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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東和フードサービス

TOWA FOOD SERVICE CO.,LTD.3329 · Standard · 小売業

東京圏の好立地に特化し、女性を主要ターゲットにカフェ・レストランを直営展開する外食企業。

概要

東和フードサービスは、東京都港区に本社を置く外食企業である。全109店舗を直営で運営し、2026年4月期の売上高は133億円、従業員数214名。主力業態は「椿屋珈琲」「ダッキーダック」「イタリアンダイニング ドナ」「こてがえし・ぱすたかん」「プロント」の5ブランドで、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一都三県に集中出店する。女性を主要ターゲットとし、自社生産拠点で製造するソースやケーキ、焙煎珈琲を提供するのが特徴である。

直営店のみで構成する5業態のポートフォリオ

当社はフランチャイズ展開を行わず、全店舗が直営である。2026年4月現在、椿屋珈琲グループ52店舗、ダッキーダックグループ18店舗、イタリアンダイニング ドナ23店舗、こてがえし・ぱすたかん12店舗、プロント4店舗の計109店舗を運営する。椿屋珈琲は高級喫茶店として大正ロマンの雰囲気を提供し、ダッキーダックはホームメイドケーキを主力とする。ドナはカジュアルイタリアン、こてがえし・ぱすたかんはもんじゃ焼き・お好み焼き、プロントはフランチャイジーとしてカフェ&バーを展開する。各業態は異なるコンセプトを持ちながらも、女性ターゲットとライトフードという共通戦略のもとで運営されている。

一都三県に絞ったドミナント出店戦略

当社の出店地域は、東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に限定されている。これは「東京圏ベストロケーション」という方針に基づく。駅ビルやターミナルショッピングセンター内への出店が多く、1984年に初めて駅ビルへ出店したダッキーダック松戸店がその先駆けである。ドミナント展開により、店舗間での人材の相互応援やシフト調整が容易となり、人時売上高の最適化を図っている。また、緊密な鉄道網を活用したエリア横断型の人員配置が可能であり、人手不足への対策としている。この戦略は、物流コストの低減やブランド認知の向上にも寄与している。

自社生産拠点による内製化と品質管理

当社は3つの生産拠点(両国工場、深川センター、戸塚カミサリー)を保有し、パスタソース、ドレッシング、焙煎珈琲豆、ケーキ、焼き菓子などを自社生産している。1979年に両国工場、1986年に深川センターを設立し、セントラルキッチンとケーキファクトリーの一貫生産体制を確立した。内製化比率は約50%に達し、調理工程の標準化と品質均一化を実現している。2025年度には基幹システムを刷新し、日次での理論原価管理を可能とし、原価精度を向上させた。自社製品は店舗で提供するほか、ECサイトや催事販売でも販売されている。

売上高の長期推移と収益の特徴

当社の売上高は2012年4月期の100億円から緩やかに増加し、2026年4月期には133億円(前期比103.9%)と過去最高を更新した。営業利益は2026年4月期に9億83百万円(前期比92.6%)、経常利益は11億33百万円、当期純利益は7億51百万円である。2020年4月期には102億円、2021年4月期には70億円と落ち込んだが、その後回復している。事業は単一セグメントであり、部門別では椿屋珈琲グループが売上高の約46%を占め、最も大きな割合を占める。営業利益率は2026年4月期で約7.4%である。

業界の中での役割は外食産業(店舗運営)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
133億円
営業利益
10億円
営業利益率
7.5%
純利益
8億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食(直営店舗)主力

東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県で、カフェ、ケーキショップ、イタリアンダイニングなど全業態を直営で展開。自社生産のソースやスイーツに強みを持ち、「手の届く贅沢」を提供する。

主な製品・サービス5
椿屋珈琲
大正ロマンを感じさせる内装で、自社焙煎のスペシャルティコーヒーと手作りケーキを提供するコーヒーレストラン。
ダッキーダック
女性向けのホームメイドケーキとフードを提供するケーキショップ。
イタリアンダイニング ドナ
ワインとイタリアン料理を楽しめるカジュアルダイニング。自社製の生パスタやピッツァが魅力。
こてがえし・ぱすたかん
もんじゃ焼き・お好み焼きを中心に、家族連れに人気の店舗。
プロント
昼はカフェ、夜はバーとして営業する業態。フランチャイジーとして運営。

製品と技術

椿屋珈琲の自社焙煎スペシャルティコーヒー

椿屋珈琲グループでは、自社焙煎によるスペシャルティ珈琲を提供する。珈琲豆はパナマやエチオピアなど主要産地で現地買い付けを行い、品質にこだわる。サイフォンを用いた抽出方法を採用し、ジャパンサイフォニストチャンピオンシップでの優勝実績もある。店内では、高級家具や食器、大正ロマンの内装でくつろぎの空間を提供する。メニューには特製カレーや手作りケーキもあり、女性客を中心に支持されている。また、自社焙煎の珈琲豆はECサイトでも販売されている。2026年4月期には52店舗で売上高60億99百万円を計上し、全社売上の約46%を占める主要部門である。

ダッキーダックのホームメイドケーキと地域交流

ダッキーダックグループは、ホームメイドケーキを主力商品とする。店内のケーキスタジオで専属パティシエールがフレッシュなケーキを製造する。季節ごとに旬の食材を使用した限定スイーツを提供し、アニバーサリーケーキの予約サイトも好評である。また、地域の子供たちを対象とした「夢のパティシエ体験」や大学とのコラボレーション企画など、地域密着型の活動も行う。ケーキ併設店では、食事メニューとケーキのセットが人気である。2026年4月期には18店舗で売上高24億92百万円、全社の約19%を占める。

イタリアンダイニング ドナの自社製生パスタと内製化

イタリアンダイニング ドナでは、自社製の生麺とパスタソース、ドレッシングを使用する。これらの原料は、両国工場や深川センター、戸塚カミサリーで製造され、各店舗に供給される。生パスタはモチモチとした食感が特徴で、ピッツァやワインとともにカジュアルに楽しめる。テーブルオーダーシステムを導入し、効率的なサービスを実現。セントラルキッチンでの内製化により、品質を均一化しつつコストを抑制している。2026年4月期には23店舗で売上高24億18百万円、全社の約18%を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

給食受託で地域密着、内需依存の安定型

当社は中規模給食サービス事業者で、同業他社に比べ売上規模は小さく、全国展開ではなく特定地域に強みを持つ。近年の売上は緩やかに増加する一方、営業利益率は8%前後で推移しており、同業他社の光フードサービスやトライアルホールディングスと比較しても収益性は安定している。しかし、売上成長率は鈍く、業界内での競争力は価格競争に左右されやすい。今後の課題は、新規顧客の開拓と既存契約の維持による収益基盤の強化である。

強み

  • 売上高が緩やかに増加し、営業利益率を8%前後に維持している。
  • 特定地域に集中し、顧客との長期的な関係構築が強み。
  • 海外依存度が低く、国内景気に左右されにくい事業構造。
  • 同業の光フードサービスより収益性が高く、競争力を持つ。

課題

  • 売上増加率が低く、業界内での市場シェア拡大が課題。
  • 同業他社との価格競争が激しく、差別化が必要。
  • 人件費や食材費の高騰が収益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が東和フードサービス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1428Aサイプレス・ホールディングス194億円41.7倍
23068WDI192億円80.6倍
33361トーエル189億円10.5倍
47562安楽亭178億円20.9倍
53544サツドラホールディングス178億円39.6倍
63329東和フードサービス176億円23.0倍
73547ユニシアホールディングス176億円38.6倍
83096オーシャンシステム175億円13.3倍
97678あさくま174億円105.4倍
102694焼肉坂井ホールディングス173億円
117523アールビバン172億円10.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 9件

