概要
ランドネットは、1999年に東京都豊島区で設立された総合不動産商社である。中古マンションの買取販売を主力に、リフォーム・リノベーション、仲介、賃貸管理、家賃保証を手掛ける。首都圏・関西・九州に支店網を持ち、台湾・香港の子会社を通じて海外販売も行う。2025年7月期の連結売上高は960億円、従業員数は807名。2021年に東京証券取引所JASDAQに上場し、現在はスタンダード市場に上場している。
中古マンションの買取再販が収益の8割超を占める
ランドネットの事業は不動産売買事業と不動産賃貸管理事業の2セグメントで構成される。2025年7月期、不動産売買事業の売上高は947億円で全社の98.7%を占める。同事業では中古マンションを直接買い取り、リフォーム後に転売する「買取販売」と、仲介として販売する「仲介」を行う。買取販売・買取リフォーム販売の件数は6,175件、仲介件数は1,224件。物件タイプはワンルーム(30㎡未満)47%、ファミリー(30㎡以上)53%。築年数では築古(20年超)が83%を占める。販売先は個人51%、不動産業者41%、法人8%。仕入は不動産所有者との直接交渉が基本で、約374万件の独自データベースを活用している。
賃貸管理事業と子会社による家賃保証
不動産賃貸管理事業は、売買取引先を中心に賃貸管理業務を受託する。2025年7月末の管理戸数は9,383戸で、前年比953戸増加した。連結子会社の株式会社ランドインシュア(2013年設立)が家賃保証サービスを提供し、賃貸経営リスクを軽減している。同事業の売上高は12.8億円、セグメント利益は1.5億円。管理戸数の増加が安定した収益基盤を形成している。
首都圏を核とした5拠点体制と海外展開
本社は東京都豊島区南池袋。東京の支店として渋谷支店(2024年開設)を有し、横浜支店(神奈川)、大阪支店(関西)、福岡支店(九州)を展開。大阪支店は増床予定、福岡支店は2023年に増床移転済みである。海外では台湾の日昇房屋有限公司と香港の日商朗透房屋股份有限公司が現地営業を担当し、日本の不動産を紹介・販売している。グループ全体で4社体制。
業界の中での役割は中古不動産流通業界の買取再販プレイヤー(個人・法人投資家向け)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 不動産 売買事業 | 947億円 | 98.6% | 77億円 | 8.1% |
| 不動産 賃貸管理事業 | 13億円 | 1.4% | 2億円 | 15.4% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01国内外の不動産投資家・実需層(中古マンション)主力
不動産所有者から中古マンション等を直接買い取り、リフォーム・リノベーションによる再生を行った上で、国内外の不動産業者や投資家、実需層に販売。専有面積でワンルーム(30㎡未満)とファミリータイプ(30㎡以上)に区分し、築年数でも築浅(20年以内)と築古(20年超)に管理。海外顧客には台湾・香港子会社が紹介。
主要顧客国内外の不動産業者、投資家、実需層顧客
- 買取再販(リノベーション済み中古マンション)
- 中古マンションを買い取り、ユニットバスやシステムキッチン等の設備刷新、間取り変更などを行って付加価値を高め再販するサービス。ワンルームは投資用、ファミリーは居住用を想定。
02不動産売買仲介準主力
顧客のニーズや交渉条件に応じて、当社グループを仲介会社とする不動産売買も行う。直接販売と提携仲介会社を通じた販売の両形態を採用。
03賃貸管理・家賃保証副次
不動産売買事業で取引のあった顧客を中心に賃貸管理業務を受託。子会社のランドインシュアが家賃保証を提供し、賃貸経営の安定を支援。
主要顧客不動産売買事業の取引顧客
- 賃貸管理業務
- 賃貸用不動産の入居者管理、家賃回収、建物維持管理等を行うサービス。
- 家賃保証サービス
- 賃貸契約における家賃支払いを保証するサービス。
製品と技術
約374万件の独自データベースによる直接仕入れ
ランドネットは、約374万件(2025年7月末時点)の不動産情報を有する独自データベースを構築。所有者情報、物件情報、売買取引事例、賃貸取引事例、パンフレット情報などを収録。このデータベースを基に不動産所有者に直接アプローチし、仲介業者を介さない直接取引を実現。競合との差別化要因となり、優良物件の仕入を可能にしている。
リフォーム・リノベーションによる物件再生
買取した中古マンションには、ユニットバスやシステムキッチンの交換、間取り変更などのリフォーム・リノベーションを施す。築古物件(築20年超)が仕入の83%を占めるため、再生技術は事業の核。建設業許可(般-5第29082号)を保有し、自社で施工管理も行う。物件の付加価値を高め、販売価格の向上と在庫回転率の改善に貢献している。
不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」
2024年1月に開始した不動産投資型クラウドファンディング。小口から不動産投資に参加でき、2025年7月期までに11件のファンドを組成。各ファンドは募集金額を超える応募があり、配当の遅延や減額なく運用。投資家層の拡大と安定的な資金調達に寄与している。2025年4月に開設した投資用物件検索サイト「LSEED不動産投資」と組み合わせ、オンラインでの販売チャネルを強化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
不動産仲介で中位、成長著しいが収益率は低水準
