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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジェイドグループ

3558 · Growth · 小売業

「LOCONDO.jp」を軸に靴・ファッション通販を展開し、そのノウハウを外部ブランド向けに提供する。

概要

ジェイドグループは、「自宅で試着、気軽に返品」を掲げる靴・ファッション通販サイト「LOCONDO.jp」を中核とする企業である。ECモール事業、プラットフォーム事業、ブランド事業の3本柱で構成され、M&Aを通じて「MAGASEEK」「FASHIONWALKER」など7つのECモールを運営する。2026年2月期の連結売上高は194億円、従業員数は336名。東京証券取引所グロース市場に上場する。

相互補完する3事業で市場を捉える

ジェイドグループは、一般消費者向けのECモール事業、ブランド向けのプラットフォーム事業、自社ブランドを展開するブランド事業の3つを運営する。ECモール事業で培ったIT・物流インフラをプラットフォーム事業で共有し、さらにブランド事業で得た知見をフィードバックする相互補完の仕組みを持つ。2026年2月期の商品取扱高(返品後)は約438億円、売上高は194億円、EBITDAは30億円に達した。なお、売上高のうちECモール事業の受託型やプラットフォーム事業は手数料収入として計上されるため、商品取扱高と売上高の規模は異なる。

7つのECモールと多モール戦略

ECモール事業は、主力の「LOCONDO.jp」に加え、M&Aで獲得した「MAGASEEK」「FASHIONWALKER」「SPORTS WEB SHOPPERS」「waja bazar」「Brandeli」、そして「dfashion」の計7つのモールを展開する。また、楽天市場やYahoo!ショッピングに「LOCOMALL」として出店する。いずれのモールも裏側のIT・物流インフラは統一されており、商品情報や在庫を共有するため、効率的な運営が可能となっている。購入形態は、ブランドから委託を受ける受託型と、自社で在庫リスクを負う買取型の両方を採用する。

プラットフォーム事業の4本柱

プラットフォーム事業は、ブランドの自社公式ECを支援する「BOEM/ECS」、倉庫業務を一括受託する「e-3PL」、店舗欠品をEC在庫で補う「LOCOCHOC」、店舗のPOSや在庫をECと一元管理する「LOCOPOS」の4サービスで構成される。特に「e-3PL」は百貨店や卸への出荷にも対応し、競合が難しい領域をカバーする。これらのサービスは「LOCONDO.jp」のプラットフォームと連動し、新機能が自動的に反映される仕組みを持つ。

ブランド事業でベストプラクティスを構築

ブランド事業では、自社でブランドを運営し、プラットフォームサービスの成功事例を作ることを目指す。主な取扱ブランドは「Reebok」「FASCINATE」「MANGO」「ブルーシンシア」「ロイヤル」など。2022年にはリーボックの日本事業の一部を譲り受けるためRBKJ株式会社を設立した。また、D2Cブランドの取扱いも2020年から開始している。ブランド事業で得たノウハウは、プラットフォーム事業の強化にも活用される。

業界の中での役割はファッションECのモール運営者兼プラットフォーム提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
194億円
営業利益
24億円
営業利益率
12.4%
純利益
16億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/2
事業売上構成比利益利益率
ECモール事業71億円53.0%
プラットフォーム事業42億円31.3%
その他事業(店舗・卸等)21億円15.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者向けEC(ファッション)主力

自社運営のモール「LOCONDO.jp」等で靴・ファッション商品を販売。受託型(テナント出店)と買取型(セレクトショップ)の2形態を運営し、即日出荷・送料無料などのサービスでユーザー利便性を高める。

主な製品・サービス3
LOCONDO.jp
靴とファッションの総合通販サイト。多数のブランドが出店し、自社が運営を代行する。
MAGASEEK
ファッション通販サイト。
dfashion
ファッション通販サイト。

02ブランド企業向けEC支援(B2B)準主力

ECモール運営で培ったECシステム、物流、マーケティングのノウハウを他ブランドに提供。自社公式ECサイトの構築・運営代行「BOEM/ECS」や物流代行「e-3PL」、店舗向けPOS「LOCOPOS」などを展開する。

主な製品・サービス3
BOEM/ECS
ブランドの自社公式ECサイトを支援するサービス。サイト構築から物流、顧客対応まで代行する。
e-3PL
物流倉庫業務の一括受託サービス。ブランドの在庫を預かり、EC・店舗への出荷を代行する。
LOCOPOS
タブレットやスマホで使えるPOSレジシステム。ECサイトと在庫・売上情報を一元管理できる。

03ブランド運営(小売)副次

自社でブランドを運営し、ECモールでの差別化商品を展開。Reebok、MANGO等のライセンスや独自ブランドを扱い、プラットフォームのベストプラクティス構築を目指す。

主な製品・サービス2
Reebok
スポーツシューズ・ウェアブランド。ライセンス契約に基づき販売。
FASCINATE
自社企画のアパレルブランド。

製品と技術

「LOCONDO.jp」:靴とファッションの送料無料EC

「LOCONDO.jp」は、ジェイドグループの旗艦ECモールである。特徴は「自宅で試着、気軽に返品」を掲げ、即日出荷、送料実質無料、サイズ交換無料、返品送料無料を基本サービスとする。靴から始まり、バッグ、アパレルへと品揃えを拡大した。2017年にはiPhoneアプリ、2018年にはAndroidアプリをリリース。ユーザーは自宅で複数サイズを試着し、不要なものを返品できる。このサービスモデルがブランドからの受託型ECの基盤となっている。

「BOEM/ECS」:ブランド公式ECの運営代行

「BOEM(Brand's Official E-commerce Management)」は、ブランドが自社で運営する公式ECサイトのシステム開発、物流、顧客対応、マーケティングを一括支援するサービスである。2012年にサマンサタバサ向けに開始した。2024年に子会社化したマガシークが提供する「ECS」と同義であり、現在統合を進めている。在庫や商品情報は「LOCONDO.jp」などグループのECモールと同期しており、複数チャネルでの在庫シェアリングが可能。

「e-3PL」と「LOCOPOS」:物流と店舗のデジタル基盤

「e-3PL」は、ブランドの在庫を自社倉庫で預かり、EC出荷だけでなく百貨店や卸への出荷も行う物流受託サービスである。2015年にルコライン・ジャパン向けに開始。「LOCOPOS」はタブレットやスマートフォンで使えるPOSレジで、店舗の売上、在庫、顧客情報をECと一元管理する。2017年提供開始。これらにより、リアル店舗とECの在庫をシームレスに連携するオムニ戦略を実現する。

「LOCOCHOC」:店舗欠品をEC在庫で即解決

「LOCOCHOC」は、ブランドのリアル店舗で欠品が生じた際、店舗で注文を受け付け、物流倉庫から自宅または店舗に即日出荷で直送するサービスである。2015年に株式会社アルペン向けに開始。ECモール事業の在庫と店舗在庫を連携させることで、店舗での機会損失を防ぐ。注文から配送まで「LOCONDO.jp」と同水準のサービス品質で対応する。

ブランド事業:Reebok, MANGO, FASCINATEの運営

ブランド事業では、グループのプラットフォームを活用して自社ブランドを運営する。2016年にMANGOとの国内独占フランチャイズ契約を締結。2022年にはRBKJ株式会社を通じてリーボックの日本事業の一部を譲り受けた。2024年には株式会社FASCINATEを子会社化し、同名ブランドを獲得。その他、インフルエンサーとのコラボレーションブランド「ブルーシンシア」「ロイヤル」なども展開する。これらの運営を通じて、プラットフォームサービスの成功事例を創出している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小規模ながら高成長、利益率改善中

ジェイドグループは小売業に属し、売上高192億円(2025/2期)と同業他社の中では小規模(光フードサービスやトライアルホールディングスは非開示だが、まんだらけ2652と比較しても小規模)。直近2期で売上高が約1.4倍に成長し、営業利益率も7.81%(2025/2期)から12.37%(2026/2期予想)へ急改善している。同業他社との比較では、まんだらけがニッチ市場で強みを持つ一方、ジェイドグループは成長性と収益性改善で差別化を図っている。内需依存度が高い業界構造だが、同社は国内に特化していると推測される。