創業と銀座コーヒーハウス1号店の開業(1974年)

1974年5月、東和産業株式会社として設立。同年6月、銀座に「コーヒーハウス」第1号店を開店し、外食事業に参入した。この一店舗が現在の東和フードサービスの原点であり、直営店のみで運営する方針は創業時から変わらない。銀座という都内有数の商業地への出店は、後に経営方針として掲げる「東京圏ベストロケーション」戦略の実践例である。コーヒーハウスは、現在の椿屋珈琲グループのような高級喫茶店の先駆けとなり、その後50年以上にわたる外食事業の基盤を築いた。創業時の従業員数は少数であり、店舗内で全ての調理を行っていた。この開業が、その後の多業態展開の出発点となった。

ぱすたかん開業と多業態化の始まり(1976年)

1976年9月、東和産業は「ぱすたかん」第1号店を開店した。ぱすたかんはパスタ専門店であり、当時まだ珍しかったイタリアンメニューを提供した。この業態は、のちのイタリアンダイニング ドナやスパゲッティ屋ダッキーダックにつながるパスタ事業の始まりである。ぱすたかんの開業により、喫茶店のみだった事業に新たな柱が加わり、多業態化が本格化した。また、この時期から女性客を意識したメニュー開発が行われた可能性がある。店舗数は徐々に増加し、現在も12店舗を運営している(こてがえし・ぱすたかんグループとして)。

両国工場建設によるセントラルキッチン導入(1979年)

1979年11月、東京都墨田区に「両国工場」を新設し、セントラルキッチンとケーキ・ファクトリーの製造を開始した。これにより、各店舗での調理負担を軽減し、品質の均一化を図った。両国工場ではパスタソースやドレッシング、ケーキなどを生産し、自社生産の基盤を築いた。この工場設立は、後の内製化戦略の出発点であり、現在の約50%に及ぶ内製化比率の基礎となった。また、セントラルキッチン方式により、店舗運営の効率化が進み、直営店の多店舗展開を支えた。

ダッキーダック登場と駅ビル進出(1983~1984年)

1983年3月、「ダッキーダック」第1号店を開店した。ダッキーダックはホームメイドケーキを主力とするカフェ業態であり、女性客を強く意識した店舗である。翌1984年3月には、ダッキーダック松戸店が駅ビルへの初出店となり、駅ビル出店戦略の先駆けとなった。駅ビルという好立地への出店は集客力向上に寄与し、以降、ターミナルショッピングセンターへの出店が増加した。ダッキーダックはその後、スパゲッティ屋ダッキーダックなどの派生業態も生み出し、現在18店舗を展開する主力業態の一つに成長した。

深川センターの稼働と一貫生産体制の確立(1986年)

1986年3月、東京都江東区に「深川センター」を新設し、セントラルキッチンとケーキファクトリーの一貫生産体制を確立した。両国工場に続く第二の生産拠点であり、より大規模な製造能力を持つ。深川センターでは、パスタソースやドレッシング、ケーキ、焼き菓子などを一貫生産し、品質の安定化とコスト削減を実現した。この施設により、自社生産の内製化比率が向上し、店舗への安定供給が可能となった。現在も生産部門の中心拠点として機能している。

スパゲッティ屋ダッキーダックの新業態(1993年)

1993年4月、渋谷に「スパゲッティ屋ダッキーダック」第1号店を開店した。これはダッキーダックの派生業態であり、パスタ専門店としての位置づけである。当時、パスタブームの追い風を受け、女性客を中心に支持された。この業態は、後のイタリアンダイニング ドナのコンセプトにも影響を与えた。スパゲッティ屋ダッキーダックは現在、ダッキーダックグループの一部として運営されており、ダッキーダックグループ18店舗に含まれている。

高級喫茶「椿屋珈琲」の創業(1996年)

1996年4月、銀座に高級喫茶店「銀座七丁目椿屋珈琲店」を開店した。これは、創業時のコーヒーハウスとは一線を画す高級路線であり、「古き良き時代、大正ロマン」をコンセプトとする。最高級の家具・食器、自社焙煎のスペシャルティ珈琲、手作りケーキ、特製カレーを提供し、落ち着いた上品な接客により脱日常の時空間を演出する。2026年4月には30周年を迎え、2026年4月期現在52店舗を展開する最大の業態に成長した。椿屋珈琲は、東和フードサービスの高級ブランドとして中核を担っている。

年表9件を開く

1970年代

  • 1974年5月創業東和産業株式会社を設立
  • 1974年6月「コーヒーハウス」第1号店を銀座に開店
  • 1976年9月「ぱすたかん」第1号店を開店
  • 1979年11月東京都墨田区に「両国工場」を新設、セントラルキッチンとケーキ・ファクトリーにおける製造を開始

1980年代

  • 1983年3月「ダッキーダック」第1号店を開店
  • 1984年3月駅ビルへの初出店となる「ダッキーダック」松戸店を開店
  • 1986年3月東京都江東区に「深川センター」を新設、セントラルキッチンとケーキ・ファクトリーの一貫生産体制を確立

1990年代

  • 1993年4月「スパゲッティ屋ダッキーダック」第1号店を渋谷に開店
  • 1996年4月高級喫茶店「銀座七丁目椿屋珈琲店」を銀座に開店

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 理論原価精度の誤差±0.5%以内
  • 正社員離職率15.0%以下
  • エリア内相互応援比率15.0%以上
  • 年間取得休日数(平均)123日
  • 平均客単価前年比103.8%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    基幹システム刷新による原価管理体制の高度化

    2025年度に基幹システムを刷新し、レシピ単位の理論原価を日次・自動で更新・可視化する体制を構築した。メニューごとの収益性分析を可能にし、食品ロスの迅速な是正や原材料価格変動への機動的な対応を実現する。また、サプライヤーとの連携強化や需給予測と相場分析の連動により、調達リスクの低減とコスト安定化を図る。

  2. 02

    人的資本経営の推進と労働力最適化

    人事システムをリプレースし、労務・給与・勤怠・考課を一元化することで、スキルの可視化と適正な人員配置を実現する。一都三県のドミナント展開を活かし、エリア横断型のシフト管理システムで近隣店舗間の相互応援を強化し、人時売上高の最適化を図る。また、研修制度の整備や福利厚生の充実により、従業員エンゲージメントの向上を目指す。

  3. 03

    ブランド体験価値の深化とデジタル活用

    消費の二極化に対応するため、自社製造の背景や産地直輸入などの「ブランドストーリー」を顧客に伝える施策を強化し、高価格帯の喫茶店では体験価値を高めて客単価を向上させる。一方、日常的な業態では自社工場の強みを活かした限定メニューとエントリー価格帯の設計で来店頻度を維持する。アプリ会員22万人を軸に、デジタルと実店舗を融合したロイヤル顧客の囲い込みを加速する。

  4. 04

    直営店の生産性向上と出店戦略の高度化

    セントラルキッチンの活用により店舗調理を削減し、人時売上高やFL比率などの生産性指標を可視化してベストプラクティスを横展開する。出店戦略では、商業施設依存から路面ビルへの出店を強化し、定期借家契約の期限を業態転換の機会と捉えてポートフォリオを刷新し、固定費負担の増加に対応する。

  5. 05

    DX推進によるデータドリブン経営の確立

    基幹システム、人事システム、シフト管理システムの刷新を経営情報基盤の再構築と位置づけ、原価・売上・人件費などのデータを統合的に分析する経営体制を構築する。店舗では自動釣銭機、モバイルオーダー、インカム等を導入し、省人化を推進する。また、「生産性向上パッケージ」に基づき、配膳ロボットやAI需要予測などテクノロジー投資を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で214人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は506万円で、10期前と比べて+5.8%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は11.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月270
2017年4月262
2018年4月260
2019年4月47835.29.0265
2020年4月47235.09.4255
2021年4月43136.110.5234
2022年4月44837.211.2215
2023年4月47437.611.4214
2024年4月49138.412.2205488
2025年4月49739.012.0204539
2026年4月50638.911.3214467

