本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ネクストウェア

Nextware Ltd.4814 · Standard · 情報・通信業

AI・クラウド・セキュリティを軸にITソリューションを提供。OSK日本歌劇団の運営も手掛ける。

概要

ネクストウェア株式会社は、1990年6月に大阪市北区で関西日本エス・イー株式会社として設立された情報サービス企業である。2000年12月に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現東京証券取引所スタンダード市場)に上場。本社は大阪市中央区北久宝寺町に所在し、連結従業員数は224名。AI・クラウド・セキュリティを軸とするソリューション事業と、連結子会社である株式会社OSK日本歌劇団によるエンターテインメント事業の2セグメントで構成され、2026年3月期の連結売上高は28.75億円である。

AI・クラウド・セキュリティを基盤とするソリューション事業

ソリューション事業は、AI・クラウド・セキュリティを基盤として、ITシステムのコンサルティングから設計、開発、運用・保守までを一貫して提供する。主なソリューションとして、NTTデータの純国産RPA製品「WinActor」の販売・導入支援、RealNetworks社の顔認識ソフトウェア「SAFR」を用いた顔認証システム「FACEma」の開発・提供、ZenmuTech社の秘密分散システムにおけるブロックチェーンソリューションの開発・販売などがある。また、建設現場向けの出退勤・健康管理システムや、万引き防止ソリューションなど、産業特化型のサービスも展開する。2025年5月にはIoT法人用途向けSIM通信サービス「OCX-NMA」の提供を開始しており、ネットワーク分野へも事業を広げている。同事業の売上高は連結全体の大部分を占めるが、2026年3月期は従来型システム開発需要の減少や戦略的投資の増加により営業損失を計上した。

株式会社OSK日本歌劇団を擁するエンターテインメント事業

エンターテインメント事業は、2018年8月に簡易株式交換により子会社化した株式会社OSK日本歌劇団が中核である。OSK日本歌劇団は1922年創立の歴史あるレビュー劇団で、2022年に創立100周年を迎えた。同事業では歌劇の企画・興行に加え、デジタルコンテンツの開発・配信サービスも手掛ける。伝統芸能とプロジェクションマッピングなどのテクノロジーを融合させた公演や、データサイエンスに基づくファンサービス向上に取り組む。2023年にはNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演し、認知度向上に貢献した。しかし2026年3月期は、大阪・関西万博関連イベントへの多数出演により高採算の自主公演数が減少したことなどから、チケット販売が減少し、同事業の収益性に影響を与えた。

安定した売上高と変動する収益

ネクストウェアの連結売上高は2013年3月期から2026年3月期までの13年間で最低26億円、最高32億円と、30億円前後で安定して推移している。しかし営業利益は多くの年度で0億円前後であり、赤字の年度も多い。2022年3月期には親会社株主に帰属する当期純利益7億円を計上したが、2024年3月期は2億円の純損失、2026年3月期は特別損失を計上し4.62億円の純損失となった。自己資本比率は2026年3月期末で72.6%と高水準を維持しているが、営業損失が続く場合、財務基盤の毀損リスクがある。同社は次世代AIへの事業構造転換を進め、収益性改善を目指すとしている。

業界の中での役割はITシステム開発・運用サービスプロバイダーであり、エンターテインメント事業も運営。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
29億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-10.3%
純利益
-5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ソリューション事業23億円79.3%
エンターテインメント事業6億円20.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ソリューション事業主力

AI・クラウド・セキュリティを基盤としたソリューションの提供、ITシステムのコンサルティング、設計、開発、運用保守サービスを行う。

主な製品・サービス4
AIソリューション
人工知能技術を活用した業務効率化や予測分析などのソリューション。
クラウドサービス
クラウド環境の構築・移行・運用保守サービス。
セキュリティソリューション
情報セキュリティ対策のコンサルティングとシステム導入。
システム開発・運用保守
受託開発、SES、運用保守サービス。

02エンターテインメント事業準主力

OSK日本歌劇団による歌劇の企画・興行、デジタルコンテンツの開発・配信サービスを提供する。

主な製品・サービス2
歌劇企画・興行
OSK日本歌劇団の公演の企画・運営。
デジタルコンテンツ
歌劇などのデジタルコンテンツの開発・配信。

製品と技術

純国産RPA「WinActor」の販売と支援

2017年6月より販売を開始した「WinActor」は、NTTデータが開発した純国産のRPA(Robotic Process Automation)製品である。同社はNTTデータとの代理店契約に基づき、WinActorの販売および導入支援を手掛ける。WinActorは日本語環境に特化した操作性と、大規模企業から中小企業まで幅広い導入実績を持つ。同社のソリューション事業において、WinActorは主力製品の一つとして位置づけられ、顧客の業務効率化を支援している。ただし、RPA市場の競争激化に伴い、差別化が課題となっている。同社はWinActorの導入後も、運用支援や他システムとの連携を含むトータルサービスを提供することで顧客維持を図っている。

顔認証ソフトウェア「SAFR」と建設現場向け「FACEma」

2019年4月、RealNetworks社と代理店契約を締結し、顔認識ソフトウェア「SAFR」の販売を開始。SAFRは高精度な顔認識エンジンを搭載し、セキュリティ用途に加えて入退管理やマーケティング分析にも利用される。2021年11月には、SAFRを活用した建設現場向け顔認証システム「FACEma」を開発・提供開始。FACEmaは出退勤管理と健康管理を一体化し、工事現場の安全管理に貢献する。また、万引き防止ソリューションとしても展開しており、2023年1月には日本万引防止システム協会に入会した。2024年11月には株式会社キッズウェイと鍵管理システムUI上での持出者顔画像表示に関する特許を共同出願するなど、応用範囲を広げている。

