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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

はるやまホールディングス

Haruyama Holdings Inc.7416 · Standard · 小売業

紳士服・衣料品販売を中核に、グループで店舗展開。オーダースーツからカジュアルまで幅広く対応。

概要

はるやまホールディングスは、紳士服・スーツ専門店「はるやま」を全国展開する小売企業である。リーズナブルな価格帯のスーツやフォーマルウェアを主力とし、2026年3月期の売上高は352億円、従業員数は1,089名。グループ全体で363店舗を運営するが、同期は営業赤字に転落しており、収益改善が課題となっている。

紳士服専門店チェーンの事業規模と構成

はるやまホールディングスは、紳士服・スーツ専門店「はるやま」を中核とする衣料品販売企業である。1974年の創業以来、「より良いものをより安く」を理念にリーズナブルな価格帯のスーツやフォーマルウェアを提供してきた。2026年3月期末時点でグループ全体363店舗を運営し、売上高は352億円。店舗は郊外ロードサイド型から都市型まで多様で、首都圏にも「Perfect Suit FActory」などの都市型店舗を展開する。主力のスーツ・礼服・コートなどの重衣料が売上高の約43%、ワイシャツやカジュアルなどの軽衣料が約45%を占め、幅広いビジネスシーンに対応している。

減少傾向にある売上高と営業赤字への転落

売上高は2019年3月期の556億円をピークに減少傾向にあり、2026年3月期は352億円と前期比2.6%減となった。特に2021年3月期には382億円、2022年3月期には367億円とコロナ禍で大きく落ち込んだ。地域別の開示はないが、店舗は全国に分散し、岡山県に本社を置く。収益面では、2025年3月期に営業利益6億円を計上した後、2026年3月期は原状回復費用の見積り変更などにより営業損失7億円に転落した。経常利益も同様に悪化し、親会社株主に帰属する当期純損失は11億円となった。

持株会社体制とグループ子会社の再編

当社は2017年1月に持株会社体制へ移行し、衣料品販売事業を「はるやま商事株式会社」に承継した。連結子会社として、紳士服販売の株式会社モリワン(2008年買収)や、広告代理業の株式会社ミックなど5社を擁する。また、2017年には株式会社マンチェスと株式会社ミッド・インターナショナルを買収し、2023年にはマンチェスがミッド・インターナショナルを吸収合併した。一方で、2019年には株式会社テット・オムの株式を譲渡、株式会社BASEのレディスカジュアル販売事業を譲渡するなど、事業ポートフォリオの見直しも進めている。

業界の中での役割は衣料品小売業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
352億円
営業利益
-7億円
営業利益率
-2.0%
純利益
-11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01衣料品小売主力

紳士服・フォーマルウェアを主力に、スーツやシャツなどを全国の店舗で販売。はるやま商事やモリワンなど子会社が運営。

主な製品・サービス2
紳士服(スーツ、ブレザーなど)
ビジネススーツやフォーマルウェアなど、紳士向け衣料品を中心に取り扱う。
関連洋品(ネクタイ、靴、バッグなど)
スーツに合わせるネクタイや靴、バッグなどのファッション関連品。

02広告代理業その他

子会社のミックが広告代理店を営む。

製品と技術

収益の柱であるスーツ・フォーマルウェア

「はるやま」の主力商品は、ビジネススーツ、礼服、コートなどの重衣料である。2025年度の販売実績では、重衣料が151億円と売上高の43%を占めた。特にスーツは「より良いものをより安く」の理念のもと、高機能でありながらリーズナブルな価格帯が特徴。また、フォーマルウェアは冠婚葬祭需要に対応し、定番商品として安定した需要がある。店舗ではフィッティングや補修加工サービスも提供し、総合的な顧客満足を目指している。

オフィスカジュアルと機能性商品への対応

近年、ビジネススタイルのカジュアル化に対応し、オフィスカジュアル向けの商品を強化している。ジャケットやスラックスなどの中衣料は、2025年度に前年比104.3%と好調に推移した。また、機能性素材を用いた「YOKUNERU」などの疲労回復ウェアを開発。健康衣料を中心とした店舗「DRUG WEAR」をオープンするなど、新たな需要を開拓している。軽衣料ではワイシャツ、ネクタイ、カジュアルウェア、小物類を扱い、売上高の約45%を占める。

健康衣料「DRUG WEAR」への新規参入

当社は「おしゃれで健康な生活を提供し、サポートするファッション・インフラ企業」をミッションに掲げ、健康衣料分野に参入した。2025年度にはオリジナルの疲労回復ウェア「YOKUNERU」を発売。さらに、健康衣料を中心とした専門店「DRUG WEAR」を立ち上げ、ポップアップストアを含む計画的な出店を進めている。これらの取り組みは、従来のスーツ販売に依存しない新たな収益基盤の構築を目的としており、既存事業との相乗効果も期待されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

