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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

千趣会

SENSHUKAI CO.,LTD.8165 · Standard · 小売業

カタログ通販「ベルメゾン」を中核とする通信販売会社。生活雑貨や衣料品を中心に、法人向けサービスや保険も展開。

概要

千趣会は、1955年創業の通信販売企業である。主力ブランド「ベルメゾン」で婦人衣料・雑貨・ベビー用品を扱い、会員制通販サイトとカタログで販売する。2024年12月期の連結売上高は459億円、営業損失35億円と赤字が続く。連結従業員886名、本社は大阪市北区。

通信販売を中核とする4つのセグメント

千趣会グループは通信販売事業、法人事業、保険事業、その他(保育事業)の4区分で構成される。通信販売事業が売上高の約86%を占め、2024年12月期の同事業売上高は359億89百万円。法人事業は物流代行や株主優待品の受託が中心で、売上高40億7百万円と増収。保険事業はベルメゾン会員向け保険代理店業務、その他では関東関西14施設の保育所・学童を運営する。

売上高減少が続く厳しい収益構造

連結売上高は2012年12月期の1458億円をピークに減少傾向にあり、2024年12月期は459億円とピーク時の3分の1弱に落ち込んだ。営業損失は35億円と赤字が定着。2025年12月期の売上高見通しは421億円、営業損失26億円と減収・赤字継続を見込む一方、固定資産売却益により純利益39億円の黒字化を予想する。

グループ子会社7社で事業を支える体制

提出会社と子会社7社でグループを形成。上海千趣商貿有限公司が中国の現地法人、株式会社千趣会イイハナが花関連事業、千趣会コールセンター株式会社が顧客対応、株式会社ベルメゾンロジスコが梱包出荷、千趣ロジスコ株式会社が物流、株式会社千趣会チャイルドケアが保育事業を担う。物流子会社は2026年1月に合併し千趣会ロジスティクスサービスに名称変更予定。

業界の中での役割は通販事業者(消費者向け)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
421億円
営業利益
-26億円
営業利益率
-6.2%
純利益
39億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01一般消費者(通信販売)主力

カタログやウェブサイトを通じて、衣料品、生活雑貨、食品などを消費者に直接販売する通信販売事業。自社ブランド「ベルメゾン」を展開し、子会社がコールセンターや梱包出荷を担う。

主な製品・サービス1
ベルメゾン通販サービス
衣料品、インテリア、日用品などの通信販売。カタログとオンラインで提供。

02法人向けサービス準主力

企業や団体向けに、カタログギフトやノベルティ、ロジスティクスサービスなどを提供。物流子会社が梱包・発送業務を受託。

主な製品・サービス2
法人向けカタログギフト
企業が取引先や従業員に贈るカタログギフト。
ロジスティクス受託サービス
通販商品の保管、梱包、発送業務の代行。

03保険副次

通信販売の顧客基盤を活かし、少額短期保険(医療保険・火災保険など)を提供。保険事業として収益の多様化を図る。

主な製品・サービス1
少額短期保険
ネット通販で加入できる手軽な保険商品。

04その他その他

子会社による保育事業など、通信販売以外の事業。

製品と技術

ベルメゾンブランドの婦人衣料と雑貨

千趣会の通信販売は、自社ブランド「ベルメゾン」で展開される。婦人衣料が主力で、カジュアルウェアからフォーマルまで幅広い。また、インテリア雑貨、キッチン用品、バッグなどの生活雑貨も扱う。商品は自社で企画開発し、カタログとECサイトを通じて販売。ターゲットを明確化した世代別事業ドメインへの再編を進めている。

ベビー・子ども用品と子育て支援

ベビー服、おもちゃ、育児用品などもベルメゾンで提供。また、グループ子会社の株式会社千趣会チャイルドケアが保育事業を運営し、関東関西で14施設の保育所・学童を展開する。子育て世帯に向けた付加価値の高い周辺事業も拡大中。チャイルドケアの2024年12月期売上高は16億84百万円と順調に成長している。

カタログとECのハイブリッド販売チャネル

従来はカタログ主体だったが、再生計画によりECを主戦場に転換中。ECサイト「ベルメゾンネット」に加え、楽天市場やAmazonなどのモール店舗も展開。お客様とのタッチポイント拡大のため、実店舗も運営。販売促進費や手数料の効率化を進め、収益性改善を図る。2024年12月期の通信販売売上高は359億89百万円。

法人向け物流代行と株主優待サービス

法人事業では、通信販売で培った物流・コールセンターのノウハウを活かし、他社の通販業務の代行受託を行う。株主優待品の企画・手配も主要サービス。2024年12月期の法人事業売上高は40億7百万円、営業利益2億53百万円と堅調。お取引先との協業深化によりギフト・卸事業の拡大を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

カタログ通販専業、構造不況

当社はカタログ通販とECを手掛ける小売企業で、売上高は約460億円(2024年12月期)。同業のトライアルホールディングスはディスカウントストアを展開し売上高は約5,000億円と規模が大きく異なる。まんだらけはサブカルチャー向けでニッチ。業界内では、カタログ通販の市場縮小と競争激化に直面し、売上高が492億円から421億円へ減少、営業損失が続く。構造的な収益悪化から抜け出せず、抜本的な改革が必要。

