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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

G-FACTORY

G-FACTORY CO.,LTD.3474 · Growth · 不動産業

飲食店の出店・退店を専門に支援する企業。居抜き物件の仲介とリースを組み合わせ、店舗開発の負担を軽減する独自モデルを持つ。

概要

2003年5月に東京都新宿区で創業したG-FACTORYは、飲食店向けの経営サポート事業と直営飲食店事業を両輪とする企業である。経営サポートでは物件のサブリースや設備リースを提供し、飲食事業ではうなぎ料理のファストフード「名代 宇奈とと」を国内外に展開する。2025年12月期の連結売上高は65億円、従業員数は317名。東京証券取引所グロース市場に上場している。

経営サポートと飲食事業の二本柱

G-FACTORYは、飲食店を中心とするサービス業の成長を支援する経営サポート事業と、自ら飲食店を運営する飲食事業の二つのセグメントで構成される。経営サポート事業は「サブリース」「リースサポート」「GFリース」「e店舗まるごとリース」の4つの主要商品を持ち、物件情報と内装設備の両面で出退店を支援する。飲食事業は直営店とライセンス店を含め、国内で42店舗、海外で13店舗の直営店を運営し、「名代 宇奈とと」が中核ブランドである。両事業の連動により、顧客基盤を活用したクロスセルを図っている。

サブリースを起点としたストック型収益モデル

経営サポート事業の収益構造は、一時的なフロー収益と継続的なストック収益に分かれる。サブリースは退店店舗の物件を一括借り上げて出店希望者に転貸し、内装設備の売却代金がフロー、賃料がストックとなる。GFリースでは自社が貸主となり、リース料がストック収益として長期的に計上される。2025年12月期の経営サポート事業売上高は30億円、営業利益率15.1%であり、ストック収益額は25億円と全体の83%を占める安定的な収益基盤である。

海外展開と地域戦略

海外事業はシンガポール、タイ、ベトナムに子会社を設立し、現地での経営サポートと飲食店運営を展開する。2015年にシンガポールにGF CAPITAL PTE.LTD.を設立し、その後タイとベトナムにも進出。2019年にはベトナムに「名代 宇奈とと」海外直営1号店を出店し、2023年にはシンガポールに同ブランド1号店を開業した。飲食事業の海外売上高は国内の減少を補い、全体の増収に寄与している。また、ベトナムでは焼き鳥店「中目黒 いぐち」も展開するなど、多業態化を進めている。

人手不足に対応する人材関連サービス

飲食業界の慢性的な人手不足を背景に、G-FACTORYは2022年から外国人材紹介事業を開始し、その後サービスを拡充している。2024年には特定技能・技能実習生向けのSIMカード「GF mobile」、2025年には社宅サポート「GF Estate」、外国人専用クレジットカード「GF Card」、オンライン学習プラットフォーム「GF Academy」を相次いで開始した。これらのサービスは経営サポート事業の一部として、既存の顧客基盤に追加的な収益源を提供する狙いがある。

業界の中での役割は飲食店向け店舗開発支援(サブリース・リース)および外食チェーン運営者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
65億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-1.5%
純利益
-3億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
飲食事業34億円53.1%
出退店 サポート27億円42.2%
その他 サポート3億円4.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01飲食業(出退店支援)主力

飲食店を中心とするサービス業に対し、出店・退店に伴う物件取得や内装設備導入の課題を解決。退店希望者から居抜き物件を引き継ぎ、出店希望者にサブリースする独自モデルで、フロー収益(設備販売)とストック収益(賃貸・リース)を得る。海外展開や人材紹介、料理人育成スクールなどの付随サービスも提供。

居抜き物件を活用したサブリースとリースを組み合わせた独自のビジネスモデル

主な製品・サービス4
サブリース
退店予定の店舗物件を当社が借り上げ、内装設備を買取って出店希望者に転貸するサービス。出店コストを大幅に削減できる。
リースサポート
顧客が希望する内装設備を当社が購入し、リース会社との契約を仲介するサービス。設備の販売差益が収益となる。
GFリース
当社が貸主となり、内装設備を顧客にリースする自社リースサービス。リース料がストック収益となる。
e店舗まるごとリース
出店に必要な費用(仲介手数料、礼金、内装、設備など)を当社が負担し、店舗をパッケージでリースするワンストップサービス。

02外食(直営・ライセンス)準主力

鰻料理のファストフード店「名代 宇奈とと」を国内・海外で展開。備長炭焼きの鰻と特製たれで、手頃な価格で提供する。直営に加えライセンス展開も行い、ロイヤリティ収入と食材卸売を獲得。高付加価値のレストラン業態(焼鳥、日本料理、イタリアンなど)も運営する。

鰻料理のファストフードという独自の業態を確立

主な製品・サービス2
名代 宇奈とと
鰻料理のファストフード店。備長炭で焼き上げた鰻と特製たれが特徴で、うな丼・うな重・ひつまぶしを提供する。
中目黒いぐち
高付加価値の焼鳥専門店。厳選された食材と職人技で提供する。

製品と技術

物件情報サポート「サブリース」による店舗流動化

経営サポート事業の中核商品である「サブリース」は、退店希望顧客に代わり店舗物件の解約交渉を行い、物件所有者と新たに賃貸借契約を結んだ上で、内装設備を買い取り、出店希望顧客に転貸するサービスである。一時的な内装設備販売代金がフロー収益となり、賃貸収入がストック収益となる。2025年12月期のサブリース契約数は順調に増加し、ストック収益の拡大に貢献している。

自社リース「GFリース」と一括支援「e店舗まるごとリース」

「GFリース」は、当社が設備を購入し貸主となって顧客にリースするサービスで、リース料がストック収益となる。一方、「リースサポート」はリース会社と顧客の間を取り持つ仲介型サービスである。「e店舗まるごとリース」は、物件情報サポートとGFリースを組み合わせ、出店に伴う仲介手数料、礼金、保証金、内装設備を一括でリースするワンストップサービス。契約時にフロー収益、月額利用料がストック収益となる。

直営ブランド「名代 宇奈とと」のファストフードモデル

「名代 宇奈とと」は、備長炭で焼き上げたうなぎと本醸造醤油の特製たれを特徴とするうなぎ料理のファストフード店である。提供時間の短さ、手頃な販売価格、簡素化されたオペレーションの3点で「うなぎのファストフード」を確立。主な商品は「うな丼」「うな重」「ひつまぶし」。国内直営店19店舗、ライセンス店64店舗(商品取り扱い店舗除く)を展開し、海外ではシンガポールとベトナムに直営店を持つ。

外国人材支援と教育サービス群

2022年以降、人材不足に対応するため外国人材紹介事業を開始。その後、特定技能・技能実習生向けのSIMカード「GF mobile」、社宅サポート「GF Estate」、専用クレジットカード「GF Card」、オンライン学習プラットフォーム「GF Academy」を相次いで投入した。また、和食の職人育成を目的とした超短期料理人育成スクール「飲食塾」も運営。これらのサービスは経営サポート事業の一部として、既存顧客へのクロスセルと新規収益源の創出を狙う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 飲食業(出退店支援)居抜き物件を活用したサブリースとリースを組み合わせた独自のビジネスモデル
  • 外食(直営・ライセンス)鰻料理のファストフードという独自の業態を確立

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

売上高63億円、営業赤字転落し収益改善課題

不動産業界に属する同社は、売上高が緩やかに増加し直近期で65億円に達するが、営業利益は2024年12月期にゼロ、直近期ではマイナス1.54%と赤字に転落。同業他社の大東建託やrobot homeと比べ規模は小さく、収益性で大きく劣後している。特に、直近期の営業赤字はコスト増や販売物件の採算悪化が背景と推測される。中期的には売上高の成長を維持しつつ、いかにして利益率を改善するかが課題。業界内でのポジションは、成長市場の中で競争力を持つかどうかが問われる。

強み

  • 売上高は3期連続で増加傾向にあり、事業規模は拡大している。
  • 不動産業は需要が安定しており、中長期的な成長が期待できる。
  • 一定の売上規模を持ち、事業運営のノウハウを蓄積している。
  • 市場環境に応じた事業展開により、成長の余地があるとみられる。

課題

  • 直近期は営業赤字となり、コスト管理が急務である。
  • 大東建託など大手が存在し、価格競争に巻き込まれるリスクがある。
  • 営業利益率の回復には、販売価格やコスト構造の見直しが必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がG-FACTORY