ランドネットは不動産業に属し、主に不動産仲介や販売を手掛ける企業です。売上高は636億円から960億円へと急拡大しており、営業利益率は3.6%から3.85%と緩やかに改善しています。同業の大東建託は賃貸管理で大手ですが、ランドネットは仲介特化で規模は中位です。ロボットホームやタスキホールディングスと比較すると、売上高は大きいものの利益率は低く、薄利多売の傾向があります。旺盛な不動産需要を背景に成長していますが、収益性改善が課題です。エリア密着型の営業網を強みに、競争の激しい市場でシェアを拡大しています。
強み
- 売上高が3期で1.5倍に増加、市場需要を取り込む。
- 地域密着型の営業網で、顧客基盤を強化。
- 売上高約960億円と業界中位の規模を確保。
- 営業利益率が3.6%から3.85%へと徐々に改善。
課題
- 営業利益率4%未満と、収益性が低水準。
- 不動産市況に依存し、景気後退で業績が悪化。
- 同業他社との競争が激しく、価格競争に陥る恐れ。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がランドネット
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3246コーセーアールイー | 72億円 | 10.2倍 |
| 2 | 5533エリッツホールディングス | 71億円 | 9.5倍 |
| 3 | 3277サンセイランディック | 69億円 | 8.8倍 |
| 4 | 3241ウィル | 69億円 | 7.3倍 |
| 5 | 2984ヤマイチエステート | 67億円 | 11.8倍 |
| 6 | 2991ランドネット | 65億円 | 5.7倍 |
| 7 | 3495香陵住販 | 64億円 | 7.3倍 |
| 8 | 3293アズマハウス | 62億円 | 12.3倍 |
| 9 | 8891AMGホールディングス | 61億円 | 5.1倍 |
| 10 | 3280エストラスト | 57億円 | 4.0倍 |
| 11 | 8944ランドビジネス | 56億円 | 35.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 30件
不動産販売会社としての創業と事業基盤の構築(1999〜2004年)
1999年9月、東京都豊島区東池袋3丁目で株式会社ランド・ネットを設立。資本金1,000万円。同年、宅地建物取引業免許を取得し、不動産の販売・仲介・賃貸管理を開始。2001年8月に本社を西池袋5丁目に移転。2004年7月に不動産賃貸管理業を本格化。創業期は東京都内を中心に取引基盤を築いた。
商号変更とリフォーム事業への進出(2005〜2009年)
2005年7月に本社を西池袋3丁目に移転し、同年9月に商号を株式会社ランドネットに変更。2008年11月、中古不動産の再生を目的にリフォーム・リノベーション事業を開始。同年12月には競売・公売入札に参加し仕入先を拡大。2009年10月には不動産投資セミナーを開始し、販路拡大を図った。この期間に買取再販のビジネスモデルを確立した。
海外販路開拓と子会社設立(2010〜2014年)
2010年6月、台湾・香港向け不動産売買事業を開始。2013年4月、家賃保証業を目的に株式会社ランドインシュアを設立。同年7月、台湾に朗透地産有限公司(後の日昇房屋有限公司)、香港に日商朗透房屋股份有限公司を設立し、現地法人体制を整えた。2014年3月にはマンション管理業者登録と一般建設業許可を取得し、事業範囲を拡大した。
支店網の拡大と許認可取得(2016〜2019年)
2016年2月に横浜支店、2018年2月に大阪支店を開設。2019年4月に不動産特定共同事業許可を取得し、新たな資金調達手段を確保。同年6月にISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得し、情報管理体制を強化。2019年5月には本社を南池袋1丁目の現在地に移転した。
上場と市場区分の移行(2021〜2022年)
2021年7月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行。上場により資本市場からの資金調達が可能となり、事業拡大の資金基盤を強化。2021年12月には福岡支店を開設し、九州エリアに進出した。
DX推進と新サービス開始(2024〜2025年)
2024年1月、不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」を開始。2025年4月に投資用物件検索サイト「LSEED不動産投資」を開設。電子契約の導入を進め、2025年7月には売主としての販売にも電子契約が可能となった。2024年11月には渋谷支店を開設し、首都圏での営業網を強化した。
中期経営計画と過去最高業績
2025年7月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定。企業目標を「お客様のライフプランを実現する不動産運用顧問」と定め、大都市圏での支店展開、商品ラインアップの拡充、販売・仕入活動の強化、海外市場への進出などを課題とする。2025年7月期は売上高960億円、営業利益37億円、純利益24億円を計上し、過去最高を更新した。
年表30件を開く
1990年代
- 1999年9月創業東京都豊島区東池袋三丁目において、不動産の販売、仲介及び賃貸管理等を目的として株式会社ランド・ネット(資本金1,000万円)を設立
- 1999年9月東京都知事から宅地建物取引業免許を取得(免許番号:(1)第77906号)
2000年代
- 2001年8月本社を東京都豊島区西池袋五丁目に移転
- 2004年7月不動産賃貸管理業を開始
- 2005年7月本社を東京都豊島区西池袋三丁目に移転
- 2005年9月商号変更商号を株式会社ランドネットに変更
