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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ハンズマン

HANDSMAN CO., LTD.7636 · Standard · 小売業

九州地盤でDIY用品からカー用品まで揃えるホームセンターを展開する小売企業。

概要

ハンズマンは、DIY用品、家庭用品、カー・レジャー用品を扱うホームセンター事業を展開する企業である。1964年に宮崎県都城市で硝子建材商として創業し、1986年にDIYホームセンター1号店を開業。九州を地盤に店舗網を拡大し、2023年には大阪府に初の本州店を出店した。2025年6月期の売上高は約349億円、従業員数は184名。

単一セグメントのホームセンター事業

ハンズマンはホームセンター事業のみを営む単一セグメント企業である。商品区分は3つに大別され、DIY用品(手道具、電動工具、建材、園芸資材など)が売上高の約55%を占め、次いで家庭用品(日用品、インテリア、住宅設備)が約31%、カー・レジャー用品(カー用品、アウトドア、ペット、文具)が約14%と続く。2025年6月期の売上高は348億96百万円で、仕入高は237億59百万円であった。利益面では、売上総利益率は約31.6%、販管費率は約28.0%である。

九州から本州へ広がる店舗ネットワーク

同社の店舗は九州内の宮崎、鹿児島、熊本、大分、福岡に加え、2023年10月に開業した大阪府松原市の松原店を含む全13店舗(2025年6月時点)で構成される。創業地である宮崎県都城市には吉尾店があり、これは2009年に新設移転した主力店舗である。九州内では1992年の加納店(宮崎市)以降、1996年の新名爪店、1998年の柳丸店と宮崎市内に集中出店した後、2000年に鹿児島県国分市へ進出。2001年には熊本県、2003年には大分県へとエリアを拡大した。

安定した財務基盤と自己資本比率70%超

2025年6月期末の総資産は256億65百万円、負債総額は75億62百万円、純資産は181億2百万円であり、自己資本比率は70.5%に達する。長期借入金は減少傾向にあり、財務体質は堅調である。同社は経営指標として自己資本比率50%以上、ROA・ROE10%以上を目標に掲げるが、2025年6月期のROAは5.9%、ROEは5.7%と目標には届いていない。キャッシュ・フローでは営業活動により18億30百万円を得る一方、設備投資や借入金返済、配当・自己株式取得により財務活動で17億45百万円を使用した。

売上高の推移と収益性の変化

売上高は2012年6月期の250億円から緩やかに増加し、2017年6月期には322億円に達したが、その後は310億円前後で推移していた。2021年6月期には341億円を記録したものの、2022~2023年は309億円に減少。2024年6月期に再び341億円へ回復し、2025年6月期は348億96百万円となった。当期純利益は2012年6月期の7億円から2017年には17億円まで上昇したが、近年は10~12億円台で推移している。2025年6月期の営業利益は12億36百万円で、前期比42%増加した。

業界の中での役割は小売業界におけるホームセンター運営企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
353億円
営業利益
13億円
営業利益率
3.7%
純利益
11億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01ホームセンター主力

DIY用品、家庭用品、カー・レジャー用品を幅広く取り揃え、一般消費者向けに販売している。単一セグメントで、商品区分別に事業を展開。

主な製品・サービス3
DIY用品
日曜大工やリフォームに必要な工具・資材などを取り揃える。
家庭用品
日用品、キッチン用品、収納用品など生活に必要な商品を販売。
カー・レジャー用品
自動車関連用品やアウトドア、スポーツなどのレジャー用品を販売。

製品と技術

DIY用品:工具から建材・園芸まで手掛ける核カテゴリー

DIY用品部門は売上高全体の55.2%を占める最大カテゴリーである。取扱品目はホビー・木製品、建材、手工具、電動工具、金物、塗料、接着剤、園芸資材、薬剤肥料・用土、植物、エクステリア用品、石材と多岐にわたる。2025年6月期の部門売上高は192億81百万円で、前期比101.6%と微増。仕入高は126億64百万円であった。同社はDIYアドバイザー資格取得者の増員を通じて、工具の使い方やDIY工法の提案などコンサルティング販売を強化している。

