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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ランドネット

LANDNET Inc.2991 · Standard · 不動産業

中古マンションの買取再販(リノベーション)を主軸に、国内外の投資家・実需層へ販売する不動産会社。

概要

ランドネットは、1999年に東京都豊島区で設立された総合不動産商社である。中古マンションの買取販売を主力に、リフォーム・リノベーション、仲介、賃貸管理、家賃保証を手掛ける。首都圏・関西・九州に支店網を持ち、台湾・香港の子会社を通じて海外販売も行う。2025年7月期の連結売上高は960億円、従業員数は807名。2021年に東京証券取引所JASDAQに上場し、現在はスタンダード市場に上場している。

中古マンションの買取再販が収益の8割超を占める

ランドネットの事業は不動産売買事業と不動産賃貸管理事業の2セグメントで構成される。2025年7月期、不動産売買事業の売上高は947億円で全社の98.7%を占める。同事業では中古マンションを直接買い取り、リフォーム後に転売する「買取販売」と、仲介として販売する「仲介」を行う。買取販売・買取リフォーム販売の件数は6,175件、仲介件数は1,224件。物件タイプはワンルーム(30㎡未満)47%、ファミリー(30㎡以上)53%。築年数では築古(20年超)が83%を占める。販売先は個人51%、不動産業者41%、法人8%。仕入は不動産所有者との直接交渉が基本で、約374万件の独自データベースを活用している。

賃貸管理事業と子会社による家賃保証

不動産賃貸管理事業は、売買取引先を中心に賃貸管理業務を受託する。2025年7月末の管理戸数は9,383戸で、前年比953戸増加した。連結子会社の株式会社ランドインシュア(2013年設立)が家賃保証サービスを提供し、賃貸経営リスクを軽減している。同事業の売上高は12.8億円、セグメント利益は1.5億円。管理戸数の増加が安定した収益基盤を形成している。

首都圏を核とした5拠点体制と海外展開

本社は東京都豊島区南池袋。東京の支店として渋谷支店(2024年開設)を有し、横浜支店(神奈川)、大阪支店(関西)、福岡支店(九州)を展開。大阪支店は増床予定、福岡支店は2023年に増床移転済みである。海外では台湾の日昇房屋有限公司と香港の日商朗透房屋股份有限公司が現地営業を担当し、日本の不動産を紹介・販売している。グループ全体で4社体制。

業界の中での役割は中古不動産流通業界の買取再販プレイヤー(個人・法人投資家向け)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
960億円
営業利益
37億円
営業利益率
3.9%
純利益
24億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
不動産 売買事業947億円98.6%77億円8.1%
不動産 賃貸管理事業13億円1.4%2億円15.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内外の不動産投資家・実需層(中古マンション)主力

不動産所有者から中古マンション等を直接買い取り、リフォーム・リノベーションによる再生を行った上で、国内外の不動産業者や投資家、実需層に販売。専有面積でワンルーム(30㎡未満)とファミリータイプ(30㎡以上)に区分し、築年数でも築浅(20年以内)と築古(20年超)に管理。海外顧客には台湾・香港子会社が紹介。

主要顧客国内外の不動産業者、投資家、実需層顧客

主な製品・サービス1
買取再販(リノベーション済み中古マンション)
中古マンションを買い取り、ユニットバスやシステムキッチン等の設備刷新、間取り変更などを行って付加価値を高め再販するサービス。ワンルームは投資用、ファミリーは居住用を想定。

02不動産売買仲介準主力

顧客のニーズや交渉条件に応じて、当社グループを仲介会社とする不動産売買も行う。直接販売と提携仲介会社を通じた販売の両形態を採用。

03賃貸管理・家賃保証副次

不動産売買事業で取引のあった顧客を中心に賃貸管理業務を受託。子会社のランドインシュアが家賃保証を提供し、賃貸経営の安定を支援。

主要顧客不動産売買事業の取引顧客

主な製品・サービス2
賃貸管理業務
賃貸用不動産の入居者管理、家賃回収、建物維持管理等を行うサービス。
家賃保証サービス
賃貸契約における家賃支払いを保証するサービス。

製品と技術

約374万件の独自データベースによる直接仕入れ

ランドネットは、約374万件(2025年7月末時点)の不動産情報を有する独自データベースを構築。所有者情報、物件情報、売買取引事例、賃貸取引事例、パンフレット情報などを収録。このデータベースを基に不動産所有者に直接アプローチし、仲介業者を介さない直接取引を実現。競合との差別化要因となり、優良物件の仕入を可能にしている。

リフォーム・リノベーションによる物件再生

買取した中古マンションには、ユニットバスやシステムキッチンの交換、間取り変更などのリフォーム・リノベーションを施す。築古物件(築20年超)が仕入の83%を占めるため、再生技術は事業の核。建設業許可(般-5第29082号)を保有し、自社で施工管理も行う。物件の付加価値を高め、販売価格の向上と在庫回転率の改善に貢献している。

不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」

2024年1月に開始した不動産投資型クラウドファンディング。小口から不動産投資に参加でき、2025年7月期までに11件のファンドを組成。各ファンドは募集金額を超える応募があり、配当の遅延や減額なく運用。投資家層の拡大と安定的な資金調達に寄与している。2025年4月に開設した投資用物件検索サイト「LSEED不動産投資」と組み合わせ、オンラインでの販売チャネルを強化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産仲介で中位、成長著しいが収益率は低水準

ランドネットは不動産業に属し、主に不動産仲介や販売を手掛ける企業です。売上高は636億円から960億円へと急拡大しており、営業利益率は3.6%から3.85%と緩やかに改善しています。同業の大東建託は賃貸管理で大手ですが、ランドネットは仲介特化で規模は中位です。ロボットホームやタスキホールディングスと比較すると、売上高は大きいものの利益率は低く、薄利多売の傾向があります。旺盛な不動産需要を背景に成長していますが、収益性改善が課題です。エリア密着型の営業網を強みに、競争の激しい市場でシェアを拡大しています。

強み

  • 売上高が3期で1.5倍に増加、市場需要を取り込む。
  • 地域密着型の営業網で、顧客基盤を強化。
  • 売上高約960億円と業界中位の規模を確保。
  • 営業利益率が3.6%から3.85%へと徐々に改善。

課題

  • 営業利益率4%未満と、収益性が低水準。
  • 不動産市況に依存し、景気後退で業績が悪化。
  • 同業他社との競争が激しく、価格競争に陥る恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がランドネット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13246コーセーアールイー72億円10.2倍
25533エリッツホールディングス71億円9.5倍
33277サンセイランディック69億円8.8倍
43241ウィル69億円7.3倍
52984ヤマイチエステート67億円11.8倍
62991ランドネット65億円5.7倍
73495香陵住販64億円7.3倍
83293アズマハウス62億円12.3倍
98891AMGホールディングス61億円5.1倍
103280エストラスト57億円4.0倍
118944ランドビジネス56億円35.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

不動産販売会社としての創業と事業基盤の構築(1999〜2004年)

