概要
アイズは2007年2月に創業したインターネットサービス企業である。広告業界向けBtoBマッチングプラットフォーム「メディアレーダー」、SNSクチコミマーケティング「トラミー」、ファクタリング比較サイト「ファクログ」の3事業を柱とする。2025年12月期の売上高は約9.6億円、従業員数64名。2022年12月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
3つのプラットフォームで構成される事業ポートフォリオ
アイズの事業はプラットフォーム事業の単一セグメントで、主要サービスはメディアレーダー、トラミー、ファクログの3つである。メディアレーダーは広告・マーケティングサービスの売り手(掲載社)と買い手(会員)を結ぶBtoBプラットフォームで、資料ダウンロードやセミナー集客によるリード提供で収益を得る。トラミーは約15万人(2026年1月時点)の一般女性会員によるSNSクチコミプロモーションサービス。ファクログはファクタリング会社の比較サイトで、成果報酬型モデルを採用する。このほか、Google、Yahoo、X、Facebook等のインターネット広告代理販売や、クラウドサービスのプラットフォーム「クラウドレーダー」、女性向けメディア「ママプレス」「コスメビ」、YouTuberマッチング「タレマ」なども運営する。
高い粗利率と2025年の赤字転落
2025年12月期の売上高は965,730千円(前期比6.8%減)、売上総利益率90.9%と高い水準を維持したが、営業損失51,578千円、当期純損失68,010千円を計上した。主力のメディアレーダーでは、AIによる顧客行動変化で資料ダウンロード数が減少し、売上高489百万円(同9.8%減)。トラミーはステルスマーケティング規制の影響が残り、売上高370百万円(同9.2%減)。ファクログは買収後初年度で売上14百万円。主要KPIとして、メディアレーダーの平均リード単価は3,890円(同25.7%増)に上昇したが、課金ダウンロード数は102,125件(同28.8%減)と減少した。トラミーの案件数は628件(同6.3%減)、案件単価590千円(同3.1%減)。
64名の少数精鋭で運営されるグロース市場上場企業
従業員数は64名(2025年12月期)と小規模ながら、2022年12月に東証グロース市場に上場。自己資本比率55.1%、純資産600,275千円。2025年にはrimad株式会社(ファクログ運営)を子会社化し、同年12月に吸収合併した。本社は東京都渋谷区に所在し、創業以来4度の移転を経て現在に至る。プライバシーマーク認証(2023年2月取得)やGoogle Premier Partner(2024年3月認定)を保有し、品質管理体制をアピールする。売上高成長率と売上総利益率を経営指標として重視し、メディアレーダーの平均リード単価と課金ダウンロード数、トラミーの案件数・案件単価を管理指標としている。
業界の中での役割はBtoBマッチングプラットフォーム運営にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| メディアレーダー | 5億円 | 50.0% | — | — |
| トラミー | 4億円 | 40.0% | — | — |
| その他 | 1億円 | 10.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01広告・マーケティング主力
広告・マーケティングサービスを提供する企業(掲載社)と、広告主・代理店などの利用企業(会員)をつなぐプラットフォーム「メディアレーダー」を運営しております。会員の無料登録情報(リード)を掲載社に提供し、対価を得るビジネスモデルで、TV局、ラジオ局、出版社、WEBメディア、マーケティングサービス会社などが利用しています。
- メディアレーダー
- 広告・マーケティングサービスを掲載するBtoBプラットフォームで、リード獲得を支援します。
- クラウドレーダー
- クラウドサービスに特化した「メディアレーダー」の横展開モデルで、リード獲得と成果報酬を提供します。
02SNSマーケティング・プロモーション準主力
SNSを利用する20〜40代の一般女性約15万人の会員を抱える「トラミー」を運営し、会員が実際に商品を体験し、自身のSNSでクチコミを公開するサービスを提供しております。代理店経由で消耗品を扱う企業が主なクライアントで、インフルエンサーの提供も行っております。
- トラミー
- 一般女性会員が商品を体験し、SNSでクチコミを投稿するマーケティングプラットフォームです。
03金融(ファクタリング)準主力
ファクタリング会社の比較・検討ができるプラットフォーム「ファクログ」を運営しております。手数料、入金スピード、必要書類などの条件を比較でき、ユーザーからのクチコミも掲載。ユーザーが問い合わせや申し込みをすると、そのリード情報をクライアントに提供する成果報酬型で収益を得ています。
- ファクログ
- ファクタリング会社の比較サイトで、ユーザーのニーズに合ったサービス選定を支援します。
04その他メディア・広告その他
インターネット広告代理販売や、ママ向け情報メディア「ママプレス」、コスメのクチコミサイト「コスメビ」、YouTuberと企業をつなぐ「タレマ」などのサービスを展開しております。メディアレーダーの仕組みを応用し、様々な分野のマッチングを提供しています。
- ママプレス
- ママ向けの情報メディアで、広告商品を提供しクライアントのリード獲得を支援します。
- コスメビ
- コスメの検索・比較ができるクチコミサイトです。
製品と技術
広告業界のBtoBマッチング「メディアレーダー」
メディアレーダーは「広告業界のインフラへ」を掲げ、広告・マーケティングサービスの売り手(掲載社)と買い手(会員)をつなぐBtoBプラットフォームである。会員は無料登録で資料ダウンロード、動画視聴、セミナー申し込み、広告提案募集が可能。掲載社は会員の行動から得たリード情報を獲得し、営業活動に活用する。収益はリード提供の対価として成立。2025年12月期の売上は489百万円で、リード売上397百万円、イベント売上70百万円。平均リード単価3,890円、課金ダウンロード数102,125件。AI対話型機能を実装し、会員の媒体選定や広告プランニングを支援する。掲載社はTV局、ラジオ局、出版社、WEBメディア、マーケティングサービス会社など多岐にわたる。
