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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

セキュアヴェイル

SecuAvail Inc.3042 · Standard · 情報・通信業

2001年創業の情報セキュリティ専業。24時間365日の運用監視と独自AIでSOCの無人化を追求する。

概要

2001年に大阪で設立されたセキュアヴェイルは、コンピュータネットワークセキュリティの運用・監視・ログ分析を主力とする情報セキュリティ専業企業である。東京証券取引所グロース市場に上場(2006年)、2026年にはスタンダード市場へ区分変更した。連結売上高は13億円(2026年3月期)、従業員116名。子会社に人材派遣のキャリアヴェイル、ソフトウェア開発のLogStareを持つ。

情報セキュリティと人材サービスの2本柱

事業セグメントは情報セキュリティ事業と人材サービス事業から成る。情報セキュリティ事業では、24時間365日体制の統合セキュリティ運用サービス「NetStare」、AIを活用した次世代SOC「AI-SOC」、ログ管理ソフト「LogStare」を提供。売上高は約10.3億円(2026年3月期)。人材サービス事業は子会社キャリアヴェイルが情報セキュリティエンジニアの派遣・育成を行い、売上高約2.5億円。グループ全体で垂直統合型のビジネスモデルを形成している。

大阪拠点から全国へ広がる拠点網

本社は大阪市北区に置き、東京本部(中央区聖路加タワー)を中心に営業・開発機能を集約。過去には名古屋に東海ブランチを開設したが2011年に統合、愛媛松山に研究開発施設を設置したが2018年に東京へ集約。2021年には沖縄県那覇市にカスタマーサポートセンターを開設し、顧客対応力を強化。グループ会社として東京にLogStareとキャリアヴェイルを置く。

ストック型収益とISMS認証で支える信頼性

収益の多くは継続的な監視契約によるストック型であり、契約更新率の維持が経営の重点課題。2004年にISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、その後ISO/IEC 27001へ移行・更新。2025年6月には最新規格へ認証更新。また、2024年11月にはブロードバンドセキュリティと資本業務提携を締結し、販売チャネル拡大を図る。

業界の中での役割は情報セキュリティサービス事業者(SOC/NOC運用、人材派遣)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
13億円
営業利益
1億円
営業利益率
7.7%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
情報セキュリティ事業10億円83.3%3億円30.0%
人材サービス事業2億円16.7%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報セキュリティ主力

24時間365日体制でのネットワーク監視・ログ分析・脆弱性診断などのセキュリティ運用監視サービスを提供。AIを活用した次世代SOCサービスや、ネットワーク監視とログ管理を統合した製品も展開し、顧客のITセキュリティ運用を総合的に支援する。

主な製品・サービス3
NetStare
SOCとNOCを融合した統合セキュリティ運用サービス。24時間365日体制でネットワークインフラを監視し、機器故障やサイバー攻撃を検知、ログ分析レポート作成やセキュリティポリシー改善提案も行う。
AI-SOC
蓄積した運用ノウハウをAIに継承した次世代SOCサービス。FortiGateやMicrosoft 365のログを分析し、セキュリティリスクを検知することで、SOCの無人化と低価格化を実現する。
LogStare
ネットワーク監視とログ管理を一本化し、AI分析機能を提供するセキュリティ運用基盤。導入コストを抑え、セキュアなIT運用を支援する。

02人材サービス準主力

情報セキュリティエンジニアの育成・派遣を行う。自社の育成プログラムで訓練した専門人材を派遣し、顧客の社内セキュリティ体制を支援する。ネットワーク型サービスと人材派遣を組み合わせたハイブリッド型モデルを提案。

製品と技術

統合セキュリティ運用サービス「NetStare」シリーズ

NetStareは、2002年のVer.1.0から連綿と進化を続ける主力サービスで、ファイアウォール、IDS/IPS、UTM、WAFなど多岐にわたるセキュリティ機器の24時間365日監視を提供。Ver.6.0からはネットワーク機器やサーバー監視、SaaS型「NetStare for SaaS」、クラウド環境向け「NetStare for Cloud」に対応。専用ボックス接続で内部ネットワーク監視も可能。2023年には病院向け「NetStare for Medical」を追加した。

自社開発ログ管理プラットフォーム「LogStare」

LogStareは、ネットワーク監視とログ管理を一体化したソフトウェア。2002年にASP版Ver.1.0として登場、その後Enterprise、Tetra、クラウド版へ発展。現在は無償の「LogStare Collector」と有償版があり、AWS WAFログ分析テンプレートを提供。2023年にAWSファンデーショナルテクニカルレビュー通過、同年10月には国内2社目のAWS WAFサービスレディ認定を取得。子会社LogStareが開発・販売を担う。

次世代SOCサービス「AI-SOC」

AI-SOCは、25年の運用ノウハウをAIに継承し、SOCの無人化と低価格化を実現。FortiGate向け「AI-SOC for FortiGate」とMicrosoft 365向け「AI-SOC for Microsoft 365」をラインアップ。アラートの自動判定・優先度付けにより、運用負荷を軽減。2025年12月に正式リリース、2026年3月期の業績に貢献。今後、パートナー戦略の軸として販売拡大を目指す。

クラウド・医療・診療所向け特化サービス

2017年にクラウドセキュリティ運用「NetStare for Cloud」を開始し、AWSやMicrosoft 365環境の監視に対応。2023年6月には病院向けランサムウェア検知サービス「NetStare for Medical」をリリース。2024年7月にクリニック向けセキュリティサービス販売を開始し、業種特化型のサービスを拡充。医療分野では患者データ保護と事業継続性を重視。クラウド版では設定監査やログ分析を自動化する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

小規模セキュリティ、黒字化目前

セキュアヴェイルは情報セキュリティ分野の小規模企業で、2025年3月期売上高11億円、営業利益率0%とほぼ損益分岐点。同業のソラコムはIoTプラットフォームで急成長、VRAIN SolutionはAIソリューションを提供し、規模や成長性で劣る。2026年3月期は売上高13億円、営業利益率7.69%と黒字化予想だが、実現には課題。事業規模が小さく、競争激化の中での差別化が重要。

