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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ライフフーズ

Life Foods Co., Ltd.3065 · Standard · 小売業

和食中心のファミリーレストランを関西・中部・中国地方でチェーン展開。カフェテリア方式とファーストフード方式を併用する。

概要

株式会社ライフフーズは、1986年創業の和食中心のレストランチェーン運営企業である。主力業態はカフェテリア方式の「ザめしや」、ファーストフードの「街かど屋」、小型店「めしや食堂」、讃岐うどん「讃岐製麺」の4ブランド。2026年2月期末時点で88店舗を関西・中部・中国の2府6県に展開し、売上高約98億円、従業員173名を擁する。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

4業態で構成される店舗ポートフォリオ

ライフフーズは単一セグメントの外食事業を営み、2026年2月期末時点で88店舗を運営する。業態別売上高の構成比は、「街かど屋(ザめしや24)」が44%と最大で42億円、次いで「ザめしや」が35%の33億円、「讃岐製麺」が12%の11億円、「めしや食堂」が7%の7億円、その他が3%である。「街かど屋」は丼・定食に特化したファーストフードで、回転率の高さが強み。「ザめしや」は約120種類のメニューを揃えるカフェテリア方式で、両面で異なる客層を獲得している。

関西と中部に集中するドミナント展開

店舗は大阪府・兵庫県・京都府・奈良県の関西地区44店舗、愛知県・三重県・岐阜県の中部地区43店舗、岡山県の中国地区1店舗に分布する。売上高では関西地区が55%の53億円、中部地区が44%の42億円を占め、両地区で9割超を占める。愛知県が40店舗と最多で、大阪府が25店舗と続く。ドミナント戦略によりエリア内での認知度向上と効率的な物流を図っている。

直近5期で変動する収益力

2021年2月期は新型コロナの影響で売上高92億円、当期純損失17億円を計上した。その後回復基調にあったが、2024年2月期に売上高104億円に対し当期純損失7億円と再び赤字に転落。2025年2月期は売上高98億円、営業利益3億円、当期純利益4億円と黒字化したが、2026年2月期は売上高96億円、営業利益1億円、当期純利益0億円と収益が縮小している。原材料高や人件費上昇が影響しており、スクラップ&ビルドによる不採算店閉鎖を進めている。

業界の中での役割は一般消費者向けに和食を中心とした飲食サービスを提供するレストランチェーン事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
96億円
営業利益
1億円
営業利益率
1.0%
純利益
0億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食(一般消費者)主力

カフェテリア方式の「ザめしや」「めしや食堂」、ファーストフード方式の「街かど屋」、讃岐製法のうどん店「讃岐製麺」を展開。家庭料理を中心に約120種類のメニューを提供する。

主な製品・サービス4
ザめしや
和食中心のカフェテリア方式で、洋食・中華も交えた約120種類のメニューを提供。
街かど屋
丼・定食に絞ったファーストフード方式の和風定食屋。
めしや食堂
小型店舗で効率的な運営を目指す、ヘルシー和食を提供する食堂。
讃岐製麺
店内製麺所で毎日製麺する讃岐うどんを提供する専門店。

製品と技術

約120品目を自由に選べる「ザめしや」

「ザめしや」は創業以来の主力業態で、カフェテリア方式により客が約120種類の料理から自由に組み合わせを選べる。和食を中心に洋食・中華も揃え、注文後に調理するツーオーダー方式を一部併用することで待ち時間を短縮している。客席回転率の高いファーストフード的要素と、くつろぎのあるレストラン要素を両立させ、ファミリーから高齢者まで幅広い層に支持されている。2026年2月期の売上高は33億円で全店舗中35%を占める。

丼・定食に特化した「街かど屋」

「街かど屋」は「ザめしや24」から業態転換したファーストフード定食屋である。丼・定食にメニューを絞り込み、熱々の料理を素早く提供するツーオーダー方式を採用。安心感のある低価格と明るい店づくりで、家族連れや会社員、学生をターゲットとする。2026年2月期の売上高は42億円と全業態中最大であり、44%の構成比を誇る。回転率の高さと効率的なオペレーションが収益の柱である。

小型化で効率を追求した「めしや食堂」

「めしや食堂」は「ザめしや」のノウハウを活かしつつ、店舗面積を小型化することで初期投資を抑え、少人数スタッフで運営できる業態として2005年に誕生した。コンセプトは「ヘルシー和食をさらに気軽に」。出店立地の多様化が可能で、今後の拡大オプションとして位置づけられている。2026年2月期の売上高は7億円と規模は小さいが、効率的な運営モデルを確立している。

店内製麺にこだわる「讃岐製麺」

「讃岐製麺」は厳選した小麦と塩を使用し、店舗内の製麺所で毎日讃岐製法により麺を打つ本格うどん専門店である。程よいコシとネバリを持つうどんを提供し、おむすび、天ぷら、おでんなどをサイドメニューに揃える。カフェテリア方式を採用し、客が自由に組み合わせられる。2026年2月期の売上高は11億円で全店舗中12%を占める。夕方以降は酒類も提供する店舗があり、需要に応じた営業を行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