紳士服専門店、低収益に苦戦

はるやまホールディングスは紳士服専門店チェーンを展開。売上高は約360億円と中規模だが、営業利益率は2025/3期の1.66%から翌期は-1.99%と赤字転落見込み。同業のトライアルホールディングスは総合スーパーで高収益、まんだらけはサブカル特化で安定。単価下落や競合激化で収益基盤が脆弱。

強み

  • 全国に約200店舗を展開し、幅広い顧客接点を持つ。
  • 紳士服専門店として長年認知され、リピーター獲得。
  • 売上高は360億円前後で推移し、大幅な減少はない。
  • 収益改善に向けたコスト構造改革の可能性がある。

課題

  • 2026/3期は営業赤字予想で、収益改善が急務。
  • ユニクロなど低価格競合に対抗できる独自性が不足。
  • 客数減や単価下落により、既存店の収益が悪化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がはるやまホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13020アプライド118億円5.2倍
23556リネットジャパングループ115億円15.9倍
33418バルニバービ115億円25.1倍
47636ハンズマン115億円10.3倍
57416はるやまホールディングス114億円
69846天満屋ストア114億円8.4倍
77614オーエムツーネットワーク113億円10.8倍
83082きちりホールディングス111億円50.5倍
93030ハブ110億円17.8倍
109823マミーマートホールディングス110億円9.4倍
117134アップガレージグループ109億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

創業と合併による統合体制の確立(1974-1991)

1974年11月、岡山県岡山市に「株式会社関西地区はるやまチェーン」として創業。資本金1,500万円でスタートした。1978年に郊外立地の紳士服専門店1号店「倉敷店」を開設した後、1988年にはシンボル店舗「岡山青江本店」を開設。1991年4月、販売会社の東京紳士服株式会社と仕入専門会社のはるやま商事株式会社を吸収合併し、総店舗数138店舗となり、商号を「はるやま商事株式会社」に変更。これにより、仕入から販売までを統合した体制が確立された。

株式上場と多店舗・多フォーマット展開(1994-2000)

1994年11月、大阪証券取引所市場第二部に株式上場。1998年4月には秋田県に「紳士服マスカット」1号店を開設し、同年12月には東京証券取引所市場第二部にも上場。2000年11月には首都圏を中心とした都市型店舗「Perfect Suit FActory 赤坂店」を開設し、新たなフォーマットを導入した。2002年9月には両取引所の市場第一部に指定され、企業規模を拡大した。この時期、店舗網を全国に広げるとともに、低価格帯のスーツ専門店として認知度を高めた。

子会社買収と持株会社への移行(2006-2017)

2006年7月に連結子会社「株式会社H・M」を設立し、紳士服販売事業を譲受。2008年8月には株式会社モリワンを買収して子会社化した。同年、北京オリンピック日本代表選手団の公式服装をJOCに提供し、ブランド力を高めた。2014年には株式会社テット・オム、2016年には株式会社BASEを設立。2017年1月、持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社はるやまホールディングス」に変更。新設したはるやま商事に衣料品販売事業を承継させた。同年11月には株式会社マンチェスと株式会社ミッド・インターナショナルを買収し、事業規模をさらに拡大した。

収益悪化と不採算事業の整理(2019-2026)

2019年3月期に親会社株主に帰属する当期純損失2億円を計上。同年、テット・オムの株式譲渡やBASEのレディスカジュアル事業譲渡など、不採算事業の整理を進めた。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2023年4月にはマンチェスがミッド・インターナショナルを吸収合併し、グループ再編を継続した。2026年3月期は売上高352億円、営業損失7億円、純損失11億円と赤字に転落。店舗数は363店舗で、前期比で純減となった。収益改善が急務の状況にある。

年表29件を開く

1970年代

  • 1974年11月創業岡山県岡山市中山下1丁目10番10号において「株式会社関西地区はるやまチェーン」(現 株式会社はるやまホールディングス)を設立(資本金15,000千円)。
  • 1977年12月創業岡山県玉野市玉4丁目5番1号において「東京紳士服株式会社」を販売会社として設立(資本金10,000千円)。
  • 1978年10月岡山県倉敷市白楽町に郊外立地の紳士服専門店の1号店として、「倉敷店」を開設。

1980年代

  • 1986年2月本社を岡山県岡山市中山下1丁目10番10号より、岡山県岡山市表町1丁目2番3号に移転。
  • 1988年10月岡山県岡山市青江に当社のシンボル店舗として、「岡山青江本店」を開設。