- 2008年11月中古不動産の再生を目的としてリフォーム・リノベーション事業を開始
- 2008年12月仕入先拡大を目的として競売・公売の入札に参加
- 2009年10月販路拡大を目的として不動産投資セミナーを開始
2010年代
- 2010年6月台湾・香港を中心とした海外向けに不動産売買事業を開始
- 2012年3月国土交通省に賃貸住宅管理業者の登録(現登録番号:(2)第000083号)
- 2013年1月本社を東京都豊島区南池袋一丁目に移転
- 2013年4月賃貸建物所有者に対する家賃保証業を目的として株式会社ランドインシュア(現連結子会社)を東京都練馬区に設立
- 2013年7月台湾における不動産売買事業強化を目的として、現地法人(朗透地産有限公司)(現連結子会社)を設立
- 2013年7月香港における不動産売買事業強化を目的として、現地法人(日商朗透房屋股份有限公司)(現連結子会社)を設立
- 2014年3月国土交通省にマンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づくマンション管理業者の登録(登録番号:(2)第034068号)
- 2014年3月東京都知事から一般建設業許可を取得(許可番号:般-30 第150058号)
- 2014年6月宅地建物取引業の国土交通大臣への免許換え(現免許番号:(3)第8622号)
- 2015年10月商号変更台湾現地法人の朗透地産有限公司の商号を日昇房屋有限公司に変更
- 2016年2月神奈川県横浜市西区に横浜支店を開設
- 2018年2月大阪府大阪市北区に大阪支店を開設
- 2019年4月東京都知事から不動産特定共同事業許可を取得(許可番号:東京都知事 第117号)
- 2019年5月本社を東京都豊島区南池袋一丁目(別住所)に移転
- 2019年6月ISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得
2020年代
- 2021年7月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に当社株式を上場
- 2021年12月福岡県福岡市中央区に福岡支店を開設
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
- 2022年5月大阪支店を大阪府大阪市北区(別住所)に移転
- 2024年2月建設業の国土交通大臣への免許換え(現許可番号:般-5 第29082号)
- 2024年11月東京都渋谷区に渋谷支店を開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
大都市圏中心の支店展開
人口減少・少子高齢化の中で三大都市圏や地方中核都市への集約が進むと予想し、池袋本社・横浜支店に加え渋谷支店(2024年11月開設)を軸に首都圏を強化。大阪支店・福岡支店では関西圏・九州圏の営業を拡大し、2026年7月期には大阪支店の増床を検討。売買・建築・賃貸の三位一体で小規模多店舗ではなく規模の大きい支店展開を志向する。
- 02
幅広い商品の取扱いと販売・仕入活動の強化
主力の区分所有マンションに加え、戸建て・1棟アパート・賃貸マンション・ビル等へ取扱いを拡大。販売活動強化により投資回収期間短縮と棚卸資産回転率向上を図る。仕入では約374万件の不動産データベースを活用した直接交渉で競合優位性を維持し、戸建・アパートのデータ取得を強化する。
- 03
販路拡大とデジタル活用
不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」や投資用物件検索サイト「LSEED不動産投資」を通じ、実需層・一般投資家向け販売を強化。多様な販売先開拓により長期的な成長基盤を確立する。
- 04
海外市場での営業活動
台湾・香港の子会社で日本不動産の紹介・賃貸管理を継続。経済成長著しいアジア圏や米国への進出も視野に海外展開を検討する。
- 05
社内システム再構築と人材・ガバナンス強化
情報資産を最大限活用するため、新システムRCP(Real estate Cloud Platform)を自社開発し、事業部ごとに保管していたデータを融合。また優秀な人材の確保・育成、コーポレート・ガバナンスの充実、リスク管理体制の強化、資金調達力の強化(クラウドファンディング・エクイティファイナンス活用含む)に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で807人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は926万円で、4期前と比べて+49.5%。平均年齢は30.6歳、平均勤続年数は3.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年7月 | 619 | 30.7 | 3.5 | 385 | — |
| 2022年7月 | 776 | 30.3 | 3.6 | 465 | — |
| 2023年7月 | 853 | 30.1 | 3.5 | 581 | — |
| 2024年7月 | 870 | 30.0 | 3.6 | 677 | 414 |
| 2025年7月 | 926 | 30.6 | 3.6 | 807 | 458 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ランドインシュア東京都豊島区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日昇房屋有限公司台北市中山区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外日商朗透房屋股份有限公司QUEENSWAY HONG KONG · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は960億円、営業利益は37億円。前期と比べると増収増益で、売上が+23.4%、利益が+32.1%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,106億円 | 960億円 |
