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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

センチュリー21・ジャパン

CENTURY 21 REAL ESTATE OF JAPAN LTD.8898 · Standard · 不動産業

概要

センチュリー21・ジャパンは、米国デラウェア州法人センチュリー21・リアルエステートLLCが開発した不動産仲介フランチャイズ「センチュリー21」の日本におけるマスターライセンスを持つ企業である。1983年に伊藤忠商事からサブフランチャイズ権を譲り受け、2023年3月には加盟契約店数が1,000店舗を超えた。自社では不動産仲介を行わず、加盟店へのサービス提供に特化したビジネスモデルにより、連結従業員93名ながら高い収益性を実現している。2026年3月期の営業収益は43億円、営業利益は11億円である。

フランチャイズ・システムの仕組みと収入源

当社は米国センチュリー21ブランドの使用権と独自の営業システムを加盟店(フランチャイジー)に提供する。対価として、加盟時に加盟金、更新時に更新料、毎月のサービスフィーを受け取る。2026年3月末現在の加盟店数は934店で、首都圏402店、関西圏305店、中部圏104店、九州圏91店、北海道32店からなる。加盟店に対し、教育研修、共同広告、情報システムの提供、金融・保険サービスの斡旋など包括的なバックアップサービスを提供する。営業収益の内訳はサービスフィー収入35.8億円、ITサービス収入5.2億円、加盟金収入1.3億円、その他0.7億円である。ITサービス収入の増加は、センチュリー21フランチャイズ広告基金組合からのシステム資産移管により、システム利用料の計上を開始したためである。

少人数・高収益の財務構造

連結従業員93名の小規模組織ながら、2026年3月期の営業利益率は約24.7%(営業利益10.6億円/営業収益43億円)と高い。純資産は69.6億円、自己資本比率は約86.7%で、流動負債10.6億円、固定負債2.0億円とほぼ無借金である。当期純利益は8.5億円で、前年比6.3%増加した。2013年3月期以降の純利益は6億~9億円の範囲で安定して推移しており、フランチャイズビジネス特有のストック収入(サービスフィー)が収益基盤の安定に寄与している。経営指標として加盟店舗数、営業総利益経常利益率、自己資本利益率の向上を重視し、効率経営を志向する。

全国6拠点と934店舗の地域分布

本社は東京都港区北青山に置き、関西支店(大阪市北区梅田)、中部支店(名古屋市中区錦)、九州支店(福岡市博多区博多駅前)、北海道支店(札幌市中央区)、仙台オフィス(仙台市青葉区)の6拠点を運営する。2026年3月末の加盟店地域別構成では、首都圏が402店(構成比43.0%)で最大、次いで関西圏305店(32.7%)、中部圏104店(11.1%)、九州圏91店(9.7%)、北海道32店(3.4%)となっている。新規加盟33店に対し退店59店と微減傾向だが、中部圏は前年比5.1%増と成長している。国際ブランドの強みを活かし、海外のセンチュリー21と連携したクロスボーダー取引支援を強化するため、2024年7月に国際業務室を新設した。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
43億円
営業利益
11億円
営業利益率
25.6%
純利益
9億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

加盟店の成長を支える教育研修と営業支援

当社は加盟店の経営者、管理者、営業スタッフ向けに体系的な教育研修プログラムを提供する。新規加盟時の開業研修に加え、通期で実施される営業研修では全国から多くの参加者を集め、2026年1月に終了した研修では、参加者のほぼ全員が前年の自己成績を大きく上回る実績を達成した。成績上位者は4月のジャパンコンベンションで表彰される。また、加盟店の事業承継やM&Aを支援するオンラインセミナーも開催し、2024年7月にはM&A第1号案件が成立した。採用支援システムを通じた求人サイトへの広告増額や、YouTubeチャンネル「不動産CHANNEL」、TikTok等のSNSによる採用コミュニケーションも強化している。

業務効率化を促すITシステム群

加盟店の業務効率化を目的としたITシステムを複数提供する。基幹システム「21Cloud」は営業支援、顧客管理、物件情報管理を統合し、2016年12月に稼働した。2019年10月提供開始の「リフォームシミュレーター21」は顧客向けリフォーム提案を容易にするツールである。2022年5月には日本情報クリエイトの電子契約システムを導入し、ペーパーレス化を推進。AIによる契約書システム自動生成機能も2025年度に強化された。これらのシステム利用料はITサービス収入として計上され、2026年3月期は5.2億円と前年比59.2%増加した。増加の主因はセンチュリー21フランチャイズ広告基金組合からのシステム資産移管だが、デジタル支援の拡充が加盟店の業務効率向上に寄与している。

付加価値サービスの拡充とブランド浸透

加盟店およびその顧客向けに金融・保険サービスの斡旋を行う。2013年6月開始の「住まいる保証21」は、住宅取引における瑕疵担保などをカバーする保証サービスである。2018年9月にはリースバックサービス「売っても住めるんだワン」を開始し、自宅売却後も住み続けられる選択肢を提供している。また、顧客へのリフォーム提案を支援する「リフォームシミュレーター21」も提供。2024年7月にはキッザニア甲子園にパビリオンをオープンし、子ども向け不動産職業体験を通じたブランド浸透を図った。2025年6月に締結した明海大学との産学連携協定に基づき、センチュリー21の名前を冠した講座を開催し、次世代人材の育成にも取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産仲介フランチャイズで国内首位

センチュリー21・ジャパンは、不動産仲介フランチャイズチェーンを展開し、国内で最大規模のネットワークを有する。同業の大東建託は賃貸管理・建築に強みを持ち、robot homeは新築戸建てに特化するなど、ビジネスモデルが異なる。フランチャイズ方式により低資本で拡大してきたが、加盟店の質やブランド維持が課題。近年は収益性向上が焦点で、営業利益率は非開示だが、業界平均的な水準と推測される。内需依存度が高く、国内不動産市況の影響を受けやすい。

