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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アスリナ

ASULINA Co.,Ltd.3647 · Standard · 情報・通信業

再生可能エネルギー発電所の売買・売電と非常用発電機の販売を両輪に、電力エネルギーと健康食品を手がける持株会社。

概要

株式会社ジー・スリーホールディングス(商号は2025年時点でアスリナから変更済み)は、2000年創業の持株会社である。東京証券取引所市場第二部に上場(2004年3月マザーズ上場、2015年1月二部指定)し、2025年8月期の連結売上高は606百万円、従業員数は14名。再生可能エネルギー事業(太陽光発電所の開発・売買・売電)、新規エネルギー事業(非常用発電機の開発)、サステナブル事業(健康食品・化粧品の販売)の3セグメントを展開する。本社は東京都品川区。

3セグメントで構成される事業ポートフォリオ

当社グループは持株会社体制をとり、2025年8月期末時点で連結子会社6社(計7社)を有する。事業は再生可能エネルギー事業、新規エネルギー事業、サステナブル事業の3区分に分類される。再生可能エネルギー事業では太陽光発電所の開発・売買・売電および太陽電池モジュール等の販売を手がけ、新規エネルギー事業ではLPガス・都市ガスを燃料とする非常用発電機の企画・開発を行う。サステナブル事業では子会社ジー・スリーファクトリーを通じて健康食品・基礎化粧品の販売、および菜種由来のバイオ燃料・化粧品原材料の製造を計画する。3事業のうち再生可能エネルギー事業が売上の大部分を占め、2025年8月期セグメント別売上は同事業579百万円、サステナブル事業27百万円、新規エネルギー事業は0百万円であった。

再生可能エネルギー事業が売上を牽引する収益構造

連結売上高は2025年8月期に606百万円(前期比134.1%増)となった。増収の主因は販売用不動産として保有していた太陽光発電所の売却であり、特定の相手先(東急不動産株式会社向け467百万円)への大口販売が売上の77.0%を占めた。しかし営業損益は299百万円の損失、経常損失は311百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は315百万円と赤字が続く。損失の要因はサステナブル事業での販売数量減少に加え、子会社で減損損失や解約違約金を計上したことによる。キャッシュ・フロー面では現金及び現金同等物の残高が556百万円(前期比68.3%増)と増加しており、系統用蓄電所取得など新事業への投資原資を確保している。

38の国と地域には及ばないが、国内に特化した事業展開

当社グループの事業活動は日本国内に限定されている。再生可能エネルギー事業では、太陽光発電所を開発・保有し、電力会社への売電収入を得るほか、発電所の売買や運営管理受託も行う。経営環境の項では、国内のエネルギー政策(第7次エネルギー基本計画での2040年度温室効果ガス73%削減目標)を追い風と認識する一方、太陽光発電所の出力抑制や廃棄パネル問題、周辺住民対応の厳格化といった課題も指摘する。海外展開はなく、今後も国内市場における系統用蓄電所事業やポータブル蓄電池販売などへの集中を掲げる。

持株会社体制と子会社の構成

当社は2011年3月に株式移転で設立された純粋持株会社であり、グループ全体の経営戦略と管理業務(財務・経理・総務・人事・情報システム)を担う。事業子会社は各セグメントを分担する。再生可能エネルギー事業では複数の合同会社(ジー・スリーエコエナジー合同会社、ジー・スリーエコエナジーツー合同会社など)が太陽光発電所を運営し、サステナブル事業では株式会社ジー・スリーファクトリーが健康食品・化粧品を販売する。2024年7月には日本グリーン油田開発株式会社を新設し、菜種由来のバイオ燃料・化粧品原材料の製造を計画する。過去には多数の子会社を保有していたが、2012年以降、事業の選択と集中により複数の子会社を譲渡・連結除外してきた。

財務状況:売上変動と赤字の継続

2012年8月期の売上高18億円をピークに、2025年8月期は6億円と3分の1に減少した。2015年8月期には13億円だったが、2019年8月期に53億円まで急拡大し、その後2022年8月期19億円、2023年8月期12億円と縮小した。営業利益は2016年8月期に3億円の黒字を計上した以外はほとんどが赤字で、2024年8月期は営業損失7億円と過去最大の赤字となった。2025年8月期は営業損失3億円に改善したものの、依然として赤字である。純損失も2020年8月期に8億円の黒字を記録した後、2022年8月期以降は連続赤字である。財務基盤は自己資本比率が低く、第三者割当増資などで資金調達を行っている。

業界の中での役割は民間発電事業者および電力市場向けのエネルギー供給企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-50.0%
純利益
-3億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
再生可能 エネルギー 事業6億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電力会社・電力市場主力

太陽光発電所での売電事業と発電所の売買、太陽電池モジュール等の販売を行う。投資効率を重視した資産運用の観点から事業を展開している。

主な製品・サービス1
太陽電池モジュールおよび周辺機器
太陽光発電に必要なパネルや関連機器の仕入販売。

02防災・非常用電源市場準主力

LPガスや都市ガスを燃料とするエンジン搭載の非常用発電機を企画・開発・販売する。災害時や停電時の電源確保に貢献する。

主な製品・サービス1
非常用発電機
ガスエンジン式の発電機で、災害時や停電時の非常用電源として使用される。

03健康食品・化粧品市場副次

子会社ジー・スリーファクトリーを通じて健康食品と基礎化粧品の仕入販売を行う。また、菜種由来のバイオ燃料や化粧品原材料の製造を計画している。

主な製品・サービス2
健康食品
健康増進を目的としたサプリメントなどの食品。
基礎化粧品
スキンケアなど基礎的な化粧品。

製品と技術

太陽光発電所の開発・売買と売電事業

再生可能エネルギー事業の中核は、太陽光発電所の開発から売電、発電所売買まで一貫して手がけることにある。自社で開発・保有した発電所を電力会社に売電し売上を計上するほか、販売用不動産として発電所を第三者に売却する。2025年8月期には東急不動産株式会社向けに販売用太陽光発電所を売却し、467百万円の売上となった。また、中部電力ミライズ、東北電力などへの売電収入も継続している。太陽電池モジュールや周辺機器の仕入販売も行うが、2025年8月期の同セグメント売上は579百万円で全体の95.5%を占めた。

非常用ガスエンジン発電機の企画開発

新規エネルギー事業では、LPガスおよび都市ガスを燃料とするエンジン搭載の非常用発電機を開発している。災害時や停電時の電力供給を目的とし、企業のBCP対策に貢献する製品として位置づける。2025年8月期は同事業の売上はゼロであり、開発段階にある。有価証券報告書では、近年の自然災害頻発を背景に事業評価を進め、今後の開発方針を検討中と記載されている。具体的な製品名や販売開始時期は公表されていない。

系統用蓄電所とポータブル蓄電池への新規参入

2025年8月期、当社グループは再生可能エネルギー事業の拡大として系統用蓄電所事業に参入した。電力系統に直接接続し、市場を通じて調整力や供給力を提供する蓄電所を開発・保有する計画である。また、ポータブル蓄電池の仕入販売にも着手し、災害対策やアウトドア用途向けに販売を開始した。これらの製品は、既存の太陽光発電事業と組み合わせて総合的なエネルギーソリューションを提供するねらいがある。ただし、2025年8月期の売上にはまだ大きく寄与していない。