強み

  • 売上高が134億円から192億円へ急成長、同業他社を上回る伸び率。
  • 営業利益率が7.81%から12.37%へ上昇、収益性が大幅に向上。
  • 規模が小さく、市場変化に素早く対応可能な組織体制。
  • ニッチな小売領域に特化し、競合との差別化を実現。

課題

  • 同業他社と比べ売上高が小さく、購買力や販促面で劣位。
  • 海外売上比率が低く、国内景気減速の影響を受けやすい。
  • 過去の高成長が持続可能か不透明、市場飽和リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がジェイドグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19850グルメ杵屋227億円100.7倍
29990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
39979大庄222億円26.5倍
49994やまや222億円10.7倍
53558ジェイドグループ204億円11.7倍
67119ハルメクホールディングス204億円19.7倍
77643ダイイチ200億円17.8倍
87621うかい195億円66.0倍
9428Aサイプレス・ホールディングス194億円41.7倍
103068WDI192億円80.6倍
113361トーエル189億円10.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

「送料無料・返品無料」で起業した2010年

2010年10月、東京都港区赤坂に資本金3,800万円で株式会社ジェイドを設立した。創業の目的は「顧客サービス至上主義のECサイト事業」、具体的には「送料無料」「返品無料」「サイズ交換無料」を柱とする通販モデルである。同年11月には本社を渋谷区恵比寿へ移転し、埼玉県三郷市に物流拠点を開設。2011年2月、靴の通販サイト「LOCONDO.jp」のサービスを開始し、バッグの取扱いも同時に始めた。

商号変更とプラットフォーム事業への進出(2012〜2013年)

2012年7月、プラットフォーム事業の第一弾として、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドの自社公式EC支援「BOEM」を開始した。2012年8月には商号を株式会社ロコンドに変更。2013年4月には「LOCONDO.jp」でアパレル(洋服)の取扱いを始め、同年10月にはデロイト日本テクノロジーFast50で第1位を受賞した。アジア太平洋地域でもFast500で第3位となるなど、成長性が評価された。

東証マザーズ上場とリアル店舗連携の開始(2017年)

2017年3月、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。同年7月には、店舗の売上・在庫をECと一元管理する「LOCOPOS」サービスを開始。8月には配送サービスに「ファーストクラス便」「急ぎません。便」を導入し、ユーザーニーズへの対応を強化した。この時期までに物流拠点を江東区潮見から南砂へ移転し、在庫管理システム(WMS)の自社運用も始めていた。

M&Aによる多モール化と子会社の吸収合併(2018〜2021年)

2018年10月にMisuzu & Co.株式会社、2019年3月に株式会社モバコレを子会社化し、それぞれ吸収合併した。2020年7月には株式会社Fashionwalkerを子会社化し、同年9月に吸収合併して「FASHIONWALKER」の運営を開始。2021年7月には株式会社フェアプレイを子会社化、同年9月に吸収合併し「SPORTS WEB SHOPPERS」を運営し始めた。この間、2020年5月には物流拠点を千葉県八千代市に移転し、D2Cブランドの取扱いも開始した。

リーボック事業の獲得と商号変更(2022〜2023年)

2022年1月、株式会社デファクトスタンダードが運営するファッション通販サイト「waja」を吸収分割により取得。同年4月、東証の市場区分見直しに伴いマザーズからグロース市場へ移行した。6月にRBKJ株式会社を設立し、10月にアディダス ジャパン株式会社から日本国内のリーボック事業の一部を譲り受けた。2023年6月には商号をジェイドグループ株式会社に変更し、グループ体制を明確にした。

相次ぐM&Aで事業基盤を拡大(2024年)

2024年1月にTCB株式会社の株式を取得、2月にブランデリ株式会社を子会社化、3月にはマガシーク株式会社と株式会社FASCINATEを相次いで子会社化した。これにより、ECモールのラインアップは「MAGASEEK」「dfashion」「Brandeli」などが加わり7モールに拡大。また、ブランド事業では「FASCINATE」を獲得し、取扱ブランドの厚みを増した。これらのM&Aにより、2025年2月期の連結売上高は192億円(前期比43%増)に急拡大した。

業績拡大とオムニ戦略の深化(2025〜2026年)

2025年2月期の売上高は192億円、営業利益15億円と過去最高を更新。2026年2月期には売上高194億円、営業利益24億円、純利益16億円とさらに伸ばした。商品取扱高は前期比8.9%減の438億円となったが、収益性の高いプラットフォーム事業の拡大やM&A効果により利益率は改善した。グループは「在庫の一元化」を軸としたオムニ戦略を推進し、基幹システム「LoCORE」の導入など、小売DXのワンストップ提供を目指している。

年表43件を開く

2010年代

  • 2010年10月創業「送料無料」「返品無料」などを取り入れた「顧客サービス至上主義のECサイト事業」の展開を目的に東京都港区赤坂において、資本金3,800万円で株式会社ジェイドを設立
  • 2010年11月東京都渋谷区恵比寿に本社移転
  • 2010年11月創業埼玉県三郷市に物流拠点を設立
  • 2011年2月無料で試着できる、靴の通販サイト「LOCONDO.jp」サービスを開始「LOCONDO.jp」において、バッグの取扱いを開始
  • 2011年11月東京都港区赤坂に本社移転
  • 2012年4月東京都江東区潮見に物流拠点を移転
  • 2012年7月プラットフォームサービス第一弾として、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドの自社公式EC支援「BOEM(Brand's Official E-commerce Management)」を開始
  • 2012年8月商号変更株式会社ロコンドに商号変更
  • 2013年4月「LOCONDO.jp」において、アパレル(洋服)の取扱いを開始
  • 2013年10月デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジーFast50において、第1位を受賞
  • 2013年12月デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500において、アジア太平洋地域内で第3位を受賞
  • 2014年4月アウトレットサイト「LOCOLET」オープン
  • 2014年9月東京都江東区南砂に物流拠点「ロコポート」を移転
  • 2015年4月プラットフォームサービス第二弾として、株式会社アルペンに「店舗欠品ゼロ」プラットフォーム「LOCOCHOC」サービスの開始
  • 2015年8月プラットフォームサービス第三弾として、ルコライン・ジャパン株式会社に倉庫機能を一律で担う、「e-3PL」サービスの開始
  • 2015年8月ECサービス第二弾として、「楽天市場(※1)」に「LOCOMALL」を出店
  • 2015年10月「Yahoo!ショッピング(※2)」に「LOCOMALL」を出店
  • 2016年3月スマホで使える、当社内製の「WMS(在庫管理システム)」の運用を開始
  • 2016年11月スペイン発のグローバルファストファッションブランド、MANGOとのオンライン(自社公式EC含む)及びリアル店舗における、国内独占フランチャイズ契約を締結
  • 2017年1月「LOCONDO.jp」iPhoneアプリ リリース
  • 2017年3月上場東京証券取引所マザーズ市場上場
  • 2017年7月リアル店舗の売上、在庫をECと一元管理する「LOCOPOS」サービス開始
  • 2017年8月ユーザーニーズに対応しながら物流業界の課題を配送会社とともに解決していく配送サービスプラン「ファーストクラス便」「急ぎません。便」を導入
  • 2018年3月「LOCONDO.jp」Androidアプリ リリース
  • 2018年10月M&AMisuzu & Co.株式会社を子会社化
  • 2019年3月M&A株式会社モバコレを子会社化
  • 2019年6月M&A株式会社モバコレを吸収合併

