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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ジェネレーションパス

GENERATION PASS CO.,LTD3195 · Standard · 小売業

ECモールで249万点の商品を販売するデータ駆動型ECマーケティング企業。

概要

ジェネレーションパスは2002年に設立されたEC小売企業で、東京証券取引所マザーズに上場している(2014年)。楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールに出店し、自社ECサイト「リコメン堂」などを運営する。2025年10月期の連結売上高は166億円、従業員は273名。データ分析に基づくマーケティングと、中国・ベトナムでの商品企画・製造を組み合わせた事業モデルを持つ。

「リコメン堂」と87店舗を展開するECマーケティング

ECマーケティング事業は当社の主力で、売上高の約8割を占める。自社開発の受発注システムGPMSとマーケティング情報システムMISにより、249万点もの商品を在庫リスクの少ないドロップシッピング方式で販売する。楽天市場やAmazonなど複数のモールに連結合計87店舗(2025年10月時点)を出店し、家具、家電、生活雑貨、ファッションなど幅広いジャンルを扱う。2024年からは独自の自社ECサイト群「Unique Stores Platform(USP)」の構築も開始している。

中国とベトナムに生産拠点を持つ商品企画事業

商品企画関連事業では、ECマーケティングで得たビッグデータを活用し、メーカーと共同で商品開発を行う。青島新綻紡貿易やGenepa Vietnamなどの海外子会社を通じて、機能性繊維やアパレル製品の企画・製造・販売を手がける。特にGenepa Vietnamでは生産管理を強化し、オーストラリアやイタリアなど新規取引先からの受注を拡大。自社ブランド「S!mplus」家電シリーズは累計出荷50万台を突破し、ブランド価値向上に寄与している。

EPOサイクルと自社システムが支える低コスト運営

当社の競争力の源泉は、EPO(EC Platform Optimization)と呼ばれるデータ駆動型マーケティング手法にある。各モールから収集したビッグデータを分析し、最適なキーワード、価格、画像を設定して販売し、その結果を検証して改善を繰り返す。このサイクルを支えるのが、自社開発の受発注システムGPMS(2013年稼働)とマーケティング情報システムMIS(2014年稼働)である。これにより249万点の商品を効率的に管理し、ローコストオペレーションを実現している。

売上高は10年で5倍超、利益は変動しながらも堅調

当社の連結売上高は2012年12月期の28億円から2025年10月期には166億円へと拡大した。一方、当期純利益は0~3億円の間で変動しており、2021年10月期には1億円の純損失を計上したが、2025年10月期には営業利益1億円、純利益2億円と黒字に転換している。営業利益率は低いものの、EC市場の成長と共に規模を拡大してきた。株主優待制度を導入し、資本コストを意識した経営にも取り組んでいる。

業界の中での役割はEC運営・マーケティング支援企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
166億円
営業利益
1億円
営業利益率
0.6%
純利益
2億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ECマーケティング(マーケティング事業)主力

自社開発システムでECモール等からビッグデータを収集・分析し、商品の販売戦略を立案・実行。自社ECサイト群(リコメン堂等)で多ジャンルの商品を販売する。

主な製品・サービス3
EPO
ECモールのデータを活用したマーケティング手法。収集・分析、集客、実行、検証のサイクルで販売効果を高める。
GPMS
自社開発の受発注システム。大量の受注・発注を一括管理。
MIS
マーケティング情報システム。ビッグデータを分析し、売れ行き予測や最適なキーワード生成を支援。

02ECサポート準主力

ECサイト運営企業向けに、データ活用による運営支援サービスを提供。成果報酬型のビジネスモデル。

主な製品・サービス1
ECサポートサービス
売れる商品情報の提供、店舗デザイン編集、商品構成最適化、検索キーワード設定、集客支援など。

03商品企画関連準主力

ECデータを活用し、メーカーと共同で商品開発。海外工場と提携し、生産管理も行う。

04その他(ソフトウェア・メディア)副次

ソフトウェア受託開発・システム開発、およびECデータを活用したメディア事業。

製品と技術

創業の原点となった写真映像化システム

2002年12月に販売を開始した「G-ALBUM Creator」は、写真を映像化するシステムで、創業時の主力製品であった。これに加えて、2003年にはブライダル専門の映像制作サイト「ブライダルDVD」事業を立ち上げ、個人の思い出をデジタル化するサービスを提供した。これらの製品は、画像データの取り扱い技術を蓄積し、後のEC事業における商品画像処理やシステム開発の基盤となった。また、映像化システムで培った動画制作ノウハウは、現在のマーケティング動画制作にも間接的に寄与している。

多店舗展開で249万点の商品を扱う「リコメン堂」

2007年に開始した「リコメン堂」は、当社のECマーケティング事業の顔である。楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどの主要モールに出店し、連結合計87店舗(2025年10月時点)を運営。取扱商品は249万点に及び、家具、家電、生活雑貨、ファッション、美容コスメ、食品など多ジャンルをカバーする。在庫リスクを抑えたドロップシッピング方式を基本とし、売れ筋商品のみ在庫を持つ効率的な運営を行っている。

自社開発のMISとGPMSが支えるデータマーケティング

EPO(EC Platform Optimization)は当社の核となるマーケティング手法で、データ収集・分析、集客、販売実行、検証の4段階からなる。これを支えるのが、2014年稼働のMIS(Marketing Information System)と2013年稼働の受発注システムGPMSである。MISは各モールからビッグデータを収集し、商品キーワードの自動生成や売れ行き予測を行う。GPMSは87店舗の受注と1,013社の仕入先への発注を一元管理し、業務の自動化を実現している。

累計50万台のS!mplus家電と特許取得の機能性繊維

自社ブランド「S!mplus」は2017年にスタートした家電シリーズで、2025年7月に累計出荷50万台を突破した。D2C(Direct to Consumer)で販売し、中間コストを削減することで高品質・低価格を実現。一方、商品企画関連事業では、高機能繊維の開発を進め、複数の特許を取得。リカバリーウェアなどの製品を開発し、伊藤忠商事とのアパレル向け機能性繊維の共同開発・販売契約を締結するなど、事業領域を拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

リユース小売チェーン、薄利で成長鈍化

ジェネレーションパスは、リユース品を中心とした小売チェーンを展開。同業のトライアルHDやまんだらけと比較されるが、業態は異なる。売上高は拡大傾向にあるものの、営業利益率は0.6%と極めて低く、収益性が課題。リユース市場は成長が続くが、競合も多く、差別化が難しい。光フードサービスなど異業種との競合もある中、効率化と高付加価値化が急務。

強み

  • 幅広い商品を取り扱い、価格競争力のあるリユース品を提供
  • 全国に店舗を展開し、顧客接点を増やして売上拡大を図る
  • SDGs志向の高まりを追い風に、環境配慮型消費に対応
  • リーズナブルな価格設定で、価格敏感層の顧客を獲得

課題

  • 営業利益率0.6%と薄利、コスト削減や高マージン商品の強化が必要
  • リユース市場は多数の競合が存在、独自の強みを打ち出せていない
  • 売上高成長率が鈍化、新たな成長エンジンや出店戦略の見直しが課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がジェネレーションパス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19271和心63億円9.7倍
29876コックス62億円5.8倍
33135マーケットエンタープライズ61億円
42796ファーマライズホールディングス61億円52.6倍
59854愛眼61億円36.2倍
63195ジェネレーションパス60億円37.1倍
79976セキチュー59億円14.5倍
89973KOZOホールディングス59億円
9556A犬猫生活58億円10.2倍
103065ライフフーズ58億円137.3倍
118230はせがわ58億円19.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

