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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ポラリス・ホールディングス

Polaris Holdings Co., Ltd.3010 · Standard · サービス業

ホテル運営と投資の二軸で展開。自社所有・賃借・運営受託・フランチャイズと多様な形態でホテル事業を手掛ける。

概要

ポラリス・ホールディングス株式会社(旧商号:価値開発株式会社、上毛撚糸株式会社)は、1912年に絹織物用撚糸の製造販売会社として創業し、その後不動産事業を経てホテル運営・投資事業に特化した企業である。現在は「KOKO HOTELS」を中心とするホテル運営事業と、ホテル不動産への投資事業を二本柱とする。2026年3月期の連結売上高は485億円、営業利益40億円、親会社株主純利益46億円。従業員数1,196人。東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード3010)、業種はサービス業に分類される。

ホテル運営事業とホテル投資事業の二軸

当社グループは、ホテル運営事業とホテル投資事業の二つのセグメントで構成される。ホテル運営事業はさらに三つの形態に分かれる。自社が不動産を保有するホテルや賃借ホテルを運営するマネジメント事業、不動産オーナーから運営業務を受託するオペレーション事業、米国発祥のベストウェスタンホテルおよび自社ブランドホテルのフランチャイズを展開するフランチャイズ事業である。ホテル投資事業はホテル不動産への投資を行い、安定的な収益配当を獲得する。2026年3月期のセグメント売上高は、ホテル運営事業が48,435百万円、ホテル投資事業が35百万円。営業利益はそれぞれ5,099百万円、35百万円である。ホテル運営事業が売上・利益の大部分を占め、グループ全体の収益を牽引している。

スターアジアグループ傘下でのM&Aによる拡大

当社は2019年3月、スターアジアグループに属するファンドからの第三者割当増資により、同グループの傘下に入った。以降、M&Aを積極的に活用して事業規模を拡大している。2023年3月にはRed Planet Holdings (Philippines) Limitedの株式を取得し、同社および子会社12社を子会社化。2024年12月には株式会社ミナシアと株式交換を行い、同社および株式会社ミナシアトータルサービスを子会社化した。2026年3月期末時点の連結子会社数は18社。また、2024年3月には当社を存続会社とする吸収合併で株式会社バリュー・ザ・ホテル宮城など3社を統合し、2026年1月には株式会社フィーノホテルズなど3社を吸収合併するなど、グループ内の再編も進めている。これにより運営効率の向上と経営資源の集中を図っている。

中期経営計画2030と成長戦略

当社は2026年5月13日、「中期経営計画2030」を策定した。計画では、ホテル運営プラットフォームの拡大を軸に、新規出店、ホテル投資、M&Aを組み合わせた成長を掲げる。新規出店は新築ホテルと既存ホテルのリブランド案件の両方を推進し、短期と中長期の収益貢献を両立させる。数値目標として、2031年3月期に運営ホテル数150、運営客室数20,000室、売上高1,000億円、営業利益100億円を掲げる。また、株主還元として配当性向50%以上、資本効率指標としてROE10%以上を目標とする。経営指標としては、客室稼働率、平均客室単価(ADR)、RevPAR、のれん償却前利益を重視する。インバウンド需要の回復を追い風に、既存ホテルの収益性向上とブランド多角化を進める方針である。

業界の中での役割はホテル運営事業者であり、ホテル不動産への投資家。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
485億円
営業利益
40億円
営業利益率
8.2%
純利益
46億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
ホテル事業37億円50.0%-11億円-29.7%
その他37億円50.0%-10億円-27.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ホテル運営市場主力

自社所有ホテルや賃借ホテルの運営、不動産オーナーからの運営受託、ベストウェスタン等のフランチャイズチェーン運営を展開。多様な形態でホテル運営を手掛ける。

主な製品・サービス3
マネジメント事業
自社や賃借したホテルの運営。収益向上を目的とした経営管理。
オペレーション事業
不動産オーナーから運営業務を受託。ホテル運営のノウハウを提供。
フランチャイズ事業
ベストウェスタンホテル等のフランチャイズ加盟業務。ブランド力を活用した運営。

02ホテル不動産投資市場準主力

ホテル不動産への投資を実施。運営事業と連携し、収益性の高い物件へ投資する。

製品と技術

主力ブランド「KOKO HOTELS」の展開

当社グループは、「KOKO HOTELS」を主力ブランドとして全国展開している。2025年4月から2026年2月にかけて、「KOKO HOTEL 沼津インター」「KOKO HOTEL 沼津駅前」「KOKO HOTEL 大阪なんば 千日前」「KOKO HOTEL 東京西葛西」「KOKO HOTEL 横浜鶴見」など「KOKO」ブランドを冠したホテルを相次いで開業した。また、既存ホテルの「KOKO HOTELS」へのリブランドも推進している。ブランドコンセプトは「旅に笑顔を。人生に彩りを。」。運営形態はマネジメント(自社保有・賃借)、オペレーション(運営受託)、フランチャイズ(ベストウェスタンなど)と多岐にわたる。2026年3月期には新たに8ホテルの運営を開始し、運営規模を拡大した。中期経営計画では2031年3月期に運営ホテル数150、客室数20,000室を目標とする。

フランチャイズ事業と自社ブランドの多角化

フランチャイズ事業では、米国発祥の世界的ホテルチェーンであるベストウェスタンホテルのフランチャイズ加盟業務を行っている。これに加えて、自社ブランドとして「yugen kyoto shijo」(京都市)や「コンパスホテル名古屋」、「ホテル ふたり木もれ陽」(静岡県伊東市)など、個性的なホテルも展開。これらは顧客ニーズの多様化に対応したブランド多角化戦略の一環である。2025年7月開業の「ホテル ふたり木もれ陽」はリゾート志向、2025年9月開業の「yugen kyoto shijo」は高級志向を打ち出す。当社は「KOKO HOTELS」を軸としつつも、ホテル形態の多彩なポートフォリオを構築し、幅広い客層の獲得を目指している。

ホテル投資事業:スターアジアとの共同出資

ホテル投資事業は、当社グループがホテル不動産に投資し、安定的な収益配当を得るセグメントである。2025年5月に開業した「KOKO HOTEL 大阪なんば 千日前」は、スポンサーであるスターアジアグループとの共同出資物件であり、当社が運営も手掛ける。投資事業の売上高は2026年3月期で35百万円、営業利益35百万円と小規模だが、グループ全体のバランスをとる役割を果たす。投資案件はスポンサーとの連携を活用して厳選し、リスクを分散している。この事業は、運営事業とは独立して収益を生み出し、グループ全体の収益基盤の多様化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