家庭用品:日用品から収納・季節用品まで暮らしを支える

家庭用品部門は売上高31.3%を占める第2の柱である。家庭用品、日用品、インテリア用品、電気資材用品、収納用品、住宅設備用品、季節用品を扱い、2025年6月期の売上高は109億17百万円(前期比103.9%)、仕入高は77億99百万円であった。特に季節用品(エアコン、ヒーター、除湿機など)の販売が業績に影響する。同部門は生活者の節約志向や住まいのメンテナンス需要に対応し、安定した売上を支えている。

カー・レジャー用品:車・アウトドア・ペット関連を集約

カー・レジャー用品部門は売上高の13.5%を占める。カー用品、アウトドア用品、ペット用品、文具の4分類で構成され、2025年6月期の売上高は46億97百万円(前期比101.1%)、仕入高は32億95百万円であった。同社の店舗では自動車用バッテリーやタイヤ、キャンプ用品、犬猫用ペットフードなどが主力商品である。アウトドア需要の高まりやカーライフの多様化に対応するため、季節ごとに品揃えを見直している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ホームセンターで国内中位、低収益だが改善

ハンズマンは小売業、特にホームセンターとして営業していると推測される。売上高は341億円から353億円とほぼ横ばいで、営業利益率は2.64%から3.68%へと改善傾向にある。同業他社には光フードサービスやトライアルホールディングスなどがあるが、これらは総合スーパーであり、ハンズマンは DIY や住関連商品に特化している。業界内では中位の規模であり、地域密着型の店舗展開で差別化を図っている。課題は売上の伸び悩みと、競争激化への対応である。

強み

  • DIY や住関連商品に専門特化し、他社と差別化している。
  • 営業利益率が徐々に上昇し、収益性が改善している。
  • 地域の需要に合わせた品揃えとサービスを提供している。
  • 売上がほぼ横ばいで、大きな変動がない。

課題

  • 売上が伸びず、市場拡大が望めない。
  • 同業他社との価格競争やサービス競争が激しい。
  • 出店や既存店の活性化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がハンズマン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
18207テンアライド122億円
22764ひらまつ120億円51.4倍
33020アプライド118億円5.2倍
47636ハンズマン115億円10.3倍
53556リネットジャパングループ115億円15.9倍
63418バルニバービ115億円25.1倍
79846天満屋ストア114億円8.4倍
87416はるやまホールディングス114億円
97614オーエムツーネットワーク113億円10.8倍
103082きちりホールディングス111億円50.5倍
113030ハブ110億円17.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

硝子建材商として創業した1964年

1964年12月、宮崎県都城市中町に「株式会社大薗硝子建材商会」が資本金500万円で設立された。当時は硝子や建材を扱う専門商社であり、後のDIY事業とは直接結びつかない業態であった。1972年12月には社名を「大薗硝子建材株式会社」に変更し、1980年6月には本社を都城市早鈴町へ移転した。この約16年間、同社は建材流通業者として地域に根ざした営業を続けていた。

DIYホームセンターへの業態転換と社名変更

1985年7月、社名を「オーゾノ株式会社」に改め、翌1986年4月には宮崎県都城市吉尾町にDIYホームセンター「ハンズマン吉尾店」を開業した。これが同社のホームセンター事業の第一歩である。1992年7月には宮崎郡清武町(現宮崎市)に加納店を開設し、店舗数を増やした。1995年7月には建材部門をマルダイ建材株式会社(現オーゾノ建材)に営業譲渡し、社名を「株式会社ハンズマン」へ変更。同時に本社を吉尾町に移転し、ホームセンター専業へと舵を切った。

店舗網拡大とJASDAQ上場(1996~2004年)

