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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.77-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

コーセーアールイー

KOSE R.E. Co.,Ltd.3246 · Standard · 不動産業

福岡都市圏を中心に分譲マンション「グランフォーレ」シリーズを企画・開発・販売する不動産デベロッパー。

概要

株式会社コーセーアールイーは、福岡市に本社を置く不動産デベロッパーである。分譲マンションの企画・開発・販売を主力とし、ファミリーマンション「グランフォーレ」シリーズと資産運用型マンションの2本柱で事業を展開する。2026年1月期の連結売上高は約100億円、従業員81名。福岡都市圏を地盤に首都圏や九州各県にも進出している。自己資本比率が低く財務レバレッジの高さが特徴である。

分譲マンション販売を中核とする4つの事業

当社グループは、ファミリーマンション販売事業、資産運用型マンション販売事業、不動産賃貸管理事業、ビルメンテナンス事業の4セグメントで構成される。主力は分譲マンション販売であり、2026年1月期のセグメント売上高はファミリーマンションが62億8700万円、資産運用型マンションが30億1800万円と、全体の9割以上を占める。賃貸管理事業は販売した投資用マンションの管理を受託し、ビルメンテナンス事業は子会社アールメンテナンスがマンション管理やアフターサービスを担う。その他事業として不動産仲介も行うが、売上高は約6900万円と小規模である。

福岡都市圏に集中する地域密着型戦略

事業用地の仕入れは福岡市中心部に強みを持ち、駅近のコンパクトマンションを多く手がける。ファミリーマンションは福岡県内に加え、首都圏や鹿児島県、山口県、栃木県などにも展開するが、売上の大半は福岡都市圏が占める。資産運用型マンションは賃貸需要の高い福岡市中心部に特化し、駅徒歩圏の物件を中心に開発する。2026年1月期の契約実績では、ファミリーマンションが168戸、資産運用型が157戸と、地元需要を確実に取り込んでいる。

連結子会社2社によるサポート体制と財務の特徴

連結子会社として、ビルメンテナンスを担う株式会社アールメンテナンスと、保証業務を行うみらい保証株式会社を有する。前者は主に自社グループが供給したマンションの管理業務を請け負い、後者は購入者向けの保証サービスを提供する。財務面では、自己資本比率が低く、借入金に依存した高レバレッジ経営が特徴である。2026年1月期の自己資本比率は約20%台と推測され、不動産市況の変動リスクにさらされやすい構造となっている。

中期経営計画と業績回復への道筋

2027年1月期から2029年1月期までの中期経営計画を策定し、売上高110億円、営業利益6.5億円を目指す。2025年1月期は売上高76億円と落ち込んだが、2026年1月期は100億円に回復した。建築資材価格の高止まりや金利上昇懸念があるなか、仕入地域の拡大と販売力強化により収益改善を図る。計画では2027年1月期売上高103.5億円、営業利益5.45億円を見込み、緩やかな成長路線を描く。

業界の中での役割は不動産デベロッパー(分譲マンション供給)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
100億円
営業利益
8億円
営業利益率
8.0%
純利益
7億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ファミリーマンション販売主力

福岡都市圏を中心に首都圏・九州各県の中核市向けに、高品質な分譲マンション「グランフォーレ」シリーズを供給。戸建や中古ファミリーマンションの販売も手掛け、居住用住宅の需要に応える。

主な製品・サービス1
グランフォーレシリーズ
高品質を追求した分譲マンション。企画・開発・販売を一貫して行い、ファミリー層向けに供給される。

02資産運用型マンション販売主力

賃貸需要の高い福岡市中心部で、投資家向けの資産運用型マンションを開発・販売。中古物件の販売も行い、安定した賃貸収入を求める投資家に供給する。

主な製品・サービス1
グランフォーレシリーズ(資産運用型)
賃貸需要の高い都市部に特化した投資用マンション。高品質な設計で入居者確保を狙う。

03不動産賃貸管理準主力

グループが販売した資産運用型マンションの賃貸管理を受託するほか、自社所有ビルの賃貸業を行う。賃料収入により安定的な収益基盤を提供する。

主な製品・サービス1
賃貸管理サービス
入居者募集、家賃管理、建物維持管理などをトータルにサポートする。

04ビルメンテナンス副次

子会社アールメンテナンスにより、グループが供給したマンションの管理事務や点検・保守などのアフターサービスを提供。顧客満足度向上と物件価値維持に貢献する。

主な製品・サービス1
マンション管理・保守サービス
日常の管理業務や設備の点検・保守を担い、長期にわたる建物の品質維持を支援する。

製品と技術

ファミリーマンション「グランフォーレ」シリーズ

主力商品である「グランフォーレ」シリーズは、ファミリー向け分譲マンションのブランドである。福岡都市圏を中心に、鹿児島市や栃木県小山市などでも展開する。物件名は「グランフォーレ姪浜駅南レジデンス」「グランフォーレ小山城山町」など、地名と組み合わせたネーミングが特徴。2026年1月期には128戸を引き渡し、セグメント売上高62億8700万円を計上した。建築コスト高騰の中でも高付加価値の物件供給を目指す。

資産運用型マンション「グランフォーレプライム」

投資用コンパクトマンションとして「グランフォーレプライム」シリーズを販売する。福岡市中心部の賃貸需要が高いエリアに特化し、駅近物件を開発。2026年1月期には「グランフォーレプライム千早」など2棟を完成させ、151戸を引き渡した。販売価格と想定賃料のバランスを重視し、利回りを考慮した価格設定を行う。このセグメントの売上高は30億1800万円で、グループ全体の約3割を占める。

