概要
医療・ヘルスケア向けシステム開発に特化した情報サービス企業。電子カルテや調剤薬局システムでシェアを有し、全国の病院・薬局に導入実績がある。2024/12期売上高248億円、営業利益45億円と高収益。2025/12期は減収予想だが営業利益率15%超維持見通し。
調剤システム事業が収益の7割超を占める
2025年12月期において、調剤システム事業の売上高は192億36百万円とグループ全体の約81%を占める。薬局向けに自社開発の調剤システムをパソコンに導入して納入するほか、インターネットを利用したASP型業務支援システムも提供する。付帯するサプライ供給や保守メンテナンスが継続収益の基盤となっている。連結子会社のグッドサイクルシステムやユニケソフトウェアリサーチが販売を担い、中国の開発子会社が受託開発を行う。
医療機関向けと介護福祉向けの2事業セグメント
医科システム事業はクリニック向け電子カルテ等を販売し、2025年12月期は売上高28億79百万円(前期比12.3%増)、営業利益32百万円と黒字転換した。介護/福祉システム事業は売上高5億66百万円、営業損失3億78百万円と赤字が続くが、新製品「MAPs for NURSING CARE」へのリプレイスを前倒しし、将来のストック収益化を狙う。両セグメントとも代理店販売と子会社による開発体制を持つ。
中国開発拠点とM&Aで築いたグループ網
2000年に中国・南京に益盟軟件系統開発を設立し、その後上海にも現地法人を設置。ソフトウェア開発のオフショア拠点として機能する。国内では2005年以降、ラソンテ、ユニコン(現EMソリューション)、コスモシステムズ、グッドサイクルシステム、ユニケソフトウェアリサーチ、プレカル等を相次ぎ連結子会社化。調剤・医科・介護の各分野と人材派遣、キャッシュレス事業へ多角化している。
高い収益性と資本効率の改善目標
2024年12月期の営業利益率は約18.1%(営業利益45億円/売上高248億円)と情報サービス業界で高い水準にある。2025年12月期は減収予想だが営業利益率15.6%を見込む。新中期経営計画(2025〜2027年度)ではROE17%を目標に掲げ、各セグメントの収益基盤強化と資本効率改善を進める。M&Aによる事業ポートフォリオ構築も継続する。
業界の中での役割は医療・介護情報システムのベンダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 調剤システム事業 | 192億円 | 81.0% | 40億円 | 20.8% |
| 医科システム事業 | 29億円 | 12.2% | 0億円 | 0.0% |
| その他の事業 | 10億円 | 4.2% | 0億円 | 0.0% |
| 介護/福祉システム事業 | 6億円 | 2.5% | -4億円 | -66.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01薬局(調剤)主力
薬局向けに調剤業務システム(自社開発ソフトをPCに導入)を販売し、ASPによる調剤業務支援システムも提供。付帯するサプライ供給や保守メンテナンスサービスも行う。連結子会社を通じた販売・受託開発体制。
- 調剤システム
- 薬局向けの自社開発ソフトウェアをパソコンに導入調整して納入するシステム。
- ネットワークシステム(ASP)
- インターネットを利用した調剤業務支援システム。グループ薬局間の情報共有と本部統括管理、在庫情報共有等を実現。
02医療機関(クリニック)主力
クリニックを主な対象に、医療事務処理コンピュータシステム(電子カルテ等)を開発販売。付帯サプライ供給や保守メンテナンスも行う。当社及び子会社が販売、代理店経由もあり。
- 医科システム(電子カルテシステム等)
- クリニック向けの医療事務処理コンピュータシステム。パソコンに導入調整して納入。
03介護・福祉サービス事業者準主力
介護/福祉サービス事業者向けシステムと医療介護連携ソリューションを提供。パソコンに導入調整して納入し、代理店販売も行う。
- 介護/福祉システム
- 介護/福祉サービス事業者向けの業務システム。パソコンに導入調整して納入。
- 医療介護連携ソリューション
- 医療と介護の連携を支援するシステム。
04その他(薬局運営・キャッシュレス・人材派遣)その他
連結子会社が薬局経営、クリニック・薬局向けキャッシュレス化支援、人材派遣業務等を行う。
製品と技術
薬局業務を支える調剤システム
主力製品は薬局向けの調剤システム。自社開発のソフトウェアをパソコンに導入調整して納入する。調剤業務の効率化に加え、薬歴管理やレセプト作成を支援。2025年時点で全国の薬局に幅広く導入されており、サプライ供給や保守サービスと合わせて安定収益を生む。子会社のグッドサイクルシステムやユニケソフトウェアリサーチも販売に加わる。
インターネットを利用したASP型調剤支援
ネットワークシステム(ASP)は、グループ薬局間の情報共有や本部統括管理を実現するクラウド型サービス。在庫情報の共有や業務効率化に寄与する。電子処方箋やオンライン資格確認への対応も進め、医療DXの流れに沿った機能拡充を続けている。導入薬局にとっては初期投資を抑えられるメリットがある。
クリニック向け電子カルテシステム
医科システム事業の主力はクリニック向け電子カルテシステム。医療事務処理全般をカバーし、パソコンに導入して納入する。オンライン資格確認や電子処方箋の対応により、2025年12月期は売上高28億79百万円と前期比12.3%増加。代理店網の拡大と製品のクラウド化により、さらなるシェア拡大を目指す。
介護事業者向けシステムと医療介護連携