1996年4月に宮崎市に新名爪店、1998年4月に柳丸店を開業し、宮崎市内でドミナント戦略を推進した。2000年3月には株式を日本証券業協会店頭市場(後のJASDAQ)に登録し、資金調達力を強化。同年9月には初の県外店舗として鹿児島県国分市(現霧島市)に国分店を出店した。2001年12月には熊本県熊本市に画図店、2003年9月には大分県大分市にわさだ店を開業し、九州主要都市への進出を加速。2004年12月にはJASDAQ証券取引所へ上場を果たした。

福岡・熊本への進出と本州初出店(2005~2023年)

2005年11月、福岡県大野城市に大野城店を開業し、福岡エリアへ進出。2007年11月には熊本県菊陽町に菊陽店、2010年10月には北九州市にくさみ店を出店した。2012年11月には鹿児島市に宇宿店を開業。2010年代は既存店のリニューアルや移転も進め、2009年には吉尾店を新設移転した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行。2023年10月には大阪府松原市に松原店を開業し、本州に初進出した。

年表22件を開く

1960年代

  • 1964年12月創業宮崎県都城市中町に株式会社大薗硝子建材商会を資本金500万円をもって設立。

1970年代

  • 1972年12月大薗硝子建材株式会社に社名を変更する。

1980年代

  • 1980年6月本社社屋を宮崎県都城市早鈴町に移転する。
  • 1985年7月オーゾノ株式会社に社名を変更する。
  • 1986年4月宮崎県都城市吉尾町にDIYホームセンターハンズマン吉尾店がオープンする。

1990年代

  • 1992年7月宮崎県宮崎郡清武町(現宮崎市)にDIYホームセンターハンズマン加納店がオープンする。
  • 1995年7月建材部門をマルダイ建材株式会社(現オーゾノ建材株式会社)に営業譲渡し、株式会社ハンズマンに社名を変更する。
  • 1995年7月本社社屋を宮崎県都城市吉尾町に移転する。
  • 1996年4月宮崎県宮崎市にDIYホームセンターハンズマン新名爪店がオープンする。
  • 1998年4月宮崎県宮崎市にDIYホームセンターハンズマン柳丸店がオープンする。

2000年代

  • 2000年3月株式を日本証券業協会店頭市場に登録する。
  • 2000年9月鹿児島県国分市(現霧島市)にDIYホームセンターハンズマン国分店がオープンする。
  • 2001年12月熊本県熊本市にDIYホームセンターハンズマン画図店がオープンする。
  • 2003年9月大分県大分市にDIYホームセンターハンズマンわさだ店がオープンする。
  • 2004年12月上場株式を株式会社ジャスダック証券取引所に上場する。
  • 2005年11月福岡県大野城市にDIYホームセンターハンズマン大野城店がオープンする。
  • 2007年11月熊本県菊池郡菊陽町にDIYホームセンターハンズマン菊陽店がオープンする。
  • 2009年4月DIYホームセンターハンズマン吉尾店が店舗を新設移転する。

2010年代

  • 2010年10月福岡県北九州市にDIYホームセンターハンズマンくさみ店がオープンする。
  • 2012年11月鹿児島県鹿児島市にDIYホームセンターハンズマン宇宿店がオープンする。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
  • 2023年10月大阪府松原市にホームセンターハンズマン松原店がオープンする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本比率50%以上
  • ROA(総資本経常利益率)10%以上
  • ROE(株主資本利益率)10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    お客様満足度の向上

    品揃えの拡充で商品力を高め、従業員の商品知識向上のための研修会とDIY体験会を定期的に開催し、コンサルティング販売能力を向上させる。

  2. 02

    従業員満足度の向上

    接客力や販売管理能力を人事考課に反映し継続的な年収向上を図るとともに、年間休日数の増加や子育て支援制度の拡充など働きやすさ改革を進める。

  3. 03

    業務効率の改善

    店舗運営業務を軸に業務遂行内容の見直しとデジタル化を図り、業務効率を改善することでお客様満足度と従業員満足度の向上を支える。

  4. 04

    優良新規物件の開発

    大都市圏への出店を目指し、優良物件を厳選して準備を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で184人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は580万円で、9期前と比べて+10.4%平均年齢は47.4歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月198
2017年6月197
2018年6月197
2019年6月52545.114.3189
2020年6月52845.815.2184
2021年6月54946.715.9181
2022年6月54146.916.3186
2023年6月55547.217.1176
2024年6月58447.317.3179503
2025年6月58047.417.5184652