賃貸管理とビルメンテナンスによる安定収益

不動産賃貸管理事業では、自社グループが販売した資産運用型マンションの賃貸管理を受託する。2026年1月期の管理戸数は3352戸。空室率3%台の維持を目標に掲げ、賃貸募集の早期完了を図る。ビルメンテナンス事業は子会社アールメンテナンスが担い、マンションの管理事務や点検・保守等のアフターサービスを提供する。同事業の売上高は3億5470万円と小規模だが、グループ全体のサービス品質を支える役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

中堅賃貸管理、収益改善途上

不動産業界内では、大東建託のような大手賃貸管理会社に比べ規模は小さく、売上高も100億円前後と中堅クラス。同業のrobot homeやファンタジスタと同程度の規模感だが、収益性は劣後していた。2025年1月期に営業利益率3.95%と黒字化し、2026年1月期には8%への改善計画だが、競合他社と比べ依然低い水準。賃貸仲介・管理が主力で、不動産市況や空室率の影響を受けやすいポジションにある。

強み

  • 2025年1月期に黒字転換し、営業利益率3.95%。2026年1月期は8%と大幅改善見込み。
  • 2024年1月期の102億円から2025年1月期に76億円へ減収も、2026年1月期100億円へ回復計画。
  • 賃貸管理・仲介事業は市況回復時に業績が伸びやすく、反転の可能性がある。
  • 大東建託のような大手に比べ、地域密着型サービスや機動的な経営判断が可能。

課題

  • 営業利益率が業界平均を下回り、改善計画の達成が急務。
  • robot homeなど同規模企業との差別化が難しく、価格競争に陥りやすい。
  • 不動産市況悪化時は空室率上昇で業績が悪化しやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がコーセーアールイー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1463Aインテリックスホールディングス102億円5.1倍
22993長栄99億円9.9倍
32983アールプランナー94億円7.6倍
45527property technologies91億円8.3倍
51783fantasista83億円
63246コーセーアールイー72億円10.2倍
75533エリッツホールディングス71億円9.5倍
83277サンセイランディック69億円8.8倍
93241ウィル69億円7.3倍
102984ヤマイチエステート67億円11.8倍
112991ランドネット65億円5.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

不動産仲介業として創業した1990年

1990年12月、福岡市東区千早に「株式会社エステート栄和」として設立された。資本金2000万円で、不動産の売買・賃貸仲介を目的とした。翌1992年8月に商号を「株式会社コーセー」に変更し、同時に本店を福岡市中央区赤坂へ移転。同年9月には宅地建物取引業免許を取得し、不動産事業の基盤を固めた。

自社分譲「ラフォーレ」から「グランフォーレ」へ

1993年5月、自社分譲物件「ラフォーレ」シリーズの販売を開始。これにより不動産デベロッパーとしての第一歩を踏み出した。1996年1月には購入者向け融資を行う子会社コーセーホームネットを設立。2001年9月には資産運用型マンションの販売を開始し、投資用物件にも進出。2005年1月、商号を現在の「株式会社コーセーアールイー」に変更し、同時に自社分譲の新シリーズ「グランフォーレ」を立ち上げた。

東京進出と福岡証券取引所への上場

2006年2月、東京都中央区日本橋に東京支店を設置し、首都圏への販路を拡大した。同年6月には国土交通大臣免許を取得し、全国展開の足掛かりを作った。2007年8月、福岡証券取引所に株式を上場。上場から間もない2008年2月には連結子会社コーセーアセットプランを設立するが、後に解散し事業は当社に統合された。

子会社取得と市場変更による成長期

2009年4月、大阪証券取引所JASDAQに上場(のち東京証券取引所JASDAQに移行)。同時期に株式会社アールメンテナンスの全株式を取得し完全子会社化。これによりビルメンテナンス事業をグループに取り込んだ。その後、東京証券取引所市場第二部を経て第一部に指定され、2023年にはスタンダード市場へ移行。みらい保証株式会社も子会社化し、保証業務を追加した。

業績の増減と中期経営計画への転換

売上高は2013年1月期の46億円から2018年1月期には129億円まで成長したが、2020年1月期には91億円に減少。その後再び増加し、2024年1月期には102億円となった。2025年1月期は建築コスト高の影響で76億円に落ち込んだが、2026年1月期には100億円へ回復。この変動を受け、2026年3月に3か年の中期経営計画を策定し、安定成長への舵を切った。

年表17件を開く

1990年代

  • 1990年12月創業不動産の売買及び賃貸の仲介を目的として、福岡市東区千早二丁目4番10号に株式会社エステート栄和を設立(資本金20,000千円)
  • 1992年8月商号変更株式会社コーセーに商号変更 福岡市中央区赤坂二丁目6番270-5号に本店移転
  • 1992年9月宅地建物取引業免許(福岡県知事(1)第12299号)取得
  • 1993年5月自社分譲物件「ラフォーレ」シリーズを販売開始
  • 1994年4月福岡市中央区薬院一丁目6番9号福岡ニッセイビル4階に本店移転
  • 1996年1月当社物件購入者に対する購入資金の貸付を目的として、当社の100%子会社有限会社コーセーホームネットを設立

