本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

AVANTIA

AVANTIA CO., LTD.8904 · Standard · 不動産業

関西圏を中心に戸建住宅とマンションを手がけるデベロッパー。個人向け注文住宅から中古リノベーション、工事請負までを子会社と担う。

概要

AVANTIA(旧社名サンヨーハウジング名古屋)は、1989年11月設立の不動産企業である。2025年8月期の連結売上高は693億円、従業員数575名。戸建住宅、マンション、一般請負工事、不動産流通の4セグメントを展開し、11社の子会社で構成されるグループを形成している。東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード8904)。

四つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは戸建住宅事業、マンション事業、一般請負工事事業、不動産流通事業の4セグメントで構成される。戸建住宅事業は新築戸建住宅の施工・販売が中心で、建売住宅への依存度が高い。マンション事業は連結子会社サンヨーベストホームが名古屋市等の好立地に特化した分譲マンションを企画・販売する。一般請負工事事業は3社の老舗工務店(巨勢工務店、ジェイテクノ、宇戸平工務店)が建築・土木・管工事を請負い、グループ内の造成工事も内製化する。不動産流通事業は中古住宅のリノベーション販売や事業用不動産の売買を手掛け、近年成長が著しい。その他にリフォームや仲介事業も有する。

中部圏に根差しつつ全国4商圏へ拡大

創業以来、愛知県名古屋市を本拠として中部圏に多数の支店・営業所を開設してきた。2025年9月時点で、首都圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)、中部圏(愛知、岐阜、三重、静岡)、関西圏(大阪、兵庫)、九州圏(福岡)の4商圏に拠点を有する。2022年には東京本部を開設し、2025年には福岡支社と静岡支社を新設した。一方、業績不振により多くの支店を閉鎖・統合しており、2024年までに岐阜、豊中、金沢、浜松などの拠点を廃止している。

上場市場の変遷と資本政策

2002年7月に東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場第二部に株式上場し、2004年8月には両市場第一部に指定された。2022年4月の市場再編に伴い東証プライム市場に移行したが、2023年10月にはスタンダード市場へ変更した。PBRが1倍を下回る状況が続き、ROE改善を課題としている。中期経営計画「VISION2030」では売上高1,000億円、経常利益60億円、ROE8%以上を目標に掲げ、2028年8月期を最終年度とする「中期経営計画2028」を実行中である。

11社の子会社が支える事業基盤

2025年8月期の連結子会社は11社で構成される。戸建住宅では五朋建設、プラスワン、DreamTown、ネクスト-ライフ-デザイン、プロバンクホームが施工・販売を担う。マンションはサンヨーベストホーム。一般請負工事は巨勢工務店、ジェイテクノ、宇戸平工務店。不動産流通ではアバンティア不動産、DreamTown、プロバンクホームが参画する。さらにリフォーム事業を担うドリームホームや、2023年に子会社化したネクスト-ライフ-デザインなどが含まれる。これらの子会社はM&Aによって段階的に取得または設立された。

業界の中での役割は住宅・不動産業界における総合デベロッパーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
693億円
営業利益
13億円
営業利益率
1.9%
純利益
6億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01戸建住宅主力

注文住宅・建売住宅の施工・販売を行う。子会社と連携して用地取得から設計、施工、引き渡しまでを担い、関西を中心に展開。

主な製品・サービス1
戸建住宅
個人向けの注文住宅や建売住宅を企画・施工・販売。

02マンション準主力

連結子会社であるサンヨーベストホームがマンションの企画・販売を手がける。分譲マンションを開発し、個人に販売する。

主な製品・サービス1
分譲マンション
都市部や郊外で分譲マンションを企画・開発・販売。

03一般請負工事準主力

建築工事・土木工事・管工事の請負を子会社が行う。住宅以外の建築物やインフラ整備にも対応。

主な製品・サービス3
建築工事
建物の新築・改修工事を請け負う。
土木工事
道路・造成などの土木工事を請け負う。
管工事
給排水・空調などの配管工事を請け負う。

04不動産流通副次

中古戸建住宅や中古区分マンションの買取・リノベーション・販売、事業用不動産の売買仲介を行う。既存ストックの再生を通じて価値を創出。

主な製品・サービス3
リノベーション住宅
中古住宅を買い取り、リノベーションして再販する。
中古マンション
中古区分マンションの売買・仲介。
事業用不動産
オフィスビルや店舗などの売買・仲介。

05その他副次

リフォーム事業や不動産仲介等の周辺サービスを提供。住宅オーナー向けにリフォーム工事を請け負い、不動産の仲介手数料を得る。

主な製品・サービス2
リフォーム
住宅の改修工事を提供。
不動産仲介
住宅や土地の売買・賃貸の仲介を行う。

製品と技術

建売住宅を中心とした戸建住宅事業

戸建住宅事業は当社グループのコア事業であり、売上高の約66%を占める(2025年8月期)。主に建売住宅(分譲住宅)として販売され、第一次取得者層を主な顧客とする。商品構成の充実のため、宅地分譲や規格型注文住宅を組み合わせたプロダクトミックスを推進している。2025年8月期の戸建住宅事業の売上高は455億64百万円で、前期比16.3%減と低迷したが、在庫の質的・量的適正化に取り組み、下期以降は販売が回復傾向にある。注文住宅では、顧客のニーズに応じた設計施工も行っている。

好立地に特化したマンション事業

マンション事業は連結子会社サンヨーベストホームが担い、名古屋市を中心とした利便性の高いエリアに限定して新築分譲マンションを企画・販売する。好立地物件への需要は底堅いが、建築コスト上昇に伴う価格高騰の影響で販売には濃淡がある。2025年8月期の売上高は23億14百万円と前期比22.7%減となったものの、戸当たり利益は計画水準を維持し、販売コスト削減により営業利益は1億41百万円と大幅増益(前期比1,145.4%増)を達成した。今後も限定エリアでの高品質な物件供給を継続する。

老舗工務店による一般請負工事事業

一般請負工事事業は、ジェイテクノ、巨勢工務店、宇戸平工務店の3社が担当する。各社は地域に根差した老舗工務店であり、建築工事、土木工事、管工事などの請負を手掛ける。グループ内の戸建住宅事業に関する造成工事や建築工事を内製化することで、コスト競争力と品質管理の向上に貢献している。2025年8月期の売上高は70億82百万円(前期比26.8%増)、営業利益は2億26百万円(同12.0%増)と堅調に推移した。民間工事を中心に受注獲得に努め、安定した収益源となっている。

中古物件のリノベーションと不動産流通事業

不動産流通事業は、中古戸建住宅や中古区分マンションを買い取り、リフォーム・リノベーションを施して付加価値を高め、再販するビジネスモデルを軸とする。首都圏を中心に展開する中古区分マンションの販売は堅調で、東京23区の高額物件の売買も想定規模の実績を上げた。また、事業用不動産(収益物件、オフィスビル、事業用地等)の売買も行う。2025年8月期の売上高は125億37百万円(前期比95.9%増)、営業利益は7億70百万円(同101.1%増)と急成長し、グループの収益基盤として重要性を増している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

