概要
ファインズは、中小企業向けにデジタルマーケティング支援を提供する情報・通信業の企業である。東京都港区に本社を置き、従業員数256名(2025年6月末時点)。主力サービス「Videoクラウド」を軸に、動画制作・配信・分析とマーケティングDXを一貫して手掛け、2025年6月期の売上高は約27億円、累計取引社数は24,022社に達する。
動画DXに特化した単一事業セグメント
ファインズは、Videoクラウド事業の単一セグメントで構成される。同事業の売上構成比は2025年6月期で97.2%を占め、ほぼ全ての収益を動画関連サービスから得ている。創業以来、中小企業(SMB)向けにモバイルサイトや予約システムなどのデジタル化支援を提供してきたが、2015年から動画事業に先行投資し、現在は動画制作からデータ分析・改善までをワンストップで提供する体制を持つ。
2つのプラットフォームを軸とするビジネスモデル
同社のビジネスモデルは、動画配信プラットフォーム「Videoクラウド」とマーケティングプラットフォーム「Raise」の2本柱で構成される。Videoクラウドは動画の視聴データや行動データを詳細に計測・分析し、顧客のマーケティング効果を最適化する。Raiseは中小企業のDX推進におけるツール煩雑性やデータ活用力不足を解決するために2024年6月にローンチされ、Videoクラウドと連携してクロスセルを促進する。
全国に広がる営業拠点と累計2万社超の取引実績
東京本社に加え、大阪、名古屋、福岡、仙台に営業所を開設し、全国規模で顧客を獲得している。2025年6月末時点のVideoクラウド導入社数は6,384社、動画制作サービスの取引社数は12,143社。累計取引社数は24,022社に達し、中小企業・個人事業主のデジタル化需要を着実に取り込んでいる。
業界の中での役割は中小企業向けマーケティングDX支援サービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01中小企業・個人事業主(SMB)主力
創業以来、中小企業・個人事業主向けにモバイルサイトや予約管理システムなどのデジタル化サービスを提供。2015年から動画事業に投資し、動画制作と視聴データ分析を組み合わせたVideoクラウドを主力に、マーケティングDXをワンストップで支援する。
- Videoクラウド
- 動画制作だけでなく、視聴データや行動データを詳細に計測・分析できる動画配信プラットフォーム。動画の価値を最大化し、マーケティング効果を可視化する。
- Raise
- 中小企業の生産性向上を目的としたマーケティングプラットフォーム。ツールの煩雑さやデータ活用不足など、DXが進まない課題を解決する。
- SFAクラウド
- 営業支援ツール。見込み顧客や案件の進捗を管理し、営業活動の属人化や案件の取りこぼしを防ぐ。
- QuickBill
- 顧客管理のデジタル化を支援するツール。見積書や請求書の発行・管理を効率化する。
- F-Learning
- 研修管理ツールと研修コンテンツを組み合わせたサービス。IT人材不足の解消を支援する。
- Finesウェブサイト AIパッケージ
- AIを活用してウェブサイトの記事生成を支援するサービス。運用管理の効率化を図る。
- MEOナビ
- Googleビジネスプロフィールの更新管理をAIでサポートするツール。最新情報の提供を効率化する。
製品と技術
中核サービス「Videoクラウド」による動画マーケティングの可視化
Videoクラウドは、動画の視聴データやユーザー行動を詳細に計測・分析できる動画配信プラットフォームである。2021年4月に本格リリースされ、2025年6月末時点で導入社数6,384社を獲得。動画内のどのシーンが多く視聴されたか、離脱ポイントはどこかといったデータを可視化し、顧客のマーケティング効果を向上させる。同社は動画制作サービスも併せて提供し、制作から分析までを一貫支援する。
マーケティングプラットフォーム「Raise」とAI活用ツール群
Raiseは、中小企業のDX推進を目的に2024年6月にローンチされたマーケティングプラットフォームである。煩雑なツール管理やデータ活用力不足を解決し、Videoクラウドと連携して顧客の課題を可視化する。また、2025年4月にはAIでGoogleビジネスプロフィールの更新を自動化する「MEOナビ」をリリース。さらに、営業支援ツール「SFAクラウド」、請求管理「QuickBill」、研修管理「F-Learning」など、中小企業の多様なDXニーズに対応するソリューションを展開している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
中小ながら収益安定、機能性材料に強み
同社は情報・通信業に分類されるが、機能性材料の開発・販売を手掛ける企業である。売上高は約27億円と小規模だが、2025年6月期の営業利益率は11.1%と高い収益性を誇る。同業他社のVRAIN SolutionやCocoliveは売上規模が大きいが、収益性では同社が優れている。小規模な組織を活かし、ニッチな市場でのシェアを確保している。しかし、売上高は漸減傾向であり、今後の成長戦略が問われる。
強み
- 営業利益率が10%を超えており、収益力に優れる。
- 特定分野に特化し、大手が参入しない市場でシェアを確保。
- 小規模組織で意思決定が速く、顧客ニーズへの対応が迅速。
- 機能性材料は需要が安定しており、収益が変動しにくい。
課題
- 売上高が前期比で減少しており、成長が見られない。
- 小規模なため、大口案件の受注には限界がある。
- 専門人材の確保が難しく、事業拡大の妨げになる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がファインズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5126ポーターズ | 23億円 | 17.9倍 |
| 2 | 3647アスリナ | 23億円 | — |
| 3 | 3042セキュアヴェイル | 23億円 | 21.8倍 |
| 4 | 4170Kaizen Platform | 23億円 | — |
| 5 | 5138Rebase | 23億円 | 31.2倍 |
| 6 | 5125ファインズ | 22億円 | 36.4倍 |
| 7 | 4016MITホールディングス | 22億円 | 29.0倍 |
| 8 | 4814ネクストウェア | 22億円 | — |
| 9 | 4370モビルス | 22億円 | 44.7倍 |
| 10 | 3985テモナ | 22億円 | — |
