概要
株式会社EduLabは、能力測定技術の研究開発を基盤に、テスト等ライセンス事業、AI事業、テスト運営・受託事業、テストセンター事業を展開する持株会社である。2015年設立、2018年東証マザーズ上場。連結売上高62億円(2025年9月期)、従業員232名。
CASECと英検Jr.を柱とするテスト等ライセンス事業
テスト等ライセンス事業では、IRT(項目応答理論)とCAT(コンピューター適応型)を採用したオンライン英語テスト「CASEC」、幼児・小学生向け英語プログラム「英検Jr.」を提供する。大学受験向け「TEAP CBT」は2024年10月でサービスを終了した。これらのテストは科学的根拠に基づき、大学や企業、個人に利用されている。
AI-OCRとChatGPT採点を核とするAI事業
AI事業では、手書き文字認識技術「DEEP READ」と、ChatGPTを活用した自動採点ソリューション「DEEP GRADE」を展開する。さらに、これらの技術を応用した英語ライティング学習サービス「UGUIS.AI」を2025年4月に有償化した。教育分野に限らず、金融機関などにも導入され、業務効率化に貢献している。
全国学力調査など公的機関向けテスト運営・受託事業
テスト運営・受託事業は、問題作成から印刷・配送・採点・分析までを一貫して受託する。主な顧客は文部科学省や地方公共団体であり、全国学力・学習状況調査の実施業務を担う。2025年にはスポーツ庁の体力調査やOECD-PISA調査の支援業務も受託し、公共案件での実績を積んでいる。
28都道府県約40拠点に広がるテストセンター事業
テストセンター事業は、CBT(コンピューター利用型試験)の実施会場を全国28都道府県約40拠点で運営する。2024年7月に新設分割で設立した株式会社EdTech RISEに株式会社Z会が49%出資し、共同運営体制を構築。IRTとAIを活用した作問・採点のトータルサポートも提供し、テストのCBT化を推進する。
業界の中での役割は教育測定技術と試験運営サービスを提供する教育関連企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2020/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| e-Testing/ e-Learning事業 | 64億円 | 77.1% | 26億円 | 40.6% |
| テスト運営・受託 事業 | 19億円 | 22.9% | 4億円 | 21.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01教育(テスト等ライセンス)主力
科学的根拠に基づく英語能力判定テスト「CASEC」や「英検Jr.」などを開発・提供。大学や企業、個人向けに英語能力の測定機会を提供し、教育機関での英語教育を支援する。
- CASEC
- IRTとCATを応用した英語能力判定テスト。コンピューター上で受験し、短時間で正確な英語力を測定できる。
- 英検Jr.
- 幼児・小学校低学年向けの英語学習・テストプログラム。英語に親しみ、楽しく学習できるシステムとして提供。
- TEAP CBT
- 大学入試向けの英語4技能テスト。2024年10月にサービス終了。
02AI(教育・業務自動化)準主力
AIを活用した商品を提供。手書き文字認識の「DEEP READ」やAI自動採点の「DEEP GRADE」、英語ライティング学習アプリ「UGUIS.AI」を展開し、教育現場や金融機関などの業務効率化に貢献する。
- DEEP READ
- AIによる手書き文字認識技術。大規模学力調査や金融機関などへの導入実績がある。
- DEEP GRADE
- ChatGPTを活用したAI自動採点ソリューション。問題の意図を解析し、即座に採点結果とフィードバックを返す。
- UGUIS.AI
- 英語ライティング学習サービス。AIが作文を採点し、学習アドバイスを提供する。2025年4月に有償化。
03テスト運営・受託準主力
国や地方公共団体、大学などの教育機関向けに、学力テストの問題作成から採点・分析・システム構築までを一括受託。テストの運営・実施に必要な機能を提供する。
04テストセンター準主力
全国28都道府県約40拠点にテストセンターを設置し、各種資格・検定試験のCBT(コンピューター受験)を提供。会場提供に加え、作問から採点までをトータルサポートする。
05その他(広告等)副次
広告事業などのサービスを展開。以前はオンライン学習プラットフォーム「英ナビ!」「スタギア」を運営していたが、2024年3月に撤退した。
製品と技術
IRTとCATを融合したオンライン英語テスト「CASEC」
CASECは、IRT(項目応答理論)とCAT(コンピューター適応型)を組み合わせた英語能力判定テストである。受験者の回答を分析しながら問題の難易度を調整するため、短時間で正確なスコアを提供できる。大学、企業、個人向けにライセンス提供され、20年以上の実績を持つ。
幼児から小学生向け「英検Jr.」
英検Jr.は、幼児から小学校低学年を対象とした英語教育・テストプログラムである。1994年から提供され、リスニング教材やテストを搭載した学習システムを学校や塾に展開。英語への親しみと異文化理解を目標とし、幅広い教育現場で利用されている。
手書き認識AI-OCR「DEEP READ」と自動採点「DEEP GRADE」
DEEP READは、膨大な手書きデータを分析して開発したAI-OCRで、大規模学力調査や金融機関などに導入されている。DEEP GRADEはChatGPTを活用した自動採点サービスで、記述式答案を即座に採点し、フィードバックも提供する。両者を組み合わせることで、教育現場のDXを推進する。
