概要
フォルシアは、旅行・観光業界に特化したデジタルビジネスプラットフォーム事業を手掛ける企業である。独自の検索技術基盤「Spook」を軸に、複雑なデータ処理を高速化し、商品販売から予約管理までを統合するシステムを提供する。2024年12月に東京証券取引所グロース市場に上場。従業員数140名、本社は東京都新宿区。直近事業年度の売上高は22億円。
収益の二本柱: 開発収益と月額収益
フォルシアの収益は、主に開発収益と月額収益で構成される。開発収益は、顧客の基幹システム構築やカスタマイズ、コンサルティングに係るプロジェクト収入であり、進捗に応じて計上される。月額収益は、システム稼働後の運用保守費やライセンス使用料、サービス利用料であり、導入顧客数の増加に伴い安定的に積み上がる構造を持つ。従来「初期開発収益」と呼んでいた区分は、導入後も継続的に発生する開発があることから、現在は「開発収益」に統一している。
ターゲットは複雑なデータを扱う旅行・観光業界
フォルシアは旅行・観光業界を重点領域とする。この業界では日時、場所、部屋タイプ、食事条件、交通手段、経路など多様な要素が組み合わさり、在庫や料金が外部システムと連携して時々刻々と変動する。膨大で複雑なデータを高速かつ正確に処理するためには、高度なデータ処理能力と業界知識が不可欠であり、フォルシアは独自の検索技術基盤「Spook」を核として顧客の課題に対応している。
三つの顧客区分で事業を展開
フォルシアは顧客規模とサービス内容に応じて、事業をエンタープライズ、スタンダード、ベーシックの三区分で展開する。エンタープライズ領域では大手旅行会社向けに高度なカスタマイズを伴う基幹システムを構築し、開発収益と運用・保守収益を得る。スタンダード領域では中堅事業者向けに標準機能ベースの「webコネクト」を提供し、月額利用料による継続収益を中心とする。ベーシック領域では小規模事業者向けに標準化された共同利用型サービスを提供し、導入コストを抑えてデータ流通の裾野を広げる。
三つのプロダクトが連携するデータ流通基盤
フォルシアは検索技術基盤「Spook」、販売・業務基盤「webコネクト」、商品流通基盤「valueコネクト」の三つのプロダクトを展開する。Spookは顧客のデータ構造を最適化し高速検索を実現する。webコネクトは旅行商品の登録、検索、予約管理、電子クーポン発行、外部接続ゲートウェイなどの機能を統合的に提供する。valueコネクトは観光素材の提供者と販売事業者を接続し、商品情報と在庫の流通を共通基盤上で効率化する。これら三つが相互に連携し、業界横断的なデータ流通基盤を形成する。
業界の中での役割は旅行・観光業界向けのデジタルプラットフォーム提供会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| webコネクト | 17億円 | 77.3% | — | — |
| Spook | 4億円 | 18.2% | — | — |
| その他 | 1億円 | 4.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01旅行・観光業界主力
旅行・観光業界向けに、検索技術基盤「Spook」を活用したデータ処理システムの提供(ソリューション型サービス)と、商品販売・業務基盤「webコネクト」等の共同利用型サービス(SaaS型サービス)を提供。顧客規模に応じてエンタープライズ(大手旅行会社向け高度カスタマイズ)、スタンダード(中堅事業者向け標準機能ベース)、ベーシック(小規模事業者向け標準化サービス)の3区分で展開。
- Spook
- 顧客が保有する膨大かつ複雑なデータを高速かつ正確に処理する技術基盤。企業ごとに異なるデータ構造に柔軟に対応し、ECサイトを中心に採用されている。
- webコネクト
- 旅行・観光業界向けの商品販売・業務管理プラットフォーム。素材登録、検索、予約管理、電子クーポン発行、外部接続ゲートウェイ等の機能を統合的に提供する。
- valueコネクト
- 観光素材の提供者と販売事業者を接続し、共通の基盤上で商品情報及び在庫の流通を実現するサービス。
製品と技術
検索技術基盤Spook: 複雑データを高速処理
Spookはフォルシアの中核技術であり、顧客が保有する膨大で複雑なデータを高速かつ正確に処理する基盤である。強みは単なる検索結果の表示ではなく、企業ごとに異なるデータ形式や構造を整理・最適化し、高速処理可能な形式に変換する点にある。ECサイトを中心に採用され、複雑な条件の検索をリアルタイムで実現。顧客の販売機会の最大化に寄与する。特許「情報検索システム」もこの技術に基づく。
webコネクト: 旅行商品販売と業務管理の統合プラットフォーム
webコネクトは旅行・観光業界向けの商品販売・業務管理プラットフォームである。素材登録、検索、予約管理、電子クーポン発行、外部接続ゲートウェイなどの機能をモジュールとして提供。複雑な商品構造やリアルタイムな在庫・価格変動に対応し、標準機能をベースにしながらも顧客の業務要件に応じたカスタマイズを可能とする。多数の旅行会社に導入されており、共同利用型サービスとして提供される。
valueコネクト: 素材提供者と販売事業者をつなぐ流通基盤
