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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

WDI

WDI Corporation.3068 · Standard · 小売業

国内外で157店舗を展開する外食企業。「カプリチョーザ」「ハードロックカフェ」など多様な業態を運営する。

概要

株式会社WDIは、東京都港区に本社を置く外食企業である。1954年に映画館経営で創業し、1972年にケンタッキーフライドチキン六本木店を開店して外食事業に参入した。現在は直営とフランチャイズを合わせて157店舗(2026年3月末時点)を運営し、カプリチョーザ、トニーローマ、ハードロックカフェなど20以上のブランドを国内外で展開する。2026年3月期の連結売上高は345億円、従業員数は2,386人である。

直営97店舗とフランチャイズ60店舗で構成されるグループ

WDIグループは、持株会社である株式会社WDIと子会社16社で構成され、2026年3月31日現在で157店舗を展開する。内訳は直営店が97店舗、フランチャイズ店が60店舗である。直営店は国内83店舗、海外14店舗であり、フランチャイズは国内57店舗、海外3店舗となる。報告セグメント別では日本が140店舗と最も多く、北米9店舗、ミクロネシア2店舗、アジア6店舗が続く。グループ全体の売上高は日本セグメントが263億5,800万円(前期比12.8%増)を占め、営業利益は21億8,600万円と黒字を維持している。一方、北米セグメントは売上高66億円(前期比6.5%減)で営業損失2億8,700万円、欧州セグメントは営業損失6,200万円と課題を残す。持ち株会社体制は2009年12月に導入され、子会社の株式会社WDI JAPANが日本国内の外食事業を担う。

マルチブランド戦略でリスク分散を図る業態構成

WDIの最大の特徴は、20以上の異なる業態を抱えるマルチブランド経営である。最も店舗数が多いのはカジュアルイタリアン「カプリチョーザ」で、直営36店舗、フランチャイズ54店舗の計90店舗を数える。次いで「トニーローマ」が6店舗、「ハードロックカフェ」が6店舗、「サラベス」が8店舗、「ウルフギャング・ステーキハウス」が8店舗、「ティム・ホー・ワン」が7店舗などとなっている。これらのブランドは、価格帯や料理ジャンルが異なるため、特定の市場変動に対する依存度が低い。例えば、2021年3月期には新型コロナウイルスの影響で売上高が158億円まで落ち込んだが、その後回復し2026年3月期には345億円まで戻している。2025年度からは「Brand Lab Project」を開始し、各ブランドのコンセプト強化に注力している。

国内依存度が高いが海外にも生産拠点を配置

WDIの事業は日本に大きく依存しており、2026年3月期の連結売上高345億円中、日本セグメントが263億円(構成比76.3%)を占める。海外売上高は北米66億円(19.1%)、ミクロネシア12億円(3.5%)、アジア3億円(0.9%)の順で続く。海外子会社としては、ハワイにWDI International, Inc.、インドネシアにP.T. WDI Indonesia、カナダにWDI Canada Restaurant, Inc.、英国にWDI UK Ltd.、米国にW STEAK WAIKIKI, LLCなどを保有する。海外店舗は直営が中心で、北米9店舗、ミクロネシア2店舗、アジア3店舗の直営に加え、アジアで3店舗のフランチャイズを展開する。特に北米セグメントは営業損失が続いており、2026年3月期も2億8,700万円の赤字となり、収益改善が課題である。一方、アジアセグメントは売上高が前期比44.5%増と成長している。

財務体質は自己資本比率27.4%、有利子負債は351.9%

2026年3月期のWDIの総資産は239億8,500万円、純資産は79億3,600万円で、自己資本比率は27.4%である。有利子負債は営業キャッシュフローの3.5倍に相当し、キャッシュフロー対有利子負債比率は351.9%とやや高い水準にある。一方、インタレストカバレッジレシオは18.0倍と、営業利益で支払利息を十分にカバーできている。営業活動によるキャッシュフローは17億2,200万円のプラスだが、投資活動では21億800万円の支出があり、新規出店や改装に資金を投じている。財務活動では7億6,400万円の収入超過で、主に長期借入金の増加(29億2,500万円)による。親会社株主に帰属する当期純利益は2億3,500万円と前期比74.6%減となったが、これは減損損失9億7,400万円の計上による一時的な要因が大きい。

業界の中での役割は多ブランドをポートフォリオで持つレストランオペレーター。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
345億円
営業利益
13億円
営業利益率
3.8%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本264億円76.5%22億円8.3%
北米66億円19.1%-3億円-4.5%
ミクロネシア12億円3.5%0億円0.0%
アジア3億円0.9%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01日本主力

国内で83店舗を直営、57店舗をフランチャイズ展開。カジュアルイタリアンの「カプリチョーザ」、ステーキの「ウルフギャング・ステーキハウス」、点心の「ティム・ホー・ワン」など幅広い業態を運営。

主な製品・サービス8
カプリチョーザ
カジュアルイタリアンレストラン。国内に直営36店舗、FC54店舗。
トニーローマ
バーベキューリブレストラン。国内直営2店舗、FC3店舗。
ハードロックカフェ
エンターテイメントレストラン。国内直営6店舗。
ババ・ガンプ・シュリンプ
シーフードレストラン。国内直営3店舗。
エッグスンシングス
カジュアルハワイアンレストラン。国内直営5店舗。
サラベス
アメリカンレストラン。国内直営6店舗。
ウルフギャング・ステーキハウス
高級ステーキレストラン。国内直営6店舗。
ティム・ホー・ワン
ミシュラン星付き点心専門店。国内直営4店舗。

02北米準主力

米国(ハワイ、ニューヨークなど)で直営9店舗を展開。「ウルフギャング・ステーキハウス」や「ティム・ホー・ワン」などを運営。

主な製品・サービス2
ウルフギャング・ステーキハウス
高級ステーキレストラン。米国ハワイとニューヨークに展開。
ティム・ホー・ワン
点心専門店。米国テキサスなどに展開。

03ミクロネシア副次

ミクロネシア連邦に直営2店舗を展開。リゾート地でのレストラン運営。

04アジア副次

インドネシアなどアジアで直営3店舗、FC3店舗を展開。「カプリチョーザ」や「ティム・ホー・ワン」などを運営。

主な製品・サービス2
カプリチョーザ
イタリアンレストラン。アジアでFC展開。
ティム・ホー・ワン
点心専門店。アジアで直営展開。

05欧州その他

子会社WDI UK Ltd.が欧州での事業展開を担当。現在、具体的な出店は確認されていない。

製品と技術

カジュアルイタリアン「カプリチョーザ」は90店舗の主力ブランド

カプリチョーザは、1985年に東京都世田谷区下北沢で直営1号店を開店したカジュアルイタリアンレストランである。ニンニクを効かせたスパゲティやピッツァが看板メニューで、リーズナブルな価格帯が特徴である。2026年3月末時点で直営36店舗、フランチャイズ54店舗の計90店舗を展開し、WDIグループ最大のブランドに成長した。国内フランチャイズは1986年の甲府店を皮切りに地方都市へ拡大し、海外では台湾・台北にフランチャイズ1号店(2005年)、グアム・バリに直営店を持つ。カプリチョーザは店舗数が多いため、グループの売上高に占める割合も大きく、新規出店の中心として位置づけられている。2025年度にはKITTE大阪、ららテラス北綾瀬、ららぽーとTOKYO-BAYに3店舗を新設した。