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
椿屋珈琲グループ — 東京都中央区他1,423百万円
椿屋珈琲店ビル — 東京都千代田区518百万円
ダッキーダック — 東京都新宿区他449百万円
ドナ — 東京都渋谷区他434百万円
ぱすたかん・こてがえし — 東京都新宿区他331百万円
戸塚カミサリー — 横浜市戸塚区134百万円
椿屋ロースター — 東京都江東区105百万円
深川センター — 東京都江東区99百万円
本社 — 東京都港区76百万円
その他 — 東京都港区他71百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
    厚生労働省 · 2022-10-12
    40万円
  • 補助金
    中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金
    厚生労働省 · 2022-09-27
    40万円
  • 補助金
    中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
    厚生労働省 · 2022-10-12
    4万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は133億円営業利益10億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.9%、利益が-9.1%。

売上高
+3.9%
133億円
営業利益
-9.1%
10億円
純利益
+14.3%
8億円
営業利益率
7.5%
前期比 -1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高135億円133億円
営業利益8億円10億円
純利益6億円8億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は34億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q282
2024年1Q30310.02
2024年2Q3013.31
2024年3Q3239.42
2024年4Q3239.42
2025年2Q6357.93
2025年4Q6569.24
2026年2Q6546.23
2026年4Q6868.85
2027年1Q3438.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は100億円から133億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は7.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年4月10052
2013年4月10063
2014年4月10153
2015年4月10463
2016年4月10663
2017年4月10862
2018年4月11174
2019年4月11353
2020年4月10220
2021年4月70−2−1
2022年4月82127
2023年4月10874
2024年4月12410108.17
2025年4月12811118.67
2026年4月13310117.58

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高133億円のうち、営業利益として残るのは10億円7.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金27.1%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金65.4%87億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.5%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
72.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
7.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.5pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
9.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが10億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は17億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年4月100−51021
2013年4月6−2−5420
2014年4月10−7−6318
2015年4月9−4−7516
2016年4月9−7−5213
2017年4月10−4−4615
2018年4月9−7−4213
2019年4月9−7−2213
2020年4月4−52−114
2021年4月−120116
2022年4月19−15−1419
2023年4月6−8−1−216
2024年4月13−4−7918
2025年4月9−7−2219
2026年4月10−10−2017

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は98億円。このうち返さなくてよい自己資本が78億円で、自己資本比率は79.2%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月75373849.3
2013年4月72403255.7
2014年4月73423158.1
2015年4月71442762.6
2016年4月71472465.8
2017年4月71472467.1
2018年4月71512071.6
2019年4月73532072.6
2020年4月68511776.1
2021年4月71502170.8
2022年4月85572866.6
2023年4月84602471.3
2024年4月87662175.9
2025年4月92722078.2
2026年4月98782079.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳単体ベース
現金及び預金
48億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
65億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
20億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中16位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中257位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,144で、1年前と比べて+1.8%過去52週の値幅のなかでは73%の位置にある。

¥2,144+0.4%1ヶ月+1.0%1年+1.8%時価総額176億円
過去52週の値幅
安値¥1,992高値¥2,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.0倍
PER (会社予想)30.4倍
PBR2.23倍
配当利回り0.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は52週高値2200円に接近し、8/12終値2124円は25日線2108.84円を約0.7%上回る。直近1ヶ月で+1.43%、1年間で+1.61%と堅調に推移。出来高は7月に6800株のピーク後、8月は1000〜2400株とやや減少したが、下値は2000円台前半で支えられている。週足でも25日線や75日線の上に位置し、高値圏でのもみ合いながら上値を試す展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)

PER22.84倍は業界平均39.73倍を大きく下回り、PBR2.21倍も平均2.94倍より低い。配当利回りは1.04%と平均13.42%には及ばないが、これは同業他社の特殊な高利回りが影響している。ROE9.7%はまずまずで、売上高は増加傾向。ただし、営業利益率は2026/4期に低下予想で、収益性の改善に課題。割安だが、配当の水準は低く、株主還元の強化が今後の焦点となる。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.0倍39.6倍
PER (予想)30.4倍
PBR2.23倍2.44倍
ROE9.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定した既存事業を背景に、売上高は近年横ばいで成長性は限定的。強気派は、法人向け給食は不況に強く、堅実な収益が継続するとみる。一方弱気派は、オフィスワーカー人口の減少や食習慣の変化、同業他社との競争激化で収益性が低下するリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 安定収益

    売上高は3期連続で概ね横ばい、営業利益率8%前後で推移。

  • ノウハウ蓄積

    大量調理・衛生管理のノウハウが競争力の源泉。

  • 低評価

    PER22.83倍は成長性を考慮すると割安感がある。

  • 2026年4月期の純利益8億円、過去最高更新2026年4月期影響

    純利益は7億円から8億円へ増益、EPSも改善する見込み。

  • 売上高が124→128→133億円と3期連続増加2026年4月期影響

    売上高は前期比3.9%増の133億円、過去最高を更新。

  • PBR2.21倍とブランド価値が評価継続影響

    株価純資産倍率2.21倍、ROE9.7%の資本効率を反映。

  • 株価1年で1.56%上昇し底堅い継続影響

    株価は2123円、1年間で1.56%上昇し下落局面でも堅調。

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化

    売上高伸びはほぼゼロで、将来の成長が見込めない。

  • コスト上昇

    人件費や食材費の上昇が利益を圧迫する。

  • 需要減少

    テレワーク定着でオフィス需要が減り、給食サービスが縮小する恐れ。

  • 2026年4月期は営業利益が11億→10億円へ減益2026年4月期影響

    営業利益は前期11億円から10億円へ減益、営業利益率8.59%→7.52%に悪化。

  • 実績PER22.83倍と小売りセクターで高水準継続影響

    時価総額174億円、純利益7億円に対しPER22.83倍と割高感。

  • 外国人保有0.133%と需給が脆弱継続影響

    外国人持ち株比率0.133%と極端に低く海外マネーの参入障壁。

  • 配当利回り1.04%と株主還元が手薄継続影響

    配当利回り1.04%と低く、インカム目的の資金は流入しにくい。

次の決算で確かめる点
既存店売上高
既存施設の利用状況の変化を示すため。
契約件数
新規契約の獲得状況が成長の鍵となるため。
客単価
メニュー構成や価格設定の影響を捉えるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは0.93%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
0.93%
いまの株価に対して
配当性向
23.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月934.8
2018年4月1682.420.5
2019年4月12−22.634.7
2020年4月9−25.0
2021年4月6−33.3
2022年4月1175.012.1
2023年4月114.820.8
2024年4月1972.721.8
2025年4月205.322.4
2026年4月2210.023.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ6,193人。区分でいちばん多いのは個人・その他82.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が17.4%を占め、残る82.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年4月%2026年4月%
個人・その他83.082.3
事業法人16.817.4
自己株式1.41.4
証券会社0.10.1
外国法人0.10.1
外国人個人0.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01岸野 秀英19.30
02柏野 雄二18.08
03誠香インベストメント株式会社11.35
04岸野 誠人9.67
05安藤 香織6.29
06株式会社久世0.78
07森永乳業株式会社0.78
08日清オイリオグループ株式会社0.78
09サントリー株式会社0.78
10UCCジャパン株式会社0.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-07
    誠香インベストメント株式会社
    変更報告
    14.05%
  • 2026-05-01
    誠香インベストメント株式会社
    新規の大量保有報告
    14.05%
    +4.38pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−10%、1株純資産は15期で−47%。直近期のROEは9.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月1031,8225.815.819.4
2013年4月1591,9628.415.415.7
2014年4月1292,0676.418.919.4
2015年4月641,0886.321.922.6
2016年4月801,1527.223.518.7
2017年4月235874.046.734.8
2018年4月526318.334.420.5
2019年4月356535.346.034.7
2020年4月−3638−0.4
2021年4月−8624−1.2
2022年4月8770312.317.012.1
2023年4月537467.129.220.8
2024年4月8782010.623.321.8
2025年4月8988910.023.322.4
2026年4月939639.722.223.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/4期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岸野誠人代表取締役社長CEO48791,308
菅野政彦代表取締役副社長COO6816,498
長谷川研二取締役511,111
上村達也取締役531,516
齊藤俊彦取締役(常勤監査等委員)644,400
二宮類四郎取締役(監査等委員)751,000
輿石正博取締役(監査等委員)74