思い出写真のアーカイブ事業からスタートした創業期

2002年1月、東京都千代田区に資本金1100万円で設立。当初は写真のアーカイブ化・映像化システム「G-ALBUM Creator」の製造販売を手がけた。同年6月には個人情報ストレージサービスを開始。2003年1月に本社を新宿区に移転し、同年2月にはブライダル専門映像サイト「ブライダルDVD」事業を立ち上げた。これらの事業は後に主力となるEC事業への布石であり、創業期からデジタルコンテンツとネットビジネスに軸足を置いていた。

「リコメン堂」の開始と楽天市場への出店

2007年6月、ネットマーケティング事業「リコメン堂」を開始。同年7月にYahoo!ショッピングやDeNAショッピングへの出店を開始し、2008年7月には楽天市場にも参入した。これによりモール型ECの運営ノウハウを蓄積。2011年7月には農事組合法人和郷園と業務提携し、農産物の販売事業に参入するなど、取り扱い商材の多様化も進めた。この時期に現在のECマーケティング事業の原型が形成された。

トリプルダブル買収とマザーズ上場で事業基盤を強化

2012年12月、システム開発企業トリプルダブルの全株式を取得し子会社化。これにより自社システム開発力を獲得した。2013年1月にはネットマーケティング事業をECマーケティング事業に改称し、ECサポート事業も開始。同年11月には宅配ボックス事業者との提携を結び、新たなチャネルを模索。2014年9月、東京証券取引所マザーズに上場し、資金調達力を高めた。

タイCharoen Pokphandとの提携と越境ECへの進出

2015年2月に商品企画関連事業を開始。同年7月にはタイのCharoen Pokphand Groupと資本提携し、海外ネットワークを強化。11月には上海政府運営のECモール「跨境通(KJT.com)」に出店し、越境ECにも乗り出した。2016年には中国企業との資本業務提携や越境EC決済システムの開発提携を進めたが、2017年12月には一部提携を解消するなど、試行錯誤も見られた。

アクトインテリアや青島新綻紡を買収しグループを拡大

2017年9月、アクトインテリアとITEAの株式を取得し、子会社化。これによりヤマセイやYARN HOMEを傘下に収め、インテリア分野を強化。2018年4月には中国の青島新綻紡貿易を買収し、繊維製品の開発・生産・販売事業を獲得。さらにその子会社の青島新嘉程家紡も連結子会社化。これらのM&Aにより、ECマーケティングに加えて、自社で商品を企画・製造する体制を整えた。

ファミリーマートとの提携や自社ブランドの成長

2018年7月、ユニー・ファミリーマートホールディングス(現ファミリーマート)と業務提携し、経営資源の有効活用を図った。その後、2024年には自社ECサイト群「USP事業」を開始。2025年7月には自社ブランド「S!mplus」家電の累計出荷が50万台を突破。また、機能性繊維の開発を進め、伊藤忠商事との共同開発契約を締結するなど、商品企画事業でも成果を上げている。

年表23件を開く

2000年代

  • 2002年1月創業東京都千代田区紀尾井町に思い出写真のアーカイブ化、映像化システムの製造販売を事業目的とした、株式会社ジェネレーションパス(資本金11百万円)を設立
  • 2002年6月個人情報のストレージサービスの提供開始
  • 2002年12月写真の映像化システム「G-ALBUM Creator」販売開始
  • 2003年1月東京都新宿区西新宿に本社移転
  • 2003年2月ブライダル専門映像自社サイト「ブライダルDVD」事業スタート
  • 2007年6月ネットマーケティング事業「リコメン堂」開始
  • 2007年7月ECモールへの出店開始(Yahoo!ショッピング、DeNAショッピング)
  • 2008年7月楽天市場出店開始

2010年代

  • 2011年7月千葉県の農事組合法人和郷園が生産した農産物の販売事業を営む株式会社和郷と生産物の販売に関する業務提携
  • 2012年12月M&Aシステム構築企業株式会社トリプルダブル(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化
  • 2013年1月ネットマーケティング事業をECマーケティング事業とし、合わせて、ECサポート事業の開始
  • 2013年11月宅配ボックスの製造・運営管理事業を営む株式会社フルタイムシステムと会員向けビジネスに関する業務提携
  • 2014年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2015年2月商品企画関連事業開始
  • 2015年7月Charoen Pokphand(チャロン・ポカパン) Group Company Limitedと資本提携
  • 2015年11月上海政府運営ECモール「跨境通(KJT.com)」へ出店開始
  • 2016年3月商品企画関連事業 新商材の開発完了、販売開始
  • 2016年5月MOBILE NAVI BEIJING CO.,LTDと資本業務提携の基本合意締結
  • 2016年9月ABC VIRTUAL COMMUNICATIONS,Inc.と越境ECと決済システム開発に関する業務提携
  • 2017年9月M&Aアクトインテリア株式会社及びITEA株式会社の株式を取得し、連結子会社化。アクトインテリア株式会社の連結子会社化に伴い、ヤマセイ株式会社及び株式会社YARN HOMEを連結子会社(孫会社)化
  • 2017年12月MOBILE NAVI BEIJING CO.,LTDと資本業務提携解消
  • 2018年4月M&A青島新綻紡貿易有限会社の株式を取得し、連結子会社化。青島新綻紡貿易有限会社の連結子会社化に伴い、青島新嘉程家紡有限会社を連結子会社(孫会社)化
  • 2018年7月ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社(現・株式会社ファミリーマート)と経営資源の有効活用等に関する業務提携

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 社員平均昇給率5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ECマーケティングの強化

    商品取扱高の増加に注力しつつ、中長期成長に向けた投資を維持。他社を支援するECサポート事業とメディア事業に注力し、子会社のWEB制作機能を活用してECサイトの内製化を進める。

  2. 02

    D2C拡大と調達ルート見直し

    仕入れ価格高騰に対応するため、自社企画・海外生産のD2Cを拡大し、調達ルート見直しや物流コスト削減により販売価格上昇を抑制する。

  3. 03

    優秀な人材確保とシステム化推進

    即戦力人材を新卒・中途で採用し、継続的な昇給や研修・福利厚生で育成・定着を図る。AI活用などで生産性向上を推進し、システム要員比率20%を維持・拡充する。

  4. 04

    コーポレートブランド価値の向上

    自社ブランド「S!mplus」の拡販や独自の高機能繊維開発、特許取得、商社との共同開発を通じてグループシナジーを創出し、企業価値を高める。

  5. 05

    グローバル事業展開の推進

    中国・ベトナム・ラオスなどアジアを重点地域とし、各地域特性に応じた事業展開と子会社・代理店連携強化により、欧米・オセアニア向け受注拡大を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で273人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は460万円で、9期前と比べて+20.9%平均年齢は31.5歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月60
2017年10月80
2018年10月160
2019年10月38032.03.7138
2020年10月38931.34.2233
2021年10月43431.44.4243
2022年10月44631.14.1281
2023年10月43831.34.2288
2024年10月44131.54.727636
2025年10月46031.55.027337

