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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

ファーストブラザーズ

First Brothers Co., Ltd.3454 · Standard · 不動産業

不動産・社会インフラ等への投資運用と投資銀行業務を軸に、宿泊施設の運営まで手掛ける独立系不動産投資グループ。

概要

ファーストブラザーズは、東京都千代田区に本社を置く不動産投資運用会社である。2004年に投資銀行事業を目的に設立され、2015年2月に東京証券取引所マザーズに上場。2025年11月期の連結売上高は191億円、従業員は174名。投資運用事業、投資銀行事業、施設運営事業の3セグメントで構成され、自己勘定による不動産投資を主軸とする。

三つの事業で構成されるグループ

当社グループは、投資運用事業、投資銀行事業、施設運営事業の3つを収益の柱とする。投資運用事業は機関投資家から資金を預かり、主に都心・大型不動産に投資・運用するファンドビジネスである。投資銀行事業は自己勘定で中小型賃貸不動産を中心に投資・運用し、バリューアップ後に売却して利益を得る。施設運営事業は宿泊施設等のオペレーションを自社で行う。2025年11月期の売上高構成比は投資銀行事業が約90%を占め、自己勘定投資がグループの収益を牽引する。連結子会社24社、持分法適用関連会社1社を有し、ファーストブラザーズリアルエステート、ファーストブラザーズ投資顧問、ファーストブラザーズキャピタルなどが主要子会社である。

自己勘定投資を主軸とする収益構造

投資銀行事業は、当社グループが自ら投資主体となり、賃貸不動産の取得・保有・運用・売却を一貫して行う。取得後は物件の個別性に応じたバリューアップ施策を実施し、価値最大化を図る。売却時には最適なタイミングと買主を選定し、含み益を顕在化させる。得られた売却益は新たな物件取得や成長投資に再配分される。このサイクルによりポートフォリオを持続的に拡大・成長させている。2025年11月期の投資銀行事業売上高は171億円、営業利益は62億円で、グループ全体の営業利益の大部分を占める。なお、投資運用事業は投資家からの受託業務が中心で、売上高は1.4億円と小規模である。

時代に応じて変化する事業ポートフォリオ

創業当初は投資運用事業(アセットマネジメント業務)が中心であったが、株式上場後は自己勘定投資に主軸を移した。これは、ファンドの投資対象である大型物件の取得競争激化に対応した戦略である。2020年代にはホテル等のオペレーショナルアセットへの投資を増加させ、2021年10月にフロムファーストホテルズ株式会社が宿泊事業を開始、施設運営事業を立ち上げた。また、2016年12月には地熱発電等の社会インフラ投資を目的としてファーストブラザーズディベロプメントを連結子会社化し、再生可能エネルギー分野にも参入している。このように市場環境の変化に応じて事業領域を拡大してきた。

グループ全体の業務効率化とガバナンス

当社グループは、機能別に子会社を再編することで業務効率化を図ってきた。2015年6月には自己勘定投資関連機能をファーストブラザーズリアルエステート(現ファーストブラザーズキャピタル)に集約し、グループ全体の業務効率化を実現。2011年12月にはアセットマネジメント事業をファーストブラザーズ投資顧問に吸収分割し、投資運用と自己勘定投資を分離。2016年12月にはエフビーイーの組織体制を変更し、ファーストブラザーズディベロプメントとして社会インフラ投資に特化。2021年にはフロムファーストホテルズを設立し、施設運営を担う。これらの子会社がそれぞれの専門領域で事業を展開し、持株会社である当社が全体を統括する体制である。

業界の中での役割は不動産・社会インフラへの投資運用・投資銀行サービスを提供する独立系アセットマネジメント会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
191億円
営業利益
53億円
営業利益率
27.7%
純利益
17億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
投資銀行事業172億円90.5%
施設運営事業18億円9.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01機関投資家主力

主に機関投資家を顧客とし、比較的大規模(数百億円規模)な不動産を投資対象とした資産運用を行う。インカムゲインとともにキャピタルゲインの獲得を目指し、投資家が主体的に行う不動産投資活動において期中運営のアセットマネジメント業務を受託する。

主な製品・サービス2
不動産ファンド運用サービス
機関投資家向けに大規模不動産への投資運用を行う。安定したインカムゲインとキャピタルゲインの獲得を目指す。
アセットマネジメント受託サービス
投資家が行う不動産投資活動に際し、期中運営のアセットマネジメント業務を受託する。

02自己勘定投資(不動産・その他)主力

当社グループが投資主体となって投資活動を行う。安定収益が見込める賃貸不動産への投資を主軸に、既存事業のプラットフォームや強みを活かしたプライベートエクイティ投資、再生可能エネルギー等の社会インフラ投資、私募ファンドへの共同投資を行う。

主な製品・サービス3
賃貸不動産ポートフォリオ
中長期的な安定収益が見込める賃貸不動産を厳選して取得し、バリューアップや新規開発を行いながらポートフォリオを構築・運用する。
プライベートエクイティ投資
当社グループの強みを活かせる分野での投資。事業分野の多様化と収益機会の拡大を目的とする。
社会インフラ投資
再生可能エネルギー等の社会インフラへの投資。

03各種アドバイザリーサービス準主力

当社グループがこれまでに実現してきた資産のオフバランス化や不動産証券化スキームの構築、ファイナンスのアレンジメント等の経験に基づき、事業再生支援やM&Aに係る助言等、顧客のニーズに応じたサービスを提供する。

主な製品・サービス2
事業再生支援
経営課題を抱える企業に対し、再建計画の策定や実行支援を行う。
M&Aアドバイザリー
M&Aに係る助言や取引の実行支援を行う。

04宿泊施設等(オペレーショナルアセット)副次

宿泊施設等のオペレーショナルアセットへの投資を増加させており、これら施設の賃貸運用にとどまらず、自らがホスピタリティサービスを中長期的視点で提供する施設運営事業を行う。

主な製品・サービス1
宿泊施設運営
自社グループで宿泊施設の運営を行い、ホスピタリティサービスを提供する。

製品と技術

投資運用事業:機関投資家向けファンド運用

投資運用事業は、主に機関投資家から資金を預かり、都心・大型の不動産に投資・運用するアセットマネジメント業務である。投資家のニーズに応じたファンド組成や期中運用管理を担う。当社グループは2025年11月期に新規ファンド組成は行わなかったが、期中管理業務の受託によりアセットマネジメントフィー(売上高1.4億円)を得た。従来はグループ内SPCからの受託もあったが、自己勘定投資へのシフト以降、同事業の規模は縮小している。運用資産残高を目標指標とせず、利益最大化を重視する方針である。