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4411035414
社外取締役2774
取締役(社内)151066

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,262字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、「あったら楽しい」、「手の届く贅沢」をコンセプトとして、「東京圏ベストロケーション」「女性ターゲット」「ライトフード・自社生産」という方針に基づいた営業活動を行い、1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に展開しております。 当社の展開する店舗は全て直営店であり、フランチャイズ展開は行っておりません。各業態の特徴は下記のとおりであります。 また、外食事業としてのソース・焙煎珈琲豆・ドレッシング・ケーキ・焼き菓子など自社製品の店舗外販売等も行っております。 なお、当社は、フードサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 部門   特徴   店舗数 椿屋珈琲   椿屋珈琲・椿屋カフェ・椿屋茶房・茶寮SiKi・Tsubakiya 最高立地、最高級家具、食器を取り揃え「古き良き時代、大正ロマン」を感じさせる内装・雰囲気の中で、その時代にマッチしたユニフォーム、ブラウス、サロン、カチューシャを身につけ、ホスピタリティ溢れる落ち着いた上品な接客のもと、自社焙煎のスペシャルティ珈琲、手作りケーキ、特製カレーをゆっくり嗜んでいただく、脱日常・時空間を提供しております。 ターミナルショッピングセンターのファッションフロアに出店している店舗では、幅広い客層(ファミリー等)に対応する良質のフードメニュー(ソース・生麺、全て自社生産)、親切な接客でおもてなししております。   52店 ダッキーダック   ダッキーダック・EggEggキッチン・CheeseEggGarden・ケーキショップ 幅広い年代の女性をターゲットとしたホームメイドケーキを提供。自社ケーキ工房や店内ケーキスタジオで作られるフレッシュなケーキ、トレンドを押さえた豊富なフードメニュー・スイーツを提供しております。   18店 イタリアンダイニング ドナ   お酒を楽しめるイタリアンダイニングとして、開放感あふれる内外装、リーズナブルな価格でお楽しみ頂けるワインと一品料理に美味しい自社製の生パスタとピッツァ。1人でも、カップル・グループでもお楽しみいただけるカジュアルダイニングです。   23店 こてがえし・ぱすたかん   もんじゃ焼き・お好み焼きを中心に、厳選された旬の食材を使用したメニューを豊富にご用意し、元気な接客でおもてなししております。ハレの日にファミリーの方々を中心に、お酒やソフトドリンクで心ゆくまでお楽しみいただいております。   12店 プロント   「プロント」をフランチャイジーとして運営しております。朝から昼はカフェとしてコーヒー・トースト・マフィンやランチパスタを、夜はバーとしてシンプルかつ美味しいフードと共にビールやハイボールをはじめとしたお酒を気軽にお楽しみ頂けます。   4店 合計店舗数   109店 (注) 店舗数は2026年4月30日現在で記載しております。
経営方針・対処すべき課題7,503字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略等 当社は「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、「あったら楽しい」「手の届く贅沢」を営業コンセプトとしております。「東京圏ベストロケーション」「女性ターゲット」「ライトフード・自社生産」という戦略に基づき、すべて直営店での店舗展開をしながら営業活動を行っており、また3つの生産拠点で製造するパスタソース・ドレッシング・珈琲豆・ケーキ・焼き菓子など自社製品のインターネット販売、催事販売も行っております。 (2)経営環境及び対処すべき課題等 ① 食材価格の変動と原価管理体制の高度化 わが国の経済情勢は、長きにわたるデフレ均衡から「インフレ均衡」への歴史的な転換点にあります。人件費や物流費の上昇に伴うコストプッシュ型に加え、気候変動、中東情勢の緊迫化や米国の関税政策などが重なり、地政学的リスクに左右される不安定性が再び表面化しております。特に当社が主力とする珈琲豆、小麦粉、乳製品、卵といった基礎原材料は、国際市況の影響をダイレクトに受け、特定の材料で突発的なコスト上昇が発生しやすい環境が続いております。 このような原材料の不安定性に対し、当社では従来の基幹システムに登録されていた食材原価・レシピ・メニューのマスタデータがレガシー化し、現場実態との乖離が原価管理精度の低下を招いていたことを課題と認識し、2025年度に全社的な基幹システムの刷新を実施いたしました。 新システムでは、各レシピ単位での理論原価を日々の発注単価ベースでリアルタイムに更新・可視化する体制を構築し、仕入れ食材のマスタデータと売上データを紐づけることで、メニューごとの収益性分析が可能となりました。これにより、オーバーポーション、オーダーミス、在庫管理に起因する食品ロスの発見と是正を迅速に行える環境が整っております。また、気候変動や為替変動による特定の原材料価格の急騰に対し、迅速にレシピの改訂やメニューラインアップの見直しを行うことが可能となりました。特に、自社食品工場(ソース、パスタ、ドレッシング製造)においては、原材料の歩留まりや加工工程におけるエネルギーコストを精緻に算出・反映させることで、製造原価の透明性を高めております。 また、メニュー戦略においては、単純な価格転嫁に留まらず、高付加価値商品の開発に注力しております。戸塚カミサリーで製造するオリジナルソースやドレッシングを活用した季節限定メニュー、深川コンフェクショナリーで製造する高付加価値スイーツ、さらにダッキーダックグループのケーキスタジオによる季節限定スイーツは、いずれもお客様から高い評価を頂戴しており、平均客単価の前年比向上に寄与しております。今後もメニューエンジニアリングの高度化により、食材原価率と顧客満足度の両立を図り、サプライヤーとのパートナーシップ強化を通じた調達ロットの最適化、需給予測と相場分析を連動させた契約交渉・在庫戦略の精緻化を推進し、調達リスクの低減とコストの安定化に取り組んでまいります。 項目   課題   目標   経営上のインパクト 原価データ   月次・手動 (タイムラグ大)   日次・自動 (リアルタイム)   変動への即時対応力向上 理論原価精度   現場の実態と乖離 (±3.0%)   誤差±0.5%以内へ収束   粗利額の確実な確保 メニュー改定   年1回の大規模改定に限定   月次の機動的な調整   収益機会の最大化 在庫ロスの把握   月末棚卸まで不明   リアルタイムの ロス可視化   食品廃棄の抑制 ② 人的資本経営の推進と一都三県ドミナントを活かした労働力最適化 外食産業における人手不足は、一時的な需給のミスマッチではなく、生産年齢人口の減少に伴う構造的な課題として固定化しております。2026年現在、東京都の最低賃金は1,226円に到達し、神奈川県を含む首都圏全域で高い賃金上昇圧力が継続しております。当社は、この「労働コストの増大」を単なるコスト要因として捉えるのではなく、人的資本への投資を通じて生産性を向上させ、持続的な競争優位性を構築する好機と定義します。 この方針のもと、2025年度より着手した人事システムのリプレースを完了いたしました。新たなシステムでは、労務管理、給与計算、勤怠管理、人事考課を一元化しております。各社員の経験、スキルを可視化することで、個々の適性に合わせた最適な人員配置と、実力に応じた公正な評価・処遇を直結させ、自社研修センターが社員・アルバイトスタッフ双方のスキル評価を一元管理する体制を構築いたします。業務量・業績評価の可視化と公正な評価・処遇をリンクさせることで、離職率の低下と定着率の向上を実現してまいります。 また、当社の強みである「一都三県に絞り込んだドミナント展開」を最大限に活用し、アルバイトスタッフを含めたシフト管理システムを刷新し、支援体制の構築を継続強化します。これまでは店舗単位で完結していた人繰りを、東京圏の緊密な鉄道網を活かした「エリア横断型」へと進化させます。各店舗の繁閑差や急な欠員情報を全社共通のプラットフォームで共有し、近隣店舗間での「相互応援」をスムーズに行える体制を強化し、サービス品質を維持するとともに、会社全体としての「人時売上高」の最適化を図ります。 働き方改革への対応としては、時間外労働の削減、有給休暇取得率の向上を推進するとともに、育児・介護と仕事の両立支援制度、フォロー体制の拡充、家族手当や奨学金返済支援制度の整備など、福利厚生制度の充実を図っています。さらに、全従業員を対象とする体系的な研修制度を整備し、専任トレーナーによるオペレーションと接客技術の標準化を進めることで、スキルアップを通じたキャリアパスの明確化と「やりがい・成長実感」の醸成を図ります。