強み

  • 全国に広がるフランチャイズネットワークにより、ブランド認知度と集客力が高い。
  • フランチャイズ方式のため、自社で物件を抱える必要がなく資金効率が良い。
  • 世界的ブランド「センチュリー21」を背景に、消費者からの信頼を獲得。
  • 加盟店からのロイヤリティ収入が安定的なキャッシュフローを生む。

課題

  • FC網全体のサービス品質維持が難しく、一部加盟店の問題がブランド毀損リスクに。
  • 少子高齢化で中古住宅流通量の伸びが鈍化し、成長余地が限定的。
  • ネット不動産サービスの普及により、従来型仲介モデルへの競争圧力が増大。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がセンチュリー21・ジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
18887シーラホールディングス156億円2.1倍
29633東京テアトル152億円15.6倍
38927明豊エンタープライズ147億円6.3倍
48931和田興産146億円5.5倍
58898センチュリー21・ジャパン128億円13.6倍
63300アンビション DX ホールディングス128億円5.9倍
72981ランディックス125億円6.8倍
88904AVANTIA123億円9.0倍
98945サンネクスタグループ118億円17.5倍
103236プロパスト102億円5.2倍
11463Aインテリックスホールディングス102億円5.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

伊藤忠から権利譲受し永久契約を確立した1983年

1983年6月、伊藤忠商事株式会社が米国のセンチュリー21・リアルエステートコーポレーションとサブフランチャイズ契約を調印した。同年10月、東京都港区赤坂に株式会社センチュリー21を設立(資本金2億5000万円)。11月に株式会社センチュリー21・ジャパンに商号変更し、伊藤忠商事からサブフランチャイズ権を譲り受けた。1984年7月、首都圏12店舗でグランドオープンし、同年9月の増資で資本金4億円となる。1987年7月には財団法人日本フランチャイズチェーン協会のサービス業に加入。1988年5月、サブフランチャイズ契約の期間を「永久」に延長し、長期的なブランド運営の基盤を固めた。

拠点拡大と株式公開による成長基盤(1990~2004年)

1990年5月、大阪市中央区に関西支店(現関西支店)を開設し、首都圏以外の展開を本格化。1994年10月、本社を東京都港区北青山(現所在地)に移転した。1999年2月には名古屋市中区に中部支店を開設。同年3月、従業員持株会への第三者割当増資を実施し、資本金4億300万円となる。2001年11月、日本証券業協会に店頭登録。2004年2月、福岡市博多区に九州支店を開設し、同年12月には株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場した。この間、2008年1月には加盟契約店数が800店舗を超え、フランチャイズネットワークが全国規模に拡大した。

サービス多様化とDX推進の2010年代

2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年7月、センチュリー21フランチャイズ広告基金組合から有料ポータルサイトの物件掲載業務を譲受。2013年6月、保証サービス「住まいる保証21」の提供を開始。2014年7月には第一回センチュリー21レディスゴルフトーナメントを開催。2016年12月、営業支援システム「21Cloud」をスタート。2018年9月、リースバックサービス「売っても住めるんだワン」を開始。同年11月にはソニー不動産(現SREホールディングス)・ヤフー(現LINEヤフー)と業務提携し、不動産取引プラットフォームの利用を開始した。2019年10月には「リフォームシミュレーター21」を提供開始し、加盟店支援の充実を図った。

1,000店舗達成と産学連携の2020年代

2020年4月、札幌オフィスを北海道支店に昇格。2022年4月の東京証券取引所の市場再編によりスタンダード市場に移行。同年5月、日本情報クリエイト株式会社の電子契約システムを導入した。2023年3月、加盟契約店数が1,000店舗を超えた。2024年7月、キッザニア甲子園にパビリオンをオープンし、職業体験を通じたブランド認知向上を図る。2025年6月、明海大学と産学連携活動に関する協定を締結し、センチュリー21の名前を冠した講座を開催。2025年7月には九州支店を福岡市博多区に移転した。2026年3月末の加盟店数は934店と1,000店を下回ったが、収益は堅調に推移している。

年表41件を開く

1980年代

  • 1983年6月伊藤忠商事株式会社が米国のセンチュリー21・リアルエステートコーポレーションとサブフランチャイズ契約調印(契約期間25年間)
  • 1983年10月創業東京都港区赤坂に株式会社センチュリー21を設立(資本金250,000千円)、不動産仲介フランチャイズビジネスを開始
  • 1983年11月商号変更株式会社センチュリー21・ジャパンに商号変更並びに伊藤忠商事株式会社からサブフランチャイズ権を譲り受ける。
  • 1984年7月首都圏において、加盟店数12店舗にてグランドオープン
  • 1984年9月第1回増資150,000千円を実施し、資本金400,000千円とする。
  • 1987年7月財団法人日本フランチャイズチェーン協会のサービス業に加入
  • 1988年5月センチュリー21・リアルエステートコーポレーションとのサブフランチャイズ契約の期間を“永久”に延長する。

1990年代

  • 1990年5月大阪市中央区久太郎町に大阪支店(現関西支店)を開設
  • 1994年10月東京都港区北青山(現本社所在地)に本社移転
  • 1999年2月名古屋市中区錦に名古屋支店(現中部支店)を開設
  • 1999年3月従業員持株会に第三者割当増資を実施し、資本金403,000千円とする。

2000年代

  • 2001年11月日本証券業協会に店頭登録
  • 2004年2月福岡市博多区博多駅前に九州支店を開設
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2008年1月加盟契約店数800店舗を超える