強み

  • 情報セキュリティに特化し、専門知識を活かしたサービスを提供。
  • 2026年3月期は営業利益率7.69%と黒字化を見込む。
  • 規模が小さいため、市場変化に素早く対応可能。
  • セキュリティ市場は拡大しており、売上高成長余地あり。

課題

  • 売上高11億円と極めて小規模で、競合に比べ劣位。
  • 2025年3月期は営業利益率0%と利益が出ておらず、黒字化が急務。
  • 同業他社がAIやIoTで急成長する中、セキュリティ単体では差別化が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がセキュアヴェイル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
13042セキュアヴェイル23億円21.8倍
23796いい生活23億円28.9倍
33930はてな23億円16.4倍
44388エーアイ23億円20.8倍
55126ポーターズ23億円17.9倍
63647アスリナ23億円
74170Kaizen Platform23億円
85138Rebase23億円31.2倍
95125ファインズ22億円36.4倍
104016MITホールディングス22億円29.0倍
114814ネクストウェア22億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

大阪で創業し、ログ分析ASPサービスを開始した2001~2002年

2001年8月、大阪市北区に資本金1,000万円で設立。同年10月に大阪市此花区の都市型産業振興センターへ移転し、ネットワークマネジメントとログレポートサービスを開始。2002年4月にはファイアウォール運用監視サービス「NetStare Ver.1.0」とログ解析ASP「LogStare Ver.1.0」をリリース。これらが現在の主力サービスの原型となった。

東京進出と24時間監視体制の確立(2003~2004年)

2003年1月に大阪市北区のアーバンエース東天満ビルへ本社移転。同年4月、24時間有人対応の「NetStare Ver.2.0」をリリース。2004年4月には東京ブランチを帝国ホテルタワーに開設し、首都圏での営業拠点を確保。同年6月、ISMS Ver.2認証を取得。2005年1月にはUTM対応のNetStare Ver.4.0と、法人向けLogStare Enterpriseを投入。

証券取引所上場と研究開発拠点の拡充(2006~2008年)

2006年4月、愛媛県松山市に研究開発施設として松山ブランチを開設。同年6月、大阪証券取引所ヘラクレス(現グロース市場)に上場。2007年6月にはLogStare Tetra(Ver.4.0)をリリース。2008年4月、名古屋市中区に東海ブランチを開設し、中部地域への展開を開始したが、2011年に本社へ統合している。

NRIセキュアテクノロジーズとの連携とクラウドサービス展開(2009~2014年)

2009年2月、NRIセキュアテクノロジーズへの第三者割当増資を実施。同時にNetStare Ver.6.0をリリースし、ネットワーク機器やサーバー監視を追加したSaaS型サービス「NetStare for SaaS」を開始。2012年1月には専用ボックス接続による内部ネットワーク監視サービス(Ver.7.0)を開始。2014年6月、東証・大証統合に伴い東証JASDAQ(グロース)へ上場。同年、LogStareクラウド版をリリース。

子会社設立と事業領域の拡大(2015~2019年)

2015年8月、NetStareにMcAfee NSPシリーズを追加(Ver.8.0)。同年10月、沖縄にグループ会社セキュアイノベーションを設立(後に持分法適用関連会社化、2023年売却)。2016年10月、東京ブランチを東京本部に改称し聖路加タワーへ移転、WAF運用監視サービスを開始。2017年5月、東京に人材派遣子会社キャリアヴェイルを設立。同時にクラウドセキュリティ運用「NetStare for Cloud」をリリース。2019年1月、インサイト社を連結子会社化(2021年に売却)。

AI-SOCの投入と市場区分変更(2021~2026年)

2021年2月、インサイト株式売却で資本関係解消。同年、東証市場区分再編でグロース市場へ移行。2023年6月、病院向けランサムウェア検知「NetStare for Medical」をリリース。同年10月、LogStare CollectorがAWSサービスレディ認定。2025年6月、生成AIを活用したセキュリティ運用プラットフォーム販売開始。同年12月、AI-SOCを正式リリース。2026年1月、東証スタンダード市場へ区分変更、2月には札幌証券取引所本則市場へ上場。

年表36件を開く

2000年代

  • 2001年8月創業大阪市北区において、コンピュータネットワークセキュリティサービスとログ分析サービスの提供を目的として株式会社セキュアヴェイル(資本金1,000万円)を設立
  • 2001年10月大阪市此花区 大阪市都市型産業振興センター内に本社を移転 コンピュータ・ネットワークマネージメント及びログレポートサービスを開始
  • 2002年4月ファイアウォール運用・監視サービス『NetStare ® (ネットステア) Ver.1.0』をリリース ログ解析ASPサービス『LogStare ® (ログステア) Ver.1.0』をリリース
  • 2003年1月大阪市北区 アーバンエース東天満ビルに本社を移転
  • 2003年4月24時間有人対応監視サービス『NetStare ® Ver.2.0』をリリース ログ解析ASPサービス『LogStare ® Ver.2.0』をリリース
  • 2004年4月東京都千代田区 帝国ホテルタワーに東京ブランチを開設 ファイアウォール・IDS運用・監視サービス『NetStare ® Ver.3.0』ユーザーポータル提供開始
  • 2004年6月情報セキュリティマネージメントシステム(ISMS) Ver.2 取得(認定番号 JQA-IM0173)
  • 2005年1月UTM運用・監視サービス『NetStare ® Ver.4.0』をリリース『LogStare ® Enterprise(ログステア・エンタープライズ)』(Ver.3.0)をリリース
  • 2006年4月愛媛県松山市に研究開発施設として松山ブランチを開設
  • 2006年6月上場大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所グロース市場)に上場
  • 2007年6月『LogStare ® Tetra(ログステア・テトラ)』(Ver.4.0)をリリース UTM運用・監視サービス(NetStare ® Ver.5.0)新ユーザーポータル提供開始
  • 2008年4月名古屋市中区に東海ブランチを開設
  • 2009年2月『NetStare ®』にネットワーク機器やサーバー監視を追加した『NetStare ® for SaaS』(Ver.6.0)をリリース NRIセキュアテクノロジーズ株式会社に第三者割当による新株式発行を実施

