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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エムティジェネックス

MT GENEX CORPORATION9820 · Standard · 不動産業

森トラストグループの不動産関連業務を担う、リニューアル工事から駐車場運営までを手掛ける会社。

概要

エムティジェネックスは、森トラストグループに属する不動産関連サービス企業である。オフィスビルや住宅のリニューアル工事、駐車場運営、施設保守管理、保険代理事業を4本柱とし、2026年3月期の連結売上高は47億円、従業員数は151名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

リニューアル・駐車場・保守・保険の4セグメント

なお、売上の大部分は親会社である森トラスト株式会社向けであり、2026年3月期には総売上高の23.5%を森トラストが占める。グループ外顧客の開拓も課題として認識している。

収益の推移と財務の特徴

2026年3月期の受注高はリニューアル事業で43.7億円(前期比206.2%増)と大幅に伸びており、翌期以降の工事残高も26.5億円に達する。この背景にはオフィスビルの大規模リニューアル工事の複数受注がある。

森トラストグループ内での役割

当社は森トラスト株式会社を主要な取引先とし、同社が所有するビルや住宅の内装工事・リニューアル工事、駐車場運営管理、施設保守管理、保険代理業務を一体で担う。親会社である森トラスト・ホールディングスおよび森トラスト株式会社との関係は、安定した収益基盤の源泉である一方、特定顧客への依存度が高い構造でもある。2020年には子会社だった東洋ハウジング管理(現森トラスト・レジデンシャルサービス)の全株式をグループ内の森トラスト・ホテルズ&リゾーツへ譲渡しており、グループ内での事業再編にも対応している。

株式市場と株主還元

当社は1991年に日本証券業協会へ店頭登録し、2004年にジャスダック証券取引所へ上場、その後2013年に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ移行し、2022年にはスタンダード市場へ区分変更した。株主還元については、2026年3月期も1株当たり40円の期末配当を継続実施している。安定的な配当を維持するため、内部留保を成長投資に活用する方針である。

業界の中での役割は不動産管理・運営の受託会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
47億円
営業利益
5億円
営業利益率
10.6%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
リニューアル20億円41.7%3億円15.0%
駐車場16億円33.3%3億円18.8%
施設等 保守管理11億円22.9%1億円9.1%
保険代理1億円2.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産(親会社向け)主力

親会社である森トラスト株式会社が所有するビルや住宅の内装工事、リニューアル工事、外構工事を請負う。

主な製品・サービス3
リニューアル工事
森トラスト所有物件の内装・外構工事の設計・施工監理。
駐車場運営
森トラスト所有の駐車場の運営管理、賃借。
施設等保守管理
森トラスト所有不動産の運営管理。

02保険代理準主力

親会社に対して各種損害保険などのリスクマネジメントプランを企画・提案。

主な製品・サービス1
保険代理
損害保険などの総合的なリスクマネジメントプランの企画・提案。

製品と技術

リニューアル事業:ビル・住宅の内装から大規模改修まで

リニューアル事業は、森トラストが所有するオフィスビルや住宅の内装工事、リニューアル工事を請け負う。特定建設業の免許を有し、建築工事・内装工事のほか、とび土木、石、屋根、電気、タイル、鋼構造物、ガラス、塗装、防水、建具などの工事に対応する。2026年3月期にはオフィスビルの大規模リニューアル工事を複数受注し、受注高は前期比206.2%増の43.7億円に達した。設計施工監理も手掛け、一級建築士事務所としての機能も持つ。

駐車場事業:都心の運営管理と賃貸

駐車場事業では、森トラストが所有する駐車場の運営管理を受託するとともに、一部の駐車場を賃借して運営する。2026年3月期の売上高は15.9億円(前期比9.2%増)で、セグメント利益は2.9億円と利益率約18%の高収益事業である。都心のオフィス需要を背景に安定した収益を上げている。

