概要
ハルメクホールディングスは50代以上の女性を主な読者・顧客とする雑誌『ハルメク』の発行を核に、通信販売・イベント・講座などを展開するシニア向けプラットフォーム企業である。2026年3月期の売上収益は338億円、営業利益18億円。雑誌の販売部数は全誌No.1(日本ABC協会調べ)で、読者数は約44万人。子会社6社でグループを構成し、東京都新宿区に本社を置く。
ハルメク事業とことせ事業の二本柱
売上収益はハルメク事業とことせ事業の二つのセグメントで構成される。2026年3月期のハルメク事業の売上は275億円(全体の81%)、セグメント利益は16.9億円。雑誌『ハルメク』の出版とそれに連動した通信販売、イベント・講座を一体的に提供する。ことせ事業の売上は66億円で、低価格帯の通販カタログ『ことせ』を主力とする。両事業ともにシニア女性をターゲットとするが、価格帯や集客方法が異なり棲み分けが図られている。
グループ会社6社の役割分担
連結子会社は6社。株式会社ハルメクは雑誌発行と通販・イベントを担う。株式会社ハルメク・アルファは総合通信販売事業、株式会社ジャパンホーム保険サービスは保険代理店業務、株式会社ハルメク・エイジマーケティングはシニア向けコンサルティング・広告代理・シンクタンク機能、株式会社ハルメク・ビジネスソリューションズはグループ内の受注・物流業務、花と緑の研究所株式会社は押花教材の製造販売と指導者育成をそれぞれ担当する。持株会社であるハルメクホールディングスがグループ全体の経営管理を行う。
顧客基盤の特徴と市場環境
主要顧客である50代以上の女性人口は2030年にかけて緩やかに増加し、金融資産は約1,800兆円と推計される。ハルメク事業顧客の平均年齢は73歳で、金融資産は非顧客に比べて多い。2026年3月期の顧客数(年間1回以上利用)は93万人で、4期連続で年平均成長率+6%を達成した。新規顧客獲得チャネルは新聞広告が最大だが、TVやWeb、百貨店の店舗へと多様化が進んでいる。
経営指標として重視する読者数と顧客数
当社グループはシニア女性向けビジネスNo.1を目標に掲げ、経営指標として雑誌『ハルメク』の読者数とグループサービス年間顧客数を重視する。2025年下期の読者数は44万人(前年同期46万人)。顧客数の増加は収益性向上に直結するため、情報コンテンツ・物販・コミュニティの三事業の相乗効果を強化する戦略をとる。売上収益は2021年3月期の151億円から2026年3月期の338億円へと拡大している。
業界の中での役割はシニア女性向けの情報メディア・物販・コミュニティサービスを提供する企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01シニア女性(情報・物販・コミュニティ)主力
月刊誌「ハルメク」とWEBメディア「HALMEK up」で情報を発信し、オリジナル商品を通販で販売。さらにイベント・講座・旅行を通じて「繋がり」の場を提供する。3事業の連動により顧客ロイヤリティを高めるモデルが特徴。
雑誌「ハルメク」は販売部数No.1
- 雑誌「ハルメク」国内シェア首位
- 50代以上の女性向け定期購読誌。特集、ファッション、健康など生活全般の情報を提供し、雑誌の特集に連動した商品販売やイベントの起点となる。
- HALMEK up
- シニア女性向けWEBメディア。記事・動画配信とともにEC・広告も展開し、月間PV429万回を誇る。
- ハルメク通販
- オリジナル商品をカタログや自社ECで販売する通信販売事業。中高価格帯の商品を中心に展開。
02シニア女性(ことせ事業)準主力
新聞広告で集客した顧客に通販カタログ「ことせ」を送付し、低価格帯の商品を販売。担当者が電話で提案する外商的なスタイルで、ハルメク事業と棲み分けている。
- ことせ通販
- 低価格帯の商品を販売する通信販売サービス。電話による個別対応で顧客との関係を構築する。
製品と技術
雑誌『ハルメク』とデジタルメディア「HALMEK up」
雑誌『ハルメク』は書店販売を行わず定期購読のみで提供される月刊誌で、2025年下期の販売部数は全雑誌中No.1(日本ABC協会調べ)。読者数は半年平均44万人。特集・ファッション・健康・レシピなどシニア女性の生活全般をカバーする。デジタル版として「HALMEK up」を運営し、2026年3月期の月間ページビューは429万回、MAUは197万ユーザー。LINE NEWS AWARDS 2025女性部門大賞を4年連続で受賞している。
顧客の声から開発するオリジナル通販商品
通信販売ではオリジナル商品比率が8割を占める。商品開発は顧客の声を徹底的に聞くことに基づく。例えば「つや髪プラチナグレイカラー」(3,300円)は白髪を活かすグレイヘア用染毛料。「私のリビングダイニングすっきりワゴン」(23,900円)は約400人のアンケートから生まれた。「ZU-BON前開きストレート」(8,990円)は100人以上の体型測定データを反映したパンツ。社会貢献型の「古着でワクチン」(3,980円)も展開する。
コミュニティ事業:年間200本のイベントと押花
雑誌と通販に加え、オフライン・オンラインのコミュニティ事業を運営する。散歩・料理・スマホ講座・旅行・コンサート・押花など多様なテーマで年間約200本のイベントを開催し、延べ参加人数は約2.0万人。子会社の花と緑の研究所株式会社が押花やレカンフラワーの教材製造販売・指導者育成・展覧会を手掛ける。これらの事業は「情報コンテンツ」「物販」「コミュニティ」の三事業連動モデルの一角をなし、顧客ロイヤリティ向上に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 国内シェア首位雑誌「ハルメク」販売部数が女性誌No.1シニア女性(情報・物販・コミュニティ)
- シニア女性(情報・物販・コミュニティ)雑誌「ハルメク」は販売部数No.1
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
シニア向け通販で安定、利益改善途上