投資銀行事業:自己勘定による不動産投資とバリューアップ

投資銀行事業は、当社グループが自己資金で中小型賃貸不動産を取得し、バリューアップ後に売却するビジネスである。対象は首都圏のみならず全国にわたり、厳選した物件を取得。運用中は物件の個別性を考慮した投資ストーリーに基づき、リノベーションやテナントミックス改善等のバリューアップ施策を実施。価値が最大化されたタイミングで売却し、含み益を実現する。2025年11月期は不動産売却が増加し、売上高171億円、営業利益62億円とグループ利益の大半を稼ぎ出した。プライベートエクイティ投資や再生可能エネルギー投資にも取り組んでいる。

施設運営事業:ホテル・旅館の自社運営

施設運営事業は、子会社フロムファーストホテルズが行う宿泊施設(ホテル、旅館)の運営事業である。2021年10月に運営を開始し、自社でホスピタリティサービスを提供する。2025年11月期の売上高は17.9億円、営業損失0.6億円と赤字が続いているが、観光需要回復を背景に増収傾向にある。ただし、原材料費上昇や人手不足、のれん償却負担が収益性を圧迫している。グループは中長期的視点で同事業を育成し、ホテル運営ノウハウの蓄積を図っている。なお、運営施設の具体的名称やブランドは開示されていない。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産デベロッパー、収益性改善

ファーストブラザーズは、不動産開発・販売を手掛ける中堅デベロッパー。同業の大東建託とは事業規模に差があるが、robot homeやタスキホールディングスと競合する。2024年11月期は売上高169億円と減少したが、営業利益率16.57%と高水準。2025年11月期は売上高191億円、営業利益率27.75%と大幅な改善を見込む。これは、高収益物件の販売が寄与するとみられる。一方、売上高が不安定で、プロジェクト依存のリスクが課題。

強み

  • 2025年11月期に営業利益率27.75%と非常に高い収益性が期待される。
  • 減収ながら利益率が向上し、経営効率が改善。
  • 高収益物件の開発に強みを持ち、利益率向上に寄与。
  • 自己資本比率が高く、財務の健全性を維持。

課題

  • プロジェクトベースの収益構造で、売上高が不安定。
  • 大東建託など大手と比較して企業規模が小さく、競争力に劣る。
  • 特定エリアに開発が集中している場合、地域経済変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がファーストブラザーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15532リアルゲイト195億円29.8倍
28917ファースト住建190億円10.4倍
32970GLC GROUP189億円14.5倍
43242アーバネットコーポレーション187億円9.1倍
53457And Doホールディングス186億円12.8倍
63454ファーストブラザーズ184億円4.5倍
75535ミガロホールディングス184億円12.3倍
85280ヨシコン177億円5.8倍
98999グランディハウス175億円17.9倍
108918ランド170億円37.9倍
113467アグレ都市デザイン167億円8.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

投資銀行事業を目的に東京都千代田区で設立

2004年2月、資本金10百万円で設立、投資銀行事業を開始。同年12月に投資運用事業も開始した。2005年7月本店を丸の内に移転。その後、2005年8月に投資顧問業、2006年1月に信託受益権販売業、2006年7月に貸金業、2007年8月に宅地建物取引業、2007年9月に投資助言・代理業及び第二種金融商品取引業、2007年11月に総合不動産投資顧問業と、各種ライセンスを相次いで取得。不動産投資に関わる事業基盤を短期間で整えた。

子会社化とアセットマネジメント事業の分離

2008年11月、エフビープロパティーズ株式会社を株式取得により完全子会社化し、不動産管理運営業務を開始。2010年9月、同社をファーストブラザーズリアルエステート株式会社に商号変更した。2011年6月、アセットマネジメント事業に特化した子会社としてファーストブラザーズ投資顧問株式会社(旧エフビーエーエム準備会社)を設立。同社は2011年7月に宅地建物取引業免許、11月に総合不動産投資顧問業、12月に投資運用業等の登録を取得。2011年12月、当社のアセットマネジメント事業を同社に吸収分割し、投資運用と自己勘定投資を明確に分離した。

東京証券取引所マザーズ上場とその後の市場変更

2015年2月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。同年6月には自己勘定投資機能をファーストブラザーズリアルエステートに集約し、同社をファーストブラザーズキャピタル株式会社に商号変更した。上場前の2014年11月期売上高は107億円、当期純利益7億円。上場後の2015年11月期は売上高46億円、当期純利益17億円。2016年10月、東京証券取引所市場第一部に市場変更。2022年4月の市場区分見直しによりプライム市場に移行したが、2023年10月にはスタンダード市場へ変更した。

事業多角化:地熱発電、ホテル運営、東日本不動産

2016年12月、地熱発電分野を含む社会インフラ投資を促進するため、エフビーイー株式会社の組織体制を変更し、ファーストブラザーズディベロプメント株式会社に商号変更、連結子会社化した。2017年9月、ユニモマネジメント株式会社をAlley株式会社に商号変更。2019年4月、株式会社東日本不動産を株式取得によりグループ会社化。2021年10月、フロムファーストホテルズ株式会社が宿泊事業の運営を開始した。これにより、自己勘定不動産投資に加え、再生可能エネルギー、商業施設運営、ホテル運営等の周辺事業へ展開を進めた。

施設運営事業の立ち上げと収益化への道

2021年10月、子会社フロムファーストホテルズが宿泊事業を開始。自社でホスピタリティサービスを提供することで、中長期的な収益獲得を目指す。2025年11月期の施設運営事業売上高は17.9億円(前期比6.4%増)だが、のれん償却やオペレーションコスト上昇により営業損失0.6億円と、依然として赤字が続いている。ただし、インバウンド需要を追い風に増収傾向にあり、同事業の早期黒字化が課題となっている。

2025年11月期の業績:利益拡大と施設運営の苦戦

2025年11月期の連結業績は、売上高191億円(前期比13.0%増)、営業利益53億円(同86.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17億円(同23.5%増)と増収増益。投資銀行事業が大型不動産売却により営業利益62億円と好調だった一方、施設運営事業は営業損失0.6億円と低迷。投資運用事業もアセットマネジメントフィーの減少により減収減益。業績は投資銀行事業の売却タイミングに依存する構造が続いている。