1999年9月、東京都豊島区東池袋3丁目で株式会社ランド・ネットを設立。資本金1,000万円。同年、宅地建物取引業免許を取得し、不動産の販売・仲介・賃貸管理を開始。2001年8月に本社を西池袋5丁目に移転。2004年7月に不動産賃貸管理業を本格化。創業期は東京都内を中心に取引基盤を築いた。

商号変更とリフォーム事業への進出(2005〜2009年)

2005年7月に本社を西池袋3丁目に移転し、同年9月に商号を株式会社ランドネットに変更。2008年11月、中古不動産の再生を目的にリフォーム・リノベーション事業を開始。同年12月には競売・公売入札に参加し仕入先を拡大。2009年10月には不動産投資セミナーを開始し、販路拡大を図った。この期間に買取再販のビジネスモデルを確立した。

海外販路開拓と子会社設立(2010〜2014年)

2010年6月、台湾・香港向け不動産売買事業を開始。2013年4月、家賃保証業を目的に株式会社ランドインシュアを設立。同年7月、台湾に朗透地産有限公司(後の日昇房屋有限公司)、香港に日商朗透房屋股份有限公司を設立し、現地法人体制を整えた。2014年3月にはマンション管理業者登録と一般建設業許可を取得し、事業範囲を拡大した。

支店網の拡大と許認可取得(2016〜2019年)

2016年2月に横浜支店、2018年2月に大阪支店を開設。2019年4月に不動産特定共同事業許可を取得し、新たな資金調達手段を確保。同年6月にISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得し、情報管理体制を強化。2019年5月には本社を南池袋1丁目の現在地に移転した。

上場と市場区分の移行(2021〜2022年)

2021年7月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行。上場により資本市場からの資金調達が可能となり、事業拡大の資金基盤を強化。2021年12月には福岡支店を開設し、九州エリアに進出した。

DX推進と新サービス開始(2024〜2025年)

2024年1月、不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」を開始。2025年4月に投資用物件検索サイト「LSEED不動産投資」を開設。電子契約の導入を進め、2025年7月には売主としての販売にも電子契約が可能となった。2024年11月には渋谷支店を開設し、首都圏での営業網を強化した。

中期経営計画と過去最高業績

2025年7月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定。企業目標を「お客様のライフプランを実現する不動産運用顧問」と定め、大都市圏での支店展開、商品ラインアップの拡充、販売・仕入活動の強化、海外市場への進出などを課題とする。2025年7月期は売上高960億円、営業利益37億円、純利益24億円を計上し、過去最高を更新した。

年表30件を開く

1990年代

  • 1999年9月創業東京都豊島区東池袋三丁目において、不動産の販売、仲介及び賃貸管理等を目的として株式会社ランド・ネット(資本金1,000万円)を設立
  • 1999年9月東京都知事から宅地建物取引業免許を取得(免許番号:(1)第77906号)

2000年代

  • 2001年8月本社を東京都豊島区西池袋五丁目に移転
  • 2004年7月不動産賃貸管理業を開始
  • 2005年7月本社を東京都豊島区西池袋三丁目に移転
  • 2005年9月商号変更商号を株式会社ランドネットに変更
  • 2008年11月中古不動産の再生を目的としてリフォーム・リノベーション事業を開始
  • 2008年12月仕入先拡大を目的として競売・公売の入札に参加
  • 2009年10月販路拡大を目的として不動産投資セミナーを開始

2010年代

  • 2010年6月台湾・香港を中心とした海外向けに不動産売買事業を開始
  • 2012年3月国土交通省に賃貸住宅管理業者の登録(現登録番号:(2)第000083号)
  • 2013年1月本社を東京都豊島区南池袋一丁目に移転
  • 2013年4月賃貸建物所有者に対する家賃保証業を目的として株式会社ランドインシュア(現連結子会社)を東京都練馬区に設立
  • 2013年7月台湾における不動産売買事業強化を目的として、現地法人(朗透地産有限公司)(現連結子会社)を設立
  • 2013年7月香港における不動産売買事業強化を目的として、現地法人(日商朗透房屋股份有限公司)(現連結子会社)を設立
  • 2014年3月国土交通省にマンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づくマンション管理業者の登録(登録番号:(2)第034068号)
  • 2014年3月東京都知事から一般建設業許可を取得(許可番号:般-30 第150058号)
  • 2014年6月宅地建物取引業の国土交通大臣への免許換え(現免許番号:(3)第8622号)
  • 2015年10月商号変更台湾現地法人の朗透地産有限公司の商号を日昇房屋有限公司に変更
  • 2016年2月神奈川県横浜市西区に横浜支店を開設
  • 2018年2月大阪府大阪市北区に大阪支店を開設
  • 2019年4月東京都知事から不動産特定共同事業許可を取得(許可番号:東京都知事 第117号)
  • 2019年5月本社を東京都豊島区南池袋一丁目(別住所)に移転
  • 2019年6月ISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得

2020年代

  • 2021年7月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に当社株式を上場
  • 2021年12月福岡県福岡市中央区に福岡支店を開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2022年5月大阪支店を大阪府大阪市北区(別住所)に移転
  • 2024年2月建設業の国土交通大臣への免許換え(現許可番号:般-5 第29082号)
  • 2024年11月東京都渋谷区に渋谷支店を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    大都市圏中心の支店展開

    人口減少・少子高齢化の中で三大都市圏や地方中核都市への集約が進むと予想し、池袋本社・横浜支店に加え渋谷支店(2024年11月開設)を軸に首都圏を強化。大阪支店・福岡支店では関西圏・九州圏の営業を拡大し、2026年7月期には大阪支店の増床を検討。売買・建築・賃貸の三位一体で小規模多店舗ではなく規模の大きい支店展開を志向する。

  2. 02

    幅広い商品の取扱いと販売・仕入活動の強化

    主力の区分所有マンションに加え、戸建て・1棟アパート・賃貸マンション・ビル等へ取扱いを拡大。販売活動強化により投資回収期間短縮と棚卸資産回転率向上を図る。仕入では約374万件の不動産データベースを活用した直接交渉で競合優位性を維持し、戸建・アパートのデータ取得を強化する。

  3. 03

    販路拡大とデジタル活用

    不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」や投資用物件検索サイト「LSEED不動産投資」を通じ、実需層・一般投資家向け販売を強化。多様な販売先開拓により長期的な成長基盤を確立する。

  4. 04

    海外市場での営業活動

    台湾・香港の子会社で日本不動産の紹介・賃貸管理を継続。経済成長著しいアジア圏や米国への進出も視野に海外展開を検討する。

  5. 05

    社内システム再構築と人材・ガバナンス強化

    情報資産を最大限活用するため、新システムRCP(Real estate Cloud Platform)を自社開発し、事業部ごとに保管していたデータを融合。また優秀な人材の確保・育成、コーポレート・ガバナンスの充実、リスク管理体制の強化、資金調達力の強化(クラウドファンディング・エクイティファイナンス活用含む)に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で807人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は926万円で、4期前と比べて+49.5%平均年齢は30.6歳、平均勤続年数は3.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年7月61930.73.5385
2022年7月77630.33.6465
2023年7月85330.13.5581
2024年7月87030.03.6677414
2025年7月92630.63.6807458