SNSクチコミプロモーション「トラミー」
トラミーは約15万人の一般女性会員を活用したクチコミマーケティングプラットフォーム。クライアントの商品やサービスを会員が体験し、自身のSNS上でクチコミを公開する。当社がディレクションと品質管理を担当し、投稿内容やアンケートデータはクライアントの自社HPや広告に二次利用可能。2025年の案件数628件、案件単価590千円、売上高370百万円。主なクライアントは代理店経由の消耗品企業が中心。ステルスマーケティング規制に対応するため法令順守を徹底し、生成AIによる事前審査機能を導入した。2020年10月にレビューブログからリニューアルし、SNS案件の販売を強化している。
ファクタリング比較サイト「ファクログ」
ファクログは企業・個人事業主向けにファクタリング会社の情報を比較・検討できるプラットフォーム。手数料、入金スピード、必要書類、買取対象金額、対応債権などの条件で検索でき、ユーザーの評価やクチコミも掲載される。収益は成果報酬型で、ユーザーの問い合わせや申し込みが発生した際にリード情報をクライアントに提供する。2025年9月にrimad株式会社を買収して取得し、同年12月に吸収合併。同事業年度の売上は14百万円だが、買収完了後の9月~12月の概算売上は53百万円。今後、当社の運用型広告やSEO集客のノウハウを活用し、売上拡大を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
小規模IT、収益低迷と赤字懸念
アイズは、情報・通信業に属する小規模企業で、売上高は10億円前後と低調です。同業のソラコムやVRain Solutionと比較しても規模は小さく、2024年12月期の営業利益率は0%、2025年12月期は-10%と赤字見通しです。業界内での競争力は弱く、持続的な成長には新たな事業戦略が不可欠です。同業他社の多くが成長している中で、差別化できていない状況です。
強み
- 特定のIT分野に特化している可能性があり、ニッチ市場での強みに期待。
- 少人数組織で、意思決定が迅速に行える可能性がある。
- 売上高が小さいため、固定費が低く、コスト削減余地がある。
- IT業界は成長市場であり、適切な戦略で急成長する可能性がある。
課題
- 営業利益率が0%から赤字に転落し、収益改善が急務。
- 売上高が10億円で横ばい、成長が見られず、市場競争に劣後。
- 同業他社と比較して、製品・サービスの差別化が不十分。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がアイズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9423フォーバル・リアルストレート | 25億円 | 14.8倍 |
| 2 | 3802エコミック | 24億円 | 20.7倍 |
| 3 | 304Aフォルシア | 24億円 | 49.8倍 |
| 4 | 4260ハイブリッドテクノロジーズ | 24億円 | 696.7倍 |
| 5 | 3970イノベーション | 24億円 | — |
| 6 | 5242アイズ | 23億円 | — |
| 7 | 4427EduLab | 23億円 | — |
| 8 | 4424Amazia | 23億円 | — |
| 9 | 3796いい生活 | 23億円 | 28.9倍 |
| 10 | 3930はてな | 23億円 | 16.4倍 |
| 11 | 4388エーアイ | 23億円 | 20.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
口コミプラットフォームと広告代理販売で創業
2007年2月、東京都渋谷区に資本金8,000千円で株式会社アイズを設立。同年4月、クチコミマーケティングプラットフォーム「レビューブログ(現トラミー)」のサービスを開始した。同年12月にはGoogle LLC「Google AdWords」の代理販売を開始し、インターネット広告事業にも参入。2009年10月にはヤフー株式会社(現LINEヤフー)「Yahoo!プロモーション広告」の正規代理店に認定された。創業当初から自社サービスと代理販売の二軸で事業を構築した。
メディアレーダーの事業譲受とリード獲得機能の追加
2013年8月、パークフィールド株式会社より「メディアレーダー」を無償で事業譲受。2014年1月にはリード獲得機能を追加し、BtoBマッチングプラットフォームとしての基盤を確立した。2016年8月にはクラウドサービスのプラットフォーム「クラウドレーダー」をリリースし、メディアレーダーの横展開モデルを開始。2017年8月にはTwitter Japan株式会社(現X Corp.Japan)「Twitter広告」の認定代理店に認定され、SNS広告領域もカバーした。この間、2011年、2014年、2021年に本社を渋谷区内で移転し、事業拡大に対応した。
トラミーのリニューアルと東証グロース市場への上場
2020年10月、レビューブログを「トラミー」にリニューアルし、ブログに限らずSNS案件の販売を強化。同時に女性向け情報メディア「トラマガ」の提供を開始した。2021年3月にはメディアレーダー主催のオンラインセミナーイベントを開始し、リード入札機能も追加。2022年10月には一括ダウンロード機能や動画掲載機能を実装した。同年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場し、資金調達と企業認知度向上を図った。
外部サービスの買収による事業多角化と合併
2024年3月、Google Premier Partnerに認定。同年5月にはコスメのクチコミサイト「COSMEbi」を事業譲受した。2025年2月にはインフルエンサーマッチングプラットフォーム「Talema.」を事業譲受。さらに2025年9月、ファクタリング比較サイト「ファクログ」を運営するrimad株式会社を子会社化し、同年12月に吸収合併。これにより金融領域のプラットフォームを自社に取り込み、事業ポートフォリオを多角化した。合併後のファクログは、代理店営業と広告・SEO集客を活用して売上拡大を目指す。
2025年の業績悪化とAI機能へのシフト
