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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

シグマクシス・ホールディングス

SIGMAXYZ Holdings Inc.6088 · Prime · サービス業

IT・デジタルを軸に企業変革を支援するコンサルティングファーム。DX・新規事業・経営プラットフォーム刷新を一貫して手掛ける。

概要

シグマクシス・ホールディングスは、経営コンサルティングとITソリューションを提供するサービス企業である。売上高263億円、営業利益率21.3%と高い収益性を誇り、デジタルトランスフォーメーション支援を中核とする。2013年に東証マザーズに上場、2022年にはプライム市場に移行した。グループはコンサルティング事業を単一セグメントとし、170社超の顧客にプロジェクトを提供する。

顧客企業の「3つの変革」を支援する事業構造

同社は企業のトランスフォーメーションを「デジタル」「サービス」「マネジメント」の3つに定義し、それぞれの分野で支援を提供する。デジタル・トランスフォーメーションでは生成AIや業務変革、サービス・トランスフォーメーションでは新規事業開発や企業間連携、マネジメント・トランスフォーメーションでは経営プラットフォームの変革を扱う。2026年3月期の売上高は238億円(前期比9.4%減)ながら、営業利益は61億円と過去最高を更新する計画である。

シェルパモデルによるチーム編成とアグリゲーション

同社は顧客にとっての「シェルパ」を標榜し、経営課題に応じて多様なスキルを持つプロフェッショナルがチームを組み、プロジェクトを実行する。社内外から最適な人材を集める「アグリゲーション」によりエコシステムを構築する。2025年3月期の連結従業員数は800人で、コンサルタントの人数とプロジェクト満足度を経営指標とする。売上高経常利益率は26.7%に達する。

連結子会社の変遷と投資事業の停止

グループは持株会社体制の下、複数の子会社を保有してきた。2014年にSXAを連結子会社化したが、2023年に除外。2019年設立のSXFは2025年4月に全株式譲渡、同年10月にはSXDも除外した。2025年5月に投資事業を停止し、7月にシグマクシス・インベストメントを吸収合併。これら一連の整理により、報告セグメントはコンサルティング事業の単一セグメントとなっている。

収益性と経営指標(ROE、配当性向)

同社は資本収益性としてROEを重視し、2026年3月期のROEは27.8%、2030年3月期までに35%への引き上げを目標とする。配当性向も新たに50%を目標水準に定めた。2025年3月期の営業利益は60億円で前期比7.6%増、売上高は263億円。直近期の238億円は減収予想だが、外注費削減など効率化で増益を見込む。自己株式取得による株主還元も積極的に行っている。

業界の中での役割は企業向けトランスフォーメーションコンサルティングファームにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
238億円
営業利益
61億円
営業利益率
25.6%
純利益
40億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/3
事業売上構成比利益利益率
コンサルティング 事業261億円99.2%77億円29.5%
投資事業2億円0.8%-4億円-200.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01全産業(企業変革コンサルティング)主力

デジタル経済下の「3つの変革」(デジタル・サービス・マネジメント)を掲げ、戦略立案から実行までを顧客と共に行う。顧客の経営課題に応じて、多様なスキルを持つプロフェッショナル(シェルパ)がチームを組み、プロジェクトを実行する。

主な製品・サービス3
デジタル・トランスフォーメーション支援
デジタル技術を活用した業務変革・生産性向上を支援。生成AI、コンタクトセンター刷新など。
サービス・トランスフォーメーション支援
新たなビジネスモデル構築や新規事業開発、企業間連携による新市場創出を支援。
マネジメント・トランスフォーメーション支援
経営プラットフォーム(組織・人材・IT基盤など)の変革を支援。SaaS等の次世代プラットフォーム導入。

製品と技術

生成AIなど最先端技術を応用したデジタルトランスフォーメーション

同社のデジタル・トランスフォーメーション(DX)支援は、生産性革命による業績向上を目的とする。生成AIのビジネス応用やコンタクトセンター刷新が主な領域。2025年11月にはソフトバンク子会社のGen-AXと協業を開始し、AI活用による業務効率化を推進。日本郵船へのSAP S/4HANA Cloud導入支援では、SAPジャパンの最優秀賞「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

新市場創出を駆動するサービス・トランスフォーメーション

サービス・トランスフォーメーションでは、新たなビジネスモデル構築や新規事業開発、企業間連携による新市場創出を支援する。ヤマハ発動機の子会社吸収合併プロジェクトや、商船三井グループの海外拠点業務移管プロジェクトなど、PMOとして高い専門性を発揮。産業全体の変革シナリオを描き、ビジネスコミュニティ運営も手がける。

SaaS等の次世代プラットフォーム導入を担うマネジメント変革

マネジメント・トランスフォーメーションは、経営プラットフォーム(組織・人材・IT基盤)の変革を支援する。基幹システムのSaaS化案件では、第2四半期までに大型プロジェクトがサービスイン。SAP S/4HANA Cloud Public Editionの国内最大規模導入などが代表例。三井住友信託銀行向けの国際標準(ISO20022)対応システム刷新も完了している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

業界内で収益性高く、売上も増加基調

同社はサービス業に属し、売上高は2024/3期の224億円から2025/3期には263億円へ増加、2026/3期は238億円と減少したが、営業利益率は21.29%から25.63%へ大幅に改善。この収益性は、同業他社のジンジブやイシンと比べても優位で、高い競争力を示す。売上規模も業界内で大きく、市場での影響力を持つ。一方、2026/3期の売上減少は一時的か、成長の鈍化か注視が必要。収益性の高さは、差別化されたサービスや効率的な運営によるものと推測される。

強み

  • 営業利益率は25%超、業界内でトップクラスの収益性。
  • 売上高は200億円超、市場での存在感が大きい。
  • 2025/3期から2026/3期で営業利益率が4ポイント上昇。
  • 高い収益性は競争優位性の証、他社との差別化に成功。