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 4 / 海外 4、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都新宿区49百万円
ECマーケティング事業 商品企画関連事業 その他事業
青島新嘉程家紡 有限会社 — 中国山東省47百万円
商品企画関連事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社トリプルダブル
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    青島新綻紡貿易有限会社(注)3、5
    中国山東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    青島新嘉程家紡有限会社
    中国山東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社カンナート
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フォージ(注)4
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Genepa Vietnam Co.,Ltd. (注)3
    ベトナム 社会主義共和国ビンズン省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NEW FIBER LAO SOLE CO.,LTD
    ラオス人民民主共和国ヴィエンチャン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    青島康繊紡績科技有限会社
    中国山東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    e-CSTI(エビデンスシステム)の運用保守
    内閣府 · 2026-03-10
    2,778万円
  • 調達
    e-CSTI(エビデンスシステム)の運用保守
    内閣府 · 2025-03-21
    2,778万円
  • 調達
    e-CSTI(エビデンスシステ)の保守
    内閣府 · 2024-03-22
    2,694万円
  • 調達
    エビデンスシステムe-CSTIの保守
    内閣府 · 2021-03-26
    2,268万円
  • 調達
    エビデンスシステムe-CSTIの保守
    内閣府 · 2022-03-24
    2,268万円
  • 調達
    エビデンスシステム構築における大規模性能調査
    内閣府 · 2020-03-16
    1,850万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は166億円営業利益1億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+0.0%。

売上高
+2.5%
166億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
2億円
営業利益率
0.6%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高186億円166億円
営業利益3億円1億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥9

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は97億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+16.9%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q4000.00
2023年2Q3812.60
2023年3Q38−1−2.60
2023年4Q360
2024年1Q4000.00
2024年2Q4000.00
2024年4Q8211.2−1
2025年2Q8311.21
2025年4Q8300.01
2026年2Q9722.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は28億円から166億円へ5.9倍に増えた。直近期の営業利益率は0.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
システム構築企業株式会社トリプルダブル(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化
2012年12月2810
2013年12月3711
東京証券取引所マザーズに株式を上場。
2014年12月4411
2015年10月4310
2016年10月6510
アクトインテリア株式会社及びITEA株式会社の株式を取得し、連結子会社化。アクトインテリア株式会社の連結子会社化に伴い、ヤマセイ株式会社及び株式会社YARN HOMEを連結子会社(孫会社)化
2017年10月7600
青島新綻紡貿易有限会社の株式を取得し、連結子会社化。青島新綻紡貿易有限会社の連結子会社化に伴い、青島新嘉程家紡有限会社を連結子会社(孫会社)化
2018年10月8821
2019年10月9700
2020年10月12621
2021年10月1321−1
2022年10月16043
2023年10月15210
2024年10月162100.6−1
2025年10月166120.62

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高166億円のうち、営業利益として残るのは1億円0.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.9%121億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.5%44億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.6%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
0.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.3pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
8.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが−6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は8億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月00001
2013年12月−101−11
2014年12月−202−21
2015年10月109110
2016年10月−300−37
2017年10月200210
2018年10月−2−33−57
2019年10月−1−22−36
2020年10月8−11713
2021年10月−4−10−58
2022年10月2−14113
2023年10月1−3−2−29
2024年10月310412
2025年10月−6−13−78

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は46億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は40.6%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月62427.3
2013年12月82630.9
2014年12月116552.8
2015年10月2015574.3
2016年10月2215771.0
2017年10月27161158.3
2018年10月33171648.4
2019年10月31161550.6
2020年10月37172046.3
2021年10月36171945.9
2022年10月46202642.5
2023年10月44192542.5
2024年10月45182838.9
2025年10月46192740.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
7億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
27億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率1 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中153位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中274位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥724で、1年前と比べて+54.0%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥724-0.7%1ヶ月+37.6%1年+54.0%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥393高値¥850

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)37.1倍
PER (会社予想)32.7倍
PBR2.82倍
配当利回り1.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に638円と、前日比+6.87%の上昇となりました。直近1か月で+10%と上昇に転じ、年初来では+22.93%とプラス圏です。25日移動平均線(560円)を約13.9%上回り、75日線(491円)も大きく上回っており、上昇トレンドが強まっています。52週高値(850円)には約25%の距離があり、まだ上値余地があります。8月17日の出来高は15.7万株と直近平均の約5倍に急増し、買い意欲が顕著です。RSIは60.55で中立圏にあり、上昇続きも期待できます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PER 30.2倍は業界平均41.1倍より低いが、同業平均が極端に高いため実質的には割高感。PBR 2.29倍は平均2.92倍を下回るが、ROE 8.9%に対し配当利回り1.53%は低く、株主還元は不十分。業績は横ばいで営業利益率も低く、成長性に欠けるため現在のバリュエーションは割高水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)37.1倍39.6倍
PER (予想)32.7倍
PBR2.82倍2.44倍
ROE8.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は不安定で、2024年10月期は営業利益率0.62%、純損失。強気派は2025年10月期の黒字転換計画と、若者向けトレンド対応による復活を期待。弱気派は競争激化による収益力の弱さや、過去の不振から回復の確実性に疑問。時価総額49億円と小型株でリスクが高い。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換への期待

    2025年10月期計画は営業利益2億円、純利益2億円。

  • 低価格戦略の需要

    節約志向の高まりで低価格衣料の需要は安定。

  • 株価上昇余地

    年初来高値から下落しており、割安感。

  • FY2025/10期黒字転換(純利益2億円)2025年10月期影響

    前期純損失1億円から黒字転換、収益改善期待

  • 小売店舗効率化で営業利益率改善継続影響

    営業利益率0.6%と低水準だが、固定費削減で改善余地

  • 時価総額49億円の小型株、買収ターゲット不定影響

    小型で成長期待、M&Aや事業再編の思惑

  • 株価上昇率+51%のモメンタム継続影響

    過去1年株価上昇、投資家関心継続で需給改善

マイナスに働く材料7
  • 収益力の脆弱性

    過去2期連続で営業利益率1%未満、赤字も。

  • 競争の激しさ

    大手SPAや他低価格チェーンとの競合で差別化困難。

  • 業績計画の不確実性

    過去の業績が計画未達の可能性を示唆。

  • 低収益体質(営業利益率0.6%)継続影響

    売上高166億円に対し営業利益1億円、利益率極めて低い

  • PER30倍の割高評価継続影響

    実績PER30倍、同業平均15倍比2倍、業績悪化で修正リスク

  • 売上高成長の鈍化(+2.5%)2025年10月期影響

    売上高166億円(前期比+2.5%)、成長加速せず

  • 外国人保有3.4%・低流動性継続影響

    時価総額49億円、流動性低く売り圧力で急落リスク

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の販売動向を示す。
営業利益
黒字定着の確認。計画達成が焦点。
粗利率
値引き競争の影響を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり9いまの株価に対する利回りは1.24%。

年間配当
¥9
1株あたり
配当利回り
1.24%
いまの株価に対して
配当性向
50.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥9

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ4,131人。区分でいちばん多いのは個人・その他93.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.4%を占め、残る99.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他79.181.581.595.293.893.2
外国法人19.515.815.40.70.83.1
証券会社1.12.42.63.65.13.0
自己株式1.91.91.91.91.91.9
外国人個人0.00.10.10.10.20.3
事業法人0.30.20.30.40.20.3
金融機関0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01岡本 洋明31.69
02久野 貴嗣8.81
03岡本 薫2.93
04岡本 八洋2.93
05岡本 あかね2.93
06鈴木 智也2.82
07岡本 由美子2.46
08桐原 幸彦2.34
09楽天証券株式会社1.14
10高原 哲也0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-28
    久野 貴嗣
    新規の大量保有報告
    8.83%
    +0.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+174%、1株純資産は14期で+725%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年12月72825.6
2013年12月94226.5
2014年12月108813.833.3
2015年10月51823.881.9
2016年10月61883.0143.9
2017年10月−1187−0.4
2018年10月171968.748.7
2019年10月11960.7394.4
2020年10月142126.856.7
2021年10月−11203−5.3
2022年10月4224319.09.7
2023年10月−3231−1.2
2024年10月−17217−7.6
2025年10月202328.935.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

