概要
ランディックスは、東京都世田谷区に本社を置く不動産会社で、2019年12月に東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場した。連結従業員数は104名。主力事業は「sumuzu(スムーズ)」事業であり、住宅用地の仕入れ・分譲、不動産仲介、注文住宅の建築マッチング、収益用不動産の開発・販売を一気通貫で提供する。2026年3月期の連結売上高は235億円、営業利益30億円、純利益19億円。東京城南6区を中心に、富裕層顧客からのリピート・紹介が約3割を占める特徴を持つ。
sumuzu事業と賃貸事業の二軸構造
ランディックスグループの報告セグメントは「sumuzu事業」と「賃貸事業」の二つである。sumuzu事業は、住宅用地の仕入れ・分譲による売買収入、不動産仲介手数料、注文住宅建築に伴う施工業者からの紹介手数料、収益用不動産の開発・販売収入を主な収益源とする。2026年3月期のsumuzu事業売上高は234億13百万円(前期比16.2%増)、セグメント利益は34億27百万円(同31.2%増)とグループ売上のほぼ全てを占める。一方、賃貸事業はグループ保有の収益物件からの賃料収入で構成され、同期の売上高は1億14百万円(前期比2.0%減)、セグメント利益は47百万円(同29.3%増)と規模は小さいが安定収益の基盤となっている。両セグメントの連携により、同一顧客へのクロスセルが可能となっている。
富裕層からのリピート・紹介で安定成長
ランディックスは東京城南6区(世田谷・目黒・大田・品川・渋谷・港)を主力エリアとし、アッパーマス層以上の富裕層を主なターゲットとする。富裕層顧客は自宅購入・売却後も収益物件の追加購入や買い替え、家族の不動産取引を複数回行う傾向があり、創業以来蓄積した顧客からのリピート利用や紹介による取引が同社の強みである。2026年3月期の紹介・リピート率は約3割を維持し、住宅用地の在庫保有期間は4.93ヶ月と良好な水準にある。1級建築士をはじめとする自社コーディネーターが土地探しから設計・竣工までをトータルサポートする体制により、顧客との長期的なリレーションを構築し、高い成約率につなげている。
自社メディアとITによる差別化戦略
ランディックスは2017年からITメディア「sumuzu(スムーズ)」の運営を開始し、インターネットと紹介・リピートの二つの集客ルートを強化してきた。2018年には本格リリースし、土地相場を簡単に調べられる「相場ウォッチャー」や、土地に合わせた建築プランを提供する「建築プラン提供サービス」、オーダーメイド住宅の相見積もりを無料で行える「sumuzu Matching」などを順次開始。2025年には自社開発のデータマッチングシステム「目利きAI」の運用を開始し、営業の業務効率化と再現性向上を図っている。これらのIT施策により、新規顧客獲得コストを抑えつつ、顧客満足度を高め、紹介・リピート率の維持に貢献している。
業界の中での役割は不動産流通・開発事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01不動産売買・仲介(住宅地、収益物件)主力
世田谷・目黒・大田・品川・渋谷・港の城南6区を主力エリアに、住宅用地の仕入れ・分譲、不動産仲介、収益用不動産の開発・販売を行う。富裕層顧客からのリピート・紹介を強みとしており、注文住宅希望顧客には社内の1級建築士が土地探しから設計・竣工までをサポートし、施工業者とのマッチングも提供している。
- 住宅用地の仕入れ・分譲
- 主力エリアで住宅用地を仕入れ、分譲することで売買収入を得る。
- 不動産仲介
- 売買物件の仲介を行い、仲介手数料収入を得る。
- 収益用不動産の開発・販売
- 個人富裕層向けに収益用レジデンスをシリーズ開発し、完成後に販売する。
- 注文住宅マッチングサービス「sumuzu」
- 注文住宅希望者と施工事業者をマッチングし、設計コンペや相見積もりを一括取得するなど、コンサルティングサービスを提供。建築請負の紹介手数料を得る。
02不動産賃貸準主力
グループで保有する収益物件を運営し、賃料収入を得ることで安定収益の基盤を形成している。
製品と技術
不動産メディア「sumuzu」の多機能サービス
2017年にプレオープンした「sumuzu(スムーズ)」は、不動産の売買情報提供に加え、土地相場の簡易検索サービス「相場ウォッチャー」、土地に合わせた建築プランをオンラインで提供する「建築プラン提供サービス」、オーダーメイド住宅の無料・匿名相見積もりサービス「sumuzu Matching」などを順次追加してきた。これらは顧客と事業者の情報格差を解消し、ミスコミュニケーション防止に寄与している。2025年時点で、同プラットフォームはグループの集客とマーケティングの中核を担っている。
1級建築士による注文住宅マッチング
ランディックスの注文住宅マッチングサービスは、土地探しから設計、建築プラン、竣工までをトータルサポートする点に特徴がある。社内の1級建築士が顧客の要望をヒアリングし、複数の設計事務所や施工業者との設計コンペを組成、相見積もりを一括取得する。これにより、従来は実現できなかったデザイン性とコストパフォーマンスの両立を目指す。2024年には子会社LDXデザインクラウドが建設業免許を取得し、直接請負・施工体制を構築したことで、マッチングから施工までの一貫サービスが可能となった。
個人富裕層向け収益用レジデンスシリーズ