ドローン点検技術と次世代AIサービスの開発

国内のインフラ老朽化(インフラクライシス)に対応するため、同社はドローン点検技術の開発を進めている。2025年4月、同社を含む3社の共同チームが国産技術による次世代ドローン・セキュリティの実証試験に成功。2025年9月には自動自律型ドローン点検技術の実地検証を始動し、2026年1月には地下構造物(坑道など)の自動・自律型ドローン点検を見据えた現場導入プロジェクトを開始した。これらの取り組みは、技能継承や人手不足の解消につながるとして期待されている。また、次世代AIを活用した設備の異常予兆検知サービスや、「つなぎAIサービス」(2025年12月特約店契約締結)など、AI分野のサービスも並行して展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

売上30億円弱、営業赤字拡大

ネクストウェアは情報・通信業で、売上高約28億円(FY24)からFY26には29億円と横ばいだが、営業利益率はFY25▲3.33%からFY26▲10.34%へ赤字拡大見込み。同業のダブルスタンダードやソラコムが高収益を上げる中、収益性で大きく劣後。コスト構造の是正が急務。

強み

  • 約30億円の売上を継続的に維持している。
  • 長年のITサービス提供で顧客基盤を有する。
  • 売上急減はなく、事業継続性はある。
  • 情報通信業界の知見を蓄積している。

課題

  • FY26に営業利益率▲10.34%と赤字が深刻化。
  • 売上高がほぼ横ばいで、成長が見られない。
  • 同業他社と比べ収益性で大きく劣る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がネクストウェア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
13042セキュアヴェイル23億円21.8倍
24170Kaizen Platform23億円
35138Rebase23億円31.2倍
44814ネクストウェア22億円
55125ファインズ22億円36.4倍
64016MITホールディングス22億円29.0倍
74370モビルス22億円44.7倍
83985テモナ22億円
93646駅探21億円
104438Welby21億円
113664WIZE21億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

1990年、大阪でシステム開発会社として創業

1990年6月、大阪市北区天神橋一丁目に関西日本エス・イー株式会社として資本金1000万円で設立された。設立当初からシステム開発会社として活動し、1991年3月には本社を現在の所在地である大阪市中央区北久宝寺町四丁目に移転。1994年3月には日本エス・イー株式会社から名古屋営業所の営業権を譲り受け、名古屋オフィスを開設した。これにより関西・中部の両地域で事業基盤を固める。1996年8月には名古屋オフィスを名古屋市中区に移転し、営業体制を強化した。この時期の事業内容は主に受託開発であり、社名にも「エス・イー」(システムエンジニアリング)の文字が含まれていた。

商号変更とナスダック・ジャパン上場(1997~2000年)

1997年8月、社名を関西日本エス・イー株式会社からネクストウェア株式会社に変更。同時に日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(現ソフトウェア協会)に加入し、業界団体との連携を開始した。1998年6月には東京オフィスを東京都渋谷区に開設し、首都圏への進出を果たす。2000年12月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(後の東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。これにより資金調達の選択肢が広がり、M&Aによるグループ拡大の基盤が整った。上場時の市場は新興企業向けであり、ITバブルの時期に重なる。

子会社化によるグループ拡大(2001~2006年)

2001年4月、ネクストアイ株式会社(後のネクストキャディックス株式会社)を子会社化。2004年2月には同社が社名変更。2006年4月には株式会社システムシンクの株式を取得し、連結子会社とした。システムシンクは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得するなど、セキュリティ分野で強みを持つ。2006年5月には東京オフィスを東京都港区に移転。2007年10月にはプライバシーマークを取得し、情報取扱いの信頼性を向上させた。この時期、同社は子会社を通じて事業領域を広げるとともに、内部管理体制の強化を図った。

NTTデータと代理店契約、RPA事業参入(2017年)

2017年6月、株式会社NTTデータと代理店契約を締結し、NTTグループが開発した純国産RPA製品「WinActor」の販売を開始した。これは同社にとって初のパッケージ製品販売であり、新たな収益源となった。また、同年6月にはブロックチェーン技術開発のシビラ株式会社と資本業務提携を結び、先端技術分野への投資を加速。2018年8月には株式会社OSK日本歌劇団を簡易株式交換により子会社化し、エンターテインメント事業に参入した。これらの動きは、従来の受託開発中心のビジネスモデルから、製品販売や新分野への多角化を目指す戦略転換を示している。

エンターテインメント事業への本格参入(2018年)

2018年8月のOSK日本歌劇団子会社化により、事業ポートフォリオがソリューション一極から二軸へと変化した。OSK日本歌劇団は1922年創立の伝統あるレビュー劇団であり、同社はIT技術を活用したデジタルコンテンツ開発やファンサービス向上を図る。2022年1月には創立100周年を迎え、2023年10月にはNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演し、全国的な知名度向上に寄与した。しかし、2026年3月期は万博関連イベントへの出演が自主公演の減少を招き、収益を圧迫した。同社は伝統芸能とテクノロジーの融合による新たな価値創造を目指している。

顔認証・ドローン・ブロックチェーンへの投資(2021~2026年)

2021年以降、同社は顔認証、ドローン、秘密分散システムなど新規事業への投資を積極化した。2021年11月には顔認証システム「FACEma」を開発・提供開始。2022年2月にはZenmuTech社の秘密分散システムにおけるブロックチェーンソリューションの開発権・販売権を取得。2023年11月にはBBIX社とクラウド型ネットワークサービスで協業。2025年4月には国産技術による次世代ドローン・セキュリティの実証試験に成功し、2025年9月には自動自律型ドローン点検技術の実地検証を開始。2026年1月には地下構造物のドローン点検プロジェクトを開始するなど、成長領域への布石を打っている。これらの投資は収益化には時間を要するが、中長期的な競争力の源泉と位置づけられている。

