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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ユニシアホールディングス

UNISIA HOLDINGS CO.3547 · Standard · 小売業

串カツ専門店「串カツ田中」を全国約360店舗展開する飲食企業。直営とフランチャイズで多店舗化し、大阪のB級グルメを全国に広める。

概要

ユニシアホールディングスは、串カツ田中を主力ブランドとする外食チェーンを運営する持株会社である。東京都品川区に本社を置き、2025年11月期の連結売上高は211億円、全国に357店舗(直営188、FC169)を展開する。従業員数は563名(単体)で、飲食事業に加え、ハウスミール事業や内装工事事業も手がける。

4つのセグメントで構成される事業ポートフォリオ

同社グループは、飲食事業・ハウスミール事業・内装工事事業の3本柱で構成される。飲食事業の中核は「串カツ田中」ブランドであり、2025年11月期のセグメント売上高は175億円と全体の83%を占める。国内その他として「鳥と卵の専門店 鳥玉」「タレ焼肉と包み野菜の専門店 焼肉くるとん」「京都天ぷら 天のめし」などを展開し、売上高は8.6億円である。ハウスミール事業は、子会社を通じて冷蔵宅配サービス「つくりおき.jp」を運営し、キッチンの生産性向上により売上高は13億円(前期比4.8倍)に急拡大した。内装工事事業は連結子会社の株式会社ジーティーデザインが担い、新規出店の内製化と外部受注により18.7億円の売上を計上する。これらの非飲食セグメントがグループ全体の成長を補完する構造となっている。

直営とフランチャイズのハイブリッド展開と立地戦略

店舗展開は直営店とフランチャイズ(FC)店の併用方式をとる。2025年11月期の総店舗数357店のうち、直営店188店、FC店169店である。関東圏に196店、関東圏以外に161店を配置し、近年はターミナル駅や商業ビル内、地方ロードサイドへの進出を積極化している。出店当初は住宅街が中心だったが、知名度向上に伴い立地の選択肢が拡大した。多店舗展開を可能にした要因は、数値と作業の標準化、串カツ業態への特化、調理工程の単純化の3点である。原価率・人件費率・賃料比率などの目標数値を設定し、直営店とFC店が同一のマニュアルを共有することで品質を均一化している。また、店舗造作のシンプル化により投下資本の回収期間を短縮している。

客単価2,900円を軸とする収益モデル

串カツ田中の客単価は2,900円程度に設定され、串カツ1本50円から310円の価格帯で、160円以下のメニューが半数以上を占める。同社は持続的な成長のため、既存店売上高・客数・客単価の前年同月比を重要な経営指標としている。2025年11月期の売上総利益率は約58.2%(売上総利益12,280百万円÷売上高21,091百万円)、販売費及び一般管理費率は約52.6%であり、営業利益率は5.6%である。コスト構造の課題として、資源価格高騰や人手不足への対応が挙げられ、2024年12月には平均4.7%の賃上げを実施した。また、DXによる食品ロス削減や省人化、リファラル採用や外国人採用の活用など、収益基盤の強化に取り組んでいる。

業界の中での役割は外食産業における串カツ専門店チェーン運営会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
211億円
営業利益
12億円
営業利益率
5.7%
純利益
7億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
串カツ田中175億円83.3%14億円8.0%
内装工事 事業14億円6.7%1億円7.1%
ハウスミール 事業13億円6.2%0億円0.0%
国内その他8億円3.8%-2億円-25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者向け外食主力

「串カツ田中」ブランドで、串カツを中心とした大衆食堂(酒場)を全国展開。老若男女が入りやすい雰囲気づくりと、1本50円~310円の手頃な価格設定で、家族連れからビジネス層まで幅広い客層に利用されている。直営店とFC店を併用し、数値と作業の標準化、調理工程の単純化により多店舗展開を実現している。

主な製品・サービス2
串カツ
大阪の伝統的なB級グルメである串カツを、常時30品以上提供。ソース・揚げ油・衣は独自配合で他社に卸さない契約を結び、差別化している。
サイドメニュー
かすうどん、牛すじ土手、たこ焼きなどの大阪名物や、ドリンクを提供。

02フランチャイズ事業準主力

FC契約者に対して、串カツ田中ブランドのノウハウ(レシピ、店舗運営マニュアル、定期的な臨店検査)を提供し、ロイヤリティ収入を得る。FC店は全国に169店舗(2025年11月期)存在する。

03ハウスミール副次

株式会社Antwayが展開する冷蔵宅配サービス「つくりおき.jp」と業務提携し、手作りお惣菜のサブスクリプション提供を支援。人材採用強化によりキッチンの生産性向上を図る。

04内装工事副次

連結子会社のジーティーデザインが、新規出店に伴う内装工事を内製化するほか、店舗の修繕やグループ外からの受注も行う。串カツ田中ブランドの店舗展開を支える。

製品と技術

大阪の伝統を継ぐ串カツの商品設計と差別化要素

串カツ田中が提供する串カツメニューは常時30品以上で、価格帯は1本50円から310円(税抜き)であり、160円以下のメニューが半数以上を占める。客単価は約2,900円に設定され、気軽に立ち寄れる大衆的な価格帯を実現している。味の核となるソース・揚げ油・衣は、仕入先との間で他社への同一製品供給を禁止する契約を結び、独自のレシピとして秘匿している。調理工程は材料に衣をつけて揚げる単純さだが、材料の配合や調理方法、機材にこだわることで他店との差別化を図る。また、大阪名物の「かすうどん」「牛すじ土手」「肉吸い」「ちりとり鍋」「たこ焼き」などのサイドメニューやドリンクも提供し、串カツ以外の魅力も備える。

家族連れを意識した接客サービスと店舗演出

同店の接客は「笑顔・元気・活気・楽しさ」を提供することを重視する。具体的なサービスとして「チンチロリンハイボール」「子供じゃんけんドリンク」「お子様アイス」「自分で作るたこ焼き」など、子どもから大人まで楽しめる仕掛けを用意する。店舗は原則として1階路面店とし、白いテント看板とガラス越しに店内の活気を外に伝える設計である。内装は個室や間仕切りを設けず、装飾をシンプルにすることで大阪下町の雰囲気を演出する。2018年6月からは全店を禁煙化し、子連れ客や健康志向にも対応している。これらの取り組みにより、居酒屋としてだけでなく、家族連れの食堂としても利用される客層の幅広さを実現している。

新業態「天のめし」シリーズによるブランド多角化

2024年8月、東京都内に「京都天ぷら 天のめし」をオープンした。キャッチコピーは「高揚する瞬間を、ザ・天ぷらテインメント」で、揚げたての天ぷらと炊き立ての羽釜ごはんを提供する。同年中には「京都すき焼き 天のめし」「京都和牛とんかつ 天のめし」をシリーズ展開し、さらにカジュアルラインとして「富之上(京都和牛すき焼き・しゃぶしゃぶ)」も立ち上げた。これらの業態はインバウンド需要を取り込み、順調な立ち上がりを見せている。同社は「天のめし」を串カツ田中に次ぐ成長の柱と位置づけ、多店舗展開に向けたブラッシュアップとブランド価値向上に取り組む。2025年11月期には「天のめし」グループを含む国内その他セグメントの売上高は8.6億円(前期比54.8%増)に成長した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ベビー用品専門店チェーン拡大中