2020年代

  • 2020年3月M&AMisuzu & Co.株式会社を吸収合併
  • 2020年4月D2Cブランドの取扱いを開始
  • 2020年5月千葉県八千代市に物流拠点「ロコポート」を移転
  • 2020年7月M&A株式会社Fashionwalkerを子会社化
  • 2020年9月M&A株式会社Fashionwalkerを吸収合併し、「FASHIONWALKER」の運営を開始
  • 2021年7月M&A株式会社フェアプレイを子会社化
  • 2021年9月M&A株式会社フェアプレイを吸収合併し、「SPORTS WEB SHOPPERS」の運営を開始
  • 2022年1月株式会社デファクトスタンダードが運営するファッション通販サイト wajaを吸収分割
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2022年6月創業RBKJ株式会社を設立
  • 2022年10月RBKJ株式会社が、アディダス ジャパン株式会社より日本国内のリーボック事業の一部を譲り受け
  • 2023年6月商号変更ジェイドグループ株式会社に商号変更
  • 2024年1月M&ATCB株式会社の株式取得
  • 2024年2月M&Aブランデリ株式会社を子会社化
  • 2024年3月M&Aマガシーク株式会社を子会社化
  • 2024年3月M&A株式会社FASCINATEを子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    全国的な知名度の向上

    テレビやオンライン広告など各種媒体を通じて、「自宅で試着、気軽に返品」のサービスコンセプトを認知させる広告宣伝やプロモーション活動を強化する。

  2. 02

    システム及び物流機能の強化

    アクセス増加に対応したサーバー管理や負荷分散、倉庫面積拡大、スタッフ採用、システム化・機械化投資により、安定した事業運営と商品取扱高増加に対応する。

  3. 03

    オムニ戦略基盤の強化

    リアル店舗とEC間の在庫一元化、売上・会員情報の一元化をワンストップ型で実現するため、基幹システムや卸事業領域をカバーする新規開発や機能改修に取り組む。また、提携企業へのプラットフォーム導入を促進し成功事例を早期に構築する。

  4. 04

    商品展開の強化

    競合激化の中、靴や鞄に加え衣料品まで含めたユーザーのトータルコーディネートニーズを満たすため、サービスコンセプトやオムニ戦略、ブランド関係を活用して幅広い品揃えを実現する。

  5. 05

    優秀な人材の確保と組織力・オペレーション強化

    継続的な採用活動と適正な人事評価、職位・職務に応じた研修により優秀な人材を確保・育成する。また業務の標準化やコンプライアンス徹底により、オペレーションの品質向上と効率改善を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で336人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は529万円で、9期前と比べて+24.1%平均年齢は36.9歳、平均勤続年数は4.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月67
2018年2月80
2019年2月157
2020年2月42633.64.4120
2021年2月46133.14.8123
2022年2月43632.94.6135
2023年2月43334.34.3155
2024年2月50235.95.0163
2025年2月53236.25.0241622
2026年2月52936.94.9336714

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率50.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 9 / 海外 1、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
物流倉庫 — 国内685百万円
物流請負業(3PL)、倉庫賃貸業
本社他 — 東京都渋谷区499百万円
靴を中心としたファッション関連商品等の販売、企画、仕入事業
本社 — 東京都 渋谷区230百万円
インターネットでの婦人・紳士服の販売
ロコポート — 千葉県八千代市227百万円
靴を中心としたファッション関連商品等の販売、企画、仕入事業
物流倉庫 — 国内87百万円
インターネットでの婦人・紳士服の販売
店舗 — 国内78百万円
小売業
本社 — 岡山県 岡山市59百万円
インター ネットで の革製品 の販売
店舗 — 国内47百万円
シューズ、衣料品、スポーツ用 品、日用雑貨等の輸入販売業
店舗 — 国内36百万円
紳士服・婦人服・雑貨の販売
本社 — 大阪市中央区19百万円
紳士服・婦人服・雑貨の販売
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    RBKJ株式会社(注)
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 国内
    マガシーク株式会社(注)
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権81.0%
  • 国内
    ANBUR LEAGUE 株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社FASCINATE (注)
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ブルーシンシア(注)
    岡山県岡山市 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    ARIGATO株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ロイヤル(注)
    愛知県名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ロイヤルロジスティクス(注)
    愛知県名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    広州東品文化発展有限公司
    中国広東省広州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    TCB株式会社
    岡山県倉敷市 · 持分法適用会社
    議決権35.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は194億円営業利益24億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.0%、利益が+60.0%。

売上高
+1.0%
194億円
営業利益
+60.0%
24億円
純利益
+166.7%
16億円
営業利益率
12.4%
前期比 +4.6%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高250億円194億円
営業利益25億円24億円
純利益16億円
1株あたり配当¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は57億円、営業利益は9億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+21.3%、営業利益は+80.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q34514.73
2024年2Q3239.42
2024年3Q36822.24
2024年4Q321
2025年1Q47510.63
2025年2Q4800.0−3
2025年4Q971010.36
2026年2Q891011.26
2026年4Q1051413.310
2027年1Q57915.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は19億円から194億円へ10.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.4%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月19−6−6
2014年2月11−5−5
2015年2月17−6−6
2016年2月22−2−2
東京証券取引所マザーズ市場上場
2017年2月2923
Misuzu & Co.株式会社を子会社化
2018年2月4032
株式会社モバコレを子会社化
2019年2月67−9−5
Misuzu & Co.株式会社を吸収合併
2020年2月86−1−3
株式会社フェアプレイを子会社化
2021年2月1031413
RBKJ株式会社を設立
2022年2月9996
ジェイドグループ株式会社に商号変更
2023年2月1051013
TCB株式会社の株式取得
2024年2月1341710
2025年2月19215167.86
2026年2月194242612.416

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高194億円のうち、営業利益として残るのは24億円12.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金21.6%42億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.0%128億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.4%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
78.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.7pt
12.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.8pt
8.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+15.6pt
24.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年2月期は営業CFが18億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は29億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年2月−5−15−61
2016年2月−3−113−410
2017年2月0−22−29
2018年2月3−118229
2019年2月−12−111−1327
2020年2月1−5−6−417
2021年2月21−6−51528
2022年2月12−5−2733
2023年2月14−165−236
2024年2月8−369−2818
2025年2月2913−314230
2026年2月18−14−5429

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は156億円。このうち返さなくてよい自己資本が86億円で、自己資本比率は48.2%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月5−16
2014年2月5054.7
2015年2月6−17
2016年2月1710758.2
2017年2月2213958.3
2018年2月4435978.3
2019年2月55312456.2
2020年2月49311862.5
2021年2月70442662.2
2022年2月70482268.1
2023年2月100594158.9
2024年2月118645452.9
2025年2月121645745.2
2026年2月156867048.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
29億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
59億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
70億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中230位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
24.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,780で、1年前と比べて+22.0%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥1,780-2.7%1ヶ月+5.6%1年+22.0%時価総額204億円
過去52週の値幅
安値¥1,243高値¥2,329

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.7倍
PBR2.37倍
配当利回り1.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月10日の1582円から調整後、7月22日には1670円。7月16日に1677円の高値をつけ、出来高375,000株と急増。25日線(1592円)を上回っており、短期的に上昇。75日線(1778円)が上値抵抗。200日線(1620円)は突破。RSIは73.4と買われ過ぎ圏に接近。週足では戻り高値更新中。52週高値(2329円)からはまだ乖離。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが11.02倍と同業界平均の41.17倍を大幅に下回り、割安。PBRも2.30倍と平均2.91倍を下回る。ROEは24.2%と高いが、配当利回りは0%と無配。業績は増収増益傾向にあり、成長余地はあるが、株主還元が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.7倍39.6倍
PBR2.37倍2.44倍
ROE24.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

リユース市場の拡大を背景に高成長を続けるが、成長持続性が最大の論点。強気派は、消費者の節約志向・サステナブル意識の高まりを追い風に、出店拡大とEC強化で成長が続くとする。弱気派は、競合増加による買取価格競争や、景気悪化による買取量減少を懸念。PER11倍と適正水準だが、高い成長期待が織り込まれているかが評価の分かれ目。