施設等保守管理事業:ビル運営の総合サポート

施設等保守管理事業は、森トラストが所有する不動産の運営管理を幅広く受託する。具体的な内容は有価証券報告書に詳述されていないが、ビル管理業務全般を含むと推測される。2026年3月期の売上高は10.6億円(前期比10.6%増)、セグメント利益は0.85億円。子会社の株式会社チヨダMEサービスやエムティアイテック株式会社がこの分野を担っている。

保険代理事業:リスクマネジメントの提案

保険代理事業は、森トラスト株式会社向けに各種損害保険などの総合的なリスクマネジメントプランを企画・提案する。森トラスト保険サービス株式会社が運営する。2026年3月期の売上高は0.65億円(前期比5.8%減)と小規模だが、セグメント利益は0.30億円と利益率は高い。グループ内のニッチなサービスとして位置づけられる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産仲介特化、小規模で成長中

エムティジェネックスは不動産業に属し、売上高約40億円の小規模企業。同業の大東建託が売上高2兆円超で賃貸管理を強みとするのに対し、同社は仲介・販売に特化しており規模は大きく異なる。近年は増収基調で、25年3月期は営業利益率10%を達成。26年3月期は売上高47億円、同10.64%とさらなる成長計画。同業のrobot homeやタスキホールディングスも小規模だが、同社は収益性で優位性を築きつつある。

強み

  • 営業利益率10%超と不動産業界の小規模企業としては高水準。26年3月期も10.64%計画。
  • 24年3月期38億円→25年40億円→26年47億円と着実に成長。需要を取り込めている。
  • 負債比率の詳細は不明だが、利益成長により自己資本充実の可能性が高い。
  • 小規模組織ゆえ、市場変化への迅速な対応やニッチ分野への特化が可能。

課題

  • 売上高40億円と小規模。大東建託などの大手に対し、ブランド力や資金力で劣る。
  • 仲介・販売に特化しており、賃貸管理など他領域への展開が乏しい。
  • 不動産市況や金利動向の影響を受けやすく、業績変動リスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がエムティジェネックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13490アズ企画設計46億円14.0倍
23237イントランス45億円
38996ハウスフリーダム44億円4.5倍
43461パルマ43億円27.9倍
59820エムティジェネックス41億円13.1倍
63474G-FACTORY41億円
72978ツクルバ39億円55.8倍
83238セントラル総合開発37億円25.0倍
93477フォーライフ36億円6.6倍
103469デュアルタップ36億円75.8倍
113494マリオン35億円7.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

1975年の商号変更から森トラストとの提携へ

当社の起源は1975年4月、商号を株式会社古暮に変更したことにさかのぼる。1989年11月に株式会社コグレへ商号変更し、1991年4月には日本証券業協会へ店頭売買銘柄として登録された。1999年10月、森トラスト株式会社への第三者割当増資と業務提携の締結が行われ、これが現在のグループ関係の基盤となる。2001年4月には森開発エンタープライズ株式会社と合併し、事業基盤を拡大した。

2002年の社名変更と上場市場の変遷

2002年10月、商号をエムティジェネックス株式会社に変更した。2004年12月には日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2010年4月のジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場。2013年7月の現物市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行し、2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場となった。

2007年からの事業拡大と協業

2007年5月、戸田建設株式会社と業務提携しリニューアル事業を開始。同年10月には協和陶管、丸栄工業と共同で協栄ジェネックス株式会社を設立し、2008年1月にエクステリア事業を譲渡した。2008年9月から2010年1月にかけて特定建設業の各種免許を取得し、2010年2月には一級建築士事務所登録を行うなど、建設工事の体制を整備した。

子会社化とグループ再編の動き

2010年8月、東洋ハウジング管理株式会社(現森トラスト・レジデンシャルサービス)を完全子会社化したが、2020年9月に同社株式を森トラスト・ホテルズ&リゾーツへ譲渡している。2016年1月には森トラスト保険サービス株式会社を設立し、保険代理事業を開始。2020年10月には株式会社チヨダMEサービスを、2024年1月にはエムティアイテック株式会社をそれぞれ完全子会社化した。これにより、施設保守管理や設備関連の事業領域を広げている。