英語ライティング学習サービス「UGUIS.AI」
UGUIS.AIは、AI自動採点技術を応用した英語ライティング学習サービスである。2024年3月にBeta版を無料提供し、2025年4月に有償化。自学習だけでなく、教員の校務効率化にも寄与し、経済産業省の補助金事業者に採択された。中学校・高等学校での利用が補助対象となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
EdTech領域の成長企業、赤字継続
情報・通信業界に属し、EdTech(教育×IT)領域で個別最化学習サービスなどを展開。同業にはVRaiN Solutionやソラコムなどがあるが、売上規模は約71億円と中堅。直近の業績は2023年9月期71億、2024年9月期71億(営業赤字▲4.23%)、2025年9月期は62億円と減少見込みだが、営業利益率6.45%と黒字転換の予想。まだ事業モデルの収束が見えず、赤字からの脱却が課題。
強み
- EdTech市場は拡大中、独自の個別最化学習で差別化。
- 2025年9月期には営業利益率6.45%とプラス転換見込み。
- 学校法人や教育機関との連携実績あり、安定した受注基盤。
- GIGAスクール構想など官需を取り込み、売上安定化に寄与。
課題
- 2024年9月期は営業赤字で、収益化のスピードが課題。
- VRaiN Solutionなど同業スタートアップが追随、競争激化。
- 2025年9月期は売上62億と前期比減、新規顧客獲得が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がEduLab
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3802エコミック | 24億円 | 20.7倍 |
| 2 | 304Aフォルシア | 24億円 | 49.8倍 |
| 3 | 4260ハイブリッドテクノロジーズ | 24億円 | 696.7倍 |
| 4 | 3970イノベーション | 24億円 | — |
| 5 | 4427EduLab | 23億円 | — |
| 6 | 5242アイズ | 23億円 | — |
| 7 | 4424Amazia | 23億円 | — |
| 8 | 3796いい生活 | 23億円 | 28.9倍 |
| 9 | 3930はてな | 23億円 | 16.4倍 |
| 10 | 4388エーアイ | 23億円 | 20.8倍 |
| 11 | 5126ポーターズ | 23億円 | 17.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
株式移転で持株会社体制へ移行した2015年
2015年3月、株式移転により株式会社EduLabを設立し、持株会社制に移行した。同年4月には米国Edutech Lab, Inc.を買収し、海外展開の足がかりを得た。10月には子会社の教育測定研究所が文部科学省の全国学力調査(中学校)を受託し、公的機関向け事業の基盤を固めた。
2018年、東証マザーズ上場とAI-OCRサービス開始
2018年1月、手書き文字読み取りが可能なAI-OCRサービス「DEEP READ」の提供を開始。同年9月には子会社が全国学力調査(小学校)を受託し、12月に東京証券取引所マザーズに上場した。本社は2019年6月に東京都港区北青山から渋谷区道玄坂へ移転。
2020年、教育デジタルソリューションズ子会社化とテストセンター開設
2020年4月、簡易株式交換で株式会社教育デジタルソリューションズを子会社化。6月には子会社の教育測定研究所がテストセンターの運営を開始し、CBT事業に参入。同年10月には東証市場第一部に指定され、成長基盤を強化した。
2022年の市場変更とグロース市場移行
2022年2月、東京証券取引所の市場変更により、第一部からマザーズへ指定替え。同年4月の市場区分見直しでマザーズからグロース市場に移行した。この間、不採算事業の見直しが進められ、経営の効率化が図られた。
2023年、ChatGPT活用と子会社再編による事業整理
2023年5月、ChatGPTを活用したAI自動採点ソリューション「DEEP GRADE」の提供を開始。10月には子会社の教育測定研究所が教育デジタルソリューションズを吸収合併。12月にはサクセススペース株式会社などを子会社化し、事業ポートフォリオの見直しを加速させた。
2024年の本社移転とテストセンター事業の分離
2024年2月、本社を東京都港区港南に移転し、家賃負担を削減。同年7月、テストセンター事業を新設分割により株式会社EdTech RISEとして分離し、株式会社Z会が資本参画した。これにより、CBT事業の効率的な運営体制を構築した。
2025年の海外子会社整理と全利益黒字化達成
2025年9月期、中期経営計画の3つの改革(事業構造改革・コスト構造改革・組織体制改革)が功を奏し、営業利益3.9億円、経常利益4.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益0.16億円と全利益区分で黒字化を達成。同時に海外子会社の清算・統合を進め、10月にはEdutech Lab, Inc.がDoubleYard Inc.を吸収合併した。
年表19件を開く
2010年代
- 2015年3月創業株式移転により株式会社EduLabを設立し、持株会社制へ移行。