介護/福祉システム事業では、介護サービス事業者向け業務システムと「MAPs for NURSING CARE」を提供。ケアプラン作成や介護保険請求を支援する。医療介護連携ソリューションを用いて病院と介護施設の情報連携を促進。同事業は赤字が続くが、新製品へのリプレイスを進め、将来の黒字化を計画している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
クラウド構築で独自ポジション、高収益だが規模小
同社はクラウドインフラ構築・運用に特化した独立系IT企業。情報・通信業界内で、自社プロダクトを持たない受託型のビジネスモデルながら、営業利益率18%超を達成しており、業界平均を上回る収益性が強み。同業のVRain Solutionやハッチ・ワークと比較すると、売上規模200億円台と小粒だが、MAS(マネージド・アプリケーション・サービス)など付加価値の高いサービスに注力。2025/12期は売上・利益とも減収減益見通しであり、成長鈍化が課題。
強み
- 営業利益率15-18%と業界平均を大きく上回る収益性を維持。
- クラウドインフラ構築・運用に専門特化し、技術力で差別化。
- MASなど高単価な管理運用サービスが収益性向上に貢献。
- ベンダーに依存せず、最適なクラウド技術を提案可能。
課題
- 売上高200億円台で、大口案件獲得時のリソース不足が懸念。
- 2025/12期は減収減益予想で、既存市場の成熟化が課題。
- 技術者一人ひとりのスキルに依存し、拡大には採用育成が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がイーエムシステムズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4743アイティフォー | 457億円 | 15.7倍 |
| 2 | 3040ソリトンシステムズ | 455億円 | 13.5倍 |
| 3 | 3836アバントグループ | 447億円 | 14.2倍 |
| 4 | 6078バリューHR | 433億円 | 57.1倍 |
| 5 | 3844コムチュア | 427億円 | 12.8倍 |
| 6 | 4820イーエムシステムズ | 423億円 | 27.6倍 |
| 7 | 4337ぴあ | 419億円 | 12.4倍 |
| 8 | 9739NSW | 408億円 | 11.0倍 |
| 9 | 3843フリービット | 405億円 | 11.5倍 |
| 10 | 4725CAC Holdings | 401億円 | 9.2倍 |
| 11 | 6430ダイコク電機 | 372億円 | 6.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
医療事務用オフコン販売で創業した1980年
1980年1月、兵庫県姫路市で株式会社エム.シイ.エスを設立。医療事務用オフコンの販売から事業を開始した。その後、エプソン販売との合弁により1984年5月に関西エプソンメディカルを設立し、営業の全部を譲り受けた。この合弁で医療システム専業の基盤を固めた。
エプソンとの合弁解消と社名変更
1990年5月、エプソン販売との合弁を解消し、商号をエプソンメディカルに変更。1998年4月には株式会社イーエムシステムズへ改称した。翌1999年4月、実質存続会社を入れ替える合併を実施し、現在の法人格となる。この時期に医療システム専業としての独立体制を整えた。
店頭登録から東証上場への歩み
2000年3月、中国にソフトウェア開発子会社を設立し、同年12月に日本証券業協会へ店頭登録。2003年5月、東京証券取引所市場第二部に上場。2012年11月には市場第一部銘柄に指定され、2022年4月の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。上場以来、成長資金を調達して事業拡大を進めてきた。
M&Aによる事業領域の拡大
2013年9月のユニコン(現EMソリューション)を皮切りに、2014年にコスモシステムズ、2019年にエムウィンソフトとポップ・クリエイション、2023年にグッドサイクルシステムとユニケソフトウェアリサーチ、2025年にプレカルを相次ぎ買収。これにより調剤・医科・介護の各システム事業と人材派遣、キャッシュレス領域へ事業を広げた。
グループ再編と経営体制の刷新
2020年にはEMソリューションとエムウィンソフトを吸収合併し、開発子会社EMテクノロジー研究所を設立。2021年にはコスモシステムズを合併。組織面ではカンパニー制を導入し、各セグメントの意思決定を迅速化。2025年12月期から新中期経営計画をスタートし、収益性と資本効率の改善を掲げる。
年表28件を開く
1980年代
- 1980年1月創業兵庫県姫路市において株式会社エム.シイ.エス(現 株式会社イーエムシステムズ)を設立 医療事務用オフコンの販売を開始
- 1984年5月株式会社エム.シイ.エスとエプソン販売株式会社との合弁により、関西エプソンメディカル株式会社を設立。株式会社エム.シイ.エスより営業の全部を譲受
1990年代
- 1990年5月商号変更関西エプソンメディカル株式会社、エプソン販売株式会社との合弁解消。商号をエプソンメディカル株式会社に変更
- 1998年4月商号変更エプソンメディカル株式会社を株式会社イーエムシステムズに商号変更
- 1999年4月株式会社エム.シイ.エスを存続会社(形式上の存続会社)、株式会社イーエムシステムズを消滅会社(実質上の存続会社)とし、商号を株式会社イーエムシステムズとする
2000年代
- 2000年3月創業中国にソフトウェア開発の現地法人益盟軟件系統開発(南京)有限公司を設立
- 2000年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2003年5月上場東京証券取引所市場第二部上場
- 2005年7月創業株式会社ラソンテ設立
- 2008年3月新大阪ブリックビル(自社ビル)を竣工、本社を移転
