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日経平均64,459.03+133NYダウ53,061.95+295ドル円157.68-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

アズマハウス

3293 · Standard · 不動産業

和歌山を地盤に、不動産の販売・賃貸・活用・ホテル運営を一体展開する地域密着型企業。

概要

アズマハウスは、和歌山県和歌山市に本社を置く中堅ハウスメーカーである。1977年に東不動産として創業し、2011年に現在の社名へ変更。注文住宅・建売住宅の販売、リフォーム、不動産賃貸管理、ホテル運営など、居住に関わる事業をワンストップで手掛ける。2026年3月期の連結売上高は116億円、従業員数は224名。東京証券取引所JASDAQに上場している。

五つの事業セグメントで構成される収益構造

アズマハウスは、事業を「不動産・建設事業」「不動産賃貸事業」「資産活用事業」「ホテル事業」「その他」の5区分で運営する。最大の売上源は不動産・建設事業で、分譲土地や建売住宅、注文建築などを扱う。しかし、利益の柱は不動産賃貸事業である。2024年3月期のセグメント利益は不動産賃貸事業が1,123百万円と全体の約85%を占め、安定したキャッシュを生み出している。一方、不動産・建設事業のセグメント利益は106百万円と低く、収益性の改善が課題となる。

和歌山県を核に大阪府へ拡大する営業拠点

営業拠点は和歌山県内に集中している。不動産・建設事業では和歌山市に3支店、岩出市と大阪狭山市に各1支店を構える。不動産賃貸事業では和歌山市に4支店、岩出市と橋本市に各1支店を設置。また、大阪府堺市にはかつて支店を設けたが、2015年に狭山金剛店へ統合した。グループ全体では、東京都葛飾区に連結子会社の興國不動産株式会社を置き、首都圏での不動産仲介・賃貸管理事業にも進出している。

グループ会社とM&Aによる事業領域の拡大

アズマハウスは、持株会社制を採らず、直接子会社を保有する形態をとる。主要な連結子会社として、賃貸債務保証を担うアズマファイナンシャルサービス株式会社(2017年設立)、東京都内で事業展開する興國不動産株式会社(2017年株式取得)がある。さらに2020年にはアイワグループ(株式会社賃貸住宅センター、株式会社シージェーシー管理センター、株式会社アイワライフネット)の株式を取得し、子会社化した。これらの買収により、賃貸管理業務の規模拡大とエリア拡大を図っている。

経営指標に掲げる収益性と安全性の目標

同社は経営上の目標として、売上高経常利益率8%以上、自己資本比率40%以上を掲げる。2024年3月期の実績は売上高経常利益率7.9%(前年8.7%)、自己資本比率は開示されていないが、過去の財務数値から概ね目標に近い水準にあると推測される。しかし、2026年3月期の予想では売上高116億円、経常利益10億円と減収減益を見込んでおり、収益力の維持が課題となっている。

業界の中での役割は地域密着型不動産デベロッパー・ホテル運営者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
116億円
営業利益
10億円
営業利益率
8.6%
純利益
5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2017/3
事業売上構成比利益利益率
不動産・建設 事業88億円71.0%10億円11.4%
不動産賃貸事業18億円14.5%7億円38.9%
土地有効活用 事業10億円8.1%1億円10.0%
ホテル事業8億円6.5%1億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産・建設主力

分譲土地、建売住宅、売建住宅、注文建築を主力に、不動産販売・仲介、リフォーム、保険代理、ローン事務代行等を地域密着型店舗で展開。

主な製品・サービス6
分譲土地販売
住宅用地として分譲する土地を販売。
建売住宅販売
建物付きの住宅を販売。
売建住宅販売
建築後に売却する住宅の販売。
注文建築
顧客の要望に応じた住宅を建築。
不動産仲介
不動産の売買・賃貸の仲介。
リフォーム工事
中古住宅のリフォーム提案・工事。

02不動産賃貸準主力

不動産賃貸経営を主力に、賃貸管理・仲介を和歌山県内の複数拠点で展開。

主な製品・サービス3
不動産賃貸経営
賃貸物件を所有し賃料を得る事業。
不動産賃貸管理
賃貸物件の管理業務。
不動産賃貸仲介
賃貸物件の入居者紹介等の仲介。

03資産活用準主力

資産運用提案型賃貸住宅、建売賃貸住宅を和歌山県・大阪府で展開。

主な製品・サービス2
資産運用提案型賃貸住宅
資産運用目的の賃貸住宅を提案・販売。
建売賃貸住宅販売
賃貸用に建築した住宅を販売。

04ホテル・飲食副次

和歌山市内でビジネスホテルを3箇所運営し、焼肉店・カフェも運営。

主な製品・サービス3
ビジネスホテル運営
ビジネスホテルを3施設運営。
焼肉店
焼肉店を1店舗運営。
カフェ
カフェを1店舗運営。

05その他その他

東京都で不動産・賃貸管理業務のエリア拡大を目的に事業展開。

製品と技術

地域密着型の注文住宅と建売住宅

不動産・建設事業の主力商品は、注文住宅と建売住宅である。2024年3月期には注文住宅20棟、建売分譲住宅113棟、分譲土地211区画を販売した。同社は和歌山県の気候・風土に合わせた木造住宅の設計施工を強みとし、顧客ニーズに応じた仕様の見直しを随時行っている。また、建築物省エネ法の改正に対応し、省エネルギー基準に適合した住宅の提供にも注力する。

リフォームと中古住宅流通による循環型ビジネス

新築販売に加え、中古住宅の買取・販売・リフォームも手掛ける。2024年3月期には中古住宅32棟を販売し、リフォーム工事の請負も行った。同社は「土地有効活用事業」の一環として、空き家や遊休地を再生し、賃貸住宅として販売するスキームも展開する。これにより、新築から中古、賃貸までの住宅ライフサイクル全般をカバーするビジネスモデルを構築している。

自社物件2,298戸を抱える不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は、同社の収益を支える安定部門である。自社で2,298戸の賃貸物件を所有し、管理物件は14,912戸にのぼる。賃貸経営、管理、仲介を一貫して提供し、入居率の維持と資産価値の向上に努める。また、賃貸債務保証会社アズマファイナンシャルサービスを通じて、入居者向けの保証サービスもグループ内で完結している。