1名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は1名。2025/10期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
中山隆一郎56

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4545414
社外取締役3883
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,984字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社トリプルダブル、青島新綻紡貿易有限会社、青島新嘉程家紡有限会社、株式会社カンナート、株式会社フォージ、Genepa Vietnam Co.,Ltd.、NEW FIBER LAO SOLE CO.,LTD.、青島康繊紡績科技有限会社の計9社で構成されており、インターネット上の店舗(ECサイト)で商品販売を行う「ECマーケティング事業」、マーケティングデータを基に商品の企画サポートを行う「商品企画関連事業」、ソフトウエアの受託開発及びシステム開発事業、メディア事業を行う「その他事業」を展開しております。 当社グループは、「優良な商材を創る企業の大切な思いを、消費者へと伝える橋渡し役を担う企業でありたい」という企業理念のもと、継続的なマーケティングデータの収集と分析及びオペレーションのシステム化を背景とした「ECマーケティング事業」を主たる事業として展開しています。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関係は次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。 (1) ECマーケティング事業 「マーケティング事業」は当社、及び孫会社である株式会社フォージが行っており、「ECサポート事業」は当社、及び子会社である株式会社カンナートが行っております。 ① マーケティング事業 当事業は、マーケティングの基礎となるビッグデータ(※1)を、当社グループの運営するECサイトや、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等のECモール及びインターネット全体から収集・分析し、当社グループと取引のあるメーカー及び卸売事業者から提案された商品について、消費者の購買につながる可能性の高いキーワード、商品画像、価格等を設定し、当社グループECサイトで販売を行う事業となります。 当事業では、継続的かつ適時に膨大な量のマーケティングデータ(ビッグデータ)の収集を行うことが重要となります。これらの収集・分析を行う一連のシステムは、当社グループ内にて自社開発しております。当社グループはEPO(EC Platform Optimization)と名付けたマーケティング手法に基づき、収集したデータから計画・施策を立て、商品の販売を行い、その結果を検証・評価し、また次の再販施策に活用するといった継続的なPDCAサイクル(※2)を行っております。(EPOの内容は「(4) 当社グループの特徴について」をご参照) また、当社グループの手法は汎用性のあるマーケティング手法であるため、取扱う商品ジャンルは限定されることなく、家具、家電、生活雑貨、ファッション、美容コスメ、スポーツ、キッズ・ベビー、食品その他の幅広いジャンルの商品を取り扱うことが可能となっております。 店舗については主に「リコメン堂」の屋号で、インテリア、ファッション、美容コスメ、スポーツ等のジャンル別に複数のモールにまたがり、連結合計で87店舗(2025年10月31日時点)を展開しております。また、2024年4月より、各店舗が独自のコンセプトを持った商品ジャンルの展開や、サイズや色、シチュエーションなどの特定のテーマ別EC、あるいは特色ある決済手段等のサービスを具備したECなど、既存のECモールでは実現しにくい自社ECサイトを多数構築し、それらを有機的に結合させることにより、自社ECサイト群を基礎としたプラットフォーム事業(名称:「Unique Stores Platform 事業」以下、「USP事業」といいます。)の構築を開始しております。 当社グループECサイトでは、主として、在庫を保有しないドロップシッピング方式(※3)を採用しております。当社グループの取扱商品数は、2025年10月31日時点で249万点にのぼります。なお、売れ筋商品については、メーカーや卸売事業者の在庫切れによる販売機会損失を勘案し、一定程度在庫を保有する方針としております。 また、249万点かつ多ジャンルに渡る種類の商品について、当社グループ内で商品撮影から、商品ページの制作、商品の受注・発注処理を実施することに加え、お客様の満足度向上のため、多くのEC事業者がメールだけの問い合わせ対応をしているところ、当社グループでは、お客様からのお問い合わせに関してはメールだけでなく、電話での窓口を社内に設置し、様々なお客様のご意見、ご感想、クレームに至るまでを記録及びデータ管理し、即時運営に反映可能な体制を構築しております。 ※1  マーケティングの基礎となるビッグデータ…商品ページ上の各種キーワード、商品画像、価格、出店店舗 数等の購買の際に判断基準となる各種ビッグデータ。 ※2  PDCAサイクル……………………………………業務活動を円滑に進行させるためのサイクル。 Plan(分析)→Do(販売)→Check (検証)→Action(評価) ※3 ドロップシッピング方式…お客様からのご注文後、メーカーや卸売事業者から商品を直送することにより配 送のリードタイムを短縮し、また在庫リスクのないEC店舗の運営形態の一つ。 ② ECサポート事業 当事業は、当社グループの各種ECマーケティング機能を、今後ECサイトの運営を検討中である、または既に運営している企業向けに提供する事業となります。当社グループのECマーケティング事業で獲得した各種マーケティングデータを活用し、対象となるECサイトへ売れる商品情報の提供、店舗デザインの編集、商品構成(選定)と最適な検索キーワード及び商品ページの作成、集客、顧客対応等の運営支援を全般的に行うサービスとして提供を行っております。導入までの初期費用とマーケティング活動に必要な費用以外は、実際に商品が売れた段階で発生する成果報酬型のビジネスモデルとなっております。 (2) 商品企画関連事業 「商品企画関連事業」は、当社及び子会社である青島新綻紡貿易有限会社、Genepa Vietnam Co.,Ltd.、及び孫会社である青島新嘉程家紡有限会社、NEW FIBER LAO SOLE CO.,LTD.、青島康繊紡績科技有限会社が行っております。 当事業は、当社グループのECマーケティング事業で獲得した商品データを活用し、主にメーカーと共同して商品の企画開発を行う事業であります。具体的には売れ筋データ分析によるメーカーとの共同商品開発の推進、高品質かつ高採算商品の製造のための海外工場との直接提携による生産管理体制の構築、自社ECマーケティング事業及びインターネット市場全体の分析による、実店舗への情報提供及び商品提供を行う事業となります。 (3) その他事業 「その他事業」は、当社及び子会社である株式会社トリプルダブルが行うソフトウエアの受託開発及びシステム開発事業並びにメディア事業であります。 ①ソフトウエアの受託開発及びシステム開発事業 ソフトウエアの受託開発及びシステム開発事業は、当社及び子会社の株式会社トリプルダブルにて行っている事業で、主に大学、企業の研究所との共同研究を通じて、システム、アプリケーションの受託開発やシステム開発の技術支援を行う事業であります。 ②メディア事業 メディア事業は、子会社の株式会社トリプルダブルにて行っている事業で、ECマーケティングデータを活用したメディア関連・情報発信業務を行う事業であります。 (4) 当社グループの特徴について ① EPOについて EPOとは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等に代表されるECモールをマーケティングインフラとして捉え、それぞれのECモールごとにおける特性をデータとして蓄積し、対象となる商品について、販売に最適な各種条件の設定をしていくものとなります。そして、当社グループECサイトにて販売を行い、その売れ行き状況を判断材料とし、より効果の高い販売結果を導き出すサイクルを実現するものです。また、ECモールによらない単独サイトでの販売に比べ、サイト開設時の初期コストが圧縮できる他に集客費や広告費が抑制され、効率的なマーケティングを行えることも特徴の1つとなっております。なお、EPOは、当社グループで定義し、用いている用語であります。 EPOのサイクルは、以下4つの機能から構成されています。 1. 収集・分析 各ECモール及びインターネット上で販売されている商品について、マーケティングの基礎となるビッグデータを「収集」し、そのデータの「分析」を行います。 2. 集客 「収集・分析」で得られた結果を基に、該当商品の販売に最適なECモールを選択することに加え、消費者による検索結果の上位に当社グループECサイトを表示させるECモール内SEO(※4)及びインターネット広告に活用することで、購買見込みの高いお客様を当社グループECサイトへ誘引し、「集客」します。 3. 