2010年代
- 2011年6月創業中国にソフトウェア開発の現地法人意盟軟件系統開発(上海)有限公司を設立
- 2012年11月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 2013年9月M&A株式会社ユニコンの株式取得により同社を連結子会社化
- 2014年10月M&Aコスモシステムズ株式会社の株式取得により同社を連結子会社化
- 2015年2月創業株式会社ブリック薬局設立
- 2016年1月東京本社設置(大阪本社との二本社制)
- 2019年2月商号変更株式会社ユニコンを株式会社EMソリューションに商号変更、株式会社ジャニスより介護/福祉サービス事業者向けシステム事業を譲受
- 2019年2月M&Aエムウィンソフト株式会社の株式取得により同社を連結子会社化
- 2019年7月M&A株式会社ポップ・クリエイションの株式取得により同社を連結子会社化
2020年代
- 2020年4月創業チョキ株式会社設立
- 2020年7月株式会社EMソリューション、エムウィンソフト株式会社と共同新設分割により 開発に特化した子会社として株式会社EMテクノロジー研究所を設立
- 2020年10月M&A株式会社EMソリューション、エムウィンソフト株式会社を吸収合併
- 2021年4月M&Aコスモシステムズ株式会社を吸収合併
- 2022年4月上場東京証券取引所プライム市場に上場
- 2023年2月M&A株式会社グッドサイクルシステムの第三者割当増資すべての引き受け及び株式追加取得により同社を連結子会社化
- 2023年6月M&A株式会社ユニケソフトウェアリサーチの株式取得により同社を連結子会社化
- 2023年7月創業株式会社EM TOWN設立
- 2025年9月M&A株式会社プレカルを株式取得により連結子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2027年12月期まで17%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
調剤システム事業の収益性向上
経営に関するオプション機能の拡充と価格の適正化などにより収益性を向上し、薬局向けウォレットシェアの拡大を目指す。
- 02
医科システム事業でシェア拡大
クラウドの強みを活かした製品開発や代理店網の拡大を通じて市場シェアの拡大を図る。
- 03
介護・福祉システム事業の黒字化
サービスラインナップの拡充と業務効率化により黒字化を達成する。
- 04
M&A・アライアンスによる成長
医療DXのノウハウを活用し、M&Aやアライアンスを積極的に検討し持続的な成長を実現する事業ポートフォリオを構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で858人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は725万円で、9期前と比べて+21.7%。平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は11.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 533 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 526 | — |
| 2019年3月 | 595 | 40.1 | 9.9 | 581 | — |
| 2020年12月 | 466 | 42.0 | 11.3 | 557 | — |
| 2020年3月 | 586 | 41.2 | 10.3 | 575 | — |
| 2021年12月 | 598 | 43.1 | 12.5 | 558 | — |
| 2022年12月 | 622 | 42.9 | 12.7 | 592 | — |
| 2023年12月 | 670 | 42.7 | 11.9 | 811 | — |
| 2024年12月 | 675 | 43.0 | 11.8 | 827 | 544 |
| 2025年12月 | 725 | 42.7 | 11.5 | 858 | 431 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ブリック薬局大阪市淀川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱EMテクノロジー研究所(注)2大阪市淀川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内チョキ㈱大阪市淀川区 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内㈱ポップ・クリエイション福岡県 筑紫野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内益盟軟件系統開発(南京)有限公司中華人民共和国南京市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内意盟軟件系統開発(上海)有限公司中華人民共和国上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱グッドサイクルシステム(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ユニケソフトウェアリサーチ東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱プレカル東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は237億円、営業利益は37億円。前期と比べると減収減益で、売上が-4.4%、利益が-17.8%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 228億円 | 237億円 |
