概要
銚子丸は、千葉県に本社を置く回転寿司チェーンである。主力業態「すし銚子丸」を中心に、首都圏で93店舗を直営展開する。2026年2月期の売上高は約237億円、純利益は10億円。従業員数は514名。
グルメ回転寿司で差別化を図る事業モデル
銚子丸は「グルメ回転寿司」という独自のポジションを取る。同業他社の低価格回転寿司に対し、より上質な商品とサービスを「お値打ち感」のある価格帯で提供する。単一セグメントである寿司事業のみで構成され、直営店のみの多店舗展開を行う。経営理念は「お客様の感謝と喜び」を頂くこととし、商品力の向上とサービスの充実を軸とする。
首都圏に広がる93店舗のネットワーク
2026年2月末時点の店舗数は93店。千葉県に発祥し、東京、埼玉、神奈川へと拡大した。今後は神奈川県など未展開エリアでの出店を強化する一方、不採算店の退店や好立地へのリロケーションも進める。店舗規模は1987年の「ABC」浦安店(現「すし銚子丸」浦安店)に始まり、2002年に20店、2004年に30店、2007年に50店、2015年に90店と順調に増加。
新業態と海外展開で成長を模索
既存ブランドに加え、2019年には進化型姉妹ブランド「すし銚子丸 雅」、2024年には都市型コンセプト店「鮨Yasuke by 銚子丸」と立ち食い形式「Standing 鮨 Bar Yasuke」を開業。2024年3月にはロイヤルホールディングス、双日との3社合弁で米国法人SUSHI-TEN USA Inc.を設立し、2025年12月にカリフォルニア州で1号店を出店した。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
製品と技術
職人の握る寿司と本まぐろの魅力
銚子丸の商品の中核は、すし職人が一貫ずつ握る寿司である。特に「本まぐろ」は丸ごと一本仕入れにより、希少部位を提供できる点が強み。まぐろ解体ショーを店舗で実施し、活気あるパフォーマンスを演出する。また、「光物」「目利き」にこだわり、新鮮な魚介を市場価格よりお得に提供することを基本方針とする。
メニュー構成とイベント施策
2025年6月にグランドメニューをリニューアル。本まぐろフェアや創業祭などの季節イベントを充実させ、人気ネタをお値打ち価格で提供した。特に「夏の千葉、海の恵み紀行フェア」が好評。2025年11月には71店舗で同時に鮪解体ショーを行い、ギネス世界記録を達成するなど、商品開発とプロモーションを連動させる。
デジタル技術を活用した顧客接点
タッチパネルによるフルオーダーシステムを導入し、集積データを商品施策やサービス改善に活用。自社アプリ「縁アプリ」は約73万人の会員を持ち、顧客属性に応じた販促やダイレクトマーケティングを実施。テーブル決済機能やECアプリも追加し、利便性向上とロイヤルカスタマー化を図る。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
回転寿司チェーン、地域密着で安定
銚子丸は主に首都圏で回転寿司チェーンを展開する小売企業。売上高は2025年2月期174億円(変則決算)と、同業の光フードサービスやトライアルHDと比べ小規模。営業利益率は6%超と比較的高いが、売上はやや減少傾向。地域密着型の運営で固定客を獲得しているが、原材料高や人手不足が課題。拡大には新エリア進出が必要。
強み
- 営業利益率6%超と業界平均以上で、効率的な店舗運営を実現。
- 首都圏に集中出店し、地元顧客からの支持が厚い。
- 鮮度にこだわり、価格以上の価値提供で差別化。
- リピーター率が高く、安定した需要を確保。
課題
- 2025年2月期の売上が前期比で減少し、成長鈍化。
- 魚介類の価格上昇が収益を圧迫し、価格転嫁が難しい。
- 業界全体で人材確保が困難で、人件費上昇が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が銚子丸
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3548バロックジャパンリミテッド | 257億円 | 68.8倍 |
| 2 | 367Aプリモグローバルホールディングス | 254億円 | 12.3倍 |
| 3 | 3179シュッピン | 254億円 | 15.1倍 |
| 4 | 7554幸楽苑 | 249億円 | 19.7倍 |
| 5 | 7638NEW ART HOLDINGS | 244億円 | 10.2倍 |
| 6 | 3075銚子丸 | 238億円 | 20.4倍 |
| 7 | 3178チムニー | 236億円 | 46.7倍 |
| 8 | 7475アルビス | 231億円 | 15.8倍 |
| 9 | 9850グルメ杵屋 | 227億円 | 100.7倍 |
| 10 | 9990サックスバー ホールディングス | 226億円 | 11.5倍 |
| 11 | 9979大庄 | 222億円 | 26.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 30件
玩具店から寿司へ、創業期の事業転換
1977年11月、千葉市誉田町に株式会社オールを設立。当初は玩具店を経営したが、1979年5月に持ち帰り寿司業態の「花すし」八街店を開設し、飲食業に参入。1987年4月には回転寿司業態の第1号店「ABC」浦安店(現「すし銚子丸」浦安店)を開き、以降回転寿司を主力とする。
「すし銚子丸」ブランドの確立とエリア拡大
1998年10月、グルメ回転寿司業態の1号店「すし銚子丸」市川店を開設。2001年10月には東京進出第1号として「すし銚子丸」みずえ店を開き、2005年3月には埼玉県越谷市に進出。同年4月、商号を株式会社銚子丸に変更し、ブランド名と会社名を統一した。
上場とチェーン店舗数50店舗達成
