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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

リネットジャパングループ

RenetJapanGroup,Inc.3556 · Growth · 小売業

ネット通販を活用したリユース・リサイクル事業と福祉・海外HRを組み合わせた独自のビジネスモデルを展開。

概要

リネットジャパングループは、インターネットと宅配便を活用したリユース・リサイクル事業を中核とする企業である。2000年に書籍の宅配買取業者として創業し、現在は中古本・CD・DVD・ブランド品に加え、小型家電リサイクル事業を展開。2014年には小型家電リサイクル法の全国認定事業者(第24号)を取得し、748の自治体と連携する。2025年9月期の連結営業収益は104億円、従業員254人。愛知県大府市に本社を置き、東京証券取引所グロース市場に上場(2016年12月)。

リユース・リサイクル事業の二本柱

当社グループの主力はリユース事業と小型家電リサイクル事業である。リユース事業では、「NETOFF」ブランドで自社サイトを運営し、中古本・CD・DVD・ゲームソフト・ブランド品・貴金属・フィギュアなどを宅配で買い取り、同じくインターネット経由で販売する。実店舗を持たない非対面型のモデルが特徴で、買取コースは「本&DVD買取コース」と「ブランド&総合買取コース」に分かれる。小型家電リサイクル事業では、ユーザーから不要になったパソコン・携帯電話・ゲーム機・家電などを宅配で回収し、再資源化事業者への売却やリユース販売を行う。データ消去サービスなどの有償オプションも提供する。2025年9月期のリユース・リサイクル事業の営業収益は84.5億円(前年同期比8.1%増)、セグメント利益は10.8億円(同25.5%増)となった。

小型家電リサイクルにおける自治体連携

小型家電リサイクル事業は、使用済小型電子機器等の再資源化に関する法律(小型家電リサイクル法)に基づく認定事業者として、全国の自治体との連携を軸に事業を展開する。2025年11月時点で748の自治体と協定を結び、カバー地域人口は約9千万人に達する。ユーザーはインターネットで申し込むだけで自宅から宅配便で不要品を送ることができ、自治体にとっては税金を使わない回収手段となる。また、学校と連携した「スマイル・エコ・プログラム」により、家庭に眠る約3,000万台と推計される退蔵パソコンの掘り起こしも進めている。リユース事業とのシナジーとして、回収品のうち再利用可能なものはリユース販売される。

ソーシャルケア事業への多角化

2010年代後半から、リユース・リサイクル事業で培った障がい者雇用の経験を基に、ソーシャルケア事業に進出した。2020年8月にグループホーム運営子会社を設立し、知的・精神障がい者向けの直営グループホームを展開する。2023年4月には障がい福祉事業を営む株式会社アニスピホールディングス(現SCJ株式会社)を完全子会社化し、就労継続支援B型事業所の運営も加わった。さらに、カンボジアからの福祉人材の送出し事業(RENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD.)も同事業に含まれる。2025年9月期のソーシャルケア事業の営業収益は19.6億円(前年同期比30.5%減)だが、セグメント利益は0.97億円と黒字化した。

財務の推移と経営指標

当社グループの連結営業収益は右肩上がりで推移し、2012年9月期の38億円から2025年9月期には104億円に拡大した。ただし、利益面では変動が大きく、2020年9月期には16億円の当期純損失、2024年9月期には19億円の純損失を計上したが、2025年9月期は営業利益3億円、親会社株主帰属当期純利益5億円と黒字化した。経営指標として経常利益を重視しており、2025年9月期の経常利益は4.97億円。純資産は10.9億円、自己資本比率は不明だが、負債は流動負債33.5億円、固定負債25.9億円。キャッシュ・フローは現金同等物が3.1億円と減少傾向にある。

業界の中での役割は循環型社会を支えるリユース・リサイクルサービス事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
104億円
営業利益
3億円
営業利益率
2.9%
純利益
5億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2020/9
事業売上構成比利益利益率
リユース事業39億円56.5%5億円12.8%
海外事業18億円26.1%-1億円-5.6%
小型家電リサイクル事業12億円17.4%3億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01リユース事業主力

インターネットを通じて中古本・CD・DVD・ゲームソフト・ブランド品・貴金属・フィギュアなどを宅配で買取り、自社のネット通販サイトなどで販売する。非対面で取引できる利便性を強みとする。

主な製品・サービス2
本&DVD買取コース
中古本、CD、DVD、ゲームソフトなどの買取サービス
ブランド&総合買取コース
ブランド品、金・プラチナ、ジュエリー、フィギュアなどの買取サービス

02小型家電リサイクル主力

使用済み小型電子機器を宅配便で回収し、再資源化事業者に売却、またはリユース販売するインターネットプラットフォーム型のサービス。データ消去などのオプションサービスも提供。

主な製品・サービス1
使用済小型家電の回収・リサイクル
パソコン、携帯電話、カメラなどの使用済み小型家電を宅配で回収し、リサイクルまたはリユースするサービス。

03ソーシャルケア(障がい福祉)準主力

障がいのある方への就労支援(就労継続支援B型事業所)やグループホーム運営を通じ、社会的自立を支援。障がい者の特性を活かした就労機会の拡大を目指す。

主な製品・サービス1
グループホーム運営
障がい者向けの共同生活援助サービスで、自立支援を提供。

04海外人材事業準主力

日本の就業人口減少に対応するため、海外(カンボジア等)からの人材送出し事業を展開。送り出し機関を通じて、高度技能習得や就労を支援。

主な製品・サービス1
海外人材送出し
カンボジアなどから日本への人材を送出し、介護などの福祉領域に特化した人材を供給。

05その他(マイクロファイナンス)その他

カンボジアで貧困層向けのマイクロファイナンス事業を行っていたが、現在は撤退方針を進めており、事業縮小中。

製品と技術

NETOFFブランドの宅配買取サービス

リユース事業の中核は、インターネット上で買取申込を受け付け、宅配便で商品を集荷する「宅配買取」サービスである。買取コースは「本&DVD買取コース」と「ブランド&総合買取コース」の2つ。前者は中古本、CD、DVD、ゲームソフト、後者はブランド品、金・プラチナ、ジュエリー、フィギュアなどを対象とする。買取査定後、指定口座に代金を支払う。販売は自社運営のネット中古書店「NETOFF」を通じて行い、実店舗は一切持たない。買取・販売ともに物流は子会社ネットオフ株式会社が担う。非対面・非リアルの特性を強みとし、リユース市場のネット移行の流れを捉えている。

小型家電リサイクルにおけるデータ消去と再資源化

小型家電リサイクル事業の主要サービスは、パソコン、携帯電話、カメラ、ゲーム機、電子楽器、キッチン家電など使用済小型家電の宅配回収である。回収後、子会社リネットジャパンリサイクル株式会社が仕分けし、再資源化事業者への売却またはリユース販売を行う。特に個人情報漏えいを懸念するユーザー向けに、有償のデータ消去サービスを提供する。このサービスは、パソコンや携帯電話の内部データを完全に消去し、安心して廃棄できる仕組みを提供する。また、全国748の自治体と連携することで、行政サービスの一環として低コストな回収網を実現している。リユース可能な機器はネットオフを通じて販売される。

障がい者グループホームと就労継続支援B型事業

ソーシャルケア事業では、知的・精神障がい者を対象としたグループホーム(共同生活援助)と就労継続支援B型事業所を運営する。グループホームは子会社リネットジャパンソーシャルケア株式会社とRJソーシャルケア東京株式会社が運営し、日常生活の支援と自立を促す。2023年に完全子会社化したSCJ株式会社(旧アニスピホールディングス)は、就労継続支援B型事業所を全国に展開しており、障がい者に就労機会を提供する。リユース・リサイクル事業における障がい者雇用の経験を活かし、事業間のシナジーを図る。さらに、カンボジアからの福祉人材送出し事業(RENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD.)も同事業に含まれ、国内の介護人材不足に対応する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