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所との合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場となる。
  • 2010年7月センチュリー21フランチャイズ広告基金組合より有料ポータルサイトの物件掲載業務に関する事業を譲受
  • 2012年7月大阪市北区角田町に大阪支店(現関西支店)を移転
  • 2013年6月保証サービス「住まいる保証21」の提供開始
  • 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場となる。
  • 2013年9月国際ホームページの開設
  • 2014年7月第一回センチュリー21レディスゴルフトーナメント開催
  • 2014年12月仙台市青葉区中央に仙台オフィス開設
  • 2015年11月札幌市中央区北三条西に札幌オフィス開設
  • 2016年3月加盟契約店数900店舗を超える。
  • 2016年12月営業支援システム「21Cloud」スタート
  • 2017年6月広島市中区中町に広島オフィス開設
  • 2018年9月リースバックサービス「売っても住めるんだワン」の提供開始
  • 2018年10月VI(ヴィジュアルアイデンティティ)の変更
  • 2018年11月不動産取引プラットフォーム(おうちダイレクト)の利用に関して、ソニー不動産株式会社(現、SREホールディングス株式会社)・ヤフー株式会社(現、LINEヤフー株式会社)と業務提携
  • 2019年10月顧客へのリフォーム提案ツール「リフォームシミュレーター21」の提供開始

2020年代

  • 2020年4月札幌オフィスを昇格させ、北海道支店を開設
  • 2020年9月You Tubeチャンネル「不動産CHANNEL」の開設
  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場再編により、スタンダード市場に上場となる。
  • 2022年5月日本情報クリエイト株式会社の「電子契約システム」提供開始
  • 2022年11月広島オフィスを閉鎖し、関西支店内に移設
  • 2023年3月加盟契約店数1,000店舗を超える。
  • 2024年7月キッザニア甲子園にパビリオンオープン
  • 2024年9月大阪市北区梅田に関西支店を移転
  • 2025年6月明海大学との産学連携活動に関する協定を締結
  • 2025年7月福岡市博多区博多駅前に九州支店を移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 加盟店舗数記載なし
  • 営業総利益経常利益率記載なし
  • 自己資本利益率記載なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    フランチャイズネットワークの規模拡大

    加盟店舗網の拡大と既存店の質向上による退会抑制を両輪で進め、センチュリー21ブランドの規模を拡大する。

  2. 02

    加盟店成長のための経営支援強化

    ITシステム・AIの活用促進、人材教育支援、広告戦略等を通じて加盟店の営業力と業務効率を高める。

  3. 03

    国際ネットワークを活かしたグローバル取引支援

    海外のセンチュリー21と連携し、インバウンド不動産投資機会を獲得するためのクロスボーダー取引を活性化する。

  4. 04

    シナジー創出のための事業投資・提携

    フランチャイズ事業と相乗効果のある企業への資本提携や業務提携を推進し、既存業務の強靭化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で93人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は807万円で、9期前と比べて+31.8%平均年齢は49.4歳、平均勤続年数は11.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月77
2018年3月82
2019年3月61244.98.084
2020年3月69446.59.286
2021年3月69646.69.485
2022年3月70846.69.396
2023年3月72647.010.288
2024年3月76647.710.987
2025年3月77748.811.7851,294
2026年3月80749.411.6931,183

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社(東京都港区) (注)1514百万円
本社(東京都港区) (注)183百万円
九州支店 — 福岡市博多区27百万円
九州支店 — 福岡市博多区27百万円
関西支店 — 大阪市北区20百万円
関西支店 — 大阪市北区20百万円
中部支店 — 名古屋市中区3百万円
中部支店 — 名古屋市中区3百万円
北海道支店 — 札幌市中央区0百万円
北海道支店 — 札幌市中央区0百万円
主な関係会社
  • 国内
    伊藤忠商事株式会社(注)
    東京都港区 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は43億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.5%、利益が+0.0%。

売上高
+7.5%
43億円
営業利益
+0.0%
11億円
純利益
+12.5%
9億円
営業利益率
25.6%
前期比 -1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高44億円43億円
営業利益11億円11億円
純利益8億円9億円
1株あたり配当¥53¥53

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は11億円、営業利益は3億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q412
2019年4Q422
2020年4Q410
2021年4Q391
2022年4Q371
2023年4Q382
2024年4Q392
2025年4Q40512.54
2026年4Q43614.05
2027年1Q11327.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は34億円から43億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は25.6%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場となる。
2013年3月34106
仙台市青葉区中央に仙台オフィス開設
2014年3月35117
札幌市中央区北三条西に札幌オフィス開設
2015年3月36127
2016年3月38139
広島市中区中町に広島オフィス開設
2017年3月42149
2018年3月41139
2019年3月42138
札幌オフィスを昇格させ、北海道支店を開設
2020年3月41126
2021年3月39107
東京証券取引所の市場再編により、スタンダード市場に上場となる。
2022年3月3797
2023年3月3897
2024年3月39107
2025年3月40111227.58
2026年3月43111225.69

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高43億円のうち、営業利益として残るのは11億円25.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の20.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金25.6%11億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金48.8%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益25.6%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

営業利益率業種比+16.0pt
25.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+14.8pt
20.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.3pt
12.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は6億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月7−5−323
2014年3月83−31110
2015年3月8−11−3−33
2016年3月9−6−531
2017年3月9−2−772
2018年3月9−2−674
2019年3月10−5−553
2020年3月80−586
2021年3月1010−62019
2022年3月6−5−5116
2023年3月13−5−4819
2024年3月90−7921
2025年3月10−20−5−108
2026年3月11−7−646

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は82億円。このうち返さなくてよい自己資本が70億円で、自己資本比率は84.7%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月4537882.0
2014年3月4940980.7
2015年3月55451083.0
2016年3月59491082.9
2017年3月65541183.2
2018年3月6657986.6
2019年3月6960987.0
2020年3月6961888.9
2021年3月7162987.9
2022年3月72621085.5
2023年3月77631481.7
2024年3月76641283.2
2025年3月79661383.4
2026年3月82701384.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
69億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
13億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中6位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中81位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.6%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
25.6%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
84.7%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.5%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,132で、1年前と比べて+5.7%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥1,132-0.3%1ヶ月+1.1%1年+5.7%時価総額128億円
過去52週の値幅
安値¥1,094高値¥1,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.6倍
PER (会社予想)14.0倍
PBR1.70倍
配当利回り4.68%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月でほぼ横ばい(-0.1%)。週足では25日線(1126.0円)とほぼ同水準で推移し、方向感がない。出来高は1000~4000株と低調。52週高値1190円、安値1094円のレンジ内で小康状態。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER 13.57倍は業界平均13.96倍とほぼ同水準。PBR 1.66倍も同平均1.70倍に近く、ROE 12.6%とまずまず。配当利回り4.7%は業界平均3.11%を上回るが、配当性向63.8%と高く今後の増配余地は限定的。業績横ばいの中、ほぼ適正水準と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.6倍14.9倍
PER (予想)14.0倍
PBR1.70倍1.84倍
ROE12.6%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定したロイヤリティ収入と少人数経営による高収益体質が評価される一方、国内不動産市場の変動や加盟店離れリスクが懸念される。強気派はブランド力とストック収入に着目し、弱気派は成長鈍化とフランチャイズ依存のビジネスモデルに疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • ブランド力とライセンス収入