2023年3月にシリーズ化された収益用レジデンスは、ランディックスが開発・販売する個人富裕層向けの収益用不動産である。既存事業の住宅用地仕入れ・販売で蓄積したノウハウを応用し、物件の仕入れから販売までをグループ内で完結させることで、完成後即時売却という高い事業効率を実現している。売上構成比は30%を上限としつつ、コア事業である住宅用不動産で成約した既存顧客へのクロスセルを強化。物件の資産価値や希少性を重視し、安定したキャッシュフローを生む商品設計となっている。
自社開発「目利きAI」による営業効率化
2025年から運用を開始した「目利きAI」は、ランディックスが自社開発したデータマッチングシステムである。創業以来蓄積した富裕層顧客データや物件データを活用し、顧客ニーズに最適な物件を自動でマッチングする。これにより、営業担当者が属人的に行っていた物件選定の一部をシステム化し、再現性と効率を向上させている。また、マーケティングオートメーションやチャットボットと連携することで、インサイドセールスの生産性向上にも寄与しており、紹介・リピート率の維持に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
中堅不動産開発、成長軌道に乗る
ランディックスは不動産開発・販売を手掛ける中堅企業で、売上高は170億円(2024/3)から203億円(2025/3)、235億円(2026/3見込)と急成長中。営業利益率も11.3%から12.8%へ改善し、収益性も向上。同業のロボットホームやコロンビア・ワークスと比較して売上規模は大きく、大東建託には及ばないものの着実な成長を見せる。首都圏を中心としたマンション開発が好調で、今後の業績拡大が期待される。
強み
- 売上高が前期比19%増、2桁成長を維持し拡大基調
- 営業利益率11%超、規模拡大と共に利益率も向上
- 首都圏のマンション需要を的確に捉え、販売好調
- 今後も複数プロジェクトを控え、売上の先行きが明確
課題
- 不動産市況悪化や金利上昇で販売が停滞する可能性
- 大手デベロッパーとの用地取得競争が激化
- 成長に伴い借入金が増加、金利上昇で負担増のリスク
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がランディックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9633東京テアトル | 152億円 | 15.6倍 |
| 2 | 8927明豊エンタープライズ | 147億円 | 6.3倍 |
| 3 | 8931和田興産 | 146億円 | 5.5倍 |
| 4 | 3300アンビション DX ホールディングス | 128億円 | 5.9倍 |
| 5 | 8898センチュリー21・ジャパン | 128億円 | 13.6倍 |
| 6 | 2981ランディックス | 125億円 | 6.8倍 |
| 7 | 8904AVANTIA | 123億円 | 9.0倍 |
| 8 | 8945サンネクスタグループ | 118億円 | 17.5倍 |
| 9 | 3236プロパスト | 102億円 | 5.2倍 |
| 10 | 463Aインテリックスホールディングス | 102億円 | 5.1倍 |
| 11 | 2993長栄 | 99億円 | 9.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
新規事業検討から不動産会社へ転換した2001年
2001年2月、東京都目黒区に新規事業の検討を目的として株式会社アーバン・ライフが設立された。翌2002年9月には株式会社コスモプランニングに商号変更し、不動産の売買・賃貸・コンサルティング業を開始。2003年8月、現在の社名である株式会社ランディックスに商号変更するとともに、不動産売買事業の効率化を目的として子会社株式会社グランデ(現連結子会社)を世田谷区桜新町に設立した。同年にグランデが宅地建物取引業者免許を取得し、グループとしての不動産事業基盤が整った。
営業拠点拡大とグランデ完全子会社化
2016年7月、不動産売買仲介の営業所として自由が丘センターを開設し、子会社グランデの本店を同センターへ移転。翌2017年3月には資本金を99,100千円に増資した上でグランデを完全子会社化した。さらに同年4月、ITメディア「sumuzu」の前身となる「LANDNET」をプレオープンし、デジタル領域への進出を開始。12月には資本金を128,776千円に増資するなど、事業拡大のための資金調達を進めた。営業拠点の拡大とIT戦略の萌芽が見られた時期である。
sumuzu本格リリースと証券取引所上場
2018年1月、オーダーメイド住宅の建築請負紹介及び不動産記事コンテンツ発信サイト「sumuzu」を正式リリース。同年4月には恵比寿センターを開設し、グランデの本店を移転。11月には不動産テック協会に加入し、マーケティングオートメーションを導入、続けてチャットボットを導入した。2019年には建築希望顧客と施工業者の簡易マッチング、相場ウォッチャー、建築プラン提供サービス、sumuzu Matchingとサービスを拡充。同年12月、東京証券取引所マザーズ市場に上場し、資本金は436,418千円に増加した。
収益用不動産販売の本格化と事業多角化
2021年2月、既存事業とのシナジーが見込める収益用不動産の販売に本格的に取り組み始めた。同年3月には自由が丘サテライトオフィスを開設し、注文住宅の相談窓口「sumuzuカウンター」を設置。2022年1月にはLandix目黒ビルを開設し、本社機能及びマーケティング・インサイドセールス部門を移転した。2023年3月には収益用不動産の販売を投資用レジデンスとしてシリーズ化し、個人富裕層向け商品として体系化。同年5月にはシェアリング別荘「サードプレイス事業」をスタートさせ、事業領域を拡大した。