リユース事業で差別化、業績は回復傾向

同社は中古品のリユース・リサイクル事業を展開し、環境意識の高まりを追い風に成長を目指している。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスとは異なる業態だが、小売業界での独自の地位を築いている。2024/9期は営業赤字に陥ったが、2025/9期には黒字転換し、売上高も104億円と微減ながら改善している。ビジネスモデルはまだ安定しておらず、赤字リスクが残る。

強み

  • リユース事業で他社との差別化を図り、ニッチ市場での存在感を示す。
  • 環境意識の高まりに合致し、社会的な支持を得やすい事業モデル。
  • 2025/9期に黒字化を達成し、経営改善の兆しが見えてきた。
  • リユース市場は拡大傾向にあり、今後の成長余地が期待できる。

課題

  • 営業利益率の変動が大きく、安定的な収益確保が課題。
  • 売上高は小さく、競合他社と比較して資源が限定的である。
  • 需要の変化や市況悪化により業績が大きく影響を受ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がリネットジャパングループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13053ペッパーフードサービス123億円72.2倍
23175エー・ピーホールディングス123億円10.7倍
38207テンアライド122億円
42764ひらまつ120億円51.4倍
53020アプライド118億円5.2倍
63556リネットジャパングループ115億円15.9倍
73418バルニバービ115億円25.1倍
87636ハンズマン115億円10.3倍
99846天満屋ストア114億円8.4倍
107416はるやまホールディングス114億円
117614オーエムツーネットワーク113億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

書籍宅配買取で創業した2000年

2000年7月、三重県四日市市で株式会社リサイクルブックセンターとして設立された。インターネットによる書籍の宅配買取・販売を目的とし、同年8月にはトヨタ自動車が運営するGAZOOモール内にオンライン書店「eBOOKOFF」を開設。同年12月に商号を株式会社イーブックオフに変更し、本社を名古屋市中村区に移した。2002年3月にはブックオフコーポレーションと標章利用のライセンス契約を結び、同社のブランドを活用した。この時期は実店舗を持たず、インターネット特化型のリユースモデルを確立する初期段階であった。2005年7月には自社システムへ移管し、GAZOOモールから独立した運営を開始する。

ブックオフとの提携終了と新刊取扱い開始

2005年10月に商号をネットオフ株式会社に変更。2006年9月には本社を愛知県大府市に移転し、同時に新刊本(書籍・コミック)の取扱いを開始した。2009年9月には第2商品センターを大府市に開設し、物流能力を拡充した。しかし、ブックオフコーポレーションとのライセンス契約は2012年3月に終了。以降は自社ブランド「NETOFF」での運営に一本化された。リユース事業の基盤を固める一方、2013年3月には小型家電リサイクル事業への参入を目的にリネットジャパン株式会社(現リネットジャパンリサイクル株式会社)を設立し、新たな成長分野を模索し始める。

小型家電リサイクル法認定と事業参入

2014年1月、リネットジャパン株式会社が小型家電リサイクル法に基づく全国エリアを対象とする認定事業者(第24号)を取得。同年7月、愛知県で小型家電の宅配回収サービスを開始した。2014年9月には株式交換によりリネットジャパンを完全子会社化。同年10月、商号をリネットジャパングループ株式会社に変更し、政令市として初めて京都市とリサイクル協定を締結した。2016年2月には東京都とも協定を結び、事業所からの使用済小型家電の宅配回収も開始。この動きにより、自治体連携型のリサイクルモデルが全国に広がるきっかけとなった。2014年12月には東京証券取引所マザーズに上場(2016年12月)。

カンボジアでの金融・人材事業への進出と撤退

2018年2月、カンボジアでの人材送出し事業を目的にRENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD.を設立。同年9月にはマイクロファイナンス機関CHAMROEUN MICROFINANCE PLC.の株式を取得し、金融事業に進出。2019年10月にはリース事業会社とマイクロ保険会社の株式を取得し、カンボジアでの事業を拡大した。しかし、2024年に入り海外金融事業からの撤退方針を策定。2024年8月にCHAMROEUNの全株式を譲渡、同年11月には保険会社を含むRENET JAPAN INTERNATIONAL PTE.LTD.の全株式を譲渡し、カンボジア金融事業から完全に撤退した。2024年12月にはRENET JAPAN (CAMBODIA) CO.,LTD.の株式も譲渡した。

リユース事業の再編とソーシャルケア事業の拡大

2021年4月、リユース事業の承継を目的にネットオフ株式会社(現連結子会社)を新設し、事業を再編。2020年8月にはグループホーム事業を目的にリネットジャパンソーシャルケア株式会社を設立し、ソーシャルケア事業を本格化。2023年4月、障がい福祉事業を展開する株式会社アニスピホールディングス(現SCJ株式会社)を完全子会社化し、就労継続支援B型事業所とグループホームの運営を強化した。2024年10月にはソーシャルケア事業の中間持株会社RJソーシャルケアグループ株式会社とグループホーム運営のRJソーシャルケア東京株式会社を設立。同年11月にはアニスピホールディングスのフランチャイズ本部事業を譲渡し、直営型の事業に集中する方針を取った。

上場市場区分の変更と2025年9月期の黒字化

2016年12月に東京証券取引所マザーズに上場。2022年4月の市場区分見直しに伴い、グロース市場に移行した。株式上場後の業績は拡大基調にあったが、2020年9月期には16億円の純損失を計上するなど変動が大きかった。2025年9月期は営業収益104億円(前年比10.8%減)ながら、営業利益3億円、当期純利益5億円と黒字化を達成。これはリユース・リサイクル事業の増収と、ソーシャルケア事業の損益改善、海外金融事業からの撤退による損失一巡が寄与した。連結従業員数は254人、グループは10の連結子会社で構成される。

年表35件を開く

2000年代

  • 2000年7月創業三重県四日市市にインターネットによる書籍の宅配買取・販売を目的とする株式会社リサイクルブックセンターを設立
  • 2000年8月オンライン書店『eBOOKOFF』サイトをトヨタ自動車株式会社が運営するGAZOOモール内に開設
  • 2000年12月株式会社リサイクルブックセンターから株式会社イーブックオフに商号を変更 本社を名古屋市中村区に移転
  • 2002年3月ブックオフコーポレーション株式会社との標章利用のライセンス契約締結(2012年3月契約終了)
  • 2002年12月商品買取・配送センター機能を岡山市中区から大府商品センター(愛知県大府市)へ移転(現 第1商品センター)
  • 2005年7月『eBOOKOFF』サイトをGAZOOモール内システムから自社システムに移管
  • 2005年10月株式会社イーブックオフからネットオフ株式会社に商号を変更
  • 2006年9月本社を愛知県大府市に移転 新刊本(書籍・コミック)の取扱い開始
  • 2009年9月第2商品センター(愛知県大府市)を開設

2010年代

  • 2013年3月小型家電リサイクル回収を目的として、リネットジャパン株式会社(現連結子会社)設立 ヤフー株式会社と買取事業に関する業務提携
  • 2014年1月リネットジャパン株式会社が使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(以下「小型家電リサイクル法」)に基づく全国エリアを対象とする認定事業者(第24号)を取得
  • 2014年7月リネットジャパン株式会社が小型家電リサイクル法に基づくPCなどの小型家電の宅配回収を愛知県にて開始
  • 2014年9月M&Aリネットジャパン株式会社を株式交換により完全子会社化
  • 2014年10月ネットオフ株式会社からリネットジャパングループ株式会社に商号を変更 政令市初「リネットジャパン」が、京都市と協定を締結
  • 2016年2月全国初「リネットジャパン」が、東京都と協定を締結、事業所からの使用済小型家電の宅配便回収を開始
  • 2016年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2017年12月本社を名古屋市中村区に移転
  • 2018年2月カンボジアにおける人材の送り出し事業を目的として、RENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD.(現連結子会社)設立
  • 2018年9月カンボジア国内のソーシャル・マイクロファイナンス機関であるCHAMROEUN MICROFINANCE PLC.の株式を取得
  • 2019年10月カンボジアにおけるリース事業を目的として、MOBILITY FINANCE(CAMBODIA) PLC.(現連結子会社)の株式を取得
  • 2019年10月カンボジアにおけるマイクロ保険事業を目的として、PREVOIR (KAMPUCHEA) MICRO LIFE INSURANCE PLC.の株式を取得