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13286トラストホールディングス47億円
23490アズ企画設計46億円14.0倍
33237イントランス45億円
48996ハウスフリーダム44億円4.5倍
53461パルマ43億円27.9倍
63474G-FACTORY41億円
79820エムティジェネックス41億円13.1倍
82978ツクルバ39億円55.8倍
93238セントラル総合開発37億円25.0倍
103477フォーライフ36億円6.6倍
113469デュアルタップ36億円75.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

飲食店経営から経営サポートへ転換した創業期

2003年5月、東京都新宿区に飲食店の経営を目的としてG-FACTORYを設立。当初は直営の飲食店運営を主業としていたが、2007年10月に飲食店の出退店支援を目的とした「サブリース」を開始したことが事業転換の起点となる。2008年3月には業務推進事業部を設置し、経営サポート事業を本格化。2008年12月には直営のうなぎ店「名代 宇奈とと」が10店舗に到達し、ブランドの確立が進んだ。

リース事業への参入と上場までの成長

2009年3月に「e店舗まるごとリース」を開始し、2012年8月にはリース事業協会に加盟して「リースサポート」を開始。2013年4月には自社リース「GFリース」を立ち上げ、設備リースのラインアップを拡充した。サブリース契約数は2011年10月に50店舗に達し、順調に規模を拡大。2016年9月には東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場し、資本市場からの資金調達を可能とした。

アジア進出と海外子会社の設立(2015〜2019年)

2015年3月、シンガポールに子会社GF CAPITAL PTE.LTD.を設立し、ASEAN地域での海外出店サポートを開始。2017年5月にはタイにGF CAPITAL(THAILAND)CO.,LTD.、2018年10月にはベトナムにGF CAPITAL(VIETNAM)CO.,LTD.を設立。さらに2019年1月にはタイにGF CONSULTING(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、コンサルティング機能を追加した。2019年11月にはベトナムに「名代 宇奈とと」の海外直営1号店をオープンし、自社ブランドの海外展開も始めた。

宇奈とと100店舗達成と飲食事業の構造改革

2020年8月にはゴーストレストランのライセンス展開を開始し、2021年9月に「名代 宇奈とと」が国内外で合計100店舗を達成。しかし、ウニ丼専門店「米ル」などのレストラン業態では不採算店舗の整理が進められた。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりグロース市場へ移行。2023年4月にはベトナムに鮨店「Sushi Nishitsugu」をオープンするなど、高付加価値業態への投資も並行して行った。

人材・教育領域への多角化(2022〜2025年)

2022年7月に外国人材紹介事業を開始し、同年10月には超短期料理人育成スクール「飲食塾」を開校。2024年8月には特定技能・技能実習生向けSIMカード「GF mobile」を開始し、2025年6月には社宅サポート「GF Estate」と外国人専用クレジットカード「GF Card」、同年9月にはオンライン学習プラットフォーム「GF Academy」を開始した。これらのサービスは飲食業界の人材不足に対応し、経営サポート事業の新たな柱として育成されている。

年表34件を開く

2000年代

  • 2003年5月創業飲食店の経営(飲食事業)を目的に、東京都新宿区にG-FACTORY株式会社を設立
  • 2007年10月飲食店等の出退店支援を目的に、物件情報サポート(経営サポート事業)の「サブリース」を開始
  • 2008年3月経営サポート事業を行う部署として業務推進事業部(現 Store Development事業部)を設置
  • 2008年12月「名代 宇奈とと」が10店舗に到達
  • 2009年3月まるごとサポート(経営サポート事業)の「e店舗まるごとリース」を開始

2010年代

  • 2011年10月サブリースの契約数が50店舗に到達
  • 2012年8月出退店に伴う内装設備サポート(経営サポート事業)を目的に、公益社団法人リース事業協会に加盟し「リースサポート」を開始
  • 2013年4月内装設備サポートの「GFリース」を開始
  • 2013年10月債権管理と取引先調査の強化を目的に、管理部に審査・債権管理課(現 管理本部、審査・法務部)を設置
  • 2015年3月本邦飲食業者のASEANを中心とした海外出店サポートを目的に、シンガポール共和国に子会社GF CAPITAL PTE.LTD.(現 連結子会社)を設立
  • 2016年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2017年5月本邦飲食事業者等の出店サポート等を目的に、タイ王国に子会社GF CAPITAL(THAILAND)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立
  • 2017年12月直営店「名代 宇奈とと」のライセンス展開を開始
  • 2018年1月GF CAPITAL PTE.LTD.(現 連結子会社)へ株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)との共同出資を実施
  • 2018年10月本邦飲食事業者等の出店サポート等を目的に、ベトナム社会主義共和国に子会社GF CAPITAL (VIETNAM)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立
  • 2019年1月本邦飲食事業者等の出店サポート等を目的に、タイ王国に子会社GF CONSULTING(THAILAND)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立
  • 2019年3月M&A飲食事業及び経営サポート事業の業容拡大を目的に、株式会社M.I.Tを全株式取得により完全子会社化
  • 2019年11月ベトナム人材の育成を目的に、ベトナム社会主義共和国に「名代 宇奈とと ベンタイン店」(海外直営1号店)をオープン

2020年代

  • 2020年8月「名代 宇奈とと」ゴーストレストラン(コラボ店舗)のライセンス展開を開始
  • 2021年9月「名代 宇奈とと」国内外で100店舗達成
  • 2022年1月神奈川県真鶴町の地方創生事業として東京・虎ノ門にアンテナショップ兼飲食店を出店
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2022年7月外国人に特化した人材紹介事業を開始
  • 2022年10月和食の職人育成を目的に超短期料理人育成スクール「飲食塾」を開校
  • 2023年1月シンガポール共和国に「名代 宇奈とと グオコタワー店」(シンガポール共和国1号店)をオープン
  • 2023年4月ベトナム社会主義共和国に鮨店「Sushi Nishitsugu」をオープン
  • 2023年4月福岡市の産学連携プロジェクト、いとLab+内に「ITO GRAND」をオープン
  • 2023年12月シンガポール共和国に「名代 宇奈とと ノベナスクエア店」(シンガポール共和国2号店)をオープン
  • 2024年7月シンガポール共和国に焼き鳥店「鳥カミ シンガポール」(シンガポール共和国1号店)をオープン
  • 2024年8月特定技能・技能実習生専用SIMカードサービス「GF mobile」を開始
  • 2025年6月特定技能外国人向け社宅サポート「GF Estate」、外国人専用クレジットカード「GF Card」を開始
  • 2025年9月外国人材向けオンライン学習プラットフォーム「GF Academy」を開始
  • 2025年10月ベトナム社会主義共和国に焼き鳥店「中目黒 いぐち」をオープン
  • 2025年11月飲食業界に特化した清掃サービス「GF Maintenance」を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    経営サポート事業のストック収益拡大

    出退店サポートを中心とするストック型収益基盤の拡大を図る。飲食業界の人材不足を背景に外国人材紹介サポートを成長領域と位置づけ、既存顧客基盤を活用した人材関連サービスの拡充や新規サービスへの投資を進める。

  2. 02

    ブランドビジネスとプラットフォーム形成

    「名代 宇奈とと」のライセンス展開をはじめ、飲食事業で培ったノウハウを活かし、出退店支援、人材支援、海外進出支援など多様なニーズに対応するサービスを拡充し、事業間シナジーを活かした収益創出モデルを確立する。

  3. 03

    飲食事業の収益性重視の構造転換

    国内では不採算店舗の整理と店舗ポートフォリオの見直しを進め、収益性を重視した事業構造へ転換。既存店舗の収益力向上とブランド価値の強化に取り組む。海外では成長地域への展開と運営ノウハウの横展開により収益基盤を拡大する。

  4. 04

    生産性向上とDX推進

    営業プロセスの効率化やDX推進等による生産性向上を通じ、安定的な収益構造の確立と中長期的な利益成長を目指す。また、国内外における管理体制の強化や人的資本への投資を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で317人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は396万円で、9期前と比べて4.3%平均年齢は31.2歳、平均勤続年数は2.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月34
2017年12月41
2018年12月47
2019年12月41432.22.1138
2020年12月35532.72.1157
2021年12月37333.02.2153
2022年12月38031.22.2198
2023年12月39030.12.2290
2024年12月38630.81.13400
2025年12月39631.22.0317−32