2000年代

  • 2001年3月子会社有限会社コーセーホームネットにおいて不動産賃貸管理事業を開始
  • 2001年9月自社分譲物件の資産運用型マンションを販売開始
  • 2002年11月福岡市中央区舞鶴二丁目2番11号に本店移転 子会社有限会社コーセーホームネットを株式会社に組織変更
  • 2005年1月商号変更株式会社コーセーアールイーに商号変更、福岡市中央区赤坂一丁目15番30号に本店移転 子会社株式会社コーセーホームネットの解散を決議し、不動産賃貸管理事業は当社で譲り受け
  • 2005年3月自社分譲物件「グランフォーレ」シリーズを販売開始
  • 2006年2月東京都中央区日本橋三丁目3番3号に東京支店設置
  • 2006年4月東京都新宿区西新宿三丁目2番11号に東京支店移転
  • 2006年6月宅地建物取引業免許(国土交通大臣(1)第7271号)取得
  • 2007年8月上場福岡証券取引所に株式を上場
  • 2008年2月連結子会社 株式会社コーセーアセットプラン設立
  • 2009年4月上場東京都千代田区神田美土代町9番7号に東京支店移転 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 株式会社アールメンテナンスの全株式を取得し完全子会社化 株式上場市場を東京証券取引所市場第二部へ変更 東京証券取引所市場第一部に指定 連結子会社 株式会社コーセーアセットプランの解散を決議し、事業は当社で譲り受け 東京証券取引所スタンダード市場へ移行 みらい保証株式会社の全株式を取得し完全子会社化 東京都千代田区神田淡路町2丁目105番地に東京支店移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年1月期まで10,350百万円
  • 営業利益2027年1月期まで545百万円
  • 経常利益2027年1月期まで664百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年1月期まで440百万円
  • 空室率3%台

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ファミリーマンションの広域仕入と高付加価値化

    福岡都市圏に依存せず広域にリサーチし、収益を確保できるプロジェクトを推進。顧客層を意識した価格設定と高付加価値物件を供給する。

  2. 02

    資産運用型マンションの販売力強化と長期的顧客拡大

    顧客利益とコンプライアンスを重視し、販売方法の多角化を検討。長期的な顧客拡大とブランド評価向上に注力する。

  3. 03

    賃貸管理事業での管理戸数増加と空室率改善

    自社管理物件を含む管理戸数を増やし流出を防止。賃貸募集の早期完了と空室率3%台維持に努める。

  4. 04

    ビルメンテナンス事業の品質向上と人材増強

    工事請負案件増加に対応し人材を増強、サービス品質向上と適正管理料の確保を図る。

  5. 05

    サステナブル経営と人的資本投資

    コンプライアンス徹底、企業統治改革、DX推進、人材多様化とリスキリング支援により持続可能な成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で81人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、9期前と比べて+12.9%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は8.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月81
2018年1月84
2019年1月81
2020年1月54536.86.994
2021年1月49637.06.886
2022年1月58938.47.483
2023年1月58638.67.581
2024年1月54339.87.582
2025年1月54040.88.380375
2026年1月61541.58.881988

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
GF-LOGI基山センター — 佐賀県三養基郡基山町1,919百万円
不動産賃貸管理事業
GF-SQUARE大名ビル — 福岡市中央区272百万円
不動産賃貸管理事業
本社 — 福岡市中央区163百万円
ファミリーマンション販売事業 資産運用型マンション販売事業 不動産賃貸管理事業 その他の事業
グランフォーレ春日原店舗 — 福岡県大野城市11百万円
不動産賃貸管理事業
グランフォーレプライム西新店舗 — 福岡市早良区8百万円
不動産賃貸管理事業
南福岡事業所 — 福岡市博多区1百万円
ビルメンテナンス事業
東京支店 — 東京都千代田区0百万円
ファミリーマンション販売事業 その他の事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は100億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+31.6%、利益が+166.7%。

売上高
+31.6%
100億円
営業利益
+166.7%
8億円
純利益
+133.3%
7億円
営業利益率
8.0%
前期比 +4.1%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は71億円、営業利益は9億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+73.2%、営業利益は+800.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q567
2024年1Q2129.52
2024年2Q501224.09
2024年3Q9−1−11.1−1
2024年4Q223
2025年1Q1300.00
2025年2Q2229.12
2025年4Q4112.41
2026年2Q29−1−3.40
2026年4Q71912.77

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は46億円から100億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月4632
2014年1月5763
2015年1月6474
2016年1月7975
2017年1月102117
2018年1月1291812
2019年1月1221510
2020年1月9164
2021年1月9486
2022年1月113139
2023年1月1101813
2024年1月1021813
2025年1月76353.93
2026年1月1008108.07

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高100億円のうち、営業利益として残るのは8億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%77億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.0%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.2pt
6.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが−13億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−14億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は47億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月6−54112
2014年1月−1−911−1013
2015年1月−11−1421−2510
2016年1月−12612−615
2017年1月−1027−814
2018年1月20−3216−1218
2019年1月−525−72030
2020年1月−1809−1822
2021年1月−20−436−2434
2022年1月620−476249
2023年1月29−5−332440
2024年1月129−172145
2025年1月−11−817−1942
2026年1月−13−118−1447

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は198億円。このうち返さなくてよい自己資本が107億円で、自己資本比率は53.9%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月50133726.3
2014年1月64164824.8
2015年1月85206523.3
2016年1月105258022.9
2017年1月127319623.6
2018年1月148658343.1
2019年1月163729143.2
2020年1月170729842.2
2021年1月2097713236.4
2022年1月174849047.8
2023年1月155946160.3
2024年1月1471034469.7
2025年1月1701036860.0
2026年1月1981079153.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
49億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
77億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
91億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率131社中22位あたり、逆に低いのはROE131社中101位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.7%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.0%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.9%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
31.6%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥697で、1年前と比べて+8.2%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥697-0.1%1ヶ月+6.6%1年+8.2%時価総額72億円
過去52週の値幅
安値¥615高値¥766