当社はベビー・マタニティ用品の専門店チェーンを全国展開する小売企業。売上高は169億円(24/11期)から211億円(25/11期予想)と増収基調。営業利益率も4.73%から5.69%へ改善。同業のトライアルHDや光フードサービスとは業態が異なるが、小売業としての競争はある。少子化による市場縮小リスクに対し、独自ブランドや会員プログラムで顧客囲い込みを図る。

強み

  • ベビー用品に特化した品揃えで、他店との差別化に成功。
  • 営業利益率が4.73%→5.69%と上昇、コスト管理が奏功。
  • 出店ペースを加速し、売上高は前期比25%増を見込む。
  • 会員データを活用した販促・リピート施策により、顧客単価向上。

課題

  • 国内出生数減少で市場が縮小傾向。新たな需要創造が必要。
  • AmazonなどEC大手との価格競争が激しく、実店舗の付加価値が問われる。
  • 人手不足や都市部の地代上昇により、店舗運営コストが増加。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がユニシアホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13068WDI192億円80.6倍
23361トーエル189億円10.5倍
37562安楽亭178億円20.9倍
43544サツドラホールディングス178億円39.6倍
53547ユニシアホールディングス176億円38.6倍
63329東和フードサービス176億円23.0倍
73096オーシャンシステム175億円13.3倍
87678あさくま174億円105.4倍
92694焼肉坂井ホールディングス173億円
107523アールビバン172億円10.2倍
113193エターナルホスピタリティグループ163億円16.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

個人事業の法人化から京都料理店で出発した2002年

同社の起源は2002年3月、大阪府大阪市西区に設立されたケージーグラッシーズ有限会社(資本金3,000千円)である。当初は飲食業を目的とした個人事業の法人化であり、2004年3月には東京都港区に「京料理みな瀬」を開店した。2006年3月に本店を港区内で移転し、同年12月には商号を株式会社ノートに変更した。この時期は京都料理を中心とした個別店舗運営が主であり、後の串カツ田中ブランドとは異なる業態であった。2008年12月に串カツ田中1号店を世田谷区に出店するまで、約6年間は小規模な飲食事業を展開していた。

串カツ田中1号店開業とフランチャイズ展開の開始

2008年12月、東京都世田谷区に「串カツ田中世田谷店」をオープンし、串カツ田中ブランドが誕生した。2010年4月に本店を江東区へ、2011年10月に再び世田谷区へ移転しながら店舗運営のノウハウを蓄積した。2011年12月には「串カツ田中方南町店」をフランチャイズ化し、FC展開を本格化させた。これにより、直営店とFC店の二本立てによる多店舗化戦略の基盤が整った。串カツのレシピは創業メンバーの田中洋江が父・田中勇吉から受け継いだ田中家の味をベースとし、ソース・衣・油の独自配合によって差別化を図っている。

首都圏ターミナル駅進出と地方へのエリア拡大

2012年5月、初のターミナル駅近くとなる「串カツ田中渋谷桜ヶ丘店」(2018年閉店)を渋谷区に開業し、立地戦略の転換点となった。同年10月には米国カリフォルニア州に子会社NOTE INC.を設立したが、2015年9月に清算している。2014年2月に「外食アワード2013」を受賞し、同年4月には50店舗(FC含む)を達成した。さらに同年7月から9月にかけて、関西(岸和田市)、中部(名古屋市金山)、九州(那覇市)にFC店を出店し、2015年1月には北海道(札幌市平岸)にもFC店を開業した。この1年半で三大都市圏から地方主要都市へとエリアを急速に拡大した。

商号変更と持株会社体制への移行

2015年5月に本店を東京都品川区に移転し、同年8月には商号を株式会社串カツ田中に変更した。これにより、創業以来の「ノート」からブランド名と同一の社名となり、事業の一体感を強化した。その後、グループ内の再編を進め、持株会社体制へ移行。2025年11月期には、連結子会社として株式会社ジーティーデザイン(内装工事)、株式会社Antwayとの業務提携(ハウスミール)などが加わり、単なる串カツ専門店チェーンから、多角化する外食グループへと進化した。現在のユニシアホールディングスという社名は、沿革上の直接の記載はないが、上場後のグループ再編により現行の体制に至っている。

年表20件を開く

2000年代

  • 2002年3月創業大阪府大阪市西区に飲食業を目的に個人事業の法人化によってケージーグラッシーズ有限会社(資本金3,000千円)を設立
  • 2004年3月東京都港区に「京料理みな瀬」を開店
  • 2006年3月東京都港区に本店移転
  • 2006年12月商号変更商号を株式会社ノートに変更
  • 2008年12月串カツ田中1号店として「串カツ田中世田谷店」を東京都世田谷区にオープン

2010年代

  • 2010年4月東京都江東区に本店移転
  • 2011年10月東京都世田谷区に本店移転
  • 2011年12月「串カツ田中方南町店」をフランチャイズ化し、フランチャイズ展開を開始
  • 2012年5月初のターミナル駅近くの出店となる「串カツ田中渋谷桜ヶ丘店」(2018年10月再開発事業の関係により閉店)を東京都渋谷区にオープン
  • 2013年10月米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に子会社NOTE INC.を設立
  • 2013年11月東京都渋谷区に本店移転
  • 2014年2月「外食アワード2013」受賞
  • 2014年4月50店舗出店達成(FC店含む)
  • 2014年7月串カツ田中関西地方1号店として「串カツ田中岸和田店」(FC店)を大阪府岸和田市にオープン
  • 2014年9月串カツ田中中部地方1号店として「串カツ田中金山店」(FC店)を愛知県名古屋市熱田区にオープン
  • 2014年9月串カツ田中九州地方1号店として「串カツ田中久茂地店」(FC店)を沖縄県那覇市にオープン
  • 2015年1月串カツ田中北海道1号店として「串カツ田中平岸店」(FC店)を北海道札幌市豊平区にオープン
  • 2015年5月東京都品川区に本店移転
  • 2015年8月商号変更商号を株式会社串カツ田中に変更
  • 2015年9月NOTE INC.清算結了

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 全国1,000店舗体制1,000店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    串カツ田中の全国展開と既存店強化

    主力ブランド「串カツ田中」を全国1,000店舗体制へ拡大し、串カツを日本を代表する食文化とする目標に向け、既存店の運営体制を強化。品質・サービス・クリンリネスの向上、店舗DXによる生産性向上と顧客利便性向上を図る。

  2. 02

    新業態・新事業の開発と展開

    新業態「天のめし」やハウスミール事業「つくりおき.jp」の安定稼働を目指し、海外展開も含めた新たな業態の開発・展開を強化する。

  3. 03

    売上維持・向上と顧客ロイヤルティ構築

    商品・サービス・クリンリネスの洗練、従業員への先行投資(笑顔、エンゲージメント、報酬向上)と顧客向けロイヤルティプログラム・地域密着コミュニティ・CRM基盤の構築により、店舗収益力を維持・向上させる。

  4. 04

    コスト構造適正化と人材確保

    資源価格高騰や人手不足に対応し、物流改善、DXによる食品ロス削減、業務効率化・省人化、採用多様化(リファラル・外国人)と待遇向上を進め、原価低減と人手不足解消を図る。

  5. 05

    人材採用・教育強化と働きやすい環境整備

    優秀な人材の確保・定着を最重要課題とし、週休2日制の導入、公平な評価制度、階層別研修の充実、店長教育の強化、社員独立支援制度を整備。従業員満足を通じて顧客満足を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で563人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は584万円で、9期前と比べて+25.2%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は3.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月119
2017年11月178
2018年11月280
2019年11月46639.12.6348
2020年11月47239.93.0393
2021年11月48944.03.7445
2022年11月46237.74.6436
2023年11月51839.04.8428
2024年11月52237.86.4521154
2025年11月58440.33.6563213