1990年代

  • 1991年4月創業「東京紳士服株式会社」及び(旧)「はるやま商事株式会社」(1973年7月仕入専門会社として設立)を吸収合併し、総店舗数138店舗となり、商号を「はるやま商事株式会社」に変更。
  • 1993年5月大阪市北区梅田に大都市都心型店舗として、「大阪梅田店」を開設。
  • 1994年11月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1998年4月秋田県秋田市に紳士服専門店として、「紳士服マスカット 秋田土崎店」を開設。
  • 1998年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2000年代

  • 2000年11月東京都港区に首都圏を中心とした都市型店舗として、「Perfect Suit FActory 赤坂店」を開設。
  • 2002年9月東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に指定。
  • 2003年12月上場大阪証券取引所市場第一部上場廃止。
  • 2006年7月株式会社H・M(連結子会社)を設立。
  • 2006年10月株式会社H・Mが紳士服販売事業を株式会社マツヤより譲受ける。
  • 2008年4月M&A株式会社H・M(連結子会社)を吸収合併。
  • 2008年8月M&A株式会社モリワン(現・連結子会社)を買収し、子会社化。
  • 2008年8月北京オリンピックにおいて、北京オリンピック日本代表選手団の公式服装を財団法人日本オリンピック委員会(呼称:JOC)へ提供。

2010年代

  • 2014年9月創業株式会社テット・オムを設立。
  • 2016年7月創業株式会社BASEを設立。
  • 2017年1月創業持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社はるやまホールディングス」に変更。新たに設立した「はるやま商事株式会社」に衣料品販売事業を承継。
  • 2017年11月M&A株式会社マンチェス(現・連結子会社)及び株式会社ミッド・インターナショナル(連結子会社)を買収し、子会社化。
  • 2018年6月M&A田原コンサート株式会社(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2019年3月株式会社テット・オムの株式譲渡により、同社を連結子会社から除外。
  • 2019年4月株式会社BASEのレディスカジュアル販売事業を譲渡。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年4月M&A株式会社マンチェス(現・連結子会社)が株式会社ミッド・インターナショナル(連結子会社)を吸収合併。
  • 2024年12月本社を岡山県岡山市表町一丁目2番3号より、岡山県岡山市北区青江一丁目17番21号に移転。
  • 2026年3月2026年3月31日現在店舗数363店舗。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,089人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は552万円で、9期前と比べて+8.1%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は6.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,438
2018年3月1,495
2019年3月51039.812.81,444
2020年3月48440.68.51,393
2021年3月50040.68.31,360
2022年3月47445.212.61,286
2023年3月45844.89.31,223
2024年3月58644.89.61,119
2025年3月61346.911.81,09755
2026年3月55243.06.31,089−64

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率42.9%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)73.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
子会社への賃貸 — 岡山市北区他8,774百万円
衣料品 販売事業
賃貸物件 — 岡山県玉野市他1,270百万円
全社
モリワンワールド 本店(石川県野々市市)他4店舗552百万円
衣料品 販売事業
本社 — 岐阜県岐阜市186百万円
衣料品 販売事業
本社 — 岡山市北区120百万円
全社
紳士服はるやま 青江総本店(岡山市北区)他357店舗2百万円
衣料品 販売事業
本社 — 岡山市北区0百万円
その他
主な関係会社
  • 国内
    はるやま商事株式会社(注)2.
    岡山市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社モリワン
    石川県野々市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミック
    岡山市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マンチェス
    岐阜県岐阜市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は352億円営業利益-7億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.5%、利益が-216.7%。

売上高
-2.5%
352億円
営業利益
-216.7%
-7億円
純利益
-257.1%
-11億円
営業利益率
-2.0%
前期比 -3.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高353億円352億円
営業利益2億円-7億円
純利益1億円-11億円
1株あたり配当¥15.5¥15.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は71億円、営業利益は−5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−9.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q13213
2024年1Q7800.0−3
2024年2Q64−9−14.1−11
2024年3Q8644.73
2024年4Q13115
2025年2Q138−11−8.0−13
2025年4Q223177.620
2026年2Q135−21−15.6−23
2026年4Q217146.512
2027年1Q71−5−7.0−5