2020年代

  • 2020年1月リネットジャパン株式会社からリネットジャパンリサイクル株式会社に商号を変更
  • 2020年8月グループホーム事業を目的として、リネットジャパンソーシャルケア株式会社(現連結子会社)設立
  • 2021年4月リユース事業の承継を目的として、ネットオフ株式会社(現連結子会社)を設立
  • 2021年6月創業デジタルバンキングサービスの事業化に向けた調査を目的として、RENET SORAMITSU FINANCIAL TECHNOLOGIES CO., LTD.を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行
  • 2022年7月人材の受入れ事業を目的として、リネットジャパングローバルスタッフ株式会社(現連結子会社)設立
  • 2023年4月M&A障がい福祉事業を展開する株式会社アニスピホールディングス(現SCJ株式会社)の株式を取得し完全子会社化
  • 2024年1月グループ全体の不動産管理を目的として、リネットジャパングローバルスタッフ株式会社からリネットジャパンソーシャルプロパティーズ株式会社に商号を変更
  • 2024年8月CHAMROEUN MICROFINANCE PLC.の全株式を譲渡
  • 2024年9月RENET SORAMITSU FINANCIAL TECHNOLOGIES CO., LTD.を清算
  • 2024年10月ソーシャルケア事業の中間持株会社を目的としてRJソーシャルケアグループ株式会社(現連結子会社)、グループホーム事業を目的としてRJソーシャルケア東京株式会社(現連結子会社)を設立
  • 2024年11月株式会社アニスピホールディングス(現SCJ株式会社)のフランチャイズ本部事業を譲渡
  • 2024年11月RENET JAPAN INTERNATIONAL PTE.LTD.ならびにその子会社であるPREVOIR (KAMPUCHEA) MICRO LIFE INSURANCE PLC.の全株式を譲渡
  • 2024年12月RENET JAPAN (CAMBODIA) CO.,LTD.の全株式を譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ESモデル展開の加速

    小型家電リサイクル事業とソーシャルケア事業において、環境と福祉が相互に作用しシナジーを最大化する「ESモデル」の展開を加速する。具体的には、自治体と連携した回収サービスの拡大、知的障がい者雇用の拡大、グループホームの展開を進める。

  2. 02

    リユース事業の成長戦略

    マーケティング強化による認知度向上、サブスクリプション型サービスの拡大、取扱商材を書籍からゲーム・ホビー・家電・洋服など成長市場へシフトし、顧客基盤と顧客LTVの向上を図る。

  3. 03

    都市鉱山リサイクルの拡大

    700以上の自治体との連携をさらに拡大し、回収サービスメニューを充実させる。また、家庭に眠る3,000万台規模のパソコン等の潜在的退蔵品に対し、学校と地域と協働した「スマイル・エコ・プログラム」で掘り起こしを進める。

  4. 04

    障がい者向けグループホームの拡充

    軽度向けに加え中度・重度向けグループホーム(日中サービス支援型)を開設し、ストック型事業の基盤拡大を図る。福祉事業と連携した外国人介護人材の送り出し事業も加速する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で254人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は601万円で、9期前と比べて+37.8%平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は3.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月59
2017年9月73
2018年9月287
2019年9月43738.05.2360
2020年9月41336.75.2509
2021年9月63737.85.1575
2022年9月58639.53.4604
2023年9月58938.53.4811
2024年9月57340.13.4369−352
2025年9月60140.53.1254118

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)47.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
障がい者向けグループホーム1,827百万円
ソーシャルケア事業
第1商品センター(愛知県大府市)ほか1支店445百万円
リユース・リサイクル事業
スマイルファクトリー名古屋 — 愛知県名古屋市287百万円
リユース・リサイクル事業
東京支社 — 東京都港区32百万円
本社
名古屋本社 — 愛知県名古屋市25百万円
本社
本社 — カンボジア王国 プノンペン都10百万円
ソーシャルケア事業
主な関係会社
  • 国内
    ネットオフ株式会社(注)3、6
    愛知県大府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リネットジャパン リサイクル株式会社(注)3、6
    愛知県大府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ネットオフ・ソーシャル株式会社
    愛知県大府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リネットジャパンソーシャルプロパティーズ 株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リネットジャパンソーシャルケア株式会社
    愛知県大府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SCJ株式会社(注)7
    東京都葛飾区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    RJソーシャルケアグループ株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    RJソーシャルケア東京株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    RENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD. (注)4、5
    カンボジア王国 プノンペン都 · 連結子会社
    議決権36.5%
  • 国内
    MOBILITY FINANCE (CAMBODIA) PLC. (注)3
    カンボジア王国 プノンペン都 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は104億円営業利益3億円前期と比べると減収で、売上が-11.1%。

売上高
-11.1%
104億円
営業利益
3億円
純利益
5億円
営業利益率
2.9%
前期比 +14.0%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高162億円104億円
営業利益17億円3億円
純利益12億円5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は41億円、営業利益は5億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q110
2019年4Q860
2020年4Q68−17
2021年4Q781
2022年4Q861
2023年4Q111−2
2024年4Q117−6−5.1−9
2025年4Q10421.93
2026年2Q6757.54
2026年3Q41512.21

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は38億円から104億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月38−2−2
小型家電リサイクル回収を目的として、リネットジャパン株式会社(現連結子会社)設立 ヤフー株式会社と買取事業に関する業務提携
2013年9月3000
リネットジャパン株式会社を株式交換により完全子会社化
2014年9月3011
2015年9月3211
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016年9月3721
2017年9月3701
カンボジアにおける人材の送り出し事業を目的として、RENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD.(現連結子会社)設立
2018年9月4500
2019年9月8642
グループホーム事業を目的として、リネットジャパンソーシャルケア株式会社(現連結子会社)設立
2020年9月682−16
デジタルバンキングサービスの事業化に向けた調査を目的として、RENET SORAMITSU FINANCIAL TECHNOLOGIES CO., LTD.を設立
2021年9月7852
人材の受入れ事業を目的として、リネットジャパングローバルスタッフ株式会社(現連結子会社)設立
2022年9月8685
障がい福祉事業を展開する株式会社アニスピホールディングス(現SCJ株式会社)の株式を取得し完全子会社化
2023年9月1111−4
ソーシャルケア事業の中間持株会社を目的としてRJソーシャルケアグループ株式会社(現連結子会社)、グループホーム事業を目的としてRJソーシャルケア東京株式会社(現連結子会社)を設立
2024年9月117−13−12−11.1−19
2025年9月104352.95

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高104億円のうち、営業利益として残るのは3億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金25.0%26億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金72.1%75億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
75.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.3pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+71.8pt
80.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年9月期は営業CFが1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は3億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年9月10−211
2015年9月12034
2016年9月1−1004
2017年9月−1−111−213
2018年9月−4−811−1212
2019年9月−26−226−289
2020年9月−9−231−1129
2021年9月6−2−15418
2022年9月0−3−2−314
2023年9月−7−620−1321
2024年9月7−13−9−66
2025年9月1−2−2−13

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は70億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は13.9%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月140140.9
2013年9月110112.1
2014年9月101912.6
2015年9月113827.8
2016年9月125737.7
2017年9月2491535.4
2018年9月4693719.9
2019年9月76265033.8
2020年9月95177815.7
2021年9月85186720.9
2022年9月96227422.9
2023年9月1482012813.6
2024年9月843813.0
2025年9月70115913.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
3億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-7億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
59億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
35
/ 100
安定性自己資本比率9 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中305位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
80.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
13.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-11.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥787で、1年前と比べて-13.5%過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。