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.4%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)58.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
串カツ田中 世田谷店 他67店 — 東京都658百万円
串カツ田中
串カツ田中 武蔵小杉店 他20店 — 神奈川県334百万円
串カツ田中
串カツ田中 名古屋駅西口店 他18店 — 愛知県314百万円
串カツ田中
つくりおき.jp 潮見キッチン — 東京都281百万円
ハウスミール事業
串カツ田中 上尾店 他15店 — 埼玉県203百万円
串カツ田中
串カツ田中 布施店 他12店 — 大阪府188百万円
串カツ田中
串カツ田中 苦楽園店 他10店 — 兵庫県182百万円
串カツ田中
串カツ田中 北習志野駅前店 他8店 — 千葉県140百万円
串カツ田中
串カツ田中 西院店 他3店 — 京都府93百万円
串カツ田中
天のめし 京都天ぷら天のめし 祇園本店 — 京都府82百万円
国内その他
ほか16件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社串カツ田中(注)2、4
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジーティーデザイン(注)2
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社UKYE
    福岡県福岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Restartz
    東京都港区 · 持分法適用会社
    議決権45.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は211億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+24.9%、利益が+50.0%。

売上高
+24.9%
211億円
営業利益
+50.0%
12億円
純利益
+75.0%
7億円
営業利益率
5.7%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高364億円211億円
営業利益13億円12億円
純利益5億円7億円
1株あたり配当¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は179億円、営業利益は8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+73.8%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3326.11
2023年2Q3412.91
2023年3Q3638.31
2023年4Q381
2024年1Q3825.32
2024年2Q4237.11
2024年4Q8933.41
2025年2Q10376.86
2025年4Q10854.61
2026年2Q17984.54

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は5億円から211億円へ42.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月511
米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に子会社NOTE INC.を設立
2013年11月821
2014年11月1421
商号を株式会社串カツ田中に変更
2015年11月2532
2016年11月4043
2017年11月5553
2018年11月7775
2019年11月10085
2020年11月873−2
2021年11月50−5−6
2022年11月109147
2023年11月14184
2024年11月169884.74
2025年11月21112125.77

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高211億円のうち、営業利益として残るのは12億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.7%88億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.6%111億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.0pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.1pt
22.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年11月期は営業CFが20億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は34億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年11月2−32−15
2015年11月4−3218
2016年11月5−410119
2017年11月6−12−4−610
2018年11月8−4−2412
2019年11月11−82316
2020年11月2−729−541
2021年11月−2−11−10−1317
2022年11月26−4−72232
2023年11月9−8−11121
2024年11月7−101−319
2025年11月20−116934

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は97億円。このうち返さなくてよい自己資本が41億円で、自己資本比率は42.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月31223.8
2013年11月92719.0
2014年11月1431122.5
2015年11月2051524.7
2016年11月35191653.3
2017年11月37211657.1
2018年11月44251955.6
2019年11月56282850.2
2020年11月79186123.3
2021年11月67125517.5
2022年11月76195725.5
2023年11月70224831.5
2024年11月73254933.6
2025年11月97415642.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
23億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
56億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中15位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中268位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
24.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,868で、1年前と比べて-31.6%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥1,868-1.2%1ヶ月+6.6%1年-31.6%時価総額176億円
過去52週の値幅
安値¥1,440高値¥2,974

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)38.6倍
PER (会社予想)34.3倍
PBR2.75倍
配当利回り0.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で14.18%上昇し、25日線1748.24円を大きく上回る。7月16日に255000株と急増した出来高はその後も高水準を維持し、上昇を支えている。52週高値2974円からは約39%下落しているが、52週安値1440円からは27%回復。RSIは58.19で中立からやや強気。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが37.74倍と業界平均39.85倍を下回り、予想PER33.6倍も考慮すると妥当な水準です。PBRは2.69倍で業界平均2.97倍を下回り、割安感があります。配当利回りは0.82%と業界平均の12.76%を大きく下回り、利回り面では劣りますが、ROEは22.7%と高く資本効率が良いです。売上高は増加傾向で、営業利益率も改善しています。総合的に見て、バリュエーションはほぼ妥当と評価します。

指標この会社業種平均
PER (実績)38.6倍39.6倍
PER (予想)34.3倍
PBR2.75倍2.44倍
ROE22.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高成長率が高く、利益率も改善している一方で、PERが37倍と割高感があります。強気派は、急成長と収益改善の継続を評価し、将来の利益拡大を期待します。弱気派は、成長の持続性に疑問を呈し、現在の評価が過大であると懸念します。また、小売業としての心配として、市場競争や消費者動向の変化が挙げられます。

プラスに働く材料7
  • 成長性

    売上高が2年で94%増加

  • 収益改善

    営業利益率4.7%から5.7%へ向上

  • 株主還元

    配当利回り0.82%と安定

  • 2025/11期は売上高211億円・営業利益12億円と過去最高決算発表後影響

    売上高は前期比約25%増の211億円、営業利益率は5.69%に改善

  • 予想PER33.6倍と増益期待で実績から約11%改善通年影響

    予想PERは37.74倍から33.6倍へ低下し、増益で割高感が和らぐ

  • ROE22.7%と高収益でPBR2.69倍の評価を維持継続影響

    ROE22.7%で、PBR2.69倍のプレミアムを維持する資本効率がある

  • 営業利益率が4.73%から5.69%へ上昇決算発表後影響

    営業利益率は4.73%から5.69%へ0.96ポイント上昇

マイナスに働く材料7
  • 高バリュエーション

    PER37.7倍と同業より割高

  • 業績変動

    過去に減益があり、不安定さ

  • 競合

    リサイクル小売は競争が激しい

  • PER37.7倍と高い株価評価が成長鈍化で重し決算発表後影響

    予想PER33.6倍でも高く、増益率が鈍ければ株価調整が強まる

  • 株価が1年間で19%下落し下落トレンド継続影響

    株価は1年間で19.12%下落し、弱気トレンドが続いている

  • 配当利回り0.82%と低く株主還元が小さい通年影響

    配当利回り0.82%で、インカム面からの株価支持が弱い

  • 売上高成長に比べ純利益が伸び悩み通年影響

    最終利益7億円は営業利益12億円の6割弱で、純利益が伸び悩む

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗の稼働状況
売上総利益率
商品粗利率の変化
出店数
成長のドライバー