売上高485億円へ急成長、M&Aで規模拡大加速

ポラリス・ホールディングスはサービス業で、売上高が225億円から485億円へと急拡大しており、営業利益率は8.25%と高い水準を維持している。同業のジンジブやJSHと比べて規模は大きく、積極的なM&Aにより事業ポートフォリオを拡充している。一方で、過去の買収で抱えたのれんや統合リスクが存在し、成長の持続性には注意が必要。また、買収先の業績悪化が連結業績を圧迫する可能性があり、投資家は慎重な見方を強いられる。

強み

  • 売上高が2倍以上に拡大し、高い成長性を示している。
  • 営業利益率10%前後で推移し、効率的な経営を実現。
  • 過去の買収で事業基盤を強化し、ポートフォリオを多様化。
  • 強力な経営陣が成長戦略を牽引し、株主価値向上を目指す。

課題

  • 買収に伴うのれんが大きく、減損リスクが収益を圧迫。
  • 買収先とのシナジー創出が遅れると、事業全体の効率が低下。
  • 買収に頼る成長で、有機的な成長力が弱まる懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がポラリス・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12325NJS473億円14.4倍
2212Aフィットイージー470億円25.0倍
36088シグマクシス・ホールディングス470億円11.5倍
46062チャーム・ケア・コーポレーション466億円11.5倍
56099エラン450億円14.3倍
63010ポラリス・ホールディングス449億円9.8倍
76078バリューHR433億円57.1倍
85261リソルホールディングス430億円15.8倍
94771エフアンドエム423億円14.1倍
104337ぴあ419億円12.4倍
119740セントラル警備保障414億円15.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

1912年創業:絹織物用撚糸メーカーとして出発

1912年9月、群馬県伊勢崎市に資本金300千円で上毛撚糸株式会社が設立された。本社工場で絹織物用撚糸の製造販売を開始。1937年6月には前橋市に六供工場を開設し生産能力を拡大。1943年12月には本社工場を売却し、本社を前橋市に移転した。1954年9月には新潟県加茂市に加茂工場を開設、同年11月には横浜営業所を開設し販路を拡大。創業後約40年にわたり、撚糸事業を基盤に生産・販売体制を強化した。1959年6月には東京証券取引所店頭銘柄として株式公開(資本金150百万円)、1961年10月には東証第二部に上場(資本金225百万円)し、資本市場へのアクセスを広げた。

1961年:商品先物取引業への進出と多角化の芽

上場と同じ1961年4月、横浜生糸取引所で商品先物取引業を開始した。これは生糸関連の知識を活かした事業多角化の一環であった。しかし、2001年7月には横浜営業所を閉鎖し商品先物取引業から撤退。先物事業は約40年続いたが、事業環境の変化により採算が合わなくなったとみられる。また、1972年3月には株式会社上毛ハウジングを設立し、不動産関連事業に進出。これが後の事業転換の足がかりとなる。1976年3月には六供工場を閉鎖し、繊維事業の縮小が始まった。1979年3月には株式会社赤城カートランドを設立し、その後1986年3月に社名を上毛ファミリーサービス株式会社に変更し保険代理業を開始するなど、非繊維事業の多角化を推進した。

1972年:不動産事業と保険代理業への展開

1972年3月、株式会社上毛ハウジングを設立し、不動産関連事業を本格化。同年4月に不動産関連事業を開始した。1979年3月には株式会社赤城カートランド(後の上毛ファミリーサービス)を設立し、1986年3月には保険代理業を開始。こうした多角化は、繊維事業の斜陽化に対応するためのものであった。2001年3月には上毛ハウジングを株式会社上毛イットに商号変更し、ブロードバンド関連事業を開始するが、2004年7月には同社を解散。IT事業は短期間で終了した。一方、不動産事業はその後も継続され、2006年10月には東京証券取引所の所属業種を「繊維業」から「不動産業」に変更するまでに成長した。

2001年~2008年:事業構造の大転換と社名変更

2001年5月、上毛撚糸株式会社から株式会社上毛へ商号変更。創業以来の「撚糸」の名を外し、繊維専業からの脱却を明確にした。同年7月には商品先物取引業から撤退。2004年にはブロードバンド事業からも撤退し、2006年10月には証券取引所の業種を「不動産業」に変更。2008年10月には株式会社上毛から価値開発株式会社へ商号変更し、不動産開発を前面に打ち出した。この間、2006年9月には東証の信用銘柄、同年12月には貸借銘柄に選定されたが、2009年には本店を東京都千代田区有楽町へ移転し、事業の首都圏集中を図った。

2009年~2019年:ホテル事業への本格参入とスターアジアグループ傘下へ

2009年11月、株式会社フィーノホテルズを存続会社として株式会社ジェイ・エイチ・エムを吸収合併し、ホテル事業を本格化。同年12月には株式会社衣浦グランドホテルを設立。2011年8月には株式会社北海道上毛を株式会社バリュー・ザ・ホテルに商号変更し、ホテル運営ブランドを整備。2014年10月には株式会社プレミアリゾートオペレーションズの株式を取得し子会社化。2015年10月には証券取引所の業種を「不動産業」から「サービス業」に変更し、ホテル運営会社としての位置づけを確立した。2019年3月、スターアジアグループのファンドからの第三者割当増資により同グループの傘下に入り、資本基盤を強化した。

2021年~2023年:ポラリス・ホールディングスへの社名変更と海外進出

2021年5月、価値開発株式会社からポラリス・ホールディングス株式会社へ商号変更。北極星を意味する「Polaris」に、グループ全体の指針となる意味を込めた。2022年4月には東証の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2022年6月には株式会社ポラリス・アジアを設立し、アジア展開の足がかりとした。2023年3月、Red Planet Holdings (Philippines) Limitedの株式を取得し、同社及び子会社12社を子会社化。フィリピンにホテル運営基盤を獲得した。同年10月にはRed Planet Hotels Manila Corporationも子会社化し、マニラでの事業を拡大した。