¥787-1.6%1ヶ月-3.8%1年-13.5%時価総額115億円
過去52週の値幅
安値¥718高値¥1,318

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.9倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR7.64倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は883円で、25日移動平均線(827.68円)を約6.7%上回り、75日線(810.16円)も上回っています。直近1ヶ月で8.5%上昇し、52週安値718円からは23%上昇。ただし52週高値1318円からは約33%下落しており、戻り途上にあります。8月に出来高が増加し、8月14日に187,800株と活況。上昇トレンドが続くかが焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは17.86倍と業界平均の39.97倍を下回るが、PBRが8.58倍と平均の2.93倍を大きく上回り、ROEは80.4%と極めて高い。ただし、無配であり、過去に赤字計上もあり、収益の安定性に欠ける。バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.9倍39.6倍
PER (予想)9.6倍
PBR7.64倍2.44倍
ROE80.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中古スマホ市場の拡大期待と、業績の不安定さが対立構図にある。強気派は、リユース需要の増加や法人・海外展開による成長余地を評価する。一方、弱気派は、過去の赤字転落や営業利益率の低さ、競争激化によるマージン低下を懸念する。直近の業績回復を受けて、持続的な黒字化が達成できるかが論点。

プラスに働く材料7
  • 業績回復の兆し

    2025/9期に営業利益率がプラス転換し、黒字化を達成

  • 市場成長の追い風

    中古スマホ市場は環境意識やコスト重視で拡大傾向

  • 販路の多様化

    法人買取や海外販売など新たな需要開拓を推進

  • 営業損益-13億→+3億と黒字転換通年影響

    25/9期営業利益3億、前期-13億から16億改善し黒字化を達成

  • 純損益-19億→+5億と改善通年影響

    純損益が前期-19億から25/9期5億へ24億円改善した

  • 予想PER10.8倍と低下決算発表後影響

    実績PER17.86倍から予想PER10.8倍へ大幅低下、増益期待が強い

  • 株価1年で9.55%上昇継続影響

    1年間で株価9.55%上昇、黒字転換を評価する買いが入っている

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    過去に大幅赤字を計上し、収益の変動が大きい

  • 競争激化

    参入障壁が低く、類似サービスの台頭でマージンが圧迫

  • 収益性の低さ

    売上高営業利益率がまだ低く、黒字定着が不透明

  • 売上高117→104億と11%減収通年影響

    25/9期売上高104億、前期117億から11.1%減と収益基盤が縮小

  • 営業利益率2.88%と低収益通年影響

    営業利益3億に対し売上高104億、利益率2.88%と薄く持続性に不安

  • PBR8.58倍・自己資本約15億の脆弱性継続影響

    時価総額129億÷PBR8.58倍で自己資本約15億、損失拡大時の毀損リスクが大きい

  • 無配当で株主還元なし継続影響

    配当利回り0%で株主への還元がなく、インカム需要を見込めない

次の決算で確かめる点
買取台数
仕入れの規模を示し、販売の原動力となる
販売単価
製品ミックスや市場価格の変動を反映
営業利益率
黒字化の定着度合いを測る重要な指標

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ6,385人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.8%を占め、残る79.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他73.576.776.667.267.266.5
事業法人9.27.97.87.721.820.6
外国法人2.92.01.37.50.57.1
証券会社7.911.612.416.310.15.7
金融機関6.51.91.71.30.40.2
外国人個人0.00.00.10.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01黒田 武志21.45
02合同会社TKコーポレーション9.56
03引字 圭祐4.23
04株式会社Mコーポレーション4.19
05株式会社SBI証券3.52
06BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY (常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.40
07渥美 裕人3.15
08株式会社新東通信2.79
09ステッチ株式会社1.94
10鈴木 春美1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-10
    黒田 武志
    変更報告
    32.91%
    +2.41pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+100%、1株純資産は14期で−94%。直近期のROEは80.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年9月−24,6241,167
2013年9月20944261.9
2014年9月1917131.0
2015年9月133844.3
2016年9月195739.0
2017年9月7959.671.4
2018年9月31022.7401.5
2019年9月2524814.134.6
2020年9月−149128
2021年9月1714512.339.6
2022年9月4117925.212.5
2023年9月−28160
2024年9月−14818
2025年9月346780.426.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/9期の役員報酬は総額66百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
黒田武志代表取締役社長 グループCEO603,133,400
高橋義孝取締役61100
髙橋理人取締役67
小野田剛久取締役(常勤監査等委員)586,285
原陽年取締役(監査等委員)63
中井英一取締役(監査等委員)781,500
葉山憲夫補欠取締役(監査等委員)67
中村俊夫常務執行役員 リサイクル事業
大谷栄一執行役員 管理本部
星野勝之執行役員 リユース事業
田辺信裕執行役員 CHRO 人事本部長
塚本幸治執行役員 マーケティング企画本部長
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
鈴木眞治執行役員 ソーシャルケア事業
三好敏広執行役員 リサイクル事業
村井克至執行役員 財務部、経理部 部長
神谷陽一執行役員 リサイクル事業