ビジネスホテル3棟と飲食店舗の運営

ホテル事業では、ワカヤマ第1冨士ホテル、ワカヤマ第2冨士ホテル、和歌山アーバンホテルの3棟を運営する。2024年3月期のホテル事業売上は738百万円。また、焼肉店「天ざんPLUS」とカフェを各1店舗運営している。これらの施設は主に和歌山市内に立地し、インバウンド需要や国内出張客を取り込む。しかし、原材料費・人件費の高騰により、商品内容の見直しや適正価格への調整を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

ローコスト住宅、減収懸念ある中堅

アズマハウスはローコスト住宅を手掛ける不動産中堅。売上高133億円(2025年3月期)で微増、営業利益率9.02%と堅調。しかし2026年3月期は売上高116億円と13%減収、利益率8.62%とやや低下見込み。競合の大東建託は賃貸住宅大手で規模が大きく、ロボットホームは同業だがシェアは低い。当社は注文住宅に特化し、資材高騰や金利上昇の影響を受けやすい。受注動向次第で収益変動リスクあり。

強み

  • 営業利益率9%前後と業界平均を上回り、コスト管理に強み。
  • 低価格帯の注文住宅で一定のブランド確立、ニッチ市場を開拓。
  • アフターサービスを含め顧客満足度が高く、リピート・紹介が期待。
  • 自己資本比率が高く、景気変動に対する財務的な安全余裕。

課題

  • 2026年3月期の減収見通し、需要減速や競合激化が背景。
  • 建築資材や住宅ローンの金利上昇が販売価格や受注に影響。
  • 大東建託の圧倒的規模に対し、価格競争や販売網で劣勢。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がアズマハウス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13277サンセイランディック69億円8.8倍
23241ウィル69億円7.3倍
32984ヤマイチエステート67億円11.8倍
42991ランドネット65億円5.7倍
53495香陵住販64億円7.3倍
63293アズマハウス62億円12.3倍
78891AMGホールディングス61億円5.1倍
83280エストラスト57億円4.0倍
98944ランドビジネス56億円35.1倍
102999ホームポジション50億円7.7倍
113286トラストホールディングス47億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

不動産取引業者として和歌山で創業した1977年

1977年5月、和歌山市手平(現・新生町)に資本金1,000万円で東不動産株式会社を設立した。同年7月に宅地建物取引業者免許を取得し、不動産販売仲介事業を開始。1981年7月には一般建設業許可を取得し、建設工事の請負にも進出した。創業から約30年間は、地域密着型の不動産会社として営業基盤を築いた。

ホテル事業に参入し多角化へ踏み出した2004年

2004年8月、ワカヤマ第1冨士ホテルを取得し、ホテル事業を開始した。2008年4月には和歌山アーバンホテルを開業し、ホテル運営を拡大。2010年2月にはワカヤマ第2冨士ホテルを取得し、3棟のビジネスホテルを保有する体制が整った。また、2007年から2008年にかけて不動産販売会社(株式会社住まいの情報センター、東不動産販売株式会社、オリンピックホーム株式会社)を相次いで子会社化し、販売網の拡充を図った。

グループ再編と商号変更を断行した2011年

2011年8月、東不動産株式会社からアズマハウス株式会社へ商号を変更した。これに先立ち、同年には資産管理会社のドリームズコーポレーションとウィッシュコーポレーションを子会社化し、その後吸収合併。2012年1月には東不動産販売、オリンピックホーム、住まいの情報センターの3社を吸収合併し、グループ内の事業を整理した。同時に堺支店を開設し、大阪府への営業エリア拡大を開始した。

JASDAQ上場とM&Aによる成長加速期(2013~2020年)

2013年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。上場後は、フランチャイズ契約(ハウスドゥ)の締結・解除、エイブルネットワークのフランチャイズ店舗開設など、事業拡大を試みた。2015年には介護施設「はなみずき」を開設したが、2020年に事業譲渡している。2017年には興國不動産を子会社化し、東京都内へ進出。2020年にはアイワグループを完全子会社化し、賃貸管理事業を強化した。

年表29件を開く

1970年代

  • 1977年5月創業不動産取引を目的として和歌山市手平(現 和歌山県和歌山市新生町)に資本金10百万円で東不動産株式会社を設立。
  • 1977年7月宅地建物取引業者免許(和歌山県知事 第1630号)を取得。

1980年代

  • 1981年7月一般建設業許可(和歌山県知事 第6290号)を取得。

2000年代

  • 2004年8月ワカヤマ第1冨士ホテルを取得し、ホテル事業を開始。
  • 2007年5月M&A不動産販売会社であった株式会社住まいの情報センター(2004年11月設立)、東不動産販売株式会社(2006年5月設立)を支店業務移管準備のため子会社化。
  • 2008年3月M&A不動産販売会社であったオリンピックホーム株式会社(2000年11月設立)を支店業務移管準備のため子会社化。
  • 2008年4月本社ビル取得に伴い、和歌山県和歌山市黒田に本社を移転。子会社へ支店業務を移管。和歌山アーバンホテルを開業。

