概要
株式会社ツクルバは、2011年創業の不動産会社で、中古マンションのリノベーション・販売・仲介を主力とする。デザイン性の高いリノベーションを施した物件を自社で買い取り再販する「買取再販」モデルと、ITプラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を通じた情報流通・仲介サービスを展開する。2025年7月期の売上高は81億円、従業員235名。東京証券取引所グロース市場に上場している。
cowcamo事業への一本化と収益構造
2023年11月に不動産企画デザイン事業を会社分割し、以降はcowcamo事業の単一セグメントとなる。同事業では、中古・リノベーション住宅の売買仲介手数料、リノベーション斡旋手数料、自社企画商品の販売収益を得る。2025年7月期の売上高は8,099百万円(前年比47.7%増)、営業利益274百万円(同76.8%増)と拡大している。一方で、買取再販モデルゆえに棚卸資産が大きく、営業キャッシュ・フローは1,477百万円の支出となった。
オンラインとオフラインを統合した住宅流通プラットフォーム
cowcamoは、物件情報の流通メディア、エージェントによる仲介、リノベーション企画・販売を一貫して提供する。ソーシャルメディアに特化したコンテンツ型メディアで物件情報を発信し、ユーザーはチャットでエージェントとやり取りできる。会員数は55万人に達する。従来は別個の事業者に分散していたバリューチェーンを自社開発システムで統合し、生産性と顧客体験の向上を両立している点が特徴である。
展開エリアとグループ構成
本社は東京都渋谷区に置き、東京・横浜・名古屋・大阪などの都市部で事業を展開する。連結子会社として株式会社ツクルバボックス(旧マチニワ)を保有し、グループ全体で235名の従業員を擁する。2019年7月に東京証券取引所マザーズに上場、2022年4月の市場区分見直しに伴いグロース市場に移行した。2020年7月には株式会社丸井グループと資本業務提携を結んでいる。
財務状況の変遷と現状
売上高は2015年7月期の2億円から2025年7月期には81億円へと急成長した。しかし、2018年7月期以降は営業損失を計上する年が続き、2023年7月期まで当期純損失が続いた。収益性が改善し始めたのは2024年7月期で、営業利益2億円、当期純利益2億円を達成。2025年7月期も営業利益3億円、当期純利益1億円と黒字を継続している。総資産は61億円、負債合計42億円である。
業界の中での役割は中古住宅市場において、物件情報流通から仲介・リノベーションまでを一貫提供するプラットフォーマー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2024/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| cowcamo (カウカモ)事業 | 54億円 | 98.2% | 10億円 | 18.5% |
| 不動産企画デザイン事業 | 1億円 | 1.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01中古・リノベーション住宅購入者主力
オンラインメディア「cowcamo」を通じて物件情報を提供し、自社エージェントによる売買仲介、リノベーションサービス、自社企画商品の販売を実施。テクノロジーで顧客体験を統合・刷新し、55万人の会員を有する。
- cowcamo(オンラインメディア)
- ソーシャルメディアや独自画像・取材記事を活用したコンテンツ型の住宅情報サイト。会員向けに好みの物件を提案するアプリも提供。
- エージェント仲介サービス
- 自社エージェントが売買仲介を行い、オンラインチャットで物件提案やコミュニケーションが可能。
- リノベーションサービス
- 定額パッケージを含むリノベーションサービスを提供し、物件価値の向上を支援。
02売主・事業者向け支援準主力
蓄積した顧客ニーズや取引データを分析し、リノベーション物件の商品企画・販売支援などの業務支援サービスを提供。自社企画商品の開発・販売も行い、プラットフォーム全体の価値向上を目指す。
- 業務支援サービス
- 売主や不動産事業者向けに、データ分析に基づく商品企画や販売支援を提供。
製品と技術
cowcamo:統合型住宅流通プラットフォームの全体像
cowcamoは、中古・リノベーション住宅に特化したプラットフォームである。物件情報の流通メディア、自社エージェントによる売買仲介、定額パッケージを含むリノベーションサービス、自社企画商品の開発・販売を一体で提供する。2025年7月期のcowcamo事業売上高は81億円で、グループ全体の全売上高を占める。テクノロジーでバリューチェーンを統合し、ユーザー視点の住宅購入体験を実現している。
独自のデータ活用と自社開発システム
cowcamoでは、顧客データ、物件データ、デザインデータを蓄積・解析し、マーケティングや物件企画に活用する。エージェント向けに顧客管理システム(CRM)、業務支援システム、チャットアプリを自社開発し、業務の効率化と非熟練者でも対応可能なオペレーションを実現している。これらのシステムが生産性向上と事業拡大の基盤となっている。
エージェントサービスとリノベーション企画
cowcamoのエージェントは、オンラインチャットやオンラインミーティングを活用して顧客の住まい探しから購入までを伴走支援する。リノベーションは自社で企画し、施工は外部業者に委託する。自社企画商品として、デザイン性の高いリノベーション物件を開発・販売する。2025年7月期の販売実績は合計81億円で、買取再販と仲介手数料の両方が収益源となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
中古戸建再生×買取再販の成長企業
ツクルバは、中古戸建住宅の買取再販・リノベーション事業を展開。同業のrobot homeや大東建託と比較し、売上規模は小さいが高成長(2024年7月期55億→2025年7月期81億)。営業利益率3.64%と低いが、成長段階として許容範囲。業界内では「中古戸建再生×買取再販」のニッチ領域で存在感。
