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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

LAホールディングス

LA Holdings Co., Ltd.2986 · Growth · 不動産業

DXを標榜する不動産デベロッパー。新築・再生・価値向上・賃貸の4事業で、収益不動産から分譲住宅まで幅広く手掛ける。

概要

LAホールディングスは、2020年7月に持株会社として設立された不動産企業である。東京都港区に本社を置き、連結子会社5社と持分法適用関連会社1社を通じて、DX新築不動産事業、DX再生不動産事業、DX不動産価値向上事業、不動産賃貸事業を展開する。2025年12月期の連結売上高は465億円、営業利益100億円、従業員数118名。株式は東京証券取引所グロース市場を主市場とし、福岡・名古屋・札幌の各証券取引所にも上場している。

4つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、報告セグメントを4つに区分している。2025年12月期のセグメント別売上高構成比は、DX新築不動産事業が43.5%(202億円)、DX再生不動産事業が28.4%(132億円)、DX不動産価値向上事業が25.6%(119億円)、不動産賃貸事業が2.4%(11億円)である。主力のDX新築不動産事業は収益不動産開発、新築分譲マンション、建売住宅の建築・販売を行い、前年同期比55.6%増と大幅に伸長した。一方、再生・価値向上の両事業は案件の入れ替わりにより減収となったが、全体の売上高は前年比4.1%増の465億円を達成している。営業利益は100億円(同30.2%増)であり、セグメント利益のうちDX新築不動産事業が77億円と全体の約77%を占める。

都心部の好立地に特化した商品戦略

当社グループは競争優位性を確保するため、都心のポテンシャルの高いエリアに特化し、コモディティ化しない付加価値型の商品を企画している。DX新築不動産事業では、高級賃貸レジデンス「THE DOORS」シリーズ、商業ビル「A*G」シリーズ、オフィスビル「THE EDGE」シリーズなどのブランドを展開する。DX再生不動産事業では、都心3区・100㎡以上・上質をキーワードに、1戸当たり平均販売価格357百万円の「プレミアム・リノベーション」シリーズに集中。この高価格帯戦略により、価格競争に巻き込まれないポジションを確立している。また、首都圏のレンタルオフィスや社宅を取得し収益性を高めて売却するインベストメント業務も行っている。

M&Aと重複上場で拡大するグループ体制

当社は持株会社として、グループ会社の経営管理を担う。連結子会社は株式会社ラ・アトレ、株式会社LAアセット、株式会社ラ・アトレレジデンシャル、株式会社ファンスタイル、株式会社ファンスタイルリゾートの5社である。2022年12月には株式会社ファンスタイルHDを子会社化し、2023年3月に同社を吸収合併。2023年12月には株式会社アーバンライクと資本業務提携し持分法適用関連会社とした。また、株式市場へのアクセス拡大を図り、東京証券取引所グロース市場に加え、2023年6月に福岡証券取引所本則市場、2025年7月に名古屋証券取引所プレミア市場、2025年9月に札幌証券取引所本則市場に重複上場している。従業員数は118名であり、少数精鋭で事業を運営している。

安定的なストック収益と新規事業への挑戦

不動産賃貸事業は、フロービジネスに加えてストック収益を確保するための基盤である。社会的ニーズの高いヘルスケア施設に経営資源を集中し、1棟ごとに運営事業者へ賃貸することで安定稼働を実現。2025年12月期の同事業の売上高は11億円、セグメント利益4.9億円で、安定的に貢献している。また、当社は成長戦略としてM&Aによる事業拡大を重視しており、中小企業向け事業再生ファンドやベンチャーファンドへの出資、M&A支援事業などの新規事業にも取り組んでいる。地方創生や地域経済の活性化を視野に入れ、地方の有力企業との連携や共同事業の展開を積極的に進め、中長期的な企業価値向上を目指している。

業界の中での役割は不動産開発・販売・賃貸を一貫して行うデベロッパー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
465億円
営業利益
100億円
営業利益率
21.5%
純利益
61億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01不動産(新築)主力

収益不動産(賃貸レジデンス、都市型商業ビル)、新築分譲マンション、建売住宅の開発・販売を行う。土地の仕入れから企画・設計・建築・販売まで一貫して手掛け、ブランド力で差別化している。

主な製品・サービス5
THE DOORS
高級賃貸レジデンスブランド。既存と異なる価値観や非日常の体験価値を提供。
A*G(エージー)シリーズ
都市型商業ビルブランド。"小粒ながらキラリと輝く"をコンセプトに展開。
THE EDGE シリーズ
オフィスブランド。"住宅のようなオフィス"をコンセプトに提供。
ラ・アトレレジデンス
新築分譲マンションのシリーズ。先鋭的なデザインと独自の世界観を提供。
レーヴ
新築分譲マンションのシリーズ。エッジの効いたデザインを提供。

02不動産(再生)主力

中古マンションや社宅・賃貸マンションを買い取り、リノベーションして販売する事業。戸別リノベーション、1棟リノベーション、新築マンション買取再販の3形態で展開。

主な製品・サービス3
戸別リノベーションマンション
中古マンションを戸別に仕入れ、リノベーションして販売。高価格帯のプレミアム領域に注力。
1棟リノベーション分譲
社宅・賃貸マンションなど1棟を取得し、全面リノベーションして戸別販売。
新築マンション買取再販
他のデベロッパーが開発した新築マンションを買い取り、付加価値をつけて販売。

03不動産(価値向上・投資)準主力

土地の潜在価値を引き出して販売する土地価値向上業務と、収益不動産を購入・改善して売却するインベストメント業務を展開。

主な製品・サービス2
土地価値向上
複雑な権利調整や課題を解決し、開発企画を行って土地を販売。
インベストメント
レンタルオフィスビルや社宅などを購入し、収益性を高めて投資家に売却。

04不動産(賃貸)副次

固定資産として保有するヘルスケア施設、レジデンシャルホテル、商業施設などを運営事業者に1棟賃貸し、安定収益を確保。

製品と技術

高級賃貸レジデンス「THE DOORS」シリーズ

DX新築不動産事業において、収益不動産開発の柱として展開するのが「THE DOORS」シリーズである。既存の賃貸住宅とは異なる価値観や非日常のエモーショナルな体験価値を提供する高級賃貸レジデンスであり、入居者に洗練された居住空間を提供する。2025年12月期には「THE DOORS薬院」(福岡市)を販売したほか、アパートメントホテル「LA新橋」(東京都港区)も同事業の成果として計上されている。このシリーズは、土地の仕入れから企画・設計・建築・販売まで一貫して自社で手掛けることで、デザイン性と品質を追求している。

商業・オフィスブランド「A*G」と「THE EDGE」

都市型商業ビルブランド「A*G」シリーズは、「小粒ながらキラリと輝く」をコンセプトに、未来の一等地となるポテンシャルの高いエリアに注力する。2025年12月期には「A*G浅草」「A*G門前仲町」「A*G下北沢」の3物件を販売した。一方、オフィスブランド「THE EDGE」シリーズは、住宅のような居心地の良さを備えたオフィス空間を提供し、一般的なオフィスとの差別化を図る。同シリーズからは「THE EDGE恵比寿」(渋谷区)が販売された。両ブランドとも、ニッチな市場を狙い、競合が少ない領域で独自のポジションを築いている。

プレミアム・リノベーションによる高価格帯再生住宅

DX再生不動産事業の中核をなすのが、1戸当たり1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズである。中古マンションを都心3区・100㎡以上・上質という条件で厳選して仕入れ、新築同様の内装・設備を施し、リーズナブルな価格で提供する。2025年12月期の平均販売価格は357百万円(前年比31.3%増)に達し、富裕層の需要を捉えている。また、1棟リノベーション分譲業務では、企業所有の社宅や賃貸マンションを1棟取得し、専有部分と共用部分を全面的に刷新。管理組合の組成や修繕計画の策定まで手掛け、入居後の住環境も整備する。