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)1484848
社外取締役412123
取締役(社内)2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,917字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(リネットジャパングループ株式会社)、連結子会社10社より構成されております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)リユース・リサイクル事業 当事業は、循環型社会の形成に向けた事業展開を行なうためリユース事業及び小型家電リサイクル事業に取り組んでおります。 リユース事業 当事業は、NETOFFブランドで自社サイトを開設し、インターネットを通じてユーザーから中古本・CD・DVD・ゲームソフト・ブランド品・貴金属・フィギュアなど多様な商品の買取申込を受け付け、対象商品を宅配便で集荷後、査定額を指定口座に支払う宅配買取と、自社で運営するインターネット中古書店等を通じてインターネット販売を行う、宅配便を活用した利便性の高い、かつ、インターネットに特化した非対面の宅配買取・販売サービスを顧客に提供するものであります。 ① 取扱商品 中古本、CD、DVD、ゲームソフト等の「本&DVD買取コース」と、ブランド品、金・プラチナ、ジュエリーやフィギュア等の「ブランド&総合買取コース」を提供しております。 本&DVD買取コース   子会社ネットオフ㈱が仕入・販売しております。 ブランド&総合買取コース   子会社ネットオフ㈱が仕入・販売するほか、子会社ネットオフ・ソーシャル㈱が販売しております。 小型家電リサイクル事業 当事業は、ユーザーからのインターネット申込により、直接、不用となった使用済小型電子機器等を宅配便で回収するとともに、パソコンや携帯電話を廃棄する際に個人情報漏えいを懸念するユーザー向けのデータ消去サービス等オプションサービスも有償で提供し、回収した使用済小型電子機器等を再資源化事業者に売却又はリユース販売するインターネットプラットフォーム型のサービスを提供しております。 ① 取扱商品 パソコン本体、パソコン周辺機器、携帯電話・通信機器、カメラ、ゲーム機、電子楽器、音響機器、映像機器、カーナビ・カーオーディオ、キッチン家電、生活家電等の使用済小型家電を提供しております。 使用済小型家電   子会社リネットジャパンリサイクル㈱が仕入・販売するほか、子会社ネットオフ㈱が仕入・販売しております。 (2)ソーシャルケア事業 当事業は、知的・精神障がいのある方を対象とした障がい福祉施設の運営に加え、介護人材不足に対応する観点で福祉領域に特化した海外人材の送出しに取り組んでいます。 ソーシャルケア事業 当事業は、障がいのある方の社会的自立の支援として、就労機会の拡大と生活基盤の構築を目指しソーシャルケア事業(障がい福祉事業)の強化に取り組んでおります。当社のリユース・リサイクル事業においては、集中力が高いという知的障がいのある方の強み・特性を活かし、より多くの方が活躍出来る就労機会を目指し一般就労雇用推進や就労継続支援B型事業所運営など雇用促進を図るとともに、生活基盤の構築として障がいのある方へのグループホーム運営を行っております。 ① 提供するサービス 障がいのある方向けに直営グループホームを提供し共同生活援助を通して自立支援を行っております。 グループホーム   子会社リネットジャパンソーシャルケア㈱及びRJソーシャルケア東京㈱が運営しております。 海外HR事業 当事業は、日本の就業人口の減少に伴う求人需要と、日本での高度な技能習得や就労によるキャリアアップ機会により帰国後の母国の経済発展に資する人材育成に取り組んでいます。 海外人材の送出し   子会社RENET (CAMBODIA) HR CO.,LTD.が送り出しております。 (3)その他 当事業は、カンボジアにおける「貧困層・弱者向け」の「生活基盤となる事業性」資金を供給しソーシャルインクルージョン(社会的包摂)として社会貢献する基本方針に沿いマイクロファイナンス事業を中心に事業を展開して参りましたが、既に海外金融事業からのエグジット方針を策定し、当該方針に従い海外金融事業からの撤退を進めております。 グループ全体の事業系統図は以下の通りです。
経営方針・対処すべき課題4,236字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処する課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、収益と社会性の両立を目指し「ビジネスを通じて”偉大な作品”を創る」を経営理念に掲げ、国内では「リユース・リサイクル事業」として、実店舗を有しないインターネット特化型の「リユース事業」と、インターネットと宅配便を活用した都市鉱山リサイクルの「小型家電リサイクル事業」、知的障がいのある方を対象に就労継続支援B型事業所とグループホームを運営する「ソーシャルケア事業」、これらの事業活動を通じて、今後も収益を稼ぐ本業のビジネスの中に、社会貢献を組み込んだ志の高い仕組みで、後世に永く受け継がれていくことが、すべてのステークホルダーが当社グループに期待する社会的役割であると考えております。 (2)経営戦略等 当社グループでは、「ビジネスの力で社会課題を解決する」ことを目指し、小型家電リサイクル事業、ソーシャルケア事業など、社会性のある事業テーマに取り組んでおります。 小型家電リサイクル事業につきましては、民間の知恵と工夫で、自治体の税金を使わない形で回収サービスを実現し、都市鉱山リサイクルの拡大を目指しております。また、そのサービス工程において知的障がい者雇用(一般就労)を拡大するとともに、障がいを持った方との関わりの中で、障がい福祉の領域に参入し、就労継続支援B型事業所の開設と自立のための生活支援を目的としたソーシャルケア事業でグループホームを展開しています。小型家電リサイクル事業とソーシャルケア事業において、環境と福祉が互いに作用し合いグループ全体の事業相互シナジーを最大化させる「ESモデル(Environment/環境、Society/社会)」の展開を加速させてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、企業規模の観点から成長途上の段階であると認識しており、事業活動の成果を示す営業収益、経常利益を重視しております。とりわけ、経営資源を有効活用し高付加価値の測定値である経常利益の向上を目指しております。 (4)経営環境 当社グループの事業は大きく2つのセグメントに集約され、当社グループを取り巻く経営環境もセグメント毎に異なることから、以下にそれぞれの特徴を記述しております。 (リユース・リサイクル事業) リユース事業では、マーケティング戦略を継続して強化することで認知度の更なる拡大を目指すとともに、循環型経済の進行、シェアリングエコノミーの拡大ニーズ等により、モノの再利用、所有から使用へと価値観のシフトが更に進行することに鑑み、従来の「リユースの促進」に加え、サブスクリプション型のサービスを拡大と、既存事業のリプレースとして書籍からゲーム、ホビー、家電、洋服など成長市場へシフトすることで顧客基盤の更なる拡大を図り、メンバーロイヤリティの向上による当社サービスへの顧客LTV(Life Time Value)を高めてまいります。 小型家電リサイクル事業では既に700以上の自治体、カバー地域人口では9千万人に達した連携を更に拡大するとともに、自治体との基盤を深化させ連携サービスメニューを拡大することで、回収とリサイクルによるエコサイクルへの貢献を拡げてまいります。加えて、従来の「顕在化された処分ニーズ」へのアプローチだけでなく、全国の家庭に3,000万台規模で眠るとされ、圧倒的に規模の大きい「潜在的」退蔵のパソコン等に対して、その資源再活用の意義の観点から、学校を中心に地域と協働した「スマイル・エコ・プログラム」の活動により更なる都市鉱山の掘り起こしを進めてまいります。 (ソーシャルケア事業/ソーシャルケア、外国人材事業) ソーシャルケア事業では、従来の軽度障がい者向けグループホーム事業(介護サービス包括型)の展開に加え、中度・重度障がい者向けグループホーム(日中サービス支援型共同生活援助)を開設させることで成長戦略の基軸としてストック型事業の基盤拡大を図ってまいります。 また、外国人人材事業においては、従来のカンボジアからの技能実習生送り出しに加えて、福祉事業と連携し、2040年には69万人もの不足が予測される介護人材不足に向けて、当社グループの直営施設や提携医療機関等、福祉領域に特化した人材送り出し事業を加速し、現在準備中のインドネシアでの介護・訓練施設の開設に続き、アセアン地域を中心とした外国人材、特に介護福祉人材事業の拡大を図ってまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 当社グループに共通した課題 a. コーポレートガバナンスの強化と内部管理体制の強化 当社グループの継続的な成長と拡大に向けて企業基盤の強化と企業集団全体における、コーポレートガバナンスと内部管理体制のさらなる強化が対処すべき課題と認識しております。さらなるグループ全体でのコーポレートガバナンスおよび内部統制の強化に取り組んでまいります。 b. 人材の確保及び育成 リユース事業、小型家電リサイクル事業、ソーシャルケア事業、海外HR事業のいずれにおきましても、事業の専門性の高い分野であることから、高いノウハウや経験を持つ人材の育成と獲得に継続的に取り組んで行く必要があります。また、当社ではインターネットを介した事業が主力であることに鑑み、デジタルマーケティングを含むIT人材の育成と獲得は重要な経営課題と認識しております。 また、グループ事業の更なる拡大に向けて、今後の集団経営を支える秀でた経験と執行能力を有する高度経営人材の育成と獲得についても重要な課題として取り組んでおります。 加えて、海外事業の展開のみならず、国籍・年齢・性別を問わず優秀な人材の確保・育成に努めるとともに、特に障がい福祉事業の更なる拡大の観点から一般就労・就労継続支援B型等を含めて、障がいのある方の積極的な雇用の拡大や就労訓練機会の拡大に努めてまいります。 c. 安全なサービスの提供 プライバシーマークに準拠したセキュリティ管理体制の強化等の対策を継続的に実施しております。また、定期的に第三者外部専門会社のアドバイスを受けながら、顧客情報等についてはカード情報の不所持の徹底、外部からの攻撃に対するデータサーバーの防御機能の強化等の対策を継続的に実施し適切な情報管理の徹底を行っております。今後も引き続き、不正アクセス防止と一層の情報セキュリティ強化に取り組み、安全なサービス提供に注力してまいります。 d. 代表者への依存 当社の代表取締役社長黒田武志は、当社の創業者であり当社の経営及び事業戦略の策定や決定において重要な役割を果たしております。