強み
- 売上高が前期比47%増と急成長し、市場シェアを拡大中。
- 中古戸建再生・買取再販という特化領域で競合との差別化。
- 独自のネットワークで良質な中古戸建を安定的に仕入れ。
- 高いリノベーション技術で物件付加価値を向上、販売力強化。
課題
- 営業利益率3.64%と低く、規模拡大に伴う利益率向上が課題。
- robot homeなど同業他社も買取再販に注力、競争が激化。
- 不動産市況や金利上昇が仕入れ・販売に影響を与える可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がツクルバ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3237イントランス | 45億円 | — |
| 2 | 8996ハウスフリーダム | 44億円 | 4.5倍 |
| 3 | 3461パルマ | 43億円 | 27.9倍 |
| 4 | 3474G-FACTORY | 41億円 | — |
| 5 | 9820エムティジェネックス | 41億円 | 13.1倍 |
| 6 | 2978ツクルバ | 39億円 | 55.8倍 |
| 7 | 3238セントラル総合開発 | 37億円 | 25.0倍 |
| 8 | 3477フォーライフ | 36億円 | 6.6倍 |
| 9 | 3469デュアルタップ | 36億円 | 75.8倍 |
| 10 | 3494マリオン | 35億円 | 7.6倍 |
| 11 | 3297東武住販 | 32億円 | 8.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
コワーキングスペースから不動産事業へと転換した創業期
2011年8月、東京都渋谷区で株式会社ツクルバを設立。同年12月にコワーキングスペース「co-ba shibuya」を開業した。2012年6月には空間デザイン・プロデュース事業(後の不動産企画デザイン事業)を開始し、同年10月には子会社マチニワ(現ツクルバボックス)を設立。創業当初は空間活用事業が主体だったが、徐々に不動産領域へ軸足を移していく。
中古住宅流通プラットフォーム「cowcamo」の立ち上げ
2015年1月、ITを活用した中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」のベータ版を公開。同年6月に正式版を公開し、同時にオンラインメディア「cowcamo magazine」の提供を開始した。同年3月には空間活用事業のアプトを子会社化したが、2017年11月に全株式を譲渡。cowcamo事業への集中を進める布石となった。
グッドデザイン賞受賞と事業拡大の基盤
2016年3月に一級建築士事務所登録を行い、同年9月にはcowcamoがソフトウエア・サービス・システム部門でグッドデザイン賞を受賞した。これを機に認知度が高まり、同年10月には事業拡大のため本社を目黒区へ移転。2018年3月にはcowcamoでパートナー仲介事業者との連携を開始、同年7月にはAndroidアプリを公開し、12月にはGoogle Playベストオブ2018隠れた名作部門で優秀賞を受賞した。
上場と市場区分の変遷
2019年7月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場時の売上高は15億円だった。2020年7月には丸井グループと資本業務提携を締結し、事業基盤を強化。2022年4月の東証市場区分見直しに伴い、グロース市場へ移行した。上場後もcowcamoの会員数拡大と収益力向上に注力し、売上高は急成長を続けた。
事業セグメント再編とcowcamoへの集中
2023年11月、不動産企画デザイン事業を会社分割し、新設会社の株式を譲渡した。これによりグループはcowcamo事業に一本化される。子会社のツクルバボックスは引き続き連結対象として残り、グループ全体でプラットフォーム運営と買取再販を担う体制となった。セグメント変更後、2024年7月期に初の営業黒字を達成する。
収益拡大と黒字化の達成
2024年7月期に売上高55億円、営業利益2億円、当期純利益2億円と初の最終黒字を計上。続く2025年7月期は売上高81億円、営業利益3億円とさらに拡大した。中古マンション市場の活況も追い風となり、首都圏の成約件数や価格が上昇するなかで、cowcamoの会員基盤とデータ活用が収益性向上に貢献している。
年表18件を開く
2010年代
- 2011年8月創業東京都渋谷区において、株式会社ツクルバを設立
- 2011年12月東京都渋谷区にコワーキングスペース「co-ba shibuya」を開業
- 2012年6月空間デザイン・プロデュース事業(現・不動産企画デザイン事業)を開始
- 2012年10月株式会社マチニワ(現・株式会社ツクルバボックス、2024年7月期より連結子会社として操業)を東京都渋谷区に設立
- 2015年1月ITを活用した中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」ベータ版を公開
- 2015年3月M&A空間活用事業などを展開する株式会社アプトを100%子会社化
- 2015年6月「cowcamo」正式版を公開、オンラインメディア「cowcamo magazine」の提供を開始
- 2016年3月一級建築士事務所登録
- 2016年9月「cowcamo」がソフトウエア・サービス・システム部門にてグッドデザイン賞を受賞
- 2016年10月事業拡大のため本社を東京都目黒区に移転
- 2017年11月株式会社アプトの全株式を譲渡
- 2018年3月「cowcamo」にてパートナー仲介事業者との連携開始
- 2018年7月「cowcamo」のAndroidアプリを正式公開
- 2018年12月「cowcamo」のAndroidアプリが「Google Play ベスト オブ 2018」隠れた名作部門にて優秀賞を受賞