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率23.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)48.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
賃貸物件 — 東京23区2,790百万円
不動産 賃貸管理事業
賃貸物件 — その他1,576百万円
不動産 賃貸管理事業
本社 — 東京都豊島区658百万円
渋谷支店 — 東京都渋谷区66百万円
不動産 売買事業
横浜支店 — 神奈川県横浜市西区25百万円
不動産 売買事業
大阪支店 — 大阪府大阪市北区22百万円
不動産 売買事業
福岡支店 — 福岡県福岡市中央区10百万円
不動産 売買事業
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ランドインシュア
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日昇房屋有限公司
    台北市中山区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    日商朗透房屋股份有限公司
    QUEENSWAY HONG KONG · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は960億円営業利益37億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.4%、利益が+32.1%。

売上高
+23.4%
960億円
営業利益
+32.1%
37億円
純利益
+33.3%
24億円
営業利益率
3.9%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高1,106億円960億円
営業利益45億円37億円
純利益26億円24億円
1株あたり配当¥11.1¥11.1

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は286億円、営業利益は12億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+52.1%、営業利益は+140.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q15610.61
2023年4Q1723
2024年1Q17331.71
2024年2Q19173.75
2024年3Q18852.73
2024年4Q226135.89
2025年2Q464204.312
2025年4Q496173.412
2026年2Q515183.511
2026年3Q286124.27

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2017年7月期からの9期で、売上は171億円から960億円へ5.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.9%。売上は8期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年7月171106
大阪府大阪市北区に大阪支店を開設
2018年7月22386
2019年7月302118
2020年7月35886
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に当社株式を上場
2021年7月412127
2022年7月5191410
2023年7月6361410
東京都渋谷区に渋谷支店を開設
2024年7月77828253.618
2025年7月96037333.924

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高960億円のうち、営業利益として残るのは37億円3.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.2%808億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.0%115億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.9%37億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.7pt
3.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.7pt
2.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+11.0pt
23.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年7月期は営業CFが−26億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは−43億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は39億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年7月3−49−119
2020年7月6−4−5217
2021年7月2−924−733
2022年7月−11−1120−2231
2023年7月−24−1331−3725
2024年7月−18−1038−2834
2025年7月−26−1748−4339

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年7月期の総資産は354億円。このうち返さなくてよい自己資本が111億円で、自己資本比率は31.3%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年7月45172838.5
2018年7月57223538.4
2019年7月82295335.9
2020年7月84354941.1
2021年7月121536844.0
2022年7月154629240.4
2023年7月2007112935.7
2024年7月2728918332.6
2025年7月35411124331.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
45億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
97億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
243億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
29
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE131社中22位あたり、逆に低いのは営業利益率131社中109位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.9%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.9%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.3%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.4%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥539で、1年前と比べて-17.6%過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。

¥539-2.0%1ヶ月-2.7%1年-17.6%時価総額65億円
過去52週の値幅
安値¥534高値¥823.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.7倍
PER (会社予想)4.9倍
PBR1.02倍
配当利回り2.06%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月5日に557円と、25日線571.06円、75日線568.43円を下回り、200日線617.2円も大きく下回る。52週高値823.5円からは32.4%下落、52週安値534円からは4.3%上昇。直近1ヶ月は-4.68%と軟調。7月17日に出来高72,000株と急増した後、減少傾向。RSIは36.6と売られ過ぎ圏に近い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERが5.89倍と業界平均14.13倍を大きく下回り、予想PER5倍と割安感が強い。PBR1.06倍も業界平均1.7倍を下回り、ROE23.9%と収益性も良好だ。配当利回り1.99%は業界平均3.16%を下回るが、配当性向10.2%と低く、今後の増配余地がある。売上高・利益とも増加傾向にあるが、営業利益率3.6%と低い点は注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.7倍14.9倍
PER (予想)4.9倍
PBR1.02倍1.84倍
ROE23.9%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

管理戸数の拡大による増収と、収益性の改善が焦点。強気派は、既存物件の管理受託強化と新規開拓で順調な成長を示す売上高の推移を評価し、業界再編による規模拡大の余地を指摘する。一方、弱気派は、競争激化で管理手数料率が低下する懸念や、小規模事業者ゆえの価格競争力を疑問視。さらに、営業利益率が4%未満と薄利であり、金利上昇による不動産市場の冷え込みが管理戸数の伸びを鈍化させる可能性も指摘する。直近の業績は増収増益だが、その持続性が論点となる。

プラスに働く材料7
  • 売上高の急成長

    2022/7期から2025/7期の予想で売上高が519億円から960億円へほぼ倍増

  • ストック型収益

    管理手数料は継続的に発生するため、景気変動に強い収益基盤

  • 低バリュエーション

    PERが5.89倍、PBRが1.06倍と割安感があり、ROE23.9%も高い

  • 売上高960億円と前期比23%増、営業利益37億円通年影響

    売上高960億円、前期778億円から23%増、営業利益は28→37億円に拡大

  • 純利益24億円と前期比33%増益通年影響

    純利益24億円、前期18億円から33%増加し増益トレンド

  • ROE23.9%と高く、PBR1.06倍の評価継続影響

    ROE23.9%、PBR1.06倍と資本効率の高さに対して株価が割安

  • 予想PER5倍と割安、配当利回り1.99%不定影響

    実績PER5.89倍、予想PER5倍、配当利回り1.99%と株主還元も一定

マイナスに働く材料7
  • 薄利な収益構造

    営業利益率は3.85%程度と低く、競争激化でさらに低下する恐れ

  • 小規模ゆえの競争力

    上限200億円規模で、業界大手の大東建託などに比べ資金力で劣る

  • 金利上昇リスク

    不動産市況の悪化でオーナーの投資意欲が減退し、管理戸数が伸び悩む可能性

  • 営業利益率3.85%と低採算継続影響

    売上高960億円に対し営業利益37億円、利益率3.85%と低水準

  • 金利上昇で主力不動産事業の需要減金融政策次第影響

    売上高960億円を不動産販売がけん引、金利上昇で需要減なら増収基調崩れる

  • 時価総額67億円と小型で流動性低い継続影響

    時価総額67億円と小型で、機関投資家の組入が進みにくい

  • 外国人保有比率3.11%と低く需給が細い継続影響

    外国人保有比率3.11%と低位、海外マネーの参入が限定的

次の決算で確かめる点
管理戸数の増加率
収益の基盤であり、成長の持続性を測る重要な指標
営業利益率
薄利なため、改善が収益向上に直結する
解約率
オーナーの契約解除が収益減少につながるため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり11.1で、前期から+30.0%いまの株価に対する利回りは2.06%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥11.1
1株あたり
配当利回り
2.06%
いまの株価に対して
配当性向
10.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年7月410.1
2023年7月514.911.2
2024年7月866.110.1
2025年7月1030.010.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥11.1