減収傾向、低収益率で苦戦

小売業に属し、直近3期の売上高は104億円→98億円→96億円と減少傾向にある。営業利益率は2025/2期に3.06%とやや改善したものの、2026/2期には1.04%に低下し収益力は脆弱。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比べて規模が小さく、競争劣位にある。業界内での差別化が課題。

強み

  • 食品小売で一定の顧客基盤を持ち、生活必需需要に支えられている。
  • 減収下でも営業黒字を継続、赤字転落は回避。
  • 売上減少に伴いコスト削減に取り組んでいる可能性。
  • 規模が小さいため、意思決定が迅速に行える可能性がある。

課題

  • 3期連続減収で、成長戦略が奏功していない。
  • 営業利益率が1%前後と低く、収益性改善が急務。
  • 同業他社との差別化要因が乏しく、価格競争に陥るリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がライフフーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19854愛眼61億円36.2倍
23195ジェネレーションパス60億円37.1倍
39976セキチュー59億円14.5倍
49973KOZOホールディングス59億円
53065ライフフーズ58億円137.3倍
6556A犬猫生活58億円10.2倍
78230はせがわ58億円19.4倍
89853銀座ルノアール57億円34.8倍
98165千趣会55億円0.8倍
107127一家ホールディングス52億円66.1倍
113058三洋堂ホールディングス52億円15.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

和風カフェテリア「ザめしや」で創業した1986年

1986年3月、和風カフェテリア「ザめしや」の事業展開を目的にエル・フーズ株式会社として大阪府で設立された。同年12月、第1号店となる橿原店を奈良県橿原市に開店。創業時の業態は「家庭料理」を中心に約120種類のメニューを提供するカフェテリア方式で、洋食・中華も交えた自由な組み合わせを特徴とした。1991年3月には商号を株式会社ライフフーズに変更し、翌1992年3月に本社を現在の大阪府吹田市に移転した。

中部・九州へ拡大し合併を経た1990年代半ば

1995年3月、中部地区進出第1号店として三重県四日市市に四日市日永店を開店(40号店)。1997年3月には九州地区進出第1号店として佐賀県佐賀市に佐賀松原店を開店(52号店)。同年3月、額面変更のため旧株式会社米安と合併し、株式会社ライフフーズ(存続会社)となった。1999年5月には大阪府茨木市に店舗併設のサポートセンター(自社研修センター)を建設し、人材育成の基盤を整えた。

24時間営業と新業態への転換を始めた2000年代

2000年12月、ファーストフード第1号店として大阪府吹田市に「ザめしや24」江坂店を開店。2001年8月には大阪市此花区にコミッサリー(原材料加工工場)を開設し、集中調理体制を構築した。2002年12月の第三者割当増資で資本金を15億5,100万円に増やした。2005年1月、既存の「ザめしや24」を「街かど屋」に業態転換する第1号店(烏丸五条店)を開店。同年9月には小型店「めしや食堂」第1号店を名古屋市港区に開店し、初期投資抑制策を開始した。

JASDAQ上場と「讃岐製麺」の立ち上げ

2006年12月、株式会社ジャスダック証券取引所に上場。2008年10月、讃岐うどん専門店「讃岐製麺」第1号店を「ザめしや」滝子通店の業態転換により開店。店内製麺所で毎日製麺する本格うどんを提供する。2009年2月には「讃岐製麺」10号店を「めんむす」八尾店の転換で達成した。2010年には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、その後2013年7月の市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。

減資とコミッサリー再編を進めた2020年代

2020年12月、資本金を1億円に減資。2021年4月、大阪府茨木市に新たなコミッサリー(食品製造工場)を開設したが、2024年1月に閉鎖。2022年4月の市場区分見直しにより東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。2026年2月期末の店舗数は88店舗で、前期比4店舗減少。原材料高騰に対応するためメニュー見直しやツーオーダー方式の一部導入、公式アプリのクーポン配信など集客策を実施しているが、2026年2月期の売上高は96億円と減少傾向が続いている。

年表26件を開く

1980年代

  • 1986年3月創業和風カフェテリア「ザめしや」の事業展開を目的に、「エル・フーズ株式会社」を設立
  • 1986年12月「ザめしや」第1号店として、奈良県橿原市に、橿原店を開店

1990年代

  • 1991年3月商号変更「エル・フーズ株式会社」を「株式会社ライフフーズ」に商号変更
  • 1992年3月本社を大阪府吹田市に移転
  • 1995年3月中部地区進出第1号店(40号店)として三重県四日市市に四日市日永店を開店
  • 1997年3月九州地区進出第1号店(52号店)として佐賀県佐賀市に佐賀松原店を開店
  • 1997年3月M&A額面変更のため、株式会社ライフフーズ(旧株式会社米安)と合併
  • 1999年5月大阪府茨木市に店舗併設のサポートセンター(自社研修センター)を建設

