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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

エスネットワークス

ES NETWORKS CO., LTD.5867 · Growth · サービス業

変革期の企業にCFO機能をワンストップで提供するコンサルティング会社。経営課題の可視化から実行支援までを常駐型で支える。

概要

エスネットワークスは、1999年に設立された会計コンサルティング会社である。東証グロース市場に上場(2023年12月)。変革期にある企業に対し、CFO機能をワンストップで提供するコンサルティング事業を主軸とし、連結売上高34億円(2025年12月期)、従業員279名。本社は東京都千代田区丸の内。

売上高の99.5%を占めるコンサルティング事業

当社グループの連結売上高34億円のうち、コンサルティング事業が34億円(構成比99.5%)を占める。同事業は経営支援、再生支援、BPO、海外進出支援の4サービスに区分される。経営支援はM&AやIPO後のPMI支援が中心で、常駐型の実務実行支援を特徴とする。再生支援は窮境企業向け、BPOは給与計算等の定型業務代行、海外進出支援は東南アジア進出に伴う各種サポートを提供する。

国内6拠点と海外4カ国に広がる事業基盤

国内では本店(東京)のほか、関西支店(大阪)、札幌支店、福岡支店など6拠点を有する。海外ではベトナム(ホーチミン、ハノイ)、シンガポール、タイ、フィリピンに子会社・駐在員事務所を設置。特にベトナムでは2008年にFLAGSHIP VIETNAMを設立し、会計・コンサルティングの2社を現地法人として展開する。2023年にはタイとシンガポールの拠点をフェニックス・アカウンティング・グループに譲渡し、資本提携により関係を継続している。

連結子会社8社で構成されるグループ体制

当社グループは、当社と連結子会社8社で構成される。主な子会社として、ベトナムのES ACCOUNTING VIETNAM、ES CONSULTING VIETNAM、フィリピンのES NETWORKS PHILIPPINES INC.とその傘下2社、パラダイムシフトグループとその子会社イーエスピーシーワン、そして2025年に設立された株式会社エスコーポレートソリューションズがある。また、税理士法人エスネットワークスや社会保険労務士法人エスネットワークスとは業務提携関係にある。

業界の中での役割は企業の経営・財務機能アウトソーシングの専門家にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
34億円
営業利益
3億円
営業利益率
8.8%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01成長企業主力

国内外のM&AやIPO等で成長フェーズの転換期を迎える企業を対象に、経営状況の可視化やオペレーションの仕組化を通じて中長期的な企業価値向上を支援。予実管理体制構築、KPI管理体制構築、決算早期化支援、原価計算制度構築、事業計画策定支援等のCFO領域全般のコンサルティングを常駐型の実務実行支援として提供。PEファンドの投資後支援(PMI)で特にニーズが拡大。

主な製品・サービス1
経営支援コンサルティングサービス
予実管理体制構築、KPI管理体制構築、決算早期化支援、原価計算制度構築支援、事業計画策定支援などの計数系業務から人事制度構築支援、システム導入支援まで、CFO領域全般のコンサルティングを提供。

02再生企業準主力

再生フェーズの企業に対して、過剰債務の解決を目指し、窮境原因の分析、外部環境・内部環境を踏まえた実現可能な再生計画の策定支援および実行支援を提供。財務・事業デューデリジェンス、再生計画策定支援、顧問業務として計画実行のモニタリングを行い、再成長ステージの企業には経営支援コンサルティングサービスも提供。

主な製品・サービス1
再生支援コンサルティングサービス
財務デューデリジェンス、事業デューデリジェンス、再生計画策定支援及び計画実行のモニタリング、再成長のための実行支援を提供。

03全業種(BPO)準主力

企業のコーポレート部門における給与計算業務等の定型的かつ反復性の高い業務を受託・代行。顧客企業が戦略的業務や付加価値の高い業務に経営資源を集中できるよう、CFO領域の実務知見を活かし継続的な業務遂行を支援。

主な製品・サービス1
BPOサービス
給与計算業務等のコーポレート部門の定型的業務を受託・代行。

04海外進出企業副次

経済成長が見込まれる東南アジアへの進出を検討する企業に対し、意思決定サポートや現地での必要手続を円滑に遂行するためのサポートを提供。

主な製品・サービス1
海外進出支援コンサルティングサービス
東南アジア進出時の意思決定サポートと現地手続きの遂行支援を提供。

05投資先企業副次

成長可能性のある企業に対して投資を行うとともに、経営人材の派遣や経営支援を通じて対象企業の企業価値向上を図る投資事業。

製品と技術

常駐型の経営支援コンサルティング

経営支援コンサルティングでは、M&AやIPO後の企業を主な対象に、予実管理体制構築、KPI管理体制構築、決算早期化支援、原価計算制度構築、事業計画策定支援などを提供する。特徴はコンサルタントが顧客企業に常駐し、実務を実行しながら自走可能な仕組みを構築する点である。特にプライベート・エクイティ・ファンドの投資先に対するPMI(買収後統合)支援でニーズが拡大している。

再生支援コンサルティングの実践

再生支援コンサルティングは、過剰債務など経営窮境にある企業を対象とする。財務・事業デューデリジェンスによる原因分析、実現可能な再生計画の策定支援、実行モニタリングを一貫して提供。再成長ステージに移行した企業には、経営支援コンサルティングの各種サービスを追加提供し、企業価値向上を支援する。

BPOと海外進出支援の2つのサービス

BPOサービスは、企業のコーポレート部門における給与計算等の定型・反復業務を代行する。2025年に子会社エスコーポレートソリューションズがペイロール事業を譲受し、サービス基盤を強化した。海外進出支援は、東南アジア(ベトナム、タイ、フィリピン等)に進出する日本企業に対し、市場調査、現地法人設立、会計・税務手続き等をワンストップでサポートする。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材派遣で堅調、中小規模で課題

エスネットワークスはサービス業に属し、人材派遣やアウトソーシングを手掛ける。直近の売上高は2023/12期27億円から2024/12期30億円、2025/12期34億円と緩やかに増加し、営業利益率は10%前後だが、直近期で8.82%とやや低下した。同業他社にはジンジブやイシンなどが挙げられ、これらと比較して売上規模は小さい。特に人材派遣市場では大手が存在感を示す中、中小規模のため価格競争や採用競争で不利な面がある。しかし、特定分野に特化することでニッチ市場での地位を築いている可能性も考えられる。今後の成長には、サービス差別化や営業力強化が重要となる。