課題

  • 2026/3期の売上減少、成長持続への不安。
  • 同業他社も成長しており、シェア維持に努める必要。
  • 特定サービスや顧客への依存が高い可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がシグマクシス・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13679じげん490億円10.7倍
29742アイネス483億円
33660アイスタイル479億円17.3倍
44719アルファシステムズ478億円12.7倍
54318クイック476億円11.4倍
66088シグマクシス・ホールディングス470億円11.5倍
74323日本システム技術467億円17.7倍
83673ブロードリーフ461億円47.6倍
94743アイティフォー457億円15.7倍
103040ソリトンシステムズ455億円13.5倍
113836アバントグループ447億円14.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

三菱商事とRHJ Internationalの合弁で設立された2008年

2008年5月、三菱商事グループのITサービス及びコンサルティング事業強化を目的として、三菱商事とRHJ Internationalの合弁で東京都港区赤坂に設立された。同年9月には本社を虎ノ門に移転。設立当初から経営コンサルティングとITソリューションの融合を志向し、後の事業基盤を築いた。

マザーズ上場と資本参加の2013年

2013年9月、ITコンサルティングでの連携強化を目的に、インターネットイニシアティブ(ILJ)とインテックが資本参加。同年12月、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。上場時の売上高は102億円、当期純利益12億円。資本参加により、通信・システムインテグレーション分野との協業体制を整えた。

東証第一部へ市場変更した2017年

2017年11月、東京証券取引所本則市場第一部へ市場変更。この時期、売上高は114億円に拡大し、営業利益は非開示ながら純利益6億円。第一部上場により企業の信用力が向上し、大手企業からの受注拡大につながった。前年にはSXキャピタルと資本業務提携を開始している。

持株会社体制へ移行した2021年

2021年10月、持株会社体制へ移行し商号を「シグマクシス・ホールディングス」に変更。同時にコンサルティング事業を新設の株式会社シグマクシスに承継した。同年4月にはシグマクシス・インベストメントを設立し、投資事業を分離。6月には伊藤忠商事と提携契約を締結し、事業基盤を強化した。

B Corp認証取得とプライム移行の2022年

2022年1月、国際的な認証「B Corporation認証」を取得。社会貢献やサステナビリティへの取り組みが評価された。同年4月、東証の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。売上高は157億円、純利益17億円と順調に成長。この年、企業理念の刷新や執行役員制度の導入などガバナンス改革も進めた。

子会社整理と投資事業停止の2023-2025年

2023年1月、SXAが連結対象から除外。2024年12月にはSXDを設立するが、2025年10月には同社も除外された。2025年4月にはSXFの全株式を譲渡し、5月に投資事業を停止。7月にはシグマクシス・インベストメントを吸収合併し、グループ体制をコンサルティング事業に集中させた。子会社整理により特別損失も発生した。

年表21件を開く

2000年代

  • 2008年5月三菱商事グループのITサービス及びコンサルティングサービス事業の強化を目的として、東京都港区赤坂に三菱商事株式会社及びRHJ International SAによる合弁で設立
  • 2008年9月本社を東京都港区虎ノ門に移転

2010年代

  • 2013年9月ITコンサルティングサービスにおける連携強化を目的として、株式会社インターネットイニシアティブが資本参加 ITサービスにおける連携強化を目的として、株式会社インテックが資本参加
  • 2013年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2014年10月M&A株式会社SXA(旧社名:T-Modelインベストメント株式会社)株式を取得し連結子会社化
  • 2016年9月株式会社SXキャピタルと資本・業務提携開始
  • 2017年11月東京証券取引所本則市場第一部へ市場変更
  • 2018年7月企業理念を刷新
  • 2019年2月創業株式会社SXF設立
  • 2019年4月執行役員制度を導入

2020年代

  • 2021年4月創業株式会社シグマクシス・インベストメント設立 伊藤忠商事株式会社と提携契約を締結
  • 2021年6月株式会社シグマクシス・インベストメントへ投資事業を承継
  • 2021年10月創業持株会社体制へ移行「株式会社シグマクシス・ホールディングス」へ商号変更 株式会社シグマクシス設立、コンサルティング事業を承継
  • 2022年1月「B Corporation認証」を取得
  • 2022年4月東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年1月株式会社SXAが連結対象から除外
  • 2024年12月創業株式会社SXD設立
  • 2025年4月株式会社SXFが連結対象から除外
  • 2025年5月投資事業の停止
  • 2025年7月M&A株式会社シグマクシス・インベストメントを吸収合併
  • 2025年10月株式会社SXDが連結対象から除外

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率記載なし
  • コンサルタントの人数記載なし
  • プロジェクト満足度記載なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    クライアント企業の深耕力強化

    既存リレーションを深化させるとともに、新規リレーションを獲得することで、クライアント企業との関係を強化する。

  2. 02

    事業モデルの進化

    顧客ポートフォリオの再編やオファリング開発への投資、人月・工数に依存しない成功報酬型提案の推進、資本提携等の戦略的パートナーシップ強化を図る。

  3. 03

    能力と生産性向上

    AI活用・投資、変化適応能力の進化(AI活用による社内変革推進専門組織の設置)、生産性と提供価値の向上に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で800人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,033万円で、9期前と比べて11.5%平均年齢は45.4歳、平均勤続年数は8.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月401
2018年3月434
2019年3月1,16736.84.3494
2020年3月1,15337.14.6524
2021年3月1,17036.65.0554
2022年3月1,09344.77.7560
2023年3月1,00145.18.2595
2024年3月1,13445.99.2665
2025年3月1,20845.48.9730767
2026年3月1,03345.48.8800763