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 0 / 海外 4、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
小虎小路(東京都港区)他22件(注)4432百万円
経営サポート事業
名代 宇奈とと タンビン店(ベトナム社会主義共和国ホーチミン市)他10件56百万円
飲食事業
名代 宇奈とと 上野店(東京都台東区)他33件(注)151百万円
飲食事業
本社(東京都新宿区)他2件27百万円
全社(共通)
Suiko (シンガポール共和国シンガポール市)(注)524百万円
経営サポート事業
Unatoto Guoco Tower (シンガポール共和国シンガポール市)他2件2百万円
飲食事業
本社 — ベトナム社会主義共和国ホーチミン市1百万円
経営サポート事業
本社 — シンガポール共和国シンガポール市0百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 海外
    GF CAPITAL PTE.LTD. (注)3
    シンガポール共和国シンガポール市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GF CAPITAL(VIETNAM) CO.,LTD. (注)2、3、5
    ベトナム社会主義共和国ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GF CAPITAL(THAILAND) CO.,LTD. (注)2、3
    タイ王国バンコク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GF CONSULTING (THAILAND)CO.,LTD. (注)2、3、5、6
    タイ王国バンコク市 · 連結子会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は65億円営業利益-1億円前期と比べると増収で、売上が+3.2%。

売上高
+3.2%
65億円
営業利益
-1億円
純利益
-3億円
営業利益率
-1.5%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高69億円65億円
営業利益1億円-1億円
純利益0億円-3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は32億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1300.00
2023年2Q1400.0−1
2023年3Q1500.00
2023年4Q14−1
2024年1Q1600.00
2024年2Q1600.01
2024年4Q3100.0−4
2025年2Q32−1−3.1−2
2025年4Q3300.0−1
2026年2Q3200.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は14億円から65億円へ4.6倍に増えた。直近期の営業利益率は-1.5%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月1411
2013年12月1311
2014年12月1621
本邦飲食業者のASEANを中心とした海外出店サポートを目的に、シンガポール共和国に子会社GF CAPITAL PTE.LTD.(現 連結子会社)を設立
2015年12月2132
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2016年12月2643
本邦飲食事業者等の出店サポート等を目的に、タイ王国に子会社GF CAPITAL(THAILAND)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立
2017年12月2942
本邦飲食事業者等の出店サポート等を目的に、ベトナム社会主義共和国に子会社GF CAPITAL (VIETNAM)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立
2018年12月2921
飲食事業及び経営サポート事業の業容拡大を目的に、株式会社M.I.Tを全株式取得により完全子会社化
2019年12月400−1
2020年12月400−2
2021年12月3603
2022年12月4723
2023年12月56−1−2
2024年12月63000.0−3
2025年12月65−1−1−1.5−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高65億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.3%34億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.7%31億円
  • その他の費用持分法損益などの調整1.5%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.5%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
47.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.1pt
-1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比10.8pt
-4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-7.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年12月期は営業CFが0億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は12億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年12月0−11−14
2015年12月−2−13−35
2016年12月515615
2017年12月4−2−2215
2018年12月0−2−2−212
2019年12月3−105−711
2020年12月206218
2021年12月50−1522
2022年12月5−5−3021
2023年12月1−5−2−415
2024年12月2−2−2015
2025年12月0−1−2−112

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は29.3%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月103731.7
2013年12月114735.9
2014年12月1551033.0
2015年12月2171430.8
2016年12月32151746.5
2017年12月31171453.8
2018年12月30181252.7
2019年12月38172139.7
2020年12月41142730.4
2021年12月47153232.8
2022年12月49193038.5
2023年12月46172936.7
2024年12月44152931.5
2025年12月40122829.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
28億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中85位あたり、逆に低いのは営業利益率131社中127位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.5%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.3%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
3.2%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥604で、1年前と比べて-3.9%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥604-0.5%1ヶ月+4.3%1年-3.9%時価総額41億円
過去52週の値幅
安値¥526高値¥682

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)111.4倍
PBR3.70倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.39%と小幅上昇。25日線573.16円を上回り、75日線551.17円も突破。52週高値682円にはまだ15%ほどの距離があるが、52週安値526円からは11%上昇。出来高は8月14日に5100株と増加し、上昇への弾みがつくか注目。RSIは61.76と上昇局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

予想PERが107.9倍と業界平均14.78倍を大幅に上回り、PBRも3.48倍と平均1.81倍の約1.9倍で割高。ROEは15.9%と平均的な水準だが、直近の業績は赤字が続き、営業利益も悪化。配当利回りは0%で無配当。同業界平均と比較してバリュエーションが突出して高く、収益力が不振であることから、割高と判断。配当がない点もマイナス。

指標この会社業種平均
PER (予想)111.4倍
PBR3.70倍1.84倍
ROE15.9%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は右肩上がりなのに、営業赤字が続いている点が最大の論点です。強気派は、開発物件の販売が今後本格化して利益が回復する可能性に注目します。弱気派は、固定費の増加や販売不振、債務超過リスクを懸念します。直近のPBRは3.48倍と高く、ROEは高いものの赤字を反映、今後の業績改善の道筋が問われます。

プラスに働く材料7
  • 売上拡大

    売上高が3年で35%増加

  • ROE高水準

    ROE15.9%と資本効率は高い

  • 資産価値

    保有不動産の含み益が潜在価値

  • 今期予想PER107.9倍は黒字転換期待を反映決算発表後影響

    予想PER107.9倍は黒字転換を織り込み、達成すれば業績回復の起点になる

  • 売上高65億円と3期連続の増収基調通年影響

    売上高は56億円→63億円→65億円と3期連続で増加

  • 営業損失1億円と売上高比の赤字幅は小さい通年影響

    営業損失1億円は売上高65億円の1.5%で、黒字転換のハードルは低い

  • 時価総額40億円の浮動株が少なく買い戻し余地不定影響

    時価総額40億円と小型で、外国人保有0.51%と需給が引き締まりやすい

マイナスに働く材料7
  • 赤字継続

    営業赤字が2期続き、直近も赤字

  • PBR過大

    PBR3.48倍で赤字企業にしては割高感

  • 財務悪化

    Net利益がマイナスで債務増加の恐れ

  • 2025/12期に営業赤字へ転落通年影響

    営業損益は0億円から−1億円に悪化し、本業の収益力が低下

  • 純損失3億円を2期連続で計上通年影響

    純利益は2024/12期・2025/12期とも−3億円と赤字が継続

  • 売上高の伸び率が3%台に鈍化2026年下期影響

    売上高の増加率が約3%と鈍り、固定費吸収効果が小さくなっている

  • 無配で株主への利益還元が無い継続影響

    配当利回り0%で、株主へのキャッシュ還元がなく長期投資家に敬遠される

次の決算で確かめる点
販売用不動産残高
今後の販売動向を占う
受注高
将来の売上に直結するため
負債比率
財務リスクを評価

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
31.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年12月1023.6
2025年12月5−50.031.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ10,437人。区分でいちばん多いのは事業法人54.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.6%を占め、残る45.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人3.83.055.357.754.854.6
個人・その他90.192.839.738.742.243.0
自己株式4.44.44.44.44.44.4
証券会社2.92.84.02.42.01.9
外国法人1.11.10.91.01.00.4
外国人個人0.00.00.00.10.10.1
金融機関2.00.10.00.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GFC株式会社51.52
02片平 雅之12.08
03阪和興業株式会社2.92
04田口 由香子2.56
05鎌仲 順子0.99
06株式会社SBI証券0.80
07JPモルガン証券株式会社0.73
08花井 栄治0.60
09G-FACTORY従業員持株会0.45
10G-FACTORY役員持株会0.39

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−166%、1株純資産は14期で−39%。直近期のROEは15.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月5929322.6
2013年12月4734414.9
2014年12月8543021.6
2015年12月3211731.4
2016年12月5022927.120.2
2017年12月2725511.340.1
2018年12月232499.113.0
2019年12月−17232
2020年12月−36194
2021年12月4523721.08.8
2022年12月4229015.910.123.6
2023年12月−30258
2024年12月−51211
2025年12月−3917831.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
片平雅之代表取締役社長51826,220
田口由香子専務取締役 管理本部長43175,100
飯塚千尋取締役 経理・財務部長45
鎌仲順子取締役(常勤監査等委員)6167,500
安田正利取締役(監査等委員)595,000
加藤達也取締役(監査等委員)63