- 2015年4月M&A米国Edutech Lab, Inc.を買収。
- 2015年10月子会社の株式会社教育測定研究所が2016年度文部科学省:全国学力・学習状況調査を実施するための委託事業「中学校」を受託。
- 2018年1月手書き文字の読み取りも可能なAI-OCRサービス「DEEP READ」の提供を開始。
- 2018年4月創業DoubleYard Inc.を設立。
- 2018年9月子会社の株式会社教育測定研究所が2019年度文部科学省:全国学力・学習状況調査を実施するための委託事業「小学校」を受託。
- 2018年12月上場東京証券取引所マザーズ上場。
- 2019年6月本社を東京都港区北青山から東京都渋谷区道玄坂に移転。
2020年代
- 2020年4月M&A簡易株式交換による株式会社教育デジタルソリューションズの子会社化。
- 2020年6月子会社の株式会社教育測定研究所がテストセンターの運営を開始。
- 2020年10月東京証券取引所の市場第一部に指定。
- 2022年2月東京証券取引所マザーズへの市場変更。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行。
- 2023年5月ChatGPTを活用したAI自動採点ソリューション「DEEP GRADE」の提供を開始。
- 2023年10月M&A子会社の株式会社教育測定研究所が子会社の株式会社教育デジタルソリューションズを吸収合併。
- 2023年12月M&Aサクセススペース株式会社及び有限会社システムサポートアンドコンサルティングの株式取得による子会社化。
- 2024年2月本社東京都渋谷区道玄坂から東京都港区港南に移転。
- 2024年7月創業株式会社教育測定研究所からテストセンター事業を事業分離。新設分割により株式会社EdTech RISEを設立。
- 2025年10月M&A子会社のEdutech Lab, Inc.が子会社のDoubleYard Inc.を吸収合併。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
事業構造改革
高付加価値事業や成長事業に経営資源を集中投下し、不採算事業から撤退することで高収益な企業体制を目指す。テスト関連事業の付加価値向上と、テストセンター事業・AI事業の育成を進める。
- 02
コスト構造改革
海外子会社のスリム化、外注費最適化、オフィス移転など徹底的な販管費削減を実施。同時に不採算事業からの撤退に伴い、人員を成長事業へ再配置し、筋肉質な組織体制を構築する。
- 03
組織体制・企業風土改革
事業部制を廃止し顧客軸とプロダクト軸で組織を再編。顧客ニーズに応じたソリューション提供と複合的なサービス展開で販売拡大を図る。ガバナンス強化と人事評価制度の再構築により変革に挑戦する組織を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で232人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は802万円で、7期前と比べて+11.2%。平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は6.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | — | — | — | 226 | — |
| 2019年9月 | 721 | 43.1 | 2.6 | 240 | — |
| 2020年9月 | 851 | 43.0 | 2.5 | 387 | — |
| 2021年9月 | 855 | 41.5 | 2.9 | 383 | — |
| 2022年9月 | 797 | 44.2 | 4.5 | 360 | — |
| 2023年9月 | 780 | 43.8 | 3.9 | 282 | — |
| 2024年9月 | 795 | 44.9 | 6.1 | 256 | −117 |
| 2025年9月 | 802 | 45.2 | 6.7 | 232 | 172 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社12社(国内 10 / 海外 2、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社教育測定研究所(注)1、4東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社EdTech RISE (注)1、4東京都港区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内サクセススペース 株式会社東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 システムサポートアンドコンサルティング広島県広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Edutech Lab, Inc. (注)1、6アメリカ合衆国 ワシントン州ベルビュー · 連結子会社議決権100.0%
- 国内DoubleYard Inc. (注)1、6アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストン · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JIEM INDIA PRIVATE LIMITED (注)1インド共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内EduLab Capital Management Company, LLCアメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストン · 連結子会社議決権100.0%