中堅不動産会社、低収益ながら成長中

AVANTIAは不動産事業を展開し、売上高は700億円前後と中堅規模。同業の大東建託は売上高1.8兆円超と大幅に上回るが、ロボットホームなど同規模の企業と競合。営業利益率は1~2%と低く、収益性が課題。2024年8月期に売上高710億円と成長したが、2025年8月期は減少見込み。規模はあるが、収益改善が急務。

強み

  • 2023年8月期582億円から2024年8月期710億円へ大幅増収を達成。
  • 売上高700億円規模で一定の市場プレゼンスがある。
  • 低いながらも営業黒字を継続しており、赤字リスクは低い。
  • 不動産業全般をカバーし、特定分野に依存しない。

課題

  • 営業利益率1~2%と非常に低く、収益構造の改善が急務。
  • 2025年8月期は減収予想で、成長の持続性に疑問。
  • 大手との差が大きく、独自の競争優位性が不明確。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がAVANTIA

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18927明豊エンタープライズ147億円6.3倍
28931和田興産146億円5.5倍
33300アンビション DX ホールディングス128億円5.9倍
48898センチュリー21・ジャパン128億円13.6倍
52981ランディックス125億円6.8倍
68904AVANTIA123億円9.0倍
78945サンネクスタグループ118億円17.5倍
83236プロパスト102億円5.2倍
9463Aインテリックスホールディングス102億円5.1倍
102993長栄99億円9.9倍
112983アールプランナー94億円7.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 79件

株式会社サンヨーハウジング名古屋として設立された1989年

1989年11月、株式会社サンヨーハウジング名古屋として設立された。当時は住宅建設・販売を主業とし、1992年には豊田支店と春日井支店を開設して営業基盤を拡大した。同年9月には子会社サンヨーコンサルタント株式会社を設立し、グループ経営の第一歩を踏み出した。1995年には一級建築士事務所登録を取得し、設計施工の体制を整えた。1996年8月に名古屋市千種区へ本社移転。1998年には宅地建物取引業大臣免許を取得し、事業の幅を広げた。

支店網の拡大と上場への布石(1992年~1999年)

1990年代後半にかけて、春日井、名古屋南、名古屋東、岐阜、四日市、浜松など中部圏を中心に支店を開設した。1999年2月には一般建設業大臣許可を取得し、建設工事の請負を本格化。同年7月にはサンヨー土木測量株式会社を設立し、測量事業に進出した。1999年8月、名古屋市瑞穂区に本社を移転し、本店も同地に開設。同年12月には豊田支店を移転し、サンヨーデザインギャラリー豊田支店に名称変更するなど、店舗ブランドの統一を進めた。

株式上場と市場第一部指定を達成(2002年~2004年)

2002年7月、東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場第二部に株式上場を果たした。上場後も支店網の拡大を継続し、2002年9月に豊橋支店、2003年5月に西宮支店、同年11月に吹田支店を開設。2003年2月にはサンヨーベストホーム株式会社とサンヨーライフネット株式会社を子会社化し、マンション事業と住宅販売に参入。同年3月には株式会社巨勢工務店を子会社化し、関西エリアの工事基盤を獲得。2004年8月には両市場第一部へ指定され、企業規模の拡大を市場に示した。

グループ再編と新たな子会社の獲得(2003年~2011年)

2004年9月、サンヨーベストホームがサンヨーライフネットを吸収合併し、経営資源を集約。2007年5月にジェイテクノ株式会社を設立し、同年8月に安藤技建等から事業を譲受して工事部門を強化。2009年9月にはサンヨーベストホームがサンヨーコンサルタントを吸収合併。2011年3月には巨勢工務店がサンヨーベストホーム関西を吸収合併した。また、2013年10月に株式会社宇戸平工務店、2016年9月に五朋建設株式会社、2019年10月に株式会社プラスワンを相次いで子会社化し、グループ体制を拡充した。

商号変更と首都圏・九州への進出(2020年~2022年)

2020年1月、株式会社AVANTIAに商号変更した。同年9月には市川支店を開設し、首都圏での事業を本格化。2021年4月には株式会社DreamTownと株式会社ドリームホームを子会社化し、不動産流通とリフォームを強化。同年6月に福岡支店を開設して九州進出を開始した。2022年1月には千葉営業所を開設するも翌年に閉鎖。2022年4月の市場再編に伴い、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミアム市場に移行した。同年9月には東京本部を開設し、首都圏における事業拠点を強化した。

プライム市場からスタンダード市場への変更(2023年~2025年)

2023年10月、東京証券取引所の市場区分を見直し、プライム市場からスタンダード市場へ変更した。同年12月には名古屋市中区に本社を移転し、同時にAVANTIA SQUAREを閉鎖した。同年同月、株式会社プロバンクホームと日幸ホールディングスを子会社化し、プロバンクホームが日幸を吸収合併。2024年11月には横浜支店を開設。2025年6月には株式会社サンヨー不動産がアバンティア不動産を吸収合併し、商号を株式会社アバンティア不動産に変更。2025年9月には福岡支社と静岡支社を開設し、海外営業部を設置した。

年表79件を開く

1980年代

  • 1989年11月創業株式会社サンヨーハウジング名古屋 設立(2020年1月 株式会社AVANTIAに商号変更)

1990年代

  • 1992年3月豊田支店開設(1999年12月 移転 2016年8月 移転、サンヨーデザインギャラリー豊田支店に名称変更)
  • 1992年9月M&A春日井支店開設(2003年10月 移転、名古屋北支店に名称変更 2014年7月 サンヨーデザインギャラリー春日井支店 統合移転)
  • 1992年9月創業サンヨーコンサルタント株式会社設立
  • 1995年6月名古屋南支店開設(2006年9月 移転、栄支店に名称変更 2018年7月 アバンティア・ラボ リニューアル 2019年12月 閉鎖)
  • 1995年11月一級建築士事務所登録
  • 1996年8月名古屋市千種区に本社移転
  • 1997年3月名古屋東支店開設(2014年8月 移転、サンヨーデザインギャラリー名古屋東支店に名称変更)
  • 1997年10月長久手市に建設部開設(2021年7月 天白区井の森町へ移転)
  • 1998年9月宅地建物取引業大臣免許取得
  • 1998年10月岐阜支店開設(2001年6月 移転 2024年12月 閉鎖)
  • 1999年2月商号変更一般建設業大臣許可取得(2025年3月 特定建設業大臣許可に変更)
  • 1999年7月創業サンヨー土木測量株式会社設立(2015年4月 サンヨー測量株式会社に商号変更 2021年3月 解散)
  • 1999年8月名古屋市瑞穂区に本社移転(2023年12月 名古屋市中区に本社移転)
  • 1999年10月本店(名古屋市瑞穂区)開設(2012年9月 移転、サンヨーデザインギャラリー名古屋南支店に名称変更)