年表29件を開く

2000年代

  • 2004年2月創業東京都千代田区大手町に投資銀行事業を目的として資本金10百万円で設立、投資銀行事業を開始
  • 2004年12月投資運用事業を開始
  • 2005年7月本店を東京都千代田区丸の内に移転
  • 2005年8月投資顧問業の登録(関東財務局長第1427号)
  • 2006年1月信託受益権販売業の登録(関東財務局長(売信)第307号)
  • 2006年7月貸金業の登録(東京都知事(1)第30213号)
  • 2007年8月宅地建物取引業免許取得(東京都知事(1)第88075号)
  • 2007年9月投資助言・代理業、第二種金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第991号)
  • 2007年11月総合不動産投資顧問業の登録(国土交通大臣 総合-第27号)
  • 2008年4月投資運用業の登録(関東財務局長(金商)第991号)
  • 2008年11月M&Aエフビープロパティーズ株式会社を株式取得により100%子会社化、不動産に関する管理運営業務を開始
  • 2009年1月エフビープロパティーズ株式会社が宅地建物取引業免許取得(東京都知事(1)第90107号)

2010年代

  • 2010年9月商号変更エフビープロパティーズ株式会社をファーストブラザーズリアルエステート株式会社に商号変更
  • 2011年6月アセットマネジメント事業に特化した子会社として、ファーストブラザーズ投資顧問株式会社(旧:エフビーエーエム準備会社株式会社)を設立
  • 2011年7月ファーストブラザーズ投資顧問株式会社が宅地建物取引業免許取得(東京都知事(1)第93154号)
  • 2011年11月ファーストブラザーズ投資顧問株式会社が総合不動産投資顧問業の登録(国土交通大臣 総合-第126号)
  • 2011年12月ファーストブラザーズ投資顧問株式会社が投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第2600号)
  • 2011年12月当社のアセットマネジメント事業をファーストブラザーズ投資顧問株式会社に吸収分割
  • 2012年6月商業施設の運営業務等を行う子会社として、ユニモマネジメント株式会社を設立
  • 2015年2月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2015年6月商号変更グループ全体の業務効率化のため自己勘定投資に係る機能をファーストブラザーズリアルエステート株式会社に集約し、商号をファーストブラザーズキャピタル株式会社に変更
  • 2016年10月東京証券取引所市場第一部に市場変更
  • 2016年12月M&A地熱発電の分野を含む社会インフラ投資全般を対象とした開発事業を促進するため、エフビーイー株式会社の組織体制を変更し、商号をファーストブラザーズディベロプメント株式会社に変更し、同社を連結子会社化
  • 2017年9月商号変更ユニモマネジメント株式会社をAlley株式会社に商号変更
  • 2018年5月ファーストブラザーズキャピタル株式会社が貸金業の登録(東京都知事(1)第31689号)
  • 2019年4月M&A株式会社東日本不動産を株式取得によりグループ会社化

2020年代

  • 2021年10月フロムファーストホテルズ株式会社が宿泊事業の運営を開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場に市場変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    資本市場との対話と信頼構築

    短期的な利益平準化を目的とした早期売却は行わず、物件の潜在価値を最大限引き出して中長期的な株主資本の成長を追求する。財務情報に加え投資判断の規律や成長戦略の合理性について積極的な情報開示と対話を行い、適正な株価評価の獲得を目指す。

  2. 02

    不動産投資における収益機会の深化

    自己勘定投資を主軸に、中長期的に安定収益が見込める賃貸不動産を厳選取得し、物件価値向上を図る。市場の歪みや変化を敏速に捉え、収益性の高い投資機会を追求する。

  3. 03

    投資能力を活かした事業領域の拡大

    再生可能エネルギー投資や自社施設運営など、従来の不動産投資に捉われない領域へ事業を拡張する。既存事業との相乗効果と高い資本効率が見込める領域を厳選し、特定市場に左右されない強靭な収益基盤を構築する。

  4. 04

    優秀な人材の確保と社内育成

    成長意欲の高い人材を積極的に採用し、社内教育を通じて育成する。社員が成長できる環境を提供しモチベーションを高める取り組みを強化する。若年層を重要な役割に登用し、柔軟な発想を強みとする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で174人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は830万円で、9期前と比べて+12.6%平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は5.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月39
2017年11月44
2018年11月44
2019年11月73737.84.660
2020年11月75739.95.3107
2021年11月78840.95.5134
2022年11月59844.93.5223
2023年11月90141.34.2172
2024年11月83741.85.11601,750
2025年11月83041.95.21743,046

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
㈱東日本不動産 — 宮城県仙台市他186億円
投資銀行事業 施設運営事業
本社 — 東京都千代田区65百万円
施設運営事業 全社
主な関係会社
  • 国内
    ファーストブラザーズ キャピタル㈱(注)3、4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ファーストブラザーズ 投資顧問㈱(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ファーストブラザーズディベロプメント㈱(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東日本不動産(注)3、4
    青森県弘前市 · 連結子会社
    議決権99.5%
  • 国内
    フロムファーストホテルズ㈱(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クレジット・ギャランティ 2号合同会社(注)2
    東京都千代田区 · 持分法適用会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は191億円営業利益53億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.0%、利益が+89.3%。

売上高
+13.0%
191億円
営業利益
+89.3%
53億円
純利益
+21.4%
17億円
営業利益率
27.7%
前期比 +11.2%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高177億円191億円
営業利益42億円53億円
純利益26億円17億円
1株あたり配当¥37¥37

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は105億円、営業利益は27億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+94.4%、営業利益は+237.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1800.04
2023年2Q1023130.418
2023年3Q4037.55
2023年4Q635
2024年1Q20210.01
2024年2Q24416.71
2024年4Q1252217.612
2025年2Q54814.82
2025年4Q1374532.815
2026年2Q1052725.724

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は27億円から191億円へ7.1倍に増えた。直近期の営業利益率は27.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
商業施設の運営業務等を行う子会社として、ユニモマネジメント株式会社を設立
2012年11月270−1
2013年11月330−3
2014年11月107227
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2015年11月462717
地熱発電の分野を含む社会インフラ投資全般を対象とした開発事業を促進するため、エフビーイー株式会社の組織体制を変更し、商号をファーストブラザーズディベロプメント株式会社に変更し、同社を連結子会社化
2016年11月1463723
ユニモマネジメント株式会社をAlley株式会社に商号変更
2017年11月1883120
2018年11月2194729
株式会社東日本不動産を株式取得によりグループ会社化
2019年11月1982822
2020年11月1561823
2021年11月2674428
2022年11月1431412
2023年11月2233832
2024年11月169282216.614
2025年11月191534427.717