年次で行う全社的なアンケート調査の分析結果をもとに、従業員エンゲージメント向上のための双方向コミュニケーションの仕組みをさらに強化し、働きがいのある職場づくりを推進してまいります。 労働力確保   実績   目標・予測   施策のポイント 東京都最低賃金   1,226円   1,300円超   高付加価値メニューによる価格転嫁 正社員離職率   21.0%   15.0%以下   タレントマネジメントによる適正配置 エリア内相互応援比率   2.1%   15.0%以上   刷新したシフト管理システムの活用 年間取得休日数(平均)   119日   123日   生産性向上による休日確保 ③ 消費の二極化とブランド「体験価値」の深化 消費者マインドは「インフレに対する耐性」と「生活防衛意識」が複雑に交錯する、感度の高い状態にあります。外食全体の売上高は客単価主導で上昇しているものの、客数の伸びは鈍化しており、単純な値上げは客離れを招くリスクをはらんでおります。特に当社が運営する椿屋珈琲グループのような高価格帯喫茶店においては、消費者がその「価格に見合う、あるいはそれ以上の体験価値」を享受できているかどうかが、選別の分水嶺となります。 この課題に対し、当社では「ブランドストーリー」の再構築に取り組んでおります。味の追求に留まらず、自社ロースターによる焙煎から、サイフォニストの技術による抽出、そして深川コンフェクショナリーやケーキスタジオ、戸塚カミサリーから直送されるフレッシュな食材に至るまで、その「背景にある物語」を顧客に伝える施策を強化しております。具体的には、サイフォンコンテストで優勝した社員による、コーヒー豆の産地直接仕入れ、特製ブレンドコーヒーの開発など、フェアトレードによる「スペシャルティコーヒー」のストーリー化や、季節ごとの演出など、ブランド体験の付加価値を高めることで、客単価において前年比103.8%という成果を達成いたしました。 一方、イタリアンダイニングDONAやこてがえし・ぱすたかんといった業態においても、二極化する消費ニーズへの対応を進めております。「日常の中のちょっとした贅沢」を求める層に対し、自社工場の強みを活かした高品質なオリジナルソースやドレッシングを用いた限定メニューを投入する一方、来店頻度を維持するためのエントリー価格帯の設計にもデータに基づいた配慮を行っております。一都三県という限られたエリア内で109店舗が持つ多角的なブランドポートフォリオを活用し、取り込む客層、消費シーンの幅を広げる戦略です。 椿屋珈琲グループアプリの有効会員数は22万人を超えました。LINE等のデジタルプラットフォームも活用し、顧客嗜好に応じた訴求を強化しております。実店舗におけるホスピタリティと、デジタルによる利便性・お得感を融合させることで、ロイヤルカスタマーの囲い込みを加速させております。今後も「体験価値」の提供を通じてブランドを昇華させ、インフレ下においても選ばれ続ける「オンリーワン」の立場を盤石なものにしてまいります。 ブランド戦略   施策   効果   状況 商品のストーリー化   生産地・製造背景の 開示   納得感のある高単価設定   平均客単価103.8%達成 空間価値の更新   定期的な改装と演出   満足度と再来店率の向上   顧客満足度スコアの改善 デジタル連携   ポイントアプリの活用   顧客価値の増大   会員数22万人突破 サービスレベル   研修プログラムの刷新   高度なブランド体験   接客、サイフォン大会に おける好成績 ④ 直営店の生産性向上・多業態ドミナント展開における出店戦略の高度化 一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に特化した109店舗を直営にて展開する当社のビジネスモデルは、高いブランドコントロールとサービス品質を確保できる利点がある一方、人件費・賃料・光熱費等の固定費比率が高く、経済環境の変動に対する柔軟性が問われる経営形態でもあります。特に、2025年以降の最低賃金の継続的な引上げ、都市部における不動産賃料の上昇傾向、さらにはエネルギーコストの高止まりにより、店舗運営の固定費負担は増加基調にあり、既存店の生産性向上は継続的かつ喫緊の課題であります。 当社では、直営店舗ごとのP/L管理に加え、業態別・エリア別の生産性指標(人時売上高、FL比率、坪効率等)を可視化・分析する体制を強化しております。高収益店の運営モデルを横展開する「ベストプラクティス手法」を導入し、現場のノウハウを全社で共有するとともに、低収益店に対しては業態転換や営業時間の見直しなど改善策を講じております。 セントラルキッチンの活用による店舗調理工数の削減も、生産性向上の重要な柱であります。当社では、メニューで使用する食材の約半分をセントラルキッチン(戸塚カミサリー・深川コンフェクショナリー・珈琲ロースター)で集中的に加工製造し、店舗の調理負担を軽減しております。特にイタリアンダイニングDONAにおいては、完成度の高いソースやドレッシング・半焼性ピッツァ・グラタンの集中・加工製造により、店内作業の大幅な削減とスタッフ一人あたりの生産性向上を実現しました。戸塚カミサリーにおいては急速冷凍設備の導入等により製造過程の滞留コストを圧縮し、物流コストの抑制を達成しております。 出店戦略における「東京圏への集中」は、ブランド認知の浸透、物流コストの極小化、そして人的資源の機動的な配置において、優位性を生み出しております。一方、店舗の8割が出店する商業施設における定期借家契約の満了や賃料上昇、さらには人流の変容といったリスクも常態化しております。当社では、更新のない定期借家契約の期限を「業態ブラッシュアップ」のチャンスととらえ、デベロッパーへの大規模改装や新業態の提案による長期契約の獲得に努めてまいります。加えて、普通借家契約を条件とした路面ビルへの出店も強化し、多角的なブランドの中から、その立地に最適な業態への転換を判断する機動性を確保します。一都三県内での支配力をさらに高めつつ、経済変動に強い「強靭な店舗ポートフォリオ」への刷新を加速させてまいります。 出店戦略   従来の考え方   新指針   期待される成果 立地戦略   商業施設主導   路面・ビルインを含む 多角的立地   退店リスクの分散と安定収益 契約形態   定期借家中心   普通借家比率の向上   長期的なブランド拠点確保 物流との連動   店舗単体での判断   セントラルキッチンからの 配送ルート最適化   物流コストの相対的削減 業態転換   現状維持を優先   データに基づく迅速な再定義   エリア内収益の最大化 ⑤ DX推進によるデータドリブン経営の確立 当社では、前述の基幹システム刷新(原価管理)および人事システムのリプレース(労務・給与・勤怠・考課)に加え、シフト管理システムの全社統合を推進してまいりました。これらの取り組みは個別のオペレーション改善にとどまらず、経営情報基盤の再構築として全社的なDX推進の中核をなすものであります。 原価・売上・人件費・勤怠といった経営上の重要データが統合的に収集・分析可能な環境が整いつつあり、データに基づく意思決定を全社的に実践する「データドリブン経営」の形成が着実に進展しております。 店舗オペレーションの領域では、全店に自動釣銭機、EPARK等の予約管理システム、QRコードによるモバイルオーダーシステム(インバウンド対応を含む)、インカム、キッチンディスプレイ等を配備し、オーダー処理の効率化と顧客体験の向上を並行して推進しております。さらに当期は、店舗スタッフの業務プロセスの標準化と事務作業の低減を課題に掲げ、シフト作成等の管理業務負担の軽減に取り組んでおります。 当社は「生産性向上パッケージ」を策定し、業態や店舗の運営状況に応じた省人力設備の導入を随時実施する方針としております。外食産業全体においてDXの推進は人手不足対応と収益改善の両面から不可避の潮流となっており、配膳ロボット、セルフレジ、AIを活用した需要予測や自動発注システム等、テクノロジーを活用した省力化投資は今後さらに加速するものと見込まれます。当社といたしましても、現場での実効性を検証しながら段階的に導入を進め、QSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)の維持・向上と省力化の両立を図ってまいります。 データドリブン経営の確立を通じて、店舗別・業態別・エリア別の経営指標をリアルタイムに把握できる体制を目指しており、日次・週次のデータ分析に基づく迅速なメニュー改廃、価格改定、人員配置の最適化を可能とすることで、変化の激しい経営環境への即応力を高めてまいります。これらDX投資は短期的にはコスト負担を伴いますが、中長期的には全社の生産性を向上させ、持続的な企業価値の増大に資するものと確信しております。 