ハードロックカフェとトニーローマは老舗ブランドとして定着

ハードロックカフェは、1983年に東京・六本木に直営1号店を開店したエンターテイメントレストランである。ロックンロールの音楽とアメリカン料理、グッズ販売を組み合わせた業態で、現在国内に6店舗(直営)を運営する。トニーローマは1979年に東京・三番町で日本1号店を開店したバーベキューリブレストランで、直営2店舗、フランチャイズ3店舗の計5店舗(国内)と、ハワイに1店舗(直営)を持つ。両ブランドともWDIが長年にわたり運営してきたブランドであり、特にハードロックカフェはインバウンド需要も取り込む観光スポットとして機能している。しかし、店舗数は拡大しておらず、既存店の収益性維持が課題となっている。

シーフード・ステーキ・点心と専門性の高い新興ブランド

2001年に導入した「ババ・ガンプ・シュリンプ」はシーフードレストランで、国内3店舗、海外1店舗(バリ)を展開する。2009年にハワイで開店した「ウルフギャング・ステーキハウス」は高級ステーキレストランで、国内6店舗、海外2店舗(ハワイ)の計8店舗を持つ。2022年以降は点心専門店「ティム・ホー・ワン」(香港発)の日本展開を加速し、2026年3月末時点で国内4店舗、海外3店舗(ニューヨーク、テキサス)の計7店舗に拡大している。また、台湾料理「フージンツリー」も2025年に原宿に2店舗目を開店した。これらのブランドは比較的最近導入されたもので、グループの多様化と高単価帯へのシフトに貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

中堅リサイクル小売、内需シェア拡大目指す

WDIはリユース品販売を主力とする小売企業。業界内では、まんだらけやトライアルHDと異なる商材構成で差別化し、地域密着型の店舗展開が特徴。直近の営業利益率は2.19%と低水準だが、売上高は緩やかに成長しており、2026年3月期は営業利益率3.77%への改善を見込む。業界全体ではリユース市場拡大が追い風。

強み

  • リユース品の目利きと販売ノウハウに強み、顧客ニーズに応える品揃え
  • 地域に根ざした店舗展開で固定客を獲得、リピート率の向上に寄与
  • 直近3期で売上高が310億→345億円と着実に増加、事業基盤は堅調
  • 中古品販売により新商品比で低価格を実現、価格敏感層からの支持

課題

  • 営業利益率が2%台と低く、収益性改善が急務(同業他社と比較して劣後)
  • 人件費や店舗運営コストの高止まり、システム投資が必要
  • リユース市場で競合多数、独自性を打ち出しにくい環境

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がWDI

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17119ハルメクホールディングス204億円19.7倍
23558ジェイドグループ204億円11.7倍
37643ダイイチ200億円17.8倍
47621うかい195億円66.0倍
5428Aサイプレス・ホールディングス194億円41.7倍
63068WDI192億円80.6倍
73361トーエル189億円10.5倍
87562安楽亭178億円20.9倍
93544サツドラホールディングス178億円39.6倍
103329東和フードサービス176億円23.0倍
113547ユニシアホールディングス176億円38.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

映画館経営から外食事業へ転換した1972年

WDIの前身は、1954年4月に東京都中野区で設立された中央興行株式会社である。資本金200万円で映画館経営を開始したが、1971年7月に商号を株式会社日本ダブリュー・ディー・アイに変更し、翌1972年3月には本社を東京都港区六本木に移転した。同年3月、外食事業への参入を果たすため、ケンタッキーフライドチキンのフランチャイズ店「ケンタッキーフライドチキン 六本木店」を開店した。この時期、日本では外食産業が成長し始めており、同社は映画という娯楽から「食」という別の娯楽に軸足を移す決断をした。その後、1976年には会員制クラブレストラン「プレイボーイクラブトーキョー」を開店し、高級路線の多角化も進めた。

海外ブランド導入で多店舗展開を加速した1980年代

1979年8月、東京都千代田区に国内初のトニーローマ直営店(三番町店)を開店し、米国発のバーベキューリブレストランを日本に導入した。同年9月には海外事業の足がかりとしてWDI Hawaii, Inc.を設立し、1980年8月にはハワイに初の海外トニーローマ店を開店した。1983年6月にはエンターテイメントレストラン「ハードロックカフェ」の直営1号店を東京に開業し、音楽と食事を融合させた新しいスタイルを打ち出した。1985年には沖縄でトニーローマのフランチャイズ1号店を開き、同年11月にはイタリアンレストラン「カプリチョーザ」の直営1号店を下北沢に、翌年にはフランチャイズ1号店を甲府に開店した。1980年代後半からはカプリチョーザを中心にフランチャイズ網を拡大し、多ブランド化の基礎を固めた。

持株会社制移行と上場で経営基盤を強化した2000年代

1990年代に入ると、1995年に韓国焼肉「巨牛荘」、1997年にトスカーナレストラン「プリミ・バチ」を開店するなど、新ブランドの投入を続けた。1998年4月には商号を株式会社ダブリュー・ディー・アイ ホールディングに変更し、グループ経営の準備を進めた。2000年10月には米国子会社をWDI International, Inc.に改名し、海外事業を統括させた。2001年にはシーフードレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」を大阪に導入、2004年にはグランド・セントラル・オイスター・バー&レストランを品川に開店した。2006年12月にはジャスダック証券取引所に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。2009年12月には会社分割により株式会社WDI JAPANを設立し、外食事業を子会社に承継させて純粋持株会社体制へ移行した。

コロナ禍で売上半減も2025年度には回復基調

2010年代はブランドの拡充が続き、2009年にウルフギャング・ステーキハウスをハワイに導入、2015年以降はエッグスンシングス、サラベス、ティム・ホー・ワンなどを日本に展開した。2020年3月期の売上高は299億円だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大により2021年3月期は158億円と半減した。しかし、直営店の営業再開とコスト削減により当期純利益は17億円の黒字を確保した。その後、売上高は回復し、2024年3月期に310億円、2025年3月期に320億円、2026年3月期には345億円まで戻した。2026年3月期は営業利益12億7,200万円(前期比69.9%増)と収益性も改善したが、減損損失の計上により純利益は2億3,500万円に留まった。

年表34件を開く

1950年代

  • 1954年4月創業東京都中野区に当社の前身となる中央興行株式会社(資本金2,000千円)を設立、映画館経営を開始

1970年代

  • 1971年7月商号変更商号を株式会社日本ダブリュー・ディー・アイに変更
  • 1972年3月本社を東京都港区六本木に移転
  • 1972年3月東京都港区に「ケンタッキーフライドチキン 六本木店」の開店により外食事業に参入
  • 1976年12月東京都港区に会員制クラブレストラン「プレイボーイクラブトーキョー」を開店
  • 1979年8月東京都千代田区に、国内においてバーベキューリブレストラン トニーローマの直営第1号店となる「トニーローマ 三番町店」開店
  • 1979年9月創業海外での事業展開のため、WDI Hawaii, Inc.(資本金1,000千米ドル、出資比率100%)を設立

1980年代

  • 1980年8月米国ハワイ州に、海外においてトニーローマの直営第1号店となる「トニーローマ Hawaii店」開店
  • 1983年6月東京都港区に、エンターテイメントレストラン ハードロックカフェの直営第1号店となる「ハードロックカフェ 東京」を開店
  • 1985年7月沖縄県那覇市に、国内においてトニーローマのフランチャイズ第1号店となる「トニーローマ 沖縄店」開店
  • 1985年11月東京都世田谷区に、国内においてカジュアルイタリアンレストラン カプリチョーザの直営第1号店となる「カプリチョーザ 下北沢店」開店
  • 1986年7月山梨県甲府市に、国内においてカプリチョーザのフランチャイズ第1号店となる「カプリチョーザ 甲府岡島店」開店
  • 1987年3月「プレイボーイクラブトーキョー」を「センチュリーコート」に改め開店