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は524億円から352億円へ67%に減った。直近期の営業利益率は-2.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5243119
株式会社テット・オムを設立。
2014年3月5353613
2015年3月504184
株式会社BASEを設立。
2016年3月5442610
持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社はるやまホールディングス」に変更。新たに設立した「はるやま商事株式会社」に衣料品販売事業を承継。
2017年3月5593013
田原コンサート株式会社(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。
2018年3月5712713
2019年3月55622−2
2020年3月50664
2021年3月382−30−49
2022年3月367−23−79
株式会社マンチェス(現・連結子会社)が株式会社ミッド・インターナショナル(連結子会社)を吸収合併。
2023年3月369112
2024年3月359134
2025年3月3616101.77
2026年3月352−7−3−2.0−11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高352億円のうち、営業利益として残るのは-7億円-2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-11億円、売上の-3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.5%146億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.2%212億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.0%-7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.7pt
-2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.6pt
-3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比13.3pt
-4.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-1.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−21億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−34億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は83億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−2524−1576
2014年3月50−27−222378
2015年3月8−3118−2373
2016年3月53−12−234191
2017年3月24−23−23169
2018年3月17−2212−576
2019年3月48−7−141115
2020年3月16−1006121
2021年3月−42−746−49118
2022年3月−18222−16124
2023年3月42−5−1437146
2024年3月135−2618138
2025年3月−1−12−19−13106
2026年3月−21−1312−3483

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は415億円。このうち返さなくてよい自己資本が227億円で、自己資本比率は54.7%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月57433324157.9
2014年3月59234424858.1
2015年3月60934426556.5
2016年3月60635225458.0
2017年3月60136223960.3
2018年3月61937324660.2
2019年3月61136724460.2
2020年3月60336823561.0
2021年3月57931626354.6
2022年3月51123527645.9
2023年3月48623824848.9
2024年3月47323923450.6
2025年3月43424219355.6
2026年3月41522718854.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
83億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
152億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
188億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中122位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中299位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-4.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-2.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥689で、1年前と比べて-16.9%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥689+0.0%1ヶ月-0.3%1年-16.9%時価総額114億円
過去52週の値幅
安値¥650高値¥900

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)108.7倍
PBR0.49倍
配当利回り2.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比変わらずだが、25日線(669.4円)を+3.7%上回り強気。週足は75日線(682.3円)・200日線(709.7円)を下回るが、52週安値650円からのリバウンド継続。RSI80.9と過熱感あり。出来高は低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERはマイナスまたは算出不能だが、PBR 0.48倍は同業平均2.92倍を大幅に下回り、解散価値以下。ROE -4.7%と赤字だが、配当利回り2.23%は平均13.65%を下回るものの、業績悪化で減配リスク。将来の業績回復が不透明だが、資産価値から見て割安。

指標この会社業種平均
PER (予想)108.7倍
PBR0.49倍2.44倍
ROE-4.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益悪化からのV字回復が可能かが最大の論点。強気派は、低価格戦略と店舗運営効率化で再び黒字化できると見る。弱気派は、紳士服市場全体の縮小と競合EC台頭により、構造的に厳しいと指摘。

プラスに働く材料7
  • 低価格戦略で需要取り込み

    リーズナブルな価格帯は節約志向の消費者に刺さる。

  • 店舗閉鎖で固定費削減

    不採算店舗撤退により損益分岐点を引き下げ可能。

  • カジュアル需要取り込み

    フォーマルからカジュアルへのシフトに対応。

  • 構造改革による収益改善2026年下期影響

    2026年3月期は営業損失7億円、固定費削減で黒字化目指す。

  • 新規事業の立ち上げ期待2027年〜2028年影響

    リユースやレンタルなど新分野で売上補完狙う。

  • 低PBRからの反発期待不定影響

    PBR0.48倍、純資産約238億円に対し時価総額114億円。

  • 配当維持による下支え次回決算影響

    配当利回り2.23%、業績悪化でも配当維持なら安心感。

マイナスに働く材料7
  • 紳士服市場の構造的縮小

    ビジネスカジュアル普及でスーツ需要減少。

  • 競合ECとの価格競争

    オンラインチャネルとの競合で粗利圧迫。

  • 営業赤字転落のインパクト

    2026年3月期の赤字予想で財務悪化懸念。

  • スーツ需要の構造的減少継続影響

    カジュアル化で市場縮小、売上高352億円、市場縮小率2%で約7億円減収。

  • 赤字転落による財務悪化2026年Q2影響

    2026年3月期純損失11億円見込み、自己資本比率低下懸念。

  • 競合との価格競争激化継続影響

    営業利益率1.66%から更に低下、値下げで利益圧迫。

  • 消費税増税や景気後退の影響政策次第影響

    スーツ販売は消費動向に敏感、消費増税で需要減。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
需要動向と競合影響を直接反映。
店舗数
構造改革の進捗を示す。
スーツ単価
価格戦略と粗利への影響を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15.5で、前期から22.5%いまの株価に対する利回りは2.25%。