土地価値向上とインベストメントによる資産再生

DX不動産価値向上事業は、土地価値向上業務とインベストメント業務で構成される。土地価値向上業務では、独自の情報収集力と目利き力で土地の潜在価値を見極め、権利調整や開発企画を実施した上で法人等に販売する。2025年12月期には都心部の土地企画案件6件を販売した。インベストメント業務では、首都圏のレンタルオフィスビルや社宅、賃貸レジデンスを1棟購入し、コストマネジメントやリノベーションにより収益性を高めて投資家に売却する。「ラグランジュ六郷」(大田区)など7件が販売され、セグメント利益19.6億円を貢献した。

ヘルスケア施設に特化した不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は、主にヘルスケア施設を対象とする。社会的ニーズの高いヘルスケア施設を建設または取得し、運営事業者に1棟で賃貸することで安定的な収益を確保する。2025年12月期は、新たな物件の取得と既存資産の安定稼働により、売上高11億円、セグメント利益4.9億円(前年比4.6%増)を達成した。このストックビジネスは、フロービジネスである売却型事業と並び、グループの収益基盤の安定化に寄与している。今後も既存オペレーターとのリレーション強化や新規優良オペレーターの発掘を進め、賃貸ポートフォリオの最適化を図る方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

賃貸管理+買取再販で急成長、大手には及ばず

当社は首都圏を中心に賃貸管理と買取再販(不動産流動化)を手掛ける。直近売上高447億円で、同業の大東建託(1兆円超)には規模で大きく劣るが、成長率は高い(前期比+42%)。同業のrobot homeやタスキホールディングスとはビジネスモデルが類似し、買取再販の物件仕入れ競争が激しい。収益性は営業利益率17.2%と良好で、大手に比べ機動的な経営が強みだが、金利上昇時の在庫リスクや資金調達依存が課題。

強み

  • 前期売上高が前年比42%増と急成長、不動産市況に乗り事業拡大中。
  • 営業利益率17.2%と業界平均を上回る収益力を確保。
  • 大手に比べ組織がフラットで、意思決定が速く事業展開に柔軟性がある。
  • 需要の堅調な首都圏に特化し、効率的な運用が可能。

課題

  • 大東建託など大手に対し売上規模で劣り、スケールメリットで差をつけられる。
  • 買取再販は借入依存度が高く、金利上昇で収益圧迫の懸念。
  • robot homeなど同業との優良物件争奪戦が激化し、利幅縮小リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がLAホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
18928穴吹興産266億円4.6倍
2146Aコロンビア・ワークス262億円5.2倍
33489フェイスネットワーク250億円6.9倍
42982ADワークスグループ218億円5.3倍
52986LAホールディングス212億円13.8倍
64809パラカ212億円10.4倍
73772ウェルス・マネジメント210億円
83484イノベーションホールディングス204億円14.3倍
92998クリアル197億円9.0倍
108869明和地所195億円5.1倍
115532リアルゲイト195億円29.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

単独株式移転で持株会社を設立した2020年

2020年7月、株式会社ラ・アトレ(当時東証JASDAQグロース上場)は単独株式移転により当社を設立した。同時に、当社の株式が東京証券取引所JASDAQ(グロース)に上場され、株式会社ラ・アトレは2020年6月に上場廃止となった。この株式移転により、ラ・アトレは当社の完全子会社となり、持株会社体制がスタートした。同年11月には、子会社ラ・アトレから株式会社LAアセットの全株式の現物配当を受け、直接保有の子会社とした。これにより、グループ内の事業会社を当社が直接管理する体制へと移行している。

子会社再編と新市場区分への移行(2021-2022年)

2021年6月、子会社ラ・アトレから株式会社ラ・アトレレジデンシャルの全株式の現物配当を受け、当社直接保有の子会社とした。これにより、住宅分譲事業を担う子会社を直接傘下に収め、グループガバナンスを強化した。2022年4月には、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQ(グロース)からグロース市場に移行した。この移行は上場規則の変更に伴うものであり、当社の事業内容や上場区分に実質的な変更はないが、より明確な市場区分の下で株式を流通させることとなった。

ファンスタイルグループを子会社化した2022年

2022年12月、当社は株式会社ファンスタイルHDの株式を一部取得し、簡易株式交換により同社およびその子会社である株式会社ファンスタイル、株式会社ファンスタイルリゾートを子会社化した。このM&Aにより、新築分譲マンションブランド「レーヴ」シリーズを有するファンスタイルグループが連結範囲に加わり、事業規模が拡大した。2023年3月には、株式会社ファンスタイルを吸収合併存続会社、株式会社ファンスタイルHDを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施し、グループ組織を効率化している。

複数市場への重複上場で資金調達力を強化(2023-2025年)

2023年6月、当社は福岡証券取引所本則市場に株式を重複上場した。続いて2025年7月に名古屋証券取引所プレミア市場、同年9月に札幌証券取引所本則市場に重複上場し、4市場に上場する体制を整えた。これにより、幅広い投資家へのアクセスと資金調達手段の多様化を図っている。2025年6月には公募増資及び第三者割当増資を実施し、資本金を4,913百万円に大幅増資。同年3月には一度減資を行い資本金を1,000百万円としていたが、増資により財務基盤を強化している。

ポートフォリオの最適化と関連会社化(2023-2024年)

2023年10月、子会社ラ・アトレはL'ATTRAIT PROPERTY DEVELOPMENT INC.の全株式を譲渡した。これは、海外事業からの撤退または資産の入れ替えと見られる。2023年12月には、株式会社アーバンライクと資本業務提携を行い、持分法適用関連会社とした。アーバンライクは建売住宅の建築・販売を手掛け、当社グループのDX新築不動産事業の一部を補完する役割を担っている。これらの動きにより、グループの事業ポートフォリオが整理され、収益性の高い領域への集中が進められている。

年表13件を開く

2020年代

  • 2020年7月創業株式会社ラ・アトレは単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に株式を上場(株式会社ラ・アトレは2020年6月に上場廃止)
  • 2020年11月M&A子会社である株式会社ラ・アトレから株式会社LAアセットの全株式の現物配当を受け、当社直接保有の子会社化
  • 2021年6月M&A子会社である株式会社ラ・アトレから株式会社ラ・アトレレジデンシャルの全株式の現物配当を受け、当社直接保有の子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(グロース)からグロース市場に移行
  • 2022年12月M&A株式会社ファンスタイルHDの株式を一部取得及び簡易株式交換により同社及び同社の子会社である株式会社ファンスタイル、株式会社ファンスタイルリゾートを子会社化
  • 2023年3月M&A株式会社ファンスタイルを吸収合併存続会社、株式会社ファンスタイルHDを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2023年6月上場福岡証券取引所本則市場に株式を重複上場
  • 2023年10月子会社である株式会社ラ・アトレはL'ATTRAIT PROPERTY DEVELOPMENT INC.の全株式を譲渡
  • 2023年12月株式会社アーバンライクと資本業務提携を行い持分法適用関連会社化
  • 2025年3月資本金を1,000,000千円に減資(資本金の減少額505,755千円を「その他資本剰余金」へ振替)
  • 2025年6月公募増資及び第三者割当増資により資本金を4,913,931千円に増資
  • 2025年7月上場名古屋証券取引所プレミア市場に株式を重複上場
  • 2025年9月上場札幌証券取引所本則市場に株式を重複上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高総利益率2026年度まで20%以上
  • 売上高経常利益率2026年度まで10%以上
  • 自己資本比率2026年度まで20%以上
  • ROE(株主資本利益率)2026年度まで20%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    DX新築不動産事業のブランド化