- 2019年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年代
- 2020年7月株式会社丸井グループと資本業務提携契約を締結
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所グロース市場に移行
- 2023年11月不動産企画デザイン事業の会社分割及び新設会社の株式譲渡を完了
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
統合型プラットフォームの確立
中古住宅流通のバリューチェーン(企画開発・情報流通・不動産流通)をデザインとテクノロジーで統合し、一貫した顧客体験と業務生産性向上を両立する。
- 02
顧客体験の刷新とデータ活用
デザインとテクノロジーを活用したメディア・エージェントサービスの統合により、住宅購入の全工程で顧客体験を革新。蓄積したデータで需要に合った物件供給と効率的なマッチングを実現する。
- 03
事業アセットの横展開による成長
蓄積したデータ・デザインノウハウ・オペレーションモデル・ブランドを活用し、売主向け支援、自社企画商品、パートナーモデルなど新たな収益機会を拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で235人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は607万円で、6期前と比べて+28.0%。平均年齢は32.1歳、平均勤続年数は2.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 474 | 30.1 | 1.8 | 121 | — |
| 2020年7月 | 469 | 30.7 | 1.8 | 135 | — |
| 2021年7月 | 548 | 32.0 | 2.3 | 164 | — |
| 2022年7月 | 574 | 32.8 | 2.6 | 193 | — |
| 2023年7月 | 635 | 33.5 | 2.9 | 182 | — |
| 2024年7月 | 589 | 32.5 | 2.4 | 197 | 102 |
| 2025年7月 | 607 | 32.1 | 2.5 | 235 | 128 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ツクルバ ボックス東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は81億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+47.3%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 115億円 | 81億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 3億円 |
| 純利益 | 0億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は27億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+50.0%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 15 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 12 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年3Q | 18 | 2 | 11.1 | 1 |
| 2024年4Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 34 | 1 | 2.9 | 0 |
| 2025年4Q | 47 | 2 | 4.3 | 1 |
| 2026年2Q | 52 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年3Q | 27 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年7月期からの11期で、売上は2億円から81億円へ40.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 空間活用事業などを展開する株式会社アプトを100%子会社化 | |||||
| 2015年7月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年7月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年7月 | 3 | — | −1 | — | 0 |
| 2018年7月 | 5 | — | −5 | — | −4 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2019年7月 | 15 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年7月 | 17 | — | −2 | — | −4 |
| 2021年7月 | 16 | — | −4 | — | −5 |
| 2022年7月 | 28 | — | −8 | — | −8 |
| 2023年7月 | 42 | — | −2 | — | −2 |
| 2024年7月 | 55 | 2 | 1 | 3.6 | 2 |