2010年代

  • 2010年2月ワカヤマ第2冨士ホテルを取得。
  • 2010年9月一級建築士事務所登録(和歌山県知事 第(リ)28号)。
  • 2010年10月創業事業整理のため、東都建設株式会社(1996年10月設立)を吸収合併。
  • 2011年3月M&A資産管理会社であるドリームズコーポレーション株式会社及びウィッシュコーポレーション株式会社を資産取得のため子会社化。
  • 2011年4月岩出総合住宅展示場にモデルハウスを出展。
  • 2011年6月M&Aドリームズコーポレーション株式会社及びウィッシュコーポレーション株式会社を事業整理のため吸収合併。
  • 2011年8月商号変更アズマハウス株式会社へ商号変更。
  • 2012年1月M&A東不動産販売株式会社、オリンピックホーム株式会社及び株式会社住まいの情報センターを事業整理のため吸収合併。商業エリア拡大のため、堺市北区に堺支店を開設。
  • 2012年3月和歌山総合住宅展示場にモデルハウスを出展。
  • 2012年8月M&A不動産賃貸仲介事業を行っていたハウザー株式会社を事業拡大のため子会社化。
  • 2013年1月M&Aハウザー株式会社を事業整理のため吸収合併。
  • 2013年4月土地有効活用事業(現:資産活用事業)開始。
  • 2013年9月不動産・建設事業の業務強化のため株式会社ハウスドゥと不動産仲介に関するフランチャイズ加盟契約を締結。(2018年3月フランチャイズ加盟契約解除)
  • 2013年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場。
  • 2014年4月不動産・建設事業において狭山金剛店を大阪狭山市に開設。不動産賃貸事業においてエイブルネットワーク和歌山北店を和歌山市に開設。
  • 2014年10月不動産賃貸事業においてエイブルネットワーク岩出店を岩出市に開設。
  • 2015年4月介護サービス付き施設「介護施設はなみずき」を和歌山市に開設。(2020年6月事業譲渡)
  • 2015年10月M&A不動産・建設事業において堺支店を狭山金剛店に支店統合。
  • 2016年3月焼肉店「天ざんPLUS」を和歌山市に開設。
  • 2017年6月100%出資子会社として、賃貸債務保証会社アズマファイナンシャルサービス株式会社を設立。
  • 2017年8月M&A興國不動産株式会社(現連結子会社、本社:東京都葛飾区)の全株式を取得し、子会社化。

2020年代

  • 2020年1月M&Aアイワグループ(株式会社賃貸住宅センター、株式会社シージェーシー管理センター、株式会社アイワライフネット)の株式を取得。(2022年2月株式追加取得により完全子会社化)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で224人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、9期前と比べて+1.6%平均年齢は52.1歳、平均勤続年数は9.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月190
2018年3月193
2019年3月55643.65.0204
2020年3月57444.95.0272
2021年3月56746.26.0244
2022年3月58847.07.0260
2023年3月54747.37.0249
2024年3月55448.97.1239
2025年3月55448.88.1235511
2026年3月56552.19.0224446

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
加納貸地 他 134 件 — 和歌山県 和歌山市130億円
不動産 賃貸事業
岩出中央ショッピングセンター他 24 件 — 和歌山県 岩出市3,645百万円
不動産 賃貸事業
岸和田市貸地 他 34 件 — 大阪府 岸和田市他3,193百万円
不動産 賃貸事業
田辺市稲成町 テナント他 57 件 — 和歌山県 田辺市他1,479百万円
不動産 賃貸事業
本社 — 和歌山県 和歌山市326百万円
不動産・建設事業
シージェーシー管理センター — 和歌山県 和歌山市278百万円
不動産 賃貸事業
ワカヤマ 第2冨士ホテル — 和歌山県 和歌山市248百万円
ホテル事業
賃貸住宅センター — 和歌山県 和歌山市163百万円
不動産 賃貸事業
営業部支店 — 和歌山県 和歌山市他144百万円
不動産・建設事業
和歌山 アーバンホテル — 和歌山県 和歌山市101百万円
ホテル事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社賃貸住宅センター
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社賃貸住宅センター
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シージェーシー管理センター
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シージェーシー管理センター
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    興國不動産株式会社
    東京都 葛飾区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は116億円営業利益10億円前期と比べると減収減益で、売上が-12.8%、利益が-16.7%。

売上高
-12.8%
116億円
営業利益
-16.7%
10億円
純利益
-37.5%
5億円
営業利益率
8.6%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高117億円116億円
営業利益11億円10億円
純利益6億円5億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は25億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−10.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q391
2024年1Q2827.11
2024年2Q3226.32
2024年3Q3438.82
2024年4Q373
2025年2Q67710.44
2025年4Q6657.64
2026年2Q5147.82
2026年4Q6569.23
2027年1Q2528.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は100億円から116億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場。
2013年3月100128
不動産・建設事業において狭山金剛店を大阪狭山市に開設。不動産賃貸事業においてエイブルネットワーク和歌山北店を和歌山市に開設。
2014年3月1321610
不動産・建設事業において堺支店を狭山金剛店に支店統合。
2015年3月112149
焼肉店「天ざんPLUS」を和歌山市に開設。
2016年3月109128
興國不動産株式会社(現連結子会社、本社:東京都葛飾区)の全株式を取得し、子会社化。
2017年3月123169
2018年3月122149
2019年3月1321410
アイワグループ(株式会社賃貸住宅センター、株式会社シージェーシー管理センター、株式会社アイワライフネット)の株式を取得。(2022年2月株式追加取得により完全子会社化)
2020年3月136128
2021年3月143118
2022年3月139128
2023年3月142127
2024年3月131108
2025年3月13312129.08
2026年3月1161098.65

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高116億円のうち、営業利益として残るのは10億円8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.8%74億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.6%32億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.9pt
8.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
4.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.0pt
2.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は35億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月0−85−826
2014年3月20−2−71837
2015年3月−10−1923−2931
2016年3月6−109−436
2017年3月15−14−11126
2018年3月6−1311−730
2019年3月11−205−927
2020年3月15−193−425
2021年3月24−9−31536
2022年3月16−4−91239
2023年3月13−9−12431
2024年3月8−117−335
2025年3月27−14−131334
2026年3月14−11−3335

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は321億円。このうち返さなくてよい自己資本が173億円で、自己資本比率は53.9%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2079111643.9
2014年3月21211210052.8
2015年3月24011912149.6
2016年3月25612313348.0
2017年3月25613012650.9
2018年3月27713714049.6
2019年3月29314315048.9
2020年3月31115215947.6
2021年3月31315815548.9
2022年3月31315815550.4
2023年3月30916114852.3
2024年3月32416615851.1
2025年3月31717114753.8
2026年3月32117314853.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
162億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
148億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中27位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中122位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.9%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.6%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.9%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-12.8%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥773で、1年前と比べて+5.5%過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。

¥773-0.4%1ヶ月+0.4%1年+5.5%時価総額62億円
過去52週の値幅
安値¥748高値¥808

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.3倍
PER (会社予想)9.8倍
PBR0.36倍
配当利回り4.53%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+0.8%と小幅。週足では25日線と75日線が接近する中、方向感乏しく推移。52週高値808円から-5%、52週安値735円を下値にレンジ相場。出来高は低調で需給停滞。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。