実行(販売) 「収集・分析」で得られた結果を基に、価格や配送、ポイント等の各種条件を設定し、商品画像、商品ページ等の制作を行った上で、商品の販売を開始致します。同一のECモール内においても、ECサイトごとに商品ページの掲載情報を変化させることにより、売れ行き状況が異なるため、より最適な販売結果に結び付けるための「実行(販売)」となります。 4. 検証 「実行(販売)」で得られた結果に基づき、より高い販売効果を追求するための「検証」を行います。改善プランの策定及び商品ページの再撮影を含む商品ページの再構築及び集客の見直しを行います。その結果を「収集・分析」フェーズに蓄積することにより、データ収集や分析だけを行うのではなく、実際の販売結果を向上させることが可能なサイクルを実現しています。 そして、このEPOサイクルを実現するためには4つの基礎能力が必要となります。 ①関連する商品情報を把握し、お客様の多様なニーズに対応するための「多種商品調達力」 ②商品の販売条件を変えて売れ行き状況の反応を確認するための「多店舗運営能力」 ③粗利益の低い商品でも対応可能な「ローコストオペレーション」 ④上記3点を管理する「システム開発力とデータ分析力」 これらのEPOを実現するための基礎能力を持つことにより、少ない商品であれば可能なPDCAサイクルを249万点かつ多ジャンルにわたる商品に対応することが可能となっております。 ※4  SEO…………………………………………………消費者による検索結果の上位に自社サイトを表示し、訪問者 数を増加させることを目的とした広告手法。 ② システムインフラについて 249万点かつ多ジャンルに渡る取扱商品についての受発注オペレーションを支えるシステムインフラとして、2013年に社内開発の受発注システム(GPMS=Generation Pass Management System) をリリースしました。87店舗の大量の受注及び1,013社のメーカー及び卸売事業者への発注に加え、お客様への各種連絡(注文確認連絡、納期連絡、出荷連絡等)を一括して効率的に行うことが可能です。 また、売れ筋商品の在庫発注管理、商品ページ制作、卸売事業者への大量発注等の自動化についてもGPMSとの連動によりシステム化を図っております。本受発注システムにより、膨大な人員を必要としていた作業の削減が実現し、注文件数の増加に伴うオペレーション費用の抑制が可能となりました。 なお、各ECモール及びインターネット全体からマーケティングデータの基礎となるビッグデータの収集・分析を行うためのシステムである、MIS(Marketing Information System)についても社内開発し、2014年より稼働しています。MISは、収集されたデータから使用頻度の高い商品キーワード、商品画像、価格等のビッグデータを分析することにより、出品前の商品売れ行き予測や、最適な商品キーワードの自動生成が可能となり、販売量の拡大に繋がっております。
経営方針・対処すべき課題3,229字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループでは、「世代を越えた人と人との架け橋」の経営理念の下、業績を遂行してまいります。 (2) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、急激な為替変動、原油高による輸送コストの増大、EC市場の継続的な拡大による競争の激化、エネルギー・原材料の高騰等変動により、今後の景気、個人消費や業績動向は極めて不透明な状況であります。小売業におきましては、物価高や急激な為替変動の影響により個人消費が鈍化してきており、引き続き厳しい経営環境が予測されます。 (3) 中長期的な会社の経営戦略等 ECマーケティング事業におきましては、商品取扱高の増加に注力するとともに、中長期の成長を見据えた投資を維持しつつ、利益成長を目指すために、他社を支援するECサポート事業及びメディア事業に注力していく所存です。当社子会社である株式会社カンナートは、2005年4月設立のWEB制作会社でWEB制作業務に加え、各種WEBサービスの企画・立ち上げから、WEB集客・キャンペーン等の運用まで幅広く提供している企業です。特に、EC分野におけるWEBマーケティングに強みを有しており、自社事業におけるECサイト運営のノウハウを取引先のECサイト構築・運用に活かし、ECシステムの開発から制作・運用まで一手に行っています。今後当社グループは、EC分野におけるマーケティング事業を強化するとともに、他社のECをサポートするWEB制作機能の充実を図る予定です。なお、業務提携において構築されるECサイトについて、当社と一体となって内製化を行うことにより、当社のECマーケティングのノウハウが外部に流出することなく、大規模なECサイトの構築・運用が行えるものと考えております。 商品企画関連事業におきましては、ECマーケティング事業で蓄積されたビッグデータを活用し、商品提案及び新規顧客開拓を加速させ、売上高及び利益の拡大に努めてまいります。青島新綻紡貿易有限会社は、繊維製品の開発・生産・販売及び貿易事業を行う会社へと成長している企業です。越境EC事業を推進する当社のECマーケティング事業におけるノウハウを同社に付加し、中国における当社グループの事業拠点といたします。また、青島新綻紡貿易有限会社で供給する良質な原材料、機能糸、高付加価値な製品等の幅広い商材を世界各国に提供することが可能であり、さらに、日本国内においては、当社のECマーケティング事業向けに競争力のある価格でオリジナルの商材を投入することが見込まれるものと考えております。 (4) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業拡大に伴う売上高の拡大及び安定的な利益確保を重点的に考えており、売上高や経常利益について、現在の水準からさらなる向上を図ってまいります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが対処すべき主な課題は、以下の項目と認識しております。 ① 世界的なインフレ傾向や円安などによる仕入れ価格高騰と製造原価高騰への対応 ECマーケティング事業における仕入れ価格高騰への対応としては、当社が企画し海外で生産した商品をお客様に直接お届けするD2Cを拡大するほか、調達ルートの見直しに加え、物流コストを含め諸経費の削減を継続することにより、販売価格を極力上げずに利益を確保するよう取り組んでおります。商品企画関連事業における製造原価高騰への対応としては、各種特許に基づく競争力の高い商品を開発することに加え、日本以外への販売比率を高めていくとともに、生産管理を強化することなどに取り組んでおります。 引き続きこうした取り組みを精力的に進めて仕入れ価格高騰と製造原価高騰に対応してまいります。 ② 優秀な人材の確保及び省人化の推進 当社グループの成長や変革の実現には、優秀な人材の確保と育成が重要な課題であります。即戦力となる人材や専門性の高い人材などを新卒・中途を問わず採用し、継続的に5%以上の社員平均昇給率で社員に報いるとともに、社内外の研修の活用、福利厚生の充実、グループ内の人事交流などを実施して人材の育成・定着に取り組んでおります。 また、現在全体の20%程度までシステム要員の拡充を行っておりますが、今後も引き続きAI活用を中心とした生産性の向上に向けた取組を積極的に推進してまいります。 ③ コーポレートブランド価値の向上 当社の創業理念である『世代を超えた人と人との架け橋』となるべく、モノを創る人からそれを活用する人への架け橋として「リコメン堂」をはじめとするコーポレートブランドを強化していくことが重要な課題と認識しております。2017年にスタートした自社ブランド『S!mplus』家電シリーズは2024年2月に累計出荷台数が30万台を超え、さらに2025年7月には累計出荷台数50万台を突破するなどコーポレートブランド価値の向上を継続しております。また商品企画関連事業においては、独自に高機能繊維の開発を進め、多くの特許を取得するとともに、専門商社及び総合商社との共同開発が進捗しています。今後これらのリソースをさらに強化し、グループシナジーを生み出し企業全体の価値を高めてまいります。 ④ 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取り組みの強化 当社グループは株主の皆様を中心とした、取引先企業、お客様及び従業員等のステークホルダーとの間に生まれる信頼と共栄を継続させることが、長期的に企業価値の最大化を実現するものと考えております。これに対しては、中期経営計画に掲げた施策を中心とした高付加価値商品の開発や利益率向上のための各種施策を着実に実行するとともに、海外を含めたサプライチェーンの維持向上を継続し、得られた成果について適時適切な情報開示を行い、配当・株主優待制度を通じて株主への還元を実行していく方針であります。 ⑤ グローバル化への対応 当社グループは海外の生産拠点及び海外提携サプライヤーが多く存在し、海外事業の成否は重要な経営課題であります。海外事業においては、リスク管理及び経営資源の選択と集中の観点から、中国・ベトナム・ラオスなどのアジアを重点地域として、各地域の特性に応じたグローバル事業展開を推進しております。今後も各子会社・各代理店において連携を強化し、欧米及びオセアニア地域を対象とした受注の拡大に努めてまいります。 ⑥ 海外子会社の経営管理体制の強化 海外子会社の成長速度が加速していることから、今後はより一層の経営体制の強化が必要であると考えております。加速する成長に合わせた意思決定の迅速化を図る一方で、会計・法律等の専門家の活用頻度を増やし、日本本社の直接的な関与による決算体制の強化や管理体制の改善などを継続してまいります。 当社の創業理念である『世代を越えた人と人との懸け橋』となるべく、より多くの人に「リコメン堂」をはじめとするコーポレートブランド価値を向上させることで競争力を強化していくことを重要な課題と認識しております。 ⑦ 内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの強化 当社の事業拡大、継続的な成長のためには、内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの更なる強化が重要な課題であると認識しております。今後も引き続き監査役と内部監査の連携、定期的な内部監査の実施、経営陣や従業員に対する研修の実施等を通じて、内部管理体制の一層の強化に取組んでまいります。また、内部管理体制やコーポレート・ガバナンスの更なる強化を図ることを目指して、スタンダード市場への市場替えも実現していく方針であります。