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2424221
社外取締役210105
取締役(社内)1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,826字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社であるGF CAPITAL PTE.LTD.、GF CAPITAL(THAILAND)CO.,LTD.、 GF CAPITAL(VIETNAM)CO.,LTD.、GF CONSULTING(THAILAND)CO.,LTD.の計5社で構成されており、飲食店を中心としたサービス業を展開する企業(以下、顧客)への経営サポートと「名代 宇奈とと」をはじめとする飲食店舗の運営を主な事業として取り組んでおります。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 ………点線枠内が当社グループであります。 当社グループの事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1) 経営サポート事業 飲食店などのサービス業の成長には、店舗の出店、移転や退店が伴います。店舗の出店、移転には、人材の採用と育成、業態開発などの前に、物件の情報収集に始まり、各種業者との打合せや選定、契約に至るまでの物件所有者等との条件交渉、設備導入における資金計画とその調達が必要となります。しかし、年間出店数が5店舗程度までの中小企業にとって“店舗開発”や“財務担当”という専門分野(情報収集力・コネクション・交渉力・法務知識・財務知識)に長けた人材を採用し、雇用することは、管理・費用面でも現実的ではありません。 当事業では、飲食店を中心としたサービス業を展開する企業やオーナーが、出退店を行う際に必要となる店舗物件・内装設備の導入等における課題のサポートを行うことで、顧客の“費用”“時間”“労力”の軽減を図っております。 当社グループは、顧客の出退店にかかわる様々な障害を軽減させることで、顧客が生産性の低い店舗から早期撤退し、不採算店舗の維持費用や人材を、成長可能性の高い店舗への投資や雇用につなげることを促し、サービス業の新陳代謝を図るとともに、店舗設計施工業者及びリース会社等のサービス業に関係する業者と顧客との架け橋となることで、サービス業をとりまく業界すべての活性化を図ります。 当社グループの出退店に係るサポート内容は、物件情報サポート、内装設備サポート、まるごとサポートの3種に大別されます。これらサポートは、物件情報サポートに属する居抜きを活用した店舗用不動産物件の転貸借(商品名「サブリース」)及び付随する内装設備の売買、内装設備サポートに属する提携リース(商品名「リースサポート」)と自社リース(商品名「GFリース」)、並びに物件情報サポートと内装設備サポートの「GFリース」の側面を併せ持つ、まるごとサポートに属するサービス(商品名「e店舗まるごとリース」)により構成されております。 当セグメントに係る会社は、本邦においては当社、海外においてはシンガポール共和国にあるGF CAPITAL PTE.LTD.、タイ王国にあるGF CAPITAL(THAILAND)CO.,LTD.、GF CONSULTING(THAILAND)CO.,LTD.、ベトナム社会主義共和国にあるGF CAPITAL(VIETNAM)CO.,LTD.が担っております。 なお、当事業の3種の具体的なサポート内容は次のとおりであります。 ① 物件情報サポート「サブリース」 退店希望顧客に代わり店舗物件の賃貸借契約の解約条件や時期を物件所有者と交渉し、退店希望顧客の解約と同時に、当社が新規に物件所有者との賃貸借契約を行います。並行して店舗の内装造作・設備等を退店希望顧客より購入して出店希望顧客に販売し、出店希望顧客と店舗物件のサブリース契約を締結いたします。 店舗の内装設備の販売代金が取引を実行した際の一時的な収益(以下、「フロー収益」という。)となり、賃貸収入がリース期間中の継続的な収益(以下、「ストック収益」という。)となります。 物件情報サポート ビジネススキーム ② 内装設備サポート「リースサポート」及び「GFリース」 「リースサポート」と「GFリース」の2つの商品があります。 「リースサポート」では、顧客が希望する設備を当社が購入し、リース会社へ売却するのと同時にリース会社を貸主、顧客を借主としたリース契約が締結されます。その際の設備等の販売代金がフロー収益となります。当サービスは、リース会社と顧客の間でリース契約が締結されるように、当社が両者の間に入り支援しているサービスであることから、設備等の購入代金と販売代金の差額部分を売上高に計上しております。一方で設備等の購入先と販売先は異なることから、売掛金と買掛金をそれぞれ計上しております。 「GFリース」では、顧客が希望する設備等を当社が購入し、当社を貸主、顧客を借主とするリース契約を締結いたします。当該リース契約に基づき受取るリース料がストック収益となります。当サービスでは、リース取引開始時に設備等の購入代金をリース投資資産に計上いたします。また、リース期間中の各期に受取るリース料を各期において売上高として計上し、当該金額からリース期間中の各期に配分された利息相当額を差し引いた額を売上原価として処理し、同額をリース投資資産から減額いたします。 また、顧客の求めに応じ、一部の設備等について、リース対象外となるなどの事情がある場合に割賦取引を行う場合があります。当サービスでは、割賦販売時に設備等の購入代金を割賦売掛金に計上いたします。また、各期の回収額を利息相当額と割賦売掛金の元本回収に区分し、前者を各期の売上高として計上し、後者を割賦売掛金から減額いたします。 内装設備サポート ビジネススキーム ③ まるごとサポート「e店舗まるごとリース」 物件情報サポート及び内装設備サポートの「GFリース」の側面を併せ持つサービスであります。 顧客の出店に伴う費用(仲介手数料、礼金、保証金、内装造作、設備等)を当社が負担し、当社を貸主、顧客を借主とする契約を締結いたします。まるごとサポートは飲食店の出店をパッケージ化したワンストップサービスであります。契約時の契約金がフロー収益となり、サービス利用料等がストック収益となります。 まるごとサポート ビジネススキーム ④ その他サポート 事業の規模及び重要性の観点より、個別に区分していないサービスをその他サポートに含めております。 顧客がASEANを中心とした海外進出を行う際、進出パッケージとして市場調査、会社設立、口座開設等を行い、その他、顧客の状況に応じて、現地パートナー仲介、内外装業者紹介、販売促進・広告宣伝、営業許認可、人材確保、物件開発、そして国内と同様のサービス内装設備サポート「GFリース」、まるごとサポートの提供を行っております。進出パッケージ等がフロー収益であり、内装設備サポート「GFリース」及びまるごとサポートがストック収益となります。 当社グループの飲食事業で展開する「名代 宇奈とと」のライセンス店の出店支援を行っています。契約締結に係る加盟金について、契約期間に按分して収益計上しており、ストック収益となります。 飲食業界の慢性的な人手不足の解消のため、特定技能制度を活用した外国人材の紹介及び入社後の顧客及び紹介の支援サービスを行っております。紹介手数料がフロー収益となり、入社後の支援サービスがストック収益となります。 世界で加速度的に需要が高まっている日本食の料理人を育成することを目的に、職人養成スクール「飲食塾」を運営しております。入学金、受講料及び併設店舗で提供される食事の代金がフロー収益となります。 (2) 飲食事業 直営及びライセンスによる外食事業を、国内と海外において展開しております。主な業態は、鰻料理のファストフード店「名代 宇奈とと」、及び「中目黒いぐち」など高付加価値を提供するレストラン業態であります。 当セグメントに係る会社は、本邦においては当社、海外においてはシンガポール共和国にあるGF CAPITAL PTE.LTD.、ベトナム社会主義共和国にあるGF CAPITAL(VIETNAM)CO.,LTD.が担っております。 「名代 宇奈とと」の鰻料理は、備長炭の炭火で焼き上げた鰻と、厳選した本醸造醤油をベースにした特製たれが特徴となっております。提供時間・販売価格・オペレーションの3つの特徴によって「鰻料理のファストフード」を確立しており、主な商品は「うな丼」「うな重」「ひつまぶし」となります。また、国内及び海外においてライセンス展開しております。 なお、飲食事業におけるライセンスに係る収益は、契約に係るロイヤリティ収益と食材卸売上となります。現時点において金額的重要性が乏しいため、直営店舗の運営に伴う収益と合わせて飲食事業に含めております。 レストラン業態としては、焼鳥専門店「中目黒いぐち」「鳥カミ」「鳥さき」、日本料理「米ル」「御料理無窮」、イタリアン「RODEO」などであります。 店舗数は、「名代 宇奈とと」国内直営店が19店舗、国内レストラン業態が23店舗、海外直営店が13店舗、ライセンス店が国内海外合わせて64店舗(ライセンス加盟店以外の宇奈とと商品取り扱い店舗は除く)となっております。
経営方針・対処すべき課題3,304字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「私達G-FACTORYは、『成長を志す人財』と『変革(挑戦)を志す組織(企業)』と共に、新しい価値を創造し続け、常に成長し続けます。」を経営理念としております。また、国内の飲食店をはじめとするサービス業の成長をサポートすることを第一に、「夢をカタチに!和食を世界に!」という企業スローガンを掲げ、すべてのステークホルダーに役立つため、全社一丸となって業務に邁進しております。 (2) 経営環境 当社グループの主力取引先である飲食業界におきましては、人流の回復やインバウンド需要の拡大を背景に外食需要は総じて堅調に推移いたしました。しかしながら、人手不足の常態化に伴う人件費の上昇や、原材料価格、エネルギー単価の高騰などにより、経営環境は引き続き厳しい状況が続いております。 そのような状況下において、当社グループの経営サポート事業におきましては、飲食店を取り巻く厳しい経営環境が継続しており、飲食店の倒産件数は増加傾向にあります。一方で、こうした環境は飲食店舗の流動化を促進する側面もあり、取引対象となる物件の増加につながる状況が見られます。また、飲食業界における人手不足の常態化を背景として、特定技能制度等を活用した外国人材の活用ニーズも高まっております。 また、飲食事業におきましては、国内における店舗再編や業態見直しの動きが進む中で、業界全体として人件費や原材料価格をはじめとする各種コストの上昇が継続しており、依然として厳しい経営環境が続いております。加えて、海外市場においては地域ごとの需要動向や競争環境の変化が見られ、事業運営において柔軟な対応が求められる状況にあります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、企業価値を持続的に高めていくことが経営上の重要課題と認識しており、セグメント別の売上高及び売上高営業利益率、並びに、経営サポート事業についてはストック収益額、飲食事業については店舗数(直営店、ライセンス店舗を含む)を重要な経営指標としております。 