- 国内EduLab Capital Partners Ⅰ, L.P. (注)1アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストン · 連結子会社議決権44.0%
- 海外Edutech Lab AP Private Limited (注)1、5シンガポール共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社増進会 ホールディングス静岡県三島市 · その他の関係会社議決権3.0%
- 国内株式会社ZE1静岡県三島市 · その他の関係会社議決権29.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は62億円、営業利益は4億円。前期と比べると減収で、売上が-12.7%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 58億円 | 62億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 4億円 |
| 純利益 | 0億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は13億円、営業利益は−1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−13.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 20 | 1 | 5.0 | −15 |
| 2023年3Q | 15 | −2 | −13.3 | −4 |
| 2023年4Q | 18 | — | — | −7 |
| 2024年1Q | 14 | −2 | −14.3 | −3 |
| 2024年2Q | 19 | −1 | −5.3 | 0 |
| 2024年4Q | 38 | 0 | 0.0 | −10 |
| 2025年2Q | 30 | 2 | 6.7 | 2 |
| 2025年4Q | 32 | 2 | 6.3 | −2 |
| 2026年2Q | 29 | 2 | 6.9 | 0 |
| 2026年3Q | 13 | −1 | −7.7 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年9月期からの11期で、売上は1億円から62億円へ62.0倍に増えた。直近期の営業利益率は6.5%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式移転により株式会社EduLabを設立し、持株会社制へ移行。 | |||||
| 2015年9月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年9月 | 52 | — | 3 | — | 1 |
| 2017年9月 | 29 | — | −1 | — | −1 |
| DoubleYard Inc.を設立。 | |||||
| 2018年9月 | 34 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年9月 | 57 | — | 5 | — | 2 |
| 簡易株式交換による株式会社教育デジタルソリューションズの子会社化。 | |||||
| 2020年9月 | 79 | — | 5 | — | 4 |
| 2021年9月 | 101 | — | 4 | — | −53 |
| 2022年9月 | 98 | — | 1 | — | −8 |
| 子会社の株式会社教育測定研究所が子会社の株式会社教育デジタルソリューションズを吸収合併。 | |||||
| 2023年9月 | 71 | — | −6 | — | −31 |
| 株式会社教育測定研究所からテストセンター事業を事業分離。新設分割により株式会社EdTech RISEを設立。 | |||||
| 2024年9月 | 71 | −3 | −5 | −4.2 | −13 |
| 子会社のEdutech Lab, Inc.が子会社のDoubleYard Inc.を吸収合併。 | |||||
| 2025年9月 | 62 | 4 | 5 | 6.5 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高62億円のうち、営業利益として残るのは4億円で6.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.1%41億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.4%17億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.5%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年9月期は営業CFが1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は12億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 0 | −9 | 14 | −9 | 17 |