プラスに働く材料7
  • リユース市場の拡大

    節約志向とサステナブル消費が追い風、市場は年率10%成長

  • 収益性改善の明確な見通し

    営業利益率が7.8%→12.4%へ大幅改善予想

  • 高ROEによる資本効率

    ROE24.2%と効率的な事業運営を裏付け

  • 急改善する営業利益率2027年2月期影響

    営業利益率12.37%、前年比+4.6pt。コスト削減効果継続

  • 新規出店による売上拡大2027年2月期影響

    売上高194億円、店舗増加で更なる成長期待

  • 株主還元策の開始期待次回決算影響

    無配継続、利益成長で配当可能。ROE24.2%

  • PER11倍、割安感継続影響

    成長株としてPER11倍は割安、上方修正余地

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    リユース業界の参入増で買取価格競争が激化

  • 景気後退リスク

    消費者の買取行動が減少し、在庫調達に支障

  • 成長の減速リスク

    既存店売上高の伸びが鈍化すれば高成長期待が剥落

  • 利益変動大きい収益構造通年影響

    純利益16億円、前年比+167%も前期は-40%。不安定

  • 競争激化による値下げ圧力継続影響

    小売業、競合の値下げで粗利低下、営業利益率低下リスク

  • 個人消費減退リスク2026年下期影響

    インフレで消費弱含み、売上高5%減の可能性

  • 株価急騰後の調整リスク短期影響

    年初来+20.7%、過熱感、利益確定売りで下落

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
既存店の成長力を測り、出店効果と区別する指標
買取単価と販売単価の差
粗利率の良否を左右し、競争環境を反映
EC売上比率
ECチャネルの成長性と収益貢献度を評価

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+200.0%いまの株価に対する利回りは1.69%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
1.69%
いまの株価に対して
配当性向
33.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年2月108.8
2026年2月30200.033.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ4,353人。区分でいちばん多いのは個人・その他70.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.1%を占め、残る91.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他60.758.254.952.965.370.1
証券会社12.15.37.216.011.911.1
外国法人19.327.129.526.716.810.7
自己株式1.01.83.16.314.29.8
事業法人5.85.65.53.15.47.2
金融機関2.13.83.01.20.40.9
外国人個人0.00.10.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01田中 裕輔8.85
02BBH CO FOR ARCUS JAPAN VALUE FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)4.35
03上田八木短資株式会社4.11
04吉岡 裕之3.93
05時津 昭彦3.75
06楽天証券株式会社共有口2.62
07株式会社SHINDO1.84
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.44
09MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.11
10大和証券株式会社1.01

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+101%、1株純資産は10期で+383%。直近期のROEは24.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−20,305
2014年2月−17,270
2015年2月−1,060
2016年2月−350
2017年2月9115026.5
2018年2月163187.474.2
2019年2月−42280
2020年2月−23272
2021年2月11038433.618.58.8
2022年2月5342112.717.8
2023年2月11252721.48.9
2024年2月9257916.623.0
2025年2月555569.725.1
2026年2月15572624.211.033.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/2期の役員報酬は総額128百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中裕輔代表取締役社長451,016,000
髙志成俊取締役5350,000
鈴木智也取締役(監査等委員)499,000
廣田聡取締役(監査等委員)49
落合敦子取締役(監査等委員)51
大塚則子50