2000年代

  • 2000年12月ファーストフード第1号店として大阪府吹田市に「ザめしや24」江坂店を開店
  • 2001年8月コミッサリー(原材料加工工場)を大阪市此花区に開設
  • 2002年12月第三者割当増資をおこない、資本金を1,551百万円に増資
  • 2005年1月「街かど屋」第1号店として「ザめしや24」烏丸五条店を業態転換
  • 2005年9月「めしや食堂」第1号店として、名古屋市港区に港七番町店を開店
  • 2005年9月コミッサリー(原材料加工工場)を閉鎖
  • 2006年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所上場
  • 2007年8月「街かど屋」第20号店として、大阪市生野区に林寺店を開店
  • 2008年10月「讃岐製麺」第1号店として「ザめしや」滝子通店を業態転換
  • 2009年2月「讃岐製麺」第10号店として「めんむす」八尾店を業態転換

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所へラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2012年1月「街かど屋」第30号店として、大阪市西成区に南津守店を開店
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2020年代

  • 2020年12月資本金を1億円に減資
  • 2021年4月コミッサリー(食品製造工場)を大阪府茨木市に開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQからスタンダード市場へ移行
  • 2024年1月コミッサリー(食品製造工場)を閉鎖

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高増加
  • 経常利益増加

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存業態の進化と不採算店撤退

    衛生管理を徹底し、既存業態を進歩・進化させるとともに、収益改善が見込めない店舗は退店する。

  2. 02

    人材育成と企業風土の強化

    社員研修による教育とやりがいのある企業風土作りを進め、組織力を活性化する。

  3. 03

    バリューメニュー開発と顧客満足度向上

    幅広い顧客層に応えるバリューメニューを開発し、食の安全性と品質を重視して顧客満足度を高める。

  4. 04

    ブランド力強化とQSCレベル向上

    各業態のブランド力を強化し、競合との差別化とQSC(品質・サービス・清潔さ)レベルの向上を図る。

  5. 05

    既存店改装と新メニュー開発

    既存店の改装や新メニュー開発を促進し、お客様が求める店舗作りに注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で173人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は557万円で、9期前と比べて+17.0%平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は21.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月249
2018年2月253
2019年2月252
2020年2月47639.015.1251
2021年2月39139.215.3254
2022年2月46340.716.7241
2023年2月43842.518.6224
2024年2月48444.020.0200
2025年2月52845.421.8176170
2026年2月55745.221.017358

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)60.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
街かど屋(ザめしや24)合計 41店舗132百万円
ザめしや 合計 26店舗95百万円
讃岐製麺 合計 12店舗72百万円
愛知県 21店舗 — 名古屋市千種区他48百万円
愛知県 9店舗 — 名古屋市昭和区他47百万円
兵庫県 5店舗 — 兵庫県姫路市他40百万円
愛知県 8店舗 — 名古屋市守山区他38百万円
大阪府 10店舗 — 大阪府吹田市他28百万円
大阪府 3店舗 — 大阪市東成区他25百万円
めしや食堂 合計 7店舗22百万円
ほか19件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は96億円営業利益1億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.0%、利益が-66.7%。

売上高
-2.0%
96億円
営業利益
-66.7%
1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
1.0%
前期比 -2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高96億円96億円
営業利益1億円1億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥5¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は24億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−4.0%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q27−1−3.7−1
2024年2Q2600.0−5
2024年3Q2600.0−1
2024年4Q250
2025年1Q2514.01
2025年2Q2428.31
2025年4Q4900.02
2026年2Q4912.01
2026年4Q4700.0−1
2027年1Q2400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は121億円から96億円へ79%に減った。直近期の営業利益率は1.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年2月12141
2014年2月12441
2015年2月12642
2016年2月13052
2017年2月13052
2018年2月12931
2019年2月13221
2020年2月13210
コミッサリー(食品製造工場)を大阪府茨木市に開設
2021年2月92−12−17
2022年2月8711
2023年2月99−2−4
2024年2月1040−7
2025年2月98343.14
2026年2月96111.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高96億円のうち、営業利益として残るのは1億円1.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.3%32億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金65.6%63億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.0%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
66.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
1.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.5pt
2.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが5億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は19億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月66−101226
2014年2月31−8422
2015年2月11−2−5926
2016年2月020228
2017年2月5−131−821
2018年2月3−6−1−317
2019年2月3−4−1−114
2020年2月9−2−1721
2021年2月−191222−736
2022年2月0−11−137
2023年2月1−2−5−131
2024年2月22−8427
2025年2月3−1−8221
2026年2月5−2−5319