強み

  • 売上高が3期連続で増加し、着実に事業を拡大。
  • 営業利益率は10%前後で維持され、採算性が良好。
  • 特定分野に特化したサービスを提供し、差別化を図る。
  • 人材派遣・アウトソーシング需要が堅調で安定。

課題

  • 同業大手に比べ売上規模が小さく、競争で不利な面がある。
  • 直近期に営業利益率が低下し、収益改善が必要。
  • 人材確保の競争が激化し採用コスト増が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がエスネットワークス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
1291Aリスキル41億円6.8倍
27502プラザホールディングス41億円19.0倍
39165クオルテック41億円10.6倍
43521テルマー湯ホールディングス41億円25.6倍
55867エスネットワークス40億円11.1倍
66181タメニー40億円
7331Aメディックス40億円8.6倍
87061日本ホスピスホールディングス40億円12.2倍
99229サンウェルズ40億円
109647協和コンサルタンツ40億円6.1倍
117375リファインバースグループ39億円15.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

会計コンサルティング会社として創業した1999年

1999年10月、東京都中央区銀座に記帳代行、給与計算、会計アドバイザリーを提供する会社として設立。2000年5月には赤坂に本社を移転し、同年12月には初の常駐型IPO支援案件を受託。この常駐型実務実行支援が、その後同社のコアサービスとなるハンズオンスタイルのコンサルティングの原型となった。

常駐型IPO支援で差別化した2000年代

2000年に開始した常駐型IPO支援は、顧客企業にコンサルタントが常駐し実務を実行する独自の形態で、以降の成長を牽引した。2004年には税理士法人エスネットワークスと、2008年には社会保険労務士法人と業務提携し、コンサルティングに加え税務・労務面でも顧客ニーズに応える体制を整備した。同年には大阪に関西支社を開設し、地域顧客へのサービスを拡充。

ベトナム進出に始まった東南アジア展開(2008年~)

2008年2月、ベトナムの大手監査法人DTL(現RSM)と提携しFLAGSHIP VIETNAM CO., LTD.(現ES NETWORKS VIETNAM)を設立。海外進出支援事業の第一歩を踏み出した。2012年にはハノイ駐在員事務所を開設。2015年にはシンガポールのES NETWORKS ASIA GLOBAL PTE. LTD.の株式を取得、2017年にタイ、2019年にフィリピンに進出し、東南アジア4カ国に拠点を広げた。

M&A仲介事業の開始と撤退(2015~2021年)

2015年4月、M&A仲介事業を開始。同時に地域経済活性化支援機構と共同でファンド設立に参画し、関連会社を設立した。しかし、2021年3月、株式会社ストライクへの事業譲渡によりM&A仲介事業から撤退。同事業は約6年で終了した。同年11月には投資ファンド運営を目的にパラダイムシフトグループを設立し、2022年に完全子会社化。投資事業は継続している。

東証グロース市場に上場した2023年

2023年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同年6月には本社をJPタワーに移転。上場を機に認知度向上と資金調達力を高め、事業拡大を加速した。2024年には事業承継顧問事業を税理士法人へ譲渡し、コア事業への集中を図った。

BPO事業拡大とペイロール事業譲受(2025年)

2025年1月、BPOサービス専門子会社として株式会社エスコーポレートソリューションズを設立。同年10月、同子会社が税理士法人エスネットワークス及び社会保険労務士法人エスネットワークスより給与計算サービス等のペイロール事業を譲受。これによりBPO事業の基盤を強化し、定型的なコーポレート業務の受託代行を本格化させた。

年表34件を開く

1990年代

  • 1999年10月創業東京都中央区銀座八丁目に会計コンサルティング会社として設立。記帳代行、給与計算、会計に関するアドバイザリーサービスを提供。

2000年代

  • 2000年5月業容拡大に伴い、東京都港区赤坂二丁目(赤坂ツインタワー本館)に本社移転。
  • 2000年12月当社で初めて常駐型IPO支援案件を受託し、常駐支援形態で実務実行支援を実施。以降、ハンズオンスタイルの常駐型経営支援コンサルティングサービスの展開を開始。
  • 2004年7月コンサルティングのみならず顧客の広範なニーズにこたえるべく、税理士法人エスネットワークスと業務提携。
  • 2007年9月地域顧客へのサービスを充実させるため、大阪府大阪市北区に関西支社(現関西支店)を新設。
  • 2008年2月創業ベトナム社会主義共和国において海外進出支援事業を行うことを目的として、FLAGSHIP VIETNAM CO., LTD.(現ES NETWORKS VIETNAM CO., LTD.)を現地国内系最大の監査法人DTL(現RSM International Limited)と業務提携し設立。
  • 2008年6月コンサルティングのみならず顧客の広範なニーズにこたえるべく、社会保険労務士法人エスネットワークスと業務提携。

2010年代

  • 2010年2月M&A地域顧客へのサービスを充実させるため、北海道札幌市に札幌支店及び宮城県仙台市に仙台支店(2021年12月本店統合)を新設。
  • 2012年5月M&A地域顧客へのサービスを充実させるため、愛知県名古屋市に名古屋支店を新設。(2020年12月本店統合)
  • 2012年5月ベトナム社会主義共和国の首都ハノイ市に駐在員事務所を開設。
  • 2012年11月創業中華人民共和国香港特別行政区において海外進出支援事業を行うことを目的として、ES NETWORKS HONG KONG CO., LTD.を設立。(2022年9月清算)
  • 2013年7月業容拡大に伴い、東京都千代田区丸の内一丁目(丸の内トラストタワーN館)に本社移転。
  • 2013年9月M&A地域顧客へのサービスを充実させるため福岡県福岡市に福岡支店を新設。(2023年4月本店統合)
  • 2015年2月シンガポール共和国において海外進出支援を行うことを目的として、ES NETWORKS ASIA GLOBAL PTE. LTD.の株式を取得し、子会社とする。
  • 2015年4月M&A仲介事業の提供開始。
  • 2015年4月創業株式会社地域経済活性化支援機構とREVICパートナーズ株式会社を設立し、持分法適用関連会社化。地域中堅企業の潜在的成長力発掘及び加速度的な実行支援を目的とする、「地域中核企業活性化ファンド」の設立に参画。(2021年6月清算)
  • 2015年6月創業株式会社あおぞら銀行、株式会社東京スター銀行、兼松株式会社と共にAZ-Star株式会社を設立し、アジア市場において成長機会を求める企業へのサポートを行うことを目的とする、「AZ-Starファンド」に参画。
  • 2017年3月創業タイ王国において海外進出支援事業を行うことを目的として、ES NETWORKS (THAILAND) CO., LTD.を設立。
  • 2018年10月創業ベトナム社会主義共和国での会計サービス展開を目的として、ES ACCOUNTING VIETNAM CO., LTD.を設立。
  • 2018年11月創業ベトナム社会主義共和国でのコンサルティングサービス展開を目的として、ES CONSULTING VIETNAM CO., LTD.を設立。
  • 2019年1月フィリピン共和国において海外進出支援を行うことを目的として、Teradatrust Advisory Inc.(現ES NETWORKS PHILIPPINES INC.)の株式を取得し、子会社とする。合わせて、同社の子会社であるTTA Business Services Inc.(現ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SERVICES INC.)及びTTA Business Solutions Inc. (現ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SOLUTIONS INC.)が当社の孫会社となる。