2007年3月、ジャスダック証券取引所に株式上場。同年5月に春日部店で50店舗を達成。2008年には神奈川県相模原市に初進出し、同年7月に60店舗。2010年4月に70店舗を達成し、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。2013年7月の市場統合により東京証券取引所JASDAQスタンダードに移行した。
新ブランド開発と米国市場への挑戦
2019年4月、進化型姉妹ブランド「すし銚子丸 雅」を開設。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2024年3月、インバウンド向け「鮨Yasuke by 銚子丸」と立ち食い「Standing 鮨 Bar Yasuke」を開業。同時期に米国合弁会社を設立し、海外事業を本格化。2026年2月には都心型ハイブリッド店「すし銚子丸 Shinjuku」を新宿に開設した。
年表30件を開く
1970年代
- 1977年11月創業玩具店及び飲食店の経営を目的として、千葉市誉田町三丁目46番地1(現千葉市緑区誉田町三丁目46番地1)に株式会社オールを設立(資本金2,000千円)し、玩具店の経営を行う。(注1)
- 1979年5月持ち帰り寿司業態の第1号店として、千葉県印旛郡(現千葉県八街市)に「花すし」八街店を開設。(注1)
1980年代
- 1981年4月当社の本店を千葉市誉田町一丁目978番地13(現千葉市緑区誉田町一丁目978番地13)に移転
- 1987年4月回転寿司業態の第1号店として、千葉県浦安市に「ABC」浦安店(現「すし銚子丸」浦安店)を開設。(注2)
1990年代
- 1998年10月グルメ回転寿司業態の第1号店として、千葉県市川市に「すし銚子丸」市川店を開設
2000年代
- 2001年10月グルメ回転寿司業態の東京地区第1号店として、東京都江戸川区に「すし銚子丸」みずえ店を開設
- 2002年5月株式会社オールエスとの営業譲渡契約により、「すし銚子丸」蘇我店及び「すし銚子丸」幸町本店の営業を譲り受ける。(注3)
- 2002年6月千葉市中央区に「すし銚子丸」千葉駅前店を開設。(チェーン店舗数20店舗達成)
- 2003年11月株式会社オール・エフとの営業譲渡契約により、「すし銚子丸」幸町本店等の営業を譲渡(注4)
- 2004年2月当社の本店を千葉市美浜区浜田二丁目39番地に移転。
- 2004年2月オール実業株式会社との営業譲渡契約により、同社の営業の全部を譲り受ける。(注5)
- 2004年8月東京都練馬区に「すし銚子丸」光が丘店を開設。(チェーン店舗数30店舗達成)
- 2005年3月グルメ回転寿司業態の埼玉地区第1号店として、埼玉県越谷市に「すし銚子丸」南越谷店を開設。
- 2005年4月商号変更商号を株式会社銚子丸に変更。
- 2005年7月千葉県成田市に「すし銚子丸」成田店を開設(チェーン店舗数40店舗達成)
- 2007年3月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2007年5月埼玉県春日部市に「すし銚子丸」春日部店を開設(チェーン店舗数50店舗達成)
- 2008年4月グルメ回転寿司業態の神奈川地区第1号店として、神奈川県相模原市に「すし銚子丸」西橋本店を開設
- 2008年7月さいたま市南区に「すし銚子丸」南浦和店を開設(チェーン店舗数60店舗達成)
2010年代
- 2010年4月上場千葉県市原市に「すし銚子丸」市原店を開設(チェーン店舗数70店舗達成)ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
- 2013年3月横浜市青葉区に「すし銚子丸」あざみ野店を開設(チェーン店舗数80店舗達成)
- 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場
- 2014年11月株式会社オール・エフとの事業譲受契約により、「江戸前すし百萬石」幸町店等の事業を譲受(注6)
- 2015年8月千葉県松戸市に「すし銚子丸」松戸岩瀬店を開設(チェーン店舗数90店舗達成)
- 2019年4月進化型姉妹ブランド店の第1号店として千葉市美浜区に「すし銚子丸 雅」イオンスタイル幕張ベイパーク店を開設
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQスタンダードからスタンダード市場に移行
- 2024年3月インバウンド・観光客をターゲットにした都市型コンセプト店の第1号店として東京都江東区に「鮨Yasuke by 銚子丸」豊洲千客万来店を開設
- 2024年3月米国寿司市場における新たな価値創造を目的に、ロイヤルホールディングス株式会社、双日株式会社との3社合弁会社SUSHI-TEN USA Inc.社をカリフォルニア州に設立
- 2024年7月立ち食い形式のカジュアルブランドの第1号店として東京都北区に「Standing 鮨 Bar Yasuke」エキュート赤羽みなみ店を開設
- 2026年2月「職人の技術」と「現代テクノロジー」を融合させた都心型ハイブリッド店舗の第1号店として東京都新宿区に「すし銚子丸 Shinjuku」新宿サブナード店を開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存業態の磨き上げと商品力向上
すし銚子丸の強みである職人が握る寿司、本まぐろ、光物、目利き、おもてなしの舞台を強化し、新鮮・高品質・安全・安定供給・お値打ち感を追求する。小ロット良質商材の仕入れやサステナブルな原料調達基盤も構築する。
- 02
出店戦略と既存店改装
未展開エリア(特に神奈川地区)への出店強化と都心型店舗モデル確立、既存店の席数増加・作業性向上・省力化改装を計画的に実施。不採算店舗の退店や好立地へのリロケーションで利益体質を強化する。
- 03
DX戦略によるオペレーション効率化
