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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

アンビション DX ホールディングス

AMBITION DX HOLDINGS Co., Ltd.3300 · Growth · 不動産業

賃貸DXを掲げ、サブリースから仲介・売買・保険まで不動産関連サービスを一貫提供。独自の電子契約やクラウドで差別化を図る。

概要

アンビションDXホールディングスは、東京都渋谷区に本社を置く不動産グループである。主力は借り上げた物件を家賃保証付きで転貸するサブリース事業で、入居者向けに敷金・礼金をゼロにする「ALL ZERO PLAN」などを提供する。2014年に東京証券取引所マザーズ市場に上場。2025年6月期の売上高は524億円、営業利益39億円、従業員399人。グループ全体で不動産DXを推進し、管理戸数は2万7354戸に達する。

主力のサブリース事業と高入居率

賃貸DXプロパティマネジメント事業は、不動産所有者から家賃保証付きで物件を借り上げ、一般消費者に賃貸するサブリースが中心である。2025年6月期末の管理戸数は2万7354戸、サブリース管理戸数は1万5621戸で、入居率は98.3%と高水準を維持する。独自の賃料プラン「ALL ZERO PLAN」(敷金・礼金・保証料0円)や「SUPER ZERO PLAN」(更新料も0円)により入居者の初期費用を抑え、多様なライフスタイルに対応する。システム「AMBITION Cloud」で業務効率化を図り、入居率向上に貢献している。

賃貸仲介事業と自社物件の優先掲示

賃貸DX賃貸仲介事業は、営業店舗を通じて賃貸物件を紹介する。子会社のアンビション・エージェンシー(「ルームピア」運営)とアンビション・バロー(「バロー」運営)が都内8店舗、神奈川県8店舗、埼玉県1店舗の計17店舗を展開する。自社管理物件を優先的に情報提供することで、「他社では扱っていない物件」として問い合わせを集める。AI×RPAツール「ラクテック」で業務効率化を進め、リモート接客やVR内見、電子サイン「AMBITION Sign」による非対面サービスを強化する。

新築デザイナーズマンションとリノベーション販売

売買DXインベスト事業は、子会社ヴェリタス・インベストメントによる新築投資用デザイナーズマンションの開発・販売と、当社による中古マンションのリノベーション販売で構成される。ヴェリタスは「立地」「デザイン」「設備仕様」にこだわった自社ブランド物件を手掛け、2025年6月期には291戸を売却した。当社インベスト部は都内・首都圏を中心に付加価値の高い物件を仕入れ、同期は69戸を売却。また、不動産特定共同事業の許可に基づき、一口1万円から投資可能なクラウドファンディング「A funding」も運営する。

ベンチャー投資と新事業創出

インキュベーション事業は、子会社アンビション・ベンチャーズが行うベンチャー企業への投資・支援である。不動産DXと親和性の高い企業に出資し、先端技術の早期導入や新たな事業創出を狙う。2025年6月期までに累計33社に投資し、うち3社へ新規投資、1社を売却した。投資先の上場による利益も期待されるが、同事業の2025年6月期の売上高は931万7千円と小規模で、セグメント損失は3677万9千円となっている。

業界の中での役割は不動産サービスプロバイダー(サブリース・仲介・売買)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
541億円
営業利益
41億円
営業利益率
7.6%
純利益
20億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2016/6
事業売上構成比利益利益率
プロパティマネジメント事業74億円74.7%5億円6.8%
インベスト事業17億円17.2%1億円5.9%
賃貸仲介事業8億円8.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産賃貸管理主力

不動産所有者から家賃保証付きで借り上げ、一般消費者に転貸するサブリース事業を主力に、入居者募集や原状回復などの管理業務を提供。高入居率を活かした保証家賃設定とDX化を推進する。

主な製品・サービス2
ALL ZERO PLAN・SUPER ZERO PLAN
敷金・礼金・保証料などをゼロにする賃貸プランで、入居者の初期費用負担を軽減する。
AMBITION Cloud
賃貸管理業務をDX化する次世代管理システムで、業務効率化と顧客満足度向上を実現する。

02不動産賃貸仲介主力

賃貸物件を探す一般消費者に対し、自社管理物件と他社物件を紹介し、仲介・斡旋を行う。自社物件を優先的に情報提供し、AI・RPAや電子契約などのテクノロジーを活用した非対面サービスを提供する。

主な製品・サービス2
ラクテック
AI×RPAツール。賃貸仲介業務の効率化や販管費の抑制に活用される。
AMBITION Sign
ブロックチェーン技術を活用した電子サインサービスで、電子契約を可能にする。

03不動産売買・投資準主力

リノベーション販売や新築投資用デザイナーズマンションの開発・販売を行い、売買仲介も展開。不動産特定共同事業によるクラウドファンディングも運営し、投資家に不動産投資機会を提供する。

主な製品・サービス3
リノベーション販売
都内・首都圏の住居用不動産に付加価値の高いリノベーションを施して販売する。
新築投資用デザイナーズマンション
立地・デザイン・設備にこだわった自社ブランドの投資用マンション。
A funding
一口1万円から投資可能な不動産投資クラウドファンディングサービス。

04その他副次

DXシステム開発、少額短期保険、ZEH・ライフライン事業などを展開。賃貸事業の顧客基盤を活かし、保険商品や省エネ設備の提供など多角的に収益を追求する。

主な製品・サービス2
家財保険
賃貸住宅入居者向けの少額短期保険商品で、家財を補償する。
蓄電池・太陽光発電
ZEH事業で提供する省エネルギー設備。

製品と技術

入居者向けゼロ初期費用プラン

当社グループは、入居者の引越し時の負担を軽減するため、敷金・礼金・保証料を0円とする「ALL ZERO PLAN」と、これに初回家賃・更新料も加えた「SUPER ZERO PLAN」を提供する。これらのプランは、賃貸DXプロパティマネジメント事業で管理する物件に適用され、多様なライフスタイルに対応して入居率向上に寄与している。2025年6月期末の入居率は98.3%と高水準を維持している。

管理・仲介を支える「AMBITION Cloud」

自社開発の次世代管理システム「AMBITION Cloud」は、賃貸管理業務のDX化を担う。物件募集から入退去対応までを効率化し、生産性を向上させる。海外子会社のAMBITION VIETNAMでも開発が行われている。同システムの導入により、管理受託から募集までのリードタイムが短縮され、リーシング力が強化された。社内DXの優先プロダクトとして位置づけられ、グループ全体の業務効率向上に貢献している。

ブロックチェーン技術を活用した電子サイン

当社独自の電子サイン「AMBITION Sign」は、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用し、賃貸契約の電子化を実現する。非対面での契約手続きを可能にし、入居者の体験価値を向上。また、リモート接客やVR内見と組み合わせることで、物件探しから契約までをオンラインで完結できる環境を整えている。これにより、新型コロナ禍以降の非対面需要にも対応している。

少額から投資可能な不動産クラウドファンディング

2022年より運営を開始した「A funding」は、不動産特定共同事業の許可に基づくクラウドファンディングサービスである。一口1万円から投資可能で、幅広い層に不動産投資の機会を提供する。当社グループの不動産知識や物件情報を活用し、投資家に新たなチャネルを提供。売買DXインベスト事業の一環として、収益基盤の多様化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

DX活用の不動産販売、急成長中

当社はDXを活用した中古マンションの買取再販・リノベーション事業を展開。業界内ではrobot homeやタスキホールディングスなどと競合。24/6期売上421億円、営業利益率6.41%で、25/6期は524億円、7.44%へ拡大見込み。大東建託は賃貸管理が主力で、当社は売買仲介・再販に特化。DXによる業務効率化と差別化を標榜するが、不動産市況の変動リスクが大きく、金利上昇などが逆風。業績は拡大基調だが、利益率は同業と比較して平均的。