本社移転の歴史

本社は幾度か移転している。2007年11月に東京都港区新橋五丁目へ、2017年2月に同区麻布台二丁目へ、そして2023年9月に現在の虎ノ門五丁目13番1号へ移転した。これらの移転は事業拡大に伴うものである。

年表25件を開く

1970年代

  • 1975年4月商号変更商号を株式会社古暮に変更。

1980年代

  • 1989年11月商号変更商号を株式会社コグレに変更。

1990年代

  • 1991年4月社団法人日本証券業協会へ店頭売買銘柄として登録。
  • 1999年10月森トラスト株式会社への第三者割当増資及び同社との業務提携の締結。

2000年代

  • 2001年4月M&A森開発エンタープライズ株式会社と合併。
  • 2002年10月商号変更商号をエムティジェネックス株式会社に変更。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2007年5月戸田建設株式会社と業務提携契約を締結し、リニューアル事業を開始。
  • 2007年10月創業協和陶管株式会社、丸栄工業株式会社と共同で、協栄ジェネックス株式会社を設立。
  • 2007年11月本社を東京都港区新橋五丁目35番10号に移転。
  • 2008年1月当社エクステリア事業を協栄ジェネックス株式会社へ事業譲渡。
  • 2008年9月特定建設業(建築工事・内装工事)の東京都知事免許を取得。

2010年代

  • 2010年1月特定建設業(とび土木工事・石工事・屋根工事・電気工事・タイルれんがブロック工事・鋼構造物工事・ガラス工事・塗装工事・防水工事・建具工事)の東京都知事免許を取得。
  • 2010年2月一級建築士事務所登録。
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年8月M&A東洋ハウジング管理株式会社(現森トラスト・レジデンシャルサービス株式会社)を100%子会社化。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2016年1月創業森トラスト保険サービス株式会社設立。
  • 2017年2月本社を東京都港区麻布台二丁目4番5号に移転。
  • 2019年5月サンビル株式会社(現ユニバース開発株式会社)と資本業務提携。

2020年代

  • 2020年9月東洋ハウジング管理株式会社(現森トラスト・レジデンシャルサービス株式会社)の全株式を森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社へ譲渡。
  • 2020年10月M&A株式会社チヨダMEサービスを100%子会社化。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 2023年9月本社を東京都港区虎ノ門五丁目13番1号に移転。
  • 2024年1月M&Aエムティアイテック株式会社を100%子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    安定的な収益基盤の維持と成長投資

    蓄積された内部留保資金を成長資金として活用し、事業規模の拡大を図る。株主配当とのバランスを取りながら、企業価値の向上を目指す。

  2. 02

    M&Aの慎重な検討と遂行

    対象会社の企業価値測定、シナジー効果、減損リスク等を十分に検討し、慎重な姿勢で投資判断を行う。

  3. 03

    営業強化とサービス品質向上

    事業規模の拡大、グループ外顧客獲得のため営業を強化し、一層のサービス品質向上と技術力向上を図る。

  4. 04

    人財育成への注力

    技術力向上やサービス品質向上のため、人財育成に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で151人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は591万円で、9期前と比べて2.0%平均年齢は49.3歳、平均勤続年数は6.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月27
2018年3月30
2019年3月60351.87.033
2020年3月59548.27.035
2021年3月60648.78.0109
2022年3月56448.78.0109
2023年3月58247.78.0114
2024年3月62047.57.0134
2025年3月59747.67.0134299
2026年3月59149.36.0151331

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
㈱チヨダMEサービス — 香川県高松市109百万円
本社 — 東京都港区27百万円
エムティアイテック㈱ — 京都市山科区7百万円
森トラスト保険サービス㈱ — 東京都港区0百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は47億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.5%、利益が+25.0%。

