円と過去最高益を達成し、婚活事業の収益基盤を確立した。

2017~2019年:カジュアルウェディング事業への本格参入

2017年3月期以降、当社はカジュアルウェディング事業の拡大に注力した。フォトウェディングや結婚式二次会のプロデュースを強化し、売上高は2018年3月期に41億円、2019年3月期に42億円と緩やかに増加した。この間、提携会場の開拓やスタジオ設備への投資を進め、結婚式のカジュアル化需要を取り込んだ。しかし、利益率は低く、純利益は1億円前後で推移した。2020年3月期には売上高が82億円に急増したが、これは主に買収によるものと推測される(のれんが計上されている)。

2020~2024年:買収後の収益悪化と構造改革

2020年3月期に売上高82億円とピークを迎えたが、2021年3月期には純損失23億円を計上した。のれん減損損失や固定費の重さが響いたとみられる。以降、売上高は56億円程度で安定したが、2022年3月期、2023年3月期ともに純損失を計上し、収益構造の見直しが進められた。2024年3月期には純損失2億円と赤字幅は縮小したが、営業利益はマイナスが続いた。この期間、婚活事業の成婚率向上やカジュアルウェディングの原価管理に注力した。

2025年からの持続的成長に向けた基盤構築

2025年3月期からの3か年を持続的成長の基盤構築期間と位置づけ、競争力強化と生産性向上に取り組んでいる。2026年3月期の売上高は60億円(前期比2.2%増)と微増したが、営業損失1億円、特別損失に減損損失291百万円を計上し、当期純損失8億円となった。同年7月には本店を港区六本木に移転予定。中期的な目標として、2027年3月期に売上高62億円、営業利益4億円、営業利益率6.5%以上を掲げる。婚活事業ではパートナー連携による会員数拡大、カジュアルウェディングでは婚姻組数の約2%へのサービス提供を目指す。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで6,200百万円
  • 営業利益2027年3月期まで400百万円
  • 営業利益率2027年3月期まで6.5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    競争力・生産性の強化

    ブランド認知向上、エリア拡大、IT/DXによる業務革新を推進。婚活事業ではパートナー企業と連携し、新規入会者数・在籍会員数を業界屈指にする。カジュアルウェディング事業では、婚姻組数の約2%へのサービス提供を目指す。

  2. 02

    人的資本・財務資本の強化

    優秀な人材の計画的な採用、教育研修制度・人事評価制度・労働環境の整備による人材育成・確保。財務面では中長期的な業績目標達成に向けた資本強化を図る。

  3. 03

    社会との共生推進

    ESG課題への対応として、環境・社会・ガバナンスの各側面でステークホルダーの要請に応え、事業活動を通じた社会課題解決を図る。プライバシーマークやISMS認証を維持し、情報セキュリティ体制を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で279人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は439万円で、9期前と比べて+14.8%平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は7.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月356
2018年3月356
2019年3月38343.14.4317
2020年3月40143.24.7474
2021年3月43538.84.7535
2022年3月43240.05.5423
2023年3月42240.35.8340
2024年3月42941.47.3290
2025年3月42141.07.3298−34
2026年3月43942.47.827936

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率52.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
銀座店(東京都千代田区)他26店舗336百万円
婚活事業 カジュアルウェディング事業 その他事業
本社 — 東京都品川区136百万円
婚活事業 カジュアルウェディング事業 その他事業 管理部門
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    タメニーエージェンシー 株式会社(注2,3)
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は60億円営業利益1億円前期と比べると増収で、売上が+1.7%。

売上高
+1.7%
60億円
営業利益
1億円
純利益
-2億円
営業利益率
1.7%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高62億円60億円
営業利益4億円1億円
純利益3億円-2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q141
2024年1Q13−1−7.7−1
2024年2Q1300.00
2024年3Q1516.71
2024年4Q150
2025年2Q27−1−3.7−1
2025年4Q3200.0−7
2026年2Q28−1−3.6−1
2026年4Q3226.3−1
2027年1Q1400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は17億円から60億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は1.7%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1700
2014年3月2200
2015年3月2711
2016年3月3643
2017年3月3821
2018年3月4131
2019年3月4221
2020年3月8200
2021年3月44−21−23
2022年3月56−2−3
2023年3月56−2−2
2024年3月5600
2025年3月59−1−1−1.7−8
2026年3月60101.7−2

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高60億円のうち、営業利益として残るのは1億円1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.7%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%40億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.7%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
68.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.9pt
1.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.4pt
-3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比112.5pt
-100.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は31億円で、売上の6.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月0−11−12
2015年3月2−1012
2016年3月4−2125
2017年3月0−33−35
2018年3月2−54−35
2019年3月4−25212
2020年3月2−1915−1710
2021年3月−15−415−196
2022年3月0−18−112
2023年3月11−1213
2024年3月60−2617
2025年3月3−1−5214
2026年3月1−319−231

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は22.2%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月100101.8
2014年3月110113.3
2015年3月141138.4
2016年3月2081240.4
2017年3月2371629.1
2018年3月2891930.3
2019年3月34102428.9
2020年3月55104518.7
2021年3月51−455
2022年3月532514.5
2023年3月502483.0
2024年3月491483.1
2025年3月36−743
2026年3月51114022.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
31億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
40億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率15 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中400位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中496位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-100.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
22.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥88で、1年前と比べて-31.3%過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。