強み

  • IT活用で物件仕入れ~販売までを効率化、スピード勝負で差別化。
  • 売上高3年連続二桁成長、市場シェア拡大中。
  • DX企業としての認知度向上、メディア露出も活用。
  • 買取再販に加え、仲介・リノベーションまで一貫提供。

課題

  • 金利上昇・景気後退で需要減、在庫リスク顕在化の恐れ。
  • 同様のビジネスモデルが多く、技術優位性の維持が課題。
  • 営業利益率7%前後と中程度、成長投資と利益率のバランス。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がアンビション DX ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1276Aククレブ・アドバイザーズ158億円116.5倍
28887シーラホールディングス156億円2.1倍
39633東京テアトル152億円15.6倍
48927明豊エンタープライズ147億円6.3倍
58931和田興産146億円5.5倍
63300アンビション DX ホールディングス128億円5.9倍
78898センチュリー21・ジャパン128億円13.6倍
82981ランディックス125億円6.8倍
98904AVANTIA123億円9.0倍
108945サンネクスタグループ118億円17.5倍
113236プロパスト102億円5.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

宅建免許を取得し賃貸仲介からスタートした設立期

2007年9月、東京都渋谷区で当社を設立。同年12月に宅地建物取引業者免許を取得し、渋谷店を開店して賃貸仲介事業を始めた。同時にプロパティマネジメント事業を開始。2007年11月には本社を目黒区に移転し、その後2012年3月に渋谷区桜丘町、2015年11月に神宮前へと移転を繰り返しながら事業基盤を固めた。

M&Aによる事業拡大と子会社化の加速

2010年1月、株式会社ジョイント・コーポレーションから賃貸仲介店舗5店舗を運営するジョイント・ルームピアをM&Aで取得し、100%子会社化。社名をアンビション・ルームピア(現アンビション・エージェンシー)に変更した。2011年8月には当社の賃貸仲介5店舗を会社分割で同社に統合。2015年6月には神奈川県で店舗を展開する株式会社VALOR(5店舗)を子会社化し、営業エリアを拡大した。

上場と同時に進めた事業の多角化

2012年5月にインベスト事業を開始し、不動産売買に進出。2014年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。上場後も多角化を推進し、2015年4月にベトナムに子会社AMBITION VIETNAMを設立、2016年8月に共同出資で株式会社ADAM(のち吸収合併)、2016年11月に少額短期保険会社を設立。2017年10月には投資用デザイナーズマンション開発・販売のヴェリタス・インベストメントを子会社化し、事業ポートフォリオを広げた。

DX戦略の深化と過去最高収益の達成

2020年以降、不動産DXを経営の中核に据え、システム開発やDXツールの導入を加速。2025年6月期には売上高524億円、営業利益39億円と過去最高を記録し、5期連続の増収増益となった。管理戸数は2万7354戸、サブリース管理戸数は1万5621戸に増加。DXツール「AMBITION Cloud」や電子サイン「AMBITION Sign」の活用により業務効率を高め、入居率98.3%を達成している。

年表18件を開く

2000年代

  • 2007年9月創業当社設立(東京都渋谷区)
  • 2007年11月本社を東京都目黒区に移転
  • 2007年12月宅地建物取引業者免許を取得(東京都知事(1)第88386号)プロパティマネジメント事業開始 渋谷店を開店し、賃貸仲介事業開始

2010年代

  • 2010年1月M&A株式会社ジョイント・コーポレーションより株式会社ジョイント・ルームピア(現株式会社アンビション・エージェンシー(道玄坂店・中目黒店・高田馬場店・早稲田店・相模大野店の計5店舗))をM&Aにより100%子会社化(社名を株式会社アンビション・ルームピア(現株式会社アンビション・エージェンシー)に変更)
  • 2010年7月宅地建物取引業者免許(国土交通大臣免許(1)第8023号)へ変更登録
  • 2011年8月M&A当社で運営していた賃貸仲介店舗5店舗を会社分割により子会社である株式会社アンビション・ルームピア(現株式会社アンビション・エージェンシー)へ統合
  • 2011年12月創業家賃保証業を主な事業とする、株式会社ルームギャランティを設立
  • 2012年2月プライバシーマーク取得
  • 2012年3月本社を東京都渋谷区桜丘町に移転
  • 2012年5月インベスト事業開始
  • 2014年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式上場
  • 2015年4月創業事務代行業として、AMBITION VIETNAM CO.,LTDを設立
  • 2015年6月M&A神奈川県にて賃貸仲介店舗を展開する株式会社VALOR(横浜店・日吉店・上大岡店・二俣川店・武蔵小杉店の計5店舗)をM&Aにより100%子会社化
  • 2015年11月本社を東京都渋谷区神宮前に移転
  • 2016年8月創業不動産開発業として、共同出資により株式会社ADAMを設立
  • 2016年11月創業少額短期保険業として、株式会社ホープ少額短期準備会社(現株式会社ホープ少額短期保険)を設立
  • 2017年10月M&A投資用デザイナーズマンションの開発、売買、賃貸借、管理及び仲介を業とする株式会社ヴェリタス・インベストメントをM&Aにより100%子会社化
  • 2018年2月M&A株式会社ADAMを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    各事業の競争力強化と収益基盤の盤石化

    プロパティマネジメントで蓄積した入居者データを賃貸仲介に活用するなど事業間シナジーを最大化し、不動産ビッグデータ分析により優良アセットを早期に確保することで収益性を高める。

  2. 02

    DX戦略の深化によるプラットフォーム確立

    自社開発した複数のDXソリューションを統合したエコシステムへ昇華し、不動産ライフサイクル全般のデータを機械学習で分析するデータドリブン経営により、顧客生涯価値の最大化を図る。

  3. 03

    新たな収益源の確立と事業エコシステム拡張

    社内で実証済みのDXソリューションをB2B SaaSとして外部販売しリカーリング収益を獲得するとともに、戦略的M&Aやアライアンスで事業エコシステムを拡張し非連続な成長を目指す。

  4. 04

    持続的成長を支える経営基盤の強化

    社内人材育成プログラムの拡充や挑戦を奨励する文化醸成でエンゲージメントを高め、事業拡大に対応した強固でスケーラブルなガバナンス・コンプライアンス体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で399人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は548万円で、9期前と比べて+26.8%平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は3.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月152
2017年6月168
2018年6月239
2019年6月43231.43.0276
2020年6月48134.13.6271
2021年6月44734.63.7273
2022年6月44234.03.7299
2023年6月48734.03.7340
2024年6月51334.03.9354763
2025年6月54834.03.9399977

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 8 / 海外 1、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社事務所3,378百万円
賃貸DXプロパティマネジメント事業 売買DXインベスト事業
本社 — 東京都渋谷区2,919百万円
全社
横浜他8店舗 — 神奈川県121百万円
賃貸DXプロパティマネジメント事業 賃貸DX賃貸仲介事業 売買DXインベスト事業
中目黒他9店舗 — 東京都他1県24百万円
賃貸DX賃貸仲介事業 売買DXインベスト事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アンビション・バロー
    神奈川県横浜市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    AMBITION VIETNAM CO.,LTD
    ベトナム社会主義 共和国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ホープ少額短期保険(注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権93.1%
  • 国内
    株式会社ヴェリタス・インベストメント(注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アンビション・エージェンシー
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アンビション・レント
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アンビション・ベンチャーズ
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社DRAFT
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フレンドワークス
    東京都中野区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は541億円営業利益41億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.2%、利益が+5.1%。

