概要
令和アカウンティング・ホールディングスは、東京証券取引所グロース市場に2024年12月に上場した会計コンサルティング企業である。主に大企業やREIT、医療機関向けに経理業務の継続的支援(コンサルティング業務Long)を行い、2026年3月期の売上高は57億円、従業員数は326名。グループは連結子会社6社と非連結子会社1社で構成され、ベトナムにも拠点を持つ。
経理コンサルティングを柱とする事業構成
当社グループの中核はコンサルティング事業であり、売上高の99%以上を占める。このうち継続的なコンサルティング業務(Long)が全体の80.7%を占め、プロジェクト型のコンサルティング業務(Short)が18.4%を構成する。コンサルティング業務(Long)は、決算書作成支援や会計方針の策定など、企業の経理部門と一体となって行う戦略的な業務が特徴である。解約率は0.148%と極めて低く、契約の継続性が高い。一方、コンサルティング業務(Short)はデューデリジェンスやIPO支援、M&A支援など、特定のプロジェクトに応じて提供される。
大企業クライアントとREIT支援の強み
主要なクライアントは上場企業をはじめとする大企業グループであり、強固な経営基盤を持つ企業が多い。特にREIT(不動産投資法人)については、現存するREITの半数近くに関与実績を持ち、透明性の高い会計支援を提供している。この実績が他の大企業からの信頼獲得につながっている。クライアントグループ数は2026年3月末時点で177であり、既存クライアントからの業務拡大や新規獲得により増加傾向にある。クライアントの経理業務を外部委託することで、企業内での不正防止や効率化にも寄与している。
グループ全体の収益と財務状況
2026年3月期の連結売上高は57億500万円(前期比14.6%増)、営業利益は19億8,801万円(同33.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14億2,121万円(同40.0%増)と成長を続けている。自己資本比率は65.4%と財務基盤は安定している。営業活動によるキャッシュフローは13億4,735万円と順調だが、配当金の支払い(13億9,853万円)や自己株式取得(4億7,580万円)により、現金及び現金同等物は前年比6億1,742万円減少し17億8,811万円となった。なお、営業利益率は約34.9%と高い収益性を示している。
子会社を通じた多角化の取り組み
グループは令和アカウンティング・ホールディングスを頂点に、6つの連結子会社を有する。令和ヒューマン・ファースト株式会社は人材派遣・紹介事業と教育事業を担い、経理人材の育成から派遣まで一貫したサービスを提供する。令和インベストメント株式会社は投資持分の管理を行い、傘下に株式会社ソフツやH S K事業承継支援株式会社を持つ。2025年4月にはシステム開発を目的とした株式会社ミラクル経理を設立し、AI資産判定ソリューション「ミラクルX」をリリースした。ベトナムにはHSK VIETNAM AUDIT COMPANY LIMITEDを置き、日系企業進出支援を行っている。
業界の中での役割は企業の経理部門向けにアウトソーシング、アドバイザリー、人材支援を提供する専門サービス企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01企業(上場企業・大企業)主力
上場企業をはじめとする大企業、REIT、SPC、医療機関などに対し、経理業務全般のコンサルティングサービス(Long)を提供。会計方針の策定、決算業務の代行・支援、開示書類の作成支援など、継続的な業務支援を通じて企業の経理部門の戦略的役割を支援する。
- コンサルティング業務(Long)
- 会計方針の策定、仕訳入力から決算書作成まで一連の経理業務を代行・支援する。戦略的な経理実務支援を特徴とする。
02企業(プロジェクト型業務)準主力
デューデリジェンス、株式価値評価、IPO支援、M&A支援など、特定のプロジェクトに対して専門的なコンサルティングサービス(Short)を提供。主に継続的なクライアントからの派生案件として受注する。
- コンサルティング業務(Short)
- デューデリジェンス、IPO支援、M&A支援など、期間限定のプロジェクト型コンサルティング。
03教育・人材副次
経理専門のスクール運営、企業研修、経理人材に特化した人材派遣・紹介事業を展開。経理人材の育成と企業への紹介を通じて、経理業界全体のレベル向上に貢献する。
- 経理部プロフェッショナル・スクール
- 実務的な経理業務を学べるスクール。簿記などの資格試験対策とは異なり、実践的なスキル習得に焦点を当てる。
- 企業研修
- 企業向けのカスタマイズ研修や公開講座。経理担当者向けのスキルアップ研修を提供。
- 人材派遣紹介
- 経理人材に特化した派遣・紹介サービス。スクールで育成した人材の就業支援も行う。
04ソフトウェア(会計)副次
会計ソフトウェアの開発・販売。2025年に子会社を設立し、AI資産判定ソリューション「ミラクルX」をリリース。経理DXに資する製品の開発を進めている。
- ミラクルX
- AIを活用した資産判定ソリューション。会計処理におけるAI活用を実現する製品。
製品と技術
AI資産判定ソリューション「ミラクルX」
2025年11月に株式会社ミラクル経理よりリリースされた。AIを活用して会計・税務処理に必要な資産判定を自動化するソリューションである。当社が長年のコンサルティングで培ったノウハウを基に開発され、圧倒的な使いやすさを実現したとされる。リリース後、既に複数の企業から高い評価を得ており、今後の営業体制強化が計画されている。この製品は「ミラクルX」シリーズとして拡充が予定され、経理DXの推進役として位置付けられている。