強み

  • カタログ通販で築いた顧客基盤とブランド認知がある。
  • 自社物流網を持ち、配送効率や在庫管理に強み。
  • 衣料・生活雑貨など幅広い品揃えで顧客ニーズに対応。
  • 高齢層を中心に固定ファンが多く、繰り返し購入がある。

課題

  • 2期連続の営業損失で、収益改善が急務。
  • 紙媒体の需要減少が続き、ECシフトの遅れが課題。
  • 低価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が千趣会

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19973KOZOホールディングス59億円
2556A犬猫生活58億円10.2倍
33065ライフフーズ58億円137.3倍
48230はせがわ58億円19.4倍
59853銀座ルノアール57億円34.8倍
68165千趣会55億円0.8倍
77127一家ホールディングス52億円66.1倍
83058三洋堂ホールディングス52億円15.1倍
93134Hamee50億円9.0倍
107126グローバルスタイル50億円10.8倍
117918ヴィア・ホールディングス49億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

こけし人形の頒布から始まった創業期

創業者髙井恒昌が1953年10月に大阪市中央区で個人創業した味楽会が前身。1955年11月に法人化し、株式会社千趣会を設立。当初の目的はこけし人形の頒布であり、大阪市城東区で営業を開始した。1956年7月には本店を大阪市北区に移転。1975年7月にカタログ事業部を発足させ、通信販売へ本格参入する。

上場と物流インフラ整備の1980〜90年代

1984年5月に大阪証券取引所市場第二部に上場、1988年7月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1990年9月に両市場で第一部銘柄に指定された。1993年9月に香港に現地法人を設立。1995年8月に岐阜県可児市に中部商品センター(現可児ディストリビューションセンター)、1997年9月に栃木県鹿沼市に鹿沼商品センターを稼働させ、物流網を強化した。

子会社設立による機能分離と多角化の2000年代

1998年10月に物流子会社(現千趣会ロジスティクスサービス)、2000年7月にコールセンター子会社を設立。2003年7月にイイハナを子会社化し花事業に進出。2008年1月に東京本社を設置し二本社制へ移行。同年5月にディアーズ・ブレインを子会社化したが、2015年3月に同社株式を譲渡。2013年11月には保育事業会社チャイルドケアを設立し、新分野を開拓した。

JR東日本との提携とその後の再編

2015年3月、東日本旅客鉄道株式会社と資本業務提携契約を締結。しかし、その後提携を解消し、業務協力関係のみ継続。同年、東京本社を台東区へ移転。2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しに伴いプライム市場に移行するが、2023年にスタンダード市場へ再選択。2024年12月期には大阪本社ビルを売却し、資産効率の向上を図った。

赤字からの再生計画を発表した2020年代後半

売上高の減少に伴い、2015年12月期から断続的に最終赤字を計上。2024年12月期には営業損失35億円、純損失36億円となった。2025年2月、2025〜2027年を対象とする再生計画を公表。2027年12月期に売上高500億円、営業利益16億円を目標とし、カタログ主体からEC中心のビジネスモデルへの転換を掲げた。

年表22件を開く

1950年代

  • 1953年10月創業創業者髙井恒昌が味楽会(現在の株式会社千趣会)を大阪市中央区において個人で創業。
  • 1955年11月創業法人組織に改組し、こけし人形の頒布を主たる目的として株式会社千趣会を設立、大阪市城東区において営業を開始。
  • 1956年7月大阪市北区に本店を移転。

1970年代

  • 1975年7月創業カタログ事業部発足。
  • 1977年10月M&A千趣興産株式会社と合併。

1980年代

  • 1984年5月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1985年10月大阪市北区にビジネスセンタービル(現本社)完成。
  • 1988年7月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

1990年代

  • 1990年9月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。
  • 1992年9月大阪市北区にビジネスセンタービル2号館完成。
  • 1993年9月創業全額出資の千趣会香港有限公司設立。
  • 1995年8月岐阜県可児市に中部商品センター(現可児ディストリビューションセンター)稼働。
  • 1997年9月栃木県鹿沼市に鹿沼商品センター(現鹿沼ディストリビューションセンター)稼働。
  • 1998年10月創業全額出資の千趣物流株式会社(現株式会社千趣会ロジスティクスサービス)設立。

2000年代

  • 2000年7月創業全額出資の千趣会コールセンター株式会社設立。
  • 2003年7月M&A株式会社千趣会イイハナに出資、子会社化。
  • 2007年11月株式会社ディアーズ・ブレインに出資。
  • 2008年1月東京支社を東京本社(東京都品川区)と改称し、二本社制に移行。
  • 2008年5月M&A株式会社ディアーズ・ブレインに追加出資を行い、子会社化。