売上高
+3.2%
541億円
営業利益
+5.1%
41億円
純利益
-16.7%
20億円
営業利益率
7.6%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高600億円541億円
営業利益51億円41億円
純利益26億円20億円
1株あたり配当¥112¥112

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は301億円、営業利益は27億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+10.3%、営業利益は+28.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q10776.55
2023年4Q831
2024年1Q71−2−2.8−2
2024年2Q1201210.07
2024年3Q10498.76
2024年4Q12686.35
2025年2Q251187.210
2025年4Q273217.714
2026年2Q240145.87
2026年4Q301279.013

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は32億円から541億円へ16.9倍に増えた。直近期の営業利益率は7.6%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月3200
2013年6月3911
東京証券取引所マザーズ市場に株式上場
2014年6月5321
事務代行業として、AMBITION VIETNAM CO.,LTDを設立
2015年6月7021
不動産開発業として、共同出資により株式会社ADAMを設立
2016年6月9821
投資用デザイナーズマンションの開発、売買、賃貸借、管理及び仲介を業とする株式会社ヴェリタス・インベストメントをM&Aにより100%子会社化
2017年6月14631
株式会社ADAMを吸収合併
2018年6月233106
2019年6月296147
2020年6月27483
2021年6月30596
2022年6月316148
2023年6月3621510
2024年6月42127256.416
2025年6月52439357.424
2026年6月54141357.620

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高541億円のうち、営業利益として残るのは41億円7.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金92.4%500億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.6%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比2.0pt
7.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが0億円、投資CFが−57億円で、差し引きのフリーCFは−57億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は85億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月1−1004
2013年6月00105
2014年6月10217
2015年6月0−15−110
2016年6月0−48−414
2017年6月19−133623
2018年6月12−3334−2137
2019年6月43−21−252233
2020年6月16−15−3131
2021年6月−12−1231−2437
2022年6月41−11−163051
2023年6月23−4324−2056
2024年6月−10−3440−4452
2025年6月0−5790−5785

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は393億円。このうち返さなくてよい自己資本が84億円で、自己資本比率は21.2%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月71619.7
2013年6月92722.2
2014年6月1331022.8
2015年6月2471728.7
2016年6月3372622.7
2017年6月40132731.9
2018年6月1461912713.0
2019年6月1372611118.9
2020年6月1523911325.5
2021年6月1763913721.7
2022年6月1703713321.9
2023年6月2054615922.3
2024年6月2696220722.8
2025年6月3938430921.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
86億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
73億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
309億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中1位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中99位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.6%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
3.2%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
6.2%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,795で、1年前と比べて-30.3%過去52週の値幅のなかでは0%の位置にある。

¥1,795-5.0%1ヶ月-15.3%1年-30.3%時価総額128億円
過去52週の値幅
安値¥1,795高値¥2,876

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.9倍
PER (会社予想)5.1倍
PBR1.33倍
配当利回り6.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で11.99%下落し、2019円となりました。1ヶ月でも6.53%下落しており、軟調な展開です。8月14日の出来高は370,200株と急増し、売り圧力が顕在化しました。25日移動平均線2133.08円を約5%下回り、短期トレンドは悪化しています。52週安値1960円が目前に迫っており、これを下回るとさらなる下落の可能性があります。一方、RSIは43.24と中立圏で、過熱感はありませんが、下値警戒が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは8.0倍と業界平均14.1倍を大きく下回り、PBRは1.74倍で平均1.68倍とほぼ同水準。ROEは32.5%と高く、配当利回り5.0%は平均3.12%を上回る。売上・利益とも堅調に増加しており、収益性と成長性を考慮すると割安と判断。ただし、PBRの割高感が多少ある。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.9倍14.9倍
PER (予想)5.1倍
PBR1.33倍1.84倍
ROE32.5%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中堅デベロッパーとして業績は成長中であるが、市況変動の影響を受けやすい。強気派は販売戸数の拡大と収益性の改善を評価し、今後の成長継続に期待する。弱気派は金利上昇や住宅需要の減退による販売不振と、在庫リスクの拡大を懸念する。不動産市況の先行きと、同社の販売計画の達成度が投資判断の分かれ目となる。

プラスに働く材料7
  • 売上高・利益の拡大

    売上高が3期連続で増加し、純利益も倍増以上と成長軌道にある。

  • 収益性の改善

    営業利益率が6.4%から7.4%へ改善しており、経営効率が向上。

  • 株主還元の充実

    配当利回り5%と高水準であり、株主への還元姿勢が強い。

  • 売上高524億円、前期比+24%増収通年影響

    売上高421→524億円。増収が続けば利益も拡大。

  • 営業利益39億円、前期比+44%増益決算発表後影響

    営業利益27→39億円。増益率44%で再評価。

  • ROE32.5%・PER7.97倍で割安修正決算発表後影響

    PER8倍未満はROE32.5%に対して過小評価。PER10倍なら+25%余地。

  • 配当利回り5%の高水準継続影響

    株価2102円で配当利回り5%。株主還元が下値支え。

マイナスに働く材料7
  • 金利上昇リスク

    住宅ローン金利の上昇は需要減退につながり、販売に悪影響を与え得る。

  • 在庫リスク

    不動産市況の悪化時に販売用不動産の在庫が膨らみ、評価損や資金繰りに影響。

  • 競争激化

    大手デベロッパーとの競争で、仕入価格や販売価格の面で不利になる可能性。

  • ROE30%割れで成長性疑問視決算発表後影響

    ROEが30%を下回れば高成長が陰り。PER8倍から下振れも。

  • 外国人持ち株比率3.5%と低い継続影響

    外国人の保有が3.5%で需給が細い。海外資金流入乏しい。

  • 時価総額150億円の小型株不定影響

    時価総額150億円で流動性が低く、売りで下げやすい。

  • 株価は1年で8.2%下落継続影響

    下落トレンドが続けば戻り売り圧力が懸念。

次の決算で確かめる点
販売戸数
売上高の直接的なドライバーであり、市況動向を反映する指標。
営業利益率
収益性の改善が持続するかを確認し、事業効率を測る。
販売用不動産残高
在庫リスクの程度を把握し、資金効率を評価する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり112で、前期から+183.8%いまの株価に対する利回りは6.24%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥112
1株あたり
配当利回り
6.24%
いまの株価に対して
配当性向
38.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月521.7
2018年6月17230.043.2
2019年6月2551.5134.3
2020年6月8−69.737.8
2021年6月1479.49.3
2022年6月1939.780.3
2023年6月2215.817.3
2024年6月3768.219.6
2025年6月105183.838.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥112

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ3,313人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が14.8%を占め、残る85.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他68.568.770.968.269.078.5
事業法人25.424.124.022.622.713.8
外国法人1.22.60.82.71.63.4
証券会社4.44.24.16.04.33.2
金融機関0.30.30.10.32.31.0
外国人個人0.10.10.10.20.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01清水 剛36.70
02株式会社TSコーポレーション10.11
03川田 秀樹4.16
04加藤 誠悟2.66
05昔農 千春1.27
06上田八木短資株式会社1.18
07東京短資株式会社1.17
08モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.93
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.91
10岩名 泰介0.81

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    清水 剛
    新規の大量保有報告
    16.32%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+206%、1株純資産は14期で−90%。直近期のROEは32.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月−27112,032
2013年6月4816833.361.3
2014年6月9425644.227.7
2015年6月3922322.617.826.6
2016年6月3624715.434.033.0
2017年6月4937714.824.621.7
2018年6月9027938.619.643.2
2019年6月10838032.811.4134.3
2020年6月4857110.112.937.8
2021年6月8756415.48.69.3
2022年6月12154821.84.380.3
2023年6月14166723.16.317.3
2024年6月23888230.64.219.6
2025年6月3361,17232.56.138.4
2026年6月287