年表38件を開く

1990年代

  • 1990年6月創業大阪市北区天神橋一丁目19番6号に関西日本エス・イー株式会社(資本金10,000千円)を設立
  • 1991年3月本社を大阪市中央区北久宝寺町四丁目3番11号に移転
  • 1994年3月日本エス・イー株式会社より同社名古屋営業所の営業権をすべて譲受、名古屋市中村区に当社名古屋オフィスを開設
  • 1996年8月名古屋オフィスを名古屋市中区に移転
  • 1997年8月商号変更関西日本エス・イー株式会社よりネクストウェア株式会社へ商号変更
  • 1997年8月日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(現(一社)ソフトウェア協会)に加入
  • 1998年6月東京オフィスを東京都渋谷区に開設

2000年代

  • 2000年12月上場大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場
  • 2001年4月M&Aネクストアイ株式会社(現ネクストキャディックス株式会社)を子会社化
  • 2004年2月商号変更ネクストアイ株式会社が社名をネクストキャディックス株式会社に変更
  • 2006年4月M&A株式会社システムシンクの株式を取得し、子会社化(現連結子会社)
  • 2006年5月東京オフィスを東京都港区に移転
  • 2007年10月プライバシーマークを取得

2010年代

  • 2010年7月株式会社システムシンクが情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得
  • 2014年7月M&Aネクストキャディックス株式会社を完全子会社化
  • 2015年9月株式会社システムシンクがAPNコンサルティングパートナーに登録
  • 2017年6月株式会社NTTデータと代理店契約を締結し、NTTグループの純国産RPA製品「WinActor」の販売開始
  • 2017年6月ブロックチェーン技術開発のシビラ株式会社と資本業務提携
  • 2018年8月M&A株式会社OSK日本歌劇団を簡易株式交換により子会社化(現連結子会社)
  • 2019年4月RealNetworks,Inc.と代理店契約を締結し、顔認識ソフトウェア「SAFR™」の販売開始

2020年代

  • 2021年4月株式会社teamSへの出資を実施
  • 2021年9月ネクストキャディックス株式会社の全株式を売却
  • 2021年11月顔認証ソフトウェア「SAFR®」(セイファー)を用いた建設現場向け出退勤、健康管理ソリューションとして、顔認証システム「FACEma」(フェイスマ)を開発、提供開始
  • 2022年1月創業株式会社OSK日本歌劇団が劇団創立100周年を迎える
  • 2022年2月ZenmuTech社の秘密分散システムにおけるブロックチェーンソリューションの開発権、販売権を取得
  • 2022年3月株式会社アイ・ロボティクスへの出資を実施
  • 2023年1月「万引き防止ソリューション」ビジネス推進を目的として工業会 日本万引防止システム協会に入会
  • 2023年10月株式会社OSK日本歌劇団がNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演
  • 2023年11月BBIX株式会社と「Open Connectivity eXchange」の活用に関する戦略的協業契約を締結
  • 2023年11月BBIX株式会社とのクラウド型ネットワークサービス推進を目的として、エヌ・ティ・ティ・データ・カスタマサービス株式会社と堂島データセンター業務委託基本契約を締結
  • 2024年3月株式会社KDAN Japanと販売代理店契約及び戦略的協力覚書を締結
  • 2024年8月株主優待制度を新設
  • 2024年11月株式会社キッズウェイと鍵管理システムUI上での持出者顔画像表示に関する特許を共同出願
  • 2025年4月当社ら3社の共同チームが国産技術による次世代ドローン・セキュリティの実証試験に成功
  • 2025年5月IoT法人用途向けSIM通信サービス「OCX-NMA(NWモバイルアクセス)」提供開始
  • 2025年9月自動自律型ドローン点検技術の実地検証を始動
  • 2025年12月「つなぎAIサービス」特約店契約締結
  • 2026年1月地下構造物の自動・自律型ドローン点検を見据え現場導入に向けたプロジェクトを開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    DX・AX領域と次世代AIの重点育成

    ソリューション事業において、デジタルトランスフォーメーション(DX)、アクセラレーテッド・トランスフォーメーション(AX)領域、次世代AI関連事業を重点領域と位置づけ、既存顧客からの継続受注と新規顧客開拓を進める。

  2. 02

    伝統芸能×テクノロジーによるファン拡大

    エンターテインメント事業で、伝統芸能とプロジェクションマッピングなどのテクノロジーを融合し、データサイエンスに基づくファンサービス向上のノウハウを活かしてファン拡大を図る。

  3. 03

    先端技術への投資と共同開発の推進

    先進技術領域への先行投資や調査研究、パートナー企業との共同開発を通じて高い技術力と迅速なサービス提供を実現する。

  4. 04

    収益性改善と効率的開発手法の導入

    プロジェクト収益性の低下に対処するため、顧客への業務改善提案とシステム化手順の明確化、効率的な開発手法により収益性向上に取り組む。

  5. 05

    優秀な人材の確保と育成

    積極的な採用活動と個々の能力に応じた教育研修を通じて、優秀かつユニークな人材の育成に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で224人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は498万円で、9期前と比べて+16.4%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月230
2018年3月218
2019年3月42839.911.5245
2020年3月46041.311.7249
2021年3月46940.112.2251
2022年3月48341.612.7216
2023年3月48642.213.6214
2024年3月48842.514.2209
2025年3月49742.814.8201−50
2026年3月49841.314.0224−134

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社 — 大阪市中央区82百万円
エンターテインメント事業
本社 — 大阪市中央区22百万円
ソリューション事業
東京オフィス — 東京都港区8百万円
ソリューション事業
本社 — 東京都港区5百万円
ソリューション事業
名古屋オフィス — 名古屋市中区1百万円
ソリューション事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱OSK日本歌劇団(注)2
    大阪市中央区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は29億円営業利益-3億円前期と比べると減収で、売上が-3.3%。