健康食品・基礎化粧品の販売と菜種バイオ燃料の製造計画

サステナブル事業では、子会社株式会社ジー・スリーファクトリーが健康食品と基礎化粧品の仕入販売を行う。2025年8月期の売上は27百万円(前期比76.8%減)と低迷した。同社は化粧品製造販売業許可を取得し、メーカーとして直接市場に供給する準備を進めている。また、日本グリーン油田開発株式会社において菜種からバイオ燃料や化粧品原材料を製造する計画があり、ジー・スリーファクトリーがその販売窓口となることで事業シナジーを図る。ただし、バイオ燃料の本格生産はまだ開始されていない。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ストレスチェック等で内需特化、小規模

アスリナは、ストレスチェックサービス「CATCH THE DREAM」を主力とする情報・通信業の企業です。同業他社である「VRain Solution」や「Cocolive」と比較しても、売上高は2024/8期で3億円と極めて小規模で、営業赤字が続いています。国内のストレスチェック市場は健康経営の浸透により一定の需要があるものの、大手人材系企業や医療系ベンダーとの競争が激しく、アスリナの市場シェアは低いと推定されます。製品・サービスは内需に依存しており、海外展開は見られません。また、2024/8期には売上が大幅に減少し、収益悪化が顕著です。2025/8期は売上回復が見込まれるものの、依然として赤字が継続する予想であり、業界内での競争力は弱いと言わざるを得ません。

強み

  • 「CATCH THE DREAM」は独自の質問紙法とAI分析を組み合わせ、従業員のメンタル健康を可視化。
  • 近年、企業の健康経営意識が高まり、ストレスチェックの義務化も追い風に。
  • 組織が小さいため、顧客ニーズに合わせたカスタマイズや迅速なサービス改善が可能。
  • クラウドベースのサービスで導入が容易、リモートワーク環境でも利用しやすい。

課題

  • 2024/8期売上は3億円と業界内で著しく小さく、経営基盤が脆弱。
  • 2023/8期以降赤字が続き、2025/8期もマイナス予想。黒字化の目途が立たない。
  • 大手人材・IT企業が提供する類似サービスとの競争で、価格・機能面での優位性を打ち出せていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がアスリナ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
13647アスリナ23億円
24424Amazia23億円
33796いい生活23億円28.9倍
43930はてな23億円16.4倍
54388エーアイ23億円20.8倍
65126ポーターズ23億円17.9倍
73042セキュアヴェイル23億円21.8倍
84170Kaizen Platform23億円
95138Rebase23億円31.2倍
105125ファインズ22億円36.4倍
114016MITホールディングス22億円29.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

携帯電話向けJavaソフト開発会社として2000年創業

2000年5月、東京都港区に資本金2,000万円で株式会社コネクトを設立した。当初の事業目的は携帯電話向けJavaソフトウェア開発であった。同年11月に事業所を千代田区へ移転し、2003年7月には商号を株式会社コネクトテクノロジーズに変更した。この時点では情報通信業が主業であり、現在のエネルギー・サステナブル事業とは全く異なる分野で事業を開始したことが特徴である。

マザーズ上場と商号変更(2004年~2011年)

2004年3月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。2005年3月に事業所を新宿区へ移転。2011年3月には株式会社コネクトテクノロジーズが株式移転により完全親会社として株式会社コネクトホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行した。同日、マザーズ市場にコネクトホールディングスの株式を新規上場。同時期に子会社の設立や買収を相次いで行い、株式会社ゲットバック・エンタテインメント(完全子会社)、株式会社SBY(完全子会社化)、株式会社ガット(子会社化)などを傘下に収めた。2011年9月には環境エネルギー事業分野に新規参入した。

グループ再編と環境エネルギー事業への集中(2012年~2015年)

2012年3月、子会社の株式会社ゲットバック・エンタテインメントを株式譲渡で連結除外し、同年9月には事業子会社であった株式会社コネクトテクノロジーズも譲渡した。これにより、創業以来のIT事業から撤退した。2014年11月には完全子会社として株式会社エコ・ボンズを設立し、太陽光発電関連事業を本格化させる。2015年1月には東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、上場区分が変わった。この時期、環境エネルギー事業への経営資源集中が進んだ。

ジー・スリーホールディングスへの改称と太陽光事業拡大(2016年~2018年)

2016年1月、商号を株式会社コネクトホールディングスから株式会社ジー・スリーホールディングスに変更した。同年7月から8月にかけて、完全子会社としてジー・スリーエコエナジー合同会社、ジー・スリーエコエナジーツー合同会社を設立(後の伊勢志摩メガソーラー合同会社)。11月には株式会社エコ・テクノサービスを設立し、太陽光発電所の運営管理を強化した。2017年8月には合同会社サンパワー鯉淵を持分取得により連結子会社化。2018年2月には株式会社Green Micro Factoryを設立し、2月には吸収合併で株式会社エコ・ボンズを消滅させた。同年10月には永九能源株式会社を完全子会社化するなど、太陽光発電事業を積極的に拡大した。

事業ポートフォリオの縮小と再編(2019年~2023年)

2019年5月、伊勢志摩メガソーラー合同会社を持分売却で連結除外。同年8月には永九能源株式会社を譲渡。2020年1月には株式会社SBYおよび株式会社Green Micro Factoryを株式譲渡で連結除外した。2021年2月には株式会社ジー・スリーファクトリーを新設し、サステナブル事業(健康食品・化粧品)に参入。しかし2023年3月には株式会社エコ・テクノサービスを譲渡し、再び子会社数が減少した。この期間、太陽光発電所の売却や子会社整理が相次ぎ、売上高も2019年8月期の53億円から2023年8月期には12億円まで減少した。

再成長への布石:系統用蓄電所と日本グリーン油田(2024年以降)

2024年7月、日本グリーン油田開発株式会社を設立し、菜種によるバイオ燃料・化粧品原材料の製造を計画する。同時に、系統用蓄電所事業への参入を決定し、ポータブル蓄電池の仕入販売にも着手した。2025年8月期の有価証券報告書では、新たな事業領域として低炭素冷媒事業(冷媒圧力センサー開発)への取り組みも記載されている。これらの動きは、縮小傾向にあった事業を再び拡大に転じるための布石と位置づけられる。なお、2025年8月期の売上高は606百万円(前期比134.1%増)と増収に転じたが、これは主に太陽光発電所の売却による一時的なものである。

年表32件を開く

2000年代

  • 2000年5月創業携帯電話向けJavaソフトウェア開発事業を主たる目的として、東京都港区に資本金2,000万円で株式会社コネクトを設立
  • 2000年11月事業所を東京都千代田区へ移転
  • 2003年7月商号変更株式会社コネクトから株式会社コネクトテクノロジーズに商号変更
  • 2004年3月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2005年3月事業所を東京都新宿区に移転