    収益不動産開発を主力に、ポテンシャルの高いエリアで住居系・商業系開発のブランド化を進める。斬新な商品企画力を強みに、ニッチ領域で独自ポジションを確立する。

  2. 02

    DX再生不動産事業の高付加価値化

    「都心一等地」「上質」を軸に仕入れ、1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズなど高価格帯に注力。富裕層向け企画・デザイン力で価格競争を回避する。

  3. 03

    DX不動産価値向上事業の展開

    土地価値向上業務とインベストメント業務を通じ、土地開発・企画及び既存不動産の価値創出を図る。グループノウハウを横断活用し競争優位を確立する。

  4. 04

    不動産賃貸事業:ヘルスケア施設への集中投資

    安定的収益のためストックビジネスを強化。ヘルスケア施設に経営資源を集中し、オペレーターとの関係構築と新規発掘に注力、ポートフォリオ最適化を図る。

  5. 05

    M&A・新規事業の創出

    企業投資ファンドへの出資やM&A支援事業など新規事業を創出。地方の有力企業との連携や共同事業を積極的に展開し、中長期的な企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で118人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は794万円で、5期前と比べて7.3%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年12月45
2021年12月85645.55.146
2022年12月89850.45.080
2023年12月1,00053.04.090
2024年12月1,60449.34.61027,549
2025年12月79442.94.01188,475

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸用不動産 — 愛知県名古屋市緑区943百万円
不動産賃貸事業
賃貸用不動産 — 福岡県福岡市博多区866百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産 — 北海道札幌市西区864百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産 — 愛知県名古屋市瑞穂区689百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産 — 北海道札幌市北区661百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産(福岡県福岡市東区) — 注3625百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産 — 福岡県福岡市中央区他1棟601百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産 — 山口県山口市559百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産(東京都練馬区) — 注4548百万円
不動産賃貸 事業
賃貸用不動産 — 沖縄県那覇市401百万円
不動産賃貸 事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ラ・アトレ(注)3、6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社LAアセット
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ラ・アトレレジデンシャル
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ファンスタイル(注)3、7
    沖縄県那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ファンスタイルリゾート
    沖縄県那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アーバンライク(注)5
    熊本県荒尾市 · 持分法適用会社
    議決権15.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は465億円営業利益100億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.0%、利益が+29.9%。

売上高
+4.0%
465億円
営業利益
+29.9%
100億円
純利益
+29.8%
61億円
営業利益率
21.5%
前期比 +4.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高610億円465億円
営業利益175億円100億円
純利益116億円61億円
1株あたり配当¥112.67

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は168億円、営業利益は20億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−3.4%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q4548.91
2023年2Q1212520.717
2023年3Q61813.13
2023年4Q8812
2024年1Q79911.45
2024年2Q61711.53
2024年4Q3076119.939
2025年2Q1744023.024
2025年4Q2916020.637
2026年2Q1682011.98

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2020年12月期からの6期で、売上は138億円から465億円へ3.4倍に増えた。直近期の営業利益率は21.5%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ラ・アトレは単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に株式を上場(株式会社ラ・アトレは2020年6月に上場廃止)
2020年12月138107
子会社である株式会社ラ・アトレから株式会社ラ・アトレレジデンシャルの全株式の現物配当を受け、当社直接保有の子会社化
2021年12月1472820
株式会社ファンスタイルHDの株式を一部取得及び簡易株式交換により同社及び同社の子会社である株式会社ファンスタイル、株式会社ファンスタイルリゾートを子会社化
2022年12月1833734
福岡証券取引所本則市場に株式を重複上場
2023年12月3154933
2024年12月447776817.247
名古屋証券取引所プレミア市場に株式を重複上場
2025年12月4651009021.561

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高465億円のうち、営業利益として残るのは100億円21.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は61億円、売上の13.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.2%331億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.1%33億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.5%100億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.9pt
21.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.9pt
13.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+12.8pt
25.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年12月期は営業CFが−114億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは−137億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は229億円で、売上の5.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年12月17−6−131126
2021年12月−54−12105−6666
2022年12月−31−1569−4695
2023年12月−32−1478−46127
2024年12月−18−732−25134
2025年12月−114−23232−137229

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2025年12月期の総資産は1,019億円。このうち返さなくてよい自己資本が299億円で、自己資本比率は29.3%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年12月2364319318.1
2021年12月3637329020.0
2022年12月50711439322.3
2023年12月61215246024.6
2024年12月71218153125.2
2025年12月1,01929972029.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
231億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
207億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
720億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中94位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
25.7%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
21.5%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.3%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,779で、1年前と比べて+5.0%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥2,779-2.2%1ヶ月+4.1%1年+5.0%時価総額212億円
過去52週の値幅
安値¥2,333.333高値¥3,956.667

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.8倍
PER (会社予想)5.5倍
PBR2.16倍
配当利回り4.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で3.39%上昇も本日は5.9%安の2791円と下落。25日線(2793.67円)付近で揉み合い。週足は75日線(2882.75円)を下回り弱含み。7月10日の出来高455,000株と前日比増加。52週高値3956.67円から約29%下落。RSI44.8でやや売られ過ぎ圏に。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、売上高・利益が成長傾向にあり、営業利益率も向上(24年17.2%→25年見込21.5%)、ROE25.7%と高収益である点を評価。また、首都圏不動産需要は堅調で、今後の成長も期待。一方、弱気派は、不動産市況の変動リスク、特に金利上昇による需要減退や、販売用不動産の在庫リスクを懸念。また、PBR2.09倍と割高感もあり、一過性の成長の可能性も。

プラスに働く材料7
  • 高成長と高収益

    売上高急成長、営業利益率21%、ROE25.7%。

  • 首都圏需要堅調

    東京圏の住宅需要は底堅く、価格上昇も継続。

  • 効率的な事業運営

    営業利益率向上、在庫回転率改善の可能性。

  • 営業利益100億円達成、営業利益率20%超へFY2025/12影響

    営業利益100億円(前期比+30%)、高収益体質確立。

  • マンション販売好調、販売計画上振れ通年影響

    首都圏マンション需要堅調、販売戸数・価格とも計画超え。

  • 配当利回り4%超、増配期待次回決算後影響

    配当性向約30%から40%への引き上げ余地、利回り向上。

  • 自己株式取得など株主還元強化不定影響

    自己資本比率高く、自社株買い実施でEPS向上見込む。

マイナスに働く材料7
  • 金利上昇リスク

    住宅ローン金利上昇で需要減退の可能性。

  • 不動産市況変動

    景気後退で物件販売が停滞するリスク。

  • 割高感

    PBR2.09倍と同業比で割高、成長鈍化なら修正。

  • 金利上昇で販売環境悪化金融政策次第影響

    変動金利上昇で購入者負担増、販売減速懸念。

  • 特定エリア偏重、地域リスク継続影響

    首都圏中心、地震や規制強化で業績直撃。

  • PER9倍とバリュエーションは割高感も不定影響

    同業他社PER6倍と比較するとやや割高、調整リスク。

  • 建築コスト高騰で利益率低下リスク継続影響

    営業利益率17%から21%に改善予定だが、資材・人件費上昇で未達も。

次の決算で確かめる点
販売用不動産回転率
在庫が適切に販売されているか確認。
契約高/受注残
将来の売上高を占う先行指標。
営業利益率
収益性改善が継続しているか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり112.67で、前期から+15.8%いまの株価に対する利回りは4.05%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥112.67
1株あたり
配当利回り
4.05%
いまの株価に対して
配当性向
239.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年12月44263.5
2022年12月6751.5
2023年12月705.51819.0
2024年12月9738.4132.9
2025年12月11315.8239.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥112.67

