本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

GLC GROUP

GLC GROUP, INC.2970 · Standard · 不動産業

不動産SPAモデルで投資用新築一棟賃貸マンションの開発から管理までを一貫提供する業界独自の垂直統合型企業。

概要

GLC GROUP株式会社(旧商号:株式会社グッドライフカンパニー)は、投資用新築一棟賃貸マンションの用地仕入れから設計、建築、賃貸仲介、管理、エネルギー供給までを自社で一貫して行う不動産SPAモデルを強みとする不動産業者である。福岡市博多区に本社を置き、2018年12月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2025年12月期の連結売上高は245億円、従業員数は170名。主力事業は不動産投資マネジメント事業とエネルギー事業で構成される。

不動産SPAモデルによる垂直統合型ビジネス

GLC GROUPの最大の特徴は、アパレル業界のSPAモデルに着想を得た「不動産SPAモデル」である。自社ブランド「LIBTH」の投資用新築一棟賃貸マンションについて、用地仕入れ、販売、設計、建築、賃貸仲介、賃貸管理、売買仲介、さらにはプロパンガス供給までをグループ内で完結する。この垂直統合により、中間マージンの排除と原価管理の高度化を実現し、入居者ニーズを次の企画・設計に反映する循環を構築している。2025年12月期末時点で累計194棟の竣工実績を持ち、自社開発物件の入居率は96.5%と高い水準を維持する。

福岡・熊本・沖縄を起点とした地域展開と首都圏進出

同社は2008年に熊本で創業後、2014年に福岡支社を開設し本社を福岡へ移転。以降、熊本・福岡・沖縄・札幌の主要都市で賃貸マンション事業を拡大してきた。特に2024年には連結子会社である株式会社デベロップデザインを通じて首都圏での不動産開発を本格化し、2025年12月期には東京都内(高田馬場)で初の開発用地を取得した。この首都圏進出は中期経営計画の中核戦略であり、市場規模の大きい東京エリアでの供給棟数増加を目指す。また、2026年1月には商号をGLC GROUP株式会社に変更し、グループ一体感を強化している。

グループ子会社と事業セグメントの構成

連結子会社として、建築施工を担うGLC建設株式会社(旧グッドライフ建設)、プロパンガス供給のGLC ENERGY株式会社(同グッドライフエネルギー)、家賃保証業務の安心入居サービス株式会社、首都圏で不動産開発を行う株式会社デベロップデザインなどを有する。事業セグメントは不動産投資マネジメント事業(アセットマネジメント+プロパティマネジメント)とエネルギー事業の2軸。2025年12月期のセグメント売上高は不動産投資マネジメント事業が241億円、エネルギー事業が3億円で、全体の98.7%を不動産投資マネジメントが占める。

急成長を続ける収益構造と財務基盤

同社の売上高は2014年5月期の13億円から2025年12月期には245億円へと約19倍に拡大した。特に2018年の上場後は、連結子会社の追加や事業エリア拡大により成長が加速。2025年12月期の営業利益は26億円、当期純利益は17億円と過去最高を更新した。総資産は190億円、自己資本比率は約30.5%(純資産58億円)。自己株式の取得も行いながら、3年間で最大50億円の戦略投資枠を設定し、M&Aや新規事業(ホテル事業)への投資を積極化している。

業界の中での役割は不動産投資家向けにワンストップサービスを提供する垂直統合型不動産デベロッパー兼プロパティマネジメント企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
245億円
営業利益
26億円
営業利益率
10.6%
純利益
17億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01不動産投資家(オーナー様)主力

資産形成・運用を目的とする不動産投資家に対し、投資用新築一棟賃貸マンションの開発・販売・仲介・管理をワンストップで提供する主力事業。用地仕入から設計・建築まで自社で行う不動産SPAモデルにより、収益性の高い物件を供給し、賃貸管理・家賃保証までを担う。

高入居率96.5%を維持する自社開発物件

主要顧客不動産投資家(オーナー様)

主な製品・サービス3
賃貸マンション用地・建築
投資用新築一棟賃貸マンションの用地仕入と設計・建築施工を自社で行い、ブランド「LIBTH」として開発・販売する。
賃貸仲介・賃貸管理
自社ブランド「LIBSTORE」で賃貸仲介を行い、オーナーに代わり入居者管理や家賃収納、清掃修繕などの賃貸管理サービスを提供する。
不動産売買仲介
オーナーの保有物件の売却支援を行い、キャピタルゲイン再投資を促進する。

02デベロッパー・不動産市場準主力

連結子会社のデベロップデザインが首都圏で不動産開発、設計・監理、近隣対策を行い、マンション事業用地や戸建分譲事業用地等をデベロッパーに提供。収益ビルやマンションの保有、売買仲介も行う。

主要顧客デベロッパー

主な製品・サービス2
不動産開発用地
マンション事業用地や戸建分譲事業用地等の不動産情報を収集し、法令調査やマーケティング調査を経て取得し、デベロッパーに提供する。
収益ビル・マンションの保有・仲介
収益ビルやマンションの保有、売買仲介を行い、金融機関等との交渉や権利調整も実施する。

03管理物件入居者(エネルギー事業)副次

自社管理物件の入居者に対し、プロパンガスを供給するエネルギー事業。管理物件とのシナジーにより安定した需要を確保し、収益基盤を多様化している。

主な製品・サービス1
プロパンガス供給
連結子会社のGLC ENERGYが、当社管理物件の入居者へプロパンガスを供給する。

製品と技術

自社ブランド「LIBTH」の投資用新築一棟賃貸マンション

同社の主力商品は、投資用新築一棟賃貸マンションブランド「LIBTH(リブス)」である。自社で用地を仕入れ、一級建築士事務所による設計、連結子会社GLC建設による施工までを内製化。入居者目線の住みやすさを追求し、長期的な資産価値の維持を図る。2025年12月期には27物件が竣工し、累計194棟に達した。自社開発物件の入居率は96.5%と高水準で、これは自社の賃貸仲介店舗「LIBSTORE」を通じて収集した入居者ニーズを設計に反映するサイクルによるものである。

賃貸仲介・管理の「LIBSTORE」と家賃保証サービス

自社の賃貸仲介店舗「LIBSTORE」は、福岡(天神店)、熊本(水前寺店)、那覇(那覇店)の3店舗を展開。自社開発物件のリーシングを担うと同時に、賃料相場や入居者動向のマーケティング機能を果たす。賃貸管理サービスでは、連結子会社の安心入居サービス株式会社が家賃滞納保証を提供。オーナーに代わり入居者との契約締結、家賃収納、清掃・修繕までを一貫して行い、2025年12月期末の管理戸数は7,708戸に達している。

プロパンガス供給のエネルギー事業

エネルギー事業は連結子会社GLC ENERGY(旧グッドライフエネルギー)が担当し、主に当社管理物件の入居者にプロパンガスを供給する。2020年の設立以降、供給棟数を着実に拡大し、2025年12月期末で172棟に達した。2021年にはガス小売事業者として登録し、那覇など新エリアでも供給を開始。2024年9月には通信サービス事業にも参入し、入居者向けサービスの多角化を進めている。同事業の売上高は3億円とまだ小規模だが、管理物件の増加に伴う安定収益源として期待されている。

設計・監理能力と一級建築士事務所

同社グループは一級建築士事務所を登録しており、2025年12月31日現在、自社に4名、連結子会社デベロップデザインに4名の一級建築士が在籍する。用地特性を最大限活かした容積率・建蔽率の活用とコスト抑制を両立する設計が強み。さらに、自社の監理者が工事進捗を管理し、適正な原価と品質を担保する。デベロップデザインでは首都圏のマンション用地や戸建分譲用地の調査・設計・近隣対策も行い、デベロッパーへの提供や売買仲介も手掛ける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 不動産投資家(オーナー様)高入居率96.5%を維持する自社開発物件