2010年代

  • 2011年3月創業株式会社コネクトテクノロジーズが株式移転の方法により株式会社コネクトホールディングスを設立
  • 2011年3月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式会社コネクトホールディングスの株式を上場
  • 2011年3月M&A完全子会社として株式会社ゲットバック・エンタテインメントを設立
  • 2011年3月M&A株式会社SBYを完全子会社化
  • 2011年4月事業所を東京都港区に移転
  • 2011年6月M&A株式会社ガットを子会社化
  • 2011年9月M&A完全子会社として株式会社DLCを設立
  • 2011年9月株式会社コネクトテクノロジーズにおける新たな事業として、環境エネルギー事業分野に進出
  • 2012年3月株式会社ゲットバック・エンタテインメントを株式譲渡により連結から除外
  • 2012年9月株式会社コネクトテクノロジーズを株式譲渡により連結から除外
  • 2014年11月M&A完全子会社として株式会社エコ・ボンズを設立
  • 2015年1月東京証券取引所市場第二部へ市場変更
  • 2016年1月商号変更株式会社コネクトホールディングスから株式会社ジー・スリーホールディングスに商号変更
  • 2016年7月M&A完全子会社としてジー・スリーエコエナジー合同会社を設立
  • 2016年8月M&A完全子会社としてジー・スリーエコエナジーツー合同会社を設立(2017年5月に伊勢志摩メガソーラー合同会社に商号変更)
  • 2016年11月M&A完全子会社として株式会社エコ・テクノサービスを設立
  • 2016年12月事業所を東京都品川区に移転
  • 2017年8月M&A合同会社サンパワー鯉淵を持分取得により連結子会社化
  • 2018年2月M&A完全子会社として株式会社Green Micro Factoryを設立
  • 2018年9月M&A当社を存続会社、株式会社エコ・ボンズを消滅会社として吸収合併
  • 2018年10月M&A株式取得により永九能源株式会社を完全子会社化
  • 2019年5月伊勢志摩メガソーラー合同会社を持分売却により連結から除外
  • 2019年8月株式譲渡により永九能源株式会社を連結から除外

2020年代

  • 2020年1月株式譲渡により株式会社SBY及び株式会社Green Micro Factoryを連結から除外
  • 2021年2月M&A完全子会社として株式会社ジー・スリーファクトリーを設立
  • 2023年3月株式譲渡により株式会社エコ・テクノサービスを連結から除外
  • 2024年7月創業日本グリーン油田開発株式会社を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    再エネ・蓄電池事業の拡大

    太陽光・風力・水力など再生可能エネルギーの開発・発電・販売を拡大するとともに、系統用蓄電所やポータブル蓄電池の事業に参入し、電力需給調整や災害時の電力供給に貢献する。

  2. 02

    脱炭素ソリューションの提供

    カーボンニュートラルに向けたCO2排出削減・回収・再利用につながる製品・サービスの開発・提供を進める。

  3. 03

    サステナブル事業の推進

    新しい生活様式におけるサステナブルなソリューションとして、化粧品製造販売や土地活用提案など、地域活性化を含む総合サービスを開発・提供する。

  4. 04

    事業ポートフォリオの強靭化

    選択と集中により、再エネ・新規エネルギー・サステナブルの3領域で事業を展開し、新たな事業領域や海外への投資を進めてポートフォリオを拡大する。

  5. 05

    人的資産の強化と内部統制の充実

    多様な人材の活用、働きがいのある職場環境の整備、デジタルスキル向上やリスキリング支援を進める。過去の不適切会計を踏まえ再発防止策を継続し、コンプライアンスとガバナンスの強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で14人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は620万円で、9期前と比べて8.2%平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は1.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月28
2017年8月30
2018年8月44
2019年8月67641.32.538
2020年8月59443.41.917
2021年8月59042.02.420
2022年8月60741.52.820
2023年8月61547.42.513
2024年8月65345.22.211−6,364
2025年8月62043.91.714−2,143

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
太陽光発電所 — 和歌山県岩出市81百万円
再生可能 エネルギー事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本グリーン油田開発(株)
    鹿児島県肝属郡肝付町 · 連結子会社
    議決権66.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は6億円営業利益-3億円前期と比べると増収で、売上が+100.0%。

売上高
+100.0%
6億円
営業利益
-3億円
純利益
-3億円
営業利益率
-50.0%
前期比 +183.3%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高12億円6億円
営業利益-2億円-3億円
純利益-3億円-3億円
1株あたり配当¥8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は5億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+400.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1−1−100.0−1
2023年4Q1−3
2024年1Q1−1−100.0−1
2024年2Q0−1−1
2024年3Q1−1−100.0−1
2024年4Q1−4−400.0−4
2025年2Q1−2−200.0−2
2025年4Q5−1−20.0−1
2026年2Q0−2−2
2026年3Q500.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は18億円から6億円へ33%に減った。直近期の営業利益率は-50.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月18−1−2
2013年8月1500
完全子会社として株式会社エコ・ボンズを設立
2014年8月1500
2015年8月13−1−2
完全子会社としてジー・スリーエコエナジー合同会社を設立
2016年8月2833
合同会社サンパワー鯉淵を持分取得により連結子会社化
2017年8月2820
完全子会社として株式会社Green Micro Factoryを設立
2018年8月251−2
2019年8月53−17
2020年8月5588
完全子会社として株式会社ジー・スリーファクトリーを設立
2021年8月3320
2022年8月190−5
2023年8月12−3−5
日本グリーン油田開発株式会社を設立
2024年8月3−7−7−233.3−7
2025年8月6−3−3−50.0−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高6億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-50.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-50.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金100.0%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金50.0%3億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-50.0%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
0.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比58.4pt
-50.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比56.6pt
-50.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-25.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-35.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は6億円で、売上の12.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月0−11−11
2013年8月0−11−11
2014年8月0−22−21
2015年8月−22202
2016年8月5−3126
2017年8月−3−4244−455
2018年8月−1−36−47
2019年8月523−28286
2020年8月−313−9107
2021年8月26−11−51516
2022年8月10−4113
2023年8月−8−1−1−92
2024年8月−101−13
2025年8月30−136

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は12億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は56.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月71617.1
2013年8月74360.8
2014年8月95454.1
2015年8月167940.4
2016年8月1410468.9
2017年8月74106413.0
2018年8月958878.0
2019年8月63125119.7
2020年8月45242153.8
2021年8月38251365.7
2022年8月2920968.9
2023年8月2115671.6
2024年8月1610564.9
2025年8月127556.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
5億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中6位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中600位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-50.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
100.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
6.7%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥120で、1年前と比べて-21.1%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥120-2.4%1ヶ月+7.1%1年-21.1%時価総額23億円
過去52週の値幅
安値¥106高値¥239

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR3.15倍
配当利回り6.67%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は116円、前日比-6.5%だが、月間では横ばい。25日線(119.12円)を下回る、75日線・200日線も下回る。52週高値(239円)からは51%下落。6/26以降、出来高は急増し、7/8には270万株と高水準。週足では反発後調整。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績悪化からの再生が投資の焦点。強気派は、少額で時価総額も22億円と低く、新規ヒットアプリやM&Aによるターンアラウンドの可能性に期待。また、無借金で現預金も一定額あり、倒産リスクは低いとみる。弱気派は、売上高が3億円まで縮小し、営業赤字が継続している点を重視。黒字化のメドが立たず、既存アプリの収益力低下が止まらない。明確な成長戦略が見えないため、投資妙味は薄いとの見方。

