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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

アーバネットコーポレーション

URBANET CORPORATION CO.,LTD.3242 · Standard · 不動産業

東京23区の駅徒歩10分圏内に特化し、投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を基軸とする不動産デベロッパー。

概要

アーバネットコーポレーションは、東京都心部での都市型賃貸マンション開発・1棟販売を主力とする不動産デベロッパーである。設計事務所出身の強みを活かしたデザイン性と、東京23区・駅徒歩10分圏への特化が特徴。2025年6月期の売上高は339億円、営業利益35億円、連結従業員90名。子会社を通じてホテル運営や戸建分譲にも事業を広げている。

都市型賃貸マンション開発を中核とする事業構造

当社グループの基軸事業は、東京23区内の駅徒歩10分圏に限定した都市型賃貸マンションの開発と1棟販売(卸売)である。2025年6月期の不動産事業売上高は336億95百万円で、うち開発販売が321億55百万円を占める。物件ごとにモノトーンの外観やアート作品を展示するエントランスなど、設計事務所出身のノウハウを活かした差別化を図る。販売先はワンルーム販売会社、国内外投資家、富裕層、事業法人等多岐にわたる。

少人数・アウトソーシング型の効率的経営

当社グループは役職員を最小限に抑え、アウトソーシングを最大活用するビジネスモデルを採用する。連結従業員数は90名と少人数ながら、2025年6月期の売上高は339億33百万円に達した。財務面では、金融機関からの借入を活用しつつ自己保有の賃貸用不動産を積み上げ、固定収入の基盤を構築。2025年6月期末の純資産は173億47百万円、自己資本比率は約27.8%である。

連結子会社3社によるグループ運営

グループは当社と連結子会社2社で構成される。2015年3月設立の株式会社アーバネットリビングは、分譲・賃貸・マンション管理およびホテル運営を担当。2024年2月に株式取得で子会社化した株式会社ケーナインは、東京南西部・川崎・横浜で戸建・テラスハウス分譲およびアパート開発を手掛ける。これによりグループの開発エリアと商品ラインナップが拡大した。

業界の中での役割は都市部の収益不動産開発を手掛けるデベロッパーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
394億円
営業利益
41億円
営業利益率
10.4%
純利益
21億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
不動産事業337億円99.4%50億円14.8%
ホテル事業2億円0.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産開発販売(投資用・分譲)主力

東京23区、駅徒歩10分圏内の立地に特化し、投資用ワンルームマンションを開発し1棟販売(卸売)するほか、分譲用マンション、戸建住宅、アパートの開発・販売も行う。デザイン性と収益性を追求し、設計・企画から販売まで自社で手掛ける。

主要顧客ワンルーム販売会社、国内外投資家、一般法人、富裕層

主な製品・サービス4
投資用ワンルームマンション
東京23区の好立地に開発し、1棟単位で販売する収益物件。
分譲用マンション
個人向けに分譲するマンション。
戸建住宅
東京・川崎・横浜で分譲する戸建て・テラスハウス。
アパート
投資用として開発し、1棟販売するアパート。

02不動産仕入販売準主力

自社開発以外にも、他社開発分譲マンションの1棟専有卸や中古分譲マンションの戸別買取再販などを行う。

03不動産仲介・賃貸・管理副次

不動産売買の仲介、自社開発・他社開発マンションの賃貸・管理、賃貸管理・マンション管理事業などを展開し、安定収益を確保する。

04ホテル運営副次

研究目的で東京・蒲田に「ホテルアジール東京蒲田」を自社保有し運営。全48室のホテルで、ノウハウ蓄積と販売先多様化を図る。

主な製品・サービス1
ホテルアジール東京蒲田
東京・蒲田駅前の全48室のホテル。デザイン性の高い内装が特徴。

製品と技術

都市型賃貸マンションの企画開発と1棟販売

主力商品は東京23区内の駅徒歩10分圏に立地する都市型賃貸マンションである。設計事務所としての経験を活かし、外観はモノトーン調、エントランスにはオリジナルアートを展示するなど差別化を図る。間取りは投資用ワンルームに加え、DINKS向けやファミリータイプを組み合わせた複合型を推進。2025年6月期には12棟607戸を販売し、卸先はワンルーム販売会社や国内外投資家、富裕層、事業法人等多様化している。

ケーナインによる戸建・テラスハウス分譲

2024年2月に子会社化した株式会社ケーナインは、東京23区南西部(世田谷区等)および川崎市・横浜市を中心に、戸建住宅・テラスハウスの分譲とアパート開発を行う。2025年6月期には43戸の戸建・テラスハウス分譲等を売却した。用地の仕入れから建築・販売まで一貫して手掛け、グループの商品ラインナップに郊外型住宅を加える役割を果たしている。

自社保有ホテル「ホテルアジール東京蒲田」の運営

2020年10月に東京・蒲田駅前で開業した全48室のホテル。開発・運営ノウハウの蓄積を目的とし、自社保有物件として運営する。2025年6月期のホテル事業売上高は2億38百万円、セグメント利益は45百万円。国内旅行需要やインバウンド増加を背景に客室単価・稼働率が上昇した。将来的には販売先の多様化やシルバー層向け住居など新たな事業につなげる位置づけである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

都市部不動産開発、成長続く高収益

アーバネットコーポレーションは、不動産業界で都市部を中心にマンション開発を手掛けており、急成長を遂げています。売上高は394億円と前期比で大幅に増加し、営業利益率も10.41%と健全な水準を維持しています。同業他社の大東建託やタスキホールディングスと比較して、都市部特化型の開発戦略で差別化を図っています。国内不動産市況に大きく依存するものの、旺盛な需要を取り込み成長を続けています。課題は、市場変動への耐性と海外比率の低さです。

強み

  • 売上高が大幅に伸長。
  • 都市部の需要を取り込む方針。
  • 営業利益率が改善傾向。
  • 国内不動産需要に支えられ。

課題

  • 不動産市況の影響を受けやすい。
  • 海外事業がなく、リスク分散不足。
  • 金利上昇時の業績悪化懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がアーバネットコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12998クリアル197億円9.0倍
28869明和地所195億円5.1倍
35532リアルゲイト195億円29.8倍
48917ファースト住建190億円10.4倍
52970GLC GROUP189億円14.5倍
63242アーバネットコーポレーション187億円9.1倍
73457And Doホールディングス186億円12.8倍
83454ファーストブラザーズ184億円4.5倍
95535ミガロホールディングス184億円12.3倍
105280ヨシコン177億円5.8倍
118999グランディハウス175億円17.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

土木建築設計から不動産開発へ転換した創業期

1997年7月、東京都新宿区で土木・建築の設計、不動産の売買・賃貸・仲介を目的に株式会社アーバネット(資本金1000万円)を設立。同年9月に一級建築士事務所登録、10月に宅地建物取引業免許を取得し、設計事務所兼不動産仲介業としてスタートした。2000年12月にマンション開発販売事業を開始、2002年2月には不動産賃貸事業も始め、同年3月に現社名へ変更した。

JASDAQ上場と中古買取再販への進出

2002年6月に戸建開発販売事業を開始。2005年2月に本社を千代田区二番町へ移転。2006年10月には信託受益権販売業に登録し、金融商品の取り扱いを始めた。2007年3月、ジャスダック証券取引所に株式上場を果たす。2008年10月には営業部門を新設し、中古分譲マンションの買取再販事業を開始。リーマン・ショック後の需要を取り込みながら事業領域を広げた。