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率51.5%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区397百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社シグマクシス(注)1、2
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成29年度補正経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(産業再編システム構築事業)
    経済産業省 · 2018-03-15
    8,657万円
  • 調達
    労働安全衛生等の届出にかかる電子申請の仕組み構築に関する調査・業務支援一式
    厚生労働省 · 2019-03-20
    6,100万円
  • 調達
    特定健診・保健指導の効果的な実施方法に関する調査研究一式
    厚生労働省 · 2020-07-02
    3,000万円
  • 調達
    2700490164無料公衆無線LANの利用開始手続き等の簡素化・一元化等に係る調査研究の請負
    総務省 · 2015-11-27
    2,590万円
  • 調達
    モビリティ分野におけるプラットフォームの在り方の検討
    内閣官房 · 2021-08-24
    1,750万円
  • 調達
    2800490134放送・通信連携システムの効果的な海外展開方策に関する調査研究の請負
    総務省 · 2016-10-03
    1,690万円
  • 調達
    令和元年度大気汚染防止法における建築物等の解体等工事に伴う事前調査結果の届出等システムの構築に向けた要件定義作成等支援業務
    環境省 · 2020-02-14
    950万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は238億円営業利益61億円前期と比べると減収増益で、売上が-9.5%、利益が+8.9%。

売上高
-9.5%
238億円
営業利益
+8.9%
61億円
純利益
-9.1%
40億円
営業利益率
25.6%
前期比 +4.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高253億円238億円
営業利益66億円61億円
純利益45億円40億円
1株あたり配当¥26¥26

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は56億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.0%、営業利益は+9.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q499
2024年1Q501122.09
2024年2Q56916.16
2024年3Q581322.49
2024年4Q608
2025年2Q1262822.223
2025年4Q1372820.421
2026年2Q1263225.423
2026年4Q1122925.917
2027年1Q561221.49

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は102億円から238億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は25.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所マザーズ市場に上場
2013年3月102712
株式会社SXA(旧社名:T-Modelインベストメント株式会社)株式を取得し連結子会社化
2014年3月9787
2015年3月82−1−3
2016年3月9563
2017年3月10775
2018年3月114106
株式会社SXF設立
2019年3月133139
2020年3月1602214
株式会社シグマクシス・インベストメント設立 伊藤忠商事株式会社と提携契約を締結
2021年3月1401812
2022年3月1572817
2023年3月1733322
株式会社SXD設立
2024年3月2244332
株式会社シグマクシス・インベストメントを吸収合併
2025年3月263565921.344
2026年3月238616425.640

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高238億円のうち、営業利益として残るのは61億円25.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は40億円、売上の16.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.4%120億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.9%57億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益25.6%61億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
49.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+18.1pt
25.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+11.8pt
16.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+16.0pt
27.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
23.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
35.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年3月期は営業CFが33億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは26億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は51億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月−3−60−918
2016年3月10−9−3116
2017年3月11−1−51020
2018年3月12−8−6419
2019年3月9−7−3218
2020年3月23002342
2021年3月163−81953
2022年3月25−552077
2023年3月210−272171
2024年3月31−10−202172
2025年3月54−15−413969
2026年3月33−7−442651

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は171億円。このうち返さなくてよい自己資本が143億円で、自己資本比率は83.6%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月41212052.1
2014年3月59411869.9
2015年3月50381277.2
2016年3月49381178.1
2017年3月52381473.8
2018年3月57391868.6
2019年3月70462465.1
2020年3月97504752.1
2021年3月103554853.1
2022年3月1471034470.3
2023年3月1451093675.2
2024年3月1831325172.1
2025年3月1971435572.3
2026年3月1711432883.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
51億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
135億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
28億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中31位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
25.6%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-9.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥546で、1年前と比べて-40.8%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥546-2.0%1ヶ月-5.9%1年-40.8%時価総額470億円
過去52週の値幅
安値¥501高値¥997

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.5倍
PER (会社予想)9.9倍
PBR3.41倍
配当利回り4.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は523円で、25日線574.48円と75日線574.21円を下回り、弱基調。1ヶ月で-9.83%、年初来で-50.88%と大幅下落。52週高値1179円からは56%下落、安値505円からは3.6%上昇に留まる。8月5日に出来高が2124.6千株と急増し、株価は510円まで下落、その後反発。RSIは37.31と売られ過ぎ圏に近い。200日線674.99円を大きく下回り、中期トレンドは下向き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは10.97倍と同業界平均22.44倍を大きく下回り、予想PERも9.5倍と割安。PBRは3.26倍と同平均3.19倍並みで、ROEは27.8%と高い。配当利回りは4.97%と同平均2.71%を上回る。割安だがPBRは高めで、業績は増収増益も直近期は減収。総合的にほぼ妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.5倍23.4倍
PER (予想)9.9倍
PBR3.41倍3.51倍
ROE27.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、DX需要の持続性と、競争激化による単価低下のリスクです。強気派は、企業のDX投資は中長期的に拡大すると見ており、業界の成長に乗って増収増益が続くと期待します。また、高い営業利益率が示す収益性の高さを評価します。一方、弱気派は、コンサルティング業界は人材依存度が高く、経済悪化時には案件が減少する懸念があります。さらに、競合他社の増加による価格競争や、直近の株価急落が示す信頼の低下を指摘します。