2025年12月期、売上高は前期比6.8%減の965,730千円、営業損失51,578千円と赤字転落。メディアレーダーではAIによる顧客行動変化で資料ダウンロード数が減少し、トラミーではステルスマーケティング規制の影響が残った。これに対し、AI対話型機能のリリースやトラミーの生成AIによる法令チェックツールの特許出願など、サービス強化を進める。平均リード単価は3,890円と上昇したが、課金ダウンロード数は102,125件に減少。中長期的には、メディアレーダーとトラミーの提供価値向上、人的資本への投資、金融領域への横展開を通じた事業拡大を掲げている。
年表22件を開く
2000年代
- 2007年2月創業東京都渋谷区に株式会社アイズを設立(資本金8,000千円)
- 2007年4月クチコミマーケティングのプラットフォーム「レビューブログ(現トラミー)」サービスを開始
- 2007年12月Google LLC「Google AdWords」の代理販売開始
- 2009年10月ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)「Yahoo!プロモーション広告(現 Yahoo!広告)」の正規代理店に認定
2010年代
- 2011年10月本社を東京都渋谷区内で移転
- 2013年8月パークフィールド株式会社より「メディアレーダー」を無償で事業譲受
- 2014年1月メディアレーダー「リード獲得機能」を付加し、サービス提供を開始
- 2014年12月本社を東京都渋谷区内で移転
- 2016年8月クラウドサービスのプラットフォーム「クラウドレーダー」サービス提供開始
- 2017年8月Twitter Japan株式会社(現 X Corp.Japan株式会社)「Twitter広告(現 X広告)」の認定代理店に認定
2020年代
- 2020年5月メディアレーダー「セミナー集客機能」の提供を開始
- 2020年10月ブログに限らずSNS案件の販売を強化するため「レビューブログ」から「トラミー」へリニューアル 女性向け情報メディア「トラマガ」サービス提供開始
- 2021年3月メディアレーダー主催の「オンラインセミナーイベント」を開始 メディアレーダー「リード入札機能」の提供を開始
- 2021年5月本社を東京都渋谷区内で移転
- 2022年10月メディアレーダー「一括ダウンロード機能」の提供を開始 メディアレーダー「動画掲載機能」の提供を開始
- 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年2月プライバシーマーク認証取得
- 2024年3月「2024 Google Premier Partner」に認定
- 2024年5月コスメのクチコミサイト「COSMEbi」を事業譲受
- 2025年2月インフルエンサーマッチングプラットフォーム「Talema.」を事業譲受
- 2025年9月M&A「ファクログ」を運営するrimad株式会社を子会社化
- 2025年12月M&Arimad株式会社を吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存サービスの提供価値向上
主力サービスのメディアレーダーとトラミーについて、コンテンツ拡充やAI活用による会員サポート強化、リピート・新規案件獲得、取引単価向上を図り、競争力を高める。
- 02
事業ポートフォリオの多角化
BtoBマッチングプラットフォームの運営ノウハウを金融業界向け「ファクログ」など他業界へ横展開し、新たなマーケティング手法の開発も進めて事業規模の拡大を目指す。
- 03
人的資本への投資と組織体制強化
優秀な人材の確保・育成に注力し、採用活動強化、社内研修制度・販売管理体制の整備を進め、成長フェーズに適した組織体制を確立する。
- 04
知的財産権の確保と技術開発
自社サービスで独自開発する技術について、専門家と連携し戦略的に特許権等を取得することで、模倣サイト対策と成長を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で64人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は467万円で、3期前と比べて+4.0%。平均年齢は29.1歳、平均勤続年数は3.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 449 | 28.4 | 2.7 | 53 | — |
| 2023年12月 | 450 | 28.2 | 2.9 | 67 | — |
| 2024年12月 | 450 | 28.0 | 3.3 | 71 | 0 |
| 2025年12月 | 467 | 29.1 | 3.7 | 64 | −156 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は10億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収で、売上が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 10億円 | 10億円 |
| 営業利益 | 0億円 | -1億円 |
| 純利益 | 0億円 | -1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+20.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 3 | 1 | 33.3 | 0 |
| 2023年2Q | 2 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年3Q | 3 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 5 | −1 | −20.0 | −1 |
| 2026年2Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年12月期からの8期で、売上は3億円から10億円へ3.3倍に増えた。直近期の営業利益率は-10.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 3 | — | 1 | — | −1 |