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

不動産仲介・販売で急成長、中小規模

不動産業界に属し、近年売上高が114億円(2023/12)から245億円(2025/12予想)へ急拡大中。営業利益率は8.8%→10.6%と改善傾向。同業の大東建託(売上高約1.7兆円)に比べ規模は小さいが、成長率で上回る。robot homeやタスキホールディングスなど中堅業者と競合。新築分譲・仲介・リフォームを主力とし、ディベロッパーとしてのポジションを確立しつつあるが、資本規模やブランド力で大手に劣る。

強み

  • 売上高が2年で倍増、営業利益率も上昇傾向で成長フェーズにある。
  • 仲介・販売・リフォームと収益源を分散し、市況変動リスクを低減。
  • 首都圏中心に拠点を展開、エリア需要を取り込む営業力が強み。
  • 営業利益率10%超えで収益性向上、財務基盤強化中。

課題

  • 大東建託等の大手と規模・知名度で差があり、シェア拡大には課題。
  • 不動産市況は金利変動の影響を受けやすく、需要減の懸念。
  • 成長持続には優秀な人材の採用・育成が不可欠だが、業界全体で不足。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がGLC GROUP

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13484イノベーションホールディングス204億円14.3倍
22998クリアル197億円9.0倍
38869明和地所195億円5.1倍
45532リアルゲイト195億円29.8倍
58917ファースト住建190億円10.4倍
62970GLC GROUP189億円14.5倍
73242アーバネットコーポレーション187億円9.1倍
83457And Doホールディングス186億円12.8倍
93454ファーストブラザーズ184億円4.5倍
105535ミガロホールディングス184億円12.3倍
115280ヨシコン177億円5.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

熊本で創業した2008年から不動産仲介・管理への参入

2008年6月、熊本市水前寺一丁目にて株式会社水前寺不動産(資本金700万円)として設立された。同年8月に宅地建物取引業免許を取得し、9月には株式会社ハウスメイトパートナーズとフランチャイズ加盟契約を締結し、「ハウスメイトネットワーク熊本水前寺店」を開設。不動産の賃貸仲介・管理事業を開始した。2010年11月には商号を株式会社熊本不動産に変更し、地場の不動産会社として基盤を固めた。この時期は主に熊本県内での賃貸仲介・管理が中心だった。

建設業許可取得と福岡進出で事業転換した2014年

2012年8月に特定建設業許可を取得し、賃貸マンションの施工を開始。2014年8月に本社を熊本市中央区神水一丁目へ移転し、同年12月には商号を株式会社グッドライフカンパニーに変更した。同時に福岡支社を福岡市博多区に設置し、さらに安心入居サービス株式会社の全株式を取得して子会社化した。これにより、建築施工および家賃保証業務をグループ内に取り込み、不動産SPAモデルの原型が形成された。また、2015年2月には国土交通大臣免許を取得し、全国展開の足がかりを得た。

フランチャイズ解消と自社ブランド構築の2017年

2017年1月、それまでの主要な集客チャネルであったハウスメイトパートナーズとのフランチャイズ加盟契約を解消。同年2月には店舗名を「LIBSTORE水前寺店」に変更し、自社ブランド「LIBTH」の育成を開始した。2017年12月には本社を福岡市博多区に完全移転し、熊本本社を支社へ改称。これにより経営の意思決定機能を福岡に集約し、九州全域および沖縄への展開を視野に入れた体制を整えた。

JASDAQ上場を果たした2018年からグループ拡大へ

2018年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。上場資金を活用し、2019年4月には建設子会社グッドライフ建設を設立、2019年7月には沖縄支社を新設した。2020年1月には人材紹介業のプロキャリアエージェントを子会社化し、さらにグッドライフエネルギーを設立してエネルギー事業に参入。同年には東京支社も設置するなど、事業領域と営業エリアを急速に拡大した。この期間に売上高は30億円から74億円へと倍増した。

不採算事業の整理と再編を進めた2021年

2021年1月、東京支社を閉鎖し、人材紹介事業から撤退。同時に、LIBSTORE博多店や熊本建築研究所を閉鎖するなど、収益性の低い拠点・事業を整理した。その一方で、那覇にLIBSTORE那覇店を新設し、エネルギー事業ではガス小売事業者の登録を取得。同年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行した。この再編により、不動産SPAモデルとエネルギー事業への集中が明確化された。

首都圏進出とホテル事業参入を決定した2024年

2024年9月、株式会社デベロップデザインおよびCBI HOLDINGS株式会社(2025年1月清算)の全株式を取得し子会社化。デベロップデザインは首都圏で不動産開発・設計・近隣対策業務を手掛けており、これにより東京エリアへの本格進出の基盤を獲得した。さらにグッドライフエネルギーは通信サービス事業を開始。同年12月にはLIBSTORE天神店を福岡市中央区に新設し、店舗網を拡充した。2025年12月期より中期経営計画を策定し、ホテル事業への参入と東証プライム上場を目標に掲げた。

商号変更とグループ再編の2026年

2026年1月1日付で、株式会社グッドライフカンパニーはGLC GROUP株式会社に、分割準備会社はGLC株式会社に、グッドライフ建設はGLC建設株式会社に、グッドライフエネルギーはGLC ENERGY株式会社にそれぞれ商号変更した。このグループ再編により、各事業会社の役割を明確化し、ブランド統一を図った。本社も福岡市博多区博多駅前三丁目へ移転し、新たな成長ステージへと移行している。

年表22件を開く

2000年代

  • 2008年6月創業熊本市水前寺一丁目(現熊本市中央区水前寺一丁目)にて株式会社水前寺不動産を設立(資本金7百万円)
  • 2008年7月一級建築士事務所として株式会社水前寺不動産一級建築士事務所(熊本建築研究所)(熊本県知事第3317号)を登録 本社を熊本市水前寺三丁目(現熊本市中央区水前寺三丁目)に移転
  • 2008年8月宅地建物取引業免許(熊本県知事(1)第4663号)を取得
  • 2008年9月不動産の賃貸仲介及び管理を目的として株式会社ハウスメイトパートナーズとフランチャイズ準加盟契約を締結 ハウスメイトネットワーク熊本水前寺店を新設 株式会社ハウスメイトパートナーズとフランチャイズ加盟契約を締結

2010年代

  • 2010年5月本社を熊本市水前寺一丁目(現熊本市中央区水前寺一丁目)に移転
  • 2010年11月商号変更商号を株式会社熊本不動産に変更
  • 2012年8月特定建設業許可(熊本県知事許可(特-24)第17313号)を取得 賃貸マンションの施工を開始
  • 2014年8月本社を熊本市中央区神水一丁目に移転
  • 2014年12月M&A商号を株式会社グッドライフカンパニーに変更 福岡支社を福岡市博多区博多駅南一丁目に新設 安心入居サービス株式会社(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化
  • 2015年2月宅地建物取引業免許(国土交通大臣(1)第8754号)を取得
  • 2015年12月商号変更決算期を5月から12月に変更
  • 2017年1月株式会社ハウスメイトパートナーズとのフランチャイズ加盟契約を解消
  • 2017年2月商号変更ハウスメイトネットワーク熊本水前寺店の店舗名をLIBSTORE水前寺店に変更
  • 2017年12月本社を福岡市博多区博多駅南一丁目に移転 熊本本社を熊本支社と改称
  • 2018年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2019年1月本社を福岡市博多区博多駅前二丁目に移転 LIBSTORE博多店を福岡市博多区博多駅前二丁目に新設
  • 2019年4月株式会社グッドライフ建設(現連結子会社)を設立
  • 2019年6月株式会社グッドライフ建設において特定建設業許可(福岡県知事許可(特-1)第112393号)を取得
  • 2019年7月沖縄支社を那覇市安里に新設