¥88-3.3%1ヶ月+8.6%1年-31.3%時価総額40億円
過去52週の値幅
安値¥68高値¥145

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)12.3倍
PBR15.41倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の74円から7月上旬にかけて84円まで上昇しましたが、その後は80円前後で推移しています。直近は79円と25日移動平均線(79円)とほぼ同水準で、RSIは57.1とやや強含みです。52週高値145円からは約46%下落、52週安値68円からは約16%上昇しています。出来高は6月末に20万株を超えましたが、7月中旬以降は5万株未満に減少しており、売買はやや低調です。200日移動平均線(100円)を大きく下回っており、中期的なトレンドは弱いと言えます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PBRは13.83倍と業界平均3.23倍を大幅に上回る。PERは赤字のため算出不能で、ROEは-100.7%と深刻な収益悪化。配当も無配で、バリュエーションは極端に割高。直近の純損益も赤字が続き、業績回復の兆しが見えない。割高と判断せざるを得ず、投資リスクが高い銘柄。

指標この会社業種平均
PER (予想)12.3倍
PBR15.41倍3.51倍
ROE-100.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

少子化対策や婚活支援への社会的関心の高まりは追い風だが、競争激化により集客コストが増加している。強気派は、会員数の増加とサービス多様化による収益拡大を期待する。弱気派は、収益性の悪化(2025年3月期の営業損失)と市場競争の激化を懸念する。注目は、会員数動向と単価改善のペース。

プラスに働く材料7
  • 市場拡大

    結婚相談所の市場規模は拡大傾向にあり、潜在需要がある。

  • 法人需要

    企業の福利厚生として婚活支援を導入する動きが増えている。

  • オンライン化

    オンラインサービスが低コストで会員拡大を可能にする。

  • 営業利益が前期比2億円改善し黒字転換決算発表後影響

    FY2026/3の営業利益は1億円と前期の▲1億円から2億円改善。時価総額36億円対比で約5.6%の利益インパクト。

  • 最終赤字幅が6億円縮小し資本流出に歯止め通年影響

    純損失はFY2026/3に▲2億円と前期▲8億円から6億円改善。時価総額36億円の17%に相当する。

  • 売上高が3期連続で増加し60億円に到達継続影響

    売上高はFY2024/3の56億円からFY2026/3に60億円へ3期連続で増加した。

  • 売上高60億円に対し時価総額36億円とPSR0.6倍不定影響

    時価総額36億円÷売上高60億円=0.6倍。成長銘柄としては評価が低く、見直し余地がある。

マイナスに働く材料7
  • 収益性悪化

    2025年3月期は営業損失となり、利益率が低い。

  • 競争激化

    同業他社との差別化が難しく、価格競争に陥りやすい。

  • 市場縮小の可能性

    人口減少と未婚率の上昇により市場自体が縮む可能性。

  • 最終赤字継続のため無配当が続く通年影響

    FY2026/3も純損失▲2億円。配当利回りは非開示で、事実上無配の状態が続く。

  • 売上高伸び率が5.4%から1.7%に減速通年影響

    FY2025/3の売上高は前期比5.4%増、FY2026/3は1.7%増と成長が鈍化した。

  • 株価が1年で39.7%下落し下げトレンド継続影響

    株価変動率は1年で▲39.7%。外国人保有1%と売買も細く、下げ局面で売り圧力が強まりやすい。

  • PBR13.83倍と水準が高くROEは▲100.7%不定影響

    PBRは13.83倍と高い一方、ROE▲100.7%と資本が急速に毀損している。

次の決算で確かめる点
会員数
収益の源泉であり、成長の指標となる。
解約率
会員の継続性が収益安定性に直結する。
法人契約数
法人経由の会員獲得がコスト低減に寄与する。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,599人。区分でいちばん多いのは事業法人61.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.1%を占め、残る38.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人1.314.120.720.238.161.0
個人・その他77.277.967.766.851.130.9
証券会社16.76.75.711.18.97.0
外国法人1.70.65.20.71.20.7
外国人個人1.00.70.60.60.60.3
金融機関2.10.00.20.50.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01AIフュージョンキャピタルグループ株式会社40.00
02株式会社IBJ10.28
03佐藤 茂7.21
04株式会社TMSホールディングス4.01
05株式会社フォーシスアンドカンパニー3.55
06株式会社トーテム2.89
07楽天証券株式会社2.69
08松島 隆太郎1.41
09株式会社SBI証券1.20
10松井証券株式会社1.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-02
    佐藤 茂
    新規の大量保有報告
    5.10%
    -1.05pt
  • 2026-05-25
    佐藤 茂
    新規の大量保有報告
    6.15%
    -1.06pt
  • 2026-04-07
    佐藤 茂
    新規の大量保有報告
    7.21%
    -2.88pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+100%、1株純資産は10期で−24%。直近期のROEは-100.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月−36,905−60.3
2014年3月665.5
2015年3月2733104.1
2016年3月318063.217.2
2017年3月117014.844.6
2018年3月128615.532.9
2019年3月9969.840.2
2020年3月0980.3632.0
2021年3月−203
2022年3月−1510
2023年3月−96−122.4
2024年3月062.4815.4
2025年3月−32
2026年3月−725−100.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額58百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
伊東大輔代表取締役社長466,300
佐藤壮悟取締役31
澤田大輔取締役50
松本高一取締役46
横川泰之取締役45
常見哲明取締役48
中畑裕子取締役52
加藤秀俊常勤監査役72
池田勉監査役54119,700
吉野弦太監査役50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)545459
社外取締役613132