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PBR0.68倍
配当利回り3.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は679円で、25日線(658.16円)を+3.2%上回り、75日線(641.76円)を+5.8%上回る。200日線(667.5円)も上回り、トレンドは上向き。直近1ヶ月で5.11%上昇し、52週高値766円には約11%と接近。出来高は8月12日に16,900株と増加し、買いが入っている。RSIは69.09とやや過熱気味だが、上昇の勢いは続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER 9.91倍は業界平均14.78倍を下回り、割安。PBR 0.66倍は平均1.81倍を大きく下回り、資産価値に対して評価が低い。配当利回り3.53%は平均3.03%を上回り、株主還元も良好。しかし、ROE 6.7%は低く、収益性の改善が必要。売上高が減少傾向にあったが、直近で回復しつつある。総合的に割安だが、収益性の低さと業績の不安定さがリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍14.9倍
PBR0.68倍1.84倍
ROE6.7%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

今期は福岡市中心部の再開発需要を追い風に売上回復を見込むが、財務レバレッジの高さがリスク要因。強気派は、マンション価格の上昇継続と販売戸数の増加で利益が拡大すると見る。一方、弱気派は、金利上昇による仕入れコスト増と販売減速、自己資本比率の低さによる財務脆弱性を懸念する。また、翌期の業績予想は楽観的で、実際の着地が下振れる可能性を指摘する。両者の対立は、地価上昇が続くか、住宅需要が一巡するかの判断に集約される。

プラスに働く材料7
  • 中心部の地価上昇

    福岡市中心部の再開発で地価が上昇し、販売単価の引き上げが可能。

  • 販売戸数の増加

    翌期の売上予想は前期比3割増で、需要回復を見込む。

  • 収益性の改善

    営業利益率は3.95%から8%へ倍増の予想。

  • 2026年1月期は営業利益8億円へ倍増予想通年影響

    営業利益は前期比5億円増、売上高も76億円から100億円へ回復する見込み

  • PBR0.66倍と配当利回り3.53%の割安修正継続影響

    時価総額70億円、予想PER9.91倍と割安水準で下値が堅い

  • 営業利益率が3.95%から8%へ急改善決算発表後影響

    売上高営業利益率は前期3.95%に対し今期8.0%、4.05ポイント改善

  • 純利益3億円から7億円へ回復し増配余地決算発表後影響

    純利益は前期比4億円増、配当利回り3.53%の維持・拡大が期待される

マイナスに働く材料7
  • 金利上昇リスク

    変動金利での仕入れが多く、金利負担が増加しやすい。

  • 財務レバレッジの高さ

    自己資本比率が低く、市況悪化時の耐性に不安。

  • 業績予想の楽観

    過去の売上変動が大きく、予想達成の確度は不透明。

  • 前期に売上高25%減の大幅変動リスク不定影響

    2025年1月期は売上高102億→76億円、純利益13億→3億円に急減した経験

  • 営業利益8億円と利益規模が小型継続影響

    売上高100億円に対する営業利益率8%と低く、外部環境悪化で減益に転じやすい

  • 外国法人保有比率0.15%と流動性が低い継続影響

    外国法人持株比率0.15%と非常に薄く、大口売りで株価が乱高下する可能性

  • 売上高100億円計画は過去実績102億円を下回る通年影響

    2024年1月期の102億円に未達、成長の勢いを欠く

次の決算で確かめる点
販売戸数
分譲事業の主力で、収益の規模を左右する。
営業利益率
原価管理と販売価格のバランスを示す。
自己資本比率
財務の安定性とレバレッジの度合いを測る。
福岡市中心部の地価動向
仕入れと販売の両面に影響する重要な外部要因。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.44%。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
3.44%
いまの株価に対して
配当性向
29.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月2535.7
2018年1月3332.026.5
2019年1月330.033.7
2020年1月13−60.626.5
2021年1月1515.426.0
2022年1月2566.729.4
2023年1月3644.029.6
2024年1月360.029.7
2025年1月24−33.379.2
2026年1月240.029.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ13,980人。区分でいちばん多いのは個人・その他71.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.9%を占め、残る72.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他65.766.866.366.170.571.8
事業法人27.928.127.828.427.627.9
自己株式2.02.02.02.02.02.0
証券会社0.50.30.80.80.50.2
外国法人0.40.20.72.20.40.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
金融機関5.44.74.32.51.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01諸藤 敏一24.15
02株式会社TMIトラスト20.25
03グランフォーレ会2.73
04株式会社合人社計画研究所1.16
05株式会社旭工務店0.93
06コーセーアールイー役員持株会0.83
07九州建設株式会社0.77
08株式会社三広0.62
09株式会社ウェルホールディングス0.58
10株式会社曙設備工業所0.39

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+56%、1株純資産は14期で+222%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月4432614.48.919.0
2014年1月7939721.96.520.1
2015年1月11149524.96.818.2
2016年1月6129522.46.423.3
2017年1月8336625.19.635.7
2018年1月13362924.69.226.5
2019年1月10069615.27.733.7
2020年1月427056.015.226.5
2021年1月577487.910.726.0
2022年1月8782011.07.229.4
2023年1月12491914.36.229.6
2024年1月1241,00712.98.029.7
2025年1月341,0053.319.579.2
2026年1月691,0506.79.729.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
諸藤敏一取締役社長(代表取締役)2,548,282
吉本晋治常務取締役12,325
山本健取締役34,672
西川孝之取締役29,272
國分正剛取締役17,329
井手森生取締役(監査等委員)14,190
吉戒孝取締役(監査等委員)
柳澤賢二取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5979719
社外取締役3993