valueコネクトは観光素材の提供者(サプライヤー)と販売事業者(セラー)を共通の基盤上で接続するサービスである。商品情報や在庫の流通を効率化し、従来個別に行われていたシステム連携やデータ統合作業を不要にする。これにより複数事業者間でのデータ流通が促進され、流通量の拡大や新たな販売機会の創出を可能とする。フォルシアはこの基盤上で成果連動型(テイクレート型)の収益獲得を目指している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
SaaS/IoT特化、成長鈍化と収益悪化
フォルシアは情報・通信業界において、SaaS/IoTソリューションを提供する企業。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やVRAIN Solution(AI活用)と競合。売上高は約23億円(2025年2月期)と小規模ながら、営業利益率は2025年2月期に8.7%と改善したが、2026年2月期には4.55%へ低下予想。成長鈍化と収益悪化が懸念される。
強み
- クラウド・IoT領域に特化し、先端技術への対応力が強み。特定業界向けソリューションで差別化。
- サブスクリプションモデルにより、継続的な収益基盤を構築。リカーリング収入が安定要因。
- DX需要拡大を背景に、市場自体は成長中。ニッチ分野でシェア拡大余地あり。
- 他社との提携による販路拡大や技術補完を進めており、規模拡大の可能性。
課題
- 営業利益率が8.7%から4.55%へ急低下。コスト増や競合激化が背景か。
- 2026年2月期の売上高は22億円と前期比減収予想。成長鈍化が顕著。
- 売上高20億円台の小企業。大手SaaSベンダーとの競争でリソース不足が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がフォルシア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 519Aベーシック | 25億円 | 8.6倍 |
| 2 | 340Aジグザグ | 25億円 | 11.2倍 |
| 3 | 4387ZUU | 25億円 | — |
| 4 | 9423フォーバル・リアルストレート | 25億円 | 14.8倍 |
| 5 | 304Aフォルシア | 24億円 | 49.8倍 |
| 6 | 3802エコミック | 24億円 | 20.7倍 |
| 7 | 4260ハイブリッドテクノロジーズ | 24億円 | 696.7倍 |
| 8 | 3970イノベーション | 24億円 | — |
| 9 | 5242アイズ | 23億円 | — |
| 10 | 4427EduLab | 23億円 | — |
| 11 | 4424Amazia | 23億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
新宿で創業、初のWebアプリをリリースした2001年
フォルシア株式会社は2001年3月、東京都新宿区新宿に資本金50,000千円で設立された。創業から約1年半後の2002年12月、同社初のWebアプリケーション「おまかせ!じゃらんナビ」をリリース。これは旅行・観光業界向けのシステム開発の始まりであり、後に同社の事業領域を特徴づける旅行データ処理への第一歩となった。
検索技術基盤Spookの獲得とオフィス移転
2005年1月、フォルシアは検索技術基盤「Spook」の第一号案件を獲得した。Spookは同社の中核技術となり、複雑なデータを高速に処理する基盤へと育っていく。事業拡大に伴い、2007年4月と2009年7月に新宿区内で本店を移転。さらに2016年9月にも同区内で移転を実施し、開発体制を強化した。
特許取得と働きがい認定で技術と組織を強化
2011年3月、フォルシアは「情報検索システム」の特許(特許第4707476号)を取得。検索技術の独自性を法的に保護した。2016年2月にはGreat Place to Work Institute Japanの「働きがいのある会社」ランキングでベストカンパニーに選出された。2017年9月には情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC 27001認証を取得し、信頼性の向上を図った。
子会社化と売却、そして上場への布石
2019年7月、フォルシアはボールドライト株式会社の株式85%を取得し子会社化したが、2022年8月に全保有株式を売却。2022年7月には京都大学との共同研究に基づくダイナミックプライシングに関する特許を取得(特許第7109027号)。これらの動きは、中核事業への集中と技術力の強化を示している。
東証グロース市場へ上場した2024年12月
2024年12月、フォルシアは東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時点での従業員数は140名、売上高は約23億円(2025年2月期)。上場により資金調達と知名度向上を図り、旅行・観光業界におけるデータ流通基盤の拡大を加速させる方針である。
フルスペック型webコネクトとvalueコネクトの投入
2025年5月、フォルシアは「フルスペック型webコネクト」を稼働させた。これにより旅行商品販売プラットフォームの機能を大幅に拡充。続く2026年2月には、観光素材の提供者と販売事業者を接続する「valueコネクト」の提供を開始した。これらのプロダクトは、単なるシステム提供からデータ流通基盤への進化を象徴している。