M&Aと建設業進出によるグループ再編
2024年4月、リンネ株式会社の全株式を取得し100%子会社化。同年11月には、注文住宅を含む建築物の直接請負・施工を目的として、株式会社LDXデザインクラウドを東京都目黒区に設立し、グループで建設業免許を取得した。これにより、従来は施工業者に委託していた建築工程を自社で担うことが可能となり、バリューチェーンの川上へ進出した。2025年7月には当社普通株式1株につき2株の株式分割を実施し、株式流動性の向上を図っている。
年表26件を開く
2000年代
- 2001年2月創業東京都目黒区に新規事業の検討を目的とした株式会社アーバン・ライフを設立
- 2002年9月商号変更株式会社コスモプランニングに商号変更した上で、不動産の売買・賃貸・コンサルティング業を開始
- 2003年8月商号変更株式会社ランディックスに商号変更 不動産売買事業の効率化を目的として株式会社グランデ(現 連結子会社)を世田谷区桜新町に設立 当社子会社の株式会社グランデが宅地建物取扱業許可取得(東京都知事免許)
2010年代
- 2016年7月不動産の売買仲介の営業所として、自由が丘センターを開設 株式会社グランデの本店を自由が丘センターへ移転
- 2017年3月M&A資本金99,100千円に増資 株式会社グランデを100%子会社化
- 2017年4月当社ITメディア「sumuzu(スムーズ)」のプレオープン(前身LANDNET)
- 2017年12月資本金128,776千円に増資
- 2018年1月オーダーメイド住宅の建築請負紹介及び不動産記事コンテンツ発信サイト「sumuzu(スムーズ)」のリリース
- 2018年4月不動産の売買仲介の営業所として、恵比寿センターを開設 株式会社グランデの本店を恵比寿センターへ移転
- 2018年11月不動産テック協会に加入 マーケティングオートメーション導入によるITマーケティングスタート
- 2018年12月チャットボット導入
- 2018年12月資本金136,498千円に増資
- 2019年3月建築希望顧客と建築家・施工業者との簡易マッチングスタート ※簡易マッチングでは施工業者の特徴を個別にとりまとめており、顧客が建築の趣向を選択する ことで最適な施工業者をピックアップするサービスをスタート
- 2019年7月土地相場が簡単にわかるsumuzuサービス「相場ウォッチャー」サービススタート
- 2019年8月建築希望顧客への情報提供の効率化を目的として、土地に合わせた建築プランをネットを通じて 提供する「建築プラン提供サービス」スタート
- 2019年10月無料・匿名でオーダー住宅の相見積ができるサービス「sumuzu Matching」スタート
- 2019年12月上場東京証券取引所マザーズ市場へ上場、資本金436,418千円に増資
2020年代
- 2021年2月収益用不動産の販売への取組を本格化
- 2021年3月自由が丘サテライトオフィスを開設し、注文住宅の相談窓口「sumuzuカウンター」を設置
- 2022年1月Landix目黒ビルを開設し本社機能及びマーケティング、インサイドセールス部門を移転
- 2023年2月2023年3月末の株主様を対象に株主優待制度を導入
- 2023年3月収益用不動産の販売を投資用レジデンスとしてシリーズ化
- 2023年5月シェアリング別荘「サードプレイス事業」をスタート
- 2024年4月M&Aリンネ株式会社の全株式を取得し100%子会社化
- 2024年11月創業当社グループで建設業免許を取得し、注文住宅を含む建築物の直接の請負・施工を行う事を目的に、株式会社LDXデザインクラウドを東京都目黒区に設立
- 2025年7月当社普通株式1株につき2株の株式分割を実施
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
優秀な人材獲得と教育による営業組織の構築
人材獲得競争が激化する中、積極的な採用と教育、成果主義の評価制度、労務環境の整備により従業員満足度を高め、人員拡大を進める。企業価値向上を目指す。
- 02
DX推進による営業オペレーションの効率化
自社開発のデータマッチングシステム「目利きAI」などを活用し、営業活動のDX化を推進。生産性と顧客満足度を向上させ、紹介・リピート率を維持しストック型事業モデルを構築する。
- 03
クロスセル戦略の強化
個人向け1棟収益事業やサードプレイス事業で富裕層顧客の新ニーズに対応。既存顧客へのクロスセルアプローチを強化し、1棟収益事業は売上構成比30%を上限に拡大、サードプレイス事業では別荘開発を進める。
- 04
事業エリア拡大の継続
東京城南エリアを中心に、文京区、杉並区などにも注力し、富裕層顧客のシェア拡大を目指す。成功パターンの横展開により事業を加速する。
- 05
既存事業とのシナジーを重視したM&A
成長加速のためM&Aに積極的に取り組み、東京エリアの不動産ポテンシャルを活用。富裕層ニーズに応える事業領域への進出でシナジーを高め、クロスセル販売を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で104人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は684万円で、6期前と比べて+11.4%。平均年齢は32.6歳、平均勤続年数は3.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 615 | 34.1 | 3.2 | 46 | — |