| 11 | 3646駅探 | 21億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
親会社の子会社として設立された2009年
2009年5月、ブランディングテクノロジー株式会社(当時は株式会社フリーセル)の100%子会社として、東京都渋谷区南平台町にファインズが設立された。同年7月にモバイルFlashサイト制作、2010年2月にMEO(ローカルSEO)・SEOサービスの提供を開始。創業当初から中小企業向けのデジタルマーケティングに特化し、スマートフォンサイト制作にもいち早く対応した。
サービス多角化と営業所拡充の2013~2016年
2013年7月に大阪営業所を開設し、関西エリアへの販路を拡大。同年8月には予約システム「TSUNAGU」「いつあき」の提供を開始し、サービスラインを広げた。2014年8月に名古屋営業所、2015年8月に福岡営業所、2016年9月に仙台営業所を相次いで開設し、全国4拠点体制を構築。2015年10月には株式会社EPARKと業務提携し、予約システム「PeakManager」の販売を開始した。
動画事業への本格参入と自社プラットフォーム開発
2015年1月に動画サービスの提供を開始し、先行投資を実施。2016年2月にはデジタルマーケティング支援サービスを開始した。2017年8月に広告配信レポーティングシステム「Raise」をリリースし、データ活用基盤を整備。同年12月には自社メディア「manga factory」を公開。動画制作だけでなく、視聴データ分析・改善が可能なVideoクラウドの原型がこの時期に形成された。
吸収合併を経て新たな成長段階へ(2019年)
2019年6月、株式会社エスピーシーが旧株式会社ファインズを吸収合併。これにより法人格は一旦消滅したが、その後も「ファインズ」の名称と事業は継続され、現在のファインズ(本社・東京都港区)につながっている。合併後の2020年6月期には売上高19億円、純利益1億円を計上し、以降も増収増益を継続。2025年6月期の売上高は27億円、純利益2億円に達している。
年表18件を開く
2000年代
- 2009年5月株式会社フリーセル(現 ブランディングテクノロジー株式会社)の100%子会社として東京都渋谷区南平台町に株式会社ファインズを設立
- 2009年7月モバイルFlashサイト制作の提供開始
2010年代
- 2010年2月MEO・SEOサービスの提供開始
- 2010年9月スマートフォンサイト制作の提供開始
- 2012年10月事業拡大に伴い、本社所在地を渋谷区道玄坂1丁目へ移転
- 2013年7月大阪営業所を開設
- 2013年8月予約システム「TSUNAGU」「いつあき」の提供開始
- 2014年8月名古屋営業所を開設
- 2014年9月事業拡大に伴い、本社所在地を渋谷区道玄坂2丁目へ移転
- 2015年1月動画サービスの提供開始
- 2015年8月福岡営業所を開設
- 2015年10月株式会社EPARKと業務提携契約を締結し、予約システム「PeakManager」の販売を開始
- 2016年2月デジタルマーケティング支援サービスの提供開始
- 2016年9月仙台営業所を開設
- 2016年11月事業拡大に伴い、本社所在地を渋谷区渋谷2丁目へ移転
- 2017年8月広告配信レポーティングシステム「Raise」の提供開始
- 2017年12月自社メディア「manga factory」を公開
- 2019年6月M&A株式会社エスピーシーが旧株式会社ファインズを吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
教育体制の強化
採用プログラムの基準とプロセスの見直し、研修制度の導入により従業員の生産性とエンゲージメントを高め、自己成長を促進するサイクルを構築する。
- 02
ソリューションの拡大
動画市場やDX市場のトレンドを迅速に把握し、顧客ニーズに即した新サービスを展開することで、提供価値や課題解決領域を拡大する。
- 03
収益基盤の強化
技術革新の激しい事業領域において、時代と顧客ニーズに即したサービスを迅速に提供するため、ストック収益の拡大に注力し安定した収益ポートフォリオを構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で256人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は456万円で、3期前と比べて−6.8%。平均年齢は28.8歳、平均勤続年数は2.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 490 | 28.2 | 2.5 | 259 | — |
| 2023年6月 | 448 | 28.4 | 2.5 | 293 | — |
| 2024年6月 | 481 | 28.4 | 2.6 | 284 | 106 |
| 2025年6月 | 456 | 28.8 | 2.9 | 256 | 117 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達15万円「これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A」動画作成業務厚生労働省 · 2024-07-24
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は28億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+3.7%、利益が-66.7%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 42億円 | 28億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 1億円 |
| 純利益 | 2億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は10億円、営業利益は0億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−28.6%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 7 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2024年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