事業等のリスク5,442字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業、経営の状況などに関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項を記載しております。 当社グループは、これらのリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生後の対応に努めるものでありますが、当社グループの株式に関する投資判断は、本項及び本報告書中の本項以外の記載事項も慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) ビジネスモデルのリスク 当社グループのビジネスモデルは、インターネットを介して商品情報を提供し販売しております。インターネットの更なる普及及び利用拡大、企業の経済活動におけるインターネット利用の増加等が事業展開の基本条件であると考えています。しかしながら、仮にインターネットの普及に伴う新たな法的規制の導入、技術革新の停滞、通信コストの改定などの予期せぬ要因によりインターネット関連市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。それらのリスクに対して当社グループは、グループ各社の事業環境及び経営状況を常に把握し、必要に応じて当社取締役会等にて検討してモニタリングを行うなど、安定した業績及び健全な財政状態の維持に努めております。 (2) 事業内容に関するリスク ① EC市場における競争について 当社グループが属するEC分野においては、小規模な事業者まで含めるとECを行う事業者は多数存在しています。参入障壁が低いことから、EC市場のさらなる拡大に伴い、新規参入業者が増加し、利益率や品質を度外視した過当な価格競争が業界内に横行するような状況になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、カタログ等の紙媒体を主力としている大手の通信販売事業者がインターネットを本格的に活用した販売活動を強化する可能性もあります。豊富な商品群や顧客基盤、販売ノウハウを有するカタログ通販業者等がインターネットによる販売活動を強化した場合、想定していた市場シェアを確保できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 商品の安全性について 当社グループは、安全性を確認できる商品のみ提供する方針であるため、健康等への影響が大きい化粧品や健康食品については、大手メーカーにて検査体制や品質の維持及び管理において安全性が確保されていると考えられる商品以外は取り扱わない方針であります。また、他の商品においても、製造者や卸業者が提示する機能などに関しては、可能な場合は第三者機関証明書を徴求する等、出来る限り表示内容の確認を実施し、お客様により安心して購入していただくための環境整備に努めております。しかしながら、当社グループの取扱商品について、製造者や生産者による表示の偽装や品質に関する虚偽の情報提供などが行われる可能性は否定できません。かかる事象が発生した場合、行政処分や消費者からのクレームによる損害賠償等が生じる可能性があるとともに、当社グループの対外的信用力が低下することにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ インターネットモールにかかる影響について 当社グループは、EPOというマーケティング手法により、インターネット上のECモールにおけるマーケティングの最適化を行うことを大きな武器として成長しております。そのため、日本の代表的なECモールである楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECのインフラとも言うべき企業の運営方針の影響を受けます。複数のECモールへの出店や独自サイトの運営の開始などにより、1つのECモールに依存しない運営体制の構築に努めております。しかしながら、ECモールが同一企業による複数の店舗の出店を禁止することによる既存店舗の閉鎖や、販売ロイヤリティ率の引き上げに伴いECモールへの出店に関する費用が増大する場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 季節変動について 当社グループは、夏季休暇が含まれる8月~9月は売上高・利益が減少する傾向にあり、11月~12月の贈答シーズンに売上高・利益が増加する傾向にあるため、通期の業績に占める第1四半期の比重が高くなっております。それらのリスクに対して当社グループでは、在庫状況を常に把握し、必要に応じて当社経営会議等にて検討してモニタリングを行うなど、安定した売上高・利益確保に努めております。このため、特定の四半期業績のみをもって当社グループの通期業績見通しを判断することは困難であり、第1四半期の業績如何によっては年度の経営成績が影響を受ける可能性があります。 ⑤ 物流業務の外部委託について 当社グループでは、主に静岡県磐田市並びに愛知県春日井市などに売れ筋商品を中心とした在庫を保有しており、当該商品の検品・保管・仕分・梱包といった物流関連業務を物流サービス業者に委託しております。これらのリスクに対して当社グループでは、常に当該物流サービス企業の状況を把握し、配送費用に関する他社比較を行いながら、新たな物流拠点の開拓に努めております。当該物流サービス企業の業績の悪化や在庫を保有している倉庫が自然災害又は火事などにより操業できなくなった場合、在庫の滅失、毀損や配送遅延、サービス一時停止などといった事態の発生により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 運送会社との取引関係について 当社グループからお客様への商品配送は、そのほとんどを佐川急便株式会社やヤマト運輸株式会社などの運送会社を介してお客様に商品をお届けしております。また、我々と密接な関係にある物流業界における2024年問題により、人手不足や人件費の増加等、依然として先行き不透明な状況が継続するものと考えております。これらのリスクに対して当社グループでは、リスク分散の観点からも各社との良好な取引関係の維持に努めるとともに、代替的な配送業者との関係構築を常に模索するように努めております。しかしながら、今後、各社からの大幅な配送料の値上げ要請や取引関係の縮小などがあった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ カントリーリスクと為替変動について 当社グループがメーカーや卸業者から仕入れる商品の多くは、主に中国やベトナム等において生産されております。また、新技術である高性能繊維製品の中心拠点として2024年3月にラオスで「NEW FIBER LAO SOLE CO.,LTD」を設立し、当連結会計年度末以降に生産能力を拡大できる体制を構築してまいります。したがって、当該地域に関連する地政学的リスク、社会リスク、信用リスク、市場リスクは、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外で製造された商品であるが故に、為替変動におけるリスクはメーカーや卸売事業者からの仕入価額の変動を通じて当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、商品企画関連事業について、主にベトナムの業者との取引を通じて、輸入仕入に関わる外貨建取引の決済及び売上に関わる外貨建取引の決済、外貨建資産・負債の換算に際しては為替相場の影響を受けております。したがって、為替の動向によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。それらのリスクに対して当社グループは、現地に派遣している当社従業員を中心に各社の事業環境及び経営状況を常に把握し、必要に応じて当社取締役会等にて検討してモニタリングを行うなど、安定した業績及び健全な財政状態の維持に努めております。 ⑧ システム障害について 当社グループの事業は、WEBサイトの管理を始め、受注、発注、仕入、在庫、発送、売上までのほとんどの業務が業務管理システムに依存しております。