シニア向けの通信販売・メディア事業を展開。売上高約300~340億円で安定した収益基盤を持つ。同業のトライアルホールディングスなどと比較して、規模は中程度だが、高齢者向け特化で差別化している。営業利益率は改善傾向で、2025年3月期は約3%、2026年は5%超と回復が見込まれる。競合のまんだらけはサブカルチャー特化と異なるセグメントであり、直接対決は限定的。少子高齢化を追い風に、市場成長が期待される。
強み
- 高齢者向け商品・サービスで確固たるブランドを確立。
- 定期購入などリピート率の高い顧客を有する。
- 高齢化社会進行により、市場自体が拡大傾向にある。
- コスト削減や販売効率化により営業利益率が上昇中。
課題
- 他社もシニア市場に参入しつつあり、競争が激化。
- 高齢者のネット利用率向上に伴い、オンライン販売強化が急務。
- まだ5%程度であり、通販業界平均と比べて低い。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がハルメクホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7475アルビス | 231億円 | 15.8倍 |
| 2 | 9850グルメ杵屋 | 227億円 | 100.7倍 |
| 3 | 9990サックスバー ホールディングス | 226億円 | 11.5倍 |
| 4 | 9979大庄 | 222億円 | 26.5倍 |
| 5 | 9994やまや | 222億円 | 10.7倍 |
| 6 | 7119ハルメクホールディングス | 204億円 | 19.7倍 |
| 7 | 3558ジェイドグループ | 204億円 | 11.7倍 |
| 8 | 7643ダイイチ | 200億円 | 17.8倍 |
| 9 | 7621うかい | 195億円 | 66.0倍 |
| 10 | 428Aサイプレス・ホールディングス | 194億円 | 41.7倍 |
| 11 | 3068WDI | 192億円 | 80.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
ユーリーグ設立と雑誌「いきいき」の創刊
1989年5月、東京都新宿区にユーリーグ株式会社(資本金32.6百万円)が設立された。1996年3月に雑誌『いきいき』を創刊し、1998年3月には月刊誌化。50代以上の女性をターゲットにしたメディア事業を開始した。しかし、経営は順調とは言えず、2009年3月には負債総額65億円に達し、民事再生の申立てを余儀なくされた。
民事再生と事業譲受による再出発
2009年4月、旧いきいき株式会社(資本金500百万円)が新設され、翌月にユーリーグ株式会社の全事業を譲り受けた。再生手続きの中で資本金は2011年9月に10百万円へ減資。2012年7月、ノーリツ鋼機株式会社の子会社であるNKリレーションズ株式会社が株式会社Launchpad threeを東京都港区に設立。同年9月にLaunchpad threeが旧いきいき株式を取得し完全子会社化。11月には吸収合併により新いきいき株式会社が誕生した。
商号変更と通販会社の取得で事業拡大
2016年4月、株式会社いきいきから株式会社ハルメクへ商号変更し、雑誌名も『いきいき』から『ハルメク』に改めた。同時にNKリレーションズから株式会社全国通販(現・株式会社ハルメク・アルファ)の株式を取得。これにより通信販売事業をグループ内に取り込み、メディアと通販の融合を加速させた。2014年12月には新設分割でハルメク・ベンチャーズ(現・ハルメク・エイジマーケティング)を設立し、コンサルティング事業も開始している。
持株会社体制への移行と事業分割
2018年4月、株式会社ハルメクから株式移転により旧株式会社ハルメクホールディングス(資本金74百万円)を設立。同時に新設分割で株式会社ハルメク・エイジマーケティングと株式会社ハルメク・ビジネスソリューションズを設立し、グループの機能を分離した。持株会社がグループ全体を統括し、各子会社が専門性を発揮する体制が整えられた。
経営陣による買収(MBO)で現在の体制へ
2020年7月、株式会社HLMK2(資本金766百万円)が東京都新宿区に設立された。同年8月、HLMK2がノーリツ鋼機株式会社から旧ハルメクホールディングスの全株式を取得。これにより経営陣が主導する買収(MBO)が実行された。2021年10月にはHLMK2が旧ハルメクホールディングスを吸収合併し、商号を株式会社ハルメクホールディングスに変更。現在の経営体制が確立された。
年表16件を開く
1980年代
- 1989年5月創業ユーリーグ株式会社(資本金32.6百万円)を東京都新宿区に設立
1990年代
- 1996年3月雑誌「いきいき」第1号発刊
- 1998年3月雑誌「いきいき」月刊誌化
2000年代
- 2009年3月負債総額65億円、民事再生申立
- 2009年4月創業(旧)いきいき株式会社(資本金500百万円)を東京都新宿区に設立
- 2009年5月(旧)いきいき株式会社(資本金500百万円)がユーリーグ株式会社の全事業を事業譲受
2010年代
- 2011年9月資本金を10百万円に減資
- 2012年7月ノーリツ鋼機株式会社の子会社である NKリレーションズ株式会社が株式会社Launchpad three(資本金10百万円)を東京都港区に設立
- 2012年9月M&A株式会社Launchpad three(資本金10百万円)が(旧)いきいき株式会社の株式を取得、完全子会社化
- 2012年11月M&A株式会社Launchpad three(資本金10百万円)が(旧)いきいき株式会社を吸収合併 商号を株式会社Launchpad threeから(新)いきいき株式会社に変更
- 2014年12月創業(新)いきいき株式会社から新設分割でフィフティ・プラス・ベンチャーズ株式会社(資本金5百万円)((旧)ハルメク・ベンチャーズ株式会社)を東京都千代田区に設立
- 2016年4月商号変更商号を(新)いきいき株式会社から株式会社ハルメクに変更 雑誌名を「いきいき」から「ハルメク」に変更 NKリレーションズ株式会社から株式会社全国通販((現)株式会社ハルメク・アルファ)の株式を取得