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,525字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、「よりよい人生をつくる。」という企業理念と、「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」という存在意義(パーパス)のもと、婚活、カジュアルウェディング、地方創生/QOL(Quality of life)領域において、お客様が求める独自サービスを創出し提供しています。 セグメントごとの事業の内容は以下のとおりです。 (1)婚活事業 婚活事業は、主に付加価値の高い結婚相談所を基軸に、婚活パーティーや婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームを展開しています。具体的には、結婚相談所は1年以内を目途に結婚相手を見つけたいお客様に対し、高いスキルを持った専任コンシェルジュがPDCAサイクルに基づき活動支援を行っております。この活動支援によって成婚率は18.7%(2026年3月期実績)と高水準を実現しております。婚活パーティーは全国の自社会場を中心に真剣度の高い婚活パーティーを参加料を抑えて展開しております。なお、グループ内送客として、婚活パーティーにご参加いただいたお客様に対しては結婚相談所をご紹介するとともに、結婚相談所を通じて成婚されたお客様等に対してはカジュアルウェディングやライフサービスをご紹介しております。婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームは同プラットフォームを利用する婚活事業者間で会員の相互紹介を行うことにより出会いの機会を最大化させております。なお、2026年3月末時点では、同プラットフォームの利用事業者は12社、有効会員数は2.0万名となっております。 (2)カジュアルウェディング事業 カジュアルウェディング事業は、主に近年広がりを見せるカジュアルウェディング(カジュアルな挙式披露宴、少人数挙式、会費制パーティー、フォトウェディング、結婚式二次会)のプロデュース等を行っています。具体的には、カジュアルな挙式披露宴等は日柄や直前で空きのある会場(提携企業)を活用したプロデュースで、お客様のご希望に沿った価格帯の結婚式を実現し提供しております。フォトウェディングは映画のワンシーンを切り取ったようなスタジオセットと独自レタッチ技術等でフォトを核とした高品質な結婚式を提供しております。結婚式二次会は幹事代行サービスのパイオニアとして会場紹介から当日運営までをトータルプロデュースしております。なお、グループ内送客として、カジュアルウェディングをご利用いただいたお客様に対してはライフサービスをご紹介しております。 (3)地方創生/QOL事業 地方創生/QOL事業は、地方創生分野として地方自治体向け婚活支援を、QOL分野として当社顧客の生活品質向上に資するライフサービスを提供しております。具体的には、地方創生分野は当社結婚相談所で活用する婚活支援システムと同等レベルのシステムの提供はもとより、各地方自治体が行う婚活支援センターの運営受託、各種イベント・セミナーの開催等を行っております。なお、2026年3月末時点では、婚活支援システム提供数が14都府県及び市、センター運営受託数が8都道府県及び市、イベント・セミナー開催数が年間29件となっております。QOL分野は当社婚活及びカジュアルウェディングサービスをご利用いただいているお客様に対し保険販売(生命保険、損害保険、結婚式保険(少額短期保険))及び不動産仲介を行うとともに、お客様のご要望に合わせて当社提携先である金融商品仲介業者、住宅メーカー、中古・リノベーション不動産会社等をご紹介しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,916字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 (1) 企業理念・経営方針 (企業理念) よりよい人生をつくる。 (存在意義(パーパス)) 創造する力とおもいやり、おもてなしで、 人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。 (経営方針) 当社は、「よりよい人生をつくる。」という企業理念と、「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」という存在意義(パーパス)のもと、婚活、カジュアルウェディング、地方創生/QOL領域において、お客様が求める独自サービスを創出し提供しています。そして、その全てで顧客利益の最大化に努めることで、豊かで持続可能な社会の実現を目指してまいります。 (長期ビジョン) 当社は、「上場企業のサービス業で売上高100位以内」を目指すという長期ビジョンを掲げており、この実現に向けて2025年3月期からの3か年を持続的成長に向けた基盤構築の期間と位置づけております。 (2) 経営環境及び経営戦略 当社は、2025年3月期からの3か年を持続的成長に向けた基盤構築の期間と位置づけており、競争力及び生産性の強化、人的資本及び財務資本の強化、社会との共生推進に取り組んでおります。また、競争力及び生産性の強化では、ブランド認知向上、展開エリア拡大、IT/DXによる業務革新を推進する方針で、とりわけ婚活事業ではパートナー企業等と連携し、新規入会者数及び在籍会員数を業界屈指にすること、カジュアルウェディング事業では婚姻組数の約2%へサービスを提供することを目指してまいります。 なお、中長期的な業績目標としては、2027年3月期に売上高6,200百万円、営業利益400百万円、営業利益率6.5%以上を目指してまいります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①企業体質の強化について 当社は、企業規模の拡大により、意思決定の迅速化・効率化、人材育成を視野に入れた権限委譲と、その適切な権限行使を支えるガバナンスの重要度が増していると認識しております。 このため、当社においては、事業展開や企業規模の拡大に伴い、継続的に組織体制の見直しを行い、適切な内部管理体制及び業務執行体制整備及び体制強化に努めるとともに、役員や従業員への教育を行い、組織体制の実効性を保つよう努めております。 ②人材の確保及び育成について 当社は、事業展開や企業規模の拡大に伴い、適切な時期に優秀な人材を採用・教育し、配置することが必要であると認識しております。とくに、当社が提供する結婚相手紹介サービスにおける入会勧奨や活動支援、カジュアルウェディング関連サービスにおけるカウンセリングやプロデュースといったサービス提供を担当する社員の採用・教育は、高品質なサービスを提供するために重要であると考えております。 このため、当社では、優秀な人材の計画的な採用に努めるとともに、教育研修制度や人事評価制度、労働環境を整備し、優秀な人材の育成及び確保のための体制づくりを進めております。 ③システムの管理体制について 当社が運営する事業のうち婚活事業では、お客様の個人情報をお預かりすることから、当社ウェブサイト、会員情報及び課金情報を主に扱う基幹システムのセキュリティ管理体制の構築・維持が重要となります。 お客様に安心してサービスを利用していただくため、現在当社では、プライバシーマーク、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム/ISO27001)の認証を受けておりますが、今後も引き続き、個人情報の保護も含め市場が求めるセキュリティレベルを充足しつつ、顧客視点に立ったシステム整備を進められるように継続的に取り組んでまいります。 ④ESGの取り組みについて 持続可能な社会の実現に向けて、企業における環境、社会、ガバナンスの課題への対応の重要性が高まっている中、当社は、企業は公器であるということを強く自覚し、利益を追求するだけでなく、あらゆるステークホルダーからの要請に応えられるよう努めるとともに、事業活動を通じた社会課題の解決を図ってまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、売上高、営業利益、営業利益率及びEBITDA(営業利益に償却費を加えて算出)を重要な経営指標としており、これらの経営指標を持続的に向上させることにより、継続的成長を実現してまいります。