当社は、取締役会及びその他の会議体において取締役及び各事業部の責任者間の情報の共有を図り組織運営の強化と、同氏に過度に依存しない経営基盤の構築に努めてまいります。 ② リユース事業の課題 リユース事業では、自社サイトの機能改善により、集客力を高め、販売及び買取の拡大を図るとともに、外部依存コストの削減を行ってまいります。一方、商品センターのオペレーションについては、生産性の向上や配送手段の見直しによりコストの圧縮を進めてまいります。また、全社的な固定費の見直しについては、管理部門を中心に適宜実施し、これらを総じて、収益体質の強化を目指してまいります。 また、同業他社との中古商品買取に係る競合は年々厳しさを増してきており、商材調達の安定化は恒久的な課題であると認識しております。このような中で、既存顧客のリピート増加に向けた施策は勿論のこと、新規顧客の獲得についても、従来の買取広告内容の見直しや、大手提携先との業務提携による買取流入強化などを行い、商材調達の手段やルートを更に増やしていくことで、より強固な買取基盤を構築し、今後の収益安定化につなげてまいります。 ③ 小型家電リサイクル事業の課題 携帯電話やデジタルカメラなど小型電子機器に素材として含まれる有用金属(レアメタル)は、その殆どが埋立て処分されているのが現状であります。今後この廃棄物の適正な処理及び資源の有効活用を図り、使用済小型電子機器の再資源化を促進することが課題であります。 当社グループはこれまで培ってきた「宅配事業者による回収サービス」モデルを提供しております。今後、消費者サービスとしてオプションサービスなどの収益機会を拡大し、インターネットプラットフォーム型のビジネスモデルとして確立させることで、当社の企業ブランド力向上と収益力を更に高めてまいります。 ④ ソーシャルケア事業の課題 日本国内で障がいのある方の総数は人口の7%を超える900万人以上にのぼり、そのうち知的障がいのある方の89%・精神障がいのある方の92%が在宅での生活を送っており、障がいのある方が支援を受けながら自立して生活できる住まいの不足が課題であります。 当社グループはリユース事業及び小型家電リサイクル事業と連携した就労継続支援B型事業所と、共同生活援助を行うグループホームの運営を行うことで、障がいのある方の雇用と住まいに関する課題を同時に解決することを目指しております。今後の事業の拡大に向け、専門的な知識や指導技術を持つ人材の確保と育成を進めてまいります。 ⑤ HR事業の課題 HR事業では、2018年1月より外国人技能実習生の送り出し事業を開始し、企業が外国人材を活用する際に、外国人材の権利保護等のコンプライアンスを遵守する体制を構築と強化をしてまいりました。 許認可に基づく事業を運営していることを含め、高い事業管理水準が求められており、直近では子会社の管理部門の強化が課題となっております。引き続き、管理統括機能を更に強化し、カンボジア子会社の管理を横断的に管轄できる体制にするほか、各社に現地で経験豊富な財務経理、人事、法務、内部監査、リスク管理などの管理人材の採用を進め、管理体制の強化を図ってまいります。 (6)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。
事業等のリスク6,430字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 当社グループでは、リスク管理委員会においてリスクを重要度や発生可能性により評価・分類した上で、リスクの影響を最小化するための活動を推進しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありますが、以下の記載は当社の事業等及び当社株式への投資に係るリスクを全て網羅するものではありません。 (1)中古商品の仕入について ① 中古商品の安定的な買取確保 リユース事業における中古商品の買取は、当事業の収益を大きく左右する要素でありますが、中古品は新品と異なり仕入量の調整が難しいという特性を有しております。環境問題意識の高まりを背景にリユース業界全体が注目される中、当社グループにおいても、買取リピート客の増加施策や、大手提携先との買取業務提携など、商品調達ルートの多様化を図ることで、より強固な買取基盤の構築を図っております。しかしながら、近年はCD・DVD・ゲームソフト等のメディア・ソフトについては、ネット配信市場の規模拡大による一次流通市場の縮小が懸念されており、同業他社との買取における競合についても年々厳しさを増してきております。これらの状況が発生した場合、将来にわたって質・量ともに安定的な中古商品を確保できるとは限らず、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 不正な中古商品の買取リスク 当社グループでは、ブランド品や貴金属等の高額商品も取り扱っておりますが、古物営業法において、買取中古商品に盗品または遺失物が含まれていた場合には、一年以内であれば被害者等にこれを無償で返還することとされております。当社グループでは、法令遵守の観点から、被害者への無償返還が適切に行える体制を整えておりますが、その場合には、買取額相当の損失が発生する可能性があります。 また、近年の中古商品の流通量増加に伴い、ブランド品のコピー商品の流通が社会的にも大きな問題としてクローズアップされております。当社グループでは、豊富な専門知識と経験を持つ社員から他のバイヤーへ真贋チェックに関する指導を行いながら、その能力を養い育成することで、コピー商品など不正な商品の買取防止に努めております。しかしながら、中古のブランド商品を取り扱う当社グループにおいては、常にこのトラブルが発生するリスクを含んでおり、コピー商品の取り扱いが判明した場合には、当社の取扱商品全体に対する信頼性が低下し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)為替変動に関するリスクについて 当社グループは、連結子会社を海外に有しております。当社連結財務諸表において海外子会社の外貨建ての財務諸表金額は日本円に換算されるため、為替相場変動の影響を受けます。このため、為替予約取引によりリスクヘッジを行っておりますが、これにより当該リスクを完全に回避できるものではありませんので、為替相場が異常な変動をした場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)古物営業法について 当社グループの中古品の買取及び販売事業は古物営業法の規制を受けており、監督官庁は営業所の所在する都道府県公安委員会となります。古物営業法及び関連法令による規制の要旨は次の通りです。 ・古物の売買または交換を行う営業を開始する場合は、所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可を受けなければならない。(古物営業法第3条) ・古物の買取を行う場合は、相手方の住所、氏名、職業、年齢が記載された文書の交付を受けなければならない。(古物営業法第15条) ・古物の買取を行った場合は、取引年月日、古物の品目及び数量、古物の特徴、相手方の住所、氏名、職業、年齢等を帳簿等へ記載しなければならない。(古物営業法第16条) 古物営業の許可には、古物営業法により定められている有効期間はありません。現在までに、許可の取消し事由(例えば、法人役員が罪種を問わず禁錮以上の刑に処せられた場合など)は発生しておりませんが、万一古物営業法による規則に違反した場合は、営業の許可の取消しまたは営業停止等の処分を受ける可能性があり、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (4)各都道府県の条例による規制について 各都道府県では、青少年保護育成条例を定め、有害図書類の青少年に対する販売や青少年からの古物の買い受け等を規制しております。当社は、条例を遵守し、青少年の健全な育成に寄与することに努めておりますが、青少年への有害図書類の販売等が判明した場合、信用の失墜等による売上の減少により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報保護法による規制について 当社グループは、当社サイトを通じて、顧客から住所・氏名・年齢・職業・性別などの個人情報を取得し、これらを帳票等に記載又は電磁的方法により記録・管理を行っております。これらの個人情報を適正かつ安全に保護するため、当社においては、社内規程等のルール整備、社員教育指導の徹底、情報システムのセキュリティ強化などを行っており、個人情報保護のマネジメント機能を向上させることで、個人情報の漏洩防止に努めております。しかしながら、これらの対策にも関わらず、個人情報が漏洩した場合は、社会的信用の失墜による売上減少や、損害賠償請求への対応を迫られ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)小型家電リサイクル法の認定取消リスクについて 当社グループの小型家電リサイクル事業は、小型家電リサイクル法における認可を受けて行っておりますが、法律で定められた欠格要件に該当した場合(例えば、委託会社も含めた役員が罰金刑等に処せられた場合など)には認可が取り消されます。その場合には業務の継続が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)法律の改正及び新たなリサイクルに関する法律の制定について 小型家電リサイクル法は新しい法律であり、情勢の変化等により改正され、または新たなリサイクルに関する法律が制定される可能性があります。これらの改正や新規立法の内容が不利な内容であった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)障害者総合支援法による規制について 当社グループは、障がいのある方を対象に就労継続支援B型事業所及びグループホームの運営を行っており、「障害者総合支援法」による規制を受けております。そのため、法令・諸規則遵守の強化を図るため、内部管理体制の整備・強化に努めておりますが、今後、これらの法律の改廃、法的規制の新設、適用基準の変更等がなされた場合、また、何らかの事情により法律に抵触する事態が生じた場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、各事業は、国からの報酬を主な収益源としており、3年ごとに実施される報酬改定にて下方の改定や予期しない改定が行われた場合には業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 各事業所ともに、拠点単位で都道府県知事、政令指定都市市長、中核市市長から設置の指定を受けるものであり、指定に際しては、人員、設備、運営に関する基準が規定されております。現時点において、当社グループの運営する事業所に指定取消しや営業停止は発生しておりませんが、今後、何らかの原因によりこれらの指定が取消された場合や営業停止となった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(注1) 特に、各事業所には、指定を受ける際に利用定員が定められております。