2010年代

  • 2011年9月M&A東海ブランチを本社に統合
  • 2012年1月『NetStare ®』に専用ボックスを接続するだけで内部ネットワークの運用監視を実現するサービスを開始(Ver.7.0)東京都中央区 トラッドビルに東京ブランチを移転
  • 2014年6月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に上場 統合ログ管理システム『LogStare ®』クラウド版をリリース(Ver.4.5)
  • 2015年8月M&A統合セキュリティサービス『NetStare ®』に新ラインナップとしてIPS専用機「McAfee NSPシリーズ」をリリース(Ver.8.0)
  • 2015年10月創業沖縄にグループ会社『株式会社セキュアイノベーション』を設立
  • 2016年10月M&A東京ブランチを東京本部に改称、東京都中央区 聖路加タワーに移転 統合セキュリティサービス『NetStare ®』の新ラインナップとして、「F5 BIG-IP ASM」WAF運用監視サービスをリリース
  • 2017年5月創業東京にグループ会社『株式会社キャリアヴェイル』を設立 株式会社セキュアイノベーションの保有株式一部売却により、持分法適用関連会社から除外 クラウドセキュリティ運用サービス『NetStare ® for Cloud』をリリース
  • 2018年3月ネットワーク監視・ログ管理フリーソフトウェア「LogStare ® Collector」の新バージョンと『有償バージョン』をリリース 松山ブランチ(開発センター)を東京本部に集約
  • 2019年1月M&A『株式会社インサイト』を連結子会社化 セキュリティ運用支援ソフトウェア『LogStare®Collector クラウド』のサービスを開始

2020年代

  • 2020年3月創業株式会社セキュアイノベーションの株式を取得し、持分法適用関連会社化 東京にグループ会社『株式会社LogStare』を設立
  • 2021年2月株式会社インサイトの全保有株式売却により、資本関係の解消 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、JASDAQ(グロース)からグロース市場へ移行 沖縄県那覇市に沖縄カスタマーサポートセンターを開設 ITエンジニアのためのeスポーツ大会「LogStare® eSports Series featuring FORTNITE」開催
  • 2022年10月株式会社LogStareが開発する次世代マネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare®」がAWS WAFのログ分析テンプレートを提供
  • 2023年5月株式会社LogStareのセキュリティ運用ソフトウェア「LogStare® Collector」がAWSファンデーショナルテクニカルレビュー(FTR)を通過し認定取得
  • 2023年6月病院向けランサムウェア攻撃の検知サービス「NetStare® for Medicalシリーズ」をリリース 株式会社LogStareがAWSのログ分析・監視に特化したクラウド型のログ分析プラットフォーム「LogStare® for AWS」リリース
  • 2023年9月セキュリティ運用(SOC)サービス「NetStare®」シリーズを刷新
  • 2023年10月株式会社LogStareが提供する「LogStare® Collector」がAWSサービスレディプログラムで国内2社目となる AWS WAF サービスレディに認定
  • 2023年12月株式会社セキュアイノベーションの保有株式売却により、持分法適用関連会社から除外
  • 2024年7月クリニック(診療所)向けセキュリティサービス販売を開始
  • 2024年11月株式会社ブロードバンドセキュリティと資本業務提携契約を締結
  • 2025年6月人に話しかけるように質問するだけで、ITエンジニアに代わって、システムトラブルやセキュリティインシデントの提示や原因、対処方法を示す、生成AIのセキュリティ運用プラットフォームの販売開始
  • 2025年12月AIを活用したセキュリティ運用サービス「AI-SOC」をリリース
  • 2026年1月東京証券取引所スタンダード市場へ市場区分変更
  • 2026年2月上場札幌証券取引所本則市場へ上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで1,438百万円
  • 連結営業利益2027年3月期まで138百万円
  • 連結売上高営業利益率2027年3月期まで9.6%
  • ROE(自己資本利益率)2027年3月期まで8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    営業体制の強化

    新たな販売パートナーの開拓と既存パートナーの深耕を進める。特にAI-SOCシリーズを成長の中核とし、パートナー向け支援策の拡充、営業支援体制の強化、新規サービス企画・開発、セミナー開催などに取り組む。

  2. 02

    顧客との関係性強化

    既存顧客への関与度向上を重要施策とし、定期報告会の実施やヒアリングによる顧客満足度調査、新サービス提案、キーマンとのコミュニケーション強化により解約リスクを早期に察知し防止する。

  3. 03

    サービスの強化及び新規開発

    AI技術を活用したAI-SOCシリーズの機能強化と研究開発を推進。顧客環境に応じたクラウド型サービスや業種特化型サービス、新たな脅威に対応するサービスを開発し、差別化と高付加価値化を図る。

  4. 04

    人材確保と育成

    AI技術や高度化するサイバーセキュリティ分野に対応可能な専門人材の確保と育成を重要課題とし、教育・研修体制の充実と従業員が能力を発揮できる体制を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で116人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は448万円で、9期前と比べて+15.2%平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は6.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月51
2018年3月39
2019年3月38929.73.188
2020年3月39830.43.690
2021年3月42730.24.071
2022年3月40228.65.072
2023年3月42331.74.978
2024年3月46032.15.094
2025年3月42632.45.11060
2026年3月44834.86.311686

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 大阪市北区30百万円
情報セキュリティ事業 全社(共通)
東京本部 — 東京都中央区19百万円
情報セキュリティ事業
沖縄カスタマーサポートセンター — 沖縄県那覇市6百万円
情報セキュリティ事業
本社 — 東京都中央区0百万円
情報セキュリティ事業 人材サービス事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社LogStare (注)2
    東京都中央区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は13億円営業利益1億円前期と比べると増収で、売上が+18.2%。