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は39億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は43.6%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月70343648.0
2014年2月62352755.9
2015年2月66363054.8
2016年2月65392659.8
2017年2月67402760.2
2018年2月66412562.0
2019年2月65412463.4
2020年2月71413057.5
2021年2月69244534.2
2022年2月68244435.9
2023年2月61204132.5
2024年2月46133327.1
2025年2月41172441.3
2026年2月39172243.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
22億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中185位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中312位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,594で、1年前と比べて-2.4%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥1,594+0.3%1ヶ月-1.4%1年-2.4%時価総額58億円
過去52週の値幅
安値¥1,581高値¥1,661

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)137.3倍
PER (会社予想)70.4倍
PBR2.84倍
配当利回り0.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1618円は、25日線(1618.48円)とほぼ同水準で、75日線、200日線もほぼ同じ水準にあり、方向感のないレンジ相場が続いています。直近1か月では0.12%の小幅上昇にとどまり、52週高値1695円と52週安値1601円の間で推移しています。RSIは40.74とやや弱気圏にあり、売り圧力もかかっています。出来高は非常に薄く、材料不足の様相です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 22/100)

PER139倍は業界平均41.55倍を大きく上回り、極端に割高な水準にある。予想PER71.5倍でもなお業界平均を上回り、成長期待が過度に織り込まれた感がある。PBR2.88倍は業界平均2.95倍とほぼ同水準だが、ROE2.1%と低いため、資本効率に見合わない評価だ。配当利回り0.31%は業界平均13.54%を大幅に下回り、株主還元も見劣りする。割高と判断せざるを得ない。

指標この会社業種平均
PER (実績)137.3倍39.6倍
PER (予想)70.4倍
PBR2.84倍2.44倍
ROE2.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、小規模スーパーが競争激化の中で収益性を回復できるかどうか。2025年2月期に営業利益率3%台と黒字化したが、2026年2月期は売上高減と利益率悪化でほぼ損益分岐点に。強気派は、黒字化の実績とコスト管理の進展を評価し、今後の収益改善に期待する。弱気派は、売上高の伸び悩みと競争環境の厳しさを指摘し、持続的な成長は難しいとみる。ECやPB商品など差別化策の進捗が鍵となる。

プラスに働く材料7
  • 黒字化の達成

    2025年2月期に営業黒字転換。コスト削減効果が現れている

  • 財務体質の改善

    純利益が黒字化し、自己資本比率の安定が見込まれる

  • 地域密着の強み

    地元顧客の支持があり、安定した売上基盤がある

  • 来期予想PER71.5倍へ改善2027年2月期影響

    現在PER139倍から予想PER71.5倍へ。利益回復期待が先取りされる

  • 営業損益が2期連続黒字通年影響

    2026/2期営業利益1億円、前期3億円。赤字に転落せず

  • 減収率が前期5.8%から2.0%へ縮小通年影響

    売上高96億円、前期比2.0%減。104→98→96億円と下げ渋り

  • 株価の下落率は約2.6%と小幅継続影響

    過去1年の株価変化率-2.64%。他銘柄に比べ下げが限定的

マイナスに働く材料7
  • 売上高の減少

    2026年2月期は売上高が前年比減少、需要減の懸念

  • 競争の激化

    大手スーパーやドラッグストアとの競合でシェア低下

  • 収益の不安定さ

    営業利益率が低く、景気変動で赤字転落のリスク

  • 売上高が3期連続減収通年影響

    売上高104→98→96億円。消費不振が続く

  • 営業利益が前期比67%減2026年2月期影響

    営業利益1億円、前期3億円から2億円減少

  • 最終損益が0億円と赤字転換寸前通年影響

    純利益は前期4億円から0億円まで悪化

  • PER139倍・PBR2.88倍と評価過大継続影響

    株価1618円、時価総額59億円に対し収益力が弱い

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
店舗の競争力を測る主要指標。成長が止まると収益悪化の兆候
営業利益率
収益改善の進捗を確認するため。黒字維持が重要
客単価
消費者需要の動向と価格設定の妥当性を示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.31%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
0.31%
いまの株価に対して
配当性向
43.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1318.7
2018年2月10−20.034.5
2019年2月100.042.8
2020年2月100.0390.6
2025年2月5−50.03.8
2026年2月50.043.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ2,651人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.9%を占め、残る53.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他56.055.950.550.951.453.1
事業法人41.241.241.241.241.241.2
自己株式16.416.316.316.115.715.4
金融機関2.32.37.67.47.15.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
証券会社0.30.50.40.20.20.0
外国法人0.20.20.20.20.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人ライフスポーツ財団16.39
02清久商事株式会社14.34
03清水 三夫11.18
04ライフフーズ従業員持株会5.95
05株式会社日本カストディ銀行(信託E口)4.50
06麒麟麦酒株式会社2.73
07ケイ低温フーズ株式会社1.64
08株式会社昭和1.64
09株式会社神明ホールディングス1.09
10清水 京子1.09
11清水 周一1.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+54%、1株純資産は14期で+183%。直近期のROEは2.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月81954.025.2
2014年2月62132.838.8
2015年2月112384.825.718.9
2016年2月162536.617.915.3
2017年2月671,3175.224.418.7
2018年2月291,3332.268.634.5
2019年2月231,3451.774.442.8
2020年2月31,3370.2610.2390.6
2021年2月−553773−52.4
2022年2月207932.582.5
2023年2月−146647−20.3
2024年2月−240410−45.4
2025年2月13154527.412.43.8
2026年2月125532.1140.043.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/2期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
大平毅取締役会長 兼管理本部長 兼開発建設部長 兼業態開発部長69
菅本祥宏代表取締役社長57
清水哲二取締役55
仁科孝之取締役 兼営業本部長 兼FF事業部長58
新家祥孝取締役(常勤監査等委員)62
柴田昇取締役(監査等委員)(注)262
長澤哲也取締役(監査等委員)56