| 営業利益 | 33億円 | 37億円 |
| 純利益 | 22億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥23 | ¥23 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は104億円、営業利益は9億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−14.0%、営業利益は−57.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 49 | 9 | 18.4 | 5 |
| 2023年2Q | 49 | 2 | 4.1 | 3 |
| 2023年3Q | 54 | 7 | 13.0 | 6 |
| 2023年4Q | 52 | — | — | 6 |
| 2024年1Q | 56 | 7 | 12.5 | 6 |
| 2024年2Q | 54 | 5 | 9.3 | 4 |
| 2024年4Q | 138 | 33 | 23.9 | 14 |
| 2025年2Q | 121 | 21 | 17.4 | 16 |
| 2025年4Q | 116 | 16 | 13.8 | 9 |
| 2026年2Q | 104 | 9 | 8.7 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は103億円から237億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は15.6%。純利益は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ユニコンの株式取得により同社を連結子会社化 | |||||
| 2013年3月 | 103 | — | 18 | — | 11 |
| コスモシステムズ株式会社の株式取得により同社を連結子会社化 | |||||
| 2014年3月 | 114 | — | 23 | — | 14 |
| 株式会社ブリック薬局設立 | |||||
| 2015年3月 | 113 | — | 17 | — | 10 |
| 2016年3月 | 132 | — | 24 | — | 16 |
| 2017年3月 | 137 | — | 32 | — | 21 |
| 2018年3月 | 140 | — | 36 | — | 24 |
| エムウィンソフト株式会社の株式取得により同社を連結子会社化 | |||||
| 2019年3月 | 131 | — | 32 | — | 20 |
| チョキ株式会社設立 | |||||
| 2020年3月 | 140 | — | 22 | — | 14 |
| 2020年12月 | 97 | — | 15 | — | 11 |
| コスモシステムズ株式会社を吸収合併 | |||||
| 2021年12月 | 144 | — | 26 | — | 18 |
| 東京証券取引所プライム市場に上場 | |||||
| 2022年12月 | 169 | — | 28 | — | 19 |
| 株式会社EM TOWN設立 | |||||
| 2023年12月 | 204 | — | 29 | — | 20 |
| 2024年12月 | 248 | 45 | 52 | 18.1 | 24 |
| 株式会社プレカルを株式取得により連結子会社化 | |||||
| 2025年12月 | 237 | 37 | 43 | 15.6 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高237億円のうち、営業利益として残るのは37億円で15.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の10.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.8%118億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.6%82億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.6%37億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが20億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は78億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 9 | 1 | −11 | 10 | 17 |
| 2014年3月 | 13 | −1 | 0 | 12 | 30 |
| 2015年3月 | 15 | 4 | 0 | 19 | 49 |
| 2016年3月 | 21 | 6 | −13 | 27 | 64 |
| 2017年3月 | 21 | 6 | −11 | 27 | 79 |
| 2018年3月 | 23 | 3 | −20 | 26 | 85 |
| 2019年3月 | 18 | −9 | −20 | 9 | 75 |
| 2020年3月 | 23 | −3 | −7 | 20 | 88 |
| 2020年12月 | 4 | −1 | −11 | 3 | 80 |
| 2021年12月 | 17 | −5 | −7 | 12 | 83 |
| 2022年12月 | 25 | −6 | −13 | 19 | 89 |