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額208百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
清水剛代表取締役社長553,333,000
鈴木匠取締役副社長 プロパティマネジメント 部長4742,190
山口政明常務取締役 インベスト部長5421,504
長瀬文雄取締役(監査等委員)772,400
林美樹取締役(監査等委員)46790
河野浩人取締役(監査等委員)55
大竹正史61

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)319919966
社外取締役3993

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,768字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (当社グループの状況) 当社グループは、当社(株式会社アンビションDXホールディングス)と連結子会社9社(株式会社アンビション・バロー、AMBITION VIENTNAM CO.,LTD、株式会社ホープ少額短期保険、株式会社ヴェリタス・インベストメント、株式会社アンビション・エージェンシー、株式会社アンビション・レント、株式会社アンビション・ベンチャーズ、株式会社DRAFT及び株式会社フレンドワークス)、非連結子会社1社(株式会社ルームギャランティ)の計11社により構成されております。事業セグメント及び各社の分担は次のとおりとなっております。 なお、次の5事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 賃貸DXプロパティマネジメント事業 当事業は、当社グループの主力事業であり、顧客(不動産所有者)から家賃保証付きで借上げた物件を一般消費者に賃貸する事業(サブリース)、不動産所有者の入居者募集代理業務や入退去時の原状回復業務等を行っております。当該事業につきましては、当社、株式会社ヴェリタス・インベストメント、株式会社アンビション・バロー、株式会社フレンドワークス及び株式会社ルームギャランティが行っております。当社グループの賃貸DXプロパティマネジメント事業については、当社グループのリーシング力を生かし、高入居率を維持することで、より高い保証家賃の設定を実現するとともに、独立系のサブリース業者として、主に自社で賃貸仲介事業機能を持たない投資用不動産販売会社を取引先としております。また、一般消費者に対して、引越時の初期費用を抑える「ALL ZERO PLAN」(敷金・礼金・保証料が0円)「SUPER ZERO PLAN」(敷金・礼金・保証料・初回家賃・更新料が0円)といった賃料プランを設定することで、多様なスタイルを実現し、一般消費者のライフスタイルに合わせた「住まい」の提供を図っております。高入居率の維持を目指すとともに、不動産賃貸管理に関わる業務をDXする『AMBITION Cloud』による業務効率化と生産性向上・仲介会社の利便性向上・顧客満足度向上を実現するDX施策を推進しております。 (2) 賃貸DX賃貸仲介事業 当事業は、営業店舗において、賃貸物件を探している一般消費者に対し、賃貸DXプロパティマネジメント事業にて管理する物件(以下、「自社物件」という。)に加え、他社が管理する物件(以下、「他社物件」という。)を紹介し、賃貸物件の仲介・斡旋及び当該業務に付随する引っ越し等の業者を斡旋する業務を行っております。当該事業につきましては、株式会社アンビション・バロー、株式会社アンビション・エージェンシー及び株式会社アンビション・レントが行っております。 当社グループの賃貸DX賃貸仲介事業については、自社物件を優先的に一般消費者に対して情報提供することで、「他社では取り扱っていない物件」による当社への問合せ動機を高めております。また、AI×RPAツール『ラクテック』の活用により業務効率化・販管費の抑制に取り組んでおります。また、広告戦略の強化によるWEB集客、リモート接客・VR内見などの集客施策に加え、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した当社独自の電子サイン『AMBITION Sign』による電子契約パッケージなどの非対面サービスの強化により、お部屋探しにおける顧客の体験価値向上を実現しております。 (3) 売買DXインベスト事業 当事業は、当社が行うリノベーション販売事業と、子会社の株式会社ヴェリタス・インベストメントが手掛ける新築投資用デザイナーズマンションの開発・販売事業で構成されております 。当社は、多様なルートからの仕入れ力を活かし、都内・首都圏を中心とした住居用不動産に付加価値の高いリノベーションを施し販売する一方、株式会社ヴェリタス・インベストメントでは「立地」「デザイン」「設備仕様」にこだわった自社ブランドの新築投資用デザイナーズマンションの開発・販売を手掛けております 。 また、株式会社アンビション・エージェンシー及び株式会社アンビション・バローは、それぞれが持つ専門性とネットワークを活かし、売買仲介事業を展開しております。これらの仲介事業の強化により、不動産取引における包括的なソリューション提供が可能となり、インベストメント事業全体の収益基盤の多様化と強化を図っております。 さらに、不動産特定共同事業の許可に基づき、2022年より一口1万円から投資可能な不動産投資クラウドファンディングサービス『A funding』の運営も行っております。本サービスを通じて、より幅広い層の投資家に不動産投資の機会を提供しております。 (4) インキュベーション事業 当事業は、当社グループと親和性の高い事業を行うベンチャー企業への投資、資本業務提携、投資先企業の支援などを行い、当社の新たな事業のみならず国内の事業を創出するという役割を担っております。当社が推進する不動産DX事業とシナジー効果のあるベンチャー企業への投資は、当社業務システムへの先端技術の早期導入につながっております。また、投資先企業が上場することで、増益にもつながり、当社グループの各事業価値の向上・利益計上に寄与しています。当該事業は、株式会社アンビション・ベンチャーズが行っております。 (5) その他事業 不動産DX事業(システム開発の海外子会社含む)、少額短期保険事業、ZEH・ライフライン事業を総じて、その他事業としております。 不動産DX事業では、賃貸管理の次世代管理システム「AMBITION Cloud」を海外子会社であるAMBITION VIETNAM CO.,LTDなどで開発し、社内のDX化を優先的に取り組んでおります。 少額短期保険事業については、連結子会社である株式会社ホープ少額短期保険が、主に賃貸住宅入居者向けの家財保険商品を提供しております。 ZEH・ライフライン事業については、蓄電池、太陽光発電、外壁塗装など電力創出・省エネルギー設備の営業を行うZEH(Net Zero Energy House)事業と電気・ガス提供会社の開設・切替の取り次ぎ、ウォーターサーバーなどの営業を行うライフライン事業を子会社の株式会社DRAFTにて行っております。弊社管理物件の入居者や賃貸仲介の顧客に対しサービス提供を行うなど、賃貸DX事業とのシナジー効果を創出し、多角的な収益基盤の確立に寄与しております。 これらの事業の系統図は次のとおりとなります。
経営方針・対処すべき課題2,419字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 企業理念 「住まい」の未来を創造するという「大志」を抱いて、出会った人全てに「夢」を提供できる「リアルカンパニー」を目指します。 「夢を目標に!目標を現実に!」 (2) 経営方針 当社グループは、ブロックチェーンやAIを活用した安全でシームレスなデータ連携で快適な住まい体験を実現できるよう「不動産ビジネスを一気通貫で構築できるDXプラットフォームを構築し、快適な住まい体験を提供する」を方針として更なる成長を遂げることを考えております。 今後は、『DXによって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになる。』というビジョンのもと既存事業の成長に加え、M&Aやアライアンス・ベンチャー投資を加速し、非連続的な成長を実現してまいります。 (3) 経営環境 当社グループの主力事業エリアである首都圏は、国内の人口動態として単独世帯の増加傾向が継続していることに加え、近年では「潤日」に代表される海外富裕層からの旺盛な居住・投資需要も顕在化しております。これらは、当社の主力である賃貸DXプロパティマネジメント事業及び売買DXインベスト事業双方の追い風となっております。 一方で、金融政策の正常化に伴う金利動向や、依然として高水準で推移する建設コストなど、不動産市況に影響を与えうる外部環境の変化にも注視が必要な状況です。また、不動産業界全体においてもデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流は一層加速しており、特に生成AI等の先進技術を活用した新たな顧客体験価値の創出や業務効率化が競争優位性を左右する重要な要素となっております 。 このような環境認識のもと、当社グループは「不動産DX」戦略をさらに加速させております。自社開発のDXプロダクト活用により、業界平均を大幅に上回る入居率を実現するなど着実な成果を上げております 。あわせて、既存事業とのシナジーが見込める領域におけるM&Aを組み合わせることで、事業ポートフォリオの強化と非連続な成長を目指してまいります。 (4) 対処すべき課題 ①各事業の競争力強化と収益基盤の盤石化 当社グループの持続的成長の根幹である各事業部間の連携をさらに深め、収益基盤をより強固なものにしてまいります。 イ.事業間シナジーの最大化 各事業間で生まれる「成長の好循環」を加速させます 。具体的には、プロパティマネジメントで蓄積した豊富な入居者ニーズ等のデータを、賃貸仲介事業やその他事業にフィードバックする仕組みを高度化し、グループ全体の収益性を向上させます。 ロ.戦略的なアセットの確保 地価や建築コストの上昇という環境変化に対応するため 、当社が蓄積した不動産ビッグデータの分析を強化します。これにより、潜在的な価値を持つ優良な不動産アセットを早期に特定し、収益性の高いプロジェクトを継続的に確保してまいります。 ②DX戦略の深化による「不動産デジタルプラットフォーム」の確立 ビジョンの実現に向け、DXを競争優位性確立のための中核戦略と位置づけ、取り組みを深化させてまいります。 イ.DXソリューションの統合プラットフォーム化 これまで自社開発してきた複数のDXソリューション群を、データが双方向でシームレスに連携する「統合されたエコシステム」へと昇華させます。これにより、全てのステークホルダーに優れた体験価値を提供し、模倣困難な競争優位性を確立します。 ロ.データドリブン経営への転換 開発から管理、仲介に至る不動産のライフサイクル全般で蓄積した独自の不動産ビッグデータを戦略的に活用します。機械学習などを活用した高度なデータ分析に基づき意思決定を行う「データドリブン経営」へと転換し、全事業領域における顧客生涯価値(LTV)の最大化を図ります。 ③新たな収益源の確立と事業エコシステムの拡張 既存事業の成長に加え、新たな収益の柱を確立し、非連続的な成長を目指します。 イ.自社開発DXソリューションの外部展開 社内での有効性が実証済みのDXソリューションについて、不動産業界の共通課題を解決するB2B SaaSプロダクトとして外部への販売を本格化させます。これにより、景気変動の影響を受けにくい安定したリカーリング収益の確立を目指します。 ロ.戦略的M&A・アライアンスの推進 当社が目指す「不動産デジタルプラットフォーム」を補完する技術やサービスを持つ企業を対象に、規律ある戦略的なM&Aおよびアライアンスを積極的に推進します。これにより、事業エコシステムを拡張し、企業価値創造を加速させてまいります。 ④持続的成長を支える経営基盤の強化 挑戦的な成長戦略を支えるため、人材とガバナンスを中心とした経営基盤の強化に努めます。 イ.戦略的人材育成とエンゲージメント向上 外部からの採用に頼るだけでなく、社内における人材育成を強化します。既存社員に対するスキルアップ研修や、資格取得支援などの教育プログラムを拡充し、次世代のリーダーを計画的に育成します。また、一人ひとりの成長を正当に評価し、挑戦を奨励する文化を醸成することで、従業員エンゲージメントを高め、人材の定着を図ります。 ロ.ガバナンス・コンプライアンス体制の高度化 事業の拡大と多様化に対応し、すべてのステークホルダーの皆様からの信頼の礎となる、強固でスケーラブルなガバナンス・コンプライアンス体制を構築し続けます。法令遵守を徹底し、企業の社会的責任を果たしながら、成長に伴うリスクを適切に管理してまいります。
事業等のリスク5,570字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)法的規制等について 当社グループは事業の遂行にあたり、様々な法規制の適用を受けております。これらの法令・規制の改正、または新たな制定が行われた場合、当社グループにおける事業構造や資金調達方法を変更せざるを得ない、または、これらの制定や変更に対応するための費用が発生する可能性があります。このような法規制の変更等によって、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。当社グループは、国内外の各種法令、規制、法制の動向について、各種団体や専門家等からの情報を収集・分析して当社の各組織にて対応の検討を行い、影響の度合いや内容に応じて必要と判断したものについては、速やかに情報を共有の上、適切に対応しています。 (2) 事業環境の変化によるリスク 景気変動、国内外の経済状況の変化、金利上昇、為替変動、物価変動、少子高齢化・人口減少、産業構造の変化等は、不動産需要の低下、市況の悪化による地価等の下落、個人消費の低迷等をもたらす可能性があります。こうした事業環境の変化に伴い、賃貸用不動産の稼働率の低下や賃料の減少、分譲住宅等の販売用不動産の売上の減少の他、その対応のための費用の増加が生じ、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。当社グループは、事業環境や顧客ニーズの変化等を見極めながら、グループ会社の連携強化、顧客ニーズを先取りした商品開発、新たなビジネスインフラの顧客への提供、DXの推進、人口動態や供給動向を見据えた立地戦略、海外を含めた資産ポートフォリオの戦略的構築等を進めてまいります。 (3)コンプライアンスについて ①情報管理リスク 当社グループは、経営情報や技術情報等の重要な機密情報や、取引先およびその他関係者の個人情報を保有しております。社外からの不正侵入、社内における不正使用等、不測の事態によりこれらの情報が漏洩した場合は、企業価値の毀損、社会的信用の失墜、関係者への補償等により、当社グループの財政状態および経営成績等に重要な影響を与える可能性があります。これらの情報の外部への流出を防止するため、社内規程の整備や役職員への周知徹底、セキュリティシステムの強化等対策を講じております。 ②不正リスク 当社グループは、事業拡大に伴い役職員数が増加しており、それに伴い、役職員等の内部関係者による贈収賄、横領、インサイダー取引等の不正行為が発生するリスクを認識しております。また、事業の急速な拡大により、不正行為を適時に発見するための内部管理体制の構築が追いつかないという事態が生じる可能性も否定できません。このような法令等に抵触する事態や不正行為が発生した場合には、当社グループの社会的信用の低下、金銭的損失、法的責任の追及などに繋がり、当社グループの経営成績および財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、これらの不正リスクを低減するため、コンプライアンス関連規程を制定するとともに、役職員が遵守すべき法令・ルールについてeラーニングによる啓発等を継続的に実施しております。さらに、内部統制システムの整備・運用、内部監査の強化、そして内部通報制度の適切な運用に取り組むことで、不正行為の未然防止と早期発見に努めてまいります。またコンプライアンス委員会を設置し、グループ全体のコンプライアンス体制を統括、監視しております。 ③訴訟リスク 当社グループは様々な事業活動を行っており、それらが訴訟や紛争等の対象となる可能性があります。対象となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。訴訟を回避すべく、取引先とトラブルが発生しないよう日頃から適正な業務運営に努めております。また月1回開催しているリスクマネジメント委員会におきましても、訴訟につながる恐れもある大きなリスクの管理強化、低減策実行を図っております。 (4) 風評リスクおよび品質リスク 当社グループは、提供するサービスの品質に起因する顧客満足度の低下や瑕疵・不具合の発生、またはインターネットやSNS等でのネガティブな情報拡散により、企業イメージやブランド価値が損なわれる可能性があります。これらは、顧客離れや新規顧客獲得の困難化、さらには損害賠償請求等に繋がり、当社グループの事業、財政状態および経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、顧客からの定期的なフィードバックに基づくサービス改善を継続し、品質管理体制の強化に努めています。また、インターネット上の情報モニタリングを強化し、緊急時には迅速かつ適切に対応することで、風評被害の拡大防止と企業イメージの維持に努めてまいります。 (5)与信リスク 当社グループの各事業において、取引先の財政状態の悪化や経営破綻等が生じた場合には、売上債権の回収遅延や回収不能が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このようなリスクに対し、当社グループでは、新規取引開始時の審査を行うほか、取引先の信用状況を継続的に把握し、必要に応じて与信額の見直しを行うなど、債権保全に努めております。 (6)有利子負債への依存について 当社グループは、販売用不動産の取得資金の一部を主として金融機関からの借入金によって調達しております。金融政策や経済情勢等の変化により金利水準に変動があった場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクを軽減するため、当社グループでは、特定の金融機関に過度に依存しないよう、資金調達手段の多様化を推進しております。また、自己資本の充実を図り、財務体質の強化に努めることで、金利変動リスクへの耐性を高めてまいります。 (7)特定人物への依存について 当社グループの創業者であり代表取締役社長である清水剛は、当社グループの経営方針・戦略の決定および事業推進において極めて重要な役割を担っております。