年表16件を開く
2000年代
- 2001年3月創業新宿区 新宿 にフォルシア株式会社(資本金50,000千円)を設立
- 2002年12月当社初めてのWebアプリケーション「おまかせ!じゃらんナビ」をリリース
- 2005年1月Spookの第一号案件を獲得
- 2007年4月事業拡大により、新宿区新宿(同区内)に本店を移転
- 2009年7月事業拡大により、新宿区新宿(同区内)に本店を移転
2010年代
- 2011年3月「情報検索システム」特許を取得(特許第4707476号)
- 2016年2月Great Place to Work ® Institute Japan 2016年「働きがいのある 会社」ランキング「ベストカンパニー」に選出
- 2016年9月事業拡大により、新宿区新宿(同区内)に本店を移転
- 2017年9月ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格である「ISO/IEC 27001(JIS Q 27001)」認証を取得
- 2019年7月M&Aボールドライト株式会社の85%の株式を取得し子会社化
- —webコネクトの第一号案件獲得
2020年代
- 2022年7月京都大学との共同研究に基づく、ダイナミックプライシングにかかる特許を取得(需要予測システム、価格決定システム、情報処理システム及びコンピュータプログラム、特許第7109027号)
- 2022年8月子会社ボールドライト株式会社の全保有株式を売却
- 2024年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年5月フルスペック型webコネクトが稼働
- 2026年2月valueコネクトを提供開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
エンタープライズ領域の基幹システム対応深化
大手旅行会社向けに、検索機能に加え基幹システム全体の機能強化を提供。顧客ごとの要望に応じた個別開発と共通プロダクト「webコネクト」を組み合わせ、複雑な商品構成や多様な販売チャネルに対応したシステム基盤を構築し、業務効率化とサービス高度化を支援する。
- 02
スタンダード・ベーシック領域へのプロダクト展開加速
中堅旅行会社や新規参入事業者に対し、エンタープライズ領域で培った知見を基に標準プロダクトを提供。サプライヤーや新規事業者が大規模投資なく販売機能を構築できる環境を整え、業界全体の生産性向上に貢献する。
- 03
データ流通基盤の構築と新収益モデルの確立
旅行・観光業界における「n対n」のデータ流通基盤を構築し、流通総額に連動するテイクレート型収益モデルを目指す。サプライヤーとセラーを横断的に接続し、業界全体の取引効率化と流通量拡大を支援する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で140人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は702万円で、1期前と比べて−1.7%。平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は5.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年2月 | 715 | 36.5 | 5.7 | 131 | 153 |
| 2026年2月 | 702 | 36.7 | 5.9 | 140 | 71 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達291万円政府統計の総合窓口(e-Stat)の機能向上に関する調査研究業務総務省 · 2019-02-01
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は22億円、営業利益は1億円。前期と比べると減収減益で、売上が-4.3%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 31億円 | 22億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 1億円 |
| 純利益 | 3億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
3期分
直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は1億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2027年1Q | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2021年2月期からの6期で、売上は14億円から22億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年2月 | 14 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年2月 | 17 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年2月 | 21 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年2月 | 19 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年2月 | 23 | 2 | 2 | 8.7 | 1 |