2020年代

  • 2021年1月顧客紹介や情報共有の促進による案件の創出を目的として、株式会社ストライクと業務提携。
  • 2021年3月株式会社ストライクへの事業譲渡により、M&A仲介事業から撤退。
  • 2021年11月創業中小企業を投資対象とした、ファンドの立ち上げを目的としてパラダイムシフトグループ株式会社を設立し、関連会社とする。
  • 2022年4月M&Aパラダイムシフトグループ株式会社の株式を追加取得し、完全子会社とする。
  • 2022年8月有価証券等への投資、保有、管理及び売買することを目的として、パラダイムシフトグループ株式会社の子会社として、イーエスピーシーワン株式会社を設立。
  • 2022年10月IPO志向会社向けサービスの共同支援、新規サービスの共同開発等を目的としてブリッジコンサルティンググループ株式会社と資本業務提携。
  • 2023年6月業容拡大に伴い、東京都千代田区丸の内二丁目(JPタワー)に本社移転。
  • 2023年7月M&A海外事業の拡大に向けて株式会社フェニックス・アカウンティング・グループと業務提携。両社の重複拠点であるタイ王国及びシンガポール共和国の統合を図るべく、ES NETWORKS (THAILAND) CO., LTD.及びES NETWORKS ASIA GLOBAL PTE. LTD.の当社保有株式をPT. Phoenix Strategy Indonesia及びPhoenix Accounting Singapore Pte. Ltd.へ譲渡。
  • 2023年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場。
  • 2024年7月当社の事業承継顧問事業を税理士法人エスネットワークスへ譲渡。
  • 2024年9月海外事業の更なる拡大を目的として、Phoenix Accounting Global Holdings Pte. Ltd.と資本提携。
  • 2025年1月創業BPO(Business Process Outsourcing)サービスの展開を目的として、株式会社エスコーポレートソリューションズを設立。
  • 2025年10月株式会社エスコーポレートソリューションズが、税理士法人エスネットワークス及び社会保険労務士法人エスネットワークスより、給与計算サービス等を行うペイロール事業を譲受。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人的投資の拡大による事業拡大

    コンサルタント不足で顧客需要に対応できていない現状を打破するため、採用活動への投資や給与水準の向上など人的投資を継続的に強化。コンサルティング体制を増強し、需要を取り込んで収益・利益を拡大する。拡大した利益を人的投資に再投入し、継続的な企業価値向上を目指す。

  2. 02

    優秀な人材の採用と育成

    多様な専門家や複数領域に対応できるコンサルタントの確保が不可欠。人事評価・賃金制度の見直し、福利厚生改善、研修充実、1on1面談の強化、採用手法拡充などを進める。また、事業部やサービス領域の枠を超えた案件アサインにより、幅広い知識と経験を持つ人材を育成する。

  3. 03

    リボルビングドアの構築

    社内外で人材が流動的に行き来する仕組み(リボルビングドア)を構築。ブランディング活動を通じて労働市場に訴求し、優秀な人材を惹きつける正のスパイラルを生み出す。

  4. 04

    財務健全性の確保

    自己資本比率などの安全性指標をモニタリングし、財務の健全性を維持。今後の事業展開に備え、十分な手元流動性と金融機関からの借入による資金調達も可能な体制を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で279人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は926万円で、2期前と比べて+6.5%平均年齢は33.2歳、平均勤続年数は4.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年12月87033.94.6221
2024年12月95733.64.8231130
2025年12月92633.24.6279108

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 3 / 海外 5、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区146百万円
コンサルティング事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社エスコーポレートソリューションズ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ES CONSULTING VIETNAM CO., LTD.
    ベトナム 社会主義共和国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ES ACCOUNTING VIETNAM CO., LTD. (注)2
    ベトナム 社会主義共和国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権35.0%
  • 海外
    ES NETWORKS PHILIPPINES INC.
    フィリピン 共和国 マカティ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SERVICES INC. (注)2、3
    フィリピン 共和国 マカティ市 · 連結子会社
    議決権25.0%
  • 海外
    ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SOLUTIONS INC. (注)2、3
    フィリピン 共和国 マカティ市 · 連結子会社
    議決権40.0%
  • 国内
    パラダイムシフトグループ株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イーエスピーシーワン株式会社(注)3
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は34億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.3%、利益が+0.0%。

売上高
+13.3%
34億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
8.8%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高44億円34億円
営業利益7億円3億円
純利益4億円2億円
1株あたり配当¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

6期分

直近は2026年2Qで、売上は24億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+50.0%、営業利益は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q7114.31
2024年2Q8112.50
2024年4Q1516.72
2025年2Q16212.51
2025年4Q1815.61
2026年2Q24520.83

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年12月期からの7期で、売上は25億円から34億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
フィリピン共和国において海外進出支援を行うことを目的として、Teradatrust Advisory Inc.(現ES NETWORKS PHILIPPINES INC.)の株式を取得し、子会社とする。合わせて、同社の子会社であるTTA Business Services Inc.(現ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SERVICES INC.)及びTTA Business Solutions Inc. (現ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SOLUTIONS INC.)が当社の孫会社となる。
2019年12月2542
2020年12月19−1−1
中小企業を投資対象とした、ファンドの立ち上げを目的としてパラダイムシフトグループ株式会社を設立し、関連会社とする。
2021年12月2321
パラダイムシフトグループ株式会社の株式を追加取得し、完全子会社とする。
2022年12月2621
東京証券取引所グロース市場に株式を上場。
2023年12月2731
2024年12月303310.03
BPO(Business Process Outsourcing)サービスの展開を目的として、株式会社エスコーポレートソリューションズを設立。
2025年12月34338.82