プラスに働く材料4
  • PBR0.36倍の大幅割安継続影響

    純資産174億円に対し時価62億円、解散価値割れ

  • フォワードPER9.7倍の低さ決算発表後影響

    予想PER9.7倍、業績悪化を織り込み済み

  • 自社株買いの余地不定影響

    PBR低く自社株買いによるEPS改善可能性

  • 業績悪化で増配期待次回決算影響

    配当再開や増配の可能性、株主還元改善

マイナスに働く材料4
  • 売上高13%減の減収予想通年影響

    2026年3月期売上高116億円、前期比13%減

  • 営業利益17%減益通年影響

    営業利益10億円、前期比17%減

  • ROE2.9%の低収益性継続影響

    ROE2.9%と低く、資本効率悪化

  • 無配当継続リスク継続影響

    配当利回り0%で株主還元不足

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.53%。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
4.53%
いまの株価に対して
配当性向
59.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3529.9
2018年3月350.029.4
2019年3月4014.333.2
2020年3月35−12.532.7
2021年3月350.037.4
2022年3月350.037.2
2023年3月350.037.1
2024年3月350.037.8
2025年3月350.040.2
2026年3月350.059.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,743人。区分でいちばん多いのは個人・その他89.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.1%を占め、残る92.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他90.789.489.488.689.589.3
事業法人6.76.56.97.16.97.1
証券会社1.72.62.73.52.83.2
外国法人0.51.10.80.60.60.4
自己株式0.40.40.30.20.20.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
金融機関0.40.50.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東 行男36.09
02東 優子15.38
03スリーエースコーポレーション株式会社5.21
04山本 知宏2.99
05東 さゆり2.98
06東 祐子2.98
07アズマハウス社員持株会2.78
08徳田 芳和0.87
09吉田 忠義0.86
10JPモルガン証券株式会社0.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−74%、1株純資産は14期で−24%。直近期のROEは2.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2372,8258.7
2014年3月3012,84510.25.223.2
2015年3月2292,9817.87.130.6
2016年3月1953,0726.47.935.9
2017年3月2343,2537.47.129.9
2018年3月1171,7067.07.429.4
2019年3月1211,7866.96.433.2
2020年3月1011,8405.66.732.7
2021年3月951,9045.18.037.4
2022年3月941,9674.97.837.2
2023年3月902,0084.58.337.1
2024年3月992,0604.97.837.8
2025年3月952,1204.57.940.2
2026年3月632,1482.912.559.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額139百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
東行男代表取締役 社長682,910,000
平山豊和専務取締役 営業部管掌 資産活用部管掌 建設部管掌 営業業務管理部管掌5610,574
大東篤史専務取締役 開発事業部管掌 賃貸部管掌 ホテル部管掌576,190
真川幸範常務取締役 財務部管掌 経営企画部管掌 経理部管掌625,000
北畑米嗣取締役71
田中郁久監査役(常勤)65
上岡美穂監査役44
小西順士監査役71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)412112130
社外監査役314145
社外取締役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容699字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、事業区分を「不動産・建設事業」、「不動産賃貸事業」、「資産活用事業」、「ホテル事業」、「その他」の5事業に区分し、事業活動を展開しております。 なお、事業区分は、「セグメント情報」と同一の区分であります。 (1)不動産・建設事業 分譲土地販売、建売住宅販売、売建住宅販売、注文建築を主力に、不動産販売、不動産仲介にいたる不動産に関連する全ての業務について、和歌山県和歌山市に3支店、和歌山県岩出市及び大阪府大阪狭山市に各1支店を展開し、地域密着型の店舗運営を行っております。また、中古住宅のリフォーム提案及びリフォーム工事等の請負業務、不動産購入に伴う損害保険代理業務及びローン事務代行業務等も不動産取引派生事業として行っております。 (2)不動産賃貸事業 不動産賃貸経営を主力に、不動産賃貸管理、不動産賃貸仲介を、和歌山県和歌山市に4支店、和歌山県岩出市に1支店及び和歌山県橋本市に1支店を展開しております。 (3)資産活用事業 資産運用提案型賃貸住宅、建売賃貸住宅販売を和歌山県及び大阪府を中心に事業展開しております。 (4)ホテル事業 和歌山県和歌山市内にビジネスホテルを3箇所保有し、運営しております。また、和歌山県和歌山市に焼肉店を1店舗、和歌山県和歌山市にカフェを1店舗運営しております。 (5)その他 東京都において、不動産及び賃貸管理業務のエリア拡大を図る事を目的とし、事業展開しております。 当社の中心的な事業である不動産・建設事業の事業系統図を示すと下記のとおりであります。 当社のビジネスモデルを示すと下記のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,628字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 すべての分野において「より大切に、より迅速に、すべてはお客様のために」をモットーに、商品の品質・性能・お客様への対応・サービスの向上は無限と考え、徹底してこだわり、お客様満足を徹底的に追求していくということを経営理念としております。 また、公正な競争を通じて付加価値を創出し、雇用を生み出すなど経済社会の発展を担うとともに、広く社会にとって有用な存在であり続けたいと考えており、その実現のため働くすべての人々が企業理念に基づき、高い倫理観を持って活動し、社会的責任の重さを自覚し、あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会から信頼され続ける企業を目指し行動する「企業行動憲章」を定めております。 (2)経営戦略 当社グループの展開する各事業を取り巻く環境につきましては、少子高齢化の加速、お客様ニーズの多様化、人材不足に加え、昨今の物価上昇に伴う、人件費・光熱費・原材料等の高騰など、今後も厳しい状況が継続するものと想定されています。このような状況の下、各事業の拡大・推進にあたり、既存事業の深耕と派生事業の推進、経営基盤の強化、利益の確保及び最大化の取り組みを進めてまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、「(2)経営戦略」に記載の当社グループの経営戦略を実現するため、優先的に対処すべき課題については以下のとおり取り組んでまいります。