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ906人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.8%を占め、残る55.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他49.248.549.648.950.7
事業法人40.743.042.242.042.0
外国法人3.81.92.33.23.0
金融機関0.84.44.34.02.8
証券会社5.42.11.61.81.4
外国人個人0.00.10.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ブレインネット37.73
02榮章博33.35
03ファ-ストヴィレッジ株式会社2.67
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.66
05中村剛2.47
06芥好夫2.34
07ランドネット従業員持株会1.57
08猪俣崇1.36
09有限会社ブランド・クラブ0.94
10NOMURA PB NOMINEESLIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)0.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−62%、1株純資産は9期で−39%。直近期のROEは23.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年7月5291,51442.415.5
2018年7月24696228.615.0
2019年7月16964229.810.2
2020年7月12575518.610.3
2021年7月8145017.06.27.6
2022年7月8152416.55.710.1
2023年7月8359814.87.211.2
2024年7月15474223.04.810.1
2025年7月19992523.96.110.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/7期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
榮章博代表取締役 社長668,508,000
浦好之取締役 第1営業部長4413,600
伊藤康史取締役 執行役員 データ戦略部長 総務部長 人事部長59
藤川和之取締役52
高木友博取締役72
柳久之常勤監査役74
東浩監査役65
森居達郎監査役62
髙橋寛文取締役 横浜支店長 大阪支店長40
萬代茂明取締役 第3営業部長 建築事業部長 コンサルティング部長499,200