売上高
-3.3%
29億円
営業利益
-3億円
純利益
-5億円
営業利益率
-10.3%
前期比 -7.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高33億円29億円
営業利益1億円-3億円
純利益0億円-5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q80
2024年1Q5−1−20.0−1
2024年2Q7−1−14.30
2024年3Q8112.50
2024年4Q8−1
2025年2Q14−1−7.1−1
2025年4Q1600.00
2026年2Q14−1−7.1−1
2026年4Q15−2−13.3−4
2027年1Q7−1−14.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は30億円から29億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-10.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3000
ネクストキャディックス株式会社を完全子会社化
2014年3月300−1
2015年3月28−2−3
2016年3月3011
2017年3月2700
株式会社OSK日本歌劇団を簡易株式交換により子会社化(現連結子会社)
2018年3月2600
2019年3月3000
2020年3月32−1−2
2021年3月3200
株式会社OSK日本歌劇団が劇団創立100周年を迎える
2022年3月2917
2023年3月2900
2024年3月28−1−2
2025年3月30−1−1−3.3−1
2026年3月29−3−3−10.3−5

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高29億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-17.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%22億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.0%9億円
  • その他の費用持分法損益などの調整3.4%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-10.3%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比18.7pt
-10.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比23.9pt
-17.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比59.7pt
-46.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-50.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-30.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は3億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月0−10−14
2014年3月0−11−13
2015年3月−11003
2016年3月00004
2017年3月10115
2018年3月10017
2019年3月0−2−1−23
2020年3月−1−10−22
2021年3月1−1002
2022年3月37−21011
2023年3月−30−1−36
2024年3月1−1−106
2025年3月0−10−14
2026年3月−100−13

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は10億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は72.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1651126.8
2014年3月1651124.1
2015年3月1421213.5
2016年3月146840.4
2017年3月147747.6
2018年3月159659.4
2019年3月1610661.7
2020年3月148659.1
2021年3月159655.5
2022年3月2115673.5
2023年3月1815382.5
2024年3月1713478.7
2025年3月1512379.1
2026年3月108372.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
3億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-7億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中186位あたり、逆に低いのはROE605社中597位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-46.7%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-10.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥168で、1年前と比べて-0.6%過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。

¥168-3.4%1ヶ月+8.4%1年-0.6%時価総額22億円
過去52週の値幅
安値¥145高値¥314

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)71.2倍
PBR3.13倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価154円は25日線(151円)を上回るが、75日線(165円)と200日線(183円)を下回る。52週高値314円から-51.0%の水準で、52週安値145円からは+6.2%。出来高は7月に入り小康状態だが、6月は大きく変動。週足では底堅い動きを見せつつある。1ヶ月で+4.1%と上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERがなく収益性評価困難だが、PBR 2.57倍は業界平均3.43倍を下回る。しかしROE -46.66%と大幅赤字で利益を生まない。配当利回り1.3%は平均3.51%を下回る。直近の営業赤字が続き、業績悪化顕著。PBRは低いが収益力の劣化を考慮すると割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)71.2倍
PBR3.13倍2.96倍
ROE-46.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は横ばいだが、営業赤字が継続しており、財務基盤が脆弱。強気派は、リストラや不採算案件の見直しによる収益改善を期待する。弱気派は、赤字が構造的であり、抜本的な事業改革がない限り反転は難しいと見る。PBRは2.6倍と割高感があり、ROEは-46.7%と深刻な資本効率の悪さを示す。

プラスに働く材料7
  • リストラ効果への期待

    不採算案件の縮小で損益分岐点が低下。

  • 新規顧客開拓の可能性

    官公庁向け案件で安定受注の実績あり。

  • IT需要の底堅さ

    DX投資は継続、案件獲得機会はある。

  • 時価総額20億円の小型株買収プレミアム不定影響

    時価総額約20億円と小型。同業からの買収提案で株価上昇余地。

  • 配当利回り1.3%の下支え通年影響

    1株2円配当で利回り1.3%。赤字でも配当維持なら株価下支え。

  • 売上高30億円台維持の安定性継続影響

    2026/3期売上29億円と30億円前後で安定。大幅な下方リスクは限定的。

  • 低水準の固定費比率継続影響

    売上高に比して固定費が低く、赤字幅は限定的。

マイナスに働く材料7
  • 継続する営業赤字

    2025/3期も営業赤字、改善兆候なし。

  • 財務リスク

    自己資本比率低下で資金調達懸念。

  • 競争激化

    大手SIerとの競合で単価下落圧力。

  • 営業損失の拡大傾向2026年下期影響

    2026/3期営業損失-3億円と前期-1億円から悪化。赤字幅拡大で財務悪化。

  • 売上高減少トレンド2027年〜2028年影響

    2025/3期30億→2026/3期29億円と減少。競争激化で減収継続リスク。

  • 純損失の拡大と自己資本毀損通年影響

    2026/3期純損失-5億円と前期-1億円から急拡大。自己資本比率低下懸念。

  • 配当減額・無配転落リスク次回株主総会影響

    赤字継続で配当維持困難。無配転落なら株価下落圧力。

次の決算で確かめる点
営業損益
赤字脱却への進捗を確認する重要指標。
受注高
将来の売上を占う先行指標。
自己資本比率
財務安定性を示す指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から33.3%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
69.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年3月3
2023年3月2−33.369.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,652人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が15.8%を占め、残る84.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.876.466.666.472.374.0
事業法人14.914.213.325.522.115.4
証券会社7.66.411.65.53.76.8
外国法人1.51.82.41.81.42.8
自己株式2.42.42.42.42.42.4
外国人個人0.10.20.20.10.20.7
金融機関2.11.16.00.70.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01豊田 崇克8.01
02有限会社ティ・エヌ・ヴィ6.78
03ネクストウェア従業員持株会4.89
04株式会社サンテック3.82
05楽天証券株式会社共有口2.63
06一般社団法人大阪歌劇振興協会1.96
07アセットシステム株式会社1.71
08田 英樹1.58
09ネクストウェア取引先持株会1.27
10BARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED(常任代理人バークレイズ証券株式会社)1.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−585%、1株純資産は14期で+28%。直近期のROEは-46.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月−547−10.9
2014年3月−641−13.9
2015年3月−2920−95.2
2016年3月55213.439.0
2017年3月1591.2360.0
2018年3月1721.6371.5
2019年3月0780.6572.7
2020年3月−1265−17.2
2021年3月2672.995.9
2022年3月5412157.33.0
2023年3月11190.8237.6
2024年3月−13105−11.4
2025年3月−896−8.3
2026年3月−3660−46.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額62百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
豊田崇克代表取締役 社長621,042,200
渡邉博和取締役 執行役員 管理部長5354,800
梶原義浩取締役 執行役員 ビジネスイノベーション部長5542,900
西野壽取締役 執行役員 営業副統轄64
福田幸一取締役 執行役員 営業副統轄 兼 DX・AI推進部長6239,000
山口能孝取締役6224,500
泉秀昭取締役6715,600
藤内健吉44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)536367
社外取締役526265