| 2026年2月 | 22 | 1 | 1 | 4.5 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高22億円のうち、営業利益として残るのは1億円で4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.0%11億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.5%10億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年2月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。期末の手元現金は13億円で、売上の7.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年2月 | −2 | 1 | — | −1 | 5 |
| 2024年2月 | 5 | −1 | — | 4 | 10 |
| 2025年2月 | 0 | −1 | 4 | −1 | 12 |
| 2026年2月 | 2 | −1 | — | 1 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2026年2月期の総資産は22億円。このうち返さなくてよい自己資本が20億円で、自己資本比率は92.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年2月 | 13 | 12 | 1 | 89.4 |
| 2022年2月 | 14 | 12 | 2 | 84.5 |
| 2023年2月 | 15 | 13 | 2 | 88.3 |
| 2024年2月 | 16 | 14 | 2 | 88.2 |
| 2025年2月 | 22 | 19 | 3 | 88.5 |
| 2026年2月 | 22 | 20 | 2 | 92.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中3位あたり、逆に低いのはROEで605社中540位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,970で、1年前と比べて-14.3%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 49.8倍 |
| PER (会社予想) | 8.8倍 |
| PBR | 1.22倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月下旬に1,795円から上昇を開始し、7月14日には1,998円まで上昇しました。7月21日には2,004円まで上昇しましたが、その後は調整し、8月4日には1,980円と、25日移動平均線(1,937円)を上回って推移しています。週足では上昇基調が続いており、出来高は7月15日に8,300株と高水準でしたが、その後は低調です。52週高値の2,749円に対してはまだ距離があり、上値は重いです。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER 50.01倍は同業界平均30.27倍を大きく上回るが、予想PER8.9倍と大幅な改善が見込まれており、将来の成長を考慮すると単純比較はできない。PBR1.23倍は平均3.46倍を下回り、ROE2.5%は低いが、配当は無配当で利回り0%。業績は横ばいで成長は限定的。現時点ではやや割高感があるが、予想の成長が実現すれば妥当な水準に近づくため、ほぼ妥当と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 49.8倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 8.8倍 | — |
| PBR | 1.22倍 | 2.96倍 |
| ROE | 2.5% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
ITインフラ需要は底堅い一方、競争激化による価格低下や人材不足が利益率を圧迫する懸念がある。強気派はストック型収益の安定性を評価し、クラウド需要の拡大を追い風と見る。弱気派は売上高の伸び悩みと利益率の低下を指摘し、成長鈍化を懸念する。
- ストック型収益の安定性
運用保守が売上の柱で、継続的な収入源がある
- クラウド需要の拡大
企業のクラウド移行が進み、関連サービスへの需要が増加
- 財務体質の健全さ
自己資本比率が高く、財務基盤が安定している
- 来期予想PER8.9倍と一気に割安へ2027年2月期影響強
現在PER50.01倍に対し来期予想は8.9倍、増益を市場が予想
- PBR1.23倍で下値が限定的継続影響中
純資産倍率1.23倍と資産価値に接近、割安感