2024年~2026年:ミナシア統合とグループ再編で事業基盤強化

2024年3月、当社を存続会社として株式会社バリュー・ザ・ホテル宮城、株式会社衣浦グランドホテル、株式会社プレミアリゾートオペレーションズを吸収合併。同年12月には株式会社ミナシアの全株式を株式交換で取得し、同社及び株式会社ミナシアトータルサービスを子会社化。これによりホテル運営プラットフォームが大幅に拡大した。2026年1月には株式会社フィーノホテルズ、株式会社ココホテルズ、株式会社バリュー・ザ・ホテルを吸収合併し、グループのシンプル化と効率化を推進。2026年3月期の連結売上高は485億円と前期比73.8%増、親会社株主純利益は46億円と過去最高を更新した。2026年5月には「中期経営計画2030」を策定し、さらなる成長目標を示した。

年表44件を開く

1910年代

  • 1912年9月創業群馬県伊勢崎市に資本金300千円をもって上毛撚糸株式会社を設立、本社工場にて絹織物用撚糸の製造販売を開始

1930年代

  • 1937年6月六供工場(群馬県前橋市)を開設

1940年代

  • 1943年12月本社工場を売却、本社を群馬県前橋市に移転

1950年代

  • 1954年9月加茂工場(新潟県加茂市)を開設
  • 1954年11月横浜営業所(神奈川県横浜市)を開設
  • 1959年6月上場東京証券取引所店頭銘柄として株式公開(資本金150百万円)

1960年代

  • 1961年4月横浜生糸取引所にて商品先物取引業を開始
  • 1961年10月上場東京証券取引所第2部に株式上場(資本金225百万円)

1970年代

  • 1972年3月創業株式会社上毛ハウジングを設立
  • 1972年4月不動産関連事業を開始
  • 1976年3月六供工場を閉鎖
  • 1979年3月創業株式会社赤城カートランドを設立

1980年代

  • 1986年3月商号変更株式会社赤城カートランドから上毛ファミリーサービス株式会社へ商号変更し、保険代理業を開始

2000年代

  • 2001年3月商号変更株式会社上毛ハウジングから株式会社上毛イットへ商号変更しブロードバンド関連事業を開始
  • 2001年5月商号変更上毛撚糸株式会社から株式会社上毛へ商号変更
  • 2001年7月横浜営業所を閉鎖、商品先物取引業から撤退
  • 2004年7月株式会社上毛イットを解散
  • 2006年9月東京証券取引所「信用銘柄」に選定
  • 2006年10月商号変更東京証券取引所の所属業種を「繊維業」から「不動産業」に変更
  • 2006年12月東京証券取引所「貸借銘柄」に選定
  • 2007年4月創業株式会社北海道上毛を設立
  • 2007年7月東京支社有楽町(東京都千代田区)オフィスを開設
  • 2007年9月創業株式会社ジェイ・エイチ・エムを設立
  • 2008年10月商号変更株式会社上毛から価値開発株式会社へ商号変更
  • 2009年10月本店所在地を群馬県前橋市から東京都千代田区有楽町へ移転
  • 2009年11月M&A株式会社フィーノホテルズを存続会社とし、株式会社ジェイ・エイチ・エムを消滅会社として吸収合併
  • 2009年12月創業株式会社衣浦グランドホテルを設立

2010年代

  • 2010年6月本店所在地を東京都千代田区有楽町から東京都千代田区神田紺屋町へ移転
  • 2011年8月商号変更株式会社北海道上毛から株式会社バリュー・ザ・ホテルへ商号変更
  • 2012年10月創業株式会社バリュー・ザ・ホテル宮城を設立
  • 2013年9月本店所在地を東京都千代田区神田紺屋町から東京都千代田区岩本町へ移転
  • 2014年10月M&A株式会社プレミアリゾートオペレーションズの株式を取得し、同社を子会社化
  • 2015年10月商号変更東京証券取引所の所属業種を「不動産業」から「サービス業」に変更
  • 2019年3月スターアジアグループに属するStar Asia Opportunity III LPに対する第三者割当による新株発行により同社が親会社となる。

2020年代

  • 2020年9月創業株式会社ステラホテルマネジメント(現:株式会社ココホテルズ)を設立
  • 2021年5月商号変更価値開発株式会社からポラリス・ホールディングス株式会社へ商号変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年6月創業株式会社ポラリス・アジアを設立
  • 2023年3月M&ARed Planet Holdings (Philippines)Limitedの株式を取得し、同社及び同社の子会社12社を子会社化
  • 2023年10月M&ARed Planet Hotels Manila Corporationの株式を取得し、同社を子会社化
  • 2024年3月M&A当社を存続会社とし、株式会社バリュー・ザ・ホテル宮城、株式会社衣浦グランドホテル及び株式会社プレミアリゾートオペレーションズを消滅会社として吸収合併
  • 2024年12月M&A株式会社ミナシアの株式を株式交換により取得し、同社及び株式会社ミナシアトータルサービスを子会社化
  • 2025年10月本店所在地を東京都千代田区から東京都中央区へ移転
  • 2026年1月M&A当社を存続会社とし、株式会社フィーノホテルズ、株式会社ココホテルズ及び株式会社バリュー・ザ・ホテルを消滅会社として吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 運営ホテル数2031年3月期まで150ホテル
  • 運営客室数2031年3月期まで20,000室
  • 売上高2031年3月期まで1,000億円
  • 営業利益2031年3月期まで100億円
  • 配当性向2031年3月期まで50%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新規出店の拡大

    新築ホテルの開業と既存ホテルのリブランドを推進し、ホテル運営プラットフォームを拡大する。新築案件は開業まで時間がかかるため、リブランド案件を組み合わせることで短期の収益貢献と中長期の成長を両立させる。

  2. 02

    既存ホテルの収益性向上

    マーケティング施策の実行、AIの活用、人材基盤の構築を通じて、既存運営ホテルの収益性を中長期的に向上させる。客室稼働率、平均客室単価(ADR)、RevPARの最大化を目指す。

  3. 03

    ホテル投資とM&Aの活用

    スポンサーであるスターアジアグループとの連携を活用し、成長機会を捉えたホテル投資やM&Aを実行する。アセットライト型の運営受託を基盤としつつ、投資を組み合わせて非連続的な成長を図る。