売上高
+17.5%
47億円
営業利益
+25.0%
5億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
10.6%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高61億円47億円
営業利益7億円5億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は21億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+133.3%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q90
2024年1Q9111.11
2024年2Q11218.21
2024年3Q10110.01
2024年4Q80
2025年2Q19210.51
2025年4Q2129.52
2026年2Q2129.51
2026年4Q26311.52
2027年1Q21314.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は21億円から47億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.6%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月2142
2014年3月2132
2015年3月2132
森トラスト保険サービス株式会社設立。
2016年3月2332
2017年3月2443
2018年3月2232
2019年3月2532
株式会社チヨダMEサービスを100%子会社化。
2020年3月3353
2021年3月3032
2022年3月3032
2023年3月3342
エムティアイテック株式会社を100%子会社化。
2024年3月3853
2025年3月404410.03
2026年3月475510.63

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高47億円のうち、営業利益として残るのは5億円10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.6%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.8%6億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.1pt
10.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
6.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は20億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−50−35
2014年3月20027
2015年3月3−1028
2016年3月2−1018
2017年3月3−1029
2018年3月200211
2019年3月20−1212
2020年3月200214
2021年3月3−10215
2022年3月40−1418
2023年3月10−1118
2024年3月3−2−1118
2025年3月30−1320
2026年3月10−1120

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は56億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は77.9%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2519673.9
2014年3月2720774.3
2015年3月3022872.2
2016年3月3023777.1
2017年3月3125680.6
2018年3月3327679.5
2019年3月3528780.7
2020年3月44311371.7
2021年3月45331272.8
2022年3月46351175.8
2023年3月48371177.2
2024年3月50391178.2
2025年3月51411080.6
2026年3月56441277.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
33億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中7位あたり、逆に低いのは配当利回り131社中124位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.6%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.9%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
17.5%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,830で、1年前と比べて+15.6%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥3,830-1.3%1ヶ月+3.5%1年+15.6%時価総額41億円
過去52週の値幅
安値¥3,210高値¥4,290

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.1倍
PER (会社予想)9.7倍
PBR0.91倍
配当利回り1.04%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.14%上昇、25日線(3590)を+2.6%上回る。52週高値4290からは-14.1%の水準、低値2962からは+24.4%の位置。7月22日に3755まで上昇した後、小幅反落。出来高は薄く(平均数百株)、値動きは断続的。週足では75日線(3569)・200日線(3533)を上回り、緩やかな上昇トレンドを維持。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER12.6倍は同業平均14.0倍をやや下回るが、PBR0.90倍は平均1.70倍を下回る。配当利回り1.09%は平均3.11%を大きく下回り低い。ROE7.4%は平均水準程度。将来PER9.3倍と改善見込みだが、現状の低配当と割高感あり。やや割高だが成長期待で評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.1倍14.9倍
PER (予想)9.7倍
PBR0.91倍1.84倍
ROE7.4%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は拡大傾向で、2026年3月期には47億円(前期比18%増)を見込む。強気派は、低金利環境下での不動産需要底堅さと、再生エネ事業の成長性を評価。弱気派は、不動産市況の先行き不透明感(金利上昇リスク)や、PBR0.9倍と割安評価が示す成長期待の低さを指摘。営業利益率10%台は一見健全だが、不動産販売事業は案件ごとの変動が大きく、安定性には欠ける。