2000年代

  • 2000年9月名古屋西支店開設(2018年6月 一宮支店に名称変更 2020年9月 移転、稲沢営業所に名称変更 2021年6月 閉鎖)
  • 2001年7月四日市支店開設(2008年2月 移転 2022年9月 四日市営業所に名称変更 2023年12月 移転 2024年4月 四日市オフィスに名称変更)
  • 2002年4月浜松支店開設(2004年5月 移転 2021年3月 移転 2022年3月 浜松営業所に名称変更 2023年8月 閉鎖)
  • 2002年7月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第二部に株式上場
  • 2002年9月豊橋支店開設(2020年9月 豊橋営業所に名称変更 2023年1月 移転 2025年6月 閉鎖)
  • 2003年2月M&Aサンヨーベストホーム株式会社(現連結子会社)及びサンヨーライフネット株式会社を子会社化
  • 2003年3月M&A株式会社巨勢工務店(現連結子会社)及び巨勢雄株式会社(2009年9月 サンヨーベストホーム関西株式会社に商号変更)を子会社化
  • 2003年5月M&A西宮支店開設(2008年2月 神戸支店に統合)
  • 2003年11月M&A吹田支店開設(2010年9月 神戸支店に統合)
  • 2004年8月東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部へ指定
  • 2004年9月M&Aサンヨーベストホーム株式会社(現連結子会社)を存続会社として、サンヨーライフネット株式会社を吸収合併
  • 2004年9月八王子支店開設(2006年12月 移転、立川支店に名称変更 2009年2月 閉鎖)
  • 2005年2月刈谷支店開設(2020年9月 刈谷営業所に名称変更 2020年12月 移転、安城営業所に名称変更 2023年4月閉鎖)
  • 2005年12月東海支店開設(2020年9月 東海営業所に名称変更 2022年8月 閉鎖)
  • 2006年4月M&A神戸支店開設(2015年10月 豊中支店に統合)
  • 2006年6月名古屋東営業所開設(2018年12月 閉鎖)
  • 2006年12月姫路支店開設(2019年3月 閉鎖)
  • 2007年4月名古屋港営業所開設(2014年10月 閉鎖)
  • 2007年5月ジェイテクノ株式会社(現連結子会社)設立
  • 2007年8月ジェイテクノ株式会社(現連結子会社)が安藤技建株式会社及び有限会社安藤建機から吸収分割により事業を譲受
  • 2008年3月春日井営業所開設(2018年12月 閉鎖)
  • 2008年10月岡崎支店開設(2020年9月 岡崎営業所に名称変更 2022年11月 閉鎖)
  • 2009年3月稲沢営業所開設(2018年12月 閉鎖)
  • 2009年9月M&Aサンヨーベストホーム株式会社(現連結子会社)を存続会社として、サンヨーコンサルタント株式会社を吸収合併

2010年代

  • 2010年3月M&A春日井支店開設(2014年7月 サンヨーデザインギャラリー春日井支店 統合移転)
  • 2011年3月M&A株式会社巨勢工務店(現連結子会社)を存続会社として、サンヨーベストホーム関西株式会社を吸収合併
  • 2011年6月静岡支店開設(2017年10月 閉鎖)
  • 2012年9月サンヨーデザインギャラリー名古屋南支店(2024年4月 名古屋オフィスに名称変更)
  • 2012年9月豊中支店開設(2018年11月 移転 2020年9月 移転 2024年12月 閉鎖)
  • 2013年10月M&A株式会社宇戸平工務店(現連結子会社)を子会社化
  • 2014年7月サンヨーデザインギャラリー春日井支店開設(2024年4月 春日井オフィスに名称変更)
  • 2014年8月サンヨーデザインギャラリー名古屋東支店開設(2025年4月 長久手オフィスに名称変更)
  • 2014年9月創業サンヨー住宅販売株式会社 設立(2017年9月 吸収合併)
  • 2015年7月金沢支店開設(2024年8月 閉鎖)
  • 2016年8月サンヨーデザインギャラリー豊田支店開設(2024年4月 豊田オフィスに名称変更)
  • 2016年9月M&A五朋建設株式会社(現連結子会社)を子会社化
  • 2018年6月サンヨーデザインギャラリー名古屋西支店開設(2025年4月 中川オフィスに名称変更)
  • 2018年7月アバンティア・ラボ栄開設(2019年12月 閉鎖)
  • 2018年9月あま営業所開設(2020年3月 閉鎖)
  • 2019年7月M&A株式会社サンヨー不動産設立(2025年6月 合併 株式会社アバンティア不動産(現連結子会社)に商号変更)
  • 2019年8月半田営業所開設(2025年6月 閉鎖)
  • 2019年8月津営業所開設(2022年4月 閉鎖)
  • 2019年10月M&A株式会社プラスワン(現連結子会社)を子会社化

2020年代

  • 2020年9月市川支店開設(2024年4月 市川オフィスに名称変更)
  • 2021年4月M&A株式会社DreamTown(現連結子会社)、株式会社ドリームホーム(現連結子会社)を子会社化
  • 2021年4月日進梅森展示場出展(2025年3月 閉鎖)
  • 2021年4月AVANTIA SQUARE開設(2023年12月 本社移転により閉鎖)
  • 2021年6月福岡支店開設(2022年7月 福岡天神営業所に名称変更 2023年1月 閉鎖)
  • 2021年10月福岡西営業所開設(2022年7月 福岡支店に名称変更 2025年9月 移転 福岡支社開設)
  • 2022年1月千葉営業所開設(2023年4月 閉鎖)
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
  • 2022年9月越谷営業所開設(2023年6月 閉鎖)
  • 2022年9月東京本部開設(2025年1月 丸の内オフィスに名称変更)
  • 2022年11月創業株式会社アバンティア不動産 設立
  • 2023年6月M&A株式会社ネクスト-ライフ-デザイン(現連結子会社)を子会社化
  • 2023年7月M&A株式会社プロバンクホーム(現連結子会社)、日幸ホールディングス株式会社を子会社化
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ変更
  • 2023年12月名古屋市中区に本社移転
  • 2023年12月M&A株式会社プロバンクホーム(現連結子会社)を存続会社として、日幸ホールディングス株式会社を吸収合併
  • 2024年9月首都圏営業本部開設(2025年1月 新宿オフィスに名称変更)
  • 2024年11月横浜支店開設(2025年9月 横浜オフィスに名称変更)
  • 2025年6月M&A株式会社サンヨー不動産を存続会社として、株式会社アバンティア不動産を吸収合併し、株式会社アバンティア不動産(現連結子会社)に商号変更
  • 2025年9月福岡支社 静岡支社開設
  • 2025年9月海外営業部設置

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年まで1,000億円
  • 経常利益2030年まで60億円
  • ROE2030年まで8%以上
  • 売上高2028年まで850億円
  • 経常利益2028年まで32億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    在庫適正化とプロダクトミックス改善による収益性改善

    主力の戸建住宅事業において、在庫の量的・質的適正化を進めるとともに、建売住宅に加えて宅地や規格型注文住宅を組み合わせたプロダクトミックスの改善により提案力を強化し、在庫回転期間の短縮を図る。