プラスに働く材料7
  • DX需要の拡大

    企業のデジタル化投資は増加傾向にあり、コンサル需要は堅調。

  • 高い収益性

    営業利益率20%超と高く、利益率が業界平均を上回る。

  • 企業の事業ポートフォリオ

    戦略から実装まで手がける一気通貫のサービスが差別化になっている。

  • 営業利益61億円と利益率25.6%決算発表後影響

    売上減でも営業利益は56億円→61億円へ増加、利益率は25.63%へ向上

  • 予想PER9.5倍と割安圏通年影響

    フォワードPER9.5倍は収益力に対して低く、株価523円は過小評価の可能性

  • 配当利回り4.97%の高水準通年影響

    株価523円で配当利回り4.97%と相対的に高く、底入れ期待

  • ROE27.8%の高収益構造継続影響

    ROE27.8%は非常に高く、PBR3.26倍のプレミアムを正当化

マイナスに働く材料7
  • 競争の激化

    新規参入や同業の増加で、単価下落の圧力が強まる。

  • 景気感応度

    景況感が悪化すると企業のコンサル予算が削減される可能性。

  • 株価の急落

    過去1年で株価が半分以下に落ち込み、市場の信頼を失っている。

  • 売上高238億円と前期比9.5%減決算発表後影響

    売上高は263億円→238億円へ25億円減少、主要事業の需要減退が顕在化

  • 純利益40億円と前期比9%減決算発表後影響

    純利益は44億円→40億円へ4億円減少、増益トレンドが一服

  • 株価1年で50.9%下落不定影響

    株価は523円と1年前から半値、下落トレンドが続きセンチメントが悪化

  • PBR3.26倍と高バリュエーション継続影響

    PBR3.26倍は純資産の3倍超で、ROE低下時に調整リスク

次の決算で確かめる点
コンサルタント稼働率
人材の有効活用度を示し、収益性に直結する。
顧客単価
単価動向が競争環境と価格競争の影響を測る。
案件受注額
将来の売上を左右する受注状況を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26で、前期から+23.8%いまの株価に対する利回りは4.76%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥26
1株あたり
配当利回り
4.76%
いまの株価に対して
配当性向
48.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月344.0
2018年3月425.049.0
2019年3月520.039.3
2020年3月622.229.6
2021年3月60.033.7
2022年3月718.243.3
2023年3月823.136.0
2024年3月1468.866.9
2025年3月2155.656.5
2026年3月2623.848.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,959人。区分でいちばん多いのは事業法人26.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.9%を占め、残る55.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人18.926.126.326.925.826.9
個人・その他21.218.221.319.821.726.6
外国法人16.125.121.724.924.825.4
金融機関36.326.029.525.424.318.0
自己株式2.31.84.02.04.34.0
証券会社7.54.51.23.03.33.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤忠商事株式会社9.53
02株式会社インターネットイニシアティブ9.21
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.75
04株式会社インテック7.66
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.49
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.39
07BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/ JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/ UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.38
08NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.33
09シグマクシス従業員持株会2.05
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−26%、1株純資産は14期で+48%。直近期のROEは27.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月6411874.3
2014年3月3920723.230.3
2015年3月−16192−8.1
2016年3月171938.927.890.2
2017年3月2719713.824.744.0
2018年3月1610216.166.149.0
2019年3月2311821.522.239.3
2020年3月3613229.317.129.6
2021年3月167223.029.433.7
2022年3月2012121.129.143.3
2023年3月2613120.821.736.0
2024年3月3815626.922.866.9
2025年3月5217132.018.056.5
2026年3月4817527.813.248.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額535百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
太田寛代表取締役社長56571,000
田端信也代表取締役63270,200
柴沼俊一取締役53315,000
内山その取締役 コミュニケーション&ケーパビリティ管掌56234,400
江口真理子取締役601,100
山口浩明取締役59
吉田真貴子取締役651,100
中原広取締役(監査等委員)681,100
網谷充弘取締役(監査等委員)701,100
小見山満取締役(監査等委員)721,100
長田旬平45
川澤琢也取締役CFO 執行役員プランニング&ビジネスサポート管掌606,000
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
柴田憲一執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4239179179419105
社外取締役71115511617