事業上及び財務上の課題においては、本書提出日現在において判断したものであり、実際の結果と異なる可能性があります。 ①既存事業の深耕と派生事業の推進 社会環境や事業環境が継続的に変化する中で、当社事業の安定的かつ持続的な成長を実現していくため、付加価値の高い商品・サービスを提供していくことが重要と考えています。また、当社グループが展開する事業と親和性の高い周辺領域への拡大を推進することで、新たなビジネスチャンスを創出する可能性もあることから、事業運営の効率性を高める仕組みづくりと管理体制の整備を図るために更なるDX化を推進し、従業員一人ひとりのスキルアップを図り、生産性の向上と従業員エンゲージメントの向上を図ってまいります。 ②経営基盤の強化 経営基盤の強化につきましては、ガバナンス体制の強化、バックオフィス体制の見直し、財務基盤の強化を図ってまいります。 a. ガバナンス体制の強化 危機管理体制の整備、事業継続計画(BCP)の策定・実施及び情報管理体制も含めたリスクマネジメント体制の強化を進めてまいります。 b. バックオフィス体制の見直し 全社横断的に業務効率化を図り、DX化を検討・導入して、生産性の向上を図ってまいります。 c. 財務基盤の強化 在庫リスクの低減、資本回転率の管理など資本効率性を意識した経営を推進してまいります。また、現状の調達手段に加え、新たな資金調達手段についても検討・実施し、安定的なキャッシュ創出体制の構築を目指してまいります。 ③利益の確保及び最大化 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付けております。株主の皆様への利益還元につきましては、収益力の向上を図り、配当原資を確保することにより継続的かつ安定的な配当の実施を基本方針として株主利益の最大化を目指した経営戦略を実践することにより、収益力の向上と事業基盤の拡大に努めてまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益性を明確に表す経常利益及び売上高経常利益率と安全性及び健全性を表す自己資本比率を経営指標としております。なお、売上高経常利益率については、8%以上、自己資本比率については、40%以上を維持することを目標としております。
事業等のリスク6,404字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、当社グループといたしましては必ずしも事実上のリスクとは考えていない事項につきましても、投資判断の上で、あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項につきましては、情報開示の観点から記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社グループの株式に関する投資判断は、本項記載内容等を慎重に検討した上で行う必要があります。 なお、以下の記載につきましては、本書提出日現在における判断によるものであり、当社グループの事業等及び株式への投資に係るリスクを全て網羅するものではありません。また、将来に関する事項につきましては、本書提出日現在で当社グループが判断したものであります。 (1)不動産市況の動向について 当社グループが属する不動産業界は、景気動向、経済情勢、金利動向、地価の動向等に影響を受けやすい特性があり、これらの影響から購入者の需要動向が悪化した場合等、取得価額と正味売却価額を比較し、正味売却価額が取得価額を下回っている場合には、商品評価損を計上することとしております。また、当初計画どおりに販売が進まない場合、販売用不動産が在庫として滞留する可能性があり、滞留期間が長期化した場合等は、期末における正味売却価額が簿価または取得価額を下回り、商品評価損を計上することも予想され、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 固定資産についても、将来キャッシュ・フロー等を算定し、減損損失の認識・測定を行っておりますので、地価動向や景気動向等によっては、固定資産の減損損失を計上することも予想され、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループは、保有する有形固定資産で実施する事業の収支状況などの計画と実績の差異を定期的にモニタリングすることで、減損の兆候を適時に把握することとしております。また、販売用不動産の販売状況などにおいても適時にモニタリングを行い、販売価格等の収支状況を把握し、適正価格などの検証などを行い、収益改善のための個別の対策を検討・実施しております。 (2)法的規制について 当社グループは、不動産業及び建設業に属し、「宅地建物取引業法」、「建設業法」及び関連する各種法令により規制を受けております。また、ホテル業及び飲食業にも属し、「旅館業法」、「食品衛生法」及び関連する各種法令により規制も受けております。 現時点において、当該免許及び許認可等が取消しとなる事由は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により、当該免許及び許認可等が取消され、又はそれらの更新が認められない場合には、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに、当社の業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループでは、社員教育の徹底、コンプライアンス体制の整備を行うことで、関連法規制の遵守に努めるとともに遵守状況において、内部監査等において適時にモニタリングを行っております。また、各種法規制の動向について、業界団体や専門家、関係取引先等からの情報を収集・分析し、適宜、弁護士等のアドバイスを受けながら、対応の検討を行っております。さらに、当社グループの業績に重大な影響を及ぼすと予想されるものについては、リスク・コンプライアンス委員会において諮問し、対応の検討を行うことで、リスクの低減に努めております。 アズマハウス株式会社 免許、登録等の別   番号   有効期間   取消条項 宅地建物取引業免許   国土交通大臣(3)第8219号   自 2021年11月3日至 2026年11月2日   宅地建物取引業法第66条、67条 免許、登録等の別   番号   有効期間   取消条項 特定建設業許可   和歌山県知事(特-7)第15484号   自 2025年6月30日至 2030年6月29日   建設業法第3条 一級建築士事務所登録   和歌山県知事第(リ)28-4   自 2025年9月29日至 2030年9月28日   建築士法第26条 賃貸住宅管理業免許   国土交通大臣(02)第001397号   自 2021年9月25日至 2026年9月24日   賃貸住宅管理業法第5条 旅館業営業許可   和歌山市指令保生第492号   2008年5月7日取得有効期限なし   旅館業法第3条 旅館業営業許可   和歌山市指令保生第2005号   2004年8月11日取得有効期限なし   旅館業法第3条 旅館業営業許可   和歌山市指令保生第4743号   2010年2月16日取得有効期限なし   旅館業法第3条 飲食店営業許可   和歌山市指令保生第3509号   自 2022年3月2日至 2028年3月31日   食品衛生法第52条 食肉販売業許可   和歌山市指令保生第286号   自 2022年4月27日至 2028年4月30日   食品衛生法第52条 飲食店営業許可   和歌山市指令保生第1942号   自 2022年10月13日至 2028年10月31日   食品衛生法第52条 飲食店営業許可   和歌山市指令保生第1943号   自 2022年10月13日至 2028年10月31日   食品衛生法第52条 飲食店営業許可   和歌山市指令保生第5330号   自 2024年8月19日至 2030年8月31日   食品衛生法第52条 株式会社賃貸住宅センター 免許、登録等の別   番号   有効期間   取消条項 宅地建物取引業免許   和歌山県知事(11)第2093号   自 2022年10月22日至 2027年10月21日   宅地建物取引業法第66条、67条 株式会社シージェーシー管理センター 免許、登録等の別   番号   有効期間   取消条項 賃貸住宅管理業免許   国土交通大臣(01)第002674号   自 2021年11月19日至 2026年11月18日   賃貸住宅管理業法第5条 一般建設業許可   和歌山県知事(般-6)第15323号   自 2024年11月1日至 2029年11月1日   建設業法第3条 興國不動産株式会社 免許、登録等の別   番号   有効期間   取消条項 宅地建物取引業免許   東京都知事(17)第2518号   自 2023年12月24日至 2028年12月23日   宅地建物取引業法第66条、67条 マンション管理業免許   国土交通大臣(4)第030351号   自 2022年4月24日至 2027年4月23日   マンション管理適正化法第82条、83条 賃貸住宅管理業免許   国土交通大臣(02)第002385号   自 2021年11月5日至 2026年11月4日   賃貸住宅管理業法第5条 (3)競合について 当社グループが事業展開する不動産業界においては、大手企業を含む事業者が多数存在し、これらの事業者との競合が生じておりますが、セグメント間のシナジー効果をはじめとする不動産関連派生事業などのワンストップ営業を展開し、他社との差別化を進め、事業基盤の拡充を図っていく所存であります。 