市場統合を経てホテル事業に参入した成長期

2010年4月の取引所統合により大阪証券取引所JASDAQ市場に上場、2013年7月の東証・大証統合で東京証券取引所JASDAQに移行した。2015年3月に子会社アーバネットリビングを設立し、エンドユーザー向け事業を分離。2017年7月にホテル事業を開始し、2020年10月に自社保有の「ホテルアジール東京蒲田」(全48室)を開業した。研究目的で運営ノウハウを蓄積する。

スタンダード市場移行とケーナイン買収による拡大

2022年4月の市場区分見直しで東証スタンダード市場に移行。2024年2月、株式会社ケーナインの全株式を取得し、東京南西部・川崎・横浜での戸建・テラスハウス分譲及びアパート開発をグループに加えた。2024年7月に本社を千代田区霞が関へ移転。2025年6月期の売上高は339億円と過去最高を記録し、事業基盤を拡充している。

年表22件を開く

1990年代

  • 1997年7月創業東京都新宿区新宿一丁目24番7号において、土木・建築の設計、不動産の売買・賃貸及びその仲介を目的として株式会社アーバネット(現当社)設立(資本金1,000万円)
  • 1997年9月一級建築士事務所登録(東京都知事登録 第42424号)
  • 1997年10月宅地建物取引業者免許(東京都知事(1)75706号)を取得

2000年代

  • 2000年12月マンション開発販売事業を開始
  • 2002年2月不動産賃貸事業を開始
  • 2002年3月商号変更本社を東京都新宿区新宿一丁目5番1号に移転、社名を現在の株式会社アーバネットコーポレーションに商号変更
  • 2002年6月戸建開発販売事業を開始
  • 2005年2月本社を東京都千代田区二番町5番地6に移転
  • 2006年10月信託受益権販売業登録(関東財務局長(売信)第416号)
  • 2007年3月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年9月商号変更金融商品取引法施行に伴い信託受益権販売業より第二種金融商品取引業に変更登録(関東財務局長(金商)第1178号)
  • 2008年10月営業部門を新設し、中古分譲マンションの買取再販事業を開始

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所との合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2015年3月連結子会社株式会社アーバネットリビング(所在地:東京都千代田区)を設立
  • 2015年6月本社を東京都千代田区神田駿河台四丁目2番5号に移転
  • 2017年7月ホテル事業を開始

2020年代

  • 2020年10月東京都大田区において「ホテルアジール東京蒲田」を開業
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2024年2月M&A株式会社ケーナイン(所在地:東京都世田谷区)の全株式を取得し、連結子会社化
  • 2024年7月本社を東京都千代田区霞が関三丁目2番5号に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    都市型賃貸マンション開発の強化

    東京23区を中心に、地域性・機能性を重視した賃貸マンションを開発・1棟販売し、購入者と入居者双方の満足を追求する。戸建・テラスハウス分譲やアパート開発も並行して展開し、売上総利益率を重視しながら安定的な収益向上を図る。

  2. 02

    販売先と事業の多様化

    従来のマンション販売会社に加え、国内外の投資家、富裕層、事業法人、シルバー層向け運営業者などへの販路を拡大する。ホテル事業への参入や他社との共同事業により、不動産開発販売事業の多角化を推進する。

  3. 03

    M&Aと事業領域の拡大

    M&Aを活用して事業領域を拡大し、子会社化を通じて戸建分譲やアパート開発をグループに取り込む。シナジー効果を活かした新事業展開や人員確保により、売上高・利益の持続的拡大を目指す。また、北海道などでの宿泊施設開発にも取り組む。

  4. 04

    競争力のある用地取得

    好立地の用地獲得競争に対応するため、優秀な仕入要員の採用と若手・中堅社員の育成を進める。権利関係が複雑な都心の用地情報を収集・分析し、有効活用提案を通じて用地を確保する。

  5. 05

    財務体質の強化と人的資本投資

    公募増資やシンジケートローンなどで財務体質を強化し、キャッシュポジションを安定させる。同時に、人事制度の改革や給与アップ、福利厚生の充実により社員への投資を積極的に行い、持続的成長と企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で90人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,073万円で、9期前と比べて+22.1%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は6.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月37
2017年6月38
2018年6月42
2019年6月87841.04.347
2020年6月84540.94.852
2021年6月84541.06.147
2022年6月79340.66.449
2023年6月88240.86.848
2024年6月81140.96.8733,699
2025年6月1,07341.66.5903,889

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ホテルアジール 東京蒲田 — 東京都大田区1,283百万円
ホテル事業
GOWA富岡 — 東京都江東区849百万円
不動産事業
L-GRAZIA 東高円寺 — 東京都杉並区666百万円
不動産事業
本社 — 東京都千代田区426百万円
全社(共通)
アリシアコート 多摩川 — 東京都大田区371百万円
不動産事業
マーシャルハイツ 杉並 — 東京都杉並区362百万円
不動産事業
グリーンエイト 登戸 — 神奈川県川崎市359百万円
不動産事業
アリシアコート 八丁畷 — 神奈川県川崎市322百万円
不動産事業
FolsClass池上 — 東京都大田区242百万円
不動産事業
新宿区舟町 — 東京都新宿区221百万円
不動産事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アーバネットリビング
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ケーナイン(注)2
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は394億円営業利益41億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.2%、利益が+17.1%。

売上高
+16.2%
394億円
営業利益
+17.1%
41億円
純利益
+10.5%
21億円
営業利益率
10.4%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高435億円394億円
営業利益42億円41億円
純利益22億円21億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は171億円、営業利益は8億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−34.0%、営業利益は−76.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q59711.94
2023年4Q8610
2024年1Q4636.51
2024年2Q6857.44
2024年3Q61813.15
2024年4Q1051110.57
2025年2Q8011.3−2
2025年4Q2593413.121
2026年2Q2233314.819
2026年4Q17184.72

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は68億円から394億円へ5.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.4%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月6844
大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年6月7167
2014年6月105108
連結子会社株式会社アーバネットリビング(所在地:東京都千代田区)を設立
2015年6月119149
2016年6月1771711
2017年6月1782215
2018年6月1611410
2019年6月2011913
2020年6月2202215
2021年6月2102113
2022年6月1962013
2023年6月2032114
株式会社ケーナイン(所在地:東京都世田谷区)の全株式を取得し、連結子会社化
2024年6月28027249.617
2025年6月339352810.319
2026年6月394413110.421

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高394億円のうち、営業利益として残るのは41億円10.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金89.6%353億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.4%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.8pt
10.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
5.3%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが−73億円、投資CFが−26億円で、差し引きのフリーCFは−99億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は114億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月011112
2013年6月−17025−1720
2014年6月2−86−621
2015年6月−12−1128−2327
2016年6月−14−1022−2425
2017年6月−17−437−2141
2018年6月−16−1431−3042
2019年6月20−2−81853
2020年6月11−833389
2021年6月−14−41−1872
2022年6月5−412185
2023年6月−28−1044−3891
2024年6月30−1−352985
2025年6月−73−26128−99114