- 2018年4月創業株式会社ハルメクから株式移転で(旧)株式会社ハルメクホールディングス(資本金74百万円)を東京都新宿区に設立、又、新設分割で株式会社ハルメク・エイジマーケティング(資本金10百万円)を東京都千代田区に設立、株式会社ハルメク・ビジネスソリューションズ(資本金10百万円)を東京都千代田区に設立
2020年代
- 2020年7月創業株式会社HLMK2(資本金766百万円)を東京都新宿区に設立
- 2020年8月株式会社HLMK2((現)株式会社ハルメクホールディングス)が、ノーリツ鋼機株式会社から(旧)株式会社ハルメクホールディングスの全株式を取得
- 2021年10月M&A株式会社HLMK2((現)株式会社ハルメクホールディングス)が、(旧)株式会社ハルメクホールディングスを吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 読者数ハルメク雑誌の購読者数
- 顧客数年間1回以上利用した顧客数(ユニークユーザー数)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
顧客エンゲージメントの向上
顧客の生の声を収集・活用し、満足度を高める。はがきやアンケート、ワークショップなど多角的な手段でニーズを把握し、商品やサービスに反映するPDCAサイクルを回す。
- 02
クロスセルの強化
情報コンテンツ、物販、コミュニティの3事業間の連携を強め、雑誌読者から通販への誘導などクロスセル率の向上を図る。
- 03
3事業の進化とサービス領域拡大
情報コンテンツのリッチ化(例:HALMEK up)、物販では自社ブランドの靴・インナーの展開、コミュニティでは自律成長する仕組みを開発。ヘルスケアや終活などシニア女性のニーズに広く応えるサービスを導入する。
- 04
新規事業HALMEK upの成長
サブスクリプション型動画・音声サービスをリニューアルし、物販・広告モデルへ転換。コンテンツマーケティングでプレシニア層の獲得と収益性強化を目指す。
- 05
B2Bビジネスの強化とデータ活用
顧客データを活用し、既存ビジネス拡大と法人向けコンサルティング・共同事業を強化。エンゲージメントの高いシニア女性へのアクセスを提供する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で417人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は839万円で、3期前と比べて−1.5%。平均年齢は46.2歳、平均勤続年数は6.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 851 | 47.5 | 8.5 | 344 | — |
| 2024年3月 | 736 | 47.1 | 6.6 | 386 | — |
| 2025年3月 | 827 | 47.7 | 6.9 | 414 | 266 |
| 2026年3月 | 839 | 46.2 | 6.9 | 417 | 432 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ハルメク(注2、6)東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ハルメク・ビジネスソリューションズ東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ハルメク・エイジマーケティング東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ハルメク・アルファ(注2、5、6)大阪府大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ジャパンホーム保険サービス(注4)大阪府大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内花と緑の研究所株式会社(注7)神奈川県横浜市神奈川区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は338億円、営業利益は18億円。前期と比べると減収増益で、売上が-0.3%、利益が+63.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 350億円 | 338億円 |
| 営業利益 | 20億円 | 18億円 |
| 純利益 | 12億円 | 11億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
9期分
直近は2027年1Qで、売上は90億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.8%、営業利益は+14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 82 | 7 | 8.5 | 3 |
| 2024年2Q | 71 | 1 | 1.4 | 1 |
| 2024年3Q | 101 | 9 | 8.9 | 6 |
| 2024年4Q | 60 | — | — | −5 |
| 2025年2Q | 169 | 4 | 2.4 | 3 |
| 2025年4Q | 170 | 7 | 4.1 | 3 |
| 2026年2Q | 168 | 7 | 4.2 | 4 |
| 2026年4Q | 170 | 11 | 6.5 | 7 |
| 2027年1Q | 90 | 8 | 8.9 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
直近期の営業利益率は5.3%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社HLMK2(資本金766百万円)を東京都新宿区に設立 | |||||
| 2020年8月 | — | — | −14 | — | −14 |
| 株式会社HLMK2((現)株式会社ハルメクホールディングス)が、(旧)株式会社ハルメクホールディングスを吸収合併 | |||||