2010年代

  • 2012年8月創業全額出資の株式会社ベルメゾンロジスコ(現株式会社千趣会ロジスティクスサービス)設立。
  • 2013年11月創業全額出資の株式会社千趣会チャイルドケアを設立。
  • 2015年3月M&A株式会社プラネットワークに出資、子会社化。ワタベウェディング株式会社に出資、持分法適用関連会社化。岐阜県美濃加茂市に美濃加茂ディストリビューションセンター稼働。株式会社ベルメゾンロジスコの株式を住商グローバル・ロジスティクス株式会社へ一部譲渡し、持分法適用関連会社化。東京本社を東京都台東区に移転。東日本旅客鉄道株式会社と資本業務提携契約を締結。ワタベウェディング株式会社は第三者割当増資に伴い、持分法適用関連会社の範囲から除外。株式会社ディアーズ・ブレイン及び株式会社プラネットワークの全株式を譲渡したことに伴い、連結の範囲から除外。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行。株式会社ベルメゾンロジスコの全株式を取得し、子会社化。東日本旅客鉄道株式会社と資本業務提携契約を解消。※業務上の協力関係は継続中 資産効率の向上及び財務の健全性の確保を目的に大阪本社(大阪市北区ビジネスセンター)を売却。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年12月期まで500億円
  • 連結営業利益2027年12月期まで16億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ECを主戦場とした事業構造改革

    カタログ主体のビジネスモデルからEC主体の高収益な事業体質へ転換。ECモール自社店舗やリアル店舗展開、BtoB強化により販売チャネルを拡大する。

  2. 02

    新領域への展開と収益源の多角化

    子育て支援、エシカル推進、海外展開の事業化可能性を探るとともに、IP活用事業など企画開発力を活かした新領域を開拓する。

  3. 03

    コアターゲットへのマーケティング強化

    通販事業で顧客層を明確化し、マーケティング起点の商品開発で商品力を向上。共感性の高い商品と売場を提供するMDを構築する。

  4. 04

    法人事業の収益基盤多角化

    株主優待・広告・法人受託等の収益源を多角化し、取引先との協業深化によりギフト・卸事業の規模を拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で886人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は616万円で、9期前と比べて+4.4%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は10.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月2,007
2017年12月1,994
2018年12月1,792
2019年12月59039.411.01,424
2020年12月66739.210.11,454
2021年12月66239.19.2908
2022年12月64140.89.7905
2023年12月63040.08.7910
2024年12月67241.510.1871−402
2025年12月61642.510.3886−293

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率24.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率114.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 6 / 海外 1、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
可児ディストリビューションセンター — 岐阜県可児市2,160百万円
通信販売事業
美濃加茂ディストリビューションセンター — 岐阜県美濃加茂市1,703百万円
通信販売事業 法人事業
鹿沼ディストリビューションセンター — 栃木県鹿沼市1,501百万円
法人事業
主な関係会社
  • 国内
    上海千趣商貿有限公司(注)2
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベルメゾンロジスコ(注)2、3、5
    岐阜県可児市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    千趣ロジスコ㈱(注)2、5
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱千趣会チャイルドケア(注)2
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    千趣会コールセンター㈱(注)2
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱千趣会イイハナ(注)2
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    千趣会香港有限公司(注)2
    中華人民共和国 香港 · 非連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は421億円営業利益-26億円前期と比べると減収で、売上が-8.3%。

売上高
-8.3%
421億円
営業利益
-26億円
純利益
39億円
営業利益率
-6.2%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高410億円421億円
営業利益-12億円-26億円
純利益0億円39億円
1株あたり配当¥11

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は198億円、営業利益は−11億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−7.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q125−22−17.6−23
2023年2Q141−10−7.1−10
2023年3Q92−18−19.6−14
2023年4Q134−1
2024年1Q103−13−12.6−9
2024年2Q122−7−5.7−5
2024年4Q234−15−6.4−22
2025年2Q213−13−6.1−19
2025年4Q208−13−6.358
2026年2Q198−11−5.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は1,458億円から421億円へ29%に減った。直近期の営業利益率は-6.2%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
全額出資の株式会社ベルメゾンロジスコ(現株式会社千趣会ロジスティクスサービス)設立。
2012年12月1,4582820
全額出資の株式会社千趣会チャイルドケアを設立。
2013年12月1,4164640
2014年12月1,4253518
株式会社プラネットワークに出資、子会社化。ワタベウェディング株式会社に出資、持分法適用関連会社化。岐阜県美濃加茂市に美濃加茂ディストリビューションセンター稼働。株式会社ベルメゾンロジスコの株式を住商グローバル・ロジスティクス株式会社へ一部譲渡し、持分法適用関連会社化。東京本社を東京都台東区に移転。東日本旅客鉄道株式会社と資本業務提携契約を締結。ワタベウェディング株式会社は第三者割当増資に伴い、持分法適用関連会社の範囲から除外。株式会社ディアーズ・ブレイン及び株式会社プラネットワークの全株式を譲渡したことに伴い、連結の範囲から除外。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行。株式会社ベルメゾンロジスコの全株式を取得し、子会社化。東日本旅客鉄道株式会社と資本業務提携契約を解消。※業務上の協力関係は継続中 資産効率の向上及び財務の健全性の確保を目的に大阪本社(大阪市北区ビジネスセンター)を売却。
2015年12月1,343−25−53
2016年12月1,2911714
2017年12月1,260−42−111
2018年12月1,133−43−60
2019年12月8921482
2020年12月833−38−39
2021年12月73153
2022年12月589−79−110
2023年12月492−57−48
2024年12月459−35−39−7.6−36
2025年12月421−26−27−6.239