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4717118
社外取締役425256
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,278字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社ランドインシュア、日昇房屋有限公司、日商朗透房屋股份有限公司)の計4社で構成されており、東京都豊島区の当社本店、渋谷支店、横浜支店、大阪支店及び福岡支店を主たる拠点として中古不動産の買取販売、買取後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理を主たる事業としております。 当社グループの事業における各社の位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次のセグメントは、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)事業概要 セグメント   区分   担当会社   概要 不動産売買事業   買取販売 買取リフォーム販売   当社日商朗透房屋股份有限公司日昇房屋有限公司    当社グループは、不動産所有者から中古マンション等を取得し、国内外の不動産業者や投資家及び実需層の顧客に販売しております。 取扱い不動産は、専有面積を基準に「ワンルームタイプ」と「ファミリータイプ」に区分し管理しております。 一般に単身世帯が利用する区分所有マンションで、各住戸の専有面積が30㎡未満のものを「ワンルームタイプ」と定義し、個人もしくは法人の顧客が投資を目的として購入する不動産を想定しております。 一方、複数人が居住する区分所有マンションで、専有面積が30㎡以上のものを「ファミリータイプ」と定義しており、主に実需層のお客様が居住を目的として購入する不動産を想定しております。 また、築年数を基準に「築浅」と「築古」に区分管理しており、竣工後20年以内の不動産を「築浅」、20年超の不動産を「築古」と定義しております。 不動産の販売の際には、リフォームやリノベーションによる再生、ユニットバスやシステムキッチンなど設備類の刷新、間取りの変更等を積極的に顧客へ提案しております。 不動産の仕入は、原則として不動産仲介会社を介さず、不動産所有者から直接買い取る方法によっておりますが、不動産所有者のニーズや交渉条件等により仲介の形態をとるなど、柔軟に対応しております。 販売に関しては、顧客に対して当社グループが直接販売する形態と、提携する不動産仲介会社に仲介もしくは買取を依頼する形態のいずれも採用しております。 国外の顧客に対しては、台湾及び香港の子会社が現地の投資動向や需要の変化等を見極めながら、日本の不動産の紹介を行っております。 仲介   当社    顧客のニーズや交渉条件などにより、当社グループを仲介会社とした、不動産の売買も行っております。 不動産賃貸管理事業   賃貸管理   当社    不動産売買事業にて取引のあった顧客を中心に賃貸管理業務を受託しております。 家賃保証   株式会社ランドインシュア    当社が賃貸管理業務を受託した賃貸用不動産において家賃保証を行っております。 (2)事業系統図 当社グループは、主に以下の系統図の流れにより企業活動を推進しております。
経営方針・対処すべき課題4,118字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「最新のテクノロジーと独自のデータベースを活用し、不動産を流通・再生・運用し、世界を変える。」という企業理念のもと、不動産の資産運用コンサルティングを行う総合不動産商社であります。不動産の売買・賃貸・リフォームに関し、「購入と売却」「再生と運用」という視点から様々なアイデアをご提案し、お客様のライフプランを豊かに実現することを企業目標として企業活動を行っております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、不動産の買取資金を主に借入金により調達していることを鑑み、金融コストが加味されている利益指標である経常利益を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として位置付けております。 また、セグメント別では取引規模の拡大が当面の経営課題と位置付けており、不動産売買事業においては取引件数を、不動産賃貸管理事業においては賃貸管理戸数を重要な経営管理指標と位置付けております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、「お客様のライフプランを実現する不動産運用顧問」となることを企業目標とした、2026年7月期を初年度とする3ヵ年の「中期経営計画」を策定しました。経営の基本方針、中期経営計画の達成のため当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 (特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) ① 大都市圏中心の支店展開 人口の減少と少子高齢化が進行する中、今後3大都市圏や地方中核都市を中心とした生活圏や経済圏が一層構築されていくことが予想されております。当社グループでは、池袋本社・横浜支店を軸に東京都全域、神奈川、埼玉、千葉方面への営業活動を行ってまいりました。2024年11月には渋谷支店を開設しており、首都圏での営業活動を一層強化してまいります。 その他の地域における支店展開の状況としては、2018年2月に大阪支店、2021年12月に福岡支店を開設し、それぞれ関西圏、九州圏における営業を展開しております。なお、福岡支店は2023年12月に同ビル内にて増床移転をしており、九州圏での営業活動を一層強化しております。 当社グループでは売買と建築と賃貸の三位一体での拠点展開を考えており、多店舗 (小規模な拠点)展開ではなく支店(規模の大きい拠点)展開を考えております。2026年7月期は大阪支店の増床を検討している他、将来的な拠点展開の可能性も見据え、引き続き情報収集を行ってまいります。 ② 幅広い商品の取扱い 現在、当社グループでは区分所有マンションの取扱いを中心に事業を展開しておりますが、更なる収益拡大のため、今後は、戸建てや1棟アパート、1棟賃貸マンション、ビル等、幅広い不動産についても積極的に取り扱ってまいります。 ③ 販売活動の強化 仕入決済(売主から買主である当社への所有権移転)から売上決済(売主である当社から買主への所有権移転)までの投資回収期間の短縮を図るため、販売活動の強化に努めております。また同時に、棚卸資産回転率を向上し、在庫滞留期間の長期化による販売用不動産評価損の計上等の在庫リスクの低減を図ってまいります。 ④ 更なる販路の拡大 当社グループでは長期的な成長基盤の確立のためには多様な販売先を開拓することが重要であると考えており、不動産業者の他、実需層や一般投資家向けに販売を行う体制の強化を目指してまいります。 2024年1月にスタートした不動産クラウドファンディング「LSEEDクラファン」は、ファンド組成回数が2桁を超え、すべてのファンドで配当の遅延や減額なく運用できております。 また、2025年4月に投資用物件の検索サイト「LSEED不動産投資」の開設を行ったことで、投資家のお客様に対してより簡易に当社の売り出し物件を提供することが可能となりました。 これからも、これらのサービスを通じて、どなたでも気軽に不動産投資を始められるよう、その魅力を分かりやすくお伝えしてまいります。 ⑤ 仕入活動の強化 当社グループの主力事業である不動産売買事業は、首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、関西圏2府1県(大阪府、京都府、兵庫県)及び福岡県をはじめとする九州圏を中心に展開しておりますが、特に買取販売については、一般的には競合が多く優良な不動産の仕入競争は熾烈な状況にあると言えます。しかし、当社グループでは、物件数で約374万件の不動産データ(2025年7月31日現在)を有しており、当該データベースに登録された不動産所有者に直接働きかけることで当該不動産所有者との直接取引が実現しており、競合他社との優位性を獲得しております。 当連結会計年度においては、多様な物件の取引を促進するための取組として、戸建やアパートのデータ取得を強化いたしました。今後も、「所有者情報」「物件情報」「売買取引事例」「賃貸取引事例」「パンフレット情報」といった情報を絶えず収集していくとともに、既存の情報は定期的に更新し、量・質の両面でデータベースをより強化してまいります。 ⑥ 台湾・香港市場及び海外市場での営業活動 当社グループは、海外投資家のニーズに訴求すべく2013年7月に台湾及び香港に子会社を設立いたしました。これらの子会社では、中国の景気減速の影響を鑑みつつ投資動向と需要を見極め、引き続き日本の不動産の紹介と賃貸管理を継続してまいります。 今後は、経済成長著しいアジア圏や人口増加の続く米国への進出も視野に海外展開を検討してまいります。 ⑦ 優秀な人材の確保 当社グループでは、企業目標である「お客様のライフプランを実現する不動産運用顧問」となる人材の獲得及び育成のため、様々な経営課題を克服し事業を拡大していくために、優秀な人材を確保し育成していくことが重要な課題であると認識しております。そのために、新卒の定期的な採用や経験者の中途採用も積極的に実施しております。また従業員に対しては継続的に営業スキルの向上やコンプライアンス、情報セキュリティ対策等の研修を実施し、人材の育成と強化に取り組んでおります。従業員一人一人の資質向上を図るとともに、今後も採用活動を強化し、優秀な人材の確保と育成に取り組んでまいります。 ⑧ 社内システムの整備・再構築 今後も当社グループを飛躍的に成長させるためには、当社グループが保管している情報資産を最大限活用することが不可欠であると考えております。そのための施策として、各事業部のシステム統合及びデータ連携を行うための新システムであるRCP(Real estate Cloud Platform:リアルエステートクラウドプラットフォーム)の自社開発を行い、順次機能のリリースを進めております。 RCPの第1次開発では、情報資産の有効活用による経営戦略及びマーケティング戦略策定を迅速に行うと同時に、情報資産をクラウド上で複数所有することにより、事業継続計画(BCP)の強化を行うことが可能となりました。 さらに第2次開発では、賃貸事業部門に係る基幹システムの開発を進めることにより、事業部ごとに保管していた、創業当初から蓄積している約374万件の不動産データ(2025年7月31日現在)を含む情報資産を融合させ、一層の収益力の向上を目指しております。 RCP開発を進めていくことは競争優位性の確保に大いに資するものと考えております。 ⑨ コーポレート・ガバナンスの強化 当社グループの継続的な事業の発展及び信頼性の向上のためには、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組むことが重要であると認識しております。 当社グループでは、監査役と内部監査室及び会計監査人との連携の強化、定期的な内部監査の実施、経営陣や従業員に対する研修の実施等を通じて、内部管理体制の一層の強化に取り組んでいく方針であります。 ⑩ リスク管理体制の強化 当社グループでは、主要なリスクとして、戦略リスク、災害リスク、オペレーショナルリスク、財務リスク、情報リスクの5つを認識し、これらのリスクを事前に回避すること及びリスクが顕在化した場合の当社グループの被害の最小化を図ることが必要であると考えております。そのために、リスクマネジメント活動を推進するとともに、リスク管理体制を強化するために、リスクごとに想定される動機、原因及び背景を踏まえて、リスクの洗い直しを実施してまいります。近年対応が急務となっている情報リスクに対する対応としては、体系的な情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)導入を目的としたISO/IEC27001を2018年5月に認証取得しております。AIを活用したネットワーク監視によって情報リスクの低減に全社一丸となって取り組んでおります。 また、必要に応じた社内教育を継続して実施するとともに、内部監査計画に基づく定期監査を実施し、リスク管理体制の継続的な強化を進めております。 ⑪ 資金調達力の強化 当社グループは、主に借入金により不動産の買取資金を調達しておりますが、市況の変化に左右されず、安定的な資金調達を行うためには、財務基盤の充実と適切な情報発信を行う必要があると考えております。そのために、常に様々な角度から当社グループの置かれている状況を分析した上で、定期的に金融機関への業況説明を行い、金融機関との相互理解の深化を図っております。その結果として、当連結会計年度末現在において、大手金融機関を含む各金融機関から当座貸越枠約定に基づく総額91億円の資金調達枠を確保しております。今後は、更なる業務拡大のため、クラウドファンディングやエクイティファイナンスによる資金調達力強化も進めてまいります。