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は623億円。このうち返さなくてよい自己資本が173億円で、自己資本比率は27.8%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月56144225.0
2013年6月85265931.0
2014年6月108327629.5
2015年6月1565110532.6
2016年6月1905913130.9
2017年6月2366916729.3
2018年6月2857521026.1
2019年6月3058422127.4
2020年6月34012821233.2
2021年6月35213621634.2
2022年6月38114423733.6
2023年6月44215229030.6
2024年6月47015131932.1
2025年6月62317345027.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
114億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
110億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
450億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中32位あたり、逆に低いのは営業利益率131社中58位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.4%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
16.2%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥526で、1年前と比べて+0.4%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥526-0.6%1ヶ月+6.0%1年+0.4%時価総額187億円
過去52週の値幅
安値¥482高値¥633

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR1.00倍
配当利回り4.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月12日時点で512円と、1カ月で3.85%上昇し、持ち直しの動きを見せている。25日移動平均線(499円)を上回り、週足でも上向きに転じた。52週高値(633円)からは19%下落し、52週安値(482円)からは6%高い位置にある。出来高は7月2日に40万3200株と急増した後、落ち着きを取り戻しており、売り一巡感が出ている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERが4.45と業界平均14.44を大幅に下回り、PBRも0.99で1倍未満と割安感が強い。配当利回り4.69%は平均3.13%を上回る。ROEは11.4%と安定した収益性を示す。今期予想PERは8.8倍と上昇見込みだが、現状の評価は依然低い。配当性向49.9%と高水準で、株主還元は手厚いが、成長性を織り込む余地はある。割安だが、収益成長率に比べて配当が伸び悩む可能性も視野に入れる必要がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.1倍14.9倍
PER (予想)9.0倍
PBR1.00倍1.84倍
ROE11.4%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

都心不動産需要を背景に売上高が3年でほぼ倍増し、2026年6月期には過去最高の394億円を見込む。強気派は、旺盛な都市部需要と大型物件の売却が引き続き業績を押し上げるとみる。一方弱気派は、地価上昇や金利動向による収益悪化、営業利益率が10%超と高い水準にあるものの、不動産市況の転換で売却が停滞するリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 売上高の急成長

    2023年6月期203億円から2026年6月期394億円と約2倍に拡大見込み。

  • 高収益体質の維持

    営業利益率は10%超を維持し、2026年6月期も10.41%を見込む。

  • 低PERと高い利回り

    PER4.42倍、配当利回り4.72%は割安感がある。

  • 2026年6月期に売上高394億円・営業利益41億円へ増収増益2026年6月期影響

    売上高は前期比16%増の394億円、営業利益は同17%増の41億円に拡大。

  • PBR0.99倍と純資産割れ水準の割安修正継続影響

    PBR0.986倍、ROE11.4%を背景に純資産倍率1倍超えの修正余地。

  • 配当利回り4.72%と高水準の株主還元継続影響

    株価509円に対し配当利回り4.72%、インカム目的の資金で下値が支えられる。

  • 実績PER4.42倍と低バリュエーション継続影響

    実績PER4.42倍、時価総額181億円と小型株ながら割安水準にある。

マイナスに働く材料7
  • 不動産市況依存

    大型売却に依存しており、市況悪化時は売上・利益が不安定になる。

  • 金利上昇リスク

    金利上昇で取得コスト増や需要減が懸念される。

  • 成長鈍化の可能性

    都心の用地取得競争激化で、高い成長率の持続が難しい。

  • 予想PER8.7倍への収益鈍化懸念決算発表後影響

    実績PER4.42倍に対し予想PER8.7倍、市場は今期減益を織り込む。

  • 売上高伸び率が前期21%から今期16%へ減速2026年6月期影響

    売上高の伸びは280億円→339億円の21%増から339億円→394億円の16%増へ鈍化。

  • 外国人保有0.87%と低流動性継続影響

    外国人持ち株比率0.87%、浮動株が少なく相場変動が大きい。

  • 株価1年で1%下落、モメンタム不在継続影響

    株価の1年変化率はマイナス1%、上昇トレンドに乏しい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
開発売却の勢いを示し、業績の主要因となるため。
営業利益率
収益性の変化を捉えるため。
販売用不動産の在庫
仕入れと販売のバランス、将来の売上ポテンシャルを示す。
用地取得額
今後の販売活動の先行指標となるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+4.8%いまの株価に対する利回りは4.56%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
4.56%
いまの株価に対して
配当性向
49.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月2136.9
2018年6月16−23.845.4
2019年6月1812.534.9
2020年6月2011.137.4
2021年6月15−25.041.3
2022年6月1713.340.4
2023年6月1911.839.8
2024年6月2110.537.1
2025年6月224.849.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ30,963人。区分でいちばん多いのは個人・その他76.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.8%を占め、残る77.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他71.671.071.971.665.176.0
事業法人23.223.623.623.423.420.5
金融機関0.50.30.11.62.72.3
外国法人1.41.92.32.15.70.6
証券会社3.23.12.01.22.90.3
外国人個人0.10.10.10.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社服部13.90
02マイルストーンキャピタルマネジメント株式会社1.69
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.65
04株式会社合田工務店1.65
05服部 弘信1.08
06服部 信治0.98
07奥田 周二0.90
08株式会社明和0.79
09野村信託銀行株式会社(投信口)0.51
10木村 義純0.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-02
    服部信治
    新規の大量保有報告
    0.93%
  • 2026-04-07
    服部信治
    新規の大量保有報告
    0.93%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+135%、1株純資産は14期で+513%。直近期のROEは11.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月258134.63.320.2
2013年6月4012835.88.118.9
2014年6月3715326.26.732.5
2015年6月4220321.27.830.6
2016年6月4623520.86.235.4
2017年6月5927623.07.236.9
2018年6月3929613.89.245.4
2019年6月5233216.66.734.9
2020年6月5336015.35.537.4
2021年6月4138411.07.541.3
2022年6月4240810.67.240.4
2023年6月4643811.07.139.8
2024年6月5446811.97.337.1
2025年6月5649611.48.349.9
2026年6月58

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/6期の役員報酬は総額253百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
服部信治代表取締役 会長 兼CEO76350,000
田中敦代表取締役 社長 兼第一事業本部長5741,800
赤井渡常務取締役 上席執行役員 管理本部長6225,000
猪野晃史取締役 上席執行役員 第二事業本部長5411,000
中島信一郎取締役69
篠田哲志取締役76
山口さやか取締役46
進藤祥一常勤監査役71
徳山秀明監査役57
上山聡子監査役45
筒井高志76
伊東元取締役 執行役員 第一事業本部 副本部長6114,000
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢保有株数
古郡祐一取締役5930,000