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高34億円のうち、営業利益として残るのは3億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.9%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.3%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.3pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
5.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
13.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年12月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は14億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年12月21−2317
2022年12月1−3−2−213
2023年12月1−1−3011
2024年12月42−4613
2025年12月2−10114

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年12月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は65.1%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年12月2011957.9
2020年12月2191244.3
2021年12月24121248.3
2022年12月24131150.9
2023年12月2214860.0
2024年12月2316765.8
2025年12月2718965.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
8億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中162位あたり、逆に低いのはROE534社中232位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
13.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,274で、1年前と比べて+2.1%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥1,274+0.2%1ヶ月+8.1%1年+2.1%時価総額40億円
過去52週の値幅
安値¥1,100高値¥1,431

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)9.9倍
PBR2.09倍
配当利回り3.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1190円で、25日線1183.76円と75日線1182.59円を上回り、ほぼ横ばい。1ヶ月で+1.02%と小動き、年初来でも+1.19%とほぼ横ばい。52週高値1431円からは17%下落、安値1100円からは8.2%上昇。出来高は総じて低調で、7月28日に3700株とやや増加したが、方向感は乏しい。RSIは54.39と中立。200日線1217.05円を下回っており、中期的には弱含み。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER16.57倍は同業界平均22.44倍を下回り、PBR2.2倍も平均3.19倍より低い。配当利回り4.2%と高く、ROE13.39%は資本効率の良さを示す。業績は増収傾向で、2024/12期は営業利益率10%と改善。一方、配当性向81.2%と高く、今後の増配余地は限定的で、成長投資とのバランスが課題。総合的に見て、株価は利益水準に対して割安に放置されている。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍23.4倍
PER (予想)9.9倍
PBR2.09倍3.51倍
ROE13.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

企業の資金調達やM&A、IPO支援を手がけるファイナンス専門コンサル会社。市場規模は中堅・中小企業の成長支援需要で拡大が期待される一方、プロジェクト案件の受注変動が大きく、業績の安定性に懸念がある。強気派は資本市場の活性化や後継者不足によるM&A需要増、高いROEと配当利回りを評価するが、弱気派は売上規模が小さく、人手依存のビジネスモデルゆえに拡大余地が限定的とみる。また、直近の営業利益率低下は受注単価下落や競争激化を反映している可能性があり、今後の案件獲得動向が焦点。

プラスに働く材料7
  • 資本市場の追い風

    IPOやM&A需要は中長期で増加傾向とみられ、事業環境は良好

  • 高ROEと還元姿勢

    ROE13.4%、配当利回り4.2%と株主還元が手厚い

  • 業績は成長基調

    売上高は25年12月期に34億円へと拡大、成長が続く

  • 売上高が前期比13%増の34億円に拡大決算発表後影響

    売上高は30億円から34億円へ4億円増加し、増収率は13%と加速

  • 営業利益率10%台回復なら増益転換決算発表後影響

    2025年12月期営業利益率8.82%を10.0%まで戻すと営業利益は約3.4億円

  • 配当利回り4.2%の株主還元策次回株主総会影響

    予想配当利回り4.2%と高水準、増配や自社株買いの発表余地

  • ROE13.39%の高収益が評価材料継続影響

    自己資本利益率13.4%は株主資本の効率が高く、PBR2.2倍の維持に寄与

マイナスに働く材料7
  • 収益の不安定性

    プロジェクト依存で業績が変動、24年は利益率が低下

  • 規模の限界

    売上30億円規模では成長余地が限られ、競争も激しい

  • 人材依存のリスク

    少数精鋭ゆえにキーパーソン退職や採用難が業績を左右

  • 純利益が前期比33%減の2億円決算発表後影響

    純利益は3億円から2億円へ減少、減益率33%は業績悪化を印象づける

  • 営業利益率8.82%へ低下継続影響

    営業利益率は10.0%から8.82%へ1.18ポイント低下、増収効果が利益に反映されず

  • 時価総額37億円の小型株不定影響

    時価総額37億円と小さいため、まとまった売りで株価が大きく下落する流動性リスク

  • 外国人の保有比率3.85%と低水準不定影響

    外国人持ち株比率3.85%は低く、海外投資家の需要拡大が見込みにくい

次の決算で確かめる点
受注高・案件数
プロジェクト型ビジネスのため、将来収益の先行指標となる
報酬単価
競争激化や単価低下が利益率に直結する
コンサルタント数
生産能力の上限を決めるため、増員が成長の鍵を握る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは3.92%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.92%
いまの株価に対して
配当性向
81.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年12月4550.5
2025年12月5011.181.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ886人。区分でいちばん多いのは事業法人59.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.4%を占め、残る40.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人63.660.559.4
個人・その他32.336.136.3
外国法人0.31.63.8
証券会社3.41.80.5
自己株式1.81.70.4
金融機関0.30.00.0
外国人個人0.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社5833.27
02株式会社須原屋16.39
03セキュア・ベース株式会社5.67
04宮部 賢一4.77
05エスネットワークスグループ社員持株会3.68
06宇野 康秀2.54
07OKASAN INTERNATIONAL(ASIA)LIMITED A/C CLIENT(常任代理人 岡三証券株式会社)2.33
08須原 伸太郎1.89
09木地 陽介1.64
10MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で+20%、1株純資産は7期で+36%。直近期のROEは13.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年12月6040913.083.9
2020年12月−18341
2021年12月4440110.843.6
2022年12月4941112.198.4
2023年12月4644510.832.664.5
2024年12月10050121.310.850.5
2025年12月7255813.417.381.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額97百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高畠義紀代表取締役社長51178,500
武林聡取締役6257,600
宮部賢一取締役 監査等委員56150,100
江連裕子取締役 監査等委員496,300
若林義人取締役 監査等委員476,300
竹内在取締役 監査等委員552,700
矢崎正江50
櫻井聡取締役 監査等委員511,067