「障害者総合支援法」において定員は省令(注2)にて、事業者は、利用定員を超えてサービスの提供を行ってはならないが、災害、虐待その他やむを得ない事情がある場合は、この限りではないことが定められております。また、厚生労働省の通知(注3)において、報酬の減算対象は単日で定員の150%、3か月の平均が定員の125%(ただし、定員が11人以下の場合は130%)を超過する場合と定められております。そして、各都道府県知事は、減算の対象となる定員超過利用については指導すること、また、指導に従わず、減算対象となる定員超過利用を継続する場合には、指定の取消しを検討するものと定められており、その運用は各自治体に委ねられております。更に厚生労働省の通知(注4)においては、原則として利用定員の超過は禁止だが、適正なサービスの提供が確保されることを前提とし、地域の社会資源の状況等から新規の利用者を受け入れる必要がある場合等、やむを得ない事情が存在する場合に限り、可能である旨が定められております。当社グループでは、上記の省令や通知事項等を遵守し、運営を行っております。今後何らかの事情により、各自治体の運用や各種通知事項の内容に変更があった場合には、従来どおりの運営が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)1.各事業所が受けている指定 取得   所管官庁   指定名称   指定内容   有効期限   主な許認可取消事由 各事業所   都道府県   指定障害福祉 サービス   障害者総合支援法の 就労継続支援   6年毎の更新   障害者総合支援法第50条 (指定の取消等) 障害者総合支援法の 共同生活援助 2.「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等 の人員、設備及び運営に関する基準」 3.「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基 準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準等の制定にともなう実施上の留意事項について」 4.「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等 の人員、設備及び運営に関する基準について」 (9)人材の確保及び育成について 当社グループは、就労継続支援B型事業所及びグループホームの運営は、知的障がいのある方や精神障がいがある方を主たる対象としており事業の継続や新規拠点の開設に専門的な知識や指導技術を持った人材の確保が急務となっております。このため、引き続き採用を推進するとともに、人材を育成に取り組んでおります。 しかしながら、今後、人材の確保と育成が拠点開設のスピードやサービス開発のスピードに追いつかない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (10)特定商取引に関する法律による規制について 当社グループは、インターネットを活用した通信販売を行っており、「特定商取引に関する法律」による規制を受けております。そのため、社員教育の徹底、コンプライアンス体制の整備など管理体制の構築等により法令遵守の体制を整備しております。しかしながら、法令の改正や新たな規制が設けられる場合、あるいはこれらの規制を遵守できなかった場合、企業イメージの悪化などが想定され、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)システムのトラブルについて 当社グループの事業は、社内ITシステムとインターネットによる通信システムへの依存度が高いため、保守運用作業と様々なセキュリティ対応策を恒常的に実施しております。しかしながら、自然災害等により通信システムのトラブルが発生した場合、当社のコンピューターシステムに予期せぬ障害が生じ、長時間システムの復旧が行われない場合、または、当社のサイトへのマルウェアの侵入などによる不正なアクセスが行われ、重要なデータの破損等が発生した場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)自然災害の発生について 当社グループは、物流センター等主要な事業拠点を愛知県大府市及び名古屋市に構えておりますが、当該地域で暴風雨・落雷・洪水等の自然災害が発生した場合、当社グループの物流拠点、商品在庫及び什器備品等に対する物的損害が想定されます。当社ではそのための備えとして、損害保険契約の締結により相当の損失補償を確保しておりますが、地震等大規模な災害により、想定以上に長期間にわたって事業運営ができない事態に陥った場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)集荷ならびに配送について 当社グループは、集荷ならびに配送に係る業務を配送業者に依存しており、特に、リサイクル事業においては、佐川急便株式会社との業務提携継続が前提となっております。したがって、配送業者において、台風、地震等の自然災害や、その他の理由による配送の中断、停止があった場合、または配送業者との契約が当社にとって不利な内容へ変更され当社グループが代替策を講じることが出来なかった場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)海外事業に関するリスクについて 当社グループでは、カンボジアでリース事業、マイクロ保険事業、人材の送り出し事業を展開しておりますが、今後、同国において、政治体制の変動、経済成長の鈍化、個人消費の停滞、法律や政策の変更、大規模な自然災害等の事項が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)在庫の増加やロス率の上昇について 当社グループは、在庫管理を適切に行い、在庫の必要以上の増加やロス率の上昇等を抑える方針ではありますが、消費者マインドの急激な変化が起こった場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16)流行による陳腐化等における取扱商品価値の急激な変動について 当社グループは、流行による陳腐化や単独の商品種類の価値の変動等によって、取扱商品の価値が急激に変動したとしても、取扱商品は多岐にわたっており、これを他の商品で補完し、その影響を回避することは可能であると考えております。しかしながら、取扱商品の価値が当社の想定を超えるような急激な変動があった場合には、その影響を補いきれない可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17)資金調達に関するリスクについて 当社グループは、成長戦略等に必要な資金の多くを主に金融機関からの借入れにより調達しております。当社グループは資金調達手段の多様化と、取引先金融機関と良好な関係を構築・維持し、安定的な資金調達を行っております。しかしながら、景気の後退、金融収縮など全般的な市況の悪化や、格下げ等による当社グループの信用力の低下、事業見通しの悪化等の要因により、当社グループが望む条件で適時に資金調達ができない可能性がありますこれらの要因により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (18)有利子負債への依存について 当社グループは、総資産に対する有利子負債の比率が相応の水準にあります。取引先金融機関との関係は良好であり、安定的な資金調達ができております。一方で、金融情勢の変化等により市場金利が予想以上に上昇した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,689字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。 a.財政状態 (資産の部) 当連結会計年度末における流動資産は2,504,408千円となり、前連結会計年度末に比べ1,546,805千円減少しました。これは主に、現金及び預金が570,182千円減少、及びリース投資資産が965,561千円減少したことによるものであります。固定資産は4,537,678千円となり、前連結会計年度末に比べ142,144千円増加しております。これは主に、リース資産が744,609千円減少、デリバティブ債権が133,156千円増加、長期預け金が299,336千円増加、及び長期貸付金が391,406千円増加したことによるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末の流動負債は3,354,758千円となり、前連結会計年度末に比べ558,177千円減少しました。これは主に、短期借入金が69,460千円減少、未払金が88,474千円減少、及び1年内返済予定の長期借入金が186,759千円減少したことによるものであります。固定負債は2,594,429千円となり、前連結会計年度末に比べ1,609,985千円減少しました。これは主に、リース債務が1,669,269千円減少したことによるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産は1,093,506千円となり、前連結会計年度末に比べ761,019千円増加しました。これは主に、利益剰余金が122,083千円増加、及び為替換算調整勘定が575,089千円増加したことによるものであります。 b.経営成績 当社グループは、収益と社会性の両立を目指し「ビジネスを通じて『偉大な作品』を創る」を経営理念に掲げ、「リユース・リサイクル事業」として、実店舗を有しないインターネット特化型の「リユース事業」、インターネットと宅配便を活用した都市鉱山リサイクルの「小型家電リサイクル事業」を、「ソーシャルケア事業」として、知的・精神障がいのある方を対象としたグループホームや就労継続支援B型事業所の運営に加え、介護人材不足に対応する観点で福祉領域に特化した海外人材送出しを展開しております。 これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、営業収益10,412,149千円(前連結会計年度比10.8%減)、営業利益301,213千円(前連結会計年度は営業損失1,263,450千円)、経常利益496,543千円(前連結会計年度は経常損失1,184,562千円)、親会社株主に帰属する当期純利益497,425千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失1,882,722千円)となりました。 セグメント別の状況は、次のとおりであります。 a.リユース・リサイクル事業 当事業は、循環型社会の形成に向けた事業展開を行うため、リユース事業及びリサイクル事業に取り組んでおります。