| 2021年3月 | 151 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年3月 | 252 | — | 12 | — | 8 |
| 2023年3月 | 287 | — | 19 | — | 12 |
| 2024年3月 | 314 | — | 7 | — | 5 |
| 2025年3月 | 339 | 11 | 10 | 3.2 | 6 |
| 2026年3月 | 338 | 18 | 17 | 5.3 | 11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高338億円のうち、営業利益として残るのは18億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.8%148億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.2%173億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%18億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年3月期は営業CFが17億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは13億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は28億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 9 | −2 | −4 | 7 | 18 |
| 2022年3月 | 9 | −8 | −10 | 1 | 10 |
| 2023年3月 | 23 | −5 | 23 | 18 | 50 |
| 2024年3月 | 2 | −4 | −38 | −2 | 9 |
| 2025年3月 | 24 | −3 | −6 | 21 | 24 |
| 2026年3月 | 17 | −4 | −9 | 13 | 28 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2026年3月期の総資産は212億円。このうち返さなくてよい自己資本が89億円で、自己資本比率は42.0%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年8月 | 65 | 1 | 64 | 2.2 |
| 2021年3月 | 178 | 10 | 168 | 5.8 |
| 2022年3月 | 183 | 18 | 165 | 10.0 |
| 2023年3月 | 231 | 65 | 166 | 28.1 |
| 2024年3月 | 201 | 76 | 125 | 37.6 |
| 2025年3月 | 209 | 82 | 127 | 39.2 |
| 2026年3月 | 212 | 89 | 123 | 42.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中90位あたり、逆に低いのは売上成長率で322社中255位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,851で、1年前と比べて+56.0%。過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.7倍 |
| PER (会社予想) | 17.0倍 |
| PBR | 2.30倍 |
| 配当利回り | 2.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
足元は1673円と25日線(1660.64円)をやや上回るが、52週高値1710円がレジスタンス。週足では75日線(1595.29円)を維持し底堅いが、RSI41.8とやや弱含み。出来高は概ね低調で方向感に欠ける。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 17.7倍は業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBR 2.07倍も平均2.91倍を下回る。ROE 12.3%は良好で、配当利回り2.03%は平均1.50%を上回る。増益基調も評価でき、割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.7倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 17.0倍 | — |
| PBR | 2.30倍 | 2.44倍 |
| ROE | 12.3% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
シニア女性向けニッチ市場で確かな地位を築き、業績は堅調。強気派は、高齢化社会の追い風とCRMによる収益性向上を評価する。一方、弱気派は、少子化による市場縮小や通販競争の激化、既存顧客の高齢化による離脱リスクを指摘する。PBR2.1倍、PER17.8倍と割高感はなく、配当利回り2%が下支え。成長性よりも安定性が評価される銘柄。
- 高齢化社会の追い風
日本の65歳以上人口は過去最高、市場は拡大基調。
- CRMによる収益性向上
営業利益率は2025年3月期3.24%から5.33%に改善予想。
- 安定した配当政策
配当利回り2.0%、連続増配はないが安定配当。
- 営業利益2期連続増益で収益力向上通年影響強
2026/3期営業利益18億円、前期比63%増
- 高齢者向け通販市場の構造的成長継続影響中
シニア人口増加で売上高300億超安定的に推移
- 株主還元強化の可能性次回決算影響中
配当利回り2.04%、増配余地あり
- 低PER17.8倍で割安感継続影響弱
利益成長率対比でもPERは業界平均並み
- 市場の縮小リスク
少子高齢化でターゲット人口は長期的に減少。
- 通販競争の激化
大手ECや他社シニア向け通販との競合が激しい。