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
松原店 — 大阪府松原市5,948百万円
菊陽店 — 熊本県菊池郡菊陽町1,212百万円
宇宿店 — 鹿児島県鹿児島市1,053百万円
くさみ店 — 福岡県北九州市小倉南区787百万円
本部その他 — 宮崎県都城市758百万円
国分店 — 鹿児島県霧島市727百万円
大野城店 — 福岡県大野城市676百万円
吉尾店 — 宮崎県都城市583百万円
わさだ店 — 大分県大分市402百万円
加納店 — 宮崎県宮崎市370百万円
ほか3件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は353億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.1%、利益が+8.3%。

売上高
+1.1%
353億円
営業利益
+8.3%
13億円
純利益
+10.0%
11億円
営業利益率
3.7%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円353億円
営業利益14億円13億円
純利益11億円11億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は178億円、営業利益は8億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+4.1%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7345.53
2023年4Q812
2024年1Q7411.41
2024年2Q9533.22
2024年3Q8222.42
2024年4Q9033.33
2025年2Q17863.45
2025年4Q17163.55
2026年2Q17552.94
2026年4Q17884.57

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は250億円から353億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月250127
2013年6月269117
2014年6月283138
2015年6月2901711
2016年6月3112315
2017年6月3222517
2018年6月3112317
2019年6月3122315
2020年6月3122416
2021年6月3412820
2022年6月3092215
2023年6月3091812
2024年6月3419112.68
2025年6月34912153.410
2026年6月35313153.711

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高353億円のうち、営業利益として残るのは13億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%をちょうど並ぶ水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金96.3%340億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.0pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが18億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月15−4−7118
2013年6月9−2213−138
2014年6月14−2−12128
2015年6月19−1−19187
2016年6月23−5−16189
2017年6月28−2−27268
2018年6月9−1−1815
2019年6月24−2−202217
2020年6月25−1−112430
2021年6月21−4−81739
2022年6月16−12−9434
2023年6月4−4325−3919
2024年6月12−195−716
2025年6月18−2−171615

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は257億円。このうち返さなくてよい自己資本が181億円で、自己資本比率は70.5%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月164768846.4
2013年6月1868010642.8
2014年6月183879647.5
2015年6月177968154.2
2016年6月1801087260.0
2017年6月1761067060.4
2018年6月1791176265.6
2019年6月1801295171.4
2020年6月1911405173.7
2021年6月2031574677.1
2022年6月2071654279.5
2023年6月2631758866.4
2024年6月2621798368.2
2025年6月2571817670.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
167億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
76億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中40位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中226位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥793で、1年前と比べて-1.4%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥793-1.0%1ヶ月-0.5%1年-1.4%時価総額115億円
過去52週の値幅
安値¥768高値¥926

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.3倍
PER (会社予想)9.9倍
PBR0.58倍
配当利回り3.78%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+2.18%上昇し、8月13日時点で797円。25日移動平均線(785.44円)を上回り、75日線(776.73円)と200日線(782.7円)も上回っており、中長期も堅調。52週高値926円からは約14%下落、52週安値768円からは約3.8%上昇と、レンジの中間付近。RSIは61.76と中立やや強気圏。出来高は7月29日に33,400株と増加して以降、8月に入っても数千株で推移し、8月13日は5,400株とやや低調。方向感は乏しいが、底堅さはある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERは11.92倍で業界平均の39.74倍を大幅に下回り、PBRも0.5961倍と1倍を大きく割り込む。ROEは5.7%と低水準ながら、配当利回り3.76%は業界平均13.25%を下回るものの、株主還元は行われている。予想PERも10倍と低く、業績は増収増益基調で、割安ながら収益性や配当の伸びには課題が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.3倍39.6倍
PER (予想)9.9倍
PBR0.58倍2.44倍
ROE5.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ホームセンター業界は人口減少や競争激化で成熟期にある。強気派は、同社の地域密着戦略で既存店売上が堅調に推移し、営業利益率も改善している点を評価する。ディスカウント大手の進出に対しても、地域のニーズに合わせた品揃えで対抗できるとみる。一方、弱気派は、人口減少による需要減少や同業・異業種との競争激化で成長余地が限られると指摘。近年の利益改善はコスト削減によるもので持続性に疑問があるという見方もある。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率の改善