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容469字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、ネクストウェア株式会社(当社)、連結子会社2社(株式会社システムシンク、株式会社OSK日本歌劇団)及び非連結子会社3社(ネクストアイ株式会社、ネクストウェルネス株式会社、ネクストインベストメント株式会社)により構成されており、ソリューション事業とエンターテインメント事業の2つを主な事業としております。 当社グループの事業内容は以下のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1)ソリューション事業 AI・クラウド・セキュリティを基盤としたソリューションの提供、ITシステムのコンサルティング、設計、開発及び運用・保守サービスの提供をしております。 (主な関係会社)当社、㈱システムシンク、ネクストアイ㈱、ネクストウェルネス㈱及びネクストインベストメント㈱ (2)エンターテインメント事業 株式会社OSK日本歌劇団による歌劇の企画・興行及びデジタルコンテンツの開発・配信サービスをしております。 (主な関係会社)㈱OSK日本歌劇団
経営方針・対処すべき課題1,799字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「仕事を通して社会に奉仕すること、仕事を通して家庭を幸福にすること、仕事を通して会社を発展させること」を社訓としております。具体的には、情報システムを通じて自らの能力を最大限に発揮して、お客様・株主の皆様をはじめ社会全体に対して貢献することを目指しております。それによって得た社会的信用や信頼を基礎として、会社を発展させるという基本方針に基づいて行動しております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、成長性と安定性を重視しており、企業価値の向上と経営資本の効率化を追求した事業運営を推進しております。このため重要な経営指標として、売上高営業利益率と株主資本利益率の向上に努めてまいります。 (3)経営環境、中長期的な経営戦略 当社グループを取巻く環境は、急速に進歩する技術革新への対応など目まぐるしく変化しております。あらゆる業界においてデジタルトランスフォーメーションの流れが加速し、お客様のニーズはさらに高度化・多様化するものと思われます。 このような状況下、当社グループが継続的に成長するためには、環境変化を機敏に捉え、最適なソリューションの提供によって、お客様の情報化戦略を的確に支援できる技術体制が不可欠であると考えております。 当社グループは、"今日より明日、明日よりその先の未来へ"をモットーに、独自のデジタルトランスフォーメーションサービスの開発に取り組んでおります。 ソリューション事業においては、DX・AX領域及び次世代AI関連事業を重点領域と位置づけ、既存のお客様からの継続的な受注の確保と新たなソリューションによる新規のお客様の開拓に努めております。 エンターテインメント事業においては、伝統芸能とプロジェクションマッピングなどのテクノロジーの融合やデータサイエンスに基づくファンサービス向上のノウハウを生かし、ファンの拡大を図ります。 このようなAI、クラウド、セキュリティ等の先端デジタル技術を活用した新しい製品やサービス、ビジネスモデルを創出することで、当社グループの中長期的な成長と経営基盤の強化を目指してまいります。 (4)会社の対処すべき課題 当社グループは、上記の経営戦略を実現し、持続的な成長と企業価値の向上を通じて社会に貢献するため、対処すべき課題として次のとおり取り組んでまいります。 ① 技術投資と調査研究 お客様のニーズに的確に応えるため、先進的な技術領域への先行投資や調査研究、またパートナー企業との積極的な共同開発を通じて、高い技術力とスピーディーなサービスの提供に努めてまいります。 ② 収益性の改善 当社グループが属するIT業界におきましては、イノベーションがもたらす先進性がゆえに一定の割合でプロジェクト収益性の低下が見られます。当社グループは、お客様への的確な業務改善の提案とシステム化手順の明示、また効率的な開発手法によって収益性の向上に取り組んでまいります。 ③ 優秀な人材の確保 当社グループは、持続的な企業の成長を実現するためには、優秀な人材が生み出す多様なイノベーションが有効な手段であると考えております。そのため当社グループは、積極的な採用活動や個々の能力に応じた教育研修を通じて、優秀かつユニークな人材の育成に注力してまいります。 ④ 観劇者数の拡大とブランド力の向上 当社グループは、良質なコンテンツを提供するためには、劇団の知名度を高めて新たなファンを継続して獲得することが重要であると認識しております。常に変化するお客様の嗜好を的確に捉え、伝統を活かしながらもITを活用するデジタルコンテンツの制作や、グローバルな地域への進出、またデータサイエンスに基づく積極的な商品開発に取り組むなど多くのファンを魅了することで観劇者数を拡大してまいります。 ⑤ 内部管理体制の強化とコーポ―レート・ガバナンスの推進 当社グループは、管理機能の集約によるコストの削減、財務報告の信頼性の確保、事業活動に関わる法令等の遵守ならびに資産の保全を目的に、内部管理体制の強化とコーポレート・ガバナンスの推進に努めてまいります。
事業等のリスク2,057字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 業績の第4四半期への偏りについて ソリューション事業の一括請負契約による大規模な受託案件においては、お客様の都合により、納期が連結会計年度末に集中する傾向があります。そのため、売上高および利益が第4四半期に偏重する場合があります。 (2) 不採算プロジェクトの発生について 受注時には利益が期待できるプロジェクトであっても予期し得ない不具合の発生などにより見積りを上回るコストが発生するような場合には、プロジェクト採算性が悪化し、業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、お客様に対して徹底した機能要件ヒアリングのもと高い精度の見積書を提示するとともに、開発工程毎に段階的に契約を締結するなど、極力不採算プロジェクトの発生回避に努めております。 (3) 優秀な人材の育成及び確保について 当社グループは、多様化する顧客ニーズに応えるため、高度な専門スキルを有する優秀な技術者を安定的に確保する必要があります。必要とする技術者を十分に確保できなかった場合、受注の減少、サービス品質の低下、業務効率の低下などにより業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、最新技術や専門分野のスキル教育を実施するなど計画的な技術者の育成に努めております。 (4) 情報セキュリティについて 当社グループは、個人情報を含む顧客情報や機密情報等を複数管理しております。万一情報漏洩が発生した場合は、当社グループの信用失墜に繋がり、今後の営業活動に影響を及ぼす可能性があります。また、損害賠償債務の支払義務が発生し、財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループは、情報資産の適切な管理に最大限の注意を払うとともに、情報管理の重要性を周知徹底するため全社員を対象とした研修を実施するなど、情報管理の強化に取り組んでおります。 (5) 知的財産権について 当社グループは、新たな技法等の発明をした場合は積極的に特許を申請する方針ですが、必ずしも知的財産権として保護される保証はありません。そのため、他社が当社グループの知的財産を使用したとしても効果的に防止することができない可能性があります。また、当社グループの技術・サービス等が、第三者の知的財産権を侵害することがないよう細心の注意を払っておりますが、当社グループの認識していない知的財産権が既に存在する場合には、第三者から知的財産権を侵害したとして訴訟を提起され、又は損害賠償請求を受けることにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 研究開発および先行投資について 当社グループが提供するサービスやソフトウェアは、研究開発に多大な費用を要する場合や受注に先行してサーバーなどに投資を行う場合があります。これら研究開発および先行投資は、予め徹底した調査分析に基づいて実施されますが、販売不振や不測の事態により事業化に至らない場合には、多額の費用計上や減損処理を伴うことから、業績に影響を与える可能性があります。 (7) 減損会計の適用について 当社グループは、事業用の設備などの様々な固定資産を所有しております。これらの資産が、期待どおりのキャッシュ・フローを生み出さない状況になるなど、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることにより減損処理が必要となる場合には、減損損失を計上し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社は継続的な営業損失を計上しており、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していますが、当該状況を解消し又は改善するため、当社は収益構造の改革を推進しております。 具体的には、従来事業について、収益性、成長性及び資本効率の観点から見直しを行い、旧来型の業務プロセスに依存する領域の整理・再編を進めるとともに、従来の受託型システム開発サービスを中心とした事業モデルから脱却し、次世代AI活用を中心とした事業構造への転換を推進するほか、新たなソリューションによる新規顧客の開拓及び固定費を中心としたコスト削減を進めることにより、収益性の改善及び早期の黒字回復を目指しております。 資金繰りの面におきましても、現時点において事業資金の調達に支障はなく、資金面では一定の余裕を有しております。 以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)8,958字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、緩やかな回復基調が続いております。一方で、中東情勢の動向等、先行きに対する不確実性には引き続き注視が必要な状況にあります。 当社グループが所属する情報サービス産業では、企業の競争力強化を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の需要が引き続き堅調に推移しております。一方で、既存システムの老朽化やIT人材の不足といった課題が顕在化しており、企業にはIT基盤の再構築や人材戦略の強化が求められております。また、AIを活用したAX(AIトランスフォーメーション)への関心が高まり関連投資が拡大する中、未承認のAI利用(いわゆるシャドーAI)やランサムウェア対応を含む情報セキュリティ・ガバナンスへの対応も重要性を増しております。 当社グループでは、ソリューション事業において、デジタル社会の進展に対応し、DX・AX領域における中長期的な成長を見据えた戦略的投資を継続するとともに、次世代AIをはじめとする先端技術を活用し、顧客のDX・AX推進に資する新たなソリューションの開発・提供に注力しております。エンターテインメント事業においては、株式会社OSK日本歌劇団のブランド力を活かし、全国公演の拡充やコンテンツの二次利用の強化を通じて、安定的な収益基盤の確立を目指しております。 これらの取り組みのもと、当連結会計年度における当社グループの業績は、ソリューション事業において、企業のIT投資がクラウド・次世代AI領域へシフトするなか、従来型システム開発需要の減少の影響を受けたことに加え、エンターテインメント事業において、2025年4月開催の大阪・関西万博関連イベントへの多数出演に伴い高採算の自主公演数が減少したことや、全国巡業公演において都市圏公演に比べて公演回数が限られたことなどにより、チケット販売が前年同期を下回り、売上高が減少いたしました。 また、損益面では、上記の売上高の減少に加え、ソリューション事業において、次世代AI分野における技術力強化を目的として採用した2025年4月入社の新卒技術者30名に対する人材育成や、同分野の需要拡大を背景とした2026年4月入社予定の技術者採用活動を推進するとともに、新規次世代AIソリューション創出に係る研究開発費を計上したことなど、成長に向けた戦略的投資に伴う費用が増加いたしました。さらに、エンターテインメント事業において高採算の自主公演数が減少したこと及び一部資産の評価見直しに伴う費用を売上原価に計上したことなども影響し、営業損失となりました。 また、投資有価証券及び固定資産について、現時点で入手可能な情報に基づき、将来の回収可能性、時価または実質価額等を慎重に検討した結果、特別損失として投資有価証券評価損及び減損損失を計上いたしました。 これらの結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高2,875百万円(前年同期比4.5%減)、営業損失282百万円(前年同期は75百万円の損失)、経常損失268百万円(前年同期は77百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失462百万円(前年同期は105百万円の損失)となりました。 また、当連結会計年度末の資産合計は1,047百万円で、前連結会計年度末に比べ498百万円減少しました。負債合計は287百万円で、前連結会計年度末に比べ36百万円減少しました。純資産合計は760百万円で、前連結会計年度末に比べ462百万円減少しました。 当社は、今回の特別損失計上を今後の成長に向けた事業構造転換を進めるための重要な節目と位置付けております。従来事業については、収益性、成長性及び資本効率の観点から見直しを行い、旧来型の業務プロセスに依存する領域について整理・再編を進め、今後は次世代AI活用を中心とした事業構造へ転換することにより、収益性の改善と早期黒字回復を目指してまいります。 また、今回の特別損失計上は当期業績に一時的な影響を与えましたが、当該特別損失は既に保有している資産の評価見直しに伴うものであり、新たなキャッシュアウトを伴うものではありません。したがって、今後の資金繰りに直接的な影響を与えるものではございません。財務安全性の指標である自己資本比率は72.6%となり、引き続き高水準で推移しております。