事業等のリスク7,278字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、合理的であると当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1)経済情勢、金利動向の変動について 当社グループの属する不動産業界は、景気動向、経済情勢、金利動向、地価の動向等の影響を受けやすい特性があり、これらの影響から購入者の需要動向が悪化した場合、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。当社グループといたしましては、市場動向の観測や不動産市況の悪化時の影響度合いを定期的に調査分析し、必要に応じて販売用不動産の種類、金額等を考慮しながら、当該リスクの発生・影響を最小限にとどめるよう対応に努めております。 (2)有利子負債への依存について 当社グループは、不動産売買事業における中古不動産の買取資金を主に金融機関からの借入金によって調達しております。当社グループは、特定の金融機関に依存することなく、個別案件ごとに販売計画の妥当性を分析した上で借入金の調達を行っておりますが、金融機関の融資姿勢や金融情勢の変動によって金利上昇や借入金の調達が困難になることがあり、その結果、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。なお、当連結会計年度末の有利子負債依存度は51.1%になります。 (3)販売用不動産の評価損について 当社グループが保有する販売用不動産については、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号2019年7月4日改正分)を適用しております。期末に保有している販売用不動産の取得原価と正味売却価額を比較し、正味売却価額が取得原価を下回っている場合には販売用不動産の評価損を計上することとしております。 当社グループについては、不動産市況動向を常に確認し事業活動を行っており、動向に合わせた仕入を適切に行うよう努めておりますが、今後、経済情勢や不動産市況の悪化による不動産価格の急激な変動等により、事業計画の遂行に重大な問題が生じ、販売価格の引き下げ等が発生する恐れがあります。また、販売用不動産の滞留期間が長期化した場合等は、期末における正味売却価額が取得原価を下回り、評価損を計上することも予測され、その結果、当社グループの経営成績や財政状況に影響を与える可能性があります。 (4)投資用マンションの販売について 当社グループが販売する不動産は、資産運用を目的として購入されるものがありますが、一般的に不動産による資産運用(不動産投資)には、入居率の悪化や家賃相場の下落による賃料収入の低下、金利上昇による借入金返済負担の増加等、収支の悪化につながる様々な投資リスクが内在しております。当社グループはこれらの投資リスクについて十分な説明を行い、顧客に理解していただいた上で売買契約を締結するよう営業社員及びこれをサポートする社員に教育を徹底しております。また、入居者募集や集金代行などの賃貸管理から修繕等の建物管理に至るまで一貫したサービスを提供することで、顧客の長期的かつ安定的な不動産投資を全面的にサポートし、空室の発生や資産価値下落等のリスク低減に努めております。しかしながら、営業社員の説明不足等が原因で投資リスクに対する理解が不十分なまま不動産購入に至ったことにより、顧客からの訴訟等が発生した場合、当社グループの信頼が損なわれることにつながり、その結果、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 また、社会情勢や経済情勢の変化により、入居率の悪化や家賃相場の大幅な下落、金融機関の融資姿勢の変化や急激な金利上昇等が発生した場合、顧客の不動産投資に支障をきたす可能性があります。特に金利上昇は、金融機関の融資を利用する顧客に対し、借入金返済負担の増加による収支の悪化をもたらすことから、顧客の購買意欲に影響を及ぼす可能性があります。 (5)固定資産の減損について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」等に従い、決算期ごとに固定資産の減損の兆候の把握を行っております。当社グループでは、不動産市況動向を常に確認し事業活動を行っており、当該動向に合わせ、固定資産の取得を適切に行うよう努めておりますが、今後の地価動向や景気動向等によっては、固定資産の減損損失の認識が必要となる状況も予測され、その結果、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)競合リスクについて 不動産業界は、事業を行うための許認可取得など新規参入に係る手続きが煩雑ではありますが、大手ハウスメーカーから個人事業主に至るまで大小様々な競合他社が多数存在しております。当社グループでは膨大な量の不動産所有者情報を有しており、当該情報を活用した不動産所有者からの直接仕入を企業活動の主軸としていることから、他社と比較して価格優位性があり、今後も差別化を強化する方針であります。しかしながら、今後、同様のビジネスモデルを有する他社の参入などにより十分な差別化ができなくなり、競争が激化した場合には価格競争や取扱い件数の減少等により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)特定人物への依存について 当社グループでは、役員及び幹部社員への情報共有や権限の移譲を進め、創業者である代表取締役社長榮章博に過度に依存しないような経営体制の整備を推進しておりますが、同氏は、当社設立以来、当社グループの経営方針、経営戦略、資金調達等、事業活動を展開していくにあたり重要な役割を担ってまいりました。特に当社グループの主力事業である不動産売買事業における売買方針の決定においては、同氏の資質に依存している部分があります。同氏が職務を遂行できなくなるような不測の事態が生じた場合は、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)契約不適合責任について 売買対象不動産について、種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しないものがある場合、民法及び宅地建物取引業法の規定により売主が買主に対して契約不適合責任を負うことになります。当社グループにおいては、販売用不動産の契約前に担当部署と管理部門において、リスクを可能な限り契約書に明記し、リスクの低減に努めておりますが、万が一当社グループの販売した不動産に当該不適合が確認された場合には、売主として契約不適合責任を負うことがあります。その結果、買主より契約解除や損害賠償請求を受け、また、履行の追完のための費用が生じるなど、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)自然的・人為的災害について 当社グループが取り扱う中古不動産は、首都圏や関西圏、九州圏が中心となっておりますが、これら地域において、地震・火災・水害等の自然災害、大規模な事故やテロ等の人為的災害が発生した場合、当社グループの所有する中古不動産が滅失、毀損又は劣化し、販売価格や賃貸収入が著しく減少する可能性があります。また、これら以外の地域で自然的・人為的災害が発生した場合においても、消費マインドの冷え込みから当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (10)人材の確保・育成について 当社グループは、様々な経営課題を克服し事業を拡大していくために、優秀な人材を継続的に確保・育成していくことが重要な課題であると認識しております。従って、今後も優秀な人材の中途採用、優秀な学生の新卒採用及び教育・研修制度の充実を図り、当社グループの経営理念を理解した社員の育成を行っていく方針であります。しかしながら、当社グループの求める人材の確保・育成が想定どおりに進まない場合は、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (11)法的規制について 当社グループの属する不動産業界は、「宅地建物取引業法」、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」、「建築基準法」、「都市計画法」、「国土利用計画法」、「建物の区分所有等に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「不動産の表示に関する公正競争規約」等の法的規制を受けております。当社グループではこれらの法的規制を遵守するように努めておりますが、法令違反が発生した場合や、今後これらの法的規制の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社グループの事業活動が制約を受け、その結果、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 また、当社グループが事業活動を行うに際し、以下に記載の許認可を得ており、現在、許認可が取消となる事由は発生しておりません。