1990年代

  • 1991年1月米国グアム準州に、海外においてカプリチョーザの直営第1号店となる「カプリチョーザ Guam店」開店
  • 1995年11月東京都港区に、韓国焼肉レストラン 巨牛荘の直営第1号店となる「巨牛荘 六本木店」開店
  • 1995年11月東京都千代田区に、巨牛荘のフランチャイズ第1号店となる「巨牛荘 三番町店」開店
  • 1997年7月東京都武蔵野市に、トスカーナレストラン「プリミ・バチ 吉祥寺店」開店
  • 1998年4月商号変更商号を株式会社ダブリュー・ディー・アイ ホールディングに変更

2000年代

  • 2000年10月商号変更WDI Hawaii, Inc.の商号をWDI International, Inc.に変更
  • 2001年3月大阪市此花区に、国内においてシーフードレストラン ババ・ガンプ・シュリンプの直営第1号店となる「ババ・ガンプ・シュリンプ 大阪」開店
  • 2002年9月東京都千代田区に、バー&ダイニング「ブリーズ・オブ・トウキョウ」を開店
  • 2003年4月商号変更商号を株式会社WDIに変更
  • 2003年12月創業インドネシア共和国での事業展開のため、P.T. WDI Indonesia(資本金500千米ドル、出資比率90%)を設立
  • 2004年3月東京都港区に、シーフードレストラン グランド・セントラル・オイスター・バー&レストランの直営第1号店となる「グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン 品川店」開店
  • 2004年8月インドネシア共和国バリ州に、海外においてババ・ガンプ・シュリンプの直営第1号店となる「ババ・ガンプ・シュリンプ Bali」開店
  • 2005年4月千葉市中央区に、石焼ハンバーグ&ステーキレストラン ストーンバーグの第1号店となる「ストーンバーグ アリオ蘇我店」開店
  • 2005年10月台湾台北市に、海外においてカプリチョーザのフランチャイズ第1号店となる「カプリチョーザ 台北復興店」開店
  • 2006年9月川崎市幸区に、プレミアムピザ・ダイニング カリフォルニア・ピザ・キッチンの直営第1号店となる「カリフォルニア・ピザ・キッチン 川崎店」開店
  • 2006年12月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年4月創業米国ハワイ州において「ウルフギャング・ステーキハウス」のレストラン事業を行うため、W STEAK WAIKIKI, LLC(資本金200千米ドル、出資比率50%)を設立
  • 2007年10月米国ハワイ州に、モダンイタリアンレストラン「Taormina」を開店
  • 2008年7月「センチュリーコート」を港区六本木より千代田区丸の内・明治生命館に移転
  • 2009年2月米国ハワイ州に、海外においてステーキレストラン ウルフギャング・ステーキハウスの直営第1号店となる「ウルフギャング・ステーキハウス Waikiki店」開店
  • 2009年12月会社分割により、当社の子会社として「株式会社WDI JAPAN」(資本金10,000千円、出資比率100%)を設立し、外食事業に関する権利義務を承継させることにより、当社を持株会社とする持株会社制へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    DE&Iの推進による信頼されるチーム創り

    スタッフ一人ひとりの多様性を尊重し、互いを理解するインクルーシブな職場環境を実現する。お客様だけでなく仲間へのホスピタリティを大切にし、継続的に良い職場環境を目指す。

  2. 02

    Brand Lab Projectによるブランド価値向上

    2025年度に開始したプロジェクト。2026年度はブランドのコンセプトやストーリーを発信へつなげ、スタッフ一人ひとりがブランドの伝道師となり、料理・サービス・ホスピタリティで魅力を伝える。

  3. 03

    Q.S.C.A.向上による差別化

    Quality、Service、Cleanliness、Atmosphereの質を一層高め、マルチブランドそれぞれの個性を磨くことで、当社らしい独自性の高いブランドづくりを確立する。

  4. 04

    サステイナビリティ経営の推進

    「環境」「食材」「人財」の3テーマでアクションを継続。環境ではエコマーク認定店舗の拡大と客1人当たりのエネルギー使用量削減。食材ではサステイナブルな食材・飲料の活用と食品ロス削減。人財では働く環境整備と定着率向上。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,386人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は651万円で、9期前と比べて6.3%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は10.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,396
2018年3月2,445
2019年3月69537.911.12,504
2020年3月57737.012.01,955
2021年3月71547.418.41,476
2022年3月67543.413.61,576
2023年3月59738.710.21,870
2024年3月66939.711.22,146
2025年3月64838.59.12,26631
2026年3月65141.510.72,38654

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社等 — 東京都港区等3,748百万円
株式会社WDI JAPAN 本社等 — 東京都港区等310百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社WDI JAPAN (注)2・5
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    WDI International, Inc. (注)2・4・5
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    P.T. WDI Indonesia (注)2・3
    インドネシア共和国 バリ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    WDI UK Ltd. (注)2
    英国 ロンドン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Wolfgang's Steakhouse JAPAN (注)2・3・5
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    株式会社W Teppan Ginza 1chome (注)3
    東京都 港区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は345億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.8%、利益が+85.7%。

売上高
+7.8%
345億円
営業利益
+85.7%
13億円
純利益
-77.8%
2億円
営業利益率
3.8%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円345億円
営業利益15億円13億円
純利益4億円2億円
1株あたり配当¥17¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は92億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.8%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q701
2024年1Q7245.67
2024年2Q7522.71
2024年3Q8367.20
2024年4Q803
2025年2Q15810.610
2025年4Q16263.7−1
2026年2Q16231.9−3
2026年4Q183105.55
2027年1Q9266.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は177億円から345億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は3.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月17731
2014年3月20351
2015年3月23791
2016年3月276145
2017年3月272153
2018年3月287121
2019年3月298174
2020年3月2994−6
2021年3月158−1517
2022年3月192−77
2023年3月26299
2024年3月3101611
2025年3月320772.29
2026年3月34513143.82

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高345億円のうち、営業利益として残るのは13億円3.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金29.0%100億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金67.2%232億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.8%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
71.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
3.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
0.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.0pt
3.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが17億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は58億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−10−1−411
2014年3月9−7−1212
2015年3月16−126422
2016年3月17−137432
2017年3月18−14−1435
2018年3月14−12−8227
2019年3月24−13−81131
2020年3月10−156−532
2021年3月−1463−74974
2022年3月13−4316−3062
2023年3月17−11−14654
2024年3月18−14−1459
2025年3月3−2−7152
2026年3月17−218−458

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は240億円。このうち返さなくてよい自己資本が79億円で、自己資本比率は27.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月81146716.4
2014年3月89177217.1
2015年3月105218416.9
2016年3月122279517.7
2017年3月128319718.5
2018年3月128309818.1
2019年3月133349919.6
2020年3月1292710214.8
2021年3月143459825.2
2022年3月1705211824.6
2023年3月2116314822.3
2024年3月2307415624.0
2025年3月2258114428.5
2026年3月2407916027.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
58億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
61億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
13億円
在庫として抱えている分
負債合計
160億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
56
/ 100
安定性自己資本比率18 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中119位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中293位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.8%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
27.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,040で、1年前と比べて+1.7%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥3,040+0.0%1ヶ月+1.0%1年+1.7%時価総額192億円
過去52週の値幅
安値¥2,842高値¥3,295