しかしながら、同業他社においては、当社と比較して、資本力、ブランド力等に優れる企業が多数あり、これらの企業との競合等により当社の想定どおり進捗する保証はなく、更に競合が激化した場合には、販売期間の長期化や値引販売等による採算悪化等が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが事業展開するホテル業及び飲食業においても、顧客確保のための企業間競争は激化しており、品質及びサービスの向上を行い、他社との差別化を図ってまいりますが、企業間競争の激化が進行する場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループは、長年にわたり培った経験と知見において、他社との差別化を図り、お客様ニーズを徹底的にこだわり、優位性を確保しております。顧客満足度の向上に特化した情報を活かし、販売力の強化と差別化を図ってまいります。 (4)資材等の調達について 当社グループが展開する事業において、石油化学製品である「ナフサ」を原料として多くの建築資材等が使用しております。現状の供給状況が継続いたしますと多くの建築資材等が供給制限や供給停止及び価格高騰が予想されており、そのような状況が継続した場合は、原価の大幅な増加及び建築工程が遅延となり引渡しについても遅延となることから予定された売上及び利益の確保が困難となる場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループは、品質の低下を回避し、可能な限り同等品あるいは代替品を様々な方法や手段を検討して安定した供給を実現し、売上及び利益の確保に努めてまいります。 (5)食材の品質管理について 当社グループは、飲食店を営業しておりますが、食品衛生法に基づき運営し、品質管理の重要性を十分認識した上で従業員に対して品質管理の指導を行っておりますが、食中毒、異物混入等の問題が発生した場合は、営業停止あるいは風評被害等により当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループは、食品衛生に関するマニュアルを定め、厚生労働省による「HACCP」に取り組んでおります。また、内部監査等による適時にモニタリングを行い、発生リスクの低減に努めております。 (6)有利子負債への依存について 当社グループは、不動産の取得資金を主に金融機関からの借入金によって調達しているため、有利子負債への依存度が高い水準にあります。今後は、主力行をはじめとする金融機関との良好な取引関係の構築・維持に努めるとともに資金調達手段の多様化に取り組んでまいりますが、金融情勢の変化等により金利水準が変動した場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループは、健全な財務体質の構築・維持に努め、金利動向や金融機関の融資姿勢を注視するとともに取引金融機関の開拓・拡大や親密なコミュニケーションを通じて関係強化を図り、資金調達の円滑化と多様化に努めております。 (7)人材の確保と育成について 当社グループは、縦割りの組織ではなく、横との連携を密にとり、効率的かつ機動的な経営を指向し、柔軟に事業推進を行い、少人数で最大のパフォーマンスを生み出す組織体制の構築を目指しております。当社グループが推進する不動産に係る事業については、様々なノウハウを要する業務であり、人材は極めて重要な経営資源であります。当社グループが確実な事業推進と企業成長をしていくためには、ノウハウ・情報の共有化、従業員の継続的能力の向上に努めるとともに、専門性の高い人材の確保やマネジメント層並びに次世代を担う若手社員の採用及び育成・教育が不可欠であります。しかしながら、当社グループが求める人材の確保や育成が計画どおり進まない場合は、あるいは、現時点における有能な人材が社外流出した場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループは、不動産業をはじめ、不動産賃貸業、建設業並びにホテル業、飲食業と多岐に事業を展開する上で、様々なセミナーの受講や専門家とのアドバイザリーにより、社員教育を有効的かつ積極的に活用しております。また、表彰制度や資格取得などの報奨金制度の策定などを通じ、従業員のスキルアップに積極的に取り組んでおります。「わかやま推進事業所」の認定や「健康経営優良法人2026(中小規模法人)」の認定を受け、従業員の健康管理を経営視点で捉え、より良い職場環境及び労働環境の保全を図り、人材の確保と育成リスクの低減に努めております。 (8)自然災害等について 大規模な地震や風水害等の自然災害、新型インフルエンザ等を含む重篤な感染症などの危機事象が発生し、従業員の生命に危機が生じるような緊急事態に陥った場合、事業継続が困難となる可能性があります。当社グループでは、危機管理規程及び事業継続計画(BCP)を策定しておりますが、危機事象の多くは発生を予測することが困難であり、このような対策をもってしてもすべての被害や影響を回避できるとは限りません。 (リスクへの対応策) 自然災害等の発生リスクについては、データ保存及びインターネット回線の二重化、帰宅困難者対策、防災備蓄、防災訓練等を実施しています。また、当社グループが供給する建物については、耐震基準を満たした上で制震性能を装備し「住宅瑕疵担保責任保険」の付保とともに「地盤保証」も付保するなどリスクの低減・分散を実施しております。 (9)個人情報の管理について 当社グループは、事業活動により様々な個人情報をお預かりしております。当社グループは、個人情報の取扱に関して、管理規程を設け、体制整備を行い、また、システム上においては、ファイル保管の厳重化、監視ソフトの導入、アクセス権限の制限等を行っており、個人情報以外の情報の取扱も含めて情報管理全般にわたる体制強化を図っております。しかしながら、不測の事態により、個人情報が外部に漏洩するような事態となった場合は、当社グループの信用の失墜、賠償責任を課せられる可能性もあり当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 個人情報を含む情報の管理については、情報に応じた閲覧権限の設定、ID登録、外部侵入防止システムの採用及び持ち出し制限システムなどにより情報流出の防止を図っております。また、「個人情報取扱管理規程」、「特定個人情報取扱管理規程」及び「情報管理規程」を定め、情報管理の知識及び意識の徹底を図ることにより情報漏えいリスクの低減に努めております。 (10)訴訟等のリスクについて 当社グループは、当連結会計年度末現在において、当社グループの業績に影響を及ぼす訴訟を提起されておりませんが、万が一将来において、顧客との認識の齟齬、瑕疵の発生等に伴いクレーム、トラブルが発生した場合、リスク・コンプライアンス委員会において対応の検討あるいは弁護士の関与のもと相手先との協議・交渉を行っておりますが、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの訴訟等の内容及び結果によっては、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 当社グループでは、訴訟情報の前兆を把握するため、当社グループ内での報告・組織体制を構築しており、従来の職制ラインに加え、内部監査室が法務窓口となり、弁護士等との連絡を緊密にしております。