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,835字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループのサービスの大きな特徴を整理すると以下のとおりです。 ■幅広い分野のプロフェッショナルが、企業の「3つの変革」を支援 当社は「Create a Beautiful Tomorrow Together」というパーパス、「企業のトランスフォーメーションを推進し、クライアント、パートナーと共にSDGsの達成に貢献する」というミッションのもと、企業のトランスフォーメーションの促進と美しい未来社会づくりを使命として事業を推進しております。また、デジタル経済下で企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーション「3つの変革」を次のように定義し、その実現を目指しています。 ■事業体制 当連結会計年度、様々な産業および企業の価値創造、社会課題を解決する新たな市場や事業の創出に取り組みました。コンサルティングサービスにおいては、デジタル経済下で企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーションとして、生産性革命によって大幅な業績向上を実現する「デジタル・トランスフォーメーション」、新たな成長エンジンとなるビジネスモデルを成長市場で構築する「サービス・トランスフォーメーション」、経営プラットフォームを変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」を掲げ、多様な能力を擁したプロフェッショナルが、企業の課題解決と新価値の創造、企業間を連携した新事業や産業の共創を推進しました。 ■シェルパとして、コラボレーションで成果実現 当社は顧客にとっての「シェルパ」であることを目指しています。エベレストの登山家にとってシェルパとは、登頂という成果、時にはリスクも共有しながら下山までを共に行動する存在です。これを企業の価値創造においても同様と考え、経営者が抱える大きな経営課題を解決するための事業戦略の立案・策定、ビジネスモデルの設計、事業運営基盤の設計・構築・導入までを共に行い、互いの能力・強みを活かしたコラボレーションにより成果を実現します。また、顧客企業の経営課題解決レベル及びスピードの向上を目的とし、多様なスキルのプロフェッショナルが1つのチームを形成してプロジェクトを実施しています。 ■アグリゲーションでエコシステムを構築し、価値を最大化 成果を出すために必要な能力は、企業、個人に関わらず社内外から集めて組み合わせ、最適なプロジェクトチームを柔軟かつスピーディに組成します。当社グループは、ビジネスモデル実現に向けて変革シナリオを策定すると共に、自社、ビジネスパートナー、顧客企業や投資先を含む、社内外に広がるネットワークを活用して、強力なリーダーシップでコンサルティングサービスを実行すると共に、更なるネットワーク拡大のためのアライアンス・ネットワーク活動を行いエコシステムを構築します。 また産業全体の変革シナリオを描き、企業間連携などを通じたイノベーションの創発や社会課題の解決を目指し、ビジネスコミュニティの運営も行っています。 当連結会計年度における当社グループの主なスキル領域を整理すると以下のとおりです。顧客企業の取り組むテーマに応じて、各スキルのプロフェッショナルを組み合わせ、プロジェクトを組成して実行しました。 ■クライアントシェルパ(リレーションを深耕し価値を共創する) ■インダストリートランスフォーメーションシェルパ(業界に特化した業務やソリューションの知見を組み合わせ、変革を推進する) ■プログラムマネジメントシェルパ(計画力と実行力で企業の変革を実現する) ■エンタープライズトランスフォーメーションシェルパ(SaaS等の次世代プラットフォームで企業の変革を推進する) ■ビジネスデベロップメントシェルパ(未来に向けての取り組み/新規事業開発を支援する) ■アドバンストテクノロジーシェルパ(生成AI等の最先端技術をビジネスへ応用する) ■コンタクトセンターイノベーション(AIを活用してコンタクトセンターの業務・システム刷新を推進する) ■アクセラレーションシェルパ(コンサルタントの成長を加速し、事業に必要な能力増強を実現する) 当社は特定上場会社等です。特定会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 当社の事業の系統図は次のとおりであります。 (注)※連結子会社
経営方針・対処すべき課題2,460字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当連結会計年度、当社グループでは、企業理念を示す「パーパス」・「ビジョン」・「ミッション」・「バリュー」を下記のように定め、これを経営の方針として事業活動を推進いたしました。 - パーパス 『Create a Beautiful Tomorrow Together』 『信頼』『互酬性の規範』『絆』を軸とする 社会関係資本の考え方とそれが広く浸透していくことの大切さが、 世界の国々において見直されています。 そして、この社会関係資本こそ、 日本が培ってきたアイデンティティーそのものであり、 社会としての美しさだと思うのです。 私たちが目指すのは、 そんな美しい社会づくりに 貢献すること。 世代やパーソナリティーを超えて お互いに尊重し合い、 誰もが快適に暮らし、活躍し、 希望を持って生きることができる社会。 シグマクシス・グループは、 クライアントやパートナーをはじめ、 さまざまな人や組織と力を合わせ、 シェルパとして新しい価値を 生み出していく。 まずは、明日を美しくすることから、 一歩一歩。 - ビジョン 『LOVED by EVERYONE』 仲間と出会える。 チャンスがひろがる。 チャレンジできる。 成長できる。 社会に貢献できる。 人生が豊かになる。 - ミッション 『企業のトランスフォーメーションを推進し、クライアント、パートナーと共にSDGsの達成に貢献する。』 - バリュー ヒューマン・バリュー 『オープン&トラスト』    まず自分をオープンにすること。そして相手を信頼すること。 『真摯』                 何事にもひたむきであること。 『ホスピタリティ』       相手の心をおもんばかり、行動すること。 『美意識』               美しい自分であるように努力すること。 『異質の尊重』           多様な価値観を知り、理解し、尊重すること。 『仲間』                 仲間を思いやり、助け合うこと。 ビジネス・バリュー 『思いの共有』           相手の真意を理解し、自らの真意を伝える。 『コラボレーション』     立場の違いを超えて目標を共有し、高い価値を創造する。 『アグリゲーション』     ヒト、モノ、コトを自在に組み合わせ新しい価値を生み出す。 『シェルパ』             共に行動し、最後までやりきる。 『アジリティ&スピード』 変化を迅速に察知し、即応する。 『知的闘争』             妥協することなく、圧倒的な品質を追求する。 (2)経営戦略等 ・株式会社シグマクシス(コンサルティング事業) シグマクシスは、企業の「3つの変革」実現を目指し、多様な能力を組み合わせたコンサルティング・ サービスを提供しています。企業間連携やジョイントベンチャー設立のシナリオを描き、お客様やパートナーと共に新たな価値創造に取り組んでいます。また、産業や社会の未来像を構想し、企業・産業横断型の新たな事業づくりや、企業間でのビジネス機能の共有化にも取り組みます。 (3)経営環境 現在、日本は経済成長の鈍化や少子高齢化に代表される数々の社会問題に直面し、世界における競争力を急速に失っています。このような状況を打開するためには、日本企業の価値創造力を復活させることが急務であり、当社グループが提唱する「3つの変革」、①生産性革命によって大幅な業績向上を実現する「デジタル・トランスフォーメーション」、②新たな成長エンジンとなるビジネスモデルを成長市場で構築する「サービス・トランスフォーメーション」、③経営プラットフォームを変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」を加速させる必要があると考えています。また、生成AIに代表される先端テクノロジーを使いこなし、生産性を向上しながら、人間が持つ能力で明日を切り拓いていくことも取り組みも重要です。 このような環境下、当社グループは、テクノロジーを徹底的に活用するとともに、「人財」が持つ価値を最大限に引き出し、お客様とともに価値を共創する企業へと、さらに進化してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの中長期の成長イメージ「2030年3月期『ありたい姿』」の実現に向け、事業を推進してまいります。 