年間配当
¥15.5
1株あたり
配当利回り
2.25%
いまの株価に対して
配当性向
54.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2064.9
2018年3月16−22.519.9
2019年3月160.0145.3
2020年3月160.023.6
2021年3月160.0
2023年3月160.0108.9
2024年3月160.068.8
2025年3月2029.054.3
2026年3月16−22.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ40,965人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他61.263.765.568.859.860.0
事業法人23.222.822.822.333.533.3
金融機関11.811.610.48.36.46.5
自己株式0.90.80.80.82.94.9
外国法人3.31.60.70.50.10.1
証券会社0.50.20.60.20.10.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社はるか20.24
02治山 邦雄8.39
03有限会社岩渕コーポレーション8.03
04治山 公子4.37
05株式会社四国銀行4.33
06治山 美智子2.47
07はるやま社員持株会2.36
08岩渕 典子2.12
09治山 高広2.01
10治山 純子1.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−161%、1株純資産は14期で−30%。直近期のROEは-4.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1142,0545.74.913.6
2014年3月822,1193.99.423.0
2015年3月222,1171.133.7116.3
2016年3月642,1613.011.526.7
2017年3月782,2253.612.564.9
2018年3月822,2863.712.919.9
2019年3月−152,252−0.7145.3
2020年3月252,2541.130.023.6
2021年3月−2991,936−14.3
2022年3月−4831,436−28.7
2023年3月151,4521.031.7108.9
2024年3月251,4641.725.268.8
2025年3月411,5092.815.054.3
2026年3月−691,446−4.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額91百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
治山正史代表取締役 会長兼社長61
宇野薫取締役561,000
中川雅文取締役52
丸屋祐太朗取締役39
澤味聡嗣常勤監査役611,000
光岡敬一監査役79
櫻田憲司監査役51
清友貢67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4666617
社外取締役418185
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容421字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社5社で構成されており、衣料品及びその関連洋品の販売を主な内容として事業活動を展開しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 (1)衣料品販売事業……衣料品及びその関連洋品の販売を、はるやま商事株式会社(連結子会社)、株式会社モリワン(連結子会社)、他2社が行っております。 (2)その他………………株式会社ミック(連結子会社)は広告の代理店を営んでおります。 位置付け及び事業系統図は次のとおりであります。 当社はグループ戦略立案及び各事業会社の統括管理及び不動産賃貸を行っております。
経営方針・対処すべき課題1,666字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「お客様第一主義」を経営の基本方針とし、「顧客満足」を発想の原点におき、創業理念であります「より良いものをより安く」を実現するために、高機能・高品質の商品の企画、研究開発に努めてまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、「地域に必要とされる店に」なることを経営ビジョンとし、多様化するニーズに対応すべく、商品・サービスの品質向上、集客力の強化、生産性の向上を基本戦略とし、ご来店されたお客様に満足していただくことで、企業価値の一層の向上に努めてまいります。 商品・サービスの品質向上に関しましては、「おしゃれで健康な生活を提供し、サポートするファッション・インフラ企業」というミッションを体現するため、機能性オフィスカジュアル商品やレディス向け商品の拡充といった既存事業の強化に加えて、健康衣料を中心とした商品を展開する店舗「DRUG WEAR」のポップアップストアを含む計画的な出店推進など、健康をキーワードとした新たな収益基盤の構築に取り組んでまいります。 集客力の強化に関しましては、従来のSNSを活用した情報発信に加え、デジタルマーケティングの高度化により、お客様一人ひとりのニーズに合わせたパーソナライズ化された情報提供を行い、実店舗とオンラインショップの相互送客を推進してまいります。また、「ほっとひと息ステーション」においては、提供するサービスコンテンツの魅力の向上や地域ニーズに応じた多角的なアプローチを通じて、従来のファッション事業の顧客枠を超えた新たな顧客層の開拓を図り、地域社会に深く根ざした顧客基盤の構築と持続的な来店頻度の向上を目指してまいります。 生産性の向上に関しましては、本社機能の効率化を進めるとともに、店舗不動産を総合的に開発、管理、運用し、固定資産の有効活用を図ります。また、店舗別人員の配置の見直しや教育・研修制度の充実による人的資源への投資を強化し、社員が誇りを持ちながら働ける企業文化を構築することを目指しています。 当社グループは、こうした施策を通じて変化する市場環境に柔軟に対応し、「地域に必要とされる店に」の実現に向けて、さらなる成長を図ってまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を確保することを重視しており、企業を安定的に継続させることが経営責任であると考えております。