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5194262622144
社外取締役3323211

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,936字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社(株式会社アーバネットリビング、株式会社ケーナイン)の計3社で構成されております。 当社は設立以来、東京23区、駅徒歩10分圏内の開発立地にこだわり、投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売(卸売)を基軸事業として、分譲用マンション及び戸建住宅の開発・分譲、アパートの開発・1棟販売、事業用地の仕入販売、不動産売買の仲介並びに不動産賃貸業等の不動産事業を行ってまいりました。 当社グループは、設計事務所からスタートしたデベロッパーとして、実際に居住する方々のニーズに応えるだけでなく、効率性と芸術性の融合を目指して、外観や共有スペースにデザイン性やアートを加える等、「ものづくり」にこだわり、独自性を追求した自社ブランドの確立を進めてまいりました。 当社グループは、変動の激しい不動産業界の環境に対応するため、役職員数を最小限とする少人数体制のもと、アウトソーシングを最大限に活用した効率的かつリスクの少ないビジネスモデルを構築する一方で、金融機関の不動産融資の厳格化や不動産価格の大幅な変動に対処できる強い財務体質の構築と、固定収入となる賃貸用不動産の自己保有を進めてまいりました。 当社は、エンドユーザー向けの分譲・賃貸・マンション管理(小売・サービス)等の事業のために、2015年3月に100%子会社である株式会社アーバネットリビングを設立するとともに、ホテル開発という新たな事業領域参入に当たり、主にホテル経営の研究目的で2020年10月、東京・蒲田駅前で自社保有ホテル「ホテルアジール東京蒲田」を開業し、株式会社アーバネットリビングを通じて運営いたしております。 さらに当社は2024年2月に株式会社ケーナインを子会社化したことから、当社グループの中核事業に「東京・川崎・横浜の戸建・テラスハウス分譲及びアパート開発」を加え、事業領域を拡大しております。 なお、昨今のマンションニーズに対応するために、当社グループは従来の投資用ワンルームマンションにDINKS向けのプラン及びファミリータイプのプランを組み込んだ複合型のマンション(都市型賃貸マンション)開発を推進しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、以下のとおりです。 (不動産事業) (1)不動産開発販売 当社グループは、主な開発エリアを不動産価格が比較的安定している東京23区、駅徒歩10分圏内に原則特化するとともに、多数の土地情報及び市場の賃貸情報を収集し、設計事務所からスタートした当社のノウハウであるプラン設計と収益シミュレーションにより、一定利益が確保できる可能性の高い物件を厳選し、事業用地として取得しております。 事業用地取得後は、さらに詳細な調査・設計プランの検討を重ね、本来その土地の持つ収益性を最大限に発揮する事業プランを作成するとともに、当社グループが基調としておりますモノトーンの外観デザインや、オリジナルのアート作品を展示するエントランス、及び入居者の方々に対して定期的に実施しているアンケート調査に基づくユーザーニーズの実現(収納スペースの拡大等)により、他社物件との差別化を図っております。 当社グループの事業の中核である都市型賃貸マンションにおける販売先は、ワンルーム販売会社への専有卸、国内外投資家、一般法人及び相続税対策等の目的を有する日本の富裕層であります。 また、子会社の株式会社ケーナインは、主に東京23区南西部や川崎市・横浜市等を中心に戸建・テラスハウス分譲、アパート開発、建築工事及び用地の売却等を行っております。 (2)不動産仕入販売 当社グループは、自社による不動産開発販売事業のほか、他社開発分譲マンションの1棟専有卸や中古分譲マンションの戸別買取再販事業等も行っております。 (3)その他 当社グループは、前2事業のほか、不動産売買等の仲介業務、自社開発及び他社開発マンションの賃貸事業、不動産有効活用の提案、及び賃貸管理事業・マンション管理事業を行っております。 (ホテル事業) 当社グループは、2020年10月より「ホテルアジール東京蒲田」を開発・運営しております。これは、都市型賃貸マンションの開発・1棟販売をはじめとした当社グループの不動産事業がレジデンス分野に集中していることから、販売先の多様化を目指してホテル事業に取り組み、第1号開発物件を自社保有とすることで開発・運営に関するノウハウを蓄積する研究目的によるもので、東京・蒲田駅前にて全48室のホテルを運営しております。 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,205字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「人々の安全で快適な『くらし』の提案を行い、豊かで健全な社会の実現を目指す」ことを企業理念としております。 この企業理念の下、都市型賃貸マンションの開発・1棟販売を中心とした事業活動を行い、事業を通して社会の発展とサステナビリティを巡る課題解決に寄与するとともに、持続的な成長と企業価値の向上を図ることにより、ステークホルダーに貢献することを経営の基本方針としております。 (2)経営戦略 当社グループは、東京23区をメインの開発エリアとした都市型賃貸マンションの開発・1棟販売及び東京・川崎・横浜の戸建・テラスハウス分譲及びアパート開発を基軸事業として、経営基盤を拡充し、安定的な収益の向上に努めてまいります。当社グループは物件ごとに地域性を重視した外観やエントランス、機能性を重視した居住空間をデザインし、購入する方と居住する方双方の満足を追求してまいります。 さらに、M&Aを活用した事業領域の拡大や、シルバー層向け住居やホテル開発にも市場動向を見極めながら取り組むとともに、他社との共同事業や提携、東京都心以外での開発も視野に入れ、持続的な成長を図ってまいります。 なお、ホテル事業につきましては、インバウンド及び国内旅行需要等の拡大により、客室稼働率と客室単価の向上を図り、事業収益の最大化に努めてまいります。 (3)経営環境 当社グループの基軸事業である都市型賃貸マンションの市場は、賃貸については、分譲マンションの高騰、未婚化の進行や高齢化による単身世帯の増加、各世代における単身者の都心再流入等により堅調に推移しており、都心の好立地で居住空間の充実した物件に関しては、今後さらに人気が高まるものと考えております。 また、実需については、企業による人員確保のための社宅需要や、若年層による将来の資産形成、富裕層の相続税対策に対応できる堅実な運用商品として、購入者層の拡大を見込んでおります。さらに、東京23区においては国内のファンドやリートに加え、円安等を背景とした海外投資家の購入意欲は依然として高いものと思われます。 このような要因により、急激な金利上昇が見込まれない状況においては、販売面での底堅さは維持されるものの、仕入面においては、都心好立地の用地購入で競合が続き、価格も高止まりしていること、さらに、昨今の建設資材の価格や人件費の高騰により、工事原価が上昇していることから、利益率の低下という問題に直面しております。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な収益を確保し、持続的な成長を図り、株主への利益還元を安定的に行うことを基本方針に、売上総利益率を重視しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、安定的な収益を確保し、持続的な成長を図るため、経営環境の変化に対応しつつ、以下の課題に取り組んでまいります。 ① コンプライアンスとコーポレートガバナンス・コード遵守の経営 当社グループは、コンプライアンスとコーポレート・ガバナンスが、これからの企業経営において非常に重要であることを強く認識し、コンプライアンスを遵守した経営を推進いたします。また、不正を防止する内部統制システムの整備・充実を図るとともに、サステナビリティを巡る課題解決とコーポレート・ガバナンスの強化に努め、コーポレートガバナンス・コードの基本原則に基づく、健全で効率的な経営を行うよう一層の努力をしてまいります。 ② 利益率の維持・向上のための競争力のある事業用地の取得 日本全体としては人口減少問題を抱えるなかで、大手不動産業者及び資金力のある開発業者等により、利便性の高い好立地の用地獲得競争は続くものと認識しております。 こうした状況の下で安定的な収益を確保するためには、更なる土地の選別と開発物件の差別化が最重要課題であると認識しております。 当社グループは、優秀な仕入要員の採用を進めるほか、新卒を含めた若手・中堅社員の育成に努めます。また、権利関係が複雑な都心の用地情報を収集・分析し、有効活用提案等を通じて権利関係を調整していく事業を拡充してまいります。 ③ 販売先及び不動産開発販売事業の多様化 当社グループの基軸事業である都市型賃貸マンションの開発・1棟販売(卸売)は、土地価格の高止まりや建設資材及び人件費高騰等による建築コストの上昇に直面しております。 