| 2024年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 8 | 1 | 12.5 | 0 |
| 2025年2Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2025年4Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2026年2Q | 13 | 2 | 15.4 | 1 |
| 2026年3Q | 5 | −1 | −20.0 | −1 |
| 2026年4Q | 10 | 0 | 0.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
直近期の営業利益率は3.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社エスピーシーが旧株式会社ファインズを吸収合併 | |||||
| 2019年6月 | — | — | 0 | — | 0 |
| 2020年6月 | 19 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年6月 | 22 | — | 4 | — | 3 |
| 2022年6月 | 26 | — | 6 | — | 4 |
| 2023年6月 | 29 | — | 7 | — | 5 |
| 2024年6月 | 28 | 3 | 3 | 10.7 | 2 |
| 2025年6月 | 27 | 3 | 3 | 11.1 | 2 |
| 2026年6月 | 28 | 1 | 1 | 3.6 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高28億円のうち、営業利益として残るのは1億円で3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金96.4%27億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年6月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は20億円で、売上の8.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 6 |
| 2021年6月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 9 |
| 2022年6月 | 6 | 0 | −5 | 6 | 10 |
| 2023年6月 | 5 | −1 | 4 | 4 | 17 |
| 2024年6月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 18 |
| 2025年6月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 20 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年6月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は79.4%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 10 | 0 | 10 | 0.3 |
| 2020年6月 | 11 | 1 | 10 | 12.2 |
| 2021年6月 | 14 | 4 | 10 | 27.9 |
| 2022年6月 | 15 | 8 | 7 | 55.3 |
| 2023年6月 | 24 | 17 | 7 | 73.2 |
| 2024年6月 | 26 | 20 | 6 | 77.6 |
| 2025年6月 | 27 | 22 | 5 | 79.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中429位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中461位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥472で、1年前と比べて-25.2%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 36.4倍 |
| PER (会社予想) | 11.2倍 |
| PBR | 0.97倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月下旬に485円まで上昇する場面があったが、8月5日は469円と反落。25日移動平均線は471.48円で、株価はほぼ横ばい。年初来高値の1319円から大きく下落し、52週安値の450円に接近している。出来高は7月上旬の8000株台から減少傾向で、商いが細っている。週足では下げ基調が継続しており、反発の兆しは限定的。テクニカル指標ではRSI44と中立圏で、売買双方の勢いが鈍い。株価は25日線を下回って推移しており、上値抵抗が強い状況。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 90/100)。
: PERが7.97倍と同業界平均30.11倍を大幅に下回り、PBR0.97倍と1倍を下回る。ROEは11.2%と良好で、収益性が高い。ただし、配当利回りは0%と無配であり、配当性向もデータがない。業績は売上高が減少傾向で、純利益も2023年の5億円から2024年2億円、2025年2億円と低水準が続く。PERの低さは今後の業績悪化を織り込んでいる可能性があり、単純に割安と判断するのは危険。しかし、同業界平均と比べて明らかに指標は割安であり、ROEも高い点を評価する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 36.4倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 11.2倍 | — |
| PBR | 0.97倍 | 2.96倍 |
| ROE | 11.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、事業の内容と成長見通しの不透明さ。強気派は、安定的な営業利益率(約10%)とPBRが1倍未満であることから、割安感を指摘する。また、PERが7.97倍と低く、相対的な割安性を評価する。一方、弱気派は、売上高が横ばいから微減傾向にあり(2024年6月期29億円→2025年6月期27億円)、成長性に欠けると見る。また、配当がなく、株主還元が乏しいことも懸念。事業の詳細が不明で、投資判断が難しい。