| 営業利益 | 45億円 | 37億円 |
| 純利益 | 26億円 | 24億円 |
| 1株あたり配当 | ¥11.1 | ¥11.1 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は286億円、営業利益は12億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+52.1%、営業利益は+140.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 156 | 1 | 0.6 | 1 |
| 2023年4Q | 172 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 173 | 3 | 1.7 | 1 |
| 2024年2Q | 191 | 7 | 3.7 | 5 |
| 2024年3Q | 188 | 5 | 2.7 | 3 |
| 2024年4Q | 226 | 13 | 5.8 | 9 |
| 2025年2Q | 464 | 20 | 4.3 | 12 |
| 2025年4Q | 496 | 17 | 3.4 | 12 |
| 2026年2Q | 515 | 18 | 3.5 | 11 |
| 2026年3Q | 286 | 12 | 4.2 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2017年7月期からの9期で、売上は171億円から960億円へ5.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.9%。売上は8期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | 171 | — | 10 | — | 6 |
| 大阪府大阪市北区に大阪支店を開設 | |||||
| 2018年7月 | 223 | — | 8 | — | 6 |
| 2019年7月 | 302 | — | 11 | — | 8 |
| 2020年7月 | 358 | — | 8 | — | 6 |
| 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に当社株式を上場 | |||||
| 2021年7月 | 412 | — | 12 | — | 7 |
| 2022年7月 | 519 | — | 14 | — | 10 |
| 2023年7月 | 636 | — | 14 | — | 10 |
| 東京都渋谷区に渋谷支店を開設 | |||||
| 2024年7月 | 778 | 28 | 25 | 3.6 | 18 |
| 2025年7月 | 960 | 37 | 33 | 3.9 | 24 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高960億円のうち、営業利益として残るのは37億円で3.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.2%808億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.0%115億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.9%37億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年7月期は営業CFが−26億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは−43億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は39億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 3 | −4 | 9 | −1 | 19 |
| 2020年7月 | 6 | −4 | −5 | 2 | 17 |
| 2021年7月 | 2 | −9 | 24 | −7 | 33 |
| 2022年7月 | −11 | −11 | 20 | −22 | 31 |
| 2023年7月 | −24 | −13 | 31 | −37 | 25 |
| 2024年7月 | −18 | −10 | 38 | −28 | 34 |
| 2025年7月 | −26 | −17 | 48 | −43 | 39 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年7月期の総資産は354億円。このうち返さなくてよい自己資本が111億円で、自己資本比率は31.3%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | 45 | 17 | 28 | 38.5 |
| 2018年7月 | 57 | 22 | 35 | 38.4 |
| 2019年7月 | 82 | 29 | 53 | 35.9 |
| 2020年7月 | 84 | 35 | 49 | 41.1 |
| 2021年7月 | 121 | 53 | 68 | 44.0 |