事業等のリスク8,037字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものです。 1.事業環境に関するリスク (1)市場動向について 当社は、婚活・カジュアルウェディングを主な事業領域としておりますが、我が国においては、少子高齢化の進行により結婚適齢期にあたる人口が減少傾向にあり、また、結婚そのものや結婚式に関する考え方が多様化する傾向にあります。よって、今後、結婚を希望する方や婚姻組数が著しく減少した場合、婚活・カジュアルウェディングの既存市場が縮小し、当社の既存事業及び業績に大きな影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、社会情勢、生活様式、世代別のニーズや各種トレンドの変化に対してマーケット情報の収集分析を行い、婚活やウェディングのトレンドの変化を見据えた継続的な既存サービスの見直しと新規市場の開拓に向けた新サービスの企画開発を行っております。 (2)競合について 当社が行う婚活関連事業及びカジュアルウェディング関連事業については、その開始に際して許認可を要しないため、参入障壁が比較的低く、一定の資本とノウハウさえあれば、同種の事業を開始することは多くの事業者にとって比較的容易です。よって、大規模な資本や強力なマーケティング力、高い知名度・ブランド力を有する企業等の当社事業領域への新規参入や事業規模拡大等によって競争が激化した場合、顧客流出やそれに対処するための様々なコストの増加等が、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社の婚活事業においては、成婚に向け活動を支援するコンシェルジュのノウハウ、またそれを実現するための社員研修や教育ノウハウ、サービス提供及び個人情報保護のための独自システム、マッチングを確保するための顧客基盤、成婚という顧客成果にフォーカスしたサービス提供により、他社との差別化を図り、顧客支持の獲得に努めてまいります。 また、当社のカジュアルウェディング関連事業においては、ニーズに合った会場紹介を可能にする多種多様な提携会場、またその多種多様な提携会場のプランニングによって培ったプロデュースノウハウ、サービスの高い知名度・ブランド力、婚活関連事業との顧客連携により、他社との差別化を図り、顧客支持の獲得に努めてまいります。 2.事業運営に関するリスク (1)事業に係る法的規制について 当社の事業活動は、様々な法令の規制を受けております。よって、何らかの理由により、当社が法的責任を問われた場合、また、法改正、法の解釈変更、新たな規制法令の制定等の変化に迅速に対応できない場合、当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じることで、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、法令遵守を企業の重要な責任と認識し、役員及び従業員に対する教育、コンプライアンス体制の継続的な維持・強化を実施し、各種法令の遵守に努めております。 当社の事業活動において特筆すべき法令に関し、以下に記載いたします。 ①特定商取引に関する法律について 当社が提供する結婚相手紹介サービスは、「特定商取引に関する法律(以下「特定商取引法」といいます。)」が規定する「特定継続的役務提供」に該当します。特定商取引法に違反した場合、業務改善指示や業務停止命令を受ける可能性があります。 このため、当社が提供する結婚相手紹介サービスにおいては、契約の相手方に事前に契約の概要について記載した書面を交付し、契約後遅滞なく契約の内容を明らかにする書面を交付する他、クーリング・オフへの対応や広告等における法定事項の表示等を実施し、特定商取引法の遵守に努めております。 ②不当景品類及び不当表示防止法について 広告宣伝及び販売促進活動は、「不当景品類及び不当表示防止法(以下「景表法」といいます。)」の規定に基づいて行う必要があります。景表法に違反した場合、不当表示により与えた誤認の排除や再発防止策の実施等の措置命令及び課徴金の納付指示を受ける可能性があります。 このため、当社においては、広告掲載に関するガイドラインを制定し、そのガイドラインに沿って広告等の制作及び校閲、校正を実施し、景表法の遵守に努めております。 ③保険業法について 当社は、保険の紹介・販売サービスにおいて、保険業法に定める代理店登録を受けた保険代理店としての規制を受けており、保険業法に違反した場合、代理店登録の取消しや業務停止等の行政処分を受ける可能性があります。 このため、当社では、関係法令が求める管理体制を整備し、保険業法の遵守に努めております。 (2)個人情報を含む情報資産の管理について 当社は、事業上の重要情報、顧客・取引先の機密情報や個人情報等を保有しております。とくに個人情報に関しては、「個人情報の保護に関する法律」に定められる個人情報取扱事業者として、同法及び関連諸法令ならびに経済産業省が定める「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」の適用を受けております。よって、不測の事態により当社が保有・管理する情報資産について、不正アクセス、改ざん、漏えい等が発生した場合、当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じる他、当該情報漏えいによって第三者に損害が生じた場合、当社に対する損害賠償請求等による負担が生じ、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社においては、情報資産の外部漏えいや不正アクセス、改ざん等を防止するための社内規程を定めて運用するとともに、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)やプライバシーマークの認証を取得・維持し、その過程において定期的な内部監査や認証機関による監査を受け、定期的に役員及び従業員に対する教育を行うなどの体制を整えております。また、取引先等の社外の関係先においても、扱う情報に応じて機密保持に係る誓約書等を個別に締結し、情報資産の保護及び漏えいの未然防止に努めるとともに、当社が管理・運営するウェブサイト上にプライバシーポリシーを掲出し、各サービス利用者に対しても個人情報保護にかかる取り組みを明示しております。 (3)苦情対応について 当社の事業遂行の過程において、顧客や取引先、その他の関係者からの苦情が発生する可能性があります。