タッチパネルフルオーダー化でデータを集積し、商品施策やサービス改善、無駄のない食材管理を実現。縁アプリの顧客データを活用した販促とロイヤル顧客化、AI活用による接客品質向上を図る。
- 04
人財戦略:採用・育成・リテンション
採用・育成・リテンションの3テーマで優秀な人財を確保。成長戦略に合わせた人員採用、配転教育、キャリアデベロップメントプログラム、新しい評価制度を導入。女性活躍推進も進める。
- 05
米国での海外事業展開
ロイヤルホールディングス、双日との合弁で米国子会社SUSHI-TEN USA Inc.を設立。2025年12月の1号店出店後、多店舗展開可能な成功モデルを早期に確立する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 11期分
グループ全体で514人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は523万円で、10期前と比べて+16.3%。平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は10.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | — | — | — | 462 | — |
| 2017年5月 | — | — | — | 456 | — |
| 2018年5月 | — | — | — | 473 | — |
| 2019年5月 | 450 | 42.0 | 7.9 | 495 | — |
| 2020年5月 | 436 | 42.8 | 8.4 | 511 | — |
| 2021年5月 | 461 | 43.1 | 9.2 | 482 | — |
| 2022年5月 | 461 | 43.3 | 9.8 | 465 | — |
| 2023年5月 | 468 | 43.5 | 10.1 | 468 | — |
| 2024年5月 | 500 | 43.1 | 10.3 | 491 | — |
| 2025年2月 | 521 | 43.7 | 10.5 | 511 | 215 |
| 2026年2月 | 523 | 44.3 | 10.9 | 514 | 311 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外SUSHI-TEN USA Inc.米国 カリフォルニア州議決権33.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は237億円、営業利益は16億円。前期と比べると増収増益で、売上が+36.2%、利益が+45.5%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 241億円 | 237億円 |
| 営業利益 | 12億円 | 16億円 |
| 純利益 | 8億円 | 10億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は63億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.2%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 54 | 5 | 9.3 | 3 |
| 2023年4Q | 51 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 52 | 6 | 11.5 | 4 |
| 2024年2Q | 50 | 3 | 6.0 | 2 |
| 2024年3Q | 56 | 5 | 8.9 | 2 |
| 2024年4Q | 56 | — | — | 3 |
| 2025年2Q | 107 | 6 | 5.6 | 3 |
| 2026年2Q | 116 | 10 | 8.6 | 5 |
| 2026年4Q | 121 | 6 | 5.0 | 5 |
| 2027年1Q | 63 | 8 | 12.7 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年5月期からの15期で、売上は179億円から237億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は6.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 179 | — | 9 | — | 4 |
| 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場 | |||||
| 2013年5月 | 180 | — | 10 | — | 6 |
| 2014年5月 | 183 | — | 12 | — | 6 |
| 千葉県松戸市に「すし銚子丸」松戸岩瀬店を開設(チェーン店舗数90店舗達成) | |||||
| 2015年5月 | 191 | — | 11 | — | 6 |
| 2016年5月 | 197 | — | 10 | — | 5 |
| 2017年5月 | 195 | — | 10 | — | 5 |
| 2018年5月 | 188 | — | 6 | — | 3 |
| 進化型姉妹ブランド店の第1号店として千葉市美浜区に「すし銚子丸 雅」イオンスタイル幕張ベイパーク店を開設 | |||||
| 2019年5月 | 193 | — | 10 | — | 5 |
| 2020年5月 | 181 | — | 1 | — | −1 |
| 2021年5月 | 178 | — | 9 | — | 4 |
| 2022年5月 | 170 | — | 17 | — | 11 |
| 2023年5月 | 193 | — | 8 | — | 6 |
| インバウンド・観光客をターゲットにした都市型コンセプト店の第1号店として東京都江東区に「鮨Yasuke by 銚子丸」豊洲千客万来店を開設 | |||||