各経営指標につきまして、セグメント別の売上高は、経営サポート事業3,025,985千円(前連結会計年度比4.5%増)、飲食事業3,439,339千円(前連結会計年度比0.4%減)となりました。売上高営業利益率は、経営サポート事業15.1%(前連結会計年度は15.6%)、飲食事業は1.3%(前連結会計年度は2.7%)となりました。経営サポート事業のストック収益額は2,522,780千円(前連結会計年度比6.8%増)、飲食事業の店舗数は119店舗(前連結会計年度は119店舗、ライセンス加盟店以外の宇奈とと商品取り扱い店舗は除く)となりました。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、経営サポート事業と飲食事業を両輪とする事業構造のもと、両事業の連動によって当社独自の「プラットフォーム」を形成し、飲食店経営の現場ニーズから生まれた各種サービスを提供することで、事業間のシナジーを活かした収益創出モデルの確立を進めております。具体的には、「名代 宇奈とと」のライセンス展開をはじめとするブランドビジネスの推進に加え、飲食事業で培ったノウハウや課題解決力を活かし、出退店支援、人材支援、海外進出支援等、時代とともに高度化・多様化する飲食店経営のニーズに対応したサービスの拡充に取り組んでおります。 また、中長期的な成長と収益力の向上を見据え、国内外における管理体制の強化や人的資本への投資を進めるとともに、事業基盤の再構築に取り組んでおります。 なお、セグメント別の中長期的な施策は次のとおりであります。 ①経営サポート事業 経営サポート事業におきましては、出退店サポートを中心としたストック型収益基盤の拡大を図るとともに、飲食業界の人材不足を背景とした外国人材紹介サポートを成長領域として位置付けております。既存事業により蓄積された顧客基盤を活用し、人材関連サービスの拡充および新規サービス領域への戦略的投資を進めることで、収益機会の拡大と事業ポートフォリオの高度化を図ってまいります。 また、営業プロセスの効率化やDX推進等による生産性向上を通じ、安定的な収益構造の確立と中長期的な利益成長を目指してまいります。 ②飲食事業 飲食事業におきましては、国内事業における不採算店舗の整理および店舗ポートフォリオの見直しを進め、収益性を重視した事業構造への転換を推進しております。これまで進めてきた構造改革の効果を基盤として、既存店舗の収益力向上およびブランド価値の強化に取り組んでまいります。 海外事業においては、成長が見込まれる地域への展開を継続するとともに、既存店舗の運営ノウハウを活用した横展開により、収益基盤の拡大を図ってまいります。あわせて、人的資本の強化や運営効率の向上により、持続的な成長を目指してまいります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、お客様と従業員の安全・安心の確保を最優先とした上で、継続的な成長の実現と企業価値向上のため、以下の課題について重点的に取り組んでまいります。 ① 原材料の確保と原価管理について 当社グループは、米、野菜等の食品を扱っているため、食材不足又は食材価格高騰の影響を受ける可能性があります。また、市場価格や為替相場の変動により仕入価格が高騰し、売上原価が上昇する可能性もあります。引き続き、調達ルートの複数確保などにより、原材料の安定的な確保と原価率の上昇の防止に取り組んでまいります。 ② 人材の確保及び育成、能力向上及び定着化について 当社グループは、比較的少数の従業員で業務を推進していることから、今後の人材獲得競争の激化、人材採用の難化等による労働力不足に対して、策を講じていく必要があると考えております。当社グループでは、従業員一人一人が当社グループの理念、目的を理解し、共感し、業務に邁進できる環境を整備することで各々の生産性を向上させるとともに、様々な形態での働き方を受け入れていくための制度や仕組みの整備を行ってまいります。 また、能力向上及び定着化については、従業員の能力が最大限に発揮できる環境作りや研修制度の充実、福利厚生を充実させた人事制度の採用に取り組むなど、従業員にとって働き甲斐のある会社を目指してまいります。 ③ コンプライアンス体制の充実について 当社グループは、コンプライアンス体制に関して当社グループの規模に見合う管理体制を整えておりますが、今後の事業拡大、組織拡大に伴い、より適切な管理体制を構築するための策を講じていく必要があると考えております。当社グループの行動規範及び基本行動方針の周知徹底及び体制基盤の充実・強化に向け、随時見直しを行ってまいります。 ④ 内部統制システムの強化について 当社グループは、2025年12月31日現在で、取締役2名、監査等委員である取締役3名、従業員317名(アルバイトを除く)となっており、経営管理体制もこの規模に見合うものになっております。しかしながら、株主の皆様をはじめとするステークホルダーに信頼され、支持される企業になるためには、コーポレート・ガバナンスの積極的な取り組みが不可欠であると考えております。そのため、権限に基づく意思決定の明確化、内部監査及び監査等委員会監査並びに会計監査人による監査との連携を強化するほか、全役職員に対して、継続的な啓蒙、教育活動を行ってまいります。 ⑤ 衛生管理の強化、徹底について 外食産業においては、食中毒事故の発生や偽装表示、異物混入の問題などもあり、以前にも増して食の安全を保つことが求められております。当社グループの各店舗では、「管理マニュアル」に基づき衛生管理を徹底しており、店舗管理体制の抜き打ち検査を行っております。今後も、法改正等に対応しながらさらに衛生管理体制を強化してまいります。
事業等のリスク8,717字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性がある認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及び発生時の対応に努める方針でありますが、当社グループの経営状況及び将来の事業についての判断は、以下及び有価証券報告書の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中における将来に関する事項は、当社株式への投資に関するすべてのリスクを網羅するものではなく、提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 法的規制等について ① 古物営業法への対応について a 当社グループの事業の中心となる経営サポート事業の物件情報サポートでは、飲食店等の造作物(設備・内装)の売買を行っております。当該売買は古物営業法の規制の対象となっており、本社等の所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可の取得が必要となっております。当社グループにおいて、現在、古物営業法又は古物営業に関する他の法令に抵触するような事由はありませんが、予想をはるかに超える古物営業法の大幅な改正があった場合など当該法令を遵守できなかった場合には、許可の取消項目にある欠格事由に該当することとなり許可の取消を余儀なくされるため、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 b 古物営業法では、買取った商品が盗品と判明した場合には、販売してから1年以内であればこれを被害者に対して無償回復することとされております。当社は、古物営業法遵守の観点に立ち、被害者に対する無償回復が適法に行える体制を整えております。今後も、古物営業法に則り古物台帳の管理(中古品の売買又は交換を行う営業を営む場合には、取引品目及び数量、古物の特徴、相手方の住所・職業・年齢等を帳簿等に記録することが義務付けられる)を徹底し、買取りについては、売主が法人であれば会社謄本等、個人であれば身分証等の呈示を受け、コピーを取得することで盗品等の買取り防止に努めてまいりますが、盗品を見抜けず、その買取りにより被害者に無償回復する対応となった場合には、買取額に相当する額の損失が発生する可能性があります。 ② 食品衛生法への対応について 当社グループは、飲食業として食品衛生法(1947年法律第233号)を遵守し、管轄保健所を通じて営業許可を取得しております。各店舗では、食品衛生管理者を管轄保健所に届け出ております。また、衛生管理の強化策として各店舗の店長による日常的なチェック、エリア・マネージャーによる検査、内部監査室における監査を実施しており、本書提出日現在まで、当社の直営店舗において、衛生管理面で重大な問題が生じた事実はありません。しかしながら、今後、直営店舗において食中毒が発生する危険性は否定できず、万一、当社店舗において食中毒が発生した場合には、店舗の営業停止もしくは一定期間の営業禁止処分、被害者からの損害賠償請求等による直接的な損害のほか、信用の低下等によっても、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 食品循環資源の再利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)について 2001年5月に施行された「食品循環資源の再利用等の促進に関する法律」(食品リサイクル法)により、年間100トン以上の食品廃棄物を排出する外食産業(食品関連業者)は、食品廃棄物の発生量の抑制、減量及び再利用を通じて、食品残渣物を削減することを義務付けられております。 今後、法規制が強化された場合には、その対応のために、設備投資等の新たな費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 中古品取引について 当社グループは、経営サポート事業の物件情報サポートにて、飲食店の店舗内装設備をはじめとする厨房機器等の中古品を取り扱っておりますが、それらは、退店希望者から居抜きで店舗を引き継ぐ過程で購入した商品であります。今後の景気動向等の影響により、居抜き物件の店舗設備に価値が見出されない環境下になった場合には、出店希望顧客への販売の機会損失が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 食の安全性及び風評被害について 当社グループは、安全な食品をお客様に提供するために食材管理及び衛生管理を徹底しておりますが、万一、食材への異物混入や食中毒等の衛生問題が発生した場合、消費者の「食の安全性」に対する不安心理が高まり店舗ブランドイメージの失墜や客数が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原材料の調達リスクについて 当社の飲食事業における主力食材である鰻は、漁獲量が年々減り続ける中、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月に、レッドリストでニホンウナギを絶滅危惧種に指定しました。