開発中の基幹会計システム「ミラクルA」
「ミラクルX」に続く第二弾として、AIエージェントを搭載した基幹会計システム「ミラクルA」の開発が進められている。これは従来の会計ソフトウェアのメリットを集約し、AIによる自動化・高度化を図るものとされる。当社は多数の会計ソフトウェアを使用した経験から、各製品のメリット・デメリットを把握しており、その知見を活かした開発が行われている。将来的には自社クライアントのみならず、広く市場に展開することを目指している。
経理実務教育プログラム「経理部プロフェッショナル・スクール」
2022年10月に開始した教育事業の主力サービス。簿記試験対策ではなく、実際の経理業務に直結した実務的なカリキュラムを提供し、開設コース数は13にのぼる。ターゲットは上場企業の経理担当者や管理職、経理を志す学生。企業研修も行い、累計50以上の講座を開催。研修内容はクライアントの要望に合わせたカスタマイズ研修と、改正論点を扱う公開講座がある。経理人材の育成を通じて、コンサルティング事業とのシナジーを生み出している。
経理専門人材派遣・紹介サービス
スクールや企業研修で育成した人材の活躍の場を広げるため、経理人材に特化した派遣・紹介事業を行う。コンサルティング事業のクライアントから人材不足による人員補充の需要があり、両事業の親和性は高い。2024年5月に令和ヒューマン・ファースト株式会社へ事業移管され、教育事業と統合された。派遣・紹介事業はコンサルティング業務の補完として機能し、クライアントの多様なニーズに応える体制を整えている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会計業務のアウトソーシングで高収益、専門特化型企業
当社は会計・税務のアウトソーシングサービスを提供し、売上高は44億円から57億円へと安定成長しています。特筆すべきはその収益性で、営業利益率は30%から35%と業界トップクラスの水準を誇ります。同業他社のジンジブやイシンは総合的なサービス業ですが、当社は会計に特化することで効率的なサービス提供を実現し、高い利益率を達成しています。特に、中小企業向けの会計業務は堅調で、専門性が評価されています。一方で、会計法規の変更やクライアントの内製回帰などのリスクも存在します。
強み
- 営業利益率35%と業界最高水準の収益性を実現している
- 会計・税務の専門特化により、差別化されたサービスを提供
- 売上高は年率10%前後で増加し、景気変動の影響を受けにくい
- 幅広い中小企業の顧客を抱え、リピート収入が安定している
課題
- 対象市場が国内中小企業に限定され、成長余地が限定的である
- 専門人材の確保が難しく、人員増強が成長の制約となる
- 技術進歩による業務自動化で、既存サービスが陳腐化する可能性
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字が令和アカウンティング・ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6078バリューHR | 433億円 | 57.1倍 |
| 2 | 5261リソルホールディングス | 430億円 | 15.8倍 |
| 3 | 4771エフアンドエム | 423億円 | 14.1倍 |
| 4 | 4337ぴあ | 419億円 | 12.4倍 |
| 5 | 9740セントラル警備保障 | 414億円 | 15.9倍 |
| 6 | 296A令和アカウンティング・ホールディングス | 413億円 | 29.1倍 |
| 7 | 7071アンビスホールディングス | 401億円 | 13.9倍 |
| 8 | 9795ステップ | 385億円 | 13.2倍 |
| 9 | 6071IBJ | 382億円 | 15.5倍 |
| 10 | 9622スペース | 380億円 | 9.1倍 |
| 11 | 2475WDBホールディングス | 366億円 | 12.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
服飾雑貨会社から会計コンサルタントへ転身した2004~2007年
2004年8月、東京都港区に株式会社ミーミ・フェリーノとして設立された。当初は服飾雑貨の製造・販売を目的としたが、事業開始に至らず休眠状態となった。その後、前代表取締役の須貝信が全株式を譲り受け、2007年6月に商号をH S Kコンサルティング株式会社に変更。事業目的を会計コンサルティングに切り替え、本格的に事業を開始した。この転換が現在の事業の基盤となっている。
ベトナム進出と本社移転を経た2010年
2010年7月、ベトナム・ハノイにHSK VIETNAM AUDIT COMPANY LIMITEDを設立し、日系企業のベトナム進出支援事業を開始した。同年10月には本社を東京都中央区日本橋に移転。ベトナム拠点は現在も連結子会社として存続し、国際的な事業展開の一端を担っている。この時期、国内では会計コンサルティング事業の基盤を固めつつあった。
商号変更と事業承継による拡大期(2019~2021年)
2019年6月、商号を令和アカウンティング・ホールディングス株式会社に変更。同年8月から2021年3月にかけて、税理士法人平成会計社から事業承継を実施し、従来のプロジェクト型(Short)に加えて継続型(Long)のコンサルティング業務を開始した。2021年1月には給与計算業務を目的に令和ヒューマン・ファースト株式会社の株式を取得、同年2月にはコンサルティング事業拡充のため令和インベストメント株式会社が株式会社ソフツ等を買収し、グループ体制を強化した。