これに対応するため、従来からの卸先であるマンション販売会社だけではなく、国内外の投資家や相続税対策を含む様々な目的で不動産を購入する日本の富裕層、人員確保のための社宅や寮を必要とするようになった事業法人、シルバー層向け住居の運営業者等、多方面への販売チャネル確保に注力してまいります。 また、当社グループは、設立以来、販売先がレジデンス関連業者に限られていたこともあり、販売先の多様化を図る目的でホテル事業に参入し、2020年10月より自社保有ホテルを運営しております。 当社グループは、今後も他社との共同事業を含む不動産開発販売事業の多様化を図ってまいります。 ④ 事業領域の拡大と持続的な成長に向けた取り組み 当社グループは、企業価値の向上と持続的成長を重要視しており、そのためには事業領域の拡大に取り組む必要があると認識しております。これに対応する一環として、2024年2月に株式会社ケーナインを子会社化し、東京南西部や川崎市・横浜市内における戸建・テラスハウス分譲事業や、アパートの開発事業をグループの基軸事業として取り込んでおります。これに伴い、シナジー効果も含めた新たな事業展開や優秀な人員確保による売上高・利益の持続的拡大が可能と認識しております。また、国内外の富裕層による旅行・レジャー需要は年々高まっていることから、北海道等の一部地域において、当社の強みを生かした宿泊施設等の開発事業にも取り組んでまいります。 当社グループは今後も、既存事業の拡大を図るとともに、M&Aを含めた新規事業への取り組みを進め、企業価値向上と持続的成長の実現を進めてまいります。 ⑤ 財務体質の一層の強化 当社グループは、現在の世界情勢及び日本経済の動向を注視し、将来の大規模な経済変動に耐え得る企業であるためには、一層の企業価値の向上と、財務体質の強化が必要であると認識しております。 当社グループは、リーマンショックにおいて多くの不動産関連企業が破綻する中を耐え抜いた経験により、キャッシュポジションと担保物件の重要性を認識したことから、これまで公募増資や、新株予約権の発行、シンジケートローンによる資金調達等により財務体質の強化とキャッシュポジションの安定化に努めてまいりました。 当社グループは今後も、強固な財務体質の構築を推進してまいります。 ⑥ 人的資本経営の充実と体制強化 当社グループは、これからの企業経営において人的資本経営が極めて重要と認識しており、価値創造の源泉として社員への投資を積極的に行っております。ここ数年で、新人事制度の制定に伴う給与の大幅アップや、従業員向け株式給付信託の創設、住宅補助制度や新オフィスへの移転による職場環境の充実、育児休暇や介護休暇などを含む休暇制度の改定、資格取得補助制度の改正等に取り組んでまいりました。 当社グループは引き続き、経営の根幹として社員を大事にしていくことで、持続的成長と企業価値の増大を目指してまいります。
事業等のリスク7,041字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事業のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの財政状態及び経営成績等の状況に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため、記載しておりません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済情勢の変動に係わるリスクについて 当社グループの主要事業である不動産開発販売事業は、景気動向・金利動向・不動産需要動向・住宅税制等各種税制の影響を受けやすく、景気の急速な悪化や大幅な金利上昇、需給悪化による販売価格の下落、住宅税制や建築基準法等の変更・改廃等によって、販売先の需要動向が変化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、金融市場の混迷及び先行き不透明感により、ローン構築の不成立や顧客購入意欲の低下の可能性があり、販売価格や保有不動産の評価を下げる必要がある等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、景気動向・金利動向等のモニタリング、販売先の財務状況管理、各種法令の改廃情報の取得等を十分に行った上で開発・販売計画を策定しており、建築確認が下りた開発物件は速やかに販売先を選定し、売買契約を締結するよう努めております。 なお、当社グループは東京・蒲田駅前にてホテルを運営しておりますが、景気が急速に悪化し、宿泊需要が低下したことにより、客室稼働率や客室料金の低下が起こった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)気候変動及び自然災害に係わるリスクについて 当社グループでは、開発エリアを主に東京23区及び川崎市、横浜市等としておりますが、従前から報告されている大地震発生のリスクに加え、ここ数年気候変動に起因すると思われる大型台風の直撃やゲリラ型豪雨が頻発する事例が発生しており、当社グループが開発途中の物件において、地盤への影響や建設中の建物の倒壊等のリスクがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、開発用地購入においてハザードマップの確認を義務づけており、建築途中の物件現場においては、作業員の安全に留意しつつ、台風や豪雨等の被害を最小限にとどめるよう必要な対策をいたしております。 (3)事業用地の仕入に係わるリスクについて ① 事業用地の取得について 当社グループでは、主に東京23区及び川崎市、横浜市等の利便性、人気とも高い事業用地を求めておりますが、他社との競合や価格の上昇等によって用地の取得が計画通りに行えない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの持続的な成長のためには、安定的な用地取得は不可欠であり、当該リスクの対応策として、既存情報取得先との関係強化及び新規情報取得先の開拓を行っております。 ② 土壌汚染等によるリスクについて 当社グループは用地仕入に際し、土壌汚染・地中埋設物・埋蔵文化財・産業廃棄物の地中廃棄物等によるコスト排除を明確にするため、事前調査を徹底し、売買契約においても原則としてこれらのコストを売主負担としてまいりましたが、現在は開発用地獲得を優先する環境下のため、同コストは当社グループ負担となっており、想定外の土壌汚染問題等が発生した場合、処理費用が追加発生することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)特定取引先との取引集中に係わるリスクについて ① アウトソーシングに係わるリスクについて 当社グループは、都市型賃貸マンションにおいて、アウトソーシングを最大限活用した少人数体制を経営の基本方針としており、当連結会計年度においても、株式会社合田工務店への建築工事のアウトソーシングが集中しております。 当社グループと同社との取引関係に急激な変化が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、建築工事の新たなアウトソーシング先を開拓しており、過度な集中とならないよう努めてまいります。 ② 販売先に係わるリスクについて 当社グループと開発物件の販売先は安定的な取引関係にあり、今後もその取引関係に急激な変化はないと考えておりますが、当社グループの主たる販売先に不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、マンション販売会社及び資産家やファンド等、多方面への販売チャネル確保に注力してまいります。 (5)販売に関連するリスクについて ① 販売用不動産の売却可能性について 当社グループの開発プロジェクトにおいて販売先との売買契約締結が長引いた場合、その間に不動産市況の急激な悪化等により売却可能性に問題が生じ、評価損の計上ひいては在庫が滞留するリスクがあります。 また、戸建やマンション、テラスハウス分譲事業、アパート事業においては、エンドユーザー向けの分譲となるため、景気の変動等により売却可能性に問題が生じ、評価損の計上ひいては在庫が滞留するリスクがあります。 都市型賃貸マンションに関しては不動産市況等を勘案しながら、用地購入から建築確認までの期間を短縮し、販売価格とのバランスを取りつつ販売先との売買契約を最短にするよう努力をしてまいります。 また、分譲マンションに関しましては、景気変動の可能性のある時期においての開発を抑制しております。 ② 営業エリアに関連するリスクについて 当社グループでは、営業エリアを主に東京23区及び川崎市、横浜市等にしていることで、不動産需要の減少に対して相対的に影響を受けにくくなっておりますが、同地区においてテロ等の不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)固定資産の減損に関するリスクについて 当社グループは、不動産賃貸収益の獲得及び将来的な自社開発物件の確保を目的として、賃貸用不動産の保有及び効率的活用を進めておりますが、経済情勢や不動産市況の悪化により賃料水準の低下や空室率の上昇等、賃貸用不動産の収益性が低下した場合等には固定資産の簿価切下げに伴う損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは東京・蒲田駅前にホテルを保有しておりますが、感染症の再拡大や経済情勢の悪化等により、ホテルの稼働率や1室当たりの客室単価が低下した場合等には固定資産の簿価切下げに伴う損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループが保有・管理する賃貸用不動産及びホテルに関して、管理上の不備が発生した場合は、当社グループの信用の失墜、想定外の費用の発生等が生じ当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありますが、当社グループでは、当該リスクの対応策として、万が一の不備や事故等に備え、損害保険を付保しております。 (7)借入金への依存に関連するリスクについて ① 金利の上昇リスクについて 当社グループは、事業資金を金融機関からの借入により調達しており、当連結会計年度末における総資産額に占める有利子負債の割合は、67.2%と高水準であります。 従いまして、金融情勢の変化により金利水準が上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 調達のリスクについて 当社グループは、用地仕入に際し、その資金を金融機関による間接金融に負っております。 金融機関の不動産融資の姿勢に変化が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、資金調達に際して、特定の金融機関に依存することなく、多数の金融機関と良好な関係を構築する一方で、新たな金融機関との新規取引による間接金融の拡大、エクイティ等の直接金融での資金調達を実施し、資金調達の円滑化と多様化に努めております。 (8)設計・建築工事について 当社グループは、都市型賃貸マンションにおいて、意匠設計及びプラン設計以外を設計事務所及び建設会社等にアウトソーシングしております。設計会社及び建設会社の選定から工程の進捗に至るまで、入念にアウトソーシング先の管理をしておりますが、アウトソーシング先の倒産や工事中の事故等が発生した場合に、工事の遅延・中止、また、海外紛争等によるサプライチェーンの混乱や円安、追加関税を起因とした建築資材価格の高騰及び人件費等の上昇に伴い、工事費用が上がっていくことにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、アウトソーシング先の財務調査及び各種情報収集を継続的に行うとともに、工事の早期発注や建築資材の代替品の活用、調達先の多様化等を実施しております。 また、建築事業においては、協力会社の業績悪化等に伴う工事の遅延や中止により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)物件の引渡し時期について 当社グループの不動産開発販売事業において、売上計上は物件引渡しによって行われます。 このため、建設業界の慢性的な人手不足、働き方改革関連法の適用、天候不順、自然災害及び感染症蔓延等を原因とした工期遅延により、引渡時期が決算期を越えて遅延する場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 販売会社との売買契約につきましても、竣工引渡後原則4ヶ月後決済(ただし戸別決済に応じる)となっておりますことから、決算期に跨る売買契約における計上戸数については、販売会社の販売状況によっては、当社グループの当該決算期業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)人材確保について 当社グループは、事業用地の仕入・設計・施工監理・建築・自治体との調整及び近隣との調整や竣工マンションの1棟販売等、専門的な知識・経験及び資格が要求されることから、人材の獲得・育成が重要であると認識しております。しかしながら、優秀な人材の確保・育成が計画通りに進行しない場合、若しくは保有人材の流出が大規模に発生した場合は、当社グループの今後の事業運営及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 (11)法的規制について 当社グループの事業は、「建設業法」・「建築士法」・「宅地建物取引業法」・「金融商品取引法」・「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」・「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」・「旅館業法」・「公衆浴場法」・「温泉法」等により、法的規制を受けております。 また、当社グループの事業においては、事業活動に際して、以下の免許、許認可等を受けております。当社グループは、これまでにこれら法的規制によって重大な影響を受けたことはありませんが、今後新たな規制の制定や改廃が行われた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、今後何らかの理由により免許等の取消・更新・欠格による失効等の事象が発生した場合には、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに、業績に影響を及ぼす可能性があります。 許認可等の名称   会社名   許認可番号等 有効期間   規制法令   免許取消 条項等 一級建築士事務所登録   株式会社アーバネットコーポレーション   東京都知事登録 第42424号 2022年9月10日 ~2027年9月9日   建築士法   第26条等 株式会社ケーナイン   東京都知事登録 第62947号 2024年2月20日 ~2029年2月19日 宅地建物取引業者免許   株式会社アーバネットコーポレーション   東京都知事 (6)第75706号 2022年10月18日 ~2027年10月17日   宅地建物取引業法   第66条等 株式会社アーバネットリビング   東京都知事 (3)第97760号 2025年4月25日 ~2030年4月24日 株式会社ケーナイン   東京都知事 (1)第111662号 2024年12月7日 ~2029年12月6日 第二種金融商品取引業登録   株式会社アーバネットコーポレーション   関東財務局長(金商)第1178号   金融商品取引法   第52条等 マンション管理業者登録   株式会社アーバネットリビング   国土交通大臣 (3)第034154号 2025年3月19日 ~2030年3月18日   マンションの管理の適正化の推進に関する法律   第83条等 株式会社ケーナイン   国土交通大臣 (1)第034608号 2022年3月10日 ~2027年3月9日 賃貸住宅管理業者登録   株式会社アーバネットリビング   国土交通大臣 (01)第001830号 2021年10月13日 ~2026年10月12日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律   第23条等 特定建設業許可   株式会社ケーナイン   東京都知事許可 (特-5)第142913号 2024年3月15日 ~2029年3月14日   建設業法   第29条等 なお、最低住戸面積の引き上げ等ワンルームマンションの建設を規制する条例等が制定された場合、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 (12)情報セキュリティについて 当社グループの保有している営業機密や個人情報等の重要情報が、何らかの事由により漏洩した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、情報セキュリティを維持・管理するための体制や基本原則等を定め、当社グループが保有及び運用管理する情報資産を過失・事故・災害・犯罪の脅威等から保護し、事業活動を正常かつ円滑に行うことに努めております。 (13)訴訟等の可能性について 当社グループは、役職員及び近隣対策会社等への啓蒙活動や近隣住民との対話回数の増加等により、訴訟等の発生を最大限回避する企業努力を行っておりますが、開発エリアを主に東京23区及び川崎市、横浜市等としていることから、近隣住民からの苦情等を完全に排除することは難しく、法令に基づいて実施しているとはいえ、開発用地にある既存建物の解体やマンション建設等に関連する騒音・振動・電波障害・日照問題・景観変化等への近隣住民等からのクレーム等に起因する訴訟及びその他の請求が発生する可能性があります。 当社グループは、品質管理に万全を期しておりますが、万が一、当社グループの販売した物件に重大な問題があることが判明した場合には、その直接的な原因が当社グループの責めに帰すべきものでない場合であっても、売主としての契約不適合責任を負わなければならない場合があり、その結果として生じる訴訟及びその他の請求が発生する可能性があります。当社グループでは、当該リスクの対応策として、万が一の不備や事故等に備え、損害保険を付保しております。 また、マンション管理・賃貸管理事業においても入居者等からのクレームや賃料滞納等に起因する訴訟及びその他の請求が発生する可能性があります。 これらの訴訟等の内容、結果、対応によっては、レピュテーションリスクが生じる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)ホテル事業について ホテル事業につきましては、感染症の再拡大や経済情勢の悪化等による稼働率の低下、客室単価の下落、また、地震、台風等の自然災害や、事故、火災等の人的災害の発生等の予期せぬ事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)感染症等の発生について 当社グループでは、新型コロナウイルス等の感染症の拡大に備え、従業員及び取引先の安全を第一に考え、時差出勤やテレワーク・web会議を可能とするIT環境の整備を完了しております。