    世界的なブランド認知と日本マスター権により安定収益

  • 少人数高収益モデル

    従業員93名で営業利益11億円の効率性

  • 安定配当と株主還元

    配当利回り4.7%と高い株主還元姿勢

  • 住宅販売件数の増加2026年上期影響

    FY2025/3営業利益11億円、販売件数10%増で約1億円増益

  • 仲介手数料率の改善2026年下期影響

    手数料率0.2%向上で年間約0.5億円増収

  • フランチャイズ加盟店数の拡大継続影響

    加盟店10店増でロイヤリティ収入年間約0.3億円追加

  • 株主還元の強化次回株主総会影響

    配当性向60%超で利回り5%超、PBR1倍超維持

マイナスに働く材料7
  • 成長性の限界

    新規加盟店開拓の鈍化により売上伸び悩み

  • 不動産市況依存リスク

    住宅市場の冷え込みが加盟店収入に直結

  • 競合との差別化難

    他フランチャイズやオンライン仲介の台頭

  • 金利上昇による住宅需要減退2026年下期影響

    住宅ローン金利上昇で販売件数5%減、営業利益約0.5億円減少

  • 不動産市況の悪化2027年〜2028年影響

    価格下落で仲介手数料収入が10%減、約1.1億円減収

  • 競争激化による手数料低下継続影響

    手数料率0.1%低下で年間約0.3億円減益

  • オンライン仲介サービスの台頭継続影響

    市場シェア低下リスク、年0.5%のシェア喪失で0.1億円減

次の決算で確かめる点
加盟店数
増加が収益拡大の直接的なドライバー
加盟店あたり売上
加盟店の活性度とブランド価値の指標
ロイヤリティ収入
ストック収入の安定度を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり53で、前期から+6.0%いまの株価に対する利回りは4.68%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥53
1株あたり
配当利回り
4.68%
いまの株価に対して
配当性向
63.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5056.2
2018年3月500.058.4
2019年3月500.064.9
2020年3月500.090.4
2021年3月45−10.066.9
2022年3月450.063.3
2023年3月450.071.9
2024年3月450.069.4
2025年3月5011.164.0
2026年3月536.063.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥53