| 2025年7月 | 81 | 3 | 2 | 3.7 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高81億円のうち、営業利益として残るのは3億円で3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.8%46億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.7%33億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年7月期は営業CFが−15億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−16億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は18億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | −1 | 1 | 0 | 0 | 3 |
| 2018年7月 | −6 | −1 | 8 | −7 | 3 |
| 2019年7月 | 4 | −2 | 8 | 2 | 14 |
| 2020年7月 | −1 | −5 | 8 | −6 | 15 |
| 2021年7月 | −4 | −1 | 12 | −5 | 22 |
| 2022年7月 | −10 | −1 | 5 | −11 | 16 |
| 2023年7月 | −1 | −1 | 3 | −2 | 17 |
| 2024年7月 | −9 | 1 | 10 | −8 | 19 |
| 2025年7月 | −15 | −1 | 15 | −16 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年7月期の総資産は61億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は29.1%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 2 | 1 | 1 | 76.0 |
| 2016年7月 | 4 | 2 | 2 | 44.2 |
| 2017年7月 | 5 | 2 | 3 | 44.4 |
| 2018年7月 | 10 | 4 | 6 | 45.6 |
| 2019年7月 | 19 | 15 | 4 | 78.9 |
| 2020年7月 | 22 | 11 | 11 | 49.6 |
| 2021年7月 | 30 | 9 | 21 | 27.5 |
| 2022年7月 | 29 | 9 | 20 | 28.4 |
| 2023年7月 | 31 | 15 | 16 | 45.3 |
| 2024年7月 | 42 | 18 | 24 | 39.3 |
| 2025年7月 | 61 | 19 | 42 | 29.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で131社中14位あたり、逆に低いのは営業利益率で131社中110位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥335で、1年前と比べて-44.7%。過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 55.8倍 |
| PBR | 1.96倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+1.4%と小幅上昇。終値354円は25日線(346円)を上回るが、75日線(380円)・200日線(437円)は下回っており、短期は回復基調も中長期は弱い。52週高値(637円)からは約44%下落、低値(329円)からは約7.6%上。出来高は6/16に3.11万株と大きかったが、その後は縮小傾向。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERが59倍と同業界平均の14.2倍を大幅に上回り、収益力に対して株価が割高です。PBRも2.07倍と平均の1.71倍を上回り、ROE6.2%に対して高めの評価です。無配で株主還元がなく、短期的な割高感が強いです。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 55.8倍 | 14.9倍 |
| PBR | 1.96倍 | 1.84倍 |
| ROE | 6.2% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、売上高が前期比47%増(42億→81億円)と急成長している点や、低水準のPER(59倍も将来成長を考慮すれば割高ではない)を評価する。弱気派は、利益率が低く、成長の質に疑問があること、また株価が1年で38%下落していることから、期待先行で実態が伴っていないと見る。
- 高成長
売上高が前期比47%増と急拡大。
- 将来期待
成長が続けばPER59倍は妥当になり得る。
- 業容拡大
収益基盤が急速に拡大中。
- 売上高47%増の高成長継続2026年7月期影響中
FY2025売上81億、前期比47%増。利益率維持なら営業利益4億超の可能性
- 営業利益率改善による収益力向上2026年7月期影響中
営業利益率3.7%と低水準、業界平均5%達成で営業利益4億円超
- マンション販売好調で受注増2025年下期影響中
不動産市況回復で業績上振れ、営業利益3億から積み上げ
- 時価総額41億円の小型株割安修正不定影響弱
PER59倍と割高だが、成長率考慮で50倍以下なら買い
- 低利益率
営業利益率3.6%と収益性が低い。
- 株価下落
1年で38%下落し、成長期待が剥落。
- 不透明な事業
ビジネスモデルが不明でリスク高い。
- PER59倍のバリュエーション懸念通年影響強
予想PER約60倍と成長株並み、業績停滞で急落リスク
- 利益率低下リスク2025年7月期影響中
売上拡大に伴い販管費増加、営業利益率3.7%を下回る可能性
- 不動産市況悪化による販売減2026年影響中
金利上昇で不動産需給悪化、売上81億から減少の恐れ
- 小規模で流動性低い継続影響弱
時価総額41億円、売買高薄く大口売りに弱い
- 営業利益率
- 成長の質を測る。
- 売上高伸び率
- 成長の持続性。
- ROE
- 資本効率の改善。