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高191億円のうち、営業利益として残るのは53億円27.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金59.2%113億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.1%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益27.7%53億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
40.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+18.2pt
27.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
8.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.0pt
6.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが74億円、投資CFが−31億円で、差し引きのフリーCFは43億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は68億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月0−1−5−13
2013年11月120−11123
2014年11月520−295213
2015年11月−104−2133−10640
2016年11月−78−398−8157
2017年11月−12215−1062
2018年11月−34−151−3577
2019年11月−54−1973−7377
2020年11月−49−2054−6962
2021年11月3−448−1108
2022年11月−46−3143−7773
2023年11月32−16−121675
2024年11月35−42−12−748
2025年11月74−31−234368

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は898億円。このうち返さなくてよい自己資本が263億円で、自己資本比率は29.1%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月104426227.3
2013年11月91395228.2
2014年11月71323945.8
2015年11月2337915433.9
2016年11月3619926227.4
2017年11月39211627629.7
2018年11月48014333729.7
2019年11月63916347625.4
2020年11月73818355524.7
2021年11月82620861825.1
2022年11月87621666024.6
2023年11月89924465527.0
2024年11月89124964227.8
2025年11月89826363629.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
68億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
228億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
636億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率19 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率131社中6位あたり、逆に低いのはROE131社中100位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.9%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
27.8%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.1%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
13.0%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,275で、1年前と比べて+17.2%過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。

¥1,275-1.7%1ヶ月+2.5%1年+17.2%時価総額184億円
過去52週の値幅
安値¥1,116高値¥1,300

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.5倍
PER (会社予想)6.8倍
PBR0.64倍
配当利回り2.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で+2.9%と上昇し、52週高値1289円(7/30)に迫る水準で推移。7/13に出来高6.6万株を伴って1254円へ急伸した後は、1270円前後で高値圏のボックス相場。25日線を+0.2%上回り、75日線・200日線も上回る。8/7は-0.5%と小反落も、下値は25日線近辺で支えられ、52週安値1065円からは+18%の上昇。目先は高値圏での方向感待ち。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERが4.45倍と業界平均の14.1倍を大幅に下回り、PBRも0.6274倍と平均の1.7倍を大きく下回る。配当利回りは2.94%と平均の3.17%をやや下回るが、ROEは6.9%と低め。業績は2024/11期に減益となったが、2025/11期は売上高・利益とも回復し、利益率も改善。予想PERは6.7倍と依然低く、割安と判断。ただし、ROEが低く資本効率に課題があり、配当利回りも平均未満で、両面性を考慮しても割安度は高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.5倍14.9倍
PER (予想)6.8倍
PBR0.64倍1.84倍
ROE6.9%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、今期の営業利益率が大幅に改善(前期比約11ポイント増)し、利益率の高い事業運営ができていることを評価する。また、PERが4倍台と利益に比べて株価が割安であり、株主還元も利回り約3%あることから、投資価値があるとみる。一方、弱気派は、不動産市況の変動に収益が左右されやすく、前期の利益が大きく落ち込んだことを懸念する。また、売上高の規模が小さく、成長持続性に疑問があるという見方も。

プラスに働く材料7
  • 利益率の改善

    営業利益率が27.75%と急上昇し、収益構造が向上

  • PER低水準

    PER4倍台で収益力に比べ株価が割安

  • 安定配当

    配当利回り約3%と株主還元が期待できる

  • 営業利益53億円と前期比89%増益2025年11月期影響

    営業利益は28億円から53億円へ急増し、利益率27.75%に改善する

  • 売上高191億円と前期比13%増2025年11月期影響

    売上高は169億円から191億円へ回復し、不動産市況の改善が見られる

  • 実績PER4.45倍の割安通年影響

    PER4.45倍、PBR0.63倍とバリュエーションが低く、見直し余地がある

  • 配当利回り2.94%の下支え通年影響

    配当利回り2.94%が株価の下値を支える

マイナスに働く材料7
  • 業績変動が大きい

    売上高が前期比で20%超減少するなど波が激しい

  • 市況依存

    不動産価格や金利動向の影響を直接受けやすい

  • 規模の小ささ

    売上高約200億円と小粒で、成長余地が限定的

  • 営業利益53億円に対し純利益17億円2025年11月期影響

    純利益は営業利益の32%程度に留まり、税負担などで利益の定着に疑問が残る

  • 予想PER6.7倍と実績PER4.45倍決算発表後影響

    予想PERは実績PERを2.25ポイント上回り、EPS減益の見通しが示唆される

  • 売上高は2年前の223億円を下回る継続影響

    直近売上高191億円は2年前223億円から減少し、回復途上にある

  • ROE6.9%と低い資本効率継続影響

    PBR0.63倍でもROE6.9%と低く、株主資本の効率が良いとは言えない

次の決算で確かめる点
売上高の推移
業績の安定性と成長性を判断する
営業利益率
収益力の改善が継続するかを見る
契約件数・成約率
仲介・販売の受注環境を測る
経常利益
本業の儲けと財務健全性を確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり37で、前期から47.8%いまの株価に対する利回りは2.90%。

年間配当
¥37
1株あたり
配当利回り
2.90%
いまの株価に対して
配当性向
26.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月2520.3
2017年11月15−40.033.6
2018年11月1820.09.2
2019年11月2116.77.8
2020年11月2414.320.8
2021年11月2712.518.6
2022年11月3011.151.6
2023年11月326.717.0
2024年11月67109.490.8
2025年11月35−47.826.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥37