| 2019年12月 | 4 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年12月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年12月 | 6 | — | 1 | — | 0 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年12月 | 8 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年12月 | 10 | — | 0 | — | 0 |
| 2024年12月 | 10 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 「ファクログ」を運営するrimad株式会社を子会社化 | |||||
| 2025年12月 | 10 | −1 | −1 | −10.0 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高10億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-10.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-10.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金10.0%1億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金90.0%9億円
- その他の費用持分法損益などの調整10.0%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-10.0%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年12月期は営業CFが−1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は5億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2021年12月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 2 |
| 2022年12月 | 2 | 0 | 3 | 2 | 7 |
| 2023年12月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 6 |
| 2024年12月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 |
| 2025年12月 | −1 | −3 | 2 | −4 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年12月期の総資産は11億円。このうち返さなくてよい自己資本が6億円で、自己資本比率は55.1%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 3 | −1 | 4 | — |
| 2019年12月 | 3 | 0 | 3 | — |
| 2020年12月 | 4 | 0 | 4 | 10.6 |
| 2021年12月 | 5 | 1 | 4 | 19.4 |
| 2022年12月 | 10 | 5 | 5 | 50.2 |
| 2023年12月 | 9 | 6 | 3 | 68.5 |
| 2024年12月 | 10 | 7 | 3 | 69.8 |
| 2025年12月 | 11 | 6 | 5 | 55.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中386位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中559位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,280で、1年前と比べて+48.3%。過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 598.4倍 |
| PBR | 3.89倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2004円と、25日線(1777円)を上回る一方、52週高値(3210円)からは約38%下落。直近1日で-6.05%と調整し、1ヶ月で+123%と急騰後だが、200日線(1151円)を大幅に上回り、中期トレンドは強い。出来高は通常小さいが、8月13日は5200株と低調。RSIは50.3と中立。値動きが激しく、需給が不安定。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PERは算出不能(純利益ゼロ以下)で、PBR3.47倍は業界平均3.53倍とほぼ同水準。ROE4.2%は低く、収益性が弱い。配当利回りはゼロで、株主還元がない。直近の業績は赤字に転落し、営業利益率も-10%と悪化。PBRは平均並みだが、収益力と成長性を勘案すると割高感がある。割安要素は見当たらず、業績改善がなければ評価は下落リスク。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 598.4倍 | — |
| PBR | 3.89倍 | 2.96倍 |
| ROE | 4.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、収益性の低さと事業成長の持続性である。強気派は、直近の株価上昇率の高さから市場の期待が反映されており、事業拡大や新規分野への進出への期待があるとみる。また、時価総額が小さく将来の成長余地があると考える。弱気派は、売上高がほぼ横ばいで営業赤字が続いており、収益改善策が見えないこと、無配当で株主還元がないこと、競争が激しいIT業界での差別化が困難なことを問題視する。安定した利益を生み出すビジネスモデルへの転換が急務。
- 株価の上昇トレンド
1年間で32%上昇しており、市場の期待が高い。
- 市場規模の大きさ
IT業界は今後も成長が見込まれ、需要は拡大する。