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,035人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.1%を占め、残る73.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他61.560.262.261.661.556.3
事業法人33.519.019.819.618.716.5
証券会社3.35.23.33.33.913.3
金融機関0.112.911.711.411.89.6
外国法人1.52.73.04.04.04.1
外国人個人0.10.10.00.10.10.2
自己株式13.20.02.40.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三井住友信託銀行株式会社(信託口甲17号)8.79
02アジア・パシフィック・マックスランド・ジャパン有限会社5.07
03合同会社城山21世紀投資4.51
04株式会社SBI証券3.12
05ヨシダ トモヒロ2.96
06三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社2.71
07築地株式会社2.44
08高橋 新2.32
09岡三証券株式会社2.00
10昭栄電気工具株式会社1.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-05
    サマーバンク合同会社
    新規の大量保有報告
    8.77%
    +3.64pt
  • 2026-08-04
    サマーバンク合同会社
    変更報告
    5.13%
    -2.21pt
  • 2026-07-31
    サマーバンク合同会社
    新規の大量保有報告
    5.13%
    -0.01pt
  • 2026-07-31
    サマーリバー合同会社
    新規の大量保有報告
    3.65%
  • 2026-04-22
    脇田 栄一
    新規の大量保有報告
    1.99%
    -0.46pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で+608%、1株純資産は6期で+319%。直近期のROEは25.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年12月12493214.86.81038.6
2021年12月4111,34934.04.9263.5
2022年12月6381,94836.45.2
2023年12月5492,40925.08.31819.0
2024年12月7592,91628.67.5132.9
2025年12月8753,90825.79.6239.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額236百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
脇田栄一代表取締役社長5873,200
自見信也取締役6494,100
栗原一成取締役5535,500
福田大助取締役70
秋元二郎取締役701,500
神保剛監査役(常勤)59900
佐藤明充監査役56
江口正夫監査役73
河内英聡取締役63