DX施策   内容・取り組み事例   削減・向上目標   成果 工場加工の集中化   ソース・パスタ・ケーキ製造   店内作業30%削減   実績として20〜30%削減 テーブルオーダー   インバウンド・多言語 対応   オーダーミスのゼロ化   単価向上に寄与 調理ミス・廃棄の低減 基幹システム刷新   理論原価と実費の同期   原価率の2%抑制   経営データ基盤の確立 例:急速冷凍設備   戸塚カミサリーへの導入   在庫滞留コストの圧縮   製造リードタイムの短縮 ⑥ ESG経営の実践と持続可能な循環型社会への貢献による企業価値の向上 外食企業が社会から求められる役割は、食事の提供という機能を超え、環境負荷の低減や社会課題の解決への主体的な寄与へと拡大しております。当社は、一都三県という人口密集地に根ざした企業として、その社会的責任を果たすことが、中長期的な企業価値、ひいては株主利益の最大化に直結すると確信しております。 環境面(Environment)においては、自社工場および全店舗を対象とした「食品ロス削減」を最重要課題に掲げております。自社食品工場での製造工程において、仕入れ先でのカット野菜活用や野菜端材の堆肥・飼料化を進める一方、製造過程で排出される廃油(1.8トン)を航空機用再生燃料(SAF)としてリサイクルする取り組みを定着させております。また、店舗段階では、刷新された基幹システムによる需給予測精度の向上により、廃棄ロスを抜本的に削減しております。 社会面(Social)においては、人的資本経営と軌を一にし、多様な人材がその能力を最大限に発揮できる環境整備を推進しております。育児・介護と仕事の両立支援制度の拡充や、有給休暇取得率60%の達成、さらには従業員とその家族に対する家族手当や教育支援制度の強化を実施いたしました。また地域社会との協働を通じた「店舗のコミュニティ価値」の向上に努めております。 ガバナンス面(Governance)においては、全店直営モデルの透明性を活かし、コンプライアンス意識の醸成とリスク管理体制の強化を図っております。刷新されたデータ基盤を活用し、適正な労務管理や取引の透明性を常時モニタリングする体制を構築しております。 今後も持続可能な成長と社会的責任を両立させる「サステナビリティ経営」を深化させ、すべてのステークホルダーの皆様から信頼される企業グループを目指してまいります。 ESGカテゴリー   具体的な取り組み   目標値 環境 (E)   廃食用油のSAFリサイクル   年間1トン以上の供給 環境 (E)   食品ロス   ロス率1%以下の維持 社会 (S)   有給休暇取得率   70%以上の定着 社会 (S)   従業員エンゲージメント(eNPS)   スコアの前年比10%向上 統治 (G)   内部統制とデータモニタリング   重大な違反ゼロの継続
事業等のリスク2,185字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中にある将来に関する事項は、当事業年度末(2026年4月30日)現在において当社が判断したものです。 (1)食材の調達と安全性に係るリスク 当社は、安全で安心な食材を提供するため、信頼性の高い仕入先から継続して食材を調達し、また通関時の検査結果の確認に加え、定期的に自主検査も実施して安全性を確認しております。 しかし、鳥インフルエンザ問題に代表されるような疫病の発生、天候不順、自然災害の発生等により、食材の調達不安や食材価格の高騰などが起こり、一部のメニューの変更を余儀なくされるケースも想定されます。また想定外の法的規制強化や新たな規制の発生、異物混入及び品質・表示不良品の流通による回収費用や訴訟・損害賠償、商品の品質や安全性を確保するためのトレーサビリティーの強化・システム構築などの費用が発生した場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)セントラルキッチンおよび店舗での衛生管理に係るリスク 当社は、セントラルキッチンを所有し、スパゲッティの生麺とパスタソース、ドレッシングおよびフレッシュケーキ・焼き菓子を製造し、店舗へチルド配送しております。 セントラルキッチンおよび店舗においては、厳しい品質管理と衛生検査を実施しておりますが、万一当社店舗において食中毒が発生した場合には、営業停止処分などにより当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。なお、安全・安心な製品の提供を確保するため、食品安全マネジメントシステム規格の「ISO22000」の認証を取得し、品質管理の徹底と品質向上に向けた取組みを実施しております。 (3)自然災害のリスク 近年発生が増加傾向にある異常気象のうち、台風や暴風雨などの影響や自然災害の中でも地震、大雨、洪水により生産現場や生産設備に被害が生じた場合、その復旧まで生産や出荷が長期間にわたって停止する可能性があります。当社では災害対策マニュアルやBCP(事業継続計画)の策定、安否確認体制による社員・アルバイト・全事業所のライフラインの確認、防災訓練などの対策を講じていますが、自然災害での被害を完全には排除できるものではなく、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)気候変動のリスク 環境問題に対する取組みは近年ますます重要となっております。気候変動問題などの環境・社会課題の顕在化に伴い、持続可能な社会の構築を目指し、企業におけるSDGsへの取組みへの期待が一層高まっています。当社では環境への負荷低減に向けて食品リサイクルの分野を中心に着手しております。当社工場で発生する生麺の端材などを飼料として提供することによる廃棄物削減と廃棄物処理時に発生するCO2排出削減に繋げております。しかしながら環境関連の規制強化やステークホルダーからの評価、消費者意識の高まりなどによっては当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)店舗の賃借物件への依存に係るリスク 当社の大部分の店舗は、賃借しております。賃貸借契約のうち、特に、定期賃貸借契約は、契約終了後再契約されない可能性があります。このような場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)財政状態に係るリスク 当社は資金運用の一環として外貨建て預金を保有しております。外貨建て資産については、為替相場の変動により円換算額が変動するリスクが存在します。特に、急激な為替変動が発生した場合には、評価損が発生し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、預金を行う金融機関の所在国・地域における政治・経済情勢の変化、金融規制、流動性の低下等により、当該預金の引き出しや運用に制約を受けるリスクもあります。当社はこれらのリスクを踏まえつつ適切な管理を行っておりますが、今後も為替市場や海外金融情勢の変動が当社の業績に影響を与える可能性を完全に排除することはできません。 また、当社は主に賃借による出店を基本としているため、賃貸人が破綻等の状態に陥り継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)減損会計に係るリスク 当社において、今後経営環境の変化により、店舗の収益性が悪化し、固定資産の減損会計に基づき減損損失を計上することになった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)感染症拡大に係るリスク 様々な感染症の世界的拡大により、外出自粛などによる来店客数の減少等のリスクが懸念されます。国や自治体のガイドラインに従い徹底的な衛生管理を行ってまいりますが、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社では、新型コロナウイルス同様の感染症が拡大した場合には、代表取締役社長を対策本部長とする対策本部を設置し、雇用と健康を守ることを第一に、全事業所の感染症対策を講じ、営業再開ガイドラインや感染者予防および感染発生時のマニュアルに則った運営、テレワーク、オンライン会議システムの活用を現在もすすめております。