プラスに働く材料7
  • 再生可能性への期待

    時価総額22億円と小さく、ヒットアプリで一気に変わる可能性。

  • 無借金経営

    有利子負債がなく、財務破綻リスクは低い。

  • 現預金の存在

    一定の運転資金があり、事業継続は可能。

  • FY25売上高2倍で赤字縮小2025年8月期影響

    売上高3→6億円、営業損失-7→-3億円、改善トレンド

  • 低株価による投資妙味不定影響

    株価113円、年初来安値圏で需給改善の余地

  • 事業再編による黒字化期待不定影響

    不採算事業の整理でコスト削減、FY26以降の黒字化視野

  • 株主優待や資本政策の変更不定影響

    株価低迷で株主優待拡充や自社株買いの可能性

マイナスに働く材料7
  • 売上の急激な減少

    3期連続減収で売上高3億円、回復の兆しなし。

  • 継続的な営業赤字

    営業損失が続き、黒字化のめどが立たない。

  • 競争力の低下

    主力アプリの収益力が衰え、新規開発の成果も不透明。

  • 売上高がピーク比75%減通年影響

    FY23売上12億円→FY24売上3億円、事業の大幅縮小

  • 営業赤字3億円の継続2025年8月期影響

    営業損失3億円、売上高6億円の50%損失

  • 純損失3億円で財務悪化2025年8月期影響

    純利益-3億円、自己資本減少リスク

  • 上場維持条件の達成困難不定影響

    債務超過や監理銘柄指定のリスク、時価総額22億円でも危険

次の決算で確かめる点
売上高
再生への第一歩はトップラインの回復。
営業損益
赤字幅の縮小が事業改善の進捗を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から46.7%いまの株価に対する利回りは6.67%。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
6.67%
いまの株価に対して
配当性向
12.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年8月10
2018年8月1550.0
2019年8月8−46.712.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ6,836人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が17.4%を占め、残る82.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他69.375.767.376.676.874.3
事業法人27.421.723.013.018.417.3
自己株式5.65.75.75.75.35.3
証券会社3.01.77.38.82.94.3
外国法人0.10.82.31.11.33.3
外国人個人0.10.10.10.40.40.8
金融機関0.20.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01西村 浩15.28
02オーエスシーエンジニアリング株式会社4.65
03SK TEC株式会社2.63
04株式会社SBYデジタルプロダクツ2.58
05株式会社シンキ2.38
06楽天証券株式会社1.95
07森 昭平1.70
08株式会社サンライフコーポレーション1.55
09成富 直行1.55
10陳 尚春1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−344%、1株純資産は13期で+408%。直近期のROEは1.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年8月−4
2013年8月1716.169.1
2014年8月092.6219.8
2015年8月−310
2016年8月197231.748.8
2017年8月−270
2018年8月−1453
2019年8月498669.66.4
2020年8月5214544.74.0
2021年8月21471.4257.7
2022年8月−27120
2023年8月−2991
2024年8月−4255
2025年8月−1738

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/8期の役員報酬は総額50百万円。

氏名役職年齢保有株数
山元秀樹代表取締役社長73
髙橋龍馬取締役経営管理本部長49
橋本真樹夫取締役631,000
泉信彦取締役6023,000
河野芳隆取締役(監査等委員)72
阪井大取締役(監査等委員)40
布施恭祐取締役(監査等委員)41