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a. ソリューション事業 ソリューション事業に関連する市場環境につきましては、企業における自社保有型システムのクラウドシフトが引き続き進展するとともに、次世代AI技術の急速な進歩及びマーケット拡大を背景として、従来の情報システムの在り方そのものが大きな変革期を迎えております。特に、情報システムの利用者に対するインタフェース高度化や、情報システム間の自律的かつ高度な連携が進むなか、企業には業務効率化にとどまらない情報活用基盤全体の見直しが求められております。これらの変革期の中、我々の顧客に対する技術提供は、未承認のAI利用に伴う情報漏えいリスクへの対応や、巧妙化するランサムウェア攻撃への備えなど、従来の情報システムの運用・管理面においても新たな課題が顕在化しており、次世代AIを含む多面的な技術の重要性・偏重性が高まっております。 当社グループでは、顧客の需要変化を捉え、各企業の情報ガバナンス方針や業務特性に即した提案、及びソリューションの提供・運用支援に取り組むとともに、重点領域であるDX・次世代AI関連事業へのリソースシフトを積極的に推進しております。 具体的には、AIカメラによる顔認証分野において、汎用化・価格競争が進む環境下でも、産業分野に即した業務適用提案を軸に、流通小売業界、建設現場、高セキュリティ施設等のニーズに沿った認証サービスを、ハードウェアを含めたインテグレーション技術や内外のネットワークを組み合わせた提案の強みを活かし、堅調に納入事例を増加させることができました。 また、次世代AIを活用した設備の異常予兆検知サービス分野につきましても、技能精通者の高齢化や人材不足を背景に、社内業務知識の継承を支援するサービスとしての期待が高まる中、次世代AIを組み込んだ利活用方法の訴求や製品の進化を通じて、旺盛な潜在需要に応えるべく取り組みを進めてまいりました。 さらに、国内公共インフラ施設の老朽化(インフラクライシス)を背景としたドローン点検分野においては、暗所狭所の地下坑道空間における実証検証で良好な結果を得るなど、商用化に向けた技術的裏付けを進展させてまいりました。 加えて、防災・道路・インフラ保全領域を中心に、従来の個別システム開発や情報提供型サービスから、意思決定支援及び運用自動化を中核とするプラットフォーム型AIソリューションへの転換を推進してまいりました。 一方、業績につきましては、次世代AIの登場により従来型システム開発市場が急速に縮小した影響を受け、前年同期比で減収となりました。 それに対応するために、事業基盤強化を目的とした開発体制への先行投資として、開発環境のクラウド基盤への移行や、開発生産性向上を目的とした取り組みを実施したことに加え、次世代AI分野の技術力強化に向けた人材の採用・育成、翌期入社予定者の採用活動の推進、並びに新規次世代AIソリューション創出に係る研究開発費の計上など、成長に向けた戦略的投資に伴う費用が増加したことから、損失となりました。 これらの結果、当連結会計年度のソリューション事業の売上高は2,258百万円(前年同期比5.1%減)となり、セグメント損失は208百万円(前年同期は78百万円の損失)となりました。 今後に向けては、引き続き重点投資分野として、自動・自律飛行制御によるドローン点検分野の事業化を推進するとともに、次世代AIによる設備の異常予兆検知サービスにおいては、次世代AI技術を取り入れたソリューション機能拡充を通じて、支援型システムへの高度化を図ってまいります。また、次世代エージェンティックAIの開発プロセスへの適用により開発標準化・仕組み化を促進し、全社スキルの資産化・再利用化を進めるとともに、次世代AIソリューション時代における情報ガバナンス提案・受注を強化してまいります。 b. エンターテインメント事業 連結子会社の株式会社OSK日本歌劇団は、2025年4月開催の大阪・関西万博関連イベントへの出演に加え、海外客の誘客を目的とした英国・マンチェスター公演への出演や、全国各地での巡業公演の開催等を通じて、国内外でレビューショーを披露し、ブランド力の向上と市場展開に取り組んでまいりました。 業績面では、大阪・関西万博関連イベントへの多数出演により高採算の自主公演数が減少したことに加え、全国各地での巡業公演を通じて、認知拡大と新規顧客の獲得に注力した一方、都市圏公演に比べて公演回数が限られたことなどから、チケット販売は前年同期を下回りました。さらに、一部資産の評価見直しに伴う費用を売上原価に計上したこと等も影響し、減収減益となりました。 一方で、メディア露出の拡大や企業向けレビューショーの展開強化などのマーケティング活動を積極的に実施し、自主公演の集客・契約機会の創出につなげるとともに、全国巡業公演の継続により新規市場の開拓と顧客層の拡大を進めてまいります。また、前年度に導入した株主優待制度も、新規顧客および協賛企業の獲得に引き続き寄与しております。 これらの結果、当連結会計年度のエンターテインメント事業の売上高は617百万円(前年同期比1.9%減)、セグメント損失は72百万円(前年同期は2百万円の利益)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は289百万円となり、前連結会計年度末より153百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは136百万円の支出となりました(前年同期は2百万円の収入)。これは、税金等調整前当期純損失454百万円に、減価償却費95百万円、減損損失62百万円、投資有価証券評価損益124百万円、売上債権の減少額36百万円、棚卸資産の減少額37百万円、仕入債務の減少額62百万円等を加減した結果によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは15百万円の支出となりました(前年同期は138百万円の支出)。これは、無形固定資産の取得による支出49百万円、保険積立金の解約による収入39百万円、有形固定資産の取得による支出21百万円等によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは1百万円の支出となりました(前年同期は6百万円の支出)。これは、長期借入金の返済による支出1百万円等によります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   比較増減 (自 2024年4月1日   (自 2025年4月1日 至 2025年3月31日)   至 2026年3月31日) 金額(千円)   金額(千円)   金額(千円)   前年同期比 (%) ソリューション事業   2,388,338   2,247,675   △140,663   △5.9 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 3.エンターテインメント事業における生産はありません。