現時点では、同氏が当社グループの業務執行から離れることは想定しておりませんが、不測の事態により同氏の業務執行が困難となった場合、当社グループの業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。このリスクを軽減するため、当社は任意の指名委員会を設置し、後継者の育成・発掘を進めることで、同氏への過度な依存を脱却し、より強固な組織体制の構築を目指します。 (8)人材の確保について 当社グループは、様々な経営課題を克服し持続的な成長を実現するため、優秀な人材を継続的に確保し、育成していくことが最重要課題であると認識しております。しかしながら、当社グループが求める人材の確保や育成が想定どおりに進まない場合、当社グループの経営成績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。特に、競争の激しい人材市場において、優秀な人材の獲得が困難になったり、既存社員の離職率が高まったりするリスクが存在します。このリスクを軽減するため、戦略的な採用活動を継続して強化し、教育・研修制度、公平な評価制度、福利厚生の充実等魅力的な職場環境の整備を行ってまいります。またDX推進により業務効率化を図り、生産性の向上を強めてまいります。 (9)M&A等に関するリスク 当社グループでは、将来の事業拡大においてM&Aや戦略的出資、資本・業務提携など(以下、M&A等)を有効な手段の一つとして位置付け、今後も必要に応じてM&A等を実施する方針です。しかしながら、事業環境の変化等によりM&A等の実施時に見込んだ成果が計画どおりに進捗しなかった場合や、当初予期していなかった事業上の問題等が発生した場合には、当社グループの財政状態並びに経営成績に影響を及ぼす可能性があります。M&A等を実施する場合には、対象会社の経営計画・財務内容・契約関係等について十分なデューデリジェンスを実施するとともに、投資効果の算定、シナジーの検証及び当社の企業文化に融合できるか等、総合的に勘案することによりリスクの低減に努めております。 (10)システムリスク 当社グループの事業は、コンピュータシステムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、不正アクセスやウイルス被害による情報漏洩といった不測の事態、または自然災害や事故等による通信ネットワークの切断が発生した場合、当社グループの営業活動や業務処理に遅延が生じる可能性があります。万一、当社のシステムが正常に利用できない場合や個人情報が外部へ漏洩した場合には、信用の失墜およびそれに伴う売上高の減少、損害賠償費用の発生等により、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。セキュリティの確保はこれまで以上に重要性を増していくと考え、情報システムおよび制御システムにおいて年次点検を実施し、eラーニング研修等を通じて役職員への啓蒙を行うとともにインターネット接続時における情報アクセスへの制限やログ管理、情報端末の紛失に備えた対策の強化、サイバー保険への加入、ウイルススキャンや異常な動きに対する検知システムの導入等を行い、サイバー攻撃や情報漏洩に備えた環境整備を進めています。 (11)空室リスク 当社グループの賃貸DXプロパティマネジメント事業において、住居用のサブリース事業を行っており、オーナー様に対して契約期間の賃料を保証しております。この賃料保証は、対象不動産の空室状況にかかわらず契約した賃料をお支払いするため、空室率の上昇や当社が転貸する賃料の下落といった市場環境の変化に大きく影響を受けます。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの売上高、営業利益、そして営業キャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、単に物件の立地や築年数、設備状況だけでなく、周辺賃料相場の動向、競合物件の供給予測等を分析し、将来的な賃料変動リスクや空室発生リスクを評価しています。また、賃料保証契約時には、周辺相場からの乖離が発生した場合等の賃料見直し条項や保証解除条項を盛り込み、市場環境の変化に応じて柔軟に契約条件を見直す体制を構築し、リスクの低減を図ってまいります。 (12)用地獲得リスク 当社グループは、売買DXインベスト事業において、投資用ワンルームマンションの開発・販売を行うにあたり、事業用地の確保を重要な経営戦略と位置付けております。しかしながら、高い賃貸需要が見込める駅近などの好立地における用地取得競争の激化、地価の高騰、金利上昇、または予期せぬ法規制の変更等により、当社グループが計画する条件での事業用地の取得が困難となるリスクがあります。また、取得した用地において、土壌汚染、地下埋蔵物、境界問題、あるいは周辺環境に関する潜在的な問題が事後的に発覚した場合、開発計画の遅延、追加的なコスト発生、事業採算性の悪化、ひいては当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このリスクに対し、当社グループは、専門部署による綿密な市場調査及び地価動向の分析に加え、不動産仲介業者、金融機関等との連携を強化し、多角的な情報収集ルートを確保しております。また、用地取得に際しては、デューデリジェンスを実施し、潜在的なリスクの早期発見と評価に努めております。 (13)市場変動(価格下落)リスク 当社グループは、売買DXインベスト事業において、取得した不動産の販売を行うにあたり、市場変動による価格下落リスクを認識しております。国内外の景気動向、金利情勢、金融市場の変動、不動産関連税制の変更、人口動態の変化、または特定の地域における供給過剰や災害の発生など、様々な要因が複合的に作用することで、当社グループが取得する不動産の市場価格が下落する可能性があります。このような市場変動が生じた場合、当社グループは、販売用不動産の減損損失の計上、賃料収入の減少、販売価格の下落による売却益の減少または売却損の発生などにより、経営成績および財政状態に重大な影響を受ける可能性があります。また、不動産価値の低下は、資金調達の制約や事業計画の未達を招く恐れもあります。このリスクに対し、当社グループは、物件の用途、立地、規模等を考慮した価格査定を行い、リスクの軽減を図っております。不動産市場の動向を継続的に分析し、必要に応じて最適な投資判断および物件管理を行う体制を構築。物件の競争力を維持・向上させるため、リノベーションを実施し、物件価値の維持向上に努めております。 (14)建築リスク 当社グループの売買DXインベスト事業において、建設資材価格や労務費の高騰による建築コストの上昇は、開発プロジェクトの採算性を悪化させる要因となります。建築費が想定を超えて高騰した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このようなリスクに対し、当社グループでは、複数の建設会社から見積を取得してコストの最適化を図るとともに、市況に応じて販売価格へ適切に反映させることで、プロジェクト収益の確保に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)9,165字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、回復基調で推移いたしました。一方で、今後の見通しについては、金融資本市場の変動や米国の通商政策の影響に加え、物価上昇の継続による消費者マインドの冷え込み懸念などが、不透明な状態を継続させております。 当社グループが属する不動産業界においては、大都市圏を中心とした不動産への堅調な需要が継続し、地価は引き続き上昇傾向を維持しました。とりわけ、都心部の収益不動産には国内外の投資マネーが流入し、取引件数も堅調な推移を示しております。一方で、地方部における空き家の増加や、住宅着工戸数の減少傾向、建築資材費・労務費の高騰など、供給サイドにおける課題も顕在化しております。 このような事業環境の中、当社グループはDXによって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになるための取り組みを行っております。2014年9月に上場して以来、売上高は約8倍、営業利益は約21倍と大きく成長いたしました。 当連結会計年度において、主力の賃貸DXプロパティマネジメント事業は、管理戸数の増加を進めると同時に、次世代管理システム『AMBITION Cloud』により、管理受託や退去されるお部屋の物件募集までの生産性が向上したことに加え、人材投資が奏功し、リーシング力が向上した結果、入居率は98.3%と高水準で推移しております。売買DXインベスト事業は、子会社である株式会社ヴェリタス・インベストメントの物件売却が想定通りに進捗し、当社インベスト部においては引き続き中古物件の仕入れ及び販売に注力いたしました。仕入及び販売はともに予定通り順調に推移いたしました。その他事業に属する不動産DX事業は、主に入居者DXアプリ『AMBITION Me』の開発を進め、入居者の満足度とエンゲージメントの向上、LTV(顧客生涯価値)の最大化を実現いたします。また、積極的なM&Aやアライアンスの推進も検討しております。 その結果、当連結会計年度の売上高は52,372,323千円(前年同期比24.5%増、10,306,929千円増)、営業利益は3,946,419千円(前年同期比44.8%増、1,220,101千円増)、経常利益は3,524,731千円(前年同期比40.6%増、1,017,042千円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,350,592千円(前年同期比43.5%増、712,463千円増)となり、過去最高収益を達成しました。