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)828284
社外取締役722223

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容963字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 株式会社ジー・スリーホールディングス(以下、「当社」という。)は、2011年3月1日付で株式会社コネクトテクノロジーズが株式移転により、同社の完全親会社として設立した持株会社であります。 当社は、一部の子会社を除き、事業子会社の株式を100%保有し、グループ全体の経営戦略及び管理業務(財務・経理・総務・人事・情報システム)を担うとともに、事業部門として各環境関連事業を展開しております。また、当社は企業テーマとして「ヒトとヒトとの繋がりを大事にし、志を持ち、人生に彩を。」、「つながりで人をゆたかに。社会をもっと活性化し続ける」、「世界を取り巻く社会・環境問題の解決と社会貢献を目指して。」というスローガンを掲げており、再生可能エネルギー事業及び非常用発電機事業にて人類が生活を営む上で欠かせない電力エネルギーを提供するほか、ヒト及び社会が輝けるサステナブルなソリューションの提供を目指しております。 当連結会計年度末の当社及び関係会社(以下、「当社グループ」という。)は、当社及び連結子会社6社の計7社により構成され、以下の3つの領域で事業を展開しております。 (1) 再生可能エネルギー事業 投資効率を踏まえた資産運用の観点から、電力会社に対する売電事業及び太陽光発電所の売買事業、太陽電池モジュール及び周辺機器等の発電関連商材の仕入販売を行っております。これらの事業活動により発生した損益は、セグメントの分類上、「再生可能エネルギー事業」に区分しております。 (2) 新規エネルギー事業 LPガス及び都市ガスを燃料とするエンジンを搭載した非常用発電機等の企画・開発及び販売活動等を行っております。これらの活動により発生した損益は、セグメントの分類上、「新規エネルギー事業」に区分しております。 (3) サステナブル事業 ヒトが持つ潜在エネルギーを引き出して健康を増進させる事業分野として、当社100%出資子会社の株式会社ジー・スリーファクトリーを通じて健康食品及び基礎化粧品の仕入販売を行っております。また、菜種によるバイオ燃料及び化粧品原材料等の製造・販売を行う計画であります。これらの事業活動により発生した損益は、セグメントの分類上、「サステナブル事業」に区分しております。 <事業系統図>
経営方針・対処すべき課題4,724字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針について 当社は、グローバル(世界に向かう)、グレート(壮大な)、グループ(集団)という3つの“G”を掲げ、世界に誇れる日本企業を志向し、全てのステークホルダーへの還元を最重要課題として位置付け、魅力ある企業づくりを目指すとともに成長し続ける企業として事業活動を行っております。 また、気候変動やSDGsの達成といった社会課題を解決する事業展開など、絶えずより良い未来を創造することを志向してビジネスを展開していくことこそが私たちの企業使命であるという認識のもと、当社のグループテーマである「脱炭素社会における環境負荷にならないクリーンなエネルギー提供」、「新しい生活様式におけるヒトと社会が輝けるサステナブルなソリューションの提供」を実現すべく、当連結会計年度の経営に取り組んでまいりました。 目下のところ、ウクライナ情勢やイスラエル情勢の不安定化など、世界経済は大きな変動に直面しております。こうしたなか、当社は、中長期的な視点で環境変化に対応できる事業ポートフォリオの構築を目指し、再生可能エネルギー事業を中心に据え、今後も企業の存在意義とは何かを常に念頭に置き、社会課題解決への貢献を目指した新たな事業領域に挑戦し続けるべく、以下のような取り組みを進めてまいります。 ・再生可能エネルギー事業の拡大 太陽光、風力、水力など、さまざまな再生可能エネルギーの開発・発電・販売の可能性を検討し、取り扱い量を拡大してまいります。 ・脱炭素社会に向けたソリューションの提供 カーボンニュートラルに向けた施策や、CO2排出量の削減・回収・再利用につながる製品・サービスの提供に向けた活動を進めてまいります。 ・新しい生活様式におけるサステナブルなソリューションの提供 再生可能エネルギー向けの事業用地を含め様々な土地活用提案や仲介業務など、地域の活性化を含めた総合的なサービスの開発・提供を進めてまいります。 当社は、これからも企業の存在意義を見つめ直し、社会課題解決への貢献を目指した新たな事業領域に挑戦し続けることで、世界に誇れる日本企業として、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 (2) 経営環境について 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用及び所得環境の改善やインバウンド需要の増加がみられ、緩やかに景気が回復する動きがみられました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢や中東地域をめぐる情勢の長期化、原材料・エネルギー価格の高騰、物価の上昇、世界的な金融資本市場の影響や中国経済の懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 (3) 今後の事業環境見通しと経営戦略について 当社グループが主要事業とする再生可能エネルギー業界におきましては、脱炭素社会の実現に向けた国内外の政策支援や技術革新が進展し、太陽光発電、系統用蓄電池など多様な電源の導入が加速しています。国内においては、2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画において、2040年度までに温室効果ガス排出量を73%削減する目標が掲げられ、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入する方針が示されました。これにより、地域分散型電源の整備や系統安定化技術へのニーズが高まっており、引き続き持続可能なエネルギー供給体制の構築が求められております。 このような事業環境のもと、当社グループは、事業を通じて社会課題を解決し、一企業として堅実な利益を生み出しながら、「ヒトと社会にゆたかさ・彩りを」という企業理念を実現すべく事業展開を行っております。当社は再生可能エネルギー事業を事業領域の中心に据えつつも、将来に向けた持続的な成長を継続するために、事業ポートフォリオのしなやかな強靭化が不可欠となります。そこで、当社グループでは事業領域の選択と集中への取り組みを進め、当連結会計年度においては、再生可能エネルギー事業、新規エネルギー事業及びサステナブル事業の3領域において事業を展開してまいりました。 再生可能エネルギー事業では、電力安定のために太陽光発電所の日中出力抑制や、今後見込まれる廃棄太陽光パネルの取り扱い、景観や自然環境問題から発電所設置周辺住民への説明対応の厳格化、関連法案の追加公布への対応など、課題も山積しております。こうしたなか、当社グループは、電力系統に直接接続された系統用蓄電池であり、市場を通じた調整力や供給力を担う系統用蓄電所の需要が急速に高まっていることから、当社グループでの蓄積してきた再生可能エネルギー事業の知見と実績を活かし、高い社会需要や成長性が見込まれる系統用蓄電所事業への参入をおこないました。また、近年において災害対策として需要が高まっているポータブル蓄電池の仕入販売にも着手し、企業のBCP対策、災害時や停電時の電力供給の一助となるべく事業を拡大してまいります。 新規エネルギー事業では、近年の天候不順及び相次ぐ台風等による自然災害が頻発することに鑑み、被災地域におけるエネルギー供給は社会的意義が大きいとの観点から、「非常時における電力供給」に着目したLPガス及び都市ガスエンジン搭載非常用発電等の事業評価を進め、今後の開発方針の検討を進めております。 サステナブル事業では「新しい生活様式におけるヒトと社会が輝けるサステナブルなソリューション提供」を実現することを目的とした当社グループの長期的な戦略領域です。当連結会計年度におきましては、当社子会社である株式会社ジー・スリーファクトリーで化粧品原材料の仕入れルートを確保したことや、同じく子会社である日本グリーン油田開発株式会社において生産を予定する化粧品原材料の受皿として事業シナジーを図れることなどから、株式会社ジー・スリーファクトリーが直接メーカーとして、市場に化粧品を供給すべく化粧品製造販売業許可を取得しました。当社グループでは、今後も「サステナブル」をテーマに、「ヒトと社会」が抱える生活・環境・資源等の様々な課題を解決するビジネスを積極的に推進したいと考えております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について 当社グループでは、他社との差別化を図り、持続的な成長の実現と収益基盤強化のため、以下の課題について積極的に取り組んでまいります。 ① 事業ポートフォリオの拡大について 当社グループ事業の中核である再生可能エネルギー事業分野において、固定価格買取制度(FIT)の段階的な見直しに伴う未稼働太陽光発電所案件の減少により、物件価格の高騰が進んでおり、物件の確保や利幅の維持が難しくなる懸念があります。FIT案件の減少に伴い、FITを利用しない(Non-FIT)事業モデルの開発が盛んに行われており、その中で、第三者が太陽光発電所を所有することにより初期投資を抑えるPPA(Power Purchase Agreement)モデル等が注目されております。また、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、天候や季節により変動する発電量への対応や、需要の少ない時間帯に生じる余剰電力増大に伴う発電所の出力抑制の増加など、電力需給バランスの課題が顕在化しております。