  2. 02

    規格型注文住宅等の他エリア展開による成長回帰

    中部圏・首都圏に限定されている規格型注文住宅やBizFillSystem™による木造集合住宅などの請負型事業を関西圏・九州圏へ拡大する。不動産流通事業も同様に拡大し、国内4商圏で総合不動産サービスを展開する。

  3. 03

    PBR・ROEの改善による資本コストの抑制

    財務健全性を維持しつつ、事業戦略による利益拡大と利益率改善で資本コストを上回るROEを実現する。資産効率化、ガバナンス強化、積極的IRや株主還元の充実により資本コストを抑制し、PBRと企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で575人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は563万円で、9期前と比べて+0.3%平均年齢は37.1歳、平均勤続年数は7.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月492
2017年8月514
2018年8月489
2019年8月56133.98.3479
2020年8月54132.97.6530
2021年8月55834.68.4620
2022年8月58035.79.0591
2023年8月59436.49.6618
2024年8月59437.110.0593152
2025年8月56337.17.9575226

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.3%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)54.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
その他計4,491百万円
収益不動産等 — 首都圏・中部圏・その他4,481百万円
不動産流通事業 その他の事業
戸建住宅事業 — 株式会社DreamTown(京都府京都市下京区四条通油小路西入藤本寄町26番地1 朝日生命京都第二ビル7階)928百万円
事業所計856百万円
一般請負工事事業 — ジェイテクノ株式会社(愛知県名古屋市天白区井の森町163番地)248百万円
一般請負工事事業 — 株式会社巨勢工務店(兵庫県西宮市生瀬町一丁目 22番12号)184百万円
本社 — 愛知県名古屋市中区錦二丁目20番15号 広小路クロスタワー12階164百万円
全社 戸建住宅事業 不動産流通事業 その他の事業
長久手オフィス — 愛知県長久手市井堀113番地164百万円
戸建住宅事業
戸建住宅事業 — 株式会社プラスワン(三重県津市渋見町410番地9)157百万円
戸建住宅事業 — 五朋建設株式会社(静岡県静岡市駿河区曲金二丁目8番39号)145百万円
ほか21件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    サンヨーベストホーム 株式会社
    名古屋市熱田区白鳥 二丁目10番1号 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 巨勢工務店
    兵庫県西宮市生瀬町 一丁目22番12号 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジェイテクノ 株式会社
    名古屋市天白区井の森町163番地 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 宇戸平工務店
    三重県津市久居寺町 1232番地の26 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    五朋建設 株式会社
    静岡市駿河区曲金 二丁目8番39号 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 アバンティア不動産
    名古屋市緑区潮見が丘二丁目3番地 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 プラスワン
    三重県津市渋見町 410番地9 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 DreamTown(注)3
    京都市下京区四条通 油小路西入藤本寄町 26番地1 朝日生命京都第二ビル7階 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ドリームホーム
    京都市下京区四条通 油小路西入藤本寄町 26番地1 朝日生命京都第二ビル7階 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ネクスト-ライフ- デザイン
    福岡市城南区長尾四丁目18番9号 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 プロバンクホーム
    東京都新宿区西新宿 八丁目1番1号 アゼリアビル6階 · 連結子会社
    議決権99.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は693億円営業利益13億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.4%、利益が+44.4%。

売上高
-2.4%
693億円
営業利益
+44.4%
13億円
純利益
+0.0%
6億円
営業利益率
1.9%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高720億円693億円
営業利益19億円13億円
純利益12億円6億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は155億円、営業利益は1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+3.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q14021.41
2023年4Q2017
2024年1Q15100.01
2024年2Q16700.0−1
2024年3Q150−2−1.3−1
2024年4Q242114.57
2025年2Q270−2−0.7−3
2025年4Q423153.59
2026年2Q25531.24
2026年3Q15510.60

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は361億円から693億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
豊中支店開設(2018年11月 移転 2020年9月 移転 2024年12月 閉鎖)
2012年8月3613420
株式会社宇戸平工務店(現連結子会社)を子会社化
2013年8月3793622
サンヨー住宅販売株式会社 設立(2017年9月 吸収合併)
2014年8月3722415
金沢支店開設(2024年8月 閉鎖)
2015年8月3471711
五朋建設株式会社(現連結子会社)を子会社化
2016年8月347169
2017年8月3721913
サンヨーデザインギャラリー名古屋西支店開設(2025年4月 中川オフィスに名称変更)
2018年8月385218
株式会社サンヨー不動産設立(2025年6月 合併 株式会社アバンティア不動産(現連結子会社)に商号変更)
2019年8月3851713
市川支店開設(2024年4月 市川オフィスに名称変更)
2020年8月406139
株式会社DreamTown(現連結子会社)、株式会社ドリームホーム(現連結子会社)を子会社化
2021年8月4531914
株式会社アバンティア不動産 設立
2022年8月5882419
株式会社ネクスト-ライフ-デザイン(現連結子会社)を子会社化
2023年8月5822012
首都圏営業本部開設(2025年1月 新宿オフィスに名称変更)
2024年8月710991.36
株式会社サンヨー不動産を存続会社として、株式会社アバンティア不動産を吸収合併し、株式会社アバンティア不動産(現連結子会社)に商号変更
2025年8月69313111.96

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高693億円のうち、営業利益として残るのは13億円1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.9%602億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.3%78億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.7pt
1.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.3pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.6pt
2.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが43億円、投資CFが−34億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は181億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月22−3219138
2013年8月−16−213−18132
2014年8月35−9−2426135
2015年8月2−2−110123
2016年8月−2−3−11−5108
2017年8月15−1414125
2018年8月57612142
2019年8月−60521−55110
2020年8月1811319141
2021年8月5−5−130128
2022年8月−61−272−63137
2023年8月−41−742−48130
2024年8月393−3242140
2025年8月43−34329181

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は711億円。このうち返さなくてよい自己資本が280億円で、自己資本比率は39.4%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月34119614557.4
2013年8月37221515757.9
2014年8月36022513562.5
2015年8月35823112764.4
2016年8月35023111966.1
2017年8月37523813763.5
2018年8月39524015560.8
2019年8月41724717059.2
2020年8月44724720055.4
2021年8月53525627947.9
2022年8月60726933844.3
2023年8月70927643339.0
2024年8月67427839641.2
2025年8月71128043139.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
183億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
216億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
431億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中30位あたり、逆に低いのはROE131社中122位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.3%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.9%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.4%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.4%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥826で、1年前と比べて+4.4%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥826-0.4%1ヶ月-1.8%1年+4.4%時価総額123億円
過去52週の値幅
安値¥791高値¥885

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)10.0倍
PBR0.43倍
配当利回り4.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