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高421億円のうち、営業利益として残るのは-26億円-6.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は39億円、売上の9.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.4%208億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.8%239億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-6.2%-26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
50.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比9.8pt
-6.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.8pt
9.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+17.5pt
26.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-9.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−31億円、投資CFが99億円で、差し引きのフリーCFは68億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は69億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月23−3610−1375
2013年12月22−22−10065
2014年12月27−15−11279
2015年12月34−81111−47143
2016年12月381−1639166
2017年12月20−4−1116173
2018年12月−1932−1413171
2019年12月2987−60116227
2020年12月24−16−408196
2021年12月−3−6−31−9157
2022年12月−59−71−6693
2023年12月−3918−7−2165
2024年12月−353−7−3227
2025年12月−3199−256869

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は261億円。このうち返さなくてよい自己資本が170億円で、自己資本比率は65.2%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月92944948048.4
2013年12月98850448451.0
2014年12月1,00853247652.7
2015年12月1,05453751751.0
2016年12月1,02052649451.5
2017年12月90441548945.9
2018年12月75934941045.8
2019年12月73742531257.7
2020年12月63932131850.2
2021年12月52533219363.3
2022年12月38922016956.5
2023年12月31817314554.3
2024年12月25513112351.6
2025年12月2611709165.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
69億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-93億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
56億円
在庫として抱えている分
負債合計
91億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中20位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中312位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-6.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
10.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥106で、1年前と比べて-56.2%過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。

¥106-0.9%1ヶ月-4.5%1年-56.2%時価総額55億円
過去52週の値幅
安値¥105高値¥247

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)0.8倍
PBR0.29倍
配当利回り10.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は前日比-0.90%の110円と低迷。25日線(110円)を下回り、75日線(121円)も下回る。52週高値251円からは-56.2%と大幅安値圏。52週安値106円に接近。出来高は増加傾向で、下値模索の展開。週足では下降トレンド継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 1.3倍と極端に低く、PBR 0.32倍は1倍割れ。ROE 26.1%と高いが直近赤字で配当なし。業界平均PER 41.2倍、PBR 2.91倍と比較して割安だが、業績悪化と無配がリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)0.8倍39.6倍
PBR0.29倍2.44倍
ROE26.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

赤字事業の立て直しが急務。2024/12期営業損失35億円、2025/12期も赤字継続だが、特別利益により純利益黒字予想。強気派はリストラ効果とブランド再生による業績改善可能性を評価。弱気派は競争激化、市場縮小、継続的な赤字構造を懸念。

プラスに働く材料7
  • 特別利益による黒字化

    2025/12期純利益39億円予想(特別益寄与)

  • 構造改革の進展

    コスト削減やカタログ通販からEC移行を推進

  • ブランド力の再生余地

    「ベルメゾン」は一定の顧客基盤を維持

  • 黒字転換によるバリュエーション修正2025年12月期影響

    2025/12期純利益39億円(前期は36億円の赤字)、PER1.3倍に

  • PBR0.32倍の割安感通年影響

    自己資本比率は低いが、資産価値に対する株価のディスカウント

  • 事業再編効果の本格化2026年下期影響

    営業損失26億円と赤字縮小、コスト削減進む

  • ネット通販シフトの加速不定影響

    カタログ販売からECへシフト、収益改善の可能性

マイナスに働く材料7
  • 赤字事業の継続

    2025/12期も営業損失26億円予想

  • 競合ECとの差別化困難

    アマゾン等との価格・利便性競争に劣後

  • 市場の縮小

    カタログ通販市場自体が縮小傾向

  • 営業赤字の継続通年影響

    2025/12期営業損失26億円と依然赤字、本業回復見えず

  • 売上高減少トレンド継続影響

    売上高492→459→421億円と減少、需要減退

  • 債務超過リスク不定影響

    PBR0.32倍は低いが、純資産減少続けば危険

  • 株価のボラティリティ継続影響

    1年で54%下落、材料乏しく低流動性

次の決算で確かめる点
営業損益
本業の収益力を測る
EC売上比率
デジタルシフトの進捗を示す
会員数・購買頻度
顧客基盤の健全性を判断

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり11で、前期から+450.0%いまの株価に対する利回りは10.38%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥11
1株あたり
配当利回り
10.38%
いまの株価に対して
配当性向
1.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月839.6
2019年12月2−75.01.1
2021年12月11450.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥11

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ64,844人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.6%を占め、残る65.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他52.554.452.955.758.564.1
事業法人30.528.928.725.724.221.8
金融機関15.415.516.715.415.512.8
自己株式11.89.910.110.110.110.1
証券会社0.20.61.22.41.10.6
外国法人1.40.50.40.70.70.5
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東日本旅客鉄道株式会社10.98
02株式会社ブレストシーブ7.01
03日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)6.50
04株式会社三井住友銀行3.20
05日本生命保険相互会社1.52
06有限会社左右山1.14
07公益財団法人千趣留学生奨学財団0.67
08佐川急便株式会社0.67
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.62
10千趣会グループ従業員持株会0.58