| 2021年3月 | 623 | 32.7 | 3.4 | 56 | — |
| 2022年3月 | 553 | 32.5 | 3.1 | 73 | — |
| 2023年3月 | 596 | 32.2 | 2.9 | 89 | — |
| 2024年3月 | 583 | 31.8 | 2.9 | 102 | — |
| 2025年3月 | 625 | 32.1 | 3.4 | 112 | 2,054 |
| 2026年3月 | 684 | 32.6 | 3.8 | 104 | 2,885 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社グランデ(注)2,4東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内リンネ株式会社東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 LDXデザインクラウド東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は235億円、営業利益は30億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.8%、利益が+30.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 285億円 | 235億円 |
| 営業利益 | 32億円 | 30億円 |
| 純利益 | 19億円 | 19億円 |
| 1株あたり配当 | ¥56 | ¥56 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は81億円、営業利益は14億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+107.7%、営業利益は+250.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 45 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 39 | 4 | 10.3 | 3 |
| 2024年2Q | 50 | 3 | 6.0 | 2 |
| 2024年3Q | 23 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年4Q | 58 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 95 | 9 | 9.5 | 5 |
| 2025年4Q | 108 | 14 | 13.0 | 9 |
| 2026年2Q | 129 | 20 | 15.5 | 12 |
| 2026年4Q | 106 | 10 | 9.4 | 7 |
| 2027年1Q | 81 | 14 | 17.3 | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2016年3月期からの11期で、売上は8億円から235億円へ29.4倍に増えた。直近期の営業利益率は12.8%。売上は9期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 不動産の売買仲介の営業所として、自由が丘センターを開設 株式会社グランデの本店を自由が丘センターへ移転 | |||||
| 2016年3月 | 8 | — | 3 | — | 2 |
| 資本金99,100千円に増資 株式会社グランデを100%子会社化 | |||||
| 2017年3月 | 7 | — | 3 | — | 2 |
| 不動産の売買仲介の営業所として、恵比寿センターを開設 株式会社グランデの本店を恵比寿センターへ移転 | |||||
| 2018年3月 | 56 | — | 7 | — | 4 |
| 東京証券取引所マザーズ市場へ上場、資本金436,418千円に増資 | |||||
| 2019年3月 | 64 | — | 8 | — | 6 |
| 2020年3月 | 81 | — | 10 | — | 7 |
| 自由が丘サテライトオフィスを開設し、注文住宅の相談窓口「sumuzuカウンター」を設置 | |||||
| 2021年3月 | 82 | — | 6 | — | 4 |
| Landix目黒ビルを開設し本社機能及びマーケティング、インサイドセールス部門を移転 | |||||
| 2022年3月 | 111 | — | 14 | — | 9 |
| 2023年3月 | 150 | — | 16 | — | 11 |
| 当社グループで建設業免許を取得し、注文住宅を含む建築物の直接の請負・施工を行う事を目的に、株式会社LDXデザインクラウドを東京都目黒区に設立 | |||||
| 2024年3月 | 170 | — | 12 | — | 8 |
| 2025年3月 | 203 | 23 | 21 | 11.3 | 14 |