教育・人材事業への展開とシステム開発への参入(2022~2025年)
2022年10月、経理実務に関わる教育事業と人材派遣紹介事業を開始。2024年5月には人材派遣紹介事業を令和ヒューマン・ファーストへ移管した。2025年4月、ソフトウェア開発子会社として株式会社ミラクル経理を設立。同年11月にはAI資産判定ソリューション「ミラクルX」をリリースし、システム開発事業を本格化させた。同時に教育事業を令和ヒューマン・ファーストに移管し、グループ内の事業集約を進めた。
東京証券取引所グロース市場上場(2024年12月)
2024年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時の売上高は44億円(2024年3月期)であったが、その後2026年3月期には57億円まで成長。上場により資金調達の手段を得るとともに、企業としての信頼性を高め、さらなる事業拡大の基盤を築いた。
年表16件を開く
2000年代
- 2004年8月創業東京都港区に服飾雑貨の製造・販売等を行う株式会社ミーミ・フェリーノとして設立。当社前代表取締役である須貝信が当時の個人事業の取引先と共同事業を行う目的で設立したが、事業開始に至らず休眠状態となり、前代表取締役が全株式を譲り受けた。
- 2007年6月商号変更商号をHSKコンサルティング株式会社に変更、事業目的を変更し、会計に係るコンサルティング事業を開始。
- 2009年11月東京都中央区銀座に本社移転。
2010年代
- 2010年7月HSK VIETNAM AUDIT COMPANY LIMITED(現・連結子会社)をベトナム・ハノイに設立。ベトナムへ進出する日系企業に対する支援事業を開始。
- 2010年10月東京都中央区日本橋に本社移転。
- 2019年6月商号変更商号を令和アカウンティング・ホールディングス株式会社に変更。
- 2019年8月事業承継を開始し、2021年3月までの期間をかけて、当社は従来税理士法人平成会計社の法人顧客であったクライアントと会計に係るコンサルティング契約を締結。具体的には、クライアントの承諾の下、税理士法人令和会計社(当社の前代表取締役が代表を務めた税理士法人平成会計社から事業承継を受けた税理士法人)が税理士法人平成会計社から承継したクライアントとの会計及び税務業務に係る契約を解約、税務業務の契約は税理士法人令和会計社と、会計に係るコンサルティング業務の契約は当社と新規に締結。上記の経緯から、従来から主として行っていたコンサルティング業務(Short)※1に加え、コンサルティング業務(Long)※2を開始。 ※1 一定期間(基本的に一年以内)で終了するプロジェクト型コンサルティング業務 ※2 基本的に契約が自動更新され継続性の高いコンサルティング業務(2023年4月~2026年3月の解約率(当月解約件数÷前月末契約件数の平均)0.148%)
2020年代
- 2021年1月M&A給与計算業務等を提供することを目的として、HSKヒューマン・ファースト株式会社(現・連結子会社、株式取得と同時に令和ヒューマン・ファースト株式会社に商号変更)の株式を取得し子会社とする。当社事業に関連する投資持分の保有を目的として令和インベストメント株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し子会社とする。
- 2021年2月コンサルティング事業の拡充を目的として、令和インベストメント株式会社が株式会社ソフツ(現・連結子会社)及びHSK事業承継支援株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し子会社とする。
- 2021年4月2019年8月から2021年3月にかけて実施したクライアントとの新規契約手続が完了したため、税理士法人令和会計社に在籍する人員のうち、会計に係るコンサルティング業務に従事することを希望する人員を当社が受入。
- 2022年2月コンサルティング事業の拡充を目的として、令和インベストメント株式会社が東京インキュベーション株式会社(現・連結子会社)を設立。
- 2022年10月経理実務に関わる教育事業を開始。あわせて経理に関わる人材派遣紹介事業を開始。
- 2024年5月人事関連サービスを提供する子会社において事業を拡充することを目的として、当社から令和ヒューマン・ファースト株式会社へ人材派遣紹介事業を移管し、同社において経理に関わる人材派遣紹介事業を開始。
- 2024年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場。
- 2025年4月創業ソフトウェア開発を目的として、株式会社ミラクル経理を設立。令和ヒューマン・ファースト株式会社へ人に関わるコンサルティング事業を集約し拡充することを目的として、教育事業を当社から令和ヒューマン・ファースト株式会社へ移管。
- 2025年11月株式会社ミラクル経理より、AI資産判定ソリューション「ミラクルX」をリリース。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
クライアントごとの横断的組織による業務拡大
専門知識を横断的に配置したクライアントごとの組織構造により、既存クライアントからの信頼を獲得し、業務範囲や契約件数を拡大する。また、継続的な値上げ交渉を通じて収益増加を図る。
- 02
経理DXと自社システム開発の推進
長年の経理実務の知見を活かし、AI資産判定ソリューション「ミラクルX」や次世代AIエージェント搭載基幹会計システム「ミラクルA」を開発。自社のコンサルティング事業で徹底活用し、生産性向上と収益性向上を実現。