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+80%、1株純資産は14期で−65%。直近期のROEは26.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月471,0374.711.345.2
2013年12月931,1638.59.432.3
2014年12月421,2283.520.275.5
2015年12月−1081,028−9.9
2016年12月271,0092.726.039.6
2017年12月−213797−23.6
2018年12月−137689−15.8
2019年12月20188121.22.61.1
2020年12月−95699−10.6
2021年12月77080.958.6
2022年12月−234470−39.8
2023年12月−102369−24.4
2024年12月−77281−23.8
2025年12月8436426.12.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2025/12期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木聡代表取締役 社長執行役員509,000
三村克人取締役常務執行役員5736,000
高杉信匡取締役47
榊真二取締役69
大平裕子取締役63
稲田佳央監査役(常勤)676,000
荒井徹監査役(常勤)595,000
清水万里夫監査役69
滝口広子監査役62
岡尾竜平47
福塚圭恵監査役46
髙橋哲也常務執行役員
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢
小泉敦執行役員
西尾昌之執行役員
市ノ川真執行役員
井上智之執行役員
梶原健司代表取締役社長執行役員
石田晃一取締役専務執行役員
佐野太取締役常務執行役員
堀口育代社外取締役

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5555511
社外取締役636366
監査役2272714

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容417字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社が属する企業集団は、提出会社、子会社7社で構成され、通信販売事業を主たる事業とし、法人事業、保険事業、その他の事業を営んでおります。 当社グループが営んでいる主な事業内容と位置付け、セグメントとの関連は次のとおりであります。 区分   主な事業内容   会社名 通信販売事業   通信販売事業   当社、上海千趣商貿有限公司、㈱千趣会イイハナ、他1社 コールセンター業   千趣会コールセンター㈱ 梱包出荷業   ㈱ベルメゾンロジスコ 法人事業       当社、㈱ベルメゾンロジスコ、千趣ロジスコ㈱、千趣会コールセンター㈱ 保険事業   当社 その他       当社、㈱千趣会チャイルドケア 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)当社の連結子会社である千趣ロジスコ株式会社は、2026年1月1日付で株式会社ベルメゾンロジスコを吸収合併し、株式会社千趣会ロジスティクスサービスに社名変更しております。
経営方針・対処すべき課題2,149字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の方針 当社グループは、「良い商品」「良いサービス」をお客様に提供することを通じて、社会に貢献することを基本理念としております。 また、株主・顧客・取引先の皆様及び従業員など、すべての関係者と共存共栄を図り、企業価値を高めることを行動の指針としております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2025年2月13日に新たに再生計画(2025年~2027年)を発表しました。本計画の最終期である2027年12月期の目標とする経営指標は次のとおりです。 ・連結売上高 500億円 、連結営業利益16億円 当社グループがこれまで培ってきた、アイデア、商品、顧客資産、ブランドといった強みを基盤としながら、中核事業である通信販売事業の再成長に向けた抜本的な構造改革を実行します。従来のカタログ主体のビジネスモデルから、ECを主戦場とした高収益な事業体質への転換を図るとともに、ECモールやリアル店舗展開、BtoBの強化等、ビジネスの拡大を図ります。さらに、新たな収益源の確立に向け、子育て支援やエシカル推進、海外展開についても、中長期的な視点に立ち、事業化の可能性を探索していくとともに、IP(知的財産)活用事業等当社の企画開発力を活用した新領域の展開を進めてまいります。 これらの取組みを着実に実行することにより、強固な収益基盤の構築と再成長を実現し、目標営業利益の達成及び企業価値の向上を図ってまいります。 (3) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度のわが国経済は、賃金上昇や設備投資の持ち直しなど一部に緩やかな回復の兆しが見られるものの、長引く地政学的リスクや円安に伴う物価上昇が継続しており、企業収益への影響や個人消費の伸び悩みなど、景気の先行きに不透明さが残る状況が懸念されております。 このような状況のもと、当社グループはさらなる企業価値の向上を実現するため、再生計画(2025年~2027年)に基づき環境変化に対応しながら、中長期的な視点で経営課題の解決に取り組んでまいります。各事業の対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① 通信販売事業 再生計画(2025年~2027年)に基づき、通信販売事業のビジネスモデル再構築を目指し変革を進めてまいります。コアターゲットとなるお客様層を明確化し、そこへ向けたマーケティング起点での商品開発により商品力の向上を図るとともに、新鮮で共感性の高い商品と売場が通年で提案できるMDの構築に取り組みます。また、ECモールの自社店舗やリアル店舗の展開によるお客様とのタッチポイント拡大を進め、販売ポテンシャルの最大化を図ることで、業績の早期改善に努めてまいります。 ② 法人事業 顧客ニーズの複雑化・多様化や他社との競争激化により、事業環境は年々厳しくなっておりますが、通信販売に関連した業務支援等のニーズは高まっております。株主優待・広告・法人受託等の収益基盤を多角化し、また、お取引先様との関係をさらに強化し、事業パートナーのチャネル活用、協業深化を軸としてギフトや卸等の事業規模を拡大してまいります。 ③ 保険事業 ベルメゾン会員向けのマネーセミナーを中心とし、結婚式場、法人保険、産院等での活動を強化してまいります。加えて、団塊ジュニア世代のお困りごとに着目し、課題に対応した集客策や商品開発を通じて、収益性の向上を目指してまいります。 ④ その他 保育事業では、子育てに関わるすべての人の気持ちに寄り添い、笑顔が未来へとつながるよう「子ども達の生きる力」を育んでいます。関東関西の計14施設にて、引き続き安全で、利用者に安心いただける保育施設、学童施設の運営を進めます。また、子育てに関連した付加価値の高い周辺事業の展開も拡大してまいります。 当社グループは、株主、顧客、従業員、取引先、地域社会といった様々な利害関係者との共創による企業価値の向上を目指しております。そのためにコーポレート・ガバナンス(企業統治)が必要不可欠なものと認識し、内部統制システムの整備を行うとともに、透明性の高い経営システムの構築を図り、有効に機能させることが重要であると考えております。 併せて、取締役の監督責任の明確化、コンプライアンス体制の強化、迅速かつ正確な情報開示にも努めることで、内部統制システムの改善と充実を図りながら、コーポレート・ガバナンスを強化してまいります。コーポレート・ガバナンス強化策の一環として、監督機能及び業務執行機能の強化と責任範囲の明確化による「各部門の業績向上とキャッシュ・フロー最大化」、また、「激しい変化への対応力向上」及び「経営のスピードアップとより効果的な業務執行体制の構築」を目的とした執行役員制度を導入しております。 今後とも当社グループ一丸となり、企業価値の更なる向上に全力を尽くす所存でございます。