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容677字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社コーセーアールイー)及び連結子会社2社(株式会社アールメンテナンス、みらい保証株式会社)で構成されており、ファミリーマンション販売事業、資産運用型マンション販売事業、不動産賃貸管理事業、ビルメンテナンス事業を主な業務としております。 ファミリーマンション販売事業は、福岡都市圏を中心に首都圏、九州各県の中核市において、資産運用型マンション販売事業は、賃貸需要の高い福岡市中心部において、「理想の住まいづくり」の理念のもと、高品質を追求した分譲マンション「グランフォーレ」シリーズの企画・開発・販売を行っております。 なお、ファミリーマンション販売事業には、戸建及び中古ファミリーマンション販売を含み、資産運用型マンション販売事業には、中古資産運用型マンション販売を含んでおります。 不動産賃貸管理事業は、主として当社グループが販売した資産運用型マンションの賃貸管理を受託するほか、自社所有ビルの賃貸業を行っております。 ビルメンテナンス事業は、株式会社アールメンテナンスにより、主に当社グループが福岡都市圏で供給するファミリーマンション及び資産運用型マンションの管理事務や点検・保守等のアフターサービスを受託しております。 以上の状況を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (ファミリーマンション販売事業及び資産運用型マンション販売事業) (不動産賃貸管理事業) (注)自社所有ビルの賃貸を行う場合は、当社が入居者と賃貸借契約を締結し、直接賃料収入を得ております。 (ビルメンテナンス事業)
経営方針・対処すべき課題2,817字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、適正な利益水準を保持しつつ、資産価値の高いマンションを継続して供給し、堅実な成長を果たすことを目的として、2027年1月期から2029年1月期までの3ヶ年に係る中期経営計画を策定いたしました。 当該中期経営計画における経営方針は次のとおりであります。 ① ファミリーマンションの仕入においては、引き続き土地が高騰している福岡都市圏にこだわらず、より広域にリサーチし、より慎重に条件を検討し、収益を確保できるプロジェクトを着実に推進する。また、当社の顧客層を意識した価格設定をした上でなお、顧客に訴求する高付加価値の物件供給を行う。 ② 資産運用型マンションにおいては、販売力の強化を図るとともに、販売方法の多角化を検討する。「顧客利益の重視」と「コンプライアンス優先」の営業姿勢を基本とし、同時に当社のブランド評価が高まるような長期的な顧客拡大に注力する。 ③ 不動産賃貸管理事業においては、自社管理物件も含めた管理戸数を増加させ、かつ流出を防ぐ。賃貸募集の早期完了及び空室率3%台の維持に努める。 ④ ビルメンテナンス事業においては、工事請負案件の増加に努め、増加する管理物件に対応して人材を増強し、サービス品質の向上を図るとともに、適正な管理料の確保に努める。 ⑤ 自己資本を有効活用し、収益性の安定・向上と総資産・自己資本構成の最適化を目指し、株主価値の向上に努める。 ⑥ コンプライアンスを徹底し、拡大してきた業容や組織を管理できるよう企業統治改革を行い、フレキシブルでサステナブルな企業経営を目指し、経営資源の選択と集中を実践する。 ⑦ コーポレート・ガバナンス基準、内部統制基本方針等の実効的な運用に努める。 ⑧ 著しい環境変化に対応できる柔軟な経営幹部を育成し、従業員満足度を高め、持続可能な人的資本経営を磨き上げ、総合不動産業としてのビジネスにも果敢に挑戦する企業を目指す。 ⑨ 当該中期経営計画における計画値 (単位 百万円) 2027年1月期   2028年1月期   2029年1月期 計画値(注)   計画値(注)   計画値(注) 売 上 高   10,350   10,500   11,000 営 業 利 益   545   600   650 経 常 利 益   664   700   750 親会社株主に帰属する 当期純利益   440   460   500 (注)計画値は、2026年3月12日付「中期経営計画の策定に関するお知らせ」により公表しております。 ⑩ 前中期経営計画における計画値と実績値 (単位 百万円) 2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 計画値 (注)   実績値   計画値 (注)   実績値   計画値 (注)   実績値 売 上 高   10,780   10,162   10,800   7,648   11,000   10,045 営 業 利 益   1,500   1,618   1,100   321   1,060   768 経 常 利 益   1,670   1,829   1,180   501   1,080   982 親会社株主に帰属する 当期純利益   1,140   1,262   800   341   730   695 (注)計画値は、2023年3月13日付「中期経営計画の策定に関するお知らせ」により公表しております。 (2)経営環境 当社グループが属する分譲マンション業界においては、建築資材価格の高止まりに加え、人手不足による人件費の上昇が続いており、建築コストは依然として高く、販売価格も引き上げざるを得ない状況にあります。加えて、住宅ローン金利の上昇による顧客の住宅取得負担額の増加も懸念されることから、需要動向を注視しながら柔軟な商品企画・販売戦略が求められております。 ファミリーマンション販売事業においては、核家族化が進み、消費者のライフスタイルが変化する一方、仕入れコストの増加によるマンション価格の値上がりや金利の上昇に伴う住宅取得費用の負担増を余儀なくされており、コンパクトマンションのような仕様やより慎重な価格設定を行い、需要を喚起できる高付加価値のマンションも開発する必要があります。 資産運用型マンション販売事業においては、福岡市の将来人口推計では人口増加は2040年まで続く見通しとなっており、賃貸需要は依然として増加傾向にあります。資産運用型マンションへの投資価値の優位性が維持されているものの、仕入原価が高騰している状況においては、設定賃料と販売価格とのバランスを重要視した慎重な価格の検討が必要です。 金融機関からの資金調達においては、良好な資金調達環境が続くものと考えられますが、金利は上昇局面を迎えており、さらなる金利の上昇の可能性もあることから、プロジェクトの経費増加が懸念されます。今後は調達方法の多様化や現預金の有効活用を検討しつつ、効率的な資金管理に取り組み、金融引締め、利上げ等の金利変動リスクの管理が必要となります。 (3)優先的に対処すべき課題 ファミリーマンションの企画・開発においては、土地が高騰している福岡都市圏にこだわらず、より広域にリサーチし、条件を吟味して、事業用地の仕入を行います。また、首都圏においても安定したペースの開発を目指します。 資産運用型マンションの企画・開発においては、建築費は高騰を続けているものの、福岡都市圏の賃料は上昇局面を迎えており、マンション価格への転嫁や利回りの設定などを詳細に検討し、無理な仕入は行わず、市場動向や賃貸需要を踏まえ、開発エリアをより柔軟に選定し、継続して用地確保に努めます。 ファミリーマンション及び資産運用型マンションの販売のいずれにおいても、「顧客利益の重視」と「コンプライアンス優先」の営業姿勢を基本とし、今後の競合激化と販売物件や販売戸数の増加に備え、人員増を図り、その育成に取り組みます。資産運用型マンション事業においては、従来の戸別販売の営業に加え、販売方法の多様化も検討します。 組織に関しては、DX化を推進し、情報管理等の業務の「見える化」を進め、ムリ・ムダを排除し、課題は迅速に解決し、生産性の向上に取り組みます。また、人材の多様化を図り、能力と適性を発揮できる職場を整備します。社員の学び直し(リスキリング)を支援する等、新しいことに果敢にチャレンジする企業風土の醸成を図るとともに、成果は個人に還元し、更なる成長へのモチベーションを育み、中長期的な企業の成長につなげる好循環を目指します。