  4. 04

    ブランドポートフォリオの多様化

    「KOKO HOTELS」を軸としながら、ホテル形態の多様化や顧客ニーズの変化に対応したブランド展開を進める。既存ブランドの価値向上に加え、新ブランドの導入やポートフォリオ拡充を推進し、ターゲット層の拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,196人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は408万円で、9期前と比べて31.2%平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は2.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月144
2018年3月176
2019年3月59245.45.3221
2020年3月56146.14.5192
2021年3月54943.63.4191
2022年3月53642.83.2171
2023年3月49641.83.9358
2024年3月55643.33.3486
2025年3月52443.73.41,109252
2026年3月40837.82.61,196334

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 3 / 海外 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
Red Planet Manila Bay他12ホテル — Manila, Metro Manila, Philippines他9,248百万円
ホテル運営事業
KOKO HOTEL旭川駅前他35ホテル — 北海道旭川市他8,069百万円
ホテル運営事業
Red Planet BGC The Fort — Taguig, Metro Manila, Philippines2,495百万円
ホテル運営事業
ベストウェスタンプラスホテルフィーノ千歳 他38ホテル — 北海道千歳市他1,185百万円
ホテル運営事業
主な関係会社
  • 海外
    Star Asia Group LLC (注)
    Wilmington,Delaware, U.S.A.
    議決権72.4%
  • 海外
    SAJP VI 3.0 LP (注)1
    Grand Cayman, Cayman Islands
    議決権45.4%
  • 海外
    Star Asia Partners VI Ltd. (注)2
    Grand Cayman, Cayman Islands
    議決権45.4%
  • 海外
    Star Asia Opportunity III LP (注)1
    Grand Cayman, Cayman Islands
    議決権26.7%
  • 海外
    SAO III GP Ltd. (注)2
    Grand Cayman, Cayman Islands
    議決権26.7%
  • 国内
    株式会社ミナシア(注)4 5
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミナシアトータルサービス(注)1 4
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ポラリス・アジア
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    Red Planet Holdings (Philippines) Limited (注)1 4
    Labuan, Malaysia
    議決権100.0%
  • 海外
    Red Planet Hotels Philippines Corporation (注)1 4
    Manila, Metro Manila, Philippines
    議決権100.0%
  • 海外
    RPH Philippines Land Corporation (注)1234
    Angeles City, Pampanga, Philippines
    議決権40.0%
  • 海外
    Red Planet Hotels Cebu Corporation (注)1 4
    Cebu City, Cebu, Philippines
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • Red Planet Hotels Cagayan de Oro Corporation (注)1 4Cagayan de Oro City, Misamis Oriental, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Ortigas Corporation (注)1 4Pasig, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Davao Corporation (注)1 4Davao City, Davao de Oro, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Quezon Corporation (注)1 4Quezon City, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Parañaque Corporation (注)1 4Para ñ aque, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Pasong Tamo Corporation (注)1 4Makati, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Binondo Corporation (注)1 4Manila, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Philippines Services Corporation (注)1234Makati, Metro Manila, Philippines40%
  • Red Planet Hotels Manila Bay Corporation (注)1 4Manila, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Global Corporation (注)1 4Pasig, Metro Manila, Philippines100%
  • Red Planet Hotels Manila Corporation (注)1 4Taguig, Metro Manila, Philippines100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は485億円営業利益40億円前期と比べると増収増益で、売上が+73.8%、利益が+42.9%。

売上高
+73.8%
485億円
営業利益
+42.9%
40億円
純利益
+76.9%
46億円
営業利益率
8.2%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高545億円485億円
営業利益42億円40億円
純利益16億円46億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は121億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+348.1%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q206
2024年1Q2727.40
2024年2Q1142421.126
2024年3Q4149.82
2024年4Q435
2025年2Q1031211.79
2025年4Q176169.117
2026年2Q230198.311
2026年4Q255218.235
2027年1Q12165.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は49億円から485億円へ9.9倍に増えた。直近期の営業利益率は8.2%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月49−13−33
株式会社プレミアリゾートオペレーションズの株式を取得し、同社を子会社化
2014年3月56−21
東京証券取引所の所属業種を「不動産業」から「サービス業」に変更
2015年3月5421
2016年3月5844
2017年3月5770
2018年3月47−5−4
2019年3月51−7−30
株式会社ステラホテルマネジメント(現:株式会社ココホテルズ)を設立
2020年3月55−3−2
価値開発株式会社からポラリス・ホールディングス株式会社へ商号変更
2021年3月30−17−21
株式会社ポラリス・アジアを設立
2022年3月37−16−18
Red Planet Holdings (Philippines)Limitedの株式を取得し、同社及び同社の子会社12社を子会社化
2023年3月70−25
当社を存続会社とし、株式会社バリュー・ザ・ホテル宮城、株式会社衣浦グランドホテル及び株式会社プレミアリゾートオペレーションズを消滅会社として吸収合併
2024年3月2252633
2025年3月279281910.026
当社を存続会社とし、株式会社フィーノホテルズ、株式会社ココホテルズ及び株式会社バリュー・ザ・ホテルを消滅会社として吸収合併
2026年3月48540298.246

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高485億円のうち、営業利益として残るのは40億円8.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は46億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金4.1%20億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金87.6%425億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.2%40億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
95.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.7pt
8.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.4pt
9.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.4pt
15.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが58億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは37億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は72億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−722−19151
2014年3月−428−18247
2015年3月2−3−2−13
2016年3月110−11113
2017年3月319−22224
2018年3月−6−1114−172
2019年3月−3−824−1114
2020年3月13−1049
2021年3月−15−729−2217
2022年3月−78−488−8222
2023年3月−1−722−836
2024年3月77−17−696027
2025年3月43−3940472
2026年3月58−21−373772

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は692億円。このうち返さなくてよい自己資本が322億円で、自己資本比率は46.5%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月951940.5
2014年3月74116314.3
2015年3月76126415.6
2016年3月68165223.5
2017年3月44172738.1
2018年3月54134123.3
2019年3月5384515.8
2020年3月4073316.3
2021年3月50−858
2022年3月12021181.5
2023年3月2472921811.8
2024年3月2326916329.7
2025年3月67228338842.2
2026年3月69232237046.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
75億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
109億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
370億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中314位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
73.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥192で、1年前と比べて-2.8%過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。