こうした課題の解決策として注目されているのが、電力系統に直接接続された系統用蓄電池であり、市場を通じた調整力や供給力を担う系統用蓄電所の需要が、急速に高まっており、当社グループは、これまで蓄積してきた再生可能エネルギー事業の知見と実績を活かし、高い社会需要や成長性が見込まれる系統用蓄電所事業への参入を決定いたしました。当社グループを取り巻く事業環境を注視しつつ、収益基盤の強化に向け、エネルギー事業領域における新展開の検討やシーズの探索、さらに、新たな事業領域及び海外での事業展開へ進出するための投資を行い事業ポートフォリオの拡大に努めてまいります。 ② 業務提携や資金調達力、資金調達等の経営戦略について 当社グループの売上・利益の一層の拡大及び経営基盤の安定を図る上で、ビジネスネットワークの構築と拡大及び資金調達力の向上は必要不可欠です。その為にも、当社グループ事業とのシナジーが期待できる優良事業を持つ企業との連携を積極的に推進してまいります。また、当社グループが安定的に成長していく過程において、太陽光発電所及び系統用蓄電所の取得、新規エネルギー事業及びサステナブル事業における研究開発並びに海外での事業展開のために相応の資金が必要であり、今後も資金調達力の強化と調達方法の多様化に取り組んでまいります。 ③ 人的資産の強化 当社グループは、営業・企画機能を担う人材を中心に、人的資産の強化が持続的成長の鍵であると認識しております。これに対応するため、社内外の多様な人材の活用を進めるとともに、従業員が働きがいを感じられる魅力的な職場環境の整備に取り組んでおります。 また、地域社会との連携を強化し、地域人材の知見やネットワークを活かした事業推進を図ることで、地域共生型の企業活動を目指しております。加えて、急速に変化する事業環境に対応するため、デジタルスキルの向上やリスキリング支援を通じて、従業員の能力開発を促進し、組織の柔軟性と競争力の向上を図ってまいります。 さらに、企業としての社会的責任を果たすべく、コンプライアンス意識のさらなる向上にも注力しております。法令遵守はもとより、倫理的な判断力や透明性の高い業務運営を従業員一人ひとりが実践できるよう、教育・啓発活動を継続的に実施し、信頼される企業風土の醸成を進めてまいります。 今後も、人的資本を企業価値の源泉と位置づけ、従業員の多様性を尊重しながら、エンゲージメントの向上と持続可能な成長の両立を目指してまいります。 ④ 内部管理体制の強化とコーポレート・ガバナンスの充実 当社は、過去に複数の不適切な会計処理の発生及び売上計上時期の適正性が認められない会計処理が発生した事態を受けて、2022年3月16日付けで公表した再発防止策並びに2022年5月20日付けで公表した改善計画・状況報告書の内容に従って、適切な内部管理体制の構築と運営を進めております。さらに、当社のコンプライアンス及びガバナンス体制を強化するため設置されたコンプライアンス委員会による監視のもと、再発防止策を継続して実施する体制を維持することが必要不可欠であると認識し、役職員が一丸となって取り組んでおります。引き続き、これらの施策を着実に実行するとともに、適正な内部統制の整備及び運用の一層の強化に向けて真摯に取り組み、内部管理体制の強化とコーポレート・ガバナンスの一層の充実を図ることが今後も極めて重要であると考えております。 (5) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等 当社グループは、ステークホルダーとともに持続的な成長を目指し、親会社株主に帰属する当期純利益の向上を実現することが重要と考えており、常にコスト意識を持って収益改善に取り組み、安定的かつ強固な経営基盤の確立と資本効率性の向上を目指していますが、具体的な比率目標等の客観的指標は設けておりません。 2026年8月期の連結業績予想につきましては、現時点では合理的な算定が困難であるため記載しておりません。今後、合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示いたします。
事業等のリスク6,228字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると認識しているリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループは、前々連結会計年度及び前連結会計年度において売上高が著しく減少している他、2023年8月期から3期連続して重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、当連結会計年度においては、営業キャッシュ・フローはプラスに転じて改善したものの、前期に引き続き営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことから、依然として継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。 当社グループとしましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載の通り、具体的な対応策として、既存事業の収益改善、新規事業の収益化及び不採算事業の撤退を進め、安定的な収益力の向上を確保し、販売費及び一般管理費の見直しによる経費削減及び運転資金の確保を継続的に進めることで健全な財務基盤の構築に取り組んでまいります。これらの取り組みにより売上高の拡大、営業損失の縮小及び営業キャッシュ・フローの改善、十分な資金確保に貢献し、事象又は状況の原因となっている要因を解消又は改善してまいります。 (2) 国のエネルギー政策について 当社グループが展開する再生可能エネルギー事業に関して、国のエネルギー政策が変更され、電力の固定価格買取制度、および電力需給調整市場における買取価格の引き下げや制限の設定等が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは、政策や制度の変更に関する動向等の情報収集に努め、太陽光発電所のセカンダリマーケットへの進出やエネルギー関連の新規事業への進出等、事業ポートフォリオの充実・拡大を推進しております。 (3) 開発リスクについて 当社グループが展開する再生可能エネルギー事業に関して、太陽光発電所や系統用蓄電所の開発において、その規模によっては、森林法、環境法等の法令や条例の規制を受け、かかる申請手続も複雑かつ多岐にわたるとともに、許認可がおりるまでの期間が長引く場合があります。また、発電所建設地の近隣住民の反対や行政の不同意等によって開発を中断せざるを得ない事態が生じることもあります。このような事象により、用地確保から発電所建設に至るまでの期間が予想以上に長引く場合や、当該案件の開発を断念せざるを得ない状況が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、太陽光発電所の開発候補地の取得に際しては、綿密な案件の事前調査・デューデリジェンスを行い、開発リスクを把握したうえで、重大なリスクが見込まれない案件の開発を行う方針としております。 (4) 気候変動リスク 当社グループが展開する再生可能エネルギー事業に関して、特に太陽光発電所の発電量は、気象条件により左右されます。地球温暖化が進むことで、海水温の上昇や降水量の増加などの影響により、日照時間の減少や、風速の低下などのリスクが高まることが懸念されています。日照時間の減少は太陽光発電所においては売電収入の減少に直結するため、気候変動は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループにおいて、最適な地域ポートフォリオの構築を念頭に取得資産の選定をすすめるとともに、保有設備について異常気象を想定した耐久性を備えるよう設計を行い、発電所の異常をタイムリーに自社で把握できるよう監視体制の強化に努めております。また、気候変動の進行を抑制するためにも、再生可能エネルギーの導入拡大に取り組んでおります。当社グループは、今後も気候変動への対応と脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。 (5) 災害リスクについて 当社グループが展開する再生可能エネルギー事業に関して、太陽光発電所の発電量は、太陽光パネル等の設備の劣化や天災・火災等の事故により、想定した発電量と実際の発電量との間に予期せぬ乖離が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが展開するサステナブル事業におけるバイオ燃料製造の研究開発に関しては、開発実験過程における火災、爆発等の重大な事故、又は地震、台風など自然災害による栽培農業への影響などにより、損害が発生するリスクがあり、仮に重大な事故が生じ、その原因が当社グループの責任と判断された場合は、損害賠償責任による多大な損害、事業の休止による機会損失等が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは、災害等による損失リスクを保険によりヘッジするほか、発電データのモニタリング、定期的なメンテナンス、点検などを組み合わせ発電能力の維持に努めております。なお、保険加入後においても、経営会議等においてその範囲は適切であるかについて適宜見直しを行う方針としております。 (6) 商品の安全性に関するリスク 当社グループが展開する再生可能エネルギー事業、新規エネルギー事業及びサステナブル事業に関して、ポータブル蓄電池、LPガス及び都市ガス用非常用発電機、基礎化粧品・健康食品のOEMを含む供給者として商品の安全性を最重要課題として認識し、適用される規制を遵守し商品に要求される全ての品質基準を満たすよう努めます。しかしながら、当社グループの努力にもかかわらず、商品がこれらの基準を満たさず、又は、その品質が低下し、安全性に問題が生じる可能性があります。このような問題は、当社グループにおいて生じ得るのみならず、当社の管理が及ばない販売先や仕入先・製造委託先において生じる可能性があります。