| 2022年7月 | 154 | 62 | 92 | 40.4 |
| 2023年7月 | 200 | 71 | 129 | 35.7 |
| 2024年7月 | 272 | 89 | 183 | 32.6 |
| 2025年7月 | 354 | 111 | 243 | 31.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで131社中22位あたり、逆に低いのは営業利益率で131社中109位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥539で、1年前と比べて-17.6%。過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 5.7倍 |
| PER (会社予想) | 4.9倍 |
| PBR | 1.02倍 |
| 配当利回り | 2.06% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月5日に557円と、25日線571.06円、75日線568.43円を下回り、200日線617.2円も大きく下回る。52週高値823.5円からは32.4%下落、52週安値534円からは4.3%上昇。直近1ヶ月は-4.68%と軟調。7月17日に出来高72,000株と急増した後、減少傾向。RSIは36.6と売られ過ぎ圏に近い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERが5.89倍と業界平均14.13倍を大きく下回り、予想PER5倍と割安感が強い。PBR1.06倍も業界平均1.7倍を下回り、ROE23.9%と収益性も良好だ。配当利回り1.99%は業界平均3.16%を下回るが、配当性向10.2%と低く、今後の増配余地がある。売上高・利益とも増加傾向にあるが、営業利益率3.6%と低い点は注意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 5.7倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 4.9倍 | — |
| PBR | 1.02倍 | 1.84倍 |
| ROE | 23.9% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
管理戸数の拡大による増収と、収益性の改善が焦点。強気派は、既存物件の管理受託強化と新規開拓で順調な成長を示す売上高の推移を評価し、業界再編による規模拡大の余地を指摘する。一方、弱気派は、競争激化で管理手数料率が低下する懸念や、小規模事業者ゆえの価格競争力を疑問視。さらに、営業利益率が4%未満と薄利であり、金利上昇による不動産市場の冷え込みが管理戸数の伸びを鈍化させる可能性も指摘する。直近の業績は増収増益だが、その持続性が論点となる。
- 売上高の急成長
2022/7期から2025/7期の予想で売上高が519億円から960億円へほぼ倍増
- ストック型収益
管理手数料は継続的に発生するため、景気変動に強い収益基盤
- 低バリュエーション
PERが5.89倍、PBRが1.06倍と割安感があり、ROE23.9%も高い
- 売上高960億円と前期比23%増、営業利益37億円通年影響中
売上高960億円、前期778億円から23%増、営業利益は28→37億円に拡大
- 純利益24億円と前期比33%増益通年影響中
純利益24億円、前期18億円から33%増加し増益トレンド
- ROE23.9%と高く、PBR1.06倍の評価継続影響中
ROE23.9%、PBR1.06倍と資本効率の高さに対して株価が割安
- 予想PER5倍と割安、配当利回り1.99%不定影響弱
実績PER5.89倍、予想PER5倍、配当利回り1.99%と株主還元も一定
- 薄利な収益構造
営業利益率は3.85%程度と低く、競争激化でさらに低下する恐れ
- 小規模ゆえの競争力
上限200億円規模で、業界大手の大東建託などに比べ資金力で劣る
- 金利上昇リスク
不動産市況の悪化でオーナーの投資意欲が減退し、管理戸数が伸び悩む可能性
- 営業利益率3.85%と低採算継続影響中
売上高960億円に対し営業利益37億円、利益率3.85%と低水準
- 金利上昇で主力不動産事業の需要減金融政策次第影響中
売上高960億円を不動産販売がけん引、金利上昇で需要減なら増収基調崩れる
- 時価総額67億円と小型で流動性低い継続影響弱
時価総額67億円と小型で、機関投資家の組入が進みにくい
- 外国人保有比率3.11%と低く需給が細い継続影響弱
外国人保有比率3.11%と低位、海外マネーの参入が限定的
- 管理戸数の増加率
- 収益の基盤であり、成長の持続性を測る重要な指標
- 営業利益率
- 薄利なため、改善が収益向上に直結する
- 解約率
- オーナーの契約解除が収益減少につながるため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり11.1円で、前期から+30.0%。いまの株価に対する利回りは2.06%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年7月 | 4 | — | 10.1 |
| 2023年7月 | 5 | 14.9 | 11.2 |
| 2024年7月 | 8 | 66.1 | 10.1 |
| 2025年7月 | 10 | 30.0 | 10.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥11.1