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)256116734
社外取締役318186
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,507字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社エスネットワークス)、連結子会社8社によって構成されており、主としてコンサルティング事業を展開しております。 各事業の概要は以下のとおりです。 (1)コンサルティング事業 当社グループは、変革フェーズにある企業に対してCFO機能をワンストップで提供しております。経営課題の可視化を起点に、解決策の立案、実行というサイクルを通じて、顧客企業が自走可能な仕組みの構築を支援しております。 当社グループのコンサルティング事業は、①経営支援コンサルティングサービス、②再生支援コンサルティングサービス、③BPOサービス④海外進出支援コンサルティングサービスに区分されております。 各コンサルティングの概要は以下のとおりです。 ①経営支援コンサルティングサービス 経営支援コンサルティングサービスでは、国内外のM&AやIPO等で成長フェーズの転換期を迎えている企業をターゲットとして、経営状況の可視化やオペレーションの仕組化等を通じて企業の中長期的な企業価値向上に向けた支援を行っております。 具体的には、予実管理体制構築支援、KPI管理体制構築支援、決算早期化支援、原価計算制度構築支援、事業計画策定支援を始めとした計数系の業務から人事制度構築支援、システム導入支援等、いわゆるCFO領域全般におけるコンサルティングを提供しております。 この様な幅広いCFO機能を当社の特徴である常駐型の実務実行支援という形で提供するサービスは、短期間で大きな変革が要求されるプライベート・エクイティー・ファンドの投資後の企業価値向上を目的とする管理体制全般の構築等(所謂PMI)において特にニーズが拡大しております。今後は、このノウハウを用いて国内外の事業会社へのCFO機能の提供を更に拡張してまいります。 ②再生支援コンサルティングサービス 再生支援コンサルティングサービスでは、再生フェーズの企業に対して事業が再び軌道に乗るための支援を行っております。主に企業の過剰債務という課題を解決するために、窮境に至った原因を分析し、企業の外部環境及び内部環境を踏まえ、実現可能な再生計画の策定支援及び実行支援をしております。 具体的には、財務デュー・ディリジェンス、事業デュー・ディリジェンス、再生計画策定支援及び顧問業務として計画実行のモニタリングのみならず、再成長のステージに乗った企業を中心に、前述の経営支援コンサルティングサービスにて提供している企業価値向上のための各種実行支援も提供しております。 ③BPO(Business Process Outsourcing)サービス BPOサービスでは、企業のコーポレート部門における給与計算業務等の定型的かつ反復性の高い業務を受託・代行しております。当該サービスは、顧客企業が戦略的業務や付加価値の高い業務に経営資源を集中できる体制の構築を目的としており、当社グループが有するCFO領域における実務知見を活かし、コーポレート業務の継続的な遂行を支援しております。 ④海外進出支援コンサルティングサービス 海外進出支援コンサルティングサービスでは、顧客企業が今後経済成長の見込まれる東南アジアへ進出するにあたり、意思決定サポートや現地での必要手続等を円滑に遂行するためのサポートを全面的に行っております。 (2)その他 成長可能性のある企業に対して投資を行うとともに、経営人材の派遣や経営支援を行うことで対象企業の企業価値向上を図る投資事業を行っております。 [事業系統図] (注)表中の会社はいずれも連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,331字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、以下に掲げる「MISSION」及びこの「MISSION」を実現するために、当社グループが目指す姿である「VISION」を掲げ、行動指針である「VALUE」を通じて企業価値の最大化を図ることを経営の基本方針としております。 <MISSION> 経営者の支援と輩出を通じて、日本国経済に貢献する。 <VISION> 挑戦者たちとパートナーとなり、相互の成長と広がりを実現する場。 <VALUE> 経営に科学を、組織に熱量を、企業に変革を。 (2) 経営環境 国内市場 当社の顧客である企業においては、資本効率を意識した経営の要請やグローバル化、労働者不足、IT技術の進歩などさまざまな環境の変化が生じており、このような変化に対応すべく事業ポートフォリオの見直しや、ノンコア事業の分離、成長分野への積極投資等、主としてM&Aを通じた変革が必要となっております。株式会社レコフデータが公表したM&A専門誌MARR『2026年02月号 2025年12月の統計とデータ』によると、2025年の日本企業におけるM&A件数は前年比8.8%増の5,115件となっており、この様なM&A等を通じた企業の変革は今後も加速していくものと考えております。 一方、企業の内部ではM&A等の変革に対応するノウハウの不足や加熱する採用マーケット下で専門人材の採用が困難といった課題が生じていることから、CFO領域を中心としたコンサルティングのニーズや、定型的かつ反復性の高い業務を対象としたBPOサービスのニーズは今後も高まっていくものと認識しております。 海外市場 我が国経済においては今後少子高齢化が進むことが予想されており、日本企業の海外進出は今後さらに増加が見込まれ、海外進出支援へのニーズが高まっていくと考えられます。日本貿易振興機構の「日本の直接投資(残高)」によれば、日本企業によるアジア圏への対外直接投資残高は増加傾向にあります。2024年末時点では、アジア圏への直接投資残高は574,469百万ドルとなっており、今後も一定のニーズが存在していくものと考えられます。 さらに、海外拠点においては、ガバナンス体制や管理プロセスが十分に整備されていないケースも多く、CFO領域を中心としたコンサルティングのニーズや、定型的かつ反復性の高い業務を対象としたBPOサービスに対するニーズは、海外市場においても今後拡大していくものと考えております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、人的投資の拡大を起点として中長期的に事業を拡大してまいります。現状では、コンサルタントが不足していることによりプロジェクトチームが組成できず、顧客の需要に対応しきれていない状況にあります。そのため、採用活動への投資や給与水準の向上等といった人的投資を継続的に強化することにより、コンサルティング体制を増強し、顧客の需要を取り込むことにより収益・利益を拡大してまいります。その結果、拡大した収益及び利益により人的投資を更に推進し、継続的な企業価値向上を目指してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長の観点からコンサルタント数、コンサルタント一人当たり売上高及び営業利益率を重要な指標として位置付け、毎月取締役会や社内の各種会議体にてモニタリングを行っております。加えて当社グループは成長性と収益性を追及した企業価値の極大化の観点から、資本効率を計る尺度としてのROE20%を中長期の目標としており、毎年モニタリングを行っております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①優秀な人材の採用と育成 当社グループは、人材こそが持続的な成長のために最も重要な経営資源であると認識しております。特に今後の事業展開においては、多様な領域の専門家や、複数の領域にわたってサービス提供を行える優秀なコンサルタントの採用・育成が不可欠であると認識しております。 優秀な人材の確保に向けて、人事評価制度や賃金制度の見直し、多様な働き方を支える業務環境や福利厚生の改善、実践型研修の充実、成長支援のための1on1面談の実効性強化といった制度面での対応を積極的に進めていくとともに、採用手法の拡充や選考プロセスの見直しを継続して取り組んでまいります。 また、当社グループでは、特定の分野に限定されず、管理部門領域全般/企業の変革期に関する幅広く深い知識と経験を有する高度な人材の育成・輩出に取り組んでおります。そのため、事業部の枠やサービス領域にとらわれない案件アサインメントを推進し、一人一人が多くの機会を得ることで、高い付加価値を生み出すことができるよう成長する環境を設計しております。 そして、社内外問わず、人材が流動的に行き来する仕組み(リボルビングドア)を構築するため、これらの取り組みを、ブランディング活動を通じて労働市場に対して訴求し、ひいては、さらに多くの優秀な人材を惹きつける正のスパイラルを作り出すことを目指してまいります。 ②財務上の課題 当社グループは十分な手元流動性を有しているとともに、金融機関からの借入等による資金調達も可能であることから、現時点で財務上の課題は認識しておりません。今後の事業展開等に備え、自己資本比率等の安全性に関する指標をモニタリングすることで財務の健全性を確保してまいります。