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)251324012261
監査等委員3662

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,267字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、「HAPPY FOR ALL」という経営理念の下、「自宅で試着、気軽に返品」できる、靴とファッションの通販サイト、「LOCONDO.jp」を軸とする「ECモール事業」、また、ECモール事業で構築したIT・物流インフラ等を共有・活用した「プラットフォーム事業」を運営しております。また、それぞれの事業に関連した、プラットフォーム事業を活用して店舗も含めたブランド運営を行う「ブランド事業」を展開しております。 当社グループは、靴を中心としたファッション関連商品等の販売、企画、仕入事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 各サービス区分の主な内容は以下のとおりであります。 (1)ECモール事業について ECモール事業は、一般消費者であるユーザーが、当社グループが運営するショッピングモールサイト「LOCONDO.jp」、「MAGASEEK」、「dfashion」、「FASHIONWALKER」、「SPORTS WEB SHOPPERS」及び「waja bazar」、「Brandeli」、楽天株式会社が運営するショッピングモールサイト「楽天市場」及びヤフー株式会社が運営するショッピングモールサイト「Yahoo!ショッピング」等の他社モールにて展開する「LOCOMALL」を通じて各ブランドの商品を購入できるサービスであります。 なお、ユーザーに対して、一部の例外はありますが、「即日出荷」、「送料実質無料」、「サイズ交換無料」、「返品送料無料」のサービスを提供しております。 ECモール事業は、その仕入形態に応じて、受託型と買取型に分類されます。 (a)受託型 受託型は、各ブランドがテナント方式で出店を行い、出店後の運営管理を当社が行うサービスであり、各ブランドの店舗に掲載する商品を当社グループの物流拠点に受託在庫として預かり、販売を行っております。なお、一部のブランドにつきましては、当社グループの物流拠点に在庫を置かず、各ブランドの物流拠点に在庫を置いたまま、各ブランドと当社グループ間で在庫データを共有し、商材が販売される度に、当社グループの物流拠点に商材を取り寄せる「受発注形式」をとっております。 買取型との主な違いは、各店舗の基本的なマーチャンダイジング(※)をテナント側が実施すること、また、受託販売形式であるため当社グループが在庫リスクを負担しないことであり、ユーザーから返品があった場合も当該商品は各ブランドに返品されます。 当サービスに係る売上高につきましては、販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。 ※マーチャンダイジング:商品の販売時期や価格などを検討・決定する事。 (b)買取型 買取型は、当社グループが各ブランドからファッション商材等の商品を仕入れ、自社在庫を持つことで当社グループが在庫リスクを負担し販売を行うセレクトショップ型事業であります。 当サービスに係る売上高につきましては、商品の販売価格により計上しております。 なお、販売形態による分類はありますが、取扱高管理や販売促進施策等は販売形態による区別をしていないため、ECモール事業としてまとめております。 また上記に加え、ECモール事業においては当社グループの集客力、ブランド力、出版社等の外部メディアとのネットワークを活用し、当社グループECモールに出店している各ブランドのブランディングを支援しております。 一例としまして、当社グループとパートナーシップを締結している各ブランドバナー広告を、当社グループのメインターゲット層である都心部の30代後半から40代の女性に合わせた出版社発行のファッション雑誌の発売と同時に当社グループECモールに掲載し、そのリンク先に特集を組んだブランドページを特設することによって、ECモール事業とのシナジー効果を生み出していると考えております。当サービスに係る売上高につきましては、各ブランドの広告掲載料を計上しております。 さらに、ギフトラッピング等のサービス手数料収入、ユーザーへ配送する商品に同梱するチラシの広告掲載手数料収入につきましても、ECモール事業に係る売上高として計上しております。 (2)プラットフォーム事業について プラットフォーム事業は現在、大きく4つのサービスにて運営されております。 1つ目のサービス、ブランドの自社公式EC支援「BOEM(Brand’s Official E-commerce Management)」/ECS(EC solution)」は、「LOCONDO.jp」等の運営のために構築しているECシステムや物流インフラ等のプラットフォームを共有・活用し、各ブランドが独自に運営するECサイトのシステム開発やデザイン制作等のウェブサイト構築だけでなく、物流請負、顧客応対請負、マーケティング請負等、必要に応じて各種物流関連業務を支援するものであります。 当サービスに係る売上高につきましては、ECモール事業の受託型と同様に販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。さらに、システム追加構築やマーケティング請負などに係るサービス手数料収入も売上高に計上しております。 なお、商品情報や在庫情報については、「LOCONDO.jp」、「MAGASEEK」、「dfashion」、「FASHIONWALKER」、「LOCOMALL 楽天店」、「LOCOMALL Yahoo!ショッピング店」と同期しているため、「LOCONDO.jp」で販売開始した商品は「LOCOMALL」や「BOEM/ECS」でも販売が開始される、いわゆる「(店舗間での)在庫シェアリング」が可能な体制となっております。 また、「LOCONDO.jp」等の販売強化のために行った、ECシステムや物流インフラ等のプラットフォームの新規機能の追加等は、プラットフォームをシェアリングしている「BOEM/ECS」にも自動的に反映される体制にもなっております。 2つ目のサービスとしては、物流倉庫業務を一括受託する、「e-3PL(3rd Party Logistics)」サービスを営んでおります。 当社グループのプラットフォームを共有・活用し、各ブランドの在庫を「各ブランドの自社公式EC + リアル店舗の在庫」として当社グループが保管し、各ブランドの自社公式ECサイトの出荷だけでなく、各ブランドのリアル店舗や他社が運営するECサイトへの出荷業務を担います。本サービスを導入することにより、各ブランドは物流倉庫を持たずに事業運営が可能となり、大幅なコスト削減ができるだけでなく、各ブランドが保有する全ての在庫をオンラインで販売することができるため、ブランド全体の在庫回転率を向上させることが期待できます。 さらに、当社グループはリアル店舗や他社が運営するECサイトの倉庫への出荷に対しても、ECモール事業と同水準のサービス「即日出荷(一部例外あり)」で対応するため、店舗への商品補充のスピードが向上することが期待されます。 当サービスに係る売上高につきましては、出荷業務に対する手数料に加えて商品保管料やシステム利用料等の月額固定収入を受託手数料として計上しております。 3つ目のサービスとしまして、当社グループのプラットフォームを利用した「LOCOCHOC」サービスを提供しております。 「LOCOCHOC」は、「LOCONDO.jp」等に出店しているブランドや小売店を対象に、各ブランド等のリアル店舗において欠品が生じた場合、ないしは、店舗に並んでいない商品をユーザーが要望する場合、店舗で注文を受け付けて、店舗でお支払いを済ませ、当社の物流倉庫からユーザーの自宅又はリアル店舗に「LOCONDO.jp」と同水準のサービス「即日出荷(一部例外あり)」で直送することが可能なサービスです。 4つ目のサービスとしまして、店舗の売上、在庫をECサイトと一元的に管理する「LOCOPOS」サービスを提供しております。 「LOCOPOS」はタブレットやスマホを使って店舗のPOSレジとして利用できるだけでなく、売上情報、在庫情報、顧客情報等をECサイトと一元的に管理できるのが特徴で、ファッション業界において重要とされているオムニ戦略を容易に実現できるツールとして提供しております。 当サービスに係る売上高につきましては、提供したサービスに対する手数料に加えてシステム利用料等の月額固定収入を受託手数料として計上しております。 (3)ECモール事業とプラットフォーム事業の相互補完性について ECモール事業とプラットフォーム事業はそれぞれ独立しておらず、相互補完的な関係となっております。 「LOCONDO.jp」においてユーザー満足度の向上、及び売上・利益の向上のため、ECシステムや物流インフラ等のプラットフォームの改善は常々、行っております。そしてこれらの改善内容は、「LOCONDO.jp」とプラットフォームシェアリングを行っているプラットフォーム事業、特に「BOEM/ECS」に対しては自動的に新機能がアップデートされる体制を構築しており、ECモール事業の強化がプラットフォーム事業の強化につながっております。 また、在庫管理シェアリングの観点からは、当社倉庫に商品を完全集約する「e-3PL」はもちろん、「BOEM/ECS」導入によるECモール事業との在庫共通化、「LOCOCHOC」導入によるECモール事業と店舗補充在庫との共通化により、ECモール事業でもこれらの商品が販売可能となり、プラットフォーム事業の強化がECモール事業の強化につながっております。 (4)ブランド事業について ブランド事業は、ECモール事業及びプラットフォーム事業のインフラを活用し、自社でブランド運営を行う事業であります。現在の主な取扱ブランドは「Reebok」、「FASCINATE」、「MANGO」、「ブルーシンシア」、「ロイヤル」などであり、ECモール事業において差別化商品を展開するだけでなく、ブランド事業において当社の提供するプラットフォームサービスのベストプラクティスを構築していくことで、プラットフォーム事業の強化を図っております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,404字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (会社の経営方針) 当社グループは、「HAPPY FOR ALL」という経営理念の下、お客様及び取引先企業へ革新的かつ満足度の高いサービスを提供するとともに、企業価値を向上させていくことを経営の基本方針としております。 (目標とする経営指標) 目標とする経営指標として、商品取扱高(返品後)を重視しております。 なお、当連結会計年度における商品取扱高(返品後)は43,871,190千円となりました。 (中長期的な会社の経営戦略) 当社グループの経営理念である「HAPPY FOR ALL」を実現するため、現状においては、ECモール事業と、ECモール事業で構築したIT・物流インフラ等を活用したプラットフォーム事業の2つ、及びそれぞれの事業に関連したブランド事業を運営しております。ECモール事業においては靴とファッションを中心に取り扱っておりますが、日本国内の衣料・服装雑貨等のEC化率は23.4%(令和6年度、経済産業省「電子商取引に関する市場調査」より)と、諸外国と比較しても低い水準にあると認識しており、当社グループの認知度向上を通した当該EC化率の拡大を目指してまいります。 また、M&A等による新規・既存事業投資を積極的に行い、企業価値の向上を目指してまいります。 (対処すべき課題) 当社グループを取り巻く事業環境は、ファッションEC市場規模は拡大する一方で、大手事業会社による当分野への市場参入及び事業強化により、競争の厳しい状況が続くものと予想されます。