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ1,856人。区分でいちばん多いのは個人・その他で60.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.7%を占め、残る64.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 60.6 | 56.5 | 58.5 | 58.3 | 59.2 | 60.1 |
| 事業法人 | 29.2 | 29.0 | 30.7 | 29.6 | 28.8 | 28.0 |
| 金融機関 | 8.9 | 9.3 | 9.5 | 7.9 | 7.6 | 7.8 |
| 証券会社 | 0.3 | 2.8 | 0.4 | 3.3 | 3.4 | 3.4 |
| 自己株式 | 3.4 | 3.3 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.9 |
| 外国法人 | 0.9 | 2.4 | 0.8 | 0.9 | 1.0 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 村上 浩輝 | — |
| 02 | 株式会社エイチ | — |
| 03 | 株式会社ワングローブキャピタル | — |
| 04 | 合同会社エム | — |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(証券投資信託口) | — |
| 06 | 中村 真広 | — |
| 07 | 竹内 真 | — |
| 08 | イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 | — |
| 09 | 佐護 勝紀 | — |
| 10 | 株式会社SBI証券 | — |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-08村上浩輝新規の大量保有報告18.27%-0.91pt
- 2026-04-22株式会社PKSHA Technology代表取締役 上野山 勝也変更報告7.62%
- 2026-04-22株式会社PKSHA Technology代表取締役 上野山 勝也新規の大量保有報告10.35%+2.73pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+1575%、1株純資産は10期で+490%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 1 | 16 | 5.6 | — |
| 2016年7月 | −4 | 12 | — | — |
| 2017年7月 | 4 | 16 | 13.3 | — |
| 2018年7月 | −52 | — | — | — |
| 2019年7月 | 1 | 164 | 1.1 | 1579.9 |
| 2020年7月 | −47 | 113 | — | — |
| 2021年7月 | −50 | 65 | — | — |
| 2022年7月 | −74 | 74 | — | — |
| 2023年7月 | −15 | 61 | — | — |
| 2024年7月 | 18 | 84 | 13.0 | 49.3 |
| 2025年7月 | 9 | 95 | 6.2 | 61.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/7期の役員報酬は総額70百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 野村駿太郎 | 代表取締役CEO | 40 | 10,200 |
| 北原寛司 | 取締役CSO | 42 | 172,200 |
| 竹内真 | 取締役 | 48 | 503,200 |
| 小林賢治 | 社外取締役 | 48 | — |
| 福島良典 | 社外取締役 | 38 | 72,600 |
| 西浦千栄子 | 社外取締役 常勤監査等委員 | 42 | 700 |
| 石本忠次 | 社外取締役 監査等委員 | 52 | 2,100 |
| 木村勇人 | 社外取締役 監査等委員 | 39 | — |
| 坂下尚弥 | — | 42 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 42 | 9 | 51 | 13 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | 5 | 19 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,237字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題10,368字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,708字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,373字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-29
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-28
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-27
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-13
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-16
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-14
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