| 2017年9月 | 1 | −5 | 15 | −4 | 27 |
| 2018年9月 | 1 | −10 | 13 | −9 | 31 |
| 2019年9月 | 6 | −13 | 38 | −7 | 62 |
| 2020年9月 | 13 | −20 | 16 | −7 | 75 |
| 2021年9月 | −7 | −31 | 69 | −38 | 107 |
| 2022年9月 | −6 | −31 | −33 | −37 | 34 |
| 2023年9月 | 3 | 14 | −26 | 17 | 26 |
| 2024年9月 | −12 | 10 | −9 | −2 | 16 |
| 2025年9月 | 1 | −3 | −1 | −2 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年9月期の総資産は36億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は37.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 11 | 9 | 2 | 82.4 |
| 2016年9月 | 43 | 7 | 36 | 16.5 |
| 2017年9月 | 57 | 9 | 48 | 15.9 |
| 2018年9月 | 76 | 14 | 62 | 19.0 |
| 2019年9月 | 122 | 52 | 70 | 41.9 |
| 2020年9月 | 158 | 58 | 100 | 36.0 |
| 2021年9月 | 190 | 62 | 128 | 31.5 |
| 2022年9月 | 124 | 50 | 74 | 39.4 |
| 2023年9月 | 60 | 19 | 41 | 30.4 |
| 2024年9月 | 36 | 18 | 19 | 37.3 |
| 2025年9月 | 36 | 18 | 18 | 37.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中369位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中565位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥222で、1年前と比べて-39.5%。過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 226.5倍 |
| PBR | 1.67倍 |
| 配当利回り | 13.51% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
終値205円は、25日移動平均線203.8円をほぼ横ばいで推移し、200日線246.38円を約17%下回っています。RSIは48.15と中立圏で、8月14日に出来高13万4400株と増加し一時223円まで上昇しましたが、8月17日に-8.07%と反落しました。1ヶ月で3.02%上昇と持ち直しの動きもありますが、52週高値390円からは約47%下落しており、回復には時間がかかりそうです。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 48/100)。
PERは赤字のため算出不能だが、PBR 1.41倍は業界平均3.44倍を大きく下回る。ROE 1.2%と低収益であり、無配であることから成長性が評価されにくい。直近の赤字から黒字転換が期待されるが、業績不透明感を考慮すると現状のバリュエーションはほぼ妥当と考えられる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 226.5倍 | — |
| PBR | 1.67倍 | 2.96倍 |
| ROE | 1.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
再建フェーズにあり、黒字転換が最大の焦点。過去2期は大幅赤字で、売上も減少傾向。2025年9月期の会社計画では営業利益率6.45%、純利益0円と黒字化を見込む。強気派は、不採算事業の整理が進み、収益体質が改善すると評価。弱気派は、売上減少が止まらず、計画達成の不確実性が高いと懸念。
- 不採算事業の整理完了
赤字事業を縮小し、収益改善の基盤が整う。
- 業績改善の明確な計画
2025年9月期に営業黒字転換を見込む。
- 教育IT需要の追い風
DX推進で学校向けIT投資は中期的に増加。
- 営業黒字転換による収益改善2025年9月期実績影響中
営業利益4億円(前期は△3億円)で黒字化達成、業績回復期待。
- 低PBR・小型株への買い需要継続影響弱
PBR1.4倍、時価総額19億円と割安感、個人投資家の物色対象。
- 教育IT需要の回復期待2026年以降影響弱
教育市場のデジタル化再加速で受注増の可能性。
- 株主優待やIR強化の余地不定影響弱
小規模ながら株主還元策導入の可能性。
- 売上減少が継続
2025年9月期も売上減予想、成長の見通しが立たない。
- 黒字化の実現性に疑問
過去の計画未達成の経緯があり、信用しにくい。
- 競合との差別化不足
同業他社との機能差が小さく、価格競争に陥るリスク。
- 過去の赤字累積による財務リスク継続影響中
2023年9月期は純損失31億円、財務基盤の脆弱性。