| 2023年12月 | 16 | −20 | 10 | −4 | 94 |
| 2024年12月 | 58 | 2 | −36 | 60 | 119 |
| 2025年12月 | 20 | −22 | −38 | −2 | 78 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は275億円。このうち返さなくてよい自己資本が204億円で、自己資本比率は73.9%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 161 | 74 | 87 | 45.6 |
| 2014年3月 | 182 | 92 | 90 | 50.1 |
| 2015年3月 | 192 | 110 | 82 | 56.8 |
| 2016年3月 | 203 | 122 | 81 | 59.6 |
| 2017年3月 | 213 | 141 | 72 | 65.4 |
| 2018年3月 | 219 | 161 | 58 | 72.7 |
| 2019年3月 | 224 | 166 | 58 | 73.6 |
| 2020年3月 | 234 | 177 | 57 | 75.1 |
| 2020年12月 | 231 | 177 | 54 | 76.4 |
| 2021年12月 | 248 | 188 | 60 | 75.5 |
| 2022年12月 | 263 | 195 | 68 | 73.7 |
| 2023年12月 | 294 | 206 | 88 | 69.6 |
| 2024年12月 | 317 | 206 | 111 | 64.8 |
| 2025年12月 | 275 | 204 | 71 | 73.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中113位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中523位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥600で、1年前と比べて-17.4%。過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 27.6倍 |
| PER (会社予想) | 18.9倍 |
| PBR | 2.74倍 |
| 配当利回り | 3.83% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは14.73倍と同業界平均29.65倍を下回り、PBRも2.38倍と同業界平均3.44倍を下回る。ROEは12.0%と健全で、配当利回りも1.92%と業界平均1.25%を上回る。しかし配当性向121%と高く、利益を超える配当は持続困難。割安だが、配当の過剰さがリスク。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 27.6倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 18.9倍 | — |
| PBR | 2.74倍 | 2.96倍 |
| ROE | 12.0% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり23円で、前期から+11.4%。いまの株価に対する利回りは3.83%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 8 | — | 27.5 |
| 2018年3月 | 9 | 19.4 | 28.9 |
| 2019年3月 | 10 | 2.7 | 36.7 |
| 2020年12月 | 10 | 5.3 | 79.4 |
| 2020年3月 | 10 | 0.0 | 54.2 |
| 2021年12月 | 11 | 10.0 | 38.5 |
| 2022年12月 | 12 | 9.1 | 43.2 |
| 2023年12月 | 14 | 16.7 | 58.0 |
| 2024年12月 | 35 | 150.0 | 124.7 |
| 2025年12月 | 39 | 11.4 | 121.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥23
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ11,446人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.5%を占め、残る43.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 47.9 | 48.5 | 48.3 | 48.6 | 51.3 | 51.4 |
| 個人・その他 | 23.9 | 23.3 | 23.2 | 23.7 | 22.8 | 26.2 |
| 外国法人 | 18.7 | 17.6 | 19.4 | 19.2 | 16.5 | 16.8 |
| 金融機関 | 8.3 | 9.1 | 8.5 | 8.0 | 8.8 | 5.1 |
| 自己株式 | 4.7 | 4.5 | 5.2 | 5.1 | 2.0 | 1.8 |
| 証券会社 | 1.2 | 1.5 | 0.5 | 0.4 | 0.6 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社コッコウ | 36.88 |
| 02 | 株式会社メディパルホールディングス | 10.02 |
| 03 | ゴールドマン・サックス・インターナショナル(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 5.17 |