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ4,645人。区分でいちばん多いのは個人・その他80.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.7%を占め、残る94.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他78.277.177.778.482.980.8
外国法人13.314.615.514.210.312.9
事業法人4.85.04.75.85.95.7
自己株式2.92.92.92.92.92.9
証券会社0.50.20.10.30.10.5
外国人個人0.20.10.10.10.10.1
金融機関3.02.92.01.30.60.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01吉原 知紀50.65
02GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)7.70
03有限会社エーシーアイ5.44
04PHILLIP SECURITIES CLIENTS(RETAIL)(常任代理人 フィリップ証券株式会社)4.70
05堀田 佳延2.91
06内藤 征吾1.36
07辻野 和孝0.97
08鈴木 智博0.64
09嶋崎 弘之0.39
10清原 達郎0.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-18
    ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテッド(Gordian Capital Singapore Private Limited)
    新規の大量保有報告
    10.09%
    +1.01pt
  • 2026-04-28
    ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテッド(Gordian Capital Singapore Private Limited)
    新規の大量保有報告
    9.08%
    +1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+663%、1株純資産は14期で+275%。直近期のROEは6.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月−22497
2013年11月−45457
2014年11月11757722.6
2015年11月2421,09429.86.1
2016年11月16270625.75.820.3
2017年11月14682919.16.933.6
2018年11月2061,01922.36.69.2
2019年11月1561,15614.38.27.8
2020年11月1651,30013.45.720.8
2021年11月1991,47714.44.618.6
2022年11月841,5365.610.251.6
2023年11月2271,73413.94.417.0
2024年11月1011,7685.810.290.8
2025年11月1251,8646.99.426.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額158百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉原知紀代表取締役社長567,316,000
辻野和孝取締役 経営管理部長57140,800
大西みな海取締役32
田村幸太郎取締役6940,000
薄井充裕取締役73
岩下正取締役78
杉俊弘常勤監査役63
臼井丈監査役54
金田好広監査役68