想定を超えたアクセスの急激な増加や、コンピュータウィルスの侵入、人為的な破壊行為又は構築したアプリケーション内の不具合等、様々な要因によって当社グループのシステムに障害又は問題が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対して当社グループでは、それぞれ予備系統や予備データの保有機能等の二重化措置やファイヤウォール、ウィルスチェック等、外部からの攻撃を回避するための対策を講じるなど、緊急時においても事業を継続できるよう定期的なメンテナンスを実施しております。 ⑨ 個人情報の取り扱いについて 当社グループは、EC等による商品の販売に際してお客様の氏名、住所等の申し出を受け、多くの個人情報を保有するため、2005年4月に施行された「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)に規定する個人情報取扱事業者に該当します。当社グループのお客様などの個人情報が社外に漏洩した場合には、損害賠償や社会的な信用失墜等により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対して当社グループでは、個人情報にかかる取り組みとして、アクセスコントロール、情報管理規程・マニュアルを制定し、プログラム作成者の教育訓練及び全社員を対象とした社内教育を徹底しております。また、現在、プライバシーマークについての認定を更新し、情報管理体制の整備強化に努めております。 ⑩ 技術革新への対応について 当社グループが事業を展開しているインターネット関連の業界は、新たな技術革新やサービスが次々と登場することが特徴となっております。技術革新等への対応が遅れた場合や、システム等に関連する投資額や費用が予想外に増加した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。それらのリスクに対して当社グループでは、技術革新等により開発されたサービスや機能等を当社グループ事業に活用するため、優秀な人材育成及び確保を中心に積極的な対応に努めております。 ⑪ 法的規制等について 当社グループは、「不当景品類及び不当表示防止法(景表法)」、「特定商取引に関する法律(特商法)」及び「薬機法(旧薬事法)」等の法令による規制を受けております。これらの法令等に抵触した場合、当社グループのブランドイメージが損なわれることによるお客様からの信頼度の低下や法令等の改正又は新たな法令等の制定により法的規制が強化された場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対して当社グループでは、事業担当部署を中心に該当法令等を遵守するための管理体制及び従業員教育を徹底し、必要に応じて研修や指導を行うなどコンプライアンス体制の整備に努めております。 ⑫ 繰延税金資産の回収可能性について 繰延税金資産については、営業取引を源泉とした課税所得による回収を見込んでおります。しかし、経営成績が想定している計画を下回り、回収可能性に疑義が生じた場合には、繰延税金資産の取崩しが必要となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑬ 固定資産の減損損失について 当社グループは、保有資産について減損の兆候が発生した場合には、将来キャッシュ・フロー等を算定し減損損失を計上する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (3) 事業体制に関するリスク ①代表者への依存について 代表取締役岡本洋明は当社の設立の中心人物であり、経営方針や経営戦略等、当社グループの事業活動全般において重要な役割を果たしており、同氏に対する当社グループの依存度は高くなっております。 当社グループにおいては、同氏に過度に依存しない経営体制を構築すべく、他の取締役や従業員への権限委譲等を進めておりますが、何らかの理由により同氏の業務遂行が困難となった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人材の確保や育成について 当社グループでは、急激な事業拡大に伴って優秀な人材の確保とその育成が重要な課題となっており、内部での人材育成と抜擢及び外部からの人材登用に努めております。 また、特にお客様からの問い合わせ等に対応するカスタマーサービス業務については、労働集約的な側面があり、恒常的に多数の従業員を効率的に配置する必要があることから、当社グループとしてはその採用と教育に努めております。 しかしながら、当社グループの属する市場が今後拡大し、競争が激化すれば、競合他社との人材獲得競争も激化し、当社グループの人材が外部に流出することや、人材確保に支障をきたすことも想定されます。また、今後急激な受注高の増加などに伴い業務量が急増した場合、出荷関連業務やカスタマーサービス業務の人員不足により業務効率が低下するなどの事態が発生することも想定されます。このような事態が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,368字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営業績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、最低賃金引上げ等の賃金上昇により雇用・所得環境の改善が進む中、個人消費の持ち直しやインバウンド需要の回復等を背景に国内経済は緩やかに回復しました。しかしながら、中東やウクライナ情勢の長期化、米国の関税政策や日米金融政策等の影響を受ける為替動向、不動産不況下にある中国経済の動向等、国内外における経済的な見通しは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループが関連する小売業界全体では、賃金上昇の影響による個人消費の持ち直しやインバウンド需要が回復し、また、当社グループが属するEC市場におきましては、EC利用の定着化がさらに進み、スマートフォンの普及に伴いEC化率の増加が後押しされる等、引き続き市場拡大をしております。 このような状況の中、当社グループでは「ECで蓄えたマーケティングデータをアジアに循環させることで、お客様が望む商品開発や原材料の調達などアジア圏を跨ぐアジアンバリューチェーンを構築する」ことを掲げ、2025年1月29日発表の中期経営計画の達成に向けた施策を進めてまいりました。「ECマーケティング事業」におきましては、当社が企画し海外で生産した商品をお客様に直接お届けするD2C事業の拡大を加速し、「Unique Stores Platform 事業(以下「USP事業」。)」での累計10店舗の立上げ及び商品拡充と選別を推進してまいりました。また、「商品企画関連事業」におきましては、工場の生産管理の効率化を徹底させるとともに、機能性繊維のアパレル事業への展開を行うべく、各種特許の取得やリカバリーウェアの開発及び伊藤忠商事株式会社とのアパレル向け機能性繊維の共同開発・販売に関する基本合意書締結や販売先への交渉を加速させ、受注獲得に向けて注力してまいりました。 当連結会計年度につきましては、当社グループの主力事業であります「ECマーケティング事業」において、ECサポート事業での案件獲得が当初の想定どおり進まなかった影響があったものの、家具・生活雑貨に加えてD2C商品のラインナップの拡充及び販売が堅調に推移しており、事業全体としては前年同期比で増収を達成しております。また、「商品企画関連事業」につきましては、当社中国子会社である青島新綻紡貿易有限会社及び当社ベトナム子会社であるGenepa Vietnam Co.,Ltd.社の受注及び納品が好調であったこと等から前年同期比で増収となり、結果として連結グループ全体の売上高は前年同期比で増収となりました。 利益面につきましては、「ECマーケティング事業」では、利益率の高いD2C商品の販売拡大及び物流施策等、各種利益改善の諸施策により利益率が改善した一方で、USP事業への投資を継続していること及びECサポート事業での案件獲得が進まなかったことから、事業全体としては減益となりました。「商品企画関連事業」につきましては、Genepa Vietnam Co.,Ltd.社において重点的に生産管理を行うとともに、日本以外からの受注を獲得したことにより利益率が改善したこと、及び青島新綻紡貿易有限会社の堅調な業績が寄与したことから大幅な増益を達成しました。結果として連結グループ全体の営業利益は前年同期比で大幅な増益となりました。 なお、当連結会計年度におきまして、当社の連結子会社であるGenepa Vietnam Co.,Ltd.に対する貸付金の換算替え等から発生した為替差益52百万円を営業外収益に計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は16,552百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は114百万円(前年同期比39.9%増)、経常利益は178百万円(前年同期比700.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は161百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失138百万円)となりました。 