- PBR3.47倍の高評価を活かした増資機会不定影響強
時価総額21億円・PBR3.47倍。割高な株価で資本調達でき、成長資金が得られれば株主価値向上。
- ROE4.2%改善によるバリュエーション再評価決算発表後影響中
ROE4.2%と低水準。営業損益が黒字化すればROE上昇でPBR3.47倍の正当化が進む。
- 情報・通信業界のAI需要拡大不定影響中
売上高10億円の小規模ながら、AI関連投資の拡大で成長市場を取り込む余地。
- 外国持株比率2.94%の低さからの買い増し継続影響弱
外資比率は2.94%と低位。セクターへの関心上昇時に海外資金が入りやすい。
- 営業赤字
2025年12月期は営業赤字、純損失となり収益構造に問題。
- 売上高の停滞
過去3期売上高が10億円前後で頭打ちし、成長が見られない。
- 無配当
配当性向ゼロで株主への還元がなく、投資魅力が薄い。
- 2025/12期に営業赤字1億円転落2026年Q1決算影響強
売上高10億円、営業損益は0→▲1億円。赤字が続けば小規模会社の財務体力が圧迫される。
- 売上高10億円で3期横ばいの停滞通年影響中
2023〜2025年度の売上高は全て10億円。成長がなく、売上増の施策が見えない。
- 無配当で株主還元が不在通年影響弱
配当利回りはデータ上ゼロ。利益が出ていない中で還元を期待しにくい。
- 株価急伸後の利益確定売り継続影響弱
1年で+32.4%上昇。業績悪化中で高値圏の需給が悪化しやすい。
- 営業利益率
- 収益改善の兆しが見えるか最も重要。
- 受注残高
- 将来の売上を確保できているか確認するため。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ794人。区分でいちばん多いのは個人・その他で44.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.9%を占め、残る53.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 32.4 | 37.4 | 39.7 | 44.0 |
| 事業法人 | 44.0 | 41.8 | 41.0 | 40.9 |
| 証券会社 | 13.3 | 5.7 | 5.8 | 6.1 |
| 金融機関 | 9.8 | 10.5 | 10.1 | 6.1 |
| 外国法人 | 0.4 | 4.3 | 3.0 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.4 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 合同会社シエル | 38.98 |
| 02 | 福島 範幸 | 6.82 |
| 03 | 牧田 伸一 | 6.82 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.83 |
| 05 | 三谷 翔一 | 2.92 |
| 06 | 楽天証券株式会社共有口 | 2.15 |
| 07 | 野村證券株式会社 | 1.72 |
| 08 | J.P.MORGAN SECURIT IES PLC(常任代理人 JPモルガン証券株式会社) | 1.48 |
| 09 | 牧野 泰光 | 1.32 |
| 10 | 株式会社ドロップイン | 1.27 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-21アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告4.36%-1.06pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+100%、1株純資産は6期で+977%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | −81,555 | — | — | — |
| 2019年12月 | 54,018 | — | — | — |
| 2020年12月 | 98 | 54 | — | — |
| 2021年12月 | 59 | 114 | 70.6 | — |
| 2022年12月 | 120 | 517 | 33.1 | 27.1 |
| 2023年12月 | 27 | 628 | 4.8 | 62.7 |
| 2024年12月 | 27 | 653 | 4.2 | 56.7 |
| 2025年12月 | −67 | 585 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額85百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 福島範幸 | 代表取締役社長 | 52 | 470,000 |
| 三谷翔一 | 取締役副社長兼 広報部門長兼 内部監査室長 | 43 | 30,000 |
| 中村慶郎 | 取締役 | 51 | — |
| 八代博隆 | 常勤監査役 | 66 | — |
| 姫野省吾 | 監査役 | 43 | — |
| 浅見靖則 | 監査役 | 63 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 67 | 67 | 34 |
| 社外取締役 | 4 | 18 | 18 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,844字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,450字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,896字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,416字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第20期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
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