2020年代

  • 2020年1月M&A株式会社プロキャリアエージェント(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化 同社において有料職業紹介事業許可(13-ユ-311672)を取得 株式会社グッドライフ建設において特定建設業許可(国土交通大臣許可(特-2)第27792号)を取得 株式会社グッドライフエネルギー(現連結子会社)を設立 東京支社を東京都港区西新橋一丁目に新設
  • 2021年1月株式会社グッドライフエネルギーにおいて液化石油ガス販売事業者(九州経済産業局 九州産業保安監督部 第57A0055号)を取得 一級建築士事務所としてLIBTH DESIGN(福岡県知事登録第1-62020号)を登録 LIBSTORE博多店を閉鎖 熊本建築研究所を閉鎖 熊本支社を熊本市中央区水前寺一丁目に移転 沖縄支社を那覇市東町に移転 LIBSTORE那覇店を那覇市東町に新設 東京支社を閉鎖 人材紹介事業より撤退 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 熊本サテライトオフィスを熊本市西区春日三丁目に新設 株式会社グッドライフエネルギーにおいてガス小売事業者(九州経済産業局 K0244)を登録
  • 2024年9月M&A株式会社グッドライフエネルギーにおいて通信サービス事業を開始 株式会社デベロップデザイン(現連結子会社)及びCBI HOLDINGS株式会社(2025年1月清算結了)の全株式を取得し子会社化 LIBSTORE天神店を福岡市中央区天神五丁目に新設 沖縄支社を那覇市松山一丁目に移転 株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社(現連結子会社)を設立 熊本サテライトオフィスを熊本市中央区水前寺一丁目に移転 株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社において賃貸住宅管理業者(国土交通大臣(01)第10288号)を登録 株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社において宅地建物取引業免許(国土交通大臣(01)第011067号)を取得 同社において一級建築士事務所(福岡県知事登録第1-62684号)を登録

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 時価総額未記載(中期経営計画2026-2028の目標)まで1,000億円
  • 戦略投資枠3年間(2026-2028年度)まで最大50億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    東京エリアへの本格進出

    自社設計・自社施工の強みを活かし、市場規模の大きい首都圏での供給棟数を飛躍的に高めることで、収益基盤を強固なものとする。

  2. 02

    建築機能の強化による「ゼネコン化」

    技術者の採用・育成を強化し建築技術を向上させ、自社開発に加えて外部からの施工受託を拡大することでフロー収益の増大を図る。

  3. 03

    ホテル事業への参入

    マンション開発のノウハウを転用した「不動産SPAモデル ホテルバージョン」を始動させ、開発から運営までを内製化し収益構造の多層化を推進する。

  4. 04

    DX推進による生産性向上

    DXを加速させ、部門間の情報伝達のロスを排除し迅速な意思決定を実現することで、物件開発のスピードを大幅に向上させる。

  5. 05

    ブランド認知向上と新規顧客基盤拡大

    デジタルマーケティングやメディアを通じた戦略的投資により、紹介に頼らない新たな集客エンジンを構築し、ブランドの全国区化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で170人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は483万円で、7期前と比べて+28.0%平均年齢は36.5歳、平均勤続年数は3.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年12月46
2019年12月37831.12.758
2020年12月39632.63.270
2021年12月43332.83.386
2022年12月43833.83.890
2023年12月47135.53.6110
2024年12月49835.83.3152987
2025年12月48336.53.71701,529

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
㈱グッドライフエネルギー — 熊本市中央区他1,372百万円
エネルギー事業 その他
㈱デベロップデザイン — 東京都千代田区他487百万円
不動産投資 マネジメント 事業
福岡本社 — 福岡市博多区95百万円
不動産投資 マネジメント事業 その他
熊本支社・熊本サテライトオフィス — 熊本市中央区37百万円
不動産投資 マネジメント事業
沖縄支社 — 沖縄県那覇市21百万円
不動産投資 マネジメント事業
LIBSTORE天神店 — 福岡市中央区8百万円
不動産投資 マネジメント事業
㈱グッドライフ建設 福岡本社 — 福岡市博多区他7百万円
不動産投資 マネジメント 事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 グッドライフカンパニー 分割準備会社(注)3、7
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グッドライフ建設(注)3、4、6
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 グッドライフエネルギー(注)3、6
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    安心入居サービス株式会社
    熊本市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 プロキャリアエージェント
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 デベロップデザイン(注)3、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は245億円営業利益26億円前期と比べると増収増益で、売上が+43.3%、利益が+73.3%。

売上高
+43.3%
245億円
営業利益
+73.3%
26億円
純利益
+70.0%
17億円
営業利益率
10.6%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高275億円245億円
営業利益22億円26億円
純利益14億円17億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は131億円、営業利益は10億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+13.9%、営業利益は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q38410.52
2023年2Q2229.11
2023年3Q35411.43
2023年4Q191
2024年1Q48612.54
2024年2Q2827.11
2024年4Q9577.45
2025年2Q1151513.09
2025年4Q130118.58
2026年2Q131107.66

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年5月期からの13期で、売上は13億円から245億円へ18.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.6%。売上は10期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
商号を株式会社グッドライフカンパニーに変更 福岡支社を福岡市博多区博多駅南一丁目に新設 安心入居サービス株式会社(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化
2014年5月1311
決算期を5月から12月に変更
2015年5月1521
2015年12月200
2016年12月2432
ハウスメイトネットワーク熊本水前寺店の店舗名をLIBSTORE水前寺店に変更
2017年12月2643
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2018年12月3053
株式会社グッドライフ建設(現連結子会社)を設立
2019年12月4664
株式会社プロキャリアエージェント(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化 同社において有料職業紹介事業許可(13-ユ-311672)を取得 株式会社グッドライフ建設において特定建設業許可(国土交通大臣許可(特-2)第27792号)を取得 株式会社グッドライフエネルギー(現連結子会社)を設立 東京支社を東京都港区西新橋一丁目に新設
2020年12月4721
2021年12月7442
2022年12月8153
2023年12月114107
株式会社グッドライフエネルギーにおいて通信サービス事業を開始 株式会社デベロップデザイン(現連結子会社)及びCBI HOLDINGS株式会社(2025年1月清算結了)の全株式を取得し子会社化 LIBSTORE天神店を福岡市中央区天神五丁目に新設 沖縄支社を那覇市松山一丁目に移転 株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社(現連結子会社)を設立 熊本サテライトオフィスを熊本市中央区水前寺一丁目に移転 株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社において賃貸住宅管理業者(国土交通大臣(01)第10288号)を登録 株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社において宅地建物取引業免許(国土交通大臣(01)第011067号)を取得 同社において一級建築士事務所(福岡県知事登録第1-62684号)を登録
2024年12月17115158.810
2025年12月245262510.617

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高245億円のうち、営業利益として残るのは26億円10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.7%205億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.7%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
10.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+20.1pt
33.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年12月期は営業CFが17億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は59億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年12月20126
2017年12月−404−46
2018年12月80−2812
2019年12月100113
2020年12月−2−34−512
2021年12月6−48223
2022年12月−14−317−1724
2023年12月−9−311−1223
2024年12月−5−1853−2353
2025年12月17−4−71359

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年12月期の総資産は190億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は30.2%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年5月82619.6
2015年5月63347.8
2015年12月103729.1
2016年12月145938.3
2017年12月1881043.1
2018年12月2016481.0
2019年12月2619773.9
2020年12月36211558.1
2021年12月49232646.7
2022年12月70264436.8
2023年12月94336134.8
2024年12月1904314722.5
2025年12月1905813230.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
59億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
54億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
132億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE131社中8位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中80位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
33.0%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.6%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.2%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
43.3%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,090で、1年前と比べて+14.0%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥1,090+0.7%1ヶ月+12.5%1年+14.0%時価総額189億円
過去52週の値幅
安値¥783高値¥1,274

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.5倍
PER (会社予想)12.9倍
PBR2.81倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-20.3%と大幅下落。25日線(992)を下回り、75日線(1084)も割り込んだ。52週高値(1274)から27%下落。出来高は6月末に急増し、売り圧力が強まった。週足は下降トレンドに転換。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER9.67倍は業界平均13.96倍を下回り割安感があるが、PBR2.60倍は業界平均1.70倍を上回り割高。ROE32.98%は高い収益性を示す。無配当であり、配当利回りは業界平均3.11%に対して0%。PBRの高さと無配当を考慮し、やや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.5倍14.9倍
PER (予想)12.9倍
PBR2.81倍1.84倍
ROE33.0%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