しかしながら、将来何らかの理由により、法令違反等の事象が発生し、監督官庁より業務停止や免許の取消等の処分を受けた場合には、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに当社グループの経営成績や財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 (許認可等の内容) 許認可等の名称   許認可(登録)番号   有効期限   許認可等の取消又は更新拒否の事由 宅地建物取引業者免許(許可)   国土交通大臣(3)第8622号   2024年6月12日から2029年6月11日まで   宅地建物取引業法第5条及び第66条 建設業者免許(許可)   国土交通大臣(般-5)第29082号   2024年2月2日から2029年2月1日まで   建設業法第3条 マンション管理業者(登録)   国土交通大臣(3)第034068号   2024年3月25日から2029年3月24日まで   マンションの管理の適正化の推進に関する法律第44条及び第47条 賃貸住宅管理業者(登録)   国土交通大臣(2)第000083号   2021年7月29日から2026年7月28日まで   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第23条及び第24条 二級建築士事務所(登録)   東京都知事第15779号   2023年9月1日から2028年8月31日まで   建築士法第23条第7項(廃業届出) 不動産特定共同事業第1号事業者(許可)   東京都知事第117号   有効期限はありません   不動産特定共同事業法第36条 産業廃棄物収集運搬業(許可)   東京都知事第13-00-219874号   2021年3月12日から2026年3月11日まで   産業廃棄物処理法第7条の4 神奈川県知事第01400219874号   2021年3月18日から2026年3月17日まで 埼玉県知事第01100219874号   2021年3月30日から2026年3月29日まで 千葉県知事第01200219874号   2021年3月23日から2026年3月22日まで 古物商(許可)   東京都公安委員会第305512116337号   有効期限はありません   古物営業法第6条 (12)情報漏洩のリスクについて 当社グループは、不動産売買事業、不動産賃貸管理事業において、事業上の重要情報、顧客・取引先等の機密情報や個人情報等を保有しております。当社グループでは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を認証取得するとともに、これらの情報の外部への不正な流出、漏洩を防止するために、社内研修を通じた社員への啓蒙活動を継続的に実施するなどの施策を講じております。さらにデータベースへのアクセス環境、セキュリティシステムの継続的な改善等により、情報管理体制を強化するとともに情報管理の徹底を図っております。しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルスの侵入等により、当社グループが保有する機密情報や個人情報等が外部へ流出、漏洩した場合等には、損害賠償請求等が発生するリスクや、信用が失墜するリスクがあり、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)システムトラブルについて 当社グループの事業運営は、コンピューターシステムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故、外部システムを含むシステムの何らかのトラブル等により、その通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの事業活動に重大な影響を与える可能性があります。また、不動産流通機構(レインズ)等、当社グループが不動産売買事業において使用する外部システムがメンテナンスや何らかのシステムトラブル等により使用できなくなった場合には、仕入及び販売活動が滞る可能性があります。 当社グループではセキュリティ対策やシステムの安定性の確保に取り組むとともに、定期的にデータのバックアップを実施しており、システムトラブルによるデータの喪失を極力少なくする運用を行っております。また、不動産流通機構(レインズ)等の外部システムについては予め休止期間等を把握し、事業活動への影響を最小限にするよう努めておりますが、予期せぬシステムトラブル等が発生した場合、又は外部システムの休止期間等が長期化した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (14)資金使途に関するリスクについて 当社グループの資金調達は、販売用不動産及び賃貸用不動産を機動的に取得するための資金、新システムの開発費用及び優秀な人材の確保を目的とした採用費用等に充当する予定であります。しかしながら、外部環境等の影響により、目論見どおりに事業計画が進展せず、調達資金が上記の予定どおりに使用されない可能性があります。また、予定どおりに使用された場合でも、想定どおりの効果を上げることができず、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (15)借入金の財務制限条項について 当社グループは、安定的に資金運用を行うため、金融機関から資金調達を行っておりますが、一部の金融機関との取引について、借入契約に財務制限条項が付されたものがあります。これらの条件に抵触した場合には、借入金利の上昇や期限の利益の喪失等、当社グループの経営成績及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 本書提出日現在において財務制限条項の遵守状況は適切に管理されており、財務制限条項の要求基準を安定的に充足するべく業務運営を行っていることから、財務制限条項に抵触するリスクは僅少であると認識しております。 (16)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社は、役員及び従業員等に対するインセンティブを目的として、新株予約権を付与しております。これらの新株予約権が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 当連結会計年度末時点における当社の発行済株式総数は11,968,400株であり、これらの新株予約権が全て行使された場合は、新たに212,000株の新株式が発行され、1株当たりの株式価値は希薄化する可能性があります。 (17)訴訟の可能性について 当社グループは、事業運営にあたって法令遵守の徹底及び顧客とのトラブル回避に努めており、本書提出日現在において経営成績及び財政状態に影響を及ぼす重要な訴訟が提起されている事実はありませんが、当社グループが販売した物件における契約の不適合等を原因とするクレームや、賃貸管理する物件における管理状況や入退去時の状況に対する顧客からのクレーム等が訴訟に発展する可能性があります。これらの内容や結果によっては、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (18)大株主について 当社の代表取締役社長である榮章博は、当社の大株主であり、自身の資産管理会社である株式会社ブレインネットの所有株式数を含めると、当連結会計年度末現在で発行済株式の71.1%を所有しております。同氏は、当社設立以来、当社の代表取締役社長として経営方針、経営戦略、資金調達等、事業活動の推進にあたり重要な役割を担っていることから、引き続き代表取締役社長として当社グループの経営を担うことは事業運営上望ましいと考えております。また、同氏は、安定株主として引き続き当社の一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。 当社といたしましても、同氏は安定株主であると認識しておりますが、何らかの事情により、大株主である同氏の株式が減少した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (19)地政学的リスクについて 本書の提出日現在、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をはじめ、パレスチナ・イスラエルにおける紛争の勃発等が続き、地政学的リスクに関する収束時期を見通すことは困難な状況が続いております。 現状、いずれの紛争についても当社グループの事業への影響は限定的ですが、同情勢が長期化することで引き起こされる物価の高騰や為替相場の変動等により景気動向が減速することで、顧客の業績悪化や購買行動が急激に変化した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,641字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得の改善、個人消費の持ち直し及びインバウンドの需要が増加したこと等により緩やかに回復いたしました。一方で、物価上昇や地政学的リスク、米国の通商政策を発端とした為替変動等により、経済環境の不確実性は依然として高い状況にあります。 当社グループが所属する不動産業界の中古マンション市場では、公益財団法人東日本不動産流通機構によると、当期中における首都圏の中古マンションの成約㎡単価及び成約価格は、前年同月に対して堅調に上昇傾向にありました。一方で、在庫件数については減少傾向にありましたが、2025年7月時点で増加に転じており、首都圏の中古マンションの流通量が増加していることが伺え、市場は拡大基調にあると認識しております。 このような市場環境の中、当社グループは年間を通じて、不動産取引のDX化と不動産投資の間口の拡大に努めてまいりました。 不動産取引のDX化としては、電子契約の積極的な導入を進めており、2025年7月には当社が売主として不動産を販売する際にも電子契約を行うことが可能となり、お客様はご自宅にいながら不動産をお買い求めいただけるようになりました。また、2025年4月に投資用物件の検索サイト「LSEED不動産投資」の開設を行ったことで、投資家のお客様に対しては、より簡易に当社の物件情報へアクセスすることが可能となりました。 一方で、不動産投資クラウドファンディング「LSEEDクラファン」では、当期中に11件のファンド募集を行い、いずれも募集金額を超えるご応募を頂きました。今後も、これらのサービス拡充により、販売力の強化、顧客層の拡大、及び安定的な資金調達に努めてまいります。 こうした状況のもと、当連結会計年度の業績は、売上高95,992百万円(前連結会計年度比23.4%増)、営業利益3,744百万円(同34.4%増)、経常利益3,311百万円(同31.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,384百万円(同29.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (不動産売買事業) 不動産売買事業の当連結会計年度における実績は、「買取販売及び買取リフォーム販売」件数が合計6,175件、「仲介」件数が1,224件となりました。これら取引件数の構成比率を取扱不動産の種別でみると、「ワンルームタイプ」47%、「ファミリータイプ」53%となりました。同様に築年数別では、「築古」83%、「築浅」17%となりました。また、売上高の構成比率を販売先の属性別でみると、不動産業者向け41%、個人向け51%、法人向け8%となりました。 その結果、セグメント売上高は94,713百万円(前連結会計年度比23.5%増)、セグメント利益は7,661百万円(同28.7%増)となりました。 ※ 当社グループは、中古マンションを直接仕入れ、販売を行うケースを「買取販売及び買取リフォーム販売」とし、当社グループが仲介会社となるケースを「仲介」に区別しております。さらに取扱い不動産の種別を床面積(30㎡未満:「ワンルームタイプ」、30㎡以上:「ファミリータイプ」)、築年数(築20年以内:「築浅」、築20年超:「築古」)の区分で管理しております。 (不動産賃貸管理事業) 不動産賃貸管理事業では、賃貸管理戸数を重要な経営管理指標として、その戸数を月次で管理しながら、通期予算の達成に向けた管理物件の受託と解約防止に向けたサービス活動を実施しております。当連結会計年度における実績は、賃貸管理総戸数が前連結会計年度末から953戸増加の9,383戸と好調に推移しました。 その結果、セグメント売上高は1,278百万円(前連結会計年度比16.9%増)、セグメント利益は153百万円(同8.5%増)となりました。 