¥192+0.5%1ヶ月-0.5%1年-2.8%時価総額449億円
過去52週の値幅
安値¥161高値¥228

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.8倍
PER (会社予想)28.1倍
PBR1.44倍
配当利回り5.21%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で-4.04%と下落し、8月14日に190円と前日比-4.04%。25日線(196円)を下回り、75日線(182円)は維持するが、200日線(182円)と接近。52週高値233円からは-18%で、RSIは38.71と売られすぎ圏に接近。出来高は8月14日に89.5万株と急増し、売りが集中。短期的な調整局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは9.66倍と業界平均22.98倍を大幅に下回り、割安感が強い。PBR1.38倍は平均3.31倍の半分以下で、ROE15.2%と高い収益性を考慮すれば割安。配当利回り5.26%は平均2.31%の2倍以上で魅力的。ただし、予想PER27.8倍と来期の利益成長鈍化が懸念されるが、現在の指標は割安で、配当も高水準を維持。同業他社との比較でも優位性が明確。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.8倍23.4倍
PER (予想)28.1倍
PBR1.44倍3.51倍
ROE15.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が急拡大し、営業利益率も10%前後と高いが、今後の成長持続性と収益の質が争点。強気派は、人手不足の長期化で市場が成長し、同社の事業拡大が続くとみる。PER9.7倍と割安で、配当利回り5.26%と高い点も魅力。一方、弱気派は、急成長がM&Aや低採算案件の拡大によるもので、実質的な収益力が低下している可能性を指摘。2026/3期の営業利益率が8.25%に低下することや、市場の競争激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 急成長の継続

    売上高が3期で約7倍に増加し、成長性が高い

  • PER9.7倍と割安

    成長企業にしては低く、収益に対して株価が割安

  • 高配当利回り5.26%

    株主への還元が厚く、利回りが魅力的

  • 売上高279億円→485億円へ73.8%増加通年影響

    売上高は279億円から485億円へ約206億円増加、営業利益も28億円→40億円へ拡大

  • 配当利回り5.26%と高水準の株主還元通年影響

    配当利回り5.26%、ROE15.2%、PBR1.38倍で株主還元と資本効率の高さが評価材料

  • 外国人保有比率87%で需給の下支え継続影響

    外国人保有比率87.08%と高く、海外マネーの継続的な買い需要が株価を下支えする

  • 純利益46億円と過去最高更新の可能性通年影響

    FY2026/3純利益は46億円と前期26億円から77%増加、実績PER9.66倍の割安感

マイナスに働く材料7
  • 営業利益率の低下

    2025/3期の10.04%から2026/3期は8.25%に低下見込み

  • 成長の質に疑問

    急成長がM&Aや安価な受注によるもので、収益性が悪化する恐れ

  • 競争の激化

    人材業界は参入が容易で、競争が激しくなり利益が圧迫される

  • 営業利益率10.04%→8.25%に低下通年影響

    売上高拡大の一方で営業利益率は1.79pt低下し、収益効率の悪化が嫌気される

  • 来期予想PER27.8倍と収益鈍化懸念決算発表後影響

    現在PER9.66倍に対し予想PER27.8倍と市場の先高期待が大きく、決算で失望した場合の反動に注意

  • 前期は純利益33億→26億と減益不定影響

    FY2025/3純利益は前年の33億円から26億円に減少しており、増益基調が持続するとは限らない

  • 外国人保有87%の高止まりで売りリスク継続影響

    外国人保有比率87.08%は過去1年で株価15.12%下落する中、海外勢の換金売りが株価を圧迫する可能性

次の決算で確かめる点
売上高成長率
急成長の持続性を確認するため
営業利益率
利益率の低下が深刻化しないか、収益性を監視するため
従業員数
人材サービスの供給能力を示し、需要に追いつくか見るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+66.7%いまの株価に対する利回りは5.21%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
5.21%
いまの株価に対して
配当性向
62.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年3月322.3
2026年3月566.762.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,453人。区分でいちばん多いのは外国法人86.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.2%を占め、残る99.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人77.081.281.575.584.886.0
個人・その他20.216.515.321.313.312.4
外国人個人1.71.82.01.91.01.1
証券会社0.60.20.81.00.60.3
事業法人0.40.30.30.20.10.2
金融機関0.20.00.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01SAJP VI 3.0 LP45.40
02Star Asia Opportunity III LP26.66
03THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)9.90
04DBLDN HSE EQT 2 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.62
05マルコム・エフ・マクリーン4世0.98
06増山 太郎0.98
07CHARLES SCHWAB FBO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.31
08PERSHING SEC INT LTD CLIENT ASSET CUSTODY A/C (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.28
09BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/CLIENT ASSET (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.22
10BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.19

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-07
    エスエーオー・スリー・ジーピー・リミテッド(SAO III GP Ltd.)
    変更報告
    26.66%
  • 2026-04-30
    エスエーオー・スリー・ジーピー・リミテッド(SAO III GP Ltd.)
    新規の大量保有報告
    26.66%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+162%、1株純資産は11期で+1642%。直近期のROEは15.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−32
2014年3月1816.050.0
2015年3月1911.267.0
2016年3月3112030.018.8
2017年3月41242.985.4
2018年3月−3193
2019年3月−20016
2020年3月−412
2021年3月−38
2022年3月−26
2023年3月52534.618.3
2024年3月275567.49.2
2025年3月1712114.811.222.3
2026年3月2013715.29.062.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高倉茂取締役会長77149,400
田口洋平代表取締役社長4154,800
下嶋一義取締役 兼 最高執行責任者 営業本部長 兼 運営本部長 兼 IT本部長5620,000
細野敏取締役 兼 最高財務責任者 財務本部長46105,615
辻川高寛取締役 開発本部長 兼 海外事業本部長4982,400
俵健太郎取締役 経営企画本部長6020,000
松﨑充宏取締役 管理本部長5820,000
Joseph Altwasser取締役62136,200
松尾剛取締役 常勤監査等委員68
諸橋隆章取締役 監査等委員5138,000
渡辺久美子取締役 監査等委員57
鈴木優作40