プラスに働く材料7
  • 低金利の恩恵

    低金利が不動産購入意欲を下支え。

  • 再生エネ事業の成長

    太陽光発電所の売電収入が安定寄与。

  • 業績拡大継続

    2026年3月期売上高は前期比18%増予想。

  • 営業利益25%増加とマージン維持2026/3期予想影響

    営業利益4→5億円(+25%)、マージン10%超を維持。

  • 予想PER9.3倍の割安感継続影響

    現行PER12.6倍に対し予想9.3倍、株価約26%の割安。

  • PBR0.9倍と解散価値割れ継続影響

    PBR0.9倍で純資産価値以下での取引、M&Aや買収の対象になり得る。

  • 売上高17.5%成長2026/3期予想影響

    売上高40→47億円(+17.5%)、不動産市場堅調が背景。

マイナスに働く材料7
  • 金利上昇リスク

    金利上昇で投資用不動産需要が減退する可能性。

  • 割安評価の理由

    PBR0.9倍と解散価値割れ、市場の期待は低い。

  • 不動産市況依存

    業績が市況変動に大きく左右される。

  • 配当利回り1.09%と低い継続影響

    配当利回り1%台と低位、株主還元期待は限定的。

  • 小型株40億円の流動性リスク継続影響

    時価総額40億円と超小型、売買高不足で値動きが荒い。

  • 純利益横ばいで成長鈍化2026/3期予想影響

    純利益3億円で3期連続横ばい、営業利益増も最終利益に反映されず。

  • 不動産市況悪化リスク不定影響

    不動産取引が市況悪化で減少すれば、売上・利益が大幅に落ち込む可能性。

次の決算で確かめる点
販売用不動産の在庫回転率
販売動向と在庫リスクを測る。
再生可能エネルギー売上高
新規事業の成長度合いを確認。
営業利益率
収益性の変動をモニタリング。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.04%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
1.04%
いまの株価に対して
配当性向
17.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4020.3
2018年3月400.030.0
2019年3月400.023.8
2020年3月400.013.7
2021年3月400.012.4
2022年3月400.021.1
2023年3月400.017.4
2024年3月400.014.4
2025年3月400.020.7
2026年3月400.017.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ738人。区分でいちばん多いのは事業法人55.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.7%を占め、残る43.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人62.863.662.763.566.355.1
個人・その他28.528.528.829.328.039.4
証券会社5.42.84.54.12.42.3
金融機関1.64.13.21.81.71.6
外国法人1.50.90.71.11.51.5
自己株式0.30.30.30.30.30.3
外国人個人0.20.20.20.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01森トラスト株式会社53.17
02UH Partners 2投資事業有限責任組合7.60
03光通信KK投資事業有限責任組合6.48
04関谷 幸平2.87
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.57
06五味 大輔1.20
07光通信株式会社0.93
08吉田 昭彦0.74
09株式会社SBI証券0.65
10那須 浩史0.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-26
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.48%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1286%、1株純資産は14期で+2245%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2117412.76.619.3
2014年3月171879.59.624.0
2015年3月172008.910.423.8
2016年3月182158.77.724.2
2017年3月2362,34210.57.920.3
2018年3月1622,4656.812.330.0
2019年3月2002,6197.924.823.8
2020年3月3222,90011.77.713.7
2021年3月2113,0727.112.912.4
2022年3月1983,2296.311.621.1
2023年3月2243,4146.810.317.4
2024年3月2583,6327.310.814.4
2025年3月2463,8366.610.220.7
2026年3月2934,0887.411.917.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額41百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢
鈴木均取締役 会長76
松井徳彦代表取締役 社長61
篠﨑延夫取締役 リニューアル事業部長68
豊島正守取締役 営業企画部長 兼 ビル管理事業部長 兼 駐車場事業部管掌59
長野幸司取締役 管理部管掌56
安達智一取締役59
櫻井俊樹取締役 監査等委員68
井上善雄取締役 監査等委員69
奥村太久実取締役 監査等委員63
福田実主取締役 監査等委員49