これにより、費用を伴う製造中止、リコール又は損害賠償請求が発生し、また、当社グループの信用に悪影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは、商品に関するシリアル番号・ロット管理の徹底、管理規制に関する情報収集と仕入先及び製造委託先との綿密な情報交換と意思疎通に努めつつ、管理体制の強化を徹底し、委託先や保管先の定期的な品質管理の監査も行うことで、適切な品質管理を行うことを方針としております。 (7) 商品開発及び商品供給に関するリスク 当社グループが展開するサステナブル事業において、基礎化粧品・健康食品市場は、消費者嗜好の変化による影響を非常に受けやすい市場です。当社グループが収益及び利益を確保するためには、消費者の嗜好にあった魅力的な商品を提供することが必要となります。当社グループは、市場の変化を的確に把握するよう努めてまいりますが、当社グループが消費者の嗜好にあった魅力的な新商品を開発できる保証はありません。また、当社グループは、健康志向を有する消費者にとって魅力的な商品を開発することを重要な商品戦略の一つとしていますが、他社商品により競争が激化する可能性があります。消費者の嗜好に何らかの重大な変化が生じた場合や、当社グループがこのような変化を的確に把握し、又はこれに対応することができない場合、当社グループの商品の需要が減少し、また当社グループの競争力が低下し、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループは、商品の供給に関して、消費者の嗜好等を踏まえて需要を予測し、需給計画を立案していますが、当社グループの予測を超える需要が発生した場合等、需要に適切に応じられない可能性があります。この場合、当社グループは販売機会を喪失し、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループではこれらが重大リスクとならないよう、複数商品展開によるリスク分散、販売チャネルの分散をおこないつつ、消費者の嗜好変化のモニタリングと在庫管理と受発注状況、販売先とのコミュニケーションを毎日行っております。 (8) 原料や製品の市場動向について 当社グループが展開するサステナブル事業において、植物油を原料とするバイオ燃料、界面活性剤、肥料などの製造開発、それらの製品の実用化へ向けた研究開発等を行っておりますが、製品の研究・加工・製造の期間において、市場動向の影響を大きく受ける可能性があります。 当社グループは、市場の動向を常に見極め、価格や需給の変動リスクに対応しながら製造開発を行う方針でありますが、天候、為替、法規制など、様々な要因により当社グループが急激な需要の変化を適切にコントロールできなかった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市場の動向には引き続き注目しつつ、特定のサプライヤーに依存することなく、できるだけ寿命が長く、供給状況が安定した原料や製品の採用や入手経路の多様化を実現するための努力を行っております。 (9) バイオ燃料事業について 当社グループが展開するサステナブル事業において、バイオ燃料等の生産、製造、販売及び輸出入の事業展開へ向けた研究開発を行っておりますが、今後、バイオ燃料の研究開発や、製造・供給の商業化のための投資が増加する可能性があります。そのため、多額の投資を行ったにもかかわらず、研究開発の結果が得られない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、バイオ燃料事業への投資を行う際には、その市場性や採算性、計画や投資金額の妥当性などを経営会議等で慎重に調査検証した上で、研究開発を含めた事業運営を行う方針としております。 (10) 特定の技術への依存について 当社グループが展開するサステナブル事業において、製品の原料である植物の栽培、栽培された植物の加工事業を行っておりその栽培に独自の技術や栽培方法を採用しておりますが、今後、競合他社がより効率的な技術、又は高度な技術を開発し、当社グループの技術が陳腐化、あるいは技術改良が遅れた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは、保有技術の発展とノウハウの積み重ねをしつつ、外部協力者等との積極的な共同研究等を行うことで、新技術の開発から次世代の研究開発範囲の拡大等の異なった世代の開発を進めること、技術の応用範囲の拡大などによって、競合他社の技術進歩に対してリスク分散を図ることを実践しております。 (11)知的財産権、特許権等について 当社グループは、第三者が保有する知的財産権等を侵害することのないよう、外部への委託等により調査を行っておりますが、万一、当社グループが第三者の知的財産権等を侵害した場合には、当該第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の訴えを起こされる可能性があります。これにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 そのため、当社グループでは、事業運営に係る重要な知的財産・ノウハウ等については、当社グループが必要と認める調査を実施したうえで、重要性に応じて権利の取得を進めるなどの対応を行ってまいります。 (12)小規模組織及び少数の事業推進者への依存について 当社グループは従業員14名の小規模組織であり、取締役、従業員はそれぞれ、経営戦略、製品開発戦略、販売戦略、管理運営等の当社グループの業務に関して専門的な知識・技術を有し重要な役割を果たしています。これらの者が当社グループを退職するなど人材の流出が生じ、後任の確保が円滑に行えない場合、当社グループの事業展開及び経営成績に重要な影響が生じる可能性があります。 当社グループでは役員及び従業員への情報共有を徹底し権限移譲を進めるなど、組織体制としても柔軟性を高める強化を図りながら、優秀な従業員の確保による人的資産の強化や、社内外の技術・ノウハウを機動的に活用し職場環境を整え、費用対効果の高い福利厚生対策を実施してまいります。 (13)情報管理について 当社グループは、情報管理に関する内部管理体制を整備しております。しかしながら、不正アクセスや業務上の過失、記憶媒体の紛失等、何らかの原因により情報の漏洩事故が発生した場合、損害賠償費用の発生や信用失墜により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、情報の保管場所を社内から外部クラウドサービスへ移行させ、高水準のセキュリティで安全を担保しつつ業務の効率化を図る施策を行っております。 (14)今後の事業展開、新たな事業領域への展開について 当社グループは、再生可能エネルギー事業を主要事業に据えつつも、周辺領域を中心に新規事業の創出を行い、事業の拡大を図っていく方針です。事業拡大の際には多額の開発資金の拠出、人材の確保や設備の増強等追加費用が発生する可能性がありますが、必ずしも想定通りに事業開発が進捗しない場合もあります。また、事業拡大の手段として企業買収や提携等を行う可能性がありますが、必ずしも投資に見合った想定どおりの効果が得られない可能性もあります。 しかし、リスクは適切なコントロールが必要ですが、事業上の全てのリスクを回避していては、有望な投資機会を逃し、株主をはじめとするステークホルダー全体の利益を失う結果にもなりかねません。 当社グループでは、事業拡大に向けた投資判断に際しては、社内外の有識者・専門家からの情報収集やマーケット動向調査・分析を行い、取締役会や経営会議で十分な議論を行うほか、重要性に応じて、独立役員である社外取締役監査等委員3名を中心とした委員会形式により実行可否の検討を行うなど、慎重かつ健全なリスクテイクを行い得る体制構築に努めております。 (15)感染症等の影響について 新型コロナウイルス感染症は5類に移行したものの、年間を通して感染リスクはなくなることはなく、感染者によって経済活動の制限により社内業務に影響を及ぼすことによってマーケットが悪化し、また対面での営業活動が制限され仕入及び販売活動が滞り、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは引き続き、病原ウイルス及び細菌に対する感染予防は社会的意義が大変に高いと考え、自ら感染予防のための消毒OEM事業を開始し、かつ事業継続のため、従業員に感染症対策について教育を行うほか、感染予防を目的としたアクリルパーテーションの設置、従業員個別の事情に応じて感染リスクを抑えた勤務を認めるなど、感染状況に応じて柔軟な対応を行っております。 (16)関連当事者との取引について 当社グループは、公正なルールのもとでの適切な協力関係を確立いたしますが、これらの取組みが想定通りに進展せず、何らかの事情により、関連当事者との関係が悪化する、ないしはその取引が不適切なものとなった場合、当社グループの運営体制や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,894字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況 当連結会計年度における経営者による財政状態、経営成績の分析は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績等の状況 当連結会計年度において当社グループが推進したエネルギー関連事業及びサステナブル事業の具体的な取り組みは以下のとおりです。 (ⅰ)稼働中の太陽光発電所の仕入販売 (ⅱ)太陽光発電所の運営による売電 (ⅲ)太陽電池モジュール等の発電関連商材の仕入販売 (ⅳ)太陽光発電所及び小水力発電所の運営管理業務の受託 (ⅴ)非常用ガスエンジン発電機の開発 (ⅵ)健康食品及び一般医療機器の仕入販売 (ⅶ)基礎化粧品の仕入製造販売 (ⅷ)菜種によるバイオ燃料及び化粧品原材料等の製造、販売 上記事業について継続的に推進し発展させるとともに、系統用蓄電所、ポータブル蓄電池及び低炭素冷媒事業等の新たな事業領域の開拓に取り組み、収益基盤の強化を図っております。