セグメントの業績については、以下のとおりであります。 ① ECマーケティング事業 「ECマーケティング事業」につきましては、ECサポート事業での案件獲得が当初の予想どおり進まなかったものの、メインのマーケティング事業では変化する消費者ニーズを的確に捉え、D2C商品を拡大販売するとともに各種セールの実施や新生活アイテム・季節商材を継続的に導入したことにより、家具・家電・生活雑貨等の販売が好調に推移し、前年同期比で増収を達成いたしました。一方、利益面については、メインのマーケティング事業では中期経営計画に沿った各種施策の効果で利益率の改善が図られたものの、USP事業への立上投資及びECサポート事業での売上不足の影響により、全体としてのセグメント利益は減益となりました。 以上の結果、売上高は13,308百万円(前年同期比0.2%増)となり、セグメント利益は261百万円(前年同期比10.2%減)となりました。 ② 商品企画関連事業 「商品企画関連事業」につきましては、青島新綻紡貿易有限会社及びGenepa Vietnam Co.,Ltd.社の受注及び納品が好調な水準であったこと等により、売上高は前年同期比で増収となりました。利益面につきましては、主としてGenepa Vietnam Co.,Ltd.社において生産管理を強化するとともに豪州・イタリアなど海外や日本の新規取引先からの受注を拡大させたことにより利益額が大幅に上昇したこと、及び青島新綻紡貿易有限会社が開発したリカバリーウェアや新規機能性繊維を用いた商品の受注増加による堅調な業績が寄与したことから大幅な増益を達成いたしました。 以上の結果、売上高は3,230百万円(前年同期比11.4%増)となり、セグメント利益は162百万円(前年同期比98.0%増)となりました。 ③ その他 「その他」につきましては、主に当社国内子会社である株式会社トリプルダブル社のソフトウエアの受託開発、システム開発事業における受託売上等の計上及び当社で内閣府より「エビデンスシステムe-CSTIの保守」にかかる受託売上が計上されており、売上面・利益面で寄与しました。なお、従来のメディア事業においてはUSP事業に統合されております。 (2) 財政状態の分析 (資産の状況) 当連結会計年度末の総資産は、4,629百万円となり、前連結会計年度末に比べ108百万円増加となりました。 流動資産は、4,373百万円となり、前連結会計年度末に比べ74百万円増加となりました。主な要因といたしましては、秋冬シーズン用の商品製造に向けた仕入等により現金及び預金が447百万円減少しましたが、今後の販売拡大に向けた商品確保等により商品及び製品が291百万円増加し、年末商戦に向けた季節商品の先行手配を行ったことに伴い、一時的に前渡金が178百万円増加したこと等によるものであります。 固定資産は、255百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円増加となりました。主な要因といたしましては、のれんが19百万円減少しましたが、ソフトウエアが53百万円増加したことにより無形固定資産が34百万円増加したこと等によるものであります。 (負債の状況) 負債は、2,741百万円となり、前連結会計年度末に比べ11百万円減少となりました。 流動負債は、2,679百万円となり、前連結会計年度末に比べ17百万円増加となりました。主な要因といたしましては、決済により支払手形及び買掛金が262百万円減少、前受金の減少等により流動負債その他が135百万円減少しましたが、運転資金の資金調達及びM&Aに関する資金の需要への備えとして締結したコミットメントライン契約による融資の増加で短期借入金が340百万円増加したこと等によるものであります。 固定負債は、62百万円となり、前連結会計年度末に比べ28百万円減少となりました。主な要因といたしましては、リース債務が25百万円減少したこと等によるものであります。 (純資産の状況) 純資産は、1,887百万円となり、前連結会計年度末に比べ119百万円増加となりました。主な要因といたしましては、親会社株主に帰属する当期純利益161百万円を計上、為替換算調整勘定が41百万円減少したこと等によるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ406百万円減少し、800百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、使用した資金は625百万円(前連結会計年度は261百万円の獲得)となりました。これは主に棚卸資産の増加額295百万円、仕入債務の減少額268百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は72百万円(前連結会計年度は78百万円の獲得)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入39百万円等の資金の増加要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出55百万円、無形固定資産の取得による支出60百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、獲得した資金は297百万円(前連結会計年度は10百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の増加額340百万円等の資金の増加要因があったことによるものであります。 (4) 生産、受注及び販売の状況 ①生産実績及び仕入実績 当連結会計年度における生産高及び仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高及び仕入高(千円)   前年同期比(%) ECマーケティング事業   9,528,318   101.1 商品企画関連事業   2,771,989   111.5 その他事業   79,753   79.0 計   12,380,062   103.1 (注) 1.金額は、生産高は製造原価、仕入実績は仕入価格によっております。 2.セグメント間取引については、相殺消去しております。 ② 受注実績 当社グループは受注から販売までの所要日数が短く、常に受注残高は僅少であります。また、マーケティング事業においては、一部需要動向を見込んだ商品仕入を行っております。そのため、受注実績に重要性がないため、記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) ECマーケティング事業   13,272,948   100.0 商品企画関連事業   3,213,881   111.3 その他事業   65,465   80.2 合計   16,552,295   102.0 (注) 1.主要な販売先の記載については、総販売実績に対する販売先別の販売実績割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 2.セグメント間取引については、相殺消去しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。 見積り及び判断・評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①経営成績 経営状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1) 経営成績の状況」に含めて記載しております。 ②経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。当社グループでは売上高や経常利益について現在の水準からさらなる向上を図ってまいります。 ③経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。また、経営者の問題認識、今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。 (3)資本の財源及び資金の流動性 当社グループでは、依然として消費動向が不安定な難しい状況下ですが、「世代を越えた人と人との架け橋」の経営理念の下、引き続き消費者目線に立った価格設定、配送への適切な配慮及び品質とのバランスにこだわり、業績の改善に全力で取り組んでまいります。ECマーケティング事業におきましては、商品取扱高の増加に注力するとともに、利益成長を目指すためにECサポート事業及びメディア事業に注力していく方針であります。商品企画関連事業におきましては、ECマーケティング事業で蓄積されたビッグデータを活用し、商品提案及び新規顧客開拓を加速させ、売上高及び利益の拡大に努めてまいります。 新規EC事業への戦略的投資に関する資金及びM&Aに関する資金の需要への備えとして、前連結会計年度に引き続き2025年5月に取引銀行と期間を1年間とするコミットメントライン契約(注)を締結しました。当該契約に基づく無担保・無保証の借入設定上限は総額1,300百万円です。 (注)コミットメントライン契約:金融機関との間で予め契約した期間・融資枠の範囲内で融資を受けることを可能とする契約 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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