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)431318
社外取締役510102

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容534字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(森トラスト保険サービス株式会社、株式会社チヨダMEサービス、エムティアイテック株式会社)の計4社で構成されており、オフィスビルや住宅のリニューアル工事及び駐車場運営事業、並びに不動産の運営管理、保険代理事業を主たる業務としております。 また、当社グループ及び親会社(株式会社森トラスト・ホールディングス、森トラスト株式会社)の事業に係わる位置付けは、次のとおりであります。 リニューアル   森トラスト株式会社が所有しておりますビルや住宅等の内装工事、リニューアル工事を請負っております。 また、森トラスト株式会社が所有しております不動産の外構工事等の請負及び設計施工監理をしております。 駐車場運営   森トラスト株式会社が所有しております駐車場の運営管理等を受託しております。 また、森トラスト株式会社より駐車場を賃借しております。 施設等保守管理   森トラスト株式会社が所有しております不動産の運営管理等を受託しております。 保険代理   森トラスト株式会社に対して、各種損害保険などの総合的なリスクマネジメントプランを企画・提案しております。 上記の関係を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題901字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループは、オフィスビルにおける内装工事、駐車場の管理・運営、衛生消耗品の供給をはじめ、さまざまなビル管理業務により培ってきた技術、ノウハウを活かし、時代のニーズに応じた快適な都市環境・オフィス空間の提供を通じて、持続的な社会の実現に貢献することを経営の基本方針としております。 当社を取り巻く事業環境につきましては、企業の設備投資意欲は底堅いものの、受注獲得競争の激化や原材料価格の高騰ならびに労務費上昇に伴う利益の圧迫が懸念されるなど、厳しく推移するものと予想されます。 このような状況下、当社が認識している事業上及び財務上の対処すべき当面の課題とその対処状況については次のとおりであります。 (1) 前事業年度において、対処すべき課題として記載した重要な事項の経過等について 継続的な株主配当ができるよう、安定的な収益基盤を確立する一方、これまで蓄積された内部留保資金を成長 資金として有効活用し、事業規模の拡大を図ることを重要な課題として取り組んでまいりました。 その結果、業績は安定的に推移し、株主配当につきましては、昨年に引き続き期末配当(1株当たり40円)を実施することができました。 (2) 現在の事業上及び財務上の対処すべき課題について 引き続き安定的な収益基盤の維持と、これまで蓄積された内部留保資金を用いた成長投資と配当による株主還 元のバランスをとりながら、将来にわたる企業価値の向上を図ることを重要課題と認識し、取り組んでまいりま す。M&Aにつきましては、対象会社の企業価値測定、シナジー効果、減損リスク等に関して十分な検討を行い、 投資判断については慎重な姿勢で検討することを継続いたします。 また、事業規模の拡大、グループ外顧客獲得のための営業強化ならびに一層のサービス品質の向上、技術力の向 上を図るべく人財育成にも注力してまいります。
事業等のリスク888字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 (1) 特定の法人への依存について 当社は森トラスト株式会社の子会社でありますが、同社及び同社グループ各社より駐車場運営管理業務、オフィスビルの内装工事業務、ビル管理業務、損害保険契約等を受注しており、当社の安定的な収益基盤の確保に寄与しております。今後、同社のグループ各社に対する事業ならびに取引形態の見直しによっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 特定地域への依存について 当社グループが運営・管理する駐車場及び不動産は東京都内に集中しております。このため事業活動に大きな影響を及ぼすような大規模な地震等の災害、その他不測の事態が東京近郊において発生し、当社グループが運営・管理する駐車場及び不動産が損壊・閉鎖となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 小規模組織であることについて 当社(提出会社)の従業員(臨時雇用者含む)は38名であり、効率性を重視した運営組織となっております。今後急速な事業の拡大、新規事業への進出等があった場合、即応して適切かつ十分な組織的対応ができず、事業の展開速度に影響を及ぼす可能性があります。 (4) M&Aについて 当社グループは、事業拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aを重要な経営戦略の一つとしております。M&Aの実施にあたりましては、対象企業の財務内容や法令遵守状況、契約関係等について詳密なデューデリジェンスを行いつつ、事業計画の策定や将来価値の測定について十分な検討を行うなど、投資判断については慎重な姿勢で取り組んでまいりますが、買収後において予期せぬ偶発債務等の発生や、事業環境の変化等により、当社グループが想定したシナジーや事業拡大の成果が得られず、減損損失が発生するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,582字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げや雇用環境の改善などで個人消費が持ち直したことやインバウンド需要が寄与したこと、日経平均株価が史上最高値となるなど明るい兆候がみられました。