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)412412431
社外取締役534347

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,203字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社24社及び持分法適用関連会社1社により構成されており、主には以下の事業を行っております。 (1) 投資運用事業 投資運用事業は、主に機関投資家の資産運用を行う事業であり、比較的大規模(数百億円規模)な不動産を投資対象とし、インカムゲインとともにキャピタルゲインの獲得を目指す運用を行います。また、投資家が主体的に行う不動産投資活動において、期中運営のアセットマネジメント業務を受託することも行っています。 (2) 投資銀行事業 投資銀行事業は、当社グループが投資主体となって投資活動を行う事業であり、安定収益が見込める賃貸不動産への投資を主軸に、既存事業のプラットフォームや強みを活かしたプライベートエクイティ投資、再生可能エネルギーをはじめとする社会インフラへの投資の他、当社グループの組成する私募ファンドへの共同投資(セイムボート投資)を行っています。 ① 自己勘定投資(自己資金による投資) (ア)不動産投資 中長期的に安定した収益が見込める賃貸不動産を厳選して取得し、これらを積み上げることで数多くの賃貸不動産をポートフォリオとして保有運用しております。個々の賃貸不動産は、その潜在力が発揮できるよう様々な手法を駆使してバリューアップを行い、また、所在する地域の発展に資する場合等には新規の開発も行っております。賃貸不動産ポートフォリオは適宜入れ替えを実施し、バリューアップ等によって得られた含み益を顕在化させつつ、新たな賃貸不動産の取得原資に活用することでポートフォリオ全体を持続的に拡大・成長させております。 (イ)その他の投資 事業分野を多様化し収益機会を拡大することを目的として、当社グループの強みを活かすことのできる様々な分野において投資を行っております。具体的な分野としては、プライベートエクイティ投資、再生可能エネルギー等の社会インフラ投資等を行います。 ② 各種アドバイザリーサービス 当社グループがこれまでに実現してきた、資産のオフバランス化や不動産証券化スキームの構築、ファイナンスのアレンジメント等の経験に基づき、事業再生支援やM&Aに係る助言等、顧客のニーズに応じた様々なサービスを行っています。 (3) 施設運営事業 当社グループは、投資運用事業及び投資銀行事業の推進にとどまらず、さらなる企業成長を目指し、時代の変化に対応した事業内容へと大胆な転換を行うことも視野に入れて事業活動を展開していく方針です。当社グループは、宿泊施設等のオペレーショナルアセットへの投資を増加させているなか、上記方針のもと、これら宿泊施設等の賃貸運用にとどまらず、当社グループ自らがホスピタリティサービスを中長期的視点で提供することを目的として、宿泊施設等のオペレーション(施設運営)事業を行っています。 [主なグループ会社関係図]
経営方針・対処すべき課題2,473字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、急速に変化していく投資分野を中心に、「最高のプロフェッショナルであり続ける」という企業理念のもと、「クライアントファースト」、「パフォーマンスファースト」、「コンプライアンスファースト」を行動規範としております。豊富な知識と経験によって培われたノウハウを活かし、時代の変化に応じて既存の考え方にとらわれない柔軟な発想で業務に取り組み、顧客に満足度の高いサービスを提供することを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、売上総利益、経常利益及び株主資本を重要な経営指標と捉え、これらを中長期的に成長させていくことを基本的な考え方としております。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 ① 投資運用事業について 投資運用事業は投資家から資金を預かり、主に都心・大型の不動産に投資・運用を行うファンドビジネス(アセットマネジメント事業)です。当社グループは、運用資産残高を経営上の目標指標とせず、利益の最大化といった顧客満足を第一に考える投資サービスを提供する方針です。 ② 投資銀行事業について 投資銀行事業は自己勘定で投資・運用するビジネスです。現在は中小型の賃貸不動産を投資対象としており、首都圏のみならず全国を投資対象とすることで良質な不動産を厳選・取得し、ポートフォリオの利回りを確保しています。期中運用においては物件が持つ個別性を踏まえた投資ストーリーを描き、価値が最大化されるよう様々な施策を行います。また、時機を逃さず物件価値が最大化されたタイミングで売却を行い、得られた売却益を新たな物件の取得原資として活用し、ポートフォリオの規模を持続的に拡大・成長させるとともに、新たな成長投資にも振り向けております。 ③ 施設運営事業について 当社グループ自らが宿泊施設等の運営を行う事業です。施設運営事業においても、顧客の価値観を尊重し、地域との共生を図るという、ファーストブラザーズらしいホスピタリティサービスの提供を行っていきたいと考えております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは、特に下記を重点課題として取り組んでいます。 ①資本市場との対話と信頼構築 当社グループの事業の根幹は、独自の視点と付加価値創出力による「投資リターンの獲得」にあります。不動産投資においては、市場平均的な利回りで満足することなく、個々の不動産が持つ潜在価値を最大限に引き出すことを最優先事項としております。そのため、会計期間ごとの短期的な利益平準化を目的とした安易な早期売却は行わず、最適な買主属性とタイミングを見極め、当社が見込む最大価値での売却を徹底して追求してまいります。この「リターンへのこだわり」こそが、中長期的な株主資本の成長をもたらし、株主の皆様への最大の利益還元につながるものと確信しております。しかしながら、こうした戦略について、資本市場からの正確な理解を得ることは、リスクプレミアム(株価割引)の解消において不可欠です。そのため、財務情報のみならず、投資判断の規律や成長戦略の合理性について積極的な情報開示と対話を行い、市場との信頼関係を構築することで、適正な株価評価の獲得に努めてまいります。 ② 不動産投資における収益獲得機会の深化 当社グループは、創業時においては投資運用事業(アセットマネジメント業務)を中心に投資家から資金を預かり、投資・運用を行ってきました。株式上場以降はファンドが投資対象とする大型物件の取得競争の激化を踏まえ、自己勘定投資に主軸を移し市場に流通量の多い中小型物件のうち、中長期的に安定収益が見込める賃貸不動産を厳選して取得し、運用中は様々な手法を駆使して物件価値の向上を図り、売却益と賃貸収益を獲得してきました。。このように当社グループは市場の変化に対応しながら、収益機会を探索・企画・実行してきました。今後も既存の収益機会のみに留まることなく、直近のコロナ禍での逆張り投資とその後の出口戦略の成功に象徴されるように、今後も市場の歪みや変化を敏速に捉え、収益性の高い投資機会を追求してまいります。 ③ 投資能力を活かした事業領域の拡大について 当社グループは創業当初、不良債権処理という社会的課題に対し、不動産流動化という手法を用いて社会課題の解決を図りつつ収益を獲得してきました。また、現在の主要事業である自己勘定投資においては、透明性や流動性が低い不動産の価値を顕在化させることで収益を獲得しております。 このように当社グループは既存の業界慣習を見直し、従来のやり方に捉われないアプローチで課題に取り組むことで成果を上げてきました。 現在は、再生可能エネルギー分野への投資や自社での施設運営にも取り組んでおりますが、今後もグループ全体の更なる発展に向け、既存事業との相乗効果と高い資本効率が見込める領域を厳選し、事業領域を拡張することで、特定市場の変動に左右されない強靭な収益基盤を構築してまいります。 ④ 優秀な人材の確保と社内育成について 収益獲得機会の多様化や事業領域の拡大を進めるためには、既に当社グループで活躍している人材に加え、成長意欲の高い人材を積極的に採用し、社内教育を通じて育成していくことが重要な課題であると認識しております。そのために社員が仕事に打ち込み成長できる環境を提供し、モチベーションを高める取り組みを強化してまいります。 また、当社グループでは、若年層を重要な役割に積極的に登用しており、従来の視点に囚われない柔軟な発想やアプローチが、今後の市場環境の変化への対応において大きな強みになると考えております。
事業等のリスク5,164字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性が内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 1.経営環境について (1) 金融環境の変化について 今後、金利水準が上昇した場合には、資金調達コストの増加、顧客投資家の期待利回りの上昇、不動産市場の流動性の低下等の事象が生じる可能性があります。そのような事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 不動産市況の動向について 今後、経済のファンダメンタルズの急速な悪化や税制・金融政策の大幅な変更が行われた場合には、不動産投資市場も中期的に悪影響を受け、投資環境が悪化し、国内外の投資家の投資マインドの低迷等が生ずる可能性があります。そのような事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合の状況について 今後、新規参入会社や既存会社との競合が激化し、市場価格の上昇等により安定した収入の獲得が期待できる不動産の取得が困難となった場合には、投資案件の取得速度の低迷や投資収益率の低下が生じる可能性があります。そのような事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制について 当社グループは、現時点の各種法的規制に従って業務を遂行しており、主には「宅地建物取引業法」、「金融商品取引法」、「貸金業法」、「建築士法」、「不動産投資顧問業登録規程」、「旅館業法」などの法的規制等を受けております。当社グループは、かかる法的規制等を遵守するため、コンプライアンスを重視した経営を行っており、法令等の変更に対しても迅速に対応できるよう努めておりますが、法令違反、法令の改廃や解釈の変更など何らかの理由により当社グループが業務の遂行に必要となる許認可若しくは登録の取消し、又は一定期間の営業停止等の行政処分等を受けた場合には、当社グループの事業活動に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループにおいて、現状、これらの許認可及び登録が取消しとなる事由は発生しておりません。 2.