将来的には売上高経常利益率5%を目標としており、販売費及び一般管理費の節減など更なる効率的な経営を目指し、企業価値を向上してまいります。 (4)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 次期の業績見通しといたしましては、国内外経済環境は雇用・所得環境の改善が期待される一方で、物価上昇の継続、原材料価格や物流費の上昇、為替変動の影響等により依然として先行き不透明な状況が予想されます。 ビジネスシーンにおいては、以前からの潮流であったビジネススタイルのカジュアル化に加え、生活防衛意識の高まりなどから個人消費は慎重な姿勢が続くことが予想されます。 こうしたなか当社グループでは、ビジネスウェアに加え、オフィスカジュアル需要や機能性商品の提案強化を進めるなど、商品構成の見直し、販売効率の向上、在庫コントロールの適正化、販管費の抑制など収益基盤の強化に努めてまいります。また、店舗運営の効率化やECを含む販売チャネルの整備を進めることで、経営ビジョンである「地域に必要とされる店に」の実現を目指してまいります。 また、引き続きグループ全体のコンプライアンス体制の整備とリスク管理体制の強化に取り組み、内部統制システムの充実に注力してまいります。
事業等のリスク2,858字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)業績の上期・下期変動について 当社グループの主たる事業であります衣料品の販売は、個人消費の動向にある程度の影響を受けますが、それにかかわらずボーナス時期であり重衣料(スーツ・礼服・コート)が増加する冬季、新入社員向けスーツが増加する3月を含む下期は、売上高の年度構成比が高まる傾向にあります。したがいまして、経常利益も上期に比較して下期に偏る傾向にあります。 なお、最近3年間の売上高及び経常利益の半期毎の実績は次のとおりであります。 売上高(千円)   経常利益(千円) 上期 4月~9月   下期 10月~3月   通期 合計   上期 4月~9月   下期 10月~3月   通期 合計 2024年3月期 14,178,365   21,737,471   35,915,837   △692,893   1,949,631   1,256,738 (39.5)   (60.5)   (100.0)   (△55.1)   (155.1)   (100.0) 2025年3月期 13,845,506   22,290,492   36,135,998   △958,645   1,922,921   964,276 (38.3)   (61.7)   (100.0)   (△99.4)   (199.4)   (100.0) 2026年3月期 13,465,954   21,746,699   35,212,653   △1,878,332   1,581,255   △297,077 (38.2)   (61.8)   (100.0)   (632.3)   (△532.3)   (100.0) (注)( )内の数字は、通期に占める割合(%)であります。 (2)店舗展開等について ①出店に対する法的規制について 当社グループの主たる事業であります衣料品の販売において、大型駐車場付ロードサイド店舗と都市型店舗の両形態により、チェーン展開を行っております。 当社グループは、2026年3月31日現在、北海道・東北地区24店舗、関東地区50店舗、中部・北陸地区52店舗、近畿地区103店舗、中国地区56店舗、四国地区28店舗、九州地区50店舗の合計363店舗を展開しております。 店舗の出店・増床等については、「大規模小売店舗立地法」(以下、「大店立地法」という。2000年6月1日施行。)の規制の対象となっております。すなわち、売場面積が1,000㎡超の新規出店、既存店舗の増床及び「大店立地法」の届出事項と定められた事項について変更の届出をするときは、都道府県又は政令指定都市に届出が義務付けられており、交通渋滞、駐車、駐輪、交通安全、騒音等の環境への影響に対する調整が必要になっております。今後、地域住民や自治体との調整により、出店にかかる時間の長期化や出店コストの増加等の影響を受ける可能性があります。2026年3月31日現在、売場面積が1,000㎡超の店舗は363店舗のうち10店舗であります。 ②出店についてのリスク 当社グループは、お客様第一主義の経営理念に基づき、機能性商品企画、CS運動(顧客満足運動)の推進、店舗改装等を行い、店舗の業績向上に努めておりますが、このような施策にも関わらず業績改善が見込めない店舗は、不採算店舗として退店することにしております。当連結会計年度においては、21店舗の退店(うち6店舗移転)を行い既存店の採算性向上に努めました。今後も、店舗展開においては改装、退店、移転といったスクラップアンドビルドを積極的に行ってまいります。それに係る費用により、当社の業績に影響が及ぶ可能性があります。また、賃借店舗については、定期建物賃貸借契約を締結している場合がありますが、借地借家法第38条により契約期間満了後、当社に再契約の意思があったとしても、相手方の意思により再契約ができない可能性があります。この場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③差入保証金についてのリスク 当社グループの出店については、その多くはデベロッパー又は出店土地所有者に対し、敷金、保証金、建設協力金として資金を差し入れております。そのため、資金差入先の倒産等により、差し入れた資金の一部又は全額が回収できなくなる可能性があります。 (3)業界の状況及び他社との競合について 当社の属する紳士服業界においては、少子高齢化により、中長期的にスーツ需要の減少が見込まれるなか業界各社の多店舗展開によって、価格競争や新機能を提案する商品開発競争が激しくなっております。 