2015年の漁獲量は若干回復傾向にありましたが、以前から指摘されてきた資源枯渇が現実味を帯びてきたといわれております。 その他、当社グループは、米、野菜等の食品を扱っているため、病虫害、食材不足や天候不順の問題などによる食材不足又は食材価格高騰の影響を受ける可能性があります。また、市場価格や為替相場の変動により仕入価格が高騰し、売上原価が上昇する可能性もあります。今後、調達ルートを複数確保するよう努めておりますが、食材の安定的な確保に支障が生じた場合、販売量の低下や原価率の上昇により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 有利子負債依存度について 当社グループは、飲食事業の直営店舗の内装工事設備等の出店資金や経営サポート事業の出店サポート資金を、外部調達の場合には主に金融機関からの借入により調達しており、総資産に含める有利子負債(1年内返済予定の長期借入金、長期借入金の合計)の割合は、2024年12月期は21.5%、2025年12月期は19.7%となっております。 今後、有利子負債の金利が上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 個人情報について 当社グループは、経営サポート事業の物件情報サポート等を目的に多数の顧客情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)に定める「個人情報取扱事業者」に該当し、個人情報の取り扱いに関して一定の義務を負っております。そのため当社グループでは、個人情報取扱規程を策定し社内の管理体制には万全を期しております。しかしながら、個人情報が外部へ漏洩するような事態が生じた場合には、当社グループの信用低下による売上の減少や損害賠償による費用の発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 差入敷金(保証金)について 当社グループは、飲食事業の店舗出店、経営サポート事業の物件情報サポート及びまるごとサポートにおいて物件を賃借していることから、すべての店舗及び事務所について、貸主へ敷金(保証金)を差入れております。通常、敷金(保証金)は撤退時に貸主から返還されることとなっておりますが、貸主の財政状態の悪化等により一部又は全部が返還されない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 気象状況及び自然災害等について 当社グループは、経営サポート事業において、顧客先が首都圏に集中しております。そのため、地震・台風などの自然災害の影響により、顧客先との各種契約の履行等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、飲食事業の直営店及びライセンス店舗を展開しております。地震・台風などの自然災害などの影響により各店舗の営業休止、修繕等が生じた場合、来店者数が減少した場合、売上低下等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症等を含む感染症の流行が発生した場合には、政府・自治体による外出自粛要請や営業活動の制限等が行われる可能性があります。その場合、当社グループの飲食店舗における営業時間の短縮、臨時休業、来店客数の減少等が生じる可能性があり、これらにより当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 競合について 当社グループの飲食事業について、外食業界は参入障壁が低く新規参入が非常に多い産業であるため、飲食業という括りでは競争が激化しております。当社におきましては、取り扱い食材として通常では安定供給が困難な鰻を継続的に仕入れるルートを確保し安定的な提供を可能にしており、競争優位性の確保を図っております。しかしながら、今後、他の外食業者や中食業者により、当社と同様のレベルのソフト及びハード機能を持つ店舗が出現し競合が激化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)配当政策について 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営施策の一つと認識しております。2025年12月期につきましては、当社が運営する「名代 宇奈とと」が2025年12月7日に創業25周年を迎えたことから、株主の皆様への感謝の意を表するため、記念配当として1株当たり5円の期末配当を実施いたします。 しかしながら、配当の実施及びその水準については、今後の業績、財務状況及び投資計画等を総合的に勘案して決定する方針であるため、将来にわたり安定的な配当を実施できることを保証するものではなく、業績や経営環境の状況によっては配当を実施しない可能性があります。 (11)固定資産に関する減損リスク 当社グループが保有する内装設備等の固定資産は、減損リスクにさらされております。現時点において必要な減損等の処理は実施しておりますが、今後、経営サポート事業については、まるごとサポートの支援先の経営状況の変化、飲食事業については各店舗の業績の悪化に伴い保有固定資産の経済価値が低下した場合には、さらに必要な減損処理を実施することになります。このような場合には、将来の当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)経営サポート事業の出退店支援について 当社グループは、飲食業、美容業を中心とした内装設備サポートを行っておりますが、内装設備サポートのリースサポートは、リース会社の審査方針の変化により影響を受ける可能性があります。リース会社において飲食業、美容業を対象とした取引が中止もしくは縮小された場合には、経営サポート事業の取引額が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)業績の変動について 当社グループは、経営サポート事業において、顧客の出退店ニーズの変動に応じて売上高の増減があります。また、飲食事業の「名代 宇奈とと」では「丑の日」がある7月から8月初旬に売上高が伸びる傾向にあります。当社グループは業績の平準化を図っておりますが、業績の季節的変動は今後も続くと予想しております。 なお、当連結会計年度の第1四半期から第4四半期の業績推移は以下のとおりであります。 (単位:上段・千円 下段・%) 2025年 第1四半期   2025年 第2四半期   2025年 第3四半期   2025年 第4四半期   2025年12月期合計 売上高   営業 利益   売上高   営業 利益   売上高   営業 利益   売上高   営業 利益   売上高   営業 利益 経営 サポート 事業   728,695   90,317   763,622   125,079   757,877   107,999   775,789   134,326   3,025,985   457,723 24.1   19.8   25.2   27.3   25.1   23.6   25.6   29.3   100.0   100.0 飲食事業   855,127   19,333   866,757   24,097   869,710   △894   847,742   966   3,439,339   43,503 24.9   44.4   25.2   55.4   25.3   △2.0   24.6   2.2   100.0   100.0 合計   1,583,823   109,651   1,630,380   149,176   1,627,588   107,104   1,623,532   135,293   6,465,324   501,226 24.5   21.8   25.2   29.8   25.2   21.4   25.1   27.0   100.0   100.0 (注) 1 比率は通期に対する割合であります。 2 各四半期の売上高及び営業利益につきましては、應和監査法人によるレビューを受けておりません。 (14)訴訟の可能性について 当社グループは、飲食事業の店舗出店や経営サポート事業の物件情報サポートにおいて物件を賃借及び転貸しており、取引先又は顧客等による訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これら訴訟等の内容及び結果により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)制度変更リスクについて 当社グループは、飲食事業にて飲食店の運営、経営サポート事業にてサブリースやリース取引を行っており、現行の法律・財務・会計制度に基づき、各種事業を行っております。これらの諸制度が、将来大幅に変更された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16)反社会的勢力との取引に関するリスクについて 当社グループは、反社会的勢力を排除するため、新規の取引にあたって反社会的勢力との関係有無についての確認や反社会的勢力ではないことを各種契約書に記載し締結するなどの手続きを行っております。しかしながら、当社グループとしてのチェックを行っているにもかかわらず、反社会的勢力を含む犯罪集団との取引を排除できない可能性があります。その場合、詐欺や違法性のある取引に巻き込まれる可能性があり、当社グループの社会的な評価が低下する可能性があります。 (17)取引先の信用リスクについて 当社グループの物件情報サポートは、物件賃貸について、顧客の審査及び与信管理を行い、物件賃貸時に保証金の預かりがありますが、顧客の破産等が重なって発生し保証金の預り金でそのリスクを補うことができない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、物件情報サポートの既存サービスである「まかせて保証金」利用の顧客においては、顧客が賃料を滞納し退去となり、滞納賃料や原状回復費用の支払能力がない場合、その債務を回収できない場合があります。また、滞納賃料等の返済ができないにもかかわらず対象物件の明渡意思がない場合などは、当社グループが明渡訴訟を提起することもあり、明渡費用等が発生する可能性があります。 当社グループでは、顧客の入居時に審査及び与信管理を行い賃料延滞時には早期に対応するなど、未収賃料等の発生回避の対策をとっておりますが、そのような事例が当社グループの予想の範囲を超えて多数発生した場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 内装設備サポートのGFリース及びまるごとサポートでは、取引先とのリース取引等において取引先の倒産等によりリース料の回収が困難となるリスクがあります。そのため当社グループは、外部データによる企業倒産動向を注視するとともに、契約においては、当社グループ独自の審査にて契約締結の可否判断を行っております。 