当社グループの事業体制について (1) 小規模組織であることについて 当社は、2025年11月30日現在において、取締役6名、監査役3名(うち非常勤監査役2名)、グループ全体で従業員数174名と比較的小規模組織であり、内部管理体制もこの規模に応じたものとなっております。当社グループでは、今後の事業拡大に対応すべく人員増強等によりさらなる組織力の充実を図っていく所存でありますが、人材の確保及び内部管理体制の充実が円滑に進展しない場合、既存の人材が社外に流出した場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 特定人物への依存について 当社の代表取締役をはじめとする経営陣は、経営責任者として経営方針や事業戦略の決定をはじめ、当社グループの事業推進上、重要な役割を果たしております。 このため当社では、現役員へ過度に依存しない経営体制を目指し、有能な人材の確保、育成による経営体制の強化を図り、経営リスクの軽減に努めておりますが、不測の事態により、現役員が当社の経営者として業務を遂行することが困難になった場合には、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 有能な人材の確保、育成について 当社グループの営む事業は、金融及び不動産等の分野において高い専門性と豊富な経験を有する人材により成り立っており、今後の事業展開において有能な人材を確保・育成し、成長への基盤を確固たるものとする方針であります。しかし、必要とする人材の確保・育成が計画どおりに実現できなかった場合には、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 また、人材の確保・育成が順調に行われた場合でも、採用・研修に係るコスト、人件費等の固定費が増加することが想定され、当該コスト増に見合う収益の成長がない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 3.投資運用事業及び投資銀行事業について (1) 特別目的会社の連結に係る方針について 当社グループが私募ファンドの組成のために設立し、アセットマネジメント業務を受託している特別目的会社(SPC)については、当社グループの匿名組合出資比率や支配力等の影響度合いを勘案し、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号)、「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第22号)、及び「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」(企業会計基準委員会実務対応報告第20号)に基づき、個別に連結の要否を決定しております。 今後、SPCの連結の範囲に関する会計基準が改正された場合には、当社グループの連結の範囲に変更が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 自己勘定投資(自己資金による投資)が業績に与える影響について 当社グループは、賃貸不動産等の安定的な収益を見込むことが期待できる投資案件に対する投資を行っております。また、中長期的な企業価値の向上を目的として、再生可能エネルギー関係分野への投資や、スタートアップ企業への投資等、当社グループが強みを持つ分野における新規投資を積極的に行っております。 これらの自己勘定投資については、投資リスクの吟味のため、社内諸規程に従い経営会議、取締役会等により慎重な審議を経た上で行うこととしておりますが、外部環境の変化等により投資収益が悪化し、あるいは投資対象の評価損が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 四半期及び通期業績の変動と投資案件の取得、売却時期の変動について 当社グループの運用するファンド又は自己勘定投資において投資案件の取得又は売却を行う際には、取得・売却に伴うフィー(アクイジションフィー、ディスポジションフィー及びインセンティブフィー)や売却益(売却損)により、多額の利益(損失)が計上される可能性があります。また、投資案件の取得・売却は市況を勘案しながら行っているため、その時期が偏る可能性があります。これらにより、当社グループの四半期及び通期業績は大きく変動する可能性があります。 また、投資案件の取得、売却の時期については、売買相手先の意向が反映されるため、当社グループが想定した時期に実施することが必ずしも可能ではなく、それらの時期が見込みどおりとならない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 有利子負債の水準と資金調達について 当社グループが自己勘定投資(自己資金による投資)として投資案件の取得を行う際には、資本効率を上げること等を目的として、自己資金に加え金融機関からの借入金を投資資金に充当しております。 当連結会計年度末における当社グループの連結有利子負債残高は56,484百万円であり、連結総資産額に占める有利子負債残高の割合は62.9%の水準でありますが、今後においても自己勘定により積極的に投資案件(賃貸不動産等)を取得することを計画しており、これに伴い有利子負債残高の水準は上昇することが想定されます。現時点では、取得した賃貸不動産等からの収益が十分に支払金利と元本返済の合計額を上回っている状態であり、今後もそのような条件での調達を継続する予定ですが、経済情勢の変化等により市場金利が大幅に上昇した場合には、支払利息の増加等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、このような市場金利の上昇リスクをヘッジするため、金利スワップ取引を用いた支払金利の一部固定化を行っております。 また、借入金の調達にあたっては、特定の金融機関に依存することなく、投資案件毎にその性質や状況等を総合的に勘案したうえで最も適切と考えられる手法、期間、借入先等を選択しております。現時点では、複数の金融機関から超長期の借入金を安定的に調達できておりますが、外部環境の変化や当社グループの信用力の低下等により、当社グループの希望する条件での融資が受けられない等、資金調達に制約を受けた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.施設運営事業について (1) 風評について 施設運営事業は、お客様に直接サービスを提供しているため、法令違反、自然災害・事故・感染症等の発生、顧客情報をはじめとする情報漏洩、長時間勤務等の内部告発等が生じ、施設ブランドイメージが損なわれた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 食中毒や食品管理について 施設運営事業では、旅館、レストラン、宴会場等で食事の提供や販売を行っております。品質管理や食品衛生には十分注意しておりますが、食中毒事故が発生した場合は営業停止の処分を受けるほか、当社グループの信用やブランドイメージを毀損し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 人材の確保及び育成 施設運営事業では、一定数の従業員の確保が必須であり、少子高齢化により今後若年層の人材確保がさらに困難になることが予測され、最低賃金の引き上げや社会保障政策に伴う社会保険料率の引き上げ等による人件費の上昇、人材不足による既存従業員へのしわ寄せによる長時間労働や、これに伴う離職率の増加、採用コストの増加等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 光熱費、食材価格、外注費用の高騰について 施設運営事業では、原油価格等の上昇による光熱費の高騰、天候不順等による食材価格の高騰、人材不足等による外注費用の値上げにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 気候変動について 大型台風、豪雨に伴う風水害、冷夏、酷暑、降雪のほか、治療方法が確立されていない感染症が流行した場合等において施設の休業や出控えによるお客様の減少により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 5.災害等によるリスクについて 当社グループの運用するファンドの投資対象となっている不動産や、自己勘定投資の対象として保有している不動産の所在する地域において、台風、洪水、地震等の自然災害や、火災、テロ、戦争その他の人災等を含む何らかの異変が発生した場合には、想定していた収入の減少及び消失、当該不動産の価値の毀損等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、それらの多くは東京及びその周辺地域に集中しているため、当該地域において何らかの異変が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 6.個人情報の取扱いについて 当社グループでは、事業活動を通じて取得した個人情報及び当社グループの役職員に関する個人情報を保有しております。当社グループでは、個人情報の取扱いについては個人情報保護規程を策定の上、細心の注意を払っております。 しかしながら、万一、当社グループの保有する個人情報が外部に漏洩した場合あるいは不正使用された場合には、信用の失墜又は損害賠償等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 7.不動産の瑕疵について 当社グループは、資産運用会社として、主に不動産を中心に投資を行っておりますが、不動産には土壌汚染や建物の構造上の欠陥など、不動産固有の瑕疵が存在している可能性があります。 当社グループは、投資不動産の瑕疵等による損害を排除するため、投資前には専門業者によるエンジニアリングレポート(対象不動産の施設設備等の詳細情報や建物の修繕履歴、地震リスクや地盤調査の結果等を記したもの)等を取得するなど十分なデューデリジェンス(投資対象の調査)を実施しておりますが、投資不動産取得後に瑕疵が判明し、それを治癒するために追加の費用負担が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,554字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当社グループでは、現在、投資運用事業、投資銀行事業及び施設運営事業を収益の柱としています。これらの事業を推進し、当連結会計年度の業績は、売上高19,063百万円(前期比13.0%増)、営業利益5,295百万円(前期比86.6%増)、経常利益4,433百万円(前期比102.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,749百万円(前期比23.5%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 (投資運用事業) 投資運用事業は投資家から資金を預かり、主に都心・大型の不動産に投資・運用を行うファンドビジネスです。