- 03
人材育成ノウハウの事業化と採用循環の構築
社内で培った経理プロフェッショナル育成ノウハウを教育事業(スクール・研修)として展開。受講生から優秀な人材を採用する循環を構築し、派遣・紹介事業とも連携して収益向上につなげる。
- 04
優秀な人材の採用と育成の強化
会計の高度専門性と人間力(ソフトスキル)の両方を備えた人材を積極採用。働きやすい環境と待遇を整備し、長期的な育成体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で326人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は685万円で、1期前と比べて+3.1%。平均年齢は31.8歳、平均勤続年数は3.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 665 | 31.5 | 2.8 | 333 | 450 |
| 2026年3月 | 685 | 31.8 | 3.7 | 326 | 613 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 5 / 海外 1、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ミラクル経理(注)5.6東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内令和ヒューマン・ファースト株式会社(注)5東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内令和インベストメント株式会社(注)5東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ソフツ(注)2.5東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内HSK事業承継支援株式会社(注)2東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外HSK VIETNAM AUDIT COMPANY LIMITED(注)3.4.5ベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権35.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は57億円、営業利益は20億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.0%、利益が+33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 63億円 | 57億円 |
| 営業利益 | 22億円 | 20億円 |
| 純利益 | 14億円 | 14億円 |
| 1株あたり配当 | ¥33 | ¥33 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
3期分
直近は2027年1Qで、売上は15億円、営業利益は6億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 27 | 8 | 29.6 | 6 |
| 2026年4Q | 30 | 12 | 40.0 | 8 |
| 2027年1Q | 15 | 6 | 40.0 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2021年3月期からの6期で、売上は13億円から57億円へ4.4倍に増えた。直近期の営業利益率は35.1%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 給与計算業務等を提供することを目的として、HSKヒューマン・ファースト株式会社(現・連結子会社、株式取得と同時に令和ヒューマン・ファースト株式会社に商号変更)の株式を取得し子会社とする。当社事業に関連する投資持分の保有を目的として令和インベストメント株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し子会社とする。 | |||||
| 2021年3月 | 13 | — | 3 | — | 2 |
| コンサルティング事業の拡充を目的として、令和インベストメント株式会社が東京インキュベーション株式会社(現・連結子会社)を設立。 | |||||
| 2022年3月 | 31 | — | 4 | — | 3 |
| 2023年3月 | 39 | — | 8 | — | 3 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場。 | |||||
| 2024年3月 | 44 | — | 8 | — | 6 |
| ソフトウェア開発を目的として、株式会社ミラクル経理を設立。令和ヒューマン・ファースト株式会社へ人に関わるコンサルティング事業を集約し拡充することを目的として、教育事業を当社から令和ヒューマン・ファースト株式会社へ移管。 | |||||
| 2025年3月 | 50 | 15 | 15 | 30.0 | 10 |