GLC GROUPは急成長中の不動産企業。強気派は、高い利益成長とROE33%という驚異的な資本効率、さらに業績見通しが上方修正される可能性を評価。弱気派は、不動産市況の変動リスク、成長の持続可能性、そしてPBR2.6倍とすでに成長が織り込まれたバリュエーションを懸念。無配当であることも配当を求める投資家にはマイナス。今後の焦点は、高い成長率が持続可能かどうか。

プラスに働く材料7
  • 高成長

    売上高が3期連続2桁成長

  • 高いROE

    ROE33%と資本効率が極めて高い

  • 利益率改善

    営業利益率8.8%から10.6%へ改善見通し

  • 2025年12月期営業利益73%増の着地2025年12月決算影響

    営業利益26億円(前年比+73%)、EPS拡大でPER改善余地

  • 不動産市況回復で販売加速2026年上期影響

    売上高245億円(前年比+43%)、成長率継続なら株価上昇

  • 低PER・高ROEの割安感継続影響

    PER9.7倍・ROE33%、同業平均PER15倍対比割安

  • 自己資本利益率33%の高収益継続影響

    ROE33%は業界平均10%超、資本効率の高さが魅力

マイナスに働く材料7
  • バリュエーション割高

    PBR2.6倍と同業他社対比割高

  • 無配当

    株主還元がなく投資家の魅力に欠ける

  • 業績変動リスク

    不動産市況の悪化で業績が急落する可能性

  • 不動産市況悪化で販売減2026年〜影響

    売上の大半が不動産販売、市況悪化で営業利益半減リスク

  • 業績依存度の高い単一セグメント継続影響

    不動産販売に集中、多角化無く分散効果なし

  • 外国人持ち株比率0.69%と低流動性継続影響

    時価総額160億円、流動性低く下落時リスク

  • 配当利回り非開示で不透明継続影響

    配当利回りデータ無く、株主還元姿勢不明瞭

次の決算で確かめる点
売上高成長率
高成長の持続性を確認
営業利益率
収益力改善の度合いを測定
ROE
資本効率が現在の急成長を反映しているか

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ858人。区分でいちばん多いのは個人・その他86.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.5%を占め、残る98.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他86.887.084.086.585.986.7
証券会社10.911.214.311.111.611.1
自己株式0.50.51.52.02.04.4
事業法人1.01.01.21.31.41.1
外国法人1.40.70.60.80.50.7
金融機関0.00.10.30.50.3
外国人個人0.00.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01髙村 隼人60.81
02三菱UFJeスマート証券株式会社7.48
03蔭山 恭一4.97
04佐方 修4.28
05近松 敬倫2.61
06むさし証券株式会社1.21
07株式会社SBI証券1.16
08竹林 正隆1.09
09高田 瑠弥0.75
10株式会社三津野建設0.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で−100%、1株純資産は13期で−100%。直近期のROEは33.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2014年5月36,02871,74367.1
2015年5月51,046122,78952.5
2015年12月11,247134,0368.8
2016年12月7216356.5
2017年12月7724038.2
2018年12月10337729.14.3
2019年12月8646220.49.2
2020年12月294916.140.9
2021年12月1313610.014.6
2022年12月1815412.78.6
2023年12月4219523.99.2
2024年12月5925626.510.3
2025年12月10034633.08.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
髙村隼人代表取締役社長4610,548,000
伊藤貴光常務取締役4625,700
近松敬倫取締役 内部監査部長54452,000
德武剛取締役 管理部長58
姫野幸一取締役(監査等委員)74
石井麻衣子取締役(監査等委員)48
柳堀泰志取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3686823
社外取締役3552