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)80.6倍
PER (会社予想)54.4倍
PBR2.86倍
配当利回り0.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3035円で、25日移動平均線(3005.84円)を約1%上回るが、200日線(3043.77円)からは約0.3%下回る。8月12日には13,500株と出来高が急増し、株価は3035円まで上昇。その後は横ばい。52週高値3295円からは約7.9%下落。RSIは72.34と過熱感があるが、上昇トレンドは継続か。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは80.79倍と業界平均39.74倍の約2倍で、予想PERも54.4倍と高い。PBRは2.9倍で業界平均2.95倍とほぼ同水準だが、ROEは3.6%と低く、収益性に見合わない株価水準。配当利回りは0.56%と極めて低く、業界平均13.25%から大きく乖離。直近の純利益は減少傾向にあり、成長性が乏しい中で割高感が強い。ただし、新規事業の立ち上げにより業績回復の可能性はある。

指標この会社業種平均
PER (実績)80.6倍39.6倍
PER (予想)54.4倍
PBR2.86倍2.44倍
ROE3.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社の投資論点は、急拡大する持ち帰り寿司市場でのシェア拡大と、収益性の改善が進むかである。2025年3月期は売上高が320億円に増加したものの純利益は9億円と減益、2026年3月期は売上高増だが純利益はさらに減少する予想。強気派は、デリバリーや新店舗効果で売上増が続き、コスト管理が徹底されれば利益が回復するとみる。弱気派は、原材料費や人件費の上昇で利益が圧迫され、競争激化で価格転嫁も難しいと懸念する。

プラスに働く材料7
  • 売上高は成長基調

    2023/3期から2026/3期まで毎期増収で、持ち帰り需要は拡大

  • 営業利益率改善

    2025/3期2.19%から2026/3期3.77%と効率化が進む見通し

  • PBR・ROEは健全

    PBR2.9倍、ROE3.6%と成長投資に期待がかかる

  • 営業利益が7億円から13億円へ増益決算発表後影響

    2026/3期の営業利益13億円(前期7億円)と倍増。収益回復が確認された。

  • 売上高が320億円から345億円へ増収通年影響

    2026/3期売上高345億円(前期320億円)。増収基調が継続。

  • 営業利益率が2.19%から3.77%へ改善決算発表後影響

    2026/3期営業利益率3.77%(前期2.19%)。収益改善が鮮明。

  • 予想PER54.4倍と実績80.79倍から圧縮期待決算発表後影響

    実績PER80.79倍に対し予想PER54.4倍。業績進捗で倍率低下が期待できる。

マイナスに働く材料7
  • 純利益の大幅減

    2026/3期純利益予想は2億円と前期比78%減、収益性が悪化

  • 競争激化

    大手チェーンやコンビニの参入で価格競争が激しい

  • コスト上昇

    原材料・エネルギー・人件費の高騰が利益を圧迫

  • 純利益が9億円から2億円へ急減決算発表後影響

    2026/3期純利益2億円(前期9億円)。一株利益の下振れで株価に逆風。

  • 実績PER80.79倍と高評価継続影響

    実績PER80倍超は割高水準。業績下振れ時に調整リスクが大きい。

  • ROE3.6%と資本効率の低さ通年影響

    ROE3.6%と低く、PBR2.9倍に対して収益性が追いついていない。

  • 配当利回り0.56%と還元が小さい継続影響

    配当利回り0.56%で、株主への利益還元は限定的。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の集客力と需要動向を示す
営業利益率
コスト管理の進捗と利益率改善を確認
店舗数増減
出店戦略と成長性の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.56%。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
0.56%
いまの株価に対して
配当性向
147.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月12367.0
2018年3月120.046.1
2019年3月1525.023.9
2021年3月2033.33.2
2022年3月13−35.055.7
2023年3月12−7.746.4
2024年3月1525.044.4
2025年3月1713.3208.3
2026年3月170.0147.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,309人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.4%を占め、残る95.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他70.570.169.468.268.568.7
外国法人24.524.624.925.825.124.9
事業法人3.94.04.04.04.34.4
証券会社1.11.31.61.82.02.0
自己株式0.00.00.81.41.21.1
外国人個人0.00.00.00.10.10.1
金融機関0.20.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01Soken Corp.23.88
02清水 洋二9.27
03清水 謙2.44
04WDI従業員持株会1.10
05JPモルガン証券株式会社1.04
06サントリー株式会社0.95
07野村證券株式会社0.66
08麒麟麦酒株式会社0.63
09孫 正義0.57
10宮内 義彦0.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+243%、1株純資産は14期で+397%。直近期のROEは3.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月112115.460.133.9
2014年3月182397.846.138.2
2015年3月222798.662.227.0
2016年3月7334123.518.058.7
2017年3月5237414.425.5367.0
2018年3月113673.1138.846.1
2019年3月6241216.027.523.9
2020年3月−98301−27.5
2021年3月26656961.16.13.2
2022年3月11565918.715.355.7
2023年3月15074921.214.646.4
2024年3月16888620.620.644.4
2025年3月1491,02815.620.5208.3
2026年3月381,0483.678.7147.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
清水謙代表取締役 社長58154,400
清水洋二取締役 会長85586,740
佐々木智晴取締役 管理本部本部長5910,900
堀内順取締役5310,500
中谷巌取締役842,000
阿部佳取締役66
松尾欣治常勤監査役64
藤本幸一監査役71
田島弓子監査役59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41324413634
社外取締役529296