事業等のリスク4,154字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 [方針] 当社グループは、経営の健全性の維持・確保及び当社グループの信用の維持を図るため、リスク管理体制の強化は経営の最重要課題の一つであると位置付け、全役員及び全従業員に対して、リスク管理重視に取り組む姿勢の周知徹底を図るとともに、あらゆるリスクに対応できる体制作りを目指しております。 リスクを総合的、全社的に管理する機関として、リスク管理統括委員会(以下、「統括委員会」という)を設置し、統括委員会の委員長は社長、委員は経営会議の構成メンバーとし、統括委員会の事務局には、リスクマネジメント室を設置しております。 統括委員会の下部専門組織及び各リスクを管理する所管部署は、リスクの発生やそのおそれがあると判断するとき及びリスクに関する重要な情報を得たときは、速やかにかつ適切に報告を行うとともに統括委員会事務局に対し、毎月、リスク管理の状況について定例報告を行います。(リスク管理体制(リスク管理規程の別表)参照。) 統括委員会事務局は、リスク管理の状況について経営会議及び取締役会において定例報告を行います。報告周期は、経営会議においては毎月、取締役会においては毎四半期としております。(全社リスク管理(月次)と評価(四半期)のプロセス参照。) [個別のリスク] 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 生産国の政治情勢及び経済状況等の変化に関するリスク 当社グループが販売する商品の大半は中国などアジア各国からの輸入によるものであります。このため中国などアジア各国の政治情勢、経済環境、自然災害等により当社グループの業績及び財務状況に影響を受ける可能性があります。 (2) 為替変動に関するリスク 当社グループの主たる事業である通信販売事業において、取扱商品の一部は海外から外貨建で輸入しております。そのため、大幅な為替相場の変動があった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 個人情報漏洩に関するリスク 当社及び一部の子会社は個人情報保護法に規定する個人情報取扱事業者に該当しております。当社グループでは、法律を遵守すると共に、情報漏洩防止のため個人情報管理担当を置き、内部管理体制を強化しております。なお、当社はプライバシーマークの認証を取得しております。 しかしながら、当社グループが扱う個人情報が漏洩した場合については、当社グループの信頼の失墜につながり、企業イメージの悪化が業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 自然災害等に関するリスク 当社グループの主たる事業である通信販売事業において、受注処理及び商品出荷業務などは、万一自然災害等が発生した場合多大な影響があります。その影響を最小限にするためシステムの二重化や耐震対策を行っております。また、災害対策委員会を設置し災害発生時の対応ルールなどを策定しております。 しかしながら、大規模災害の発生により当社の設備等に被害が生じた場合については、受注処理及び商品出荷業務に影響を与え、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 情報システムに関するリスク 当社グループが保有するコンピュータシステムにおいて地震、台風のほか洪水、ハードウェア及びソフトウェアの障害、テロリズム、サイバーテロ等、様々な要因がシステムに影響を及ぼす可能性があります。業務はほとんどすべてにおいてコンピュータ処理を行っているため、コンピュータトラブルが発生し復旧等に時間を要した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法的規制等に関するリスク 当社グループの主たる事業である通信販売事業においては、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「特定商取引に関する法律」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」、「製造物責任法」等による法的規制を受けております。そのため、社員教育の徹底、コンプライアンス体制の整備など管理体制の構築等により法令遵守の体制を整備しております。 しかしながら、これらに関連する法令の規制の改正や新たな法的規制が設けられる場合、あるいはこれらの規制を遵守できなかった場合、当社グループの企業イメージの悪化など、当社グループの事業、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 天候不順に関するリスク 当社グループの主たる事業である通信販売事業において、冷夏や暖冬、長雨といった天候不順や異常気象により売上が変動するため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 企業買収、戦略的提携に関するリスク 当社グループは、既存の事業基盤を拡大するため、あるいは新たな事業への進出のため、今後も事業戦略の一環として企業買収や資本提携を含む戦略的提携を行なう可能性があります。企業買収や戦略的提携にあたっては、十分な調査・分析検討を行ないますが、買収・提携後に偶発債務の発生や未認識債務が判明する場合などが考えられます。また、買収・提携後の事業計画が当初計画どおりに進捗しない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 在庫に関するリスク 当社グループでは、季節性の強い商品が一定比率を占めることや、商品企画から販売までに一定期間を要することから、販売時の気候や流行に左右され、商品企画時の計画と販売実績が乖離し、商品の収益性が低下する可能性があります。仕入・販売・在庫計画の精緻化や在庫コントロールの強化など、在庫の抑制、商品回転率の向上に努めておりますが、販売量の予期せぬ変動により在庫が過剰となり収益性の低下が見られた場合、評価損によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 商品の安全性に関するリスク 当社グループの提供する商品については、関連法規の遵守はもちろんのこと、法規制以上の自社基準・自社規制を設け、全グループを挙げてその品質向上に取り組んでおります。しかし、将来にわたり、販売した商品及びその広告表現等において、安全上の問題や表示上の問題が発生する可能性があります。