    営業利益率が2.64%から3.68%へと上昇、収益性向上の流れ

  • 地域密着の強み

    九州に集中出店し、地域顧客の支持を得て売上は安定成長

  • 大型店舗の競争力

    品揃えの豊富さで専門店やネット通販に対抗

  • 営業利益2期連続増益通年影響

    9億円→12億円→13億円、収益改善トレンド明確

  • 予想PER10倍と増益期待決算発表後影響

    実績PER11.92倍から予想PER10倍へ改善

  • PBR0.60倍と割安修正不定影響

    純資産比4割安、バリュエーションの下支え

  • 営業利益率3.68%と改善通年影響

    3.44%→3.68%、粗利率改善やコスト削減効果

マイナスに働く材料7
  • 人口減少

    九州の人口減少で市場縮小が見込まれ、売上拡大が難しい

  • 競争激化

    大型チェーンやネット販売に押され、価格競争で利益が圧迫

  • 利益改善の持続性

    コスト削減による利益率改善は限界があり、今後の持続性に疑問

  • 売上高353億円と増収率鈍化通年影響

    349億円→353億円、伸び率1.1%と低調

  • ROE5.7%と低資本効率継続影響

    PBR0.6倍の要因、資本効率改善遅れ

  • 時価総額116億円と小型株継続影響

    流動性限定的、機関投資家の選好外

  • 営業利益の増益幅縮小通年影響

    前期は+3億円だが今期は+1億円、増益率が低下

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
地域需要の動向と店舗の集客力の変化を測る
客単価
購買行動の変化や品揃えの効果を確認するため
出店ペース
成長戦略の実行度と今後の売上への寄与を判断

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.78%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
3.78%
いまの株価に対して
配当性向
40.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月2420.7
2018年6月254.221.4
2019年6月250.023.2
2020年6月2812.024.3
2021年6月307.121.2
2022年6月300.027.8
2023年6月300.035.4
2024年6月300.054.0
2025年6月300.040.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ3,781人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.1%を占め、残る57.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他45.144.145.448.752.656.2
事業法人24.424.124.924.924.524.5
金融機関22.022.021.119.218.917.6
自己株式2.21.93.22.12.15.2
外国法人8.09.27.86.63.31.1
証券会社0.50.50.80.60.70.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社ガーデンビル13.36
02ハンズマン社員持株会10.67
03野村信託銀行株式会社6.13
04株式会社宮崎銀行4.73
05大薗 誠司2.90
06株式会社ライフ建築設計事務所2.07
07大薗 正忠1.80
08三菱UFJ信託銀行株式会社1.61
09明治安田生命保険相互会社1.61
10住友生命保険相互会社1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−40%、1株純資産は14期で−11%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月1281,4879.06.223.4
2013年6月1321,6098.57.922.8
2014年6月1621,7309.77.422.2
2015年6月7162711.813.221.2
2016年6月9670414.425.920.9
2017年6月11673516.014.020.7
2018年6月11782015.110.921.4
2019年6月10890112.511.123.2
2020年6月11598912.212.624.3
2021年6月1421,10213.511.521.2
2022年6月1081,1749.59.027.8
2023年6月851,2317.112.235.4
2024年6月561,2574.516.354.0
2025年6月741,3165.710.940.4
2026年6月77