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,533字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社16社で構成されており、2026年3月31日現在、157店舗を展開しております。(但し、海外子会社が運営または管理する店舗については2025年12月31日現在の数字であります。) セグメント別の店舗数は、日本140店舗、北米9店舗、ミクロネシア2店舗、アジア6店舗となっております。 当社グループは、様々な業態のレストランを運営しており、国内に83店舗、海外に14店舗の直営展開を行っております。カプリチョーザ、トニーローマ及びサラベスについては、国内に57店舗、海外に3店舗のフランチャイズ展開を行っております。 今後も全業態について立地条件、地域等を検討しながら、バランスよく出店していく方針であります。 セグメント別出店表は以下のとおりであります。 報告セグメントの名称   直営   フランチャイズ   合計 日本   83   57   140 北米   9   -   9 ミクロネシア   2   -   2 アジア   3   3   6 合 計   97   60   157 業態別出店表は以下のとおりであります。 店 舗 名   店 舗 形 態   国 内   海 外   合計 直営   フラン チャイズ   小計   直営   フラン チャイズ   小計 カプリチョーザ   カジュアルイタリアン レストラン   36   54   90   2   1   3   93 トニーローマ   バーベキューリブレストラン   2   3   5   1   -   1   6 ハードロックカフェ   エンターテイメント レストラン   6   -   6   -   -   -   6 ババ・ガンプ・シュリンプ   シーフードレストラン   3   -   3   1   -   1   4 カリフォルニア・ピザ・ キッチン   プレミアムピザ・ダイニング   1   -   1   -   -   -   1 エッグスンシングス   カジュアルハワイアン レストラン   5   -   5   -   -   -   5 センチュリーコート   会員制クラブレストラン   1   -   1   -   -   -   1 プリミ・バチ   トスカーナレストラン   1   -   1   -   -   -   1 ブリーズ・オブ・トウキョウ   バー&ダイニング   1   -   1   -   -   -   1 グランド・セントラル・ オイスター・バー&レストラン   シーフードレストラン   1   -   1   -   -   -   1 サラベス   アメリカンレストラン   6   -   6   -   2   2   8 ブヴェット   ガストロテック   1   -   1   -   -   -   1 巨牛荘   韓国焼肉レストラン   1   -   1   -   -   -   1 ストーンバーグ   石焼ハンバーグ&ステーキ レストラン   1   -   1   -   -   -   1 ロメスパバルボア   焼きスパゲティ専門店   2   -   2   -   -   -   2 サービスエリア   フードコート   1   -   1   -   -   -   1 うつけ   肉つけうどん   1   -   1   -   -   -   1 ちんや   すき焼き   1   -   1   -   -   -   1 ティム・ホー・ワン   点心専門店   4   -   4   3   -   3   7 ウルフギャング・ステーキ ハウス   ステーキレストラン   6   -   6   2   -   2   8 フージンツリー   台湾料理   2   -   2   -   -   -   2 店 舗 名   店 舗 形 態   国 内   海 外   合計 直営   フラン チャイズ   小計   直営   フラン チャイズ   小計 Taormina   モダンイタリアンレストラン   -   -   -   1   -   1   1 Fire Grill   バーベキューレストラン   -   -   -   1   -   1   1 Appetito   イタリアンレストラン   -   -   -   3   -   3   3 合 計   83   57   140   14   3   17   157 [事業系統図](2026年3月31日現在) (注)1.日本において「ウルフギャング・ステーキハウス」のレストラン事業を行うため設立 2.日本において「フージンツリー」のレストラン事業を行うため設立 3.日本においてケータリングサービス事業を行うため設立 4.日本において「ティム・ホー・ワン」の事業展開を行うため設立 5.米国ニューヨーク州において「ティム・ホー・ワン」のレストラン事業を行うため設立 6.米国ハワイ州において「ウルフギャング・ステーキハウス」のレストラン事業を行うため設立 7.米国ハワイ州マウイ島において「ウルフギャング・ステーキハウス」のレストラン事業を行うため設立 8.米国ハワイ州において「Fire Grill」のレストラン事業を行うため設立 9.米国テキサス州において「ティム・ホー・ワン」のレストラン事業を行うため設立 10.各子会社の運営または管理するセグメントは以下のとおりであります 株式会社WDI JAPAN  ・・・・・日本 WDI International, Inc.  ・・・・・北米、ミクロネシア P.T. WDI Indonesia ・・・・・アジア WDI Canada Restaurant, Inc.  ・・・・・北米 WDI UK Ltd.  ・・・・・欧州 株式会社Wolfgang's Steakhouse JAPAN ・・・日本 W STEAK WAIKIKI, LLC ・・・・・北米
経営方針・対処すべき課題1,820字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「ダイニングカルチャーで世界をつなぐ」を企業理念に、世界の様々な国と地域で育まれた食文化を担い、伝道師の役割を果たすことを使命としております。 この企業理念を実現するために、「ホスピタリティ」「本物志向」「チャレンジスピリッツ」「グローバル」をキーワードとして、国内のみならず、海外においてもレストラン事業を行っており、安心・安全を基盤とした個性ある食事の楽しみ方を提供し続けることにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の外食産業を取り巻く経済環境は、地政学的リスクの高まりや資源・エネルギー価格高騰に加え、国際物流への影響から、景気の下振れリスクが懸念されます。また、国内においては、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調で推移してまいりました。一方で、少子高齢化に伴う労働力不足に加え、地政学的リスクによる原材料及びエネルギー価格高騰の長期化など、依然として課題は少なくありません。 当社グループといたしましては2025年度より「信頼されるブランド創り」をテーマとして掲げ、5つのフィロソフィーである「ホスピタリティ」「本物志向」「チャレンジスピリッツ」「グローバル」「サステイナビリティ」を念頭に置きながら、様々な施策に取り組んでおります。 なお、具体的な施策は以下のとおりです。 ①DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の推進 「信頼されるブランド創り」の実現には、DE&Iを基盤とした信頼されるチーム創りが必要と考えております。スタッフ一人ひとりの多様性を尊重し、お互いを理解することで誰もが安心して働けるインクルーシブな職場環境の実現を進めてまいります。また、お客様だけでなく一緒に働く仲間へのホスピタリティを大切にして、継続的により良い職場環境の実現を目指してまいります。 ②「Brand Lab Project」の取り組み 約15年続いた「地域一番店プロジェクト」を再構築し、2025年度より新たに「Brand Lab Project」をスタートしました。本プロジェクトでは“ブランド”と改めて向き合い、理解を深めることで「信頼されるブランド創り」を目指しております。 本プロジェクトにおいて、2025年度はブランドのコンセプト及びストーリーの理解を深めることに注力してまいりました。2026年度は、それを発信へとつなげ、スタッフ一人ひとりがブランドの伝道師となって料理、サービス、ホスピタリティを通じて、ブランドの魅力をお客様に伝えてまいります。 ③Q.S.C.A(Quality・Service・Cleanliness・Atmosphere)の向上 当社グループは、Q(クオリティ=品質)、S(サービス)、C(クレンリネス=清潔)に加え、A(アトモスフィア=雰囲気)を重視し、日々改善に取り組んでおります。信頼されるブランド価値の向上に向けて、WDIの強みであるマルチブランドそれぞれの個性をさらに磨き上げ、Q.S.C.Aの質を一層高めてまいります。これにより、差別化を図り、WDIらしい独自性の高いブランドづくりを確立してまいります。 ④サステイナビリティ経営の取り組み 2026年度の当社グループのサステイナビリティ経営としては、引き続き、「環境」「食材」「人財」の大きな3つのテーマについて、アクションを進めてまいります。 「環境」においては、2025年度に6ブランド9店舗がエコマーク認定を取得しました。また、エネルギー(水光熱)についても、お客様1名あたりの使用量を前年より引き下げる取り組みを進めてまいります。「食材」においては、サステイナブル食材・飲料の活用及び食品ロス問題への取り組みを進めてまいります。「人財」においては、Great Place To WorkⓇ Institute Japanが実施する「働きがい認定企業」に認定されました。引き続き、働く環境の整備を進め、定着率向上を目指した取り組みを進めてまいります。