事業等のリスク6,544字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、必ずしもリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しておりますが、当社グループに関するすべてのリスクを網羅するものではありません。 「第4提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」に記載のとおり、当社は、リスク・コンプライアンス委員会を設置し、当社グループの事業上の様々な経営リスクについてリスクの抽出、評価、対策等の協議・検討を行っております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)景気変動リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:中 影響度:小) 当社グループの経営支援コンサルティングは景気の悪化に伴う企業投資やIPOの減少等により、業績に影響を受ける可能性があります。一方で、当社の再生支援コンサルティングは景気の悪化によりニーズが高まるものの、好況時にはニーズが減少する傾向にあり、業績に影響を受ける可能性があります。 当社グループの経営資源は、コンサルタント人材と考えており、景気の変動に伴ってサービスの需要が変化することに対応すべく、コンサルタントを部門横断的なアサイン体制で管理することにより経営資源の適切な配分に取り組んでおります。 (2)人的リソースに関するリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:中 影響度:大) 当社グループが提供するコンサルティングサービスは、個々のコンサルタントが保有する知識と専門性が、顧客に対して提供する付加価値の源泉であります。そのため、当社グループは知識と専門性を備えた人材を採用及び育成し、また相応の職位や給与体系を整備することで、人的リソースの基盤構築に取組んでおります。 しかしながら、人材の採用及び育成が計画どおりに進捗しなかった場合や、転職等の理由により優秀な人材が社外流出することで十分な人的リソースを確保できなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)常駐支援に関するリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) 当社グループはコンサルティングサービスについて実務支援を実効性ある形で提供するため、コンサルタントが顧客現場に常駐することで、会計・財務情報に限定されない広範な経営情報の収集・集約・分析に努めております。 しかしながら、コンサルタントが顧客現場に常駐してコンサルティングサービスを提供する際、顧客企業において不祥事が発生した場合には、コンサルタントが当該不祥事に関与してしまうことで損害賠償を求償されうること、または当該不祥事に関与しないまでもコンサルタントが常駐することで顧客企業と当社があたかも同一視され、当社が関与したかのような風評が発生することにより、当社に対する誤解、誤認、誇大解釈等が生じ、事業に対し直接間接に損失を被ることが発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、当社では、常駐してコンサルティングサービスを提供する際、偽装請負と誤認されるリスクがあり、法的解釈に齟齬が生じないようにするため、重要な点について専門家等に事前問い合わせを実施したうえで、適切な業務形態について社内マニュアル、関係者への説明文書を作成して周知し、運用状況を定期的に確認することで、違法性を可能な限り排除しております。 (4)品質リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) 当社グループはコンサルティングサービスを提供しておりますが、顧客が期待する品質のサービスが提供できない場合には、受注契約の継続性に支障を来し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策といたしましては、社内教育研修制度を充実させるとともに、引き続きOJTの機会を確保し、高品質なサービス提供を担保してまいります。 (5)海外事業に関するリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:中 影響度:小) 当社グループの海外事業は東南アジアを中心に事業展開を進めておりますが、各国の予期せぬ法律等の改正、政治及び経済情勢の変化、治安の悪化、戦争、為替変動、通信等のインフラ障害、取引先の信用リスク、労働環境の変化及び現地の優秀な人材の採用や確保ができないこと等のカントリーリスクを内在しています。当社グループでは、四半期毎に各国の法律等の改正や現地の政府当局の動向について、早期に情報収集することでリスクの低減に努めておりますが、かかるリスクが顕在化し、現地での事業活動に悪影響が生じる場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)投資に関するリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし発生可能性:中 影響度:小) 当社グループは、複数の株式、投資事業有限責任組合への出資等を行なっております。投資に当たっては、財務内容などの詳細な事前調査を行い、投資委員会で検討・審議を経た上で意思決定を行っておりますが、今後の投資先企業の事業が計画通りに進捗せず、経営状況が悪化した場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、投資先については定期的なモニタリングを行うことにより、可能な限りリスクを回避するように努めております。 また、投資先の持分の変動やファンドに対する支配の有無によって連結対象範囲の変更が行われることが想定されるため、連結対象に変動があった場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)提携法人にかかるリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) 提携法人である税理士法人エスネットワークス及び社会保険労務士法人エスネットワークス(以下、「両提携法人」という。)は、当社の関係会社ではございませんが、同一商号を利用している両提携法人の業務が適正に実施されない場合は、当社グループに対するレピュテーションに影響を与える可能性があることから、両提携法人を経営する社員税理士及び社員社会保険労務士と協力し、適正な運営にとって不可欠な職員の教育やインフラストラクチャ等の環境整備に努めております。 しかしながら、両提携法人が何らかの理由により適正に事業運営がなされない等のリスクが顕在化した場合には、同一の商号を使用していることから、当社グループと同一視されるリスクがあります。また、その場合には、現時点と同様の提携法人との協働を実施することが困難となり、結果として高い品質のサービスが提供できなくなる可能性があることから、受注契約の継続性に支障を来たし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、両提携法人との具体的な取引内容及び取引金額及び取引条件等は以下の通りです。 (ロイヤリティ) 取引内容…ロゴや名称(商標権)の使用の対価として受領 取引金額・条件等…ブランド力・知名度向上のためのコストを、売上高に応じて配分する料率を設定 (顧客紹介) 取引内容…相互に顧客を紹介することによる一定料率の紹介料の支払/受領 取引金額・条件等…独立した第三者と同条件 (業務委託) 取引内容…個別の案件等のニーズに応じて相手方へ業務を委託 取引金額・条件等…独立した第三者と同条件 (出向) 取引内容…職業能力開発を目的とした従業員の出向 取引金額・条件等…人件費相当額について出向料として出向先が負担 また、取引の健全性及び、適正性を確保する体制は、毎月開催の定時取締役会において、取引の内容と金額推移についてモニタリングしております。金額の大きな増減など異常値を中心に取引状況を確認しております。 (8)事業継続リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:大) 事業活動が国内だけに留まらず海外にも展開するグローバル化や情報ネットワーク技術の進展等に伴い、大規模災害や大規模システム障害等、不測の事態が発生した場合に想定される被害規模は年々大きくなっており、企業としては更なる危機管理体制及び事業継続に対する取組みの強化が求められております。 このような状況において、当社グループは大規模災害や大規模システム障害等が発生した場合に備えて、危機管理体制の構築及び社内システム基盤の強化を行い、事業活動を円滑に続けられるよう取組みを行っております。 しかしながら、一企業ではコントロールすることが不可能な特別な事情や状況が発生し、事業継続が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)情報セキュリティリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:大) 当社グループにおける重要な情報セキュリティリスクは顧客情報の漏洩及びクラウドサービス利用によるシステム障害であります。 顧客情報の漏洩については、当社グループ役職員に対して、入退社時の誓約書提出を義務付け、情報セキュリティ基本規程に則り、情報管理を行っております。また、年に1回情報セキュリティ研修を実施し、守秘義務の遵守並びに機密情報や個人情報等の情報管理の指導徹底を行うとともに、電子メールにおけるマルウェア対策及び誤送信防止ツール等の導入を行い、情報漏洩を防止する体制を整備しております。 