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額192百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大薗誠司代表取締役社長 兼 内部監査室長57420,870
大薗正忠専務取締役 兼 人事部長55261,322
田上秀樹常務取締役 経営企画室長 兼 経理部長5418,400
戸田勝久常務取締役 総務部長 兼 店舗開発部長585,000
土持寿翁取締役7928,600
加納昭取締役78
曽木重和常勤監査役723,200
島津久友監査役67
永野修一郎監査役7811,700
塩月光夫監査役82

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51631017435
社外取締役6180183

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容110字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社はDIY用品、家庭用品、カー・レジャー用品の販売を行うホームセンター事業に従事しており、事業の系統図は次のとおりであります。なお、当社は単一セグメントであるため、商品区分別により記載しております。
経営方針・対処すべき課題1,149字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社の企業理念は「お客様第一主義」であり、ホームセンター事業を通して「住まいと暮らしに関するお客様の要望をすべて満たす」ことを経営の基本方針としております。また、この使命を果たし、お客様に喜ばれることが当社の安定的な成長を実現し、株主、取引先、従業員を含むすべてのステークホルダーに喜ばれる企業価値の向上に資すると確信しております。 (2)目標とする経営指標 当社は「B/Sを重視した経営」「株主重視の経営」をするために、自己資本比率を50%以上、総資本経常利益率(ROA)及び株主資本利益率(ROE)を共に10%以上とし、これらを維持しながら1株当たり当期純利益(EPS)を安定的に向上させていくことを目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は創業以来、九州地区において店舗網を広げ事業を拡大してきましたが、2023年10月に新規出店した松原店(大阪府)の運営も軌道に乗っており、今後は大都市圏を中心に本州で出店エリアを拡大し、各地域のお客様に支持される店舗づくりに努め、更なる成長に繋げてまいります。 (4)会社の対処すべき課題 小売業を取り巻く経営環境は、人口減少による市場規模の縮小、異業種も含めた販売競争の激化等、今後ますます厳しさを増し、消費者に支持される企業のみが生き残っていく時代になるものと予想されます。 このような環境の中、当社の対処すべき課題は以下のとおりと考えております。 ①お客様満足度の向上 お客様のご要望に沿った品揃えの拡充で商品力を高め、従業員の商品知識向上のための研修会とDIY体験会を定期的かつ積極的に開催し、コンサルティング販売能力を向上させる。 ②従業員満足度の向上 接客力・販売管理能力等、お客様に喜んでいただくための能力を人事考課に反映し、継続的な年収の向上を実現すると同時に、従業員各人の年間休日数の増加や子育て支援制度の拡充など、働きやすさ改革を進め、ワークライフバランスの向上を図る。 ③業務効率の改善 店舗運営業務を軸に、業務遂行内容の見直しと更なるデジタル化を図り、業務効率を改善させることで①及び②の推進力を向上させる。 ④優良新規物件の開発 店舗開発においては今後の更なる成長に向け、大都市圏への出店を目指し、優良物件を厳選して準備を進める。 これらの課題に取り組むことで業績を向上させ、各種経営指標の更なる向上を図ると共に、サステナビリティへの対応など、あらゆる社会問題の解決に向けた取り組みに注力することで地域社会に貢献し、企業価値を高めてまいります。
事業等のリスク1,549字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)出店に関する法的規制について 当社はホームセンターの多店舗展開を行っていますが、店舗の新規出店及び既存店の増床について、次のような法的規制を受けております。 売場面積1,000㎡を超える新規出店及び既存店の増床については、「大規模小売店舗立地法(2000年6月1日施行)」(以下「大店立地法」という。) による規制の対象となります。大店立地法は、都道府県、政令指定都市が主体となって、市町村の意思の反映、広範な住民の意思表示の機会を確保しつつ、駐車需要の充足、その他による周辺住民の利便性及び商業その他の業務の利便性の確保のために配慮すべき事項(交通渋滞、駐車・駐輪、交通安全その他)、廃棄物問題や騒音の発生その他による周辺住民の生活環境の悪化防止のために配慮すべき事項等の地域社会に対する環境問題を調整するためのものであります。そのため、当社は地域環境を考慮した店舗構造・運営方法を採用し、地域住民・自治体との調整を図りながら出店をしていく方針でありますが、地域住民・自治体との調整のため出店に要する時間の長期化や出店コストの増加等の影響を受ける可能性があります。 