事業等のリスク7,889字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループはこれらのリスクに対処するため、必要なリスク管理体制及び管理手法を整備し、リスクの監視及び管理に当たっておりますが、これら全てのリスクを完全に回避するものではありません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)出店に係るリスクについて 当社グループは、国内外の主要都市及び観光地を中心にショッピングモール、駅ビルその他商業施設等の飲食店の需要が多い場所を中心に店舗展開を行っております。新規出店に際しては、商圏調査などに基づき投資採算について充分な検討を行い、家賃や差入保証金等の契約条件、予想客数、競合店舗を勘案した上で一定の条件を満たした物件のみを出店対象としております。 このため、出店条件を満たす物件がない場合、出店計画を変更する場合があり、その際は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、出店に際しては、人件費や募集費等の費用が売上に先行して発生するため、複数の出店が同時期に重なる場合には、売上を上回る費用が計上される可能性があります。また、当社グループは、店舗ごとの収益性、キャッシュ・フローを重視しており、事業環境の変化等により収支が悪化して、将来における回復が見込まれない不採算店舗については、閉店を検討することを方針としております。このような不採算店舗が増加した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)フランチャイザーとの契約更新に係るリスクについて 当社グループは、国内外優良業態の発掘と独自の業態の開発を主な経営戦略としております。自社で開発した業態以外のブランドをフランチャイジーとして展開する場合、その条件を取り決め、契約を締結しております。各フランチャイザーとは友好的な関係を築き、良いビジネスパートナーとしての努力を行っておりますが、契約期間満了時に万一、契約が更新されない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)フランチャイズ事業に係るリスクについて 当社グループは、日本及び米国・アジア諸国を中心に飲食店を運営しております。2026年3月期末日において国内に83の直営店舗と、米国・アジア諸国を中心に海外に14の直営店舗による展開を行っております。また、カプリチョーザ、トニーローマ、及びサラベスについてはフランチャイズ事業を行っており、国内で57店舗、台湾及びベトナムで3店舗の展開を行っております。 フランチャイズ展開を行うに当たり、当社グループは、フランチャイジーとの間で下記のような加盟契約を結んでおります。但し、サラベスにつきましては、国内でのフランチャイズ展開を検討しておりませんので、記載から除いております。 ①加盟前提条件 4業態全てに対して、基本的に法人組織である事が前提となっております。そして、複数店展開を視野に入れた長期ビジョンに基づき、その実現に情熱を注げる方を求めております。 ②加盟に際して必要とされる契約金、その他加盟契約要旨 カプリチョーザ   トニーローマ フランチャイズ 加盟金   300万円 2店舗目以降は200万円   500万円 1店舗ごとに必要 店舗設計料   100万円 2店舗目は50万円、3店舗目以降は免除 店舗の基本レイアウト図の制作と厨房設計料   100万円 店舗の基本レイアウト図の制作と厨房設計料 ロイヤリティ   売上高の6% 但し、1オーナー5店舗以上9店舗以下の開店店舗に対し5%、前記同様に10店舗以上に対し4% (閉店ほか契約解除により、上記条件以下の店舗数となった場合は条件解除とする)   売上高の6% 契約期間   5年   10年 更新期間   5年 期間満了の6ヶ月前までに双方に異存がなければ再締結   10年 期間満了の6ヶ月前までに双方に異存がなければ再締結 巨牛荘   ストーンバーグ フランチャイズ 加盟金   500万円 1店舗ごとに必要   300万円 2店舗目以降はなし 店舗設計料   100万円 店舗の基本レイアウト図の制作と厨房設計料   100万円 店舗の基本レイアウト図の制作と厨房設計料 ロイヤリティ   売上高の5%   売上高の4% 契約期間   5年   5年 更新期間   5年 期間満了の6ヶ月前までに双方に異存がなければ再締結   5年 期間満了の6ヶ月前までに双方に異存がなければ再締結 ③フランチャイズ展開に係るリスクについて フランチャイズ展開では、一般的に店舗運営の進め方や実際のオペレーション等の方法を提供し、それによってFC加盟社は統一的な店舗運営を行っております。フランチャイズ展開は、FC加盟社と当社グループが対等なパートナーシップと信頼関係に基づき、それぞれの役割を担う共同事業であるため、FC加盟社もしくは当社グループのいずれかがその役割を果たせないことにより、ブランドイメージが毀損されたり、多くのFC加盟社との間で契約が維持できなくなった場合は、当社グループ全体に影響を及ぼす可能性があります。 フランチャイズ展開では通常、収益性、簡便なオペレーションなどのメリットを説明してFC加盟社の募集を行っております。当社グループは、FC加盟社に対してはスーパーバイザーによる巡回や集合研修の開催等、充分な営業支援を行っておりますが、仮にFC加盟社がこのようなメリットを享受できていないと判断した場合、トラブルまたは訴訟に発展する場合があります。 このような場合、FC加盟社との契約を解除したり新たな加盟社を募集する必要が生じるケースもあり、その際に当社グループが何らかの負担を求められることにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループがFC加盟社から収受するフランチャイズ加盟金及び店舗設計料は、加盟契約において理由の如何(店舗の開設または営業の開始の有無など)を問わず一切返還しないものと定められておりますが、契約解除の理由などを考慮して当社グループがFC加盟社に対してフランチャイズ加盟金及び店舗設計料を返還する可能性があります。そのような場合、当社グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおいては、設立以来、現在に至るまでFC加盟社からそのような提訴をされたことはありませんが、FC加盟社とのトラブルの状況によっては、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性は否定できません。 ④加盟契約締結後の出店状況について 当社グループは、前述のとおり日本・海外において100店を超える店舗を展開するグローバル企業へ成長しておりますが、その約4割の店舗はFC加盟社により運営されております。 このため、FC加盟社が採算悪化に陥った場合や、FC加盟社または加盟社が運営する店舗において不祥事その他の事由が発生した場合、当該FC加盟社による出店が遅延・停止したり売上高が減少したりすることにより、当社グループが受け取るべきロイヤリティが減少するなどし、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤フランチャイズに関する法的規制などについて 当社グループは、フランチャイズの運営に関して中小小売商業振興法や私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律等の規制を受けております。これらの法律は、当社グループに対して加盟契約締結前の情報開示等を定めておりますので、法的規制などの改廃、または新たな法律などの制定により、当初の出店計画の達成が困難となった場合や新たな対応コストが発生した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)事業提携の成否に係るリスクについて 当社グループは、直営及びフランチャイズでの展開以外にも、他社との業務提携や合弁会社の設立を通じて、新規事業の展開や店舗の出店を行っております。しかし、業務提携や合弁会社の設立については、当社グループの事情や判断以外にも相手先からの申出により提携や合弁の解消に至る可能性があります。そのような場合、当初期待した効果が得られないこと等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)天候等外的な要因に係るリスクについて ①天候の影響について 当社グループの主要事業であるレストラン運営事業は、天候要因(天気・気温など)により来店客数が変動する可能性があります。このため、悪天候が長期に及ぶ場合、来店客数の減少により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②災害等の影響について 当社グループの本社及び店舗は日本にあるほか、世界各地で事業を展開しております。そのため、地震・台風等の自然災害、テロ行為等の違法行為などによる店舗への直接的被害から修理や改築を行うための費用が発生する可能性や、様々な間接的被害から店舗の営業が妨げられる可能性があります。 また、自然災害発生時はもとより、新型コロナウイルス等の感染拡大時において、一時的な店舗閉鎖や企業活動・社会生活・消費動向の大幅な変化等が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③食品の安全性について 当社グループにおいては、飲食店における衛生管理の重要性を鑑みて、食品衛生法の遵守に加え定期的な従業員への細菌検査及び衛生管理担当者による店舗巡回指導、定期衛生検査の実施、衛生管理への取り組み状況を人事考課に網羅すること等、衛生管理施策の徹底と従業員の衛生管理に対する意識向上に努めております。 しかしながら、これら施策の実施にもかかわらず、当社グループの取り組みを超えた問題が発生した場合は、当社グループに対する信頼の低下、来店客数の減少等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④原材料価格の変動について 当社グループの食材調達においては、必要な原材料の中に天候不順による農作物の不作や政府によるセーフガード(緊急輸入制限措置)の発動等、需給関係に急激な変動があった場合、価格が大きく変動する可能性のある原材料が含まれております。当社グループは、こうした状況を鑑みて調達ルートを複数確保するなどの対策を行っております。しかし、調達ルートの一部の中断や関税の引き上げ等、外的な要因によって原材料の仕入価格が変動することなどにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤為替相場の変動について 当社グループの持株会社である株式会社WDIは、日本法人であり、海外関係会社の現地通貨建財務諸表を、連結財務諸表作成のために、円換算を行っております。また、当社グループが保有する資産・負債の中には、為替変動の影響を受けるものがあります。従って、為替相場の変動により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループといたしましては、世界情勢も勘案し予算を立てておりますが、予想外の為替相場の変動が生じた場合には、当社グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、海外関係会社に対して外貨による貸付を行っているため、為替相場の変動により多額の為替差損益が発生する可能性があります。 (6)海外活動に係るリスクについて 当社グループの活動は国内だけに留まらず、米国やミクロネシア、アジア等でも行われております。そのため、事業を展開する国または地域の景気や個人消費の動向などの、経済要因、予期しない法律または規制の変更、人財の採用と確保、テロ・戦争・その他の要因による社会的混乱等のリスクが伴います。 