売上高
+18.2%
13億円
営業利益
1億円
純利益
1億円
営業利益率
7.7%
前期比 +7.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高14億円13億円
営業利益1億円1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥3¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q21
2024年1Q200.00
2024年2Q300.02
2024年3Q300.01
2024年4Q3−1
2025年2Q5−1−20.0−1
2025年4Q6116.71
2026年2Q600.00
2026年4Q7114.31
2027年1Q3−1−33.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は8億円から13億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月800
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に上場 統合ログ管理システム『LogStare ®』クラウド版をリリース(Ver.4.5)
2014年3月700
沖縄にグループ会社『株式会社セキュアイノベーション』を設立
2015年3月700
東京ブランチを東京本部に改称、東京都中央区 聖路加タワーに移転 統合セキュリティサービス『NetStare ®』の新ラインナップとして、「F5 BIG-IP ASM」WAF運用監視サービスをリリース
2016年3月710
東京にグループ会社『株式会社キャリアヴェイル』を設立 株式会社セキュアイノベーションの保有株式一部売却により、持分法適用関連会社から除外 クラウドセキュリティ運用サービス『NetStare ® for Cloud』をリリース
2017年3月810
2018年3月800
『株式会社インサイト』を連結子会社化 セキュリティ運用支援ソフトウェア『LogStare®Collector クラウド』のサービスを開始
2019年3月1000
株式会社セキュアイノベーションの株式を取得し、持分法適用関連会社化 東京にグループ会社『株式会社LogStare』を設立
2020年3月1211
株式会社インサイトの全保有株式売却により、資本関係の解消 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、JASDAQ(グロース)からグロース市場へ移行 沖縄県那覇市に沖縄カスタマーサポートセンターを開設 ITエンジニアのためのeスポーツ大会「LogStare® eSports Series featuring FORTNITE」開催
2021年3月1200
2022年3月10−1−1
2023年3月1000
2024年3月1102
2025年3月11000.00
札幌証券取引所本則市場へ上場
2026年3月13117.71

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高13億円のうち、営業利益として残るのは1億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.8%7億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.5%5億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
46.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.5pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は11億円で、売上の10.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月00003
2014年3月10013
2015年3月10014
2016年3月1−1004
2017年3月1−1003
2018年3月00004
2019年3月10116
2020年3月10017
2021年3月0−13−110
2022年3月−200−28
2023年3月00008
2024年3月050512
2025年3月0−10−111
2026年3月000011

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は16億円。このうち返さなくてよい自己資本が13億円で、自己資本比率は81.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月54171.3
2014年3月54173.0
2015年3月64271.6
2016年3月65175.3
2017年3月75274.5
2018年3月75273.7
2019年3月107368.1
2020年3月118367.7
2021年3月1311281.7
2022年3月1411382.0
2023年3月1311280.2
2024年3月1511477.2
2025年3月1612476.4
2026年3月1613381.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
55
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中80位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中522位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
18.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥299で、1年前と比べて-8.6%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥299+1.0%1ヶ月+4.2%1年-8.6%時価総額23億円
過去52週の値幅
安値¥270高値¥438

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.8倍
PER (会社予想)24.0倍
PBR1.93倍
配当利回り1.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日は+0.3%と小幅高の290円。7月半ばにかけて299円まで回復したが、その後は揉み合い。25日線(292円)を挟んだ攻防が続く。52週高値(438円)からは-33.8%と大きく下落しており、1年でも-10.3%と上値が重い。RSIは36.4と売られすぎ圏で、反発のタイミングを探る展開。出来高は低調で、需給は膠着状態。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER21.1倍は業界平均30.0倍を下回り割安。PBR1.73倍も同平均3.44倍の半分。配当利回り1.73%は平均3.49%を下回り低い。配当性向244.4%と、利益を上回る配当で持続不能。ROE8.6%は平均的。割安面はあるが、配当の持続性に懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.8倍47.9倍
PER (予想)24.0倍
PBR1.93倍2.96倍
ROE8.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

サイバー攻撃の増加に伴うセキュリティ需要の拡大が追い風。一方、競争激化による価格競争や人材確保の難しさ、小規模な事業規模が課題。強気派は需要拡大とストック型収益の積み上げを評価するが、弱気派は収益の安定性や成長持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • サイバー攻撃増加で市場拡大

    企業のセキュリティ対策需要は高く、監視サービスは継続的契約が見込める

  • ストック型収益の積み上げ

    監視サービスは解約率低く、売上拡大が安定する可能性

  • 業績の回復期待

    2026年3月期は増収増益見込みでROE8.6%と改善

  • 2026/3期営業黒字化、営業益1億円決算発表後影響

    営業利益1億円(前期0円)、売上高13億円(前期比+18%)。黒字定着で成長期待が高まる。

  • 売上高13億円、前期比18%増収通年影響

    売上高は11億円→13億円に増加。情報セキュリティ需要の拡大が追い風と見られる。

  • 営業利益率7.69%と収益性改善通年影響

    営業損益が0円から1億円に転換し、利益率は7.69%に達した。

  • PER21倍、成長余地を織り込み中継続影響

    時価総額22億円、純利益1億円でPER21.2倍。黒字拡大でバリュエーション上昇の可能性。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化と価格低下

    セキュリティ企業が多数参入し、価格競争が激しい

  • 規模の小ささによる不安定

    売上高10億円規模で、一人当たり生産性が低い可能性

  • 利益率の変動

    2025年3月期は営業赤字に転落し、収益変動リスクを示す

  • 営業益1億円と零細、赤字転落の恐れ不定影響

    前期は営業損益0円。売上高が1億円減るだけで赤字に転落する脆弱性がある。

  • 2025/3期は売上高横ばい、成長鈍化通年影響

    2024/3期と2025/3期の売上高はほぼ同水準の11億円。増収トレンドが定着しない懸念。

  • PER21倍と業績規模に対して割高継続影響

    時価総額22億円、純利益1億円でPER21.2倍。利益成長が鈍ればバリュエーション調整。

  • 超小型株で流動性が低く需給が不安定継続影響

    時価総額22億円、外国人保有1.65%と低く、売買が少なく値動きが荒い。

次の決算で確かめる点
契約社数・更新率
ストック型収益の積み上げを確認するため
従業員一人当たり売上
専門人材の生産性と規模の経済を測る
営業利益率
価格競争が収益性に与える影響を監視