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,356字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、主要な事業として、不動産投資家(以下、「オーナー様」という。)に対し、主に、投資用新築一棟賃貸マンション(以下、「賃貸マンション」という。)の用地仕入、設計、建築、賃貸仲介、賃貸管理(家賃保証)、売買仲介までのワンストップサービスを提供する不動産投資マネジメント事業と管理物件にプロパンガスを供給するエネルギー事業を行っております。 (事業の特徴) 多くの不動産開発は、各工程が分業化され、中間コストの増加や情報の分断が生じやすい構造となっております。当社グループでは、アパレル業界のSPA(製造小売)モデルに着想を得た「不動産SPAモデル」を構築し、投資用新築一棟賃貸マンションの用地仕入、販売、設計、建築、賃貸仲介、賃貸管理、売買仲介、エネルギー供給までを自社で一貫して行っております。このモデルの最大の特徴は、運営・管理で得られる入居者ニーズや稼働データを次の企画・設計に反映できる「商品力の強化」と、中間マージンの抑制及び原価管理の高度化を通じた「コスト構造の最適化」にあります。こうした独自の垂直統合型ビジネスモデルによって、商品力と収益性を兼ね備えた再現性の高いビジネスモデルを構築しております。 1.不動産投資マネジメント事業 当事業は、資産形成・運用をお考えのオーナー様に対し、賃貸マンション用地の仕入から販売、設計、建築及び売買仲介を行うアセットマネジメント事業と、賃貸仲介及び賃貸管理サービスを提供するプロパティマネジメント事業によって構成されております。 また、連結子会社である株式会社デベロップデザインでは、主に首都圏で不動産開発、設計・監理及び近隣対策業務を行っており、マンション事業用地や戸建分譲事業用地等の不動産の情報を収集し、設計、デザインを行ったうえで、デベロッパーに不動産を提供しております。 (1)アセットマネジメント事業 当社グループは、資産形成・運用をお考えのオーナー様に対し、賃貸マンションの取得から売却までをトータルサポートしております。主に福岡、熊本、那覇及び札幌にて賃貸マンション用地を仕入れ、オーナー様へ賃貸マンション用地を販売、オーナー様から設計及び建築を請負っております。当社グループにて企画した物件は自社賃貸マンションブランド「LIBTH」として開発しております。 当社グループでは、賃貸マンションの入居者様をお客様、賃貸マンションのオーナー様をともに事業を行うパートナーと位置付けており、入居者様の満足度向上が、オーナー様の満足度向上にも繋がると考え、一貫して入居者様目線での賃貸マンションの開発を行っております。そのため、入居者様の住みやすさと利便性を追求し、長期的に資産価値が維持される賃貸マンションを開発、販売しております。 また、オーナー様の資産ポートフォリオを把握し、保有されている物件の運営状況や不動産市況に応じて、保有不動産の売却アドバイスを行っております。 ①用地仕入 販売する用地の仕入は、賃貸マンション経営において最も重要な要素となります。用地情報の収集については、不動産会社等の情報提供者より多数の土地情報及び市場の賃貸情報を収集し、これまでの賃貸マンション用地取得実績に基づく当社独自の仕入基準により、オーナー様が収益を確保できる可能性の高い土地を厳選しております。当社グループにて設計及び建築を行えることから、用地情報の取得から最短半日でプランニング、建築費の算出が可能であるため、用地取得の判断を迅速に行うことができます。また、これまでの開発実績により用地特性に応じたプランニングが可能であるため、情報提供者である不動産会社から情報が集まりやすくなります。 賃貸マンションを企画するうえで、「入居率」と「収益性」の双方を充足させることが重要となります。当社グループは、賃貸仲介店舗を有しているため、人気の立地、間取り、設備、適正家賃等、入居者ニーズを恒常的に収集し、商品開発に反映することが可能です。このように入居者ニーズを随時反映していく体制を整えていることが、自社開発物件について96.5%(2025年12月31日現在)という高水準な入居率の維持に繋がっております。 連結子会社である株式会社デベロップデザインにおいては、マンション事業用地、戸建分譲事業用地等の不動産情報を収集し、建築関係法令の調査、権利関係の調整、マーケティング調査を行ったうえで不動産を取得し、デベロッパーに不動産を提供しております。また、不動産開発において、一部近隣対策業務を実施しております。 ②設計 当社グループは、一級建築士事務所を登録しており、一級建築士15名のうち4名(2025年12月31日現在)が当事務所に在籍しております。また、連結子会社である株式会社デベロップデザインにおいては、一級建築士4名(2025年12月31日現在)が在籍しております。そのため、容積率や建蔽率等の用地特性を最大限活かしたうえで、建築費を抑えるプランの作成が可能となり、結果として用地の収益性を最大化させることが可能となります。また、当社の監理者が工事の進捗管理を行っており、適正な建築原価と品質を担保することができます。 ③建築 当社グループは、特定建設業許可を取得した連結子会社である株式会社グッドライフ建設において、1級建築施工管理技士25名(2025年12月31日現在)が在籍することにより、建築工事を元請として行うことができます。 ④売買仲介 賃貸マンション経営について、基本的には物件の長期保有を推奨しておりますが、オーナー様が保有されている物件の運営状況や不動産市況に応じて、保有不動産の売却アドバイスを行っております。なお、売却されたオーナー様の中には、キャピタルゲインを基に、より規模の大きい賃貸マンションへの再投資を行われる場合もございます。 連結子会社である株式会社デベロップデザインにおいては、収益ビル及びマンション等の保有、戸建及びマンション等の売買仲介を行っております。また、案件によって金融機関等の債権者との交渉や権利関係の調整等も行っております。 (2)プロパティマネジメント事業 当社グループは、自社ブランドの賃貸仲介店舗「LIBSTORE」を通じて、主に、アセットマネジメント事業にて開発した物件の賃貸仲介サービスと、賃貸マンションを取得されたオーナー様に代わり、入居者様との賃貸借契約の締結、家賃の収納代行、マンションの清掃、修繕等を担う賃貸管理サービスを行っております。また、連結子会社である安心入居サービス株式会社では、家賃滞納保証業務を行っております。 ①賃貸仲介 当社グループは、賃貸仲介機能を持つことにより、自社で企画・開発した賃貸マンションへの円滑なリーシングが可能になるとともに、入居者ニーズや賃料等の賃貸情報のマーケティング機能としての役割も併せ持っております。 ②賃貸管理 入居者様に対し「いい住まい」を提供していくことが、高水準な入居率の維持に繋がり、結果的にオーナー様の利益最大化を実現するという考えのもと、収入増加策の提案、マンション設備のメンテナンス計画、コスト削減やバリューアップ等、オーナー様の収益を最大化するためのソリューション提案を行っております。 2.エネルギー事業 当事業は、連結子会社である株式会社グッドライフエネルギーにおいて、主に、当社が管理を行う物件の入居者様に対し、プロパンガスの供給を行っております。 当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。 ※1.2026年1月1日付で、株式会社グッドライフカンパニーはGLC GROUP株式会社に商号を変更しております。 ※2.2026年1月1日付で、株式会社グッドライフカンパニー分割準備会社はGLC株式会社に商号を変更しております。 ※3.2026年1月1日付で、株式会社グッドライフ建設はGLC建設株式会社に商号を変更しております。 ※4.2026年1月1日付で、株式会社グッドライフエネルギーはGLC ENERGY株式会社に商号を変更しております。
経営方針・対処すべき課題3,748字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、以下のとおり「経営理念」を定め、誠実な事業運営を通じて皆様に真の価値を提供し、社会から必要不可欠とされる存在を目指しております。時代の変化に柔軟に適応しながら持続的な成長を遂げ、事業の拡大を通じて価値提供の範囲を広げることで、企業価値の向上と社会貢献の両立を追求して参ります。 <ミッション> 価値を創り、成長し続ける。 <ビジョン> プライム上場を果たし、時価総額1,000億を実現。 その先の、日本を代表する企業へ。 (2)経営環境 当社グループを取り巻く環境は、雇用・所得環境の改善及びインバウンド需要の質的向上を背景に、内需主導による緩やかな景気拡大が継続いたしました。一方で、エネルギー価格の高騰や、為替相場の変動に加え、日本銀行による段階的な追加利上げに伴い国内経済は「金利ある世界」の定着局面に移行しております。 不動産業界においては、これにより資金調達コストの上昇や不動産投資家による投資判断基準の厳格化が予想されるなど、事業環境の先行きについては引き続き注視していく必要があります。しかしながら、その一方で主要都市圏を中心とした全国的な地価の上昇や、インフレヘッジを目的とした国内投資用不動産に対する底堅い需要に支えられ、市場動向は堅調に推移いたしました。 建設業界においては、いわゆる「2024年問題」に起因する労働規制の適用が常態化しており、深刻な技能労働者不足を背景とした労務コストの上昇や工期の長期化が業界全体の課題となっております。 (3)中長期的な経営戦略 このような状況のもと、当社グループは、2026年度から2028年度までの3ヶ年を対象とした「中期経営計画2026-2028」を策定いたしました。本計画では、次なる飛躍に向けた基盤構築のステージと位置づけ、東証プライム市場上場及び時価総額1,000億円の実現を目標に掲げております。 具体的には、独自の垂直統合型ビジネスモデルである「不動産SPAモデル」を核とし、以下の3つの成長戦略を重点的に推進して参ります。 <東京エリアへの本格進出> 自社設計・自社施工の強みを活かし、市場規模の大きい首都圏での供給棟数を飛躍的に高めることで、収益基盤を強固なものとします。 <建築機能の強化による「ゼネコン化」> 技術者の採用・育成を強化し建築技術をさらなる高みへと引き上げ、自社開発のみならず外部からの施工受託を拡大させることで、フロー収益の増大を図ります。 <ホテル事業への参入> マンション開発のノウハウを転用した「不動産SPAモデル ホテルバージョン」を始動させ、開発から運営までを内製化することで、収益構造の多層化を推進いたします。 これら成長戦略の実行を加速させるため、3年間で最大50億円規模の戦略投資枠を設定し、機動的なM&Aも活用しながら、持続的な企業価値の最大化に邁進して参ります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは、安定的な収益性の向上かつ持続的な成長に資する体制整備が最も重要であると認識し、以下の経営課題に取り組んで参ります。 ①DX推進による不動産SPAモデルの最適化と生産性向上 当社グループは、不動産SPAモデルの利点を最大限に引き出すため、これまで営業支援ツール(SFA)を活用し、用地情報の収集ルートの可視化や営業活動の数値化に取り組んで参りました。 今後は、これらの基盤をさらに一歩進めるため、DXを加速させ、安定供給体制の強化を図って参ります。DXにより、部門間の情報伝達のロスを徹底的に排除し、迅速かつ適切な意思決定に繋げることで、物件開発のスピードを大幅に向上させて参ります。 ②ブランド認知向上及び新規顧客基盤の拡大 当社グループは、投資用新築一棟賃貸マンション「LIBTH(リブス)」ブランドにおいて、これまで既存オーナー様や金融機関からのご紹介といったリピートによるお取引を中心に、広告宣伝費を抑制した効率的な集客を実現して参りました。 しかしながら、今後は既存エリアにおける50棟体制の構築及び東京の供給棟数拡大を実現するため、従来の枠組みを超えた新規顧客の開拓と、ブランドの全国区化が不可欠であると認識しております。不動産投資家層における確固たるブランド地位を築くべく、デジタルマーケティングやメディアを通じた戦略的投資を本格化し、紹介に頼らない新たな集客エンジンを構築いたします。 ③既存事業の拡張 「不動産SPAモデル」の核心的な強みは、用地仕入から設計、そして「自社施工」までを一貫して手掛けることによる徹底したコストコントロールにあります。昨今の建築資材高騰や人手不足という厳しい外部環境下においても、外部委託に頼らない自社施工体制をさらに強化・拡充することで、中間マージンの排除と施工プロセスの効率化を徹底いたします。これにより、他社には模倣困難な「高品質かつ高い利回り」を維持し、安定供給体制を盤石なものにして参ります。また、これまで福岡・熊本・沖縄の成長都市で磨き上げてきた高効率なビジネスモデルを、国内最大の市場である首都圏へと展開いたします。2025年12月には、東京において初となる用地を取得しており、本モデルが首都圏においても十分に通用することを検証済みです。今後は、これまで培った「高い生産性」と「自社施工によるコスト優位性」を武器に、巨大な需要が存在する首都圏においてシェアを急速に拡大し、グループ全体の収益基盤を成長させて参ります。 ④新規事業への積極投資 (ホテル事業への本格参入) 当社グループは、収益基盤の多角化と中長期的な企業価値向上のため、新たな成長エンジンとしてホテル事業へ参入いたします。投資用新築一棟賃貸マンションの開発において培った高い設計・施工能力及びコストコントロールの知見をホテル開発へ転用し、投資効率に優れた高付加価値なアセットを創出して参ります。今後は進出エリアを厳選し、圧倒的な運用パフォーマンスと長期的な資産性を兼ね備えた独自の空間価値を提供して参ります。また、単なる不動産開発に留まらず、集客戦略からホテル運営(オペレーション)機能までをグループで内製化し、企画から運営までを一気通貫で担う「不動産SPAモデル ホテルバージョン」を確立いたします。これにより、顧客ニーズをダイレクトに商品設計やサービス改善へ反映させるサイクルを確立し、運営効率の極大化とブランド価値の向上を図ることで、既存事業に次ぐ強固な収益基盤を構築して参ります。 (新領域への進出とM&Aの活用) 当社グループのさらなる成長加速と事業拡大のため、中長期的な視点で新規事業の開拓・育成に注力し、将来の中核事業へと発展させて参ります。企画立案力や専門人材の強化、積極的な営業活動を推進するとともに、グループシナジーの創出や事業領域の迅速な拡大を目的としたM&Aについても、機動的かつ戦略的に検討を進めて参ります。 ⑤人材確保と育成 当社グループの事業拡大を支える最も重要な経営資源は「人」であると認識しております。用地仕入の経験者や建築技術者など専門的な知識を有する人材を継続して確保するため、採用活動への投資を積極的に行って参ります。また、人材を資本として捉え、その価値を最大化する「人的資本経営」の考え方を重視し、社員一人ひとりの能力を最大限に引き出すための環境整備や、働きがいのある組織風土の醸成を推進することで、社員が意欲を持って活躍できる組織づくりに努めて参ります。 ⑥コンプライアンスの徹底 当社グループでは、不動産投資マネジメント事業及びプロパンガス販売事業を行っていることから、現在、一級建築士事務所登録、宅地建物取引業免許、特定建設業許可、液化石油ガス販売事業登録、ガス小売事業者登録及び液化石油ガス保安機関認定を取得しており、各種法規制等のもとに事業展開しております。法令遵守は企業存続の基本であり、前提であることから、関係諸法令を遵守することは当然のことであるとの認識で事業活動を行っております。 当社グループでは、今後も、全社的にコンプライアンスを徹底することが必要であると考えており、経営陣のコンプライアンスに対する認識強化に加え、独立役員の牽制機能の強化(独立役員全員が出席する会議体の運営)、全社員を対象にした定期的な研修等を継続して実施して参ります。また、今後も新たな事業展開によって、子会社や関係会社が増加することに比例して、不正行為等による法令違反の発生リスクが増加していくと想定されるため、組織が健全かつ効果的に運営されるように、内部統制の実効性を高めるための環境、体制を整備し、コーポレート・ガバナンスを充実していくことにより、経営の公正性・透明性を確保して参ります。
事業等のリスク6,872字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)景気動向及び外部環境の変動リスクについて 当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金利動向、地価動向、建設価格動向及び税制等の経済市況の影響を受けやすい傾向にあります。当社グループの主要な事業エリアである福岡、熊本、沖縄及び首都圏における賃貸相場の下落や入居率の悪化による賃貸収入の減少及び市場金利の上昇や金融機関の融資動向の変化により、投資家の投資意欲が低下した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)仕入に関するリスクについて 当社グループは、賃貸マンション経営を検討するオーナー様や分譲マンション開発を行うデベロッパーに対して、当社で収集した用地情報の紹介・提案を行っております。しかしながら、地価の上昇や他社との競合等により、優良な用地情報を計画的に入手することが困難になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)資金調達に関するリスクについて 当社グループは、収益用不動産並びに分譲マンション開発に関わる用地仕入資金や収益用不動産を建売として販売を行う場合の用地仕入資金、賃貸マンション建設資金及びM&Aに係る資金について、金融機関からの借入により調達をする場合があります。また、連結子会社である株式会社グッドライフエネルギーでは、既存のプロパンガス供給会社より供給設備を買い取る場合と建築工事の竣工時期に合わせて供給設備工事及び取付工事を完了させる場合があり、どちらの場合の設備投資も金融機関からの借入により調達する必要があります。 当連結会計年度末現在、当社グループと金融機関との関係は良好でありますが、金融機関の融資動向は金融情勢次第で大きく変化する可能性があります。今後、何らかの理由で金融機関が融資申し込みに応諾せず、当社グループが開発資金調達の代替手段を見いだせなかった場合、事業が計画どおりに展開できない可能性があります。また、市場金利が上昇する局面においては、支払利息等の資金調達コストが増加することが想定されるため、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)在庫に関するリスクについて 当社グループは、投資用新築一棟賃貸マンションの企画・販売を行うために、先行して当該マンション用地の仕入を行いますが、用地の販売契約・引渡時期までを短期間で行い、保有期間を短くしております。しかしながら、急激な景気の悪化、金融機関の金融情勢による金利の上昇及び住宅関連税制の改廃等の要因により、投資用不動産に対する需要が減退した場合、当社グループの販売計画の遂行が困難となり、プロジェクト計画の遅延による資金収支の悪化を招く可能性があります。また、連結子会社である株式会社デベロップデザインでは、分譲マンション開発及び設計を行いデベロッパーへ販売するため、用地の仕入や設計を先行して行っております。そのため、販売先デベロッパーの破綻やプロジェクトの中止等により、販売計画の遂行が困難となった場合、資金収支の悪化を招く可能性があります。 さらに、「棚卸資産の評価に関する会計基準」により、時価が取得原価を下回った販売用不動産や、仕掛販売用不動産等について評価損を計上した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)建築に関するリスクについて ①建築工事の元請について 当社グループは、賃貸マンション等の建築工事を元請として行っております。工事着手にあたっては、安全管理・施工品質管理を徹底し、入念な施工計画の立案等、安全な作業環境を整えて施工を行っておりますが、万が一、重大な工事事故・品質事故・労働災害等が発生した場合、安全・品質に対する社会からの信頼を失墜させ、競争力低下を招く可能性があります。また、工事途中での設計変更や手直し工事による予測が困難な追加原価の発生、建築資材の価格や建築工事に係る人件費の上昇が想定を上回った場合など、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②建築工事の外注について 当社グループは、賃貸マンション等を建売で販売する場合、建築工事を建設会社に外注する場合があります。外注先である建設会社の選定にあたっては、施工能力、施工実績、財務内容等を総合的に勘案したうえで行い、また、建設会社の監理においては、当社の監理者が、概ね隔週で行う定例会議による進捗把握、仕様確認、条例、建築基準法等の法定事項実施の確認を行っております。しかしながら、外注先である建設会社に倒産等の予期せぬ事象が発生した場合や、工事中の事故、物件の品質に問題が発生した場合には、計画どおりの開発に支障をきたす可能性があります。また、施工完了後、建設会社の経営破綻等が発生し、工事請負契約に基づく建設会社の瑕疵担保責任が履行されなかった場合、当社グループに補修等の義務が生じ、想定外の費用が発生して、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)ガス事故発生のリスクについて 当社グループのエネルギー事業において、プロパンガスの供給や消費時に漏洩や爆発等の事故が発生した場合、直接的な損害に止まらず、社会的責任の発生等重大な影響を及ぼし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)引渡時期等の変動による業績への影響と半期損益の変動リスクについて 当社グループの不動産投資マネジメント事業において、一取引当たりの金額は高額となっており、また、年間の各取引の件数等が現状では必ずしも多くない(直近3期間における年間平均竣工棟数22棟)状況にあります。