| 2024年5月 | 214 | — | 17 | — | 11 |
| 2025年2月 | 174 | 11 | 11 | 6.3 | 6 |
| 「職人の技術」と「現代テクノロジー」を融合させた都心型ハイブリッド店舗の第1号店として東京都新宿区に「すし銚子丸 Shinjuku」新宿サブナード店を開設 | |||||
| 2026年2月 | 237 | 16 | 16 | 6.8 | 10 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高237億円のうち、営業利益として残るのは16億円で6.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.1%95億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.2%126億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.8%16億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2026年2月期は営業CFが21億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは8億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は44億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 8 | −3 | −2 | 5 | 35 |
| 2013年5月 | 7 | −2 | −1 | 5 | 38 |
| 2014年5月 | 12 | −3 | −1 | 9 | 46 |
| 2015年5月 | 13 | −5 | −1 | 8 | 53 |
| 2016年5月 | 7 | −4 | −9 | 3 | 47 |
| 2017年5月 | 9 | −2 | −2 | 7 | 51 |
| 2018年5月 | 5 | −2 | 0 | 3 | 54 |
| 2019年5月 | 12 | −5 | −1 | 7 | 60 |
| 2020年5月 | −5 | −6 | −1 | −11 | 48 |
| 2021年5月 | 11 | −1 | 28 | 10 | 86 |
| 2022年5月 | 14 | −6 | −30 | 8 | 64 |
| 2023年5月 | 4 | −10 | 0 | −6 | 58 |
| 2024年5月 | 24 | −18 | −1 | 6 | 62 |
| 2025年2月 | 6 | −10 | −18 | −4 | 40 |
| 2026年2月 | 21 | −13 | −4 | 8 | 44 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2026年2月期の総資産は122億円。このうち返さなくてよい自己資本が88億円で、自己資本比率は71.9%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 74 | 43 | 31 | 58.4 |
| 2013年5月 | 78 | 48 | 30 | 61.6 |
| 2014年5月 | 83 | 54 | 29 | 64.2 |
| 2015年5月 | 93 | 59 | 34 | 63.3 |
| 2016年5月 | 89 | 56 | 33 | 62.9 |
| 2017年5月 | 90 | 60 | 30 | 66.6 |
| 2018年5月 | 90 | 62 | 28 | 68.6 |
| 2019年5月 | 100 | 67 | 33 | 66.8 |
| 2020年5月 | 88 | 65 | 23 | 74.5 |
| 2021年5月 | 127 | 69 | 58 | 54.3 |
| 2022年5月 | 110 | 79 | 31 | 71.7 |
| 2023年5月 | 114 | 84 | 30 | 73.2 |
| 2024年5月 | 128 | 93 | 35 | 72.3 |
| 2025年2月 | 108 | 79 | 29 | 72.6 |
| 2026年2月 | 122 | 88 | 34 | 71.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中10位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中258位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,642で、1年前と比べて+6.9%。過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.4倍 |
| PER (会社予想) | 26.1倍 |
| PBR | 2.26倍 |
| 配当利回り | 0.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1693円で、直近の値動きは7月28日に1747円の高値を付けた後、8月に入って徐々に下落しています。8月17日には1695円、8月18日には1693円と小幅な動きです。移動平均線は25日線が1706.16円で、株価はこの線を下回っており、短期的な弱気シグナルが出ています。一方、75日線(1646.12円)と200日線(1602.05円)は株価の下にあり、中長期的には上昇トレンドが続いています。52週高値1750円からは約3.3%下落、52週安値1506円からは約12.4%上昇しています。RSIは25.45と売られ過ぎ圏にあり、反発の可能性があります。出来高は8月18日に8800株とやや増加しています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは21.07倍と業界平均40.12倍を下回りますが、予想PERが26.9倍と上昇見込みです。PBRは2.33倍と業界平均2.94倍を下回りますが、1倍を超えています。配当利回りは0.89%と業界平均12.73%を大幅に下回り、ROEは12.1%とまずまずです。割高感はありませんが、配当利回りの低さがマイナス要因です。業界平均の配当利回りは異常に高いため、単純比較は注意が必要です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.4倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 26.1倍 | — |