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4404010
その他役員311114
社外取締役2221

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容927字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業は、料理、飲食物の調理・販売を主とし、和食を中心としたレストラン業を主たる事業としております。 カフェテリア方式の「ザめしや」「めしや食堂」、ファーストフード方式の「街かど屋」(ザめしや24)、カフェテリア方式の讃岐製法うどん店「讃岐製麺」などをチェーン展開し、関西地区(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)中部地区(愛知県、三重県、岐阜県)中国地区(岡山県)の2府6県に及んでおります。主な業態の内容は、次のとおりであります。 「ザめしや」   「家庭料理」を中心とした約120種類ほどの豊富なメニューを用意し、洋食・中華も交えてお客様がご自由に料理の組み合わせを作りあげる事ができる和食を中心としたカフェテリア方式の業態であります。待ち時間が少なく客席回転率の高いファーストフード方式とくつろぎのある雰囲気のレストランタイプの両面の要素を併せ持ち、多彩なサービスと満足度を提供しております。 「街かど屋」 (ザめしや24)   「丼・定食」にメニューを絞り込んだ、ファーストフードタイプツーオーダー方式の「和風定食屋」の業態であります。当初の「ザめしや24」からフライ物を提供できる店舗「街かど屋」への転換を積極的に行い、メニューの充実を図ってまいりました。また、「安心感のある低価格」と「明るい店づくり」により、家族連れ・会社員・学生等、幅広い顧客層を対象にしております。 「めしや食堂」   「ザめしや」のノウハウを生かしながら、小型化により、初期投資額を少なくするとともに、少ないスタッフによる効率的な運営を目指しております。「ヘルシー和食をさらに気軽に」というコンセプトで、出店立地の多様化という面で今後の拡大の可能性をもっております。 「讃岐製麺」   厳選した小麦と塩を使用し、店内製麺所で讃岐製法により毎日製麺した、程よいコシとネバリを兼ね備えたうどんを提供する本物志向の業態であります。自家製麺にこだわり、おむすび、天ぷら、おでんをラインナップした専門店としての存在価値を意識した業態となっております。 [事業系統図] 以上述べた事項を系統図によって示すと次のとおりであります。(2026年2月28日現在)
経営方針・対処すべき課題1,179字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は創業以来、「食文化を創造する」「お客様のニーズに応える」「人を育てる」を目指す企業として、レストラン事業を展開してまいりました。また、「お客様第一主義の徹底」のもと「Q・S・C+C」(クオリティ・サービス・クレンリネス+チョイス)のレベル向上を経営の基本方針としております。当社の『和食カフェテリア業態』の特性である、「C(チョイス)」、すなわち、お客様が自由に料理を選べる楽しさを一層充実させることができる「ザめしや」及び『定食業態』の特徴である、熱々の美味しいものを待たずに早く食べていただける「街かど屋」が、オーバーストア状態にある外食産業の中で勝ち残るカギになるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社は継続的な企業価値向上のため、売上高及び経常利益を重要指標として、諸施策を実施することでこれらの指標の向上を図っていきたいと考えております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、経営の基本方針のもと、①「街かど屋」業態の積極的な出店、②新業態の開発、③スクラップ&ビルドを中長期的な経営戦略としております。新業態の開発については、多様な顧客ニーズを満たすことができる新しいビジネスモデルの確立を目指します。スクラップ&ビルドについては、オーバーストア状態のためロードサイドの出店地が減少したこともあり、生活道路や小商圏への新規出店や、不採算店舗の閉店を積極的に行います。また、ドミナント戦略のもと収益性重視の店舗展開を進め、出店地域の拡大に努めます。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 雇用・所得環境の改善が見られる一方、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰及び不安定な国際情勢の長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況において、衛生管理の徹底と既存業態の進歩・進化及び収益改善の見込めない店舗の退店を行っております。また、人材育成を課題と認識しており社員研修での教育及びやりがいのある企業風土作りに努め、組織力の活性化及び幅広い顧客層にこたえるバリューメニューの開発、食の安全性、食の品質を重視し顧客満足度の向上を課題といたします。各業態ブランド力を強化し、競合他社との差別化や「Q・S・C」(クオリティ・サービス・クレンリネス)レベルのさらなる向上をめざし、利益率を高め、資本効率を向上させるとともに、既存店の改装及び新メニュー開発を促進して、お客様が要望される店舗作りに注力いたします。株主各位におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。