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   比較増減 (自 2024年4月1日   (自 2025年4月1日 至 2025年3月31日)   至 2026年3月31日) 受注高   受注残高   受注高   受注残高   受注高   受注残高 (千円)   (千円)   (千円)   (千円)   (千円)   (千円) ソリューション事業   2,359,236   1,095,694   2,318,273   1,155,754   △40,963   60,060 (注) エンターテインメント事業は受注生産を行っておりません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   比較増減 (自 2024年4月1日   (自 2025年4月1日 至 2025年3月31日)   至 2026年3月31日) 金額(千円)   金額(千円)   金額(千円)   前年同期比 (%) ソリューション事業   2,380,459   2,258,212   △122,247   △5.1 エンターテインメント事業   629,299   617,463   △11,836   △1.9 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の相手先が無いため、記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績等は、以下のとおりであります。 a.経営成績の分析 経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。 当連結会計年度の売上高は、ソリューション事業において従来型システム開発需要が減少したことに加え、エンターテインメント事業において、大阪・関西万博関連イベントへの多数出演に伴い高採算の自主公演数が減少したことや、全国巡業公演において都市圏公演に比べて公演回数が限られたこと等によりチケット販売が計画を下回ったことから、計画比124百万円減(4.1%減)となりました。 営業利益は、上記の売上高の減少に加え、ソリューション事業における次世代AI分野への人材育成・採用及び研究開発費の計上など、戦略的投資に伴う費用が増加したこと、並びにエンターテインメント事業における高採算の自主公演数の減少及び一部資産の評価見直しに伴う費用計上により、計画比312百万円減となりました。 この結果、経常利益は計画比298百万円減、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券評価損及び減損損失の計上により、計画比472百万円減となりました。 2026年3月期(計画)   2026年3月期(実績)   比較増減 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   計画比(%) 売上高   3,000   2,875   △124   △4.1 営業利益又は営業損失(△)   30   △282   △312   ― 経常利益又は経常損失(△)   30   △268   △298   ― 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)   10   △462   △472   ― b. 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は788百万円で、前連結会計年度に比べ228百万円減少しております。これは主として、現金及び預金が163百万円、商品が31百万円、売掛金が20百万円それぞれ減少したことによります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は259百万円で、前連結会計年度末に比べ270百万円減少しております。これは主として、投資有価証券が124百万円、ソフトウェアが49百万円、有形固定資産その他が34百万円、投資その他の資産その他が32百万円、建物が18百万円それぞれ減少したことによります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は276百万円で、前連結会計年度に比べ37百万円減少しております。これは主として、買掛金が62百万円減少したことによります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は10百万円で、前連結会計年度に比べ大きな変動はありません。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は760百万円で、前連結会計年度末に比べて462百万円減少しております。これは、利益剰余金が462百万円減少したことによります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 営業活動によるキャッシュ・フローでは136百万円のキャッシュを使用しました(前連結会計年度は2百万円の獲得)。これは、税金等調整前当期純損失454百万円に、減価償却費95百万円、減損損失62百万円、投資有価証券評価損益124百万円、保険解約損益13百万円、売上債権の減少額36百万円、棚卸資産の減少額37百万円、仕入債務の減少額62百万円、その他の流動資産の増加額25百万円、その他の流動負債の増加額25百万円等を加減した結果によります。 投資活動によるキャッシュ・フローでは、15百万円のキャッシュを使用しました(前連結会計年度は138百万円の使用)。これはソリューション事業におけるソフトウェア、情報機器関連およびエンターテインメント事業における映像制作関連の投資などであり、無形固定資産の取得による支出49百万円、保険積立金の解約による収入39百万円、有形固定資産の取得による支出21百万円、貸付金の回収による収入13百万円、定期預金の払戻による収入20百万円、定期預金の預入による支出10百万円等によります。 財務活動によるキャッシュ・フローでは1百万円のキャッシュを使用しました(前連結会計年度は6百万円の使用)。これは、長期借入金の返済による支出1百万円によります。 これらの活動の結果、現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度に比べ153百万円減少し、289百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社グループの主な資金需要は、ソリューション事業やエンターテインメント事業に係る労務費、外注費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用、設備投資及び研究開発投資であります。 これらの資金需要は、主として自己資金により充当しております。 手許の運転資金につきましては、グループ各社の余剰資金を当社へ集中し、一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は289百万円であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (a) 減損会計における将来キャッシュ・フロー 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ、見積額が減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (b) 投資有価証券の評価 当社グループは、投資有価証券のうち市場価格のない株式等について、発行会社の財政状態及び将来の事業計画等期末時点で入手可能な情報を基に慎重に減損の要否を判断しております。事業計画入手後の状況の変化により、実績が事業計画を下回る場合、減損処理が必要となる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。