また、当社グループは、サービスの基盤をインターネットやクラウドサービスに依存しているため、自然災害や事故等によりインターネット通信網が遮断された場合や、クラウドサービス事業者に対するサイバー攻撃等によって、当社グループの利用するシステムに大規模な障害が発生した場合には、顧客情報の漏洩リスクと併せて当社グループの信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)コンプライアンスリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) 当社グループは法令遵守体制を実効性のあるものとするため、「コンプライアンス規程」を定めると共に、リスク・コンプライアンス委員会を設置し、年に1回コンプライアンス研修を実施することで、役職員に対して法令遵守意識を浸透させております。 しかしながら、万が一、当社グループの役職員がコンプライアンスに違反する行為を行った場合には、当社グループの信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)訴訟リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中~大) 当社グループは、顧客やビジネスパートナーとの契約条件などの決定にあたり、社内規程に則り、過大な損害賠償責任等のリスクを負わないよう管理を行っております。 しかしながら、何らかの理由により、他社から損害賠償請求等の訴訟を提起された場合、その判決結果によっては、当社グループの信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)法的規制リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) コンサルティング事業を展開するにあたり、業務委託契約による役務提供においては、直接的な規制を定める法令等はございません。 一方で、労働者派遣契約及び有料職業紹介契約による役務提供は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律及び職業安定法の規制を受けております。 今後、コンサルティング事業にかかる法令等の制定・改正がなされた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、会社法、金融商品取引法、税法等の法改正が行なわれることで、社会におけるコンサルティング事業へのニーズも変化する可能性があり、その結果として、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 各種法令遵守のため、内部監査や、リスク・コンプライアンス委員会を通じて各種法改正への対応状況を確認するとともに、社内外の弁護士等の専門家と定期的なコミュニケーションを行ってまいります。 (13)他社競合のリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:中 影響度:中) コンサルティング事業の遂行にあたっては、当連結会計年度末時点で許認可制度や資格制限がないことに加え、大規模な設備投資が不要であることから、参入障壁が低い事業であると判断しております。このため大手事業者から個人事業者まで多数の事業者が事業を展開しており、今後も同業者間での競争が激しくなることが推測されます。こうした競合他社との価格・サービス競争に適切に対応できない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 このリスクへの対応を強固なものとするため、当社はCFO機能のサービス提供という独自の強みに加え、戦略や計画の立案のみならず、常駐型の実務実行支援を行う特徴を活かすことで、競合他社との差別化に取り組んで参ります。 (14)風評リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) 当社グループは高品質なサービス提供、役職員に対する法令遵守浸透、厳格な情報管理、コンプライアンス体制の構築等の取組みを行うことにより、健全な企業経営に努めております。 しかしながら、悪意を持った第三者が、意図的に噂や憶測、ネガティブな評判等のあいまいな情報を流したり、あるいは何らかの事件事故等の発生に伴う風評が発生したりすることにより、当社グループに対する誤解、誤認、誇大解釈等が生じ、事業に対し直接間接に損失を被ることが発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)配当政策に関するリスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中) 当社グループでは、株主への安定した利益還元を通じた中長期的な企業価値の向上を経営上の重要課題の一つと捉えており、調整後連結株主資本配当率(DOAE)10%を配当金額決定の際の指標として採用しております。今後、事業投資や提携など新たに資金需要が発生し、より株主価値の向上に資すると判断する場合、あるいは、財務体質が脆弱化することによって株主価値の棄損が起こる可能性があると判断した場合、目標とする調整後連結株主資本配当率を達成できない可能性があります。 (16)取引先の信用リスク(発生可能性のある時期:特定時期なし 発生可能性:中 影響度:中) 当社グループは、取引先への売上債権に基づく信用リスクが発生しております。当社グループでは、信用情報の分析に基づき、新規取引先については取引先毎に信用限度額を設定するとともに毎期一定期間ごとに継続取引先についても信用限度額の調査を行い、信用リスクの回避に努めておりますが、取引先の倒産のような予期せぬ事態により債権回収に問題が発生した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17)ストック・オプションの行使による株式価値の希薄化に関するリスク (発生可能性のある時期:数年内 発生可能性:中 影響度:小) 当社はストック・オプション制度を採用しており、本書提出日現在でストック・オプションとして発行している新株予約権は370,000株相当であり、当社発行済株式総数3,148,100株の11.8%に相当しております。現在付与している新株予約権に加えて今後付与する新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は2,003,210千円となり、前連結会計年度末に比べ205,003千円増加いたしました。これは主に期中の利益の積み上げにより現金及び預金が120,437千円増加したこと及び売掛金が53,441千円増加したことによるものです。固定資産は683,234千円となり、前連結会計年度末に比べ199,520千円増加いたしました。これは主に事業譲受を行ったことによりのれんが53,651千円増加したことによるものです。 この結果、総資産は2,686,445千円となり、前連結会計年度末に比べ404,524千円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は593,486千円となり、前連結会計年度末に比べ62,308千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が40,685千円減少したこと及び約定弁済により1年内返済予定の長期借入金が95,342千円減少したことによるものです。固定負債は267,527千円となり、前連結会計年度末に比べ213,321千円増加いたしました。これは新規借入により長期借入金が213,321千円増加したことによるものです。 この結果、負債合計は、861,013千円となり、前連結会計年度末に比べ151,012千円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,825,431千円となり、前連結会計年度末に比べ253,511千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が77,570千円増加したこと、当社社員に対する譲渡制限付株式の発行により自己株式が51,049千円減少し、資本金が69,250千円、資本剰余金が69,250千円増加したこと等によるものです。この結果、自己資本比率は65.1%(前連結会計年度末は65.8%)となりました。 ② 経営成績の状況 我が国の経済は、雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調にある一方で、米国の関税引き上げによる世界経済の減速懸念や、中東情勢及びロシア・ウクライナ情勢の長期化など、世界経済の不確実性が我が国の景気を下押しするリスクとなっており、依然として先行き不透明な状況が続いております。 また、企業においては資本効率を意識した経営の要請やグローバル化、労働者不足、IT技術の進歩などさまざまな環境の変化が生じており、このような変化に対応すべく事業ポートフォリオの見直しや、ノンコア事業の分離、成長分野への積極投資といった企業自身の変革が加速しております。 一方、企業の内部では変革に対応するノウハウの不足や加熱する採用マーケット下で専門人材の採用が困難といった課題が生じており、当社グループのCFO領域を中心とした経営課題の解決に向けた実行支援のニーズが高まっております。 