このような問題が発生した場合、多額のコストの発生や当社グループのイメージ低下による売上の減少等が想定され、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11) インターネット等による風評被害に関するリスク 当社グループは、プレスリリース及び適時情報開示等により信頼の維持・向上を図り、リスク顕在化の未然防止に努めております。しかしながらインターネット上の掲示板への書き込みやソーシャル・ネットワーキング・サービス、それらを要因とするマスコミ報道等による風評・風説の流布が発生・拡散した場合には、当社グループの事業、業績及び財務状況、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 通信販売市場におけるリスク 当社グループが主たる事業とする通信販売市場において、近年インターネットやスマートフォン等、情報通信インフラの充実や携帯端末の普及により、通信販売市場自体は今後も拡大が見込まれます。当社グループはこうした購買環境の変化に対応し、カタログを中心とした従来型スタイルからECへと軸足をシフトし、EC販売の強化を図っています。しかし、通信販売市場の拡大に伴うさらなる競争激化が予想され、既存事業者との競合、新規参入事業者による新たな高付加価値サービスの提供等が行われた場合、当社グループにおける競争力が低下した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 固定資産の減損に関するリスク 当社グループでは、事業の用に供する様々な有形固定資産や無形固定資産を有しておりますが、事業収益の急激な悪化や買収事業の推移が当初計画を下回ることなどにより、保有資産から得られる将来キャッシュ・フロー見込額が減少した場合、「固定資産の減損に係る会計基準」の適用による減損損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策 当社は、再生計画(2025年~2027年)の2年目にあたる2026年度において、当連結会計年度に構築した事業基盤を活かし、営業利益の黒字化を確実なものとしてまいります。市場環境に合わせた施策の柔軟な見直しと最適化を行いながら、再生計画に基づいた業績改善の取り組みを完遂し、収益力の回復を図ります。さらに、確立した強固な収益体質を基盤として、持続的な成長を図るとともに、今一度「企業の存在理由は社会貢献にある」という当社の理念に立ち戻り、社会課題に真正面から向き合ってまいります。ライフスタイルの提案や、商品・サービス・情報・繋がる場の提供を通じて、新たな価値を創造し、生活者の皆様、ビジネスパートナーの皆様と共に、サステナブルな社会の実現を目指す企業へと進化し、当社の存在価値、企業価値の向上を図ってまいります。 なお、再生計画(2025年~2027年)につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 中長期的な会社の経営戦略」をご参照ください。 (15) 継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、当連結会計年度において4期連続で重要な営業損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。 なお、継続企業の前提に関する詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (継続企業の前提に関する事項)」をご参照ください。
経営成績の分析 (MD&A)4,941字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度の期首より、カタログギフトの未使用分の計上方法及び販売促進費に関する会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で比較分析を行っております。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、賃金上昇や設備投資の持ち直しなど一部に緩やかな回復の兆しが見られるものの、長引く地政学的リスクや円安に伴う物価上昇が継続しており、企業収益への影響や個人消費の伸び悩みなど、景気の先行きに不透明さが残る状況が懸念されております。 このような経営環境のもと、当社は2025年2月13日に発表いたしました「再生計画(2025年~2027年)」に基づき、事業構造改革と業績回復に向けた施策を着実に推進してまいりました。その結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は420億71百万円(前期比8.3%減)、営業損失は25億88百万円(前期は34億59百万円の営業損失)と損失幅の縮小が進みました。また、経常損失は27億37百万円(前期は39億9百万円の経常損失)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は固定資産売却益の計上により39億40百万円(前期は36億16百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。当社は引き続き再生計画に基づく構造改革を推進し、次期の営業黒字化及び中長期的な企業価値の向上を目指して取り組んでまいります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (通信販売事業) インターネット及びカタログを中心とする通信販売事業は、再生計画に基づき、ターゲットを明確化した世代別事業ドメインへの再編や不採算商品の改廃を進めるとともに、カタログ起点からECを主戦場としたビジネスモデルへの転換や、ECサイトやカタログにおける顧客層に最適化した売場への転換を推進いたしました。これらの構造改革に伴い減収となりましたが、収益改善の取組みにより営業損失は縮小し、次期黒字化に向けた収益基盤の構築が着実に進展いたしました。この結果、当連結会計年度の売上高は359億89百万円(前期比9.9%減)、営業損失は30億82百万円(前期は39億33百万円の営業損失)となりました。 (法人事業) 法人向けの商品・サービスを提供する法人事業は、物流業務の代行サービス受託と株主優待品の受託が堅調に推移し、当連結会計年度の売上高は40億7百万円(前期比2.4%増)、営業利益は2億53百万円(前期比56.9%増)となりました。 (保険事業) お客様に最適な保険選びのサポートを行う保険事業は、結婚式場等の従来チャネルからの新規契約件数が減少し、法人保険、産院等の新たな販売チャネルの開拓に取り組んでおりますが、減少分を補うには至らず、当連結会計年度の売上高は3億90百万円(前期比23.8%減)、営業利益は1億42百万円(前期比45.8%減)となりました。 (その他) 子育て支援事業を行うその他の事業は、保育事業の運営が順調に推移し、当連結会計年度の売上高は16億84百万円(前期比12.2%増)、営業利益は96百万円(前期比100.8%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は69億37百万円となり、前連結会計年度末と比較して42億83百万円の増加となりました。 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、30億75百万円の支出(前期は34億59百万円の支出)となりました。主なプラス要因は、税金等調整前当期純利益39億99百万円であり、主なマイナス要因は、固定資産除売却損益70億53百万円、仕入債務の減少額8億91百万円であります。