週足では上昇基調で、25日線(837円)を上回り、52週高値(897円)に接近している。出来高は7/9に14300株と直近のピークをつけた後も高水準を維持しており、底堅い需給を反映。1ヶ月で+5%の上昇で、上値追いの展開。ただし52週高値まで残り4.7%と短期的な利益確定売りには注意が必要。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.28倍(予想10.30倍)は同業界平均13.96倍を下回り、PBR 0.45倍も平均1.70倍から大幅割安。配当利回り4.44%は平均3.11%を上回るが、ROE 2.3%と低く収益性は低位。売上増も利益は伸び悩み、減益傾向だがバリュエーションは割安水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍14.9倍
PER (予想)10.0倍
PBR0.43倍1.84倍
ROE2.3%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益性の低さが最大の懸念。強気派は、2025/8期も増収予想で、新築マンションの価格高騰により中古リノベーション物件の需要が底堅いと見る。また、PBR0.45倍と割安で、配当利回り4.44%を評価。弱気派は、営業利益率が低く、住宅市場の変動に脆弱。さらに、自己資本比率の低さから財務リスクも指摘。両者の対立は、低収益体質の改善が可能かどうか。

プラスに働く材料7
  • 割安感と高配当

    PBR0.45倍、配当利回り4.44%と魅力的。

  • 中古物件需要堅調

    新築価格高騰でリノベーション物件の人気。

  • 増収基調

    2024/8期売上710億円、2025/8期693億円と高水準。

  • 不動産市況回復による売却益増加2026年下期影響

    マンション分譲事業回復で売上高増加。営業利益13億円から倍増余地。

  • 保有物件の含み益実現不定影響

    PBR0.45倍は含み益を示唆。物件売却で数億円の特別利益。

  • リート向け物件売却2026年〜2027年影響

    J-REITへの物件売却でキャピタルゲイン獲得。

  • 配当利回りの高さ継続影響

    配当利回り4.44%は魅力的。株主還元強化期待。

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質

    営業利益率1.27%と極めて低い。

  • 市況変動リスク

    不動産市況悪化で在庫リスクが顕在化。

  • 財務レバレッジ依存

    自己資本比率が低く、金利上昇で負担増。

  • 金利上昇による不動産需要減退2026年影響

    住宅ローン金利上昇で購入需要減。売上高693億円から減少。

  • 空室率上昇による賃料収入減少継続影響

    賃貸事業の収益悪化。営業利益13億円に影響。

  • 物件取得競争の激化継続影響

    好立地物件の取得競争で取得価格上昇。利回り低下。

  • 規制強化(建築基準法改正など)不定影響

    コスト増加で開発事業の収益性低下。

次の決算で確かめる点
販売戸数
売上の基盤。増加が成長の必要条件。
売上総利益率
買取再販の採算性を示す核心指標。
在庫回転率
在庫滞留は資金繰り悪化の兆候。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.60%。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
4.60%
いまの株価に対して
配当性向
45.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月38113.5
2017年8月380.053.9
2018年8月380.094.1
2019年8月380.033.4
2020年8月380.068.9
2021年8月380.060.9
2022年8月380.049.6
2023年8月380.0160.3
2024年8月380.0297.8
2025年8月380.045.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ36,475人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.4%を占め、残る62.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他61.439.350.652.457.761.3
事業法人5.232.432.832.832.032.1
金融機関18.617.014.812.28.85.3
自己株式4.64.44.23.93.73.0
外国法人12.48.91.41.01.00.8
証券会社2.42.40.31.50.30.4
外国人個人0.00.00.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社SKエイト27.08
02沢田康成2.21
03AVANTIAはなみずき持株会1.33
04株式会社三菱UFJ銀行1.29
05株式会社十六銀行1.07
06株式会社LIXIL0.97
07株式会社あいち銀行0.91
08海老沢孝樹0.88
09AVANTIA従業員持株会0.78
10松井建設株式会社0.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−70%、1株純資産は14期で+44%。直近期のROEは2.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月1471,35111.05.229.7
2013年8月1531,45910.96.627.9
2014年8月991,5206.610.747.4
2015年8月731,5564.814.772.7
2016年8月581,5863.715.3113.5
2017年8月881,6345.512.553.9
2018年8月531,6493.221.094.1
2019年8月861,6945.110.233.4
2020年8月591,7413.513.368.9
2021年8月951,7975.49.460.9
2022年8月1311,8857.16.249.6
2023年8月861,9324.510.2160.3
2024年8月411,9352.119.5297.8
2025年8月441,9422.319.145.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/8期の役員報酬は総額260百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
沢田康成代表取締役 社長55328,800
岡本亮取締役 開発本部長5329,200
樋口昭二取締役 管理本部長 兼 財務部長6016,400
海老澤孝樹取締役 東京本部長46131,500
木呂場岳取締役 営業本部長612,500
湯原悦子取締役565,200
松島穣取締役5311,500
加藤徹朗取締役611,900
長野聡取締役64500
横山達郎監査役662,200
川崎修一監査役538,500
中村昌弘監査役743,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
河合昌治60295
中根志保53