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+150.0%いまの株価に対する利回りは1.00%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
1.00%
いまの株価に対して
配当性向
244.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年3月317.4
2025年3月2−20.036.5
2026年3月5150.0244.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,549人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.5%を占め、残る73.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他76.665.563.359.862.168.4
事業法人15.829.029.226.426.226.4
証券会社3.93.05.99.96.33.5
外国法人1.91.91.12.35.11.6
外国人個人0.00.10.10.10.10.1
金融機関1.70.60.41.50.30.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01米今 政臣15.60
02NRIセキュアテクノロジーズ株式会社15.60
03everYone株式会社5.40
04株式会社ブロードバンドセキュリティ5.00
05楽天証券株式会社1.83
06JPモルガン証券株式会社1.05
07遠藤 護0.86
08UBS AG LONDON ASIA EQUITIES (常任代理人 シティバンク、エヌ、エイ東京支店)0.80
09三木 亮二0.79
10岸 國博0.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1819%、1株純資産は14期で+48%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−1112
2014年3月101238.532.3
2015年3月101337.979.0
2016年3月141469.943.6
2017年3月7808.655.9
2018年3月1811.3441.2
2019年3月41044.4103.7
2020年3月81127.738.1
2021年3月61425.059.217.4
2022年3月−15144
2023年3月−6138
2024年3月3014920.810.5
2025年3月61543.749.036.5
2026年3月141678.620.0244.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
米今政臣代表取締役社長651,615,000
堀野友之取締役40
白石達也取締役385,000
大政崇志取締役37
上原武彦取締役(注)1、474
田島剛志取締役(注)151
三木亮二取締役(常勤監査等委員)7260,000
上田勝久取締役(監査等委員)(注)161
小松宣郷取締役(監査等委員)(注)148
岩佐誠取締役(監査等委員)(注)1、447
今春博取締役(監査等委員)(注)1、452