| 2026年3月 | 235 | 30 | 28 | 12.8 | 19 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高235億円のうち、営業利益として残るのは30億円で12.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%181億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.2%24億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.8%30億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年3月期は営業CFが−4億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は57億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 1 | 0 | 2 | 1 | 22 |
| 2019年3月 | 2 | 1 | 1 | 3 | 26 |
| 2020年3月 | 13 | −8 | 6 | 5 | 37 |
| 2021年3月 | −7 | 0 | 7 | −7 | 36 |
| 2022年3月 | −3 | −9 | 21 | −12 | 45 |
| 2023年3月 | 6 | −7 | 0 | −1 | 44 |
| 2024年3月 | −8 | −3 | 11 | −11 | 44 |
| 2025年3月 | −34 | −5 | 45 | −39 | 50 |
| 2026年3月 | −4 | −3 | 14 | −7 | 57 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2026年3月期の総資産は253億円。このうち返さなくてよい自己資本が99億円で、自己資本比率は39.1%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 19 | 15 | 4 | 78.7 |
| 2017年3月 | 28 | 19 | 9 | 69.6 |
| 2018年3月 | 61 | 26 | 35 | 43.5 |
| 2019年3月 | 68 | 32 | 36 | 46.8 |
| 2020年3月 | 82 | 45 | 37 | 54.9 |
| 2021年3月 | 90 | 48 | 42 | 53.4 |
| 2022年3月 | 128 | 56 | 72 | 44.2 |
| 2023年3月 | 139 | 65 | 74 | 47.1 |
| 2024年3月 | 153 | 71 | 82 | 46.8 |
| 2025年3月 | 218 | 83 | 134 | 38.3 |
| 2026年3月 | 253 | 99 | 154 | 39.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで131社中29位あたり、逆に低いのは配当利回りで131社中97位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,200で、1年前と比べて-2.4%。過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.8倍 |
| PER (会社予想) | 6.6倍 |
| PBR | 1.27倍 |
| 配当利回り | 2.55% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
急成長中の小型不動産ディベロッパー。強気派は高いROE(20%超)とPBR1倍台の低評価を指摘し、成長持続なら株価上昇余地ありとみる。一方弱気派は、競争激化で粗利が圧迫される可能性や、金利上昇時の需要減退、財務レバレッジのリスクを懸念。争点は成長の持続性とバリュエーションの妥当性。
- 高い収益性と成長
ROE20.3%、売上高は直近年平均15%増と好調
- 割安なバリュエーション
PER6.3倍、PBR1.2倍と同業比割安
- 堅実な配当政策
配当利回り2.2%と安定した株主還元
- 業績拡大基調:売上高・利益2桁増収増益継続FY2026/3影響強
FY2026/3予想営業利益30億円(前期比+30%)に加え、PER約6倍と割安感強い。
- 自己株式取得・消却によるEPS押し上げ不定影響中
自己資本比率高く余剰資金で自社株買いの余地あり、EPS改善効果。
- 不動産市況回復で販売戸数増加通年影響中
主力の分譲マンション事業で首都圏需要堅調、販売計画達成が収益増に貢献。
- 株主還元強化期待(配当性向引き上げ)次回決算発表後影響弱
現状配当性向約30%程度、増益に伴う増配余地に期待。
- 競争激化による収益悪化
同業大手との価格競争で粗利率が低下リスク
- 金利上昇の逆風
住宅ローン金利上昇で需要が減退可能性
- 財務レバレッジリスク
有利子負債依存度が高く金利負担増の懸念
- 建築資材高騰・労務費上昇で利益率圧迫継続影響強
営業利益率11%と低く、コスト増が業績に直撃しやすい。
- 金利上昇による住宅ローン需要減退金融政策次第影響中
変動金利上昇で購入マインド悪化、販売遅延リスク。
- 競争激化による販売価格下落不定影響中
都心部マンション供給過剰懸念、値引き販売で粗利低下の可能性。
- 外国人株主比率低く需給薄(流動性リスク)継続影響弱
外人持分1.4%と低く、大口売りで株価変動大。
- 売上総利益率
- 競争激化が収益性に与える影響を測る指標
- 受注残高
- 今後の収益の先行指標として重要
- 自己資本比率
- レバレッジリスクと財務健全性の確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり56円で、前期から+20.5%。いまの株価に対する利回りは2.55%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 15 | — | 35.1 |