また、海外子会社において税務上の取扱いにより法人税等の負担率が変化する場合があり、これらのことにより当社グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)敷金及び保証金の回収に係るリスクについて 当社グループは、賃借による出店形態が主であり、店舗物件の賃借に際しては、物件所有者に敷金及び保証金を差し入れております。当連結会計年度末における敷金及び保証金の残高は1,891百万円となっております。当社グループにおいては、賃貸借契約の締結に際しては、物件所有者の信用状況等を確認するなど回収可能性を検討し、敷金及び保証金の低減交渉を行った上で決定しておりますが、今後、物件所有者の財政状態の変化等により敷金及び保証金が回収不能となった場合や店舗営業の継続に支障が生じた場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)外食事業における法的規制に係るリスクについて 外食事業においては、食品衛生法の法的規制を受けております。食品衛生法の規定により、各店舗において食品衛生責任者を各都道府県の保健所に届け出て許可を受けております。食品衛生法以外にも食品の表示に関して農林物資の規格化等に関する法律や、環境の保護に関して、各環境保全に関する法令等が適用されるなど様々な法的規制を受けております。今後、社会環境の変化等により、新たな法律の施行や法令の改正等を通じて、法的規制が強化された場合、それに対応するため新たに費用が増加すること等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)個人情報管理に係るリスクについて 当社グループは、従業員の情報及び店舗にご来店いただいたお客様の情報等、多数の個人情報を保有しており、全社を挙げて適正管理に努めておりますが、万が一個人情報の漏えいや不正使用等の事態が生じた場合には、社会的信用の失墜、損害賠償請求の提起等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)外食事業の競争激化に係るリスクについて 外食事業は、他業界と比較すると参入障壁が低く新規参入が多いこと、業界の垣根を越えた競争が発生していること、また、日本国内においては少子高齢化により市場規模の縮小が見込まれていること等、業界内での競争が激化しております。 当社グループは、このような環境のもと今年度より「信頼されるブランド創り」を重点テーマに掲げております。当社グループが運営する各ブランドはそれぞれ強い個性を持っており、価格競争とは一線を画した、特色ある店舗展開を行うことを方針としております。また、当社グループの強みである多業態のブランドポートフォリオを継続的に活かすため、新業態の研究開発を継続して行うとともに、出店地域につきましても、世界各国を視野に入れて既存店舗がない地域への出店を含め、引き続き検討を行ってまいります。今後も国内外におけるレストラン運営に関するノウハウを蓄積し、成長性と収益性を高めてまいります。 しかしながら、今後、競合他社との更なる競争激化等により、既存店舗の売上高逓減や不採算店舗の撤退等が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)人財確保に係るリスクについて 当社グループは、優秀な人財の継続的な確保が重要な経営課題であると認識しております。そのため、新卒者の採用を行うとともに、中途採用やパートナー(アルバイト)の社員登用による即戦力となる人財の確保に努めております。また、人事評価制度や社内教育プログラム(WDIカレッジ)の整備を行うこと等により、従業員の定着率の向上、人財の育成に繋げております。 しかしながら、今後、当社グループが必要とする人財が確保できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、人財を確保するための採用費用や人件費等が著しく上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)重要な訴訟に係るリスクについて 当社グループは、フランチャイズ加盟契約など、第三者との契約締結等の業務遂行に当たっては、内容の相互理解を促進し、充分な交渉段階を経るなど、係争等のトラブルが発生しないよう注意を払っております。しかしながら、契約内容の解釈等に相違が生じ、当事者間の交渉では解決に至らなかった場合などに、訴訟が提起される可能性があります。訴訟の内容、結果如何によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当連結会計年度末現在において、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。 (13)有利子負債の依存度に係るリスクについて 当社グループは、借入金等の有利子負債の圧縮に努めておりますが、当連結会計年度末において、有利子負債(借入金)の総資産に対する割合は25.3%と比較的高い状況にあります。現在は主に固定金利にて調達しているため、一定期間においては金利変動の影響を受けないこととなりますが、今後調達金利の変動により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14)固定資産の減損に係るリスクについて 当社グループは、所有する固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、外部環境の変化等により収益性が著しく低下した場合、当社グループの保有する資産等について、減損損失を計上する可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)繰延税金資産の回収可能性の評価に係るリスクについて 当社グループは、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対して、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を判断し、繰延税金資産を計上しております。しかし、将来の課税所得見積額の変更や税制改正に伴う税率の変更等により、繰延税金資産の全部または一部に回収可能性がないと判断した場合、繰延税金資産が減額され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16)情報システムへの依存に係るリスクについて 当社グループは、食材の仕入れ、店舗オペレーション、店舗内外からの受注等のレストランの運営及び業務を、情報システムに依存しております。プログラムの不具合等やコンピュータ・ウイルス、外部からのサイバー攻撃等により、当社グループの情報システムに様々な障害が生じた場合には、レストランの効率的な運営や消費者に対する食品の適時の提供が阻害され、重要なデータを喪失し、又は対応費用が発生すること等により、当社グループの事業、業績、財政状態、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (17)風評に係るリスクについて 当社グループは、法令違反などの不適切な行為が発生した場合は、速やかに適切な対応を図ってまいりますが、当社グループに対する悪質な風評が、マスコミ報道やインターネット上の書き込みなどにより発生・流布した場合は、それが正確な事実に基づくものであるか否かにかかわらず、当社グループの社会的信用及びブランドイメージを毀損し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,514字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、物価上昇が継続していることから、個人消費は伸び悩んでいる状況が続いていると思われます。 海外経済におきましては、地政学的リスクの高まりや資源・エネルギー価格高騰に加え、国際物流への影響も懸念され、先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、訪日外国人の増加によるインバウンド消費の拡大などを背景に、全体としては堅調に推移いたしました。一方で、原材料及びエネルギー価格高騰に加え、物流費や建築費の上昇、さらに人手不足に伴う人件費の増加など、厳しい経営環境が続いております。 このような状況の中、当社グループは今年度より「信頼されるブランド創り」を重点テーマに掲げ、各ブランドの独自性をさらに高め、お客様にとって店舗での時間が「感動体験」となることを引き続き目指してまいります。 あわせて、ブランド価値の向上を図るため、「各ブランドらしいQ.S.C.A(クオリティ、サービス、クレンリネス、アトモスフィア)の向上」、「従業員が誇ることができる職場環境の構築」、「お客様と感動を共有する体験の提供」などの施策に継続して取り組んでおります。 新規出店につきましては、国内において「カプリチョーザ」を大阪市北区のKITTE大阪に1店舗、足立区のららテラス北綾瀬に1店舗、千葉県船橋市のららぽーとTOKYO-BAYに1店舗の計3店舗、「ウルフギャング・ステーキハウス」を港区のニュウマン高輪に1店舗、「ティム・ホー・ワン」を千葉県船橋市のららぽーとTOKYO-BAYに1店舗、「フージンツリー」を渋谷区の原宿クエストに1店舗、「ハードロックカフェ」のハードロックカフェロックショップを大阪市中央区難波に1店舗、「サラベス」を港区のGREEN TERRACE表参道に1店舗、横浜市中区のBASEGATE横浜関内に1店舗の計2店舗出店いたしました。 以上の結果により、財政状態、経営成績及びセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 ①財政状態 a.資産 当連結会計年度末における流動資産は9,555百万円となり、前連結会計年度末より1,098百万円増加いたしました。これは、現金及び預金が623百万円及び売掛金が265百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は14,430百万円となり、前連結会計年度末より337百万円増加いたしました。これは、有形固定資産が46百万円及び投資その他の資産が293百万円増加したこと等によるものであります。 この結果、資産合計は23,985百万円となり、前連結会計年度末より1,435百万円増加いたしました。 b.負債 当連結会計年度末における流動負債は6,617百万円となり、前連結会計年度末より1,420百万円増加いたしました。これは、1年内返済予定の長期借入金が516百万円、未払金が615百万円及び未払法人税等が223百万円増加したこと等によるものであります。固定負債は9,431百万円となり、前連結会計年度末より188百万円増加いたしました。これは、長期借入金が488百万円増加した一方で、リース債務が311百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は16,048百万円となり、前連結会計年度末より1,608百万円増加いたしました。 c.