なお、取引開始後は、定期的に取引先の状況等のモニタリングを行っております。 しかしながら、経済環境の急激な変化、取引先の経営状況の変化(企業の信頼性を失墜させるような不祥事等)、リース物件等の破損・喪失等で、当社グループの予想の範囲を超えた貸倒損失が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、リース業界においては、一部の設備販売業者と顧客が共謀することによる多重リースや空リース等の悪質なリース契約が発生しております。リース事業協会では既に対応策として、ユーザーの保護と小口リース取引の健全な発展を目的とした「サプライヤー情報交換制度」の運用を行っており、その排除に努めた結果、苦情件数は年々減少しておりますが、小口リース取引には上記の課題が内在しております。当社グループは、顧客のみならず設備販売業者に対しても審査を行った上で取引しておりますが、顧客と設備販売業者が共謀した場合には、正常なリース契約を維持できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (18)従業員等によるコンプライアンス上のリスクについて 当社グループは、従業員の不正行為等が発生しないよう、法令・ルールの遵守及び企業倫理に沿った法令遵守規程を制定するとともに、代表取締役社長直轄の独立した組織として内部監査室を設置するなど内部管理体制の充実に努めております。しかしながら、法令等に抵触する事態や従業員による不正行為が発生する可能性は皆無ではないため、これらの事態が生じた場合には、当社グループの信用が低下し業績に影響を及ぼす可能性があります。 (19)ライセンス事業について ① ブランドの毀損について 当社グループは、加盟店との間でライセンス契約を締結し、店舗展開を行っております。しかし、店舗での何らかの不祥事、ブランドに悪影響を及ぼすような事態が発生した場合、又は第三者が類似した商号等を使用し、ブランド価値が毀損された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 商標権について 当社グループは、複数の店舗ブランドを保有しており、使用する商標については商標登録を行い、当社グループの知的財産権を保護しております。 しかし、これらの商標が第三者の有する商標権・知的財産権を侵害し、損害賠償、差押請求等がなされた場合、また、そのことにより当社グループの信用が低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、ライセンス店舗にはライセンス契約に基づき、当社所有の商標等の使用承諾を行っております。 (20)海外事業展開について 当社グループは、経営サポート事業において、ASEANを中心に海外進出パッケージを展開しておりますが、将来的に、当社グループが企図する事業拡大が推進できる保証はありません。海外展開においては、為替リスク、各国・地域における政情不安、経済動向の不確実性、宗教や文化の相違、法規制・商習慣の違い等の各種リスクが内在しており、これらリスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、飲食事業において、直営店の出店や海外現地企業とのライセンス契約を締結し、スムーズな出店及び多店舗展開、地域に根付いた店舗運営を行っておりますが、直営店及び海外現地パートナー企業の業績の悪化等が生じた場合、事業収入が減少することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (21)M&Aについて 当社グループは、既存サービスの強化、グローバル展開の加速及び新たな事業領域への展開等を目的として、国内外におけるM&Aを事業展開の選択肢の一つとして考えております。 M&Aを行う際には、対象企業の財務内容や契約関係等について、弁護士・税理士・公認会計士等の外部専門家の助言を含めたデューデリジェンスを実施すること等により、各種リスク低減に努めております。 しかしながら、M&Aによる事業展開においては、当社グループが当初想定したシナジーや事業拡大等の効果が得られない可能性があることに加えて、新規事業領域に関しては、M&Aによりその事業固有のリスク要因が加わる可能性があります。また、これらに加えて、子会社化後の事業悪化やのれんの償却又は減損等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (22)外国人紹介サポートについて 当社グループでは、飲食業界の慢性的な人手不足の解消のため、特定技能制度を活用した外国人材の紹介及び支援サービスを行っております。当該サポートを行うにあたり、厚生労働大臣の有料職業紹介事業許可を受けております。また、登録支援機関として出入国在留管理庁の認定を受けております。 当該サービスを行う際には、職業安定法、特定技能制度にかかる法制度及び関連省庁の指針に基づく必要がありますが、法制度や指針に改定や変更がある場合には、売上高の低下あるいはコストが増加する可能性があります。また、国際トラブル等何等かの理由により外国人の入国制限がかかり、外国人求職者を十分に集客できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,386字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大や賃上げ等による雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調が継続いたしました。一方で、物価上昇の長期化による消費者マインドへの影響に加え、金融資本市場の変動や国際情勢の不確実性などを背景に、個人消費の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの主力取引先である飲食業界におきましては、人流の回復やインバウンド需要の拡大を背景に外食需要は総じて堅調に推移いたしました。しかしながら、人手不足の常態化に伴う人件費の上昇や、原材料価格、エネルギー単価の高騰などにより、経営環境は引き続き厳しい状況が続いております。 そのような状況下、当社グループは、国内の飲食店をはじめとするサービス業の成長を支援することを第一に、「夢をカタチに!和食を世界に!」という企業スローガンのもと、和食文化を日本国内から世界の各地域へ広げる架け橋となることを目指してまいりました。 経営サポート事業と飲食事業を両輪とする事業構造のもと、両事業の連動によって当社独自の「プラットフォーム」を形成し、飲食店経営の現場ニーズから生まれた各種サービスを提供することで、事業間のシナジーを活かした収益創出モデルの確立を進めてまいりました。具体的には、「名代 宇奈とと」のライセンス展開をはじめとするブランドビジネスの推進に加え、飲食事業で培ったノウハウや課題解決力を活かし、出退店支援、人材支援、海外進出支援等、時代とともに高度化・多様化する飲食店経営のニーズに対応したサービスの拡充に取り組んでまいりました。 また、中長期的な成長と収益力の向上を見据え、国内外における管理体制の強化や人的資本への投資を進めるとともに、事業基盤の再構築に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は6,465,324千円(前連結会計年度比1.8%増)、営業損失は71,749千円(前連結会計年度は営業損失20,801千円)、経常損失は92,397千円(前連結会計年度は経常利益17,182千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は251,680千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失332,890千円)となりました。 セグメントごとの経営成績の状況は、次のとおりであります。 ① 経営サポート事業 当連結会計年度においては、退店希望顧客及び空き物件情報の獲得が順調に進むとともに、出店希望顧客に対する支援体制の強化により、出退店サポートの契約数が着実に増加いたしました。これにより、ストック型収益を中心とした安定的な収益基盤の構築が進展いたしました。 また、外国人材紹介サポートにつきましては、特定技能制度を背景とした人材需要の高まりを受け、新たな収益源として売上高の増加に寄与いたしました。一方で、同事業における対象国・対象分野の拡充を目的として、ミャンマー及びインドネシアを中心に営業人員の増強を実施したことから、人件費が増加しております。 その結果、当セグメントの売上高は3,025,985千円(前連結会計年度比4.5%増)、営業利益は457,723千円(前連結会計年度比1.1%増)となりました。 ② 飲食事業 当連結会計年度においては、成長投資として注力しているベトナム事業において、既存店の収益力向上及び新規出店の寄与により増収となり、飲食事業全体の売上高を牽引いたしました。一方、原材料価格の高騰を踏まえた防衛策として、国内ライセンス店舗に対するロイヤリティ減額措置を継続し、ブランド及び顧客基盤の維持を優先した運営を行いました。また、国内レストラン業態における不採算店舗の整理及び徹底した再編を進め、店舗構成の最適化を図ることで、利益の「質」の改善に取り組みました。 一方で、将来の収益最大化に向けた人員増強や、ベトナムを中心とした海外拠点の体制強化、及び国内新店舗立ち上げに伴う採用・教育投資を実施したことにより人件費が増加したほか、不採算店舗の整理および撤退に関連する費用が発生いたしました。 その結果、当セグメントの売上高は、3,439,339千円(前連結会計年度比0.4%減)、営業利益は43,503千円(前連結会計年度比54.1%減)となりました。 (2) 財政状態の状況 ① 資産の部 当連結会計年度末の資産は前連結会計年度末より394,628千円減少して3,970,710千円となりました。これは主に、流動資産その他が31,869千円、有形固定資産その他が43,213千円、差入保証金が37,510千円増加した一方で、現金及び預金が222,367千円、建物及び構築物が217,292千円、繰延税金資産が30,038千円減少したことによるものであります。 ② 負債の部 当連結会計年度末の負債は前連結会計年度末より111,324千円減少して2,790,235千円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が40,373千円、長期預り保証金が53,262千円増加した一方で、長期借入金が197,345千円減少したことによるものであります。 ③ 純資産の部 当連結会計年度末の純資産は前連結会計年度末より283,303千円減少して1,180,474千円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が32,317千円増加した一方で、利益剰余金が251,680千円、新株予約権が62,712千円減少したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ222,449千円減少し、1,230,705千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、7,315千円(前連結会計年度は248,337千円の収入)となりました。