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6168332322437
社外取締役625254
監査役1111111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,078字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社11社(サンヨーベストホーム株式会社、株式会社巨勢工務店、ジェイテクノ株式会社、株式会社宇戸平工務店、五朋建設株式会社、株式会社アバンティア不動産、株式会社プラスワン、株式会社DreamTown、株式会社ドリームホーム、株式会社ネクスト-ライフ-デザイン、株式会社プロバンクホーム)で構成されており、戸建住宅事業、マンション事業、一般請負工事事業、不動産流通事業、その他の事業を行っております。 戸建住宅事業につきましては、当社及び連結子会社である五朋建設株式会社、株式会社プラスワン、株式会社DreamTown、株式会社ネクスト-ライフ-デザイン、株式会社プロバンクホームが、戸建住宅の施工・販売を行っております。 マンション事業につきましては、連結子会社であるサンヨーベストホーム株式会社が、マンションの企画・販売を行っております。 一般請負工事事業につきましては、連結子会社である株式会社巨勢工務店、ジェイテクノ株式会社及び株式会社宇戸平工務店が、建築工事や土木工事、管工事などの請負を行っております。 不動産流通事業につきましては、当社及び連結子会社である株式会社アバンティア不動産、株式会社DreamTown、株式会社プロバンクホームが、中古戸建住宅、中古区分マンションのリノベーション及び販売、事業用不動産の売買等を行っております。 その他の事業につきましては、リフォーム事業、不動産仲介等を行っております。 セグメントの名称   主な事業内容   関連する会社名 戸建住宅事業   戸建住宅の施工・販売   株式会社AVANTIA、五朋建設株式会社、株式会社プラスワン、株式会社DreamTown、株式会社ネクスト-ライフ-デザイン、株式会社プロバンクホーム マンション事業   マンションの企画・販売   サンヨーベストホーム株式会社 一般請負工事事業   建築工事、土木工事、管工事の請負   株式会社巨勢工務店、ジェイテクノ株式会社、株式会社宇戸平工務店 不動産流通事業   中古戸建住宅、中古区分マンションのリノベーション及び販売、 事業用不動産の売買等   株式会社AVANTIA、株式会社アバンティア不動産、株式会社DreamTown、株式会社プロバンクホーム その他の事業   リフォーム、不動産仲介   株式会社AVANTIA、株式会社プラスワン、株式会社ドリームホーム、株式会社アバンティア不動産 以上の当社グループについて事業系統図を示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,365字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 経営理念   時代の変化に適応し、社会に愛され必要とされる企業を目指す 長期ビジョン 目指す姿   お客様・地域・社会に寄り添い、 あらゆる不動産ニーズを解決する企業集団となる ミッション   お客様に喜びと感動を生む不動産商品・サービスの提供 当社グループは、企業として永続的に存続し、発展していくための普遍的な考え方である「経営理念」を頂点とし、「長期ビジョン」と「ミッション」を加えた、理念体系の構築を行いました。 長期ビジョンには、不動産を生業とする我々が、お客様や地域・社会に提供したい価値創造の姿を掲げ、ミッションには、我々自身の喜びと成長の源泉となる、グループ社員がはたすべき使命を掲げています。 この理念体系に基づき、さらなる成長と持続的な企業価値向上を目指しております。 (2) 中長期的な経営戦略等 当社グループは、「時代の変化に適応し、社会に愛され必要とされる企業を目指す」という経営理念に基づき、長期ビジョンを「お客様・地域・社会に寄り添い、あらゆる不動産ニーズを解決する企業集団となる」と定め、「VISION2030」(目標水準:売上高1,000億円、経常利益60億円、ROE8%以上)を策定しております。「VISION2030」の第2ステップである「中期経営計画2025」が終了し、現在2028年を最終年度とする「中期経営計画2028」(目標水準:売上高850億円、経常利益32億円)を始動しております。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループが経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としましては、売上高、経常利益及び自己資本利益率(ROE)を重視しております。 (4) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループの主要事業である住宅分野におきましては、少子高齢化や人口・世帯数の減少により、将来的に新築住宅の需要が縮小していくことが見込まれております。また、人口減少及び偏在等による地域社会構造の変化、デジタル革命の加速、激甚化・頻発化する自然災害やグリーン社会の実現に向けた動きなどを背景に、持続可能な社会課題の解決に対する企業の役割は、今後ますます重要になるものと認識しております。 一方、当社グループにおきましては、実需の住宅事業低迷が想定以上に深刻化、長期化したことを受け、主力の戸建住宅事業の業績が低下し、当初の計画を下回る結果となりました。この結果を踏まえ、改めて明確化した課題の解決を図り、長期ビジョン策定時に描いた成長軌道への回復を目指すべく、2028年8月期を最終年度とする「中期経営計画2028」を策定し、「収益性の改善」と「売上・利益の成長回帰」を図る事業戦略と「PBR及びROEの改善」を図る財務戦略により、長期ビジョン実現のマイルストーンとした「VISION2030」の目標達成に向け、成長の加速と企業価値向上を目指してまいります。 ①収益性の改善 当社グループにおきましては、依然として実需向けの戸建住宅事業が大きなウエイトを占めており、なかでも建売住宅を中心とする分譲部門への依存度が高い状態が続いております。当期においては、実需向け住宅販売の苦戦を受け、売上高・利益ともに大きく低迷いたしました。こうした事業特性を踏まえ、在庫の量的・質的な適正化に取り組むとともに、組織面・ガバナンス面での体制強化を進めてまいりました。 これらを背景として、まずは戸建住宅事業における利益水準の回復に努めてまいります。また、建売住宅を最終商品としつつ、宅地や規格型注文住宅等を組み合わせたプロダクトミックスの改善により提案力を強化し、在庫回転期間の短縮を図ってまいります。さらに、現在当社が展開している国内4商圏(首都圏・中部圏・関西圏・九州圏)における事業拡大に向けて、グループや組織の再編に取り組み、成長加速に向けた体制整備を進めてまいります。 ②売上・利益の成長回帰 現在、中部圏・首都圏に提供が限定されている規格型注文住宅や、BizFillSystem™が提供する木造集合住宅などの請負型事業を、関西圏・九州圏に展開することにより、収益力の拡大を図ってまいります。同様に、不動産流通事業についても同エリアにおける事業規模を拡大し、国内4商圏で総合不動産サービスを展開することで、深耕を図り、成長力の拡大を目指してまいります。 また、国内4商圏で総合不動産サービスを提供していくために、現存する経営リソースを適正に配置し、グループ経営の効率化を追求しながら、人財の獲得と育成によって人財基盤の拡充を図りつつ、必要に応じてM&Aを視野に入れながら経営基盤の強化にも努めてまいります。 ③PBR及びROEの改善 当社のPBRは1.0倍を大きく下回る水準で推移しており、その要因は、資本コストを上回る収益性(ROE)を十分に実現できていないことにあると分析しております。 このため、財務健全性を担保する自己資本水準の維持を前提としつつ、事業戦略の推進によって実現する利益の拡大や利益率の改善を通じて、資本コストを安定的に上回る水準のROE実現を目指してまいります。合わせて連結資産・経営リソースの効率化、コーポレート・ガバナンスの強化に加え、積極的なIR活動や収益性改善を背景とした株主還元の充実等の施策を通じて、資本コストの抑制を図り、PBR及び企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク1,552字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスクを充分認識し、発生を回避するとともにリスクの最小化に向けて努力していく所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 販売用不動産の仕入について 土地仕入については、社内調査・検討・選別を行なった上で、当社基準に合致した物件を取得しておりますが、常に円滑な土地仕入が行なわれる保証はなく、土地仕入に支障が生じた場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (2) 金利動向等について 当社グループの住宅事業については不動産市況や金融機関の貸出金利水準の変動による消費者の購買意欲の動向、市中金利の変動、住宅税制等の変化や消費税等の税率の変更による影響を受ける可能性があります。 また、土地仕入資金は主に金融機関からの借入によって調達しており、総資産に占める有利子負債の割合は2025年8月期末において52.5%となっております。資金調達は金利情勢など外部要因に左右されるため、これにより当社の財政状態などに影響を受ける可能性があります。 (3) 新規出店について 店舗の出店については総合的な見地から時期・場所・規模等を適宜検討してまいりますが、出店条件・採算性などから、当社の出店条件に合わない場合には出店地域や時期を変更することもあります。新規出店が計画どおりに行えない場合には、業績見通しに影響を与える可能性があります。 (4) 法的規制について 当社グループの属する不動産業界は、国土利用計画法、宅地建物取引業法、都市計画法、建築基準法、建設業法、住宅品質確保促進法等により法的規制を受けております。今後これらの規制の改正や新設が行なわれた場合には業績に影響を与える可能性があります。 (5) 個人情報について 当社グループは多くの個人情報を扱っており、個人情報保護法に対応して個人情報の保護のための体制整備を図っておりますが、個人情報が漏洩した場合には業績に影響を与える可能性があります。 (6) 訴訟等について 当社グループが開発・建設又は販売する不動産については、当該不動産の瑕疵などに起因して訴訟を提起される可能性があり、これらの訴訟等の内容及び結果によっては業績に影響を与える可能性があります。 (7) 販売地域の集中について 当社グループの販売地域は、中部圏・首都圏・関西圏・九州圏の4商圏でありますが、各事業や商品によっては、地域に偏りがある状況となっており、地域の景気や経済の動向等によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 業績の季節変動について 当社グループの住宅購入者においては、家庭の就学者等の都合により、夏休みなどの長期休暇や年末に引渡を希望する傾向があるため、当社グループの売上高・利益は第2四半期及び第4四半期に偏る傾向にあります。 (9) 感染症の影響について(新型コロナウイルス感染症) 当社グループの役員・従業員等に感染者が発生した場合に、感染拡大の規模や範囲によっては事業活動を停止もしくは休止せざるを得なくなる可能性があります。また、受注活動の制限や顧客の購買意欲の低下、建築資材や住宅設備機器の欠品や納期遅延による工事の完成時期や引渡の遅延などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)自然災害等について 大規模地震や台風などの自然災害、その他予測し得ない要因等の不測の事態が発生した場合に、不動産価値の棄損や引渡時期の遅延など当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,611字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇等の影響を受け個人消費などに足踏みが残るものの、堅調な企業収益やインバウンド需要を背景に総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方で、先行きについては雇用・所得環境の改善が見込まれつつも、物価高の長期化による消費者マインドの下振れが個人消費に及ぼす影響や、国内外の政策動向や通商政策等による影響が国内景気を下押しするリスクとして懸念され、金融市場の動向を含めて引き続き注視する必要があります。 当住宅・不動産業界においては、地価や建築コスト上昇に伴う住宅価格の高止まりや消費者物価の上昇等を背景に実需層の住宅取得マインドは都市部を中心に依然として慎重な動きとなっており、住宅ローン金利の動向や所得環境の見通しにも不透明感が続いております。一方で、都心部を中心に富裕層や不動産投資家向けの市場や都市部近郊の中古住宅市場においては引き続き堅調に推移する見通しです。 このような状況の下、当社グループは長期ビジョンで目指す「総合不動産サービス」の提供に向け、コア事業である戸建住宅事業を中心に、様々な商品・サービスの開発を推し進め、中長期的な成長を実現するための基盤整備を推進してまいりました。とりわけ、当社グループのコア事業である戸建住宅事業においては、主たる顧客層である住宅の第一次取得者層の住宅取得マインドが低迷する中、量的・質的な在庫の適正化に努めるとともに、販売用地の取得から建売住宅の販売に至るまでの期間において、切れ目なく提案可能な商品群の充実を図ることで、販売機会の増大に向けた施策を展開してまいりました。また、当社が蓄積、保有する多様な不動産商品、サービス、ノウハウを活用し、地域の不動産会社との協働による新たなサービスの提供を開始し、顧客接点の拡大に取り組んでまいりました。 当社グループの各セグメントの状況は次のとおりです。 (戸建住宅事業) 当社グループにおけるコア事業として、新築の戸建住宅、分譲用地の販売に加え、注文住宅の請負等を行っております。 当連結会計年度におきましては、物件価格の上昇・高止まりが続く中、実需の中心である第一次取得者層の住宅取得マインドには消極さが目立ち、当社の想定を上回る戸建住宅市場の需要低迷が長期化しておりました。 このような厳しい市場環境下において、当社は販売用地取得後の販売機会拡大を目指し、商品構成の充実や販売チャネルの多様化に取り組んでまいりました。また、需要低迷による在庫滞留を防ぐため、物件の入れ替えを進め、在庫の量的・質的な適正化を図ることで、安定的な収益確保に向けた体制整備に注力してまいりました。このような取り組みの下、顧客からの反響を含む販売状況は、下期以降に徐々に回復し、獲得利益についても改善傾向を確認するに至りましたが、上期までの受注の低迷の影響が大きく、当連結会計年度の売上高は455億64百万円(前年同期比16.3%減)、営業損失は1億53百万円(前年同期は2億35百万円の営業利益)となりました。 (マンション事業) 名古屋市を中心とする利便性の高いエリアに限定した新築の分譲マンションの企画、販売を行い、好立地物件に対する顧客の反響には底堅さが続いておりましたが、物価高や建築コストの上昇に伴う物件価格の高騰を背景として、販売状況の濃淡が激しくなりました。 当連結会計年度においては、計画物件の販売に対して需要の動きに慎重さが見られる中、受注・引渡ともに若干計画を下回る水準となりました。しかしながら、戸当たり利益については計画水準を維持し、加えて販売コストの削減にも努めた結果、当連結会計年度の売上高は23億14百万円(前年同期比22.7%減)、営業利益は1億41百万円(前年同期比1,145.4%増)となりました。 (一般請負工事事業) 当社連結子会社である、ジェイテクノ株式会社、株式会社巨勢工務店、株式会社宇戸平工務店の3社がそれぞれの地域の老舗工務店として、高い技術力と豊富な建築実績を活かし、建築工事や土木工事等を展開しております。また、これらの会社は当社グループの戸建住宅事業に関する造成工事や建築工事の内製化を進めることでグループ間のシナジー創出にも貢献しております。 当連結会計年度におきましては、民間工事を中心として受注獲得に努め、適切な工事監理のもと概ね前期並みの業績を確保し、当連結会計年度の売上高は70億82百万円(前年同期比26.8%増)、営業利益は2億26百万円(前年同期比12.0%増)となりました。 (不動産流通事業) 不動産流通事業は、主に実需向けの中古戸建住宅、中古区分マンション及び富裕層や投資家を対象とした希少性の高い中古区分マンション等を扱い、リフォームやリノベーションを行うことにより付加価値を高めた物件として販売しております。また、投資や事業活動を目的とした事業用物件として、収益物件やオフィスビル、事業用地等の売買をしております。不動産流通事業は、今後当社グループにおける重要な収益基盤と認識しており、現在積極的な経営資源の投下と育成に努めております。 当連結会計年度におきましては、新築戸建住宅、新築分譲マンションの物件価格の上昇、高止まりを背景として、比較的割安な中古住宅に対する実需層の関心が高まり、首都圏を中心に展開する中古区分マンションの販売は堅調に推移しました。また、富裕層、投資家向け物件として東京23区中心部で展開する高額物件の売買もおおよそ想定規模の実績となり、当連結会計年度の売上高は125億37百万円(前年同期比95.9%増)、営業利益は7億70百万円(前年同期比101.1%増)となりました。 (その他の事業) その他の事業では、当社が長期ビジョンで目指す「総合不動産サービス」の展開に向け、主にリフォーム工事や不動産仲介等、戸建住宅事業等の周辺分野の開拓、育成を進めております。当連結会計年度の売上高は17億71百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益は3億80百万円(前年同期比115.3%増)となりました。 以上の結果、売上高は692億70百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益は13億13百万円(前年同期比38.7%増)、経常利益は11億46百万円(前年同期比24.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億39百万円(前年同期比8.5%増)となりました。 当期の財政状態は次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ37億6百万円増加し710億81百万円となりました。主な要因は、現金預金の増加41億47百万円、土地の増加16億11百万円、棚卸資産の減少21億33百万円、建物・構築物の減少4億92百万円、のれんの減少1億39百万円等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ34億34百万円増加し430億59百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加25億86百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)の増加10億54百万円、社債(1年内償還予定を含む)の増加60百万円、契約負債の減少4億89百万円、支払手形・工事未払金等の減少1億1百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億71百万円増加し280億22百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益6億39百万円の計上、配当金の支払5億46百万円、自己株式の処分87百万円等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」と言う。)は、前連結会計年度末に比べ40億92百万円増加し、181億30百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金は43億25百万円の増加(前年同期は38億69百万円の資金の増加)となりました。主な増加要因は、固定資産から棚卸資産への振替24億3百万円、棚卸資産の減少額17億35百万円、税金等調整前当期純利益11億17百万円、減価償却費2億8百万円であり、主な減少要因は、売上債権の増加額6億54百万円、契約負債の減少額4億89百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金は33億88百万円の減少(前年同期は2億86百万円の資金の増加)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出33億35百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金は31億56百万円の増加(前年同期は31億60百万円の資金の減少)となりました。