苦情に迅速かつ適切に対応できなかった場合、また、不適切な対応により訴訟提起や誹謗・中傷に発展した場合、当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じることで、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、継続的なサービス品質向上により苦情の発生を未然に防止するとともに、定期的に役員及び従業員に対し苦情対応に関する教育を行うなどの体制を整えております。 (4)システム障害について 当社は、事業活動においてシステム及びインターネット接続環境の安定的稼働が重要な要素となります。よって、自然災害等の他、データセンター障害、使用機器の故障、不正アクセス、コンピューターウイルス感染等により、システム障害やネットワーク障害が発生した場合、復旧するまで事業活動が停止し、当社の業績に影響を与える可能性があります。また、発生したシステム障害やネットワーク障害に適切に対応できなかった場合や当該障害に伴って重要な情報資産の消失が発生した場合、当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じ、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社においては、二重化による耐障害性向上や、交換用機器の準備、適切なセキュリティ対策等により障害発生を未然に防止し、発生時の悪影響を軽減する体制を整えております。 (5)婚活関連事業に係るリスク ①ノウハウ・技術情報流出について 当社が提供する結婚相手紹介サービスにおいては、顧客を担当するコンシェルジュが、顧客の価値観や志向に基づいて、様々な経験やノウハウを用いながら顧客と共に成婚という成果を目指して活動を支援することに特色があり、成婚という顧客成果にフォーカスしたサービス提供により、他社との差別化を図っております。また、サービス提供及び個人情報保護のためのシステムを独自開発しております。よって、人材流出やその他不測の事態等により、成婚に向け活動を支援するコンシェルジュのノウハウ、社員研修や教育ノウハウ、独自システムの情報等が、競合他社等へ流出した場合、競合関係における優位性が低下し、顧客流出やそれに対処するための様々なコストの増加等が、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、前述の情報資産の外部漏えいを防止するための対策を行い、ノウハウ・技術情報の厳正な管理を行っております。 ②安全性・健全性維持について 当社が提供する結婚相手紹介サービスにおいては、利用者の情報詐称、わいせつ行為、誹謗中傷、商業利用、その他の犯罪行為や不適切行為等が発生した場合、当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じることで、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社が提供する結婚相手紹介サービスにおいては、本人確認等の厳格な実施に加え、各サービスの利用規約等に利用可能年齢や利用可能資格を含む制限事項ならびに犯罪行為や不適切行為を未然に防ぐための各種禁止事項を明記し、安全なサービス運営に努めております。また、利用規約等に基づいたサービス利用が行われていることを確認するため、ユーザーサポートやモニタリングを徹底しております。 (6)カジュアルウェディング関連事業に係るリスク ①提携会場の状況 当社が提供するカジュアルウェディング関連サービスにおいては、経済情勢の悪化、提携先の方針や事業戦略の変化、提携先と当社との関係性の悪化、その他不測の事態により、提携解消等が生じた場合、また、提携会場における施行に支障が生じた場合、安定したサービス提供に支障が生じ、当社の業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、提携先との契約を遵守し、友好的な関係を維持するよう努めております。また、特定の提携先に過度に依存しないよう、バランスを考慮した提携戦略を策定するとともに、一部のウェディング関連アイテム等に関しては内製化を進め、安定したサービス提供に努めてまいります。 ②季節変動 一般的に、挙式披露宴は春(3~5月)、秋(9月~11月)に施行が集中する傾向があり、当社が提供するカジュアルウェディング関連サービスにおいても、同様の季節変動の影響を受けており、この季節変動を考慮した計画策定を行っております。よって、天候・自然災害・感染症等の外的要因により、受注数が減少し、繁忙期の施行件数が計画を下回った場合、売上高が減少し、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、顧客動向を継続的に分析し、繁忙期の施行を受注する時期に合わせて広告宣伝及び販売促進活動を強化する一方、閑散期でも施行を受注するための施策を進めることで、計画通りの受注施行ができるよう努めております。 (7)広告宣伝活動について 当社の事業では、広告宣伝活動を重要な販売促進活動と位置付けています。よって、広告宣伝活動の費用に対する十分な効果が得られない場合、今後の景気動向やその他の理由により各種媒体への出稿費用や広告関連費用の単価等が大幅に上昇した場合、新規顧客の減少やコストの増加が、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、蓄積した知見を基に広告宣伝効果を分析し、最適な費用対効果を得られるよう努めております。 (8)自然災害・有事・感染症等について 地震、台風、津波等の自然災害、火災、停電、戦争、感染症の拡大、テロ攻撃及び国際紛争等により、人的・物的被害、インフラの休止、当社や取引先従業員の就業困難、取引先への被害、消費マインドの低下等が発生した場合、事業活動の停止、システム障害、復旧コストの発生や顧客減少等が当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、事業継続管理に関する社内規程に基づき、事業継続計画を作成し、安全対策や事業継続・早期復旧のための対策を進めております。 3.経営・組織運営体制に関するリスク (1)組織体制について 当社は、事業環境の変化に柔軟に対応し、継続的に企業価値の増大を図っていくために、内部管理体制や業務執行体制の整備・強化が重要であると認識しております。しかしながら、事業の拡大及び人員の増加に適時適切に組織的な対応ができなかった場合、事業推進に遅れが生じ、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、組織体制の整備が不十分であることにより、各種法令違反や事務オペレーションミス等が発生した場合、当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じることで、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、事業展開や企業規模の拡大に伴い、継続的に組織体制の見直しを行い、適切な内部管理体制及び業務執行体制整備並びに体制強化に努めるとともに、役員や従業員への教育を行い、組織体制が実効性を保つよう取り組んでおります。 (2)人材確保・育成 当社は、事業展開や企業規模の拡大に伴い、適切な時期に優秀な人材を採用・教育し、配置することが必要であると認識しております。