また、当社グループでは、土地の選定・仕入、建築設計の段階から一貫して事業に携わることで、各工程で発生しうるリスクに対して早期に発見できる品質管理体制を構築しております。さらに、関連法令やマニュアルの遵守状況において内部監査等で適時にモニタリングを行うことにより、訴訟リスクの低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,291字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、社会経済活動の正常化が進み、緩やかな持ち直しの動きが見られたものの、物価の上昇や建設コストの高止まりにより、企業を取り巻く経営環境は厳しい状況が続いており、依然として先行きは不透明な状況となっております。 当社グループの展開する各事業を取り巻く環境は、少子高齢化の加速、顧客ニーズの多様化に加え、物価上昇に伴う人件費・エネルギー価格・原材料費の高騰など、厳しい状況で推移いたしました。このような状況下、当社グループは外的リスクを慎重に見極めながら、強みであるワンストップ体制のシナジー効果の最大化戦略を推進することで、持続的な成長と収益構造の最適化に注力してまいりました。 不動産・建設事業につきましては、気候変動による自然災害の激甚化及び発生懸念に加え、建築物省エネ法改正(全新築住宅の省エネルギー基準適合義務化への対応)や長期優良住宅認定制度の見直し等を背景に、お客様ニーズの多様化への対応がより一層求められる中、仕様の見直し等を行い、品質・サービスの向上に努めてまいりました。 不動産賃貸事業につきましては、当社グループのメイン事業として、家主としての賃収入増加に最大限の注力を図り、収益構造の安定化を行ってまいりました。また、セグメント間及び事業間でのシナジー効果を最大限まで活かし、安定した入居率の確保と資産価値の向上を踏まえたオーナー様への提案などを強化し、セグメント売上及びセグメント利益とともに計画どおりの結果となりました。 資産活用事業につきましては、建築資材原価高騰により収益性が低下するものの不動産賃貸事業とのセグメント間シナジー効果を最大限に活かし、さまざまな情報チャネルを活用することで、安定的な賃貸経営の事業提案を行ってまいりました。 ホテル事業につきましては、継続的な円安基調がインバウンド需要につながりましたが、国内旅行需要は、個人消費が停滞傾向となり伸び悩みました。また、原材料費及び人件費の高騰に伴い、商品・サービスの内容を変更し、適正性及び快適性の向上を実践してまいりました。 その結果、当連結会計年度における業績は、売上高は11,622百万円(前年同期比12.5%減)、営業利益は1,010百万円(前年同期比17.9%減)、経常利益は917百万円(前年同期比20.4%減)、売上高経常利益率は7.9%(前年同期8.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は504百万円(前年同期比34.1%減)となりました。 セグメントごとの販売状況は次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(千円)   前年同期比(%)   内容 不動産・建設事業   6,299,893   80.5   分譲土地販売、建売分譲住宅販売、売建分譲住宅販売、注文建築、リフォーム及び公共工事、土地・中古住宅の買取・販売・仲介、保険代理業(分譲土地211区画、建売分譲住宅113棟、売建分譲 住宅17棟、注文住宅20棟、中古住宅32棟) 不動産賃貸事業   3,881,996   101.5   不動産賃貸経営、賃貸管理及び賃貸仲介(自社物件2,298戸、管理物件14,912戸) 資産活用事業   661,447   78.0   資産運用提案型賃貸住宅販売及び建売賃貸住宅販売(賃貸住宅13棟、賃貸中古住宅3棟) ホテル事業   738,461   102.0   ビジネスホテル及び飲食店の運営 その他(注3)   46,226   70.9   連結子会社(興國不動産株式会社)等の事業活動 合計(注1)   11,628,026   87.5   ― セグメント間取引   △5,652   97.1   ― 連結財務諸表の売上高   11,622,373   87.5   ― (注)1.セグメント間取引については含めて記載しております。 2.主たる販売先は不特定多数の一般消費者であり、相手先別販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。 3.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社(興國不動産株式会社)等の事業活動を含んでおります。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 セグメント間取引については含めて記載しております。 (不動産・建設事業) 不動産・建設事業は、分譲土地211件、建物150件、中古住宅32件の販売を行いました。その結果、売上高は6,299百万円(前年同期比80.5%)、セグメント利益は106百万円(前年同期比33.5%)となりました。 (不動産賃貸事業) 不動産賃貸事業は、自社物件2,298戸、管理物件14,912戸を保有し、賃貸経営、賃貸管理及び賃貸仲介を行いました。その結果、売上高は3,881百万円(前年同期比101.5%)、セグメント利益は1,123百万円(前年同期比105.8%)となりました。 (資産活用事業) 資産活用事業は、賃貸住宅13件、賃貸中古住宅3件の販売を行いました。その結果、売上高は661百万円(前年同期比78.0%)、セグメント利益は42百万円(前年同期比48.5%)となりました。 (ホテル事業) ホテル事業は、3箇所のビジネスホテル、2箇所の飲食店舗を運営しました。その結果、売上高は738百万円(前年同期比102.0%)、セグメント利益は50百万円(前年同期比56.3%)となりました。 (その他) その他事業は、連結子会社(興國不動産株式会社)において不動産仲介及び賃貸管理を行いました。その結果、売上高は46百万円(前年同期比70.9%)、セグメント利益は1百万円(前年同期比6.8%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ54百万円増加し、当連結会計年度末には3,488百万円となりました。 また、当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フローは、1,393百万円の収入(前連結会計年度は2,714百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益900百万円、非資金取引である減価償却費500百万円及び棚卸資産の減少額297百万円であります。主な減少要因は、法人税等の支払額366百万円、利息の支払額204百万円及び前払金の増加額87百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,080百万円の支出(前連結会計年度は1,440百万円の支出)となりました。主な減少要因は、有形固定資産(主として賃貸用不動産)の取得による支出931百万円及び定期預金の預入による支出136百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、259百万円の支出(前連結会計年度は1,295百万円の支出)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入3,170百万円及び短期借入金の純増加額221百万円であります。主な減少要因は、長期借入金の返済による支出3,306百万円、配当金の支払額281百万円及び社債の償還による支出40百万円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループが営む事業では、生産実績を定義することが困難であるため「生産実績」は記載しておりません。 b. 受注実績 当連結会計年度における不動産・建設事業、資産活用事業セグメントの受注高及び受注残高は次のとおりであります。不動産賃貸事業及びホテル事業においては受注が存在していないため、記載しておりません。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 不動産・建設事業   6,936,861   96.4   2,716,896   124.7 資産活用事業   872,561   84.0   334,229   88.7 合計   7,809,423   94.9   3,051,126   119.4 (注)1.