具体的には次の分野の取り組みを行い、価値共創プロセスを着実に実行し進化させてまいります。 ① クライアント企業の深耕力強化 - 既存リレーション深化 - 新規リレーション獲得 ② 事業モデルの進化 - 顧客ポートフォリオの再編 - オファリング開発への投資 - 人月・工数に依拠しない成功報酬型提案の推進 - 資本提携等の戦略的パートナーシップ強化 ③ 能力と生産性向上 - AI活用・投資 - 変化適応能力の進化(AI活用による社内変革推進専門組織を設置) - 生産性と提供価値の向上 また、豊富な資金をいかに活用するかを財務上の課題と捉えており、上記の①クライアント企業の深耕力強化‐新規リレーション獲得、②事業モデルの進化‐オファリング開発への投資、- 資本提携等の戦略的パートナーシップ強化、③能力と生産性向上‐AI活用・投資などの取り組みに投資を行ってまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益力を向上しながら継続的に成長していくため、売上高経常利益率、コンサルティング事業においてはコンサルタントの人数及びプロジェクト満足度を経営指標としております。プロジェクト満足度は顧客企業から継続して受注するために重要な指標と考えております。
事業等のリスク3,573字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)マクロ経済環境に関するリスク 当社グループの主要顧客は、各業界におけるリーディングカンパニーであり、国内外に事業を展開する大企業が中心であります。中東情勢の影響等により国内外の景気が後退し、これら主要顧客の経営状態や業績に大きな影響を及ぼす状況となった場合には、当社グループの業績にも影響を及ぼす可能性があります。その際には、諸費用を抑制するなどの対策を取り、業績への影響の最小化を図ります。 (2)事業継続リスク 事業活動が国内だけに留まらず海外にも展開するグローバル化や情報ネットワークの進展等に伴い、大規模災害、感染症等の流行や大規模システム障害等、不測の事態が発生した場合に想定される被害規模は年々大きくなっており、企業としては更なる危機管理体制及び事業継続に対する取組みの強化が求められております。 このような状況において、当社グループは大規模災害、感染症等の流行や大規模システム障害等が発生した場合に備えて、危機管理体制の構築及びシステム基盤の強化を行い、事業活動が円滑に続けられるよう事業運営に関わるあらゆる分野でデジタルワークプレイス環境を構築・活用しております。 しかしながら、一企業ではコントロールすることが不可能な特別な事情や状況が発生した場合には、発生確率は極めて低いと判断しておりますが、事業継続が困難になる可能性があります。 (3)市場リスク 当社グループは、資金の運用として価格変動の影響を受ける債券等の資産を保有しております。運用の意思決定は社内規程に従って実施し、保有後もリスク管理に努めておりますが、各運用資産の価格が著しく下落し、その回復が見込めない場合には、減損処理による評価損を計上し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)情報管理リスク 当社グループのサービス提供には顧客の機密情報や個人情報等を取得し、活用することが必要となる場合があります。このため、当社グループとしましては、機密保持契約を締結することにより、顧客及び関連する企業に対して守秘義務契約を負っております。 当社グループとしましては、当社グループ役職員に対して、守秘義務の遵守並びに機密情報及び個人情報等の情報管理の徹底を行っておりますが、何らかの理由により、これらの情報が外部に漏洩した場合、当社グループの信用低下及び損害賠償が発生する可能性があります。 (5)コンプライアンスリスク 当社グループは法令遵守体制を実効性のあるものとするため、コンプライアンス行動指針を定めると共に、チーフ・コンプライアンス・オフィサーを選任し、チーフ・コンプライアンス・オフィサーの統括の下、取締役及び従業員に対して法令遵守意識を浸透させております。現時点では特段のリスクは顕在化しておりません。 しかしながら、万が一、当社グループの役職員がコンプライアンスに違反する行為を行った場合には、当社グループの信用が低下し、売上高の減少等が発生する可能性があります。 (6)リーガルリスク 当社グループは、顧客やビジネスパートナーとの契約条件などの決定にあたり、社内規程に則り、過大な損害賠償等のリスクを負わないよう管理を行っております。 しかしながら、何らかの理由により、他社から損害賠償請求等の訴訟を提起された場合には、当社グループの信用低下及び損害賠償が発生する可能性があります。 (7)信用リスク 当社グループの主要顧客は、各業界におけるリーディングカンパニーであり、国内外に事業を展開する大企業が中心であります。そのため、基本的に債権回収が不調になる可能性は低くなっております。また、新規取引先と契約を締結する場合には、社内規程に則り、与信管理及び反社チェックを行い、取引を開始することとしております。このように当社グループとしましては、取引に関して慎重かつ精緻に管理を行っております。 しかしながら、顧客企業の業績悪化や倒産等、何らかの理由により債権回収が不調になった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)風評リスク 当社グループは高品質のサービス提供、役職員に対する法令遵守浸透、厳格な情報管理、コンプライアンス体制の構築等の取組みを行うことにより、健全な企業経営を行っております。 しかしながら、悪意を持った第三者が、意図的に噂や憶測、評判等のあいまいな情報を流したり、あるいは何らかの事件事故等の発生により、当社グループに対する誤解、誤認、誇大解釈等が生じ、事業に対し直接間接に損失を被ることが発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)システムに関するリスク 当社グループは、社内のシステム基盤を構築し、顧客に関する情報や、財務データや人事データ等、様々な情報を管理しております。そのため、日常業務においてはシステム基盤内の情報を利用することが必要不可欠であります。 しかしながら、当社グループの想定を上回る自然災害や事故、火災等が発生し、これらのシステム設備に重大な被害が発生した場合及びその他何らかの理由により大規模なシステム障害が発生し、復旧までに時間を要する場合には、顧客に関するコンサルティングサービス及び社内における業務に遅延が発生し、当社グループの売上高の減少や、多大な復旧費用が発生する可能性があります。 (10)投資リスク 2025年5月に投資事業を停止し、2025年7月をもって株式会社シグマクシス・インベストメントを当社に吸収合併いたしました。合併後、承継する投資資産のリスク管理は当社にて実施しております。しかし、投資先企業の事業展開や業績によっては、投資の回収ができない可能性があります。 さらに、株式流動性の低下やロックアップ条項の存在等により売却自体が制限されることも考えられます。このような場合、期待されたキャピタルゲインが実現しない可能性、投資資金を回収できない可能性、売却損及び評価損が発生する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)新しい技術の活用に伴うリスク 顧客企業のトランスフォーメーションを促進するため、AIなど新しい技術を活用したコンサルティングサービスを提供しております。 しかしながら、活用する技術には今後の更なる解明が待たれる分野の技術も含まれており、予期せぬ不具合が発生することで、コンサルティングサービスの提供が滞ることや、顧客企業に損害を与える可能性があり、当社グループに売上高の減少や、損害賠償の発生などの影響を及ぼす可能性があります。 これらの新しい技術に精通した人財の獲得・能力開発によって、当リスクの顕在化の低減を図ると共に、過大な損害賠償を負う事のないよう顧客企業との契約条件を定めることにより、当リスクが顕在化した場合の影響の最小化を図っております。 (12)コンサルタントの確保に関するリスク コンサルティングサービスは、個々のコンサルタントが保有する高度な知識と専門性が、顧客に対して高付加価値のサービスを提供するための源泉であります。そのため、当社グループは高度な知識と専門性を備えた優秀な人財を採用・能力開発し、また相応の職位や給与体系を整備することで、人的リソースの基盤構築に取組んでおります。 しかしながら、当社グループの求める基準を満たす優秀な人財の採用及び能力開発が当社グループの計画したとおりに進まなかった場合や、転職等により優秀な人財が流出することで十分な人財を確保できなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、将来的に人財投資コストが増加する可能性があります。 (13)外注に関するリスク 外部専門家の知識・ノウハウの活用あるいは生産性向上のため、コンサルティング業務の一部を外部委託しております。 品質水準及び管理体制に関して定期的な審査を実施し、必要に応じて改善指導を行うなど優良な委託先の安定的な確保に努めております。 しかしながら、委託先において予想外の事態が発生した場合には、品質保持のためのコスト増、納期遅れに伴う顧客への損害賠償等が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,413字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 2025年4月に株式会社シグマクシス連結子会社の株式会社SXFの全株式を譲渡し、第1四半期連結会計期間より当社の連結対象から除外いたしました。 同5月に投資事業を停止し、7月に株式会社シグマクシス・インベストメントを当社に吸収合併しました。これに伴い、同社の保有資産は当社に承継されております。投資事業の停止に伴い、当社グループの報告セグメントを、第1四半期連結会計期間より「コンサルティング事業」の単一セグメントに変更しております。 同10月に株式会社シグマクシス・ホールディングス連結子会社の株式会社SXDの全株式を譲渡し、第3四半期連結会計期間より当社の連結対象から除外いたしました。 当社グループの当連結会計年度の売上高は、23,831,005千円(前連結会計年度比9.4%減)となりました。基幹システムSaaS化などの大型案件が第2四半期までに順次サービスインを迎え、第3四半期および第4四半期は外注が大幅に減少しました。社内人財の稼働率は、大型案件のサービスインに伴い第3四半期は低下しましたが、提案活動の強化により第4四半期は目標水準まで回復しております。 当連結会計年度、運輸、金融、情報通信、小売、商社、建設を中心とした170社超の顧客に対しプロジェクトを推進し、価値共創を進めてまいりました。日本郵船株式会社様のSAP S/4HANA® Cloud Public Editionの国内最大規模の導入支援を2025年7月に完遂しました。本導入支援は2026年3月、SAPジャパンが優れた成果を挙げたパートナー企業を選出するプログラムの最優秀賞である「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。2025年11月には、AIを活用したコンタクトセンター業務の生産性および品質向上に向けて、ソフトバンク株式会社様の100%子会社であるGen-AX株式会社様との協業を開始しており、新規案件創出および売上拡大に寄与しています。金融業界においては、三井住友信託銀行株式会社様向けに海外決済システムの国際標準(ISO20022)対応および大規模システム刷新のご支援を完遂しました。さらに、ヤマハ発動機株式会社様の子会社の吸収合併プロジェクトや、株式会社商船三井様・商船三井ドライバルク株式会社様の海外拠点への業務移管を目的としたプロセス標準化・可視化プロジェクトにおいては、PMOとしての高い専門性を発揮し変革を推進しました。 売上原価は主に外注費が前年同期比約40%減少したことにより12,047,655千円(前連結会計年度比17.3%減)となり、売上総利益は51,595千円増の11,783,350千円(前連結会計年度比0.4%増)となりました。販売費及び一般管理費は5,718,435千円(前連結会計年度比6.1%減)となりました。その結果、営業利益は425,996千円増の6,064,914千円(前連結会計年度比7.6%増)と過去最高となりました。 営業外収益については、主に、保有する投資有価証券にかかる受取配当金110,671千円及び投資有価証券売却益118,064千円を計上いたしました。その結果、経常利益についても474,538千円増の6,351,441千円(前連結会計年度比8.1%増)と過去最高となりました。売上高経常利益率は前年同期比4.3ポイント増の26.7%となりました。 株式会社SXF及び株式会社SXDの全株式譲渡に伴い、79,457千円の特別利益(関係会社株式売却益)を計上いたしました。また、株式会社シグマクシス・インベストメントから承継した投資有価証券の再評価と売却を進めており、665,118千円の特別損失を計上いたしました。その結果、税金等調整前当期純利益は5,773,864千円(前連結会計年度比0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、3,971,882千円(前連結会計年度比9.6%減)となりました。なお、親会社株主に係る包括利益は3,766,816千円(前連結会計年度比10.3%減)となりました。 当連結会計年度の財政状態は以下のとおりとなりました。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,671,401千円減少し、17,069,429千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,661,906千円減少し、2,806,886千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ9,494千円減少し、14,262,542千円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、5,140,119千円(前連結会計年度比1,805,391千円減)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は3,304,026千円(前連結会計年度は5,390,093千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益5,773,864千円、法人税等の支払額1,949,859千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により使用した資金は707,415千円(前連結会計年度は1,542,192千円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出1,538,531千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により使用した資金は4,403,976千円(前連結会計年度は4,073,014千円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出2,609,362千円によるものであります。 当社グループの資金につきましては原則として自己資本を中心に調達しております。また、当社取締役会は資本収益性としてROEを経営の重要指標と認識しており、営業活動を通じて獲得した資金から将来の収益獲得のための投資を行い利益成長を達成すると共に、配当及び自己株式取得による積極的株主還元を行っております。2026年3月期のROEは27.8%となり、2030年3月期までに35%への引き上げを目指しております。配当性向目標を新たに定め、2030年3月期までの目標水準を50%としております。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 ロ.受注実績 当連結会計年度における受注実績は次のとおりであります。 サービスの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) コンサルティング事業   22,397,777   81.4   4,781,732   73.6 合計   22,397,777   -   4,781,732   - (注)当社グループは、当連結会計年度よりコンサルティング事業の単一セグメントに変更しているため、セグメントに係る記載及び合計の前年同期比の記載を省略しております。 ハ.販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 サービスの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) コンサルティング事業   23,831,005   90.9 合計   23,831,005   - (注)1.当社グループは、当連結会計年度よりコンサルティング事業の単一セグメントに変更しているため、セグメントに係る記載及び合計の前年同期比の記載を省略しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社NYK Business Systems   3,544,172   13.4   -   - 3.