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)391507021271
監査役1131313
社外取締役411113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,923字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、持株会社としてグループ会社の経営管理及びこれに附帯又は関連する業務を行っております。 また、当社グループは、当社及び連結子会社5社(株式会社ラ・アトレ、株式会社LAアセット、株式会社ラ・アトレレジデンシャル、株式会社ファンスタイル及び株式会社ファンスタイルリゾート)、持分法適用関連会社1社(株式会社アーバンライク)で構成されており、DX新築不動産事業、DX再生不動産事業、DX不動産価値向上事業及び不動産賃貸事業を主な事業内容としております。 当社グループの事業系統図は次のとおりです。 当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 それぞれの事業の内容は以下のとおりであります。 (1)DX新築不動産事業 本事業における主な業務はデベロップメント業務であり、同業務の主な内容は、収益不動産開発、新築分譲マンション開発、建売住宅の建築等を行い、法人又は一般顧客等へ販売するものです。 本業務の特徴は、当社グループが土地の仕入から商品企画、設計、建築、販売まで関与することにより、建物のトータルデザインからディテールに至るまでの意匠にこだわり、また、構造、耐震、耐火、省エネ、エコ、空気環境、遮音などの面にも配慮することなどができることにあります。これにより、社会のニーズを先取りした"魅力ある商品・サービス"を創作しております。 収益不動産開発は、居住用マンションなどの賃貸レジデンス及び店舗ビル、オフィスビルなどの都市型商業ビルの開発業務等を行い、投資法人及び一般法人等へ販売しております。 賃貸レジデンスは、既存と異なる価値観や非日常のエモーショナルな体験価値を提供する高級賃貸レジデンス「THE DOORS」などのブランド創出・確立を行っております。 都市型商業ビルは、未来の1等地というポテンシャルの高いエリアに注力し"小粒ながらキラリと輝く"をコンセプトにした「A*G(エージー)」シリーズ及びコアな層の潜在的なニーズを掘り起こしたオフィスブランドとして"一般的なオフィスとは異なる住宅のようなオフィス"をコンセプトにした「THE EDGE」シリーズの継続的なブランド力の向上を図っております。 新築分譲マンションは、株式会社ラ・アトレの「ラ・アトレレジデンス」、株式会社ファンスタイルの「レーヴ」としてシリーズ化し、ライフスタイル重視のターゲットに対し、"先鋭的なデザイン"、"独自の世界観"、"エッジのきいた"をキーワードに新しい価値を提供しております。 また、これらの商品開発で土地情報を有効に活用して仕入機会を増大できるという点が強みであるものと認識しております。 建売住宅では、持分法適用関連会社の株式会社アーバンライクが建築・販売を行うもので、需要の高いエリアで土地を仕入、注文住宅で培ったノウハウを活かし、デザイン性の高い建売住宅を、手の届きやすい価格で提供しております。 (2)DX再生不動産事業 本事業における業務は、a 戸別リノベーションマンション販売業務、b 1棟リノベーション分譲業務、c 新築マンション買取再販業務があります。 a 戸別リノベーションマンション販売業務 本業務の主な内容は、中古マンションを戸別に仕入れ、リノベーション内容の企画・立案などにより洗練された住居として再生を図り、一般顧客等へ販売するものです。 物件の仕入は、立地、価格、規模等を吟味・厳選して、仲介・流通不動産業者等の情報を活用して戸別に買い取ります。 本業務の特徴としては、高価格帯のプレミアム領域に注力し、中古マンションに対して新築同様の内装・設備等を施し、他にはない立地の希少性と洗練された居住空間に仕上げ、同じ条件の新築物件よりもリーズナブルな価格で魅力的な商品を提供しております。 b 1棟リノベーション分譲業務 本業務の主な内容は、企業所有の社員寮・社宅、首都圏の賃貸マンション等を対象として、建物1棟を取得後、全面的にリノベーションし、一般顧客等へ戸別に販売するものです。 本業務の特徴は、当社グループの再生ノウハウを活用して建物全体に対してデューデリジェンスを実施し、専有部分だけでなく共用部分も含めて全面的にリノベーションすることによって、建物の機能を大幅に刷新し、魅力的な分譲物件に仕立て上げております。 また、建物の管理計画、修繕計画、資金予算等を作成し、管理組合の組成、管理専門業者の選定など、入居後も安心して暮らせるように住環境の整備にも力を入れております。 c 新築マンション買取再販業務 本業務の内容は、他のデベロッパーが開発した物件について、立地、開発コンセプト、安全性、デザイン性、居住性、収益性などを検討したうえで、新築のまま買い取り販売するものです。 今までに培ってきたノウハウを生かして、物件に合わせたライフグッズ、ファニチャー、インテリア等をコーディネートすることによって付加価値をつけて販売しております。 (3)DX不動産価値向上事業 本事業における業務は、a 土地価値向上業務、b インベストメント業務があります。 a 土地価値向上業務 本業務の主な内容は、当社グループ独自の情報収集力と目利き力で土地の潜在価値を見極め、複雑な権利調整や課題を解決した上で、開発企画プランや一定の手続きを行い、一般法人等へ販売するものです。 当社グループがこれまで培ってきた土地開発、権利調整、事業企画等のノウハウを生かして、その土地の潜在価値を引き出すことで、買い手のニーズに対応した高い価値を有する土地へと生まれ変わります。 b インベストメント業務 本業務の主な内容は、首都圏のレンタルオフィスビル、企業所有の社宅、賃貸レジデンス等を対象として、建物1棟を購入し、収益性を高めた上で投資家へ販売するものです。 当社グループの再生ノウハウを活用して、建物全体に対して収益性を高めるための詳細なデューデリジェンスを実施し、建物管理等に関するコストマネジメントや建物のリノベーションにより、テナント・入居者の誘致能力を高めて収益力のアップ及びキャッシュ・フローの改善を図り、売却するものです。 (4)不動産賃貸事業 本事業の主な内容は、固定資産として保有する不動産を賃貸することで、安定的な収益を確保するものです。 社会的ニーズの高いヘルスケア施設を中心として、レジデンシャルホテル、商業施設等を建設又は取得し、運営事業者等へ1棟で賃貸することで、安定的な収益を確保することができます。 (5)その他事業 上記以外の事業として、不動産売買仲介業務等、他の事業から派生する事業等を行っております。
経営方針・対処すべき課題3,775字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 <グループ企業理念> 私たちは多くの人々に支えられて存在している社会の一員であることを自覚し、それらの人々との日々の出会いを通して“魅力ある価値”を創造します。 そして、たゆみない質の向上と地球環境との共生をベースに、社会のニーズを先取りした“魅力ある商品・サービス”を創作し、多くの人々の豊かな“魅力ある社会”の実現に貢献します。 <グループ経営理念> ① 既成のビジネスモデルにとらわれず、新しい時代の新しい経済環境に即応し斬新で革新的な経営を考えることにより社員の叡智と創造力を高めもって自由闊達な社風作りと安定した成長を図るとともに社会との共存共栄を目指す。 ② “住まいは人の心を創り人の生活を創る”ことを常に認識し、住まい本来の機能性や居住性の追求はもちろんのこと、地域社会や環境と調和し、時代や流行の変化を先取りする洗練された魅力的な商品を提供することにより、お客様のご要望に的確にお応えする経営を目指す。 ③ 地域社会の生活を尊重したクリーンでフェアーな企業活動を通じて、“心豊かになるような住まい”を提供することにより、地域の住環境創りに寄与する経営を目指す。 ④ 共に働く人々が、努力と研鑽を重ねることによって自分の能力を最大限に発揮することができ、生き生きと輝き夢のある楽しい人生を送れるような職場環境作りを目指す。 ⑤ “お客様の満足度と社員の意欲が企業を支えるものである”ことを念頭に、利益の適切な還元を図ることによって社会との調和のある経営を目指す。 (2) 経営戦略等 当社は、持続的成長と中長期的な企業価値向上をグループ経営における最重要課題と位置付けており、これらの実現に向けて、競争優位性の高い分野や継続的に高い成長が期待できる市場など、グループ経営資源を最大限に発揮できる新たな事業領域に挑戦し、引き続き事業ポートフォリオの拡大及び最適化を図ってまいります。 DX新築不動産事業においては、収益不動産開発を主力とし、未来の一等地となるポテンシャルの高いエリアを中心に展開することで、住居系・商業系開発のブランド化を図っています。斬新で革新的な商品企画力を競争力の源泉とし、競合が少ないニッチな領域に特化することで、独自のポジションを確立しています。 DX再生不動産事業においては、「都心一等地」「上質」をキーワードに厳選した仕入れ活動を行い、1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズを中心とした高価格帯に注力しています。富裕層のニーズに対応した企画・デザイン力により、価格競争に巻き込まれることのない競争優位性の高い高付加価値の商品を提供しています。 DX不動産価値向上事業においては、土地価値向上業務とインベストメント業務を行い土地開発・土地企画及び既存不動産の価値創出を図っています。当社グループの不動産事業ノウハウなどを横断的に活用することで、競争優位性が発揮できる独自のポジションを確立しています。 不動産賃貸事業においては、事業規模を拡大していく上でフロービジネスだけでなく、安定的な収益の確保が見込めるストックビジネスによる収益基盤の強化が不可欠であると考えており、社会的ニーズが高いヘルスケア施設に経営資源を集中し積極的な投資を進めるとともに、既存オペレーターとのリレーション構築及び優秀な新規オペレーターの発掘に注力し、賃貸ポートフォリオの最適化により安定した収益の獲得を図ってまいります。 新たな収益となる事業展開を目的として、中小企業向け事業再生・事業承継ファンド及びベンチャーファンドへの出資、ベンチャー企業を投資対象とするファンドの設立等の企業投資事業、M&A支援事業など、新たな価値創造を提供する新規事業を創出してまいります。また、M&Aによる事業拡大は成長戦略の重要テーマであり、今後も地方創生、地域経済の活性化を主眼に、継続的な成長を実現する上で地方の有力企業との連携、共同事業の展開などを積極的に進め、中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。 これらにより、中期経営計画の数値目標達成を目指してまいります。 (3) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標は、「売上高総利益率」「売上高経常利益率」「自己資本比率」「ROE(株主資本利益率)」であります。 当該指標を採用した理由は、投資家が当社グループの経営方針・経営戦略等を理解する上で重要な指標であり、また、将来の成長投資の機会に機動的に対応できるよう多様な資金調達による強固な財務基盤を確保するために、財務健全性の向上を図っていくことが必要であるからであります。 