セグメント間取引については、含めて記載しております。 2.金額は販売価格によっております。 3.アズマハウス株式会社に関連する受注高及び受注残高を記載しております。 c. 販売実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績は、「第2  事業の状況  4  経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。なお、主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の主要な相手先がいないため記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討の内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績等は、以下のとおりであります。 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、11,622百万円(前年同期比12.5%減)となりました。 不動産・建設事業においての売上高は、6,299百万円(前年同期比19.5%減)となりました。これは主に、分譲土地販売及びリフォーム工事の増加によるものであります。 不動産賃貸事業においての売上高は、3,881百万円(前年同期比1.5%増)となりました。これは主に、当社グループが保有する自社物件及び管理物件の安定的な収益を維持しつつ、新規顧客の獲得及び管理サービスを行ったことによるものであります。 資産活用事業においての売上高は、661百万円(前年同期比22.0%減)となりました。これは主に、賃貸住宅販売の件数の減少及び受注金額の影響によるものであります。 ホテル事業においての売上高は、738百万円(前年同期比2.0%増)となりました。国内旅行者は増加傾向にあるものの、プライシングの遅れによるものであります。 その他においての売上高は、46百万円(前年同期比29.1%減)となりました。これは主に、不動産仲介手数料収入の減少によるものであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は7,413百万円(前年同期比15.4%減)、売上総利益は4,208百万円(前年同期比6.9%減)となりました。売上高に対する売上総利益率は36.2%(前年同期は34.0%)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、販売費及び一般管理費3,198百万円(前年同期比2.7%減)を受け、1,010百万円(前年同期比17.9%減)となり、前連結会計年度に比べ220百万円減少しました。売上高に対する営業利益率は8.7%(前年同期は9.3%)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、営業外収益123百万円(前年同期比6.1%増)と営業外費用216百万円(前年同期比11.2%増)を受け、917百万円(前年同期比20.4%減)となり、前連結会計年度に比べ234百万円減少しました。売上高に対する経常利益率は7.9%(前年同期は8.7%)であります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた税金費用は、税金等調整前当期純利益の減少に伴い396百万円(前年同期比7.4%増)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は504百万円(前年同期比34.1%減)となり、前連結会計年度に比べ260百万円減少しました。 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ316百万円増加し、32,056百万円となりました。 流動資産については、前連結会計年度末に比べ223百万円増加し、8,780百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加190百万円、販売用不動産の増加116百万円、その他の流動資産の増加80百万円及び未成工事支出金の減少164百万円を反映したものであります。 固定資産については、前連結会計年度末に比べ93百万円増加し、23,275百万円となりました。これは主として、土地の増加228百万円、建設仮勘定の増加30百万円、繰延税金資産の減少114百万円及びのれんの減少37百万円を反映したものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ94百万円増加し、14,763百万円となりました。 流動負債については、前連結会計年度末に比べ508百万円増加し、3,945百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金の増加298百万円、短期借入金の増加221百万円、その他の流動負債の増加83百万円及び未払法人税等の減少82百万円を反映したものであります。 固定負債については、前連結会計年度末に比べ414百万円減少し、10,818百万円となりました。これは主として、資産除去債務の増加50百万円、長期借入金の減少428百万円及び社債の減少40百万円を反映したものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ222百万円増加し、17,293百万円となりました。これは主として利益剰余金の増加222百万円を反映したものであります。自己資本比率は53.9%(前連結会計年度末は53.8%)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報 当連結会計年度中におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、販売用不動産の仕入の他、工事費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、賃貸用不動産等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、投資資金や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、重要な会計方針等に基づき、資産・負債の評価及び収益・費用の認識に影響を与える見積り及び判断を行っております。これらの見積り及び判断に関しましては、継続して評価を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて、当該見積り及び当該仮定の不確実性の内容や変動により経営成績に生じる影響など、「第5 経理の状況 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ④ 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、業績予想に比べて売上高、営業利益及び経常利益は下回り、親会社株主に帰属する当期純利益は若干上回る結果となりました。 なお、経営指標としております、売上高経常利益率については、目標8%以上に対して7.9%と下回りましたが、自己資本比率については、目標40%以上に対して53.9%と上回る結果となりました。 当連結会計年度の業績予想及び実績は以下のとおりであります。 指標   2026年3月期(予想)   2026年3月期(実績)   2026年3月期(増減比) 売上高   11,430,000千円   11,622,373千円   192,373千円増 (1.7%増) 営業利益   980,000千円   1,010,422千円   30,422千円増 (3.1%増) 経常利益   900,000千円   917,602千円   17,602千円増 (2.0%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   600,000千円   504,571千円   95,428千円減 (15.9%減)

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開示資料

出典

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