事業等のリスク3,322字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 当社を取り巻く事業環境の変動について 外食産業の市場規模は、公表されている統計によると、消費動向の低迷、中食の拡大などにより縮小傾向にあります。また、大手企業による大量の新規出店、低価格化等により競合が激化しております。 当社は、和食カフェテリア方式のレストランとして、「ザめしや」を中心に経営しており、当初は、同業態でチェーン展開を行っている企業もなく、順調に展開してまいりましたが、近年、同業態でチェーン展開を行っている企業の出現により、競合する店舗も現われております。 従って、今後の市場動向の推移、競合先企業及び競合店舗の動向、顧客ニーズの変化により当社の業績に影響を与える可能性があります。 また、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり及び人手不足等による人件費の上昇により、当社の業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 店舗展開等による業績への影響推移について 当社の最近5期間の業績推移は下表のとおりであります。 回次   第36期   第37期   第38期   第39期   第40期 決算年月   2022年2月   2023年2月   2024年2月   2025年2月   2026年2月 売上高   (千円)   8,715,679   9,888,281   10,426,241   9,783,103   9,614,830 経常利益又は経常損失(△)   (千円)   144,030   △204,562   5,843   414,888   128,447 当期純利益又は当期純損失(△)   (千円)   60,693   △447,726   △734,843   402,103   35,783 期末店舗数       116   116   95   92   88 新規出店数       4   4   ―   ―   ― 閉店数       5   4   21   3   4 業態転換店数       1   1   2   ―   ― 当事業年度は閉店により店舗数は前年同期比4店舗減少となりました。雇用・所得環境の改善が見られる一方、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰、人件費の上昇、店舗においては夜間需要の回復が鈍く、依然として先行き不透明な状況が続いております。 売上高は前年同期比1.7%減少し、経常利益は128,447千円となりました。また、減損損失等の特別損失が56,753千円(前年同期は特別損失116,000千円)発生したことにより、当期純利益は35,783千円(前年同期は当期純利益402,103千円)となりました。 このように、当社の業績は社会経済活動が正常化したものの、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰及び人件費の上昇等の影響を受けており、今後の新規出店数・閉店数・業態転換店数の推移、既存店の業績動向、不採算店等に係る減損損失の計上等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3) 店舗展開と出退店政策について 当社は、「ザめしや」の出店に関して、郊外型幹線道路立地にこだわって店舗展開を行ってまいりましたが、「街かど屋」の業態を開発することによって、立地選定を都心型ビルイン型の店舗にも出店の対象を広げてまいりました。これらの業態に加えて、「讃岐製麺」の業態を開発することにより、立地についても、生活道路型小商圏立地へと広がっております。 当社の新規出店は、家賃、保証金、建設協力金等の出店条件、周辺人口、店舗前の交通量等の事前調査によって店舗の採算性を予測し、投資回収期間、利益貢献度などの基準を満たすものを対象物件として選定しております。このため、当社出店基準に達する物件がなく、出店計画に満たない場合や、新規出店に伴う初期投資、減価償却負担等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 現在当社が出店を行っている関西地区・中部地区以外での地区において当社の業態、メニュー、「味」等が消費者の支持を得られる保証はなく、当社の業績に影響を与える可能性があります。 また、当社は各店舗の業績を精査し、必要に応じて閉店、業態転換を行っております。閉店に際しては、賃借物件の中途解約により違約金等が発生したり、転貸に伴い損失が発生する場合があります。また賃貸人の財政状態によっては差入保証金を回収できない可能性もあります。業態転換に際しても店舗設備の除却等が発生する場合があります。このような場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (4) 仕入食材調達安定供給について 当社は和食中心の料理を提供しておりますが、多くのお客様の嗜好に応えるため、そのメニュー数は幅広く、その食材の種類も多岐にわたっております。近年目立っている食材に関する問題も、即時にメニューを変更するという形で解消できるカフェテリア方式のレストランの特性をもって対処してまいりましたが、天候不順による農作物の不作等による原材料価格(特に米価)の上昇に伴い供給量が減少になった場合には、物量の確保及び仕入価格への影響が考えられ、当社の業績に影響を与える可能性があります。 また、「食」の安全性に対する社会的な要請、顧客ニーズが高まった場合、食材の調達が円滑に進まなくなったり、食材調達コストが上昇する可能性があります。そのような場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (5) 人材の確保及び育成について 当社は、多くの料理を店内調理しており、できたての美味しさ、品質の良さをお客様に提供してまいりました。また、カフェテリア方式のレストランという業態の特性を生かすため、きめの細かい新メニューの導入、300種以上の食材発注などの店舗管理能力に加えて、一定の調理技術を備えた人材を確保・育成することが重要であります。 従って、当社は労働集約型といえる産業であることから、今後の少子高齢化社会での人材の確保ができない場合、また、人材の育成が順調に進まない場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (6) 特定の仕入先への依存について 2025年2月期、2026年2月期においてケイ低温フーズ株式会社からの当社の仕入高はそれぞれ45.3%、41.3%を占めております。当社は、自社物流の仕組みは敢えて持たず、各店舗で日々使用する多品種・少量の食材の配送については全面的にベンダーと呼ばれる食品商社に委託しております。