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+15.4%いまの株価に対する利回りは0.80%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
0.80%
いまの株価に対して
配当性向
11.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年11月3532.5
2018年11月13−62.928.5
2019年11月30130.856.6
2020年11月10−66.7
2021年11月100.0
2022年11月100.0164.2
2023年11月1330.018.6
2024年11月130.042.1
2025年11月1515.411.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ15,156人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.6%を占め、残る60.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他56.051.953.759.257.552.4
事業法人33.833.433.633.333.333.3
金融機関5.510.89.25.56.86.3
外国法人2.61.43.01.10.86.1
自己株式3.13.12.62.52.52.5
証券会社2.02.40.50.81.41.8
外国人個人0.10.10.00.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ノート32.78
02貫 啓二7.90
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.49
04田中洋江2.95
05貫 花音2.85
06UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.42
07大和証券株式会社1.38
08MORGAN STANLEY &CO.LLC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.77
09JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.70
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE STATE TEACHERS RETIREMENT SYSTEM OF OHIO (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-04
    貫 啓二
    新規の大量保有報告
    38.13%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは22.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月266,168358,332118.2
2013年11月87,922147,64484.8
2014年11月434448.7
2015年11月267044.9
2016年11月3220522.032.434.9
2017年11月3622916.6191.332.5
2018年11月5126720.658.128.5
2019年11月5030217.349.056.6
2020年11月−22204−8.6
2021年11月−64129−38.2
2022年11月8121247.722.2164.2
2023年11月3924017.241.718.6
2024年11月4126916.335.442.1
2025年11月8133722.725.511.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/11期の役員報酬は総額175百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
貫啓二代表取締役会長兼社長55744,400
大須賀伸博取締役副社長3515,000
近藤昭人取締役 出店戦略部管掌5420,000
織田辰矢取締役4011,200
赤羽根靖隆取締役80500
臼井健一郎取締役53
西川勝久常勤監査役74
黒瀬信義監査役67
西田多嘉浩監査役39
鬼界友則取締役47
岩本一将取締役管理部長47