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)94524708
社外取締役417174

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容322字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社18社で構成され、ホテル運営事業及びホテル投資事業を主な内容とする事業活動を展開しております。 (1)ホテル運営事業 マネジメント事業   …   自社が不動産を保有するホテル、不動産オーナーから賃借したホテルの運営を行っております。 オペレーション事業   …   不動産オーナーから運営業務を受託したホテルの運営を行っております。 フランチャイズ事業   …   米国発祥の世界的ホテルチェーンであるベストウェスタンホテル及び自社ブランドホテルのフランチャイズ加盟業務を行っております。 (2)ホテル投資事業 ホテル不動産への投資を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,135字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー) 当社は、2026年2月16日にミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を発表し、企業としての存在意義および目指す方向性を明確化いたしました。 ミッション:「旅に笑顔を。人生に彩りを。」 ビジョン:「旅を面白くする、ホスピタリティカンパニーへ」 バリュー:「お客さまに、仲間に、あなたに笑顔を。」 〔行動指針〕 01. その人の旅にそっと寄り添う 02. 自分がやる 相手を思いやる チームで成し遂げる 03. まずは動こう 早く学ぼう 04. 地域に根付き 地域と共に 05. ルールを守り 人を守る 当社グループは、ホテル運営を通じて新たな価値を創出し、顧客に選ばれ続ける存在となることを目指しております。事業活動を通じて社会に貢献するとともに、持続的な企業価値向上の実現を基本的な経営理念としております。 このMVVに基づき、全ての事業活動および経営判断を行い、中長期的な成長および企業価値向上を図ってまいります。 (2)経営環境 当社グループを取り巻く事業環境は、インバウンド需要の回復および拡大、国内旅行需要の持ち直し等を背景に、宿泊需要は中長期的な成長が見込まれる状況にあります。 一方で、物価上昇や為替相場の変動に加え、日中関係の動向や中東情勢の緊迫化等の地政学的リスクの影響により、外部環境の先行きについては不透明な状況が継続しております。 ホテル・観光業界においては、訪日外国人旅行者数の増加を背景に宿泊需要は堅調に推移しているものの、地域別・国別の需要動向には変動が見られるなど、環境変化への柔軟な対応が求められております。 (3)経営方針 このような環境のもと、当社グループは、ホテル運営を中核とした事業基盤の拡大を通じて持続的な成長の実現を基本方針としております。 当社グループは、スポンサーであるスターアジアグループとの連携を活用し、運営受託を中心としたアセットライト型の事業モデルを基盤としながら、必要に応じてホテル投資およびM&Aを組み合わせることで、成長機会の最大化を図っております。また、既存ホテルの収益性向上に加え、新規出店数の増加を通じてホテル運営プラットフォームの継続的な拡大を推進するとともに、客室稼働率および平均客室単価(ADR)の向上を通じたRevPARの最大化に取り組んでおります。さらに、のれん償却前の利益指標を用いて実質的な収益力を適切に把握し、持続的な成長と収益性向上の両立を図ってまいります。 (4)「中期経営計画2030」の概要 当社グループは、足元の事業環境の変化および今後の成長機会を踏まえ、2026年5月13日に「中期経営計画2030」を策定いたしました。 本計画では、ホテル運営プラットフォームのさらなる拡大を軸とし、新規出店、ホテル投資およびM&Aを組み合わせた成長戦略を推進することとしております。 特に、新規出店を成長の主軸と位置付けるとともに、既存ホテルの収益性向上を図りながら、運営ホテル数および客室数の拡大を通じて事業規模の拡大を目指しております。 また、出店が確定してから開業までに要する時間軸を踏まえ、新築ホテルに加え、リブランド案件の獲得を推進することにより、短期的な収益貢献と中長期的な利益成長の両立を図る方針としております。 (5)成長戦略 当社グループは、中期経営計画に基づき、以下の成長戦略を推進しております。 第一に、新規出店の拡大であります。新築ホテルの開業および既存ホテルのリブランドを通じて、ホテル運営プラットフォームの拡大を推進しております。 第二に、既存運営ホテルの収益性向上であります。各種マーケティング施策の実行、AIの活用並びに人材基盤の構築等を通じて、中長期的な収益の成長に取り組んでおります。 第三に、ホテル投資およびM&Aの活用であります。スポンサーとの連携を活用し、成長機会を捉えた投資を実行することで、非連続的な成長にも注力しております。 第四に、ブランドの多角化戦略であります。「KOKO HOTELS」ブランドを軸としつつ、ホテル形態の多様化および顧客ニーズの変化に対応したブランド展開を進めております。 (6)経営指標 当社グループは、事業の成長性および収益力を測る指標として、客室稼働率、平均客室単価(ADR)およびRevPAR等の運営指標に加え、のれん償却前の利益等を重視しております。 これらの指標を通じて、ホテル運営事業における収益力の向上および事業基盤の成長を適切に管理してまいります。 (2031年3月期までの数値目標) 2031年3月期目標 運営規模   運営ホテル数    150 ホテル 運営客室数   20,000 室 業績指標   売上高    1,000 億円 営業利益    100 億円 株主還元   配当性向   50%以上 資本効率性   ROE   10%以上 (7)対処すべき課題 当社グループは、持続的な成長の実現に向け、以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 第一に、出店戦略における時間軸の最適化であります。 当社グループは新規出店を成長の主軸としておりますが、新築ホテルについては契約から開業までに一定の期間を要することから、業績への寄与は中期的に顕在化する傾向にあります。このため、中期経営計画の前半期間における成長を確実なものとするためには、既存ホテルのリブランド案件の獲得を通じて、比較的短期間で収益化が可能な案件を積み上げていくことが重要であります。今後は、新築案件とリブランド案件のバランスを適切に図りながら、成長の時間軸を考慮に入れた出店戦略の最適化に取り組んでまいります。 第二に、出店拡大に対応した運営体制の強化であります。 当社グループは、業界内においても高い水準での出店を継続しており、今後のさらなる拡大に向けては、ホテル運営を担う人材の確保および育成、並びに運営品質の維持・向上が重要な課題であります。このため、採用活動の強化や人材育成体制の整備を進めるとともに、オペレーションの標準化および効率化を推進し、安定的かつ高品質な運営体制の構築に取り組んでまいります。 第三に、収益性を踏まえた投資判断の徹底と収益力の向上であります。 当社グループは、スポンサーとの連携を活用し、ホテル投資およびM&Aを含めた積極的な成長投資を推進しております。一方で、のれんの計上等により会計上の利益と実質的な収益力との間に乖離が生じ得ることから、投資にあたっては収益性および回収可能性を十分に踏まえた判断を行うことが重要であると認識しております。 今後は、のれん償却前の利益等を基軸とした実質的な収益力の向上を重視しつつ、持続的な成長と収益性向上の両立を図ってまいります。 第四に、ブランドポートフォリオの多様化であります。 当社グループは、これまで「KOKO HOTELS」ブランドを中心に宿泊特化型ホテルの展開を進めてまいりましたが、今後はホテル形態の多様化および顧客ニーズの変化に対応する必要があります。このため、既存ブランドの価値向上に加え、ブランドポートフォリオの拡充や新たなブランドの導入を含めた戦略的なブランド展開を推進し、ターゲット層の拡大と競争力の強化を図ってまいります。