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は606百万円(前期比134.1%増)となりました。主な要因としては、当連結会計年度では、販売用不動産として保有している太陽光発電所を売却したことによる売上が計上されたためであります。 損益の状況については、太陽光発電所の売却と固定費の削減による販売費及び一般管理費の圧縮を実現したものの、サステナブル事業における健康食品、基礎化粧品及び一般医療機器の販売数量が減少したこと等から、連結営業損失は299百万円(前年同期は666百万円の損失)、連結経常損失は311百万円(前年同期は680百万円の損失)と営業損益、経常損益ともに損失の計上となりました。また、子会社において減損損失及び解約違約金を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は315百万円(前年同期は742百万円の損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比較して226百万円増加し、556百万円(前期比68.3%増)となりました。 当社グループの従来の資金需要のうち、主なものは、太陽光発電所案件の仕入、太陽光発電所建設に係る敷地及び設備取得資金等がありました。これは、太陽光発電所の建設は案件規模が大きいほど長期にわたり、また、建設期間が当初の想定より延びることも多々あるため、太陽光発電所案件へ投資する資金は、長期安定的な資金源による必要があり、自己資金及び金融機関からの長期借入、リース・割賦等の物件に紐づいたファイナンス手法や、エクイティ等により調達しておりました。 一方、提出日現在における、今後の重要な支出の計画につきましては、系統用蓄電所の取得、ポータブル蓄電池の仕入、低炭素冷媒事業に係る冷媒圧力センサーの開発等、新たな事業領域への進出に係る物件の取得、建設、研究や開発、人材の確保に係る費用、投資が想定しております。これらの必要資金について、自己資金で賄いきれない部分については、第三者割当の方法により調達してまいります。これは、長期安定的な方法により調達を行い、事業化を推進することが望ましいものと考えていることによります。 以上のとおり、当社グループは今後も積極的に資金調達を行い事業推進してまいりますが、経済環境の先行きが不透明な状況のなか、今後、事業環境はもちろん、資金の調達環境も大きく変わるリスクが想定されます。そのため、より安定的な資金が確保できる資本性資金による調達は当社グループにとって引き続き重要な資金調達手段であるものと位置付けております。こうしたことから、今後も新株の発行を含め自己資本の充実に努めつつ事業展開を推し進めることが資本政策の要諦と考えております。 なお、キャッシュ・フローの分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討の内容 ④キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析」に記載のとおりであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 再生可能エネルギー事業(千円)   285   △87.8 新規エネルギー事業(千円)   -   - サステナブル事業(千円)   6   △100.0 合計(千円)   291   △99.5 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は仕入価格によっています。 c.受注実績 重要性がないため記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 再生可能エネルギー事業(千円)   579,392   307.2 新規エネルギー事業(千円)   -   - サステナブル事業(千円)   27,154   △76.8 合計(千円)   606,547   134.1 (注)3.セグメント間取引については、相殺消去しております。 4.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年9月1日  至 2024年8月31日) 金額(千円)   割合(%) 中部電力ミライズ株式会社   70,525   27.2 株式会社リガード   66,489   25.7 東北電力株式会社   57,786   22.3 ステムリンク株式会社   49,871   19.2 相手先   当連結会計年度 (自 2024年9月1日  至 2025年8月31日) 金額(千円)   割合(%) 東急不動産株式会社   467,000   77.0 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討の内容 文中における将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたって、当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりです。連結財務諸表の作成にあたり見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、不確実性が内在しているため、将来生じる実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績) 当連結会計年度におけるセグメント毎の経営成績は以下のとおりです。 ・再生可能エネルギー事業 再生可能エネルギー事業は、主に当社にて展開しております。太陽光発電所を販売しつつ、その他の発電所の売電収入等により売上高は579百万円(前期比307.2%増)、セグメント損失(営業損失)は5百万円(前年同期は360百万円の損失)となりました。 ・新規エネルギー事業 新規エネルギー事業は、当社にて展開しております。当連結会計年度におきましては、主に非常用ガス発電機やマグネシウム電池等の商品化に向けた開発活動及び新規事業化に向けたシーズの探索を行いました。当連結会計年度において、引き続き費用が先行し、セグメント損失(営業損失)は0百万円(前年同期は5百万円の損失)となりました。なお、マグネシウム電池事業について、当連結会計年度において事業から撤退をしております。 ・サステナブル事業 サステナブル事業は、当社、株式会社ジー・スリーファクトリー及び日本グリーン油田開発株式会社にて展開しております。株式会社ジー・スリーファクトリーにおいては、基礎化粧品、健康食品及び一般医療機器等の仕入販売事業を展開しております。なお、都市鉱山事業、消毒OEM供給事業について、当連結会計年度において事業から撤退をしております。 当連結会計年度におきましては、計画に対して販売数量が低迷したことにより、売上高は27百万円(前期比76.8%減)、セグメント損失(営業損失)は24百万円(前年同期は36百万円の利益)となりました。 (財政状態) 当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末と比較して326百万円減少し1,223百万円となり、総負債は前連結会計年度末と比較して6百万円減少し528百万円となりました。 その内訳は以下のとおりです。 ・資産 流動資産は、前連結会計年度末と比較して320百万円減少し、1,082百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が222百万円増加した一方で、販売用不動産が532百万円減少したことによるものです。 固定資産は、前連結会計年度末と比較して6百万円減少し、141百万円となりました。その主な要因は、機械装置及び運搬具が6百万円減少したことによるものです。 ・負債 流動負債は、前連結会計年度末と比較して55百万円増加し、164百万円となりました。その主な要因は、その他流動負債が44百万円、未払金が9百万円増加したことによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末と比較して61百万円減少し、363百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が14百万円、長期設備関係未払金が37百万円減少したことによるものです。 ・純資産 純資産は、前連結会計年度末と比較して320百万円減少し、695百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純損失315百万円の計上により利益剰余金が315百万円減少したことによるものです。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は282百万円(前期は67百万円の使用)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純損失322百万円の計上による減少要因があったものの、棚卸資産の減少額433百万円、減価償却費91百万円、未払又は未収消費税等の増減額36百万円の増加要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は1百万円(前期は33百万円の獲得)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は54百万円(前期は142百万円の獲得)となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による支出22百万円、割賦債務の返済による支出35百万円の減少要因があったことによるものであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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