| PBR | 2.26倍 | 2.44倍 |
| ROE | 12.1% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
回転寿司業界の競争激化の中で、既存店の売上と出店戦略が焦点です。強気派は、ブランド力と店舗網を活かした集客力を評価し、外食需要の回復で業績拡大を期待します。弱気派は、他チェーンとの価格競争や、人件費・食材費の上昇が利益を圧迫すると懸念します。業績は増収基調ですが、利益率の改善が課題となっています。
- ブランド力
首都圏で知名度が高く、集客力につながっている
- 外食需要の回復
景気回復で外食市場が拡大し、売上が伸びる可能性がある
- テイクアウト需要
コロナ禍で定着したテイクアウト販売が収益を下支えする
- 純利益6億→10億円と66%増、最終益が拡大通年影響中
純利益10億円は前期比+4億円、増益率66.7%と高成長
- 営業利益11億→16億円、利益率6.75%へ改善通年影響中
営業利益16億円は前期比+5億円、売上高237億円で利益率6.75%
- 売上高が174億→237億円と36%増、客数回復通年影響中
売上高237億円は前期比+63億円、増収率36%
- ROE12.1%と高い資本生産性継続影響弱
ROE12.1%は自己資本利益率が高く、株主資本を効率的に活用
- 競争激化
同業大手との価格競争で客単価が低下するリスクがある
- コスト上昇
人件費や食材費の高騰が利益率を圧迫する
- 出店余地の減少
首都圏での出店余地が限られ、成長が鈍化する可能性がある
- 予想PER27倍は実績21.09倍から急上昇、来期減益決算発表後影響強
予想PER27倍は実績PER21.09倍を大きく上回り、来期利益の減少を織り込む
- PBR2.33倍と高値圏、株価が純資産を大きく超過継続影響中
PBR2.33倍は時価総額246億円に対し純資産約106億円、バリュエーション懸念
- 配当利回り0.88%と低く、株主への還元が薄い継続影響弱
配当利回り0.88%は低水準で、利回り投資家の買いが入りにくい
- 外国人持株比率0.84%とほぼゼロ、海外需要なし継続影響弱
外国人保有0.84%は極端に低く、海外投資家の参入余地が小さい
- 既存店売上高
- 既存店の伸びがチェーンの集客力と業績を反映する
- 客単価
- 客単価の動向は価格戦略と競争環境を反映する
- 店舗数・出店計画
- 出店ペースが今後の成長の原資となり、収益拡大につながる
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から+16.7%。いまの株価に対する利回りは0.91%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年5月 | 6 | — | 17.9 |
| 2018年5月 | 6 | 0.0 | 26.8 |
| 2019年5月 | 6 | 0.0 | 16.2 |
| 2021年5月 | 6 | 0.0 | 21.7 |
| 2022年5月 | 6 | 0.0 | 7.8 |
| 2023年5月 | 12 | 100.0 | 29.4 |
| 2024年5月 | 12 | 0.0 | 15.3 |
| 2025年2月 | 12 | 0.0 | 28.0 |
| 2026年2月 | 14 | 16.7 | 17.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ8,954人。区分でいちばん多いのは個人・その他で71.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.4%を占め、残る72.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 70.9 | 71.0 | 70.8 | 70.1 | 71.7 | 71.5 |
| 事業法人 | 27.3 | 27.3 | 27.3 | 27.3 | 27.3 | 27.4 |
| 自己株式 | 5.6 | 5.6 | 5.6 | 5.5 | 14.0 | 13.8 |
| 外国法人 | 1.3 | 0.8 | 0.8 | 1.8 | 0.6 | 0.8 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.9 | 1.1 | 0.7 | 0.4 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | — | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社オール・エム | 27.00 |
| 02 | 堀地 かなえ | 19.36 |
| 03 | 堀地 元 | 1.78 |
| 04 | 堀地 篤人 | 1.05 |
| 05 | 銚子丸社員持株会 | 1.00 |
| 06 | BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH - PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 0.34 |