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4545414
社外取締役3662
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,524字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(株式会社キャリアヴェイル、株式会社LogStare)の計3社で構成されており、事業セグメントごとの事業内容及び関係会社名は、以下のとおりであります。 区分   事業内容   関係会社名 情報セキュリティ事業   コンピュータセキュリティの運用・監視・ログ分析サービス コンピュータセキュリティ製品の開発・販売   株式会社セキュアヴェイル 株式会社LogStare 人材サービス事業   情報セキュリティ人材の育成・派遣   株式会社キャリアヴェイル (1)情報セキュリティ事業について 当社グループの主たるビジネスである情報セキュリティ分野につきましては、2001年の創業以来、情報セキュリティ対策の専業事業者として、「お客様の立場で情報セキュリティサービスを提供する」ことをポリシーとして企業活動に取り組んでまいりました。 ネットワーク社会を支える必要不可欠なインフラの担い手として、お客様のネットワーク・セキュリティ運用を、24時間365日体制で、責任を持ってお手伝いさせていただくことが、創業時からのサービスポリシーであります。 当事業は、セキュリティ運用監視サービス「NetStare®(ネットステア)」及びAIがセキュリティリスクの検知から対応方法まで導く次世代のセキュリティ運用サービス「AI-SOC(エーアイソック)」を主に展開する「株式会社セキュアヴェイル」、また、より付加価値の高いサービスを提供するため、「ユーザーの運用に役立つ」というサービスコンセプトの下に各種セキュリティ運用基盤の開発・販売を主たる事業とする「株式会社LogStare(ログステア)」の2社の事業部門から構成されております。 ①株式会社セキュアヴェイルの提供する「NetStare®(ネットステア)」 「NetStare®(ネットステア)」とは、24時間365日体制でお客様のネットワークインフラを監視し、機器故障、通信障害、サイバー攻撃などをいち早く発見する、統合セキュリティ運用サービスです。SOC (Security Operation Center)とNOC (Network Operation Center)を融合させたプロフェッショナルサービスであり、監視業務はもちろん、ログ分析レポートの作成、セキュリティポリシーの改善提案、ネットワークの脆弱性診断など、お客様のITセキュリティを総合的に支援いたします。 [NetStare®(ネットステア)サービス] ②株式会社セキュアヴァイルの提供する「AI-SOC™(エーアイソック)」 「AI-SOC™」は、セキュアヴェイルが創業期から25年にわたって蓄積したセキュリティ運用のノウハウをAIに継承し、SOC(Security Operation Center)の無人化と低価格化を実現した次世代のSOCサービスです。 FortiGateの通信ログを分析して不正アクセスや内部からの不正通信による情報流失の可能性などを検知する「AI-SOC for FortiGate」、Microsoft 365の監視ログを分析してセキュリティリスクの高い事象を検知する「AI-SOC for Microsoft 365」をラインアップし、セキュリティ対策がサイロ化し負担が増大するIT運用担当者の業務を支援いたします。 [AI-SOC for Microsoft 365 概要] ③株式会社LogStareの提供する「LogStare®(ログステア)」 従来のセキュリティ運用ソフトは、ネットワーク監視とログ管理、大きく2つのツールに分かれていました。さらにレポート作成やアラート発報のためのツールも別途必要となり、すべてを導入し適切に運用することは、企業の大きな負担でありました。「LogStare®(ログステア)」は、ネットワーク監視とログ管理を一本化し、さらにAI分析機能を提供することで、導入障壁・導入コストを最低限に抑え、すべてのお客様のセキュアなIT運用を支援いたします。 [LogStare®(ログステア)製品ラインナップ] 情報セキュリティ事業におきましては「セキュアヴェイルグループはセキュリティサービス業である」という原点を意識し、これまで強みとしてきたログ分析、セキュリティ運用監視サービスを軸に、グループとしての事業基盤の安定化を目指してまいります。 (2)人材サービス事業について 当事業につきましては、連結子会社「株式会社キャリアヴェイル」を通じて、顧客への情報セキュリティエンジニア派遣を主としております。 効果的な情報セキュリティ対策を行うには、専門知識を有するプロフェッショナルの助力が必要であることから、情報セキュリティエンジニア不足が慢性化している社会環境を見据え、情報セキュリティエンジニア志望者を募集し、セキュアヴェイルの育成プログラムを基に実習訓練を実施し派遣する、というビジネスモデルをご提案しており、創業時から培った豊富な経験と、高度な専門知識を教育した情報セキュリティエンジニアを派遣することで、お客様の社内からもサポートできるようになりました。 また、情報セキュリティエンジニアを派遣するだけでなく、下図に示すように情報セキュリティ事業の既存顧客への従来のネットワーク型サービスに情報セキュリティエンジニア派遣サービスを合わせたハイブリッド型のビジネスモデルをご提案できるようになりました。 今後は、各社が持つ強み、ノウハウを相互活用することで事業シナジーを最大化してまいります。 [事業系統図] 当社は、セキュリティ・サポート・プロバイダーとしての責任を果たすため、2004年6月に情報セキュリティマネジメントシステムの適合規格であるISMS(Ver.2)の認証、2007年7月に「ISO/IEC27001」の認証を取得し、2015年6月11日には「ISO/IEC27001:2013」へ更新し、更に2025年6月に「ISO/IEC27001:2022」へ更新しております。
経営方針・対処すべき課題3,070字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの企業理念 当社グループは、グループの存在意義である企業理念として「貢献」を掲げております。最高品質のサービスを提供させていただくことにより、お客様の発展に貢献し、従業員とその家族を幸せにし、グループの発展と、社会に貢献することを目的としております。 また、当社グループの使命(ミッション)は、お客様のシステムセキュリティを確保し、事業運営を安心して継続されるためのシステム運営支援者として、「安全」で「役立つ」サービスを提供し、お客様に末永くお付き合いいただける企業グループを目指してまいります。 (2)経営の基本方針 当社グループは、ITセキュリティ専業でビジネスを展開する数少ない日本の企業集団であり、企業理念の実現に向けて、以下の3つの強みを軸に事業を展開しております。 当社グループの強み   会社 1.事業ノウハウ   創業時からインターネットの社会インフラとしての成長とともに歩むことで蓄積されたセキュリティ運用ノウハウ   株式会社セキュアヴェイル 2.人材   創業時から首尾一貫してセキュリティ運用サービスを提供し続ける中で育成してきた人材と教育プログラム   株式会社キャリアヴェイル 3.自社開発  ソフトウェア   創業時からセキュリティ運用の標準化を考え、時代とニーズの変化に合わせ最適化してきたセキュリティ運用プラットフォーム   株式会社LogStare また、セキュリティ運用に欠かせない現場の動向・情報が常に最新に保たれる「垂直統合型ビジネスモデル」を確立しており、専業事業者として、24時間365日体制での運用・監視等のサービス提供からログ分析システム、ネットワーク運用監視システムの開発、提供、保守に至るまで、ワンストップサービスを提供するとともに、サービス品質の向上に取り組んでおります。 [垂直統合型ビジネス] (3)経営環境及び経営戦略、対処すべき課題等 当連結会計年度における世界経済および日本経済は、地政学的リスクの高まりや各国の金融・財政政策の動向などの影響を受け、不確実性の高い状況が継続いたしました。 このような環境下、情報セキュリティ業界においては、ランサムウェア攻撃による事業停止や機密情報漏洩のリスクが引き続き企業経営上の重要課題となっております。さらに、生成AIを悪用したフィッシング攻撃や脆弱性探索の自動化など、AIを活用したサイバー攻撃の高度化・巧妙化が進展しており、従来型の防御策に加えて、継続的な監視体制の構築および迅速なインシデント対応の重要性が一段と高まっております。 また、国内においては、能動的サイバー防御の導入に向けた制度整備が進展しており、重要インフラ事業者のみならず、そのサプライチェーンを構成する企業においても、ログ監視・分析体制の整備への需要が拡大しております。 当社グループとしては、上記のような事業環境の変化をビジネス機会として捉え、事業の拡大・成長を計画しており、特に「AI-SOCシリーズ」を軸としたパートナー戦略の推進、既存パートナーとの連携強化、及び既存顧客への関与度向上を重点施策として取り組んでおります。