経営成績の分析 (MD&A)8,261字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度の経営成績 2026年4月期の業績は、売上高133億14百万円(前期比103.9%)、営業利益は9億83百万円(前期比92.6%)、経常利益は11億33百万円(前期比103.1%)となり、当期純利益は7億51百万円(前期比104.2%)となりました。 当事業年度における国内経済は雇用の改善や賃上げなどにより緩やかな回復基調が続く中、長期化する物価高騰により消費者の節約志向が高まり、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりによるエネルギー価格高騰、資材不足等、先行き不透明な状況が続いております。外食産業におきましては、価格改定による客単価の上昇やインバウンド需要により業績は堅調に推移し当期の売上高は過去最高を更新しましたが、食材価格や人件費などの上昇により厳しい経営環境が続いております。 このような状況の中、第二次中期経営計画の一年目として下記施策を推進してまいりました。 1.メニュー政策による収益性の向上 日次で理論原価と実績原価の差異を確認できる体制を構築し、食材廃棄や不適切なロスの抑制、発注精度向上等による原価コントロールを強化しました。また、蓄積された販売・原価データの分析を通じて、付加価値の高いメニュー開発や戦略の見直しを推進し、収益性向上に取り組みました。 2.人的資本の充実 教育・研修プログラムではキャリアプランの可視化と処遇の公平性を追求しながら労働環境の改善を進めております。研修に参加したいが研修予定日が合わないことや一時的に発生する人手不足のタイミングでは参加出来ない等の課題も明確化され、充実したプログラムになるよう改善を進めております。また外国人スタッフの登用と育成にも注力し、店舗マニュアルや衛生教育資料の多言語化を推進しております。 社員の年間休日は119.1日(前年比0.9日増)、平均時間外勤務時間は11.2時間(前年比66.3%)となり、5.7時間削減出来ました。引き続き労務環境の改善に注力しました。 3.消費者ニーズの多様化と差別化の推進 体験価値向上と、付加価値の提供を推進すべく各種取組みを実施しております。サービス接遇検定資格取得には前期以上に取組み46名が新たに資格を取得、中でも最上位の1級合格者は19名増加いたしました。検定前の講習会にも参加者が増えており、接客スキル向上に努める当社のこの取組みは、検定試験を主催する公益財団法人実務技能検定協会より、企業としては唯一となる感謝状を受領いたしました。またショッピングセンター主催の接客ロールプレイングコンテストでは多くの地区大会入賞者が出ましたが、中でもこてがえしグループの店舗責任者は全国大会出場が叶い、業態の魅力を存分に伝えることが出来ました。 4.付加価値創造のための生産性向上 従業員はサービスに注力し、お客様の利便性向上を進めるためのテーブルオーダーシステムは、ニーズにあわせ全体の35%まで導入が進んでおります。また、調理工程内の炒め、煮込み、味付け等をセントラルキッチン対応としポーション化することで、調理工数削減のほか、均一化、安定化、高質化、コスト対応などが進められております。およそ50%を占める内製化比率の維持・向上に努めてまいります。 部門別の概況につきましては、以下のとおりです。 『椿屋珈琲グループ』(期末店舗数52店舗 増減なし) 椿屋珈琲グループの売上高は60億99百万円(前期比107.1%)となりました。 「ゆとりとくつろぎの60分」を店内で過ごしていただくため、高級感のある内装、落ち着いた雰囲気、接客サービスなど、ブランド化を推進してまいりました。椿屋珈琲は2026年4月に30周年を迎え、新しい椿屋スペシャルティブレンドの開発やパナマ、エチオピアといった珈琲豆の主要産地での現地買い付け、ジャパンサイフォニストチャンピオンシップの優勝から世界一を目標とした社内コンテストの取組み拡大等、ブランド力の向上を進めております。 新規創店につきましては、「椿屋茶房大宮店」を出店し、銀座本館、東京オペラシティ店の改装リニューアルを実施いたしました。 『ダッキーダックグループ』(期末店舗数18店舗 1店舗減) ダッキーダックグループの売上高は24億92百万円(前期比99.3%)となりました。 旬の食材を使用したホームメイドケーキ、食事メニューとケーキのセットを主力商品としております。ケーキスタジオ併設店では、専属パティシエールが地域の子供たちと一緒にケーキをつくる「夢のパティシエ体験」や地産地消をテーマとした大学とのコラボレーション企画など、地域の方々との交流も行っております。アニバーサリーケーキ予約サイトは開設から1年が経過し、こどもの日、母の日などのハレの日需要は高まり続けており、WEB予約して店舗で受け取るだけというスムーズさも好評です。池袋店の改装リニューアルを実施いたしました。 『イタリアンダイニング ドナグループ』(期末店舗数23店舗 増減なし) イタリアンダイニング ドナグループの売上高は24億18百万円(前期比108.8%)となりました。 「本格イタリアンをカジュアルに楽しめる店」をコンセプトに、自社製にこだわった生麺、パスタソース、ドレッシングを使用し、大小パーティではご要望にあわせた特別メニュー、料理にあわせたお酒の提案など、付加価値の提供に努めております。 昨年4月にオープンした新宿紀伊國屋店と新宿東口店のドミナント経営や21店舗で導入しているテーブルオーダーシステム、セントラルキッチンでの内製化推進等により、効率化が進んでおります。柏店、大宮店2店舗では改装リニューアルを実施いたしました。 『こてがえし・ぱすたかんグループ』(期末店舗数12店舗 増減なし) こてがえし・ぱすたかんグループの売上高は12億42百万円(前期比91.5%)となりました。 日本のソウルフードである「もんじゃ焼き」「お好み焼き」はお客様のリピート率は高くないものの、訪日外国人や若年層の取り込みが進んでおります。体験価値を向上させる調理動画や多言語化に加え、テーブルオーダーシステム等のDX対応が完了し、人で行うべき調理・サービスの充実を進めるべくトレーニングを行っております。 新規創店につきましては、新旗艦店となる「ぱすたかん池袋サンシャインシティアルパ店」を出店いたしました。 『プロント』(期末店舗数4店舗 増減なし) プロントの売上高は5億57百万円(前期比106.0%)となりました。 弊社がフランチャイジーとして運営するプロントでは、日中はカフェとしてコーヒー・トースト・マフィンやランチパスタを、夜間は一人からグループ客までお酒の需要回復にあわせて、「キッサカバ」として気軽にお酒を楽しめるシーンを提供しております。 『生産部門/EC事業/物販催事事業』 生産部門の売上高は3億3百万円(前期比101.5%)となりました。 パスタソース・ドレッシング、食パンや珈琲豆などはOEMの依頼を受け、外部販売も行っております。カミサリーでは製造体制安定化に向けた新規蒸気釜やウェイトチェッカーの入替、安全対策としての金属探知機等の入替を実施いたしました。なお、すべての製造拠点におきまして、ISO22000認証を受けております。 EC事業の売上高は1億41百万円(前期比96.0%)となりました。 自社サイト「椿屋オンラインショップ」では、ハレの日需要のギフト商品開発を中心に、お客様のニーズに合わせた対応を心掛け、新商品の開発や改良を実施しております。 物販催事事業の売上高は59百万円(前期比110.6%)となりました。 主に百貨店や駅ナカの催事スペースにて、ホームメイドケーキ販売を実施しております。 (2)生産・仕入・販売実績・店舗数等の状況 ① 生産実績 当社は、フードサービス事業の単一セグメントであるため、生産実績は製品別、仕入実績は品目別、販売実績は部門別に記載しております。 当事業年度における生産実績を製品別に示すと、次のとおりであります。 製品名   当事業年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) 生産金額(千円)   前年同期比(%) 自社製フレッシュケーキ   607,072   106.7 スパゲッティ生麺、ソース、ドレッシング   712,620   106.7 コーヒー豆   229,685   130.2 合計   1,549,378   109.7 (注)金額は、製造原価によっております。 ② 仕入実績 当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   当事業年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) 仕入金額(千円)   前年同期比(%) 飲料・食材類   2,929,537   106.2 その他   226,899   109.1 合計   3,156,436   106.4 (注)金額は、仕入価格によっております。 ③ 販売実績 当事業年度における販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 当事業年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) 売上金額(千円)   前年同期比(%) 椿屋珈琲   東京都   4,495,833   106.3 神奈川県   860,115   103.2 埼玉県   330,932   134.5 千葉県   412,845   107.1 小計       6,099,727   107.1 ダッキーダック   東京都   1,024,161   100.0 神奈川県   718,693   102.0 埼玉県   295,982   108.3 千葉県   453,504   89.3 小計       2,492,342   99.3 ドナ   東京都   1,517,987   114.0 神奈川県   405,168   104.1 埼玉県   382,061   98.6 千葉県   112,788   98.4 小計       2,418,005   108.8 ぱすたかん・こてがえし   東京都   725,423   85.3 神奈川県   214,545   105.6 埼玉県   109,945   96.1 千葉県   192,865   101.1 小計       1,242,780   91.5 その他   東京都   959,569   103.4 神奈川県   102,122   104.0 埼玉県   -   - 千葉県   -   - 小計       1,061,691   103.5 合計   東京都   8,722,974   104.3 神奈川県   2,300,646   103.2 埼玉県   1,118,921   109.6 千葉県   1,172,003   97.8 総合計       13,314,546   103.9 (注)ダッキーダックには、EggEggキッチン・Cheese Egg Garden・ダッキーダックカフェ・ダッキーダックキッチンおよびダッキーダックケーキショップを含んでおります。 ④ 地域別店舗数及び客席数の状況 当事業年度 (2026年4月30日現在) 期末店舗数(店)   前期末比増減   客席数(席) 椿屋珈琲   東京都   36   -   2,760 神奈川県   8   △1   550 埼玉県   4   +1   220 千葉県   4   -   238 小計       52   -   3,768 ダッキーダック   東京都   8   -   550 神奈川県   5   -   453 埼玉県   2   -   177 千葉県   3   △1   215 小計       18   △1   1,395 ドナ   東京都   13   -   672 神奈川県   5   -   256 埼玉県   4   -   201 千葉県   1   -   65 小計       23   -   1,194 ぱすたかん・こてがえし   東京都   7   -   451 神奈川県   2   -   118 埼玉県   1   -   52 千葉県   2   -   102 小計       12   -   723 その他   東京都   3   -   288 神奈川県   1   -   58 小計       4   -   346 合計   東京都   67   -   4,721 神奈川県   21   △1   1,435 埼玉県   11   +1   650 千葉県   10   △1   620 総合計       109   △1   7,426 (注)ダッキーダックには、EggEggキッチン・Cheese Egg Garden・ダッキーダックカフェ・ダッキーダックキッチンおよびダッキーダックケーキショップを含んでおります。 (3)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、17億20百万円で前事業年度末に比較して、1億37百万円減少しました。 当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果、得られた資金は10億41百万円で、前事業年度と比較して97百万円増加しました。これは主に法人税等の支払額が1億33百万円減少したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果、使用した資金は10億13百万円で、前事業年度と比較して2億77百万円増加しました。これは主に定期預金の払戻による収入が43億円増加した一方で、定期預金の預入による支出が45億円増加したことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果、使用した資金は1億65百万円で、前事業年度とほぼ同額です。 (4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。 当社の財務諸表作成において、損益または資産の評価等に影響を与える見積り、判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で行なっておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績について 当社は「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、「あったら楽しい食の場・手の届く贅沢」という脱日常と付加価値を提供することに注力しております。今期は「ゆとりとくつろぎの60分」を体験していただくための高付加価値の提供を掲げて、日々の営業施策を進めてまいりました。「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおり、物価、エネルギー価格、人件費の高騰などのさまざまな影響を受けたものの、業務効率化と営業施策の推進に努めた結果、売上高、客数、客単価ともに概ね前年を上回ることができました。 売上高は133億14百万円(前年同期比103.9%)、営業利益は9億83百万円(前年同期比92.6%)、経常利益は11億33百万円(前年同期比103.1%)となり、当期純利益は7億51百万円(前年同期比104.2%)となりました。期末店舗数は1店舗減少し、計109店です。 ③ 財政状態について 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ6億46百万円増加し98億15百万円となりました。流動資産は前事業年度末に比べ4億85百万円増加し57億57百万円となりました。これは現金及び預金が4億14百万円増加したことが主な要因です。固定資産は前事業年度末に比べ1億60百万円増加し40億58百万円となりました。これは有形固定資産の建物(純額)が1億6百万円増加したことが主な要因です。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ47百万円増加し20億45百万円となりました。流動負債は前事業年度末に比べ51百万円増加し13億33百万円となりました。これは未払法人税等が44百万円増加したことが主な要因です。固定負債は前事業年度末に比べ4百万円減少し7億11百万円となりました。これは退職給付引当金が3百万円減少したことが主な要因です。 当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ5億98百万円増加し77億70百万円となりました。これは利益剰余金が5億89百万円増加したことが主な要因です。 (単位:千円) 勘定科目   前事業年度 2025年4月期   構成比   当事業年度 2026年4月期   構成比   増減額 現金及び預金   4,358,423   47.5%   4,773,211   48.6%   414,787 有形固定資産   1,668,039   18.2%   1,825,219   18.6%   157,180 土地   530,000       530,000       - 投資その他の資産   2,184,386   23.8%   2,197,473   22.4%   13,087 差入保証金   404,508       404,508       - 敷金   1,395,950       1,409,563       13,612 資本金   50,000   0.5%   50,000   0.5%   - 資本剰余金   1,306,350   14.2%   1,308,877   13.3%   2,527 利益剰余金   5,891,018   64.2%   6,480,647   66.0%   589,629 ④ 資金の財源及び資金の流動性についてと財政状態の改善に向けた取り組みについて 当事業年度末におけるキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 従来、当社の資金需要はそのほとんどが新規出店と既存店改装のための設備投資資金であります。 今後についても、通常ベースの新規出店と既存店改装は、営業活動によって得られる資金によって賄う方針に変更はございません。また、生産性向上のための製造設備の拡充や、計画外で大型出店を実施するとの判断に至った場合には、金融機関等からの借入または資本市場からの直接資金の調達によって、必要資金の確保を進めていきたいと考えております。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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