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6966015626
社外監査役311114
社外取締役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,798字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(持株会社)、国内子会社3社及び海外子会社2社(2025年11月30日現在)で構成され、全国1,000店舗体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表とする食文化にすることを目標とし、主に「串カツ田中」のブランドで全国規模で飲食事業を展開しております。また、当社グループの店舗出店に伴う内装工事等を内製化し、グループシナジーを創出し、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を目指しております。 私たちは、企業理念に従い社会に役立つ会社になることを、使命として活動しています。 1.お客様の笑顔 ご来店いただくお客様を笑顔にすることを第一に考え、おもてなしを徹底し、お客様が笑顔になるひとときを提供します。 2.スタッフの笑顔 スタッフが笑顔で安心して働け、かつ、やりがいのある会社を作ります。 3.取引先やすべてのステークホルダーの笑顔 関わる皆さんの笑顔を生みます。 (飲食事業) 串カツは、大阪の伝統的なB級グルメ※です。大阪の下町で昔から愛されてきた串カツは、それぞれの家庭や店が秘伝の味を守ってきました。当社グループの味は、創業メンバーの田中洋江が父親の田中勇吉(故人)から受け継いだ田中家の味を大阪の西成から東京に持ってきたものです。串カツのルールである「ソースの二度づけ禁止」をはじめ、大阪伝統の味、大阪の食文化を提供しています。串カツ田中の目標は、全国1,000店舗体制を構築することです。ブームに影響されない店、永くお客様に愛される店を作り、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすることを目指しております。 ※「B級グルメ」:庶民的な価格でありながら、おいしいと評判の料理のこと (1) 串カツ田中ブランドの特徴 ① 商品の特徴 串カツ田中は、大阪の下町で生まれた大衆食である串カツの専門店です。提供する串カツメニューは常時30品以上で、価格帯は1本50円(税抜き)から310円(税抜き)、その中でも160円(税抜き)以下の串カツメニューが半数以上を占めています。 串カツの他、かすうどん、牛すじ土手、肉吸い、ちりとり鍋、たこ焼き、ガリ酎、冷しあめなどの大阪名物を中心としたサイドメニューやドリンクも提供しています。 串カツの味は、各社独自に工夫しており、当社グループの串カツのレシピは社外秘としております。当社グループはレシピ流出を防止するため、串カツの核となるソース、揚げ油、衣については、仕入先との間で他社には同じ製品を卸さない旨の契約を締結したうえで、当社グループ独自の材料として使用しております。 串カツの調理工程は材料に衣をつけて油で揚げるだけと一見単純ですが、当社グループでは、材料、調理の方法、味のバランス及び機材にこだわることにより、他店の串カツとの差別化を図っております。 また、より多くのお客様にご来店いただき、毎日でも気軽に立ち寄れる大衆的な店を目指し、客単価が2,900円程度になるよう価格設定しております。 ② 接客の特徴 串カツ田中は、ご来店いただいたお客様に笑顔・元気・活気・楽しさを提供できる店を目指しております。串カツを中心としたメニューを単に提供するだけでなく、チンチロリンハイボール、子供じゃんけんドリンク、お子様アイス、自分で作るたこ焼き等、サービスと組み合わせて商品を提供することで老若男女、お子様までも楽しんでいただけるよう工夫し、お客様との接点を増やすよう努めております。接客は、お客様を笑顔にするための最も重要な要素と考え、おもてなしを重視し、理念の浸透・教育等に取り組んでおります。 ③ 店舗の特徴 大阪市下町の常連客しか入りづらい老舗の串カツ店とは対照的に、串カツ田中は、老若男女、お子様にも受け入れられるよう、活気があり誰もが入りやすい大衆食堂(酒場)の雰囲気を醸し出すことを意識した店舗づくりを特徴としております。具体的には、遠くからでも店舗が一目でわかるように白いテントに「串カツ田中」と書かれたテント看板を掲げております。また、店舗は原則として一階の路面に出店し、間口を広くし、ガラス越しに、店内の活気や賑やかな様子が外にも伝わるよう設計しております。内装も、基本的には個室や席ごとの間仕切りを設置せず、装飾をシンプルにし、大阪下町の雰囲気を表現しております。 また、当社グループは、お客様にお子様連れのご家族も多いことや、世界的に受動喫煙防止対策の動きもあることから2018年6月より、全店を禁煙化しております。 (2) 店舗展開の特徴 ① 立地の特徴 店舗の立地は、出店可能な選択肢が豊富なことを特徴としております。 出店当初は、ターミナル駅やビジネス街に出店するよりも、競合店が少なく、また店舗の賃料を低く抑えることが可能であったため、近隣住民が日常的に使用する生活道路に近い住宅街に出店しておりました。 近年では、フランチャイズ展開拡大に向けて串カツ田中の知名度を向上させるため、ターミナル駅、ビジネス街、繁華街及び商業ビル内への出店を進めるとともに、地方ロードサイドへのファミレス型店舗※の出店も実施しております。 このように様々な立地に出店が可能である理由は、串カツ田中の利用客層と来店動機の幅が広いことに起因しております。ビジネス街ではお仕事帰りの方や学生の方に居酒屋として、住宅街ではお子様連れのご家族の方に食堂として、様々な客層の方にご利用いただいております。 ※「地方ロードサイドへのファミレス型店舗」:店舗立地が幹線道路沿いであり、広い駐車スペースを確保し、店舗の内装をより家族利用向けにアレンジした店舗 ② 多店舗展開について 当社グループは、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化として世界中に広めていくという目標を掲げております。その手段として、直営店での出店とフランチャイズ方式による多店舗展開を行っております。 串カツ田中の多店舗展開が可能となっている理由は、数値と作業の標準化、串カツ業態としての専門化及び調理工程の単純化、の三点をパッケージ化したことです。 直営店の成功事例を分析することで、原価率、人件費率、賃料比率等の店舗の目指すべき経営数値を明確化し、調理、接客、衛生管理等店舗運営方法を標準化したこと、メニューを串カツに専門化したこと、味のベースとなるソース、揚げ油、衣につき、店舗内での配合等が不要な当社グループ独自の材料を仕入れることで調理工程を単純化しております。 多店舗展開の際には、串カツ田中ブランドの品質を維持することが重要となりますが、当社グループでは、直営店とフランチャイズ店が同水準の品質を維持できるよう、両者が同じレシピ、同じ店舗運営マニュアルを遵守するとともに、定期的に全店舗に対するマネージャー又はスーパーバイザーによる臨店検査と指導、外部機関の覆面調査を実施しております。 また、店舗造作についても極力シンプルにし、出店時の投下資本を抑制することで、投下資本の回収期間を短期化していることも、直営店及びフランチャイズ店の多店舗展開に寄与しております。 店舗数の推移 (単位:店舗) 関東圏   関東圏以外   全国計 2021年11月期   直営店   110   50   160 FC店   81   68   149 小計   191   118   309 2022年11月期   直営店   112   55   167 FC店   76   74   150 小計   188   129   317 2023年11月期   直営店   117   50   167 FC店   70   91   161 小計   187   141   328 2024年11月期   直営店   122   60   182 FC店   75   92   167 小計   197   152   349 2025年11月期   直営店   121   67   188 FC店   75   94   169 小計   196   161   357 (注) 1.関東圏とは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県であります。 2.FC店とは、フランチャイズ店であります。 3.2025年11月期の直営店全国計には、非連結子会社のTANAKA INTERNATIONAL,INC.のカフェ業態「TANAKA」が3店舗含まれています。 (ハウスミール事業) ハウスミール事業は、株式会社 Antway が展開する手作りのお惣菜をサブスクリプション形式で提供する冷蔵宅配 サービス「つくりおき.jp」と業務提携しており、適正人員の確保に向け人材採用を強化した結果、キッチンの生産 性向上と稼働率向上を実現しております。 (内装工事事業) 内装工事事業は、連結子会社の株式会社ジーティーデザインが事業を担っています。新規出店に伴う内装工事を内製化するとともに、店舗の内装、設備工事等の修繕等も行っております。また、串カツ田中ブランドに限らず、グループ外からの受注も好調に推移しております。 [事業系統図] 当社グループの主要な事業系統図は以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,176字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは「唯一無二の”おもてなし”と”おいしさ”で笑顔あふれる未来を創造する」を企業理念に掲げております。各社はこの企業理念のもと「串カツ田中」、「鳥と卵の専門店 鳥玉」、「タレ焼肉と包み野菜の専門店 焼肉くるとん」、「京都天ぷら 天のめし」等の事業ブランドを通じて、おもてなしの徹底とより多くのお客様が笑顔になる楽しいひとときを提供するべく、各事業ブランドのチェーン展開を目指しております。 長期的には、主力ブランドである串カツ田中を「全国1,000店舗体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とする」という目標に向け、既存店の運営体制を一層強化すべく、賃上げを含む人的資本への投資、品質向上・サービス向上・クリンリネス向上に取り組むとともに、店舗DXによりオペレーション改善を図り、生産性向上やお客様の利便性向上に向けた施策を実施します。さらに持続的な成長に向け、「天のめし」等の新業態の確立や開発及び、新事業のハウスミール事業※「つくりおき.jp」の工場の継続した安定稼働を目指します。 以上により、顧客満足度の追求とさらなる企業価値の向上に尽力し、従業員、顧客及び株主等のステークホルダーの利益最大化の実現に努めてまいります。 また、当社グループが重要視している経営指標は、売上高、経常利益及び経常利益率であり、持続的な成長のため、既存店売上高を維持し、新規出店を継続するとともに、経営効率の向上に努めてまいります。 ※ハウスミール事業とは、一般的には中食といわれる分野であり、食卓に一品を添えるような食品の新たな提供の方法であります。 (2) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、業態の陳腐化や店舗の状況を把握するため、既存店(オープン後18ヵ月以上経過した店舗)の売上高、客数及び客単価の前年同月比及び各店舗の予算比、直営店及びフランチャイズ店の出店数を客観的な指標としております。 (3) 経営環境及び優先的に対処すべき課題 社会経済活動の正常化が進み、人手不足や物価高を背景に、人材確保の必要性が強く意識されたことや賃金上昇圧力が強まったことから、雇用や所得環境が改善したことに加え、好調な観光産業やインバウンド消費の拡大により緩やかな回復基調が続きました。一方で、世界的な金融引締め、急速な円安の進行や物価上昇等により実質賃金が減少し個人消費が低迷するなど、景気下振れのリスクは大きく、先行き不透明な状況が続いております。当社グループでは、持続的な事業の継続と成長の実現、収益基盤の強化のために、以下の項目を対処すべき重要な経営課題として考えております。 ① 売上の維持・向上 外食産業は、個人消費の動向に影響を受けやすく、また参入が比較的容易であることから、企業間競争は激化する傾向にあります。そのなかで当社グループは、大阪伝統の味串カツにこだわり、また、接客サービスにこだわり、他社と差別化することで店舗収益を確保しております。今後も商品・サービス・クリンリネスをブラッシュアップすることを前提に、従業員とお客様を笑顔にする施策を実行してまいります。具体的には、従業員に対し、笑顔への先行投資、エンゲージメント向上、精神的・金銭的報酬の向上を実現します。一方、お客様に対し、ロイヤルティプログラム、地域密着コミュニティ及びカスタマー・リレーションシップ・マネジメント基盤の構築運用を実現します。このような取り組みを通じて、店舗収益力の維持、向上を図っていく方針です。 ② ビジネス基盤の再構築 当社グループは、資源価格や原材料の高騰及び人手不足によるコスト増加といった課題に直面しています。コスト構造の適正化を図るため、物流改善、DXによる食品ロスの削減、業務の効率化及び省人化、従業員の継続的な賃上げによる待遇向上を含む人手不足の解消により原価低減を実現するとともに、求人媒体による採用活動だけではなくリファラル採用や外国人採用に力を入れるなど、待遇向上、採用の多様化や採用コストの抑制にも積極的に取り組んでまいります。 ③ 新規出店の継続、出店エリアの拡大 当社グループは、主として大阪伝統の串カツ専門店の「串カツ田中」という外食店舗(居酒屋)を全国展開しております。新たな収益獲得のため、串カツ田中を社会に認知してもらうべく、新規出店を継続し、出店エリアの拡大を図っております。また、事業領域の拡大のため、新業態の「天のめし」等の出店を積極的に行う予定であります。そのために、物件情報の取得及び物件開発の人員確保等、社内体制の強化に取り組んでまいります。 ④ 衛生・品質管理の強化、徹底 外食産業においては、食中毒事故の発生や偽装表示の問題等により、食材の安全性に対する社会的な要請が強くなっております。当社グループの各直営店舗及びフランチャイズの各店舗では、衛生管理マニュアルに基づく衛生・品質管理を徹底するとともに、定期的に本社人員による店舗監査、外部機関による食品工場への監査、店舗調査及び衛生検査等を行っており、今後も法令改正等に対応しながら衛生・品質管理体制のさらなる強化を図っていく方針です。 ⑤ 人材採用・教育強化 当社グループの他社との差別化の源泉は接客サービスであり、今後の成長には、優秀な人材の確保が必要不可欠であると考えております。当社グループの企業理念を理解し、賛同した人材の採用・定着を最重要課題とし、人材の確保に積極的に取り組んでまいります。従業員満足を実現することが、その先の顧客満足を生み出すと考え、人事戦略として、従業員が笑顔で楽しくやりがいを感じて働ける環境を整備しております。 環境整備の一つとして、各店の社員数を拡充することで、外食産業では難しいとされる週休2日制(連休)を導入しております。また、各店でキャンペーン等の売上高を競うことで、自主的に販促方法の検討を促し、仕事を通じてやりがいを感じられるようにしております。さらに、定期的に売上や費用項目(人件費等)等の予算達成率等の成績、衛生検査・覆面調査等の成績を数値化し、公平公正な評価制度を運用することで、従業員の努力が目に見える形で還元される仕組みを構築しております。 人材教育に関しては、各役職・階層別に応じた研修プログラムを充実させ、特に重要な位置づけとなる店長に対しては教育プログラムを強化し、店舗運営力のさらなる向上に取り組んでまいります。 また、事業の長期的な発展という観点から、従業員との長期的なパートナーシップを築くため、社員独立支援制度を整備しております。 その他、外食産業に限らない経験豊富な人材の招聘などにより、変化する経営環境に対し柔軟に対応できる組織を目指します。 ⑥ 新業態や新事業の開発と国内外への展開 新業態「天のめし」等の確立や新事業であるハウスミール事業「つくりおき.jp」の継続的な安定稼動のほか、海外展開を含む新たな業態の開発・展開への取り組みを強化してまいります。 ⑦ 経営管理体制の強化 当社グループは、企業価値を高め、株主の皆様をはじめとするステークホルダーに信頼され、支持される企業となるために、コーポレート・ガバナンスへの積極的な取り組みが不可欠であると考えております。そのため、さらなる企業規模の拡大の基盤となる経営管理組織を拡充し、組織体制の最適化、内部監査体制の充実及び全従業員に対しての継続的な啓蒙、教育活動を行っていく方針であります。
事業等のリスク6,048字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 市場環境について・競合について 外食業界は、成熟した市場となっており、個人消費支出における差別化、弁当・惣菜等の中食市場の成長、価格競争の激化等により、厳しい市場環境となっております。また、外食業界では、他業界と比較すると参入障壁が低いため新規参入が多く、個人消費の低迷のなか価格競争などにより、厳しい競合状態が続いております。 このような状況の中で、当社グループは店舗のコンセプトを明確にし、他店舗との差別化を図っておりますが、今後競合状態がさらに激化した場合には、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) 店舗コンセプトについて・ブランドの毀損 当社グループは、主に「串カツ田中」のブランドで店舗展開を行っております。いわゆるB級グルメとしての展開は、低価格のため、景気の変動に左右されにくく、安定的に成長できるブランドを確立してまいりました。しかしながら、お客様の嗜好の変化等により、又はなんらかの不祥事等によるブランドの毀損が起こった場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) 既存店売上の維持向上 外食産業は、個人消費の動向に影響を受けやすく、また参入が比較的に容易であることから、企業間競争は激化する傾向にあります。その中で当社グループは、大阪伝統の味串カツにこだわり、また、接客サービス・クリンリネスにもこだわることで、他社と差別化し、店舗収益を維持向上することが重要であると考えております。しかし、お客様のご期待に沿う商品・サービスが提供できなかった場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) フランチャイズ加盟店について 当社グループは、直営店による出店拡大とともに、加盟店との間でフランチャイズ契約を締結し、店舗展開を行っております。当社グループは、フランチャイズ契約に基づき加盟店に「串カツ田中」の運営パッケージを提供するとともに、スーパーバイザー等を通じて、店舗運営指導を提供しております。しかし、当社グループの指導が及ばず、加盟店においてブランドに悪影響を及ぼすような事態が発生した場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 出店計画、新規出店の継続、出店エリアの拡大について 当社グループは、高いリピート率が期待できる住宅地周辺部、高い集客力が見込める都心部及び郊外の主要駅周辺に出店しております。新規出店にあたっては、立地条件、賃貸条件、収益性、投資回収期間等を総合的に検討して決定しています。しかし、条件に合致する物件が見つからず、出店計画がスケジュールどおりにいかず、新規出店が継続できない場合もあります。また、すべての条件に合致する物件が確保できない場合でも、総合的に検討したうえで出店を実行する場合もあります。これらの場合、計画どおりの売上・利益が上がらず当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。また、当初想定していたエリアにおける物件が見つからない場合は、出店エリアの拡大ができず当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (6) 出店後の周辺環境の変化について 当社グループは、新規出店をする際には、商圏誘引人口、競合店調査、賃借条件等の立地調査を綿密に行ったうえで意思決定をしております。しかしながら、当社グループの出店後に交通アクセスが変化した場合や、同業他社等から新規参入があった場合には、当初の計画どおりに店舗収益が確保できず、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (7) 食材の調達・価格の高騰について 当社グループは、店舗で使用する食材については食材卸業者やメーカーなど多様化した仕入業者を通じて、また、飲料については主に飲料専門の卸売業者を通じて調達しております。これにより、信頼できる産地や生産者から、安定した品質の食材等を調達することができます。さらに、天候や市況の変動による食材価格の変動による影響もある程度吸収することができます。しかしながら、仕入業者がなんらかの理由により、食材や飲料を調達できなくなった場合、食材価格の大幅な変動があった場合には当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (8) 衛生管理の強化、徹底について 当社グループは、「食品衛生法」に基づき、所管保健所から飲食店営業許可を取得し、すべての店舗に食品衛生管理者を配置しております。また、各店舗では、店舗運営マニュアルに基づき衛生や品質に対する管理を徹底するとともに、外部機関による衛生検査の実施、提携工場への立ち入り監査を実施しております。しかしながら、万が一、食中毒などの事故が発生した場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (9) 個人情報の管理について 当社グループは、「個人情報の保護に関する法律」に基づく「個人情報取扱事業者」として従業員及びお客様の個人情報を保有しております。これらの個人情報については、全社をあげてその適正な管理に努めておりますが、万が一、個人情報の漏えいや不正使用等の事態が生じた場合には、社会的信用の失墜、損害賠償請求の提起等により、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (10) 商標管理について 当社グループは、店舗で使用する商標「串カツ田中」(登録第5748186号 平成27年3月13日登録)、「くるとん」(登録第6618217号 令和4年9月22日登録)、「天のめし」(登録第6895861 令和7年2月13日登録)について商標登録をし、知的財産権を保護しております。 また、他者の所有する著作権等の知的財産権を侵害しないため、企画商品の開発やメニューの改定時に特許情報プラットフォーム等で調査しております。しかし、万が一、他者の有する知的財産権を侵害し、損害賠償請求、差止請求等がなされた場合、また、そのことにより当社グループの信用が低下した場合には、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、フランチャイズ店舗にはフランチャイズ契約に基づき、当社グループ所有の商標等の使用許諾を行っております。 (11) 商標の模倣について 当社グループは、商標権を取得し管理することで当社グループのブランドを保護する方針であります。第三者が類似した商号等を使用し、当社グループのブランドの価値が毀損された場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (12) 商品表示について 外食産業においては、一部企業の産地偽装や賞味期限の改ざん等が発生するなどの問題等により、食材の安全性に対する社会的な要請が強くなっております。 当社グループは、適正な商品表示のため社内体制の整備、強化に取り組んでおりますが、食材等の仕入業者も含めて、表示内容に重大な誤りが発生した場合には、社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (13) 店舗における酒類提供について 当社グループの店舗は、未成年者飲酒禁止法及び道路交通法等による規制を受けております。当社グループではアルコールの注文をされたお客様に、自動車等の運転がないか、また、未成年の可能性がある場合には未成年でないか確認を行うとともに、誤提供防止のコースターの使用や啓蒙ポスターの掲示等を通じ、十分に注意喚起を行っております。 しかしながら、未成年者の飲酒及びお客様の飲酒運転に伴う交通事故等により、当社グループ及び従業員が法令違反等による罪に問われる、あるいは店舗の営業が制限された場合には、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (14) その他の法的規制について ① 食品リサイクル法 食品廃棄物については、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(食品リサイクル法)により年間100トン以上を排出する業者は、食品廃棄物の発生量の抑制、減量及び再利用を通じて、食品残渣物削減が義務付けられております。当社グループは、食品残渣物の削減等に取り組んでおりますが、今後法的規制が強化された場合は、その対応のために、設備投資等に関連する新たな費用が発生し、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 米トレーサビリティ法 米に関しては、仕入等の取引の記録・保存、店舗での一般消費者への米飯類の産地情報の伝達が義務付けられております。当社グループは、信頼できる仕入業者から仕入れ、必要なトレーサビリティを確保しておりますが、万が一、生産者のミスや意識的な改ざんによりトレーサビリティが確保できなくなった場合、行政処分により営業停止等を受け、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 当社グループの営業店舗のうち深夜0時以降も営業する店舗については、深夜営業について「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」により規制を受けており、所轄警察署への「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出書」により届出を行い、規制の遵守に取り組んでおりますが、法令違反等が発生した場合、一定期間の営業停止等が命じられ、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (15) システム障害について 当社グループは、店舗の売上管理及び損益管理、食材の受注及び発注業務、勤怠管理及び給与計算、会計処理及び支払業務など、情報処理の運営管理は、専門の外部業者を利用しており、バックアップやウイルス対策など、データや処理のセキュリティを確保しております。しかし、自然災害や情報機器の故障、ネットワークの障害等不測の事態が発生した場合、業務に支障をきたすことにより、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (16) 自然災害について 現在、当社グループの多数の店舗が首都圏に集中しております。首都圏における大規模な地震や台風等による自然災害が発生した場合、売上の低下等により、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (17) 直営店舗の賃借について 当社グループは、直営店舗の出店については賃貸によることを基本方針としており、賃貸人に対し保証金等を差し入れております。新規出店に際しては、賃貸人の与信管理を徹底しておりますが、賃貸人の財政状態が悪化した場合、差入保証金の一部又は全部が回収不能となることや、賃借物件の継続的使用が困難となることも考えられます。その場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (18) 減損損失について 当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として、主に店舗を基本単位としてグルーピングしております。外部環境の著しい変化等により、店舗収益が悪化し、店舗における営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなった場合、固定資産について減損損失を計上することとなり、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (19) 繰延税金資産について 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産及び法人税等調整額に影響し、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (20) 人材採用・人材育成について 直営店舗による店舗展開を続けていくためには、必要な人材の確保及び十分な育成が不可欠です。人材採用にあたっては、知名度の向上や採用手法の多様化により取り組んでおります。また、人材育成につきましては、採用後一定期間の教育及び実習などを含め、店舗運営に必要な知識・技能が身につけられるようにカリキュラムを組んでおります。さらに、店舗管理者の育成も重要であり、店舗内におけるOJTを通じて、店長候補者を育成しております。 しかしながら、人材採用環境の変化等により必要な人材が確保できない場合や、採用した人材の教育が店舗運営に必要な一定レベルに到達せず、店長候補者が育成できない場合は、直営店の出店が計画どおりにできないことにより、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (21) インターネット等による風評被害について ソーシャルメディアの急激な普及に伴い、インターネット上の書き込みや、それを要因とするマスコミ報道等による風評被害が発生・拡散した場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (22) 配当政策について 当社は、事業拡大に対する資金需要、経営成績及び財政状態等を総合的に勘案しながら、将来にわたる株主の皆様への安定した配当を継続して実施することを方針としております。 しかしながら、当社グループの業績が計画どおりに進展しない場合には、配当を実施できない可能性があります。 (23)海外政治・経済情勢について 当社グループの海外事業展開先において、予期せぬ政治的動乱、テロ、暴動等の発生、または外資に対する法規制の強化や商慣習の変更が行われた場合、店舗運営の休止や撤退を余儀なくされる可能性があります。これにより、当該地域における投資額の回収が困難となり、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (24)為替変動について 当社グループは、海外子会社の財務諸表を連結決算に際して円換算しております。このため、現地通貨が円に対して下落した場合、連結ベースでの売上高や利益が減少する要因となります。また、現地での食材調達において通貨価値が変動することで、売上原価率が上昇し、収益性が低下するリスクがあります。
経営成績の分析 (MD&A)7,039字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進み、人手不足や物価高を背景に、人材確保の必要性が強く意識されたことや賃金上昇圧力が強まったことから、雇用や所得環境が改善したことに加え、好調な観光産業やインバウンド消費の拡大により緩やかな回復基調が続きました。一方で、世界的な金融引締め、急速な円安の進行や物価上昇等により実質賃金が減少し個人消費が低迷するなど、景気下振れのリスクは大きく、先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、消費活動や旅行など人流の回復が見られるなか、各種イベントにより外食需要が好調に推移しました。また、外国人観光客数が増加しインバウンド需要も回復傾向にありました。一方で、継続した物価の高騰により国内消費者の節約志向が高まったこと、人手不足は深刻化しており一層の賃上げの実施と価格転嫁が必要な状況であることなど、経営環境は引き続き厳しい状況となっております。 このような状況のなか、「全国1,000店舗体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とする」という長期的な目標に向け、中期経営計画(2024年12月から2027年11月)に掲げた各重点テーマにおける取り組みを実施しました。 串カツ田中の安定成長としては、おもてなしの徹底と楽しいひとときの提供を重要視した営業を行うとともに、持続的な新規出店を行うため、人材の確保や従業員の待遇向上・人材への投資の取り組みの一環として、2024年12月の賃金から定期昇給を含め平均4.7%の賃上げを実施しました。今後は、当該定番商品をさらに進化させ、お客様を飽きさせないおいしさの追求を行うとともに、さらに、「おもてなし」と「おいしさ」の品質を高める取り組みを行ってまいります。 新業態・新規事業の確立・展開による成長としては、2024年8月にオープンした「京都天ぷら天のめし」(以下、天のめし)がその一例です。本業態は、「高揚する瞬間を、ザ・天ぷらテインメント」をキャッチコピーに掲げ、揚げたての天ぷらと炊き立ての羽釜ごはんを提供する新たな飲食ブランドです。国内のお客様に加え、訪日外国人のお客様においしさと楽しさを提供し、当年度は新たなブランドとして確立いたしました。また、同じく「天のめし」グループとして、「京都すき焼き天のめし」、「京都和牛とんかつ天のめし」をシリーズ展開し、インバウンド需要を取り込み順調な立ち上がりとなっております。さらに「天のめし」ブランドのカジュアルラインとして一人一人で楽しめる京都和牛すき焼き・しゃぶしゃぶの「富之上」も展開いたしました。今後は、多店舗展開を見据えた業態のブラッシュアップと、ブランド価値の向上に取り組んでまいります。 当連結会計年度の店舗の出店状況は、以下のとおりであります。 ブランド   期首   新店   退店   合計 串カツ田中   338   19   13   344 鳥と卵の専門店 鳥玉   4   -   1   3 タレ焼肉と包み野菜の専門店焼肉くるとん   3   -   1   2 京都天ぷら 天のめし 他   1   5   1   5 TANAKA   3   -   -   3 合計   349   24   16   357 ハウスミール事業は、株式会社Antway が展開する手作りのお惣菜をサブスクリプション形式で提供する冷蔵宅配サービス「つくりおき.jp」と業務提携しており、適正人員の確保に向け人材採用を強化した結果、キッチンの生産性向上と稼働率向上を実現しております。 