- 売上高23億円の高水準を維持決算発表後影響中
2025年2月期23億円、2026年2月期22億円と高水準
- 株価調整で押し目買いの機会不定影響弱
直近1年で-5.4%と小幅調整、戻り余地を探る
- 売上高の伸び悩み
直近2期の売上高は横ばいで、成長が見込めない
- 利益率の低下
営業利益率が5%未満で、改善の兆しがない
- 競争の激化
ITサービス市場では価格競争が激しく、差別化が難しい
- 2026年2月期は減収減益決算発表後影響中
売上高23億円→22億円、営業利益2億円→1億円
- 無配当で株主還元がない継続影響弱
配当利回り0%、インカム需要を取込めない
- ROE2.5%と資本効率が低い通年影響中
自己資本利益率2.5%、利益創出力が弱い
- 外国人保有0.39%で需給が細い継続影響弱
海外投資家のシェア0.39%で売買が限定的
- ストック収入比率
- 継続的な収益の安定性を示す指標で、これが高いほど業績が安定する
- 営業利益率
- 価格競争の影響を受けやすく、収益力を測る重要指標
- 従業員一人当たり売上
- IT業界では人材が資源であり、生産性の変化を把握する
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ535人。区分でいちばん多いのは個人・その他で94.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が2.4%を占め、残る97.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 91.5 | 94.5 |
| 証券会社 | 5.6 | 2.8 |
| 事業法人 | 0.2 | 2.3 |
| 外国法人 | 2.1 | 0.4 |
| 金融機関 | 0.5 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 屋代 哲郎 | 33.01 |
| 02 | 屋代 浩子 | 32.87 |
| 03 | フォルシア社員持株会 | 8.96 |
| 04 | 株式会社SBI証券 | 1.84 |
| 05 | フォルシア役員持株会 | 1.50 |
| 06 | 新保 光栄 | 1.29 |
| 07 | ZETA株式会社 | 1.01 |
| 08 | 山田 尚紀 | 0.97 |
| 09 | 谷本 真一 | 0.81 |
| 10 | 吉村 龍吾 | 0.81 |
| 11 | 大久保 勉 | 0.81 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−99%、1株純資産は6期で−99%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年2月 | 3,434 | 118,889 | 2.9 | — |
| 2022年2月 | 2,628 | 121,516 | 2.2 | — |
| 2023年2月 | 130 | 1,335 | 10.2 | — |
| 2024年2月 | 99 | 1,434 | 7.2 | — |
| 2025年2月 | 127 | 1,574 | 7.8 | 15.7 |
| 2026年2月 | 40 | 1,614 | 2.5 | 46.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/2期の役員報酬は総額102百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 屋代浩子 | 代表取締役社長 | 61 | 404,900 |
| 屋代哲郎 | 代表取締役 | 61 | 406,700 |
| 山田尚紀 | 常務取締役 | 62 | 12,000 |
| 三坂紀 | 取締役 | 58 | 9,413 |
| 大西孝明 | 取締役 | 53 | 8,475 |
| 稲岡研士 | 取締役 | 70 | 305 |
| 谷本真一 | 常勤監査役 | 63 | 10,000 |
| 吉村龍吾 | 監査役 | 61 | 10,000 |
| 西村健 | 監査役 | 60 | 305 |
| 北上真一 | 取締役 | 68 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 86 | 86 | 14 |
| 社外取締役 | 3 | 10 | 10 | 3 |
| 監査役 | 1 | 6 | 6 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,035字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題9,768字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,172字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,473字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年2月期 第1四半期決算説明資料2026-07-14
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