事業等のリスク1,798字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ホテル運営事業につきましては、以下の事業等のリスクがあります。 ① 訪日外国人旅行客の減少 為替相場の状況や地政学的リスクの高まりなどにより、訪日外国人旅行客が減少し、稼働率及び客室単価が低迷する場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、運営ポートフォリオを拡大し利用顧客層を拡充することで、業績に与えるリスクの低減を図っております。 ② 自然災害や伝染病の発生 当社グループのホテルが、大規模地震や自然災害の発生により、建物や施設に損害を被り、一時的な営業停止となった場合や広域の伝染病の流行により、旅行や団体行動に制限が生じた場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 賃貸不動産の契約及び運営委託契約の条件変更及び中途解約 当社グループが一括借上している或いは運営受託しているホテル建物オーナーが、経済情勢等の理由により賃貸借契約又は運営委託契約を同条件で継続できなくなった場合、また中途解約となった場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、長期の賃貸借契約等の安定的な収益が確保できる契約形態による出店を推し進めることで、当該リスクの低減を図っております。 ④ 保有物件の不動産リスク 当社グループが運営しているホテルでは、当社グループが土地と建物を保有している物件や土地を賃借し建物を保有している物件があります。当該保有物件については、災害等によりホテル運営が行えなくなった場合や物件に被害が発生した場合、並びに不動産市況が悪化した場合などに減損などの損失が発生する可能性があります。 ⑤ 食中毒等の事故 当社グループの運営するホテルは、安全衛生には充分な配慮を行っておりますが、万が一に事故が発生した場合などに、一時的な営業停止や評判の悪化により、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは年間を通してホテルを運営しており、当該事業等のリスクは、常時顕在化する可能性があります。当社グループでは、事故防止を徹底するとともに、事故が発生した場合の対応方法を定め業績への影響の低減を図っております。 ⑥ 海外事業 当社グループがフィリピンにおいて運営するホテルは、海外拠点であることによる特有のリスクがあります。同国の政治情勢、インフレーション、金利動向などが不安定となり当該海外拠点の経済全体に悪影響を与えるリスクがあります。また、急激な為替変動が当社に不利益を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報システム・情報管理 当社グループでは、円滑な業務遂行のためIT機器、情報システムを導入しております。事故、災害、人為的ミス等により、IT機器、情報システムの機能に重大な障害が発生した場合、当社グループの事業運営に重大な影響を与えるリスクがあります。また、事故等の被害状況に応じて対策のための費用が発生する可能性があります。 ホテル投資事業につきましては、ホテル物件に対する投資において、ホテル運営市況の悪化などにより当初想定していた投資運用益を得られない可能性、期中において投資対象ホテル物件の時価評価が取得価額を下回った場合や災害等により投資対象のホテル物件が損害を受けた場合にはホテル物件の評価損などにより損失を計上する可能性があります。 当社グループは、複数の金融機関と借入契約を締結しております。当該借入契約の一部において財務制限条項が付されており、事業活動をする上で、これらを遵守する必要があります。なお、これらの財務制限条項に抵触することとなった場合には、借入先金融機関からの請求により、当該借入れについての期限の利益を喪失する可能性があり、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。当社グループでは、各金融機関との交渉を行い、財務制限条項に抵触することとなった場合にも、期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得るように努めます。
経営成績の分析 (MD&A)5,394字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月~2026年3月)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇や円安の影響に加え、2025年11月以降に中国政府より発せられた日本への渡航関連の注意喚起、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 ホテル・観光業界におきましては、訪日外国人旅行者数の増加や国内旅行需要の回復を背景に、インバウンド需要の拡大が宿泊需要を牽引し、引き続き堅調に推移いたしました。日本政府観光局公表の訪日外客統計資料によると、3月の外客数は単月として過去最高を更新するなど、高水準で推移いたしました。また、中国以外の国・地域からの訪日客数も拡大を続け、外国人延べ宿泊者数も増加傾向で推移いたしました。一方で、中国政府による日本への渡航自粛要請等や中東情勢の緊迫化など、一部地域における訪日需要への影響が懸念される状況もみられました。 このような環境のもと、当社グループにおきましては、2024年12月に実施した株式会社ミナシアとの経営統合による事業規模拡大や運営体制強化を推進するとともに、『KOKO HOTEL 大阪なんば 千日前』(大阪市)、『ホテル ふたり木もれ陽』(静岡県伊東市)、『yugen kyoto shijo』(京都市)等、新たに8ホテルを開業いたしました。また、「KOKO HOTELS」へのブランド統合に向けたリブランドを推進するとともに、運営予定ホテル数の拡大を通じて、ホテル運営プラットフォームのさらなる拡大を推進いたしました。 この結果、当連結会計年度における売上高は48,469百万円(前期比73.8%増)、営業利益は4,042百万円(前期比44.1%増)、経常利益は2,896百万円(前期比53.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,596百万円(前期比76.1%増)となり、前期に比べ大幅な増収増益となりました。これは、ホテルマーケットが堅調に推移したことに加え、2024年12月に実施した株式会社ミナシアとの経営統合の効果及び新たに8ホテルの運営を開始したこと等により事業規模が拡大したこと、並びに当社グループ運営ホテルの客室稼働率及び平均客室単価(ADR)が堅調に推移したことによるものであります。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、近年の業績回復及び今後の事業計画等を踏まえ、繰延税金資産を計上したことに伴い、法人税等調整額(益)1,857百万円を計上したこと等により大幅な増益となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 ホテル運営事業 ホテル運営事業は、売上高48,435百万円、営業利益5,099百万円となりました。当社グループでは、 2025年4月に「KOKO HOTEL 沼津インター」及び「KOKO HOTEL 沼津駅前」、 5月に「KOKO HOTEL 大阪なんば 千日前」、 7月に「ホテル ふたり木もれ陽」、 8月に「KOKO HOTEL 東京西葛西」及び「KOKO HOTEL 横浜鶴見」、 9月に「yugen kyoto shijo」、 2026年2月に「コンパスホテル名古屋」と新たに8ホテルの運営を開始するなど、ホテル運営プラットフォームの拡大を進めております。 ホテル投資事業 ホテル投資事業は、売上高35百万円、営業利益35百万円となりました。当社が運営を開始した新築ホテル「KOKO HOTEL 大阪なんば 千日前」は、スポンサーであるスターアジアグループと2025年5月に共同出資した物件であり、安定的な収益配当を獲得できております。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は13,934百万円となり、前連結会計年度末に比べ832百万円増加しました。これは主に売掛金が684百万円増加したことによるものであります。固定資産は55,271百万円となり前連結会計年度末に比べ1,198百万円増加しました。