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,423人。区分でいちばん多いのは事業法人54.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.0%を占め、残る38.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人54.155.655.654.654.554.7
個人・その他30.732.733.235.034.536.1
自己株式8.08.08.09.49.49.4
金融機関8.48.48.48.48.57.3
証券会社0.91.01.20.91.21.0
外国法人5.72.21.40.91.20.7
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤忠商事株式会社43.89
02中央日本土地建物株式会社6.18
03三井住友信託銀行株式会社4.42
04日本生命保険相互会社2.12
05和田昌彦2.02
06田辺幸子1.33
07東俊秀1.24
08株式会社ハートアセットマネジメント0.86
09センチュリー21・ジャパン従業員持株会0.86
10東京海上日動火災保険株式会社0.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−71%、1株純資産は14期で−61%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2891,74617.712.751.9
2014年3月6437717.511.747.1
2015年3月6942917.215.857.9
2016年3月8146418.014.255.9
2017年3月8950818.316.656.2
2018年3月8653716.415.858.4
2019年3月7757113.915.564.9
2020年3月555789.621.390.4
2021年3月6759911.416.366.9
2022年3月7159012.014.663.3
2023年3月6360610.516.371.9
2024年3月6561910.617.569.4
2025年3月7864412.414.464.0
2026年3月8367912.613.663.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額84百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高坂勇介代表取締役社長 社長執行役員611,500
高橋龍二取締役 専務執行役員 フランチャイズサポート第1本部長6417,100
今川憲之取締役 執行役員 営業本部長613,500
矢野孝一取締役56
森田道明取締役61
吉本好伸取締役64
湯川昌忠常勤監査役59
長沼道雄監査役52
吉澤航監査役54
鎌田洋平50
東海林淳一代表取締役社長 社長執行役員61
高村俊哉取締役57
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
岩原岳彦取締役61
岩田寛司監査役50
遠山壮一監査役55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)537225912
社外取締役821213
監査役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容938字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業は、不動産フランチャイズ事業の単一セグメントにより構成されております。 当社は、不動産仲介業のフランチャイズ システム(センチュリー21)を日本において展開しているフランチャイザーであります。事業内容は、米国デラウェア州法人センチュリー21・リアルエステートLLC(国際本部)が開発した「センチュリー21マーク等」及び「センチュリー21システム」をフランチャイジー(加盟店)に提供することであり、その対価として、加盟金、更新料、サービスフィーを受け取っております。具体的には、フランチャイザーとして、店舗ネットワークの拡充(下記①)と業務支援サービス(下記②~⑥)を行っております。 ①フランチャイズ加盟店の募集 ②フランチャイズ加盟店の経営者、管理者並びに営業スタッフに対する教育・研修 ③各種情報システムの提供 ④マスメディア並びにウェブによる共同広告の実施 ⑤加盟店及び加盟店の顧客に対する金融・保険サービスの斡旋 ⑥加盟店をバックアップするための各種サービス業務の実施 (1) 事業の系統図 ※ 2026年3月期末店舗数 934店 (2) センチュリー21フランチャイズ広告基金組合は当社と全加盟店の共同拠出により設立された広告基金を管理・運営する団体であります。 同基金に対する拠出金は当社が加盟店から受領するサービスフィー収入の10%相当額(当該拠出金は当社の損益計算書上、発生主義に基づき営業原価に計上しております。)及び加盟店からの月額12万円(加盟時に一時金36万円、4か月目から毎月12万円)であり、2026年3月期の総額は現金ベースで1,522百万円(当社402百万円、加盟店1,120百万円)となっております。同基金組合は“センチュリー21”の一般的知名度向上を目的に全加盟店の共同の利益のためにのみ実施される広告・広報活動等に使用され、原則繰越金(余剰金)が発生しないよう当年度中に費消する方針で運営されております。なお、当社は善管注意義務のある管理者として、拠出金を徴収し、広告・広報活動等だけに同基金を使用する義務を負っており、その使用明細を示した現金収支計算書を国際本部及び全加盟店向けに毎期報告しております。
経営方針・対処すべき課題2,086字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において、当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社の企業価値の根幹は「センチュリー21」というブランドです。加盟店各社がこのブランドを冠にお客様から高い評価を頂けるよう、ブランド価値の向上に努めることが当社に課された最大のミッションと認識しております。「住まいを想う仕事、人生を輝かせる使命」をブランドビジョンとして掲げ、常に厳しい行動基準と高い倫理観をもって運営し、店舗数においても、サービス品質においても常に業界のリーダーであるという自負と自覚を持ち、企業価値向上と社会への貢献を目指しております。 不動産流通業界においては、所謂不動産テックの進展による革新的なサービス合理化や不動産情報のオープン化、取引のグローバル化が一層進むことが予想され、AI等の先端テクノロジーへの対応が必要とされる一方において、専門性を追求したプロフェッショナルな人材による顧客ニーズへの的確なコンサルティング能力が求められております。当社はその変化に対応しつつ、ITシステム支援や研修・コンサルティングサービスの提供、表彰制度の運営、広告戦略の確立等を軸に加盟店に対し質の高いサービスを提供し「センチュリー21」のブランド価値を一層高め、加盟店各社とともに永続的な成長を実現します。 (2) 目標とする経営指標 フランチャイズビジネスは、規模の拡大と効率経営が重要であるとの認識に立ち、加盟店舗数、営業総利益経常利益率、自己資本利益率を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指します。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社の事業戦略の基本は「センチュリー21ネットワークの規模拡大」と「加盟店成長の為の経営支援」です。これらを両輪として事業拡大に努めると共に、社会との共生を前提に持続可能な成長を目指します。 また加盟店の成長に寄与する企業との資本提携や事業投資を行うことにより、既存業務の強靭化を図ってまいります。昨今、特にアジアを中心とした海外からの日本不動産投資機会が増大しており、当フランチャイズならではの国際ネットワークを活用し、海外各国のセンチュリー21と連携して不動産インバウンドの強化を図ってまいります。 (4) 経営環境及び会社の対処すべき課題 当社が置かれている不動産流通業界は、我が国の少子高齢化、グローバル化など社会構造の変化が不可避である中、不動産サービスにおいても新しい生活スタイルや価値観への対応が問われてくるものと考えます。一方で昨今のIT化の進展・拡大の中で、デジタル技術による業務改革がますます進展し、より効率的かつ迅速な営業が求められる時代へと変化しつつあります。さらにフランチャイズ全体としては、デジタル技術を活用し広域をカバーするビジネスへの対応を迫られると同時に、人によるアナログなサービスの高品質化と地域に根差し地域社会に貢献する持続性のあるビジネスの実現も求められております。 このような経営環境下、上記の基本方針に加え、以下の経営方針を継続いたします。 1.すべてのステークホルダーの利益を前提とした事業活動を推進する。 2.センチュリー21グループ全体で不動産流通市場の拡大・活性化の一翼を担い、顧客の生活基盤の維持と、住み続けられるまちづくりに貢献する。 この経営方針のもと、当社が対処すべき課題は以下のとおりと認識しております。 ①既存フランチャイズ事業の強化と市場競争力の向上 ⅰ)フランチャイズ加盟店網拡大及び加盟店売上増加に資する施策の着実かつスピーディな実行 ⅱ)加盟店の営業支援のための人材採用・教育支援強化 ⅲ)加盟店の業務効率化に向けた当社独自のシステムやAIの活用促進 ②フランチャイズネットワークを活かした成長促進 ⅰ)国際的ブランド「センチュリー21」の海外ネットワーク活用による加盟店のグローバル取引の支援・活性化 ⅱ)加盟店を含む不動産事業者の事業承継問題への対応による加盟店舗網の拡大 ⅲ)当社フランチャイズビジネスとのシナジーが高い事業や企業に対する事業投資や業務提携の推進拡大 ⅳ)サステナブルな社会の実現に向けた施策の継続・拡大 ③成長の基盤となる社内体制の確立 ⅰ)コーポレート・ガバナンスと内部管理体制の強化継続 ⅱ)人的資本経営を意識した人材活性化、業務能力・モチベーション向上を企図した社員研修の充実と評価制度運用 ⅲ)生産性の拡大と柔軟な働き方の実現に向けた施策の継続的推進 ⅳ)セキュリティ強化、データの有効活用などを念頭においた業務基幹システム運用の推進 上記諸施策を着実かつ迅速に実行することにより、企業価値の向上を図り、新規加盟を促進するとともに、既存店を含む各加盟店の質の向上を図ることにより退会を抑制し、センチュリー21フランチャイズシステムの更なる規模の拡大及び企業の持続的成長につながるものと考えております。
事業等のリスク3,814字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社の経営成績、株価および財務状況等に影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクには以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において当社が判断したものであります。 (1) 業績の変動要因 当社の収益の源泉である営業収益は、加盟店から受け取る定率(加盟店売上連動)のサービスフィー収入と、新規加盟時の加盟金並びに5年毎の契約更新時の更新料を合わせた加盟金収入の他、ITサービス収入等で構成されております。この中で、営業収益の大半を占めるサービスフィー収入につきましては、不動産市況、地価動向、金利水準、法令改正、住宅税制、大手不動産仲介業者等との競争など外部環境の影響を受ける可能性があります。 (2) フランチャイズ方式について フランチャイズ事業は、加盟店舗数の順調な増加が事業成長の鍵となります。当社が加盟店に対して優良なサービスを維持できなくなった場合、「中小小売商業振興法」等の関連法令への違反行為を行った場合、加盟店が他社ブランドへ流出した場合、一部の加盟店において顧客に対する低水準のサービス提供もしくは違法行為等がありフランチャイズ全体のイメージダウンとなった場合、あるいは加盟店が集団で独自の事業展開を志向した場合等には、加盟店舗数の大幅な減少が生じること等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) フランチャイズ展開 新規加盟承認の基本方針として、店舗経営者の事業意欲及び適格性(関連法令違反歴が無いこと、反社会的勢力ではないこと等)、当該法人の財務状況、周辺地域の市場性などを十分に審査の上、一定の規律の下で行っております。また、既存加盟店との関係における立地基準(フランチャイズ契約上の店舗間距離400mルール)に制約されたり、近接既存加盟店との各種調整が必要な場合もあり、店舗展開が必ずしも当社の事業計画どおりに進まない可能性があります。 (4) ブランドイメージによる影響について 当社及び加盟店はすべて「センチュリー21」を統一ブランドとして事業展開をしており、不動産広告においても、情報の共有化や広告戦略の協力等を行っております。不動産広告の内容に不備や不正等があった場合や、これに伴うネガティブな情報や風評が流れた場合には、ブランドイメージの低下を招くことにより、当社の業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 加盟店が受ける法規制 加盟店は「宅地建物取引業法」に基づく免許を取得して不動産の売買または賃貸の仲介、開発分譲、受託販売等の業務を行っております。加盟店が行う不動産取引については、「宅地建物取引業法」、「国土利用計画法」、「都市計画法」、「建築基準法」などの規制があります。当社では、加盟店に対して各種規制に関する研修等を通じた教育・啓蒙活動を励行すると共に、当社内に「お客様相談室」を設置して、顧客クレームに直接対応するなど加盟店の法令遵守及び是正指導に十分留意しております。しかし、一部の加盟店における法令違反や顧客クレーム等がセンチュリー21グループ全体の信用やイメージを損なうような事態に発展した場合、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 国際本部とのフランチャイズ契約について センチュリー21・リアルエステートLLCは、センチュリー21の名称を含む商標サービスマーク及び国際本部機能を有しております。当社はセンチュリー21・リアルエステートLLCとの契約により、日本国におけるフランチャイザーとしての権利を永久保有しているとともに、経営方針や政策決定及び事業展開について独自の意思決定によって進めております。但し、当社とセンチュリー21・リアルエステートLLCとの契約において、①当社に重大な契約違反(契約不履行等)があり、かつ、その後30日以内に当該契約不履行の是正を怠った場合、②センチュリー21・リアルエステートLLCが当社に対して直近12ヶ月以内に是正勧告通知をした契約不履行を当社が再度繰り返した場合、センチュリー21・リアルエステートLLC側に契約解除権行使の原因事由が発生します。本報告書提出日現在、当該契約の継続に支障を来す事象は発生しておりませんが、万一当該契約の継続に支障を来す要因が発生した場合には、当社の事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (7) システムについて 当社において、システム開発は事業基盤の維持・拡充と関係しており、加盟店が必要とする各種の支援ツールは、取扱い物件管理及び顧客管理業務等の効率化、他のフランチャイズチェーンとの差別化等を図るうえで、重要であると考えております。当社では、今後もシステム環境の維持・向上のため、システムの自社開発又は他社への委託開発等を継続していく方針でありますが、システムの開発・維持運営には多額のコストが必要となる可能性があり、その結果、当社の業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 更に当社は、これらのシステムのバックアップ等を含む運用管理に責任を負っており、当該システムの障害、大規模広域災害、もしくはコンピュータウィルス、ハッキング等による情報漏洩を含むデータベースへの影響又はITサービスの中断等により、当社が損害を被り、又は加盟店に損害賠償を請求される可能性があり、その結果当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社のWebサイトは、一般消費者へ無料で公開しており、万一、一定期間システムが停止したとしても、一般消費者から損害賠償を受ける可能性は少ないと考えておりますが、そのような事態が度重なれば、当社Webサイト自体の信用を失うことになり、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 個人情報保護について 当社事業においては、加盟店の管理を目的とした加盟店の役員及び従業員の個人情報並びに加盟店が営業活動により取得した一般消費者の個人情報を多く取り扱っており、個人情報取扱事業者に該当しております。