| 2022年3月 | 28 | 83.3 | 118.0 |
| 2023年3月 | 34 | 23.6 | 43.6 |
| 2024年3月 | 37 | 7.4 | 418.0 |
| 2025年3月 | 39 | 6.8 | 78.0 |
| 2026年3月 | 47 | 20.5 | 109.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥56
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,611人。区分でいちばん多いのは個人・その他で77.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.0%を占め、残る81.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 74.3 | 74.9 | 76.8 | 79.7 | 79.2 | 77.7 |
| 事業法人 | 18.2 | 18.9 | 18.6 | 18.3 | 18.2 | 18.7 |
| 証券会社 | 4.4 | 2.4 | 2.5 | 1.1 | 2.0 | 1.9 |
| 外国法人 | 1.3 | 3.7 | 1.9 | 0.8 | 0.5 | 1.4 |
| 金融機関 | 1.8 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 岡田 和也 | 40.82 |
| 02 | エムジェイ・アール合同会社 | 17.76 |
| 03 | 岡田 英利子 | 4.21 |
| 04 | 岡田 光盛 | 3.34 |
| 05 | 蔭山 恭一 | 2.98 |
| 06 | 槇田 重夫 | 2.17 |
| 07 | 柴田 健一 | 1.30 |
| 08 | 渡邉 光章 | 1.23 |
| 09 | 宇野 康秀 | 1.05 |
| 10 | エムエスアイピークライアントセキユリテイーズ(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券(株)) | 0.97 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-08岡田 和也新規の大量保有報告24.65%-17.86pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−100%、1株純資産は11期で−100%。直近期のROEは20.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 970,622 | 7,507,468 | 13.8 | — | — |
| 2017年3月 | 1,180,205 | 8,440,129 | 13.8 | — | — |
| 2018年3月 | 191 | 1,133 | 18.3 | — | 17.7 |
| 2019年3月 | 246 | 1,367 | 19.6 | — | 11.6 |
| 2020年3月 | 275 | 1,612 | 17.6 | 4.7 | 42.8 |
| 2021年3月 | 153 | 1,707 | 9.2 | 11.8 | 35.1 |
| 2022年3月 | 166 | 999 | 17.9 | 7.1 | 118.0 |
| 2023年3月 | 186 | 1,157 | 17.2 | 7.1 | 43.6 |
| 2024年3月 | 140 | 1,261 | 11.5 | 8.8 | 418.0 |
| 2025年3月 | 248 | 1,472 | 18.1 | 5.8 | 78.0 |
| 2026年3月 | 326 | 1,733 | 20.3 | 6.6 | 109.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
4名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は4名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 岡田和也 | 代表取締役社長 | 57 | 3,336,400 |
| 古室健 | 専務取締役(注)1 | 60 | 50,000 |
| 松村隆平 | 取締役 | 38 | 21,800 |
| 西村弘之 | 取締役(注)2 | 64 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 118 | 118 | 39 |
| 社外取締役 | 4 | 17 | 17 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,328字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,940字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,338字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,457字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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