また、「都市計画法」「中心市街地活性化法」「大規模小売店舗立地法」(以下「まちづくり三法」という。)のうち、「都市計画法」が2007年11月に改正施行されました。改正「都市計画法」の骨子は、売場面積10,000㎡以上の大規模小売店の出店を商業地域、近隣商業地域、準工業地域に限定することにより、郊外での大規模小売店の出店に制限が課せられることとなり、さらに今後各自治体が「まちづくり三法」を補完する条例等を施行した場合には、店舗売場面積の縮小や出店に要する時間の長期化など出店計画に影響を及ぼす可能性があります。 (2)気象要因について 当社はDIY用品(ホビー・木製品、建材、手工具、電動工具、金物、塗料、接着剤、園芸資材、薬剤肥料・用土、植物、エクステリア用品、石材)を中心に屋外での作業が伴う商品の販売ウェイトが高く、これらの商品は、降雨量の増加や低気温といった気象条件の悪化が来店客数や商品購入点数の減少につながり、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)自然災害について 当社は店舗設備の耐震強化や防災マニュアルの策定などにより、自然災害の発生に備えた対策を講じておりますが、想定を超える大規模な地震や台風などが発生した場合、店舗設備などの物理的な損害、停電、通信ネットワークの途絶、物流網の遮断等が生じ、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)固定資産の減損について 当社は「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。当社は大型店舗を多く出店しており、今後、店舗の収益性が悪化した場合や保有資産の市場価格が著しく下落した場合等に減損処理を行うことがあり、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報の管理について 当社はインターネット通販を行っていること等により、相当数の個人情報を保有しております。これらの個人情報につきましては、社内管理体制の整備や情報セキュリティシステムの構築などにより厳重に管理しておりますが、万が一、情報が外部へ流出した場合には、社会的信用の低下や損害賠償問題の発生など、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,476字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。 ①経営成績の状況 当事業年度(2024年7月1日~2025年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加等により景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、一方であらゆる商品・サービスの物価上昇が続いていることにより消費者の節約志向が高まっており、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社におきましては、原材料高や円安、物流コストの上昇などを背景に、取引先による商品の廃番や値上げが多発する中、一部の商品群では一時的な欠品による機会損失も発生しましたが、これらに替わる商品の探究や新規開発に注力することで、可能な限り商品の継続販売と販売価格の維持に努めてまいりました。また、DIYアドバイザー資格取得者の大幅な増員を果たし、店舗接客におけるコンサルティング販売能力を向上させるなど、より多くのお客様にお役に立てる店づくりに努めてまいりました。 これらの結果、当事業年度における既存店の来店客数は前期比98.1%、客単価は同101.7%となり、既存店売上高は同99.7%の334億76百万円となりました。また、松原店の通期実績を含む全店ベースの来店客数は前期比100.0%、客単価は同102.3%となり、全店売上高は同102.3%の348億96百万円となりました。 利益につきましては、仕入原価の上昇により売上総利益率が前期比0.2ポイント低下しましたが、売上高が増加したことにより売上総利益は前期比101.6%の110億14百万円となりました。また、販売費及び一般管理費は光熱費や減価償却費などが増加した一方、松原店のオープンに伴う費用の影響などにより前期比98.1%の97億77百万円に減少し、その結果、営業利益は同142.2%の12億36百万円、経常利益は同139.7%の15億26百万円、当期純利益は同130.2%の10億27百万円となりました。 ②財政状態の状況 当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ5億27百万円減少の256億65百万円となりました。これ は主に売掛金が52百万円、前払費用が40百万円、長期前払費用が1億44百万円増加した一方、現預金が91百万円、商品が1億67百万円、有形固定資産が4億96百万円減少したことによるものであります。 負債合計は、前事業年度末に比べ7億64百万円減少の75億62百万円となりました。