主な増加要因は、借入金の純増加額36億41百万円、主な減少要因は、配当金の支払額5億45百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a 生産実績(建設実績) 当連結会計年度における生産実績を建設実績として、セグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 戸建住宅事業   36,319,478   110.8 マンション事業   2,890,741   97.2 一般請負工事事業   7,020,843   108.9 不動産流通事業   11,101,604   86.1 その他の事業   690,969   102.1 合計   58,023,637   104.0 (注)1 上記金額はすべて原価により表示しております。 2 上記金額には土地仕入高を含めて表示しております。 b 受注実績 当連結会計年度における受注高及び受注残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 受注高 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 戸建住宅事業   44,105,096   79.5 マンション事業   2,682,831   117.8 一般請負工事事業   7,575,552   100.6 不動産流通事業   11,248,176   162.2 その他の事業   1,811,412   116.0 合計   67,423,068   91.4 受注残 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 戸建住宅事業   9,031,874   86.1 マンション事業   395,770   1,427.5 一般請負工事事業   4,891,337   111.2 不動産流通事業   179,252   12.2 その他の事業   230,921   120.6 合計   14,729,156   88.9 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 戸建住宅事業   45,564,660   83.7 マンション事業   2,314,786   77.3 一般請負工事事業   7,082,340   126.8 不動産流通事業   12,537,047   195.9 その他の事業   1,771,982   111.3 合計   69,270,817   97.5 (注) 相手先別の総売上実績に対する割合で、10%以上を占める相手先はありません。 d 支店及び子会社の販売実績 当連結会計年度における支店(商圏)別及び子会社の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   中部圏   首都圏   関西圏   九州圏   ㈱AVANTIA 合計 金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%) 戸建住宅事業   18,126,484   78.4   4,628,292   104.3   989,929   33.8   2,467,396   85.8   26,212,103   78.6 マンション事業   -   -   -   -   -   -   -   -   -   - 一般請負工事事業   -   -   -   -   -   -   -   -   -   - 不動産流通事業   837,024   58.6   7,881,330   607.9   44,846   -   -   -   8,763,201   321.5 その他の事業   817,233   117.3   52,080   -   17,151   -   -   -   886,465   126.6 合計   19,780,742   78.4   12,561,703   219.0   1,051,928   36.0   2,467,396   85.7   35,861,770   97.5 セグメントの名称   ドリームホーム グループ   五朋建設㈱   ㈱アバンティア 不動産   ㈱プラスワン   サンヨーベストホーム㈱ 金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%) 戸建住宅事業   10,669,182   105.5   2,435,144   105.8   331,867   21.2   430,626   72.7   -   - マンション事業   -   -   -   -   -   -   -   -   2,314,786   77.3 一般請負工事事業   -   -   -   -   -   -   -   -   -   - 不動産流通事業   1,078,138   54.9   27,845   -   1,100,556   214.1   -   -   -   - その他の事業   411,829   119.5   45,272   81.3   414,166   116.2   480,919   112.3   12,191   121.5 合計   12,159,150   97.9   2,508,261   106.4   1,846,590   75.9   911,545   89.3   2,326,978   77.4 セグメントの名称   ㈱巨勢工務店   ジェイテクノ㈱   ㈱宇戸平工務店   ㈱ネクスト-ライフ-デザイン   ㈱プロバンク ホーム 金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%) 戸建住宅事業   76,402   599.4   -   -   -   -   3,589,388   108.2   2,462,006   71.1 マンション事業   -   -   -   -   -   -   -   -   -   - 一般請負工事事業   1,429,965   115.5   5,026,161   106.3   1,239,707   114.2   -   -   -   - 不動産流通事業   -   -   -   -   -   -   -   -   1,612,151   134.6 その他の事業   15,463   79.5   9,312   134.3   -   -   3,422   538.2   5,549   19.8 合計   1,521,832   119.8   5,035,473   106.4   1,239,707   114.2   3,592,811   108.3   4,079,707   87.0 セグメントの名称   子会社合計   消去   連結合計 金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   金額 (千円)   前年同期比 (%) 戸建住宅事業   19,994,618   93.6   △ 642,061   45,564,660   83.7 マンション事業   2,314,786   77.3   -   2,314,786   77.3 一般請負工事事業   7,695,834   109.2   △ 613,493   7,082,340   126.8 不動産流通事業   3,818,692   103.9   △ 44,846   12,537,047   195.9 その他の事業   1,398,127   111.9   △ 512,610   1,771,982   111.3 合計   35,222,059   96.9   △ 1,813,012   69,270,817   97.5 (注)2025年6月に㈱サンヨー不動産を存続会社として、㈱アバンティア不動産を吸収合併し、社名を㈱アバンティア不動産に変更しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社グループは重要な判断と見積りや計画の策定に対し、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、これらは不確実性を伴うため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性があります。重要な会計方針は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであり、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の 状況」に記載のとおりであります。 b 経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の 状況」に記載のとおりであります。 c キャッシュ・フロ-の状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フロ-の状況の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フロ-の状況」に記載のとおりであります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、戸建住宅及びマンション用地の仕入資金、建設資金、土木工事や公共工事などの請負工事資金であります。運転資金につきましては、自己資金や金融機関からの借入を基本としております。 ④経営方針等、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するために、自己資本利益率(ROE)を重視した経営を行ってまいります。 そのために積極的な投資により、さらなる事業の拡大を図るとともに、地域に応じた商品の投入や店舗展開・人員配置の最適化を進め、より効率的な運営を指向することで収益性を高めていきたいと考えております。また、自己資本を適切な水準に維持しつつ、資産と負債のバランスの最適化を図ってまいります。 当連結会計年度におけるROEは2.3%となり、前連結会計年度より0.2ポイント上昇しました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。