これは主に投資その他の資産が3,302百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は69,205百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,030百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は9,171百万円となり、前連結会計年度末に比べ942百万円増加しました。これは主に未払費用が434百万円、未払金が398百万円増加したことによるものであります。固定負債は27,878百万円となり前連結会計年度末に比べ2,738百万円減少しました。これは主に長期借入金が2,751百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は37,049百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,796百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は32,156百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,826百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益4,596百万円及び剰余金の配当701百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は46.5%(前連結会計年度末は42.2%)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ36百万円減少し、当連結会計年度末には7,160百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は5,806百万円(同35.5%増)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が2,840百万円、減価償却費が1,748百万円、及び支払利息が1,186百万円、及び未払金の増加額398百万円等によるものです。また主な減少要因は、利息の支払額1,208百万円、売上債権の増加額686百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2,127百万円(同45.1%減)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出1,500百万円、有形固定資産の取得による支出531百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は3,705百万円(前年同期は4,043百万円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出2,376百万円、リース債務の返済による支出629百万円によるものであります。 ④今後の見通し 今後の見通しにつきましては、インバウンド需要の継続的な拡大や国内旅行需要の回復が期待される一方で、地政学的リスクの高まりによる国内経済及びインバウンド需要への影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続くものと認識しております。 このような環境のもと、当社グループでは、2026年5月13日に公表いたしました新中期経営計画の達成に向け、ホテル運営プラットフォームのさらなる拡大を推進してまいります。 (単位:百万円) 当連結会計年度 (2026年3月期)   翌連結会計年度 (2027年3月期)   増減率 売上高   48,469   54,500   12.4% 営業利益   4,042   4,200   3.9% 経常利益   2,896   3,000   3.6% 親会社株主に帰属する 当期純利益   4,596   1,600   △65.2% (ご参考)のれん償却費及び法人税等調整額調整後の業績予想 2024年12月に株式会社ミナシアを子会社化したことに伴い、新株を発行したこと、並びに連結決算において年間約13億円の「のれん償却費」を計上していることから、当社ではグループ全体での実質的な会社の収益力を表すのれん償却費控除前の各利益を重視しております。 また、2026年3月期において、法人税等調整額(益)の計上による大幅な当期純利益の増加があった一方、2027年3月期予想においては繰延税金資産の取り崩しに伴う法人税等調整額(損)の計上による当期純利益の減少が見込まれています。これらの要因を排除した実質的な各段階利益並びに増減率は以下の通りです。 (単位:百万円) 当連結会計年度 (2026年3月期)   翌連結会計年度 (2027年3月期)   増減率 売上高   48,469   54,500   12.4% 営業利益   5,346   5,504   3.0% 経常利益   4,200   4,304   2.5% 親会社株主に帰属する 当期純利益   4,043   4,253   5.2% のれん償却費   1,304   1,304   ― 法人税等調整額   1,857   △1,349   ― (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (単位:百万円)   前連結会計年度 (2025年3月期)   当連結会計年度 (2026年3月期)   増減率 売上高   27,153   48,469   78.5% 営業利益   2,403   5,346   122.5% 経常利益   1,492   4,200   181.5% 親会社株主に帰属する 当期純利益   2,209    5,900   167.0% (注)一時的な要因である出資分配益、のれん償却費を除いた数値であります。 当連結会計年度は、ミナシアとの経営統合、新規出店、既存運営ホテルの収益増加が寄与し、大幅な増収増益となりました。売上高は48,469百万円となり、前期比21,316百万円、78.5%増加いたしました。また、のれん償却費等を除外した営業利益は5,346百万円となり、前期比2,943百万円、122.5%増加いたしました。経常利益は4,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は5,900百万円となり、いずれも前期を大きく上回る結果となりました。 国内ホテル事業においては、インバウンドを含む堅調な宿泊需要を背景に、RevPARが前期比11.3%増加しました。当連結会計年度において客室稼働率は90.2%、ADRは12,954円、RevPARは11,682円となり、全体として高い稼働率を維持しながら客室単価の上昇を実現しました。また、インバウンド比率も51.7%となり、前年同期から4.0ポイント上昇いたしました。 事業面では、KOKO HOTELSへのブランド統合が完了し、ミナシアの組織統合・再編及び事務所移転も完了いたしました。これにより、今後のホテル数拡大に向けた運営基盤の整備が進みました。また、2026年3月期は8ホテルが開業し、新たに11ホテルの新規案件を獲得するなど、新規出店も順調に進捗しました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、ミナシアとの経営統合、新規出店及び既存運営ホテルの収益増加等により収益力が向上し、当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは5,806百万円の収入となりました。また、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は7,160百万円となっており、事業運営及び成長投資に必要な資金流動性を確保しております。 資金需要については、既存ホテルの競争力強化、新規ホテルの出店、ホテル投資、M&A、AI・システム投資、借入金の返済等を見込んでおります。これらの資金需要に対しては、ホテル運営事業で創出される営業キャッシュ・フローを基本的な財源としつつ、必要に応じて金融機関からの借入等を活用する方針であります。 また、足元の金利上昇も踏まえ、支払利息削減を目的とした有利子負債の期限前弁済についても機動的に検討しつつ、今後も成長投資と株主還元のバランスを図りながら資金配分を行ってまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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