また、新型コロナウイルス感染症に関しては規制が撤廃されており、当社グループにおいても通常の感染対策を維持するとともに、クラスター発生時においては新型コロナウイルス感染症対策で培った感染予防体制を実行してまいります。 なお、当社グループの開発現場において新型コロナウイルス等の感染症が蔓延した場合には、工事の一時的な停止等により竣工時期が遅延する可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16)その他について 当社グループは、事業展開上様々なリスクがあることを認識し、それらを最大限の努力で回避するとともに、リスクが発現した場合に備えて対策を十分に行うよう努めております。 しかしながら、事業遂行に当たり、予期できぬ事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,857字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高339億33百万円(前連結会計年度比21.3%増)、営業利益34億81百万円(同27.7%増)、経常利益27億87百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18億50百万円(同8.8%増)となり、いずれの数値も、期初の業績予想を上回ることができました。 これは、当社グループが主に不動産事業において、「ものづくり」にこだわり、東京23区、駅徒歩10分圏内での都市型賃貸マンション開発・1棟販売というビジネスを推進し販売先から高い評価を得たことに加え、建築コストの急激な上昇の中においても、将来不安を抱えた若年層の不動産投資意欲、相続税対策を目的とした富裕層による需要及びファンド・リートを含めた国内外投資家による賃貸用不動産への需要に応えることができたことによるものであります。 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。 (不動産事業) 不動産事業につきましては、売上高は336億95百万円(前連結会計年度比21.4%増)、セグメント利益は50億19百万円(同29.6%増)となりました。 このうち、不動産開発販売につきましては、都市型賃貸マンション等12棟607戸及び戸建・テラスハウス分譲等43戸並びに用地9件の売却により、売上高は321億55百万円(同18.6%増)となりました。都市型賃貸マンション開発については、棟数・戸数ともに期初予定以上の売上を計上することができました。また、戸建・テラスハウス分譲等につきましては、株式会社ケーナインが主に東京23区南西部や川崎市・横浜市等において売上計上したものであります。不動産仕入販売につきましては、中古賃貸マンションの買取再販(1棟)により、売上高は7億27百万円(前連結会計年度は中古分譲マンション1戸46百万円)となりました。その他不動産事業につきましては、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は8億11百万円(同38.6%増)となりました。 (ホテル事業) ホテル事業につきましては、「ホテルアジール東京蒲田」の宿泊料等により、売上高は2億38百万円(前連結会計年度比9.2%増)、セグメント利益は45百万円(同46.8%増)となりました。 これは、国内旅行需要及びインバウンドの増加等を背景に、前連結会計年度に比べて客室単価及び客室稼働率が上昇したことによるものであります。 当連結会計年度末における財政状態については、総資産が前連結会計年度末に比べ153億49百万円増加した623億22百万円、負債が前連結会計年度末に比べ130億66百万円増加した449億74百万円、純資産が前連結会計年度末に比べ22億83百万円増加した173億47百万円となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ143億66百万円増加し、537億47百万円となりました。これは主として、都心のマンション用地について厳しい仕入環境が続く中、用地購入要員の増強や若手社員の成長により好立地のプロジェクト用地購入が進んだこと、また、株式会社ケーナインによる積極的な戸建・アパート用地等の購入により、棚卸資産が112億14百万円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ9億82百万円増加し、85億75百万円となりました。これは主として、賃貸用不動産等の購入により有形固定資産が9億26百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ8億61百万円増加し、146億70百万円となりました。これは主として、短期借入金が4億98百万円減少する一方で、1年内返済予定の長期借入金が5億50百万円、未払法人税等が3億4百万円、買掛金が2億65百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ122億4百万円増加し、303億4百万円となりました。これは主として、シンジケートローン等の運転資金及び用地購入に伴う借入金の増加が、物件の販売に伴う返済を上回ったことにより、長期借入金が123億61百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ22億83百万円増加し、173億47百万円となりました。これは主として、新株予約権の行使等により資本金及び資本剰余金の合計が11億27百万円増加し、利益剰余金についても、配当金支払による6億96百万円の減少があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益18億50百万円の計上により11億53百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び投資活動において資金が減少した一方、財務活動において資金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ28億89百万円増加の113億98百万円となりました。 これは主に、積極的なプロジェクト用地及び賃貸用不動産の購入により、営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなった一方で、用地購入に伴う長期借入等による収入が物件の販売に伴う長期借入金の返済による支出を上回った結果、財務活動によるキャッシュ・フローがプラスとなったことによるものであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動による資金の減少は、72億79百万円(前連結会計年度は29億78百万円の増加)となりました。これは主に、棚卸資産の増加が税金等調整前当期純利益の計上等を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動による資金の減少は、26億1百万円(前連結会計年度は81百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動による資金の増加は、127億70百万円(前連結会計年度は35億17百万円の減少)となりました。これは主に、用地購入に伴う長期借入等に伴う収入及び新株予約権の行使による株式の発行による収入が、物件の販売に伴う長期借入金の返済及び配当金の支払等による支出を上回ったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは不動産事業及びホテル事業を行っており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。 b.受注実績 当社グループは、受注生産を行っておりませんので、受注実績の記載はしておりません。 c.販売実績 セグメント名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 販売高(千円)   割合(%)   前年同期比(%) 不動産事業   不動産開発販売   32,155,913   94.8   18.6 不動産仕入販売   727,823   2.1   - その他   811,640   2.4   38.6 計   33,695,377   99.3   21.4 ホテル事業   238,329   0.7   9.2 合計   33,933,706   100.0   21.3 (注)1.不動産事業の不動産仕入販売の対前年同期比は1,000%を超えているため「-」と記載しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 三井不動産投資顧問株式会社   -   -   8,100,000   23.9 ケネディクス株式会社   7,926,863   28.3   7,095,070   20.9 東急不動産株式会社   8,249,688   29.5   6,636,574   19.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.売上高 当連結会計年度における売上高は、期初の業績予想を上回る339億33百万円(前連結会計年度比21.3%増)となりました。 