| 04 | ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニー レギュラーアカウント(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 4.91 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.81 |
| 06 | 國光 宏昌 | 2.90 |
| 07 | エプソン販売株式会社 | 2.78 |
| 08 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人香港上海銀行東京支店) | 2.03 |
| 09 | EMシステムズ従業員持株会 | 1.31 |
| 10 | アルフレッサホールディングス株式会社 | 0.85 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−75%、1株純資産は14期で−69%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 140 | 953 | 15.6 | 12.3 | 21.7 |
| 2014年3月 | 182 | 1,139 | 17.2 | 12.6 | 21.5 |
| 2015年3月 | 60 | 629 | 9.6 | 15.3 | 31.8 |
| 2016年3月 | 47 | 347 | 14.1 | 13.4 | 31.1 |
| 2017年3月 | 30 | 198 | 16.2 | 15.0 | 27.5 |
| 2018年3月 | 33 | 223 | 15.9 | 19.7 | 28.9 |
| 2019年3月 | 28 | 235 | 12.2 | 23.9 | 36.7 |
| 2020年3月 | 20 | 248 | 8.2 | 45.7 | 54.2 |
| 2020年12月 | 15 | 249 | 6.0 | 63.3 | 79.4 |
| 2021年12月 | 26 | 263 | 10.1 | 29.4 | 38.5 |
| 2022年12月 | 27 | 275 | 9.9 | 30.4 | 43.2 |
| 2023年12月 | 28 | 289 | 9.8 | 25.1 | 58.0 |
| 2024年12月 | 35 | 297 | 11.8 | 22.6 | 124.7 |
| 2025年12月 | 35 | 294 | 12.0 | 22.4 | 121.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額263百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 國光浩三 | 取締役最高顧問 | 80 | — |
| 大石憲司 | 取締役会長 | 67 | 514,000 |
| 國光宏昌 | 代表取締役 社長執行役員 | 52 | 2,046,000 |
| 関めぐみ | 取締役上席執行役員 管理本部長 | 53 | 69,000 |
| 宮田武志 | 取締役 | 61 | — |
| 松原康博 | 取締役(常勤監査等委員) | 70 | 19,000 |
| 青田玄 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 254,000 |
| 岡本しのぶ | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
| 亀井美和子 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
| 赤羽根秀宜 | 取締役(監査等委員) | 51 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 164 | 23 | 38 | 226 | 45 |
| 取締役(社内) | 2 | 14 | 3 | 4 | 23 | 12 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | — | — | 14 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,267字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,646字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,409字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,332字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第44期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第43期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第42期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第40期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-23
- 四半期報告書四半期報告書-第40期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
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