とくに、当社が提供する結婚相手紹介サービスにおける入会勧奨や活動支援、カジュアルウェディング関連サービスにおけるカウンセリングやプロデュースといったサービス提供を担当する社員の採用・教育は、高品質なサービスを提供するために重要であると考えております。よって、人材の確保が計画どおりに進まなかった場合や、想定外の人材の社外流出が発生した場合、採用コストの増加や人員不足によるサービス品質の低下が、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、優秀な人材の計画的な採用・育成に努めるとともに、教育研修制度や人事評価制度を整備し、優秀な人材確保と育成のための体制づくりを進めております。 (3)労働環境について 当社において、過重労働、不適切な労務管理、ハラスメント、労働災害等が発生した場合、当社に対する信用の低下を招き、必要な人材の確保に支障が生じることで、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、関係法令に基づく労働時間の適正化や適正な労務管理、ハラスメント予防に関する役員及び従業員に対する教育、内部通報制度の設置などにより、全ての従業員が安心して働くことができる環境の整備に努めております。 (4)投資活動・事業拡大について 当社は、既存事業の強化及び事業領域の拡大が、将来における既存事業との相乗効果により業績に貢献するものと考えており、今後、事業の強化・拡大を目的とした他企業の株式取得、他企業への出資、他企業との提携等の投資活動を検討・実施する可能性があります。しかしながら、対象企業との組織体制統合ができない、対象企業のサービス需要や顧客を維持できない、対象企業の人材保持や従業員のモチベーション維持ができない等の事象で、投資計画を変更する必要が生じた場合、また、サービス提供を継続できなくなった場合、投資から当初期待した効果を得られないことや、適切な対応を行うためのコスト負担が生じることで、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、投資による将来の事業発展を見据え、リスクの分析及び管理を行い、堅実な成長戦略が描けることを前提として投資判断を実施しております。 4.財務に関するリスク (1)財務報告に係る内部統制について 当社は、東京証券取引所グロース市場上場企業であり、「金融商品取引法」において、当社経営者による財務報告に係る内部統制の有効性の評価及び経営者評価に対する監査法人の意見を内部統制報告書及び内部統制監査報告書により報告することが求められております。よって、当社の内部統制が適切に機能しない、内部不正を阻止できない等、重要な不備が発見された場合、当社の財務報告の信頼性の低下、ひいては当社に対する信用の低下を招き、適切な対応を行うためのコストの負担が生じ、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、金融商品取引法に従い、財務報告に係る内部統制の構築、評価、報告を行っており、評価の過程で問題点が発見された場合は速やかに改善するべく努めております。 (2)減損会計について 当社は、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。よって、今後保有資産から得られるキャッシュ・フローが悪化し、将来キャッシュ・フローが見込めない等の事象が生じた場合、減損損失が発生し、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、当社は、株式取得に伴いのれんを貸借対照表に計上しており、当事業年度末現在、のれんの金額は総資産の3.3%を占めております。よって、事業環境や競合状況の変化等により、株式取得した会社の事業の収益性が著しく低下した場合、当該のれんに対する減損損失が発生し、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、経営会議等にて投資計画(将来キャッシュ・フローや将来のシナジー効果)の妥当性の検証等を慎重に行い、投資後については事業環境の変化等も含めて経営企画部を中心に定期的にモニタリングを実施しております。 (3)有利子負債比率 当社は、新規出店の敷金・保証金や事業拡大のための株式取得費用等の投資資金及びコロナ禍における事業活動の運営維持資金を主として金融機関からの借入等により調達しているため、総資産に占める有利子負債の比率が高い水準にあります。よって、金融情勢の大きな変動により、金利水準が上昇に転じた場合、金利負担が増加し、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、当社の借入の一部には、財務制限条項が付されているものがあり、これに抵触した場合、期限の利益を喪失し、借入先から当該借入を一括返済するよう求められる可能性があります。 このため、当社においては、有利子負債残高を適切に管理するとともに、資金調達手段の多様化に取り組んでおります。 (4)差入保証金について 当社は、出店にあたり、賃貸借契約の締結に際して家主に保証金を差入れております。よって、今後の賃貸人の経営状況等により退店時に差入保証金の全部又は一部が返還されない場合、また、当社側の都合による賃貸借契約の中途解約等において、契約の内容により差入保証金の全部又は一部が返還されない場合、財務計画を変更する必要が生じ、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 このため、当社においては、新規出店の際の与信管理を徹底するとともに、特定の賃貸人に貸借が集中しないよう努めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,239字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概況 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ1,519百万円増加し、5,108百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ309百万円減少し、3,974百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ1,828百万円増加し、1,134百万円となりました。 b.経営成績 (売上高) 当事業年度の売上高は前事業年度に比べ127百万円(2.2%)増加し、6,036百万円となりました。主な要因は、カジュアルウェディング事業の売上高増加によるものです。 (売上原価) 当事業年度の売上原価は前事業年度に比べ74百万円(3.9%)増加し、1,976百万円となりました。主な要因は、カジュアルウェディング事業及び地方創生/QOL事業の売上高増加に伴うものです。 (販売費及び一般管理費) 当事業年度の販売費及び一般管理費は前事業年度に比べ85百万円(2.1%)減少し、3,977百万円となりました。主な要因は、前事業年度においてのれんの減損損失を計上したことに伴い、当事業年度ののれん償却費が減少したことによるものです。 (営業外収益) 当事業年度の営業外収益は前事業年度に比べ2百万円(136.5%)増加し、4百万円となりました。主な要因は、受取利息の増加によるものです。 (営業外費用) 当事業年度の営業外費用は前事業年度に比べ8百万円(18.8%)増加し、53百万円となりました。主な要因は、支払手数料4百万円の増加及び支払利息4百万円の増加によるものです。 (特別利益) 当事業年度の特別利益は、前事業年度に比べ12百万円増加し、12百万円となりました。要因は、債務消滅益によるものです。前事業年度において特別利益は発生しておりません。 (特別損失) 当事業年度の特別損失は、前事業年度に比べ408百万円(56.9%)減少し、309百万円となりました。主な要因は、減損損失291百万円によるものです。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は3,115百万円(前年同期比126.4%増)となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、122百万円(前期は269百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純損失264百万円、減損損失291百万円、減価償却費252百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、259百万円(前期は99百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出125百万円及び無形固定資産の取得による支出82百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、1,876百万円(前期は485百万円の支出)となりました。これは主に、株式発行による収入2,049百万円及び長期借入金の返済による支出120百万円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注状況の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 婚活事業(千円)     1,935,501   △7.3 カジュアルウェディング事業(千円)   3,621,717   +5.8 地方創生/QOL事業(千円)    502,542   +18.9 計(千円)    6,059,761   +2.2 調整額(千円)   △23,511   - 損益計算書計上額(千円)    6,036,249   +2.2 (注)1.調整額は、各セグメント間の内部売上高又は振替高です。 2.セグメント間の取引については、相殺消去前の数値によっております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。 ①重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積りを必要とする箇所があります。これらの見積りにつきましては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内でかつ合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる可能性があることにご留意ください。 当社の財務諸表を作成するに当たり採用した重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載されているとおりです。 なお、カジュアルウェディング事業ののれん及び固定資産の減損に関する詳細は、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ1,519百万円増加し、5,108百万円となりました。 流動資産は、前事業年度末に比べ1,834百万円増加し、4,126百万円となりました。主な要因は、現金及び預金1,739百万円の増加、売掛金65百万円の増加及び1年内返還予定の敷金27百万円の増加によるものです。 固定資産は、前事業年度末に比べ315百万円減少し、982百万円となりました。主な要因は、ソフトウエア127百万円の減少、建物(純額)117百万円の減少及び敷金53百万円の減少によるものです。 (負債合計) 当事業年度末の負債は、前事業年度末に比べ309百万円減少し、3,974百万円となりました。 流動負債は、前事業年度末に比べ575百万円増加し、2,919百万円となりました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金740百万円の増加、預り金85百万円の減少及び短期借入金49百万円の減少によるものです。 固定負債は、前事業年度末に比べ885百万円減少し、1,055百万円となりました。主な要因は、長期借入金861百万円の減少、資産除去債務13百万円の減少及び繰延税金負債10百万円の減少によるものです。 (純資産合計) 当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ1,828百万円増加し、1,134百万円となりました。主な要因は、その他資本剰余金1,247百万円の増加及び利益剰余金580百万円の増加によるものです。 2)経営成績 当社は、「よりよい人生をつくる。」という企業理念と、「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」という存在意義(パーパス)のもと、婚活事業、カジュアルウェディング事業、地方創生/QOL(Quality of life)事業を展開しています。 2026年3月期(以下、「当期」)については、カジュアルウェディング事業及び地方創生/QOL事業が好調に推移し、売上高は6,036百万円(前期比2.2%増)、営業利益は81百万円(前期は営業損失56百万円)となりました。また、営業外費用に支払利息49百万円等を計上したことで経常利益は32百万円(同 経常損失99百万円)、特別損失に減損損失291百万円及び移転損失引当金繰入額17百万円を計上するとともに、法人税等調整額(△は益)△47百万円を計上したことで当期純損失は220百万円(同 当期純損失848百万円)となりました。 なお、当期末の純資産は、2025年8月及び2026年2月に第三者割当増資を実施したことで1,134百万円となりました。 当社の報告セグメントごとの概況は次のとおりです。 (婚活事業) 婚活事業については、付加価値の高い結婚相談所「パートナーエージェント」、婚活パーティー「OTOCON」、マッチングプラットフォーム「CONNECT-ship」等を展開しています。 当期は、結婚相談所の新規入会者数や在籍会員数が想定を下回り推移するなか、AIフュージョンキャピタルグループ株式会社および株式会社IBJと資本業務提携を締結し、事業全体の抜本的な見直しに着手しました。これにより、今後は集客、営業、サービス品質のいずれも改善が進展していく見込みでありますが、移行期となる当期の売上高は1,935百万円(前期比7.3%減)となりました。また、営業利益は拠点統合および移転に伴う減価償却費の一時的な増加もあり200百万円(同39.2%減)となりました。 <同事業の主要指標> 2025年3月期   2026年3月期 通期   通期   前期増減   前期比 新規入会者数   3,765名   3,387名   △378名   △10.0% 成婚退会者数   1,566名   1,382名   △184名   △11.7% 成婚率   20.1%   18.7%   △1.4pt   - 在籍会員数(期末)   7,502名   7,450名   △52名   △0.7% パーティー開催数   2,918回   4,121回   +1,203回   +41.2% パーティー参加者数   30,602名   42,048名   +11,446名   +37.4% CONNECT-ship 利用会員数(期末)   25,701名   20,843名   △4,858名   △18.9% CONNECT-ship お見合い成立件数   196,681件   148,556件   △48,125件   △24.5% CONNECT-ship 利用事業者数   12社   12社   -   - (注)1.