これは主に、当社が都市型賃貸マンション開発事業において高品質な「ものづくり」に強くこだわってきた結果、ワンルームマンション業界だけでなく、大手不動産業者を含む不動産市場において高い評価を受けていることに加え、施工業者との長期的な信頼関係を構築できており、綿密な協議等を重ねることで工程管理を徹底したことで、当連結会計年度に予定していたすべてのプロジェクトを完工・引き渡しができたことによります。また、物件ごとの販売戦略を明確化し、利益の極大化に努めた結果、期初に計上を予定していなかった1棟52戸の販売用不動産について、当連結会計年度の売上計上となったこと、さらに、株式会社ケーナインとのシナジー効果を徐々に具現化しつつ、同社が開発した高品質の戸建・テラスハウス等を適正な価格で売上計上できたことも、当連結会計年度の売上計上の伸張に大きく貢献いたしております。 b.営業利益 当連結会計年度における営業利益は、34億81百万円(前連結会計年度比27.7%増)となり、期初の業績予想を上回りました。 これは、主に、当社グループが創業以来、都心の都市型賃貸マンション開発を中核事業として、少人数体制で、「ものづくり」に拘り差別化に取り組んできた結果、国内外の販売先・投資家から商品性について高く評価されたことに加え、ゼネコン各社と協議しつつ工事原価の上昇抑制に努めたこと、ホテル事業の利益拡大及び株式会社ケーナインの利益が通期で上積みされたことによります。なお、当社グループが重要指標とする売上総利益率は、19.0%(前連結会計年度比2.4ポイント増)となりました。 しかしながら、開発用地の高騰と建設資材及び人件費の値上がりによる建築コストの上昇が続いており、今後も、売上総利益率を維持すべく、一層の営業努力が必要であると認識しております。 なお、販売費及び一般管理費は、本社移転や給与水準アップ等の人的資本への投資、租税公課及び株主優待制度への取り組みに係る費用等の増加に加え、株式会社ケーナインの通期費用計上等により、前連結会計年度比10億76百万円増加しております。 c.経常利益 当連結会計年度における経常利益は、27億87百万円(前連結会計年度比14.9%増)となりました。 当社グループは、開発プロジェクトにおける開発用地資金を金融機関からの間接金融によって賄っているため、開発プロジェクトの増加及び大型化と建築工期を中心とした開発期間の長期化等により、営業外費用である支払利息が増加する傾向にあります。当連結会計年度については借入金の増加により金融関連費用は増加しておりますが、融資に関する金利等の条件は市場金利の上昇分を除けば、前連結会計年度と概ね変化なく、取引金融機関とは引き続き良好な関係を維持しており、資金調達に問題はございません。しかしながら、金融環境の急変や支払条件変更等の不測の事態に備え、2024年12月にシンジケートローン形式による長期運転資金20億円を調達しております。 引き続き、金融政策の動向、物価の上昇、人手不足に起因する賃金上昇等、今後の経済状況や金融機関の動きについては、十分留意してまいります。 d.親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、18億50百万円(前連結会計年度比8.8%増)となりました。これは、経常利益に特別損益項目を加減し、法人税等合計を差し引いたものであります。 前連結会計年度は、特別利益は保険解約返戻金等で1億7百万円、特別損失はありませんでした。当連結会計年度は特別利益、特別損失ともありませんでした。 法人税等合計については、前連結会計年度は7億99百万円、当連結会計年度は9億37百万円でした。また、法人税等調整額は、前連結会計年度は△80百万円、当連結会計年度は△3億48百万円となり、利益を増加させております。なお、当社では基本的な配当方針として、親会社株主に帰属する当期純利益から法人税等調整額の影響を排除した数値の40%を配当することとしております。 セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 a.財務戦略の基本的な考え方 当社グループは、主に都市型賃貸マンション開発事業又は戸建・テラスハウス分譲の開発販売事業を行うための事業計画に照らして、必要な資金を主に銀行からの長期借入により調達しております。長期借入金の返済期間は、事業計画における竣工・販売時期に対応して概ね1年~3年半であります。一時的な余資は主として安全性の高い金融資産(銀行預金)にて運用しております。 b.経営資源の配分に関する考え方 資金の流動性における最大の項目である現金及び預金については、当社は過去のリーマンショックの経験から、東京23区、駅徒歩10分圏内という当社開発用地における土地価格の下落率を最大35%と想定し、毎月の用地購入から売買契約締結前の棚卸不動産総額の35%を確保するとともに、2年分の固定経費を保持することを目安としております。 c.資金需要の主な内容 当社グループの資金需要の主なものは、不動産開発販売事業における開発用地の取得及び建築工事代金等のプロジェクト資金であります。資金調達につきましては、各プロジェクトや物件ごとに取引金融機関より調達しており、調達コストの低減に留意しつつ、借入金、現金及び預金の残高を検討材料としております。 d.資金調達 当社グループは、事業活動の維持及び将来の成長のために必要な資金について、安定的かつ機動的に確保することに努めております。 当社グループは、資金調達に際して、特定の金融機関に依存することなく、多数の金融機関と良好な関係を構築する一方で、新たな金融機関との取引開始による間接金融の拡大、エクイティ等の直接金融での資金調達を実施し、資金調達の円滑化と多様化に努めております。また、主要な取引金融機関とは良好な取引関係を長期にわたり維持しており、必要な運転資金、投資資金の調達に関しては問題ないと認識しております。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況 当社グループは大規模な経済変動に耐え得る企業であるために、キャッシュポジションの重要性を常に認識し、財務体質を強化するとともに、持続的成長と企業価値の向上を最重要項目として掲げてまいりました。 これまでの当社のビジネスモデルは、少人数かつアウトソーシングの活用を前提に、東京23区、駅徒歩10分圏内に都市型賃貸マンションの開発・1棟販売するというものでありましたが、昨今の都心土地価格高騰とプロジェクト用地の取得競争激化、さらには工事原価の上昇等の厳しい経営環境において「持続的成長」を展望するためには、事業領域の拡大が必要との考えに至りました。 この方針のもと、当社グループは2024年2月29日に株式会社ケーナインをM&Aでグループに取り込むことで、東京23区等におけるテラスハウスや戸建分譲、アパート開発事業等、事業領域の拡大が可能となりました。また、持続的成長への基盤構築に向けて、人的資本への投資を推進することで、グループ社員一人一人が活力に満ちた仕事ができるよう努めてまいりました。 こうした状況を踏まえ、当社グループは中期経営計画を策定し、2025年5月13日に「アーバネットグループ中期経営計画策定に関するお知らせ」を公表いたしました。当社グループは、この計画達成に向けて、都心好立地での都市型賃貸マンション開発を継続する一方、東京近郊での250戸を超える大型プロジェクトに取り組む等、物件を選別しつつも新しい領域に挑戦いたします。また、好調が続く東京23区内のテラスハウス開発事業、国内外の富裕層の集まる地域での宿泊施設開発に着手する等、持続的成長を見据えた投資を進めてまいります。 なお、当社の経営方針・経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標は売上総利益率であります。当連結会計年度の売上総利益率は、「② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b.営業利益」に記載のとおり、前連結会計年度を2.4ポイント上回る19.0%となりました。これからも、引き続き売上総利益率の維持向上に努めてまいります。 当連結会計年度の実績値につきましては、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益のいずれについても、期初の業績予想を上回ることができました。 当連結会計年度における期初の予想数値に対する実績の状況を示すと、次のとおりであります。 項目   売上高 (百万円)   営業利益 (百万円)   経常利益 (百万円)   親会社株主に 帰属する 当期純利益 (百万円)   1株当たり 当期純利益 (円) 予想数値 (A)   32,000   2,800   2,450   1,730   53.77 実績値 (B)   33,933   3,481   2,787   1,850   56.26 差額 (B)-(A)   1,933   681   337   120   2.49 予想比  (%)  (B)/(A)   106.0   124.3   113.8   107.0   104.6 2025年6月期につきましては、都市型賃貸マンション・戸建等販売についての販売計画は588戸でしたが、実績は650戸と当初予定を上回りました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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