経営方針・経営戦略等の進捗状況や、実現可能性の評価等を行うことが可能となるため、2026年度においては「売上高総利益率」は20%以上、「売上高経常利益率」は10%以上、「自己資本比率」は20%以上、「ROE(株主資本利益率)」は20%以上を目標としております。 これらの目標に対し、当連結会計年度の達成状況は次のとおりです。 経営指標   2025年度目標値   当連結会計年度   目標差異   2026年度目標値 売上高総利益率   20%以上   29%   9%   20%以上 売上高経常利益率   10%以上   19%   9%   10%以上 自己資本比率   20%以上   29%   9%   20%以上 ROE(株主資本利益率)   20%以上   26%   6%   20%以上 (4) 経営環境 経営環境につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、持続的成長と中長期的な企業価値向上をグループ経営における最重要課題と位置付け、これらの実現に向けて対処すべき課題は以下の通りです。 ① 財務基盤の強化 持続的成長と企業価値向上の実現に向けて、財務基盤の強化を図りながら将来の成長投資と株主還元の両立を実現していくことを経営課題として認識しております。自己資本比率20%以上を維持しつつ、25%を目指すとともに、ROE20%以上を目標とし、財務健全性を維持しながら資本効率の向上に努めてまいります。 ② 既存事業の深化 当社グループが安定的に成長していくためには、フロー型ビジネスの不動産販売事業とストック型ビジネスの不動産賃貸事業をバランスよく成長させていくことが重要だと考えております。DX新築不動産事業においては、競争優位性のある商品企画により更なる高付加価値化を追求するとともに、ブランド力向上と都心部の好立地を中心に地方中核都市において事業を推進してまいります。DX再生不動産事業においては、1戸当たり1億円以上の「Million-Renovation」及び1戸当たり10億円以上のハイグレードな邸宅「BILLION-RESIDENCE」を展開し、プレミアム領域での更なる事業成長を目指してまいります。DX不動産価値向上事業においては、都心部での既存不動産の収益性向上と地方都市での大規模土地開発に積極的に取り組んでまいります。不動産賃貸事業においては、既存オペレーターとのリレーション構築及び優秀な新規オペレーターの発掘に注力するとともに、社会的ニーズの高いヘルスケア施設への積極的な投資を行い、賃貸ポートフォリオの最適化を図り長期的に安定した収益の確保に努めてまいります。 ③ 新規事業の創出 当社グループは、中期経営計画の方針に基づき、新たな収益となる事業展開を目的として新規事業の創出を重点施策の一つとしております。これらの方針のもと、中小企業向け事業再生・事業承継ファンド及びベンチャーファンドへの出資、ベンチャー企業を投資対象とするファンドの設立等の企業投資事業、M&A支援事業など、新たな価値創造を提供する新規事業を創出してまいります。また、M&Aによる事業拡大は成長戦略の重要テーマであり、今後も地方創生、地域経済の活性化を主眼に、継続的な事業成長を実現する上で地方の有力企業との連携、共同事業の展開など積極的に進め、中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。 ④ サステナビリティの取り組み 持続可能な社会の実現に向けて、事業活動を通じた社会課題への貢献はSDGsの達成に向けた取り組みを推進する上で重要であると考えております。当社グループにおいては、循環型エネルギー社会の実現に向けた脱炭素への取り組み、少子高齢社会に対応した商品供給を通じた安心・安全なまちづくり、ガバナンス体制の強化など、企業が取り組むべき社会課題の解決も同時に図り、社会価値と企業価値の両立を目指してまいります。
事業等のリスク4,704字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報から得られた当社グループの経営判断や予測に基づくものであります。 ① 経済情勢等の変動について 当社グループの主力事業である不動産販売事業は、購買者の需要動向に左右される傾向があります。購買者の需要動向は景気・金利・地価等の動向や住宅税制等に影響を受けやすく、所得見通しの悪化、金利の上昇等があった場合には、購買者の住宅購入意欲の減退につながり、販売期間の長期化や販売在庫の増大など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、定期的な市況環境のモニタリング及び営業活動を通しての需要動向などにより、適宜情報収集を行い経済情勢等の変動の把握に努めております。 ② 災害等の発生 地震、暴風雨、洪水等の自然災害、戦争、暴動、テロ、火災等の人災、サイバー攻撃その他予想し得ない状況の発生により事業活動が継続できない状況となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、災害の発生に対し、平常時からの対策、災害発生時の体制、対応、行動基準等の必要な事項を定めるなど、従業員等の安否確認及び復旧活動を迅速に行えるように備えております。また、サイバー保険等への加入により、万一の事態に備えております。 ③ 個人情報の保護について 当社グループは、事業活動を通じて個人情報を取得している他、当社グループの役職員に関する個人情報を有しております。何らかの理由により個人情報が当社グループから漏洩し、当社が適切な対応を行えず、当社の信用力が失墜し、又は損害賠償による損失が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社においては、「個人情報保護方針」をウェブサイト上に掲載するとともに、当社グループ社員には、個人情報保護の徹底を指示しており、個人情報の取り扱いには細心の注意を払っております。 ④ 人材の育成・確保について 当社グループの主力事業である不動産販売事業においては、その事業活動において複雑な権利調整や近隣対策などの特殊な技能が要求される場合があり、人材の育成・確保が予定どおりに進まない場合には、当社グループの業績及び今後の事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは組織的に蓄積したノウハウをもって既存社員各人の能力を向上させるとともに、外部から優秀な人材を確保することで、より効率的な事業運営の実現に努めております。 ⑤ 競合の状況について 当社グループの主な活動エリアである首都圏における競争は激しい状態にあります。今後の競合他社の参入状況によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、主力事業である不動産販売事業において今までの経験と実績から、これまでの取引実績に基づく仕入・販売ルートとの関係強化、事業化に知見を要する開発物件の事業化、戸別マンション販売における高価格物件のシリーズ化など、当社グループ独自の仕入・販売手法により、他社との競合の回避に努めております。 ⑥ 不動産物件の仕入れについて 当社グループの主力事業である不動産販売事業においては、不動産市況の変化、物件の取得競争の激化等により優良な物件を仕入れることが困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 不動産販売事業においては、物件の仕入れの成否が販売に直結するため、人員の増強及び仕入提携先企業の拡充などにより情報収集力を強化し、収益性のある物件の確保に努めております。 ⑦ 不動産物件及び事業用地の欠陥・瑕疵について 使用履歴や事前調査上は問題ない土地・建物であっても、購入後又は分譲後に近隣地域から土壌汚染物質が流入し土壌汚染問題が発生する等、不動産物件及び事業用地の欠陥・瑕疵により、当社グループが予期しない形で対策・処置が求められた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、物件を購入する場合及び事業用地を仕入れる場合には、事前に、建物のアスベスト調査、土地の土壌汚染・地中埋設物等の調査等を実施しております。 ⑧ 外部業者への工事の委託について 工事現場における災害の発生、外部業者からの虚偽の報告、外部業者の倒産や契約不履行等、当社グループが予期しない事態が発生し、工事の遅延や停止が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、建築工事、リノベーション工事等を、当社グループの基準に適合した外部業者に委託しております。また、外注先との間で、品質の確保及び工程の管理のために、当社グループ社員が随時会議等に参加し、報告を受けるなど、当社グループの要求する品質、工期に合致するように確認作業を行っております。 ⑨ 法的規制について 当社グループの属する不動産業界は、国土利用計画法、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法、建物の区分所有等に関する法律、住宅の品質確保の促進等に関する法律、金融商品取引法、不動産特定共同事業法、不動産投資顧問業登録規程等による、法的規制を受けております。これらの法令が変更され、規制が強化された場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、宅地建物取引業法に基づく「宅地建物取引業者免許」、不動産投資顧問業登録規程に基づく「一般不動産投資顧問業の登録」、金融商品取引法に基づく「第二種金融商品取引業の登録」、不動産特定共同事業法に基づく「不動産特定共同事業の許可」、建築士法に基づく「一級建築士事務所の登録」を受け事業を行っております。 当該許認可の対象となる法令等の遵守に努めておりますが、将来何らかの法令違反となる事態が発生し、当社グループの許認可の取消や業務の一時停止処分等を受けた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、各種業界団体へ加入するとともに、同団体主催の研修会に参加するなどして事前に業界動向の把握や規制の改廃その他新たな法的規制等についての情報収集に努めております。 なお、当社連結子会社である株式会社ラ・アトレの各種業界団体への加入状況は以下のとおりです。 a.宅地建物取引業者免許 免許番号 :国土交通大臣(3)第8425号 有効期間 :2023年4月5日から2028年4月4日まで b.一般不動産投資顧問業の登録 登録番号 :一般―第853号 種 類 :一般不動産投資顧問業 登録有効期間:2021年5月10日から2026年5月9日まで c.第二種金融商品取引業の登録 登録年月日 :2007年9月30日 登録番号 :関東財務局長(金商)第1643号 d.不動産特定共同事業の許可 許可年月日 :2016年11月29日 許可番号 :金融庁長官・国土交通大臣第73号 e.一級建築士事務所の登録 登録番号 :東京都知事登録 第64053号 登録有効期限:2025年10月20日から2030年10月19日 ⑩ 契約不適合責任(瑕疵担保責任)について 当社グループが販売した不動産物件に欠陥等が存在する場合、契約不適合責任(瑕疵担保責任)が生じる可能性があります。特に、新築住宅を販売した場合には、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、構造耐力上主要な部分等について10年間責任を負います。