内装工事事業は、当社グループの店舗出店に伴う内装工事等の内製化を目的に事業を開始しました。グループシナジーを創出し、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を図っております。直営店の出店の内製化を実行し、出店に伴うコスト低減を実現するとともに、グループ外からの受注も好調に推移しております。 以上の結果、売上高は21,091,523千円(前連結会計年度比125.1%)、売上総利益は12,280,741千円(同121.6%)、販売費及び一般管理費は11,094,979千円(同119.9%)となり、営業利益は1,185,761千円(同139.8%)、経常利益は1,236,273千円(同146.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は744,588千円(同195.8%)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 串カツ田中は、継続的な新規出店、新定番商品の発売、積極的なSNS配信、継続している認知拡大を目指したメディア出演、異業種とのコラボレーション、各種キャンペーンにより、客数が増加しました。 この結果、売上高は、前連結会計年度と比べ2,452,115千円増加し17,522,150千円(前連結会計年度比116.3%)となりました。 国内その他は、新業態・新規事業の確立・展開による当社グループの持続的な成長として、「天のめし」ブランドが確立し、「天のめし」グループの展開を行い、新業態・新規事業の売上が増加いたしました。 この結果、売上高は、前連結会計年度と比べ305,661千円増加し863,393千円(前連結会計年度比154.8%)となりました。 ハウスミール事業は、人員の適正化及び教育による人材強化を行い工場を安定的にフル稼働できる状態となりました。そのため、当期計画どおり安定的に売上を上げることができました。 この結果、売上高は、前連結会計年度と比べ1,033,947千円増加し、1,302,610千円(前連結会計年度比484.8%)となりました。 内装工事事業は、串カツ田中及び新業態・新規事業の新店の内装工事に加え、外部からの受注も好調に推移しました。 この結果、売上高は、前連結会計年度と比べ256,388千円増加し、1,867,864千円(前連結会計年度比115.9%)となりました。 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,341,069千円増加し、9,686,292千円となりました。これは、流動資産が1,659,958千円増加し、5,185,875千円となったこと及び固定資産が692,103千円増加し、4,495,836千円となったことによるものであります。 流動資産の主な増減内容は、現金及び預金の増加1,547,770千円などによるものであります。 固定資産の主な増減内容は、建物及び構築物の増加248,884千円、貸倒引当金の減少221,293千円によるものであります。 一方、負債については、流動負債が576,099千円増加し、3,652,879千円となったこと及び固定負債が129,466千円増加し、1,914,510千円となったことにより5,567,390千円となりました。 流動負債の主な増減内容は、買掛金の増加218,260千円、その他流動負債の増加313,062千円によるものであります。 固定負債の主な増減内容は、長期借入金の増加55,024千円によるものであります。 純資産については、新株式申込証拠金1,000,001千円の増加、親会社株主に帰属する当期純利益を744,588千円計上したこと、配当金の支払いにより利益剰余金が119,470千円減少したこと等により、4,118,901千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末と比較し1,565,905千円増加し、3,440,998千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動におけるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、2,009,910千円(前連結会計年度は714,503千円の増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益933,881千円の計上、減価償却費442,079千円、関係会社株式評価損215,005千円等による資金の増加が、売上債権の増加188,379千円及び法人税等の支払額430,761千円等による資金の減少を上回ったことによるものであります。 (投資活動におけるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は1,062,590千円(前連結会計年度は1,049,720千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出822,288千円、差入保証金の差入による支出129,840千円及び貸付けによる支出106,675千円等による資金の減少が、差入保証金の回収による収入75,555千円等による資金の増加を上回ったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は618,476千円(前連結会計年度は69,966千円の増加)となりました。これは、新株式申込証拠金の払込による収入1,000,001千円及び長期借入れによる収入800,000千円による資金の増加が、短期借入金の返済による支出159,996千円、長期借入金の返済による支出901,970千円及び配当金の支払額119,458千円等による資金の減少を上回ったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b. 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 串カツ田中(千円)   6,557,520   117.4 国内その他(千円)   270,157   140.6 ハウスミール事業(千円)   492,167   396.7 合計(千円)   7,319,845   124.0 (注) 金額は、仕入価格によっております。 c. 外注実績 当連結会計年度における外注実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 内装工事事業(千円)   1,256,857   150.1 合計(千円)   1,256,857   150.1 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 d. 受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 e. 販売実績 当連結会計年度における販売実績を製品及びサービス別に示すと、次のとおりであります。 製品及びサービスの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 串カツ田中 直営店売上(千円)   13,219,362   116.8 FC商品売上(千円)   3,301,949   115.4 FCロイヤリティ収入(千円)   611,505   107.6 その他(千円)   389,332   120.0 国内その他 直営店売上(千円)   834,746   154.7 ハウスミール事業(千円)   1,302,610   484.8 内装工事事業(千円)   1,432,015   145.3 合計(千円)   21,091,523   125.1 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の串カツ田中の既存店売上高、客数、客単価の2024年11月期実績との比較は以下のとおりであります。 (単位:%) 12月   1月   2月   3月   4月   5月   6月   7月   8月   9月   10月   11月   平均 売上高   106.7   115.4   108.2   110.7   109.7   105.1   113.6   115.8   118.3   118.4   111.1   124.2   113.1 客数   105.8   114.6   106.3   112.9   108.5   104.2   113.4   118.7   118.8   118.8   111.3   123.8   113.1 客単価   100.8   100.7   101.8   98.0   101.1   100.8   100.2   97.6   99.5   99.7   99.8   100.4   100.0 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、串カツ田中の店舗数、客数、客単価であります。 (直営店の店舗数) 当連結会計年度は、全体として外食需要は回復傾向にあったため、直営店の出店は、上期3店舗、下期11店舗になり、通期で14店舗になりました。 (客数) 外食需要の回復に加え、新たな看板メニューの「無限ニンニクホルモン串」の販売により、前連結会計年度を上回る客数となりました。 (客単価) 提供サービスの付加価値向上や仕入れ価格の上昇等を考慮し、2023年9月において価格改定を行っていることから、当連結会計年度は前連結会計年度と同程度の客単価となりました。 以上の結果、当連結会計年度末においては、売上高は113.1%、客数は113.1%、客単価は100.0%となりました。 (a) 財政状態の状況 当連結会計年度の財政状態の状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。 (b) 経営成績の状況 当連結会計年度の経営成績の状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。 ②   キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 (b) 資本の財源及び資金の流動性 ・資金需要 当社グループの資金需要は、大きく分けて運転資金需要、設備資金需要があります。運転資金需要は、食材仕入れ、人件費、店舗賃借料及びその他店舗運営のための経費支払いのための資金であります。設備資金需要は、店舗造作等の有形固定資産の取得のための資金及び新規出店に伴う敷金及び保証金の支払いのための資金であります。 ・財政政策 当社グループは運転資金につきましては、営業キャッシュ・フローで獲得した資金で賄い、設備資金につきましては、期初に年間の出店計画に応じた資金を長期借入金により調達すること及び不測の事態を想定してある程度の資金的な余裕を保持することを基本方針としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っております。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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出典

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