| 2026年3月 | 57 | 20 | 20 | 35.1 | 14 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高57億円のうち、営業利益として残るのは20億円で35.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の24.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.1%24億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.8%13億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益35.1%20億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年3月期は営業CFが13億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは12億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は18億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 14 |
| 2024年3月 | 6 | 0 | −2 | 6 | 17 |
| 2025年3月 | 10 | 0 | −3 | 10 | 24 |
| 2026年3月 | 13 | −1 | −19 | 12 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2026年3月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が27億円で、自己資本比率は65.4%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 19 | 16 | 3 | 83.3 |
| 2022年3月 | 23 | 18 | 5 | 79.4 |
| 2023年3月 | 56 | 20 | 36 | 35.8 |
| 2024年3月 | 57 | 24 | 33 | 41.1 |
| 2025年3月 | 47 | 31 | 16 | 65.7 |
| 2026年3月 | 40 | 27 | 13 | 65.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中8位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中278位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,101で、1年前と比べて+73.3%。過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 29.1倍 |
| PER (会社予想) | 28.6倍 |
| PBR | 18.27倍 |
| 配当利回り | 3.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月21日に1087円まで上昇し、前日比+16.01%と大幅高。52週高値1087円に到達し、最高値更新。1ヶ月で+19.58%上昇。出来高は8月21日に58.6万株と前日比約50倍に急増し、強い買いが入った。25日線894.52円を約21%上回り、RSIは86.86と過熱感が強い。週足では7月21日に上昇を開始し、その後一貫して上昇トレンドが続いている。出来高を伴った上昇で、トレンド継続が期待される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは28.73倍で業界平均22.99倍を上回るが、予想PER28.2倍とほぼ横ばい。PBRは18.04倍と平均3.34倍を大きく上回るが、ROE49.59%と非常に高く、成長性を反映。配当利回り3.04%は平均2.29%を上回り、株主還元も良好。業績は堅調に拡大しており、高PBRは justified だが、PER面ではやや割高感も。総合すると妥当圏内。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 29.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 28.6倍 | — |
| PBR | 18.27倍 | 3.51倍 |
| ROE | 49.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
会計・税務サービス市場で成長中だが、競争は激しく差別化が課題。強気派は高いROEと営業利益率の改善、成長持続性を評価。弱気派はPBRが18倍と評価が過熱し、成長鈍化や法規制の変化による収益悪化を警戒懸念する。
- 高い収益性
ROE約50%、営業利益率35%と非常に高い収益性を達成している
- 成長の持続
売上高が毎年約10〜15%成長しており、需要が堅調
- 株主還元の高さ
配当利回り約3%で、配当政策が積極的
- 2026年3月期は営業利益20億円と前期比33%増益決算発表後影響強
営業利益は15億円→20億円、純利益も14億円と増益
- 売上高57億円と前期比14%増の成長決算発表後影響中
売上高は50億円→57億円、2期連続で増収
- 営業利益率35.1%と高収益構造が継続継続影響中
売上高57億円に対し営業利益20億円、営業利益率35.1%
- 配当利回り3.04%と株主還元の魅力次回株主総会影響弱
配当利回り3.04%、純利益14億円と安定した利益基盤
- 評価の過熱感
PBR18倍超と高く、成長期待が織り込み済みの可能性
- 競争激化のリスク
会計サービスの競合が多く、差別化が困難
- 法規制の影響
税制や会計基準の変更が顧客ニーズや収益に影響する恐れ
- 株価1年で73%上昇し利益確定売りリスク継続影響強