当社グループでは、お客様のニーズに適応した高品質、高機能商品を価値ある価格にて提供してまいりますが、お客様のニーズに十分に応えられない場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 さらに、国内での事業活動において、予期しえない景気変動や金融・為替情勢の変化、競合他社の活動、法規制の変更、固定資産の価値下落、災害・事故の発生、大規模な感染症の発生による影響等が、当社の属する紳士服業界にも影響を及ぼすと考えられ、当社グループの経営成績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)固定資産の減損会計の適用について 当社グループは、固定資産の減損に係る会計基準(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 2002年8月9日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第6号 2009年3月27日)を適用しており、当連結会計年度において、固定資産の減損損失を特別損失として3億5千5百万円計上しております。当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として営業店舗、賃貸資産及び遊休資産という個別物件単位で資産のグルーピングを行っており、今後の各営業店舗の業績の推移によっては当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (5)個人情報保護法について 当社グループは、衣料品販売事業を営む上で個人情報及び機密情報を保有しており、その扱いには細心の注意を払っております。個人情報保護委員会が定めるガイドライン「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に基づき、社内に情報セキュリティ委員会を中心とする各種委員会を設置し、情報漏洩を防止する施策を講じておりますが、万一、情報漏洩事故が発生した場合は、社会的責任が問われ、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,289字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等により緩やかな持ち直しの動きがみられるものの、継続する物価上昇に加え、地政学リスクや米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクが懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。衣料品小売業界におきましては、生活必需品の価格上昇による負担が衣料品等の消費マインドの拡大を妨げており、依然として厳しい経営環境のまま推移しました。 このような環境の下、当社グループにおきましては「おしゃれで健康な生活を提供し、サポートするファッション・インフラ企業」というミッションを体現するため、機能性オフィスカジュアル商品やレディス向け商品の拡充に注力いたしました。こういった既存事業の強化に加えて、当社グループオリジナルの疲労回復ウェア「YOKUNERU」の発売や、健康衣料を中心とした商品を展開する店舗「DRUG WEAR」をオープンするなど、新たなチャレンジも意欲的に続けてまいりました。 これらの結果、当連結会計年度におけるお客様一人あたりの購買単価は既存店前年同期比102.6%と堅調に推移しました。一方で、個人消費は引き続き停滞しており既存店客数は前年同期比94.6%となったことや、物価高騰の影響による商品原価の上昇が続いていることなどから、売上総利益は205億8千4百万円(前年同期比4.1%減)となりました。 また、ビジネスウェアの市場認知度の向上や新たな顧客層の開拓など、当社グループ事業の将来に向けた基盤整備を目的として、マルチチャネルを活用した統合的なマーケティング施策を実施いたしました。さらに、店舗運営の効率化を目的とした出退店や店舗改装にも着実に取り組んでまいりました。このように、収益性の向上や将来に向けた成長戦略の実現を目指し、戦略的な投資を行ったことに加え、当社の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上していた資産除去債務において、原状回復費用の見積りの変更を行ったことにより、販売費及び一般管理費が3億9千8百万円増加しました。 店舗数に関しましては、グループ全体で14店舗の新規出店及び21店舗を閉店(うち6店舗移転)した結果、当連結会計年度末の総店舗数は363店舗となりました。 当連結会計年度末の資産につきましては、主に有形固定資産が1億3百万円、無形固定資産が2億5千2百万円増加した一方で、現金及び預金が22億3千3百万円減少したことや、繰延税金資産が2億6千7百万円減少したこと等により、総資産が前連結会計年度末に比べて19億9千2百万円減少し、414億5千7百万円となりました。 負債につきましては、短期借入金が27億円増加した一方で、支払手形及び買掛金が18億4千5百万円減少したこと、約定返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が9億7千6百万円減少したことにより、前連結会計年度末に比べて5億1百万円減少し、187億8千1百万円となりました。純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純損失が10億9千4百万円あったことに加え、3億2千万円の期末配当を実施したこと等により、利益剰余金が14億1千4百万円減少し、226億7千5百万円となりました。 これらの結果、当連結会計年度におきましては、売上高352億1千2百万円(前年同期比2.6%減)となりました。利益面は、営業損失6億5千7百万円(前年同期は営業利益6億2千5百万円)、経常損失2億9千7百万円(前年同期は経常利益9億6千4百万円)の結果となりました。また、親会社株主に帰属する当期純損失は、主に営業店の収益性の低下による減損損失を3億5千5百万円計上したことにより、10億9千4百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益6億7千万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ22億3千3百万円減少し、83億1千7百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は21億2千万円(前年同期は1億3千8百万円の支出)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失を7億6千9百万円計上したこと、棚卸資産の増加額が6億6千4百万円あったこと、支払サイト短縮による仕入債務の減少額が18億4千5百万円あったこと、経費支払手形・未払金の減少額が2億1百万円あった一方で、減価償却費の計上が7億5千万円あったこと、売上債権の減少額が4億4千7百万円あったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は12億7千3百万円(前年同期は11億8千7百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が8億3千3百万円あったこと、無形固定資産の取得による支出が4億9千7百万円あった一方で、差入保証金の回収による収入が2億4千1百万円あったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は11億6千万円(前年同期は19億4千9百万円の支出)となりました。