当社は複数の食品商社からの仕入体制を確立して、配送集中のメリットを残存させたまま競争原理を導入したいと考えておりますが、今後においてもケイ低温フーズ株式会社への食材の物流及び仕入への依存度が急激に低下するということは考え難く、同社との関係に何らかの支障が生じた場合、又は同社の配送センターにおける事故等、不測の事態が生じた場合には、当社の店舗運営に支障を来たしたり、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7) カフェテリア方式に対する消費者のニーズについて 当社の主力業態は、カフェテリア方式の「ザめしや」であります。料理をお客様自らがチョイス(選択)できるという特性がひとつの魅力となっておりますが、今後も、この業態及び「ザめしや」から派生した業態である「めしや食堂」、「讃岐製麺」を発展させていく予定でありますが、近年の事業環境の変化により、カフェテリア方式の当社主力業態が消費者のニーズに合わなかった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,562字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績 当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調が続いている一方、米国の通商政策、不安定な国際情勢及び、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰の長期化により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような環境の下、当社は、従業員の労働時間の短縮、設備投資抑制による資産の圧縮、原材料価格(特に米価)の高騰に伴うメニューの見直し、ザめしや業態のカフェテリア方式をご注文を受けてから調理しご提供するツーオーダーとの一部併用、公式アプリにて「お誕生日クーポン」等配信によるサービスの充実、うわじ丸業態でのテイクアウトのネット注文、期間限定・数量限定でのWebショップ開設、認知度を向上させて集客につなげるためのインスタグラムの開設等、事業活動継続のための施策を実施してまいりました。店舗では従業員の健康管理とお客様の安心・安全の確保に努めております。 当事業年度の店舗展開につきましては、閉店が4店舗となった結果、期末店舗数は88店舗となりました。 以上の結果、売上高は9,614,830千円(前年同期比 1.7%減)、営業利益は87,507千円(前年同期比74.8%減)、経常利益は128,447千円(前年同期比69.0%減)、当期純利益は35,783千円(前年同期比91.1%減)となりました。 ② 財政状態 当事業年度末における資産合計額は、前事業年度末より147,090千円減少し3,923,,156千円となりました。当事業年度末における負債合計額は、前事業年度末より174,883千円減少し2,213,010千円となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物は前事業年度末に比べ208,815千円減少し、当事業年度末には1,871,787千円となっております。 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前当期純利益が71,694千円となり、非資金的費用として減価償却費53,244千円、減損損失47,105千円の計上、仕入債務の増加額が243,219千円であったこと等により505,369千円の収入(前事業年度は314,567千円の収入)となっております。 投資活動によるキャッシュ・フローは、店舗改装のための有形固定資産の取得による支出76,682千円、基幹システム入替による無形固定資産の取得による支出177,842千円があったこと等により、221,419千円の支出(前事業年度は106,274千円の支出)となっております。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金452,668千円、割賦債務41,678千円の返済による支出等が進み、492,766千円の支出(前事業年度は820,987千円の支出)となっております。 (生産、受注及び販売の状況) 当社において開示対象となる報告セグメントは、外食事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。 (1) 生産実績 当社は、最終消費者へ直接販売する飲食業を行っておりますので、生産実績は記載しておりません。 (2) 仕入実績 当事業年度における仕入実績を業態別に示すと、次のとおりであります。 業 態   仕入高(千円)   前年同期比(%) ザめしや   1,130,340   105.0 街かど屋(ザめしや24)   1,559,506   110.8 讃岐製麺   286,021   93.2 めしや食堂   233,766   94.2 その他   123,019   98.9 合 計   3,332,654   105.4 (注) 上記の仕入高の金額は、仕入値引控除前の金額であります。 (3) 販売実績 ① 当事業年度における販売実績を業態別に示すと、次のとおりであります。 業 態   販売高(千円)   前年同期比(%) ザめしや   3,347,075   97.8 街かど屋(ザめしや24)   4,243,113   102.1 讃岐製麺   1,109,200   93.2 めしや食堂   654,649   87.8 その他   260,790   97.0 合 計   9,614,830   98.3 ② 地域別販売実績 都道府県   販売高   第40期末 店舗数 金額(千円)   前年同期比(%)   構成比(%) 大阪府   2,623,439   94.2   27.3   25 兵庫県   1,441,007   99.3   15.0   11 京都府   569,572   100.1   5.9   4 奈良県   639,881   106.7   6.7   4 関西地区計   5,273,900   97.6   54.9   44 愛知県   3,917,016   100.4   40.7   40 三重県   152,280   80.7   1.6   1 岐阜県   170,226   97.5   1.8   2 中部地区計   4,239,523   99.4   44.1   43 岡山県   101,406   90.4   1.1   1 中国地区計   101,406   90.4   1.1   1 全国合計   9,614,830   98.3   100.0   88 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の分析 当事業年度は閉店が4店舗となった結果、期末店舗数は88店舗となりました。 