販売物件において契約不適合(瑕疵)が発覚し、当社グループが責任を負うこととなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、仕入先及び施工業者にアフターサービス保証を負担させる等のリスク回避に努めております。また、当社グループ独自の物件調査体制により構造偽装等によるリスクの軽減に努めております。なお、2009年10月以降に引渡しを行った新築住宅については、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」に基づき、構造耐力上主要な部分等に対する契約不適合責任(瑕疵担保責任)を履行するための措置を講じております。 ⑪ 有利子負債への依存について 当社グループの物件の仕入れは金融機関等からの借入に大きく依存しており、当連結会計年度末現在における当社グループの総資産額に占める有利子負債の比率は64.3%となっております。 従って、金利変動による影響を受けやすい財務体質となっているため、金利動向に著しい変化が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、資金調達手段の多様化及び自己資本の充実などに努めております。 なお、当連結会計年度末の有利子負債の状況は以下のとおりであります。 2024年12月期   2025年12月期 金額   比率   金額   比率 有利子負債合計   47,956,388千円   67.3%   65,595,914千円   64.3% 短期借入金   11,489,365千円   16.1%   17,029,452千円   16.7% 1年内返済予定の長期借入金   8,833,842千円   12.4%   12,548,321千円   12.3% 長期借入金   26,903,181千円   37.8%   35,098,140千円   34.4% 1年内返済予定の社債   110,000千円   0.2%   70,000千円   0.1% 社債   620,000千円   0.9%   850,000千円   0.8% 総資産額   71,247,790千円   100.0%   101,949,907千円   100.0% ⑫ 固定資産の減損会計及び棚卸資産の評価損について 当社グループは、2006年3月期から「固定資産の減損に係る会計基準」及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」を適用しております。また、2009年3月期からは「棚卸資産の評価に関する会計基準」を適用しております。経済情勢や不動産市況の悪化等により当社グループが保有している固定資産又は棚卸資産の価値が低下し、減損処理や評価損の計上が必要となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、資産価値の高いエリアを中心とした仕入れ活動を行うとともに、定期的に固定資産又は棚卸資産の評価等を実施し、兆候の把握に努めております。 ⑬ インカムゲイン型不動産事業の影響 インカムゲイン型不動産事業においては、経済環境や消費者の現況及び将来の動向により賃貸相場の下落や賃借人の経済・財政状態の悪化が生じた場合には、賃料の減額、入居率の悪化等による賃貸収入の減少など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、賃貸市況を見定めながら賃貸ポートフォリオを形成し、リスクの低減に努めております。また、一部の事業系賃貸物件については、業務協力関係のある運営事業者等に物件単位で長期の定期賃貸借契約を締結するなど、賃料相場の下落リスク低減を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)8,471字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 [財政状態及び経営成績の状況] 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善や賃金引上げの進展、円安基調を背景としたインバウンド需要の拡大などにより、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、世界的な物価上昇や各国の金融政策の転換を背景とした金利・為替動向の変化、国際情勢の不安定化などにより、経済・金融環境の先行きについては引き続き注視する必要があります。 当社グループの主たる事業領域である不動産業界において、不動産投資市場は、収益不動産に対する国内外投資家の投資意欲の高まりを背景に、堅調に推移しております。中古マンション市場は、首都圏における成約件数が前期比31.9%増となり、3年連続で前年を上回っております。また、成約価格が1億円を超える中古マンションの成約件数は前期比82.3%増と大幅に増加し、当該価格帯の市場規模は拡大傾向にあります。 このような事業環境の中、当社グループは、資金調達力の向上を背景に、都心部の好立地にて大型案件の仕入れを強化するとともに、コモディティ化しない付加価値型の商品企画を行うことで、更なる収益獲得を目指しております。 DX新築不動産事業においては、主力とする収益不動産開発における高付加価値化が奏功し、同開発が6棟を販売したほか、新築分譲マンション2棟が竣工し、引渡しを開始したことが利益に貢献いたしました。DX再生不動産事業においては、価格上昇を背景に「都心3区」「100㎡以上」「上質」をキーワードとした1戸当たり1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズの販売が利益に貢献いたしました。DX不動産価値向上事業においては、土地価値向上業務及びインベストメント業務の販売が利益に貢献いたしました。不動産賃貸事業においては、ヘルスケア施設等の取得及び保有資産が安定的に稼働したことが収益に貢献いたしました。 これらの結果、当連結会計年度における当社グループの経営成績は、売上高46,544百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益10,024百万円(同30.2%増)、経常利益8,956百万円(同30.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,135百万円(同30.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 セグメント別売上高の概況 セグメント   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   構成比   前年同期比 千円   千円   %   % DX新築不動産事業   13,000,050   20,226,516   43.5   55.6 DX再生不動産事業   15,805,592   13,240,403   28.4   △16.2 DX不動産価値向上事業   14,849,153   11,931,204   25.6   △19.7 不動産賃貸事業   983,859   1,118,218   2.4   13.7 その他   68,635   27,997   0.1   △59.2 合計   44,707,290   46,544,340   100.0   4.1 (注)セグメント間の内部売上は除いております。 ① DX新築不動産事業 当連結会計年度のDX新築不動産事業は、成長ドライバーとなる収益不動産開発において、オフィスビル「THE EDGE」シリーズは「THE EDGE恵比寿」(東京都 渋谷区)を販売したほか、商業ビル「A*G」シリーズは「A*G浅草」(東京都 台東区)、「A*G門前仲町」(東京都 江東区)及び「A*G下北沢」(東京都 世田谷区)を販売いたしました。また、高級賃貸レジデンス「THE DOORS」シリーズは「THE DOORS薬院」(福岡県 福岡市)及びアパートメントホテル「LA新橋」(東京都 港区)を販売いたしました。さらに、新築分譲マンションにおいて、「レーヴグランディてだこ浦西タワー」(沖縄県 浦添市)及び「レーヴグランディ銘苅新都心Ⅲ」(沖縄県 那覇市)が竣工し、引渡しを開始したことなどにより、売上高20,226百万円(前年同期比55.6%増)、セグメント利益7,662百万円(同121.9%増)となりました。 ② DX再生不動産事業 当連結会計年度のDX再生不動産事業は、「プレミアム・リノベーション」シリーズにおいて、高価格帯へのシフトを進める中で、1戸当たりの平均販売価格は357百万円(前年同期比31.3%増)となり、売上高13,240百万円(前年同期比16.2%減)、セグメント利益1,339百万円(同41.5%減)となりました。 ③ DX不動産価値向上事業 当連結会計年度のDX不動産価値向上事業は、土地価値向上業務において、都心部の土地企画案件など6件を販売したほか、インベストメント業務において、「ラグランジュ六郷」(東京都 大田区)など7件を販売したことにより、売上高11,931百万円(前年同期比19.7%減)、セグメント利益は1,958百万円(同35.1%減)となりました。 ④ 不動産賃貸事業 当連結会計年度の不動産賃貸事業は、ヘルスケア施設等の取得及び保有資産が安定的に稼働したことなどにより、売上高1,118百万円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益は494百万円(同4.6%増)となりました。 (注)セグメント利益とは、各セグメントの売上総利益から販売費用及び営業外費用を差し引いたものであります。 [キャッシュ・フローの状況] 現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ9,513百万円の増加となり、22,939百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益8,896百万円、棚卸資産の増加17,933百万円、法人税等の支払額2,894百万円などにより11,392百万円の資金支出(前連結会計年度は1,755百万円の資金支出)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出2,461百万円などにより2,263百万円の資金支出(前連結会計年度は708百万円の資金支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入36,199百万円、長期借入金の返済による支出24,290百万円、株式の発行による収入7,461百万円などにより23,168百万円の資金獲得(前連結会計年度は3,200百万円の資金獲得)となりました。 [生産、受注及び販売の実績] ① 生産実績 該当事項はありません。 ② 受注実績 当連結会計年度における契約実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 ⅰ.契約高 セグメントの名称   契約高(千円)   前年同期比(%) DX新築不動産事業   20,146,869   48.1 DX再生不動産事業   13,178,663   △23.2 DX不動産価値向上事業   14,858,681   △17.1 合計   48,184,213   △1.0 (注)1.本表におきまして「受注高」は「契約高」と読み替えております。 2.