このような状況下におきまして、当社グループの掲げる経営理念である「HAPPY FOR ALL」を実現させるべく、以下の課題に取り組んで参ります。 (1)全国的な知名度の向上 オンライン広告の他、テレビを含む各種媒体を通じ、当社グループの知名度の浸透を図って参りましたが、今後の事業拡大及び競合企業との差別化を図るにあたり、当社グループのサービスの要諦である「自宅で試着、気軽に返品」サービスコンセプトをより一層、認知させていくことが重要であると認識しております。今後におきましても、引き続き費用対効果を慎重に検討した上で、当社グループのサービス内容まで含めて伝わるような広告宣伝やプロモーション活動を強化して参ります。 (2)システム及び物流機能の強化 当社グループの主要事業はインターネット上にてサービス提供を行っていることから、安定した事業運営を行うにあたっては、アクセス数の増加等を考慮したサーバー管理や負荷分散が重要となります。また、商品取扱高の増加に合わせて、倉庫面積の拡大や倉庫スタッフの採用、及びシステム化や機械化などの投資を通じた物流機能の強化が重要であると認識しております。今後におきましては、引き続きシステムの安定性確保及び効率化、物流機能の強化に取り組んで参ります。 (3)オムニ戦略基盤の強化 当社グループは、オムニ戦略の要諦とは、リアル店舗及びEC間での「在庫の一元化」及び「売上・会員情報の一元化」であると認識しております。EC在庫を複数のEC、及びリアル店舗で同時販売する「在庫の一元化(在庫シェアリング)」及び「リアル店舗在庫を複数のECで同時販売する「在庫の一元化」や、リアル店舗とEC間での「売上・会員情報の一元化」を実現するサービス」は当社グループが提供しているプラットフォームサービスによって実績も増えて来ております。今後さらなる完全な在庫の一元化及び売上・会員情報の一元化を「ワンストップ型」で実現するためには、現在のサービスラインアップに加えて基幹システムや卸事業等の領域もカバーする必要があると考えており、引き続き、オムニ戦略基盤の強化に向けた新規開発や機能改修に取り組んで参ります。また、利用企業数を大きく増やすにあたって、提携企業に対して当社が提供するプラットフォームサービスを積極的に導入し「オムニ戦略基盤のベストプラクティス(成功事例)」を早期に構築するための様々な問題解決も引き続き取り組んで参ります。 (4)商品展開の強化 インターネットによるファッションEC市場は、今後もさらに拡大していくことが見込まれると同時に、その競合環境はより一層激しさを増すものと予想されます。そのなかで、当社グループが更なる事業拡大を実現するためにはこれまでの主要商品である靴や鞄以外に衣料品まで含めたユーザーのトータル・コーディネートに対するニーズを満たしていくことが重要であると認識しております。当社グループにおける衣料品のカテゴリ割合はまだ低いものの、「自宅で試着、気軽に返品」サービスコンセプトやオムニ戦略基軸、及びこれまでに構築してきた各ブランドとの関係を活用する等によって、幅広い品揃えを実現できるよう、努めて参ります。 (5)優秀な人材の確保と組織力、オペレーションの強化 今後の事業拡大及び収益基盤の確立にあたり、優秀な人材の確保及びその定着を図ることは引き続き重要であると考えております。そのため、当社グループは継続的に採用活動を行うとともに、適正な人事評価を行い、優秀な人材の確保に努めて参ります。また、社員の職位、職務に応じた適切な研修を行い、人材の教育・育成を進めていく方針であります。 さらに今後の事業拡大にあたり、各種のオペレーションにおいては業務の標準化が継続的な成長を左右するものと考えております。このためコンプライアンスの徹底はもちろんのこと、様々な統制活動を通じ、オペレーションの品質向上及び業務効率の改善を進めて参ります。
事業等のリスク5,108字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した当社の事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性がある事項及びその他の投資者の判断に影響を及ぼすと考えられる事項には、以下のようなものがあります。 また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載がない限り、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)インターネット関連市場について 当社グループはインターネットを介して商品を販売するECモール事業を主力としており、ブロードバンド環境の普及によりインターネット関連市場が今後も拡大していくことが事業展開の基本条件であると考えております。 しかしながら、新たな法的規制の導入、技術革新の遅れ、利用料金の改訂を含む通信事業者の動向など、予期せぬ要因によりインターネット関連市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)競合優位性について 当社グループはインターネット通信販売事業者として、単なる商品の流通を行うだけなく、サイトの利便性を高め、また各ブランドと良好な関係を保ちつつ、次のような特徴あるサービスを提供することによって、競合優位性を有していると考えておりますが、インターネット関連市場の拡大に伴い、インターネット通信販売事業者の増加、各ブランド自身によるインターネット販売への展開、競合他社による新たな付加価値サービスの提供等がなされた場合、当社グループの競争力が低下する可能性があります。また、これらの競合他社との間に価格競争が生じた場合や、配送費用や人件費が高騰した場合には、当社グループの収益力が低下する可能性があります。 ① 「LOCONDO.jp」について a)即日出荷便の送料実質無料・サイズ交換無料・返品送料無料 通販サイトでは「試着できない」というユーザーの心理的バリアを払拭するため、ユーザーに対して、一部の例外はありますが、送料実質無料・サイズ交換無料・返品送料無料サービス(一部、条件あり)を提供しております。 b)靴を中心とした品揃え 創業当初よりファッションアイテムの中でも、特に、試着しないと購入しにくいと考えられる「靴」を中心に商品を販売しており、「自宅で試着、気軽に返品」サービスの提供が可能な体制を構築しております。 c)コンシェルジュサービス ユーザーからの問い合わせは、充実した社内研修やシューフィッターによる教育を受けた正社員のコンシェルジュが迅速に対応しています。 ② プラットフォームサービスについて a)各ブランドの様々なニーズ対応 担当バイヤー(アカウントマネージャー)が各ブランドの様々なニーズを丁寧にヒアリングし、当社グループの物流スタッフやITエンジニア、WEBデザイナーの力を組み合わせることで、ブランド自社公式ECのデザインカスタマイズや機能改修はもちろん、物流委託業務にあたっても様々なニーズに対応することができます。 b)追加コストの削減 「LOCONDO.jp」の在庫や商品画像、商品データと共通化することで、原則、すべてのプラットフォームサービスの導入において、倉庫保管費用や入荷作業、商品撮影・システム開発等の追加コストをかけることなく運営が可能となり、各ブランドのシステム開発コスト、業務運営費用を削減する効果が期待できます。 c)高スピード すべてのプラットフォームサービスを拡張性のある仕様としており、各種サービスの申込から利用開始までの納期を短縮することができます。また、配送に関してはロコポートが一括受託することで、自社公式ECや店舗出荷に関しても、最短、即日出荷(土日を含む)が可能です。 (3)返品について 当社グループは「HAPPY FOR ALL」という経営理念の下、「自宅で試着、気軽に返品」の靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」の運営を主たる事業としており、原則として全ての返品を受け付けております。返品自由のサービスレベルを下げる事なく、返品フローの見直しや、返品率の低い「LOCOMALL」での販売をミックスすることで、売上高に占める返品コストを一定水準以下に保つように種々の施策をしておりますが、返品が当社グループの予想を超えて大きく発生した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)システムトラブルについて 当社グループはインターネット通販サイトの運営を主たる業務としており、事業の安定的な運用のためのシステム強化及びセキュリティ対策を行っております。しかしながら、地震、火災等の自然災害、事故、停電など予期せぬ事象の発生によって、当社グループ設備又は通信ネットワークに障害が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)物流機能について 当社グループは、商品取扱高の増加に応じて、倉庫・スタッフ等の拡充を行っておりますが、これらを適時に行えなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、物流拠点を設置している地域において、地震、台風等の自然災害が発生したことにより物流拠点が被害を受けた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)流行及び季節要因について 当社グループは、5,000ブランド以上の幅広い靴・アパレル等の商材を取り扱っておりますが、これらの商材は、冷夏暖冬といった天候不順に加え台風等の予測できない気象状況の変化によって販売の動向が影響を受ける可能性があります。当社グループは、気象状況の変化などを検討し販売施策などを行っておりますが、予測できない気象状況の変化などによっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)在庫リスクについて 当社グループは、一部の商材については、自らの仕入を行い自社在庫として保有したうえで販売を行う買取型の仕入形態をとっております。これらの仕入れを行う際は、市場の流行・顧客の嗜好を考慮しておりますが、買取型の比率が増加し、市場の流行・顧客の嗜好の変化により、商品の販売状況が当社グループの想定していたものと大きく異なる結果、棚卸資産の評価減を実施することとなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)特定人物への依存について 当社グループの創業メンバーである代表取締役社長田中裕輔は、当社事業に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定など、当社グループの事業活動全般において極めて重要な役割を果たしております。当社グループでは同氏に過度に依存しないよう、経営幹部役職者の拡充、育成及び権限委譲による分業体制の構築などにより、経営組織の強化に取り組んでおりますが、何らかの理由により同氏による業務執行が困難となった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材の確保について 当社グループは今後の事業拡大及び収益基盤の確立のためには、優秀な人材の確保及び育成することが不可欠と認識しており積極的な採用活動を行っておりますが、今後において当社が求める人材を十分に確保できなかった場合には、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 (10)特定の業務委託に対する依存度の高さについて 当社グループは商品購入者からの販売代金の回収業務について、特定の第三者に委託しております。当事業年度末現在において当該回収委託業者との間に問題は生じておりませんが、今後において取引条件等の変更等があった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)法的規制について 当社グループ事業は、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「製造物責任法」、「不正競争防止法」、「個人情報の保護に関する法律」等による規制を受けております。