売上高は、既存店売上高が減少したこと等により9,614,830千円(前年同期比 1.7%減)、売上原価は3,226,931千円(前年同期比 6.0%増)、売上総利益は6,387,898千円(前年同期比 5.2%減)となりました。 販売費及び一般管理費は6,300,391千円(前年同期比 1.4%減)となりました。主な増加費用は、役員報酬が15,934千円増加の50,606千円(前年同期比 46.0%増)となりました。主な減少費用は、店舗閉鎖に伴う従業員数等の減少の影響により給与及び手当が14,760千円減少の785,195千円、賃金が11,444千円減少の2,097,334千円、消耗品費が30,935千円減少の205,430千円(前年同期比13.1%減)、修繕費が10,041千円減少の43,838千円(前年同期比 18.6%減)となりました。よって、営業利益は87,507千円(前年同期比74.8%減)、経常利益は128,447千円(前年同期比69.0%減)となりました。 特別損失の主な要因は、固定資産除却損531千円、減損損失47,105千円、店舗閉鎖損失8,816千円等で合計56,753千円(前年同期比 51.1%減)となりました。これにより当期純利益は35,783千円(前年同期比91.1%減)となりました。 (2) 財政状態の分析 (資産の部) 流動資産は、現金及び預金の減少等により2,427,820千円(前事業年度末は2,632,099千円)となりました。有形固定資産は、減価償却費及び減損損失の計上等により330,346千円(前事業年度末は386,812千円)、無形固定資産は、基幹システムの入れ替えに伴い268,496千円(前事業年度は93,892千円)、投資その他の資産は、差入保証金の減少等により896,492千円(前事業年度末は957,442千円)となり、当事業年度末における資産の部合計は、3,923,156千円(前事業年度末は4,070,247千円)となりました。 (負債の部) 流動負債は、1年内返済予定の長期借入金残高や未払金残高の減少等により1,478,260千円(前事業年度末は1,518,440千円)となりました。固定負債は、長期借入金の減少等により734,749千円(前事業年度末は869,452千円)となり、負債の部合計は2,213,010千円(前事業年度末は2,387,893千円)となりました。 (純資産の部) 純資産の部合計は、利益剰余金の増加等により1,710,146千円(前事業年度末は1,682,354千円)となった結果、自己資本比率は43.6%(前事業年度末は41.3%)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社は、創業以来、カフェテリア方式のレストラン「ザめしや」の経営を主力としてまいりました。当初は、競合といえる他の外食企業もなく、他のファミリーレストランとの差別化のなかで、発展をしてまいりましたが、近年、当社に類似したカフェテリア方式の他の企業も出現し、地域によっては、競合状態となっております。そのため、業態の差別化だけでなく外食事業としての基本であるQ・S・C(クオリティ・サービス・クレンリネス)の一層の徹底によって、お客様の支持獲得を目指しております。 また、外食産業全体でもオーバーストア状態が続き、お客様の獲得競争が激しく、お客様の意識、嗜好の変化もきわめて速くなっております。そのため、複数の業態を開発し、いつでもお客様のニーズに応えられるよう備えることが重要なことと考えております。 当社の提供する料理は、食材に関する問題の影響は受けにくいものの、全国的な天候不順や農作物の不作などによって、物量の確保や仕入価格への影響があると考えます。このような不測の事態に対処するため、複数の仕入先との取引によって食材を確保し、複数のベンダー(食品卸業者)によって物流を安定させ、日々の安定的な商品の提供を実現する予定であります。 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。なお、当社の運転資金・設備資金については、自己資金の他、金融機関からの借入れで対応していくこととしております。当事業年度末の現金及び現金同等物の期末残高は1,871,787千円となり、将来に対して十分な財源及び流動性を確保しております。また、現時点において重要な資本的支出の予定はございません。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、当社が財務諸表を作成するにあたり採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。また、財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社は、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上することとしております。将来の課税所得の見積り及び繰延税金資産の回収可能性の判断等に当たっては、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、将来の不確実な環境の変化等により見直しが必要になった場合、翌事業年度以降の財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響が及ぶ可能性があります。 (固定資産の減損処理) 当社は、固定資産の減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要になる場合があります。 (7) 経営者の問題意識と今後の方針について 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。 そのために当社では、戦略面及び組織面の課題を整理し、各課題に対し適切かつ効果的な対応を行ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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