事業等のリスク4,873字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性のあると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書類提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 法的規制等について 当社グループの属する不動産業界は、宅地建物取引業法、不当景品類及び不当表示防止法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、マンションの管理の適正化の推進に関する法律等により法的規制を受けております。事業を営むに当たり必要な免許の取消、更新欠格・登録失効、あるいは、関係法規の新設・改廃があった場合、当社グループの事業の継続に支障をきたすとともに、その業績に影響を及ぼす可能性があります。 区 分   免許・登録 等の区分   免許・登録 等の内容   取消事由   有効期間   交付者 (免許番号) 当 社   宅地建物取引業者免許   宅地建物取引業の遂行   宅地建物取引業法 第66条   2021年6月22日~ 2026年6月21日   国土交通大臣 (4)第7271号 ㈱アールメンテナンス   マンション管理業者登録   マンション管理業の遂行   マンションの管理の適正化の推進に関する法律第83条   2024年5月8日~ 2029年5月7日   国土交通大臣 (4)第093537号 ② 瑕疵担保責任及び契約不適合責任について 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、新築住宅の基本構造部分及び雨水の浸水を防止する部分について、供給事業者に対する10年間の瑕疵担保責任が義務付けられており、その他の部分については「宅地建物取引業法」により住宅の引渡日から2年以上の契約不適合責任期間を設定することが義務付けられています。当社は、十分な設計技術・建築技術を有する設計事務所及び建設会社に業務を委託するとともに、設計段階から建設工事過程の重要な時点において、独自に検査・確認し、品質管理に万全を期しております。また、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」(2009年10月施行)に基づき、新規物件については住宅瑕疵担保保険に加入しております。しかしながら、保険未加入物件の瑕疵担保責任、保険加入物件の保証限度を超える瑕疵担保責任、または契約不適合責任が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 事業用地の仕入れについて 当社は、事業基盤である福岡都市圏を中心に、不動産業者、建設会社、設計事務所及び金融機関等のネットワークを活用し、迅速な意思決定により、事業効率に優れた用地を取得してまいりました。しかしながら、地価の上昇や、用地取得の競合等からその取得が困難になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は、事業用地の売買契約の際、一定の調査を行った上、土壌汚染等の問題がないことを確認しておりますが、着工後に問題が発覚した場合や、売主が契約不適合責任を遂行しない場合は、プロジェクト開発計画に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 資金調達について 当社グループは、事業用地の取得資金及び建設費用等を、主として金融機関からの借入により調達しておりますが、各金融機関との関係強化を図るとともに、公募増資、社債発行、他社との共同事業など、資金調達の円滑化、多様化に努めてまいりました。しかしながら、金融情勢の悪化等により、当社の資金調達に支障が生じた場合、販売物件を計画どおりに供給することが困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 建設工事の外注について 当社は、マンションの建設については、プロジェクトごとに建設会社の施工能力、施工実績、財務内容等を慎重に勘案した上で、工事請負契約を締結しております。また、当社の建築管理担当者(1級建築施工管理技士)が、工程会議への出席、監理報告書の確認を行い、施工品質、設計・施工監理状況を監督し、建設工事の工程管理及び品質管理に万全を期しております。 しかしながら、想定外の建築コストの上昇、建設会社による選択受注、建設会社の経営破綻、施工品質の欠陥等の問題が発生した場合、プロジェクトの開発計画に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、物件完成後、建設会社の経営破綻等により工事請負契約に基づく瑕疵担保責任が履行されなかった場合、当社に補修等の義務が生じ、想定外の費用が発生して、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 金利の上昇について 当社グループの有利子負債残高は以下の表のとおりであります。ファミリーマンション販売事業及び資産運用型マンション販売事業においては、引き続きプロジェクト開発案件の拡大を図ることから、総資産に占める有利子負債の比率が高い水準で推移することが想定されますが、今後の市場金利が想定を超えて上昇した場合、支払利息等の増加により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 区 分   2024年1月期 (連結)   2025年1月期 (連結)   2026年1月期 (連結) 有利子負債残高(A)(千円)   3,025,291   5,125,040   7,253,216 総資産額(B)(千円)   14,676,241   17,021,767   19,773,825 有利子負債依存度(%)(A/B)   20.6   30.1   36.7 売上高(千円)   10,162,858   7,648,834   10,045,621 営業利益(C)(千円)   1,618,095   321,826   768,792 支払利息(D)(千円)   56,178   57,029   115,318 (D/C)(%)   3.5   17.7   15.0 また、市場金利の上昇に伴ってローン金利が上昇した場合、住宅ローン等を利用する顧客の購買力が低下するため、販売計画の遂行が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 近隣住民の反対運動について 当社は、マンションの建設にあたり、関係する法律、自治体の条例等を十分検討した上、周辺環境との調和を重視した開発を企画するとともに、周辺住民に対する事前説明会の実施等適切な対応を講じており、現在まで、近隣住民との重大な摩擦は発生しておりません。 しかしながら、今後、建設中の騒音、電波障害、日照問題、景観変化等を理由に近隣住民の反対運動が発生する可能性があり、問題解決のための工事遅延や追加工事費用が発生する場合やプロジェクト開発が中止に至る場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 個人情報の管理について 当社グループは、既存顧客・契約見込客等の個人情報を保有しており、個人情報保護法に基づくプライバシーポリシーを制定し、個人情報を含む各種書類管理の徹底、電子的データのセキュリティ管理に努めております。