これらを踏まえた戦略及び優先的に対処すべき課題は、以下の通りであります。 1.優先的に対処すべき課題 ①営業体制の強化 当社グループが更なる成長を果たしていくためには、営業体制の強化及び認知度の向上が重要であると認識しており、多様な顧客ニーズに対応すべく、新たな販売パートナーの開拓及び既存パートナーの深耕に取り組んでおります。特に、AIを活用した次世代SOCサービスである「AI-SOCシリーズ」を成長戦略の中核と位置付け、販売パートナーとの連携強化を推進しております。今後は、販売パートナーがより当社グループの製品・サービスを提案・販売し易くなるよう、パートナー向け支援策の拡充、営業支援体制の強化、新規サービスの企画・開発、セミナー・イベントの開催などに取り組んでまいります。また、セールスプロモーション等の積極的なマーケティング活動を通じて、AI-SOCシリーズを含む当社グループサービスの認知度向上を図ってまいります。 ②顧客との関係性強化 当社グループの提供するストック型ビジネスにおいて、顧客との契約継続は安定的な収益確保の基盤であり、他方、解約は業績変動リスクを増加させるものであります。このため、既存顧客への関与度向上を重要施策として位置付け、契約継続、更にはアップセルやクロスセルによる取引拡大に取り組んでおります。具体的には、定期報告会の実施、オンライン会議等による顧客満足度の調査・ヒアリング、新たなサービスの提案、キーマンとのコミュニケーション強化など、組織をあげて既存顧客へのフォロー体制を構築し、解約リスクの早期察知と防止、並びに取引拡大を図ってまいります。 ③サービスの強化及び新規開発 当社グループの提供する運用監視サービスの基盤強化や新規サービス開発に対する投資は、新規顧客獲得のみならず、既存契約の更新率向上やサービス領域の拡大に繋がるものと認識しております。情報セキュリティに対する脅威は日進月歩であり、顧客ニーズも高度化・多様化しております。このような環境の中、AI技術を活用したAI-SOCシリーズの機能強化及び更なる研究開発を推進し、業界における最先端技術水準の維持・向上に努めてまいります。また、顧客の利用環境に応じたクラウド型サービスの提供や業種セグメントに特化したサービス、新たな脅威に対応するサービスの開発等に努め、サービスの差別化及び高付加価値化を進めてまいります。 ④人材確保と育成 当社グループのサービスを安定的に継続提供し、更に進化させていくためには、優秀な技術者を中心とした人材の確保と育成が重要となっております。特に、AI技術や高度化するサイバーセキュリティ分野に対応可能な専門人材の育成は重要課題であると認識しております。採用活動により確保した人材や既存社員に対して、教育・研修体制の充実を図るとともに、従業員が能力を最大限発揮し活躍できる体制を構築・整備することで、組織全体の更なるレベルアップを図ってまいります。 2.目標とする経営指標 2027年3月期 連結売上高   1,438百万円 連結営業利益   138百万円 連結売上高営業利益率   9.6% ROE(自己資本利益率)   8.0% なお、収益性及び生産性を重視した経営活動を行うべく「売上高営業利益率」を重要な経営指標としております。また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、「ROE(自己資本利益率)」の向上及び「PBR(株価純資産倍率)1倍超」を意識した経営に取り組むとともに、事業規模の拡大を図るため、「売上高」及び「営業利益」を重要な経営指標として位置付けております。 (4)東証スタンダード市場及び札証本則市場へ重複上場 当社は、2026年1月に東京証券取引所グロース市場からスタンダード市場へ市場区分を変更し、2月には札幌証券取引所本則市場へ新規上場いたしました。今後も、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,322字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努めるつもりであります。また、以下の記載事項は投資判断に関連するリスクすべてを網羅するものではありませんので、ご留意ください。 なお、以下の記載事項及び本項以外の記載事項は、特に断りがない限り当連結会計年度末現在の事項であり、将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)グループ全体に係るリスク 当社は、2004年6月11日に一般財団法人日本品質保証機構からISMS(Ver.2)の認証を受け、さらに2007年7月11日には、「コンピュータシステムの運用監視サービス」と「ログの分析サービス」、それらの営業活動を対象に情報セキュリティマネジメントの国際規格である「ISO/IEC 27001」の認証を取得、2015年6月11日には「ISO/IEC 27001:2013」に移行しており、当社の顧客、役員及び従業員の個人情報をも含めた社内の情報管理には十分な注意を払っております。具体的には、社内システムは複数のファイアウォール、アンチウィルスシステム、メールチェックシステムにより保護され、セキュリティの信頼性を高めております。また、主要サーバーは複数台で稼働させる方式をとっており、無停電かつ厳重に管理された耐障害性のあるデータセンターに設置され、事故、障害時に迅速に回復できるよう運用しております。 また、ユーザー保守データは、社内ネットワークへのパスワードのみならず、それぞれのサーバーデータへのアクセスも制限されており、社外からのサーバーへのアクセスも暗号化されたシステム構成となっております。 さらに、当社グループは、すべての役員、従業員との間において入社時及び退職時に機密保持にかかる「秘密保持契約書」を個別に締結するなど、情報の漏洩の未然防止に努めております。 しかしながら、このような対策を以てしても個人情報を含むそれらの重要情報にかかる社外漏洩を防止できず、当該情報漏洩に起因して第三者に何らかの損害が発生した場合には、当社グループが損害賠償請求を受ける可能性があります。また、当社グループの信用を失墜し、事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)情報セキュリティ事業に係るリスク ① システム障害について 当社グループのサービスは、コンピュータシステムと通信ネットワークに大きく依存しております。したがって、当社グループのサービスは、システム障害、自然災害等の予期せぬ事由により、提供を停止せざるを得ない状況が起こる可能性があります。 当社グループでは、想定される障害に備え、自家発電装備を備えた耐震性、漏水防止性、防火性等に優れたインテリジェントビルでのサービス提供、及び技術的対応を講じております。万一かかる事態が発生した場合には、当社の業績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について ⅰ.自社開発ソフトウェアの機能拡張 当社グループでは、先端技術や基盤技術の習得に努め、研究開発に積極的な投資を行っておりますが、OSベンダーや、コンピュータハードウェアベンダーの多くの企業において、当社が提供する機能を有するソフトウェアと同様の機能を自社開発したうえで、その機能を付加し、製品を強化する可能性があります。もし、その機能が当社グループの製品と比べて価格、性能面で競争力があれば、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⅱ.競合他社について 当社グループでは、情報セキュリティ関連の技術や知識を向上させることで顧客満足度の向上に努めておりますが、当社グループと競合するサービスを提供している会社が、顧客のニーズにいち早く対応した最先端の技術を駆使して当社グループの提供しているサービスより優れた高品質の競合サービスを開発する可能性があります。このような場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)人材サービス事業に係るリスク ① 派遣技術者の確保について 当社グループの展開する人材サービス事業では、情報セキュリティエンジニアは重要な経営資源であり、優秀な派遣技術者の確保が事業拡大の必要条件でありますが、この分野では今後もニーズが増加していくことが予想されているため、今まで以上に優秀な派遣技術者の確保が要求されるものと考えられます。 当社グループでは、効率的かつ効果的な募集、採用活動を行い、提供する技術の質的向上を図るため、人材教育に注力しておりますが、派遣技術者の確保が十分に行えない場合は、顧客企業からの要請に対応できないことになり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 当社グループの展開する情報セキュリティ業界での人材のアウトソースの流れは大きく拡大していくことが予想され、激しい受注競争の下、同業他社の低価格戦略や取引先からの値下げ要請を受ける可能性もあります。