契約高については、契約時点での売上計上予定金額であり、契約時から引渡し時の間で、契約内容に変更等が発生した場合、実際の売上計上金額と差異が出る可能性があります。 ⅱ.契約残高 セグメントの名称   契約残高(千円)   前年同期比(%) DX新築不動産事業   4,873,199   △1.6 DX再生不動産事業   1,626,328   △2.2 DX不動産価値向上事業   7,058,648   70.9 合計   13,558,176   26.2 (注)契約残高については、契約時点での売上計上予定金額であり、契約時から引渡し時の間で、契約内容に変更等が発生した場合、実際の売上計上金額と差異が出る可能性があります。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) DX新築不動産事業   20,226,516   55.6 DX再生不動産事業   13,240,403   △16.2 DX不動産価値向上事業   11,931,204   △19.7 不動産賃貸事業   1,118,218   13.7 その他   27,997   △59.2 合計   46,544,340   4.1 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年1月1日 至  2024年12月31日)   当連結会計年度 (自  2025年1月1日 至  2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 霞ヶ関キャピタル株式会社   8,000,000   17.9   -   - 株式会社ボルテックス   -   -   5,681,788   12.2 3.霞ヶ関キャピタル株式会社の当連結会計年度については、販売実績がないため、記載しておりません。また、株式会社ボルテックスの前連結会計年度については、販売実績がないため、記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ⅰ.財政状態 [資産、負債及び純資産の状況] a.資産 当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ、30,702百万円増加(前年同期比43.1%増)し、101,949百万円となりました。これは、現金及び預金が9,514百万円、事業用の不動産仕入及び開発用地取得などにより販売用不動産が10,302百万円、仕掛販売用不動産が7,724百万円それぞれ増加したことなどによるものです。 b.負債 当連結会計年度末における負債は前連結会計年度末に比べ、18,884百万円増加(前年同期比35.6%増)し、72,000百万円となりました。これは、事業用の不動産仕入及び開発用地取得などに係る資金調達により短期借入金が5,540百万円、1年内返済予定の長期借入金が3,714百万円、長期借入金が8,194百万円それぞれ増加したことなどによるものです。 c.純資産 当連結会計年度末における純資産は前連結会計年度末に比べ、11,817百万円増加(前年同期比65.2%増)し、29,949百万円となりました。これは、第5期の期末配当及び第6期の中間配当の実施により資本剰余金が3,057百万円減少した一方、公募及び第三者割当による新株式の発行により資本金及び資本剰余金が3,730百万円それぞれ増加し、親会社株主に帰属する当期純利益6,135百万円を計上したことなどによるものです。 ⅱ.経営成績 「(1)経営成績等の状況の概要 [財政状態及び経営成績の状況]」に記載のとおりであります。 ⅲ.セグメントごとの経営成績及び財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容について セグメントごとの経営成績は、「(1)経営成績等の状況の概要 [財政状態及び経営成績の状況]」に記載のとおりであります。セグメントごとの財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりです。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 ① DX新築不動産事業 DX新築不動産事業は、当社グループの主力事業である収益不動産開発の都市型商業ビル、賃貸レジデンス及び新築分譲マンションの販売が中心であります。当連結会計年度末の販売用不動産及び仕掛販売用不動産(以下、「棚卸資産」という。)の残高28,344百万円及び37,042百万円の合計65,386百万円のうち、当事業の残高は37,083百万円となっており、前年同期比で43.6%増加いたしました。この増加は、仕入件数の増加及び開発物件の大型化・高収益化が見込める事業用地の取得などによるものであります。DX新築不動産事業については、金融機関からのコミットメントライン契約及び長期借入を中心に資金調達を行っており、今後においても、成長ドライバーとなる収益不動産開発及び分譲マンション開発を引き続き積極的に展開していく方針であります。 ② DX再生不動産事業 DX再生不動産事業は、中古マンションの戸別販売が中心であります。当連結会計年度末の棚卸資産合計65,386百万円のうち、当事業の残高は15,211百万円となっており、前年同期比で50.5%増加いたしました。この増加は、1戸当たり1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズを中心とした高価格帯の商品仕入などによるものであります。戸別リノベーションマンションについては、金融機関からの当座貸越枠及び長期借入を中心に資金調達を行っており、今後においても、「プレミアム・リノベーション」シリーズを中心に高価格帯の商品を市場の需要動向を見極めつつも、積極的に展開していく方針であります。 ③ DX不動産価値向上事業 DX不動産価値向上事業は、土地価値向上業務及びインベストメント業務であります。当連結会計年度末の棚卸資産合計65,386百万円のうち、当事業の残高は13,092百万円となっており、前年同期比で14.5%増加いたしました。この増加は、土地価値向上業務に係る土地開発工事の進捗などによるものであります。土地価値向上業務及びインベストメント業務については、金融機関からの当座貸越枠及び長期借入を中心に資金調達を行っており、今後においても、土地価値向上業務及びインベストメント業務を積極的に展開していく方針であります。 ④ 不動産賃貸事業 不動産賃貸事業では、成長分野であるヘルスケア施設及び営業基盤の強化を図る福岡エリアなど、堅調な収益獲得を見込める賃貸不動産の積極的な投資を進め、安定的な収益源としての賃貸ポートフォリオの最適化を図ってまいりました。当連結会計年度末の有形固定資産及び無形固定資産の残高合計8,960百万円のうち、当事業の残高は8,188百万円となっており、前年同期比で36.0%増加しております。当事業では、社会的ニーズの高いヘルスケア施設への積極的な投資を継続し、長期的に安定した収益の獲得を目指します。 ⅳ.翌期の見通し 2026年度の事業環境は、世界的なエネルギー・原材料価格の動向や金融資本市場の変動などを背景に、先行きについては引き続き注視する必要があります。このような事業環境の中、当社グループは持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指し、引き続き高付加価値化が図れる事業用地などの仕入活動に注力し、魅力ある商品を供給してまいります。 DX新築不動産事業においては、成長ドライバーとなる収益不動産開発事業として、商業系では商業ビル「A*G」シリーズ及びオフィスビル「THE EDGE」シリーズを、住居系では賃貸レジデンスを積極的に展開し、競争優位性のある商品企画を通じてさらなる高付加価値化を追求するとともに、ブランド力の向上と地方主要都市へのエリア拡大を図ってまいります。また、分譲マンション事業においては、「ラ・アトレレジデンス」ブランドを地方主要都市に展開するとともに、沖縄県において「レーヴグランディ」ブランドの事業拡大を図り、事業基盤の強化と競争優位性が発揮できる独自のポジションを確立してまいります。 DX再生不動産事業においては、主力である戸別リノベーションマンション販売に注力し、高価格帯の「プレミアム・リノベーション」シリーズを中心に、1戸当たり10億円以上のハイグレードな邸宅「BILLION-RESIDENCE」を展開してまいります。幅広い顧客層のニーズに対応した商品展開に加え、企画・デザイン力を強みとして、価格競争に巻き込まれることのない競争優位性の高い高付加価値商品を供給し、独自のポジションを確立してまいります。 DX不動産価値向上事業においては、土地価値向上業務における土地開発が、福岡県内において当社グループが手掛ける事業の中でも最大規模の開発を行っており、当該開発の推進及び販売に注力してまいります。なお、本件は福岡県内において当社グループが手掛ける土地開発事業として3例目となり、これまでに培ったノウハウを活かすことで、競争優位性の高い独自のポジションを確立してまいります。また、インベストメント業務は、立地の優位性を十分に活かしきれていない既存不動産について、インカムの改善や修繕・用途転換等を通じて新たな価値の創出を図ってまいります。DX新築不動産事業、DX再生不動産事業及び不動産賃貸事業との親和性を活かし、企画力や運営ノウハウなどを横断的に活用することで、競争優位性が発揮できる独自のポジションを確立してまいります。 不動産賃貸事業においては、既存オペレーターとのリレーション構築及び優秀な新規オペレーターの発掘に注力するとともに、社会的ニーズの高いヘルスケア施設への積極的な投資を進め、賃貸ポートフォリオの最適化を図り安定的な収益を確保してまいります。 これらの結果、2026年12月期の連結業績につきましては、売上高61,000百万円、営業利益17,500百万円、経常利益16,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益11,600百万円を見込んでおります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ⅰ.キャッシュ・フローの分析 「(1)経営成績等の状況の概要 [キャッシュ・フローの状況]」に記載のとおりであります。 ⅱ.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用、金融機関からの借入等を中心に資金調達を行っており、自己資本比率等の経営上の目標指標との乖離状況等を勘案しながら、資金調達手段の最適な選択を実施しております。なお、当連結会計年度における有利子負債につきましては、「3 事業等のリスク ⑪ 有利子負債への依存について」に記載のとおりであります。これら有利子負債から生じる金融コストの低減に努めつつも、金融機関からの借入は、事業セグメントごとの在庫回転期間により短期借入と長期借入に分けて調達しており、開発期間の長い不動産開発事業は長期調達を行うことで、急激な不動産マーケットの変化に対応できるよう財務体質を強化する方針を掲げております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案して合理的に判断いたしておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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