当連結会計年度の株式会社NYK Business Systemsに対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況による分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.経営成績等 ⅰ)財政状態 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は8,429,295千円(前連結会計年度比5,644,681千円減)となりました。主な内訳は、現金及び預金5,140,119千円、受取手形、売掛金及び契約資産2,636,087千円であります。また、固定資産は8,640,133千円(前連結会計年度比2,973,280千円増)となりました。主な内訳は、投資有価証券5,974,134千円であります。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債は2,384,352千円(前連結会計年度比2,397,132千円減)となりました。主な内訳は、未払金855,913千円、未払法人税等702,943千円であります。また、固定負債は422,533千円(前連結会計年度比264,773千円減)となりました。主な内訳は、資産除去債務189,175千円であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は14,262,542千円(前連結会計年度比9,494千円減)となりました。主な内訳は、資本金3,000,000千円、利益剰余金13,457,245千円、自己株式3,272,370千円であります。 ⅱ)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は23,831,005千円(前連結会計年度比9.4%減)となりました。これは主に、継続的なコンサルティングサービス案件の受注によるものであります。 (売上原価) 当連結会計年度の売上原価は12,047,655千円(前連結会計年度比17.3%減)となりました。これは主に、コンサルタントの人件費及び外注費によるものであります。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は5,718,435千円(前連結会計年度比6.1%減)となりました。これは主に、役員報酬及び管理部門の人件費によるものであります。 (営業外損益) 当連結会計年度の営業外収益は308,840千円(前連結会計年度比20.7%増)となりました。これは主に、投資有価証券売却益によるものであります。当連結会計年度の営業外費用は22,313千円(前連結会計年度比24.3%増)となりました。これは主に、投資有価証券運用損によるものであります。 (特別損益) 当連結会計年度の特別利益は89,488千円(前連結会計年度は935千円)となりました。これは主に、関係会社 株式売却益によるものであります。当連結会計年度の特別損失は667,065千円(前連結会計年度は58,291千円)となりました。これは主に、投資有価証券評価損によるものであります。 これらの結果を受け、当連結会計年度の営業利益6,064,914千円(前連結会計年度比7.6%増)、経常利益6,351,441千円(前連結会計年度比8.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,971,882千円(前連結会計年度比9.6%減)となりました。 ロ.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 わが国の経済は緩やかに回復していますが、先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動の影響や米国の通商政策をめぐる動向などに注意が必要です。 このような環境の中、当社グループは産業及び企業の価値創造、社会課題を解決する新たな市場や事業の創出に取り組んでおります「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、景気変動、新しい技術の活用、投資、情報管理、コンプライアンスと内部管理体制、人財採用及び流出、システム障害等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは、社内管理体制の整備、法令及びコンプライアンス遵守の浸透、優秀な人財の採用と能力開発、システム基盤の増強等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。 ハ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメントに係る記載を省略しております。 ニ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 客観的な指標については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりです。 連結の売上高経常利益率は26.7%(前連結会計年度22.4%)と過去最高水準となりました。これは主に、コンサルティング事業における外注費が減少したことが要因です。 コンサルティング事業においては、コンサルタント数は692名(前連結会計年度末625名)に増加しました。積極的な採用活動の結果、経験者47名、新卒81名が入社したこと等が主な要因です。また、クライアントが評価するプロジェクト満足度も97(前連結会計年度末97)と高い水準を維持しており、高い品質のコンサルティングサービスの提供による継続案件の獲得も期待されます。 引き続きこれらの指標について、戦略に基づき適正な水準となるよう取り組んでまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 各キャッシュ・フローの状況とそれらの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。また、当社グループの主な資金需要は、コンサルタントの人件費、採用費、研修費等の運転資金、社内システムの開発費用及び「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の投資であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、合理的な基準に基づいて実施しております。 当社グループの財政状態又は経営成績に重大な影響を与え得る会計上の見積りが必要となる項目は以下のとおりです。 イ.有価証券、投資有価証券の評価 事業投資、資金運用及び純投資等を目的として有価証券及び投資有価証券を保有しており、四半期毎に評価を行っております。有価証券、投資有価証券の評価は発行体の経営状況により影響を受けます。 ロ.有形固定資産、無形固定資産の評価 有形固定資産、無形固定資産は耐用年数に応じて減価償却を行っております。 また、有形固定資産、無形固定資産は少なくとも1年に1回は減損の判定を行っており、減損が生じた場合には減損損失を認識します。当連結会計年度末の計上額には問題はないと判断しておりますが、デジタルテクノロジーの進展が著しい状況において、特にソフトウエアに関して突然の機能的減価が生じるリスクがあります。 オフィスの原状回復費用及び利用期間を見積り、費用計上を行っております。オフィスの原状回復費用は不動産オーナー等の見積り額、利用期間については不動産賃貸借契約における残存期間と仮定しております。したがって、工事費用の変動により原状回復費用が変動する可能性や、予定利用期間の変更(オフィス賃貸借契約の延長など)により費用計上額が変動(オフィス賃貸借契約を延長する場合は延長した期間に応じて計上)する可能性があります。 ハ.繰延税金資産の評価 繰延税金資産は、税務上の一時差異のうち回収可能性が認められるものを計上しております。連結会計年度末においては今後の一定期間の課税所得の発生を前提として回収可能性を判断しております。今後、十分な課税所得の発生が見込めなくなった場合には、繰延税金資産の取り崩しが必要となるおそれがあります。 ニ.株式給付引当金 取締役、執行役員及び従業員に対して当社株式による報酬があり、その給付義務に対して株式給付引当金を計上しております。取締役、従業員に対しては信託を用いた方式での株式給付を行っており、追加信託を行うことにより信託内の株式の単価が変動することによって、引当金額が変動します。また、受給対象者が受給条件を満たさない可能性は低いことから受給者が受給条件を満たす前提で引当額を計上しておりますが、受給者が受給条件を満たさない場合は、当該株式給付は発生しない可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。