- 安定的な利益率
営業利益率が10%台を維持している
- PBRの割安感
PBR0.97倍と純資産を下回る水準
- 低PER
PER7.97倍と割安な水準
- 営業利益率が10.71%から11.11%へ改善2025年6月期影響中
売上高27億円、営業利益3億円で利益率は前期比0.4ポイント上昇
- 実績PER7.97倍と割安感通年影響中
株価469円、実績PER7.97倍と収益に対して低い評価
- PBR0.97倍と純資産接近不定影響弱
時価総額22億円、純資産約23億円、PBR0.9658倍と1倍割れ近傍
- ROE11.2%と高い資本効率通年影響中
自己資本利益率11.2%、PBR1倍割れを考慮すれば割安
- 売上高の停滞
直近の売上高は減少傾向にある
- 無配当
配当がなく、株主への利益還元がない
- 事業の不透明さ
事業内容が明確でなく、評価が困難
- 来期予想PER25.6倍と収益悪化予想2026年6月期影響強
実績PER7.97倍に対し予想PER25.6倍、1株利益の大幅減が想定される
- 最終利益が5億円から2億円へ減少2025年6月期影響中
純利益は2億円、2023年6月期の5億円から6割減少した
- 売上高が3期連続の減収2025年6月期影響中
売上高29→28→27億円と縮小、成長性に乏しい
- 無配に加え株価が1年で24.35%下落継続影響弱
配当利回り0%で、株価469円は前年比▲24.35%と需要が弱い
- 売上高の伸び率
- 成長性を確認するため
- 営業利益率
- 収益性の維持を確認するため
- 契約数
- 事業内容がサービス業なら契約数の動向が重要
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ1,363人。区分でいちばん多いのは個人・その他で76.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.5%を占め、残る86.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 82.1 | 82.7 | 78.5 | 76.8 |
| 事業法人 | 17.9 | 0.9 | 6.9 | 13.5 |
| 証券会社 | — | 12.5 | 11.6 | 8.6 |
| 自己株式 | — | — | — | 2.8 |
| 外国法人 | — | 2.7 | 3.0 | 1.0 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 金融機関 | — | 1.1 | 0.1 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 三輪 幸将 | 46.02 |
| 02 | 光通信株式会社 | 7.35 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 5.33 |
| 04 | 株式会社UH Partners 2 | 4.36 |
| 05 | 白木 政宏 | 4.30 |
| 06 | JPモルガン証券株式会社 | 2.08 |
| 07 | 高木 眞之介 | 1.91 |
| 08 | 木下 圭一郎 | 1.63 |
| 09 | 株式会社EPARK | 0.90 |
| 10 | 堀田 清 | 0.80 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-22光通信株式会社新規の大量保有報告7.36%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+100%、1株純資産は7期で−85%。直近期のROEは11.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | −6,727 | 3,273 | — | — |
| 2020年6月 | 32 | 33 | 190.4 | — |
| 2021年6月 | 64 | 98 | 98.2 | — |
| 2022年6月 | 101 | 193 | 69.6 | — |
| 2023年6月 | 115 | 385 | 39.8 | 9.2 |
| 2024年6月 | 52 | 433 | 12.7 | 11.5 |
| 2025年6月 | 51 | 481 | 11.2 | 10.2 |
| 2026年6月 | 13 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額83百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 三輪幸将 | 代表取締役社長 | 42 | 2,141,500 |
| 赤池直樹 | 取締役 執行役員 | 38 | 13,700 |
| 佐藤翔太 | 取締役 執行役員 | 37 | 9,000 |
| 土屋政紀 | 取締役 執行役員 | 57 | — |
| 市野澤剛士 | 取締役 | 44 | — |
| 白木政宏 | 取締役 | 63 | 200,000 |
| 中村研一 | 常勤監査役 | 64 | — |
| 野地博久 | 監査役 | 59 | — |
| 片岡浩一 | 監査役 | 64 | — |
| 塩田広大 | 執行役員 | — | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 61 | 1 | 62 | 21 |
| 監査役 | 1 | 8 | — | 8 | 8 |
| 社外取締役 | 2 | 8 | — | 8 | 4 |
| 社外監査役 | 2 | 5 | — | 5 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,432字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,285字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,838字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,555字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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