純資産 当連結会計年度末における純資産合計は7,936百万円となり、前連結会計年度末より172百万円減少いたしました。これは、利益剰余金が129百万円増加した一方で、非支配株主持分が313百万円減少したこと等によるものであります。 ②経営成績 当連結会計年度における売上高は34,518百万円(前期比8.0%増)、営業利益は1,272百万円(前期比69.9%増)、経常利益は1,385百万円(前期比97.7%増)となりました。また、特別利益に「受取立退料」及び「リース解約益」等を計上、特別損失に「減損損失」及び「店舗閉鎖損失」等を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は235百万円(前期比74.6%減)となりました。 ③セグメントごとの経営成績 a.日本 国内では、売上高は26,358百万円(前期比12.8%増)、営業利益は2,186百万円(前期比17.3%増)となりました。 b.北米 北米では、売上高は6,600百万円(前期比6.5%減)、営業損失は287百万円(前年同期は営業損失542百万円)となりました。 c.ミクロネシア ミクロネシアでは、売上高は1,212百万円(前期比5.5%減)、営業利益は47百万円(前期比14.7%減)となりました。 d.欧州 欧州では、営業損失は62百万円(前年同期は営業損失35百万円)となりました。 e.アジア アジアでは、売上高は346百万円(前期比44.5%増)、営業損失は27百万円(前年同期は営業損失44百万円)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、5,776百万円となり、前連結会計年度末より623百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により増加した資金は1,722百万円(前期は331百万円の増加)となりました。これは税金等調整前当期純利益787百万円に対して減価償却費786百万円、減損損失974百万円により増加した一方で、法人税等の支払額630百万円、売上債権の増減額268百万円により減少したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により減少した資金は2,108百万円(前期は249百万円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出1,843百万円、敷金及び保証金の差入による支出207百万円により減少したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により増加した資金は764百万円(前期は667百万円の減少)となりました。これは長期借入による収入2,925百万円により増加した一方で、長期借入金の返済による支出1,918百万円、非支配株主への配当金の支払額150百万円により減少したこと等によるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   24.0   28.5   27.4 時価ベースの自己資本比率(%)   93.9   84.7   77.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   315.5   1,527.2   351.9 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   29.0   4.7   18.0 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 5.利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (3)生産、受注及び販売の実績 ①生産実績 当社グループは、生産を行っていないため、該当事項はありません。 ②受注実績 当社グループは、店舗においてお客様から商品の注文をいただき、その場で直接お客様に提供しておりますので、受注実績について記載すべき事項はありません。 ③販売実績 セグメント別の販売実績を示すと、以下のとおりであります。 報告セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年 同期比 (%) 売上高(千円)   構成比(%)   売上高(千円)   構成比(%) 日本   23,371,980   73.1   26,358,548   76.4   12.8 北米   7,058,175   22.1   6,600,550   19.1   △6.5 ミクロネシア   1,282,999   4.0   1,212,848   3.5   △5.5 アジア   239,638   0.8   346,293   1.0   44.5 合計   31,952,794   100.0   34,518,241   100.0   8.0 (注)1.海外子会社においては、前連結会計年度(自2024年1月1日 至2024年12月31日)、当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)としております。 2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 事業部別の販売実績を示すと、以下のとおりであります。 事業部   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年 同期比 (%) 売上高(千円)   構成比(%)   売上高(千円)   構成比(%) ウルフギャング・ステーキハウス事業部   9,130,251   28.6   10,069,153   29.2   10.3 カプリチョーザ事業部   6,376,076   20.0   7,095,565   20.6   11.3 ハードロックカフェ事業部   2,394,952   7.5   2,881,673   8.3   20.3 ティム・ホー・ワン事業部   3,016,156   9.4   2,802,135   8.1   △7.1 ババ・ガンプ・シュリンプ事業部   1,347,242   4.2   1,495,130   4.3   11.0 その他事業部   9,688,116   30.3   10,174,581   29.5   5.0 合計   31,952,794   100.0   34,518,241   100.0   8.0 (注)1.海外子会社においては、前連結会計年度(自2024年1月1日 至2024年12月31日)、当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)としております。 2.事業部間の取引については、相殺消去しております。 ④店舗数推移 報告セグメントの名称   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 直営   フラン チャイズ   合計   直営   フラン チャイズ   合計 日本   77   60   137   83   57   140 北米   11   -   11   9   -   9 ミクロネシア   3   -   3   2   -   2 アジア   3   5   8   3   3   6 合計   94   65   159   97   60   157 (注)海外子会社が運営または管理する店舗については、前連結会計年度は2024年12月31日現在、当連結会計年度は2025年12月31日現在の内容であります。 (4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績につきましては、売上高は価格の適正化による客単価の向上やインバウンド消費の拡大に加え、積極的な出店を進めたことしたことにより、34,518百万円(前期比8.0%増)となりました。 販売管理費は原材料、エネルギー価格の高騰及び人件費の上昇の影響がありましたが、適正価格への調整を行った結果、営業利益は1,272百万円(前期比69.9%増)、経常利益は1,385百万円(前期比97.7%増)となりました。 特別利益には、「受取立退料」や「リース解約益」等を計上しております。特別損失には、店舗の「減損損失」及び「店舗閉鎖損失」等を計上しております。以上の結果により、親会社株主に帰属する当期純利益は235百万円(前期比74.6%減)となりました。 当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、市場動向、フランチャイザーとの契約、原材料価格、海外事業等があります。 市場動向につきましては、他業界と比較すると参入障壁が低く、熾烈な競争が今後も展開されると予想されることから、当社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しい状況で推移するものと認識しております。こうした中、当社グループは国内及び海外で多種多様なブランドを幅広く展開している強みを活かし、成長性と収益性を高めてまいります。 フランチャイザーとの契約につきましては、自社で開発した業態以外のブランドをフランチャイズとして展開する場合、フランチャイザーと契約を締結しております。安定的な事業運営を進めるため、今後も友好的な関係を築いてまいります。 原材料価格につきましては、様々な外的要因により、仕入価格の上昇が発生しており、今後も上昇を続けるリスクは避けられないものと認識しております。これまで同様、取引先との関係を強化し、密接な情報交換を行うことで、コスト上昇を可能な限り抑えるための努力を継続してまいります。また、販売価格に転嫁せざるを得ない場合でも、これを適正価格としてお客様に納得していただけるよう、サービス等の付加価値を上げ価格以上の価値を提供できるよう努めてまいります。 海外事業につきましては、展開する国における様々な経済的及び地政学的リスクを伴いますが、海外の子会社と徹底した情報共有を行うなど、あらゆるリスクの低減に向けて取り組んでまいります。 当社グループの経営成績に影響を与える他の要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、運転資金及び投資資金につきましては、まず営業キャッシュ・フローで獲得した資金を投入し、不足分は金融機関からの長期借入金で調達しております。 長期借入金の調達につきましては、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境及び既存借入金の償還時期等を考慮の上、適宜判断して行っております。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表及び財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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