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ906人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.8%を占め、残る55.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 49.2 | 48.5 | 49.6 | 48.9 | 50.7 |
| 事業法人 | 40.7 | 43.0 | 42.2 | 42.0 | 42.0 |
| 外国法人 | 3.8 | 1.9 | 2.3 | 3.2 | 3.0 |
| 金融機関 | 0.8 | 4.4 | 4.3 | 4.0 | 2.8 |
| 証券会社 | 5.4 | 2.1 | 1.6 | 1.8 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ブレインネット | 37.73 |
| 02 | 榮章博 | 33.35 |
| 03 | ファ-ストヴィレッジ株式会社 | 2.67 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.66 |
| 05 | 中村剛 | 2.47 |
| 06 | 芥好夫 | 2.34 |
| 07 | ランドネット従業員持株会 | 1.57 |
| 08 | 猪俣崇 | 1.36 |
| 09 | 有限会社ブランド・クラブ | 0.94 |
| 10 | NOMURA PB NOMINEESLIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 0.77 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−62%、1株純資産は9期で−39%。直近期のROEは23.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | 529 | 1,514 | 42.4 | — | 15.5 |
| 2018年7月 | 246 | 962 | 28.6 | — | 15.0 |
| 2019年7月 | 169 | 642 | 29.8 | — | 10.2 |
| 2020年7月 | 125 | 755 | 18.6 | — | 10.3 |
| 2021年7月 | 81 | 450 | 17.0 | 6.2 | 7.6 |
| 2022年7月 | 81 | 524 | 16.5 | 5.7 | 10.1 |
| 2023年7月 | 83 | 598 | 14.8 | 7.2 | 11.2 |
| 2024年7月 | 154 | 742 | 23.0 | 4.8 | 10.1 |
| 2025年7月 | 199 | 925 | 23.9 | 6.1 | 10.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/7期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 榮章博 | 代表取締役 社長 | 66 | 8,508,000 |
| 浦好之 | 取締役 第1営業部長 | 44 | 13,600 |
| 伊藤康史 | 取締役 執行役員 データ戦略部長 総務部長 人事部長 | 59 | — |
| 藤川和之 | 取締役 | 52 | — |
| 高木友博 | 取締役 | 72 | — |
| 柳久之 | 常勤監査役 | 74 | — |
| 東浩 | 監査役 | 65 | — |
| 森居達郎 | 監査役 | 62 | — |
| 髙橋寛文 | 取締役 横浜支店長 大阪支店長 | 40 | — |
| 萬代茂明 | 取締役 第3営業部長 建築事業部長 コンサルティング部長 | 49 | 9,200 |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 71 | 71 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 25 | 25 | 6 |
| 監査役 | 1 | 9 | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,278字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,118字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,278字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,641字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-24
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-10
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- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-08
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-09
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- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-31
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