株価前年比+73.43%、実績PER28.73倍と上昇ピッチが速い
- 予想PER28.2倍と割高感決算発表後影響中
実績PER28.73倍、予想PER28.2倍と高水準
- PBR18.04倍と資産価値から乖離継続影響中
PBR18.04倍、ROE49.59%でも株価調整局面では割高
- 外国人保有2.53%と低流動性継続影響弱
外国法人持株比率2.53%と低く、売買が薄く値動きが荒い
- 売上高成長率
- サービスの需要拡大が続くか確認するため
- 営業利益率
- 高収益体質が維持できるか監視するため
- 顧客数・継続率
- サービス利用の継続性と顧客基盤の充実度を見るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり33円。いまの株価に対する利回りは3.00%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥33
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,597人。区分でいちばん多いのは個人・その他で66.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.1%を占め、残る68.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 68.0 | 66.0 |
| 事業法人 | 28.3 | 26.6 |
| 金融機関 | 1.6 | 4.5 |
| 外国法人 | 0.3 | 2.5 |
| 証券会社 | 1.6 | 0.4 |
| 自己株式 | — | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 須貝 信 | 24.70 |
| 02 | 株式会社mysky | 5.33 |
| 03 | 須貝 舞 | 5.33 |
| 04 | ヤーマン株式会社 | 5.00 |
| 05 | 繁野 径子 | 4.27 |
| 06 | 株式会社文芸社 | 3.34 |
| 07 | 佐々木 明日美 | 3.20 |
| 08 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.10 |
| 09 | 有限会社スコット | 2.50 |
| 10 | 株式会社アルタイル | 2.13 |
| 11 | 株式会社レグルス | 2.13 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-17ニューバーガー・バーマン株式会社新規の大量保有報告5.03%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−99%、1株純資産は6期で−100%。直近期のROEは49.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 2,736 | 21,074 | 19.2 | — | — |
| 2022年3月 | 3,588 | 24,662 | 15.7 | — | 80.1 |
| 2023年3月 | 9 | 54 | 16.8 | — | 82.0 |
| 2024年3月 | 15 | 62 | 26.4 | — | 80.2 |
| 2025年3月 | 27 | 81 | 37.3 | 22.3 | 94.6 |
| 2026年3月 | 38 | 71 | 49.6 | 21.0 | 86.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額110百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 繁野径子 | 代表取締役 社長執行役員 | 57 | 1,600,000 |
| 中村樹 | 取締役 専務執行役員 事業本部本部長 | 45 | 600,000 |
| 佐々木明日美 | 取締役(監査等委員) | 46 | 1,200,000 |
| 石田和男 | 取締役(監査等委員) | 71 | 200,000 |
| 鴛海量明 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
| 中林美恵子 | 取締役(監査等委員) | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 92 | 92 | 31 |
| 社外取締役 | 5 | 13 | 13 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 5 | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,223字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,441字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,107字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,615字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 中期経営計画中期経営計画2026-08-21
- 決算説明資料2027年3月期第1四半期決算補足説明資料2026-07-21
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