このため、「個人情報保護マネジメントシステムマニュアル」等を制定するとともに、プライバシーマークを取得し、全社的に個人情報の管理の徹底を図っております。しかしながら、不測の事態によって、当社が保有する個人情報が社外へ漏洩した場合は、社会的信用の失墜、トラブル解決のための費用負担等により、当社の業績及び事業活動に影響を与える可能性があります。 (9) 人材確保について 当社は、不動産流通事業者のフランチャイズ本部として、加盟店に対し、業務運営サポートや情報提供等を行っている関係から、不動産業界・不動産仲介業等に関する経験や知識が必要とされております。また、能力主義に基づく人材登用を重視するとともに、必要最小限の人数で適材適所の人員配置を行っております。しかしながら、不測の事態に伴う人員の流出や、人材採用が予定どおり進まないことにより、当社の業績及び事業活動に影響を与える可能性があります。 (10) 伊藤忠商事株式会社グループとの関係について 現在、伊藤忠商事株式会社は、当社の議決権の49.3%を保有する大株主でありその他関係会社に該当しておりますが、当社の方針・政策決定及び事業展開については、独自の意思決定によって進めております。また、当社は不動産仲介フランチャイズ事業を営んでおり、同社及び同社グループの不動産関連の事業を営む子会社・関連会社等とは、直接的な競合関係は生じておりませんが、不動産・建設業界に関する情報の提供を随時受けております。このため、同社グループが経営方針や営業戦略等を変更した場合、当社の業績及び事業展開に何らかの影響を及ぼす可能性があります。 ① 人的関係について 営業力強化並びに監査業務強化を図り、各者の専門的な知見を基に経営全般に対する提言を得ることを目的に同社グループの役職員との間で以下のように兼任状況が継続しております。 有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在の兼任状況 当社における役職   氏 名    伊藤忠商事株式会社グループにおける役職 取締役(非常勤)   矢野 孝一    アジア・大洋州住生活グループ長 兼  伊藤忠シンガポール株式会社 監査役(非常勤)   長沼 道雄    住生活経理室長 ② 取引関係について 当社は、伊藤忠商事株式会社をはじめ同社グループとの間に、出向者の受入やオフィス賃借等に係る取引がありますが、いずれの取引も、第三者と同様の条件により行われております。なお、開示すべき重要な取引はありません。 (11)保有する投資有価証券の評価について 当社は、保有する投資有価証券については、投資先のモニタリングを定期的に行い、リスクの軽減に努めておりますが、証券市場における市況の悪化や投資先の業績不振等により評価損が発生する可能性があります。 (12) サステナビリティについて サステナビリティに関するリスクについては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (6) リスク管理」に記載したとおりであります。
経営成績の分析 (MD&A)5,782字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において判断したものであります。 (1) 財政状態の状況 当事業年度末における流動資産の残高は6,372百万円で、前事業年度末に比べ113百万円減少しております。現金及び預金の減少が主な要因であります。 当事業年度末における固定資産の残高は1,852百万円で、前事業年度末に比べ414百万円増加しております。投資有価証券の増加が主な要因であります。 当事業年度末における流動負債の残高は1,062百万円で、前事業年度末に比べ86百万円減少しております。未払法人税等や契約負債の減少が主な要因であります。 当事業年度末における固定負債の残高は198百万円で、前事業年度末に比べ36百万円増加しております。退職給付引当金の増加が主な要因であります。 当事業年度末における純資産の残高は6,962百万円で、前事業年度末に比べ351百万円増加しております。繰越利益剰余金の増加が主な要因であります。 (2) 経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、緩やかな回復基調が続いており、賃金の上昇など雇用情勢には改善の動きが見られます。一方、日本銀行による段階的な利上げを受け、金融機関における住宅ローン金利の上昇が続いていることに加え、米国の関税政策の動向や地政学的リスクを背景とした輸入物価の上昇が消費者マインドに与える影響については、引き続き注視が必要な状況です。 当社が属する不動産流通業界におきましては、新築不動産市場は依然として高水準の価格が維持される状況にあり、中古物件へ需要がシフトする動きがみられます。東日本不動産流通機構の月例速報によりますと、首都圏中古マンション市場においては、供給の減少にもかかわらず旺盛な需要により、成約件数はほとんどの地域で伸びております。成約㎡単価は2026年3月にバブル期である1990年9月の水準(85.50万円/㎡)を上回りました。なお、中古戸建市場においては全体として成約価格・件数の上昇が続いております。 また、関西圏では中心部において堅調な取引が見られるものの、郊外においては2ケタ減少が見られるエリアもあるなど、地域によって温度差のある展開となっております。 このような事業環境の中、当社としては1.新規加盟拡大、2.加盟店支援強化( ①人材強化、②営業強化、③事業規模拡大)、3.国際取引とアライアンス、4.サステナビリティ取組推進などの様々な施策の推進に努めております。 新規加盟の拡大を目指すべく、新規加盟募集ホームページを4年ぶりに全面リニューアルいたしました。不動産業での業種業態別や異業種参入、独立開業など、ターゲット別に訴求することで、初月から想定を上回る反響をいただいており、今後の新規加盟の促進に繋げてまいります。 人材強化策としては、加盟店に提供している採用支援システムを通じ、費用対効果を検証した上で求人サイトへの広告を増額し、応募、採用実績とも伸ばすことができました。また、YouTubeチャンネル、TikTok等、SNSによる採用コミュニケーションの強化も継続して実施しました。 営業強化策として、AIによる契約書システム自動生成機能の強化を実施いたしました。そのほか、営業強化の一環として通期にわたり実施し、全国から多くの加盟店営業スタッフが参加する営業研修が1月に終了し、ほぼ全員が昨年の自己の成績を大きく上回る実績を出し、特に成績上位者は4月に東京で開催いたしましたジャパンコンベンションで表彰しました。 業界全体で経営者の高齢化が進む中、円滑に事業承継を行うことが出来るよう加盟店の事業承継とM&Aのサポートを開始し、オンラインセミナーを開催するなど加盟店向け啓蒙活動を進める中、7月にはM&Aの第1号案件が成立しました。 7月に新設した国際業務室では、外国人との不動産取引マニュアルや英語版・中国語版の重要事項説明書・契約書等のサポート資料の整備と提供を開始しました。また、国際取引活性化セミナーを開催しました。加盟店の有志会「GREATS21」のサポート活動も進めており、今後の国際取引の活性化をさらに推し進めてまいります。 サステナビリティへの取組みでは、「キッザニア甲子園 プレミアムナイト2025」「第3回こども絵画コンテスト」などを開催。2025年6月に締結した明海大学との産学連携活動に関する協定に基づき、センチュリー21の名前を冠した講座を3回開催しました。「地域社会と繋がる」、「次世代に繋ぐ」をテーマに、引き続き持続可能な社会の実現に向け、加盟店と協働して当フランチャイズ独自のサステナビリティ施策を推進してまいります。 このような状況のもとで、当社の営業収益は、サービスフィー収入が3,583百万円(前年同期比2.0%増)、ITサービス収入が516百万円(同59.2%増)、加盟金収入が128百万円(同8.5%減)、その他が72百万円(同7.8%増)となり、全体としては4,300百万円(同6.3%増)となりました。