そのため、天災や不測の事態、当社グループがコントロールできない外部要因によって、建築確認許可が下りる時期、土地及び建売物件の引渡時期、建築工事の竣工・引渡時期に遅れが生じ、計画していた時期での収益の認識ができなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、同様の理由により、各期における半期毎の財政状態及び経営成績は大きく変動する傾向にあり、特定の半期業績等のみによって通期の業績見通しを判断することは困難な状況にあります。 (8)自然災害のリスクについて 当社グループが行う不動産投資マネジメント事業は、火災等の人的災害、地震・台風等の大規模自然災害の影響を受けやすい事業であります。当社グループの主要な事業エリアである福岡、熊本、沖縄及び首都圏において、そのような自然災害が生じた場合、臨時又は追加的な支出を余儀なくされることや、建築資材等の確保が困難になるなどの可能性があります。そのため、万が一の場合に備えて、各種保険への加入や、耐震性等に優れた賃貸マンションの開発及び外注業者等の複数化を図るなどのリスクヘッジを行っておりますが、予測を超える事態が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)事業運営体制のリスクについて ①特定経営者への依存について 当社の代表取締役社長である髙村隼人は、当社設立以来、当社グループの経営方針及び経営戦略の決定等、事業活動の推進にあたり重要な役割を担って参りました。当社グループは、役員及び幹部社員の情報の共有化や権限の委譲を進め、同氏へ過度に依存しないような経営体制の整備を行っておりますが、同氏が職務を遂行できなくなるような不測の事態が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人材の確保に関するリスクについて 当社グループの事業では、用地販売、設計、建築等の専門的な知識・経験及び資格が要求され、事業規模の拡大に伴って、さらなる優秀な人材の獲得、有資格者の確保が重要であると認識しております。しかしながら、特定の役職員の社外流出や労働人口の減少に伴う高い求人倍率により計画どおりの採用及び育成ができない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③システム障害のリスクについて 当社グループは、顧客管理、賃貸管理、原価管理、会計システム等業務の遂行において大部分がコンピューターシステム及びそのネットワークを活用しております。システム障害によるリスクを十分に認識してサーバーの安定的運用環境の確保やバックアップ体制の強化等施策を施しておりますが、万が一、大災害、停電や機器の欠陥、コンピューターウイルス等不測の事態により障害等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)サイバーセキュリティ関連のリスクについて 近年、サイバー攻撃の技術は日々高度化しており、その手法も多様化しております。当社グループは、IT資産管理ツールの導入による各種情報セキュリティ対策を実施しておりますが、不正アクセスやサイバー攻撃を受け、重要なシステムの誤作動や停止、保有する機密情報の流出が発生した場合、社会的信用の失墜、事業活動の混乱や停滞、取引先等への補償等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)法務に関するリスクについて ①法的規制について 当社グループは、宅地建物取引業の免許及び特定建設業の許可を取得し、一級建築士事務所登録等を行って不動産販売や建築請負事業を展開しております。これに加え、プロパンガス販売事業を行っております。これらを含む当社グループの事業は宅地建物取引業法、賃貸住宅管理業法、建設業法、建築士法、都市計画法、建築基準法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、ガス事業法等多くの法令や自治体の定める条例等による規制を受けております。当社グループでは法令遵守を徹底し、内部統制の強化を通じて、免許等の取消事由や更新欠格事由が発生しないように努めております。しかしながら、将来、当社グループの免許等が何らかの理由により取消し等になった場合には、当社グループの事業活動が大幅に制約されることとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 許認可等の名称   許認可登録番号   有効期間   許認可等の取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通大臣 (01)第011067号   2025年12月10日から 2030年12月9日まで   宅地建物取引業法 第66条、第67条 東京都知事 (5)第80957号   2022年7月13日から 2027年7月12日まで 賃貸住宅管理業者登録   国土交通大臣 (01)第10288号   2025年11月15日から 2030年11月14日まで   賃貸住宅管理業法 第23条 特定建設業許可   熊本県知事許可 (特-4)第17313号   2022年8月20日から 2027年8月19日まで   建設業法第29条 国土交通大臣許可 (特-7)第27792号   2025年5月29日から 2030年5月28日まで 一級建築士事務所登録   福岡県知事登録 第1-62684号   2025年12月15日から 2030年12月14日まで   建築士法第26条 東京都知事登録 第48381号   2023年2月15日から 2028年2月14日まで 液化石油ガス販売事業登録   経済産業大臣 第50A0104号   -   液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律第25条、第26条 液化石油ガス保安機関認定   経済産業大臣 第50A0223RA号   2026年1月5日から 2031年1月4日まで   液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律第35条 特定液化石油ガス設備工事事業者   福岡県 2福中振第7号-5   -   - 熊本県 消保第L186号   -   - 沖縄県 商産第318-4号   -   - ガス小売事業者登録   九州経済産業局 K0244   -   ガス事業法第10条 ②訴訟等の可能性について 現在、当社グループには将来の業績等に影響を及ぼす可能性のある訴訟の事実や顧客又は近隣住民との大きなトラブルはありません。賃貸マンション建設にあたり、関係する法令、各自治体の条例等を十分検討したうえで、周辺環境と調和した不動産開発を行うために、近隣住民に対する事前説明会等を実施しており、近隣住民との関係を重視して開発を行っております。しかしながら、建設中の騒音や日照問題、プライバシーへの配慮等を理由に近隣住民とのトラブルが発生する可能性があり、工事遅延や追加工事が発生する場合、計画の中止や変更が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③契約不適合責任について 当社グループは、当社施工の販売物件について、民法上の契約不適合責任(旧瑕疵担保責任)を負っており、瑕疵に備え住宅瑕疵担保責任保険に加入しております。しかしながら、当社グループが販売した物件に、当該保険の対象にならない重大な瑕疵や契約内容との不適合があった場合、損害賠償請求や建替・補修工事費用が発生し、当社グループの社会的信用に影響を与え、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)個人情報の漏洩リスクについて 当社グループは、賃貸マンションの管理運営及びプロパンガスの供給を行ううえでオーナー様(オーナー候補者を含む。)や入居者様の個人情報を保有しております。個人情報の管理については、関連する社内規程を整備し、役職者にかかわらず当社グループ全体で個人情報保護に関する教育・研修を実施することなどにより、情報管理の徹底に努めております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、個人情報が外部に漏洩した場合、当社グループの社会的信用に影響を与え、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)ストック・オプション行使による株式価値の希薄化リスクについて 当社グループでは、取締役及び従業員に対するインセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しております。これらの新株予約権の目的となる株式の数は、2026年2月28日現在1,407,200株となり、潜在株式数を含む発行済株式総数の7.50%となっております。現在付与している新株予約権について行使が行われた場合、保有株式の価値が希薄化する可能性があります。 (14)配当について 当社グループは、株主に対する利益還元を経営の重要課題のひとつとして認識しておりますが、財務体質の強化を図るため、これまで配当を実施しておりません。将来的な利益還元については、経営体質の強化と事業拡大のために必要な内部留保を確保しながら、継続的かつ安定的な配当を実施していく方針であります。しかしながら、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については、未定であります。 なお、株主の皆様からの日頃のご支援に深く感謝するとともに、より多くの株主様に当社株式を長期的に保有していただくことを目的に、2026年2月に株主優待制度を新設し導入しております。 (15)中期経営計画について 当社グループは、2026年2月に、東京証券取引所プライム市場への上場及び時価総額1,000億円の実現を目標とする「中期経営計画2026-2028」を発表いたしました。 本中期経営計画においては、独自の垂直統合型ビジネスモデルである「不動産SPAモデル」を核とし、①東京エリアへの本格進出による収益基盤の拡大、②建築機能強化による「ゼネコン化(外部受注の拡大)」、③ホテル事業への参入による収益構造の多層化、加えて機動的なM&Aの実行を基本戦略として掲げ、これらの実現に向けた諸施策を推進する方針です。 しかしながら、当社グループが掲げる目標を達成することができるかは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載された事項を含む多くのリスクや課題の影響を受けます。中期経営計画策定時の前提条件が変化した際に、適切な戦略の立案や実行が困難となった場合には、中期経営計画の目標値を達成できない可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,298字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が下支えとなり、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクに加えて原材料価格、エネルギー価格の高騰や、金融資本市場の変動など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 不動産業界におきましては、人件費や建築資材の価格の高騰に伴う物件価格の上昇に加え、金利の上昇基調に伴う財務コストの増大など、事業環境の不確実性が高まっており、引き続き市場動向を慎重に見極める必要があります。