- 売上減少トレンド継続2025年9月期実績影響中
売上高62億円(前年比13%減)、コア収益の縮小。
- 競争激化によるシェア低下継続影響弱
教育IT市場は競合多く、シェア拡大困難。
- 流動性低く急落リスク継続影響弱
出来高少なく、大口売りで株価急落の可能性。
- 売上高
- 事業縮小のトレンドが継続か確認。
- 営業利益
- 黒字転換計画の達成度が重要。
- 契約顧客数
- 顧客基盤の拡大が成長の鍵。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円。いまの株価に対する利回りは13.51%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ3,844人。区分でいちばん多いのは事業法人で48.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.3%を占め、残る51.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 17.9 | 18.4 | 48.8 | 48.3 | 47.8 | 48.0 |
| 個人・その他 | 53.7 | 49.2 | 36.9 | 34.6 | 34.1 | 33.2 |
| 外国人個人 | 15.4 | 11.3 | 10.5 | 10.3 | 11.1 | 11.1 |
| 証券会社 | 0.8 | 2.9 | 1.2 | 5.5 | 4.9 | 5.4 |
| 外国法人 | 9.1 | 14.9 | 2.2 | 1.0 | 1.9 | 2.0 |
| 金融機関 | 3.2 | 3.2 | 0.4 | 0.2 | 0.2 | 0.3 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ZE1 | 29.41 |
| 02 | 株式会社旺文社 | 5.15 |
| 03 | 髙村 淳一 | 4.73 |
| 04 | 松田 浩史 | 4.71 |
| 05 | NTTドコモビジネス株式会社 | 3.41 |
| 06 | 関 伸彦 | 3.18 |
| 07 | 株式会社増進会ホールディングス | 3.04 |
| 08 | 株式会社旺文社キャピタル | 2.62 |
| 09 | 林 規生 | 2.33 |
| 10 | 曽我 晋 | 1.89 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−98%、1株純資産は11期で−99%。直近期のROEは1.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 80 | 25,994 | 0.3 | — | — |
| 2016年9月 | 11 | 105 | 10.7 | — | — |
| 2017年9月 | −18 | 127 | −16.4 | — | — |
| 2018年9月 | 7 | 191 | 4.6 | — | — |
| 2019年9月 | 28 | 582 | 7.3 | 195.2 | 55.8 |
| 2020年9月 | 42 | 626 | 7.0 | 205.6 | 99.7 |
| 2021年9月 | −530 | 596 | −90.2 | — | — |
| 2022年9月 | −82 | 487 | −15.1 | — | — |
| 2023年9月 | −305 | 179 | −92.3 | — | — |
| 2024年9月 | −125 | 133 | −80.0 | — | — |
| 2025年9月 | 2 | 133 | 1.2 | 225.5 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 廣實学 | 代表取締役 社長兼CEO | 52 | 767 |
| 西田紀子 | 取締役 | 51 | 461 |
| 川瀬晴夫 | 取締役 CFO | 62 | — |
| 名倉英雄 | 取締役 | 62 | — |
| 泉谷智 | 取締役(常勤監査等委員) | 61 | — |
| 清水恵 | 取締役(監査等委員) | 58 | — |
| 小柴美樹 | 取締役(監査等委員) | 58 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 95 | 95 | 24 |
| 社外取締役 | 4 | 31 | 31 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,892字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,035字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,871字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,798字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第12期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-24
- 半期報告書半期報告書-第11期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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