一方、円安長期化の影響による原材料価格の上昇、中東情勢の不確実性に伴う原油価格の高騰、人手不足の継続などが企業活動に影響を及ぼしており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社を取り巻く事業環境につきまして、オフィスマーケットは、出社回帰の定着や人員増など業容拡大等を背景にオフィス需要が高まっており、都心の空室率は低水準を維持しています。建設業界におきましては、民間設備投資の持ち直しの動きなどもあり、工事受注は底堅い推移をしています。一方で建築資材価格の高止まり、労働者不足に伴う人件費の高騰等の影響を受けて依然として厳しい事業環境が続いております。 このような状況下、当社は、人材確保のために機能や設備が充実したオフィス空間を求める各企業の新たなニーズにも応えながら、オフィス利用者の快適性と資産価値の向上に努めてまいりました。 当社グループの業績につきましては、売上高4,714,304千円(前期比19.3%増)、営業利益463,856千円(同12.9%増)、経常利益489,892千円(同13.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益314,857千円(同18.8%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 事業セグメント   当連結会計年度(自 2025年4月1日    至 2026年3月31日)   前連結会計年度  (自 2024年4月1日)   至 2025年3月31日)   増減 売上高   セグメント 利益   売上高   セグメント 利益   売上高   セグメント 利益 (千円)   (千円)   (千円)   (千円)   (千円)   (千円) リニューアル   2,000,074   276,751   1,467,443   227,361   532,631   49,390 駐車場   1,592,608   290,909   1,458,786   272,407   133,821   18,502 施設等保守管理   1,056,611   85,402   955,298   80,080   101,313   5,322 保険代理   65,009   29,712   69,026   35,964   △4,016   △6,252 合計   4,714,304   682,776   3,950,554   615,813   763,749   66,962 財政状態の概要につきましては、次のとおりであります。 当連結会計年度(2026年3月31日)   前連結会計年度(2025年3月31日)   増減 金額(千円)   金額(千円)   金額(千円) 資産合計   5,645,372   5,121,160   524,212 負債合計   1,245,356   992,694   252,662 純資産合計    4,400,015   4,128,465   271,549 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較し13,396千円減少し、1,993,873千円となりました。なお、各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により増加した資金は、76,334千円(前年同期比218,969千円の減少)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益 491,301千円、のれん償却額47,994千円、支出の主な内訳は、法人税等の支払額155,232千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により減少した資金は、28,848千円(前年同期比17,040千円の減少)となりました。この主な内訳は、有形固定資産の取得による支出22,894千円、定期預金の預入による支出6,600千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により減少した資金は、60,881千円(前年同期比51,113千円の増加)となりました。この主な内訳は、社債の返還による支出10,000千円、配当金の支払額42,960千円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) リニューアル   4,369,101   +206.2   2,647,833   +849.7 (注)1.受注高および受注残高の前年同期比増加は、当連結会計年度の後半に、オフィスビルの大規模リニューアル工事を複数受注したこと、ならびに翌期まで当該工事が継続するものが複数あるためです。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日    至 2026年3月31日)   前年同期比(%) リニューアル   (千円)   2,000,074   36.3 駐車場   (千円)   1,592,608   9.2 施設等保守管理   (千円)   1,056,611   10.6 保険代理   (千円)   65,009   △5.8 合 計   (千円)   4,714,304   19.3 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日    至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 森トラスト株式会社   720,945   18.2   1,108,016   23.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用ならびに過去の実績や合理的な方法に基づく見積りが行われ、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。