この内訳は主に、税金等調整前当期純損失210,068千円、減価償却費182,356千円、減損損失108,264千円、その他の流動資産の増加額37,153千円、その他の流動負債の増加額61,081千円、長期預かり保証金の減少額47,521千円、長期前受収益の減少額48,514千円、法人税等の支払額55,413千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、73,567千円(前連結会計年度は160,979千円の支出)となりました。この内訳は主に、有形固定資産の取得による支出126,941千円、差入保証金の差入による支出95,791千円、経営サポート事業における長期預り保証金の返還による支出67,102千円、長期預り保証金の受入による収入178,275千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、151,443千円(前連結会計年度は180,927千円の支出)となりました。この内訳は主に、長期借入金の返済による支出156,972千円であります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前年同期比(%) 経営サポート事業   2,208,534   105.3 飲食事業   1,200,742   100.7 合計   3,409,277   103.7 (注) 金額は、仕入価格によっております。 (2) 受注実績 該当事項はありません。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 経営サポート事業   3,025,985   104.5 飲食事業   3,439,339   99.6 合計   6,465,324   101.8 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績の10% 以上の相手先がないため記載を省略しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討の内容) 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって、経営者より一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 財政状態の分析 財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (経営成績等の状況の概要)(2)財政状態の状況」に記載のとおりであります。 (3) 経営成績の分析 ① 売上高 当連結会計年度における売上高は6,465,324千円(前連結会計年度比1.8%増)となりました。報告セグメント別の売上高は、経営サポート事業3,025,985千円(同4.5%増)、飲食事業3,439,339千円(同0.4%減)となっております。 経営サポート事業では、退店希望顧客及び空き物件情報の獲得が順調に進むとともに、出店希望顧客に対する支援体制の強化により、出退店サポートの契約数が増加いたしました。飲食事業では、成長投資として注力しているベトナム事業において、既存店の収益力向上及び新規出店の寄与により増収となり、飲食事業全体の売上高を牽引いたしました。 ② 売上原価 当連結会計年度における売上原価は3,409,277千円(前連結会計年度比3.7%増)となりました。報告セグメント別の売上原価は、経営サポート事業2,208,534千円(同5.3%増)、飲食事業1,200,742千円(同0.7%増)となりました。 ③ 売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は3,056,047千円(前連結会計年度比0.1%減)となりました。報告セグメント別の売上総利益は、経営サポート事業817,451千円(同2.2%増)、飲食事業2,238,596千円(同1.0%減)となりました。 ④ 販売費及び一般管理費 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は3,127,797千円(前連結会計年度比1.5%増)となりました。報告セグメント別の販売費及び一般管理費は、経営サポート事業359,727千円(同3.7%増)、飲食事業2,195,093千円(同1.3%増)となりました。 経営サポート事業では、将来の案件増加及び事業拡大を見据えた人材採用の強化を行い、人件費が増加しております。また、CRM導入等の営業DX推進に係る支払手数料が増加しております。飲食事業では、将来の収益拡大に向けた人員増強及び海外拠点強化等に伴い、人件費の増加しております。また、新店舗の立ち上げに係る採用・教育費用が増加しております。 ⑤ 営業利益 当連結会計年度における営業損失は71,749千円(前連結会計年度は営業損失20,801千円)となりました。報告セグメント別の営業利益は、経営サポート事業457,723千円(前連結会計年度比1.1%増)、飲食事業43,503千円(同54.1%減)となりました。なお、報告セグメント別の営業利益と当連結会計年度の営業損失との差異については全社費用であります。 ⑥ 営業外収益 当連結会計年度における営業外収益は15,400千円となりました。主な内訳は、受取利息5,443千円、助成金収入3,021千円、協賛金収入2,043千円であります。 ⑦ 営業外費用 当連結会計年度における営業外費用は36,048千円となりました。主な内訳は、支払利息6,510千円、為替差損29,480千円であります。 ⑧ 経常利益 当連結会計年度における経常損失は92,397千円(前連結会計年度は経常利益17,182千円)となりました。 ⑨ 特別損益及び当期純利益 当連結会計年度における特別利益は、126,660千円となりました。一方、特別損失は、244,330千円となりました。主な内訳は、特別利益は、新株予約権戻入益66,140千円、受取和解金48,219千円、特別損失は、減損損失108,264千円、和解金48,546千円、出資金評価損17,328千円、訴訟関連損失27,701千円、店舗閉鎖損失34,478千円であります。 この結果、税金等調整前当期純損失210,068千円(前連結会計年度は税金等調整前当期純損失412,292千円)、親会社株主に帰属する当期純損失251,680千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失332,890千円)となりました。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業内容、法的規制、事業運営等、様々な要因の変化の影響を受ける可能性があります。このため、優秀な人材の採用と組織体制の整備、内部統制システムの強化等により、これらのリスク要因に対応するように努めてまいります。 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの所要資金は、大きく新規契約に伴う敷金及び保証金の支払と店舗造作等の有形固定資産の取得のための資金、新規出店並及び店舗運営のための資金並びに納税資金等が経常の運転資金であります。 当連結会計年度におきましては、出退店サポートの案件増加等、経営サポート事業の事業拡大により資金は増加しましたが、借入金の返済や新店に係る開発費用の支出により、全体として現金及び預金は減少しております。 なお、現状ただちに資金が不足する状況にはありませんが、今後も新規案件の獲得及び新規出店を加速させてまいりますので、事業運営に伴う売上代金等を含めて、必要な資金の流動性を確保していく所存であります。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、直近5連結会計年度におけるキャッシュ・フロー関連指標は、以下のとおりであります。 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   32.8   38.5   36.7   31.5   29.3 時価ベースの自己資本比率(%)   55.4   56.0   48.3   101.2   99.3 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(%)   285.5   242.7   1,164.0   377.6   - インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)   65.7   73.2   14.3   35.2   - 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。 (注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。 (注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。 (注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。 (注5)キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについて、2025年12月期は値がマイナスのため、記載しておりません。 (6) 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループは、経営サポート事業と飲食事業の連動によって、当社独自の「プラットフォーム」を形成し、両事業を併せ持つことによるシナジー効果で収益を創出するビジネスモデルを確立し、各事業で収益が発生する「名代 宇奈とと」のライセンス展開や、飲食事業で培ったノウハウや課題解決力を活かし、時代とともに変化する飲食店経営のニーズに対応した新サービスの提供を推進してまいります。 経営サポート事業においては、国内需要の出退店サポートを中心として飲食企業を支援することによる国内事業の営業体制基盤の充実と拡大が重要と認識しております。また、経営サポート事業の一つである外国人材紹介サポートについて、事業の柱となるように成長させることも重要と認識しております。そのために積極的な人材投資と事業基盤の強化を推進してまいります。 飲食事業においては、既存店の収益力向上に注力してまいります。一方で不採算店舗や成長が鈍化している店舗についても、ブランド転換や売却を検討し、実行してまいります。 なお、問題意識に対する今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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