| 07 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 0.19 |
| 08 | 石田 満 | 0.19 |
| 09 | 阿部 豊一 | 0.15 |
| 10 | BARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED (常任代理人 バークレイズ証券株式会社) | 0.10 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−46%、1株純資産は15期で−53%。直近期のROEは12.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 150 | 1,498 | 10.4 | 14.8 | 18.0 |
| 2013年5月 | 190 | 1,661 | 12.0 | 16.2 | 14.2 |
| 2014年5月 | 209 | 1,843 | 11.9 | 15.3 | 12.9 |
| 2015年5月 | 221 | 2,037 | 11.4 | 18.2 | 12.2 |
| 2016年5月 | 183 | 2,054 | 8.9 | 22.7 | 16.4 |
| 2017年5月 | 168 | 2,192 | 7.9 | 26.1 | 17.9 |
| 2018年5月 | 22 | 455 | 5.0 | 48.3 | 26.8 |
| 2019年5月 | 37 | 487 | 7.9 | 31.4 | 16.2 |
| 2020年5月 | −7 | 476 | −1.4 | — | — |
| 2021年5月 | 28 | 503 | 5.6 | 38.9 | 21.7 |
| 2022年5月 | 77 | 574 | 14.3 | 14.4 | 7.8 |
| 2023年5月 | 41 | 609 | 6.9 | 29.2 | 29.4 |
| 2024年5月 | 78 | 676 | 12.2 | 24.2 | 15.3 |
| 2025年2月 | 43 | 628 | 6.8 | 35.2 | 28.0 |
| 2026年2月 | 81 | 698 | 12.1 | 20.1 | 17.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 石井憲 | 取締役社長(代表取締役) | 60 | 2,600 |
| 堀地かなえ | 取締役 | 48 | 2,811,000 |
| 柴野智政 | 取締役 | 55 | — |
| 齋藤正淑 | 取締役 | 58 | — |
| 永井俊秀 | 取締役(監査等委員) | 70 | — |
| 登三樹夫 | 取締役(監査等委員) | 60 | — |
| 粟谷しのぶ | 取締役(監査等委員) | 46 | — |
| 守屋達雄 | 取締役(監査等委員) | 74 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 97 | 6 | 103 | 26 |
| 社外取締役 | 5 | 23 | — | 23 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容151字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,419字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,133字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,553字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-28
- 半期報告書半期報告書-第49期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第48期(2024/05/16-2025/02/28)2025-05-30
- 半期報告書半期報告書-第48期(2024/05/16-2025/02/28)2024-12-27
- 有価証券報告書有価証券報告書-第47期(2023/05/16-2024/05/15)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第3四半期(2023/11/16-2024/02/15)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第2四半期(2023/08/16-2023/11/15)2023-12-28
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第1四半期(2023/05/16-2023/08/15)2023-09-28
- 有価証券報告書有価証券報告書-第46期(2022/05/16-2023/05/15)2023-08-07
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第3四半期(2022/11/16-2023/02/15)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第2四半期(令和4年8月16日-令和4年11月15日)2022-12-28
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第1四半期(令和4年5月16日-令和4年8月15日)2022-09-29
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業