当連結会計年度末における財政状態は、総資産35,386百万円(前連結会計年度末比30.3%増)、負債24,301百万円(同33.0%増)、純資産11,085百万円(同24.9%増)となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は28,512百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,819百万円の増加となりました。主な要因は、取扱い物件の仕入れ強化に伴う販売用不動産の増加6,144百万円、現金及び預金の増加542百万円によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は6,873百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,410百万円の増加となりました。主な要因は、賃貸用不動産の取得による土地の増加637百万円及び建物の増加395百万円によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は16,911百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,756百万円の増加となりました。主な要因は、販売用不動産の仕入を目的とした資金調達による短期借入金の増加1,338百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加580百万円であります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は7,389百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,266百万円の増加となりました。主な要因は、賃貸用不動産の取得を目的とした資金調達による長期借入金の増加2,948百万円であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は11,085百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,207百万円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上2,384百万円及び配当金の支払183百万円に伴う利益剰余金の増加2,200百万円によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ498百万円増加し、3,921百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は2,601百万円(前年同期は1,838百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上3,564百万円があった一方で、販売用不動産の買取強化に伴う棚卸資産の増加5,702百万円及び法人税等の支払額1,222百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は1,744百万円(前年同期は1,042百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入833百万円があった一方で、有形固定資産の取得による支出2,144百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により獲得した資金は4,841百万円(前年同期は3,810百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出3,262百万円があった一方で、短期借入金の純増加額1,338百万円及び長期借入による収入6,791百万円があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは受注生産形態を行っていないため、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 不動産売買事業   94,713   23.5 不動産賃貸管理事業   1,278   16.9 合計   95,992   23.4 (注)セグメント間取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討事項 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文の将来や想定に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討事項 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討事項につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載されているとおりであります。 なお、経営成績の分析については、以下のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、不動産売買事業における取扱い件数が増加したことと、不動産賃貸管理事業における賃貸管理戸数の増加等により、前連結会計年度に比べ18,201百万円増加し、95,992百万円(前連結会計年度比23.4%増)となりました。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、前連結会計年度に比べ14,878百万円増加し、80,793百万円(前連結会計年度比22.6%増)となりました。これは、主に不動産売買事業における取扱い件数が増加したことによります。この結果、当連結会計年度の売上総利益は15,199百万円(同28.0%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ2,364百万円増加し、11,455百万円(前連結会計年度比26.0%増)となりました。これは、主に不動産の仕入を目的とした広告宣伝費1,532百万円(同23.2%増)及び従業員増に伴う給料手当及び賞与4,601百万円(同26.6%増)によるものであります。この結果、当連結会計年度の営業利益は3,744百万円(同34.4%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度と同水準の107百万円(前連結会計年度比0.5%増)となりました。また、営業外費用は、前連結会計年度に比べ166百万円増加し、540百万円(同44.5%増)となりました。これは、主に借入金及び社債に対する支払利息280百万円(同55.3%増)及び主に当座貸越枠のアレンジメントフィーに対する支払手数料171百万円(同15.2%増)によるものであります。この結果、当連結会計年度の経常利益は3,311百万円(同31.5%増)となりました。 (特別損益、法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、前連結会計年度に比べ12百万円増加し、254百万円となりました。これは、主に賃貸用不動産の売却に伴う固定資産売却益253百万円によるものであります。法人税等は、前連結会計年度に比べ268百万円増加し、1,180百万円(前連結会計年度比29.4%増)となりました。この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は2,384百万円(同29.5%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載されているとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループの事業活動における運転資金需要のうち主なものは、販売用不動産の仕入資金、従業員の賞与や法人税等の支払いのための短期資金であります。 今後は、引き続き販売用不動産の仕入を強化していく他、必要な設備投資を継続していく予定であります。 (財務政策) 当社グループの運転資金、設備投資については、原則として営業キャッシュ・フローで獲得した資金を投入し、必要に応じて金融機関からの借入による資金調達によっております。 運転資金に関しては、手許資金を勘案の上、不足が生じる場合は短期借入金による調達で賄っております。設備投資については、手許資金、長期借入金による調達を基本としておりますが、資金需要が短期間の場合には、短期借入金による調達で賄っております。 資金調達については、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の資金調達環境、社債発行費用等の資金調達コスト、既存借入金の返済スケジュール等を勘案し、調達規模、調達手段を適宜判断して実施していくこととしております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載されているとおりであります。 損益及び資産の状況に影響を与える見積りは、過去の実績やその時点での情報に基づき合理的に判断しておりますが、見積りそのものに不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a.販売用不動産の評価 当社グループは、販売用不動産について、正味売却価額が帳簿価額を下回った場合には、正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としております。正味売却価額の算出に用いた主要な仮定は販売見込額であり、近隣の取引事例や直近の販売実績等に基づき算出しております。経済情勢や不動産市況の悪化等により、正味売却価額が見込以上に下落した場合、又は滞留資産が増加した場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において評価損の追加計上が必要となる可能性があります。 b.固定資産の減損 当社グループは、固定資産について、資産又は資産グループから得られる営業損益の継続的なマイナス、又は継続的なマイナスの見込等を減損の兆候とし、減損の兆候があると認められた場合には、減損損失の認識の要否を判定しております。判定には将来キャッシュ・フローの見積金額を用いており、減損損失の認識が必要と判断された場合には、帳簿価額が回収可能価額を上回る金額を減損損失として計上しております。将来キャッシュ・フローを算出するにあたっては、事業計画を基準として合理的な見積りを行っております。事業計画や市場環境の変化により、見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループが経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については「第2  事業の状況  1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、経常利益、取引件数、賃貸管理戸数としております。 当連結会計年度における経常利益は3,311百万円(前連結会計年度比31.5%増)となりました。また、「買取販売及び買取リフォーム販売」の取引件数は6,175件(同8.8%増)、「仲介」の取引件数は1,224件(同4.2%増)となり、賃貸管理戸数は9,383戸(同11.3%増)となりました。 引き続き当該経営指標の向上に努めてまいります。

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開示資料

出典

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