- 顧客高齢化による離脱
コア顧客の年齢上昇で購買意欲・体力が低下する可能性。
- 売上高横ばいの停滞リスク2026/3期影響強
売上高338億円、前期比ほぼ横ばいで成長鈍化
- 紙媒体からデジタルシフトの遅れ継続影響中
カタログ通販中心、EC競合に対抗必要
- 原材料・物流費上昇継続影響中
コスト増で利益率圧迫、営業利益率5.33%
- 個人消費低迷の影響不定影響弱
高齢者向けは景気にやや強く、影響限定的
- 定期購読者数
- メディア基盤の規模と安定性を示す。
- 通販の客単価とリピート率
- LTV向上の鍵。CRMの効果を測る。
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を確認。
- 会員数
- イベント・通販の潜在顧客基盤。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+70.0%。いまの株価に対する利回りは2.16%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 20 | — | 486.6 |
| 2026年3月 | 34 | 70.0 | 29.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ9,823人。区分でいちばん多いのは個人・その他で87.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.5%を占め、残る88.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 85.5 | 91.7 | 84.2 | 87.3 |
| 事業法人 | 0.8 | 1.4 | 11.2 | 11.1 |
| 外国法人 | 2.0 | 0.8 | 1.2 | 0.8 |
| 金融機関 | 3.8 | 4.8 | 2.5 | 0.5 |
| 証券会社 | 7.8 | 1.3 | 0.8 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 松島 陽介 | 17.20 |
| 02 | 宮澤 孝夫 | 14.67 |
| 03 | 山元 雄太 | 13.76 |
| 04 | IHドリーム株式会社(注) | 10.86 |
| 05 | 土屋 淳一 | 7.27 |
| 06 | 和田 朝子 | 2.48 |
| 07 | 林 南平 | 2.17 |
| 08 | 大谷 貴志 | 1.45 |
| 09 | 中村 大 | 0.45 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.43 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-22山元 雄太新規の大量保有報告13.76%-0.04pt
- 2026-04-22山元 雄太変更報告13.76%-0.19pt
- 2026-04-14宮澤 孝夫変更報告14.67%-0.14pt
- 2026-04-13宮澤 孝夫新規の大量保有報告14.67%-0.14pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+101%、1株純資産は6期で+525%。直近期のROEは12.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年8月 | −16,334 | — | — | — | — |
| 2021年3月 | 39 | 129 | 34.3 | — | — |
| 2022年3月 | 100 | 228 | 55.8 | — | — |
| 2023年3月 | 155 | 634 | 30.1 | 17.2 | — |
| 2024年3月 | 44 | 693 | 6.8 | 22.3 | — |
| 2025年3月 | 57 | 745 | 7.9 | 19.4 | 486.6 |
| 2026年3月 | 95 | 805 | 12.3 | 16.0 | 29.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額158百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮澤孝夫 | 代表取締役社長 | 69 | 2,820,041 |
| 石井文範 | 取締役 CFO | 50 | 4,529 |
| 土屋淳一 | 取締役 | 57 | 803,050 |
| 山岡朝子 | 取締役 | 52 | 274,388 |
| 髙橋伸治 | 取締役(監査等委員) | 67 | 11,250 |
| 青野雅朗 | 取締役(監査等委員) | 42 | — |
| 林南平 | 取締役(監査等委員) | 52 | 240,000 |
| 中村大 | 取締役(監査等委員) | 54 | 50,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 117 | 4 | 122 | 31 |
| 社外取締役 | 5 | 36 | — | 36 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,757字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,559字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,045字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,211字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第7期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第6期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業