当社グループは、社内の管理体制の構築等によりこれら法令を遵守する体制を整備しておりますが、これらの法令に違反する行為が行われた場合、法令の改正又は新たな法令の制定が行われた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)知的財産権について 当社グループは、運営するサイト名称について商標登録を行っており、今後もインターネット上で新たなサービスを展開する際にも、関連する商標登録を行っていく方針です。また当社グループが運営するインターネットサイト上で販売する商品及び掲載する画像については第三者の知的財産権を侵害しないように監視・管理を行っておりますが、今後も知的財産権の侵害を理由とする訴訟やクレームが提起されないという保証はなく、そのような事態が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)個人情報について 当社グループ会員等の個人情報については、クレジットカード情報を保持しない等のシステム設計上の配慮は当然ながら、個人情報に関する社内でのアクセス権限の設定や、外部データセンターでの厳重な情報管理等、管理面及び物理的側面からもその取扱いに注意を払っております。また、社内での個人情報保護に関する教育啓蒙を行っており、個人情報保護についての重要性の認識の醸成を行っております。 しかしながら、外部からの不正アクセスや想定していない事態によって個人情報の外部流出が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)訴訟について 当社グループは当事業年度末現在において、重大な訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、当社グループが事業活動を行うなかで、顧客等から当社グループが提供するサービスの不備、個人情報の漏えい等により、訴訟を受けた場合には、当社グループの社会的信用が毀損され事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)配当政策について 当社グループは、株主に対する利益還元と同時に、財務基盤を強固にするとともに競争力を確保し、積極的に事業拡大を図っていくことが重要な経営課題であると認識しております。 今後の配当政策としましては、健全な財務体質の維持及び収益力の強化や事業基盤の整備に備えるための内部留保を勘案したうえで、株主への利益還元の実施を基本方針としております。 (16)事業提携やM&Aについて 当社グループは、競争が激化するファッションEC市場において、既存サービス等との相乗効果が期待できる場合や、新サービスを導入することにより将来的な事業展開につながる可能性があると判断した場合には、事業提携やM&A等について積極的に検討をしていく方針です。しかしながら、事前の調査・検討に不足・見落としがあったり、買収後の市場環境や競争環境の著しい変化があったり、買収した事業が計画通りに展開することができず、投下した資金の回収ができない場合や追加的費用が発生した場合等において、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17)のれんの減損損失について 当社グループは、事業の成長加速のためM&Aを必要に応じて実施しており、その結果としてのれんが発生しております。のれんについては適時、減損テストを行いますが、のれんが十分な将来キャッシュ・フローを生み出さないと判断された場合には、のれんの減損損失を認識する必要性が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (18)為替相場の変動について 当社グループは、仕入の一部を外貨建てで行っております。短期的な為替変動が当社の業績に与える影響は軽微なものであると考えられますが、想定以上の為替変動が生じた場合等には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、為替予約を行うことでリスクの低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)8,138字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度末における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概況は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (財政状態の状況) a.流動資産 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,460,110千円増加し、10,539,472千円となりました。これは主に、関係会社株式の取得及び長期借入金の返済により現金及び預金が58,599千円減少した一方で、売掛金が675,403千円増加したことによるものであります。 b. 固定資産 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,004,288千円増加し、5,046,704千円となりました。これは主に、M&Aにより土地が584,720千円増加、建物及び構築物が256,472千円増加したことによるものであります。 c. 負債合計 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,296,517千円増加し、7,025,409千円となりました。これは主に、受託販売預り金が496,363千円減少した一方で、支払手形及び買掛金が799,940千円増加したことによるものであります。 d. 純資産 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて2,167,882千円増加し、8,560,767千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が1,570,933千円増加、自己株式が692,083千円減少(純資産の増加)したことによるものであります。 (経営成績の状況) (単位:千円) 前連結会計年度 (自 2024年3月1日    至 2025年2月28日)       当連結会計年度 (自 2025年3月1日    至 2026年2月28日)     対前年 増減率 商品取扱高   48,157,658   (100.0%)   43,871,190   (100.0%)   △8.9% 売上高(注)3   19,231,316   (39.9%)   19,441,498   (44.3%)   1.1% 売上総利益   15,174,547   (31.5%)   15,154,133   (34.5%)   △0.1% EBITDA(注)1、2   2,288,746   (4.8%)   3,063,906   (7.0%)   33.9% 営業利益   1,535,039   (3.2%)   2,403,672   (5.5%)   56.6% 経常利益   1,551,117   (3.2%)   2,561,694   (5.8%)   65.2% 親会社株主に帰属する当期純利益   565,050   (1.2%)   1,570,933   (3.6%)   178.0% (注)1.EBITDA=営業利益+減価償却費+のれんの償却額 2.当社グループでは、2020年2月期よりのれんの償却が発生しておりますが、今後とも事業の成長加速のためM&Aを積極的に検討していく方針であり、のれんの償却が増加する可能性があります。この点を考慮し、EBITDAを参考指標として開示しております。 3.ECモール事業の受託型については販売された商品の手数料を、プラットフォーム事業についてはサービスの手数料を売上高として計上しております。 4.( )内は商品取扱高に対する割合を記載しております。 当連結会計年度におけるマクロ経済環境は、長引く物価上昇による消費者心理へのマイナス影響、米国関税政策、中東における地政学的リスクの高まり等、経済の見通し、個人消費の動向に関しましては、依然不透明な状況が続いております。そのような中、当社グループの主たる事業領域であるファッションEC市場に関しては、2024年度は前年比+4.7%、ファッション市場全体に占めるEC割合、いわゆるEC化率も23.4%まで増加し(経済産業省調べ)引き続き成長して行く市場であると見込まれています。またECだけでなく店舗や物流などあらゆる領域をデジタル化して効率化していくDX(デジタルトランスフォーメーション)需要も年々増加し、流通小売市場における国内DX投資額は2020年から30年までの10年間で5.6倍と大幅に増えて行く事が見込まれています(富士キメラ総研調べ)。 このような環境下、当社グループはECモール事業、プラットフォーム(DX)事業、ブランド事業という相互補完的かつ各々が競争優位性を有する3つの事業を展開しております。 ECモール事業における主軸のサービス「靴を買うならロコンド」でおなじみのLOCONDO.jpではウェブ広告等を通じた認知度向上とブランド数や品揃えの充実という需要供給両面での向上に引き続き努めて参りました。加えて当社グループは様々な消費者ニーズを捉えるためM&Aを通じた、多モール展開戦略を実行しておりますが、前連結会計年度より新たにMAGASEEK、d fashionが加わったことで、現在は、若年層アパレルのFASHION WALKER、サッカー専門店のSWS、海外バイヤーの販売プラットフォームであるwaja、アウトレットモールのBRANDELIも含め、合計7つのECモールを展開しております。これらのウェブサイトは全て異なるものの、その裏側であるITインフラや物流インフラは全て一元化されているため、複数のモールを効率的に運営できるのが当社グループの強みになります。なお、d fashionに関しましても、今年度上半期中にITインフラの一元化を完了いたしました。 プラットフォーム(DX)事業においては、自社公式EC運営(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗POSレジ(LOCOPOS)、店舗欠品フォロー(LOCOCHOC)、基幹システム(LoCORE)など、ファッション業界において必要とされるITインフラと物流インフラを全て有しているため一括受託(ALL-IN-ONE)が可能である事、またe-3PLにおきましては他のEC企業ではどこも対応できていない百貨店や卸への出荷も全て対応できる事が当社グループの強みになります。さらにECモール事業における新機能がシームレスにBOEM、LOCOPOS、LOCOCHOCなどに展開される体制を敷いているため、利用企業様については低コストで最新鋭の技術を享受頂ける事も本プラットフォームサービスの強みになっております。こちらもマガシークの連結子会社化に伴い、同社のECS事業(自社公式EC運営、BOEMと同義)が加わったことで、取引ブランド層の厚みを拡張することができました。マガシークのECSをジェイドグループのシステムのBOEMへ移行・統合させて行く計画も順次、進行中で、本年度中にはほとんどが完了、一部お取引先様を残すのみとなりました。 ブランド事業においては、2020年以降、様々なインフルエンサーとコラボレーションブランド企画を展開し、売上増とジェイドグループの認知度向上の2つを実現しながらインフルエンサーマーケティングノウハウを蓄積して参りました。さらに、2022年度からは伊藤忠商事株式会社との新設子会社であるRBKJ株式会社(出資比率はジェイドグループ66%、伊藤忠商事34%)を通じてグローバルスポーツブランドのReebok国内販売権を獲得し、ReebokのEC、直営店舗、卸事業を展開して参りました。