しかしながら、主要都市での賃貸需要やインフレによる継続的なインカムゲインの確保が期待できることから、国内外の投資家による国内不動産への投資意欲は、引き続き高水準で推移しております。 このような環境のもと、当社グループは、2025年12月期の重点施策として、連結子会社である株式会社デベロップデザインの事業基盤を活かした首都圏エリアにおける賃貸マンション開発事業の展開を掲げ、注力して参りました。また、事業エリア拡大に伴う開発棟数の増加に対応するため、建築技術者の採用を引き続き積極的に進めて参りました。 その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は下記のとおりとなりました。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ440百万円減少し、15,656百万円となりました。主な要因は、仕掛販売用不動産が1,651百万円、その他の流動資産が208百万円及び契約資産が206百万円減少した一方、販売用不動産が1,037百万円、現金及び預金が650百万円増加したことによります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ443百万円増加し、3,366百万円となりました。要因は、有形固定資産が378百万円及び投資その他の資産が145百万円増加した一方、無形固定資産が80百万円減少したことによります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ3百万円増加し、19,023百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ2,129百万円減少し、7,980百万円となりました。主な要因は、短期借入金が679百万円、1年内返済予定の長期借入金が597百万円、契約負債が441百万円、工事未払金が377百万円及び未払法人税等が300百万円減少した一方、その他の流動負債が183百万円及び預り金が72百万円増加したことによります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ628百万円増加し、5,231百万円となりました。主な要因は、長期借入金が701百万円増加した一方、その他の固定負債が98百万円減少したことによります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,500百万円減少し、13,211百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ1,504百万円増加し、5,811百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が1,652百万円増加した一方、自己株式の取得により306百万円減少したことによります。 b.経営成績 当連結会計年度においては、前連結会計年度から開発を行っていた27物件が竣工したことにより、当連結会計年度末において当社が企画・開発に携わった物件の竣工棟数は累計194棟、管理戸数は7,708戸となりました。 この結果、売上高は24,505百万円(前連結会計年度比43.1%増)、営業利益は2,573百万円(同66.7%増)、経常利益は2,529百万円(同67.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,652百万円(同65.1%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (不動産投資マネジメント事業) 当事業は、アセットマネジメント事業とプロパティマネジメント事業により構成されております。 アセットマネジメント事業はさらに2つの事業体に区分されます。1つ目は、当社及び連結子会社である株式会社グッドライフ建設において、主に福岡、熊本、那覇、札幌で資産形成・運用をお考えのオーナー様に対し、投資用新築一棟賃貸マンションの用地販売、設計、建築及び売買仲介サービスを提供しております。2つ目は、連結子会社である株式会社デベロップデザインにおいて、主に首都圏で不動産開発、設計監理及び近隣対策業務を提供しております。 また、プロパティマネジメント事業では賃貸仲介及び賃貸管理サービスを提供しております。 アセットマネジメント事業につきましては、中期的な成長戦略の一環として首都圏エリアでの展開に注力して参りました。その結果として、当連結会計年度において東京都内(高田馬場)で初となる開発用地の取得が確定し、本格的な首都圏進出の第一歩を踏み出すことができました。また、既存事業エリアにおいても堅調に推移し、当連結会計年度において27物件が竣工するとともに、当社開発に係る新規設計契約14件及び連結子会社である株式会社グッドライフ建設において建築に係る工事請負契約15件を受注し、当連結会計年度末における進行中の工事は16件となりました。 プロパティマネジメント事業につきましては、新築一棟マンション26物件の引渡し及び新規管理受託18物件により管理受託件数が増加しております。 この結果、不動産投資マネジメント事業の売上高は24,178百万円(前連結会計年度比43.3%増)、セグメント利益は2,735百万円(同64.7%増)となりました。 (エネルギー事業) 当事業は、連結子会社である株式会社グッドライフエネルギーにおいて、主に当社が管理を行う物件の入居者様に対し、プロパンガスの供給を行っております。当連結会計年度においては、新たに那覇でのガスの供給を開始するなど、事業基盤の拡大に努めて参りました。これにより、当連結会計年度末におけるプロパンガス供給棟数は172棟となっております。 この結果、エネルギー事業の売上高は319百万円(前連結会計年度比28.4%増)、セグメント利益は5百万円(前連結会計年度は1百万円のセグメント損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末の5,260百万円に比べ、653百万円増加し、5,914百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は1,739百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,502百万円及び仕掛販売用不動産の減少額1,651百万円の資金の増加と、法人税等の支払額1,196百万円、販売用不動産の増加額1,037百万円及び契約負債の減少額441百万円の資金の減少によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は401百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出503百万円の資金の減少と、貸付金の回収による収入148百万円の資金の増加によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は684百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,096百万円、短期借入金の純減額679百万円及び自己株式の取得による支出306百万円の資金の減少と、長期借入れによる収入1,200百万円の資金の増加によります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。なお、不動産投資マネジメント事業以外のセグメントについては、受注に相当する事項がないため、受注実績に関する記載はしておりません。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高 (百万円)   前年同期比(%) 不動産投資マネジメント事業   21,918   112.9   10,114   92.9 (注)金額は、契約額によっております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 不動産投資マネジメント事業   24,178   143.3 エネルギー事業   319   128.4 報告セグメント計   24,497   143.0 その他   8   - 合計   24,505   143.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 福岡地所株式会社   2,209   12.9   578   2.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 今後の見通しにつきましては、日本銀行による段階的な追加利上げの実施を受け、国内金利は「金利ある世界」の定着局面に移行しつつあります。これにより、資金調達コストの上昇や不動産投資家の投資判断基準の厳格化が予想されるなど、事業環境の先行きについては引き続き注視していく必要があります。 このような状況のもと、当社グループは「中期経営計画2026-2028」に基づき、投資用新築一棟賃貸マンションの用地仕入、販売、設計、建築、賃貸仲介、賃貸管理、売買仲介、エネルギー供給までをワンストップで担う「不動産SPAモデル」を一層強化して参ります。特に、最大の強みである建築(自社施工)を活かし、市場規模の大きい東京エリアへの本格進出を加速させるとともに、新たにホテル事業へ参入し収益構造の多層化を推進いたします。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討結果につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの主な資金需要は、用地仕入資金、建築資金、設備投資資金及び運転資金であります。それらの財源については、自己資金及び金融機関からの借入により調達しております。 このうち、金融機関からの借入に関して、収益用不動産の開発に係る用地仕入資金については、短期借入金で調達し、賃貸用不動産の取得資金、収益用不動産を建売にて販売を行う場合の用地仕入資金及び賃貸マンション建設資金、エネルギー事業におけるガス供給設備取得のための設備投資資金及びM&Aに係る資金については、長期借入金での調達を行っております。 当社グループは、その健全な財政状態、営業活動によりキャッシュ・フローを生み出す能力及び借入により、当社グループの成長を維持するため将来必要な用地仕入資金、建築資金、設備投資資金及びM&Aに係る資金を調達することが可能と考えております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成しております。 詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。