これは主に未払法人税等が3億6百万円、リース債務が1億30百万円増加した一方、買掛金が1億27百万円、長短借入金が8億99百万円、未払金が1億35百万円減少したことによるものであります。 純資産合計は、前事業年度末に比べ2億37百万円増加の181億2百万円となりました。これは主に剰余金の配当が4億26百万円、自己株式の取得が3億65百万円あった一方、当期純利益を10億27百万円計上したことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ91百万円減少の15億42百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、18億30百万円(前期は12億32百万円の取得)となりました。これは主に法人税等の支払額が1億70百万円、その他営業支出が3億42百万円となったのに対し、税引前当期純利益が15億26百万円、減価償却費が9億6百万円となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、1億76百万円(前期は19億42百万円の使用)となりました。これは主に投資不動産の賃貸による収入が1億24百万円となったのに対し、有形固定資産の取得による支出が2億33百万円、投資不動産の賃貸による支出が31百万円となったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、17億45百万円(前期は4億50百万円の取得)となりました。これは主に短期借入金の純減額が3億円、長期借入金の返済による支出が5億99百万円、配当金の支払額が4億26百万円、自己株式の取得による支出が3億65百万円となったことによるものであります。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。当社の採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しております。財務諸表の作成に当たっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 ⑤経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社の目標とする経営指標は「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。当事業年度は自己資本比率70.5%、ROA5.9%、ROE5.7%となっており、新規出店等大型の設備投資を実施してもこれらの目標数値を達成できるよう財務体質及び収益力の強化に努めてまいります。 (2) 仕入及び販売の実績 ①仕入実績 部門別   仕入高(百万円)   構成比(%)   前期比(%) DIY用品   12,664   53.3   98.2 家庭用品   7,799   32.8   102.2 カー・レジャー用品   3,295   13.9   100.1 合計   23,759   100.0   99.8 (注) 1.部門別の用品明細は次のとおりであります。 (1) DIY用品……………ホビー・木製品、建材、手工具、電動工具、金物、塗料、接着剤、園芸資材、薬剤肥料・用土、植物、エクステリア用品、石材 (2) 家庭用品………………家庭用品、日用品、インテリア用品、電気資材用品、収納用品、住宅設備用品、季節用品 (3) カー・レジャー用品…カー用品、アウトドア用品、ペット用品、文具 2.当社は単一セグメントであるため、商品区分別により記載しております。 ②販売実績 部門別   売上高(百万円)   構成比(%)   前期比(%) DIY用品   19,281   55.2   101.6 家庭用品   10,917   31.3   103.9 カー・レジャー用品   4,697   13.5   101.1 合計   34,896   100.0   102.3 (注) 1.部門別の用品明細は次のとおりであります。 (1) DIY用品……………ホビー・木製品、建材、手工具、電動工具、金物、塗料、接着剤、園芸資材、薬剤肥料・用土、植物、エクステリア用品、石材 (2) 家庭用品………………家庭用品、日用品、インテリア用品、電気資材用品、収納用品、住宅設備用品、季節用品 (3) カー・レジャー用品…カー用品、アウトドア用品、ペット用品、文具 2.当社は単一セグメントであるため、商品区分別により記載しております。 ③単位当たり売上高 項目       前期比(%) 売上高   (百万円)   34,896   102.3 売場面積(平均)   ( ㎡ )   100,683   104.8 1㎡当たり売上高   (千円)   345   97.6 従業員数(平均)   ( 人 )   1,280   99.3 1人当たり売上高   (千円)   27,262   103.0 (注) 1.従業員数には、地域限定正社員、嘱託社員及びパート・アルバイト(1日8時間換算)を含んでおります。 2.1㎡当たり売上高にはネット販売は含んでおりません。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。