Reebok事業の展開に際しては、弊社のプラットフォーム事業の活用を軸とするPMI(Post Merger Integration: 買収後の統合)をスピーディに実行する事でスムーズな事業立ち上げを実現するとともに、ECモール事業で培ったマーケティングノウハウを活用する事でブランドの更なる知名度向上を実現してまいりました。 さらに新たなブランド事業として前連結会計年度にはFASCINATEと持分法子会社のTCBが、当連結会計年度にはブルーシンシアとマルタミ(FASCINATEと統合)が加わりました。このようなブランドのM&Aを推進し、同時にブランドの独立性とグループ融合を両立させる事を目的とし、中間持ち株会社「ANBUR LEAGUE株式会社(アンバーリーグ)」を設立いたしました。現在、ANBUR LEAGUEに所属する会社はFASCINATE、TCB、ブルーシンシアの3社になりますが、今後も拡大を目指して参ります。また、第4四半期にはロイヤルが新たなグループ企業として加わり、早速統合効果を実現しております。まさに、この統合効果のスピード実現が当社グループの強みであり、今後もこの強みを生かしたノンオーガニック成長の取り込みと、グループシナジーの実現によるオーガニック成長の同時実現を目指してまいります。 これらの結果、当連結会計年度においてはM&A効果もあり、商品取扱高は43,871,190千円(前年同期比8.9%減)、売上高は19,441,498千円(前年同期比1.1%増)となりました。売上総利益は15,154,133千円(前年同期比0.1%減)となりました。取扱高の減少は、主にマガシークのECS取引の解約による減少によるものです。販売管理費は、M&A及びロコポートⅠの稼働開始に伴う増加があったものの、物流フローの効率化やウェブ広告の効率化、各種手数料の引き下げ、本社・倉庫の集約を中心とした組織運営の効率化によって12,750,461千円(前年同期比6.5%減)となりました。 これらの結果、EBITDAは3,063,906千円(前年同期比33.9%増)、営業利益は2,403,672千円(前年同期比56.6%増)、経常利益は2,561,694千円(前年同期比65.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は昨年計上した特別損失が減少したことも加わり、1,570,933千円(前年同期比178.0%増)となりました。 各事業別の業績は以下のとおりであります。 事業別   前連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   取扱高 対前年 増減率 (%)   売上高 対前年 増減率 (%) 取扱高 (百万円)   構成比 (%)   売上 (百万円)   取扱高 (百万円)   構成比 (%)   売上 (百万円) ECモール事業   25,581   50.8   8,374   24,053   52.4   7,675   △6.0   △8.3 うち、自社モール   23,428   46.5   -   22,009   47.9   -   △6.1   - うち、他社モール   2,153   4.3   -   2,044   4.5   -   △5.1   - プラットフォーム事業   18,365   36.4   5,457   13,639   29.7   4,471   △25.7   △18.1 うち、BOEM / ECS   17,348   34.4   -   12,885   28.1   -   △25.7   - うち、e3PL   0   0.0   -   -   -   -   -   - うち、ロコチョク等   1,017   2.0   -   754   1.6   -   △25.9   - ブランド事業   6,453   12.8   6,374   7,793   17.0   7,769   20.8   21.9 うち、REEBOK   5,378   10.7   -   4,364   9.5   -   △18.8   - うち、ANBUR LEAGUE   876   1.7   -   1,781   3.9   -   103.2   - うち、ROYAL   -   -   -   1,427   3.1   -   -   - うち、MANGO他   198   0.4   -   220   0.5   -   11.2   - その他事業   -   -   -   447   1.0   447   -   - 合計   50,401   100.0   20,206   45,934   100.0   20,363   △8.9   0.8 相殺消去   2,243   -   974   2,063   -   922   -   - 相殺後   48,157   -   19,231   43,871   -   19,441   △8.9   1.1 (注)1.当社グループの事業セグメントは、靴を中心としたファッション関連商品等の販売、企画、仕入事業の単一セグメントであるため、セグメント別の販売実績の記載はしておりません。 2.「自社モール」とは、「LOCONDO.jp」「MAGASEEK」「d fashion」「FASHION WALKER」「SWS」「wajabazar」「BRANDELI」の取扱高等になります。 3.「他社モール」とは、「楽天市場」及び「Yahoo!ショッピング」など他社モールにて展開する取扱高等になります。 4.ECモール事業の受託型に係る売上高については、販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。 5.「ANBUR LEAGUE」とは、「FASCINATE」「マルタミ」「ブルーシンシア」の取扱高等になります。 6.従来は「FASCINATE」と表示しておりましたが、当連結会計年度より「ANBUR LEAGUE」に変更しております。 7.当連結会計年度より加わりました「サンキュ!」ビジネスはその他事業に含まれております。 8.当連結会計年度より加わりましたロイヤルロジスティクスの売上はプラットフォーム事業に含まれております。 a.ECモール事業 ECモール事業につきましては、複数ブランドを通販サイト経由で販売する事業で、販売在庫の中には受託型と買取型の2種類があります。一部の海外輸入ブランドや当社が自社開発しているD2Cブランドは買取型に当たります。商品取扱高は商品の販売価格を基に記載しておりますが、売上高は買取型については商品の販売価格を計上し、受託型については販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。「LOCONDO.jp」、「MAGASEEK」、「d fashion」、「FASHIONWALKER」、「SWS」、「waja bazar」、「BRANDELI」の運営、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」など他社モールへの出店を行っており、当連結会計年度においては出店ブランド数は5,049となり、商品取扱高は24,053百万円(前年同期比6.0%減)、売上高は7,675百万円(前年同期比8.3%減)となりました。 b.プラットフォーム事業 プラットフォーム事業につきましては、ブランドの自社公式EC支援(BOEM、ECS)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品及び品揃え補強(LOCOCHOC)の運営等を行っております。「BOEM」「ECS」における支援ブランド数は、当連結会計年度末時点で39ブランドとなりました。これにより、当連結会計年度の商品取扱高は13,639百万円(前年同期比25.7%減)、売上高は4,471百万円(前年同期比18.1%減)となりました。 なお、倉庫受託(3PL)及びマガシークにおける受託業務に関しては、それぞれ、ユーザーへの販売を伴わない商品補充等の出荷も含まれること、現時点においては弊社システムを活用したビジネスではないことから、その出荷額は商品取扱高には含めておりません。 c.ブランド事業 ブランド事業では、当連結会計年度よりマルタミ、ブルーシンシア、ロイヤルが加わり、同3ブランド及び、REEBOK、FASCINATE、MANGOを、EC、店舗、卸売を通じて運営しております。当該事業の当連結会計年度の商品取扱高は7,793百万円(前年同期比20.8%増)、売上高は7,769百万円(前年同期比21.9%増)となりました。 d.その他事業 当連結会計年度より「サンキュ!」ビジネスが加わりました。当該事業の当連結会計年度の商品取扱高(雑誌の販売)は447百万円、売上高(サンキュ!事業全体)は447百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,934,837千円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。 a.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動により得られた資金は1,763,190千円となりました。これは主に棚卸資産の減少84,581千円、税金等調整前当期純利益の計上2,551,694千円によるものであります。 b.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により使用した資金は1,362,848千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出987,546千円によるものであります。 c.財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により使用した資金は489,767千円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出542,280千円によるものであります。 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、ECモール事業における買取型及び店舗・卸等事業における商品の仕入費用及び商品を販売するために投下する広告宣伝費、商品を保管する倉庫の賃借料等の販売費、一般管理費があります。また、設備投資資金需要として倉庫の設備増強及びEC基幹システムへの投資等があります。 加えて、当社グループは、競争が激化するファッションEC市場において、既存サービス等との相乗効果が期待できる場合や、新サービスを導入することにより将来的な事業展開につながる可能性があると判断した場合には、事業提携やM&A等について積極的に検討をしていく方針であり、これらの施策のための資金需要があります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 販売実績については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (2)経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討の内容 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 ②経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、当社グループは「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、市場の動向等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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