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、98億54百万円の収入(前期は2億97百万円の収入)となりました。主なプラス要因は、有形固定資産の売却による収入95億3百万円であり、主なマイナス要因は、有形固定資産の取得による支出2億88百万円、無形固定資産の取得による支出1億85百万円であります。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、25億11百万円の支出(前期は7億10百万円の支出)となりました。主なマイナス要因は、長期借入金の返済による支出23億65百万円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当社グループの生産実績は、金額的重要性が乏しいため、生産実績に代えて仕入実績を記載しております。 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 通信販売事業   17,812   △3.1 法人事業   727   △1.4 保険事業   -   - 報告セグメント計   18,540   △3.0 その他   79   6.2 合計   18,619   △3.0 (注)金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 通信販売事業   35,989   △9.9 法人事業   4,007   2.4 保険事業   390   △23.8 報告セグメント計   40,386   △9.0 その他   1,684   12.2 合計   42,071   △8.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.数量については、品目が多岐にわたるため、表示を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績の分析 a.売上高 売上高につきましては、420億71百万円(前期比8.3%減)となりました。売上高をセグメントごとに分析すると、通信販売事業は359億89百万円(前期比9.9%減)、法人事業は40億7百万円(前期比2.4%増)、保険事業は3億90百万円(前期比23.8%減)、その他の事業は16億84百万円(前期比12.2%増)となりました。 b.売上原価 売上原価は207億38百万円となり、前連結会計年度と比較して16億18百万円減少(前期比7.2%減)となりました。これは、売上減少によるものであります。 c.販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は239億21百万円となり、前連結会計年度と比較して30億40百万円減少となりました。これは、主に販売促進費・販売手数料等の注文獲得費の効率化や支払手数料等の固定的な費用の低減によるものであります。 d.営業損失 以上により、営業損失は25億88百万円(前期は34億59百万円の営業損失)となりました。 e.営業外損益及び経常損失 営業外収益は、雑収入44百万円(前期は52百万円)、持分法による投資利益35百万円(前期は59百万円)、事業所閉鎖損失引当金戻入額24百万円(前期は12百万円)等を計上したことにより、1億33百万円(前期は1億31百万円)となりました。 営業外費用は、割増退職金1億25百万円(前期は1億31百万円)、支払利息83百万円(前期は52百万円)、為替差損44百万円(前期は77百万円)等を計上したことにより、2億82百万円(前期は5億81百万円)となりました。 以上により、経常損失は27億37百万円(前期は39億9百万円の経常損失)となりました。 f.特別損益、税金等調整前当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益は、固定資産売却益70億54百万円(前期は0百万円)等を計上したことにより、70億91百万円(前期は5億49百万円)となりました。 特別損失は、減損損失3億52百万円(前期は2億35百万円)等を計上したことにより、3億54百万円(前期は2億66百万円)となりました。 以上により、税金等調整前当期純利益は39億99百万円(前期は税金等調整前当期純損失36億26百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は39億40百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失36億16百万円)となりました。 ② 当連結会計年度末の財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6億64百万円増加し、261億49百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ37億27百万円増加し、175億57百万円となりました。これは、現金及び預金が42億83百万円増加したことが主な要因であります。また固定資産は、有形固定資産が20億15百万円、投資その他の資産が6億94百万円、無形固定資産が3億53百万円それぞれ減少したことにより前連結会計年度末に比べ30億63百万円減少し、85億91百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ12億97百万円減少し、88億5百万円となりました。これは、電子記録債務が9億69百万円、短期借入金が4億20百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ19億27百万円減少し、3億6百万円となりました。これは、長期借入金が19億63百万円減少したことが主な要因であります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ38億89百万円増加し、170億37百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益39億40百万円を計上したことが主な要因であります。この結果、自己資本比率は65.2%となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入原価や運賃・販売促進費をはじめとする販売費及び一般管理費であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3億6百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は69億37百万円となっております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しており、経営成績又は財政状態に重要な影響を及ぼす見積り・判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる要因を考慮して行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在することから、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。 なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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