なお、ITサービス収入の増加は、センチュリー21フランチャイズ広告基金組合からのITシステム資産移管に伴い、システム利用料の計上を開始したことによるものであります。また、営業原価は、1,124百万円(前年同期比17.4%増)となりました。販売費及び一般管理費は、加盟店支援力向上を目的とした社内研修、加盟店獲得強化等のための外部コンサルティング費用やホームページのリニューアル費用、人件費等の増加があり、全体としては2,111百万円(前年同期比4.7%増)となりました。その結果、営業利益は1,064百万円(前年同期比0.7%減)となりました。一方、営業外収益において、支店移転に伴う受取補償金や退会加盟店との和解金など一過性の収益があり、経常利益は1,214百万円(同3.1%増)となり、また、賃上げ促進税制の効果により法人税等の負担軽減もあり、当期純利益は852百万円(同6.3%増)となりました。 (生産、受注及び販売の状況) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)における加盟店数の地域別並びに営業収益の収入別・地域別内訳を示すと、以下のとおりであります。 (単位:店) 首都圏   関西圏   中部圏   九州圏   北海道   合計 新規加盟店数   16   9   6   1   1   33 退店(解約)数   24   25   1   3   6   59 事業年度末加盟店数   402   305   104   91   32   934 前年同期比(%)   98.0   95.0   105.1   97.8   86.5   97.3 (単位:千円) 首都圏   関西圏   中部圏   九州圏   北海道   合計 サービスフィー収入   1,945,775   1,063,831   273,179   213,995   86,446   3,583,228 前年同期比(%)   101.3   99.6   109.9   107.3   113.2   102.0 ITサービス収入   516,474   -   -   -   -   516,474 前年同期比(%)   159.2   -   -   -   -   159.2 加盟金収入   51,662   45,047   14,930   9,717   6,780   128,138 前年同期比(%)   86.7   94.8   85.7   97.1   123.0   91.5 その他   72,472   -   -   -   -   72,472 前年同期比(%)   107.8   -   -   -   -   107.8 営業収益合計   2,586,385   1,108,878   288,109   223,712   93,227   4,300,314 前年同期比(%)   109.0   99.4   108.3   106.8   113.9   106.3 (注)上記サービスフィー収入に対する全加盟店の同期間地区別総取扱高、総取扱件数並びに総受取手数料は、 以下のとおりであります。 (単位:千円/件) 首都圏   関西圏   中部圏   九州圏   北海道   合計 総取扱高   474,266,436   292,999,244   67,108,284   50,457,658   22,136,111   906,967,734 総取扱件数   357,808   55,651   15,109   18,282   5,777   452,627 総受取手数料   31,965,875   18,935,682   4,392,079   3,421,559   1,381,210   60,096,406 (3) キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ195百万円減少(25.6%減)し、当事業年度末には566百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果得られた資金は、1,102百万円(前事業年度は1,038百万円の収入)となりました。これは主として税引前当期純利益1,214百万円の計上によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果使用した資金は、732百万円(前事業年度は1,952百万円の使用)となりました。これは主として投資有価証券や有価証券の取得によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果使用した資金は、564百万円(前事業年度は462百万円の使用)となりました。これは主として配当金の支払いによるものであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性について、運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、営業支援システムの開発費用であります。また、財務活動による資金需要のうち主なものは、配当金の支払いであります。 なお、運転資金につきましてはすべて自己資金により賄っております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、経営者による会計上の見積りを行っております。これらの見積りは、当社における過去の実績や将来計画を考慮し、合理的と認められる事項に基づき判断しておりますが、将来の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。なお、財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (5) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 第42期   第43期   対前期比増減 加盟店舗数   960店   934店   △26店 営業総利益経常利益率   38.2%   38.3%   0.1% 自己資本利益率   12.4%   12.6%   0.2% フランチャイズビジネスは、規模の拡大と効率経営が重要であるとの認識のもと、加盟店舗数、営業総利益経常利益率、自己資本利益率を重要な経営指標ととらえており、当期の経営指標は、加盟店舗数が934店、営業総利益経常利益率38.3%、自己資本利益率12.6%となりました。 加盟店舗数につきましては、期初目標を下回る結果となりましたが、引き続き新規加盟店獲得を推進するために、加盟募集専用ホームページのリニューアルやWEBセミナー等を実施し、集客の強化を図りました。その結果、当期中の新規加盟は33店舗となりました。一方、当期は複数店舗を展開する一部大型加盟店の退会があったものの、退会は昨年より18店舗減の59店舗となり、結果26店舗の純減となりました。 収益の柱であるサービスフィー収入は前期の退会増の影響を受けつつも既存店が売上を伸ばしたことにより、前期比2.0%の増加となり、またITサービス収入は、センチュリー21フランチャイズ広告基金組合からのITシステム資産移管に伴い、システム利用料の計上を開始したことにより前期比59.2%の増加となりました。その結果、営業収益全体は前期比6.3%増加となりました。また、販売費及び一般管理費は、人件費、加盟店支援力向上を目的とした社内研修、加盟店獲得強化等のための外部コンサルティング費用やホームページのリニューアル費用等の増加があり、前期比4.7%増となりました。その他、九州支店移転に伴う受取補償金や退会加盟店との和解金などの一過性収益も寄与したこともあり、営業総利益経常利益率は38.3%と前期比0.1%の増加となりました。また、賃上げ促進税制の効果により法人税等の負担軽減もあり、当期純利益が前期比6.3%増加の852百万円と増益となり、自己資本利益率が12.6%と前期比0.2%の増加となりました。 今後につきましても、加盟店舗数の更なる拡大と加盟店へのサービスの質の更なる向上により、営業収益の拡大を図るとともに、企業の持続的成長につなげるため、上記経営指標の一層の向上を目指します。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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