これは主に短期借入れによる収入が27億円あったこと、長期借入れによる収入が23億4千5百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が33億1千8百万円あったこと、配当金の支払額が3億1千9百万円あったこと、自己株式の取得による支出が2億4千3百万円あったことなどによるものであります。 ③販売及び仕入の実績 a.販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 重衣料   15,047,573   95.1 [スーツ・礼服・コート] 中衣料   3,453,633   104.3 [ジャケット・スラックス] 軽衣料   15,795,876   98.1 [ワイシャツ・ネクタイ・カジュアル・小物・その他] 補修加工賃収入   915,569   100.3 衣料品販売事業(千円)   35,212,653   97.4 合計(千円)   35,212,653   97.4 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 b.仕入実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 重衣料   5,659,734   94.2 [スーツ・礼服・コート] 中衣料   1,883,010   125.1 [ジャケット・スラックス] 軽衣料   7,038,679   111.2 [ワイシャツ・ネクタイ・カジュアル・小物・その他] 衣料品販売事業(千円)   14,581,424   105.3 合計(千円)   14,581,424   105.3 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、機能性オフィスカジュアル商品やレディス向け商品の拡充などの既存事業の強化に加えて、当社グループオリジナルの疲労回復ウェア「YOKUNERU」の発売や、健康衣料を中心とした商品を展開する店舗「DRUG WEAR」をオープンするなど、新たなチャレンジも意欲的に続けた結果、お客様一人あたりの購買単価は既存店前年同期比102.6%と堅調に推移しました。一方で、個人消費は引き続き停滞しており既存店客数は前年同期比94.6%となったことや、物価高騰の影響による商品原価の上昇が続いていることなどから、売上総利益は205億8千4百万円(前年同期比4.1%減)となりました。 利益面に関しましては、マルチチャネルを活用した統合的なマーケティング施策の実施や、店舗運営の効率化を目的とした出退店や店舗改装など、収益性の向上や将来に向けた成長戦略の実現を目指し、戦略的な投資を行ったことに加え、資産除去債務の金額の見積りの変更を行ったことにより、販売費及び一般管理費が3億9千8百万円増加し、営業損失6億5千7百万円(前年同期は営業利益6億2千5百万円)、経常損失2億9千7百万円(前年同期は経常利益9億6千4百万円)の結果となりました。また、親会社株主に帰属する当期純損失は、主に営業店の収益性の低下による減損損失を3億5千5百万円計上したことにより、10億9千4百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益6億7千万円)となりました。 上記の結果により売上高経常利益率は△0.8%となり目標の5%に届いておりませんが、高付加価値商品及びサービスの提供や、適切な価格設定による売上総利益率の改善に加え、広告宣伝や出店の効率化をさらに推進することにより販売費及び一般管理費を抑制し、売上高経常利益率の向上に努めてまいります。 当連結会計年度末の資産につきましては、主に有形固定資産が1億3百万円、無形固定資産が2億5千2百万円増加した一方で、現金及び預金が22億3千3百万円減少したこと等により、総資産が前連結会計年度末に比べて19億9千2百万円減少し、414億5千7百万円となりました。 負債につきましては、短期借入金が27億円増加した一方で、支払手形及び買掛金が18億4千5百万円減少したこと、約定返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が9億7千6百万円減少したことにより、前連結会計年度末に比べて5億1百万円減少し、187億8千1百万円となりました。純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純損失が10億9千4百万円あったことに加え、3億2千万円の期末配当を実施したこと等により、利益剰余金が14億1千4百万円減少し、226億7千5百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入れのほか販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金の残高は104億8千8百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は83億1千7百万円となっております。 ③重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されており、採用する会計方針は、第5(経理の状況)の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、必要な見積りを行っており、それらは資産・負債及び収益・費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りについては、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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