当社グループでは、顧客ニーズに的確に応えられる戦略的な営業を推進し、適正な収益を確保しつつ事業の拡大を図るべく努めておりますが、競合が激しくなる中で受注が十分に確保できない、または派遣料金の低下によって、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,819字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容 経営者の視点による当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り予測を必要としております。当社グループの経営陣は、連結財務諸表の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ、データ化された資料により合理的と判断される情報を継続的に検証し、意思決定を行っております。しかし、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果は見積りと異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態の分析 (資産について) 当連結会計年度末における流動資産は1,427,661千円となり、前連結会計年度末に比べ612千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が18,701千円、売掛金が40,232千円それぞれ増加したことに対し、前渡金が22,468千円、未収還付法人税等が52,252千円それぞれ減少したことによるものです。 固定資産は151,407千円となり、前連結会計年度末に比べ27,412千円の増加となりました。これは主に、リース資産が7,091千円、投資有価証券が7,059千円、繰延税金資産が8,045千円それぞれ増加したことによるものです。 以上により資産合計は、1,579,068千円となり、前連結会計年度末に比べ26,799千円増加いたしました。 (負債について) 流動負債は279,409千円となり、前連結会計年度末に比べ73,949千円の減少となりました。これは主に、前受金が109,909千円減少したことに対し、未払法人税等が24,707千円増加したことによるものです。 固定負債は18,016千円となり、前連結会計年度末に比べ5,188千円の増加となりました。これは主に、リース債務が5,525千円増加したことによるものです。 以上により負債合計は、297,425千円となり、前連結会計年度末に比べ68,761千円減少いたしました。 (純資産について) 純資産は1,281,643千円となり、前連結会計年度末に比べ95,561千円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が90,341千円増加したことによるものです。 以上の結果、当連結会計年度における自己資本比率は、76.4%から81.1%へ増加し、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の154円21銭から166円64銭に増加しました。 b 経営成績の分析 (経営上の目標達成状況) 当連結会計年度において、当社グループは、長年にわたり蓄積してきたセキュリティオペレーションセンター(SOC)運用の知見とAI技術を組み合わせた「AI-SOC」シリーズの提供を開始するとともに、主要クラウドサービスやネットワーク機器への対応範囲の拡大を進めてまいりました。 また、アラートの自動判定や優先度付け機能の高度化により、顧客の運用負荷軽減および対応品質の向上を図るとともに、従来の中堅・大規模企業向けサービスに加え、中小企業向けサービスの展開を進めることで、顧客基盤の拡大に取り組んでまいりました。 これらの取り組みを通じて、AIを活用したサービス提供の効率化や対応領域の拡充が進展し、ストック型収益の拡大と収益性向上を支える事業基盤の強化が図られました。また、2027年3月期における連結営業利益率9.6%及びROE8.0%の達成に向けた収益基盤の構築が進展しました。 以上の結果、売上高は1,279,871千円(前年同期比11.4%増)となりました。営業利益につきましては、開発経費等の償却済ソフトウェア「LogStare」製品の売上増加により、112,711千円(前年同期比220.9%増)となりました。経常利益は、115,068千円(前年同期比208.2%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、105,720千円(前年同期比146.9%増)となりました。 「第2 事業の状況」の「1 経営方針、経営環境、経営戦略及び対処すべき課題等」の「(3)経営環境及び経営戦略、対処すべき課題等」に記載の通り、当社グループが重要な指標として位置づけました「営業利益率」につきましては、当連結会計年度の実績は8.8%であり、前連結会計年度の3.1%から増加いたしました。 当社グループは、更なる収益の拡大と利益率の改善に取り組んでまいります。 c セグメントごとの成績 (a)情報セキュリティ事業 情報セキュリティ事業につきましては、既存顧客とのストック型サービスの契約更新に加え、「AI-SOC」シリーズなどの新規サービスの企画開発、新規案件獲得に取り組みました。売上高は1,030,792千円(前年同期比9.7%増)となりました。セグメント利益につきましては、人員増などの投資を実施しながらも、258,049千円(前年同期比74.1%増)となりました。 (b)人材サービス事業 人材サービス事業につきましては、既存顧客との取引拡大、人件費上昇に伴う契約金額の交渉により、売上高は249,078千円(前年同期比19.0%増)となりました。セグメント利益につきましては、25,893千円(前年同期比153.8%増)となりました。 d キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、1,130,962千円(前年同期比1.7%増)となりました。なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、38,753千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益117,034千円、売上債権の増加額40,232千円、前受金の減少額109,909千円、法人税等の還付額55,287千円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、2,650千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3,005千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、17,401千円となりました。これは主に、配当金の支払額15,379千円があったこと等によるものであります。 ③ 受注及び販売の実績 a 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第25期 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) 情報セキュリティ事業   795,581   76.8   414,012   63.8 人材サービス事業   249,078   119.0   -   - 合計   1,044,660   83.9   414,012   63.8 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.人材サービス事業は売上高と同額を受注高としており、受注残高はありません。 b 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第25期 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)     前年同期比(%) 情報セキュリティ事業(千円)   1,030,792   109.7 人材サービス事業(千円)   249,078   119.0 合計(千円)   1,279,871   111.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) NRIセキュアテクノロジーズ株式会社   189,950   16.5   264,184   20.6 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループは、経営企画本部が適時に資金繰り計画を作成、更新するとともに、機動的な資金需要に備え、短期の預金などで流動性を維持することにより、手許流動性を管理しております。 運転資金は内部資金より充当し、設備投資等につきましては、設備資金計画を作成し、内部資金で不足する場合での借入調達に備え、金融機関との良好な関係を築いております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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