また、2016年1月の個人番号(マイナンバー)制度導入に伴い、取引先・役職員の個人番号情報の取扱いについて、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づき、厳格な管理体制を構築しております。これらの個人情報等の取扱いについては、今後も細心の注意を払ってまいりますが、不測の事態によって外部への情報漏洩が発生した場合、当社グループへの信用低下や損害賠償請求による費用発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 事業エリアについて 当社グループは、福岡都市圏を中心に事業を展開し、当該地域に経営資源を集中することにより、効率的な事業運営を行ってまいりました。このことから、当社グループの業績は、福岡市を中心とする福岡県内の経済状況、雇用状況、賃貸需要、地価の動向等の影響を受ける可能性があります。また、当社グループが資産運用型マンションを供給する福岡市では、「福岡市建築紛争の予防と調整に関する条例」等による規制が制定され、ワンルームマンションにおける管理人室の設置、駐車・駐輪施設の設置等が義務付けられております。当社は、プロジェクト開発にあたり、これらの規制に適切に対応してまいりましたが、今後の規制変更等により対応が困難となった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 なお、当社グループは、業容の拡大及び事業エリア集中によるリスクの回避を目的とし、ファミリーマンション販売事業において、引き続き首都圏及び九州各県の中核市における事業展開に取り組んでまいります。しかしながら、競合激化により、当初期待した収益を確保できない場合や安定した事業運営ができない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 在庫リスクについて 当社グループは、中期的な経済展望に基づき、事業用地の仕入れ、マンションの企画・販売を行い、物件の早期完売に努めております。しかしながら、建築コストの上昇、急激な景気の悪化、金利の上昇、住宅関連税制の改廃等により、販売計画の遂行が困難となり、著しい完成在庫の増加やプロジェクトの遅延が発生した場合、資金収支の悪化を招く可能性があります。また、「棚卸資産の評価に関する会計基準」により、時価が取得原価を下回った販売用不動産、仕掛販売用不動産の評価損が計上された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 資産運用型マンションの販売について 顧客の資産運用型マンション経営においては、賃貸入居率の悪化、家賃相場の下落による賃貸収入の低下及び金利上昇による返済負担の増加等のリスクが発生する可能性があります。当社グループは、これらのリスクを十分に事前説明するとともに、不動産賃貸管理請負契約に基づき、顧客のマンション経営をサポートしてまいりましたが、今後、当該リスクの増大やローン審査の厳格化等により、顧客の購買力が低下した場合、資産運用型マンションの販売計画の遂行が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、資産運用型マンションが、投資商品の側面を有することから、その販売方法について法的規制等が強化され、その対応に期間や費用を著しく要する場合、資産運用型マンションの販売計画に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ ファミリーマンションの引渡し時期による業績の変動について ファミリーマンション販売事業においては、売上高を計上する基準である顧客への物件引渡し時期が、物件の完成時期に集中するため、年度毎、四半期毎の業績は大きく変動する可能性があり、当社グループの業績を判断する際には、この業績の時期的偏重について留意する必要があります。また、天災や不測の事態等により、完成時期の著しい遅延が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 [四半期毎のファミリーマンション販売事業の売上高の推移 (単位 千円)] 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   合 計 2024年1月期(連結)   964,953   138,384   86,716   1,894,202   3,084,258 2025年1月期(連結)   70,045   1,494,115   177,417   1,911,090   3,652,668 2026年1月期(連結)   436,086   1,402,649   528,290   3,919,975   6,287,001
経営成績の分析 (MD&A)5,111字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、個人消費の持ち直しや企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調が続いているものの、エネルギー価格の変動や物価上昇の影響に加え、海外経済の減速懸念や中東情勢を含めた地政学リスクの高まりなど、依然として先行きは不透明感が残っております。 当社グループが属する分譲マンション業界においては、建築資材価格の高止まりに加え、人手不足による人件費の上昇が続いており、建築コストは依然として高く、販売価格も引き上げざるを得ない状況にあります。加えて、住宅ローン金利の上昇による顧客の住宅取得負担額の増加も懸念されることから、需要動向を注視しながら柔軟な商品企画・販売戦略が求められております。 このような事業環境のもと、当社グループは、ファミリーマンション及び資産運用型マンションの販売を継続して行うとともに、新規物件の開発に取り組みました。 この結果、売上高 10,045,621千円(前期比31.3%増)、営業利益 768,792千円(前期比138.9%増)、経常利益 982,294千円(前期比96.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 695,704千円(前期比104.0%増)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 (ファミリーマンション販売事業) 福岡県福岡市で3棟(グランフォーレ姪浜駅南レジデンス、グランフォーレ室見レジデンス、グランフォーレ西新ナチュリア)、栃木県小山市で1棟(グランフォーレ小山城山町)を完成させ、鹿児島県鹿児島市で1棟、福岡県福岡市では3棟の引渡しを完了し、前期繰越在庫を含む128戸(前期は77戸)を引渡しました。また、福岡県久留米市で1棟(グランフォーレ日吉プレシャス)の販売を開始したほか、完売した4棟を含めた、福岡県福岡市で4棟、福岡県春日市で1棟、鹿児島県鹿児島市で2棟、山口県下関市で1棟、栃木県小山市で1棟の販売を継続し、順調に契約高を積み上げました。この結果、売上高 6,287,001千円(前期比72.1%増)となり、セグメント利益 712,428千円(前期比455.8%増)となりました。 (資産運用型マンション販売事業) 福岡県福岡市で1棟(グランフォーレプライム千早)、福岡県久留米市で1棟(グランフォーレ久留米駅プレミア)を完成させ、前期繰越在庫を含む151戸(前期は124戸)を引渡しました。この結果、売上高 3,018,792千円(前期比31.7%増)、セグメント利益 239,314千円(前期比1,364.6%増)となりました。なお、前期比の利益変動は、前期はなかった新規物件の完成が、当連結会計年度では2棟あり、収益面での改善が見られたことによるものです。 (不動産賃貸管理事業) 当連結会計年度の資産運用型マンション新規物件は2棟が完成しましたが、物件の売却などに伴う管理会社の変更などにより、管理戸数は3,352戸(前期は3,502戸)となり、売上高 316,001千円(前期比2.6%減)、セグメント利益 63,253千円(前期比0.9%減)となりました。 (ビルメンテナンス事業) マンション管理業、保守・点検業、工事請負業を継続して行い、売上高 354,700千円(前期比3.1%増)、セグメント利益 64,079千円(前期比16.0%増)となりました。 (その他の事業) 不動産売買の仲介業を行い、売上高 69,125千円(前期比93.3%減)、セグメント利益 47,373千円(前期比89.3%減)となりました。なお、前期比の変動は、前期に販売用土地(福岡市)の売却があったためであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ 433,440千円増加し、4,672,693千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は 1,264,596千円(前期は 1,136,820千円の使用)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益が 982,294千円となったものの、棚卸資産の増加額が 2,295,502千円となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は 114,088千円(前期は 842,871千円の使用)となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入が 1,032,700千円となったものの、固定資産の取得による支出 1,022,154千円、定期預金の預入による支出 128,711千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は 1,812,125千円(前期は 1,718,977千円の獲得)となりました。これは主として、プロジェクト開発の進捗及び固定資産の取得に伴い、長期借入金の返済による支出 3,955,624千円となったものの、長期借入れによる収入が 5,159,800千円、短期借入金の増加額が 924,000千円となったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 契約実績 当連結会計年度における契約実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 期中契約高   年度末契約残高 戸数 (戸)   金額 (千円)   前年同期比 (%)   戸数 (戸)   金額 (千円)   前年同期比 (%) ファミリーマンション販売事業   168   7,792,404   231.6   69   2,774,070   216.4 資産運用型マンション販売事業   157   3,209,157   141.1   20   394,603   144.3 合計   325   11,001,561   195.1   89   3,168,674   203.7 (注)不動産賃貸管理事業、ビルメンテナンス事業及びその他の事業については、事業の性質上、契約実績の表示が馴染まないため記載しておりません。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 戸数(戸)   金額(千円)   前年同期比(%) ファミリーマンション販売事業   128   6,287,001   172.1 資産運用型マンション販売事業   151   3,018,792   131.7 不動産賃貸管理事業       316,001   97.4 ビルメンテナンス事業       354,700   103.1 報告セグメント計   279   9,976,496   150.9 その他の事業       69,125   6.7 合計   279   10,045,621   131.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.その他の事業は、仲介業が含まれております。 3.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上実績および当該売上実績の総売上実績に対する割合は、当該割合が10%以上の相手先がないため省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 当連結会計年度の財政状態の分析 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ 2,752,057千円増加し 19,773,825千円となりました。これは主として、自己資金による土地の取得や剰余金の配当により現金及び預金が 470,548千円減少したものの、開発の進捗に伴い仕掛販売用不動産が 1,772,087千円、販売用不動産が 523,484千円増加し、また物流倉庫の建設により建物及び構築物(純額)が 995,718千円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ 2,357,751千円増加し、9,113,678千円となりました。これは主として、プロジェクトの進捗や物流倉庫新設に伴い長期借入金が 1,199,286千円、短期借入金が 924,000千円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ 394,306千円増加し 10,660,146千円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益及び剰余金の配当によるものであります。 b. 当連結会計年度の経営成績の分析 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。 c. 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 d. 資本の財源及び資金の流動性についての分析 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 キャッシュ・フロー指標の推移は、次のとおりであります。 2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 自己資本比率(%)   69.7   60.0   53.9 時価ベースの自己資本比率(%)   69.1   39.1   34.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   248.4   △450.8   △573.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   21.7   △19.9   △11.0 (注)1.各指標の算出は以下の算式を使用し、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 当社グループは、販売や賃貸による資金回収を着実に実行しておりますが、業容の拡大に伴い、事業用地の取得及び建築の委託等を先行して行うため、その仕入資金及び金融機関からの調達資金が増加する見込みであります。所有している賃貸ビルの収支状況は良好であり、当社グループと金融機関との関係は良好であるものの、今後の有利子負債の増加に対しては、資金調達方法の効率化に取り組み、コスト削減を図るほか、自己資金の効率的な活用も行ってまいります。 e. 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(1)経営方針 ⑨⑩」の中期経営計画における計画値及び実績値に記載のとおりであります。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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