この様な外部環境下において、拡大するマーケット需要を取り込み売上高の拡大に注力すると共に、今期の重要課題であるコンサルタントの採用や人的投資の強化を推進して参りました。加えて、当第4四半期連結会計期間において、BPO(Business Process Outsourcing)サービスの展開に向けて、子会社である株式会社エスコーポレートソリューションズが、給与計算サービス等を行うペイロール事業の譲受を実行いたしました。 以上の結果、当社グループの当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)の業績は、売上高3,418,693千円(前連結会計年度比15.9%増)、営業利益306,286千円(同1.4%増)、経常利益336,928千円(同14.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益217,536千円(同27.9%減)となりました。尚、親会社株主に帰属する当期純利益が前連結会計年度比で27.9%減少している主な理由は、前連結会計年度において投資有価証券売却益114,341千円を計上していたことによるものです。 なお、当社グループは「コンサルティング事業」を単一の報告セグメントとしており、その他の事業(投資事業)については量的重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末において、現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は1,380,687千円(前連結会計年度末は1,260,249千円)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、210,652千円の収入(前連結会計年度は374,699千円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益352,588千円の計上、法人税等の支払額197,843千円の計上等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、71,630千円の支出(前連結会計年度は218,445千円の収入)となりました。主な要因は、事業譲渡による収入30,000千円、投資事業組合からの分配による収入66,987千円、事業譲受による支出130,000千円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、16,699千円の支出(前連結会計年度は442,603千円の支出)となりました。要因は、長期借入金の返済による支出232,021千円、配当金の支払134,678千円、長期借入れによる収入350,000千円によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) コンサルティング事業(千円)   3,402,733   115.3 その他(千円)   15,960   - 合計(千円)   3,418,693   115.9 (注)1.その他セグメントについては前連結会計年度において収益が生じていないため、前年同期比の記載を省略しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年1月1日 至  2024年12月31日)   当連結会計年度 (自  2025年1月1日 至  2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) アンドファーマ株式会社   -   -   492,013   14.4 株式会社ツルハホールディングス   190,569   6.5   392,615   11.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。また、当社グループは「コンサルティング事業」を単一の報告セグメントとしており、その他の事業(投資事業)については量的重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表にあたっては、決算日における財政状態、経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえた合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り・予測を実施しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであり、翌々連結会計年度以降においても同様に、重要な影響を及ぼす恐れがあります。 ②財政状態の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりです。 ③経営成績の分析 (売上高) 旺盛なマーケット需要の取り込みにより、売上高は3,418,693千円(前連結会計年度比15.9%増)となりました。詳細に関しては「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載のとおりです。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は1,900,926千円(前連結会計年度比18.2%増)となりました。これは、主に案件遂行のための業務委託費の増加及び給与手当の増加などによるものであります。その結果、売上総利益は1,517,766千円(同13.1%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は1,211,480千円(前連結会計年度比16.4%増)となりました。これは主に採用教育費の増加などによるものです。この結果、営業利益は306,286千円(同1.4%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 営業外収益は50,454千円(前連結会計年度比301.1%増)となりました。これは主に、投資事業組合運用益の発生によるものです。営業外費用は19,812千円(同5.5%減)となりました。この結果、経常利益336,928千円(同14.7%増)となりました。 (特別利益、特別損失、法人税等合計及び親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は30,000千円(前連結会計年度比82.7%減)となり、これは事業譲渡益の発生によるものであります。特別損失は14,340千円(同72.4%減)となり、これは投資有価証券評価損の発生によるものであります。法人税等合計は126,962千円(同12.3%増)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は217,536千円(同27.9%減)となりました。 ④キャッシュ・フローの状況の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ⑤資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、従業員の給与手当の他、販売費及び一般管理費の営業費用であります。これらの資金につきましては、営業活動によって得られる資金でまかなうことを基本として、必要に応じて金融機関からの調達を実施する方針であります。 なお、現金及び現金同等物の残高は、当連結会計年度末において1,380,687千円であり、当社グループの事業を推進していく上で十分な流動性を確保していると考えております。 ⑥経営方針・経営戦略等又は経営上の目標達成状況を判断するための客観的指標等 当社グループは「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の指標を重視しており、過年度からの推移は以下の通りです。 当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)は13.4%となり、前連結会計年度と比較して7.9ポイント低下いたしました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の積み上げや新株発行等により連結株主資本が増加した一方で、前連結会計年度に計上していた投資有価証券売却益の反動減により、親会社株主に帰属する当期純利益が減少したことによるものであります。今後も中長期的な経営目標の達成を見据え、資本効率の向上を意識した経営により、当該指標の改善に努めてまいります。 前連結会計年度 (2024年12月期)   当連結会計年度 (2025年12月期) ROE   21.3%   13.4% 営業利益率   10.2%   9.0% 国内コンサルタント数 ※1   102.2人   114.3人 国内コンサルタント一人当たり売上高   24,687千円   25,656千円 海外コンサルタント数 ※1   73.7人   77.7人 海外コンサルタント一人当たり売上高   6,300千円   6,758千円 ※1.コンサルタント数はコンサルタントの各月末人数の合計を会計期間の月数で除して算出しております。 ⑦経営者の問題意識と今後の方針について 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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