成婚とは、当社のサービスを利用して知り合った会員同士が、結婚を視野に入れ交際を継続していくことをいい、当社が成婚の意向を双方の会員から確認した場合に、当該会員は成婚退会することになります。 2.成婚率とは、在籍会員中何名の会員が成婚退会しているか、その割合を示すものです。具体的には、成婚率は毎年4月1日から翌年3月末までを計算期間とし、以下の計算式にて算出しています。 (計算式)「年間成婚退会者数」÷「年間平均在籍会員数」 3.成婚率は、小数点第二位を四捨五入しています。 4.上表のCONNECT-ship利用会員数(期末)は、当社結婚相談所の利用会員数を含んでいます。 (カジュアルウェディング事業) カジュアルウェディング事業については、挙式披露宴・少人数挙式等のプロデュースを行う「スマ婚シリーズ(施行単価 約200万円)」及び「ラフスタ(同 約100万円)」、高品質なフォトウェディングのプロデュースを行う「LUMINOUS(同 約30万円)」、結婚式二次会のプロデュースを行う「2次会くん(同 約50万円)」を展開しています。 当期は、挙式披露宴・少人数挙式等の施行件数が809件(前期比 21.8%増)と好調に推移し、また、フォトウェディングの施行件数が4,556件(同4.9%減)と前期水準を堅持しました。なお、いずれのサービスも施行単価が上昇したこともあり増収増益となりました。一方、結婚式二次会は市場の需要減少により施行件数が1,203件(同18.8%減)となりました。 これらにより、当期の売上高は3,621百万円(同5.8%増)、営業利益は303百万円(同 1,515.7%増)となりました。 <同事業の主要指標> 2025年3月期   2026年3月期 通期   通期   前期増減   前期比 成約件数合計   7,639件   6,731件   △908件   △11.9% 挙式披露宴・ 少人数挙式等   929件   972件   +43件   +4.6% フォトウェディング   5,121件   4,649件   △472件   △9.2% 結婚式二次会   1,589件   1,110件   △479件   △30.1% 施行件数合計   6,935件   6,568件   △367件   △5.3% 挙式披露宴・ 少人数挙式等   664件   809件   +145件   +21.8% フォトウェディング   4,790件   4,556件   △234件   △4.9% 結婚式二次会   1,481件   1,203件   △278件   △18.8% (地方創生/QOL事業) 地方創生/QOL事業については、地方自治体向け婚活支援(婚活支援システム「parms」の提供、婚活支援センターの運営、各種イベント・セミナーの開催等)と、当社顧客の生活品質向上に資するサービスの提供を行っています。 当期は、地方創生分野で積極的な受注活動により、北海道、宮城県、秋田県、茨城県、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県等から各種婚活支援を受託しました。なお、次期の受注活動も好調に進捗しており、すでに北海道、北海道札幌市、愛知県、京都府、兵庫県より婚活支援センターの運営を受託しました。また、QOL分野では、保険販売の新規契約証券数が470件(前期比5.4%増)となり、併せて下半期よりエンゲージリングやマリッジリングの販売も開始しました。 これらにより、売上高は502百万円(同 18.9%増)、営業利益は84百万円(同 14.7%増)となりました。 <同事業の主要指標> 2025年3月期   2026年3月期 通期   通期   前期増減   前期比 (地方創生分野) 婚活支援システム 提供都道府県(期末)   14都府県・市   14都府県・市   -   - 婚活支援センター運営 受託都道府県(期末)   8都道府県・市   8都道府県・市   -   - イベント・セミナー 受託件数   26件   29件   +3件   +11.5% (QOL分野) QOLサイト登録者数   5.7万人   6.3万人   +0.5万人   +10.3% QOL取り扱い サービス数   70サービス   79サービス   +9サービス   +12.9% 新規保険契約証券数   446件   470件   +24件   +5.4% (注)上表の婚活支援システム提供先は受注時点、婚活支援センター運営数は運営開始時点です。 3)キャッシュ・フローの状況の分析 当事業年度のキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概況 ② キャッシュ・フローの状況」の項目をご参照下さい。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)経営成績に重要な影響を与える要因について 当社は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、組織体制、法令遵守等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社は常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズに合ったサービスを展開することにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応してまいります。 2)経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。 3)経営者の問題意識と今後の方針について 当社が今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくためには、経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は、常に外部環境の構造や変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を確認し、その間の課題を認識すると同時に最適な解決策を実施していく方針です。 c.資本の財源及び資金の流動性 1)資金需要 当社の運転資金需要のうち主なものは、認知度の向上を目的とした、より効果的な広告宣伝効果を期すための広告宣伝費の支払等、新たな顧客獲得のための人件費です。また、提供するサービスの向上を目的とした基幹システムへの投資に係る資金需要も生じております。 2)財務政策 当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入、新株の発行等により資金調達を行っております。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況について 「a.経営成績等 2)経営成績」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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