なお、売上高は5期連続の増収、全ての利益も5期連続の増益となりました。 セグメントの業績は次の通りであります。 (賃貸DXプロパティマネジメント事業) 当事業は、主に住居用不動産の転貸借(サブリース)を行う当社グループ主力の事業で、管理戸数の増加及び高入居率の維持を基本方針としております 。不動産賃貸管理に関わるあらゆる業務をDXする『AMBITION Cloud』により、業務効率化と生産性向上を実現しております。 当連結会計年度末におきましては、管理戸数については27,354戸(前年同期比2,130戸増)、サブリース管理戸数については15,621戸(前年同期比1,321戸増)と順調に増加いたしました 。当連結会計年度末時点の入居率は98.3%(前年同期末は98.5%)となりました。 その結果、売上高は21,649,995千円(前年同期比7.0%増、1,417,536千円増)、セグメント利益(営業利益)は2,411,401千円(前年同期比23.4%増、456,981千円増)となりました。 (賃貸DX賃貸仲介事業) 事業は、当社の管理物件を中心に賃貸物件の仲介事業を行っております。子会社のアンビション・エージェンシー(『ルームピア』を運営)、及び同アンビション・バロー(『バロー』を運営)にて、都内8店舗、神奈川県8店舗、埼玉県1店舗の計17店舗を展開しております。当事業のリーシング力の高さが主力のプロパティマネジメント事業における高入居率の維持に貢献しております。 当連結会計年度におきましては、AI×RPAツール『ラクテック』の活用により、引き続き入力業務の人員抑制・反響数のアップに取り組んでおります。また、法人営業の強化や広告戦略の強化によるWEB集客、リモート接客・VR内見などの集客施策に加え、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した当社独自の電子サイン『AMBITION Sign』による電子契約パッケージなどの非対面サービスの強化により、お部屋探しにおける顧客の体験価値向上を実現しております。 その結果、売上高は1,020,221千円(前年同期比10.9%増、99,874千円増)、セグメント利益(営業利益)は54,708千円(前年同期比301.7%増、41,089千円増)となりました。 (売買DXインベスト事業) 当事業は、「立地」「デザイン」「設備仕様」にこだわった自社開発の新築投資用デザイナーズマンション販売を中心に展開する子会社ヴェリタス・インベストメント(以下、ヴェリタス)と、多様なルートからの物件仕入れ力により、立地を重視した分譲マンションのリノベーション販売を中心に展開する当社インベスト部で行っております 。また当事業は、都内、首都圏を中心にした付加価値の高い物件の仕入れが、高単価物件の販売ならびに一件当たりの高い粗利益へとつながっております。 当連結会計年度におきましては、計画通りに進捗し、当連結会計年度の売却戸数はヴェリタス291戸(前年同期比49戸増)となり、当社インベスト部は、当連結会計年度の売却戸数は69戸(前年同期比41戸減)となりました。 その結果、売上高は28,061,763千円(前年同期比43.0%増、8,434,150千円増)、セグメント利益(営業利益)は3,833,884千円(前年同期比41.5%増、1,124,845千円増)となりました。 (インキュベーション事業) 当事業は、当社グループと親和性の高い事業を行うベンチャー企業への投資、資本業務提携、投資先企業の支援などを子会社アンビション・ベンチャーズが行っております。 当連結会計年度におきましては新たに3社への投資並びに1社の売却を実行し、累計で33社のベンチャー企業に投資を行っております。 その結果、売上高は9,317千円(前年同期比94.0%減、145,183千円減)、セグメント損失(営業損失)は36,779千円(前年同期比-%、69,520千円減)となりました。 (その他事業) 不動産DX事業(システム開発の海外子会社を含む)、少額短期保険事業、ZEH・ライフライン事業を総じて、その他事業としております。 不動産DX事業では、賃貸管理の次世代管理システム『AMBITION Cloud』を海外子会社のアンビションベトナムなどで開発し、社内のDX化を優先的に取り組んでおります。賃貸DX事業におけるDX化は、IT重説と『AMBITION Sign』(ブロックチェーン技術を活用した当社独自の電子サイン)との連携により、電子契約のパッケージ化を実現しております。また、入居者DXアプリ『AMBITION Me』は、入居・更新・退去に至るまでの様々なサービスを提供しており、オンライン診療の提供や、住まいのお役立ちサービス、生成AIを導入したFAQサービスの提供をしております。 少額短期保険事業では、当連結会計年度におきましても順調に新規契約を獲得するとともに、申込みから支払いまでペーパーレスで完結できる当社子会社開発システム『MONOLITH(モノリス)』によって当社グループのDX推進の一端を担っております。 ZEH・ライフライン事業では、蓄電池、太陽光発電、外壁塗装など電力創出・省エネルギー設備の営業を行うZEH(Net Zero Energy House)事業と電気・ガス提供会社の開設・切替の取り次ぎ、ウォーターサーバーなどの営業を行うライフライン事業を子会社の株式会社DRAFTにて行っております。 弊社管理物件の入居者や賃貸仲介の顧客に対しサービス提供を行うなど、賃貸DX事業とのシナジー効果を創出しております。 その結果、売上高は1,631,025千円(前年同期比44.3%増、500,551千円増)、セグメント利益(営業利益)は49,155千円(前年同期は28,283千円のセグメント損失)となり、大幅な収益改善により黒字化を達成いたしました。 ② 財政状態の状況 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産は39,308,261千円となり、前連結会計年度末に比べ12,415,582千円増加いたしました。これは主に、販売用不動産が4,856,368千円、現金及び預金が3,313,926千円、土地が1,948,659千円、仕掛販売用不動産が1,397,267千円増加し、のれんが175,246千円減少したことによるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は30,945,352千円となり、前連結会計年度末に比べ10,203,433千円増加いたしました。これは主に、長期借入金が1,617,136千円、短期借入金が4,479,600千円、1年内返済予定の長期借入金が3,046,913千円増加し、1年内償還予定の社債が16,900千円、社債が16,500千円減少したことによるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産合計は、8,362,909千円となり、前連結会計年度末に比べ2,212,149千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が2,093,364千円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて3,313,926千円増加し、8,502,267千円となりました。 各活動区分別のキャッシュ・フローの状況及び主な要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、16,418千円の収入(前連結会計年度は977,432千円の支出)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益3,425,056千円の計上、販売用不動産の増加による支出1,951,055千円、仕掛販売用不動産の増加よる支出1,397,267千円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、5,664,661千円の支出(前連結会計年度は3,399,931千円の支出)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出5,426,590千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、8,963,732千円の収入(前連結会計年度は3,993,078千円の収入)となりました。これは主として、長期借入れによる収入10,650,700千円、短期借入金の純増額4,479,600千円、長期借入金の返済による支出5,986,650千円があったこと等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 (生産実績) 当社グループが行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 (受注実績) 当社グループが行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、受注実績に関する記載を省略しております。 (販売実績) 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)   前期比(%) 賃貸DXプロパティマネジメント事業(千円)   21,649,995   7.0 賃貸DX賃貸仲介事業(千円)   1,020,221   10.9 売買DXインベスト事業(千円)   28,061,763   43.0 インキュベーション事業(千円)   9,317   △94.0 報告セグメント計(千円)   50,741,298   24.0 その他(千円)   1,631,025   44.3 合計(千円)   52,372,323   24.5 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な取引先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合につきましては、すべての取引先の当該割合が100分の10未満のため記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積りを必要とする箇所があります。これらの見積りにつきましては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内でかつ合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる可能性があることにご留意ください。 当社グループの連結財務諸表を作成するに当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりでありますが、特に以下の会計方針は当社グループの連結財務諸表作成においては重要であると考えております。 (棚卸資産の評価) 当社グループは、棚卸資産の評価に関する会計基準に従い、収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている販売用不動産及び仕掛販売用不動産の帳簿価額を、正味売却価額まで切り下げる会計処理を適用しております。会計処理の適用に当たっては、個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法)を採用しております。具体的には、正味売却価額が販売用不動産等の帳簿価額を下回った場合には、正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としております。 見積りの算出に用いた重要な仮定は、正味売却価額の算定の基礎となる売価、見積追加製造原価及び見積販売直接経費であります。 当該重要な仮定は連結財務諸表作成時点における最善の見積りに基づき決定しておりますが、見積りと将来の結果が異なる可能性があります。すなわち、経済環境の悪化等に伴う賃料の低下及び空室率の上昇、想定外の追加コストが発生すること等による賃貸費用の悪化、市場金利の変動に伴う割引率の上昇、住宅販売市況の悪化に伴う販売価格の低下等により、正味売却価額の算定に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (のれんの評価) 当社グループは、戦略的施策の一環として、買収・出資等を実施しており、これらの企業結合取引により生じた対象会社の超過収益力を、のれんとして計上しております。のれんの減損の兆候の把握、減損損失の認識の判定及び測定は、対象会社ごとに行っております。減損の兆候があると識別された対象会社について、残存償却期間に対応した対象会社から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額とのれんの帳簿価額とを比較し、前者が後者を下回る場合には、のれんの減損損失を認識します。 割引前将来キャッシュ・フローの算定は、その性質上、判断を伴うものであり、多くの場合、重要な見積り・仮定を使用します。当該割引前将来キャッシュ・フローの見積りに使用される仮定は、主として、資産グループにおける将来の事業計画に基づいております。 見積りの算出に用いた仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件及び経営環境の変化等がのれんの評価に不利な影響を与える可能性があります。不利な影響を受けた結果、将来の事業計画を見直し、割引前将来キャッシュ・フローが変動した場合、翌年度の連結財務諸表において、減損損失の認識の判定及び認識が必要な際の減損損失の測定に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ10,306,929千円増加し52,372,323千円(前期比24.5%増加)となりました。 主力事業である賃貸DXプロパティマネジメント事業では、管理戸数が安定して増加したこと及び高入居率をキープしたことにより、売上高は前期と比べ1,417,536千円増加し21,649,995千円となり、想定を上回る業績推移となっております。賃貸DX賃貸仲介事業では、法人営業の強化や広告戦略の強化によるWEB集客が好調だったことに加え、リモート接客・VR内見・電子契約など非対面サービスの強化などの集客効果が奏功した等により、売上高は前期と比べ99,874千円増加し1,020,221千円となり、増収となっております。売買DXインベスト事業では、計画通りに販売等が進捗したことにより、売上高は前期と比べ8,434,150千円増加し28,061,763千円となり、引き続き好調をキープしております。インキュベーション事業では、前期と比べ145,183千円減少し9,317千円となりました。その他事業では蓄電池販売やライフラインサービスの提供などが好調に推移したことによる不動産関連事業の売上高の増加及び少額短期保険の契約件数増加等により、売上高は前期と比べ500,551千円増加し1,631,025千円となっております。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ1,220,101千円増加し、3,946,419千円(前期比44.8%増加)となり、売上高営業利益率は7.5%(前期は6.5%)となりました。 主な要因は、主力事業である賃貸DXプロパティマネジメント事業では、管理戸数の増加、募集コストの減少により、前連結会計年度に比べ456,981千円増加し2,411,401千円となり、大幅増益となりました。賃貸DX賃貸仲介事業では、営業人員及びDX施策のための投資、広告宣伝費の増加等がありましたが、法人部門やDX効果による集客増加効果による売上高の増加がコスト増分を吸収し、前連結会計年度に比べ41,089千円増加し54,708千円となり、増益となりました。売買DXインベスト事業では、1戸当たりの売買価格の増加による利益の増加、内装工事を内製化したことによるコストの減少等により、前連結会計年度に比べ1,124,845千円増加し3,833,884千円となり、増益となりました。インキュベーション事業では、前連結会計年度に比べ69,520千円減少し36,779千円となり、減益となりました。その他事業では、ZAH・ライフライン事業が軌道に乗り始めたこと、少額短期保険事業の新規契約数の増加及び不動産DX事業の先行投資の影響等により、前連結会計年度に比べ77,438千円回復し、49,155千円の営業利益となっております。 (経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、雑収入8,569千円、投資事業組合運用益8,847千円等を計上したことにより、27,553千円となり、営業外費用は、支払利息335,454千円、支払手数料108,864千円等を計上したことにより、449,240千円となりました。 以上の結果、営業利益に営業外収益・営業外費用を加減算した経常利益は3,524,731千円(前期比40.6%増加)となり、売上高経常利益率は6.7%(前期は6.0%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は、事務所移転費用16,656千円等の計上により、99,674千円となりました。税金費用は前期と比べ34.3%増加し1,071,044千円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,350,592千円(前期比43.5%増加)となりました。 (経営成績に重要な影響を与える要因について) 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境に由来するリスク、事業内容に由来するリスク等様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 これらの経営成績に重要な影響を与えるリスクに対応するため、組織体制のさらなる強化等を行ってまいります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主な資金需要は、販売用不動産の開発・購入資金及び運転資金等であります。これらの資金需要につきましては、金融機関からの借入による資金調達のほか、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金にて対応していくこととしております。販売用不動産の売却によって得られた資金については、販売用不動産の開発・購入した際の借入の返済へ優先的に充当し、それ以外の資金については、その都度、総合的に勘案して、手許資金や成長投資等へ充当しております。 キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

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