リユース事業では、NETOFFブランドで自社サイトを開設し、インターネットを通じてユーザーから中古本・CD・DVD・ゲームソフト・ブランド品・貴金属・フィギュアなど多様な商品の買取申込を受け付け、対象商品を宅配便で集荷後、査定額を指定口座に支払う宅配買取と、自社で運営するインターネット中古書店等を通じてインターネット販売を行う、宅配便を活用した利便性の高い、且つインターネットに特化した非対面・非リアルの宅配買取・販売サービスを顧客に提供するものであります。リユース業界においては、当社が取り扱うメディア・ホビー商材のカテゴリーは実店舗を通じた買取・購入形態からインターネットによる買取・購入形態への移行が加速しており、同カテゴリーにおけるネット市場は今後も成長が続いていく見通しにあります。小型家電リサイクル事業では、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律の認定事業者免許をインターネットと宅配便を活用した回収スキームにて取得しており、全国748の自治体(2025年11月1日現在)との広範な連携を軸に行政サービスの一環としてサービスを提供する独自の事業モデルを構築しております。同事業は、ユーザーからのインターネット申込により、不用となった使用済小型電子機器等を宅配便で直接回収するとともに、パソコンや携帯電話を廃棄する際の情報漏えいを懸念するユーザー向けのデータ消去サービス等オプションサービスを有償で提供、また回収した使用済小型電子機器等からの再生可能資源を再資源化事業者へ売却又は再利用可能品としてリユース販売するインターネットプラットフォーム型のサービスを提供しております。同事業においては更に回収量を拡大させるべく、自治体との連携とメディアを通じたマーケティング戦略の強化によるサービス認知度や利用率の向上を強化するとともに、大手メーカー・小売業者との提携による回収ネットワークの仕組み化を拡大してきました。 以上の結果、当セグメントの営業収益は8,450,864千円(前連結会計年度比8.1%増)、セグメント利益は1,082,808千円(前連結会計年度比25.5%増)となりました。 b.ソーシャルケア事業 当事業は、障がい者の社会的な自立を支援する観点から生活基盤の構築と就労機会の拡大を目指すため、障がい者向けグループホームの運営を展開し、障がい福祉事業のノウハウと全国の自治体と繋がったリサイクルのネットワークを活かし、今後は、障がい福祉事業のストック型事業基盤拡大の一環として中度・重度障がい者向けのグループホーム(日中サービス支援型共同生活援助)の直営展開を中心とした成長戦略を基軸に据えてまいります。海外人材送出し事業は、日本国内での旺盛な求人需要も背景として拡大施策に取り組んできており、日本の就業人口の減少に伴う求人需要と、日本での高度な技能習得や就労によるキャリアアップ機会により帰国後の母国の経済発展に資する人材育成を図る事業であり、国際的・社会的意義の高さとともに、中長期的にも大幅に市場が拡大していくものと予想しております。特に当社ではソーシャルケア事業における福祉分野の事業拡大に合わせ、今後ますます深刻化する国内の介護人材の不足に対応する観点で、福祉領域特化型人材送出し事業を成長の基軸と位置づけ、体制強化や取り組み市場拡大を含め積極的な事業展開に取り組んでまいります。 以上の結果、当セグメントの営業収益は1,958,138千円(前連結会計年度比30.5%減)、セグメント利益は97,347千円(前連結会計年度はセグメント損失575,234千円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ343,286千円減少し306,422千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は116,618千円(前連結会計年度比82.2%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上463,588千円、減価償却費の計上244,908千円、売上債権の増加額192,492千円、前受金の減少額293,626千円、貸倒引当金の減少額125,861千円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は200,345千円(前連結会計年度比85.0%減)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入189,261千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入191,700千円、有形固定資産の取得による支出188,929千円、無形固定資産の取得による支出181,620千円、長期預け金の預入による支出300,000千円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は243,538千円(前連結会計年度比72.2%減)となりました。これは主に短期借入金の純増減額60,334千円、長期借入れによる収入374,836千円、及び長期借入金の返済による支出403,430千円などによるものであります。 なお、当社グループにおきましては、手元現預金に加え、借入枠の利用が可能であり、当面の資金繰りに関して懸念事項はありません。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) リユース・リサイクル事業   1,677,840   107.9 合計   1,677,840   107.9 (注)金額は、仕入価格によっております。 c.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 販売高(千円)   前年同期比(%) リユース・ リサイクル事業   リユース収入   5,756,610   107.0 小型家電リサイクル収入   2,694,254   110.5 合計   8,450,864   108.1 ソーシャルケア事業   グループホーム収入   1,785,567   66.4 人材送り出し収入   172,571   133.0 合計   1,958,138   69.5 その他   海外金融収入   3,145   0.3 総合計   10,412,149   89.2 (注)セグメント間取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、開示に影響を与える見積りに関して、過去の実績や当該取引の状況を照らし合わせ、経営者が合理的と判断した会計方針を選択適用し、その結果を資産・負債及び収益・費用の評価金額に反映しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。なお、経営者が選択適用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 a.経営成績の分析 (営業収益) 当連結会計年度の営業収益は、前連結会計年度と比べ1,264,815千円減少し、10,412,149千円となりました。これは主に、金融収益が951,775千円減少したことが要因であります。 (営業総利益) 当連結会計年度の営業総利益は前連結会計年度と比べ844,963千円減少し、7,830,837千円となりました。これは主に、金融費用が389,194千円減少したことが要因であります。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比べ2,409,627千円減少し、7,529,624千円となりました。これは主に、給料及び手当が739,258千円減少、貸倒引当金繰入額が680,100千円減少、及び広告宣伝費が277,775千円減少したことによります。 この結果、当連結会計年度の営業利益は301,213千円(前連結会計年度は営業損失1,263,450千円)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度と比べ96,736千円増加し、313,843千円となりました。これは主に、デリバティブ評価益が133,156千円発生、貸倒引当金戻入額が25,766千円増加し、受取利息が31,135千円減少したことによります。 当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度と比べ19,706千円減少し、118,512千円となりました。これは主に、支払手数料が17,792千円増加したことによります。 この結果、当連結会計年度の経常利益は496,543千円(前連結会計年度は経常損失1,184,562千円)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は497,425千円(前連結会計年度は当期純損失1,882,722千円)となりました。 b.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの事業活動における主な運転資金需要は、各事業の事業規模拡大や新規事業推進に伴う、広告宣伝費、システムの開発・運用に関わる営業費用によるものであります。 当社グループは、金融機関からの借入により資金調達を行なっており、これらの事業活動に必要となる資金の安定的な確保に努めております。資金調達においては、当社は金融機関に十分な借入枠を有しており、市場環境を勘案し、慎重な判断のもと借入を行なっており、各種事業への機動的な投資の実行を可能にするとともに、自己資本比率をはじめとする各指標のもと、資金効率の改善に努めて参ります。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。 2023年9月期   2024年9月期   2025年9月期 自己資本比率(%)   13.6   3.0   13.9 時価ベースの自己資本比率(%)   52.4   50.4   187.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   10.0   40.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   7.6   1.3 (注) 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×自己株式控除後の期末発行済株式数により算出しております。 3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 4.2023年9月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。

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開示資料

出典

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