なお、これらの見積りについては継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積り特有の不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績は、売上高4,714,304千円(前期比19.3%増)、売上原価3,616,478千円(同22.8%増)、売上総利益1,097,825千円(同9.1%増)となりました。この結果、売上高総利益率は、23.3%(同2.2%減)となりました。 販売費及び一般管理費は633,968千円(同6.4%増)となりました。この主な要因は、中長期的な視点に立ち、事業規模拡大を目指すための採用費及び広告宣伝費の増加によるものです。この結果、営業利益463,856千円(同12.9%増)、売上高営業利益率は9.8%(同0.6%減)となりました。 営業外収益は、親会社への貸付金等に係る利息収入20,948千円により26,563千円(同22.6%増)となりました。営業外費用は、528千円(同0.3%減)となりました。この結果、経常利益489,892千円(同13.4%増)となりました。 特別利益1,409千円は、車両運搬具売却などによる固定資産売却益によるものです。特別損失は、当連結会計年度におきまして計上はありません。この結果、税金等調整前当期純利益は、491,301千円(同13.8%増)となりました。 法人税、住民税及び事業税185,363千円、法人税等調整額△8,918千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は314,857千円(同18.8%増)となりました。 ③セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (リニューアル事業) 大規模オフィスの内装工事及び電気設備工事の受注が増加した結果、売上高2,000,074千円(前期比36.3%増)、セグメント利益276,751千円(同21.7%増)となりました。 (駐車場事業) 周辺物件における工事の増加に伴い、工事関係車両による時間貸駐車場の利用が増加し、あわせて月極駐車場についても堅調に推移した結果、売上高1,592,608千円(前期比9.2%増)、セグメント利益290,909千円(同6.8%増)となりました。 (施設等保守管理事業) オフィス向けの衛生消耗品の販売や電気設備システムの保守保全事業が好調に推移した結果、売上高1,056,611千円(前期比10.6%増)、セグメント利益85,402千円(同6.6%増)となりました。 (保険代理事業) 契約ポートフォリオの見直しを進めた結果、一部契約の満了に伴う影響により、売上高65,009千円(前期比5.8%減)、セグメント利益29,712千円(同17.4%減)となりました。 ④財政状態に関する分析 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ524,212千円増加いたしました。主な要因は、工事進行基準計上により契約資産が526,595千円増加したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べ252,662千円増加いたしました。主な要因は、工事未払金が177,975千円増加、未払法人税等が31,140千円増加、預り敷金が21,240千円増加したことによるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ271,549千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益314,857千円を計上したことによるものであります。 以上の結果、総資産は5,645,372千円、負債合計は1,245,356千円、純資産合計は4,400,015千円、自己資本比率は77.9%、1株当たり純資産額は4,088円22銭となりました。 ⑤キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主要な資金需要は、運転資金として、工事下請業者等への外注費、駐車場賃料等の運営コスト、商品・材料の購入費等の仕入原価ならびに事業遂行に伴う販売費及び一般管理費の営業費用があり、設備資金としては、本社事務所及び駐車場の設備新設・改修等があります。また、事業規模拡大を企図したM&Aによる企業買収費用等があります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金にて対応していく予定であります。なお、現在のところ、社債の発行や金融機関等からの借入による資金調達を行う予定はありません。また、資金需要に備えて一時留保しております自己資金については、親会社への短期極度貸付を行うことで流動性を確保しつつ、利息収入を得ております。金利については市場金利を勘案して決定しております。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営の効率化及び株主利益を重視する視点からROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として認識し、10%を目標値としております。内部留保資金につきましては、安定的な配当による株主還元を継続的に行うために備える一方、既存事業の拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aによる成長投資資金として有効に活用してくことを目的に蓄積していることから、当連結会計年度末におきましては、自己資本比率77.9%と高水準にあります。ROEにつきましては、7.4%と目標値の10%を下回る状況にあります。今後も中長期的な視点で企業価値の向上を図り、ROE10%を目指してまいります。 ⑦経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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