当連結会計年度における主にファンドの投資対象となる都心・大型の不動産売買市場は、引き続き投資家の投資意欲は高いものの国外不動産市場の動向や長期金利上昇傾向等から慎重を要する取引環境でした。そのため、当社が主体的に組成するファンドでも新規取得は行いませんでした。一方、投資家からの要請に応じて受託している、期中管理業務については、質の高いサービスを提供することで、アセットマネジメントフィーを受領しております。 当連結会計年度はアセットマネジメント業務報酬を受領しましたが、前年に比べグループ内で組成するSPCからの業務受託報酬がなかったこと等から、売上高は144百万円(前期比25.8%減)、営業利益は96百万円(前期比15.7%減)となりました。 (投資銀行事業) 投資銀行事業は自己勘定で投資・運用するビジネスです。現在は主に中小型の賃貸不動産を投資対象としており、首都圏のみならず全国を投資対象とすることで良質な不動産を厳選・取得し、ポートフォリオの利回りを確保しています。期中運用においては物件が持つ個別性からストーリーを描き、価値が最大化されるよう様々な施策を行います。また、時機を逃さず物件価値が最大化されたタイミングで売却を行い、得られた売却益を新たな物件の取得原資として活用し、ポートフォリオの規模を持続的に拡大・成長させるとともに、新たな成長投資にも振り向けております。 当連結会計年度においては、国内外の金利動向をはじめとする経済情勢が大きく変化する中で、慎重な投資判断を行いました。一方で期末にかけてはエリアによっては不動産取得需要非常に旺盛であり、当社グループも積極的な売却を進めました。 結果、当連結会計年度においては、保有する不動産の収益性を向上させる施策を実施し、賃貸収益が増加し、また大型かつ利益率の高い不動産売却を行ったことにより、売上高は17,193百万円(前期比13.7%増)、営業利益は6,289百万円(前期比66.0%増)となりました。 (施設運営事業) 施設運営事業は宿泊施設(ホテル、旅館)等の運営を行うビジネスです。旅行・ホテル市場におきましては、堅調な日本人の旅行・観光需要に加えて訪日外国人観光客の増加等宿泊需要の回復が継続している一方で、物価上昇に伴う原材料費の上昇や人手不足などオペレーションを取り巻く環境には厳しさも見られました。 このような中、観光需要の回復等により特にインバウンドを追い風とした施設においては増収となる等着実な成果があったものの、のれん償却による費用負担やオペレーションコストの上昇等もあり、売上高は1,799百万円(前期比6.4%増)、営業損失は65百万円(前期は139百万円の損失)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当社グループで行う事業につきましては、生産実績を定義することが困難であるため、当該記載を省略しております。 ② 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 投資銀行事業(千円)   3,346,785   92.4 施設運営事業(千円)   263,837   97.1 その他(千円)   11,515   - 合計(千円)   3,622,138   93.0 (注) 投資運用事業については、仕入実績がないため、記載を省略しております。 ③ 受注実績 当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績の記載はしておりません。 ④ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 投資運用事業(千円)   39,372   67.1 投資銀行事業(千円)   17,193,388   113.7 施設運営事業(千円)   1,794,015   106.0 その他(千円)   36,925   - 合計(千円)   19,063,701   113.0 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) エムエル・エステート株式会社   -   -   3,870,000   20.3 いちごホテルリート投資法人   -   -   2,294,794   12.0 京阪ホールディングス株式会社   3,049,700   18.1   -   - (2) 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ677百万円増加し、59,329百万円となりました。 これは主に、現金及び預金が2,013百万円増加したこと、販売用不動産が1,061百万円、その他流動資産が478百万円減少したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ13百万円増加し、30,503百万円となりました。 これは主に、建設仮勘定が1,866百万円増加したこと、建物及び構築物が1,279百万円、のれんが637百万円減少したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ441百万円増加し、6,188百万円となりました。 これは主に、未払法人税等が712百万円、その他流動負債が379百万円、短期借入金が272百万円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が926百万円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,095百万円減少し、57,391百万円となりました。 これは主に、長期借入金が449百万円増加したこと、ノンリコース長期借入金が1,486百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,345百万円増加し、26,252百万円となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が1,272百万円増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2,011百万円増加し、6,804百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、7,420百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,282百万円、販売用不動産(賃貸不動産)等の売却による棚卸資産の減少額1,712百万円、減損損失1,307百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果減少した資金は、3,077百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3,563百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果減少した資金は、2,330百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出8,113百万円、ノンリコース長期借入金の返済による支出1,486百万円、長期借入れによる収入7,477百万円によるものであります。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、19,063百万円(前期比13.0%増)となりました。セグメント別では、投資銀行事業において、大型かつ利益率の高い不動産売却を行ったこと等から前期比増加いたしました。経営成績の状況につきましては「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績の状況」に記載しております。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、賃貸不動産等の売却原価の減少等により11,230百万円(前期比4.5%減)となりました。 売上総利益は賃貸不動産の売却利益の増加等により7,833百万円(前期比53.4%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、販売手数料の増加等により2,538百万円(前期比12.0%増)となりました。 営業利益は、前述の通り売上総利益が増加したこと等から5,295百万円(前期比86.6%増)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、受取保険料の減少等から90百万円(前期比55.6%減)となり、営業外費用は支払利息の増加等から951百万円(前期比12.2%増)となりました。 経常利益は、前述の営業外損益の結果から4,433百万円(前期比102.1%増)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、固定資産売却益の計上から156百万円(前年同期は特別利益0百万円)、特別損失は、減損損失の計上等から1,308百万円(前年同期は特別損失12百万円)となりました。また、法人税、住民税及び事業税は1,655百万円となり、法人税等調整額△125百万円を計上しました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,749百万円(前期比23.5%増)となりました。 ② 財政状態の分析 財政状態の分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 財政状態の状況」をご参照ください。 ③ キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ④ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの資金需要のうち主なものは、投資銀行事業における賃貸不動産(販売用不動産及び固定資産)の取得資金でありますが、その財源は、株主資本及び金融機関から調達した借入金であります。当社グループは、賃貸不動産(販売用不動産及び固定資産)の取得にあたり、借入資金を最大限活用することにより資本効率を高めておりますが、一方で、財務リスクが高まることとなります。 これに対し、当社グループは、返済期限が超長期の借入れにより返済リスクを軽減するとともに、金利スワップ取引を用いて支払金利の一部固定化を行い、金利変動リスクを軽減しております。 なお、当連結会計年度末における借入金の残高は56,484百万円、株主資本は26,013百万円、自己資本比率29.1%、現金及び現金同等物の残高は6,804百万円となっております。 ⑤ 重要な会計上の見積及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択及び適用を行い、決算日における資産、負債、収益及び費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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